プロローグ5 「Gun Shot!」

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プロローグ5 「Gun Shot!」」(2006/02/03 (金) 09:22:05) の最新版変更点

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プロローグ5 「Gun Shot!」<br> <hr size="2" width="100%"> <br> 場所:西暦20XX年…アメリカ、メトロシティ<br> <br> ケン「まったく、どこをブラブラしてやがった。<br>    だから携帯電話は持っとけって、前から言ってただろうが」<br> リュウ「………」<br> ケン「日本にいたんだってな?師匠の墓参りなら、俺にも声をかけ…」<br> リュウ「豪鬼に会った」<br> ケン「……!」<br> リュウ「師匠の墓の前…どうやら、俺かお前を待っていたらしい」<br> ケン「まさか…やり合ったのか!?」<br> リュウ「もしそうなら、無傷ではここにはいないさ。…奴は…"来るべき時が来た"と」<br> ケン「へっ、拳を極めし者なんて、<br>    ご大層な肩書きを持ってる野郎が、拳で語らずに謎かけかよ。<br>    …来るべき時が来た、ね。今回のことが関係あるとは思いたくねえが…」<br> リュウ「……?」<br> ケン「例の秘密結社…シャドルーが、また活動を始めたらしい」<br> リュウ「例…の…?馬鹿な!"奴"はあの時、俺が…!」<br> ケン「今のところ、噂の域を出ちゃいないが…あの姉ちゃんが動いてるからな」<br> リュウ「姉ちゃん…春麗の事か?」<br> ケン「ああ。あの張り切りようを見る限りじゃ、丸っきりのガセネタとも考えにくいぜ。<br>    ジャドルーを追ってるチュンリーの行き先は…日本だ」<br> リュウ「シャドルーが日本へ…!?一体何を…」<br> ケン「さあな。…仕方ねえ、行くしかねえか。俺は師匠の墓参り、まだだしな。<br>    お前はトンボ返りになっちまうが…」<br> リュウ「かまわないさ」<br> <br> <br> <br> 場所:西暦20XX年…太平洋上、スペンサーレイン号<br> <br> ブルース「…日本まで、あと3時間ってとこか。ハッ…またこの船に乗る事になるとはな」<br> ???「正確には"同型船"よ」<br> ブルース「同じ事さ。あの事件は"上"からの圧力でなかった事にされてる…。<br>      だからこの船は、あくまでただのスペンサーレイン号さ。<br>      真実を知っているのは、俺と…お前だけだ、フォンリン」<br> フォンリン「………」<br> ブルース「今回はお仲間って事でいいいんだよな。中国安全部の工作員さんよ」<br> フォンリン「前にも言ったでしょう?…スパイに味方はいないわ、ブルース」<br> ブルース「そうだったな。…で、どうなんだ?…『感染者』の可能性がある娘ってのは」<br> フォンリン「とりあえずはシロよ・とりあえずは、ね」<br> ブルース「おまえにしては、はっきりしない言い方だな。<br>      …前みたいな事はごめんだ。疑わしいなら、隔離するしかない」<br> フォンリン「"あのウィルス"の反応はないわ。それは確実よ。ただ…」<br> ブルース「なんだよ、はっきり言え、フォンリン」<br> フォンリン「"生きていない"ようなのよ」<br> ブルース「………」<br> フォンリン「生きていないから"死んでいる"とは限らない。<br>       その意味がわからないとは言わせないわ。…あのウィルスに関わった以上はね」<br> ブルース「限りなく生きている人間に近い…死人か。<br>      またこの船で、何か起こるというのか?」<br> フォンリン「今度はあなたの番ね、ブルース。<br>      …なぜアメリカ統合戦略軍のエージェントがここにいるの?」