レイトン教授と不思議な町

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レイトン教授と不思議な町」(2017/04/13 (木) 14:17:01) の最新版変更点

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<b>レイトン教授と不思議な町<br /></b>part37-380^385<br /><hr size="2" width="100%" /> 380 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:34:24 ID:n+3srloO0 <dl class="thread"><dd>【レイトン教授】考古学者だが、謎を解くのが好きで、イギリスでは名の知れた名探偵。<br />         フェミニストだが淡白なジェントルマン。「英国紳士としてはね」が口癖。<br />         声は大泉洋。<br /><br /> 【ルーク少年】 レイトンを先生と慕う少年。自称先生の弟子。頑張りやさんで常識人。<br />         声は確か堀北真希?滑舌悪し。<br /><br /><br /> レイトン教授と助手のルーク少年は、依頼を受けてサロメ夫人の元へ向かった。<br /> そこは川に囲まれた小さな町。一つしかない吊り橋を上げてしまえば、出入りの出来ないような所だ。<br /> 住んでいるのは、異常に謎々が好きな住人達。<br /> 何かというと謎々を出してきて、解かなければ先に進めない。<br /><br /> お屋敷に着いて、サロメ夫人にお目通り願う。<br /> サロメ夫人は大富豪ラインフォード氏の未亡人で、美人だけどキツくてワガママな人。<br /> 依頼の内容、黄金の果実を探すこと。<br /> 亡き富豪は、その巨万の富を何処かに隠し、黄金の果実を見つけた者に遺産を与える、と遺言したらしい。<br /> 手を尽くしたが、黄金の果実がどういう物なのかすら解らず、遺産は入らないまま。<br /> 遺族は業を煮やして、レイトン教授に依頼した、ということらしい。<br /><br /> 家の中を調査する。<br /> 飾られた家族の肖像画の中に、一人知らない人物の絵があった。若く美しい少女が、暗い表情で描かれている。<br /> それはラインフォード氏の一人娘、アロマの肖像画だった。アロマは父の死後、数年で屋敷を離れて姿を消したらしい。<br /><br /> 町に出て調査を始めると。早速気になるものが。<br /> 町の奥にそびえる、巨大で奇怪な塔。町の人は皆そこを怖れ、近寄らないらしい。<br /> アロマの事も聞き込む。サロメ夫人は後妻で、アロマは前夫人の娘。<br /> 夫の死後、サロメ夫人が継娘を疎んじて追い出した、という噂もある。<br /> 一方、サロメ夫人は懐かないアロマに、惜しみない愛情を注いでいたと証言する住人も居た。<br /><br /> 三つ事件が起きる。<br /> 跳ね橋を操作するハンドルが盗まれて、橋が上がりっぱなしになってしまった。これでは外にでられない。<br /> ドーンという大きな音がして、地震のような揺れがあったが、原因不明。<br /> 遺族の一人、ロイが死んでいるのが見つかった。死因は不明。殺人か?死体の傍には歯車が落ちていた。<br /><br /></dd> <dt>381 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:36:19 ID:n+3srloO0</dt> <dd>屋敷に戻ると、気弱な執事が慌てている。<br /> ロイの死は、殺人事件として扱われ、警察がやってきたのだ。<br /> イギリスでも有名な名警部、チェルニーが捜査することになった。<br /> その結果、アリバイのなかったレイトンにも嫌疑がかけられる。疑いを晴らす為、そちらの事件も調査することに。<br /><br /> 故富豪の私室で、サロメ夫人がアロマらしき赤んぼうを抱いている写真を見つけた。<br /> なんだ、実の親子だったのか、とサロメ夫人にその写真の事を話すと、夫人は否定した。<br /> 「何の話かしら。私は子供を生んだ事なんてありませんのよ。」<br /> そういえば、夫人はとても若く見える。大きな娘がいるような歳ではないだろう。<br /> では、あれは前妻の写真だったのだ。しかし、いくらなんでも似すぎのような…。<br /><br /> この町には、神隠しの噂が流れている。<br /> 体の具合が悪い、とこぼしていた人がある日突然失踪するというのだ。<br /> 体の弱った人を狙って連れ去っていく黒い影。