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<p><strong>BUSIN 0 Wizardry Alternative Neo</strong></p>
<p>part13-513</p>
<hr /><dl><dt><a>513</a> <font><b><a href="mailto:sage">BUSIN0</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font>
<font color="#808080" size="2">05/03/21 03:11:14 ID:sGvGTfJZ</font></dt>
<dd>前作『BUSIN』より数百年前。<br />
ドゥーハン王国とサンゴート王国の間に起こった大戦乱「バンクォーの戦役」は、<br />
ドゥーハンの英雄オルトルードの登場によって終結した。<br />
その功によってオルトルードはドゥーハン国王の座と「聖王」の称号を得た。<br />
それから20年たったある日、彼の前に滅びをもたらすという伝説の魔女・アウローラが現れる。<br />
彼女はオルトルードに死に到る呪いをかけると、帝都ドゥーハンの近くに<br />
魔物ひしめく大迷宮「カルマンの迷宮」をつくり、その最深部に身を潜めた。<br />
オルトルードは冒険者による魔女討伐隊を結成。<br />
莫大な褒賞を約束して、国の内外から広く参加者を募った。<br /><br />
主人公は討伐隊の一員として仲間たちと迷宮に潜るうち、<br />
「蠢くもの」の存在と、それにまつわるいくつかの真実を知ることになる。<br /><br />
「蠢くもの」とは、慈悲のひとかけらもなく殺戮のための殺戮を好む非常に強大な怪物たちである。<br />
「蠢くもの」は数千年前この地に存在した古代エルフの王国・ディアラントにも現れ、<br />
破壊と残虐の限りを尽くした。ディアラントの民はそれに対し、<br />
戦闘用自動人形・オートマターや、最終兵器・武神オグをつくって抵抗したが、<br />
努力むなしく王都は「蠢くもの」に蹂躙される。<br />
最後の手段としてディアラントの民は、全てを灰燼に帰す「閃光」によって<br />
自らと共に「蠢くもの」を葬ったのである。<br /><br />
そして「蠢くもの」は20年前のバンクォーの荒野にも出現していた。<br />
雌雄を決さんとバンクォーの荒野で対峙していたドゥーハン・サンゴートの両軍総勢２万を、<br />
「蠢くもの」は一夜にして葬り去ったのだ。<br />
奇跡的に生き残ったオルトルードは、その場に現れたアウローラに対し、一つの約束をする。<br />
いつか必ず、「蠢くもの」を倒せる真の英雄をつくりだしてみせる、と――<br /><br />
ドゥーハン王となったオルトルードは、アウローラとの約束を果たすため、<br />
オートマターの再生産や、魔物だけが使える集団戦闘・アレイドを<br />
人間も使えるようにする方法の研究を行ってきた。<br />
そして主人公とその仲間たちが、見事アレイドを使いこなし「蠢くもの」を屠れるまでに<br />
成長したのを見て取ると、オルトルードは一人娘のオリアーナと主人公に後事を託し、<br />
量産に成功したオートマターのみを従えて「蠢くもの」に挑み、命を落とすのだった。<br /><br />
苦難を乗り越えてアウローラと対峙した主人公に、彼女は戦いを挑む。<br />
自分と主人公、より強いほうが「蠢くもの」を倒すのだ、と。<br />
実はアウローラは古代ディアラントのオートマターだったのだ。<br />
彼女は自分の主人の最後の命令―「蠢くもの」の殲滅―を遂行するためだけに、<br />
数千年の長きにわたって存在し続けてきたのである。<br /><br />
主人公に敗れたアウローラは、「蠢くもの」は一度倒しても何度でも復活すること、<br />
それを防ぐには「蠢くもの」たちの母・アシラを倒し封印する必要があることを告げ、<br />
封印に必要なアイテム・闇の炎を主人公に託して倒れる。<br />
主人公はアシラを倒すと、それを闇の炎によって異空の彼方に封印した――<br /><br />
全てが終わり、オリアーナはドゥーハンの新女王として即位した。<br />
戴冠式でオリアーナは、全ての闇の勢力に対する守護者として、<br />
女王直属騎士団「クイーンガード」を創設することを宣言する。<br />
初代クイーンガードとして列席者に紹介されたのは、主人公とその仲間たちだった――<br /><br /><br />
＜了＞<br /><br /></dd>
</dl>
