アンリミテッド:サガ

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アンリミテッド:サガ - (2020/02/23 (日) 22:09:03) のソース

<p><strong>アンリミテッド:サガ</strong><br />
&gt;&gt;1-798~801、&gt;&gt;3-71~72、&gt;&gt;6-87・89・92・94~97・114~115・148~151・197~199・259~261、&gt;&gt;11-459~464・497~503・516~523・566~567・569~570・572~574・586~595</p>
<hr />
<dl>
<dt><a>798</a>名前:<strong><a href="mailto:sage"><font size="+0">アンサガ キャッシュ編1</font></a></strong>投稿日:03/11/2723:02ID:/XoqVUCc</dt>
<dd>メイン登場キャラクター<br />
・キャッシュ(32歳): 騎士の名門バーガンディ家の3兄弟の長男<br />
・レオン(22歳): バーガンディ家の三男・神殿騎士<br />
・マクシミリアン・バーガンディ: バーガンティ家現当主・騎士団守旧派の重鎮<br />
・アイドル・ジーン・ムーア: 騎士団改革派の旗手<br />
<br />
<a id="a799" name="a799"></a></dd>
<dt><a>799</a>名前:<strong><a href="mailto:sage"><font size="+0">アンサガ キャッシュ編2</font></a></strong>投稿日:03/11/2723:05ID:/XoqVUCc</dt>
<dd><br />
過去に栄華を究めた『黄金時代』の知識を騎士団が独占し、<br />
騎士団内にも派閥がある現状に疑問を抱くキャッシュ。<br />
黄金時代の知識を一般に広める為、<br />
そしてうっかりはめてしまった為に自分の腕から外れなくなった黄金時代の遺物であるガントレット<br />
(15分毎に異世界での戦いに誘い込まれる呪われた品・しかし戦いが行われている事はキャッシュにしか分からない)<br />
の謎を解く為、騎士を辞め、家からは勘当されて旅に出る。<br />
そんな彼にレオンは、勘当されても兄は兄だと言い、旅に出るキャッシュを見送る。<br />
そして自身は神殿騎士としての勤めに戻って行った。<br />
<br />
実はレオンは、騎士団を改革しようとするジーンを利用し、<br />
とある野望を実現させようとしている策士であった。<br />
遺物を持つ兄さえも利用し、実の父の命をも狙うが、これはキャッシュに阻止される。<br />
しかしそれもレオンの計画の一環だったのだ。<br />
<br />
<a id="a800" name="a800"></a></dd>
<dt><a>800</a>名前:<strong><a href="mailto:sage"><font size="+0">アンサガ キャッシュ編3</font></a></strong>投稿日:03/11/2723:06ID:/XoqVUCc</dt>
<dd>レオンは自らの野望の為ジーンをそそのかす。<br />
ジーンは騎士団の改革を推し進める為、未知の力を秘める黄金時代の建造物である七大脅威の一つ、「神船の錨」の征服を目論む。<br />
それを知ったキャッシュもまた、神船の錨へと向かうのだが、この時はまだ弟の目的には気付いていなかった。<br />
<br />
神船の錨の最深部で、キャッシュはレオンの真の目的を知る。<br />
レオンの目的…それは、七大脅威の力を手にし、世界全体を影から操る闇の王朝を打ち立てる事であった。<br />
「弟は兄を超える権利がある」「兄は弟を護る義務がある」<br />
そう会話を交し、力の一部と融合して兄を殺そうと襲いかかるレオンだったが、キャッシュはこれを退ける。<br />
しかし、レオンは混沌の支配者カオス・ルーラーに飲み込まれる。<br />
<br />
カオス・ルーラーを倒すとEDへ。キャッシュはレオンとジーンを連れ出し、冒険の旅へ出る。<br />
「怪しい物には触るなよ」と言いながら、自分は物凄く怪しい鉄仮面を被ってしまい、<br />
これがまたもや外れなくなる。そしてコントのオチの様に画面が暗転して「END」<br />
<br />
<a id="a801" name="a801"></a></dd>
<dt><a>801</a>名前:<strong><a href="mailto:sage"><font size="+0">アンサガ キャッシュ編補足</font></a></strong>投稿日:03/11/2723:07ID:/XoqVUCc</dt>
<dd>ちなみにガントレットの戦いを全て制覇した場合は違うルート(ガントレットの謎を解明する)になる。<br />
実はガントレットは装備したものを強制的に戦いへと誘い、<br />
その戦いで得た経験や力を取り込んで利用する為に、黄金時代に利用されていた実験物だったのだ。<br />
そして神船の錨はその為の実験施設である。<br />
それが分かるだけで、他の経過辺りは全く同じ。<br />
<br />
分かり難くてスマソ。まとめるのって難しいな…。説明不足の所があるかも。<br />
ちなみにサガらしく、カオス・ルーラーの必然性も説明もゲーム中は一切無し。<br />
簡単にまとめると<br />
「呪われちゃったし、騎士団の派閥とやり方が気に食わないので騎士辞めました。<br />
そしたら弟がアイドルを利用して世界征服企んでたので倒してやりました。<br />
改心した弟とアイドル連れて、大好きな冒険に出て終わり」で終わってしまうのだが。<br />
 </dd>
<dt><a>71</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">03/12/3016:52ID:t6B5ds8i</font></dt>
<dd>アンサガ<br />
<br />
チャパ族の村では雨が降らずみんな困っていますた<br />
村長さんは、久々に雨乞いでもやろうさぁと言いますた<br />
その昔、困った人を助けたチャパ族は、その人から<br />
雨乞いの儀式を教えてもらったのですた チャパ族は偉いのです<br />
儀式にはいくつかのアイテムが必要なのですが<br />
長い間やっていなかったためだか知りませんがそれらの<br />
アイテムがどっかへ逝ってしまっていますた 村長さんは<br />
村の若い衆から4人選んで、みんなでアイテムを探してくれさぁと<br />
言いますた そんなわけでアイテム探しに出たチャパ族の一人、<br />
アーミックがこのゲームの主人公です<br />
<br />
アーミックは村長さんから石盤をもらっていますた この石盤に<br />
儀式に必要なアイテムが書かれているのです 結局長い間<br />
情報を保存しておくにはこういう原始的な方法の方が有効なのですた<br />
現代の情報処理技術に対するけーしょーを表わしているのです<br />
でもアーミックはその石盤を読むことができませんですた その<br />
石盤はかなり特殊な言葉で書かれていますた 普通の人には読めません<br />
アーミックが困っていると、魔法屋をやっているユンという人が<br />
それに興味を持ちますた 彼は昔は結構な魔法使いだったので<br />
その石盤を解読してみようと言ってくれますた 世の中には<br />
いい人がいます<br />
<br />
<a id="a72" name="a72"></a></dd>
<dt><a>72</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">03/12/3016:54ID:t6B5ds8i</font></dt>
<dd>そしていろんな仲間に協力してもらいつつ各地を冒険しているうちに<br />
ユンさんがだんだんと石盤を解読していき、アーミックに必要な<br />
アイテムのある場所を教えてくれますた アーミックは樹海で手に入る<br />
雷神のカナトコ、マグマ洞窟で手に入る戦神の旗、ヴァフトーム鉱山で<br />
手に入る美神の鏡、壁画洞窟で手に入る巨神の鎖のうち3つを手に入れますた<br />
そして最後のアイテムを手に入れるべく、アーミックはさまよえる島:アヴァロンに<br />
向かいますた ここは7大驚異と言われる、昔に作られた遺跡です<br />
島なのに海の上をぷかぷか漂っています それは船かなんかとちゃうかと<br />
思われますがたどりつける人がほとんどいないためなんとも言えません<br />
<br />
そしてアイテムが全てそろった時、ユンさんが現れますた ユンさんは<br />
アーミックに、アイテムを渡し、雨乞いの術の力を独占させろと強要しますた<br />
ユンさんは石盤の解読をするうちに儀式の理論を知りますた その<br />
力は悪用すれば世界を支配できるほど強力なもので、かつて魔法の<br />
研究のために多くの犠牲者を出した彼の醜い本性を復活させるのに<br />
十分なものですた<br />
アーミックはユンさんの要求を拒みますたがユンさんは不完全ながら<br />
術の力を引き出しアーミックに襲いかかりますた 術の完成には<br />
アイテムの他にチャパ族の力が必要だったからです<br />
<br />
しかしアーミックの力が勝り、ユンさんは正気に戻りますた 自分の行いを反省し、<br />
アーミックに謝るユンさんをアーミックはあっさり許すのですた<br />
<br />
そして村に戻り、雨乞いの儀式を成功させたアーミックは<br />
また家族とのんびり暮らしますたとさ めでたしめでたし<br />
 </dd>
<dt><a>87</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0210:41ID:QjiZyYFy</font></dt>
<dd>ルビィ編は設定や世界観がわからないと、なんだかよくわからないうちにエンディングを迎えます。<br />
まずストーリーに関わるこの世界の伝説などを説明します。<br />
<br />
○七大驚異<br />
黄金時代の建造物。建造目的など詳しいことはほとんどわかっていない。<br />
一方で七大驚異にはすばらしい力が眠っていると考える人もいる。「七大驚異の全ての力を解放したとき、再び黄金時代が訪れる。」とのうわさ。<br />
もちろん7つある。ファロスの地下迷宮、神のテーブル、神船の錨、ナクルの地上絵、さまよえる島、二つの月の神殿、空中庭園の7つ。<br />
<br />
○黄金時代<br />
数千年前、文明の発展で人類有頂天の時期。<br />
<br />
○「終末の日」<br />
簡単に言うと、悪いやつらがでてきて、黄金時代崩壊。<br />
世界は絶望と混沌に包まれてしまった。<br />
<br />
 </dd>
<dt><a>89</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ 伝説の人物</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0210:52ID:QjiZyYFy</font></dt>
<dd>○イスカンダール<br />
約千年前、「終末の日」であたふたしている人類の救世主的な存在。<br />
数々の偉業を成し遂げるが突如、歴史上から姿を消してしまう。今となっては本当にいたのかどうかもわからない、まさに伝説の人。<br />
<br />
○リース・トーレス<br />
イスカンダールの仲間の有名な大魔道士。</dd>
</dl>
<dl>
<dd>ルビィ編では名前が出てくる程度で、ストーリーにそれほど関わりはない。<br />
<br />
○アリス・アンブローシア<br />
イスカンダールの仲間の魔女。</dd>
</dl>
<dl>
<dd>凄腕の魔道士だったらしく、イスカンダールの偉業に協力していたらしい。<br />
 </dd>
<dt><a>92</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">ルビィ編 主な登場人物</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0211:14ID:QjiZyYFy</font></dt>
<dd>○ルビィ(17) <br />
ラークバーンの高名な占い師サファイアの妹。<br />
本人も占い師だが、かなり適当な性格で占いの腕も相当あやしい。「占いなんてしょせん気休め」がモットー。<br />
<br />
○ヒロユキ(18) <br />
ルビィとサファイアの幼なじみ。<br />
普段は家の手伝い(詳細不明)をやっているらしい。押しが弱く、ルビィにとってはいいパシリ。<br />
<br />
○サファイア(23)<br />
ルビィの姉。腕のいい占い師で有名。<br />
ルビィとは違い落ち着いた大人っぽい女性。ルビィとは幼い頃から二人で苦楽を共にしてきた。<br />
<br />
イスカンダール(?)<br />
見た目は四十くらいのおっさん。<br />
その不思議な言動は伝説の英雄「イスカンダール」を思わせるが・・・?(この世界でイスカンダールという名は珍しくありません。)<br />
<br />
ジーンムーア(18)<br />
騎士団改革派のリーダー的存在。</dd>
</dl>
<dl>
<dd>美人で騎士団じゃ人気者。非常にまじめで一途、信念は決して曲げない性格。<br />
七大驚異征服を強く主張。<br />
 </dd>
<dt><a>94</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0211:32ID:QjiZyYFy</font></dt>
<dd>ラークバーン、美しい湖に囲まれた町。<br />
この町の名物ともいえる占い館「水晶宮」には毎日多くの人が訪れます。<br />
遠方からはるばる訪ねてくる人も少なくありません。<br />