その影は、あの塔に住んでいる、ともっぱらの噂だった。<br /><br /> お屋敷の使用人の一人、ラモンがいなくなる。そいつを探すように頼まれる。<br /> しかし全く見つからない。彼はしきりにダルがっていたから、もしかして噂の神隠しにあったのかもしれない。<br /> 探している内に夜になり、宿に戻ろうとした二人は、怪しい人影を見た。<br /><br /> 老人が大きな袋をしょって、コソコソ歩いている。チラリと見えた袋の中には…<br /> 「ラモンさん!!」<br /> ぐったりとしたラモンをしょって、老人は一目散に駆けて行く。<br /> 二人も追いかけたが、すぐに見失ってしまった。<br /> ラモンを見失った後には、歯車が一つ落ちていた。<br /><br /> 翌日、その事を報告に行くが、ラモンは屋敷に戻っていた。<br /> 彼は連れ去られた記憶は無く、体調もすこぶる良いという。<br /> だが、レイトンは疑問を感じた。あの時見たラモンは、死んでいたように見えた。<br /> 少なくとも、全く生気が感じられなかったのだ…。<br /> 執事が警部にケーキを進めて怒鳴られる。<br /> チェルミー警部は、甘いものが大の苦手らしい。<br /><br /> 昔、お屋敷に仕えていた老婦人リーサに話を訊くことが出来た。<br /> リーサは昔の写真ですら今と同じような老婦人だった。かなりの高齢なのだろうか。<br /><br /> リーサ曰く、故ラインフォード氏は、妻を深く愛しており、妻の死後それはそれは悲しんだ。<br /> その後彼は、どこからともなく亡くなった妻そっくりのサロメを連れてきた。<br /> サロメはアロマを可愛がったが、アロマはとうとうサロメを受け入れることはなかったという。<br /> 無くなった前夫人は、庭の地下墓所に葬られていた。<br /> 花に囲まれた夫人の像は、サロメ夫人に本当によく似ていた。<br /><br /></dd> <dt>382 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:37:04 ID:n+3srloO0</dt> <dd>沢山の謎を解き、住人達に聞き込みをしたが、調査は中々進展しない。<br /> 調べている内に、落ちていた新聞が目にとまる。<br /> チェルミー警部の記事が出ていた。お手柄をたてて、インタビューをされたようだ。<br /> 警部曰く、一仕事のあとには、大好物の奥さんお手製スウィートポテトを必ず食べるとか。<br /> 愛妻を抱き寄せながら、おどけてスウィートポテトをかじる警部の写真も載っていた。<br /><br /> まだ調べていない所がある。門が開かない公園と、誰も近づかないというあの塔。<br /> 町中を調べたが、あの塔へ行く道が見つからない。<br /> 謎を解いて、閉ざされた道も開いたが、その道も塔の直前で行き止まりになった。<br /> その時、二人の後ろに少女が現れた。<br /> 少女はスカーフを頭に巻き、大きなメガネで顔を隠している。<br /> レイトンが、塔について何か知らないかと訪ねると、少女は逃げていってしまった。<br /> ただ、少女の居た場所に、チケットのようなものが落ちていた。<br /><br /> これは、観覧車のチケット…。あの閉ざされた公園には、観覧車が見えていた。<br /> 「これは、彼女のくれたヒントに違いない。」<br /> レイトンたちは、公園に入る方法を探す。<br /> 公園番を見つけ出して、中に入ることに成功。<br /><br /> 公園の入り口には、肖像画の少女を幼くしたようなイラストが描いてある。<br /> おそらく、この豪華な公園は、アロマの為に作られたのだろう。<br /> 観覧車の近くまで来ると、不意に観覧車が大きく傾いだ。<br /> そして、台座から外れて、こちらに向けて猛スピードで転がってきた。<br /> 何とか逃げ切り、観覧車は水車小屋を吹っ飛ばして池へ突っ込んだ。<br /> 偶然にも、むき出しになった水車小屋の土台に、地下へ続く階段を見つける。<br /> 奥へ進むと、塔の形をした鍵があった。<br /><br /> もう一度、塔に一番近い行き止まりを目指すが、チェルミー警部から呼び出しを受けた。<br /> 警部は、レイトンをロイ殺しの犯人だと断定し、調査を中止させようとする。<br /> レイトンは警部に、あの新聞記事を突きつけた。<br /> 本当のチェルミー警部は、スウィートポテトが大好物なのだ。<br /> そして、事件があったのは橋が上がった後。警察が来られる訳ない。<br /> 更に、妻の名前をわざと間違えるトラップにもひっかけて、チェルミー警部が偽者であると立証する。