「ごきんじょ冒険隊」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ごきんじょ冒険隊」(2010/05/23 (日) 17:05:42) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p><strong>ごきんじょ冒険隊</strong></p>
<p>Part51-224~231</p>
<hr /><dl><dt>224 :<a href="mailto:sage"><strong>ごきんじょ冒険隊</strong></a>:2010/05/23(日)
02:37:00 ID:tgAuqc/p0</dt>
<dd>ごきんじょ冒険隊いきます。<br />
恐らく手に入れるのは困難なゲームなので、詳しめでいきます。<br /><br /><br />
須藤真澄がキャラクターデザインを手がけた、ご近所の平和を守るRPG。<br />
町まるごと一つが丁寧に作り込まれ、イベント数も多い隠れた名作。<br />
多分MOTHER2をリスペクトしている。<br /><br />
平日は幼稚園でのおべんきょうパート。ステータス上げはここで行われる。戦闘による経験値という概念はない。<br />
日曜日は自由に探索できるRPGパート。ステータス条件を満たしていると、毎週何かしらイベントクエストが起きる。<br /><br /><br />
【まな】<br />
主人公。ぱいおにあ幼稚園の年長さん。おかっぱのかわいらしい女の子。<br />
勇気りんりんのつよいこよいこ。というか強すぎ。ロボを体当たりで破壊する。<br />
セリフはないが、顔グラの種類が多くて表情豊か。<br /><br />
【ゆず】<br />
まなの飼いネコ。キジトラのオス。戦闘を手伝ったり、たまーにパーティーを抜けてお金を拾ってきたりする。<br />
まなの会話レベルがあがったら、「おしゃべりできるようになりまちゅ」<br />
モデルは、須藤先生の今亡き愛猫ゆず。<br /><br /></dd>
<dt>225 :<a href="mailto:sage"><strong>ごきんじょ冒険隊</strong></a>:2010/05/23(日)
02:39:56 ID:tgAuqc/p0</dt>
<dd>■四月■<br /><br />
■『かみさまにあっちゃった~ごきんじょきちかんせいです』<br /><br />
まなは、ぱいおにあ幼稚園に通う元気なよいこちゃんだ。<br />
仲良しは、猫のゆずでいつも一緒。<br />
パパは雑誌編集者で、休みの日はいつも寝ている。<br />
お兄ちゃんのしゅんは、サッカー少年だけど勉強家で、ちょっと意地悪。<br />
まなの元気は、売れない絵本作家のママから受け継いだものだ。<br /><br />
今日からまなは年長さん。元気よく幼稚園に行く。<br />
途中で、ななこちゃん親子に出くわして、嫌味と自慢と喧嘩をふっかけられるが、スルー。<br />
ななこ嬢は何故かまなを目の敵にしていて、一々相手にしてられないのだ。<br /><br />
【ななこ】<br />
まなと同じクラス。大企業ワタベグループのご令嬢。<br />
何でもデキる万能美少女なのだが、性格が悪く、自分が一番じゃないと気が済まない。<br />
根っからのいじめっ子で、気に入らない子を痛めつけるのが一番楽しい遊び。<br /><br />
【ななこ隊】<br />
ななこのお取り巻き。揃いの軍服を着た同い年の少年たちの集団。<br />
ほぼ全員どMで、ななこに心酔している。ななこの命令なら法的にグレーな事も遂行する。<br />
例外はマンションに住んでるエップくん。常識人でななこの悪だくみをリークしてくれる。<br /><br />
教室に入ると友達のシクシクが居なかった。<br />
探しに行くと、シクシクは園庭のすみっこで泣いていた。<br />
シクシクはななこちゃんにいつもいじめられている。今日も早速やられたようだ。<br />
ななこと同じクラスになって絶望しているシクシクを、まなは励まして勇気づけ、一緒に教室に行く。<br /><br />
【シクシク】<br />
おとなしくて優しい、そして凄く泣き虫な男の子。すぐに泣くからあだ名がシクシク。<br />
いつも泣いているが、笑顔は戦闘中に回復魔法になる程の可愛さ。美ショタである。<br />
ななこちゃんは、ほんとはシクシクが気になるんじゃないだろうか?シクシク自身はまなに<br /><br />
片思い中。<br /><br />