<br> ブルース「おまえの事が忘れられなかったのさ」<br> フォンリン「真面目に答えて」<br> ブルース「つれない女だな。<br>      …秘密結社『シャドルー』の事は知ってるな」<br> フォンリン「最近、また動き始めた犯罪組織ね。<br>      ICPOが追っているという話は聞いているわ」<br> ブルース「詳しいな」<br> フォンリン「ICPOに知り合いの刑事がいるのよ。で?」<br> ブルース「そいつらが、日本へ向かったらしい。<br>      そして…この船で、ある機密データが入ったディスクを運搬しているって話だ」<br> フォンリン「機密データ…?」<br> ブルース「"第三のエネルギー資源"さ」<br> フォンリン「『サードエナジー』…!?でも、アイビス島の実験施設はもう…」<br> ブルース「そんな事は知ったこっちゃないさ。<br>      俺はそれを取り戻して来いと言われただけだからな」<br> フォンリン「見つかったの?」<br> ブルース「見当はついてる。…この船の構造については詳しいんでな」<br> フォンリン「…娯楽室」<br> ブルース「さて、な。協力しろとは言わないが、邪魔はしないでくれよ」<br> フォンリン「安心して。あなたにかまってる暇などないわ」<br> <br> そう言い残し立ち去るフォンリン。<br> ブルース「ハッ…偉そうに。<br>    (サードエナジーに、感染の可能性がある乗客…か。何も起こらなけりゃいいがな)」<br> <br> <br> 場所:魔界…ドルアーガの塔、59階<br> <br> ???「ククク…そうか…乙女の騎士がな」<br> ジョーカー「おやおや、とうとう動きだしましたか。<br>       とはいえ、そう簡単にここまで来られないでしょうねェ。<br>       相棒とも別行動では、さらに無理。のほほほほほ」<br> アリーマ「報告は以上だ…では、失礼する」<br> ジョーカー「ずいぶんお急ぎですねェ。もう少しゆっくりされたらいかがです?<br>       同じジョーカー同士、お茶でも」<br> アリーマ「………。<br>   (アスタロト様も、なぜこのような輩と…。寝首をかかれるような事にならねばいいが)」<br> <br> 立ち去るアリーマ。<br> ジョーカー「いやはや、愛想がないですねェ」<br> ???「かまわん。あの手の者はそれはそれで役に立つ。<br>     …ジョーカーよ、我が力が戻るまで…もうしばらくかかる。<br>     "生贄"の方はどうなっている?」<br> ジョーカー「ご心配なく。物質界への扉…完全に開く事ができまして」<br> ???「ほう…」<br> ジョーカー「あちら側は、強い生命力に満ちた者達の宝庫…。<br>     ピッチピチの生贄をご用意いたしましょう」<br> ???「…急げ。一刻も早くだ」<br> ジョーカー「のほほほ…。<br>     そうおっしゃられると思っておりまして、先に"ある者"を送り込んでおきました。<br>     あちら側で『デビル因子』と呼ばれている面白げな素材を見つけましたのでねェ」<br> ???「ふん…抜け目のない男よ。何が望みだ?」<br> ジョーカー「はてさて…ワタクシは面白ければ何でもかまいませんので。<br>     それでは、そろそろワタクシも参りましょうか。では、今しばらくお待ちを。<br>     …ドルアーガ様」<br> <br> 立ち去るジョーカー。<br> ドルアーガ「…あのような者達を使わねばならんとは、<br>     力の戻らぬ我が体…なんと歯がゆい事よ。<br>     だが…クククク…次こそは貴様を八つ裂きにしてくれる…。<br>     待っておれよ…ギルガメス…!」<br> <br> <br> 場所:西暦20XX年…太平洋上、スペンサーレイン号<br> <br> 船内の非常ベルがけたたましく鳴り響く。