<br />
ある日、騎士団のお偉いさんらしい人が水晶宮にやってきました。<br />
いつもの通り占いを始めるサファイア。しかし、どうも様子がおかしいようです。占い終わったかと思うと、サファイアは突然倒れこんでしまいました。<br />
驚いた騎士団の人はその場からとっとと立ち去ってしまいました。<br />
異変に気づいた妹のルビィと、ヒロユキがその場に駆けつけます。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ルビィ(以下略ル)「サファイア姉さん!」<br />
ヒロユキ(以下略ヒ)「サファイアさん!」<br />
サファイア(以下略サ)(・・・死・・・すべての死・・・)</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
なにやら嫌な予感がします。<br />
<br />
<a id="a95" name="a95"></a></dd>
<dt><a>95</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.2</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0212:13ID:QjiZyYFy</font></dt>
<dd>翌日、意識は取り戻したものの占いがうまくいかないサファイア。これは死活問題です。<br />
仕方なく占い師としては未熟なルビィが代わりを買って出ました。<br />
ル「占いなんて適当に気休め言っておけばいいんだから私でも大丈夫よ。」<br />
インチキはヤバイと説得を試みるヒロユキを無視してルビィは占いを始めます。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
評判の占い館には今日もお客さんがいっぱいです。<br />
持ち前の適当さでガンガン適当に占いをこなしていくルビィ。<br />
だんだん疲れてきたので、そろそろ閉店にしようかと思っていたそのとき、一人のおばちゃんが血相変えて入ってきました。<br />
おばちゃん(以下略お)「すいません、どうしても今日占ってほしいんです!」<br />
聞いたところ、ネコのミーちゃんがもう三日も帰ってこないのだそうです。<br />
ルビィ「あはは、ネコですか。じゃあ占いましょうか。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ちなみにルビィは適当に答えてるというわけでなく、ルビィなりにきちんと占っています。<br />
ルビィとサファイアの占いはまず占いから複数のキーワードを割り出し、そこから結果を導き出すというスタイルです<br />
ルビィもキーワードは正しいのですが、結果の求め方が適当なのです。<br />
ル「大丈夫です。ミーちゃんはもうすぐ帰ってきますよ。」<br />
お「本当ですか!ありがとうございます!」<br />
<br />
ネコだからといって、あんな気休めはどうかと心配なヒロユキ。さすがのルビィも少し不安に。<br />
ル「行くわよ、ヒロユキ!」<br />
ヒ「行くって、どこへ?」<br />
ル「猫捜しによ!わたしたちが見つければ占いどおりでしょう。」<br />
ヒ「何だよそれは?占いじゃネエじゃんよ。」<br />
ツッコミも気にせず、ルビィはヒロユキを連れて猫探しにでかけます。<br />
<br />
占いから出た「水」と「地下」というキーワードをもとに近くにある古井戸の中へ。<br />
中はちょっとした迷路のようになっていて、奥には古いけど頑丈そうな扉が。<br />
中からネコの声が聞こえます。どうやら狭い穴から中に入り込み出られなくなったようです。<br />
偶然拾った鍵で扉を開けると、ミーちゃんの姿が。ミーちゃんは外に逃げていきました。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ヒ「あっ、逃げた!」<br />
ル「いいのよ。これで占った通りになるわ。」<br />
ムリヤリ占い通りにできて満足そうなルビィでした。<br />
<br />
<a id="a96" name="a96"></a></dd>
<dt><a>96</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.3</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0212:49ID:QjiZyYFy</font></dt>
<dd>さてその次の日、ネコの一件で気をよくしたルビィ。今日もやる気満々です。<br />
ル「私の占いの才能もなかなかのものよ。姉さんより稼げちゃったりして。」<br />
ヒ「ダメだこりゃ。完全に調子に乗ってるよ。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
昨日と同じく適当な占いを続けていると、そこに黒衣に身を包んだおっさんが訪ねてきました。<br />
黒衣のおっさん(以下略黒)「探し物だ。昔、友人に贈った短剣の行方を知りたい。」<br />
ル「(・・・砂・・・光・・・滝・・・)</dd>
</dl>
<dl>
<dd>町の北に不死者の洞窟という場所があります。その奥に光砂の滝と呼ばれる場所があります。探し物はそこにあるはずです。」<br />
黒「なるほど、ありがとう。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
おっさんが出て行ったのを確認して・・・<br />
ル「ヒロユキ~、出かけるわよ~!」<br />
ヒ「出かけるってどこへ?」<br />
ルビィは家の奥からいい感じに古びた短剣を出してきました。<br />
ル「うちに昔からあるの。」<br />
ヒ「まさかそれを持って不死者の洞窟へ行くつもり?」<br />
ル「何よ。当然一人で行けとは言わないわよね、ヒロユキ?」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
押しの弱いヒロユキは断れずにいやいやながらもルビィに同行することになりました。<br />
ル「これがあんたの運命よ。」<br />
<br />
不死者の洞窟。アンデッドがうようよしている非常に危険なところです。<br />
その辺の若者が来ていいようなところではありません。<br />
とりあえず、なんとか最深部「光砂の滝」にたどりついた二人。<br />
ル「ここに短剣を置いて、っと。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
短剣を置いた途端、奥からかなり強めのアンデッドが現れました。ヤバイです。<br />
するとそこへ先ほどのおっさんが登場。<br />
黒「ふっ、こんな所でなにをしてるんだ、占い師よ。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd>襲いかかるアンデッドをあっさり倒してしまったおっさん。なにやら只者ではないようです。<br />
黒「おっ、こんな所に短剣があるじゃないか。占い通りだ、さすがだな。」<br />
そう言い残して、おっさんは短剣を持って去っていきました。</dd>
</dl>
<dl>
<dd>ル「バレちゃったかな・・・。」<br />
<br />
<a id="a97" name="a97"></a></dd>
<dt><a>97</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.4</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0213:24ID:QjiZyYFy</font></dt>
<dd>あんなことがあってもこりずに占いをつづけるルビィ。そこにまたあのおっさんが。<br />
黒「また占いを頼みたいんだが、今度は本物の占い師に占ってほしい。」<br />
やっぱりバレてたみたいです。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
というわけで、サファイアが呼び出されました。奥でおっさんと何か話しているようです。<br />
しばらくするとおっさんが出てきました。<br />
黒「おお、これを返さないと。」<br />
おっさんが取り出したのはあの短剣。<br />
黒「もともと贈ったものだからな。」<br />
意味深な言葉と短剣を残して、おっさんは去って行きました。<br />
<br />
その日の夜・・・<br />
サファイアはルビィに話があるようです。<br />
サ「ルビィ。私、あの方(黒衣のおっさん)イスカンダールさんと旅に出ることにしたの。」<br />
ル「いきなりどういうこと。」<br />
サ「詳しいわけは話せないんだけど・・・。」<br />
ル「最近、姉さん調子が悪いもんね。その関係?」<br />
サ「そんなところね。」<br />
やはり姉が心配なのか、それとも単に興味本位か、ルビィも同行を申し出ます。<br />
ルビィ一人を残して行くのも不安なサファイア姉さん。連れて行くことにします。<br />
<br />
翌朝、旅の支度を整えた姉妹のもとにヒロユキがやって来ました。<br />
店をたたんで旅に出かけることを告げるルビィ。<br />
ル「ヒロユキはどうする?」<br />
ヒ「どうするって、いきなり言われても。そんな気楽に旅に出るわけにはいかないよ。」<br />
ル「そりゃそうだね。それじゃ、これでお別れだ。」<br />
サ「長い間ありがとう、ヒロユキさん。」<br />
ヒ「えっ・・・」<br />
<br />
ヒロユキを残してルビィとサファイアはおっさんと合流。<br />
まずは森を抜けて東へ向かうようです。ヒロユキとお別れして内心せいせいしているルビィ。<br />
ところが森の入り口には見慣れた姿が。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ヒ「俺もいくよ。」<br />
ル「はあ?あんた、付いて来たいなら最初からそう言えばいいのよ。」<br />
サ「また、お願いしますね。ヒロユキさん。」<br />
イスカンダール(以下略イ)「さあ、行くぞ。」<br />
<br />
こうして、ルビィはイスカンダールを名乗る謎のおっさんとの冒険に<br />
目的もわからないまま旅立つことになったのでした。 <br />
<br />
 </dd>
<dt><a>114</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.5</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0323:01ID:Vky65qAK</font></dt>
<dd>どこを目指しているかもわからずに、ただひたすら東へと歩き続けます。<br />
行けども行けども目的地に着く様子はありません。<br />
いいかげん飽きてきたルビィはキャンプの夜にサファイアに尋ねます。<br />
旅の目的、そしてあの日の占いで何を見たのか、そもそも何を占ったのかを。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
サ「あの占いは七大驚異を征服することの吉兆を占ったの。」<br />
ル「なんで騎士団の人が、そんなお宝ねらいの冒険者みたいなことを占おうとしたんだろう。<br />
それはいいか。で、それで見えたのが、「死」だったわけ?」<br />
サ「見えたのは大勢の死。その中に自分も含まれているのだという漠然とした感覚・・・。」<br />
ル「姉さん自分の未来を見ちゃったの!そうかー。それじゃ本当なんだね。<br />
自分の未来を見てしまうと、未来を見る力が無くなってしまうってのは。」<br />
サ「恐怖ね。また自分の未来が見えてしまうかもしれない。そう思うと、読めなくなるの。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
この旅の目的は、そんなサファイア自身を占えるという人物に会いに行くことだったのです。<br />
ル「占いなら私がやってあげるのに、ってやっぱ無理かな、ははっ。」<br />
サ「ありがとう、ルビィ。あなたには私以上の力があると思うの。<br />
でも、今は無理。あなたは好奇心が強すぎて、いろんなことに捕らわれすぎるの。私が自分の未来に捕らわれて占えないのと同じ。」<br />
<br />
七大驚異に大勢の死。<br />
話が重くなっていくのをひしひしと感じるルビィでした。<br />
<br />
<a id="a115" name="a115"></a></dd>
<dt><a>115</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.6</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0323:05ID:Vky65qAK</font></dt>
<dd>険しい山道や雪道を越えて、とうとう目的地らしき村に着いたようです。<br />
イ「ここはトーレ村という。」<br />
サ「トーレ・・・まさか、リース・トーレスの?」<br />
イ「さすが察しがいいな。ここはリース・トーレスの故郷だ。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd>リース・トーレスの生家へと向かう一行。<br />
イ「ここがリースの生まれた家だ。あの頃とあまり変わっていない。」<br />
ル「さっきから見てきたように喋ってるけど、このおっさん大丈夫か?」<br />
<br />
伝説の大魔道士リース・トーレス。その子孫である人物が力になってくれるそうです。<br />
さっそく家を訪ねるルビィとサファイア。中には一人の老婆が。<br />
老婆(以下略老)「珍しいお客さんだね。二人ともなにをお悩みだい?」<br />
ル「私は別に何も。悩みがあるのは姉さんよね。」<br />
老「そうかい。あんたにも悩みがありそうだけどね。」<br />
