世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者

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<p><strong>世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者</strong></p> <p>part58-64,65,101~104,120,121,124~126,175~178,204~208</p> <hr /><dl><dt>64 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/24(金) 06:06:42.30 ID:R3v5SLfu0</dt> <dd>世界樹の迷宮III いきます<br /><br /> 「海都」、アーモロード。<br /> 南海の中心に位置するこの海洋都市は周辺の国々との交流も盛んに繁栄を極めていた。<br /> しかし、百年前に発生した原因不明の大地震により都市の一部が海底へ水没。<br /> 加えて、海流の乱れが周辺国への航路を遮り、海都は大打撃を被ってしまう。<br /><br /> 人々が復興を目指す中、海底へと続く謎の大迷宮が発見される。<br /> 地下へ地下へと続くそれは豊富な資源と危険な魔物を含む不思議な迷宮だった。<br /> 海都を統治する機関『元老院』は迷宮の謎を解明すべく国外全土へ冒険者を求めた。<br /> 以来、数多の冒険者が迷宮へと挑むが、これを踏破する者はついに現れなかった。<br /> 難関の大迷宮はいつしか「世界樹の迷宮」と畏敬を込めて呼ばれるようになった。<br /><br /> 今、プレイヤーは海都を訪れ、新たに『冒険者ギルド』を発足、世界樹の迷宮へ挑戦するのだった…<br /><br /><br /> ・元老院<br /> アーモロードにおける権力機関。<br /> 詳しい人員構成は不明だが、プレイヤーは専ら院を取り纏める老婆と謁見することになる。<br /> 元老院のさらに上には見た目麗しき姫君がいるらしい。<br /><br /> ・冒険者ギルド<br /> 世界樹の迷宮へ挑む冒険者たちが組むグループ。<br /> プレイヤーが所属する他にも多くのギルドが存在し、全てが『ギルド長』に管理されている。<br /><br /> ・ギルド長<br /> 海都の冒険者ギルドを一手に引き受けるギルド長。<br /> 浅黒い肌と髭、アラビア風の衣装を着る中年男性。<br /> 自称、凄腕の剣士らしいが、最近はデスクワークばかりで苦労しているらしい。<br /> 設定では、樹海を警邏している海都の兵士は彼の私兵らしい。<br /><br /></dd> <dt>65 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/24(金) 06:07:44.66 ID:R3v5SLfu0</dt> <dd>第一階層 垂水ノ樹海<br /> 噴水にも似た遺跡が点在するエリア。<br /> 水路と花々の垣根によって区切られた空間は迷宮というより庭園といっても違和感がない。<br /><br /> ・謎の男<br /> 元老院より樹海に挑むに足る冒険者と認められたプレイヤーギルド。<br /> 無事、地下一階の探索を終え地下二階へと進む。そんなプレイヤーの前に一人の男が現れる。<br /> 異国を感じさせる紅い服装に剣呑な雰囲気を纏わせる男は、<br /> プレイヤーへ周辺をうろつく危険な魔物について忠告すると姿を消すのだった。<br /><br /> ・オランピア<br /> 地下二階を進むプレイヤーはオランピアと名乗る女性と出会う。<br /> 海都からの冒険者を支援していると話す彼女は、<br /> その真意はわからぬがアドバイスと共に快くプレイヤーを送り出してくれた。<br /><br /> ・ムロツミ<br /> 第一階層の探索を進めるプレイヤーは行く先で二人の少年少女と出会う。<br /> シノビの少年、アガタ。占星術師の少女、カナエ。二人はギルド”ムロツミ”の冒険者だった。<br /> お調子者ながらも樹海の奥へ踏み入る強い意志を見え隠れさせるアガタたちと、<br /> プレイヤーは今後も付き合いを続けてゆくのだろうか。<br /><br /> ・冒険者選別試験!<br /> 第一階層の最奥には巨大なナマズの魔物”ナルメル”が生息しているらしい。<br /> 元老院は、樹海のさらに奥へと踏み入るだけの実力を冒険者が有しているかどうか<br /> ナルメルの討伐を以って確かめているらしい。<br /> その話をクジュラ、以前に地下二階で遭遇した男、から聞いたプレイヤー。<br /> 樹海の奥深くへと踏み入るのに避けては通れぬ道ならば、と元老院からミッションを受領する。<br /><br /> ・ナルメル討伐<br /> ナルメルが生息する地下四階に到達したプレイヤー。<br /> 同じように元老院の試験に参加しているムロツミと共同戦線を張ることになる。<br /> 予めナルメルを調査していたカナエからその生態を聞いたプレイヤーはナルメルへ挑む。<br /> 巨体と凶悪な面構えの大ナマズはパワーもさることながら傷つけば戦略的撤退も辞さない知能を持つ強敵だった。<br /> しかし、プレイヤーはチームワークを駆使し、この大ナマズを討ち取ることに成功するのだった。<br /><br /> ムロツミと共に元老院から冒険者としてのさらなる実力を認められたプレイヤーは第二階層へと進む…<br /><br /> (ムロツミから持ちかけられる共同戦線は拒否することも可能です。<br /> ゲーム中への実質的な影響は、彼ら自身の出番が削られることだけです)<br /><br /></dd> <dt>101 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/25(土) 23:03:06.58 ID:OyA6mLpK0</dt> <dd>第二階層 海嶺ノ水林<br /> 頭上はるかに海面らしきものが見える海底の迷宮。<br /> 進行を妨げる水流や、冒険者の行く手を遮るように陣取る魔物など難所は多い。<br /> 海中にありながら呼吸や活動に支障が無いのは、今は失われた海都の技術のおかげらしい。<br /> この海底迷宮の行く先にかって水没した海都の一部、『深都』があるというのだが…<br /><br /> ・ムロツミの事情<br /> プレイヤーと協力(便乗?)する形で冒険者選別試験を乗り越えたムロツミ。<br /> アガタとカナエ、二人も第ニ階層を探索しておりプレイヤーと再会する。<br /> しかし、何故か二人とも心此処に在らずの様子。<br /> カナエは不安を増大させ樹海に対して恐怖すら感じており、アガタも探索に今ひとつ身が入っていない。<br /> アガタから聞いた話では、この階層で過去に冒険者だったカナエの父親が落命しているらしい。<br /> 当時のカナエはその現場に居合わせたがショックで記憶が一部欠落しており<br /> ムロツミの二人はカナエの父親がいかなる状況で死に至ったかを知るため樹海を探索するという。<br /><br /> ・オランピアとの再会<br /> 水流に苦戦しつつ地下六階を進むプレイヤーはオランピアと再会する。<br /> こちらに気づいた彼女は待ち人来たるとばかりに衝撃の情報をもたらす。<br /> なんと、今自分たちがいる道の先に深都へ通ずる階段が隠されているというのだ。<br /> しかし周辺には手強い古代魚の魔物が多数うろついているため、彼女独りでは直接赴き調べることも難しい。<br /> これまでにも出会った冒険者たちへ同様に頼んできたが、未だ帰ってきた者はいないという。<br /> プレイヤーたちならば、と願うオランピアに応えるべくプレイヤーは古代魚の巣窟へ挑む。<br /><br /> ・深都への道?<br /> 群れを成して泳ぎ回る古代魚たちを掻き分けプレイヤーは水流の奥、小部屋に辿りつく。<br /> …が、どこか血生臭いその部屋にどこかへ通ずる階段は見当たりそうにない。<br /> それどころか目に入るものは先に足を踏み入れたであろう冒険者の遺品らしきものばかり。<br /> 目指す場所を間違えたのか?部屋の入り口に向き直すプレイヤーはこちらへ向かってくる古代魚たちを見る。<br /> これはどういうことか、まるで罠のような事態をオランピアに問うためにもプレイヤーは脱出を試みる。<br /><br /></dd> <dt>102 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/25(土) 23:04:07.94 ID:OyA6mLpK0</dt> <dd>・オランピアの豹変<br /> 命からがら窮地から逃れたプレイヤー。急ぎオランピアの元へ戻り、彼女に事実を確認するが…<br /> プレイヤーの生還に対してオランピアはそれまでの明朗快活さを一変、言動に冷徹さを露わにする。<br /> 彼女は冒険者、そして元老院による樹海の探索を中止するよう告げると姿を消すのだった。<br /><br /> ・オランピアの捜索<br /> 海都へと帰還したプレイヤーは事の次第を元老院へ報告する。<br /> 元老院によると以前から不可解な冒険者の失踪はあったらしい。<br /> いくつかの例にはオランピアなる女性の存在も噂されたようだが、しかし中には十年ほど前の件もある。<br /> いったい、オランピアとは何者なのか?<br /> 元老院は直ちに将軍である『クジュラ』に衛士隊を率いさせ山狩りならぬ海狩りを開始する。<br /> 当事者ということもあり、クジュラのサポートを頼まれたプレイヤーもオランピアを追い再び樹海へ入るのだった。<br /><br /> ・オランピアとケトス<br /> 因縁の地下六階を抜け地下七階へ降りるプレイヤー。<br /> 先立って追跡に赴いた衛士たちは皆樹海に苦戦し、中には魔物と戦い命を落とした者さえも。<br /> プレイヤーはオランピアの痕跡を追い続け、ついに地下八階の小部屋で本人を発見する。<br /> 追い詰められたかに見えたオランピアだが、変わらぬ冷徹さでプレイヤーが探索を続けることを非難する。<br /> もはや言葉では如何ようにもし難いと悟ったか、彼女は魔物を呼び出しプレイヤーへとけしかける!<br /> 現れた魔物を撃破し、再びオランピアと対峙するプレイヤー。<br /> 一瞬即発かと思われたそのとき、どこからか厳かさを感じさせる不思議な声が響いてきた。<br /> ”ケトス”と名乗るその声はオランピアに退くよう命じると、プレイヤーには自らの元へ来るよう告げるのだった。<br /> 声とオランピアが去り、その場を後にするプレイヤーはクジュラへ事態を報告、海都へと帰還する。<br /><br /></dd> <dt>103 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/25(土) 23:05:06.85 ID:OyA6mLpK0</dt> <dd>・その後のムロツミ<br /> オランピアの一件で樹海を奔走するプレイヤー。その道中でムロツミの二人に再会する。<br /> プレイヤーが古代魚の巣窟に立ち入った件をどこからか聞きつけたアガタは<br /> カナエの父親が命を落とした現場がまさに其処ではないか、とプレイヤーに詳しい場所を尋ねてくる。<br /> …しかし、プレイヤーは直前にカナエより頼まれている。<br /> 「嫌な予感がするので、アガタにはこの件で詳しい話をしないでほしい」と。<br /> アガタの問いに答えるか、否か。どちらにせよアガタはその場を去り、カナエは後を追ってしまう。<br /> 所詮は他人事、自分たちの役目を優先すべくその場を去るのも良し。放っておけぬと後を追うのも良し。<br /> ムロツミの行く果ては…<br /><br /> ・ケトスとの戦い<br /> オランピア、そしてケトス。両者との会話から深都の実在はかなり信憑性が出てきた。<br /> 深都発見に並々ならぬ熱意を見せる元老院はプレイヤーにあらためて勅命を発令、深都到達を命じる。<br /> ミッションを受けてプレイヤーは地下八階へと赴く。そして、最奥の大広間でついにケトスと対面する。<br /> ケトスとは人語を解する知性を持った巨大な純白の鯨だった!