Londonian Gothics ~迷宮のロリィタ~

「Londonian Gothics ~迷宮のロリィタ~」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

Londonian Gothics ~迷宮のロリィタ~」(2008/07/17 (木) 02:32:52) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p><strong>Londonian Gothics ~迷宮のロリィタ~</strong></p> <p>part40-50~55</p> <hr /><dl><dt>50 :<a href="mailto:sage"><b>Londonian Gothics ~迷宮のロリィタ~</b></a>:2008/07/12(土) 01:27:42 ID:OMQ9eZCU0</dt> <dd>■主な登場人物<br /> ・アリス…主人公。魔法のドレスも着ている。15歳。<br /> ・ナボコフ…アリスの父。地下迷宮の奥深くに幽閉されている。<br /> ・ミヒャエル…ナボコフの助手。闇の魔道に通じている。萌え執事。<br /> ・ルシール…屋敷のメイド。「フフフ、フフフフ。ケーッケッケッケー。」と笑う。通称、毒メイド。<br /><br /> ■本編<br /> 時は19世紀末。ところは大英帝国の首都「倫敦」。<br /> 天才科学者ナボコフは帝政末期のロシアから家族とともにこの地に亡命してきた。<br /> 主人公の少女アリスはナボコフの一人娘。<br /> 母はすでに亡くなっており、広い屋敷に父のナボコフ、ナボコフの助手であり執事のミヒャエル、<br /> メイドのルシールとともに暮らしていた。<br /> ある日、ナボコフが屋敷の地下に連れ去られてしまう。<br /> アリスは「きっとお父様はわたしが助けにいくのを待ってるのぉ! だから、わたしじゃなきゃダメなのぉ!」と意気込むがミヒャエルに反対される。<br /> しかし、じゃあ自分のかわりにミヒャエルが助けに行けと言うと、ミヒャエルは手のひらを返したように<br /> アリスが助けに行くのを賛成しだす。<br /> ルシールはルシールで、アリスが魔物に食われて死んでも自分には関係ないからさっさと行けと冷たい。<br /> 使えない使用人達を置いて迷宮へ足を踏み入れるアリス。<br /> 迷宮には魔物たちがうようよしていた。<br /> アリス自体は普通の少女なので魔物を倒すことはできない。<br /> しかし、迷宮に置かれているボアダムンという邪気の塊を破壊を破壊すると、魔物が弱体化するのでアリスでも踏み殺せるようになる。<br /> また、アリスはミヒャエルの作った魔法のドレスを来ているので、それを使えば魔物を倒せなくとも足止めしておくことができる。<br /> 魔物を避け、足止めし、ボアダムンを破壊してどんどん迷宮を降り行くと、床に魔法陣が描かれた礼拝堂のような部屋が。<br /> 何故かそこにはミヒャエルの姿も。<br /> ミヒャエル曰く、自分の魔法で屋敷の倉庫と迷宮を魔法陣で繋げて、アリスが屋敷に戻りやすくしたらしい。<br /> 本当に、屋敷と迷宮を往復できるようになったのか確かめてみるアリス。<br /> 魔法陣に乗ると、ミヒャエルの言うとおり、あっという間に屋敷の倉庫に移動できた。<br /> 何か役に立つものはないかと屋敷をうろうろすると、ルシールに嫌味を言われてしまう。<br /> ルシールに腹をたてながら、父を探し迷宮に戻ると、今度はミシンのある奇妙な部屋を発見。<br /> ミヒャエルにあれは何か聞きに行くと、あのミシンを使えばアリスでも魔法のドレスを作れるといわれる。<br /> ちょうどミシンの傍にドレスの型紙が置いてあったので、試しに作ってみると、ライテンスという穴を飛び越えられるドレスができた。<br /> 魔物を倒してドレスの型紙や素材し、迷宮のあちこちにあるミシン部屋で便利なドレスを作りつつ進むアリス。<br /> 一気に進みすぎたからか疲れてきたのでいったん屋敷に戻ることに。<br /><br /></dd> <dt>51 :<a href="mailto:sage"><b>Londonian Gothics ~迷宮のロリィタ~</b></a>:2008/07/12(土) 01:28:16 ID:OMQ9eZCU0</dt> <dd>屋敷に戻ったアリスは父がどうしてさらわれたのか調べるために、父の部屋を捜索。