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<p><strong>SILENT HILL -SHATTERED MEMORIES-</strong></p>
<p>part54-426~436</p>
<hr /><dl><dt>426 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:06:48 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>SILENT HILL -SHATTERED MEMORIES-<br /><br />
登場人物<br />
ハリー・メイスン:主人公。シェリルを溺愛し、捜索に執念を燃やす。しかし、その正体は……<br />
シェリル・(ヘザー)メイスン:今年で七歳になるハリーの娘。彼女を見つけ出すことが本作の目的。<br />
シビル・ベネット:サイレントヒル市警の婦人警官。サイレントヒルの街、住人に関して熟知している。<br />
ドクターK(カウフマン):常に落ち着いた態度を崩さない精神分析医。プレイヤーは彼からの心理テストを受けていく。<br />
ミッシェル・バルデズ:ミッドウィッチ高校のOG。ジョンと結婚する資金を稼ごうとバーで働いている。<br />
ダリア:正体不明の女性。ハリーと深い関係にあることを匂わせる謎の女性。<br />
リサ:アルケミラ病院で働く看護士の女性。<br />
ジョン:ミッシェルの恋人。弁護士の仕事をしており、ミッシェルとは疎遠になりつつある。<br /><br /><br />
・OPムービー<br />
ハリーとシェリルの姿が撮影されたVHS。映像にはかなりノイズが目立つ。<br />
彼らは幸せそうに車で出発し、遊園地ではシェリルが「パパ大好き!」と歓声を上げている。<br />
映像は二度、三度と巻き戻され、同じ部分が何度も再生される……<br /><br />
場面はドクターKの部屋に切り替わる。ドクターKは助手から「新しい患者が到着した」と報告を受けた。<br />
「準備は出来ている」と答え、部屋の照明を点けるドクターK。<br /><br />
また場面が切り替わり、雪が降りしきる無人の道路。<br />
ハリーの車が激しいスリップを起こし、フェンスに激突した。シートベルトを外して外に出るが、力尽きて意識を失うハリー。<br /><br /></dd>
<dt>427 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:07:41 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>***<br />
再び場面はドクターKの部屋に移る。FPSのような主観視点でKと相対するプレイヤー。<br />
(以下、ドクターKの部屋で展開される物語をカウンセリングパートと呼称する)<br /><br />
K「来てくれたという事は、君が協力的だということだろう。良い傾向だ。<br />
他のセラピストとは上手く行かなかったようだが、私はメモは取らないし、薬は処方しないし、<br />
決まりも作らない。最初に戻って、何が起きたかを理解しよう」<br /><br />
ドクターKはプレイヤーに対人関係に関する幾つかの質問を与え、<br />
(友達は多いか?酒飲みか?浮気性か?など)その回答を見ると、カウンセリングの開始を告げる。<br />
***<br /><br />
ハリーが目を覚ますと、後部座席にはシェリルの姿は無かった。辺りには人影はなく、足跡などの痕跡も見当たらない。<br />
ハリーはシェリルの名を呼びながら、暗い夜道を先へ先へと進んでいく。<br /><br />
バーに入ると、婦人警官シビル・ベネットがいた。<br />
彼女に「娘が居なくなった」と言い、免許証(とそれに挟んだシェリルの写真)を見せる。<br />
(なお、カウンセリングパートの回答次第でシビルの態度は変わるが、大まかな流れは変わらない)<br />
シビルは、シェリルは先に家に帰ってしまったのではないかと推測。<br />
それを裏付けるかのように、ハリーの携帯電話に家からの電話が。<br />
シビルの無線にも警察からの応援要請がかかった為、二人は再会を約束して別れる。<br />
家の住所は、バーから路地を幾つか越えた所にあるレビン通りだった。<br /><br />
家に帰ろうとするハリーだが、その途中でブランコに乗った少女の影らしきものを見つける。<br />
携帯電話で撮影すると、その姿はシェリルに酷似している事が判明するが、影はすぐに逃げ去ってしまう。<br />
更に先へ進んでいくとシェリルから電話が。シェリルは「パパ逃げて!戦うのは無理よ!逃げて!!」と叫んでいた。<br /><br />
電話が切れると同時に怪奇現象が発生。周りの建造物や車などが瞬時に凍結していき、<br />
