少年忍者サスケ

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少年忍者サスケ - (2013/07/02 (火) 20:00:26) のソース

<p><strong>少年忍者サスケ<br />
当Wiki連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-468~471</strong></p>
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<p>468 :名無しさん:2013/06/24(月) 18:32:26 ID:??? 少年忍者サスケを投下<br />
未解決一覧にあったスーパーファミコンのゲーム。時代劇だよくにおくんを思わせる横スクロールアクション。難易度高い。<br />
ゲームは全編ひらがなですが、読み辛いので漢字にした。<br />
 </p>
<p>469 :少年忍者サスケ:2013/06/24(月) 18:33:17 ID:???<br />
 昔々、ある所にとてつもなくでっかい城があったとさ。<br />
 その城には、ごくごく平凡な、殿様と姫様が住んでおったそうな。<br />
 頭は悪いが、心の優しい二人だったそうな。<br />
 二人はこの城で、仲良く暮らしていたとさ。<br />
 そんなある日…。<br />
 <br /><br />
「うっしゃっしゃっしゃっしゃ! 姫は頂いて行くぜ!」<br />
「だ、だっ、誰かおらぬかーっ、だれかーっ! うきゃーっ!」<br />
(のヮのという顔だったお姫様が、TヮTという顔になる)<br />
 …城はもぬけの殻だった。<br />
「ひ、姫が…がっくし」<br />
(ドクロ仮面の忍者に姫が攫われていく。一人残った殿様が、遠くの山に何か光るのを見た。)<br />
「ん? なんじゃ、ありゃ」<br />
(誰かがカッコよく飛んできて、城の床に突き刺さった。)<br />
「………」<br />
(何事もなかったように突き刺さった男は立ち上がり、殿様の前に出る。)<br />
「誰だ、お前」<br />
「まあ、そう心配するな。俺は正義の忍者だからよ。 事情は全部知ってるぜ!! 俺に任せろ」<br />
「知ってるなら、もっとはやくこぬか」<br />
「………ま、まぁとにかく、助けに行ってくるぜ! なんたって”正義の忍者”だからな」<br />
「いってらっしゃーい。期待しないで待っておるぞー!!」</p>
<p><br />
(城下町を雑魚忍者を蹴散らしながら進む、すると一体の緑色の忍者が行く手を塞ぐ。)<br />
「姫は頂いたぜ!」<br />
「なんだ、てめえは!?」<br />
「人は俺をこう呼ぶ。”かたいざこ”と…」<br />
(本当に体力だけは高い雑魚忍者を時間をかけて倒す)<br />
「畜生”いろがえ”だと思って馬鹿にしやがって、覚えてろよ!」</p>
<p><br />
(雑魚を蹴散らし先に進む、サスケ。またも緑色の忍者が行く手を塞ぐ)<br />
「またあったな! こんどこそ、俺の”ぱわふる”で”ぐれーと”なすらいでいんぐをお見舞いするぜ!!」<br />
(依然と動きが変わっている、だが倒す)<br />
「がはははは、またやられちまったぜ。へっ…」</p>
<p><br />
(敵を蹴散らしお屋敷の中に入ってくる)<br />
「俺はそんじょそこらの”いろがえぼす”とは違うぜ! 切り刻んでくれるわ!!」<br />
(黒い侍。ジャンプ攻撃を多用してくる)<br />
「う、ううう。しょせん、俺はただの”いろがえぼす”。しくしくしく……」</p>
<p><br />
(屋敷を抜け、道を進み、城へと入るサウケ)<br />
「わしの可愛い人形たち。あの、くそ忍者を八つ裂きにしてちょーっ!」<br />
(リモコンを持った敵。たくさんのからくり人形が降ってきて、こちらに向かって移動してくる。無視して本人を倒す)<br />
「自爆装置稼働」<br />
(爆発する敵とからくり、触れるとダメージ)</p>
<p><br />
470 :少年忍者サスケ:2013/06/24(月) 18:34:01 ID:???<br />
(カラクリ屋敷の中を進むサスケ。二刀流の男が立ちはだかる)<br />
「拙者”やぎう”と申す。そなたの腕前、噂に聞いております。いざ、勝負!!」<br />
(連続で切ったり、刀をなげたり、波動を打ったりする強敵を何とか倒す)<br />
「うおーっ!! なっとくいかーん!!」</p>
<p><br />
(やぎうを倒し奥に進む。部屋の中央におたふく顔の男と、隅に顔を伏せ倒れた姫様がいた)<br />
「わちが悪の”おおぼす”だしー。”やみのそしき”を操る真の親玉ってわけよー」<br />
