Rhapsodia~ラプソディア~

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<p><strong>ラプソディア<br></strong>&gt;&gt;18-499,18-536~541<br></p> <hr> <p><a href="menu:499">499</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ラプソディア</a></b> ◆l1l6Ur354A</font> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2005/09/26(月)07:38:49 ID:JzokBbFI</font></p> <dl> <dd> 紋章砲の謎を追う親父、色々あって海賊との戦いに参加するが紋章砲のせいで<br> 魚人化、主人公を襲おうとしたので部下に殺される。<br> 海賊の罰の紋章が発動し、主人公大怪我。復帰したのは3年後。<br> この間に4の物語は終わってる。<br> <br> 父の意思を継いで紋章砲の謎を追う主人公。<br> 4のラスボス(異世界から召喚された巨大樹)が紋章砲の材料だった。<br> すでに紋章砲の製作者は暴徒に殺されていたが、巨大樹の枝が残っていた<br> 紋章砲を買い集めているという商人イスカスに枝を渡してしまう主人公<br> <br> クールーク皇国の動きがきな臭くなってきた。群島諸島の協力で潜入<br> <br></dd> <dt><a href="menu:536">536</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ラプソディア</a></b> ◆l1l6Ur354A</font> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2005/09/30(金)19:01:32 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd> これは紋章兵器として使われたある「生き物」についての記録である。<br> <br> 始まりは群島諸国とクールーク皇国が争う七年ほど前。<br> 父ウォルターとその部下アンダルクとセネカ、<br> 使い魔のヨーンと共に紋章砲の謎を追う主人公の少年キリル。<br> その旅の途中、ラズリルの少年達などとの出会いを経てそれから4年後、<br> キリルは海賊王エドガーとその部下ブランド等の助けを借り紋章砲に近づくも、<br> その時ウォルターは紋章砲により魚人に変えられ、キリルを庇ったアンダルクの手によって命を落としてしまう。<br> キリル達の追っている紋章砲は人を魚人に変えるという恐るべき力を秘めていたのだ。<br> また、この時発動した罰の紋章によりエドガーも命を落とし、その紋章は生き残ったブランドへと移る。<br> 罰の紋章を宿したブランドは親友を守れなかったことを悔い、<br> 同じく紋章の力によって帰る場所を失った部下のペックと共に<br> 仲間たちの元へは帰らず、罰を背負って孤独に生きる事を選ぶ。<br> 「必ずお前の元へ帰ってくる」と恋人のキカに約束したエドガー。<br> 彼の約束は果たされる。ブランドもエドガーも生きては帰って来なかった。<br> それでも彼の愛した海は彼の想いをキカに届けた。<br> 流れ着いたエドガーの棺に縋り、愛しげに彼の名を呼ぶキカ。<br> 「エドガー…帰ってきてくれたんだよね…。もうどこにも行っちゃ嫌だよ…」<br> キカは何度も名前を呼び続ける。静かな慟哭。気丈な彼女の頬を涙が伝う。<br> 彼は死ぬまで彼女の愛した誇り高き海賊王であった。<br> <br> 罰の紋章の発動、そして目の前で父が魚人へと変えられ、命を落とす様を見ていることしか<br> できなかったキリルは心にも体にも大きな傷を負った。<br> キリルが受けた心と肉体の傷が癒えるのには3年の月日を要した。<br> その間に群島とクールークの争いは終結し、<br> その戦いでラズリルで出会った少年が罰の紋章を継承し、戦いを終わらせた英雄となったのはまた別の話。<br> 青年となったキリルは父の残した言葉通りアンダルクやセネカ、<br> ヨーンを連れ紋章砲を追う為またその手に武器を持つ。<br> イスカスと名乗る商人の情報からミドルポートの地下間道の先でパブロという青年と出会い紋章砲の謎を知る。<br> 紋章砲の材料は既に人の手により殺されたある一人の魔術師の手により異世界より召喚された巨大樹だった。<br> しかしその巨大樹は先の争いで消滅し、弾はもう作られないという。<br> <br> <a name="a537"></a></dd> <dt><a href="menu:537">537</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ラプソディア</a></b> ◆l1l6Ur354A</font> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2005/09/30(金)19:04:00 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd> イスカスに情報を渡し、さらにその奥へと進むとそこでキリル達は父を魚人へと<br> 変えたあの紋章砲と同じ生き物に遭遇する。