<br /> ケトスは深都の発見に注力するプレイヤーの立場に理解を示しながらも、相容れないとし、決戦が始まった。<br /> ナルメルをも上回るパワーに搦め手を駆使する狡猾さ、強大な敵に間違いないケトスをプレイヤーはついに打ち倒す。<br /> 今際の際、深都の王”深王”に会えと言い残すケトス。<br /> オランピアや自分が深都の存在を秘するにはそれだけの理由があることを告げると、ケトスはその目を閉じる。<br /> ケトスの遺言を胸に、プレイヤーは深都に通じるであろう道を進む…<br /><br /><br /></dd> <dt>104 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/25(土) 23:14:19.27 ID:OyA6mLpK0</dt> <dd>・深都<br /> かって百年前の大地震で海底に没した海都の一部の成れの果て、らしい。<br /> 海底迷宮の先にあるものと噂されるが、未だ発見した冒険者はいない。<br /> 元老院は深都の発見にかなり力を入れており、また何か事情を隠している様子だが…<br /><br /> ・クジュラ<br /> 第一階層でも出会った異国の雰囲気を纏わせる男。<br /> 歳若いが、元老院に属するショーグンでありかなりのツワモノ。<br /> 剣呑さと皮肉げな言動から誤解を招きやすいが、<br /> 部下への優しさ、プレイヤーへの親切が垣間見えたり、それなりにいいひと。<br /><br /> (ムロツミの出番は第二階層でおしまいです。<br /> 後を追い古代魚の巣に向かうと、結局互いが互いを庇いどちらか一人が落命してしまいます。<br /> 回避方法が「ムロツミに関わらない」以外にないのが悲しく残念なところです)<br /><br /></dd> <dt>120 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 05:36:38.06 ID:v9sKvS170</dt> <dd>・深都とオランピア<br /> ケトスを倒し海底迷宮のさらなる奥へ進むプレイヤー、その前に捜し求めていたものが現れた。<br /> 海中にそびえる巨大な樹、そしてその周りに並ぶ町並み─<br /> 廃墟ではない、灯りを見せ機能するそれは噂に伝え聞く”深都”に間違いないだろう。<br /> さらに足を進め深都は目前とまで迫ったところにオランピアが現れる。<br /> 彼女は眼前の都市が深都であることを認めると着ていたローブを脱ぎさった。<br /> ローブの下から現れたのは生身の肉体ではない、無機質な機械?の肉体だった!<br /> 自分が人間とは異なる存在だとする彼女は、深都の存在は秘さなければならない旨を語り<br /> これまでの実力行使から一転、元老院には深都の実在を報告しないでほしいと頼んできた。<br /> その姿勢は真摯ではあるが…<br /> オランピアの真剣さに免じて深都の秘匿を約束するか、<br /> はたまた、深都の発見を夢見て樹海に散った先駆者たちのためにも突っぱねるか、<br /> プレイヤーは判断を迫られる。<br /> どちらにせよ彼女はプレイヤーが深都に足を踏み入れるのを許してはくれない。<br /> 彼女に見送られながら、あるいは追い立てられながらプレイヤーは帰途につくのだった。<br /><br /> ・元老院の姫<br /> 海都へと帰ったプレイヤーは元老院へと赴く。<br /> 果たして深都は存在したのか、迫る勢いで投げかけられた質問にどう答えるか。<br /> オランピアの頼みの通りしらを切るか、自分が見たままを報告するか、<br /> どちらにせよプレイヤーを追跡していたクジュラにより真実は明るみに出る。<br /> ここで初めて元老院を従える海都の姫君、グートルーネ姫が現れプレイヤーに事情を伝える。<br /> 深都は百年前の大地震により沈んだ海都の一部が海底で生きながらえたもの、<br /> 元は同じ海都で暮らしていた者たち同士、友誼を結びたく深都を探していたのだと。<br /> プレイヤーは姫から深都と海都との橋渡し役を依頼される。<br /> 姫はすでに『ネイピア商会』を通じて書簡と贈答品、使者を用意しており、<br /> プレイヤーはそれらを送り届けるため、再び深都を目指すことになった。<br /><br /> ・深王との謁見<br /> 深都へと戻ってきたプレイヤーをオランピアは一旦は拒絶するものの<br /> 海都王家がじきじきに干渉を望んでいることを伝えると、しぶしぶこれを認め一行を王宮へと導く。<br /> プレイヤーはここで深都を統治する青年、”深王”と出会う。<br /> 深王は海都からの贈り物を受け取ると、ひとまずは翌日の再会を約束し<br /> 一行が深都の宿で体を休められるように取り計らうのだった。<br /> 翌日、プレイヤーと再び面会した深王は海都の申し出を受け入れる旨を答え、そして<br /> 深都がこれまで地上との関わりを絶ってきたのはひとえに深海に潜む”魔”と戦うためだと語る。<br /> 深王は危険溢れる樹海を越えて深都に辿りついた冒険者の力を貸して欲しいとも語り<br /> プレイヤーたちはこれに応え、深都から通ずるさらなる迷宮へと挑むことになった。<br /><br /></dd> <dt>121 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 05:37:28.96 ID:v9sKvS170</dt> <dd>※ネイピア商会<br /> 海都における冒険者の装備と道具を一手に取り扱う商会。<br /> 店主はアジア風の衣装に身を包んだ女性で、一言目には銭、二言目にはゼニ、の守銭奴。<br /> ちなみに姉妹の姉にあたり、妹は深都に派遣され支店を任されることに。<br /> 妹はチャイナドレス風の衣装、姉曰く「態度と胸はデカい」。しかし姉も態度は十分にデカい。<br /></dd> </dl><dl class="thread"><dt>124 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 18:38:48.23 ID:v9sKvS170</dt> <dd>第三階層 光輝ノ石窟<br /> 海底のさらに地下に広がる大迷宮。洞窟というオーソドックスなダンジョン。<br /> しかし、至るところに溶岩が溢れ探索する冒険者の体力を奪ってゆく。<br /> 迷宮内部も非常に高熱を持っており、夜でも明るいほどに発光している。<br /> 熱に強い魔物が多い…、と思ったら熱に弱い地蟲や獣の類も生息している。<br /> 住むところを間違えていないだろうか、そう思えてならない。<br /><br /> ・フカビトという魔物<br /> 深都が、深王が戦っている魔物、その名を”フカビト”という。<br /> 海深くに生息するそれは深都のみならず人類全体にとって恐るべき敵らしい。<br /> 灼熱の洞窟の奥、”断罪の間”と呼ばれる牢にかって深王に捕らえられたフカビトがいるという。<br /> 「百聞は一見にしかず。フカビトについては多くを聞くより先ず見て接して知るといい」<br /> そう語る深王に促されプレイヤーは断罪の間を目指す。<br /><br /> ・断罪の間にて<br /> 溶岩溢れる迷宮をプレイヤーは進む。<br /> 行く先々で現れるオランピアに導かるまま地下十階へ下り、断罪の間へと辿りつく。<br /> 周囲を溶岩の海に囲まれた、まさに牢といった感のある小部屋には小さな人影がひとつ。<br /> 子供のようでいて大人びた表情、真っ白な体表と水棲生物のような各所、これがフカビトなのか。<br /> 小さな体躯に似合わない声で語る”それ”はプレイヤーを餌と見なしたようだ─<br /> 直後、それの足元の影から異形の魔物が躍り出てプレイヤーへ襲いかかる!<br /> 魔物は生み出した元凶であろうそれと同じく水棲生物の特徴を深く残しながらも兵のように武装している。<br /> これもまたフカビトなのだろうか、プレイヤーは苦戦しつつも魔物を撃退する。<br /> 魔物を倒したプレイヤーにそれは興味を示したようだが、「餌ではないなら帰れ」とぶっきらぼうに言い放つ。<br /> これ以上できることもなく、それの血肉はうごめきいつまた魔物へ変ずるともわからない、<br /> プレイヤーはオランピアに連れられ退散を決め込む。<br /> オランピアが語ることによると、”それ”はフカビトの王、”真祖”と呼ばれる存在らしい。<br /> それ本人は「まだ王にはなっていない」と言うが…<br /> 百年前に捕らえられたらしいそれと断罪の間を後にしプレイヤーは深都へと帰還する。<br /><br /></dd> <dt>125 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 18:39:48.85 ID:v9sKvS170</dt> <dd>・深都の真相<br /> 断罪の間より生還したプレイヤーを深王は迎え、自らの知るところを明らかにする。<br /> 全ては百年前、海都王家が祀る神樹”世界樹”の神託に従い都市を沈め長き戦いが始まったこと。<br /> フカビトたちが信奉する存在こそが討つべき”魔”であること。そして魔は人々が感じる恐怖を餌に成長すること。<br /> 今以上に魔を成長させないため、深王は深都を秘するものとし百年間戦い続けてきたと語る。<br /> 深王自身も世界樹がもたらした叡智によって百年の時を衰えずに過ごしてきたらしいが…<br /> 海都と深都の親交が結ばれて以降、多くの冒険者が第三階層へ挑んでいるらしい。<br /> しかし、先に訪れた断罪の間より奥はフカビトを刺激しかねない危険な領域。<br /> もしも、フカビトを、魔を刺激することあれば、今までの深王の配慮が無駄となってしまう。<br /> あくまでも穏便な解決を望む深王は、同じ冒険者であるプレイヤーに彼ら説得し止めてほしいと依頼するのだった。<br /><br /> ・海都の真相<br /> 奥に進んだという冒険者を追い、第三階層を下るプレイヤー。<br /> 溶岩の面積は増え続け、足場がもはや溶岩に浮かぶ小島となる地下十一階でクジュラと出会う。<br /> どうやら断罪の間より最奥に進んでいるのは彼の仕業らしい。<br /> クジュラはいつもの皮肉げな態度を見せつつもプレイヤーに真実の一端を語る。<br /> 曰く、深都とフカビトに関する事実は海都もまた既知であること、<br /> それらを承知でなお迷宮に挑まなければならない理由が海都には、姫にはあるのだと。<br /> 今一度、地上に戻り海都と深都、双方の事情を確認するといい。<br /> 皮肉げながらもどこか忠告めいた彼の言葉を聞きプレイヤーは元老院へと向かう。<br /> 元老院ではグートルーネ姫が海都側の知るところを明かしてくれた。<br /> そもそも魔は世界樹にこそ敵対していた存在であり、深王は世界樹に協力する形で戦っていること。<br /> 百年前の大地震は世界樹によるものだが、本当にそれが正しい手段だったのか、<br /> 人類全ての敵になりうる存在であれば海都と深都が協力し魔を討つべきではないか。<br /> これが海都の意思であり、戦いを終わらせるため迷宮探索を続けているのだと。<br /><br /> ・対立<br /> プレイヤーは深王に謁見し海都側の意見を伝える。<br /> 深王は話に耳を傾けはしたものの、海都側の意見は一蹴してしまう。<br /> それは百年間の戦いから得られた深王の実感でもあった。<br /> 魔と戦うには恐怖を抑える強い勇気を持つ者が必要となる、<br /> 有象無象の多くの者が挑めば、それは魔を強化するだけに終わり、それこそ人類の敗北につながると。<br /> 深王の強い意志は変わらず、プレイヤーは引き下がる他なかった。<br /> やむなく再度クジュラを追い迷宮に潜るプレイヤー。<br /> クジュラは双方にそれぞれの意見があること、それらを知ったプレイヤーには決断の必要があることを語るのだった。<br /><br /></dd> <dt>126 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 18:40:31.81 ID:v9sKvS170</dt> <dd>&lt;&lt;海都ルート&gt;&gt;<br /> プレイヤーはグートルーネ姫の主張に従い、迷宮の奥地を目指すことに。