幼稚園からの帰り道、まなは神様とすれ違う。<br />
追いかけると、神様は「わしが見える子がまだおったとは」と驚く。<br />
神様は、まなを異界の洞窟に送り、勇気ペンダントを取って来るように頼む。<br />
おためし戦闘をなんなくこなし、勇気ペンダントを取ってきたまなに、神様はペンダントをそのままくれた。<br />
神様は、空き地の土管と神に会える空間をつなぎ、いつでも来れるようにしてくれる。<br />
この空間は仲間達の集まる基地になる。<br /><br /></dd>
<dt>226 :<a href="mailto:sage"><strong>ごきんじょ冒険隊</strong></a>:2010/05/23(日)
02:40:52 ID:tgAuqc/p0</dt>
<dd>■『なきむしくんこんにちわ』<br />
新学期はじめてのお休みの前日。<br />
帰り際、シクシクがななこちゃんに、明日公園に来るように言いつけられてまた泣いている。<br />
気になったまなは、翌日ゆずと一緒に公園に行ってみたが、そこはななこ隊によって封鎖されていた。<br />
邪魔が入らないようにして、腰を据えてシクシクを痛めつける気だ。<br />
まなはななこ隊をぶちのめしながら公園中央まで進軍する。<br /><br />
広場で、ななこが泣きじゃくるシクシクの前で仁王立ちしていた。<br />
助けに入ったまなに、ななこはパパからもらった、「ななこメカ」をけしかける。<br />
「やすっぽい正義を振りかざした自分の愚かさを呪うことでしゅわ!」<br />
ワタベグループの科学力の結晶、ごみばこメカダストマンと戦闘になる。<br />
まなはダストマンをぶっ飛ばし、ななこは捨てゼリフを吐いて逃げていく。<br /><br />
ななこは退けたが、シクシクは泣きやまない。<br />
「ありがとうまなちゃん、でもぼく怖い…もう幼稚園行きたくない!」<br />
シクシクが走り去った後、まなの勇気ペンダントが光った。神様は「あの子はお前の仲間になるべき子じゃ」と言う。<br />
シクシクの家まで行って、泣いているシクシクを勇気づける。<br />
お友達だから一緒に幼稚園行こう。一緒なら怖くないよ。<br />
そう言われてシクシクは泣きやみ、初めて愛らしい笑顔を見せてくれたのだった。<br /><br /></dd>
<dt>227 :<a href="mailto:sage"><strong>ごきんじょ冒険隊</strong></a>:2010/05/23(日)
02:42:00 ID:tgAuqc/p0</dt>
<dd>このように、何か事件起きる→ななこが悪だくみ→まなが阻止する→ななこがななこメカを出してきてボス戦<br />
というのが基本パターンです。<br />
全部書いてるとキリがないので、主要なイベント以外は簡略化、あまり意味の無い話は省略します。<br /><br />
ちなみにこれも省きますが、クエストを解決すると大抵ママが迎えに来て終わりです。<br />
例えダンジョンの中、あるいは高度数千メートルの上空、海の真ん中、果ては違う時代でさえも<br />
ママは状況に応じた手段で迎えに来ます。一番よく使うのはハングライダー。<br /><br /></dd>
<dt>228 :<a href="mailto:sage"><strong>ごきんじょ冒険隊</strong></a>:2010/05/23(日)
02:46:17 ID:tgAuqc/p0</dt>
<dd>■『シクシクくんのたからもの』<br />
ななこが、シクシクの大切なおもちゃを取り上げて川に捨ててしまう。<br />
まなとシクシクは、日曜日に川をさらいに行く。<br />
いくら探してもおもちゃは見つからず、河原を下る内に二人は、下水道への入り口に辿りついた。<br />
下水の迷路の先には、ドロドロしたヘドロの化身的な物がいて、そいつが咥えこんでいたおもちゃを倒して奪還する。<br /><br /><br />
■『じゅうどういっちょくせんだぁい』<br />
このところ、体育に力を入れていたまな。柔道道場の娘、やわらちゃんに遊ぼうと誘われる。<br /><br />
【やわら】<br />
熱血柔道少女。掘立小屋のような道場で、父娘で暮らしている。<br />
ガサツで単細胞、男勝りの脳筋スポ魂少女だが、実は…。<br /><br />
日曜日、まなとシクシクは約束通りやわらちゃんちの道場に行く。<br />
やわらちゃんはまなに、「乱取り」と称して、年上の男子練習生とのタイマン勝負を強要する。<br />
