世界はあたしでまわってる

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世界はあたしでまわってる」(2009/01/09 (金) 18:26:37) の最新版変更点

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<p><strong>世界はあたしでまわってる</strong></p> <p>part43-232~236,239,240,244,245</p> <hr /><dl><dt>232 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:21:17 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>未解決にあったので、「世界はあたしでまわってる」、いきます。<br /><br /> ---<br /><br /> ノーブル・キャピタルにお住まいの貴族のお嬢様アンジェラ嬢(名前変更可)は可愛い上にお金持ち。<br /> 何だって手に入れてきたお嬢様が今欲しいのは自分にふさわしい理想通りの完璧な恋人。<br /> そんなある日舞踏会でLv99の美形冒険者と出会います。<br /> 運命の相手と決めつけ、すっかり夢中になったお嬢様は当然のようにパートナー気取り。<br /> ところがこの冒険者、皮肉屋の上に上流階級嫌い。<br /> 浮かれたお嬢様にこんな言葉をなげつけます。<br /> 「冒険者の私についてきたいとおっしゃるならまずはその長い髪をどうにかなさい。<br /> 上品なだけのドレスも脱ぎ捨てて、防具に着替えるんだ。<br /> 戦いの経験をつみ、一人前と言われるようになったら、またお会いしましょう。」<br /> 「え?どうして?思い通りにならないの?これは運命の出会いのはずなのに!」<br /> …そして翌日。<br /> 長かった髪をばっさり切り落とし、ドレスを脱ぎ捨て防具を身につけた<br /> お嬢様は、お父様に言いました。<br /> 「あたし、冒険の旅に出る!一人前になるまで帰らないから!」<br /> というわけで、史上最強のわがままお嬢様は自己中心的な冒険の旅に出たのです…。<br /><br /> さて、困ったのはお父様。<br /> 娘を連れ戻そうとしたころでおとなしく戻るわけないのは目に見えている。<br /> 何らかの形で納得させないことには決して戻らないだろう、わがままだし。<br /> というわけで、経験豊かな戦士ネロを呼び、サポートと護衛を依頼します。<br /> お嬢様の性格を聞いたネロ、単に護衛や仲間としての同伴では納得しないだろうと<br /> 一計を案じます。<br /> それは「村人から冒険者に向いたクエストを依頼させることで成長させ、<br /> 箱庭ダンジョンにそれっぽいモンスターをおびき寄せて退治してもらう」というもの。<br /> ネロは村人・ダンジョン受注業者(←同社DSソフト「ダンジョンメーカー」のアレンとエイミ)に影で手を回し、<br /> お嬢様はお食事しつつ(パラメーターアップ)もわがままパワーを使って依頼を着々とこなしていきます。<br /> さらに3回くらい呪文を受けるとお嬢様の代わりに呪文を使ってくれる物覚えのいいオウムのパロ、<br /> イメージイラストはかわいいがモンスターのモノマネをしたところは見たくないピンクのスライムが合流し、<br /> 物知りフクロウの賢者オウルのアドバイスももらったお嬢様は、<br /> 「あんたが魔物の女王?あたし欲しいものがあるの」<br /> 「私の宝物を狙っているのね?」<br /> 「いいえ、あたしが欲しいのはステキな恋人☆」<br /> 「…はい?」<br /> わがままを駆使して見事サキュバスクインを退治します。<br /><br /></dd> <dt>233 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:22:55 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>凱旋したお嬢様は再度舞踏会を開き、例の冒険者を招きます。<br /> 「わたくしサキュバスクインを倒しましたのよ」<br /> 「あんなザコ同然の魔物を倒したからどうだというのです?<br /> 半人前に倒されてばかりの弱小魔女ですよ」<br /> 「…あたし、まだ半人前!?」<br /><br /> …などと大騒ぎして、翌日。<br /> 再度ドレスを脱ぎ捨て無骨な防具を身につけたお嬢様は新しい冒険の準備を整えたのです。<br /> 「まだまだってんなら、もっと強い魔物を倒して見せるわよ。<br /> あたしに倒せない魔物なんていないんだからね!」<br /> こうしてオウムのパロ、ピンクスライムと共に旅立っていくのでした。<br /> …もちろんネロの気苦労も続きます…。<br /><br /> (中略)<br /> 「クインーンエルフを倒しましたのよ」<br /> 「冒険者としては1.5人前と言ったところですかね。」<br /> 再度ドレスを脱ぎ捨て無骨な防具を身につけたお嬢様は(略)<br />   ↓<br /> (中略)<br />   ↓<br /> 「フーガの女狐を倒しましたのよ」<br /> 「嘘はいけませんよ、倒せるわけがないでしょう。女狐はこれから私達が倒しに行くのですから。」<br /> 再度ドレスを脱ぎ捨て無骨な防具を身につけたお嬢様は(略)<br /><br /> …そんな根性捻じ曲がった男なんて放っときゃいーじゃんとネロもプレイヤーも思い始める一方で、<br /> お嬢様が超大物モンスターを探し始めたそのころ。<br /><br /> Lv99の冒険者とその仲間は、かつてお嬢様が活躍した土地で難儀しておりました。<br /> 魔物が倒せない、村人の依頼がこなせない、先へ進むためのアイテムが手に入らない、<br /> そして行く先々でお嬢様と比較され、嘘だと決め付けては逆に無能と村人から馬鹿にされるのでした…。<br /><br /><br /></dd> <dt>234 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:25:30 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>そしてネロの周辺もえらいことが。<br /> …お嬢様が旅立っていった「カオスランド」にはかつて史上最強のモンスターがいました。<br /> 「キングオブカオス」と呼ばれた魔族の王は一国の軍隊を差し向けてやっと退治されましたが、<br /> 帰還者は1名のみ、他は全員死亡という大損害を出していました。<br /> 魔力・力もさることながら、キングオブカオスの真の怖さはただ居るだけで人々の憎悪をあおること。<br /> 実は「憎悪を煽られた者達の同士討ち」で軍隊は壊滅したのです。<br /> 帰還者が生き延びた理由は臆病故に隠れていただけに過ぎず、彼の父親がなんとか同士討ちに持ち込んだのです。<br /> 彼は英雄として祭り上げられましたが、多くを語ることもなくことなく一介の戦士に身をやつしていました。<br /> …ネロのことです。<br /> そして彼はもう一つ重大なことを知っていました。<br /> 魔族の王に娘が、「プリンセスカオス」が居たことを。<br /> そして魔界に居たはずの娘が父の宿願を果たすために人間界に戻ろうとしていることを。<br /> どこからかその噂を聞いたダンジョン受注業者の片割れエイミは、お嬢様に倒させようと<br /> 「プリンセスカオス」をおびき寄せるためのダンジョンを作り始めてしまったのです。<br /> 当然ネロは反対します。「護衛」を依頼された自分でさえ倒せないものをお嬢様に倒させようというのですから。<br /> が、アレンは言います。<br /> 放っておいてもいずれ脅威となる、事が大きくなってから軍隊を差し向けたら同じことになるのは目に見えている。<br /> 腕の立つ冒険者でも仲間がいれば同じこと。ならば、仲間は憎む対象にならず、女狐を倒すだけの実力をつけ<br /> 何事もわがままパワーで押し通すお嬢様こそ適任だ、と。<br /> 結局ネロが折れた。<br /><br /> 一方、お嬢様の方も「プリンセスカオス」の話を賢者オウルから聞きます。<br /> 「このままでは世界は混沌に包まれてしまうじゃろう」<br /> 「……女の子が恋をすることも出来ない世界?恋の出来ない女の子なんて何が残るの!?」<br /> 「姫さまならわがままが残るさね」<br /> オウルちゃんのボケはさておき、絶対倒してやると誓うお嬢様。<br /> それを見たオウルは、覚悟に報いねばならんとある取引をします。<br /> 鏡の精との取引で手に入れたのはあらゆる魔法を反射する「魔法反射」の呪文。<br /> 代償は…オウルの知識。人語を話す物知りフクロウはただのフクロウになってしまったのです。<br /> 経緯と、お嬢様への感謝が綴られ、だんだんとつたない文字になっていく手紙を読み終えた<br /> お嬢様はただ鳴くだけとなってしまったオウルに声をかけます。<br /> 「おつかれさま☆」<br /><br /><br /></dd> <dt>235 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:27:52 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>そんなこんなでプリンセスカオスがいるカオスの城のある「カオスフィールド」へ乗り込んだお嬢様。<br /> 麓の村では今まで冒険してきた村で毎度見かけた顔の面々。<br /> お嬢様に何度つっこまれてもとぼけてきた村長が何故か今回は語り出す。<br /> 曰く、彼らは旅芸人の一座だそうで、大恩ある戦士様の依頼で今まで動いてきたのだと。<br /> そして、最後の戦いに向かうお嬢様のために全力でバックアップするので、必ずプリンセスカオスを倒してくれと。<br /> そしてカオスの城に乗り込み、恋人のことなんてすっかり忘れて、村人(?)の願いを胸に、<br /> プリンセスカオスと戦闘、いつものわがままとオウルちゃんのくれた魔法反射を駆使し、見事勝利します。<br /><br /> こうしてお嬢様は、ノーブル・キャピタルの都に帰り…<br /> またパーティーに開いて、あのLv99の美形冒険者を招いたのです。<br /> 「お嬢様…お詫びを言いに参りました」<br /> 「お詫び?あなた、何か、あたしに謝らなくちゃ<br />  ならないようなことをしたの?<br /> 「フーガの城まで行って分かりました。<br />  確かにフーガの女狐はお嬢様に倒されていた。<br />  そして帰ってきてみれば、お嬢様はプリンセスカオスまで倒したという。<br />  もはや信じざるを得ません」<br /> 「そうね。あたし、ワガママは言うけどウソはつかないの。<br />  で、何を謝りたいの?」<br /> 「これまで失礼なことばかり申し上げたお詫びを---」<br /> 非を認めれば率直に謝れる男ではあったようです。でも。<br /> 「…別にいいわよ。あたしもう、あんた程度の冒険者に興味ない。<br />  プリンセスカオスと戦ってるほうがよっぽど楽しい。<br />  退屈よ、あなた」<br /> 「…」<br /> 「今日の舞踏会、楽しんでいってね。<br />  あなたに釣りあう女の子、きっといると思うわよ」<br /> 「…いえ、失礼します---」<br /> 「…♪まあ、こんなもんでしょ☆」<br /> 満足したお嬢様にネロが声をかけます。<br /> 「…よお」<br /> 「? おじさん、だれ」<br /> 「誰でもいいさ。ちょいと、一言だけ言っておきたくてな。良くやったな。ごくろうさん---」<br /> 「…?うん、ありがと☆」<br /><br /><br /><br /></dd> <dt>236 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:33:44 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>以上です。<br /><br /> セリフはちょっとうる覚えだけど、方向は間違ってないと思う。<br /> (中略)と書いたとおり、どうしても同じことの繰り返しになりがちだけど、<br /> 「わがまま」システムとテキスト(あえて「シナリオ」とは言わない)は秀逸です。<br /> 「『大奥』の会社」で食わず嫌いせず、見かけたらぜひおためしあれ。<br /> …出荷本数は謎だけどなー…。<br /><br /></dd> <dt>239 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2009/01/09(金) 00:15:36 ID:QjsFSt8g0</dt> <dd><a href="http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1229188647/235" target="_blank">&gt;&gt;235</a><br /> 性格は最後まで元のままなのか。<br /><br /></dd> <dt>240 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2009/01/09(金) 00:37:05 ID:AK02RdVW0</dt> <dd><a href="http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1229188647/239" target="_blank">&gt;&gt;239</a><br /> そのまんま。それ故の「史上最強のわがまま娘」<br /> わがままを押し通すための努力はする子なので、<br /> 突き抜けっぷりが痛快な感じになる。<br /><br /> …変わってくるるほどしおらしい性格なら、お父様とネロの気苦労も少なくてすんだろうねぇ(w<br /><br /></dd> </dl>
<p><strong>世界はあたしでまわってる</strong></p> <p>part43-232~236,239,240,244,245</p> <hr /><dl><dt>232 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:21:17 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>未解決にあったので、「世界はあたしでまわってる」、いきます。<br /><br /> ---<br /><br /> ノーブル・キャピタルにお住まいの貴族のお嬢様アンジェラ嬢(名前変更可)は可愛い上にお金持ち。<br /> 何だって手に入れてきたお嬢様が今欲しいのは自分にふさわしい理想通りの完璧な恋人。<br /> そんなある日舞踏会でLv99の美形冒険者と出会います。<br /> 運命の相手と決めつけ、すっかり夢中になったお嬢様は当然のようにパートナー気取り。<br /> ところがこの冒険者、皮肉屋の上に上流階級嫌い。<br /> 浮かれたお嬢様にこんな言葉をなげつけます。<br /> 「冒険者の私についてきたいとおっしゃるならまずはその長い髪をどうにかなさい。<br /> 上品なだけのドレスも脱ぎ捨てて、防具に着替えるんだ。<br /> 戦いの経験をつみ、一人前と言われるようになったら、またお会いしましょう。」<br /> 「え?どうして?思い通りにならないの?これは運命の出会いのはずなのに!」<br /> …そして翌日。<br /> 長かった髪をばっさり切り落とし、ドレスを脱ぎ捨て防具を身につけた<br /> お嬢様は、お父様に言いました。<br /> 「あたし、冒険の旅に出る!一人前になるまで帰らないから!」<br /> というわけで、史上最強のわがままお嬢様は自己中心的な冒険の旅に出たのです…。<br /><br /> さて、困ったのはお父様。<br /> 娘を連れ戻そうとしたころでおとなしく戻るわけないのは目に見えている。<br /> 何らかの形で納得させないことには決して戻らないだろう、わがままだし。<br /> というわけで、経験豊かな戦士ネロを呼び、サポートと護衛を依頼します。<br /> お嬢様の性格を聞いたネロ、単に護衛や仲間としての同伴では納得しないだろうと<br /> 一計を案じます。<br /> それは「村人から冒険者に向いたクエストを依頼させることで成長させ、<br /> 箱庭ダンジョンにそれっぽいモンスターをおびき寄せて退治してもらう」というもの。<br /> ネロは村人・ダンジョン受注業者(←同社DSソフト「ダンジョンメーカー」のアレンとエイミ)に影で手を回し、<br /> お嬢様はお食事しつつ(パラメーターアップ)もわがままパワーを使って依頼を着々とこなしていきます。<br /> さらに3回くらい呪文を受けるとお嬢様の代わりに呪文を使ってくれる物覚えのいいオウムのパロ、<br /> イメージイラストはかわいいがモンスターのモノマネをしたところは見たくないピンクのスライムが合流し、<br /> 物知りフクロウの賢者オウルのアドバイスももらったお嬢様は、<br /> 「あんたが魔物の女王?あたし欲しいものがあるの」<br /> 「私の宝物を狙っているのね?」<br /> 「いいえ、あたしが欲しいのはステキな恋人☆」<br /> 「…はい?」<br /> わがままを駆使して見事サキュバスクインを退治します。<br /><br /></dd> <dt>233 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:22:55 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>凱旋したお嬢様は再度舞踏会を開き、例の冒険者を招きます。<br /> 「わたくしサキュバスクインを倒しましたのよ」<br /> 「あんなザコ同然の魔物を倒したからどうだというのです?<br /> 半人前に倒されてばかりの弱小魔女ですよ」<br /> 「…あたし、まだ半人前!?」<br /><br /> …などと大騒ぎして、翌日。<br /> 再度ドレスを脱ぎ捨て無骨な防具を身につけたお嬢様は新しい冒険の準備を整えたのです。<br /> 「まだまだってんなら、もっと強い魔物を倒して見せるわよ。<br /> あたしに倒せない魔物なんていないんだからね!」<br /> こうしてオウムのパロ、ピンクスライムと共に旅立っていくのでした。<br /> …もちろんネロの気苦労も続きます…。<br /><br /> (中略)<br /> 「クインーンエルフを倒しましたのよ」<br /> 「冒険者としては1.5人前と言ったところですかね。」<br /> 再度ドレスを脱ぎ捨て無骨な防具を身につけたお嬢様は(略)<br />   ↓<br /> (中略)<br />   ↓<br /> 「フーガの女狐を倒しましたのよ」<br /> 「嘘はいけませんよ、倒せるわけがないでしょう。女狐はこれから私達が倒しに行くのですから。」<br /> 再度ドレスを脱ぎ捨て無骨な防具を身につけたお嬢様は(略)<br /><br /> …そんな根性捻じ曲がった男なんて放っときゃいーじゃんとネロもプレイヤーも思い始める一方で、<br /> お嬢様が超大物モンスターを探し始めたそのころ。