ARMORED CORE for Answer

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ARMORED CORE for Answer - (2010/07/04 (日) 22:44:18) のソース

<p><strong>ARMORED CORE for Answer</strong>(アーマード・コア フォーアンサー)</p>
<p>・プロローグ~企業連シナリオ:part38-108~111,113~115,302,303</p>
<p>・<span class="mw-headline">ORCA旅団シナリオ:</span>part41-208,209</p>
<p>・虐殺ルート:part45-132~134</p>
<hr /><dl><dt>108 :<a href="mailto:sage"><strong>ARMORED CORE for
ANSWER</strong>◆Wt.9gmqyiA</a>:2008/04/10(木) 12:50:45 ID:Sdalp1aA0</dt>
<dd>戯れに書いてみたプロローグ部分。<br />
開始時点で既にめちゃくちゃに絡み合ってる上にグダグダな状況が、<br />
アーマードコアの話によくある救いの見えなさだなと再認識してしまった。<br /><br /><br />
国家解体戦争から数十年を経た、近未来。<br />
リンクス戦争(アーマードコア4参照)により、地上には汚染と言う名の爪痕が深く刻まれ、<br />
空気は澱み、大地は荒れ果て、海は濁り、清浄だったはずの地表は荒廃の一途を辿っていた。<br />
支配者たる企業はリンクス戦争後も利権争いを辞める事無く、ネクストACによるコジマ汚染を<br />
地表へと広げ、大地を汚し尽くした。<br /><br />
そして、企業は遂に汚れ切った地表を見限り、新たな生活空間を空に求める。<br />
高度7000mの高空を漂う居住プラットホーム、クレイドル。<br />
人類の過半は未だ汚染の及ばぬ空へと移り住み、地上は資源基地と、それを巡った<br />
企業たちの争いの舞台に成り果てていた。<br /><br />
ここにおいて企業たちは気付く。<br />
リンクス戦争、国家解体戦争、その両方において戦局を大きく変えたネクストは、<br />
たった一人の個人が運用するには余りに過ぎた力であると。<br />
そしてその代替品とすべく、大多数の凡人によって制御される、代替容易な<br />
巨大兵器、アームズフォート(AF)を開発した。<br />
更にネクストを駆るリンクスを「管理機構カラード」によって統括しようと考えた。<br />
企業社会においてのリンクス、圧倒的戦闘能力を持った個人と言う存在の企業社会への<br />
危険性を前戦争から学んだとは言え、戦力としてネクストACは非常に魅力的である。<br />
それと同時に、ネクストなしでネクストを相手にする事への恐怖が存在した事もあり、<br />
各企業はリンクスの占有権を放棄し、これを共同で管理する方式を取る事にしたのであった。<br /><br />
しかし、この共同管理も既に絵空事に過ぎず、企業社会の平和と秩序を維持すべく作られた<br />
「企業連」は既に政治力に優れたオーメル・グループの意向を伝えるだけの傀儡と化している。<br />
企業専属とも言えるリンクスたちを抱え込んだ企業は、飽きる事無く争いを繰り返すばかり。<br /><br />
更に、その企業支配を批判する自由都市「ラインアーク」も来るもの拒まずの考えにより、<br />
企業の支配権争いに敗れた輩が流入したことによって腐敗。<br />
圧倒的な貧困と急激な人口増加により、掲げた理想は既に何の役にも立たず、<br />
自らが擁する最高クラスのネクスト戦力「ホワイト・グリント」を傭兵とする事で資金を<br />
調達すると言う状況に陥っている。<br /><br />
先の見えない争いが延々と続く混迷の時代。その渦中に、一人のリンクスが降り立つ。<br />
三大企業グループの一つ、インテリオル・ユニオンにおいて最高の戦力と呼ばれた女性リンクスに<br />
見出された彼がラインアーク襲撃の任務を請け負う所から、この物語は始まっていく。<br /><br /></dd>
<dt>109 :<a href="mailto:sage"><strong>ARMORED CORE for
ANSWER</strong>◆l1l6Ur354A</a>:2008/04/10(木) 12:57:26 ID:Sdalp1aA0</dt>