道を塞ぐかのように巨大な氷柱が出現する。これが本作の『悪夢の世界』である。<br />
ここでは、『青白く目を刳り貫かれた子供のような姿の怪物』が大量に出現してハリーに襲い掛かる。<br />
シェリルの警告通り、この怪物達に対抗する手段は『逃げる』のみ。<br />
携帯GPSの地図を頼りに家の住所→レビン通り目掛けて走り続けるしかない。<br />
(しかし、怪物たちは抱きつくだけで、力尽きたハリーに対しても危害を与えようとはしない……)<br /><br />
激しい逃走劇の末、ハリーは異常な『悪夢』の世界を抜け出す事に成功する。彼の目の前には、一軒の家があった……<br /><br /></dd>
<dt>428 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:08:49 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>***<br />
カウンセリングパート開始。<br /><br />
K「車の事故について聞けたのは良かった。以前だったらその話も出来なかっただろうし。<br />
その件は後で話すとして、今は家族の話をしようか?これは君にとって重要なんだ。<br />
君にとって家族は形を持った愛情であり、自分の感情を理解してくれる存在だ」<br /><br />
Kはプレイヤーに家族との関係に関する質問を幾つか与えた後、一枚の塗り絵を与える。<br />
そこには一軒の家と、一台の車、そして家族と思われる二人の人物が描かれている。<br />
「君の中の子供を解放して絵に色を塗るんだ。絵の題名は『幸せな家族』だ。」<br /><br />
プレイヤーは色鉛筆を駆使して絵に色を塗り、Kに渡す。<br />
K「幸せそうな家族だな。君の家もこんな感じかい?」<br />
***<br /><br />
ハリーは自分の家に辿り着いたかに見えたが、家にはシェリルはおらず、<br />
代わりにハリーとは面識の無い老夫妻が住んでいた。(なお、家と夫妻は塗り絵で塗った通りの色になっている)<br />
ハリーは声を荒げて「ここは自分の家だ」と主張するが、老夫妻は困惑しながら、彼を追い出す。<br />
通報されたらしく、その場にシビルが駆け付ける。ハリーは「シェリルは奴らに誘拐された」と主張するが、<br />
シビルは老夫妻と顔見知りらしく、「善良な彼らがそんな事をするはずがない」と断言、<br />
ハリーをパトカーに乗せ、署に連れて行く事に。<br /><br />
シビルは二十年間警察に務めており、町の全住人を熟知しているのだが、ハリーの姿を見たことが無いと語る。<br />
また、事故のショックでハリーの脳がダメージを受けている可能性を指摘し、病院へ行くよう薦める。<br /><br />
雪による視界不良の為、シビルは一時車を降りて前方を確認しに行く。<br />
しかし、何時まで待っても彼女が帰ることは無く、道路は雪で塞がっているので、ハリーは車を出て、森の中へ進んでいく。<br />
途中でエコーメッセージ(残留思念を文章や画像、音声などの添付ファイルとして受け取る)や、<br />
『保管された記憶』(直接攻略に関係ないアイテム。何者かの思い出の物品)を入手しながら進んでいくと、シビルから電話が。<br /><br />
彼女はハリーが勝手に脱出した事に怒って早く戻るよう警告する。<br />
しかし、ハリーは「逮捕されたわけではない」と主張して、娘の捜索を続行する。<br />
すると、再びシェリルの形をした影のようなものに遭遇。<br />
同時に再び世界は凍りつき、『悪夢の世界』に移行。ハリーは森から脱出する。<br /><br />
異常な森を出ると既に夜が明けており、ミッドウィッチ高校の敷地に着く。<br />
シビルから「高校の体育館には災害対策用のシェルターがある。シェリルはそこにいるかも知れないから待て」<br />
と言われるハリーだが、「シェリルが居なかったら待たない」と言い捨て、高校へと侵入していく。<br /><br /></dd>
<dt>429 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:10:04 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>***<br />
カウンセリングパート開始<br /><br />
K「さて、楽しかった高校の日々に辿り着いたね。しかし、高校は人格形成に悪影響を与えてしまう場所でもある」<br /><br />
Kはプレイヤーに高校時代の自分のイメージについて聞き始める。<br />
(スポーツ万能だったか?酒飲みだったか?ヴァージンだったか?など)<br />
そして次に『理想の時間割』を製作させる(数学、体育、文学、性教育、など)<br /><br />
K「さぁ、学校で起きた悪いことについてもう少し話をしよう」<br />