<br /> そこで父が「ゲノムロイド」という物を作り出す研究をしていてことを知る。<br /> 外に何かないか探そうとするとルシールに暴言と嫌味を吐かれて追い出される。<br /> 仕方がないので、また迷宮に戻ることに。<br /> ドレスを大砲をぶっ放すドレスや、短距離ワープのドレスや、体が小さくなるドレスなど便利なドレスを作りつつ、ボアダムンを破壊して先に進むアリス。<br /> 中にはボアダムンが無くなったおかげで正気を取り戻した魔物もおり、彼らからドレスの材料などを購入したり、情報を得ることができた。<br /> しかし、進むにつれアリスの体力はどんどん無くなっていく。<br /> これはどうみても迷宮を進んでいくうちに溜まった疲労のせいとかそういうのが原因ではなさそうだ。<br /> 不安に駆られたアリスは屋敷にも戻って、何が起きているのか知るために調べ物をする。<br /> ルシールに邪魔をされて読むことができなかった書物の続きを読んでみるとそこには衝撃的な事実が記されてた。<br /> ナボコフの本当の娘と妻はナボコフがロシアから倫敦に逃げてくる際に亡くなったこと。<br /> アリスはナボコフが妻や娘を奪った魔物に復讐するために作り出したゲノムロイドという人造生命体であること。<br /> ゲノムロイドであるアリスはこのままだと長く生きられないこと。<br /> どれもアリスにとって信じられないことであった。<br /> ショックを受けるアリスの元にルシールがやってくる。もちろんいつもの様にアリスに嫌味を言うために。<br /> しかし、アリスは言い返す元気が無い。<br /> アリスはルシールが嫌味を言いたいだけ行って去っていたのを確認すると、ミヒャエルの元へ向かう。<br /> ミヒャエルはナボコフの助手としてアリスの出生にも関わっており、アリスが人間でないことはとっくに知っていた。<br /> (屋敷でアリスの正体を知らないのはアリス本人だけ)<br /> しかし、アリスがナボコフの本当の娘ではなくても、ミヒャエルにとっては大事な「アリスお嬢さま」であり、<br /> ナボコフもアリスを本当の娘のように大事に思っているとアリスに伝える。<br /> 元気を取り戻したアリスはまた父を助け出すため迷宮を潜ろうと意気込む。<br /> ただミヒャエルが言うには、アリスのドレスは本来人造人間であるアリスの生命力が無くなっていくのを抑えていくためのものであり、<br /> ドレスの魔法の力を使い続けていくと、短いアリスの寿命が更に短くなってしまうらしい。<br /> 下手すればもうすぐに命を落としてしまうかもしれないのだ。<br /> アリスは例え命がつきようと父だけは助けると言い、迷宮に戻った。<br /><br /></dd> <dt>52 :<a href="mailto:sage"><b>Londonian Gothics ~迷宮のロリィタ~</b></a>:2008/07/12(土) 01:28:50 ID:OMQ9eZCU0</dt> <dd>迷宮を進めば進むほど厄介な魔物が増え、扉の封印を解くため解除しなければならない魔法陣も増える。<br /> 苦労しつつやっとの思いで最下層である地下30階のナボコフの元へ。<br /> ナボコフは魔界の檻の中に捕まっていてアリスの力では助けることができない。<br /> ミヒャエルや友好的な魔物にどうすればいいのか尋ねると、アーガスという特別なドレスなら檻を壊せると教えられる。<br /> アーガスの型紙は「聖水」と「聖書」によって作ることができるらしいので、早速その二つを探しに迷宮を今度は登ることに。<br /> 聖水は地下29階で、聖書は地下26階で入手。<br /> この二つを組み合わせて型紙を作成。そこに記された材料を元についにアーガスができた。<br /> 急いで地下30階のナボコフの元へ行き、さっそくアーガスのドレスを着てみる。<br /> アーガスは邪悪なるモノを打ち破る破邪の聖剣を使うことができるドレス。<br /> 聖剣の力であっさりと檻は壊れ、ナボコフは自由の身に。幸い怪我も無いようだ。<br /> ナボコフは屋敷に戻るなり、このままだと死んでしまうアリスを助けるため、アリスを人間にする儀式の用意を始める。<br /> 儀式はナボコフとミヒャエルの手により行われた。しかし、どうもミヒャエルの様子がおかしい。<br /> ミヒャエルは突然苦しみだすと、まるで別人のような口調で話し出す。