<br /> 偽警部は居直って、正体を明かす。彼は、科学者ドン・ポールだった。<br /><br /> ドン・ポールは、かつて天才学者と称されていたが、その邪な心から学会を追放された。<br /> レイトン教授をライバル視しており、過去に度々衝突していた。<br /> たまたま見つけたロイの死体を利用して、レイトンのジャマをしようとしたらしい。<br /> ドン・ポールはラインフォード氏の遺産を狙っていて、この町の秘密ももう解ったと言う。<br /> そのまま彼は、自家製飛行機に乗り込んで去っていく。あの時の爆音と振動は、あれがこの町に不時着した音だったのだろう。<br /><br /></dd> <dt>383 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:37:54 ID:n+3srloO0</dt> <dd>レイトンたちも、例の行き止まりへ戻った。<br /> そこに、あの少女がもう一度現れた。<br /> 「あの塔に近づかないで。」<br /> そう警告して、また少女は去っていく。<br /><br /> 二人は、行き止まりの壁に穴を見つけて、鍵を差し込む。<br /> すると、壁が開き、塔への道が現れた。<br /><br /> その塔は、謎を解かないと次の階に進めないようになっている。<br /> 難問を突破しながら最上階を目指すことに。<br /> その前に、地下に行ってみると、そこは何かを作る工房のようになっていた。<br /> レイトンはそれを見て、自分の推理に確信を持つ。<br /> そこへ、ラモンをさらった老人が現れた。<br /> レイトンは、老人に自分の推理をぶつける。<br /><br /> この町は、作り物なのではないか。<br /> 異常に謎々好きで、歳をとらない住人達。<br /> 彼らは人形で、調子が悪くなってきたら、老人が回収して修繕する…。<br /><br /> 老人はそれを認めた。<br /> 彼は、天才人形師ブルーノ。この町は、丸ごと彼の作品だったのだ。<br /><br /> 故ラインフォード氏は、ブルーノの才能を認め、援助していた。<br /> ブルーノは、とうとう完全なオートマタ(自動人形)を完成させ、ラインフォード氏は大層喜んだ。<br /> そしてブルーノは、氏に心から仕え、お抱えの人形師として働いた。<br /> 人形は裏切らない。執事人形と家政婦人形、友人人形、従僕人形。色々な人形は、富豪ゆえの孤独を慰めた。<br /><br /> 夫人を失ったラインフォード氏は、妻に生き写しの人形を作らせた。<br /> それは本当に夫人に似ていて、氏の心は慰められた。<br /> しかし、あくまでも最愛の人は戻らない。氏は、あえて真逆の性格を指定した。<br /> 幼いアロマは、姿は母であれ全く別の人格を持つ人形を怖れて、母と慕うことはなかった。<br /><br /> 妻を亡くした大富豪は、忘れ形見のアロマに愛情と時間の全てを注いだ。<br /> 妻の分までこの子を愛し、成長を見守る事を自分の使命とした。<br /> だが、ラインフォード氏もまた病に倒れ、余命が幾許も無い事を告げられた。<br /> それを知ったラインフォード氏は、最後の大仕事にとりかかった。ブルーノもそれに全力を注いだ。<br /><br /> アロマを守り、育てる町を作ること。<br /> 閉ざされた町と人形達が、アロマを外の世界と孤独から守り、健やかに育ててくれるように。<br /> 何も無かったこの土地に一つの町を建設し、様々な人形を住まわせた。<br /> 人形達は自分達の役割に忠実に、毎日を送る。<br /> アロマの為に、遊園地も作られた。アロマの遊び相手になる女の子の人形達も。<br /> とにかく、この町の全て、何もかもが、アロマを守る為だけに在る。<br /><br /> そして、数年たった今も、ブルーノはこの町を管理し続けている。<br /> アロマがこの町を必要としなくなるまで、この町は機能し続けるのだ。<br /><br /></dd> <dt>384 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:38:56 ID:n+3srloO0</dt> <dd>ハンドルもブルーノが盗んだのだろう。レイトン達の人間性を、じっくり見極めるために。<br /> そして、レイトン達は塔を登る事を許可された。<br /> もう一つこの町が守っているもの、黄金の果実。それは恐らく、この塔にある。<br /><br /> 難問を突破しながら、塔を上へ上へ登る。<br /> 長い戦いを経て、辿り着いた最上階には、一軒の家が建っていた。<br /> 中は、豪華な調度品が並ぶ、上品な部屋だった。