<dd>ああああ、トリップ完全に間違えた、済みませんです。<br /><br /></dd>
<dt>110 :<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>:2008/04/10(木)
13:04:08 ID:v2YLfC5PO</dt>
<dd>戯れに書いてみたってことはこれで終わり?<br /><br /></dd>
<dt>111 :<a href="mailto:sage"><strong>ARMORED CORE for
ANSWER</strong>◆l1l6Ur354A</a>:2008/04/10(木) 13:09:48 ID:Sdalp1aA0</dt>
<dd>再プレイしながら書き上げていくつもりです。<br />
マルチエンディングなので三周しないと駄目なんで。<br /><br /></dd>
<dt>113 :<a href="mailto:sage"><strong>ARMORED CORE for
ANSWER</strong>◆l1l6Ur354A</a>:2008/04/10(木) 23:04:06 ID:Sdalp1aA0</dt>
<dd>とりあえず本格的に分岐する直前となるチャプター2、終了までを<br /><br /><br />
Chapter1 ラインアーク襲撃~アームズフォート スピリット・オブ・マザーウィル撃破<br />
リンクスとしての初陣、己の試金石でもあるミッション。<br />
ラインアークに展開する敵ノーマルACを排除し、殲滅すべく彼は動き出す。<br />
カラードに登録した新たなリンクスの力がどの程度なのかを、企業連としても確かめたいのであろう。<br />
とは言え、初めからラインアーク最強の防衛戦力であるホワイト・グリントにぶつけるつもりはない。<br />
ホワイト・グリントが作戦行動中の隙を突き、守備部隊を全滅させ、攻撃的な態度を保つ<br />
ラインアークに対して脅しを掛ける。それが企業の狙いであった。<br /><br />
彼は見事にそれをやり遂げた。<br />
MTとノーマル如き、圧倒的な機動力と防御力を持つネクストの相手ではない。<br />
ある程度は使えるか、という評価を得たのだろうか、ここから傭兵としての活動が本格的に始まる。<br />
持ち込まれる依頼は、多岐に渡る。拠点型AF撃破、施設防衛部隊排除、建造中のAF破壊。<br />
着々と依頼をこなし、評価を上げていく「彼」の元へ、ある時、毛色の違う依頼が舞い込んできた。<br />
三大企業の一つ、オーメルからの注目を受けるこのミッションを成功させれば、<br />
傭兵として躍進出来るのは間違いない。<br />
多少の危険を侵す事も覚悟の上と考えたのだろうか、彼はその依頼を躊躇いなく引き受けた。<br /><br />
オーメル・サイエンスからの依頼の内容、それはBFF社の主力アームズフォート、<br />
スピリット・オブ・マザーウィルの破壊である。<br />
全高600m、全長2700mの巨重の制圧範囲は半径100kmにも及び、その主砲はネクストに対して<br />
致命傷を与えるに十分な威力を持つ、現存するアームズフォートでは最強の一角を担う物であった。<br />
SoM攻略のために提案された作戦は、時速2000kmを叩き出す外付け型推進装置、VOBによる強襲。<br />
懐に飛び込んだ後に衝撃の伝播しやすい砲台を叩き、内側から自壊させる。<br />
遠距離での主砲、近距離での機関砲やミサイルの弾幕を掻い潜って肉薄した彼は、<br />
狂気の産物としか思えぬほどに巨大な鉄の獣を、遂に屈服せしめた。<br />
マザーウィルの中央構造体が内部に伝播した衝撃の負荷に耐えかね、裂けていく。<br />
お前も一端になってきたな、と言うオペレータの賛辞を心地良く受けながら、その様を眺める彼。<br />
企業の誰もが注目したミッションは大成功の内に終わった。<br /><br />
彼への評価は、変わっていく。<br />
新参の傭兵、ノーマル程度の相手が関の山でしかないという低い評価から、<br />
高い能力を持ったネクスト戦力であるという評価へと。<br />
カラードも、ラインアークも、次第に彼を重要視し始めたのだ。<br />
そして、闇に隠れた第三勢力も、また。<br /><br /></dd>
<dt>114 :<a href="mailto:sage"><strong>ARMORED CORE for
ANSWER</strong>◆l1l6Ur354A</a>:2008/04/10(木) 23:05:51 ID:Sdalp1aA0</dt>
<dd>Chapter2 ラインアーク攻防戦<br />