父を失ったトラウマにより恐怖に<br> 慄き成す術のないキリルはただその場から逃げるように去ることしかできなかった。<br> その後イスカスとその「生き物」は姿を消す。あの忌まわしい生き物を「邪眼」と呼び、<br> キリル達はその後運命に導かれるかのように海賊キカと再会し、クールークが紋章砲を集めていることを知る。<br> 再び海賊と手を組み、クールークの動きを気にする群島のリーダーとなったオベル王や<br> 英雄となったラズリルの少年たちの助けを借り、キリル達はクールークへと侵入する。<br> <br> クールークで謎の少女コルセリアと出会うキリル達。<br> そして彼らがクールークで見たものは復旧しつつある要塞と魚人達であった。<br> クールークが再び力を取り戻し、群島への侵攻の準備を整えていること、<br> そして邪眼を手にしていることを確信したキリルたちはもう二度とあの悲しい<br> 事件を繰り返さない為邪眼と紋章砲を破壊する事を決意する。<br> クールークで邪眼を追うキリル達の前にイスカスが立ちはだかる。<br> 彼はただの商人ではなく邪眼を悪用するクールークの人間だった。<br> イスカスはコルセリアの母を懐柔し、娘のコルセリアも狙うが、彼女はキリル達に保護される。<br> キリル達は魚人となってしまった人を元の人間に戻す方法を探す為大魔術師シメオンの元を訪れる。<br> クールークの手からシメオンを守るも、そのシメオンであっても魚人を人に戻せるかは分からないと言う。<br> その方法を考えるべく戦列に加わるシメオン。そして明かされるコルセリアの素性。<br> クールーク皇国皇女であるコルセリアはクールークの民の苦しい生活の現状や悲惨な現実を<br> その目で見ることで考えが変わっていく。<br> また、旅の途中父の知り合いであったハインズとその部下クープが仲間に加わる。<br> ハインズの口より明かされる事実。キリルは己の故郷が赤月帝国であり、父が追放されたことを知る。<br> 父は国に帰る為にあんなにも執拗に紋章砲を追っていたのか?<br> けれどその時はまだ父のしていた事の全てを知ったわけではなかった。<br> そして父の使い魔であるはずのヨーンが契約者である父が死んだ今も何故生きているかという事も。<br> 紋章砲を追う内にクールークが赤月帝国との国境争いに紋章兵器を使うことを知ったキリルたちは<br> それを止める。しかし知らない間にイスカスの陰謀によりキリル達は皇女誘拐犯にして<br> 皇王殺害の指名手配犯とされてしまう。<br> キリル達の前に立ちはだかるのはコルセリアの父、次期皇王であるマルティンであった。<br> 娘を誘拐し、己の治める国を乱す者としてキリル達に刃を向けるマルティン。<br> <br> <a name="a538"></a></dd> <dt><a href="menu:538">538</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ラプソディア</a></b> ◆l1l6Ur354A</font> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2005/09/30(金)19:05:51 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd> マルティンは戦いに敗れキリル達の力を認めると、キリルにコルセリアを預けていい者か<br> どうか見極める為に一騎討ちを挑む。一騎討ちに敗れたマルティンはキリルにコルセリアを預け、<br> 単身イスカスの元へと向かう。しかしそれは罠であった。罠にはめられた<br> マルティンはイスカスの手によりキリルの父ウォルターと同じように魚人へと変えられてしまう。<br> <br> マルティンを追って皇都グラスカまでやってきたキリル達であったが悲劇は繰り返される。<br> 突如コルセリアに襲い掛かる魚人。キリルはコルセリアを庇い刃を向ける。<br> キリルの一太刀に倒れされた魚人の服はマルティンの物であった。<br> それは幼いキリルの心に大きな傷を与えたあの光景と同じ。<br> キリルは自分の父を失くした方法と同じ方法でコルセリアの父の命を奪ってしまう。<br> 泣き崩れるコルセリア。己の傷を再び抉り、自分を責めることしかできないキリルの前に<br> ヨーンが進み出る。ヨーンは死者の想いを伝える不思議な能力を持っていた。<br> ヨーンの力によってコルセリアに伝えられるマルティンの意志。<br> そこに父の優しさと威厳、愛情を感じたコルセリアは父の死と向き合い<br> 再び戦いの中に身を投じる事を決意する。そんなコルセリアを前にキリルもまた己の心の傷に<br> 立ち向かい、再び歩き出す。<br> そして全ての元凶であるイスカスを追うキリルたちは王宮で再び衝撃的な光景を目にする。