***<br /><br />
体育館に辿り着いたハリーが見たものは同窓会の会場だった。豪雪の為か参加者はミッシェル一人きり。<br />
彼女にシェリルの居場所を聞くハリーだが、ミッシェルは自分の高校時代の先輩である、シェリル・メイスンの話をし始める。<br />
七歳の女の子であるシェリルと、この高校を既に卒業した大人であるシェリル・メイスンに関連性などあるのか。<br />
ハリーらは校長室のパソコンをハッキングして、シェリル・メイスンに関する情報を収集する事に。<br /><br />
調査の末、彼女の住所と電話番号を入手したハリー。シェリルはシモンズ通り(あまり良い地域ではないらしい)に住んでいた。<br />
免許証は古くなっている事、住所が変わっていることから、「記憶を失っているのではないか」と感じ始めるハリー。<br />
例の番号に電話をかけてみるが、応対した女性はシェリルと同居しているらしい女性、ダリア。<br />
ダリアはハリーの名を聞くと、「何のつもり!?もうかけてこないで!」と絶叫し電話を切って�%9</dd>
</dl>
<p><strong>SILENT HILL -SHATTERED MEMORIES-</strong></p>
<p>part54-426~436</p>
<hr /><dl><dt>426 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:06:48 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>SILENT HILL -SHATTERED MEMORIES-<br /><br />
登場人物<br />
ハリー・メイスン:主人公。シェリルを溺愛し、捜索に執念を燃やす。しかし、その正体は……<br />
シェリル・(ヘザー)メイスン:今年で七歳になるハリーの娘。彼女を見つけ出すことが本作の目的。<br />
シビル・ベネット:サイレントヒル市警の婦人警官。サイレントヒルの街、住人に関して熟知している。<br />
ドクターK(カウフマン):常に落ち着いた態度を崩さない精神分析医。プレイヤーは彼からの心理テストを受けていく。<br />
ミッシェル・バルデズ:ミッドウィッチ高校のOG。ジョンと結婚する資金を稼ごうとバーで働いている。<br />
ダリア:正体不明の女性。ハリーと深い関係にあることを匂わせる謎の女性。<br />
リサ:アルケミラ病院で働く看護士の女性。<br />
ジョン:ミッシェルの恋人。弁護士の仕事をしており、ミッシェルとは疎遠になりつつある。<br /><br /><br />
・OPムービー<br />
ハリーとシェリルの姿が撮影されたVHS。映像にはかなりノイズが目立つ。<br />
彼らは幸せそうに車で出発し、遊園地ではシェリルが「パパ大好き!」と歓声を上げている。<br />
映像は二度、三度と巻き戻され、同じ部分が何度も再生される……<br /><br />
場面はドクターKの部屋に切り替わる。ドクターKは助手から「新しい患者が到着した」と報告を受けた。<br />
「準備は出来ている」と答え、部屋の照明を点けるドクターK。<br /><br />
また場面が切り替わり、雪が降りしきる無人の道路。<br />
ハリーの車が激しいスリップを起こし、フェンスに激突した。シートベルトを外して外に出るが、力尽きて意識を失うハリー。<br /><br /></dd>
<dt>427 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:07:41 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>***<br />
再び場面はドクターKの部屋に移る。FPSのような主観視点でKと相対するプレイヤー。<br />
(以下、ドクターKの部屋で展開される物語をカウンセリングパートと呼称する)<br /><br />
K「来てくれたという事は、君が協力的だということだろう。良い傾向だ。<br />
他のセラピストとは上手く行かなかったようだが、私はメモは取らないし、薬は処方しないし、<br />
決まりも作らない。最初に戻って、何が起きたかを理解しよう」<br /><br />
ドクターKはプレイヤーに対人関係に関する幾つかの質問を与え、<br />
(友達は多いか?酒飲みか?浮気性か?など)その回答を見ると、カウンセリングの開始を告げる。<br />
***<br /><br />
ハリーが目を覚ますと、後部座席にはシェリルの姿は無かった。辺りには人影はなく、足跡などの痕跡も見当たらない。<br />
ハリーはシェリルの名を呼びながら、暗い夜道を先へ先へと進んでいく。<br /><br />
バーに入ると、婦人警官シビル・ベネットがいた。<br />
彼女に「娘が居なくなった」と言い、免許証(とそれに挟んだシェリルの写真)を見せる。<br />