<br /> そのために、深層への到達を阻む門番”ゲートキーパー”の撃破を依頼される。<br /><br /> ・ゲートキーパーとの戦い<br /> さらなる深層を目指し第三階層を進むプレイヤー、その前に傷ついたクジュラが現れる。<br /> どうやら独りでゲートキーパーに挑んだ結果らしい。さすがにもう戦えない彼はプレイヤーに後を託す。<br /> お馴染みの皮肉げな態度に似合わない激励に送り出され、プレイヤーは屈強な門番へと挑む。<br /> ゲートキーパーは深都の、世界樹の叡智によって製造された巨大なロボットだった!<br /> 分離合体を繰り返しつつ苛烈な攻撃を放つ巨人にプレイヤーは翻弄される。<br /> しかし、合体形態こそ大技を放つ反面守りが疎かになる弱点もあり、辛くも勝利を収めるのだった。<br /> 勝利を元老院へ報告し、プレイヤーは深層へと進む。<br /><br /> &lt;&lt;深都ルート&gt;&gt;<br /> プレイヤーは深王の主張に従い、魔を討つため彼の様々な依頼に応えることに。<br /> 先ずは、深層への門番を務める”ゲートキーパー”を冒険者から防衛しなければならない。<br /><br /> ・クジュラの罠<br /> ゲートキーパーを守らなければ!急ぐプレイヤーだが一足遅く、クジュラが門番の間へと入ってゆく。<br /> 慌てて後を追うプレイヤーだったが、いざ部屋へ入るとクジュラの姿は無い。<br /> どういうことか?思案する間もなくゲートキーパーが起動、プレイヤーへと向かってくる。<br /> プレイヤーはクジュラの罠にはまってしまったのだ。<br /> 生き残るためにも防衛する対象であったゲートキーパーを撃破しなければならない。<br /> プレイヤーは勝利を収めるものの、その勝利は苦いものとなった。</dd> </dl><dl class="thread"><dt>175 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/02(土) 20:05:49.14 ID:56FoeuRl0</dt> <dd>第四階層 深洋祭祀殿<br /> 深海にそびえる大神殿。深都と同じく百年前の大地震で海に沈んだ建物らしい。<br /> 今も都市として機能している深都と違い、人の手を離れフカビトと魔物の巣窟となっている。<br /> 内部にもかなり手が加えられており、多くの場所にフカビトを模した飾りが見受けられる。<br /> 武装したフカビトと両生類、爬虫類を中心とした魔物が多く出現する。<br /> 内部には一箇所、どうしても開かない扉(通路を塞ぐ彫像?)が存在するが…<br /><br /> &lt;&lt;海都ルート&gt;&gt;<br /><br /> ・朽ちぬ花<br /> 巨兵を退け、意気揚々と新たな階層を探索するプレイヤーギルド。<br /> そんなプレイヤーに元老院はひとつのミッションを依頼する。<br /> 実はグートルーネ姫の体調は以前から思わしくなく、薬の材料を採集して欲しい、とのこと。<br /> かっては海都で栽培され、今は沈んだ海底神殿に残されたという花、<br /> 永遠に色あせず朽ちることない花”アマラントス”を求め、プレイヤーは神殿を行く。<br /><br /></dd> <dt>176 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/02(土) 20:06:28.18 ID:56FoeuRl0</dt> <dd>・永遠に生きる姫<br /> フカビトの巣窟から無事、アマラントスを持ち帰ったプレイヤー。<br /> その際、礼と共にグートルーネ姫から新たな事実が明かされた。<br /> なんと姫はアマラントスを材料とした薬を用いて百年の時を老いずに生きてきたらしい。<br /> その目的は生き別れになった兄を救うためだと姫は語る。<br /> 今は深王を名乗り、海の底で戦う兄は世界樹に操られているのだと。<br /> 続々と事情が明らかになる中、クジュラが報せを携え現れる。<br /> 深王とオランピアが海底神殿に侵入したらしい。<br /> どうやら神殿の何処かに隠された”転移装置”なる秘宝を探しているようだが…<br /> 転移装置は、姫が療養する地でもある”白亜の森”に通じているという。<br /> 深王は何か剣呑な考えを行動に移しているのかもしれない。<br /> 事態が悪化しないよう、姫からの依頼もありプレイヤーも後を追い神殿へ向かう。<br /><br /> ・雷獣現る<br /> 転移装置を探して神殿の最奥に辿りつくと装置の前にはすでに深王とオランピアが。<br /> フカビトの魔の手から祖国たる海都を救う、と決意を語る深王は転移装置で姿を消す。<br /> 残るオランピアはゲートキーパーの一件もあって、こちらを完全に敵とみなし態度に容赦が無い。<br /> 睨み合いの中、クジュラが現れオランピアを抑えにかかる。<br /> 不利な状況に臆した様子も見せず、オランピアは対フカビト用の雷獣を呼び出しプレイヤーへとけしかけた。<br /> ”キリン”。伝説の神獣を模したそのモンスターは強大な力を持っていた。<br /> 身じろぎひとつ許さぬような一挙一動、全てを焼き尽くすかのような業火、<br /> 並みのフカビトでは相手にならぬ雷獣をプレイヤーは激闘の末に討ち取る。<br /> 雷獣の敗北にオランピアは驚くが、自身も深王を追いその場より離脱する。<br /> プレイヤーは傷つき休憩するクジュラを残し、状況を報告すべく海都へ帰還するのだった。<br /><br /></dd> <dt>177 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/02(土) 20:07:21.17 ID:56FoeuRl0</dt> <dd>&lt;&lt;深都ルート&gt;&gt;<br /><br /> ・世界樹の声<br /> クジュラに謀られ、守るべき巨兵を討ってしまったプレイヤー。<br /> しかし、ゲートキーパーは時間さえ経てば再生されると深王は語り、強く責めはしなかった。<br /> それよりも今後の対策を練らねば、と深王は新たなミッションをプレイヤーへ課す。<br /> 海底神殿はかって深王が世界樹との交信の儀式に使っていたらしい。<br /> 神殿の何処かにある碑文、それを探せばプレイヤーにも世界樹の声が聞けるという。<br /> 儀式に必要な道具を受け取り、プレイヤーは神殿に足を踏み入れる。<br /><br /> ・海都の真実<br /> 危険を潜り抜け碑文を発見したプレイヤー。<br /> 早速、用意された道具”イブン・ガジの粉”を撒くと、不思議な声が脳内に響いてきた!<br /> 自らを世界樹である、とするその声はいくつかの事実を告げる。<br /> 世界樹、そして”魔”も遠い世界から此処へやって来たこと、<br /> 魔の眷属であるフカビトが人間にとり憑き深王と世界樹を葬らんと画策していること、<br /> もうすでに海都のある者がフカビトにとり憑かれていること…<br /> 世界樹からもたらされた情報を確認すべく、プレイヤーは深都へと引き返す。<br /><br /></dd> <dt>178 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/02(土) 20:08:07.97 ID:56FoeuRl0</dt> <dd>・フカビト討伐作戦<br /> 世界樹の声を聞いてきたプレイヤーに深王はさらなる事実をもたらす。<br /> オランピアが、神殿からある花を持ち帰るクジュラを目撃したというのだ。<br /> アマラントスと呼ばれるその花は人間には有毒だが、フカビトには有用な成分になるらしい。<br /> クジュラの主、元老院か姫か、地位ある人物が憑かれているのは間違いない。<br /> 海都はかっての生地、その故郷を蹂躙せんとするフカビトを許してはおけない、<br /> そう語る深王はフカビトとフカビトに憑かれた人物を討つための策を講じる。<br /> ”転移装置”。神殿の奥深くに残るそれは海都に隠された王家の森に通じているという。<br /> 後に控える討伐作戦を成功に導くためにも、先ずは装置を確保する必要がある。<br /> 深王よりミッションを受領したプレイヤーは海都解放のための一歩を踏み出す。<br /><br /> ・恐怖の貝獣<br /> 転移装置を探し神殿の奥地へ辿りついたプレイヤー。果たして目的の装置は最奥に安置されていた。<br /> が、装置を目前にして深都の不穏な計画を阻止せんとクジュラが現れる。<br /> さらに深王よりプレイヤーの護衛を命じられたオランピアまでも現れ事態は一瞬即発に。<br /> オランピアがクジュラと睨み合う中、プレイヤーはクジュラがけしかけた幻獣と戦うことに。<br /> 元は東の国から持ち込まれたらしいその幻獣は美しい半裸の美女!<br /> ─否、目に見える美女は幻、実体は蜃気楼を生み出す蛤のバケモノ”シン(蜃)”だった。<br /> 自らを妖しく見せるに止まらず、その幻術はプレイヤーまでをも幻惑へと引きずり込む。<br /> しかし、此処で倒れるわけにはいかない。プレイヤーは苦難の末に幻ごと貝獣を砕く。<br /> シンの敗北を見たクジュラは不利を悟り退散する。オランピアも傷付いたが命に別状は無いようだ。<br /> 転移装置の確保に成功したプレイヤーは次なる行動に移るべく深王の元へ帰還する。<br /></dd> </dl><dl><dt>204 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:41:42.10 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>第五階層 白亜ノ森<br /> 海都付近に位置する広大な森林地帯。深度的には第一階層と同じくらいだと思われる。<br /> 透き通るが如く水面のような床、乱立する鳥居、かなりの和風テイスト。<br /><br /> &lt;&lt;海都ルート&gt;&gt;<br /><br /> ・グートルーネ姫防衛<br /> 深海の転移装置により、深王が白亜ノ森へと侵入した。<br /> その真意は図りかねるものの、森の奥で体を休める姫を害なさんとする可能性は高い。<br /> プレイヤーギルドは元老院から、姫と深王、兄妹の決闘を防いでほしいと頼まれ急行する。<br /> 最奥を目指すプレイヤーにオランピアのけしかける魔物たちが襲い掛かる。<br /> しかし、それらを退けなんとか深王たちに先んじることに成功する。<br /><br /> ・深王との戦い<br /> 森の最奥に辿りついたプレイヤーを追うように深王とオランピアが現れる。<br /> 深王はグートルーネ姫を”フカビトが憑く偽物”と断じ、これを討つ決心の様子。<br /> 百年前の彼を知る元老院の者が縋りつくが、深王はそれを払いのけ殺意を露にする。<br /> 最早、戦いを避けることはできない。プレイヤーは深王を迎え撃つことに。<br /> 深王が百年の時を衰えずにいた理由、それは世界樹の叡智により身体を機械化したがためだった。<br /> 首から下を異形と化した深王、付き従うオランピア、二人のコンビネーションはプレイヤーを苦しめる。<br /> だが、激しい死闘の中、オランピアが倒れ、そしてついに深王もまた力尽き斃れるのだった。<br /> 今も尚、海都の地底深くに健在する”魔”。自分を道半ばで斃れるが、どうか後を─<br /> 自分を打ち倒したプレイヤーに後を託す、それほどまでに深王は人類の平和を願っているのだ。<br /> 最期に、妹への謝罪を口にした深王はその体を砂と変え崩れ落ちてしまった。<br /><br /> ・結末<br /> プレイヤーは姫の暗殺を未然に防ぐことに成功した。<br /> しかし、失われたもの、とり返しのつかないことも多く残ってしまった。<br /> 兄との再会を夢見て人ならざる身となってまで百年を耐えてきた姫は、他ならぬその兄を失ってしまった。<br /> 深王は、最終的に敵対してしまったものの、その正義と平和を望む心には欠片も嘘は無かった。