彼の元に集う依頼は、徐々にその重要度を増していく。<br />
管理機構カラードに所属していない、不明ネクストの撃破。<br />
全長7kmにも及ぶ巨大AFに侵入して動力炉を破壊し、撃破する。<br />
巨大なブレードによる体当たりを仕掛けてくる、新型AFの排除。<br />
ラインアークの命綱とも言える電源施設、メガリスの防衛。<br />
その全てを着実にこなす彼の評価は、上がり続けるばかりであった。<br />
傭兵としての日々を過ごす彼の元に、転機とも思える依頼があった。<br />
企業連とラインアークの双方から相反する依頼が飛び込んできたのである。<br /><br />
企業連の依頼は、ラインアーク最高の戦力であるカラードランク9、ホワイト・グリントの排除。<br />
カラード最高ランクであるオッツダルヴァと共にこれを撃破して欲しい、というものであった。<br />
ランク9と言えど、それは政治的な配慮ゆえであり、実際はそれよりも遥かに強力なネクストである。<br />
戦力的には唯一の拠り所であるホワイト・グリントを失えば、ラインアークの抵抗の意思は崩れ去る。<br />
企業連は膠着する状況に苛立ち、ラインアークに対して剥き出しの悪意をぶつけるに至ったのだ。<br /><br />
ラインアークより寄せられたのは、企業連のネクストを迎撃して欲しいとの依頼だった。<br />
ホワイト・グリントという強力な切り札はあれど、本気となった企業連を相手にするには心許ない。<br />
だからこそ、もう一枚のジョーカーを用意したい。それが貴方なのだ、と――<br /><br /><br />
Chapter2-A ホワイト・グリント撃破<br />
企業連の依頼に従い、ホワイト・グリントを排除すべくラインアークに向かった彼とオッツダルヴァ。<br />
ホワイト・グリントのオペレータはフィオナ・イェルネフェルト。<br />
かのリンクス戦争の英雄、アナトリアの傭兵のオペレータを努めた女性でもあった。<br />
ホワイト・グリントのリンクスが「アナトリアの傭兵」だとすれば、苦戦は避けられない。<br />
しかし、カラードのトップランカーとの協同であり、二対一と言う状況だ。<br />
毒舌家であるオッツダルヴァに「お前は空気で構わんがな」等と暴言を吐かれつつも、彼はホワイト・グリントを追い詰めていく。<br />
しかし、ホワイト・グリントの放った銃弾が急所に命中でもしたのだろうか、<br />
オッツダルヴァの乗機であるステイシスのメインブースタが機能不全に陥った。<br />
「メインブースタがイカれただと!狙ったか、ホワイト・グリント!よりによって水上で……<br />
 クッ、ダメだ、飛べん!……浸水だと!馬鹿な、これが私の最後と言うか!認めん、認められるか、こんな事!」<br />
海上でのブースタの損傷により、水没していくステイシスの中でオッツダルヴァが叫ぶ。<br />
最高クラスのネクストとの単独戦闘の危険性に、オペレータが思わず呟く。<br />
「馬鹿な、単機でやれと言うのか……」<br />
しかしそれまでのダメージもあってか、単機でホワイト・グリントとの戦闘を続行した彼は辛くも敵機を撃破するのであった。<br /><br /><br /></dd>
<dt>115 :<a href="mailto:sage"><strong>ARMORED CORE for
ANSWER</strong>◆l1l6Ur354A</a>:2008/04/10(木) 23:09:35 ID:Sdalp1aA0</dt>
<dd>Chapter2-B ラインアーク防衛<br />
ラインアークの依頼を受けた彼は、ホワイト・グリントと共にラインアークの警備の任に付く。<br />
刺客の名はランク1、オッツダルヴァ。そしてランク17、フラジールを駆るCUBE。<br />
「政治屋ども、リベルタリア気取りも今日までだな。貴様らには水底が似合いだ」<br />
皮肉るような口調で言うオッツダルヴァ。<br />
そして、カラードとラインアーク、双方の最高のリンクスたちによる激戦が幕を開けた。<br /><br />
ステイシスとホワイト・グリントは激戦の中で共に倒れ、彼に討たれたCUBEも海中に没する。<br />
クレイドルで最も優れたリンクス達の戦いは、ただ一人…彼だけが生き残って終わる。<br />
「これでラインアークは終わりかもしれません…」ホワイト・グリントのオペレータが呟く。<br />
しかし、ラインアークの子飼いでない彼には、それほど関係のない話なのであった。<br /><br /><br />
彼がどちらの道を選んだにせよ、大筋は変わらない。<br />