<br /> 「とうとうここまで来たんですね」<br /> そこに、あの少女が立っていた。<br /> 今はもう、顔を隠していない。彼女はやはり、ラインフォード氏の一人娘、アロマだった。<br /><br /> 「どういうことなんですか、先生!」<br /> 「彼女が、黄金の果実の正体だよ。」<br /><br /> ラインフォード氏の謎かけの目的は、遺産の相続相手を探すことではなかった。<br /> 最愛の娘を託せる人を探すことだったのだ。全ての財産と引きかえに。<br /><br /> 作り物の住人たちは、少女の孤独を癒してはくれなかったのだろうか。<br /> アロマは心を閉ざし、笑わない娘になっていた。<br /> 「町の外から人が訪れた時、この塔にこもり待つようにと、父から言われていました。<br />  そして、ここに誰かが辿り着いたとき、<br />  その方こそが、私の人生を捧げるにふさわしい人物なのだと」<br /><br /> その時轟音と共に塔が揺れた。<br /> 外を見ると、ドン・ポールの飛行機から鉄球が吊り下げられ、塔を攻撃している。<br /> 塔から脱出しようとするが、階段が崩れて、レイトンとアロマは取り残されてしまう。<br /> ルークに先に降りるように指示して、レイトンはアロマを連れて最上階へ戻る。<br /><br /> そして、飾ってあった巨大な地球儀の枠を外して、旗竿を組み合わせて旗を張り、アロマを抱えてハンドグライダーの要領で飛び出した。<br /> 滑空して、ドンポールの飛行機を掠めて壊し、町の通りに不時着する。<br /> レイトンはアロマを抱き込んでかばいながら転がる。<br /> 町の人たちやルークが駆けてきて、二人を囲んだ。<br /> 魔法の様な脱出劇だった。アロマは起き上がり、レイトンを見ると、初めての笑顔を見せた。<br /> そのままレイトンに抱きつくアロマ。<br /><br /> 体を離した時、レイトンはある事に気付いた。<br /> アロマの鎖骨の当たりに、今まで無かったアザがある。<br /> アロマが心から笑った時にだけ、浮かび上がるリンゴ型のアザ。<br /> 黄金の果実とは、アロマの笑顔の事だったのだ。<br /><br /> アロマは、遺産については何も聞いていないと言う。<br /> 「遺産なんかなかったんでしょうか?」<br /> 「そうじゃないよ、ルーク。私の推理が正しければ…」<br /><br /> 屋敷に戻り、アロマの肖像画の前に立つ。<br /> そして、絵の中のアロマの、アザが浮き出る部分を指で押し込んだ。<br /> すると、隠し扉が開き、小部屋が現れた。<br /> そこには、目もくらむような金銀財宝がひしめいていた。<br /><br /></dd> <dt>385 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:41:15 ID:n+3srloO0</dt> <dd>同時に、録音されたラインフォード氏のメッセージが再生された。<br /><br /> 「アロマよ。とうとうここまで来たか。<br />  アロマ、この町はちゃんとお前を守ってくれたか?<br />  独りになったお前が寂しくならないよう、心をこめて作った町だ。<br />  ここにたどり着いたなら、私の想いは通じたのであろう。<br />  私は、お前に「幸せ」をプレゼントしたかった。<br />  それが、お前の隣りにいるその人なのか…結局はお前次第だが。<br />  さて、娘と一緒にいるアナタ。よくぞ私の残したナゾを解き明かしてくれた。<br />  あなたならすでにお気づきだろうが、改めてお話しよう。」<br /><br /> 氏は、町の秘密について語り、黄金の果実についても触れた。<br /> 娘が成長した時、黄金の果実について公表するよう、執事人形に命じてあったのだ。<br /> そしてこの町が、住人達が、訪れた者の知力と心を試す。娘にふさわしいかどうかを。<br /><br /> 「そして貴方は、賢くて立派な紳士<br />  いや、場合によっては女性かもしれないが、<br />  全てのナゾを解き、ここまでたどり着いたあなたなら…<br />  私と同じくらいの知恵があり、私と同じくらい娘に愛情をもっていると考えたのです。<br />  遺産を引き継ぎ、娘を大事にしてください。<br />  この部屋の財宝は全てあなたのものだ。<br />  あなたが宝を手にしたとき、町はその役目を終え、住人達も永遠の休息につくだろう。」<br /><br /> この財宝に手をつければ、町の機能は停止する。<br /> 命が通ったように、笑い、しゃべり、暮らしている住人達は、皆動かなくなってしまうらしい。