なにやらルビィに興味を示す老婆。サファイアは自分から話を切り出します。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
サ「私、占い師をやっております。自分の未来を見てしまって、それ以来、恐怖心で読めないのです。」<br />
老「あんたは本当に恐れているのかい?」<br />
サ「えっ?」<br />
老「恐れているのはこっちの娘に見えるけどね。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
サファイアは恐れているわけではない。むしろ、本当に恐れているのはルビィの方。<br />
なんだかよくわかりませんが、それ以上は何も教えてくれません。<br />
謎かけのような老婆の言葉に途方にくれる二人。<br />
イ「まあいいさ。ナゾナゾを解きにきたわけではないからな。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
突然、イスカンダールが一つの提案を持ちかけます。<br />
イ「自分の運命に関わっているものと向き合ってみないか、サファイア。」<br />
サ「七大・・・驚異とですか?」<br />
イ「そうだ。一度その目で確かめてみるのも悪くないだろう?」<br />
ル「いいわね。行こうよ、姉さん。おもしろそうじゃん!」<br />
サ「正直、あまり気が進まないのですが・・・。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
考えていても埒があきません。<br />
姉妹は運命と向き合うために、七大驚異に挑戦することになったのでした。<br />
 </dd>
<dt><a>148</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.7</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0520:57ID:sM85rF7z</font></dt>
<dd>イ「では、ファロスの地下迷宮、神のテーブル、神船の錨、ナクルの地上絵、<br />
さまよえる島、二つの月の神殿、どこへ行く?」<br />
ル「ちょっと待って。七大驚異なのに、どうして6つなの?え~と、空中庭園は?」<br />
イ「空中庭園は空中にあって簡単には行けないからだ。」<br />
ル「なるほど、納得。」<br />
<br />
(本来どれから行くかは自由に選べますが、ここではイスカンダールが挙げた順に進むことにします。)<br />
<br />
<br />
「ファロスの地下迷宮」<br />
英雄イスカンダールが建設したといわれる古都イスカンダリア。<br />
その地下には迷宮が広がっているとウワサされますが、巨大な扉が道を閉ざしており<br />
中を見たものはほとんどいません。<br />
<br />
ル「へえ~っ、これが七大驚異。ふ~ん。」<br />
ルビィがのんきに眺めていると、いきなり後ろから男がぶつかってきました。<br />
男「どけっ!邪魔だ!」<br />
男はファロスへと走っていきました。そしてそれを追いかける騎士団の格好をした女性。<br />
ル「意外と人がいるわね。何かイベントでもやるのかしら?」<br />
イ「そんなわけないだろう。さあ、行くぞ。」<br />
<br />
なぜか開いていた扉の先は、ウワサどおりだだっ広い迷路になっていました。<br />
ただでさえややこしい迷路に加え、うまく開け閉めしなければ進めない隔壁。<br />
そしてあちこちにあるスイッチでエレベーターに動力を供給しなければなりません。<br />
やっとの思いでゴール地点らしい場所につき、何かのスイッチを押すと、<br />
どこからともなく首の無い鎧の化け物が。これを退けるとさっきのスイッチで薄暗かった地下に明かりが灯りました。どうやらこれで「ファロスの地下迷宮」クリアのようです。<br />

<br />
思っていたよりあっけなかった七大驚異に少し拍子抜けのルビィ。<br />
ル「そういえば、さっき何か拾ったな~。」<br />
不気味な光を放つ三角錐の物体。イスカンダール曰く「テトラフォース」というそうです。<br />
ルビィはそれに何らかのパワー、そしていや~な感じを覚えます。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
そこに先ほど入り口で見かけた騎士団の女性が声をかけてきました。<br />
女性(以下略ジ)「私は神殿騎士ジーン・ムーアと申します。あなたのおかげでバジル・ゲレイオス(さっきの男)が七大驚異の力を奪うのを防ぐことができました。感謝します。」<br />

ル「感謝だなんて、私は何もやってないよ。」<br />
会話を交わしていく内に、ジーンに好印象を受けたルビィはテトラフォースを譲ることに。<br />
ジ「なにか不思議なパワーを感じますね。これが七大驚異の力でしょうか?本当に頂いてよろしいのですか?」<br />
ル「いいよ。私には合わない感じだから。」<br />
ジ「あなたにイスカンダールの加護があらんことを。」<br />
テトラフォースを受け取り、礼儀正しくその場を立ち去るジーン。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
イ「私の加護など当てにしても仕方ないだろうに。」<br />
ル「だれもおっさんの話はしてないでしょう。」<br />
イ「あのテトラフォース、渡してよかったのか?あれを集めないと空中庭園へは行けないぞ。」<br />
ル「え~っ!そんな話聞いてないわよ!」<br />
後悔しても時すでに遅し。仕方なく次の七大驚異へと向かう一行でした・・・。<br />
<br />
<a id="a149" name="a149"></a></dd>
<dt><a>149</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ 騎士団について</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0520:59ID:sM85rF7z</font></dt>
<dd>騎士団についてです。<br />
<br />
騎士団はもともと英雄イスカンダールの精神を重んじて結成されたものです。<br />
この世界では騎士団というのはかなり広い規模で活動しています。<br />
本部であるイスカンダール神殿を中心に活動する神殿騎士。都市を警護する守護騎士に、地方の村を警護する辺境騎士などです。<br />
騎士団の中には立場を利用してやりたい放題な者もいます。(例 警護している街道で通行人からムリヤリ通行料をとったり)<br />
いつからか騎士団では「騎士団が世の中を支配する。」みたいな身勝手な考えが広がります。<br />
そこで正義感の人一倍強いジーンがこのままではいかんと改革派を立ち上げて、七大驚異征服を主張します。<br />
それは「イスカンダールは七大驚異から力を得ていた。」と考えられているからです。<br />
こうすることで本来のイスカンダール精神に立ちかえらせようとしたのでしょう。<br />
こうして騎士団内では、改革派と守旧派で派閥争いになってしまいました。<br />
<br />
<br />
<a id="a150" name="a150"></a></dd>
<dt><a>150</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.8</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0521:02ID:sM85rF7z</font></dt>
<dd>二つ目の七大驚異にやってきたルビィ。<br />
周りには七大驚異に眠っているといわれる力を手に入れようと、ろくでもない連中が集まっています。<br />
そいつらが言い争いなんかしているのを見て、ルビィは呆れてしまいます。<br />
<br />
「神のテーブル」<br />
巨大な柱に支えられた巨大な鏡のような板。<br />
その姿から「神のテーブル」と呼ばれるようになったこの場所には、鏡の中の世界へと続く入り口があるという言い伝えが残されています。<br />
<br />
小道に隠されたワープゾーンで上まで上がると、辺り一面まさに鏡のようです。<br />
その辺に落ちている鏡の破片に触れると、実は罠だったりモンスターだったりするので注意が必要です。<br />
ワープをつづけて進んでいくと、何の前ぶれも無くいきなり空から巨鳥が急降下して鏡に激突。<br />
派手な登場の割には弱かった鳥を倒して、「神のテーブル」クリア。<br />
<br />
やはりここにもあったテトラフォース。<br />
ル「今度はちゃ~んと持って帰らないとね。」<br />
次の七大驚異へと向かうルビィたちの陰には、なにかを狙っていたかの様なジーンの姿が・・・。<br />
<br />
<br />
「神船の錨」<br />
船の錨のような形をした建物。その向きが極星を指している事から<br />
「神々が星々を旅するための船の錨じゃなかろうか。」<br />
なんて伝説を持つなんともロマンチックな七大驚異。<br />
<br />
中には「星々の間」と呼ばれるプラネタリウムのような部屋が。そこにしるされた星座を正しくたどっていかなければなりません。<br />
道を外すと、モンスターが流れ星気取りでタックルしてくるので油断なりません。<br />
星座をたどった先に待っていたのは不気味な姿をしたアンデッド。体の自由を奪ってじわじわと生命力を削ってくる強敵でしたが、なんとかこれを撃沈。<br />
「神船の錨」クリアです。<br />
<br />
今回も忘れずにテトラフォースを持ち帰ろうとするルビィの前にジーンが現れます。<br />
ジ「それを譲って頂けませんか?」<br />
ル「え~っ!そう言われても、私も必要なんだよね~。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
七大驚異の征服のためなら命を捧げてもかまわないとまで言い張るジーンに押されて、ルビィは次は自分がもらうことを条件に、テトラフォースを渡してしまいました。<br />

<br />
<br />
<a id="a151" name="a151"></a></dd>
<dt><a>151</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.9</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0521:04ID:sM85rF7z</font></dt>
<dd>これで3つの七大驚異を征服したことになるルビィたち。<br />
それでも本来の目的、老婆の言葉の意味を理解することがどうしてもできません。<br />
久々に老婆の家を訪ねます。<br />
<br />
老「二人とも悩みは解決したかい?」<br />
まだ答えの出ないことを伝えるサファイア。<br />
すると老婆は今までとはうって変わって重い口を開きます。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
老「あんた喜んでるんだろう?自分の死まで予言できて。他人を超越した能力。世の中があんたの言葉通りに動く。あんたが予言通り死んでいく時、勝利の雄叫びを上げてるあんたが目に浮かぶよ。」<br />

サファイアの中にあったのは恐怖ではない。<br />
自分の力こそ絶対であると考えていた傲慢ともいえるほどの過信。<br />
老婆はそう指摘するのです。<br />
サ「私が自分の力に溺れていると・・・。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
動揺を隠せないサファイア。老婆の語りはルビィにも向けられます。<br />
老「あんたはどうなんだい?」<br />
ル「私!私は恐れてなんかないわよ。なんたって七大驚異を征服しちゃうんだからね。」<br />
老「それでも姉にはかなわない。」<br />
ル「そりゃ~今はね。経験をつめば姉さんみたいに・・・」<br />
老「なれるって言い切れるかい?そんな自信があるのかい?姉には追いつけない。自分には何の力も無い。<br />
それがわかってるから、いつも必要以上に大騒ぎしてるんだろう?」<br />
完璧な姉を見て育ってきたために生まれた劣等感。<br />
今まで元気を装って隠してきたそれを老婆には見抜かれていたのです。<br />
<br />
ズバリ言葉で指摘され、ルビィはたまらず泣き出してしまいます。<br />
ル「そんなこと・・・言わなくてもいいじゃない・・・。姉さんに勝てない事なんか分かってるよ・・・。<br />
私に出来ることなんか、何にも無いのもわかってるよ・・・。でも私だって一生懸命にやってるんだよ。姉さんに迷惑かけたくないもん。<br />
姉さんにルビィなんていらないなんて言われたくないもん・・・」<br />
サ「ルビィ・・・」<br />
泣きながら外に出て行ってしまうルビィ。それを追いかけるサファイア。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
イ「ばあさまも憎まれ役が大変だ。」<br />
老「時にはこういうキツイ言葉も必要なんだよ。」<br />
<br />
自分の内に秘められた弱さに改めて気づかされた二人の姉妹。<br />
これに目を背けずに正面から向き合うことで、何か得られるものがあるのでしょうか・・・。<br />
<br />
 </dd>
<dt><a>197</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.10</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0821:09ID:4GqvV/6x</font></dt>
<dd>立ち止まっていても何も変わらないし、ここまで来た以上後には引けないでしょう。<br />
ルビィとサファイアは引き続き七大驚異を目指します。<br />
<br />
<br />