<br> フォンリン「ブルースッ!」<br> ブルース「くそ、一眠りしようとしてたのに…。何が起こった、フォンリン!」<br> フォンリン「よくはわからないけど、甲板に化け物が出たって話よ!」<br> ブルース「化け物だと!?そうか、日本は確か…ここ最近、その手の事件が多いんだったな」<br> フォンリン「でも、まだかなり離れているわよ!?」<br> ブルース「でてきちまったのは事実だ。…そうだ、あの娘はどうした?例の…」<br> フォンリン「それが…この混乱で、目を離した隙に…」<br> ブルース「…何をやってるんだ!問題が起こったらどうするつもりだッ!」<br> フォンリン「そんな事わかってるわよ!」<br> ブルース「ちッ…!お前は甲板に行け!俺は乗客を避難させる!…武器は!?」<br> フォンリン「拳銃なら隠し持ってきたわ」<br> ブルース「俺と同じか。それで何とかなりゃいいが…。行け!俺もすぐに行く!」<br> フォンリン「わかったわ」<br> <br> 甲板へ向かうフォンリン。<br> ブルース「…俺も俺の仕事をするか…!」<br> <br> 娯楽室へ来たブルース。<br> ブルース「ここだ、娯楽室。この奥に…。…誰だッ!」<br> ???「………」<br> ブルース「この非常時にコソドロとはな。…まさか、シャドルーの工作員か」<br> ???「それはこっちの台詞よ」<br> ブルース「…おまえ…同業者だな?その格好…『特務機関S.O.R.T.』か」<br> ???「………」<br> ブルース「赤毛の女工作員か。おまえ、『サードエナジー暴走事件』の…」<br> ???「答える義務はないわ」<br> ブルース「フッ、言わなくてもいいさ。コードネームは確か…"レジーナ"。当然、狙いは…」<br> レジーナ「…これよ」<br> ブルース「そいつだ。…サードエナジーに関する機密データが入ったディスク」<br> レジーナ「早い者勝ちという事にさせてもらうわ。運がなかったわね」<br> ブルース「…モンスターに殺されちまったら、誰が持っていたって関係ない」<br> レジーナ「そのようね。状況を考えれば」<br> ブルース「甲板…プールデッキで戦っている奴がいる。武器を持っているならつきあえ。<br>      同業のよしみ…ってやつでな」<br> レジーナ「…この際仕方がないわね。<br>      だけど、一つ言っておくわ。<br>      …スパイに味方はいなくてよ、ブルース、マッギャヴァン」<br> ブルース「どっかで聞いたぜ、その台詞」<br> レジーナ「……?」<br> ブルース「こっちの話さ。…さあ、いくぜ!」<br> <br> <br> 場所:スペンサーレイン号、甲板<br> <br> 追っていた娘に追いつき、話しかけるフォンリン。<br> フォンリン「こんな所にいた!ちょっと、あなた!ええと…」<br> ???「レイレイだよ」<br> フォンリン「そうだったわね。ともかく、ここは逃げなさい!船倉まで避難するのよ!」<br> レイレイ「え?な、なんで?」<br> フォンリン「なんでって…」<br> <br> 骸骨のモンスターが現れる。<br> フォンリン「なに…!?骸骨…!?<br>       くっ、見てわからないの!?化け物が攻めてきてるのよ!」<br> レイレイ「…まあ、この程度なら大丈夫なワケ。キミは下がってていいアルよん」<br> フォンリン「そういうわけにはいかないわ!」<br> レイレイ「ほらぁ、早くしないと悪魔だらけアルよ。<br>      もう、アイヤーとかシェーシェーとか言ってる場合じゃないワケ」<br> フォンリン「…一言も言ってないんだけど」<br> レイレイ「まあまあ、人間はキミだけだし…。アタシは武器もこの通り!」<br> フォンリン「(人間は私だけ…?)」<br> レイレイ「じゃ、いくアルよォ!」<br> フォンリン「この際仕方がないわ…!あなたから目を離すわけにもいかないし。