なんだか嫌な空気だ。でもぶちのめすまな。<br />
「情けないわね!私が相手したげるわ!いじめっ子のまなちゃんをこらしめてあげなきゃね!」<br />
何か誤解があるような…しかし暴走特急やわらちゃんは理屈では止まらない。なのでぶっ飛ばす。<br />
「ななこちゃんが言ってただけはあるわね…。しらばっくれちゃって、私全部知ってるんだから!」<br />
どうやらやわらちゃんはななこちゃんに騙されているようだ。<br />
そこに当のななこが、ななこ隊と飼い猫のマルガリータを連れて道場に入ってきた。<br />
「だらしないでしゅわね。せっかくあなたを使って生意気なまなさんをイジメたおしてあげようと思ってましたのに。」<br /><br />
ななこはまたも「ななこメカ」をけしかけてくる。やわらちゃんと協力して破壊する。<br />
ななこはまたも逃げていくが、マルガリータとゆずの間には恋が芽生える。<br />
やわらちゃんは、まなに早とちりを謝り、打倒ななこの仲間を組もうと言う。<br />
勇気ペンダントが光り、やわらちゃんが仲間になったのだった。<br /><br /></dd>
<dt>229 :<a href="mailto:sage"><strong>ごきんじょ冒険隊</strong></a>:2010/05/23(日)
02:50:46 ID:tgAuqc/p0</dt>
<dd>■5月■<br /><br />
■『しかくいあたまをまるくしよう』<br />
このところ、お勉強に精を出していたまな。<br />
幼稚園の先生に、業者の学力テストを受けるように勧められる。<br />
クラスからで成績のよい子だけが、この日曜日に学力テストを受けるのだ。<br />
ママは大喜びしてご近所に自慢して回り、当日会場まで送ってくれる。<br />
教室に入ると、同じクラスのドクターが居た。<br /><br />
【ドクター】<br />
冷静で頭脳明晰な天才少女。いつも白衣を羽織っている、小さな発明家。<br />
園児なのに、マンションの一室で、サルのサリーと二人で暮らしている。<br />
無表情で大人びているが、たまーに見せる笑顔は年相応に無邪気。<br /><br />
「まなちゃんもテストうけるんだ。お互い頑張ろうね」<br />
しかしこのテストはななこ嬢も受けていた。ななこは、少なくとも同じ幼稚園の中で1番にならないとおさまらない。<br />
それには、天才少女ドクターが絶対邪魔なのである。<br />
ドクターとまなは、ななこ隊に囲まれて殴り回され、気を失ってしまう。<br />
目を覚ますと、会場地下に設置された檻の中に閉じ込められていた。<br />
なんとか檻から抜け出したが、行く手には、大量のななこメカが立ちふさがる。メカの破壊が得意なドクターの力を借りて進むが、<br />
教室に戻った時には、テストは終了していた。<br />
あまりにも卑劣なやり口に激怒したドクターは、まなに一緒にななこをこらしめようと言う。<br />
勇気ペンダントが光り、ドクターも仲間になった。<br />
とぼとぼと会場を出ると、ママが待っていてくれた。笑顔のママに、テストを受けられなかったとはとても言えなかった。<br /><br /><br />
■『サッカーかめんじぇいとうじょう』<br />
かたやななこ隊を従える女王ななこ、かたやゴジリンズを率いるガキ大将ゴジリン。<br />
ぱいおにあ幼稚園の二大勢力である。<br />
ななこに挑発されたゴジリンは怒り、日曜日に球戯場で決闘だ!という話になる。<br /><br />
【ゴジリン】<br />
隣のクラスのガキ大将。ななこ程ではないがいじめっ子。<br />
ぱつんぱつんにはち切れんばかりの巨体は、まさに肉屋の息子である。<br />
<br />
【カジオ】<br />
ゴジリンの参謀。要するにスネオ。でも二人は対等な関係のようだ。<br />
ゴジリンと対照的に線の細い少年。ほんのりアッーの匂い。<br /><br /></dd>
<dt>230 :<a href="mailto:sage"><strong>ごきんじょ冒険隊</strong></a>:2010/05/23(日)
02:52:41 ID:tgAuqc/p0</dt>
<dd>日曜日、冒険隊は決闘見物に出かけたが、球戯場がななこ隊に封鎖されていて入れない。<br />
嫌な予感…。冒険隊は、エップ君に入場チケットをもらって引き返し、ゲスト待遇で球戯場に入る。<br />
グラウンドには、ゴジリンとカジオが倒れていた。<br />
「うう…ロボットを使うなんて卑怯だぞ…」<br />