「ナクルの地上絵」<br />
延々と迷路のように続く壁。<br />
上から見ると、それが一つの大きな絵になっていることがわかります。<br />
ちなみに序盤にここを選ぶとほぼハマります。<br />
<br />
自分の足でその地上絵を隅々まで歩いていくことで道が開かれていきます。<br />
巨人、蝶、渦巻、剣、そして鳥。全ての地上絵をたどると、結界が解かれ邪神が姿を現しました。<br />
なんとか倒すことに成功し、「ナクルの地上絵」をクリア。<br />
<br />
いつものようにテトラフォースを持ち帰ろうとしますが、突如現れたジーンが横取りします。<br />
ル「ちょっと!約束が違うわよ。」<br />
ジ「モンスターに七大驚異の力を渡してもよいのですか!?」<br />
ものすごい剣幕で怒鳴るジーン。強引に持っていってしまいます。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ル「あの人、ちょっと変だ。前と感じが違う。」<br />
ジーンの異様な変貌に、ルビィは不安を覚えます。<br />
<br />
<br />
「さまよえる島」<br />
通称アヴァロン。船のように海の上を勝手に移動する不思議な島。<br />
周りは常に嵐が吹き荒れ、近づくことも困難です。<br />
<br />
何とか上陸に成功。探索を続ける内に大きな穴を発見します。<br />
かなり深い所に台を確認し、なんとか引き上げられないかと再び島を探索。<br />
あちこちに設置されたあからさまなレバーを下げると、台がうまいこと引き上げられました。<br />
これに乗って下まで降りると、底には大穴の主である竜が。<br />
いつも通りやっつけて「さまよえる島」クリア。<br />
<br />
ジーンの来ない内に急いでテトラフォースを持ち帰ります。<br />
ジ「チッ、なんということ!」<br />
一足遅れたことに気づいたジーンが舌打ちをかまします。<br />
<br />
<br />
<a id="a198" name="a198"></a></dd>
<dt><a>198</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.11</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0821:26ID:4GqvV/6x</font></dt>
<dd>「二つの月の神殿」<br />
青の月ラズリアと赤の月エローゼ。(この世界には月が二つあります。)<br />
この二つの月の力を司るといわれている広大な神殿です。<br />
<br />
月光を思わせる淡い光を放つ床。<br />
財宝を守る、二つの月を象徴するかのような赤と青の竜。<br />
さすが名前のことだけある神殿です。<br />
奥にいた月と全然関係ない魔物を倒してクリア。<br />
<br />
例のごとくジーンが現れ、テトラフォースを持ち去ろうとします。<br />
ル「最後の一つ、それは渡せない。返して、ジーンさん。」<br />
ジ「私の邪魔をするのですか?世界を救うのが私の使命。それを妨げるとは、お前は悪しき者の手先に違いない。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
わけの分からないことを抜かすジーンに、ルビィも我慢限界のご様子。<br />
ル「な~に言ってるの!あんまりふざけた事言ってると、怒るわよ。」<br />
ジ「だれも私を止めることなど、出来はしない!」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
剣を抜き、切りかかるジーン。<br />
あまりの突然の出来事に身を守る暇もなく、重傷を負ったルビィはそのまま意識を失ってしまいました・・・。<br />
<br />
<br />
<a id="a199" name="a199"></a></dd>
<dt><a>199</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.12</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/0821:28ID:4GqvV/6x</font></dt>
<dd>「・・・アリス・・・アリス・アンブローシア・・・」<br />
どこからか声が聞こえます。<br />
その声で目を覚ましたかと思ったら、目の前には見知らぬ男性。<br />
全く知らない女性の姿に変わっている自分。どうやらまだ夢を見ているようです。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
「寝ぼけているのか、アリス?」<br />
夢の中の自分をアリスと呼ぶ男性。自然と言葉が出てきます。<br />
「・・・は、はい。大丈夫です、イスカンダール様。ただ、悪い夢を見たので・・・。」<br />
「夢?」<br />
「思ったように戦えずにやられてしまう、イヤな夢でした。」<br />
<br />
ル(夢?違う。今、見てるのが夢・・・。 <br />
だって私はルビィ、アリスじゃない・・・。)<br />
<br />
<br />
急に場面が変わって、今度は男性が二人、何か話しているようです。<br />
「おっ、やっと起きたのか。」<br />
「夢を見た。老けたお前が出てきたよ。」<br />
「何が夢だ、のんきな奴だ。おい、リース。何がおかしいんだ。」<br />
「いやイスカンダール、お前も年をとるんだなと思ってな。」<br />
「当たり前だ!」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ル(だれ、この人たち・・・やっぱり夢だ・・・変だもん・・・)<br />
<br />
<br />
またまた場面が変わり、次に出てきたのは少女と老人。<br />
気のせいか、その少女はルビィによく似ています。<br />
「本当にやるのか?」<br />
「止めようって言うの、イスカンダール?<br />
他の世界ではあなたは無敵。でもあなたが生まれたこの世界では、ただの老人にすぎないのよ。」<br />
「止めるつもりはない。この世界をどうするのか、それはお前たち自身が決める事だ。」<br />
<br />
ル(この子は・・・私?・・・違う・・・やっぱり・・・夢よ・・・)<br />
<br />
<br />
次に見えてきたのはヒロユキの顔。<br />
ル(ヒロユキ・・・?)<br />
ヒ「ルビィ!サファイアさん、ルビィが目を覚ました!」<br />
<br />
今度は本当に目が覚めたようです。<br />
幸い命に別状はなかったようで一安心の一同。<br />
さっきの夢は一体なんだったのか・・・。気にはなりますが、考えてもわかるわけがありません。<br />
とりあえず、今のルビィにはそれよりも大事なことがあるみたいです。<br />
どうやらサファイアも同じ気持ちのよう。<br />
老婆のもとへと急ぐ二人。長い冒険の中で、何か答えを見つけたのでしょうか?<br />
<br />
 </dd>
<dt><a>259</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.13</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/1118:37ID:hJ0lf2wg</font></dt>
<dd>老「二人とも答えは出たかい?」<br />
サ「答えと呼べるかどうかは分かりませんが。」<br />
まずサファイアが自分なりの結論を報告します。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
サ「私には占いを通して『見る』力があります。それは二つの目で世界を見ることと同じ。それ以上でもそれ以下でもない。それだけのことです。<br />
特別な力ではないのです。普通に見るように見ればよいのだと気がつきました。」<br />
ル「あれ~、私の結論と似てる。」<br />
ルビィが姉に続いて話し始めます。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ル「未来のことは分からない。分からないから不安。不安で当然。不安でいいんだ。<br />
大人になったらどうなる?年をとったらどうなる?そんなこと今考えたくない。考えたくなきゃ考えなきゃいい。<br />
大人になれば、年をとれば、嫌でも考えなきゃいけなくなる。でも、今すぐ大人にはなれないし、年もとれない。<br />
だから今は今、今の自分だけを考えて生きていればいいんだって。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
イ「二人とも吹っ切れたようだな。<br />
では、二人に占ってもらおうか。最後の七大驚異、空中庭園へ行くことの吉兆を。」<br />
サファイアはもちろん、悩みを克服したルビィも占いに挑戦します。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
イ「で、どう読んだ?」<br />
サ「言いにくいのですけれど・・・やはり世界の終わりと。」<br />
ル「私はちょっと違う。ううん続きがある感じ。<br />
終わって、また始まるの。」<br />
<br />
悩みを克服したとはいっても、やはり姉とは違う結果になった自分の占いに少し不安なルビィ。<br />
そんなルビィにヒロユキが一言。<br />
ヒ「ルビィらしくないな。堂々とインチキ占いやってた度胸はどこ行ったの。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
そうです。町でやっていた占いと同じく、自分の気に入るように結果の方を変えてしまえばいいのです。<br />
運命とは自分で切り開くもの。心機一転、ルビィは空中庭園へと向かいます。<br />
<br />
<br />
<a id="a260" name="a260"></a></dd>
<dt><a>260</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ルビィ編No.14</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/1118:39ID:hJ0lf2wg</font></dt>
<dd>「空中庭園」<br />
名前のとおり空中に浮かんでおり、七大驚異の中でも最も驚異的な存在と言われています。<br />
独立した季節を展開し、季節ごとに姿を変える美しい七大驚異。<br />
<br />
空中庭園の真下までやってきたルビィたち。<br />
ル「どうやって上がるつもり?テトラフォースの数が足りないんじゃない?」<br />
イ「私を誰だと思っているんだ?イスカンダールだぞ。<br />
テトラフォースなど一つあれば十分だ。」<br />
ル「げーっ、なんちゅうおっさんじゃ。必死こいて集めさせといて実はいらないなんて。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ともかくイスカンダールの力で上まで上がることに成功します。<br />
広い割には今までとは違い何の仕掛けも無く、あっさりとゴール地点に。<br />
いつもならここで主である魔物が現れるはずですが、待っていたのは魔物ではなく親衛隊を引き連れたジーン・ムーア。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ジ「騎士団の未来のため!イスカンダールの夢のため!お前たちは全てを捧げなさい!!」<br />
声を張り上げ、有無を言わさず襲い掛かかってきます。わけもわからぬまま戦闘に突入しこれを撃退。<br />
戦闘不能のジーンから奇妙な光が放たれます。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ジ「私こそが・・・選ばれし者・・・。イスカンダールの力を・・・この・・・地上に!!」<br />
そう言うとジーンは光とともに姿を消してしまいました。<br />
<br />
次の瞬間、ルビィたちは不思議な空間に吸い込まれてしまいます。<br />
まるで宇宙のような空間。そこに突然現れたのは巨大な異形の怪物。<br />
これが七大驚異に眠っているといわれる力の正体でしょうか?</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ル「そんな力なんか必要無いの。あんたなんて消えちゃいなさい。」<br />
ひるむことなく立ち向かうルビィ。最後の戦いが始まりました。<br />
<br />
<br />
<a id="a261" name="a261"></a></dd>
<dt><a>261</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">ルビィ編 エンディング</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/04/1118:40ID:hJ0lf2wg</font></dt>
<dd>死闘の末に謎の怪物は消滅。<br />
不思議な空間から戻ってきた途端、空中庭園は音をたてて崩れていきます。<br />
<br />
かなりの高さから落ちたようですが、幸運にも無傷な一同。辺りには見る影も無い空中庭園の残骸が散らばっています。<br />
ヒ「さすが、ルビィ。七大驚異をぶっ壊しちゃったよ・・・とほほ・・・」<br />
ル「あんなものは私たちの未来じゃない。夢でも希望でもないよ。」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
しみじみと語りだすルビィ。<br />
ル「夢も未来もここ!この胸の中にあるのよ!!」<br />
胸に手を当て、得意満面に意味不明の言葉を叫びます。胸と聞いてすかさず反応するヒロユキ。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
ヒ「そんなでっかいものが入ってる割には小さいな。」<br />
ル「なにお~!ヒロユキ~!」<br />
夕日をバックに追いかけっこする二人。<br />
妙に滑らかなルビィのダッシュが逃げ惑うヒロユキを捕らえます。</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
・・・・・<br />
顔を赤らめて見つめ合う二人。長い冒険で単なる幼なじみからちょっぴり距離を縮めたようです。<br />
<br />
サファイア姉さんもイスカンダールもジーン・ムーアも、そしてあらゆる伏線も全て放ったらかしにして<br />
最後はお花に囲まれてポーズをとるルビィのイラストに</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
「終」</dd>
</dl>
<dl>
<dd><br />
の一文字。<br />
<br />
<br />
(゚Д゚;)<br />
<br />
<br />
おしまい<br />
<br />
 </dd>
<dt><a>459</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッド・サガ ヴェント編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2709:44:49ID:oD9LwPKS</font></dt>
<dd>【ヴェント編】<br />
<br />
登場人物<br />
ヴェント…運び屋になりたての青年。運び屋とは手紙や荷物を配達する仕事でギルド制。<br />
(ゲーム中でも自由に運びの仕事ができ、成長パネル選択をラスダンに入らずとも無限にできる)<br />
兄ブリズの死因を探るために兄と同じ運び屋になった。<br />
兄を尊敬していたが、兄と比較されることに悩む。が、基本的にバカでお調子者。<br />
ブリズ(故人)…ヴェントの兄。優秀で有名な運び屋だったが5年前に死亡。<br />
ティフォン…ヴェントと組むことになる謎の美女盗賊。アンデッド恐怖症。<br />
実はブリズの元恋人で、過去の事実を知っている。<br />
トゥース・ブラッドベイン…野心家の吸血鬼。ブリズ殺しの犯人。<br />
<br />
<a id="a460" name="a460"></a></dd>
<dt><a>460</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッド・サガ ヴェント編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2709:46:32ID:oD9LwPKS</font></dt>
<dd>ヴェントは兄ブリズの最後の仕事がドラゴンハートというワインの運搬だったと知る。<br />
その仕事について調べているうちに、吸血鬼トゥースに襲われていた女盗賊ティフォンを助けようとした。<br />
が、トゥースにボッコボコにボコられる。しかしトゥースはヴェントの血を味わうと、「覚えのある味だ、お前の親族に敬意を表し逃がしてやる」とヴェントに止めを刺さずに去る。どうやら兄を殺したのはトゥースらしい。<br />

<br />
さて、助けてもらったティフォンは過去を思い出す。実は彼女はブリズの元恋人だった。だが、その過去を隠してヴェントに同行する。<br />
運び屋の仕事をしたり仲間を集めたりして進めているうち、ドラゴンハートを発見するがトゥースに奪われる。<br />
レジナ・レオーヌ祭に湧く大都市ヴァフトームでも、騎士団が守護するドラゴンハートを姦計により強奪された。<br />
手がかりを失うヴェントだったが、ティフォンの提案で伝説の魔導士リース・トーレスの塔へ向かう。<br />
<br />
リース・トーレスの塔には、結晶状のドラゴンハートが安置されていた。<br />
これを入手するものの、トゥースの組織「ブラッディリーグ」の手先によって一行は捕らえられてしまう。<br />
ブラッディリーグのアジトで、ドラゴンハートを取り返すも、ティフォンがトゥースにそれを渡してしまう。<br />
<br />
<br />
<a id="a461" name="a461"></a></dd>
<dt><a>461</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッド・サガ ヴェント編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2709:48:41ID:oD9LwPKS</font></dt>
<dd>トゥースの口から語られる真実:<br />
・ドラゴンハートは、原初の龍の心臓が変化した物を分割したもので、その凄まじいエネルギーは特にアンデッドに効く。<br />
トゥースはアンデッドの支配者「ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル(以下、円卓)」の命令でそれらを回収していた。(液状化したドラゴンハートならば、アンデッドのトゥースでも容易に扱える)<br />

・兄の死の真相:ワインに偽装したドラゴンハートを過去のティフォンが盗む→それを売りさばくことにする→それ運んだのがブリズ→<br />
トゥース、ブリズとティフォンを捕まえる→ブリズの血を吸って意のままに動くようにし、ティフォンを殺させようとする→ブリズ、そんなことするくらいならと洗脳に逆らい焼身自殺<br />

・ブリズの死に様にトゥースはマジで感動。よーし俺も円卓にカッコヨク逆らって闇の支配者になっちゃうぞと決意。<br />
・ティフォンはその頃から恐怖によってトゥースの言いなりだった。<br />
<br />
で、円卓はその野望を見抜いててヴェントの目の前で殺される。<br />
トゥースは、最後のドラゴンハートは龍の楽園にあると言い残す。ティフォンはヴェントに深く謝罪するが、ヴェントは別に気にしなかった。<br />
龍の楽園でヴェントはアンデッドと龍族は長年の宿敵と聞かされ、ドラゴンハートを手に入れる。<br />
龍族やトゥースの悲願を果たし、また兄を越える男となるため、ヴェントは全ての元凶である円卓の本拠地、七大驚異「ファロスの地下迷宮」へと向かう。<br />
<br />
ドラゴンハートの力も借りて円卓どもを倒したヴェント。終わったと思ったところでトゥースが出現。死んだふりとはセコイ奴だ。<br />
ヴェントとトゥースの最後の決着の場は七大驚異「二つの月の神殿」。<br />
トゥースの執念と七大驚異の力がかつて世界を滅ぼしたカオス・ルーラーを呼び出し、トゥースは飲み込まれてしまう。<br />
圧倒的な混沌の力を奮うカオス・ルーラーだったが、ヴェントはドラゴンハートと兄譲りの勇気でこれを倒したのだった。<br />
数年後、ヴェントは立派な運び屋へと成長していた。そしてその隣では、過去の呪縛から解き放たれたティフォンが彼を支えているのであった……。<br />
<br />
まとめると、「兄貴の仇とか悪の軍団倒して、ついでに兄貴の元カノをゲッツ」<br />
<br />
<br />
<a id="a462" name="a462"></a></dd>
<dt><a>462</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッド・サガ ジュディ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2709:50:10ID:oD9LwPKS</font></dt>
<dd>【ジュディ編】<br />
<br />
登場人物<br />
<br />
ジュディ…魔法一家の末娘で天才魔法少女。10歳。素直で頑張りやさん。口癖は「まっかせて!」<br />
その可愛さはパーティーに次々とロリコンが入ってくるくらい。<br />
ジョーゼフ…かつての大魔導士にしてジュディのお爺さん。77歳。ジュディに激甘。<br />
序盤でいきなり鏡に封印される。<br />
レベッカ…ジュディのママ。父ジョーゼフ譲りの魔力持ちだが、結婚を機にあっさり引退。<br />
男勝りな39歳の美女。なんだかんだ言ってトマスにベタぼれ。<br />
トマス…ジュディのパパ。魔法は全く使えないし影が薄いが、やる時はやる男。ジョーゼフと折り合い悪い。<br />
マリー…ジュディーの姉。20歳。やはり魔法が得意。<br />
天然系のお姉さんだが、男をとっかえひっかえしてたり、こき使ったりとかなり腹黒。<br />
ロイ…ジュディーの兄。大食漢。デブのくせに異様に素早い。<br />
クライド…昔はジョーゼフとともにブイブイ言わせた大魔導士。ロンゲでチビのジジイ。<br />
「禁呪」を求めるあまり手段を選ばなくなりジョーゼフを襲う。<br />
<br />
その他、仲間になるロリコンが3人ほど。<br />
<br />
<a id="a463" name="a463"></a></dd>
<dt><a>463</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッド・サガ ジュディ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2709:51:45ID:oD9LwPKS</font></dt>
<dd>森の奥の小さな里で家族と仲良く暮らすジュディ。<br />
ある日、クライドと名乗るジジイがジョーゼフの店にやって来る。<br />
クライドはジョーゼフを鏡に封じ、「禁呪」の魔道板(魔法が記された板)を寄越せと脅す。<br />
が、強さに比例して周囲の人を遠距離へと吹き飛ばす防御魔法が発動。クライドごと吹き飛ばされて一家離散する。<br />
飛ばされた場所が近くだったジュディは、ジョーゼフの頼みで家族を探しに奔走することに。<br />
<br />
樹海に入ると「やあ僕はキャッシュ」。森は危険なので護ってあげるとキャッシュが仲間になる。正直、こいつの方が危険な気が。クライドの使い魔が襲いかかってくるも、難なく撃退。<br />

北の町でトマスと再会したところ、父は町長の不良息子ゴージュに困らされている母娘を助けようとしていた。<br />
ゴージュを成敗すると、町長はゴージュに罰としてジュディに協力しろという。胡散臭い連れがさらに増えるが、こいつは育てると最強キャラになる。<br />
次へ向かおうと釣り橋を渡ったところ、モンスターの襲撃でトマスが谷底へ落下。不器用ながらジュディを慰めるゴージュ。早くもロリの魔力に取り憑かれたようだ。<br />
次の場所では、ロイが何故か山賊のところに居候していた。飯が食えるからってもう少し考えろ。<br />
山賊のボスの魔導士を倒すと、黒い魔道版をゲット。すごく嫌な感じを受けるジュディ。<br />
<br />
さらに家族を捜して船に乗ると、クライド配下の魔物の襲撃。<br />
変態っぽいおっさんが現れていきなり護衛を申し出てくる。運び屋のヌアージが仲間に。犯罪者にしか見えない。勘弁して欲しい。<br />
ヴァフトーム経由でロングシャンクの町へ。ここで姉マリーと再会。かぐや姫のごとく男どもに無理難題を押し付けてた。姉も妹も男を惹きつける…恐ろしい一家だ。<br />
クライドの狙いはなんなのか。近くで黒い魔道板のかけらを拾ってみるも、よくわからない。<br />
<br />
<a id="a464" name="a464"></a></dd>
<dt><a>464</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッド・サガ ジュディ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2709:53:35ID:oD9LwPKS</font></dt>
<dd>母を捜して北へ。すると、レベッカはクライドにさらわれていた。兄や姉の奮闘もあって、ジュディは母の救出に成功する。<br />
一方、とうとう寿命が近づくクライド。禁呪を追うための最後の手段として禁断の契約をするらしい。<br />
<br />
レベッカなら鏡からおじいちゃんを助けられる、とジュディ一行は一度故郷へ戻るが、何とクライドによってジョーゼフの鏡が割られてしまっていた。<br />
そこに父が帰ってくる。トマスは鏡の七大驚異「神のテーブル」へ行けばなんとかなるかもしれないと言う。<br />
大樹に支えられて宙に浮く巨大な鏡の板「神のテーブル」。果たして、そこにはジョーゼフのメモが。<br />
全てのメモを集めると、その魔法でジョーゼフが復活。<br />
そこを強襲する謎の美形男。それは闇の契約で吸血鬼と化したクライドだった。有り余る時間と力を手に入れる代償として人間をやめてしまったのである。<br />
決戦の最中、クライドの闇の魔力と七大驚異が共鳴し、混沌の王カオス・ルーラーがクライドに降臨するも、これを家族の結束で破る。<br />
<br />
我に返ったクライド。彼は若い頃の情熱を失わず探求の道を歩み、老いてゆく焦りから闇に手を染めてしまったのであった。<br />
「禁呪の魔道板などない、全ての術が禁呪となってしまう可能性があるだけだ」とジョーゼフは指摘する。<br />
和解するジョーゼフとクライド。かつては友に歩んだ友だったのだから。だが、人外となってしまったクライドは寂しげに去って行った。<br />
<br />
かくして、ジュディの初めての冒険は終わり、相も変わらない一家の平和な日常が戻ったのである。<br />
<br />
まとめ「一家離散、そして感動の再会」<br />
<br />
 </dd>
<dt><a>497</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2820:48:55ID:aPJCasNe</font></dt>
<dd>あるところにローラという女海賊がいました。<br />
各地を荒らし回る女傑でしたが、20歳の時にパブロという男と恋愛結婚→海賊卒業。<br />
以来、雪国でパブロと日曜学校を営みながら、幸せに暮らしてきました。<br />
<br />
それから十年。ローラが三十路に足を突っ込んで間もないある日、<br />
旅先でパブロが死んだとの報せが。<br />
茫然自失のまま葬式を終え、帰り道を行くローラ。<br />
