負けるな!魔剣道

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<p><strong>負けるな!魔剣道</strong></p> <p>part39-533</p> <hr /><dl><dt>533 :<a href="mailto:sage"><b>負けるな!魔剣道</b></a>:2008/07/05(土) 18:32:27 ID:rK3wKAYW0</dt> <dd>剣野舞はオツムの出来は良くないものの、天才的な剣道の腕を持つ女子高生。<br /> その剣才を買われて名門・美我破破羅学園に入学した舞だったが、舞の家は物凄い山奥にあった。<br /> 片道5時間の生活で遅刻はかさみ、気が付けば留年間近なのだった。<br /><br /> いつも通り4時に家を飛び出した舞の前に、妖怪刑事ドロと名乗る男が現れる。<br /> 人間たちの乱開発により封印の破れた妖怪たちが、世の中に逃げ出してしまった。<br /> 舞からは只ならぬ剣気を感じる。どうか手を貸してくれないか?<br /><br /> あんたが自分でやりなさいよ!刑事なんでしょ!すげない舞の一言。<br /> 彼女は自分に関係ない損得には全くまるで興味の無い、ごく普通の女子高生なのだ。<br /> 肩をすくめるドロ。<br /> 妖怪ゾーンが広がれば、あなたは刻限までに学園へ辿りつけなくなるだろう。ほら、もう此処も…。<br /><br /> 遅刻すれば留年!焦りまくる舞。「やってやろうじゃないの!」「ありがたや~」<br /> (これで自分で危ない目を見なくても済む…)<br /> ドロは単に自分が貧乏くじを引くのが嫌なだけであった。<br /><br /> ドロから魔剣像を託された舞は、晴れて魔剣道となったのであった。<br /> バスに乗り、雪原を越え、湖底に潜り、モノレールに揺られて、電車に駆け込む。<br /><br /> 魔剣道そっくり?のマネンボーや宿命のライバル?マケンロー等を倒し、遂に学園に着いた舞。<br /> とっとと駆け込みたい校門の前にいた妖怪の親玉・マケンポーをしばき倒し、舞はめでたく遅刻せずに済んだのであった。<br /><br /> 「よくやったぞ魔剣道!これで君も立派な妖怪刑事だ!」<br /> 「なるか!そんなモン!!」<br /><br /></dd> </dl>

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