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「アカツキ電光戦記」(2011/08/07 (日) 23:36:50) の最新版変更点
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<p><strong>アカツキ電光戦記</strong></p>
<p>part58-261~263</p>
<hr /><dl><dt>261 :<a href="mailto:sage"><b>アカツキ電光戦記・アカツキ編(1/3)</b></a>:2011/07/15(金)
21:23:33.20 ID:aFwUvq300</dt>
<dd>紀元二六六X年…<br />
前大戦末期、同盟国から新兵器を輸送中に北極海で沈んだ潜水艦が突如浮上した。<br />
その中から現れたのは、技術研究のため派遣された旧帝国陸軍技官アカツキであった。<br />
冬眠制御によって半世紀の間生き長らえた彼は<br />
覚醒と同時に残された任務を再開する…<br /><br />
大陸を南下し上海へ辿り着いたアカツキの前には、<br />
電光機関の情報を嗅ぎつけたらしいマフィアの兇手・マリリンや魏達が待ち構えていた。<br />
彼らを撃退したアカツキは、電光機関は特秘の筈といぶかしみながら、情報を得る為に日本へ向かう。<br /><br />
富士にある陸軍研究所跡を訪れたアカツキを待っていたのは、<br />
任務解除命令を携えた陸幕の特殊工作員・鼎二尉だった。<br />
しかし、まだやり残した事があるアカツキは命令を拒否、鼎を打ち倒す。<br />
直後、富士ヶ嶺にて刀を携えた老人が姿を現す。<br />
その正体は、かつての同僚・不律。<br />
半世紀の時を経て地獄の釜は再び開く…<br /><br />
「不律…達者のようだな<br />
「…気付いておったか<br />
「研究所に行けば必ず接触があると踏んだ<br />
「あの状況でよく生き延びたと言いたいところじゃが…<br />
「やはり何か知っているのか…<br /><br />
拳と刃を交える二人。<br />
そして、最後に立っていたのはアカツキだった。<br />
倒れた不律は最期に、「奴ら」が逃げ延びていた事をアカツキに告げる。<br /><br /></dd>
<dt>262 :<a href="mailto:sage"><b>アカツキ電光戦記・アカツキ編(2/3)</b></a>:2011/07/15(金)
21:25:16.81 ID:aFwUvq300</dt>
<dd>不律の言葉を元に再び大陸へ向かったアカツキだったが、<br />
その途上の香港にてまたしても電光機関を狙う某国エージェント・塞や<br />
某組織の刺客・アノニムらに行く手を阻まれる。<br />
彼らを退け、チベットの山中深くにある秘境・ツァンポ峡谷へ辿り着いたアカツキが見たものは、<br />
「奴ら」…第三帝国最大の研究機関、秘密結社「ゲゼルシャフト」の拠点であった。<br />
戦術電光服を纏ったクローン兵・エレクトロゾルダートと親衛隊のアドラーを倒して基地に侵入したアカツキは、<br />
基地中枢に設えられた祭壇で「ペルフェクティ(完全者)」を名乗る少女との戦いにも勝利し、更に奥へ。<br />
そこでは、大戦末期に開発が中止された禁断の決戦兵器・電光戦車が「最終解決策」として復元されていた。<br />
辛くもこれを破壊し、到達した基地最深部で巨大な電光機関を発見したアカツキの前に現れたのは、<br />
陸軍の制服を纏い、日本刀を携えた男だった。<br /><br />
「何故お前がこんな所にいる<br />
「それはこっちの台詞だ試製一號…<br />
「任務ニ失敗セシ時ハ電光機関ヲ総テ破壊セヨ<br />
お前の命令だったな「アカツキ零號」よ<br />
「まさか生還する者がいるとは思っていなかったのでな<br />
「やはり、全滅を承知で北極航路をとらせたのか…<br />
「無限の電力で装甲を溶かし電子兵器を無力化する…<br />
電光機関を独占した我らが最終戦争に勝利し<br />
新世界秩序における「現人神」となるのだ<br />
「世迷言を… 電光機関は全て破壊する<br />
「ほう…やる気か<br />
完成なったこの六0式…旧式の貴様に勝機は無い<br /><br />
そう言ってアカツキ零號…ムラクモは刃を鞘から抜き放った。<br /><br /></dd>
<dt>263 :<a href="mailto:sage"><b>アカツキ電光戦記・アカツキ編(3/3)</b></a>:2011/07/15(金)
21:25:57.01 ID:aFwUvq300</dt>
<dd>そして…<br />
「多機能ゆえの脆弱…衛兵との戦いで既に見切った」<br />
死闘を制したのはムラクモではなく、アカツキであった。<br /><br />
「ゲハァッ!…ハァッ…ハァッ…<br />
「やはりその白髪…結果は分かっていた筈だ <br />
「否…この死の力…私は…乗り越え…た…<br />
「人は神でも機械でもない…これで終わりだ<br /><br />
そしてアカツキは、突き立った血塗れの日本刀に背を向け、崩れ行く基地を後にする。<br /><br />
紀元二六六X年X月…<br />
チベット奥地で大規模な崩落事故が発生した<br />
各国の調査隊が派遣されるも巨大な岩塊以外に<br />
何も発見する事は出来なかった…<br /><br />
<<了>><br /><br /></dd>
</dl>
<p><strong>アカツキ電光戦記</strong></p>