<br /> 海都にはひとまずの平穏が訪れた…、が、これで本当によかったのだろうか?<br /><br /></dd> <dt>205 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:42:35.43 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>&lt;&lt;深都ルート&gt;&gt;<br /><br /> ・グートルーネ姫暗殺<br /> 深海の転移装置を確保したプレイヤーに深王は最終作戦の開始を告げる。<br /> 海都の統べる王家の象徴、グートルーネ姫。その姫こそがフカビトに憑かれ人類を滅亡に導かんとする者。<br /> 深王は、姫が療養のため身を隠す王家の森への侵入経路を調え、プレイヤーへ全てを託すのだった。<br /> 倒すべき姫を探し森を進むプレイヤーの行く手を魔物の襲撃とクジュラの妨害が遮る。<br /> しかし、その勢いは止まらない。ついに姫のいる最奥へと到達するのだった。<br /><br /> ・白亜の姫との戦い<br /> 討つべき姫を間近にしたプレイヤーの前にクジュラが立ち塞がる。<br /> 思い返せば地下二階の頃からの付き合いとなった彼だがその忠義心は殺し合いも辞さない覚悟を示している。<br /> 元老院最強のショーグンであるクジュラの剣は、今や歴戦の冒険者であるプレイヤーをも斬る恐るべし技だ。<br /> しかし、人類の未来が双肩にかかったこの戦いに敗北は許されない。<br /> 果たしてプレイヤーの覚悟が勝ったか、クジュラはその身を崩し、姫への道を遮る者はいない。<br /> が、姫はただ討たれるのを待つ身ではない。姫は魔物へと変化し、襲いかかってきた!<br /> フカビトと同じく水棲生物の特徴を感じさせながらも、その身はフカビト以上のおぞましさを感じさせる。<br /> フカビトの力を利用したと認めつつも、その意思は人間のそれだと語った姫。<br /> 怪物と成り果てながらも、忠義により戦い、斃れたクジュラのために怒りを見せた姫。<br /> 本当に姫は海都を滅ぼさんとする存在だったのか、その答えは得られぬまま死闘の末、姫は泡となり消える。<br /> ただ、もう一度だけ、兄に会いたかった。姫は最期まで兄の幻影を追っていたのだろうか…<br /><br /> ・結末<br /> 姫は討たれ、海都の危機は去った。そう語る深王はプレイヤーへ感謝をよせる。<br /> しかし、姫が本当にフカビトの傀儡になっていたのかどうか。<br /> 深王は姫のこと、妹のことは記憶に無いと語るが、もう思い出すことはないのだろうか。<br /> 深王の正義に加担し、姫の希望を砕いたこの結末は本当によかったのだろうか?<br /><br /></dd> <dt>206 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:43:23.33 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>&lt;&lt;真祖ルート&gt;&gt;<br /> 時は第ニ階層探索の頃まで遡る。<br /><br /> ・神話<br /> それは海都に伝わる昔話。<br /> ─後に海都となる島国に蔓延した恐ろしい疫病。老若男女、多くが倒れ絶望が広がった。<br /> 生き残りし人々は天へ、神へ救いを求め祈りを捧げた。<br /> すると、空から白く光る雪のようなものが降り、人々はあっさり病を克服してしまった。<br /> 喜ぶ人々がふと気づくと、それまで影も形も無かった巨大な”樹”がそびえ立っていた。<br /> ─これが”世界樹”の伝説であり、世界樹が祖先にもたらした”白亜の供物”の伝承である。<br /> プレイヤーは酒場の気さくな吟遊詩人からそんな話を聞くのだった。<br /><br /> ・伝説のアイテム?<br /> ついに伝説とされていた深都を発見したプレイヤー。<br /> 深都は秘さられなければならないと語るオランピア、深都は本当にあったのかと尋ねる元老院。<br /> プレイヤーは双方にどう応えただろうか。<br /> たとえ八方美人と呼ばれようが、双方に真摯な対応をしただろうか。<br /> 誠意ある対処は信頼と変じ、まわりめぐって他者から自身への誠意となるはずだ。<br /> 時は流れ、第四階層を探索する頃。<br /> オランピアが、クジュラが、それぞれ言葉にしない願いを託すかのように贈り物を携え現れる。<br /> ”白亜の供物”に深く関係するアイテム、”星海の欠片”、”空の玉碗”。<br /> 神話に伝わるこれらは、何か新しい道を拓くカギとなるのだろうか。<br /><br /></dd> <dt>207 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:44:15.57 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>・ともだち<br /> 白亜の供物につながる品を手に入れたプレイヤーだが、その使い方はサッパリわからない。<br /> なにせ海都が成り立つより以前、世界樹がこの地に降臨した頃の話のため、知る者が皆無なのだ。<br /> 百年の時を渡り生きている姫や深王、オランピアたちでさえ海都王家が誕生して以降の人間だ。<br /> 世界樹か、あるいはそれに相当する年月を過ごし当時を知る者… 、いた!<br /> 世界樹とほぼ時を同じくして現れた”魔”、その眷属たるフカビトならば。<br /> プレイヤーは灼熱の第三階層、かって一度訪れた”断罪の間”を再び訪問する。<br /> 再び相対するプレイヤーと真祖。彼?は相変わらず興味なさげでそっけない。<br /> しかし、気まぐれだろうか。真祖は何かを思い出すかのようにプレイヤーへ問いかける。<br /> 真祖は昔々、ひとりの少女と出会った。人ならざるフカビトを恐れずに接する少女と。<br /> 人類とフカビトとは敵対するしかない関係なのか?理解し合い友の間柄にはなれないのか?<br /> これまで出会ってきたフカビトに友好的なものはひとりとていなかった、<br /> 真祖も自身が襲いかかりこそしないが、その血肉が変化した眷属は凶暴だ、<br /> しかし、此方もまた気まぐれだろうか。プレイヤーは真祖へ友になれる旨を返答する。<br /> その答えを聞いた真祖は何か考えるところがあったのだろうか、<br /> プレイヤーが持つ星海の欠片と空の玉碗を”白亜の供物”へと変化させる。<br /> 目論見がひとつ潰れてしまうが、と前置きしつつ真祖はプレイヤーへ供物を託す。<br /> 泣き虫の姫と世界樹に憑かれた王、白亜の供物を与えれば事態は好転するだろう、と。<br /> しかし、かって姫へ分け与えた力が戻れば、真祖はフカビトの王にふさわしい存在となるだろう、とも。<br /> 後の再会を約束したプレイヤーは、今争わんとする兄妹を目指し急ぐのだった。<br /><br /> ・百年越しの再会<br /> 白亜ノ森の最奥に辿りついたプレイヤー。すでに深王も到着しており、姫と一瞬即発のまま相対している。<br /> このままだと起こるであろう悲しい戦いを避けるため、プレイヤーは二人へ真祖からの贈り物を差し出す。<br /> かって海都の祖先を救った白亜の供物は、今その末裔たる二人を再び救うのだった。<br /> 姫はフカビトの力を手放し人間の体を取り戻し、深王もまた生身の体と失った記憶を取り戻すだろう。<br /> そうであれば、二人が争う必要も無く、百年前と同じ仲睦まじい兄妹に戻れるはずだ。<br /> 再会を果した兄妹をそっと残し、プレイヤーはその場を後にする。<br /> 種族の垣根を越えた友情に基づく約束が残っているのだ。<br /><br /></dd> <dt>208 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:45:25.44 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>・真祖との戦い<br /> どこからか脳内に響く真祖の呼び声。それに導かれるようにプレイヤーは第四階層を再訪する。<br /> 深洋祭祀殿の奥深く、どうしても開かない謎の扉。その扉が迎え入れるように開いてゆく。<br /> なおも真祖の声が聞こえる。此処はフカビトがその神と交信する儀式の場、<br /> 姫に与えた力が戻りし真祖は神の命じるまま人を狩り世界樹を倒さんとするだろう、と。<br /> 複雑な感情を抱えながらも、避けえれぬ決戦を予感しプレイヤーは奥へ奥へと足を進める。<br /> 扉の奥、瘴気漂う異界と呼んでも差し支えない空間はフカビトの精鋭たちが蠢いていた。<br /> それらを撃破しつつ、最奥へと辿りつくプレイヤーギルド。その前に真祖が現れる。<br /> 失った力を取り戻したからだろうか、子供のような体躯は成長し威厳を感じさせる青年のそれとなっている。<br /> 姫への思い、海都を支配せんとする目論見、真祖が苦しんだ矛盾をプレイヤーが止めてくれた。<br /> 姫は救われ、真祖もまた失って久しい自分を取り戻すことができた。フカビトの父にして母たる自分を。<br /> どこか礼にも聞こえる語りを終えると、真祖はその身を肥大化させ怪物へと変貌し襲いかかってきた!<br /> フカビトの王にして、魔に連なる眷族の中で最も強大な真祖。その強さは姫や深王をも越える。<br /> かっての自分を取り戻し、迷いも吹っ切れたのだろうか、その攻め手には容赦の欠片もない。<br /> しかし、友情を予感させた彼?を倒さねば人類に未来は無い。プレイヤーもまた迷いを捨て戦わねばならない。<br /> 血で血を洗う死闘の末、真祖はその身を崩し消えてゆく。<br /> 最期に、全ての争いに終止符を打ちたいのならば地底の果てに眠る我らの神に会え、と残して…<br /><br /> ・結末<br /> 真祖は斃れ、フカビトは、”魔”はその力を大きく削がれた。海都にもひとまずの平穏が訪れるだろう。<br /> 姫と深王は和解したものの、一度人の身を捨てた二人はそれを悔いてか、ひっそりと海都を旅立った。<br /> プレイヤーは海都を救った英雄として大評判だ。<br /> しかし、真祖の残した言葉はさらなる敵を示している。<br /> プレイヤーギルドの前には未知の階層に通じるであろう道がひとつ…<br /><br /></dd> <dt>209 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2011/07/09(土) 14:46:22.69 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>今回はここまで 次回で最後です<br /><br /></dd> </dl>