<br /><br /> 「さぁ、あなたの手で、この偽りの町の長い歴史に幕を降ろしてください。」<br /><br /> レイトンは、アロマに選択を委ねた。<br /> 元々は君に残された遺産だ。君が選びなさいと。<br /> アロマは、遺産なんていらないと答えた。<br /> この町に、いつまでもこのままでいてほしいと言う。<br /><br /> 「わかった。そうするといい。そして、君はどうするんだ?」<br /> 「私は…私の望みは…」<br /><br /> 人形達に見送られながら、レイトンとルークは車に乗り込む。<br /> 続いて、アロマも後部座席に。<br /> アロマは、レイトンと共に町を出ることを望んだのだ。<br /> アロマは、遠ざかる町を見ながら呟いた。<br /> 「さよなら、私の町…」<br /><br /><br /> ◆スタッフロールと一緒に、後日談のイラストが数枚流れる。<br />  アロマは、レイトンやルークと一緒に暮らしてるっぽく描いてあるが、悪魔の箱やってないから真偽不明。<br />  最後は、3人の元に住人達から手紙と集合写真が送られてきてEND。<br /></dd> </dl>
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町に出て調査を始めると。早速気になるものが。<br /> 町の奥にそびえる、巨大で奇怪な塔。町の人は皆そこを怖れ、近寄らないらしい。<br /> アロマの事も聞き込む。サロメ夫人は後妻で、アロマは前夫人の娘。<br /> 夫の死後、サロメ夫人が継娘を疎んじて追い出した、という噂もある。<br /> 一方、サロメ夫人は懐かないアロマに、惜しみない愛情を注いでいたと証言する住人も居た。<br /><br /> 3つ事件が起きる。<br /> 跳ね橋を操作するハンドルが盗まれて、橋が上がりっぱなしになってしまった。これでは外にでられない。<br /> ドーンという大きな音がして、地震のような揺れがあったが、原因不明。<br /> 遺族の1人、ロイが死んでいるのが見つかった。死因は不明。殺人か?死体の傍には歯車が落ちていた。<br />  </dd> <dt>381 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:36:19 ID:n+3srloO0</dt> <dd>屋敷に戻ると、気弱な執事が慌てている。<br /> ロイの死は、殺人事件として扱われ、警察がやってきたのだ。<br /> イギリスでも有名な名警部、チェルニーが捜査することになった。<br /> その結果、アリバイのなかったレイトンにも嫌疑がかけられる。疑いを晴らす為、そちらの事件も調査することに。<br /><br /> 故富豪の私室で、サロメ夫人がアロマらしき赤んぼうを抱いている写真を見つけた。<br /> なんだ、実の親子だったのか、とサロメ夫人にその写真の事を話すと、夫人は否定した。<br /> 「何の話かしら。私は子供を生んだ事なんてありませんのよ。」<br /> そういえば、夫人はとても若く見える。大きな娘がいるような歳ではないだろう。<br /> では、あれは前妻の写真だったのだ。しかし、いくらなんでも似すぎのような…。<br /><br /> この町には、神隠しの噂が流れている。<br /> 体の具合が悪い、とこぼしていた人がある日突然失踪するというのだ。<br /> 体の弱った人を狙って連れ去っていく黒い影。その影は、あの塔に住んでいる、と専らの噂だった。<br /><br /> お屋敷の使用人の1人、ラモンがいなくなる。そいつを探すように頼まれる。<br /> しかし全く見つからない。彼はしきりにダルがっていたから、もしかして噂の神隠しにあったのかもしれない。<br /> 探している内に夜になり、宿に戻ろうとした2人は、怪しい人影を見た。<br /><br /> 老人が大きな袋をしょって、コソコソ歩いている。チラリと見えた袋の中には…<br /> 「ラモンさん!!」<br /> ぐったりとしたラモンをしょって、老人は一目散に駆けて行く。<br /> 2人も追いかけたが、すぐに見失ってしまった。<br /> ラモンを見失った後には、歯車が1つ落ちていた。<br /><br /> 翌日、その事を報告に行くが、ラモンは屋敷に戻っていた。<br /> 彼は連れ去られた記憶は無く、体調もすこぶる良いという。<br /> だが、レイトンは疑問を感じた。あの時見たラモンは、死んでいたように見えた。<br /> 少なくとも、全く生気が感じられなかったのだ…。<br /> 執事が警部にケーキを進めて怒鳴られる。<br /> チェルミー警部は、甘いものが大の苦手らしい。