<br> それはイスカスにより魚人とされたコルセリアの祖父、皇王ユリウスの姿であった。<br> コルセリアの目の前で力尽きる皇王。コルセリアの慟哭が王宮に響く。<br> それを嘲笑うかのように紋章砲で次々とクールーク兵を魚人へと変えるイスカス。<br> 他人の命を弄ぶイスカスと非情な紋章砲に激怒したキリルはイスカスとの最後の戦いを決意する。<br> そして、共に旅していたハインズの裏切りによって知らされる父の真実。<br> 誇りに思っていた父は赤月帝国の間者であった。父が追放されたのはとある魔物を庇ったせいであった。<br> 動揺するヨーンを聡し、真実を告げられなかったことを詫びるアンダルクを許した<br> キリルは彼に何となく知っていたと告げる。彼らの今まで積み重ねてきた絆は簡単に揺らぐものではなかった。<br> そうして紋章砲の絶大な力に魅入られたハインズもまた絶命する。<br> 嘗ての仲間であったハインズの裏切りと喪失。それすらも乗り越えてキリルは決戦の場へと赴く。<br> <br> 決戦の地研究所でイスカスはコルセリアの母ミランダと邪眼と共に待ち構えていた。<br> イスカスの目的はユリウスとマルティンを排除し、コルセリアの摂政として国を動かすことであった。<br> その為に国のことばかり考え、家庭を顧みない夫からの愛に飢えていたミランダの女としての弱さを利用した。<br> <br> <a name="a539"></a></dd> <dt><a href="menu:539">539</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ラプソディア</a></b> ◆l1l6Ur354A</font> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2005/09/30(金)19:08:27 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd> イスカスはクールークの皇族の血を引いていなければ執政権を得られないこの国のやり方に疑問を覚えていた。<br> 例え身分の低い者であっても強い志を持ち、日々努力をすれば国を動かせる。<br> そんな新しい国を作る為に力を――紋章砲を――求めた。<br> この国自体を変えなければならないとクーデターを引き起こしたのだ。<br> そして、今この国には群島にも赤月にも負けない強い力が必要なのだと。<br> それでもキリル達は納得できなかった。<br> 紋章砲がもたらしたものは悲しみだけであった。<br> ウォルターの無念、キリルの悲しみ、アンダルクの後悔、コルセリアの慟哭。<br> 紋章砲に狂わされたハインズ、力を求めて道を誤ったイスカス。<br> 争いを起こし、人を傷つけるしかない兵器を野放しにしておくことなどできなかった。<br> お互いに相容れない想いを持った二人はぶつかり合う。<br> そうして、キリルの刃がイスカスを退ける。<br> 傷負いながらもミランダに縋ろうとするイスカス。<br> そんなイスカスをミランダの凶刃が襲う。<br> ミランダは後悔していた。弱い心に負けてしまった自分に対して。<br> 自分の裏切りにより夫を失い、命懸けで闘う娘の姿にミランダは自分の弱さを恥じ、<br> せめてもの罪滅ぼしとして元凶であるイスカスを己の命をかけて止めようとした。<br> ミランダの裏切りに激怒したイスカスは紋章でミランダを吹き飛ばす。<br> 響くのはコルセリアの悲鳴。ミランダはコルセリアに謝り、その息を引き取った。<br> 女として生きてきた彼女は最期に母としてコルセリアに言葉を残し、死んだのだ。<br> ミランダの凶刃により致命傷を負わされたイスカスに狂気が走る。<br> イスカスは最期の力を振り絞ると邪眼の力を解放し、自らの体を魚人へと変えた。<br> <br> それは魚人というより一つの執念が呼び出した異形と言えるだろう。<br> 自ら人であることを捨てたイスカスは理性をも捨てキリルたちに襲い掛かる。<br> 彼はもう人ではない。ただ、力を求め狂った哀れな生き物の成れの果てであった。<br> そんなイスカスにキリルたちは最後の決戦を挑む。<br> 長い戦いの末、紋章砲を追い続けた人々の戦いが幕を閉じる。<br> 今度こそ本当に力尽きるイスカス。彼は最期に言う。<br> 「私の死を忘れるな。この国を最も愛した私という男がいたことを…」<br> 果たして彼が狂気に走ったのは紋章砲だけが原因だったのだろうか。<br> 彼を狂わせたのはこの国のあり方、そして人のあり方ではなかったのかと。<br> <br> <a name="a540"></a></dd> <dt><a href="menu:540">540</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ラプソディア</a></b> ◆l1l6Ur354A</font> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2005/09/30(金)19:10:03 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd> 正しいと思われている既存の概念を受け入れ、疑問を抱かずにいるのが正しいのかと。