<br /> ミヒャエルはどこかで聞いたことのある笑い方をすると、光とともにルシールに変化する。<br /> 驚くアリスにナボコフは衝撃的すぎる事実を教える。<br /> ミヒャエルはかつては邪神に仕える神官だったが、ミヒャエルは愛する人間の為に人間の味方をして邪神を封印するに協力し、その後ナボコフの助手兼執事になったらしい。<br /> ルシールは自分はその時切り捨てた邪神を崇拝する邪悪な方の人格であり、封印された邪神を呼びだすために活動していたと告げる。<br /> ミヒャエルとルシールは表裏一体の同一人物であり、ルシールはミヒャエルの別人格だと知っているが、ミヒャエルは自分がルシールの別人格だと知らなかったらしい。<br /> そのためミヒャエルは知らず知らずのうちに少しずつルシールに意識を乗っ取られていき、たった今完全に乗っ取られてしまったようだ。<br /> ルシールは儀式のエネルギーを利用し、邪神を復活させてしまう。<br /> アリスは大事な父やミヒャエルたちを助けるために「(邪神を倒せるのはゲノムロイドである)わたしじゃなきゃダメなのぉ!」と一人で邪神に立ち向かう。<br /> 破邪の聖剣の力で何とかして邪神を倒すことができたが、ドレスの力を使いすぎたアリスは意識を失ってしまう。<br /> 気がついたとき、アリスは儀式部屋で寝かされていた。<br /> ナボコフとミヒャエルはアリスが目覚めたのを確認すると、中断していた儀式を再開する。<br /><br /> ある朝、アリスはなかなか起きてこない父を起こしに行く。<br /> 廊下を歩きながら、儀式の後のことをふと思い出す。<br /> あの後、儀式は無事成功し、アリスは人間になり、短命ではなくなった。<br /> ミヒャエルの中のルシールは邪神が倒された影響で力を失い、もう表に出てくることはできなくなったらしい。<br /> あれからいろいろなことがあり、きっとこれからも大変なことがあるだろうけどアリスは大事な家族達と乗り越えていこうと誓う。<br /> ナボコフの部屋に入ったアリスの元気な声が屋敷に響き渡った。<br /><br /> 終わり<br /><br /></dd> <dt>53 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2008/07/12(土) 01:37:24 ID:OMQ9eZCU0</dt> <dd>以下ちょっとした補足。<br /><br /> ・アリスの正体関連はそこそこ伏線があったけど、ミヒャエルや邪神関連は本当に最後にいきなり明かされる。<br />  そもそもルシールと廊下で話した後で近くの部屋に入るとミヒャエルがいたりするので、<br />  同一人物ならこの2人物凄い超高速移動してる。<br /><br /> ・邪神の影が薄すぎる上にコツさえ掴めば簡単にノーダメージで倒せるのでラスボスとしての威厳が無い。<br /><br /> ・父を助けに行くと騒いだときの「わたしじゃなきゃダメなのぉ!」というセリフが携帯ゲーRPG板の名無しの由来。<br /><br /></dd> <dt>54 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2008/07/12(土) 10:01:14 ID:IPh/pStUO</dt> <dd>乙です<br /> デフォルト名無しの由来になるほどメジャーなゲームだったのか<br /><br /></dd> <dt>55 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2008/07/12(土) 12:16:38 ID:OMQ9eZCU0</dt> <dd>いや、どマイナーなゲーム。ほとんど売れてないしそもそも売っているのあまり見かけない。<br /><br /> 名無し投票のとき、開発元のメガサイバーがコンマイに吸収されて、<br /> 公式サイト消滅秒読みのロンゴスの弔い合戦をしようってロンゴススレで話題になり、<br /> 気合の入ったスレ住民が序盤にこの名無しに殺到して、<br /> それに何としてでも世界樹の迷宮由来の名無しにしたくない連中が乗る形で票が伸びて、そのまま決定。<br /> マイナーすぎたのが逆に良かったのか変な抵抗もなく、馴染んじゃったという。<br /><br /></dd> </dl>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: