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「ゴーレムのまいご」(2013/07/02 (火) 18:24:39) の最新版変更点
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<p><strong>ゴーレムのまいご</strong></p>
<p><strong>part65-401~407</strong></p>
<hr /><p> </p>
<p>401 ：ゴーレムのまいご：2013/06/07(金) 17:36:35.62 ID:y2/znYQq0<br />
●ゴーレムのまいご<br />
２０００年の２月２４日発売、ドリームキャスト。アクションパズル。見下ろし型のパズルゲーム。<br />
ゴーレムを操って壁を押したり、回転ドアの様に動かしたり移動させて道を作る。<br />
王様はただひたすら前に歩く。壁にぶつかると左に曲がる。それが無理なら右に曲がる。王様を押すのも可能。<br />
壁を押して道を作り、ゴールへの道順を生みだす。<br />
また壁同士をつなげて、それぞれのステージの繋げた壁のノルマを達成する。また落とし穴や、邪魔してくる敵も存在する。<br />
ステージの内容とイベントの時系列がずれている、例えばステージ１～３６は王さまがゴーレムと会って森の中を帰る途中のステージ。<br />
ゴーレムの見た目はダンボールで組み合わせたような四角い人型。王さまは王冠・ひげもじゃ・赤い上着と王様。</p>
<p><br />
ＯＰ。<br />
ゴーレムとは、まほうの力によって生命を与えられた土や岩のかたまり。<br />
主人である、まほうつかいの命令をいちどだけきくという。<br />
へいわな２つのくに、ピピリアとマバールがあった。<br />
この２つのくにはかつて、まほうせんそうをしていた。<br />
ピピリアは、くにのほとんどがそうげんで、北のはずれにもりがあり、<br />
もりにはピピリアのくににへいわをもたらした、まほうつかいが住んでいた。</p>
<p>マバールはピピリアの南にあり、２つのくにのあいだには大きなみずうみがあって、<br />
みずうみにうかぶしまには、まほうせんそうのときに、マバールのまほうつかいがつかったたかいとうが、そびえたっていた。</p>
<p>さいきんピピリアに、まものがあらわれるようになり、ピピリアの人たちは、不安な日々をすごしていた。</p>
<p><br />
402 ：ゴーレムのまいご：2013/06/07(金) 17:37:18.11 ID:y2/znYQq0<br />
ピピリア城。<br />
（赤い夕陽が照る夕方頃、城の外に一人の羊頭の男と、その前にゴーレムが向かい合っている。）<br />
しつじ「王さまをつれて、ピピリアにかえってきてほしい。」<br />
ゴーレムには王さまが、どこにいるのかわかっていた。<br />
考えるからではない、まほうの力がゴーレムをみちびくのだ。<br />
（ゴーレムはしつじに背を向けて、道を歩く）<br />
王さまはもりにいた。<br />
王さまはどうして、城をとびだしたのだろうか。</p>
<p>ステージ１～５</p>
<p> ある朝のピピリア城。<br />
しつじのへや。<br />
兵士「たいへんです。王さまがいません。」<br />
しつじ「そんな……、こんなたいへんなときに。ピピリアにはさいきん、まものがあらわれている。」<br />
しつじ「ぼうけん好きの王さま、こんどはどこに行ったのだろう。」</p>
<p>ステージ６～１３</p>
<p> 王さまがいなくなった前の日。<br />
王さまはしつじたちをあつめて、はなしあいをしていた。<br />
兵士「街はこんらんしています。」<br />
王さま「わかっておる。しかし、どうすればよいのだ。」<br />
しつじ「むかし、まほう戦争のときに、もりのまほうつかいがゴーレムをあやつり、ピピリアを救ったといいます。」<br />
しつじ「ゴーレムなら、国を守れるかもしれません。」<br />
王さま「もりのまほうつかいか…。」<br />
そして、そのよる、王さまは、こっそりまほうつかいに会いに行った。</p>
<p>ステージ１４～２０</p>
<p> かつてピピリアとマバールは、まほう戦争をしていた。<br />
戦争がおわり多くのぎせい者と、カベがピピリアにのこされた。<br />