<br> もしかしたら彼の歩んだ道は誰もが皆一度は考えた道ではなかったのか。<br> イスカスの言葉はキリルに、そしてコルセリアの心に重く響いて残った。<br> イスカスを倒すと制御を失った邪眼の力が暴走し、研究所を揺らす。<br> 不意に、何かに呼ばれるように邪眼が作り出したドームの中へと走るヨーン。<br> 追いかけようとするキリルを仲間たちが止める。<br> 人を魚人へと変えてしまう邪眼に近づき、キリルが無事に帰ってこれる保障はどこにもなかった。<br> それでもキリルはヨーンを追う。仲間たち、いや家族ともいえる存在に必ず帰ることを誓って。<br> キリルにとってはヨーンもまた家族のような存在であった。見捨てることなどできなかった。<br> <br> ヨーンを追い、ドームの中に入ったキリルは他の人間と違い魚人にはならなかった。<br> そうして、待ち構えていた邪眼と本当の決着をつける。<br> キリルの刃の前に消えいく邪眼。キリルの長い戦いは、こうして本当に終わりを迎えた。<br> 邪眼も紋章兵器も全てキリルの手によってこの世から消されたのだから。<br> 邪眼を倒した末キリルを迎えてくれたのはなんと父ウォルターの魂とヨーンであった。<br> 邪眼のドームの中は巨大樹や邪眼の住む地であり、ヨーンの故郷である異世界であった。<br> ヨーンは巨大樹の召喚と共にこちらの世界に迷い込んでしまった異世界の民。<br> ウォルターはヨーンを元の世界に帰す為同じ異世界の生き物である紋章砲を追っていたのだ。<br> 魂となった父と束の間の再会をするキリルに母がヨーンであることを告げられた。<br> キリルの体には異世界の血が混じっている。キリルは人ではないものであった。<br> だから邪眼に近づいてもキリルは魚人にはならなかったのだ。<br> 父と母に共にこちら側で暮らそうと誘われるキリル。けれど彼はそれを断る。<br> 元の世界には自分を待ってくれる人がいるから。自分の生きる場所はそこだと告げる。<br> ずっと側で自分を支えてくれた彼らは父と母と同様キリルにとって家族のような存在であった。<br> たとえ自分が人ではないものだと知っても、彼らと共に生きたいというキリルの想いは変わらなかった。<br> キリルは父と母に別れを告げる。永遠の別れを。<br> そうして彼は帰る。もう二度と会う事のない父と母と別れ、愛しい家族の元へ。<br> <br> 研究所はドームの暴走により崩壊していた。<br> 懸命にキリルを探し続ける仲間たち。<br> 崩壊したクールークを案ずる者、自分の新しい道を決める者、<br> 様々な想いの皆の囲む中でキリルは帰ってくる。<br> <br> <a name="a541"></a></dd> <dt><a href="menu:541">541</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ラプソディア</a></b> ◆l1l6Ur354A</font> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2005/09/30(金)19:12:01 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd> 「ただいま」そう言って笑った彼にコルセリアは抱きつき、涙する。<br> <br> こうして物語は終わりを迎える。<br> その後、残されたコルセリアは国を瓦解させ、キリルたちは赤月帝国へと戻り、<br> 皆それぞれの帰る場所へと帰っていく。<br> キリル達は暫く静かな生活を送るがキリルは時折どこか遠くを見ているようであった。<br> 月日は巡り、年は流れる。<br> しかし老いていく皆とは違いキリルだけはいつまでも若い青年のままの姿であった。<br> その意味だけは彼だけが知っていた。<br> そうして、キリルはいつしか姿を消す。<br> 彼を探しに出たコルセリアから何度か手紙が届いたがまだ彼は見つかっていないらしい。<br> 今の世界では紋章兵器は姿を消し、その戦いに命をかけた青年もいない。<br> それでもこれは、御伽話ではなく、実際にあった話なのだ。<br> たとえこの事実を知る人間が少なくなったとしても、その「生き物」が存在したこと、<br> そうして「彼」がいたことを私は何度も、何度でも思い出し、この記録を読み返すのだ。<br> <br> ――アンダルク・ベルグマン<br> <br> 終わり<br> <br> 補足<br> 2周目以降EDが変わるとの噂がありますが自分では確かめてないので分かりません。<br> とりあえず1周目で見たEDのみです。一部見てないイベントは割愛。補完キボンヌ。<br> 2周目だと語り部が爺さんになってるので年取ってまたもう一度読み返してる感じなのかなと。</dd> </dl>