その背中に見知らぬ少年がぶつかってきました。<br />
悪人面の男達に追われています。<br />
昔取った杵柄で男達を叩きのめすと、<br />
少年は「感謝する(注:そっぽを向きながら)」と、<br />
妙にやんごとなき謝り方をしてきました。<br />
<br />
<a id="a498" name="a498"></a></dd>
<dt><a>498</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2820:54:05ID:aPJCasNe</font></dt>
<dd>それもそのはずで、彼は近国エスカータの王子アンリでした。<br />
犬型人間ダグル=ボース率いる軍に襲われ国が滅亡。両親も死亡。<br />
命からがら、代々王家に伝わる宝剣だけを持って逃げてきたそうです。<br />
身寄りの無くなったアンリ王子は、<br />
とりあえず亡き母の故郷ヴァフトームを目指すことにしましたが、<br />
そこは遠く温室育ちの子供が一人で行けるような場所ではありません。<br />
かくて、失意のあまり何をすればいいのか判らなかったローラの元に<br />
王子の護衛という大仕事がやってきたのでした。<br />
「休校 パブロの学校」<br />
玄関に札をかけ、二人はニバコリナを発ちます。<br />
<br />
追っ手を退けて旅するうち、魔法少女ジュディが仲間になります。<br />
ある時、追っ手がアンリのことを王子と呼んだせいで、ジュディに素性がバレてしまいました。<br />
ジュディ「アンリ君って王子なんだ、すごい」<br />
アンリ「王子って凄いかな?」<br />
ジュディ「だって王子って、なりたくてもなれるものじゃないし」<br />
アンリ(好きで王子に生まれたわけじゃないのに。<br />
王族じゃなかったら親も殺されずに済んだのに)<br />
内心で考え込むアンリですが、ローラに喝を入れられて先へ進みます。<br />
<br />
<a id="a499" name="a499"></a></dd>
<dt><a>499</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2820:58:14ID:aPJCasNe</font></dt>
<dd>旅は進み、港町ロングシャンクへ着いた一行。<br />
ここにミシェルという人がいました。<br />
一時期は才色兼備のアイドル冒険家として有名だった女性ですが、<br />
うっかり呪いのガントレットを装備してしまい、以来その副作用に悩んでいます。<br />
呪いを解くため、この町に住む遺物鑑定家マイスを訪ねたものの、<br />
そいつが留守でorzとなったミシェルは、<br />
通りすがりのローラ達にマシンガントークで泣き言をぶつけ去っていくのでした。<br />
ガントレットの正体やマイスがいない理由は、別の物語の管轄につき脇に置いといて、<br />
ローラ編の舞台は船に映ります。<br />
<br />
船がヴァフトームへ向かう途中、魔物が襲ってきました。<br />
偶然ミシェルも乗り合わせていました。<br />
またも繰り広げられるマシンガントークを聞き流しつつ、協力して魔物を倒します。<br />
なし崩し的にミシェルが仲間に加わったところで、<br />
ヴァフトームに着きました。<br />
<br />
<a id="a500" name="a500"></a></dd>
<dt><a>500</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2821:00:39ID:aPJCasNe</font></dt>
<dd>ここでエスカータとヴァフトーム、<br />
そしてイスカンダールの関係について説明しときます。<br />
早い話、両方ともイスカンダールの配下が作った場所です。<br />
イスカンの作った国イスカンダリアというのがありまして、<br />
イスカン本人が失踪した(表向きは死んだとされた)後も、<br />
ディクソンという男がそこを守護していました。<br />
しかし彼の厳しすぎる政治方針に、フジャントという男が「異議あり!」を連発。<br />
両者は険悪になり、喧嘩になり、しまいには戦争を起こしました。<br />
勝ったのはフジャントですが、彼はイスカンダリアの王にはならず、<br />
イスカンダリアの近くに自分で国を作りました。それがエスカータです。<br />
負けたディクソンも遠方に流れて都を作り、<br />
心を入れ替えて良い政治を行いました。こっちがヴァフトームです。<br />
<br />
<a id="a501" name="a501"></a></dd>
<dt><a>501</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2821:02:53ID:aPJCasNe</font></dt>
<dd>今では両家も和解し、ディクソンの遺体も、<br />
フジャントを始めとする歴代のエスカータ王族の遺体も、<br />
皆ヴァフトームの霊廟で眠っています。<br />
霊廟にはイスカンダールの棺もありますが、こっちは空っぽです。<br />
中身がどこで何をやってるかはルビィ編の方を参照して下さい。<br />
(ここらへん作中では殆ど言及されておらず、<br />
各種の関連書籍や説明書をつぎはぎして組み立てているので、<br />
間違いがあったらすいません)<br />
<br />
<a id="a502" name="a502"></a></dd>
<dt><a>502</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2821:05:55ID:aPJCasNe</font></dt>
<dd>で、現在のヴァフトームは、レジナ=レオーヌ祭のまっただ中。<br />
これはディクソンの妻が、死んだ夫の霊を慰めようと焚いた送り火から始まったもので、<br />
今でも山一個燃やして巨大な送り火を焚きます。<br />
元が元なので、この送り火には死者を見送り悼む意味があり、<br />
賑やかな祭も、送り火の時間になると静まりかえります。<br />
初めてのお祭にはしゃいでいたアンリも、<br />
つい最近国と一緒に殺された両親を思い出し、送り火を見て泣きました。<br />
見ればローラの方もパブロを想って泣いています。<br />
悲しいのは自分だけじゃないんだと気付くアンリ。<br />
<br />
祭が終わり、一行はエスカータ王家の墓地に行きました。<br />
「子孫へ……私はイスカンダールから黄金時代の遺物を授かった。<br />
何かあった時はそれを集めてなんとかしなさい……フジャント」<br />
こんな感じの遺言を発見します。どうやら宝剣も遺物の一部らしいです。<br />
残りの遺物を集めれば、ダグル=ボースの打倒にも役立つかもしれません。<br />
<br />
<a id="a503" name="a503"></a></dd>
<dt><a>503</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2821:08:37ID:aPJCasNe</font></dt>
<dd>霊廟を出ると、バジル=ゲレイオスという男に出会いました。<br />
ゲレイオス家はエスカータ建国時からの旧臣で、彼はそこの現当主です。<br />
アンリが生きていたことを喜び、王家再興に協力すると言ってくれます。<br />
<br />
フジャントの遺物についての情報を集めるため、<br />
アンリは再度エスカータに行くことに。<br />
バジルは仕事があるので同行できないけれど、護衛を付けてくれます。<br />
ここでローラの役目は終わりました。<br />
後のアンリの補佐は、ゲレイオス家が全てやってくれるでしょうから。<br />
<br />
ですが、やることがなくなった途端、<br />
ローラはアンリと会う以前の茫然自失状態に戻ってしまいました。<br />
宿屋で途方にくれるローラを見て心配になったアンリは、<br />
「ローラさんと行きたい」と護衛に駄々をこねました。<br />
結局、今までのメンツ+護衛でエスカータへ戻ることに。<br />
 </dd>
<dt><a>516</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2919:17:41ID:dW3fO9Na</font></dt>
<dd>エスカータへ向かう途中で野営する一行。<br />
護衛のフランシス34歳独身(ピューと吹くジャガーのハマー似)が、<br />
バジル宛に手紙を書いてるところをローラが目撃します。<br />
「お前スパイだろ」とローラ。<br />
「お前こそ王子をたぶらかすつもりだろ」とフランシス。<br />
「そんなことばかり考えるから女にモテないんだ」とローラ。<br />
図星だったらしく凹むフランシス。<br />
不穏でマヌケな空気のままエスカータに到着。<br />
<br />
エスカータ城はあちこちが壊れてて、燃えてて、魔物がうろついてます。<br />
アンリはマイホームの惨状に悲しくなるものの、<br />
「二度とローラさんの前で泣いたらいけない」と気張って我慢。<br />
書庫で資料を漁った結果。王家伝来の遺物は、<br />
宝剣と5つの「エレメンタルギア」という神器であることが判明しました。<br />
<br />
<a id="a517" name="a517"></a></dd>
<dt><a>517</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2919:19:34ID:dW3fO9Na</font></dt>
<dd>ここで話はディクソンとフジャントの戦争に戻ります。<br />
そもそもフジャントが勝てた理由は、<br />
エレメンタルギアの力はもちろんのこと、<br />
それ以上に大きかったのは、彼と戦った4種の異種族の力でした。<br />
勝利の後、フジャントは感謝の意を込め、<br />
彼等にそれぞれ一つずつエレメンタルギアを預けました。<br />
彼等の方も、王家に危機が訪れた際は、<br />
エレメンタルギアと共に集まり、再び王家を助けると約束しました。<br />
<br />
これらの情報を書庫で仕入れた一行。<br />
バジルの城へ行き、<br />
代々ゲレイオス家が預かっている火のエレメンタルギアをもらいます。<br />
残り4つのエレメンタルギアも集めるため、各地の四種族を訪ねることに。<br />
どの種族も古の契約を覚えているらしく、アンリに快く協力してくれました。<br />
<br />
<a id="a518" name="a518"></a></dd>
<dt><a>518</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">(以下攻略順フリー 順不同)</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2919:22:00ID:dW3fO9Na</font></dt>
<dd>土の一族ペトランは、岩で出来たボールのような種族です。<br />
一族代表アンザンの案内で、壁画が実体化して襲ってくる洞窟へ行き、<br />
土のエレメンタルギアを入手しました。<br />
<br />
木の一族リラムは、植物と一体化したインコのような種族です。<br />
代表プラティフィラムの案内により樹海へ行き、<br />
中心部で木のエレメンタルギアを入手。<br />
<br />
水の一族チャパは、あざらしとビーバーを足したような種族です。<br />
仕掛けだらけの地底湖へ行くものの、代表アーミックは<br />
「この玉の色が赤と青に変わります、<br />
それを(とか言ってる間に玉が緑色に)……緑になっちゃいましたね」<br />
こんな調子で案内なのに案内をしません。<br />
苦労の末、水のエレメンタルギア入手。<br />
<br />
金の一族アヌビトは、人身犬頭の種族です。<br />
エスカータを滅ぼしたダグル=ボースもアヌビトですが、<br />
代表ムゾル=ヤニーによれば<br />
「一人のアヌビトが一つの部族。ダグル=ボースと自分は関係ない」とのこと。<br />
彼と洞窟を進んでいきますが、最深部に金のエレメンタルギアはありませんでした。<br />
ダグル=ボースが盗んだようです。<br />
<br />
<a id="a519" name="a519"></a></dd>
<dt><a>519</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2919:24:56ID:dW3fO9Na</font></dt>
<dd>カタキ討ちとエレメンタルギア奪還を兼ねて、<br />
次はダグルボース城へ殴り込むことになりました。<br />
全滅時に備え、今まで集めたエレメンタルギアと宝剣は<br />
バジルに預けておくことにします。<br />
<br />
城へ乗り込み、ダグル=ボースと対峙する一行。<br />
誇り高い武人ダグルは、取り巻きの魔物達を「手出しするな」と制し、<br />
単身でローラ達と戦います。<br />
ちなみにダグルの得意技は「シリウス」<br />
おかげで「シリ刺し」とか「シリ撃ち」とか「シリダンス」とか、<br />
脱力する名前の連携が量産される戦いになりました。<br />
<br />
「私を倒してもエスカータは内側から腐っていく」と言ってダグル死亡。<br />
金のエレメンタルギアを取り戻し、バジル城へ戻ります。<br />
<br />
<a id="a520" name="a520"></a></dd>
<dt><a>520</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2919:28:34ID:dW3fO9Na</font></dt>
<dd>なるほど内側から腐ってまして、戻るやいなやバジルが裏切りました。<br />