最高のネクストたちの戦闘の渦中で、彼一人が生き残った。<br />
その事が、彼に対する注目を更に集めさせる。<br />
そして、ラインアークは最高の戦力を失った事で張子の虎となり、瓦解していく。<br /><br />
彼に目を付けた勢力は、すでにラインアークだけにとどまらない。<br />
その中に、とある反動勢力があった。<br />
旧レイレナードの精神を受け継ぐ逆関節ネクストを駆る、反動勢力の長。<br />
その名を、マクシミリアン・テルミドールと言う。<br /><br />
Chapter2-3 幕間 テルミドールとその懐刀、メルツェルの会話<br />
――ホワイトグリントは戦闘不能。ステイシスは海中に没し、オッツダルヴァは生死不明、か。<br />
  やり過ぎだな、メルツェル。<br /><br />
――よく言う、誰が手間を掛けさせたのか。<br /><br />
――すまんな、完璧主義者なんだ。<br /><br />
――…まあいい、これでやっと、最初に戻ったんだ。時期もある、クローズ・プランを開始しよう。<br /><br />
――その事だが……少しだけ待てないか?<br /><br />
――パートナー、か。<br /><br />
――ああ、強いだけの阿呆でもないようだ。試すだけの価値はあるだろう。<br />
  状況は既に手遅れだが、同時に緩慢だ。今更、焦るほどの事もあるまいよ。<br /><br /></dd>
</dl><dl><dt>302 :<a href="mailto:sage"><strong>ARMORED CORE for
ANSWER</strong>◆l1l6Ur354A</a>:2008/04/24(木) 20:22:44 ID:nUUJ8abI0</dt>
<dd>レッドリング発動したせいで遅くなってしまった<br />
とりあえず企業ルート<br /><br />
chapter3 統治企業連合ルート<br />
ラインアークの戦闘によって名声を得た彼に寄せられる依頼は、更に多種多様になっていく。<br />
その中に一つ、毛色の違う組織からの依頼があった。<br />
その依頼主の名は、ORCA旅団と言う。クレイドル体制をよしとしない反動勢力だ。<br />
クレイドルのエネルギーを賄うアルテリア施設の破壊を求めるORCA旅団の依頼。<br />
しかし、彼がそれを請ける事はなかった。<br />
ラインアークに引導を渡すなど、重要な依頼が増えたというのにそんなものに手を出している暇はない。<br />
そしてアルテリア施設破壊の依頼が書類の中に埋もれ、忘れ去られた頃。<br />
反動勢力ORCA旅団は企業連合、そしてクレイドルに住む人類たちに向けて牙を剥く。<br />
クレイドルを賄う膨大なエネルギーを生み出すアルテリア施設に、複数のネクストによる同時奇襲攻撃を仕掛ける、と言うのだ。<br />
その情報は信憑性には疑問が残るものの、場所が場所、クレイドルの屋台骨と言えるアルテリアである。<br />
彼の元に、アルテリア施設防衛の依頼が来るのも無理はないといえた。<br />
結果から言って、アルテリア施設の防衛には成功。襲撃を行ったネクストをローゼンタール社のネクスト、<br />
ノブリス・オブリージュとともに破壊する事が出来た。<br />
しかし、その他のアルテリア施設への襲撃は、多くはORCA旅団の勝利に終わり、<br />
クレイドルは拠って立つエネルギー基盤を大きく揺るがされたのである。<br />
そして、その襲撃の直後――ORCA旅団長、マクシミリアン・テルミドールの名でごく短い声明が世界に発信される。<br /><br />
To Nobles welcome to the earth.<br /><br />
それは清浄な空に暮らす特権階級を、汚染された地表へ引き摺り下ろすと言う意思を込めた、痛烈な皮肉であった。<br />
企業連合は安穏とした戦争を放り出し、狂気の反動勢力に対しての対応を余儀なくされる。<br />
その意図が何処にあるのかは、一リンクスでしかない己には分からないがカラード所属のリンクスとして、<br />
彼も対ORCAとの戦闘に駆り出されていく事となったのである。<br /><br />
chapter4<br />
ORCA旅団の正体は依然として不明。しかし、リンクス戦争において旧レイレナードが開発した衛星破壊砲、<br />
エーレンベルクを擁している事からその正体はレイレナードの亡霊ではないか、と考える者も幾人か存在した。<br />
しかし、推測は推測。致命的な敗北は免れている物の、ORCA優位に進んでいる現在の戦況において、<br />
