イオン・キャノン

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イオン・キャノンは銀河内乱における軍事的主導権争いに使用された最も重要な兵器である。宇宙での戦いにおいて、貨物に損害を与えずに敵の宇宙船を航行不能にすることは、帝国軍にとっても、同盟軍にとっても、極めて有益な作戦だったのだ。帝国軍は敵艦を無傷で拿捕し、生存者を尋問することができるため、このような兵器を重宝していた。対照的に反乱軍は帝国軍の艦船から迅速に武器、医療品、装備品などの物資を手に入れるためにイオン・キャノンを使用していたのだ。反乱軍で活躍している数隻のネビュロンBエスコート・フリゲートも帝国軍から丸ごと手に入れたものである。反乱軍のYウィングやBウィングも敵戦闘機を航行不能にするため、イオン・キャノンを搭載している。 巨大なイオン・キャノン砲塔は大型宇宙船上で最もよく見られる兵器である。標準的なインペリアル・スター・デストロイヤーは60基のボーステル社製 NK-7砲塔を搭載しており、一方でモン・カラマリ・クルーザーは機種によって異なるが、概ね20基前後のアーメック社製SW-7イオン・キャノンを搭載している。また、初代デス・スターには実に2,500基ものイオン・キャノンが配備されていた。 最も大型かつ高価なイオン・キャノンは、ホスで使用されたKDY社製v-150プラネット・ディフェンダーのような惑星配置型イオン・キャノンである。プラネット・ディフェンダーはパーマサイトの殻で保護されており、地下およそ40メートルの位置に埋められた巨大な反応炉からエネルギーを供給されている。このキャノンは低軌道にまで到達する強力なイオン・パルスを発射し、大型艦船を航行不能にすることができるのだ。 このキャノンは基盤を回転させることもできるが、起動後に定位置まで動かすには数分の時間を要する。そのため、軌道上にいるスター・デストロイヤーなどの比較的静止状態に近い標的に対して最も有効である。敵艦を照準に捉える際にはテレスコープ付きの複合コンピュータと長距離センサーを使用するが、プラネット・ディフェンダーを効率的に運用するには27人の操作要員が必要となる。また、イオン・キャノンは惑星シールドや侵略軍を撃退するためのターボレーザーなどと同期させることもできる。しかし、イオン・キャノンは発射可能な範囲が限られており、1基のキャノンでは数百平方キロメートル程度の防衛が限界である。また、連続発射にも限界があり、最大でも6秒間に1回しか発射することができない。

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