<br /><br /> Lv99の冒険者とその仲間は、かつてお嬢様が活躍した土地で難儀しておりました。<br /> 魔物が倒せない、村人の依頼がこなせない、先へ進むためのアイテムが手に入らない、<br /> そして行く先々でお嬢様と比較され、嘘だと決め付けては逆に無能と村人から馬鹿にされるのでした…。<br /><br /><br /></dd> <dt>234 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:25:30 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>そしてネロの周辺もえらいことが。<br /> …お嬢様が旅立っていった「カオスランド」にはかつて史上最強のモンスターがいました。<br /> 「キングオブカオス」と呼ばれた魔族の王は一国の軍隊を差し向けてやっと退治されましたが、<br /> 帰還者は1名のみ、他は全員死亡という大損害を出していました。<br /> 魔力・力もさることながら、キングオブカオスの真の怖さはただ居るだけで人々の憎悪をあおること。<br /> 実は「憎悪を煽られた者達の同士討ち」で軍隊は壊滅したのです。<br /> 帰還者が生き延びた理由は臆病故に隠れていただけに過ぎず、彼の父親がなんとか同士討ちに持ち込んだのです。<br /> 彼は英雄として祭り上げられましたが、多くを語ることもなくことなく一介の戦士に身をやつしていました。<br /> …ネロのことです。<br /> そして彼はもう一つ重大なことを知っていました。<br /> 魔族の王に娘が、「プリンセスカオス」が居たことを。<br /> そして魔界に居たはずの娘が父の宿願を果たすために人間界に戻ろうとしていることを。<br /> どこからかその噂を聞いたダンジョン受注業者の片割れエイミは、お嬢様に倒させようと<br /> 「プリンセスカオス」をおびき寄せるためのダンジョンを作り始めてしまったのです。<br /> 当然ネロは反対します。「護衛」を依頼された自分でさえ倒せないものをお嬢様に倒させようというのですから。<br /> が、アレンは言います。<br /> 放っておいてもいずれ脅威となる、事が大きくなってから軍隊を差し向けたら同じことになるのは目に見えている。<br /> 腕の立つ冒険者でも仲間がいれば同じこと。ならば、仲間は憎む対象にならず、女狐を倒すだけの実力をつけ<br /> 何事もわがままパワーで押し通すお嬢様こそ適任だ、と。<br /> 結局ネロが折れた。<br /><br /> 一方、お嬢様の方も「プリンセスカオス」の話を賢者オウルから聞きます。<br /> 「このままでは世界は混沌に包まれてしまうじゃろう」<br /> 「……女の子が恋をすることも出来ない世界?恋の出来ない女の子なんて何が残るの!?」<br /> 「姫さまならわがままが残るさね」<br /> オウルちゃんのボケはさておき、絶対倒してやると誓うお嬢様。<br /> それを見たオウルは、覚悟に報いねばならんとある取引をします。<br /> 鏡の精との取引で手に入れたのはあらゆる魔法を反射する「魔法反射」の呪文。<br /> 代償は…オウルの知識。人語を話す物知りフクロウはただのフクロウになってしまったのです。<br /> 経緯と、お嬢様への感謝が綴られ、だんだんとつたない文字になっていく手紙を読み終えた<br /> お嬢様はただ鳴くだけとなってしまったオウルに声をかけます。<br /> 「おつかれさま☆」<br /><br /><br /></dd> <dt>235 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:27:52 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>そんなこんなでプリンセスカオスがいるカオスの城のある「カオスフィールド」へ乗り込んだお嬢様。<br /> 麓の村では今まで冒険してきた村で毎度見かけた顔の面々。<br /> お嬢様に何度つっこまれてもとぼけてきた村長が何故か今回は語り出す。<br /> 曰く、彼らは旅芸人の一座だそうで、大恩ある戦士様の依頼で今まで動いてきたのだと。<br /> そして、最後の戦いに向かうお嬢様のために全力でバックアップするので、必ずプリンセスカオスを倒してくれと。<br /> そしてカオスの城に乗り込み、恋人のことなんてすっかり忘れて、村人(?)の願いを胸に、<br /> プリンセスカオスと戦闘、いつものわがままとオウルちゃんのくれた魔法反射を駆使し、見事勝利します。<br /><br /> こうしてお嬢様は、ノーブル・キャピタルの都に帰り…<br /> またパーティーに開いて、あのLv99の美形冒険者を招いたのです。