そんなものは何の役にも立ちはしない。<br />
そんな中、ORCA旅団の本隊が旧グローバル・アーマメンツ本社、BIGBOXに集結しているとの報が入った。<br />
カラードはこれにランク3、ウィン・D・ファンションが駆るレイテルパラッシュを差し向ける。<br />
彼もそのパートナーとして随行する事となった。企業は、ORCAの息の根をこれで止めるつもりでいた。<br /><br />
BIGBOXにおいての決戦でORCA旅団の参報的役割を果たしていたメルツェルは倒れる。<br />
最後に残したのは、「最早私も無用」、そして「人類に、黄金の時代を」という言葉。<br />
マクシミリアンの姿は――ない。メルツェルを囮に、彼は企業との密約を結んでいたのだ。<br /><br />
企業はORCAを黙認する。そして、ORCAは企業首脳の生命を安堵し、彼らの過去を秘匿する。<br />
ORCAは打算家たちの性質を知悉していたのである。自らが安全ならば、全てを賭ける必要はない。<br />
破壊からの復興は新たな富を生み出す土壌、経済成長の礎となるのだから。<br />
この密約により企業、そしてカラードはORCAへの不干渉を貫く構えとなっていた。<br />
ORCAの前に立ち塞がる者は、最早存在しなかった。<br />
クレイドルで眠る無辜の人々を犠牲とする事を拒んだウィン・D・ファンションと、<br />
そのパートナーである彼を除いて。<br /><br /></dd>
<dt>303 :<a href="mailto:sage"><strong>ARMORED CORE for
ANSWER</strong>◆l1l6Ur354A</a>:2008/04/24(木) 20:25:45 ID:nUUJ8abI0</dt>
<dd>Last mission アルテリア・クラニアム防衛<br />
世界最大のアルテリア、クラニアムを失えば、クレイドルは地上に落ちる。<br />
多くの弱い人々は、汚染された地上に生きられない。<br />
それを知ってORCAを黙認する企業に従う事を、ウィン・Dの矜持は許さなかった。<br />
そして、ビッグボックスにおいて共に戦った彼に協力を求めた。個人として。<br />
彼もまた、それを受け入れる。クラニアムを襲撃するORCAのリンクスを始末し、クレイドルを守るために。<br /><br />
クラニアム中枢へ向かう最中、ウィン・Dが言葉を漏らす。<br />
「貴方には、感謝している。嬉しかったよ」、と。ただ一人で立ち向かう事も、覚悟していたのだろう。<br />
しかし、賛同する者がいた。それが嬉しかったのだ、と。言葉を飾らないウィン・Dらしい言葉だ。<br />
直後、彼らはクラニアム中枢へとたどり着く。<br />
待ち受けていたのはマクシミリアン・テルミドール――ORCA旅団の長であった。<br />
「お前たち、やはり、腐っては生きられぬか」<br />
己の命を守るために罪なき人々を見捨てる企業とは違い、立ち向かってくるリンクスにテルミドールが呟いた。<br /><br />
戦いは、結果的にウィン・Dとパートナーの勝利に終わった。<br />
「心しておけ、お前たちの惰弱な発想が、人類を壊死させるのだと…」<br />
クラニアムはコジマ粒子をエネルギー源としている。このままクレイドルが飛び続ければ、徐々に汚染は清浄な空をも侵す。<br />
「人類」を生かすために、多くの弱い人々を犠牲にする。それがテルミドールの考え。<br />
「人類など、どこにもいないさ……オッツダルヴァ」<br />
死の間際にいるであろうテルミドール=オッツダルヴァに向け、ウィン・Dがそう言葉を返した。<br />
個を切り捨てられないウィン・Dにとっては、個人の生命を踏みにじるORCAは受け入れ難かったのだろう。<br /><br />
無干渉を貫いた企業は、ORCAを討ち果たした二人のリンクスに煌びやかな賛辞で報いると、<br />
その残滓を追い立て、統治者の威厳を知らしめていく。<br />
「尊い平和は守られた」。彼らは、そう宣言した。<br />
クレイドルは、今も悠然と空を飛び続けている。全てを忘れられる、幸せな人々を乗せて。<br /><br /><br />
これが企業連ルート、後二つもその内に<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
<dt>208 :<a href="mailto:sage"><strong>ACfA◇l1l6Ur354A</strong></a>:2008/09/05(金) 04:47:37
ID:jO/GSoFe0</dt>