<br>       こんな事なら、もう少し武器を持ってくるんだった…」<br> レイレイ「ん~、だったら、バクダンを貸してあげるよ」<br> フォンリン「え?」<br> レイレイ「投げやすいには投げやすいんだけど…<br>      このツメだと、ピンがうまく抜けないワケ。じゃ、よろしく~」<br> フォンリン「ちょっと、これ…何個持ってるの!?」<br> レイレイ「無くなってもまだ有るアルよ、なんてね」<br> フォンリン「………」<br> <br> ブルースとレジーナも甲板へ到着する。<br> ブルース「フォンリン!」<br> フォンリン「ブルース、遅いわよ!」<br> レジーナ「…あの女は?」<br> ブルース「中国安全部の工作員だ。名はフォンリン。もう一人のチャイニーズが…例の娘か」<br> レジーナ「例の?」<br> レイレイ「ニ~ハオ!レイレイアルよ~!」<br> ブルース「レイレイね。…詳しい話は後だ。…見てみろよ、ホントにモンスターだ」<br> レジーナ「あんな貧弱なナリでモンスター?<br>      …馬鹿でかい爬虫類に比べれば、かわいいものね」<br> ブルース「は…?」<br> レジーナ「…いいえ、何でも。ああ、武器はこれを使うといいわ。<br>      ショットガンにアサルトライフル…使い方はわかってるわね?」<br> ブルース「これはこれはご親切に。…おまえはいいのか?」<br> レジーナ「拳銃と、近接用のスタンガン…いざという時はミサイルランチャーを使うわ」<br> ブルース「…なんてもん持ち込んでやがる。日本で戦争でもやらかすつもりだったのかよ…」<br> フォンリン「冬瓜(ドングァ※中国でダメ男を指す)!<br>      無駄話はやめなさい!戦えるの!?どうなの!」<br> レイレ「周りが見えてないねぇ。ホント冬瓜(ドングァ)アル」<br> レジーナ「ドングァ?」<br> ブルース「ちっ…気にするなよ。いくぞ!」<br> <br> 交戦中、新たな敵が出現する。<br> ザベル「ヒャーハァ!楽しくやってるみてェーじゃねェーか!」<br> レジーナ「新手のモンスター!?」<br> ブルース「なんだぁ!?この腐りかけのゾンビ野郎…!」<br> フォンリン「…つくづく縁があるみたいね…私達」<br> レイレイ「うわ…!やっば!」<br> レイレイを見つけ、目がハートマークに変わるザベル。<br> ザベル「あァーーん?ドゥワァーオッ!<br>     マァイスゥィィーート・ハァーーート!レェイレイちゅわァーーん!」<br> レイレイ「…アイヤ~」<br> フォンリン「あなたまさか…モンスターの仲間なの?」<br> レイレイ「ん~、まあ…なんというか…その~」<br> ザベル「YO!YO!ネエちゃん!<br>     オレのラヴィンベイベェ・レイレイちゅわんを困らせてんじゃねェ~ぜ!<br>     ヒャハーー!」<br> ブルース「なんなんだ、あの野郎…」<br> レイレイ「…射殺してくれたら、ちゃんと事情を話すアルね」<br> レジーナ「爆殺でもいいわね」<br> レイレイ「殺り方は問わないアル」<br> ザベル「怖ェー女どもだゼ!じゃあよォ、オレからも怖~い話をしてやるゼェ!<br>     …船の中によォ、何匹かバラまいといたゼ…」<br> フォンリン「…なっ…!」<br> レジーナ「なんて事をッ…!」<br> ザベル「今頃、船ン中ァ、パーティが始まってんゼ?<br>     阿鼻叫喚のブラッディパーティがよォ!ヒャァーーッハァッ!」<br> ブルース「くっ…この腐れ外道が!地獄に堕ちやがれッ!」<br> ザベル「今、そこから来たばかりだゼェッ!」<br> <br> ブルース「くそっここであまり時間はかけられねぇ!」<br> フォンリン「早く、船の中に!」<br> ザベル「させねェさせねェ。みんなで地獄へ逝こうゼィ!<br>     レイレイちゅわんとだったら、天国でもかまわねェケドなァ!」