<br /><br /> 昔、お屋敷に仕えていた老婦人リーサに話を訊くことが出来た。<br /> リーサは昔の写真ですら今と同じような老婦人だった。かなりの高齢なのだろうか。<br /><br /> リーサ曰く、故ラインフォード氏は、妻を深く愛しており、妻の死後それはそれは悲しんだ。<br /> その後彼は、どこからともなく亡くなった妻そっくりのサロメを連れてきた。<br /> サロメはアロマを可愛がったが、アロマはとうとうサロメを受け入れることはなかったという。<br /> 無くなった前夫人は、庭の地下墓所に葬られていた。<br /> 花に囲まれた夫人の像は、サロメ夫人に本当によく似ていた。<br />  </dd> <dt>382 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:37:04 ID:n+3srloO0</dt> <dd>沢山の謎を解き、住人達に聞き込みをしたが、調査は中々進展しない。<br /> 調べている内に、落ちていた新聞が目にとまる。<br /> チェルミー警部の記事が出ていた。お手柄をたてて、インタビューをされたようだ。<br /> 警部曰く、一仕事のあとには、大好物の奥さんお手製スウィートポテトを必ず食べるとか。<br /> 愛妻を抱き寄せながら、おどけてスウィートポテトをかじる警部の写真も載っていた。<br /><br /> まだ調べていない所がある。門が開かない公園と、誰も近づかないというあの塔。<br /> 町中を調べたが、あの塔へ行く道が見つからない。<br /> 謎を解いて、閉ざされた道も開いたが、その道も塔の直前で行き止まりになった。<br /> その時、2人の後ろに少女が現れた。<br /> 少女はスカーフを頭に巻き、大きなメガネで顔を隠している。<br /> レイトンが、塔について何か知らないかと訪ねると、少女は逃げていってしまった。<br /> ただ、少女の居た場所に、チケットのようなものが落ちていた。<br /><br /> これは、観覧車のチケット…。あの閉ざされた公園には、観覧車が見えていた。<br /> 「これは、彼女のくれたヒントに違いない。」<br /> レイトン達は、公園に入る方法を探す。<br /> 公園番を見つけ出して、中に入ることに成功。<br /><br /> 公園の入り口には、肖像画の少女を幼くしたようなイラストが描いてある。<br /> おそらく、この豪華な公園は、アロマの為に作られたのだろう。<br /> 観覧車の近くまで来ると、不意に観覧車が大きく傾いだ。<br /> そして、台座から外れて、こちらに向けて猛スピードで転がってきた。<br /> 何とか逃げ切り、観覧車は水車小屋を吹っ飛ばして池へ突っ込んだ。<br /> 偶然にも、むき出しになった水車小屋の土台に、地下へ続く階段を見つける。<br /> 奥へ進むと、塔の形をした鍵があった。<br /><br /> もう一度、塔に一番近い行き止まりを目指すが、チェルミー警部から呼び出しを受けた。<br /> 警部は、レイトンをロイ殺しの犯人だと断定し、調査を中止させようとする。<br /> レイトンは警部に、あの新聞記事を突きつけた。<br /> 本当のチェルミー警部は、スウィートポテトが大好物なのだ。<br /> そして、事件があったのは橋が上がった後。警察が来られる訳ない。<br /> 更に、妻の名前を態と間違えるトラップにもひっかけて、チェルミー警部が偽者であると立証する。<br /> 偽警部は居直って、正体を明かす。彼は、科学者ドン・ポールだった。<br /><br /> ドン・ポールは、かつて天才学者と称されていたが、その邪な心から学会を追放された。<br /> レイトン教授をライバル視しており、過去に度々衝突していた。<br /> たまたま見つけたロイの死体を利用して、レイトンのジャマをしようとしたらしい。<br /> ドン・ポールはラインフォード氏の遺産を狙っていて、この町の秘密ももう解ったと言う。<br /> そのまま彼は、自家製飛行機に乗り込んで去っていく。あの時の爆音と振動は、あれがこの町に不時着した音だったのだろう。<br />  </dd> <dt>383 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:37:54 ID:n+3srloO0</dt> <dd>レイトン達も、例の行き止まりへ戻った。<br /> そこに、あの少女がもう一度現れた。<br /> 「あの塔に近づかないで。」<br /> そう警告して、また少女は去っていく。<br /><br /> 2人は、行き止まりの壁に穴を見つけて、鍵を差し込む。<br /> すると、壁が開き、塔への道が現れた。