<p><strong>Rhapsodia~ラプソディア~<br /></strong>part18-499,18-536~541<br /></p> <hr /><p><a>499</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">ラプソディア</a></b>◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/26(月)07:38:49 ID:JzokBbFI</font></p> <dl><dd>紋章砲の謎を追う親父、色々あって海賊との戦いに参加するが紋章砲のせいで<br /> 魚人化、主人公を襲おうとしたので部下に殺される。<br /> 海賊の罰の紋章が発動し、主人公大怪我。復帰したのは3年後。<br /> この間に4の物語は終わってる。<br /><br /> 父の意思を継いで紋章砲の謎を追う主人公。<br /> 4のラスボス(異世界から召喚された巨大樹)が紋章砲の材料だった。<br /> すでに紋章砲の製作者は暴徒に殺されていたが、巨大樹の枝が残っていた<br /> 紋章砲を買い集めているという商人イスカスに枝を渡してしまう主人公<br /><br /> クールーク皇国の動きがきな臭くなってきた。群島諸島の協力で潜入<br /><br /></dd> <dt><a>536</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">ラプソディア</a></b>◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/30(金)19:01:32 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd>これは紋章兵器として使われたある「生き物」についての記録である。<br /><br /> 始まりは群島諸国とクールーク皇国が争う七年ほど前。<br /> 父ウォルターとその部下アンダルクとセネカ、<br /> 使い魔のヨーンと共に紋章砲の謎を追う主人公の少年キリル。<br /> その旅の途中、ラズリルの少年達などとの出会いを経てそれから4年後、<br /> キリルは海賊王エドガーとその部下ブランド等の助けを借り紋章砲に近づくも、<br /> その時ウォルターは紋章砲により魚人に変えられ、キリルを庇ったアンダルクの手によって命を落としてしまう。<br /> キリル達の追っている紋章砲は人を魚人に変えるという恐るべき力を秘めていたのだ。<br /> また、この時発動した罰の紋章によりエドガーも命を落とし、その紋章は生き残ったブランドへと移る。<br /> 罰の紋章を宿したブランドは親友を守れなかったことを悔い、<br /> 同じく紋章の力によって帰る場所を失った部下のペックと共に<br /> 仲間たちの元へは帰らず、罰を背負って孤独に生きる事を選ぶ。<br /> 「必ずお前の元へ帰ってくる」と恋人のキカに約束したエドガー。<br /> 彼の約束は果たされる。ブランドもエドガーも生きては帰って来なかった。<br /> それでも彼の愛した海は彼の想いをキカに届けた。<br /> 流れ着いたエドガーの棺に縋り、愛しげに彼の名を呼ぶキカ。<br /> 「エドガー…帰ってきてくれたんだよね…。もうどこにも行っちゃ嫌だよ…」<br /> キカは何度も名前を呼び続ける。静かな慟哭。気丈な彼女の頬を涙が伝う。<br /> 彼は死ぬまで彼女の愛した誇り高き海賊王であった。<br /><br /> 罰の紋章の発動、そして目の前で父が魚人へと変えられ、命を落とす様を見ていることしか<br /> できなかったキリルは心にも体にも大きな傷を負った。<br /> キリルが受けた心と肉体の傷が癒えるのには3年の月日を要した。<br /> その間に群島とクールークの争いは終結し、<br /> その戦いでラズリルで出会った少年が罰の紋章を継承し、戦いを終わらせた英雄となったのはまた別の話。<br /> 青年となったキリルは父の残した言葉通りアンダルクやセネカ、<br /> ヨーンを連れ紋章砲を追う為またその手に武器を持つ。<br /> イスカスと名乗る商人の情報からミドルポートの地下間道の先でパブロという青年と出会い紋章砲の謎を知る。<br /> 紋章砲の材料は既に人の手により殺されたある一人の魔術師の手により異世界より召喚された巨大樹だった。<br /> しかしその巨大樹は先の争いで消滅し、弾はもう作られないという。<br /><br /><a name="a537"></a></dd> <dt><a>537</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">ラプソディア</a></b>◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/30(金)19:04:00 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd>イスカスに情報を渡し、さらにその奥へと進むとそこでキリル達は父を魚人へと<br /> 変えたあの紋章砲と同じ生き物に遭遇する。