<br> レイレイ「うぐぐ…」<br> <br> 船内からモンスターが出現する。<br> <br> レジーナ「船内から…!?」<br> ザベル「なんだァ!?もォー喰い尽くしちまったの…ああ?<br>     なンでそんなにボロボロなんだァ!?」<br> 風間仁「…なるほど。ここから来たらしいな」<br> レイレイ「やるねぇ!追い出してきたよ、あの人」<br> ザベル「なにィッ!?(んん!?あの野郎から感じる力…なんだァ?)」<br> 風間仁「おい!あんたら、そっちは!」<br> <br> 船内の別の場所から手負いのモンスターとリュウ、ケンが現れる。<br> <br> ザベル「おいおいおいおいおいおいッ!」<br> ケン「こっともこれで最後だ!」<br> リュウ「…思ったより楽に追い出せたな」<br> ブルース「あれは…おい、あんた!全米格闘チャンプのケン・マスターズか?」<br> ケン「そういうこった!へへっ、有名人はこういう時はラクだぜ。<br>    で、こっちは修行仲間のリュウだ」<br> リュウ「船内の化け物…残るはこいつらのみだ。一気に倒すぞ…!」<br> レジーナ「あなたは?」<br> 風間仁「…風間仁。ただの日本人だ。だが、この場は助太刀させてもらう!」<br> フォンリン「(カザマ・ジン…空手の構え…。もしかして…三島財閥の…?)」<br> ザベル「ケェッ!お楽しみは邪魔されたがよォ、忘れてた目的を思い出しちまったゼ!<br>     メンドクセェ!」<br> 風間仁「…む?」<br> ザベル「てめェだよ、テ・メ・エ!」<br> 風間仁「ゾンビに知り合いはいない…!」<br> サベル「ンな事ァ関係ねェ!来てもらうゼェ!」<br> リュウ「なんだ、一体…」<br> 風間仁「………」<br> <br> 雑魚的を一掃し、ザベルを追い詰める。<br> <br> ザベル「カァーー!待った待った!レイレイちゅわぁ~ん!」<br> レイレイ「トドメいくアルよ~!」<br> ザベル「ストップストォーップ!レイレイちゅわんには、<br>     すでにハートをグサリとヤられてるゼェ!<br>     これ以上は"ラブ"が"ピュア・ラブ"になっちまうゼェ!」<br> レイレイ「うげ~。二度とそんなこと言えないように…バラバラにするしかないアルね!」<br> ザベル「その残忍無比な言葉!ますますホレたゼェ!だけど、まだ仕事があンでなァ!<br>     また会おうゼェ!レイレイちゅわん!<br>     あと…髪の毛おっ立てたカラテマン、オマエもなァ!」<br> 風間仁「……!」<br> ザベル「ヒャーッハ!」<br> <br> 立ち去るザベル。<br> <br> 風間仁「(あいつ…俺の…あの事を…?)」<br> レジーナ「船内にもうモンスターがいないなら…殲滅できたようね」<br> ケン「なんなんだよ、今の連中は」<br> フォンリン「…協力には感謝するけど、あなたには関係ない事よ」<br> ケン「なんだよ、ツレねえな。…あんた、あの姉ちゃんの妹かなんか?」<br> フォンリン「あの姉ちゃん…?」<br> リュウ「(…春麗か)よせよ、ケン。みんな無事だったんだ。それでいいじゃないか」<br> ケン「まあな。だがよ、日本の近くに来ただけでこれだぜ?あの国は大丈夫なのかよ…」<br> 風間仁「………」<br> ブルース「ふう…こりゃ上への報告が面倒だな。<br>      甲板でパーティやってたら、<br>      モンスター騒ぎに間違えられるくらい大事になった…って事にするか。<br>      報告書はラクだぜ?」<br> フォンリン「どんな騒ぎよ。…相変らずドングァね」<br> レイレイ「極めてドングァアル」<br> レジーナ「どういう意味なの?ブルース」<br> ブルース「…"いい男"って意味だよ、くそ」<br> <br>

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