金のエレメンタルギアを受け取った後、<br />
「王子あなたは用済みです」と魔物をけしかけてきやがります。<br />
<br />
元々ダグル=ボースがエスカータを滅ぼせたのも、<br />
バジルが裏から手助けしていたおかげでした。<br />
バジルは宝剣と、それが持つ強大な力を欲しがっており、<br />
宝剣を手に入れるにはエスカータを滅ぼすのが手っ取り早いと考え、<br />
ダグルを利用したのです。<br />
しかしエスカータ滅亡後、目当ての宝剣をアンリが持って逃げたので予定が狂い、<br />
執拗に追っ手を仕向けたものの、何度も撃破されるので作戦変更。<br />
アンリを泳がせて残りのエレメンタルギアも集めさせることにしました。<br />
ついでに利用し終えて邪魔になったダグルも殺させることにしました。<br />
そして現在に至るわけです。<br />
<br />
<a id="a521" name="a521"></a></dd>
<dt><a>521</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2919:30:42ID:dW3fO9Na</font></dt>
<dd>唖然とするアンリとフランシス(結局スパイじゃなかった)を叱咤しながら<br />
魔物を倒していくローラ。最後にバジルを追い詰めるものの、逃げられてしまいました。<br />
どうやら七大驚異のひとつ「ナクルの地上絵」に向かった模様。ローラ達も後を追います。<br />
<br />
ナクルの地上絵は、壁を組み合わせて作った巨大迷路で、<br />
上空から見ると絵に見えるのが名の由来です。<br />
他の七大驚異と同じく、ここも黄金時代の遺物。<br />
おそらくは宝剣やエレメンタルギアと関連があり、<br />
バジルが欲しがる宝剣の真の力は、ここで引き出せるのでしょう。<br />
ローラを巻き込むまいとして、アンリは彼女に帰るように言いますが、ローラは承知しません。<br />
「ここで死んだって、あんたも私も、大切な人と同じ場所へ行くだけじゃないか」と。<br />
<br />
最深部へ行くとバジルがいました。<br />
戦ってるうちにバジルの薄汚い精神に引き寄せられたのか、<br />
これを呼ぶことこそが宝剣の真の力だったのか、<br />
邪神カオスルーラーが復活降臨。バジルの身体を乗っ取ります。<br />
これを撃破してエンディング。<br />
<br />
<a id="a522" name="a522"></a></dd>
<dt><a>522</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ ローラ編 エンディング</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2919:33:33ID:dW3fO9Na</font></dt>
<dd>危機は去りました。アンリは王家再興のためエスカータで頑張ることになります。<br />
別れを告げエスカータを去っていくローラの背中を見送って泣くアンリ。<br />
フランシス「王子、涙はいけません」<br />
アンリ「いいんだ……ローラさんには見えてないんだから」<br />
<br />
一方、ニバコリナに戻ったローラは、日曜学校を再開します。<br />
そこの看板にはこう書かれていました。<br />
「パブロ&ローラの学校」<br />
<br />
同じように身内を殺されて、同じように弱っていた二人が出会い、<br />
お互い支え合ってるうちに、また一人で歩けるようになったので別れた。<br />
まとめるなら、これはそんな感じの話です。<br />
<br />
補足トリビア……パブロの死因は最後まで不明のまま<br />
<br />
<a id="a523" name="a523"></a></dd>
<dt><a>523</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">さらに補足</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/2919:35:32ID:dW3fO9Na</font></dt>
<dd>ちなみに519のところでダグル=ボースに負けると、シナリオが少し変わります。<br />
この場合バジルの思惑を悟っていたダグルが、バジルを殺害。<br />
ナクルの地上絵で戦う相手もダグルになります。<br />
この場合でもエンディングは変化なし。<br />
 </dd>
<dt><a>566</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3017:21:38ID:5lnEGD/H</font></dt>
<dd>アンサガの世界は過去に一回滅びてます。<br />
元はといえば、先住民が便利な文明を使いすぎたのが原因です。<br />
文明の乱用は混沌を呼び、混沌は異常気象を呼んで、モンスターを生みだしました。<br />
世界が混沌に飲まれることを恐れた神様は、<br />
混沌の大元カオスルーラーと差し違えて共倒れ。<br />
高度な文明もそこで途絶え、代わりに世界は安定しました。<br />
その便利で危険な古代文明の残りカスを、<br />
「遺物」と呼んで正体を知らないまま利用しているのが、現在の人間です。<br />
<br />
で、ここにマイスという男がいます。ロングシャンクに住む遺物鑑定家です。<br />
遺物を調べて、いじくって、役立つ物に変えるのが仕事です。<br />
彼は皮肉屋だったり、セリフが臭かったり、<br />
思いこみが激しかったり、セリフが臭かったり、<br />
いつも醒めていたり、セリフが臭かったり、<br />
とにかく言動に問題はあるものの、鑑定家としての才能はありました。<br />
おまけに顔も良ければ身長も高かったので、<br />
毎日女を取っ替え引っ替えして遊びまくりました。<br />
しかし彼自信はそんな生活に空しさを感じていました。とんだ贅沢者です。<br />
<br />
<a id="a567" name="a567"></a></dd>
<dt><a>567</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3017:28:04ID:5lnEGD/H</font></dt>
<dd>ある日、ロングシャンクでパーティーがありました。<br />
デブでケチでイヤミな富豪フーガが、<br />
金の力で集めた遺物を見せびらかす為のものです。<br />
むろん楽しいものではありませんが、フーガは鑑定家たちのパトロンなので、<br />
行ってお世辞を言わないと開発費用がもらえません。しぶしぶ出席するマイス。<br />
ところが、遺物の中に一枚のフォート(注:黄金時代の遺物。超精密な絵。要は写真)がありました。<br />
フォートに写っていたのは銀髪に黒い肌の美少女。これにマイスは一目惚れ。<br />
「この俺が恋だと? 女なら楽しければ誰だって構わない俺が、恋?」<br />
以来寝ても覚めても頭の中は少女のことで一杯。毎晩少女が夢に出てきます。<br />
当然生活にも支障が出て、<br />
近所の人達に面と向かって「様子が変だよ」「大丈夫?」「どうしたの」と言われる始末。<br />
正気をなくしたマイスはロングシャンクを飛び出し、少女を捜す旅を始めました。<br />
 </dd>
<dt><a>569</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3017:29:53ID:5lnEGD/H</font></dt>
<dd>フーガが言うには、フォートはティフォンという女から買ったとのこと。<br />
マイスは北の町へ行き、当たると評判の占い屋を訪ねました。<br />
ティフォンの行方を占ってもらおうとしたのです。<br />
しかしカリスマ占い師サファイアは折悪く寝込んでおり、<br />
代わりに妹のルビィがサファイアを騙って出てきて、デタラメな占いを披露。<br />
マイスはそれを真に受け近所の古井戸に潜り、見事モンスターに襲われました。<br />
苦情を言いに占い屋へ戻ると、<br />
本物のサファイアが出てきて占い直してくれました。<br />
<br />
今度の占いは当たって、ティフォンが見つかりました。<br />
しかし態度はそっけなく、まともに取り合ってくれません。<br />
仕方ないのでティフォンを尾行するマイス。<br />
ティフォンは廃屋に不法侵入していきました。泥棒だったようです。<br />
マイスが後を追って不法侵入すると、ティフォンはお化けに襲われてました。<br />
それを助け、フォートをどこから盗んだか教えてもらいます。<br />
<br />
<a id="a570" name="a570"></a></dd>
<dt><a>570</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3017:32:02ID:5lnEGD/H</font></dt>
<dd>フォートの本来の持ち主は、グレースという退役軍人の女性とのこと。<br />
今度はグレースの元を訪ねるマイス。<br />
グレース「(フォートを)盗み出した犯人はご存じありませんか?」<br />
マイス「残念ながら…」<br />
シラを切り通して話を進めると、フォートは彼女の元上司からの贈り物と判明。<br />
グレースの案内で、今度はその上司の所へ行きます。<br />
<br />
元上司ファー=アンダレスは、雌ライオン似のおばさんでした。<br />
フォートについて知りたがる理由を説明するマイス。<br />
まさか「あの子に惚れた」と言うわけにもいかないので<br />
表向き「鑑定家なのでフォートを研究している」と嘘をつきますが、<br />
「どうも見抜かれている気がする。いやそんなはずない!」と、<br />
内心では自意識過剰の嵐が吹き荒れます。<br />
 </dd>
<dt><a>572</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3017:33:54ID:5lnEGD/H</font></dt>
<dd>フォートは、七大驚異の一つ「ファロスの地下迷宮」で拾ったものだそうです。<br />
早速そこにファーの案内で潜入すると、<br />
恋煩いで熱暴走していたマイスの頭が、ようやく判断力を取り戻しました。<br />
<br />
七大驚異=黄金時代の建築物。<br />
↓<br />
そんな所にあったフォートなんだから、被写体も黄金時代の人間。<br />
↓<br />
つまり彼女は今死んでるのかorz<br />
<br />
マイスはショックでフヌケ状態に。<br />
フォート自体が黄金時代の産物なんだから、<br />
地下迷宮くんだりまで行かなくても<br />
そんな物に写ってる時点で気付けそうなもんですが。<br />
<br />
<a id="a573" name="a573"></a></dd>
<dt><a>573</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3017:36:00ID:5lnEGD/H</font></dt>
<dd>失恋したマイスはロングシャンクへ戻りました。<br />
もちろん何もやる気が起きませんが、<br />
彼は有名な鑑定家なので仕事が次々来ます。<br />
本日もローラという女性が、奇妙な宝剣の鑑定依頼に来ました。<br />
それを調べていると、外から騒ぎ声がします。<br />
フーガの屋敷が火事になったそうです。<br />
ざまあみろフーガめ何もかも燃えてしまえハッハッハと、<br />
日頃の恨みと失恋の八つ当たりで喜ぶマイスですが、<br />
フォートまで燃えてしまったら困ると気づき、屋敷に急ぎます。<br />
マイスが宝剣を持ったまま行ってしまったので、ローラも後を追うハメに。<br />
<br />
<a id="a574" name="a574"></a></dd>
<dt><a>574</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3017:38:17ID:5lnEGD/H</font></dt>
<dd>燃え盛るフーガ屋敷に飛び込んだマイスは、<br />
落ちていたツルハシを拾い、手当たり次第に屋敷を破壊して回りました。<br />
恋する男は怖いです。<br />
探索の末フォートを発見するものの、通路を炎で塞がれてしまったので、<br />
ガラス窓を体当たりで破って二階から飛び降りました。<br />
つくづく恋する男は怖いです。<br />
外で待っていたローラは、落下してきたマイスに呆れ顔ですが、<br />
フォートに写った少女を見て、<br />
「この子がヴァフトーム行きの船に乗るのを見た」と証言。<br />
<br />
フォートも火事場泥棒できたし、少女本体も生きてると判明。<br />
一気に元気を取り戻したマイスは、ヴァフトームに急ぎました。<br />
 </dd>
<dt><a>586</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:09:53ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>ヴァフトームは祭の真っ最中。<br />
人混みをかきわけ進むと、いました、フォートの少女が。<br />
追いかけようとした矢先、近くで占い屋を出店していたルビィにターゲットロックオンされ、<br />
ダンスの相手をさせられてる間に逃げられました。<br />
既に送り火も灯されている時間で、周りは故人を悼んで悲しむ人で一杯。<br />
そのど真ん中で一人、少女に会えた喜びに打ち震える場違いな男マイス。<br />
<br />
翌朝、マイスは少女を捜して町を歩き回り、イスカンダール霊廟に辿り着きました。<br />
マリーという女性がオロオロしています。<br />