<dd>ARMORED CORE for Answerの企業編のみだったのでORCA編<br /><br />
途中までは企業編とほぼ一緒<br />
分かれ目はホワイトグリントとの戦闘後にORCAからの依頼を受けること<br />
依頼の内容は主要アルテリア施設である、アルテリア・ウルナの破壊であった。<br /><br />
人類の過半が住まうクレイドルであるが、<br />
そのよって立つエネルギー基盤であるアルテリア施設が破壊させることは現世界の崩壊を意味する。<br />
当然のことながらORCAに与するということは、世界をそれを支配する企業国家を相手にするということである。<br />
主人公はウルナの破壊に成功しORCAと行動を共にすることとなる。<br />
ORCAのメンバーはカラードにいたもの等も含めて様々であるが、中心に存在するのはリンクス戦争当時のリンクス。<br />
その中でも特筆すべきなのが旧レイレナード所属の人間達であり、まさにレイレナードの亡霊である。<br /><br />
国家解体戦争以前、国家間の争いの激化の果てに致命的な兵器アサルトセルが開発された。<br />
それは、地球と宇宙空間を閉ざす、無差別に攻撃を仕掛ける自立飛行兵器であった。<br />
(実際にミッション内で攻撃を受けることが出来るがダメージ0<br />
色々と突っ込みどころの設定であるが突っ込まないように)<br />
その結果、地球は閉ざされ宇宙への開拓は無くなった。テルミドールは言う。「それが我等の咎」だと<br />
そして、再び人類の宇宙開拓を目指したのがレイレナードの提唱したクローズプランであり、現ORCAの存在理由である。<br /><br />
ORCA旅団はクローズプランを開始する。主要アルテリア施設の同時強襲である。<br />
主人公はアルテリア・カーパルス襲撃を行うこととなる。<br />
結果としてそのほとんどは成功し、クレイドルはそのよって立つエネルギー基盤を失うこととなり、<br />
人々はそのおぼつかない足元にはじめて気づいたかのように恐怖するのであった。<br /><br /></dd>
<dt>209 :<a href="mailto:sage"><strong>ACfA◇l1l6Ur354A</strong></a>:2008/09/05(金) 04:48:23
ID:jO/GSoFe0</dt>
<dd>物語は終盤へと突入する。<br />
ORCA旅団にとって作戦の最重要施設である衛星掃射砲が企業連側に攻撃を受けるのである。<br />
この衛星掃射砲を使用しアサルトセルを殲滅することで初めて宇宙開拓への一歩となる。<br />
(前作で登場したエーレンベルク砲であるが、この小型衛星掃射砲三門がレイレナードのものであるか<br />
全てオーメルの思惑通りなのかはいまいち理解にかける。保管してくれると助かる)<br />
主人公はガチリンとともに敵ネクスト級2体とAF級1体を撃滅し衛星掃射砲守備に成功する。<br /><br />
企業連は最終的な切り札として最強のAF、アンサラーを実戦配備する。<br />
全身コジマ兵器の巨大な塊で信じられないことに浮遊型である。その影響は凄まじいもので<br />
大地には致命的なコジマ汚染を撒き散らし、ゲーム機本体にはフリーズを連発させユーザーを悪夢のどん底えと追いやった。<br />
それも撃破し、もはやORCAに敵は無くなり、最後のミッション、アルテリア・クラニアム襲撃へと物語りは進む<br /><br />
クラニアムには企業連とは独自に動いていたレイテルパラッシュとマイブリスのネクスト級2体が待ち構えている。<br />
これは企業連ルートの主人公がマイブリスになったと考えればよい。<br />
ここで驚くべきはハードにおいてテルミドール=オッツダルヴァが企業連側として主人公と敵対することである。<br />
このことについてはもはや脳内保管するしか方法の無い状態である。<br />
これまでのシリーズを考えればテルミドールは元々企業側の人間でイレギュラーな主人公を狩ることが目的だったのであろうか<br />
ともかく主人公は全てのネクストを粉砕しアルテリアのエネルギーを使用することで衛星掃射砲のエネルギーを確保し<br />
人類の宇宙開拓への道を回復させることでクローズプランを成功させる。<br /><br />
これでORCA編完<br /><br />
疑問としてはやはりオーメルサイエンステクノロジーの暗躍である。<br />
それにしても想像の範囲を超えないわけではあるがそのあたりは脳内保管することで良しとして欲しい<br />