(なお、カウンセリングパートの回答次第でシビルの態度は変わるが、大まかな流れは変わらない)<br />
シビルは、シェリルは先に家に帰ってしまったのではないかと推測。<br />
それを裏付けるかのように、ハリーの携帯電話に家からの電話が。<br />
シビルの無線にも警察からの応援要請がかかった為、二人は再会を約束して別れる。<br />
家の住所は、バーから路地を幾つか越えた所にあるレビン通りだった。<br /><br />
家に帰ろうとするハリーだが、その途中でブランコに乗った少女の影らしきものを見つける。<br />
携帯電話で撮影すると、その姿はシェリルに酷似している事が判明するが、影はすぐに逃げ去ってしまう。<br />
更に先へ進んでいくとシェリルから電話が。シェリルは「パパ逃げて!戦うのは無理よ!逃げて!!」と叫んでいた。<br /><br />
電話が切れると同時に怪奇現象が発生。周りの建造物や車などが瞬時に凍結していき、<br />
道を塞ぐかのように巨大な氷柱が出現する。これが本作の『悪夢の世界』である。<br />
ここでは、『青白く目を刳り貫かれた子供のような姿の怪物』が大量に出現してハリーに襲い掛かる。<br />
シェリルの警告通り、この怪物達に対抗する手段は『逃げる』のみ。<br />
携帯GPSの地図を頼りに家の住所→レビン通り目掛けて走り続けるしかない。<br />
(しかし、怪物たちは抱きつくだけで、力尽きたハリーに対しても危害を与えようとはしない……)<br /><br />
激しい逃走劇の末、ハリーは異常な『悪夢』の世界を抜け出す事に成功する。彼の目の前には、一軒の家があった……<br /><br /></dd>
<dt>428 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:08:49 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>***<br />
カウンセリングパート開始。<br /><br />
K「車の事故について聞けたのは良かった。以前だったらその話も出来なかっただろうし。<br />
その件は後で話すとして、今は家族の話をしようか?これは君にとって重要なんだ。<br />
君にとって家族は形を持った愛情であり、自分の感情を理解してくれる存在だ」<br /><br />
Kはプレイヤーに家族との関係に関する質問を幾つか与えた後、一枚の塗り絵を与える。<br />
そこには一軒の家と、一台の車、そして家族と思われる二人の人物が描かれている。<br />
「君の中の子供を解放して絵に色を塗るんだ。絵の題名は『幸せな家族』だ。」<br /><br />
プレイヤーは色鉛筆を駆使して絵に色を塗り、Kに渡す。<br />
K「幸せそうな家族だな。君の家もこんな感じかい?」<br />
***<br /><br />
ハリーは自分の家に辿り着いたかに見えたが、家にはシェリルはおらず、<br />
代わりにハリーとは面識の無い老夫妻が住んでいた。(なお、家と夫妻は塗り絵で塗った通りの色になっている)<br />
ハリーは声を荒げて「ここは自分の家だ」と主張するが、老夫妻は困惑しながら、彼を追い出す。<br />
通報されたらしく、その場にシビルが駆け付ける。ハリーは「シェリルは奴らに誘拐された」と主張するが、<br />
シビルは老夫妻と顔見知りらしく、「善良な彼らがそんな事をするはずがない」と断言、<br />
ハリーをパトカーに乗せ、署に連れて行く事に。<br /><br />
シビルは二十年間警察に務めており、町の全住人を熟知しているのだが、ハリーの姿を見たことが無いと語る。<br />
また、事故のショックでハリーの脳がダメージを受けている可能性を指摘し、病院へ行くよう薦める。<br /><br />
雪による視界不良の為、シビルは一時車を降りて前方を確認しに行く。<br />
しかし、何時まで待っても彼女が帰ることは無く、道路は雪で塞がっているので、ハリーは車を出て、森の中へ進んでいく。<br />
途中でエコーメッセージ(残留思念を文章や画像、音声などの添付ファイルとして受け取る)や、<br />
『保管された記憶』(直接攻略に関係ないアイテム。何者かの思い出の物品)を入手しながら進んでいくと、シビルから電話が。<br /><br />
彼女はハリーが勝手に脱出した事に怒って早く戻るよう警告する。<br />
しかし、ハリーは「逮捕されたわけではない」と主張して、娘の捜索を続行する。<br />
すると、再びシェリルの形をした影のようなものに遭遇。<br />
同時に再び世界は凍りつき、『悪夢の世界』に移行。ハリーは森から脱出する。<br /><br />
異常な森を出ると既に夜が明けており、ミッドウィッチ高校の敷地に着く。<br />
シビルから「高校の体育館には災害対策用のシェルターがある。シェリルはそこにいるかも知れないから待て」<br />