銀髪の少女が霊廟の隠し階段を開け、地下へ降りていってしまったとのこと。<br />
フォートのあの子に違いないと後を追うことに。マリーも何故かついてきます。<br />
<br />
地下は魔物で一杯なので、これを蹴散らして進んでいきます。マリーもなぜか戦ってます。<br />
最深部に行くと少女がいました。<br />
「こんなところにいたら危ない」と、少女を連れて外へ出ます。<br />
<br />
<a id="a587" name="a587"></a></dd>
<dt><a>587</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:12:12ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>さて感動の対面ですが、二人には接点がありません。ついでに話題も。<br />
「(前略)君のことをフォートで見てから、捜し続けてた(中略)<br />
君の事が頭から離れないんだ(中略)とにかく君の側にいたいんだ」<br />
マイス必死に空回りするも、少女は綾波タイプだったらしくリアクション皆無。<br />
気圧されながらも、告白が終わったので今度は自己紹介に移るマイス。まるきり順序が逆です。<br />
「俺は遺物を扱っているんだ。七大驚異に代表される黄金時代の遺物。<br />
遺物の性質を見極めて、改造したり組み合わせたりして、力を引き出していくんだ」<br />
こんなことをうだうだ言ってるうちに少女が怒り出しました。<br />
そりゃこんなこと初対面で言われたら、普通の人間は怖がるか怒ります。<br />
ただし彼女は普通じゃなかったので、ちょっと怒りのベクトルが違いました。<br />
マイスのストーカー行為でなく、職業に怒ったのです。<br />
彼女の言葉は古文調でやたら難解なんですが、要約すると以下の通り。<br />
「遺物? あんな世界を滅ぼす危険物をいじくり回してるの? あんたガキ? 馬鹿?」<br />
<br />
<a id="a588" name="a588"></a></dd>
<dt><a>588</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:13:58ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>(打ちのめされた…。そこに示されていたのは、軽蔑と哀れみだった。<br />
薄汚れた野良犬を見るような態度だった…)<br />
内心で詩的に悶絶するマイスに、<br />
少女が「イスカンダールを知らないか」と聞いてきます。<br />
「おーい、イスカンダールさ~ん!」と叫び、<br />
そこらへんのイスカンダールさんを集めるマイス。<br />
(この時代、英雄にあやかって名付ける親が多く、<br />
イスカンダールという名は珍しくない)<br />
こんなにいるんだから手がかりが名前だけじゃあ無理だよと言うも、<br />
少女は頑固で聞き入れません。惚れた弱みで捜索を手伝うことに。<br />
<br />
全然関係ないですが少女の外見年齢は14歳です。マイス28歳ロリ疑惑。<br />
<br />
<a id="a589" name="a589"></a></dd>
<dt><a>589</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:15:56ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>ヴァフトームに手がかりが無かったので、<br />
一旦ロングシャンクへ戻るマイスと少女。<br />
そこにアイドル冒険家ミシェルが鑑定依頼に来ました。<br />
呪いのガントレットを外してほしいというのが依頼ですが、<br />
ガントレットの構造は魔道板に近く、魔道士でもないマイスには管轄外です。<br />
サジを投げたところにマリーがやってきて、<br />
「私の祖父は魔道板を研究している」と言います。<br />
一行は祖父のいる山奥に出かけました。<br />
<br />
かくて一行は、山奥で魔法屋を営むジョーゼフさんの所にやって来ました。<br />
昔は「ブルーサンダー」の通り名で巷を騒がせた不良魔道士ですが、<br />
今では男を連れてきた孫娘に気色ばむ、普通の爺ちゃん。<br />
誤解を解いて事情を話し、共同でガントレットの解除作業に取りかかります。<br />
マイス「思いきって、ここを切ってみては?」<br />
ジョーゼフ「それは危険すぎる」<br />
マイス「危険を恐れていては何もできませんよ(ブチッ)」<br />
ミシェル「イヤーッ!」<br />
酷っちゃ酷ですが結果オーライです。無事外れました。<br />
<br />
<a id="a590" name="a590"></a></dd>
<dt><a>590</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:21:54ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>ガントレットはキャッシュ編の方をご覧になれば判る通り、ひどい効果を持ってます。<br />
黄金時代の人間は何を考えてこんな物を作ったのかと考え込むマイス。<br />
少女の言うとおり、確かに遺物は危険で、<br />
自分は馬鹿なことをやってるのかもしれません。<br />
<br />
仕事が終わったのでイスカンダール捜しを再会。<br />
少女の母の遺言によると、イスカンダールの霊廟に行けとのこと。<br />
もう一度ヴァフトームの霊廟へ戻ることになりました。<br />
霊廟の中で少女が叫ぶと、黒衣の中年男が出現。<br />
ここでようやく少女の名前が判明。フィダルジェインという長い名前でした。<br />
わけがわからないまま、マイスはややこしい話を聞かされることに。<br />
<br />
<a id="a591" name="a591"></a></dd>
<dt><a>591</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:23:18ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>以下、作中の説明だけ抜き出すと判りづらいというか本当に判らないので、<br />
作中では語られてない情報も適当に補完して書いてます。ご了承ください。<br />
<br />
先述の通り、世界は一度滅びてます。黄金時代の発展しすぎた文明のせいです。<br />
黄金時代は神様が作った完璧な本物の人間「真人」が築いたもので、<br />
今現在「人間」と呼ばれている生き物は、<br />
真人の文明が暴走して世界が荒れた際、魔物と一緒に湧いて出たパチモノです。<br />
そしてフィダルジェインは、今では少ない真人の生き残り。<br />
ちなみに真人の親子はクローンのようにそっくりで、<br />
例のフォートも、フィダルジェイン本人ではなく、<br />
彼女の母親を写したものだったようです。<br />
<br />
真人の寿命は長く、黄金時代の後も少数の生き残りが、<br />
世界を滅ぼした罪を悔いながら各地でひっそり暮らしていました。<br />
かつて英雄イスカンダールは、親友リースの案内で、その生き残りたちとコンタクトに成功。<br />
上記のような人間の正体や世界の成り立ち等、色々なことを学びました。<br />
ついでにフィダルジェインの母親と恋に落ちましたが、<br />
異種族の壁に阻まれたのか、最後には道を分かちました。<br />
フィダルジェインの父親も別の男です。<br />
その後、イスカンダールはリース=トーレスの魔法により、<br />
アンリミテッドな存在に変化して次元移動や長生きが可能になりました。<br />
以来よその次元を旅して時を過ごし、<br />
今ここに戻ってきて、フィダルジェインの前に立っているというわけです。<br />
彼女が捜していたのは、英雄から名前をもらった誰かではなく、<br />
英雄本人でした。<br />
<br />
<a id="a592" name="a592"></a></dd>
<dt><a>592</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:25:34ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>で、なんでフィダルジェインがイスカンダールを捜していたかというと、<br />
つい最近死んだ母親の<br />
「イスカンダールに会え」という遺言が理由だったようです。<br />
イスカンダールはフィダルジェインに、<br />
アンデッドの親玉ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルを倒すように言います。<br />
それは真人の生き残りであるフィダルジェインの役目なのだと。<br />
<br />
情報が少ない上にこんがらがっていて、<br />
状況をよく理解できないマイス(とプレイヤー)ですが、<br />
「彼女が何であろうと、彼女を助けるだけ」と開き直ります。<br />
当然、彼女のラウンドテーブル打倒にもついていくことに。<br />
<br />
<a id="a593" name="a593"></a></dd>
<dt><a>593</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:28:08ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブルは、全部で十二人。<br />
元々は不死の命を求めてアンデッドになった、真人の成れの果てです。<br />
ファロスに蓄えた生命エネルギーによって生きながらえているので、<br />
年中ファロスから門外不出のヒッキー状態。<br />
その代わり各地のアンデッド達を操り世界に影響を与え、<br />
ライバルのドラゴン族としのぎを削っていました。<br />
が、どっちも人間にとって迷惑な生物だったことに変わりはなく、<br />
どっちも千年前に親玉を倒されました。イスカンダールの功績です。<br />
ドラゴン族の親玉の方は、<br />
心臓をバラバラにされて(これがヴェント編のドラゴンハート)実質死にましたが、<br />
ラウンドテーブルの方は、ファロスを封印されて力を弱められただけでした。<br />
千年後の現在、ラウンドテーブルの一人が封印を壊そうと暴れて死んだ衝撃で、<br />
封印が緩み、ついには解けてしまいます。<br />
自由になった彼等はエネルギーの補充を始めました。<br />
優秀な魔道士を吸血鬼化させ、長い寿命を与える代わりに、<br />
魔力が沢山つまった身体を頂いてエネルギーの足しにしたのです。<br />
ヴェント編のトゥースやジュディ編のクライドが、これの一例です。<br />
<br />
<a id="a594" name="a594"></a></dd>
<dt><a>594</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:29:50ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>親玉の活動再開により、<br />
世界には最近またもアンデッドが増長しはじめてきました。<br />
面倒なので今度はファロスの動力源を断ち、<br />
ラウンドテーブルを根っこから駆除しようというわけです。<br />
<br />
……と、まあ、こんな込み入った事情があるんですが、<br />
マイスにとってはどうでもいいこと。<br />
マイス「なぜ付いて来るのかなんて聞かないでくれ。俺はただ君の側にいたい。<br />
それだけなんだ」<br />
フィダルジェイン「…マ…イス…。感謝…」<br />
ようやく悪くない反応が返ってきましたが、喜ぶ暇もなくファロスの中へ。<br />
色々な仕掛けを解いて最深部に行くと、ラウンドテーブル達がいました。<br />
フィダルジェインが叱りつけるも、<br />
連中は真人時代の記憶が残ってないので話が通じません。<br />
力ずくで一人ずつシメていって、最後の一人になったとき、<br />
例によって邪神カオスルーラーがそいつに憑依して復活。<br />
元々彼等を動かしてるファロスのシステムは、<br />
黄金時代にカオスルーラーを呼び寄せた文明技術の産物。<br />
こうなることは時間の問題だったようです。<br />
<br />
<a id="a595" name="a595"></a></dd>
<dt><a>595</a><font size="+0"><strong><a href="mailto:sage">アンリミテッドサガ マイス編</a></strong></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/01/3112:38:29ID:fXoTxVYu</font></dt>
<dd>戦いの後、フィダルジェインはマイスの元を離れ、<br />
真人の隠れ里へ帰ってしまいます。<br />
一方ロングシャンクに戻ったマイスは、発明を開始しました。<br />
遺物に頼るのではなく、自分で0から何かを創りだそうと思ったのです。<br />
それは今までとは比べ物にならないほどの苦労でしたが、<br />
今までにない充実した日々でもありました。<br />
試行錯誤の末、ついには立派な飛行機械が完成。<br />
さっそく乗り込んで、フィダルジェインのところへ飛んでいきます。<br />
<br />
人間の発明に、真人は何と言うか。<br />
かつての英雄でも成就させられなかった異種間恋愛は、今度こそ実るのか。<br />
それはまだ判りません。すべてこれからの話です。<br />
<br />
完<br />
 </dd>
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