ピピリアは、マバールからのしんりゃくを防ぐために、カベをつくり。<br />
マバールは、ゴーレムを使って、そのカベをこわしていった。</p>
<p>ステージ２１～２４</p>
<p>兵士「もりのまほうつかいが、お会いしたいときております。」<br />
しつじ「わかった。すぐ行く。」<br />
（王間にしつじとまほうつかいが、向かい合った）<br />
しつじ「なにごとですか。」<br />
まほうつかい「まおうがあらわれ、マバールの王が殺されたようです。」<br />
まほうつかい「ピピリアにあらわれている、まものたちはやつの手下でしょう。」<br />
まほうつかい「まおうは、ねむっているすべてのゴーレムを復活させ、ピピリアをほろぼそうとしています。」<br />
しつじ「それはたいへんです。はやく王さまをみつけないと」<br />
しつじ「まほう戦争のときに使った、ゴーレムを作ることはできませんか。」<br />
まほうつかい「あと１体ならなんとか…。」</p>
<p><br />
403 ：ゴーレムのまいご：2013/06/07(金) 17:38:44.71 ID:y2/znYQq0<br />
ステージ２５～２８</p>
<p>まほうつかい「この水晶はさいごの１つです。これでゴーレムが作れるはずです。」<br />
（岩の塊が、人型になって立っている）<br />
まほうつかい「あとはしつじどの。ご命令を…。」<br />
（そして、最初の場面の城の外）<br />
しつじ「王さまをつれて、ピピリアにかえってきてほしい。」</p>
<p>ステージ２９～３２</p>
<p> 王さまはもりのまほうつかいの家にたどりついた。<br />
王さま「ここがまほうつかいの家か。」<br />
（家の扉の前に居る王さま、後ろから誰かが声をかけてくる）<br />
予言者「王さまが、ここにくることはわかっていました。」<br />
予言者「まほうつかいはすでに城にいます。今、ピピリアはたいへんなことになっています。」<br />
予言者「おそろしいまほうが、よみがえりつつあります。」<br />
王さま「どうすればいいのだ。」<br />
予言者「へいわをとりもどすには、まほうが封印されているつえを、こわさなければいけません。」<br />
予言者「そのつえは、強力なまりょくでないとこわせないのです。」<br />
予言者「つえをさがし、こわさなければ…。」<br />
王さまはピピリアに戻ることにした。</p>
<p>ステージ３３～３６</p>
<p>王さま「でたな、岩のばけものめ。ん？ ちがうのか。ひょっとして、おまえがゴーレムか。」<br />
ゴーレムは何もいわない。<br />
王さま「ゴーレムなんだな。」<br />
ゴーレムは向きをかえてうごきだした。<br />
王さま「わしをむかえにきたというわけか。」</p>
<p>ステージ３７～３９</p>
<p>王さま「おなかがすいたなあ。おっ、あんなところにりんごの木が。」<br />
王さまはジャンプした。<br />
王さま「んー、だめか。ゴーレム、あのりんごをとってくれ。」<br />
（ゴーレムは手を伸ばして、気に生えたりんごを掴み、王さまに渡した）<br />
王さま「ゴーレム、おまえもたべるか。」<br />
ゴーレムは何もいわない。<br />
王さま「そうか…。」</p>
<p>ステージ４０～４２</p>
<p> このゴーレムにとって、命令をうけるのは２度目のことだった。<br />
まほう戦争のおわりに、マバールのまほうつかいによって命令をうけていた。<br />
「ピピリア中のカベをはかいせよ。」と。<br />
しかし戦争がおわり、ゴーレムたちはもとの岩となり、ながいねむりについた。このゴーレムもその岩のひとつだった。<br />
かつてゴーレムだった岩は、まおうがあらわれたことで、まおうのまりょくに反応し、じょじょに赤くなっていった。</p>
<p><br />
404 ：ゴーレムのまいご：2013/06/07(金) 17:39:48.69 ID:y2/znYQq0<br />
ステージ４３～４５</p>
<p>王さま「何のおとだ。ん？」<br />
王さまは、ゴーレムのようすがおかしいことにきづいた。<br />
（マバールのまほうつかいの記憶） <br />
「ピピリア中のカベをはかいせよ。」<br />
（しつじとの記憶）<br />
「王さまをつれて、ピピリアにかえってきてほしい。」</p>