と言われるハリーだが、「シェリルが居なかったら待たない」と言い捨て、高校へと侵入していく。<br /><br /></dd>
<dt>429 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:10:04 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>***<br />
カウンセリングパート開始<br /><br />
K「さて、楽しかった高校の日々に辿り着いたね。しかし、高校は人格形成に悪影響を与えてしまう場所でもある」<br /><br />
Kはプレイヤーに高校時代の自分のイメージについて聞き始める。<br />
(スポーツ万能だったか?酒飲みだったか?ヴァージンだったか?など)<br />
そして次に『理想の時間割』を製作させる(数学、体育、文学、性教育、など)<br /><br />
K「さぁ、学校で起きた悪いことについてもう少し話をしよう」<br />
***<br /><br />
体育館に辿り着いたハリーが見たものは同窓会の会場だった。豪雪の為か参加者はミッシェル一人きり。<br />
彼女にシェリルの居場所を聞くハリーだが、ミッシェルは自分の高校時代の先輩である、シェリル・メイスンの話をし始める。<br />
七歳の女の子であるシェリルと、この高校を既に卒業した大人であるシェリル・メイスンに関連性などあるのか。<br />
ハリーらは校長室のパソコンをハッキングして、シェリル・メイスンに関する情報を収集する事に。<br /><br />
調査の末、彼女の住所と電話番号を入手したハリー。シェリルはシモンズ通り(あまり良い地域ではないらしい)に住んでいた。<br />
免許証は古くなっている事、住所が変わっていることから、「記憶を失っているのではないか」と感じ始めるハリー。<br />
例の番号に電話をかけてみるが、応対した女性はシェリルと同居しているらしい女性、ダリア。<br />
ダリアはハリーの名を聞くと、「何のつもり!?もうかけてこないで!」と絶叫し電話を切ってしまう。<br />
同時に世界は悪夢の世界へと移行。(この段階で既に、ハリーの中では子供シェリル=大人シェリルという認識になっている)<br /><br />
この裏世界では、指定された場所でゴシップ写真を撮影しなければならない。被写体は大人の姿になったシェリル。<br />
彼女は中年の高校教師と性的な関係を持ち、品行方正とは言い難い高校生活を送っていたようだ。<br /><br />
悪夢の世界を脱すると、ミッシェルと共に彼女の勤めるバーへ向かっていた。<br />
ミッシェルは恋人のジョンとの結婚資金を貯める為に働いていると幸せそうに語る。<br />
バーで彼女の車に乗せてもらい、シェリルの住所であるシモンズ通りまで送ってもらう予定だったが、<br />
トイレから出るとミッシェルがいなくなり、代わりにダリアと名乗る若い女性が現れる。<br />
困惑しながらもダリアの車に載せてもらうハリー。<br />
ダリアは服装も台詞も扇情的で、ハリーとは性的な関係にあると語る(彼女の乳首にニックネームをつけるほどらしい)。<br />
しかし、一方のハリーはダリアの事を全く知らなかった。ダリアはハリーの言動が本気とは信じず、イラつき始める。<br /><br />
すると突然、悪夢の世界化が始まり、渡っていた橋が崩壊、二人の乗る車は深い川の底へと没してしまう。<br />
ダリアは氷付けになって動かなくなり、車内にも浸水が始まる。「抵抗するな」という不気味なメッセージが表示される中、<br />
ハリーは車を脱して岸へと這い上がり、力尽きる。(脱出しなくても、いつのまにか脱出したことになっている)<br /><br /></dd>
<dt>430 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:11:50 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>***<br />
カウンセリングパート開始<br /><br />
K「残念だがしょうがない。誰もがいずれは死ぬ。知らん振りをしていても結果は同じだ」<br /><br />
Kは七枚の眠っている(あるいは死んでいる)男女が描かれた絵が並べ、『どの絵の人物が死んでいるか当てろ』と言う。<br /><br />
K「実際のところ正解なんて無い。彼らは全員死んでいるんだ。じゃあ話を続けようか?」<br />
***<br /><br /><br />
目を覚ますと、シビルに車椅子に乗せられているところだった。<br />
ダリアの安否について尋ねるが、車の水没事故など起こっていないと言われてしまう。<br />
シビルはハリー・メイスンの記録について調査した結果、分かった事があると語るが、詳細が語られる直前に世界は悪夢の世界化。<br />
この辺りになってくると怪物たちの姿は、かつての子供型から成熟した女性のような姿へと変貌を遂げている。<br /><br />