<br /><br /> その塔は、謎を解かないと次の階に進めないようになっている。<br /> 難問を突破しながら最上階を目指すことに。<br /> その前に、地下に行ってみると、そこは何かを作る工房のようになっていた。<br /> レイトンはそれを見て、自分の推理に確信を持つ。<br /> そこへ、ラモンを攫った老人が現れた。<br /> レイトンは、老人に自分の推理をぶつける。<br /><br /> この町は、作り物なのではないか。<br /> 異常に謎々好きで、歳をとらない住人達。<br /> 彼らは人形で、調子が悪くなってきたら、老人が回収して修繕する…。<br /><br /> 老人はそれを認めた。<br /> 彼は、天才人形師ブルーノ。この町は、丸ごと彼の作品だったのだ。<br /><br /> 故ラインフォード氏は、ブルーノの才能を認め、援助していた。<br /> ブルーノは、とうとう完全なオートマタ(自動人形)を完成させ、ラインフォード氏は大層喜んだ。<br /> そしてブルーノは、氏に心から仕え、お抱えの人形師として働いた。<br /> 人形は裏切らない。執事人形と家政婦人形、友人人形、従僕人形。色々な人形は、富豪故の孤独を慰めた。<br /><br /> 夫人を失ったラインフォード氏は、妻に生き写しの人形を作らせた。<br /> それは本当に夫人に似ていて、氏の心は慰められた。<br /> しかし、あくまでも最愛の人は戻らない。氏は、あえて真逆の性格を指定した。<br /> 幼いアロマは、姿は母であれ全く別の人格を持つ人形を怖れて、母と慕うことはなかった。<br /><br /> 妻を亡くした大富豪は、忘れ形見のアロマに愛情と時間の全てを注いだ。<br /> 妻の分までこの子を愛し、成長を見守る事を自分の使命とした。<br /> だが、ラインフォード氏もまた病に倒れ、余命が幾許も無い事を告げられた。<br /> それを知ったラインフォード氏は、最後の大仕事にとりかかった。ブルーノもそれに全力を注いだ。<br /><br /> アロマを守り、育てる町を作ること。<br /> 閉ざされた町と人形達が、アロマを外の世界と孤独から守り、健やかに育ててくれるように。<br /> 何も無かったこの土地に一つの町を建設し、様々な人形を住まわせた。<br /> 人形達は自分達の役割に忠実に、毎日を送る。<br /> アロマの為に、遊園地も作られた。アロマの遊び相手になる女の子の人形達も。<br /> 兎に角、この町の全て、何もかもが、アロマを守る為だけに在る。<br /><br /> そして、数年たった今も、ブルーノはこの町を管理し続けている。<br /> アロマがこの町を必要としなくなるまで、この町は機能し続けるのだ。<br />  </dd> <dt>384 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:38:56 ID:n+3srloO0</dt> <dd>ハンドルもブルーノが盗んだのだろう。レイトン達の人間性を、じっくり見極める為に。<br /> そして、レイトン達は塔を登る事を許可された。<br /> もう一つこの町が守っているもの、黄金の果実。それは恐らく、この塔にある。<br /><br /> 難問を突破しながら、塔を上へ上へ登る。<br /> 長い戦いを経て、辿り着いた最上階には、一軒の家が建っていた。<br /> 中は、豪華な調度品が並ぶ、上品な部屋だった。<br /> 「とうとうここまで来たんですね」<br /> そこに、あの少女が立っていた。<br /> 今はもう、顔を隠していない。彼女はやはり、ラインフォード氏の一人娘、アロマだった。<br /><br /> 「どういうことなんですか、先生!」<br /> 「彼女が、黄金の果実の正体だよ。」<br /><br /> ラインフォード氏の謎かけの目的は、遺産の相続相手を探すことではなかった。<br /> 最愛の娘を託せる人を探すことだったのだ。全ての財産と引きかえに。<br /><br /> 作り物の住人達は、少女の孤独を癒してはくれなかったのだろうか。<br /> アロマは心を閉ざし、笑わない娘になっていた。<br /> 「町の外から人が訪れた時、この塔にこもり待つようにと、父から言われていました。<br />  そして、ここに誰かが辿り着いた時、その方こそが、私の人生を捧げるにふさわしい人物なのだと」<br /><br /> その時轟音と共に塔が揺れた。<br /> 外を見ると、ドン・ポールの飛行機から鉄球が吊り下げられ、塔を攻撃している。<br /> 塔から脱出しようとするが、階段が崩れて、レイトンとアロマは取り残されてしまう。<br /> ルークに先に降りるように指示して、レイトンはアロマを連れて最上階へ戻る。