それがシリーズを通して、ゲームの完成なのだから...<br /><br /><hr /></dd>
</dl><dl><dt>132 :<a href="mailto:sage"><strong>ACfA</strong></a>:2009/04/05(日) 01:47:29
ID:UtDk4K0s0</dt>
<dd>虐殺ルート:ストーリー分岐は共通からORCAルートに分岐直後<br /><br /><br />
ORCA旅団による全面攻勢が開始された直後、カーパルスより帰還した「首輪付きのリンクス」に一通の依頼文が届く。<br />
依頼主はORCAのメンバーにして、『最も過激な反企業集団』として知られる武装勢力リリアナのリーダーでもあるオールドキング。<br />
依頼内容は、クレイドル03の破壊。<br /><br />
クレイドル03は五機の「クレイドル」によって構成され、その総人口は一億を超える。これを全て破壊するというのだ。<br />
ORCAのやり方を手ぬるいと批判する彼は、リンクスに語りかける。<br />
――革命など、結局は殺すしかないのさ。だろう?<br />
そして彼はオールドキングと共に03へ向かう。破壊と殺戮のために。<br /><br />
クレイドル03から帰還後も、彼はオールドキングと行動を共にする。<br />
オペレーターであり師でもある「彼女」も、人類のために汚名を被り、クレイドルを止めようとしたORCAも、<br />
クレイドル自体を――その住民ごと――攻撃するような彼らを見捨ててしまったからだ。<br /><br />
その二人に、三大企業グループの一つ、インテリオル・ユニオンから依頼が舞い込む。<br />
依頼内容は三大企業の残る二つ、GAとオーメルに再奪取されたアルテリア・カーパルスの占拠。<br />
敵戦力の情報無し。ミッションプラン無し。そしてそれを詫びるかのような高額な報酬と、<br />
「このミッションは、人々の安全と世界の安定の要なのです」と語るインテリオルオペレーターに送り出され、二人はカーパルスを目指す。<br /><br /></dd>
<dt>133 :<a href="mailto:sage"><strong>ACfA</strong></a>:2009/04/05(日) 01:51:14
ID:UtDk4K0s0</dt>
<dd>アルテリア・カーパルスには――予想通りの光景が待っていた。<br />
カラードランク4。ローディのフィードバック<br />
カラードランク3。ウィン・D・ファンションのレイテルパラッシュ<br />
カラードランク2。リリウム・ウォルコットのアンビエント<br />
カラードランク1。オッツダルヴァ/マクシミリアン・テルミドールのステイシス<br />
ネクストに対して最も有効な戦力は「より強力なネクスト」。企業連は保有する最強戦力をもって二人を倒そうというのだ。<br /><br />
決戦の直前、クレイドル撃墜に怒りを表す傭兵達に、オールドキングは嗤いながら答える。<br />
――選んで殺すのが、そんなに上等かね?<br />
そして戦いが始まる。<br /><br /><br />
現存する最強のリンクス達の戦いは、五人の死者と一人の勝者を残して終る。<br />
相棒であるオールドキングすら失った彼は、たった一人、カーパルスを後にした。<br /><br />
「この後、たった一人のリンクスにより、クレイドルは深刻な出血を強いられる」<br />
「人類種の天敵とすら呼ばれた彼は、史上最も多くの人命を奪った個人でもある」<br /><br /></dd>
<dt>134 :<a href="mailto:sage"><strong>ACfA</strong></a>:2009/04/05(日) 01:57:20
ID:UtDk4K0s0</dt>
<dd>以上で「虐殺ルート」「人類種の天敵ルート」と呼ばれるシナリオは終了<br />
中途半端な終わりに見えるかもしれないが、「この後~」のナレーションが言われた後、<br />
エンディングムービー無しにスタッフロールへ直行。本当にこれだけで終る<br /><br />
それとORCAルートのエンディングだが、重要なところが無い気がするのでそこのエンディングのナレーションの最後を置いておきます<br />
今回はエンディングで、しっかりと後日談を語っていたと思う<br /><br />
「人類は、その数を大きく減らしながら、宇宙というフロンティアを手に入れる」<br />
「正のエネルギー。成長と野心と、新しい戦争の時代だ」<br /><br /></dd>
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