父を失ったトラウマにより恐怖に<br /> 慄き成す術のないキリルはただその場から逃げるように去ることしかできなかった。<br /> その後イスカスとその「生き物」は姿を消す。あの忌まわしい生き物を「邪眼」と呼び、<br /> キリル達はその後運命に導かれるかのように海賊キカと再会し、クールークが紋章砲を集めていることを知る。<br /> 再び海賊と手を組み、クールークの動きを気にする群島のリーダーとなったオベル王や<br /> 英雄となったラズリルの少年たちの助けを借り、キリル達はクールークへと侵入する。<br /><br /> クールークで謎の少女コルセリアと出会うキリル達。<br /> そして彼らがクールークで見たものは復旧しつつある要塞と魚人達であった。<br /> クールークが再び力を取り戻し、群島への侵攻の準備を整えていること、<br /> そして邪眼を手にしていることを確信したキリルたちはもう二度とあの悲しい<br /> 事件を繰り返さない為邪眼と紋章砲を破壊する事を決意する。<br /> クールークで邪眼を追うキリル達の前にイスカスが立ちはだかる。<br /> 彼はただの商人ではなく邪眼を悪用するクールークの人間だった。<br /> イスカスはコルセリアの母を懐柔し、娘のコルセリアも狙うが、彼女はキリル達に保護される。<br /> キリル達は魚人となってしまった人を元の人間に戻す方法を探す為大魔術師シメオンの元を訪れる。<br /> クールークの手からシメオンを守るも、そのシメオンであっても魚人を人に戻せるかは分からないと言う。<br /> その方法を考えるべく戦列に加わるシメオン。そして明かされるコルセリアの素性。<br /> クールーク皇国皇女であるコルセリアはクールークの民の苦しい生活の現状や悲惨な現実を<br /> その目で見ることで考えが変わっていく。<br /> また、旅の途中父の知り合いであったハインズとその部下クープが仲間に加わる。<br /> ハインズの口より明かされる事実。キリルは己の故郷が赤月帝国であり、父が追放されたことを知る。<br /> 父は国に帰る為にあんなにも執拗に紋章砲を追っていたのか?<br /> けれどその時はまだ父のしていた事の全てを知ったわけではなかった。<br /> そして父の使い魔であるはずのヨーンが契約者である父が死んだ今も何故生きているかという事も。<br /> 紋章砲を追う内にクールークが赤月帝国との国境争いに紋章兵器を使うことを知ったキリルたちは<br /> それを止める。しかし知らない間にイスカスの陰謀によりキリル達は皇女誘拐犯にして<br /> 皇王殺害の指名手配犯とされてしまう。<br /> キリル達の前に立ちはだかるのはコルセリアの父、次期皇王であるマルティンであった。<br /> 娘を誘拐し、己の治める国を乱す者としてキリル達に刃を向けるマルティン。<br /><br /><a name="a538"></a></dd> <dt><a>538</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">ラプソディア</a></b>◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/30(金)19:05:51 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd>マルティンは戦いに敗れキリル達の力を認めると、キリルにコルセリアを預けていい者か<br /> どうか見極める為に一騎討ちを挑む。一騎討ちに敗れたマルティンはキリルにコルセリアを預け、<br /> 単身イスカスの元へと向かう。しかしそれは罠であった。罠にはめられた<br /> マルティンはイスカスの手によりキリルの父ウォルターと同じように魚人へと変えられてしまう。<br /><br /> マルティンを追って皇都グラスカまでやってきたキリル達であったが悲劇は繰り返される。<br /> 突如コルセリアに襲い掛かる魚人。キリルはコルセリアを庇い刃を向ける。<br /> キリルの一太刀に倒れされた魚人の服はマルティンの物であった。<br /> それは幼いキリルの心に大きな傷を与えたあの光景と同じ。<br /> キリルは自分の父を失くした方法と同じ方法でコルセリアの父の命を奪ってしまう。<br /> 泣き崩れるコルセリア。己の傷を再び抉り、自分を責めることしかできないキリルの前に<br /> ヨーンが進み出る。ヨーンは死者の想いを伝える不思議な能力を持っていた。<br /> ヨーンの力によってコルセリアに伝えられるマルティンの意志。<br /> そこに父の優しさと威厳、愛情を感じたコルセリアは父の死と向き合い<br /> 再び戦いの中に身を投じる事を決意する。そんなコルセリアを前にキリルもまた己の心の傷に<br /> 立ち向かい、再び歩き出す。<br /> そして全ての元凶であるイスカスを追うキリルたちは王宮で再び衝撃的な光景を目にする。<br /> それはイスカスにより魚人とされたコルセリアの祖父、皇王ユリウスの姿であった。<br /> コルセリアの目の前で力尽きる皇王。