<p> とおくのかねのおとは、ゴーレムにむかしの命令をよみがえらせる。<br />
ゴーレムは、まりょくをわずかにかんじる赤いカベに近づく。<br />
ゴーレムがふれると、赤いカベはたちまちきえてなくなってしまう。<br />
まりょくとまりょくがぶつかりあうからだ。<br />
赤いカベはかつての仲間たちだった。<br />
ゴーレムはそれを知らない。</p>
<p>ステージ４６～４８</p>
<p> 王さまが街にもどると、すでに街はなかった。<br />
王さま「なんだ？ ピピリアの街がういているぞ。」<br />
（空中に浮く大地と、その上に立つ城と街が見える）<br />
王さまがもりにいるころ、ピピリアにまものがつぎつぎとおしよせていた。<br />
まほうつかいは街ごと空にうかべた。<br />
まほうの力はいつまでもつかわからない。地上でまっているのは、おそろしいまものたちだ。<br />
（誰かが空から飛んできた）<br />
まほうつかいとしつじがおりてきた。<br />
しつじ「王さま、よくごぶじで…。」</p>
<p>ステージ４９～５２</p>
<p>しつじ「王さま、よくごぶじで…。」<br />
まほうつかい「まおうが、パストラバースの封印をとこうとしています。」<br />
まほうつかい「パストラバースは、岩に命を与える古代のまほうです。やがてすさまじい力をもつゴーレムが、国をほろぼすでしょう。」<br />
王さま「予言者がいっていたまほうは、パストラバースのことだったのか。」<br />
王さまはもりで予言者にであったことを話した。<br />
王さま「きっとまおうがもっているつえに、パストラバースは封印されているぞ。」<br />
まほうつかい「そういうことでしたか。」<br />
王さま「まおうのもっているつえを、こわさなければ…。」</p>
<p>ステージ５３～５６</p>
<p>王さま「それで封印はとかれたのか。」<br />
しつじ「いや、まだです。」<br />
まほうつかい「封印をとくには、１０１回のぎしきを行わなければいけません。」<br />
まほうつかい「マバールの塔でぎしきは行われています。時々、そこからかねの音がきこえます。」<br />
まほうつかい「１回のぎしきがおわるたびに、ならされていものです。」<br />
王さま「そうだったのか…。」</p>
<p><br />
405 ：ゴーレムのまいご：2013/06/07(金) 17:41:51.77 ID:y2/znYQq0<br />
ステージ５７～６１</p>
<p>まほうつかい「早くゴーレムの復活を、とめなければ大変なことになります。」<br />
まほうつかい「パストラバースのつえをこわせば、ゴーレムは２度と、復活することはないでしょう。」<br />
王さま「こいつはどうなるんだ。」<br />
まほうつかい「きっととまってしまうでしょう。」<br />
王さま「そうか…。」<br />
（王さまは俯き、次にゴーレムを見上げる。そしてもう一度、まほうつかいとしつじを見た。）<br />
王さま「よし、マバールの塔にいくぞ。」</p>
<p>ステージ６２～６４</p>
<p> おひめさまがピピリアの城からおりてきた。<br />
おひめさま「王さま、お城にもどってください。」<br />
王さま「へいわをとりもどすには、まおうのつえをこわさなければ。」<br />
しつじ「１人でいくには、あまりにきけんです。」<br />
王さま「ゴーレムがいる。」<br />
まほうつかい「このゴーレムには、まりょくとはちがう何かをかんじます。つれていくのはきけんではないでしょうか。」<br />
王さま「こいつは何度もわしを救ってくれた。大丈夫だ。わしに行かせてくれ。」<br />
しつじ「…わかりました。」<br />
しつじ「湖のほとりにあるちかどうをとおると、たどりつけます。」<br />
おひめさま「きをつけてください。これは司さいさまからもらったお守りです。ゴーレムさんも、どうかごぶじで…。」<br />
（おひめさまが王さまにお守りを手渡し、つぎにゴーレムの手を握った）<br />
パストラバースのつえをこわすため、王さまとゴーレムはマバールへ向かった。</p>
<p>ステージ６５～７２</p>
<p>（大きな湖の向こうに孤島があり、そこに巨大な塔が立っている）<br />
王さまたちは湖のほとりまでやってきた。<br />
王さま「おかしいな。このへんにちかどうがあるはずなのに…。」<br />