悪夢の世界と化したアルケミラ病院を脱すると、救急車が受付に激突して炎上しているところに出くわすハリー。<br />
車を運転していた看護師の女性、リサは負傷していたが、病院で治療するほどでは無いといって自宅へ向かう。<br />
彼女を送っていくハリー。(炎上した救急車を放置していいのかと思うが、特にフォローはない)<br />
リサは自宅で応急処置をし、鎮痛剤らしき薬をハリーから取ってきてもらうと、それを飲んで眠った。</dd>
<dd>(なお、リサが頼んだものとは違う薬を渡してもリサは飲んでしまう。どの薬を飲んでも結果は変わらないが)<br /><br />
***<br />
カウンセリングパート開始<br />
K「君は全てに罪悪感を感じている。君は過去の自分を責めている。自分を責めずに、この世界を責めるべきだ」<br /><br />
Kは、「ある王女が政略結婚に翻弄された末、非業の死を遂げた」という悲劇の寓話を語り、<br />
寓話の登場人物の内、もっとも『罪が重い者』は誰か?と問う。<br /><br />
K「罪悪感から逃れる一番の方法は、まず捕まらないことだね。では続けようか?」<br />
***<br /><br />
ハリーはリサの家を出て再びシモンズ通りを目指すが、リサからの電話を受けて引き返す。<br />
戻ってみると、リサは頭から血を流して絶命してしまった(死因は不明、事故のダメージが予想以上だったのか薬のせいなのか)。<br />
尾行してきたのかシビルもその場に現れ、ハリーがリサを殺害したと勘違いして銃口を向けてくる。弁解するハリーだが、<br />
シビルは「もう騙されない。あなたはハリー・メイスンではない!」と断言する。その途端、世界は悪夢の世界と化してしまう。<br /><br />
悪夢の世界を抜けてショッピングモールへと入ったハリーは、ある警備員が残したエコーメッセージを入手する。<br />
彼は万引き常習犯であるシェリルを心配して彼女を更生させようとしたが、錯乱したシェリルに刺されてしまったようだ。<br /><br />
ショッピングモールを抜け、遂にシモンズ通りのシェリルが住むというアパートに辿り着いたハリー。<br />
そこに住んでいた壮年の女性ダリア(若いダリアを老けさせたような容姿)は、シェリルは『灯台』にいると言う。<br />
彼女はハリーの手(結婚指輪)を撫でながら、「あなたと私は運命の鎖で縛られている。富めるときも病める時も……」と呟く。<br />
ハリーが「お前が私の妻?」と呟くと同時に、悪夢の世界化が始まる。<br /><br /></dd>
<dt>431 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:12:52 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>今回の悪夢の世界は今までよりも更に異常さを増している。<br />
同じ部屋が何度も何度も繰り返され、異様に長い階段を降りていく事になる。<br />
更には、底が霞んで見えない程の奈落に飛び降り、数百メートルほど落下して底に激突するも、ハリーは傷一つ負わない。<br />
終わりの見えぬ迷宮を抜け、元のアパートのシェリルの部屋に辿り着いたハリーは、<br />
「シェリル、ここがお前の部屋だ。だがお前はいない」と呟くと、<br />
傍らにあった写真立てを放り投げてベッドに倒れる。幸せそうなシェリルとハリーの姿がひび割れた。<br /><br />
***<br />
カウンセリングパート開始<br /><br />
K「私たちは皆、結婚に縛られている。悲観的と思うかもしれないが、離婚とはそういうものだよ」<br /><br />
Kはプレイヤーの結婚観について尋ね、次に六人の男女の写真から三組の夫婦を作るよう言う。<br /><br />
K「何か分かって来たぞ。少しずつだが前進しているようだ」<br />
***<br /><br />
ハリーはいつの間にか部屋に入っていたミッシェルに起こされる。シェリルを見つけ出すべく『灯台』へ向かうというハリー。<br />
二人は、ミッシェルの恋人であるジョンの運転する車で灯台に向かうが、ジョンは途中でミッシェルに別れ話を切り出し、<br />
口論の末に二人は車を降りて何処かへ行ってしまう。 取り残されたハリーは下水道を抜けて灯台を目指す。<br /><br />
湖畔のバーに入るとミッシェルがいた。やはり二人の関係は破綻してしまったようだ。<br />
ミッシェルはハリーに、船着場の船で灯台に向かうよう教える。<br /><br />
***<br />
カウンセリングパート開始<br />
K「核心に近づきつつあるが、まだ性の部分に触れていない。君は性に関して過剰な嫌悪感を持っている。」<br /><br />
Kはロールシャッハテストのような絵を示し、そのうちのどれが『性的に感じるか』を尋ねてくる。<br /><br />