<br /><br /> そして、飾ってあった巨大な地球儀の枠を外して、旗竿を組み合わせて旗を張り、アロマを抱えてハンドグライダーの要領で飛び出した。<br /> 滑空して、ドンポールの飛行機を掠めて壊し、町の通りに不時着する。<br /> レイトンはアロマを抱き込んでかばいながら転がる。<br /> 町の人達やルークが駆けてきて、2人を囲んだ。<br /> 魔法の様な脱出劇だった。アロマは起き上がり、レイトンを見ると、初めての笑顔を見せた。<br /> そのままレイトンに抱きつくアロマ。<br /><br /> 体を離した時、レイトンはある事に気付いた。<br /> アロマの鎖骨の当たりに、今まで無かった痣がある。<br /> アロマが心から笑った時にだけ、浮かび上がるリンゴ型のアザ。<br /> 黄金の果実とは、アロマの笑顔の事だったのだ。<br /><br /> アロマは、遺産については何も聞いていないと言う。<br /> 「遺産なんかなかったんでしょうか?」<br /> 「そうじゃないよ、ルーク。私の推理が正しければ…」<br /><br /> 屋敷に戻り、アロマの肖像画の前に立つ。<br /> そして、絵の中のアロマの、痣が浮き出る部分を指で押し込んだ。<br /> すると、隠し扉が開き、小部屋が現れた。<br /> そこには、目もくらむような金銀財宝がひしめいていた。<br />  </dd> <dt>385 :<a href="mailto:sage"><b>レイトン教授と不思議な町</b></a>:2008/03/23(日) 23:41:15 ID:n+3srloO0</dt> <dd>同時に、録音されたラインフォード氏のメッセージが再生された。<br /><br /> 「アロマよ。とうとうここまで来たか。<br />  アロマ、この町はちゃんとお前を守ってくれたか?<br />  独りになったお前が寂しくならないよう、心をこめて作った町だ。<br />  ここにたどり着いたなら、私の想いは通じたのであろう。<br />  私は、お前に「幸せ」をプレゼントしたかった。<br />  それが、お前の隣りにいるその人なのか…結局はお前次第だが。<br />  さて、娘と一緒にいるアナタ。よくぞ私の残したナゾを解き明かしてくれた。<br />  あなたなら既にお気づきだろうが、改めてお話しよう。」<br /><br /> 氏は、町の秘密について語り、黄金の果実についても触れた。<br /> 娘が成長した時、黄金の果実について公表するよう、執事人形に命じてあったのだ。<br /> そしてこの町が、住人達が、訪れた者の知力と心を試す。娘にふさわしいかどうかを。<br /><br /> 「そして貴方は、賢くて立派な紳士<br />  いや、場合によっては女性かもしれないが、全てのナゾを解き、ここまでたどり着いたあなたなら…<br />  私と同じくらいの知恵があり、私と同じくらい娘に愛情をもっていると考えたのです。<br />  遺産を引き継ぎ、娘を大事にしてください。<br />  この部屋の財宝は全てあなたのものだ。<br />  あなたが宝を手にした時、町はその役目を終え、住人達も永遠の休息につくだろう。」<br /><br /> この財宝に手をつければ、町の機能は停止する。<br /> 命が通ったように、笑い、しゃべり、暮らしている住人達は、皆動かなくなってしまうらしい。<br /><br /> 「さぁ、あなたの手で、この偽りの町の長い歴史に幕を降ろしてください。」<br /><br /> レイトンは、アロマに選択を委ねた。<br /> 元々は君に残された遺産だ。君が選びなさいと。<br /> アロマは、遺産なんていらないと答えた。<br /> この町に、いつまでもこのままでいてほしいと言う。<br /><br /> 「わかった。そうするといい。そして、君はどうするんだ?」<br /> 「私は…私の望みは…」<br /><br /> 人形達に見送られながら、レイトンとルークは車に乗り込む。<br /> 続いて、アロマも後部座席に。<br /> アロマは、レイトンと共に町を出ることを望んだのだ。<br /> アロマは、遠ざかる町を見ながら呟いた。<br /> 「さよなら、私の町…」<br /><br /> ◆スタッフロールと一緒に、後日談のイラストが数枚流れる。<br /> アロマは、レイトンやルークと一緒に暮らしてるっぽく描いてあるが、悪魔の箱やってないから真偽不明。<br /> 最後は、3人の元に住人達から手紙と集合写真が送られてきてEND。</dd> </dl>

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