コルセリアの慟哭が王宮に響く。<br /> それを嘲笑うかのように紋章砲で次々とクールーク兵を魚人へと変えるイスカス。<br /> 他人の命を弄ぶイスカスと非情な紋章砲に激怒したキリルはイスカスとの最後の戦いを決意する。<br /> そして、共に旅していたハインズの裏切りによって知らされる父の真実。<br /> 誇りに思っていた父は赤月帝国の間者であった。父が追放されたのはとある魔物を庇ったせいであった。<br /> 動揺するヨーンを聡し、真実を告げられなかったことを詫びるアンダルクを許した<br /> キリルは彼に何となく知っていたと告げる。彼らの今まで積み重ねてきた絆は簡単に揺らぐものではなかった。<br /> そうして紋章砲の絶大な力に魅入られたハインズもまた絶命する。<br /> 嘗ての仲間であったハインズの裏切りと喪失。それすらも乗り越えてキリルは決戦の場へと赴く。<br /><br /> 決戦の地研究所でイスカスはコルセリアの母ミランダと邪眼と共に待ち構えていた。<br /> イスカスの目的はユリウスとマルティンを排除し、コルセリアの摂政として国を動かすことであった。<br /> その為に国のことばかり考え、家庭を顧みない夫からの愛に飢えていたミランダの女としての弱さを利用した。<br /><br /><a name="a539"></a></dd> <dt><a>539</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">ラプソディア</a></b>◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/30(金)19:08:27 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd>イスカスはクールークの皇族の血を引いていなければ執政権を得られないこの国のやり方に疑問を覚えていた。<br /> 例え身分の低い者であっても強い志を持ち、日々努力をすれば国を動かせる。<br /> そんな新しい国を作る為に力を――紋章砲を――求めた。<br /> この国自体を変えなければならないとクーデターを引き起こしたのだ。<br /> そして、今この国には群島にも赤月にも負けない強い力が必要なのだと。<br /> それでもキリル達は納得できなかった。<br /> 紋章砲がもたらしたものは悲しみだけであった。<br /> ウォルターの無念、キリルの悲しみ、アンダルクの後悔、コルセリアの慟哭。<br /> 紋章砲に狂わされたハインズ、力を求めて道を誤ったイスカス。<br /> 争いを起こし、人を傷つけるしかない兵器を野放しにしておくことなどできなかった。<br /> お互いに相容れない想いを持った二人はぶつかり合う。<br /> そうして、キリルの刃がイスカスを退ける。<br /> 傷負いながらもミランダに縋ろうとするイスカス。<br /> そんなイスカスをミランダの凶刃が襲う。<br /> ミランダは後悔していた。弱い心に負けてしまった自分に対して。<br /> 自分の裏切りにより夫を失い、命懸けで闘う娘の姿にミランダは自分の弱さを恥じ、<br /> せめてもの罪滅ぼしとして元凶であるイスカスを己の命をかけて止めようとした。<br /> ミランダの裏切りに激怒したイスカスは紋章でミランダを吹き飛ばす。<br /> 響くのはコルセリアの悲鳴。ミランダはコルセリアに謝り、その息を引き取った。<br /> 女として生きてきた彼女は最期に母としてコルセリアに言葉を残し、死んだのだ。<br /> ミランダの凶刃により致命傷を負わされたイスカスに狂気が走る。<br /> イスカスは最期の力を振り絞ると邪眼の力を解放し、自らの体を魚人へと変えた。<br /><br /> それは魚人というより一つの執念が呼び出した異形と言えるだろう。<br /> 自ら人であることを捨てたイスカスは理性をも捨てキリルたちに襲い掛かる。<br /> 彼はもう人ではない。ただ、力を求め狂った哀れな生き物の成れの果てであった。<br /> そんなイスカスにキリルたちは最後の決戦を挑む。<br /> 長い戦いの末、紋章砲を追い続けた人々の戦いが幕を閉じる。<br /> 今度こそ本当に力尽きるイスカス。彼は最期に言う。<br /> 「私の死を忘れるな。この国を最も愛した私という男がいたことを…」<br /> 果たして彼が狂気に走ったのは紋章砲だけが原因だったのだろうか。<br /> 彼を狂わせたのはこの国のあり方、そして人のあり方ではなかったのかと。<br /><br /><a name="a540"></a></dd> <dt><a>540</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">ラプソディア</a></b>◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/30(金)19:10:03 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd>正しいと思われている既存の概念を受け入れ、疑問を抱かずにいるのが正しいのかと。