<br /> 「お嬢様…お詫びを言いに参りました」<br /> 「お詫び?あなた、何か、あたしに謝らなくちゃ<br />  ならないようなことをしたの?<br /> 「フーガの城まで行って分かりました。<br />  確かにフーガの女狐はお嬢様に倒されていた。<br />  そして帰ってきてみれば、お嬢様はプリンセスカオスまで倒したという。<br />  もはや信じざるを得ません」<br /> 「そうね。あたし、ワガママは言うけどウソはつかないの。<br />  で、何を謝りたいの?」<br /> 「これまで失礼なことばかり申し上げたお詫びを---」<br /> 非を認めれば率直に謝れる男ではあったようです。でも。<br /> 「…別にいいわよ。あたしもう、あんた程度の冒険者に興味ない。<br />  プリンセスカオスと戦ってるほうがよっぽど楽しい。<br />  退屈よ、あなた」<br /> 「…」<br /> 「今日の舞踏会、楽しんでいってね。<br />  あなたに釣りあう女の子、きっといると思うわよ」<br /> 「…いえ、失礼します---」<br /> 「…♪まあ、こんなもんでしょ☆」<br /> 満足したお嬢様にネロが声をかけます。<br /> 「…よお」<br /> 「? おじさん、だれ」<br /> 「誰でもいいさ。ちょいと、一言だけ言っておきたくてな。良くやったな。ごくろうさん---」<br /> 「…?うん、ありがと☆」<br /><br /><br /><br /></dd> <dt>236 :<a href="mailto:sage"><b>世界はあたしでまわってる</b></a>:2009/01/08(木) 02:33:44 ID:2oMgH3xH0</dt> <dd>以上です。<br /><br /> セリフはちょっとうる覚えだけど、方向は間違ってないと思う。<br /> (中略)と書いたとおり、どうしても同じことの繰り返しになりがちだけど、<br /> 「わがまま」システムとテキスト(あえて「シナリオ」とは言わない)は秀逸です。<br /> 「『大奥』の会社」で食わず嫌いせず、見かけたらぜひおためしあれ。<br /> …出荷本数は謎だけどなー…。<br /><br /></dd> <dt>239 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2009/01/09(金) 00:15:36 ID:QjsFSt8g0</dt> <dd><a href="http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1229188647/235" target="_blank">&gt;&gt;235</a><br /> 性格は最後まで元のままなのか。<br /><br /></dd> <dt>240 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2009/01/09(金) 00:37:05 ID:AK02RdVW0</dt> <dd><a href="http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1229188647/239" target="_blank">&gt;&gt;239</a><br /> そのまんま。それ故の「史上最強のわがまま娘」<br /> わがままを押し通すための努力はする子なので、<br /> 突き抜けっぷりが痛快な感じになる。<br /><br /> …変わってくるるほどしおらしい性格なら、お父様とネロの気苦労も少なくてすんだろうねぇ(w<br /><br /></dd> <dt>244 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2009/01/09(金) 17:14:09 ID:S1XFNOP8O</dt> <dd>ネロとは最後までは全然顔合わせないの?<br /><br /></dd> <dt>245 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2009/01/09(金) 18:00:36 ID:AK02RdVW0</dt> <dd><a href="http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1229188647/244" target="_blank">&gt;&gt;244</a><br /> EDまで会いません。<br /> 砂漠でも火山地帯でも木の陰から見守っているだけです。<br /> 独り言の内容はプレイヤーにはヒントになるけど。<br /><br /></dd> </dl>

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