<p><strong>世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者</strong></p> <p>part58-64,65,101~104,120,121,124~126,175~178,204~208,266~267</p> <hr /><dl><dt>64 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/24(金) 06:06:42.30 ID:R3v5SLfu0</dt> <dd>世界樹の迷宮III いきます<br /><br /> 「海都」、アーモロード。<br /> 南海の中心に位置するこの海洋都市は周辺の国々との交流も盛んに繁栄を極めていた。<br /> しかし、百年前に発生した原因不明の大地震により都市の一部が海底へ水没。<br /> 加えて、海流の乱れが周辺国への航路を遮り、海都は大打撃を被ってしまう。<br /><br /> 人々が復興を目指す中、海底へと続く謎の大迷宮が発見される。<br /> 地下へ地下へと続くそれは豊富な資源と危険な魔物を含む不思議な迷宮だった。<br /> 海都を統治する機関『元老院』は迷宮の謎を解明すべく国外全土へ冒険者を求めた。<br /> 以来、数多の冒険者が迷宮へと挑むが、これを踏破する者はついに現れなかった。<br /> 難関の大迷宮はいつしか「世界樹の迷宮」と畏敬を込めて呼ばれるようになった。<br /><br /> 今、プレイヤーは海都を訪れ、新たに『冒険者ギルド』を発足、世界樹の迷宮へ挑戦するのだった…<br /><br /><br /> ・元老院<br /> アーモロードにおける権力機関。<br /> 詳しい人員構成は不明だが、プレイヤーは専ら院を取り纏める老婆と謁見することになる。<br /> 元老院のさらに上には見た目麗しき姫君がいるらしい。<br /><br /> ・冒険者ギルド<br /> 世界樹の迷宮へ挑む冒険者たちが組むグループ。<br /> プレイヤーが所属する他にも多くのギルドが存在し、全てが『ギルド長』に管理されている。<br /><br /> ・ギルド長<br /> 海都の冒険者ギルドを一手に引き受けるギルド長。<br /> 浅黒い肌と髭、アラビア風の衣装を着る中年男性。<br /> 自称、凄腕の剣士らしいが、最近はデスクワークばかりで苦労しているらしい。<br /> 設定では、樹海を警邏している海都の兵士は彼の私兵らしい。<br /><br /></dd> <dt>65 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/24(金) 06:07:44.66 ID:R3v5SLfu0</dt> <dd>第一階層 垂水ノ樹海<br /> 噴水にも似た遺跡が点在するエリア。<br /> 水路と花々の垣根によって区切られた空間は迷宮というより庭園といっても違和感がない。<br /><br /> ・謎の男<br /> 元老院より樹海に挑むに足る冒険者と認められたプレイヤーギルド。<br /> 無事、地下一階の探索を終え地下二階へと進む。そんなプレイヤーの前に一人の男が現れる。<br /> 異国を感じさせる紅い服装に剣呑な雰囲気を纏わせる男は、<br /> プレイヤーへ周辺をうろつく危険な魔物について忠告すると姿を消すのだった。<br /><br /> ・オランピア<br /> 地下二階を進むプレイヤーはオランピアと名乗る女性と出会う。<br /> 海都からの冒険者を支援していると話す彼女は、<br /> その真意はわからぬがアドバイスと共に快くプレイヤーを送り出してくれた。<br /><br /> ・ムロツミ<br /> 第一階層の探索を進めるプレイヤーは行く先で二人の少年少女と出会う。<br /> シノビの少年、アガタ。占星術師の少女、カナエ。二人はギルド”ムロツミ”の冒険者だった。<br /> お調子者ながらも樹海の奥へ踏み入る強い意志を見え隠れさせるアガタたちと、<br /> プレイヤーは今後も付き合いを続けてゆくのだろうか。<br /><br /> ・冒険者選別試験!<br /> 第一階層の最奥には巨大なナマズの魔物”ナルメル”が生息しているらしい。<br /> 元老院は、樹海のさらに奥へと踏み入るだけの実力を冒険者が有しているかどうか<br /> ナルメルの討伐を以って確かめているらしい。<br /> その話をクジュラ、以前に地下二階で遭遇した男、から聞いたプレイヤー。<br /> 樹海の奥深くへと踏み入るのに避けては通れぬ道ならば、と元老院からミッションを受領する。<br /><br /> ・ナルメル討伐<br /> ナルメルが生息する地下四階に到達したプレイヤー。<br /> 同じように元老院の試験に参加しているムロツミと共同戦線を張ることになる。<br /> 予めナルメルを調査していたカナエからその生態を聞いたプレイヤーはナルメルへ挑む。<br /> 巨体と凶悪な面構えの大ナマズはパワーもさることながら傷つけば戦略的撤退も辞さない知能を持つ強敵だった。<br /> しかし、プレイヤーはチームワークを駆使し、この大ナマズを討ち取ることに成功するのだった。<br /><br /> ムロツミと共に元老院から冒険者としてのさらなる実力を認められたプレイヤーは第二階層へと進む…<br /><br /> (ムロツミから持ちかけられる共同戦線は拒否することも可能です。<br /> ゲーム中への実質的な影響は、彼ら自身の出番が削られることだけです)<br /><br /></dd> <dt>101 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/25(土) 23:03:06.58 ID:OyA6mLpK0</dt> <dd>第二階層 海嶺ノ水林<br /> 頭上はるかに海面らしきものが見える海底の迷宮。<br /> 進行を妨げる水流や、冒険者の行く手を遮るように陣取る魔物など難所は多い。<br /> 海中にありながら呼吸や活動に支障が無いのは、今は失われた海都の技術のおかげらしい。<br /> この海底迷宮の行く先にかって水没した海都の一部、『深都』があるというのだが…<br /><br /> ・ムロツミの事情<br /> プレイヤーと協力(便乗?)する形で冒険者選別試験を乗り越えたムロツミ。<br /> アガタとカナエ、二人も第ニ階層を探索しておりプレイヤーと再会する。<br /> しかし、何故か二人とも心此処に在らずの様子。<br /> カナエは不安を増大させ樹海に対して恐怖すら感じており、アガタも探索に今ひとつ身が入っていない。<br /> アガタから聞いた話では、この階層で過去に冒険者だったカナエの父親が落命しているらしい。<br /> 当時のカナエはその現場に居合わせたがショックで記憶が一部欠落しており<br /> ムロツミの二人はカナエの父親がいかなる状況で死に至ったかを知るため樹海を探索するという。<br /><br /> ・オランピアとの再会<br /> 水流に苦戦しつつ地下六階を進むプレイヤーはオランピアと再会する。<br /> こちらに気づいた彼女は待ち人来たるとばかりに衝撃の情報をもたらす。<br /> なんと、今自分たちがいる道の先に深都へ通ずる階段が隠されているというのだ。<br /> しかし周辺には手強い古代魚の魔物が多数うろついているため、彼女独りでは直接赴き調べることも難しい。<br /> これまでにも出会った冒険者たちへ同様に頼んできたが、未だ帰ってきた者はいないという。<br /> プレイヤーたちならば、と願うオランピアに応えるべくプレイヤーは古代魚の巣窟へ挑む。<br /><br /> ・深都への道?<br /> 群れを成して泳ぎ回る古代魚たちを掻き分けプレイヤーは水流の奥、小部屋に辿りつく。<br /> …が、どこか血生臭いその部屋にどこかへ通ずる階段は見当たりそうにない。<br /> それどころか目に入るものは先に足を踏み入れたであろう冒険者の遺品らしきものばかり。<br /> 目指す場所を間違えたのか?部屋の入り口に向き直すプレイヤーはこちらへ向かってくる古代魚たちを見る。<br /> これはどういうことか、まるで罠のような事態をオランピアに問うためにもプレイヤーは脱出を試みる。<br /><br /></dd> <dt>102 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/25(土) 23:04:07.94 ID:OyA6mLpK0</dt> <dd>・オランピアの豹変<br /> 命からがら窮地から逃れたプレイヤー。急ぎオランピアの元へ戻り、彼女に事実を確認するが…<br /> プレイヤーの生還に対してオランピアはそれまでの明朗快活さを一変、言動に冷徹さを露わにする。<br /> 彼女は冒険者、そして元老院による樹海の探索を中止するよう告げると姿を消すのだった。<br /><br /> ・オランピアの捜索<br /> 海都へと帰還したプレイヤーは事の次第を元老院へ報告する。<br /> 元老院によると以前から不可解な冒険者の失踪はあったらしい。<br /> いくつかの例にはオランピアなる女性の存在も噂されたようだが、しかし中には十年ほど前の件もある。<br /> いったい、オランピアとは何者なのか?<br /> 元老院は直ちに将軍である『クジュラ』に衛士隊を率いさせ山狩りならぬ海狩りを開始する。<br /> 当事者ということもあり、クジュラのサポートを頼まれたプレイヤーもオランピアを追い再び樹海へ入るのだった。<br /><br /> ・オランピアとケトス<br /> 因縁の地下六階を抜け地下七階へ降りるプレイヤー。<br /> 先立って追跡に赴いた衛士たちは皆樹海に苦戦し、中には魔物と戦い命を落とした者さえも。<br /> プレイヤーはオランピアの痕跡を追い続け、ついに地下八階の小部屋で本人を発見する。<br /> 追い詰められたかに見えたオランピアだが、変わらぬ冷徹さでプレイヤーが探索を続けることを非難する。<br /> もはや言葉では如何ようにもし難いと悟ったか、彼女は魔物を呼び出しプレイヤーへとけしかける!<br /> 現れた魔物を撃破し、再びオランピアと対峙するプレイヤー。<br /> 一瞬即発かと思われたそのとき、どこからか厳かさを感じさせる不思議な声が響いてきた。<br /> ”ケトス”と名乗るその声はオランピアに退くよう命じると、プレイヤーには自らの元へ来るよう告げるのだった。<br /> 声とオランピアが去り、その場を後にするプレイヤーはクジュラへ事態を報告、海都へと帰還する。<br /><br /></dd> <dt>103 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/25(土) 23:05:06.85 ID:OyA6mLpK0</dt> <dd>・その後のムロツミ<br /> オランピアの一件で樹海を奔走するプレイヤー。その道中でムロツミの二人に再会する。<br /> プレイヤーが古代魚の巣窟に立ち入った件をどこからか聞きつけたアガタは<br /> カナエの父親が命を落とした現場がまさに其処ではないか、とプレイヤーに詳しい場所を尋ねてくる。<br /> …しかし、プレイヤーは直前にカナエより頼まれている。<br /> 「嫌な予感がするので、アガタにはこの件で詳しい話をしないでほしい」と。<br /> アガタの問いに答えるか、否か。どちらにせよアガタはその場を去り、カナエは後を追ってしまう。<br /> 所詮は他人事、自分たちの役目を優先すべくその場を去るのも良し。放っておけぬと後を追うのも良し。<br /> ムロツミの行く果ては…<br /><br /> ・ケトスとの戦い<br /> オランピア、そしてケトス。両者との会話から深都の実在はかなり信憑性が出てきた。<br /> 深都発見に並々ならぬ熱意を見せる元老院はプレイヤーにあらためて勅命を発令、深都到達を命じる。<br /> ミッションを受けてプレイヤーは地下八階へと赴く。そして、最奥の大広間でついにケトスと対面する。<br /> ケトスとは人語を解する知性を持った巨大な純白の鯨だった!<br /> ケトスは深都の発見に注力するプレイヤーの立場に理解を示しながらも、相容れないとし、決戦が始まった。<br /> ナルメルをも上回るパワーに搦め手を駆使する狡猾さ、強大な敵に間違いないケトスをプレイヤーはついに打ち倒す。<br /> 今際の際、深都の王”深王”に会えと言い残すケトス。<br /> オランピアや自分が深都の存在を秘するにはそれだけの理由があることを告げると、ケトスはその目を閉じる。<br /> ケトスの遺言を胸に、プレイヤーは深都に通じるであろう道を進む…<br /><br /><br /></dd> <dt>104 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/25(土) 23:14:19.27 ID:OyA6mLpK0</dt> <dd>・深都<br /> かって百年前の大地震で海底に没した海都の一部の成れの果て、らしい。<br /> 海底迷宮の先にあるものと噂されるが、未だ発見した冒険者はいない。<br /> 元老院は深都の発見にかなり力を入れており、また何か事情を隠している様子だが…<br /><br /> ・クジュラ<br /> 第一階層でも出会った異国の雰囲気を纏わせる男。<br /> 歳若いが、元老院に属するショーグンでありかなりのツワモノ。<br /> 剣呑さと皮肉げな言動から誤解を招きやすいが、<br /> 部下への優しさ、プレイヤーへの親切が垣間見えたり、それなりにいいひと。<br /><br /> (ムロツミの出番は第二階層でおしまいです。<br /> 後を追い古代魚の巣に向かうと、結局互いが互いを庇いどちらか一人が落命してしまいます。<br /> 回避方法が「ムロツミに関わらない」以外にないのが悲しく残念なところです)<br /><br /></dd> <dt>120 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 05:36:38.06 ID:v9sKvS170</dt> <dd>・深都とオランピア<br /> ケトスを倒し海底迷宮のさらなる奥へ進むプレイヤー、その前に捜し求めていたものが現れた。<br /> 海中にそびえる巨大な樹、そしてその周りに並ぶ町並み─<br /> 廃墟ではない、灯りを見せ機能するそれは噂に伝え聞く”深都”に間違いないだろう。<br /> さらに足を進め深都は目前とまで迫ったところにオランピアが現れる。<br /> 彼女は眼前の都市が深都であることを認めると着ていたローブを脱ぎさった。<br /> ローブの下から現れたのは生身の肉体ではない、無機質な機械?の肉体だった!<br /> 自分が人間とは異なる存在だとする彼女は、深都の存在は秘さなければならない旨を語り<br /> これまでの実力行使から一転、元老院には深都の実在を報告しないでほしいと頼んできた。<br /> その姿勢は真摯ではあるが…<br /> オランピアの真剣さに免じて深都の秘匿を約束するか、<br /> はたまた、深都の発見を夢見て樹海に散った先駆者たちのためにも突っぱねるか、<br /> プレイヤーは判断を迫られる。<br /> どちらにせよ彼女はプレイヤーが深都に足を踏み入れるのを許してはくれない。<br /> 彼女に見送られながら、あるいは追い立てられながらプレイヤーは帰途につくのだった。<br /><br /> ・元老院の姫<br /> 海都へと帰ったプレイヤーは元老院へと赴く。<br /> 果たして深都は存在したのか、迫る勢いで投げかけられた質問にどう答えるか。<br /> オランピアの頼みの通りしらを切るか、自分が見たままを報告するか、<br /> どちらにせよプレイヤーを追跡していたクジュラにより真実は明るみに出る。<br /> ここで初めて元老院を従える海都の姫君、グートルーネ姫が現れプレイヤーに事情を伝える。<br /> 深都は百年前の大地震により沈んだ海都の一部が海底で生きながらえたもの、<br /> 元は同じ海都で暮らしていた者たち同士、友誼を結びたく深都を探していたのだと。<br /> プレイヤーは姫から深都と海都との橋渡し役を依頼される。<br /> 姫はすでに『ネイピア商会』を通じて書簡と贈答品、使者を用意しており、<br /> プレイヤーはそれらを送り届けるため、再び深都を目指すことになった。<br /><br /> ・深王との謁見<br /> 深都へと戻ってきたプレイヤーをオランピアは一旦は拒絶するものの<br /> 海都王家がじきじきに干渉を望んでいることを伝えると、しぶしぶこれを認め一行を王宮へと導く。<br /> プレイヤーはここで深都を統治する青年、”深王”と出会う。<br /> 深王は海都からの贈り物を受け取ると、ひとまずは翌日の再会を約束し<br /> 一行が深都の宿で体を休められるように取り計らうのだった。<br /> 翌日、プレイヤーと再び面会した深王は海都の申し出を受け入れる旨を答え、そして<br /> 深都がこれまで地上との関わりを絶ってきたのはひとえに深海に潜む”魔”と戦うためだと語る。<br /> 深王は危険溢れる樹海を越えて深都に辿りついた冒険者の力を貸して欲しいとも語り<br /> プレイヤーたちはこれに応え、深都から通ずるさらなる迷宮へと挑むことになった。<br /><br /></dd> <dt>121 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 05:37:28.96 ID:v9sKvS170</dt> <dd>※ネイピア商会<br /> 海都における冒険者の装備と道具を一手に取り扱う商会。<br /> 店主はアジア風の衣装に身を包んだ女性で、一言目には銭、二言目にはゼニ、の守銭奴。<br /> ちなみに姉妹の姉にあたり、妹は深都に派遣され支店を任されることに。<br /> 妹はチャイナドレス風の衣装、姉曰く「態度と胸はデカい」。しかし姉も態度は十分にデカい。<br /></dd> </dl><dl class="thread"><dt>124 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 18:38:48.23 ID:v9sKvS170</dt> <dd>第三階層 光輝ノ石窟<br /> 海底のさらに地下に広がる大迷宮。洞窟というオーソドックスなダンジョン。<br /> しかし、至るところに溶岩が溢れ探索する冒険者の体力を奪ってゆく。<br /> 迷宮内部も非常に高熱を持っており、夜でも明るいほどに発光している。<br /> 熱に強い魔物が多い…、と思ったら熱に弱い地蟲や獣の類も生息している。<br /> 住むところを間違えていないだろうか、そう思えてならない。<br /><br /> ・フカビトという魔物<br /> 深都が、深王が戦っている魔物、その名を”フカビト”という。<br /> 海深くに生息するそれは深都のみならず人類全体にとって恐るべき敵らしい。<br /> 灼熱の洞窟の奥、”断罪の間”と呼ばれる牢にかって深王に捕らえられたフカビトがいるという。<br /> 「百聞は一見にしかず。フカビトについては多くを聞くより先ず見て接して知るといい」<br /> そう語る深王に促されプレイヤーは断罪の間を目指す。<br /><br /> ・断罪の間にて<br /> 溶岩溢れる迷宮をプレイヤーは進む。<br /> 行く先々で現れるオランピアに導かるまま地下十階へ下り、断罪の間へと辿りつく。<br /> 周囲を溶岩の海に囲まれた、まさに牢といった感のある小部屋には小さな人影がひとつ。<br /> 子供のようでいて大人びた表情、真っ白な体表と水棲生物のような各所、これがフカビトなのか。<br /> 小さな体躯に似合わない声で語る”それ”はプレイヤーを餌と見なしたようだ─<br /> 直後、それの足元の影から異形の魔物が躍り出てプレイヤーへ襲いかかる!<br /> 魔物は生み出した元凶であろうそれと同じく水棲生物の特徴を深く残しながらも兵のように武装している。<br /> これもまたフカビトなのだろうか、プレイヤーは苦戦しつつも魔物を撃退する。<br /> 魔物を倒したプレイヤーにそれは興味を示したようだが、「餌ではないなら帰れ」とぶっきらぼうに言い放つ。<br /> これ以上できることもなく、それの血肉はうごめきいつまた魔物へ変ずるともわからない、<br /> プレイヤーはオランピアに連れられ退散を決め込む。<br /> オランピアが語ることによると、”それ”はフカビトの王、”真祖”と呼ばれる存在らしい。<br /> それ本人は「まだ王にはなっていない」と言うが…<br /> 百年前に捕らえられたらしいそれと断罪の間を後にしプレイヤーは深都へと帰還する。<br /><br /></dd> <dt>125 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 18:39:48.85 ID:v9sKvS170</dt> <dd>・深都の真相<br /> 断罪の間より生還したプレイヤーを深王は迎え、自らの知るところを明らかにする。<br /> 全ては百年前、海都王家が祀る神樹”世界樹”の神託に従い都市を沈め長き戦いが始まったこと。<br /> フカビトたちが信奉する存在こそが討つべき”魔”であること。そして魔は人々が感じる恐怖を餌に成長すること。<br /> 今以上に魔を成長させないため、深王は深都を秘するものとし百年間戦い続けてきたと語る。<br /> 深王自身も世界樹がもたらした叡智によって百年の時を衰えずに過ごしてきたらしいが…<br /> 海都と深都の親交が結ばれて以降、多くの冒険者が第三階層へ挑んでいるらしい。<br /> しかし、先に訪れた断罪の間より奥はフカビトを刺激しかねない危険な領域。<br /> もしも、フカビトを、魔を刺激することあれば、今までの深王の配慮が無駄となってしまう。<br /> あくまでも穏便な解決を望む深王は、同じ冒険者であるプレイヤーに彼ら説得し止めてほしいと依頼するのだった。<br /><br /> ・海都の真相<br /> 奥に進んだという冒険者を追い、第三階層を下るプレイヤー。<br /> 溶岩の面積は増え続け、足場がもはや溶岩に浮かぶ小島となる地下十一階でクジュラと出会う。<br /> どうやら断罪の間より最奥に進んでいるのは彼の仕業らしい。<br /> クジュラはいつもの皮肉げな態度を見せつつもプレイヤーに真実の一端を語る。<br /> 曰く、深都とフカビトに関する事実は海都もまた既知であること、<br /> それらを承知でなお迷宮に挑まなければならない理由が海都には、姫にはあるのだと。<br /> 今一度、地上に戻り海都と深都、双方の事情を確認するといい。<br /> 皮肉げながらもどこか忠告めいた彼の言葉を聞きプレイヤーは元老院へと向かう。<br /> 元老院ではグートルーネ姫が海都側の知るところを明かしてくれた。<br /> そもそも魔は世界樹にこそ敵対していた存在であり、深王は世界樹に協力する形で戦っていること。<br /> 百年前の大地震は世界樹によるものだが、本当にそれが正しい手段だったのか、<br /> 人類全ての敵になりうる存在であれば海都と深都が協力し魔を討つべきではないか。<br /> これが海都の意思であり、戦いを終わらせるため迷宮探索を続けているのだと。<br /><br /> ・対立<br /> プレイヤーは深王に謁見し海都側の意見を伝える。<br /> 深王は話に耳を傾けはしたものの、海都側の意見は一蹴してしまう。<br /> それは百年間の戦いから得られた深王の実感でもあった。<br /> 魔と戦うには恐怖を抑える強い勇気を持つ者が必要となる、<br /> 有象無象の多くの者が挑めば、それは魔を強化するだけに終わり、それこそ人類の敗北につながると。<br /> 深王の強い意志は変わらず、プレイヤーは引き下がる他なかった。<br /> やむなく再度クジュラを追い迷宮に潜るプレイヤー。<br /> クジュラは双方にそれぞれの意見があること、それらを知ったプレイヤーには決断の必要があることを語るのだった。<br /><br /></dd> <dt>126 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/06/28(火) 18:40:31.81 ID:v9sKvS170</dt> <dd>&lt;&lt;海都ルート&gt;&gt;<br /> プレイヤーはグートルーネ姫の主張に従い、迷宮の奥地を目指すことに。<br /> そのために、深層への到達を阻む門番”ゲートキーパー”の撃破を依頼される。<br /><br /> ・ゲートキーパーとの戦い<br /> さらなる深層を目指し第三階層を進むプレイヤー、その前に傷ついたクジュラが現れる。<br /> どうやら独りでゲートキーパーに挑んだ結果らしい。さすがにもう戦えない彼はプレイヤーに後を託す。<br /> お馴染みの皮肉げな態度に似合わない激励に送り出され、プレイヤーは屈強な門番へと挑む。<br /> ゲートキーパーは深都の、世界樹の叡智によって製造された巨大なロボットだった!<br /> 分離合体を繰り返しつつ苛烈な攻撃を放つ巨人にプレイヤーは翻弄される。<br /> しかし、合体形態こそ大技を放つ反面守りが疎かになる弱点もあり、辛くも勝利を収めるのだった。<br /> 勝利を元老院へ報告し、プレイヤーは深層へと進む。<br /><br /> &lt;&lt;深都ルート&gt;&gt;<br /> プレイヤーは深王の主張に従い、魔を討つため彼の様々な依頼に応えることに。<br /> 先ずは、深層への門番を務める”ゲートキーパー”を冒険者から防衛しなければならない。<br /><br /> ・クジュラの罠<br /> ゲートキーパーを守らなければ!急ぐプレイヤーだが一足遅く、クジュラが門番の間へと入ってゆく。<br /> 慌てて後を追うプレイヤーだったが、いざ部屋へ入るとクジュラの姿は無い。<br /> どういうことか?