K「君は自分の性を拒絶している。そして死すらも。性とはつまり死だ。性の否定は即ち死の否定なんだ」<br />
「健康な人間には分析は必要ない。君は明らかに満たされていないんだ。では最後まで見てみようか」<br />
***<br /><br /></dd>
<dt>432 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:14:04 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>遊園地を抜けて船着場を目指すハリー。<br />
遊園地ではまたシェリルの影が現われ、ある一家の日帰り旅行の状況を見せる。<br /><br />
離婚しそうな夫婦が遊園地でのひと時を切欠に仲直りしかけるが、<br />
二人の様子を眺めようとした子供がトラブルを起こしてしまい、再び険悪な様子になってしまうというもの。<br />
夫婦と子供の声はハリーとダリア、そしてシェリルの声に聞こえるのだが……?<br /><br />
船着場に停泊していたボートに乗ると、船室にはダリアがいた。彼女は船を灯台に向かうよう操舵すると、<br />
ハリーに酒を飲ませてベットへと誘う、二人は抱き合い、服を脱いで絡み合った……<br /><br />
ハリーが目を覚ますと既に船室内は悪夢の世界化し、ダリアは氷漬けになっている。<br />
半裸だった為、その場にあったTシャツを身に纏い、灯台らしき灯りを目指して、凍結した湖を走るハリー。<br />
(Tシャツは、冒頭の遊園地の映像でハリーが着ていたものと同じ)<br /><br />
携帯にはシビルから「これがあなたの七歳の娘?」というメッセージと共に、シェリル(大人)の逮捕写真が送られてくる<br />
湖上では、どこからともなく大量の怪物たちが現われる上に、逃げ場所も無いために、やがて追い詰められてしまうが、<br />
何故か怪物たちは氷漬けになり、湖が割れてハリーは水の中に落ちてしまう。必死に灯台の灯りを目指して泳ぐハリー。<br />
水中には水没した車と人間の屍が見える。ハリーは岸辺を目前にして力尽きるが、そこに現われたシビルによって救い出される。<br /><br />
ハリーはシビルから拳銃を奪って「邪魔をするな」と脅すが、シビルはハリーを逮捕しに来たわけではないようだ。<br />
彼女は『18年前にハリー・メイソンが交通事故で死んでいる』事を突き止めたが、それでもハリーを信じ、『灯台』へと迎えと諭す。<br />
そしてシビルは「私は明日辞表を出す。”この町で”警官を続けるのは無理だと思う」と言い、去っていく。<br />
(今までの選択肢次第では「私は警官の仕事に誇りを持っている。これからは自分の思うように生きていく」と言う事も)<br /><br />
目の前にあったのは『灯台』ではなく、ドクターK(カウフマン)の診療所だった。<br />
(灯台は英語でLight houseだが、障害者の更正施設もLight houseと呼ばれる)<br />
その奥へと踏み込んでいくハリー……<br /><br /></dd>
<dt>433 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:16:00 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>***<br />
K「これでは埒が明かないな。私が何を説明しても君は聞いていない」<br />
「18年間も拒否し続けている!全ては君の小さな脳みその中の幻想の世界なんだ!」<br /><br />
Kは今までの態度が嘘だったかの如く、感情的な態度を取り始める。<br /><br />
K「君は繰り返し再生されるホームムービーを見て、目を剥いている青白い化け物だ。複雑性悲嘆と言う奴だ」<br />
「両親の関係がうまくいってないことから少女は自分を責めた。そして父親が死んだ」<br />
「少女は父親の死を認めず、過去の父親の姿も拒絶した。七歳の子供には両親の本当の姿など分からないのに」<br />
「そして彼女は想像上の父親に取り付かれていき、その世界をガラクタで作り上げていった」<br />
「ありもしない幸せな毎日のかけら、存在すらしない父親のかけらでだ……目を覚ますんだ!!」<br />
「君の父親は輝く鎧を纏った騎士なんかじゃない。ただの人間だ。君は父親の真の姿を知らないし、知ることも無い」<br /><br />
そこに、扉を開けてハリーが現われる。<br /><br />
K「君の頭の中を歩き回る父親は幽霊ですらないんだ。最初から存在しない。フランケンシュタインの怪物のような子供の想像だ」<br />
「だが、君は生きている。母親も生きている。彼女は君の作り上げたモンスターなんかじゃない。自分の人生を生きるんだよ」<br /><br />
ハリーは、いままでずっとカウンセリングを受けていたプレイヤー=シェリルを呼ぶ。<br /><br />