（王さまは、大きな岩がいくつもある水辺の辺りを探すが、見つからない）<br />
王さま「およぐか。」<br />
王さま「およげないのに、どうしよう…。」</p>
<p>ステージ７３～８０</p>
<p>（岩の後ろに隠れた階段を見つける）<br />
王さま「あった。ここだここだ。」<br />
まっくらなちかどうを王さまたちはすすみだした。</p>
<p><br />
406 ：ゴーレムのまいご：2013/06/07(金) 17:47:54.27 ID:y2/znYQq0<br />
ステージ８１～８６</p>
<p> 湖の下のちかどうを、王さまとゴーレムがあるいていた。<br />
（一本道の洞窟に、人型の大きな怪物が現れる）<br />
王さま「まずい、トロールだ。」<br />
王さま「ゴーレムよ、たのんだぞ。」<br />
（王さまは後ろに下がり、ゴーレムとトロールが対峙する）<br />
マバールのかねがなった。<br />
王さま「こんなときにかねが…。」<br />
ゴーレムのうごきがとまる。<br />
（ゴーレムの頭の中にマバールのまほうつかいが思い出される、さらにしつじのことも思い出す）<br />
しかしゴーレムはトロールに向かっていく。<br />
まりょくとまりょくがぶつかりあう。<br />
（ぶつかった所が光り輝き、次に画面が真っ暗になる。トロールがいなくなっている）<br />
静けさが戻る。<br />
王さま「よくやったぞ。」<br />
２人はふたたび、マバールの塔に向かってあるきだした。</p>
<p>ステージ８７～９２</p>
<p> マバールのまおうがいる塔にたどりついた。<br />
（階段で塔の近くに出た。なぜか塔の前におひめさまが立っている）<br />
王さま「おお、ひめ。こんなところでなにをしている。」<br />
おひめさまは答えない。<br />
突然、ゴーレムがおひめさまにおそいかかった。<br />
王さま「やめろ！ ゴーレム！！」<br />
（おひめさまは倒れる）<br />
たおれているおひめさまにかけよった。そのかおは、みにくいまもののかおだった。<br />
王さま「守ってくれたのか。」<br />
（ゴーレムは塔の入り口を見ている）<br />
王さま「ありがとう。」<br />
（ゴーレムは塔の入り口を見ている）<br />
王さま「わかった。いこう。」<br />
２人はまおうのいる最上階を目指した。</p>
<p><br />
407 ：ゴーレムのまいご：2013/06/07(金) 19:08:17.48 ID:y2/znYQq0<br />
ステージ９３～１００</p>
<p> １００回目のかねがなった。<br />
王さまとゴーレムははしりだした。<br />
（らせん階段を上り、そして大きな扉を開いた）<br />
まおうはたおれている。<br />
（大きな灰色のドラゴンの上に、青いマントの剣士が立っていた）<br />
まおうは１人の勇者によって、たおされたあとだった。<br />
王さま「もしやあなたは、伝説の…。」<br />
勇者「いえ、ただの戦士です。」<br />
勇者「私にはこのつえを、こわすことができません。」<br />
（杖を握ったままのドラゴン。王さまは、予言者や魔法使いの言葉を思い出す）<br />
予言者「そのつえは、強力なまりょくでないとこわせないのです。」<br />
まほうつかい「パストラバースのつえをこわせば、ゴーレムは２度と、復活することはないでしょう。」<br />
（王さまはゴーレムと出会った事、リンゴを貰った事、お姫様との事、ここまで来た道の事を思い浮かべる）<br />
突然、ゴーレムがうごきだした。<br />
つえはまりょくのかたまり。<br />
（王さまはゴーレムの背に手を伸ばす）<br />
ゴーレムはつえをもちあげた。<br />
（暗転）<br />
<br />
へいわはもどるだろう。<br />
しかし、ゴーレムはもういない。<br />
ついに心はまいごのまま。</p>
<p><br />
スタッフロール。ひらがなのスタッフの名前や役職。<br />
その間の映像は王さまの帰り道。王さまは一人、塔を下り、地下水道を通る。<br />
城や街は大地に戻っている。城への道の途中、執事が王さまを出迎えた。<br />
城門をくぐる、王さまは振り返る。<br />
お城の最上階で、お姫様が空を見上げている。</p>
<p> おしまい。</p>