(高笑いする男を一撃で倒す、美人なお姫様が立ち上がる)<br />
「あんたが姫か、助けに来たぜ!」(くうーっ! らっきーだぜっ。俺にも春が来たか?)<br />
「あ、ありがとうございます。…と、言いたいところだが。うっそっぴょーん! ぐぁっはっはっはっ、ばーか!!」<br />
(お姫様の頭から大きな手が生える、どうやら妖怪のようだ。驚くサスケ)<br />
「お前にこんないい女は、もったいないぜ!」<br />
「かぁーっ! なめんじゃねーぞ! たたっころしてくれるわぁ!!」<br />
「その威勢もいつまで続くかな? 殺されるのはお前の方だぁっ! ゆくぞっ!!」<br />
(空を飛び、こちらを岩に変える術で攻撃してくる妖怪。なんとか倒す)<br />
「ふ、ふふ……、ここには姫なんかいないぜ。今頃はもう、墓の下に…ごふっ!!」</p>
<p><br />
(城を飛びだし、敵を蹴散らし、墓のある所の廃寺に入るサスケ)<br />
「たすけちくりー、たすけちくりー」<br />
(あほ顔のお姫様が天井にロープで縛られて吊り下げられ、ぶらぶら揺れている。)<br />
「まぢ? …あのーお姫さまでしょうか? ひょっとして…」<br />
「ひょっとしなくてもそうらろらー。たすけちくりー」<br />
「人生って、世の中って、そんなものなのね…」<br />
(仏像を破壊し、大柄な僧が飛びおりてくる)<br />
「ぐぁっはっはっは! 姫は渡さんぞ!!」<br />
「だれや? あんた」<br />
「姫を返してほしくば、このわしを倒すことだなっ!」<br />
「いらねーよ、そんなもん!」<br />
「そうはいかんだろう。頼まれているんだから」<br />
「知ったことかよ!」<br />
「お前それでも”せいぎのみかた”かーっ!!」<br />
「てめーがいうな」<br />
「わしだっていらんぞ、こんな”ちんちくりん”!」<br />
「じゃあ、さらうなよっ!」<br />
「さらったのはわしじゃねーっ!」<br />
「話してないで、とっととたすけちくりー!」<br />
「へーへー」</p>
<p><br />
471 :少年忍者サスケ:2013/06/24(月) 18:34:42 ID:???<br />
(棒を振りまわす僧を倒し、お姫様の縄を解いて床に下ろす)<br />
「たすかったろー。ありがろー」<br />
「へーへー」<br />
「ずずず。ごしごし」<br />
(自分の垂れた鼻水を袖で拭く、お姫様)<br />
「しくしく」<br />
(サスケは気落ちして、床に伏せた)<br />
「あっ! そうらー。たいへんらー、たいへんなのらーっ」<br />
「なにっ?」<br />
「ばかとのが、うちのしろにむかっているらしいろらー。ばかとのがー」<br />
(走り回るお姫様)<br />
「馬鹿はお前だ。いつまでも暴れてんじゃねーっ! よしっ! いそぐぞ!」</p>
<p><br />
(お城の中でおたふく顔のバカ殿が、縄で縛られたお殿様を鞭で叩いていた。)<br />
「うらうら、お前はわちにとってじゃまなのだー」<br />
「ひー、たすけてくれー」<br />
(黒い影が降り立つ)<br />
「はっはっはっはっはっ」<br />
「だれだ!?」<br />
「山が海が呼んでいる、悪があるぞと呼んでいる。日本という名のこの国に闇を切り裂く影一つ。嵐の少年忍者!! さすけ!! またの名を”みちのくばすたー”見参」<br />
(ポーズを決めるサスケ)<br />
「な、なに―――っ!?」<br />
「貴様の悪事、全て見届けた! 観念しろいっ!!」<br />
「けっ、しゃらくせいっ。わちの正体をみせてやるー! じゃーん!」<br />
(バカ殿が大柄な鎧武者に変身した)<br />
「げろげろっ! しょっくでけー!!」<br />
(高い体力にレーザー光線、誘導ミサイル、範囲の広いパンチなどほか多彩な攻撃を持つ最強の敵。さすけは倒し、カッコつける)<br />
「ふっ、おわったか」<br />
(そこに姫様が『やばそう→』と付けられた巨大な爆弾を持って来て、投げつけた)<br />
「やっつけるら―――――」<br />
(大爆発)</p>
<p><br />
スタッフロール。</p>
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 楽しい音楽に崩れたお城。<br />
 真っ黒こげの殿さまとサスケとお姫様。<br />
 殿さまは泣き、サスケは呆れ顔、お姫様だけが鼻水をたらしながら元気に走り回っている。<br />
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