シェリル「ずっと一緒にいてくれたわ」<br />
ハリー「これからも一緒だ」<br /><br />
黙って首を振るシェリル。ハリーの姿は凍りつき、消えた。<br />
(今までの選択肢次第でハリーが「もういいんだ」と言って自発的に消えるルートのほか、<br />
シェリルが妄想を断ち切れずにハリーと抱き合って終わるというハッピーエンドにしか見えないバットエンドも存在する)<br /><br />
そして、これまで何度も繰り返された映像の”続き”がEDムービーとして再生される<br /><br />
・EDムービー<br />
***<br />
離婚ED(平均的な選択肢を選んでいた場合)<br />
離婚の日、シェリルとダリアに別れを告げるハリー。<br />
ハリーは「私たちが別れるのはお前のせいじゃない」とシェリルに言い残し、車で家を去った。<br /><br />
喧嘩ED(禁欲的な選択肢を選んでいた場合)<br />
作家としての収入が生活を支えられなくなったらしく、ダリアに殴られ、なじられるハリー。<br />
どんなに口汚い言葉を浴びせかけられても、彼に反論する言葉は無かった……<br /><br />
不倫ED(性的な選択肢を選んでいた場合)<br />
ミッシェル、リサとベットの中で絡み合うハリー。これからの行為を撮影するつもりらしい……<br /><br />
泥酔ED(飲酒に関する選択肢を選んでいた場合)<br />
酒に酔い、泥酔しながら帰宅するハリー。その姿には父親としての威厳など全く無かった。<br />
***<br /><br />
離婚EDを迎えた場合、</dd>
<dd>今後もカウフマンの元に通うことになったシェリルが『保管された記憶』を箱の中へと片付けるという後日談が描かれる。<br /><br /></dd>
<dt>434 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 00:17:30 ID:FK0W4qGt0</dt>
<dd>・UFOエンド<br /><br />
ハリーが診療所の奥へと入ると、突然、カウンセリングパートがCGから漫画調のイラストになってしまう。<br /><br />
***<br />
K「これで終わりか?今まで会話を重ねてきて、君は本気で父親がエイリアンにさらわれたと思っているのか?」<br />
「カルト集団や悪魔の話のほうがよっぽどつじつまがあっていたよ!!」<br /><br />
呆れ果てるKだが、シェリルは「町全体が巨大な宇宙船なのよ」などと言って話を聞く様子が無い。<br />
そして、扉を開けて入ってきたのは……ハリーではなくジェイムス(サイレントヒル2主人公)だった。<br />
彼と妻のメアリーもKの元で治療を受けているようだ。(Kによると「奥さんを最近見かけてない」らしいが、まさか……)<br /><br />
ジェイムスを部屋から追い出し、気を取り直して治療を再開するK。<br />
「私の母親はビッチ(雌犬)だった……」と呟くシェリルは、柴犬(サイレントヒル2の『いぬEND』参照)の姿になり、<br />
Kの姿はいつものグレイ型エイリアンの姿になっていた……おあとがよろしいようで。<br /><br /></dd>
<dt>435 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2010/12/23(木) 02:41:17
ID:8qvWUB1SO</dt>
<dd>シャッタードメモリーズ、写真を死んだ人間と寝てる人間に分けた時のドクターの台詞は「みんな寝てる」だったなぁ。<br />
写真の分け方で台詞違ったりするんだろうか、他のカウンセリングの台詞は知ってるのと変わらないんだけど<br /><br /></dd>
<dt>436 :<a href="mailto:sage"><b>SILENT HILL -SHATTERED
MEMORIES-</b></a>:2010/12/23(木) 10:39:15 ID:dIs3ku9J0</dt>
<dd><a href="http://toki.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1284870978/429" target="_blank">>>429</a><br />
写真の分け方で変わるみたいです。<br />
他にも非常に細かい分岐がある為、カバーしきれてない部分があると思います。<br /><br />
本作が”初代サイレントヒルのリ・イマジネーション作品”として宣伝されていた為か、<br />
既存シリーズ(サイレントヒル2以降の作品)に続くと勘違いしている人もいますが、<br />
もしそうだとすれば設定が根底から崩壊するため、(UFOエンド以外)他のシリーズとは関係しないと考えるべきでしょう。<br /><br />
以上です<br /><br /></dd>
</dl>