思案する間もなくゲートキーパーが起動、プレイヤーへと向かってくる。<br /> プレイヤーはクジュラの罠にはまってしまったのだ。<br /> 生き残るためにも防衛する対象であったゲートキーパーを撃破しなければならない。<br /> プレイヤーは勝利を収めるものの、その勝利は苦いものとなった。</dd> </dl><dl class="thread"><dt>175 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/02(土) 20:05:49.14 ID:56FoeuRl0</dt> <dd>第四階層 深洋祭祀殿<br /> 深海にそびえる大神殿。深都と同じく百年前の大地震で海に沈んだ建物らしい。<br /> 今も都市として機能している深都と違い、人の手を離れフカビトと魔物の巣窟となっている。<br /> 内部にもかなり手が加えられており、多くの場所にフカビトを模した飾りが見受けられる。<br /> 武装したフカビトと両生類、爬虫類を中心とした魔物が多く出現する。<br /> 内部には一箇所、どうしても開かない扉(通路を塞ぐ彫像?)が存在するが…<br /><br /> &lt;&lt;海都ルート&gt;&gt;<br /><br /> ・朽ちぬ花<br /> 巨兵を退け、意気揚々と新たな階層を探索するプレイヤーギルド。<br /> そんなプレイヤーに元老院はひとつのミッションを依頼する。<br /> 実はグートルーネ姫の体調は以前から思わしくなく、薬の材料を採集して欲しい、とのこと。<br /> かっては海都で栽培され、今は沈んだ海底神殿に残されたという花、<br /> 永遠に色あせず朽ちることない花”アマラントス”を求め、プレイヤーは神殿を行く。<br /><br /></dd> <dt>176 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/02(土) 20:06:28.18 ID:56FoeuRl0</dt> <dd>・永遠に生きる姫<br /> フカビトの巣窟から無事、アマラントスを持ち帰ったプレイヤー。<br /> その際、礼と共にグートルーネ姫から新たな事実が明かされた。<br /> なんと姫はアマラントスを材料とした薬を用いて百年の時を老いずに生きてきたらしい。<br /> その目的は生き別れになった兄を救うためだと姫は語る。<br /> 今は深王を名乗り、海の底で戦う兄は世界樹に操られているのだと。<br /> 続々と事情が明らかになる中、クジュラが報せを携え現れる。<br /> 深王とオランピアが海底神殿に侵入したらしい。<br /> どうやら神殿の何処かに隠された”転移装置”なる秘宝を探しているようだが…<br /> 転移装置は、姫が療養する地でもある”白亜の森”に通じているという。<br /> 深王は何か剣呑な考えを行動に移しているのかもしれない。<br /> 事態が悪化しないよう、姫からの依頼もありプレイヤーも後を追い神殿へ向かう。<br /><br /> ・雷獣現る<br /> 転移装置を探して神殿の最奥に辿りつくと装置の前にはすでに深王とオランピアが。<br /> フカビトの魔の手から祖国たる海都を救う、と決意を語る深王は転移装置で姿を消す。<br /> 残るオランピアはゲートキーパーの一件もあって、こちらを完全に敵とみなし態度に容赦が無い。<br /> 睨み合いの中、クジュラが現れオランピアを抑えにかかる。<br /> 不利な状況に臆した様子も見せず、オランピアは対フカビト用の雷獣を呼び出しプレイヤーへとけしかけた。<br /> ”キリン”。伝説の神獣を模したそのモンスターは強大な力を持っていた。<br /> 身じろぎひとつ許さぬような一挙一動、全てを焼き尽くすかのような業火、<br /> 並みのフカビトでは相手にならぬ雷獣をプレイヤーは激闘の末に討ち取る。<br /> 雷獣の敗北にオランピアは驚くが、自身も深王を追いその場より離脱する。<br /> プレイヤーは傷つき休憩するクジュラを残し、状況を報告すべく海都へ帰還するのだった。<br /><br /></dd> <dt>177 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/02(土) 20:07:21.17 ID:56FoeuRl0</dt> <dd>&lt;&lt;深都ルート&gt;&gt;<br /><br /> ・世界樹の声<br /> クジュラに謀られ、守るべき巨兵を討ってしまったプレイヤー。<br /> しかし、ゲートキーパーは時間さえ経てば再生されると深王は語り、強く責めはしなかった。<br /> それよりも今後の対策を練らねば、と深王は新たなミッションをプレイヤーへ課す。<br /> 海底神殿はかって深王が世界樹との交信の儀式に使っていたらしい。<br /> 神殿の何処かにある碑文、それを探せばプレイヤーにも世界樹の声が聞けるという。<br /> 儀式に必要な道具を受け取り、プレイヤーは神殿に足を踏み入れる。<br /><br /> ・海都の真実<br /> 危険を潜り抜け碑文を発見したプレイヤー。<br /> 早速、用意された道具”イブン・ガジの粉”を撒くと、不思議な声が脳内に響いてきた!<br /> 自らを世界樹である、とするその声はいくつかの事実を告げる。<br /> 世界樹、そして”魔”も遠い世界から此処へやって来たこと、<br /> 魔の眷属であるフカビトが人間にとり憑き深王と世界樹を葬らんと画策していること、<br /> もうすでに海都のある者がフカビトにとり憑かれていること…<br /> 世界樹からもたらされた情報を確認すべく、プレイヤーは深都へと引き返す。<br /><br /></dd> <dt>178 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/02(土) 20:08:07.97 ID:56FoeuRl0</dt> <dd>・フカビト討伐作戦<br /> 世界樹の声を聞いてきたプレイヤーに深王はさらなる事実をもたらす。<br /> オランピアが、神殿からある花を持ち帰るクジュラを目撃したというのだ。<br /> アマラントスと呼ばれるその花は人間には有毒だが、フカビトには有用な成分になるらしい。<br /> クジュラの主、元老院か姫か、地位ある人物が憑かれているのは間違いない。<br /> 海都はかっての生地、その故郷を蹂躙せんとするフカビトを許してはおけない、<br /> そう語る深王はフカビトとフカビトに憑かれた人物を討つための策を講じる。<br /> ”転移装置”。神殿の奥深くに残るそれは海都に隠された王家の森に通じているという。<br /> 後に控える討伐作戦を成功に導くためにも、先ずは装置を確保する必要がある。<br /> 深王よりミッションを受領したプレイヤーは海都解放のための一歩を踏み出す。<br /><br /> ・恐怖の貝獣<br /> 転移装置を探し神殿の奥地へ辿りついたプレイヤー。果たして目的の装置は最奥に安置されていた。<br /> が、装置を目前にして深都の不穏な計画を阻止せんとクジュラが現れる。<br /> さらに深王よりプレイヤーの護衛を命じられたオランピアまでも現れ事態は一瞬即発に。<br /> オランピアがクジュラと睨み合う中、プレイヤーはクジュラがけしかけた幻獣と戦うことに。<br /> 元は東の国から持ち込まれたらしいその幻獣は美しい半裸の美女!<br /> ─否、目に見える美女は幻、実体は蜃気楼を生み出す蛤のバケモノ”シン(蜃)”だった。<br /> 自らを妖しく見せるに止まらず、その幻術はプレイヤーまでをも幻惑へと引きずり込む。<br /> しかし、此処で倒れるわけにはいかない。プレイヤーは苦難の末に幻ごと貝獣を砕く。<br /> シンの敗北を見たクジュラは不利を悟り退散する。オランピアも傷付いたが命に別状は無いようだ。<br /> 転移装置の確保に成功したプレイヤーは次なる行動に移るべく深王の元へ帰還する。<br /></dd> </dl><dl><dt>204 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:41:42.10 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>第五階層 白亜ノ森<br /> 海都付近に位置する広大な森林地帯。深度的には第一階層と同じくらいだと思われる。<br /> 透き通るが如く水面のような床、乱立する鳥居、かなりの和風テイスト。<br /><br /> &lt;&lt;海都ルート&gt;&gt;<br /><br /> ・グートルーネ姫防衛<br /> 深海の転移装置により、深王が白亜ノ森へと侵入した。<br /> その真意は図りかねるものの、森の奥で体を休める姫を害なさんとする可能性は高い。<br /> プレイヤーギルドは元老院から、姫と深王、兄妹の決闘を防いでほしいと頼まれ急行する。<br /> 最奥を目指すプレイヤーにオランピアのけしかける魔物たちが襲い掛かる。<br /> しかし、それらを退けなんとか深王たちに先んじることに成功する。<br /><br /> ・深王との戦い<br /> 森の最奥に辿りついたプレイヤーを追うように深王とオランピアが現れる。<br /> 深王はグートルーネ姫を”フカビトが憑く偽物”と断じ、これを討つ決心の様子。<br /> 百年前の彼を知る元老院の者が縋りつくが、深王はそれを払いのけ殺意を露にする。<br /> 最早、戦いを避けることはできない。プレイヤーは深王を迎え撃つことに。<br /> 深王が百年の時を衰えずにいた理由、それは世界樹の叡智により身体を機械化したがためだった。<br /> 首から下を異形と化した深王、付き従うオランピア、二人のコンビネーションはプレイヤーを苦しめる。<br /> だが、激しい死闘の中、オランピアが倒れ、そしてついに深王もまた力尽き斃れるのだった。<br /> 今も尚、海都の地底深くに健在する”魔”。自分を道半ばで斃れるが、どうか後を─<br /> 自分を打ち倒したプレイヤーに後を託す、それほどまでに深王は人類の平和を願っているのだ。<br /> 最期に、妹への謝罪を口にした深王はその体を砂と変え崩れ落ちてしまった。<br /><br /> ・結末<br /> プレイヤーは姫の暗殺を未然に防ぐことに成功した。<br /> しかし、失われたもの、とり返しのつかないことも多く残ってしまった。<br /> 兄との再会を夢見て人ならざる身となってまで百年を耐えてきた姫は、他ならぬその兄を失ってしまった。<br /> 深王は、最終的に敵対してしまったものの、その正義と平和を望む心には欠片も嘘は無かった。<br /> 海都にはひとまずの平穏が訪れた…、が、これで本当によかったのだろうか?<br /><br /></dd> <dt>205 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:42:35.43 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>&lt;&lt;深都ルート&gt;&gt;<br /><br /> ・グートルーネ姫暗殺<br /> 深海の転移装置を確保したプレイヤーに深王は最終作戦の開始を告げる。<br /> 海都の統べる王家の象徴、グートルーネ姫。その姫こそがフカビトに憑かれ人類を滅亡に導かんとする者。<br /> 深王は、姫が療養のため身を隠す王家の森への侵入経路を調え、プレイヤーへ全てを託すのだった。<br /> 倒すべき姫を探し森を進むプレイヤーの行く手を魔物の襲撃とクジュラの妨害が遮る。<br /> しかし、その勢いは止まらない。ついに姫のいる最奥へと到達するのだった。<br /><br /> ・白亜の姫との戦い<br /> 討つべき姫を間近にしたプレイヤーの前にクジュラが立ち塞がる。<br /> 思い返せば地下二階の頃からの付き合いとなった彼だがその忠義心は殺し合いも辞さない覚悟を示している。<br /> 元老院最強のショーグンであるクジュラの剣は、今や歴戦の冒険者であるプレイヤーをも斬る恐るべし技だ。<br /> しかし、人類の未来が双肩にかかったこの戦いに敗北は許されない。<br /> 果たしてプレイヤーの覚悟が勝ったか、クジュラはその身を崩し、姫への道を遮る者はいない。