<br /> もしかしたら彼の歩んだ道は誰もが皆一度は考えた道ではなかったのか。<br /> イスカスの言葉はキリルに、そしてコルセリアの心に重く響いて残った。<br /> イスカスを倒すと制御を失った邪眼の力が暴走し、研究所を揺らす。<br /> 不意に、何かに呼ばれるように邪眼が作り出したドームの中へと走るヨーン。<br /> 追いかけようとするキリルを仲間たちが止める。<br /> 人を魚人へと変えてしまう邪眼に近づき、キリルが無事に帰ってこれる保障はどこにもなかった。<br /> それでもキリルはヨーンを追う。仲間たち、いや家族ともいえる存在に必ず帰ることを誓って。<br /> キリルにとってはヨーンもまた家族のような存在であった。見捨てることなどできなかった。<br /><br /> ヨーンを追い、ドームの中に入ったキリルは他の人間と違い魚人にはならなかった。<br /> そうして、待ち構えていた邪眼と本当の決着をつける。<br /> キリルの刃の前に消えいく邪眼。キリルの長い戦いは、こうして本当に終わりを迎えた。<br /> 邪眼も紋章兵器も全てキリルの手によってこの世から消されたのだから。<br /> 邪眼を倒した末キリルを迎えてくれたのはなんと父ウォルターの魂とヨーンであった。<br /> 邪眼のドームの中は巨大樹や邪眼の住む地であり、ヨーンの故郷である異世界であった。<br /> ヨーンは巨大樹の召喚と共にこちらの世界に迷い込んでしまった異世界の民。<br /> ウォルターはヨーンを元の世界に帰す為同じ異世界の生き物である紋章砲を追っていたのだ。<br /> 魂となった父と束の間の再会をするキリルに母がヨーンであることを告げられた。<br /> キリルの体には異世界の血が混じっている。キリルは人ではないものであった。<br /> だから邪眼に近づいてもキリルは魚人にはならなかったのだ。<br /> 父と母に共にこちら側で暮らそうと誘われるキリル。けれど彼はそれを断る。<br /> 元の世界には自分を待ってくれる人がいるから。自分の生きる場所はそこだと告げる。<br /> ずっと側で自分を支えてくれた彼らは父と母と同様キリルにとって家族のような存在であった。<br /> たとえ自分が人ではないものだと知っても、彼らと共に生きたいというキリルの想いは変わらなかった。<br /> キリルは父と母に別れを告げる。永遠の別れを。<br /> そうして彼は帰る。もう二度と会う事のない父と母と別れ、愛しい家族の元へ。<br /><br /> 研究所はドームの暴走により崩壊していた。<br /> 懸命にキリルを探し続ける仲間たち。<br /> 崩壊したクールークを案ずる者、自分の新しい道を決める者、<br /> 様々な想いの皆の囲む中でキリルは帰ってくる。<br /><br /><a name="a541"></a></dd> <dt><a>541</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">ラプソディア</a></b>◆l1l6Ur354A</font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/30(金)19:12:01 ID:LXn6GB8M</font></dt> <dd>「ただいま」そう言って笑った彼にコルセリアは抱きつき、涙する。<br /><br /> こうして物語は終わりを迎える。<br /> その後、残されたコルセリアは国を瓦解させ、キリルたちは赤月帝国へと戻り、<br /> 皆それぞれの帰る場所へと帰っていく。<br /> キリル達は暫く静かな生活を送るがキリルは時折どこか遠くを見ているようであった。<br /> 月日は巡り、年は流れる。<br /> しかし老いていく皆とは違いキリルだけはいつまでも若い青年のままの姿であった。<br /> その意味だけは彼だけが知っていた。<br /> そうして、キリルはいつしか姿を消す。<br /> 彼を探しに出たコルセリアから何度か手紙が届いたがまだ彼は見つかっていないらしい。<br /> 今の世界では紋章兵器は姿を消し、その戦いに命をかけた青年もいない。<br /> それでもこれは、御伽話ではなく、実際にあった話なのだ。<br /> たとえこの事実を知る人間が少なくなったとしても、その「生き物」が存在したこと、<br /> そうして「彼」がいたことを私は何度も、何度でも思い出し、この記録を読み返すのだ。<br /><br /> ――アンダルク・ベルグマン<br /><br /> 終わり<br /><br /> 補足<br /> 2周目以降EDが変わるとの噂がありますが自分では確かめてないので分かりません。<br /> とりあえず1周目で見たEDのみです。一部見てないイベントは割愛。補完キボンヌ。<br /> 2周目だと語り部が爺さんになってるので年取ってまたもう一度読み返してる感じなのかなと。</dd> </dl>

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