全くもってその通りだが、勝ち誇ったななこは、まな達にもななこメカ「ボールソルジャー」をけしかけてくる。<br />
ボールソルジャーはべらぼうに性能がよく、まな達も歯が立たず倒されてしまう。<br />
まなを倒して有頂天になったななこ。倒れ伏す絶体絶命のまな。<br />
「待ちたまえ!」<br />
そこに颯爽と、ヒーローマスクとマントでキメた少年が現れた。<br />
「わが名はサッカー仮面J!」<br />
サッカー仮面Jは反則級に強く、まな達は彼の力を借りてボールソルジャーを撃破する。<br />
戦闘が終わると、ななこはとっくにとんずらしていた。<br />
サッカー仮面Jはまたも颯爽と去っていき、その後すぐに、まなの兄しゅんが迎えに来てくれる。<br />
これ以降、まなのHPがピンチの時はサッカー仮面Jが駆けつけてくれるようになった。<br /><br /><br />
■『ぴくにっく・ぱにっく』<br />
今日は遠足。みんなでバスに乗って出発。<br />
途中の休憩所で、まな達はななこに、崖を見下ろせる展望台に誘い出される。<br />
景色に感嘆していたまなは、後ろからななこに突き飛ばされて仲間ともども崖から転落してしまう。それってもう犯罪じゃ…<br />
幸いにも全員川に落ちて無事だった。ここからどうでもいい展開が続く。<br />
要約すると、落ちたのがカッパの棲み処で、カッパの姫と王子をくっつける手助けをする。<br />
お礼に、と崖上まで戻してもらうと、当然だが先生はまなたちが行方不明だと大騒ぎしていた。<br />
先生はまな達を見て、安堵のあまり泣き出してしまう(責任問題を免れた的意味で)。<br />
その様子を睨めつけながら、ななこは「ちっ運のいい奴らでしゅ…」と呟いた。<br />
それってもうメアリー・ベル並みなんじゃ…<br /><br /></dd>
<dt>231 :<a href="mailto:sage"><strong>ごきんじょ冒険隊</strong></a>:2010/05/23(日)
02:56:17 ID:tgAuqc/p0</dt>
<dd>■6月■<br /><br />
■『こころちゃんぴーんち』<br />
隣のクラスが騒がしいので見に行くと、ゴジリンがこころちゃんに詰め寄っていた。<br /><br />
【こころちゃん】<br />
隣のクラスの、薄幸の美少女。絵に描いたような極貧の母子家庭に育つ。<br />
文句なしの可愛さ。結った髪の曲線にすら繊細な美が漂うようだ。褒めすぎだろうか。<br />
とても無口だけど、遊びに行くとニコっと笑ってくれる。<br /><br />
ゴジリンは、何かの返事をこころちゃんに迫っているようだ。<br />
よーく聞くと、こころちゃんは「………ぃ…ゃ……」と言っているが、ゴジリンは聞く耳持たない。<br />
妙に気にかかった冒険隊は、日曜日にこころちゃんの家に行ってみる。<br />
やつれたこころちゃんのお母さんが、こころちゃんが帰ってこない事を心配していた。<br />
探し回ってみると、公園がゴジリンズに封鎖されている。ぶっ飛ばして中に入るとそこでは…<br />
ゴジリンズを神父役に、ゴジリンがこころちゃんとの結婚式を挙げていた。<br />
「ゴジリンはこころちゃんを愛することを誓いますか?」<br />
「誓う!誓う!絶対誓う!」<br />
「こころちゃんは?」<br />
「…………ぃ…や!」<br />
「ja(ヤー) つまりドイツ語で「はい」と言う意味ですね。」<br /><br />
無理強いもいいとこである。乱入してゴジリンを成敗する。<br />
ゴジリンとカジオのタッグはやたら強い。ぶっちゃけレベル相対的にラスボスより強い。<br />
ゴジリン達を撃退して、こころちゃんを家まで送り届けてあげる。<br />
こころ母は感謝して柿をくれる。しかしそれも渋柿。なんとかしてあげたくなる極貧家庭なのだった。<br /><br /><br />
■『こころちゃんだいぴーんち』<br />
こころちゃんが今度は、変態ペド中年親父に性的イタズラ目的で誘拐される。<br />
ゴジリンが、冒険隊と一時停戦し共同戦線を張ってこころちゃんを探す。<br />
町外れの廃墟で、ゲロ以下の存在に手篭めにされかけていたこころちゃん。<br />
ゴジリンは体を張ってこころちゃんを助け、こころちゃんに見直される。<br />
これ以降、こころちゃんとゴジリンはいい雰囲気になり、カジオがMOTHER2のトニーっぽくなる。<br /><br /></dd>
</dl>