<p>アカツキ編:part58-260~263</p>
<hr /><dl><dt>260 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2011/07/15(金) 21:21:34.27
ID:aFwUvq300</dt>
<dd>ここで唐突に、未解決リストにあるアカツキ電光戦記(同人)のアカツキ編投下。<br />
他キャラ編は追加リク来たら考えないでもないかも知れないw<br /><br /></dd>
<dt>261 :<a href="mailto:sage"><b>アカツキ電光戦記・アカツキ編(1/3)</b></a>:2011/07/15(金)
21:23:33.20 ID:aFwUvq300</dt>
<dd>紀元二六六X年…<br />
前大戦末期、同盟国から新兵器を輸送中に北極海で沈んだ潜水艦が突如浮上した。<br />
その中から現れたのは、技術研究のため派遣された旧帝国陸軍技官アカツキであった。<br />
冬眠制御によって半世紀の間生き長らえた彼は<br />
覚醒と同時に残された任務を再開する…<br /><br />
大陸を南下し上海へ辿り着いたアカツキの前には、<br />
電光機関の情報を嗅ぎつけたらしいマフィアの兇手・マリリンや魏達が待ち構えていた。<br />
彼らを撃退したアカツキは、電光機関は特秘の筈といぶかしみながら、情報を得る為に日本へ向かう。<br /><br />
富士にある陸軍研究所跡を訪れたアカツキを待っていたのは、<br />
任務解除命令を携えた陸幕の特殊工作員・鼎二尉だった。<br />
しかし、まだやり残した事があるアカツキは命令を拒否、鼎を打ち倒す。<br />
直後、富士ヶ嶺にて刀を携えた老人が姿を現す。<br />
その正体は、かつての同僚・不律。<br />
半世紀の時を経て地獄の釜は再び開く…<br /><br />
「不律…達者のようだな<br />
「…気付いておったか<br />
「研究所に行けば必ず接触があると踏んだ<br />
「あの状況でよく生き延びたと言いたいところじゃが…<br />
「やはり何か知っているのか…<br /><br />
拳と刃を交える二人。<br />
そして、最後に立っていたのはアカツキだった。<br />
倒れた不律は最期に、「奴ら」が逃げ延びていた事をアカツキに告げる。<br /><br /></dd>
<dt>262 :<a href="mailto:sage"><b>アカツキ電光戦記・アカツキ編(2/3)</b></a>:2011/07/15(金)
21:25:16.81 ID:aFwUvq300</dt>
<dd>不律の言葉を元に再び大陸へ向かったアカツキだったが、<br />
その途上の香港にてまたしても電光機関を狙う某国エージェント・塞や<br />
某組織の刺客・アノニムらに行く手を阻まれる。<br />
彼らを退け、チベットの山中深くにある秘境・ツァンポ峡谷へ辿り着いたアカツキが見たものは、<br />
「奴ら」…第三帝国最大の研究機関、秘密結社「ゲゼルシャフト」の拠点であった。<br />
戦術電光服を纏ったクローン兵・エレクトロゾルダートと親衛隊のアドラーを倒して基地に侵入したアカツキは、<br />
基地中枢に設えられた祭壇で「ペルフェクティ(完全者)」を名乗る少女との戦いにも勝利し、更に奥へ。<br />
そこでは、大戦末期に開発が中止された禁断の決戦兵器・電光戦車が「最終解決策」として復元されていた。<br />
辛くもこれを破壊し、到達した基地最深部で巨大な電光機関を発見したアカツキの前に現れたのは、<br />
陸軍の制服を纏い、日本刀を携えた男だった。<br /><br />
「何故お前がこんな所にいる<br />
「それはこっちの台詞だ試製一號…<br />
「任務ニ失敗セシ時ハ電光機関ヲ総テ破壊セヨ<br />
お前の命令だったな「アカツキ零號」よ<br />
「まさか生還する者がいるとは思っていなかったのでな<br />
「やはり、全滅を承知で北極航路をとらせたのか…<br />
「無限の電力で装甲を溶かし電子兵器を無力化する…<br />
電光機関を独占した我らが最終戦争に勝利し<br />
新世界秩序における「現人神」となるのだ<br />
「世迷言を… 電光機関は全て破壊する<br />
「ほう…やる気か<br />
完成なったこの六0式…旧式の貴様に勝機は無い<br /><br />
そう言ってアカツキ零號…ムラクモは刃を鞘から抜き放った。<br /><br /></dd>
<dt>263 :<a href="mailto:sage"><b>アカツキ電光戦記・アカツキ編(3/3)</b></a>:2011/07/15(金)
21:25:57.01 ID:aFwUvq300</dt>
<dd>そして…<br />
「多機能ゆえの脆弱…衛兵との戦いで既に見切った」<br />
死闘を制したのはムラクモではなく、アカツキであった。<br /><br />
「ゲハァッ!…ハァッ…ハァッ…<br />
「やはりその白髪…結果は分かっていた筈だ <br />
「否…この死の力…私は…乗り越え…た…<br />
「人は神でも機械でもない…これで終わりだ<br /><br />
そしてアカツキは、突き立った血塗れの日本刀に背を向け、崩れ行く基地を後にする。<br /><br />
紀元二六六X年X月…<br />
チベット奥地で大規模な崩落事故が発生した<br />
各国の調査隊が派遣されるも巨大な岩塊以外に<br />
何も発見する事は出来なかった…<br /><br />
<<了>><br /><br /></dd>
</dl><p> </p>