<br /> が、姫はただ討たれるのを待つ身ではない。姫は魔物へと変化し、襲いかかってきた!<br /> フカビトと同じく水棲生物の特徴を感じさせながらも、その身はフカビト以上のおぞましさを感じさせる。<br /> フカビトの力を利用したと認めつつも、その意思は人間のそれだと語った姫。<br /> 怪物と成り果てながらも、忠義により戦い、斃れたクジュラのために怒りを見せた姫。<br /> 本当に姫は海都を滅ぼさんとする存在だったのか、その答えは得られぬまま死闘の末、姫は泡となり消える。<br /> ただ、もう一度だけ、兄に会いたかった。姫は最期まで兄の幻影を追っていたのだろうか…<br /><br /> ・結末<br /> 姫は討たれ、海都の危機は去った。そう語る深王はプレイヤーへ感謝をよせる。<br /> しかし、姫が本当にフカビトの傀儡になっていたのかどうか。<br /> 深王は姫のこと、妹のことは記憶に無いと語るが、もう思い出すことはないのだろうか。<br /> 深王の正義に加担し、姫の希望を砕いたこの結末は本当によかったのだろうか?<br /><br /></dd> <dt>206 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:43:23.33 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>&lt;&lt;真祖ルート&gt;&gt;<br /> 時は第ニ階層探索の頃まで遡る。<br /><br /> ・神話<br /> それは海都に伝わる昔話。<br /> ─後に海都となる島国に蔓延した恐ろしい疫病。老若男女、多くが倒れ絶望が広がった。<br /> 生き残りし人々は天へ、神へ救いを求め祈りを捧げた。<br /> すると、空から白く光る雪のようなものが降り、人々はあっさり病を克服してしまった。<br /> 喜ぶ人々がふと気づくと、それまで影も形も無かった巨大な”樹”がそびえ立っていた。<br /> ─これが”世界樹”の伝説であり、世界樹が祖先にもたらした”白亜の供物”の伝承である。<br /> プレイヤーは酒場の気さくな吟遊詩人からそんな話を聞くのだった。<br /><br /> ・伝説のアイテム?<br /> ついに伝説とされていた深都を発見したプレイヤー。<br /> 深都は秘さられなければならないと語るオランピア、深都は本当にあったのかと尋ねる元老院。<br /> プレイヤーは双方にどう応えただろうか。<br /> たとえ八方美人と呼ばれようが、双方に真摯な対応をしただろうか。<br /> 誠意ある対処は信頼と変じ、まわりめぐって他者から自身への誠意となるはずだ。<br /> 時は流れ、第四階層を探索する頃。<br /> オランピアが、クジュラが、それぞれ言葉にしない願いを託すかのように贈り物を携え現れる。<br /> ”白亜の供物”に深く関係するアイテム、”星海の欠片”、”空の玉碗”。<br /> 神話に伝わるこれらは、何か新しい道を拓くカギとなるのだろうか。<br /><br /></dd> <dt>207 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:44:15.57 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>・ともだち<br /> 白亜の供物につながる品を手に入れたプレイヤーだが、その使い方はサッパリわからない。<br /> なにせ海都が成り立つより以前、世界樹がこの地に降臨した頃の話のため、知る者が皆無なのだ。<br /> 百年の時を渡り生きている姫や深王、オランピアたちでさえ海都王家が誕生して以降の人間だ。<br /> 世界樹か、あるいはそれに相当する年月を過ごし当時を知る者… 、いた!<br /> 世界樹とほぼ時を同じくして現れた”魔”、その眷属たるフカビトならば。<br /> プレイヤーは灼熱の第三階層、かって一度訪れた”断罪の間”を再び訪問する。<br /> 再び相対するプレイヤーと真祖。彼?は相変わらず興味なさげでそっけない。<br /> しかし、気まぐれだろうか。真祖は何かを思い出すかのようにプレイヤーへ問いかける。<br /> 真祖は昔々、ひとりの少女と出会った。人ならざるフカビトを恐れずに接する少女と。<br /> 人類とフカビトとは敵対するしかない関係なのか?理解し合い友の間柄にはなれないのか?<br /> これまで出会ってきたフカビトに友好的なものはひとりとていなかった、<br /> 真祖も自身が襲いかかりこそしないが、その血肉が変化した眷属は凶暴だ、<br /> しかし、此方もまた気まぐれだろうか。プレイヤーは真祖へ友になれる旨を返答する。<br /> その答えを聞いた真祖は何か考えるところがあったのだろうか、<br /> プレイヤーが持つ星海の欠片と空の玉碗を”白亜の供物”へと変化させる。<br /> 目論見がひとつ潰れてしまうが、と前置きしつつ真祖はプレイヤーへ供物を託す。<br /> 泣き虫の姫と世界樹に憑かれた王、白亜の供物を与えれば事態は好転するだろう、と。<br /> しかし、かって姫へ分け与えた力が戻れば、真祖はフカビトの王にふさわしい存在となるだろう、とも。<br /> 後の再会を約束したプレイヤーは、今争わんとする兄妹を目指し急ぐのだった。<br /><br /> ・百年越しの再会<br /> 白亜ノ森の最奥に辿りついたプレイヤー。すでに深王も到着しており、姫と一瞬即発のまま相対している。<br /> このままだと起こるであろう悲しい戦いを避けるため、プレイヤーは二人へ真祖からの贈り物を差し出す。<br /> かって海都の祖先を救った白亜の供物は、今その末裔たる二人を再び救うのだった。<br /> 姫はフカビトの力を手放し人間の体を取り戻し、深王もまた生身の体と失った記憶を取り戻すだろう。<br /> そうであれば、二人が争う必要も無く、百年前と同じ仲睦まじい兄妹に戻れるはずだ。<br /> 再会を果した兄妹をそっと残し、プレイヤーはその場を後にする。<br /> 種族の垣根を越えた友情に基づく約束が残っているのだ。<br /><br /></dd> <dt>208 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/09(土) 14:45:25.44 ID:irR1uQOe0</dt> <dd>・真祖との戦い<br /> どこからか脳内に響く真祖の呼び声。それに導かれるようにプレイヤーは第四階層を再訪する。<br /> 深洋祭祀殿の奥深く、どうしても開かない謎の扉。その扉が迎え入れるように開いてゆく。<br /> なおも真祖の声が聞こえる。此処はフカビトがその神と交信する儀式の場、<br /> 姫に与えた力が戻りし真祖は神の命じるまま人を狩り世界樹を倒さんとするだろう、と。<br /> 複雑な感情を抱えながらも、避けえれぬ決戦を予感しプレイヤーは奥へ奥へと足を進める。<br /> 扉の奥、瘴気漂う異界と呼んでも差し支えない空間はフカビトの精鋭たちが蠢いていた。<br /> それらを撃破しつつ、最奥へと辿りつくプレイヤーギルド。その前に真祖が現れる。<br /> 失った力を取り戻したからだろうか、子供のような体躯は成長し威厳を感じさせる青年のそれとなっている。<br /> 姫への思い、海都を支配せんとする目論見、真祖が苦しんだ矛盾をプレイヤーが止めてくれた。<br /> 姫は救われ、真祖もまた失って久しい自分を取り戻すことができた。フカビトの父にして母たる自分を。<br /> どこか礼にも聞こえる語りを終えると、真祖はその身を肥大化させ怪物へと変貌し襲いかかってきた!<br /> フカビトの王にして、魔に連なる眷族の中で最も強大な真祖。その強さは姫や深王をも越える。<br /> かっての自分を取り戻し、迷いも吹っ切れたのだろうか、その攻め手には容赦の欠片もない。<br /> しかし、友情を予感させた彼?を倒さねば人類に未来は無い。プレイヤーもまた迷いを捨て戦わねばならない。<br /> 血で血を洗う死闘の末、真祖はその身を崩し消えてゆく。<br /> 最期に、全ての争いに終止符を打ちたいのならば地底の果てに眠る我らの神に会え、と残して…<br /><br /> ・結末<br /> 真祖は斃れ、フカビトは、”魔”はその力を大きく削がれた。海都にもひとまずの平穏が訪れるだろう。<br /> 姫と深王は和解したものの、一度人の身を捨てた二人はそれを悔いてか、ひっそりと海都を旅立った。<br /> プレイヤーは海都を救った英雄として大評判だ。<br /> しかし、真祖の残した言葉はさらなる敵を示している。<br /> プレイヤーギルドの前には未知の階層に通じるであろう道がひとつ…<br /><br /></dd> <dt>266 :<a href="mailto:sage"><b>世界樹の迷宮III</b></a>:2011/07/15(金) 23:56:53.51 ID:/s12nePN0</dt> <dd>第六階層 昏き海淵の禍神<br /> 海都の地底奥深くに位置する樹海。眼球やら吸盤のついた触手やら有機的なパーツが多い。<br /> 落とし穴にダークゾーンに滑る床にダメージ床に回転床に、とワープ以外の罠が勢揃い。<br /> 出現する魔物も宇宙怪獣っぽい昆虫やら、宿木やら宿木やら、あと宿木やら。文字通りの人外魔境。<br /> 各フロアは巨大な”魔”の表面そのものであり、木々は魔の末端とそれを抑える世界樹の根らしい。<br /><br /> ・昏き海淵の禍神<br /> 戦いの中で消えていった人、去っていった人、彼らから”魔”との決着を託されたプレイヤーは魔境へ挑む。<br /> 全ての元凶を討つ戦いを、元老院が、オランピアが、残された人々が皆、プレイヤーを応援する。<br /> 想像を絶する奇ッ怪な森の最奥には、魔の心臓部たる怪物”昏き海淵の禍神”が待っていた。<br /> 宿敵である世界樹の抹殺を狙うこの怪物にとって、プレイヤーを始め人は眼中にないのかもしれない。<br /> しかし、これまでの冒険の中で出会った人々の期待に応えるためにも、<br /> 何より冒険者であるプレイヤーの探究心、挑戦に燃える心のため、戦いの火蓋が切って落とされた。<br /> 決戦の行方は…<br /><br /> (裏ボスにあたる昏き海淵の禍神を倒してもゲーム中の演出はひどくアッサリです。<br />  実際は、ゲームを通してプレイした末のやりこみ、それまでの道程を思い返しての<br />  達成感を味わうためのハードル的存在ではないかと思います)<br /><br /> ・一連の流れ<br /><br /> すごい昔<br /> 宇宙の彼方から”魔”が飛来する。これを追って世界樹も飛来。<br /> 地表に降り立った魔を上から押しつぶすように世界樹も着地、両者とも地底奥深くへ沈む。<br /> 結果、魔は世界樹の根に押さえつけられ地底から動けず。<br /> 世界樹はその頂上付近を地表へ出すに止まり、根を中心とした下半身は地底へ。<br /> 世界樹の降臨と時を同じくして高純度のマナが惑星地表に降り注ぐ。<br /> これが後世に”白亜の供物”として伝えられる。<br /><br /> 百年前<br /> 海都の王、ザイフリートが世界樹との交信の果て、深王となり海底へと身を潜める。<br /> グートルーネ姫、海都付近で真祖と遭遇。<br /> 姫を傀儡とし海都を乗っ取る目論見と姫への好意的?感情から、真祖が力の一部を姫へ与える。<br /> 力を失った真祖、あたりをふらついていたところを深都により捕らえられる。<br /><br /> 現在<br /> ゲーム本編<br /><br /></dd> <dt>267 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2011/07/15(金) 23:59:27.67 ID:/s12nePN0</dt> <dd>ここまでです。<br /> 一連のクエスト、大航海クエスト等、ストーリー本編に関わりの薄い要素は削りました。<br /> 【やるのが】【面倒】には反しますが、興味を持ってゲームをプレイしてもらえれば幸いです。<br /><br /></dd> </dl>

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