シャイニング・ハーツ

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<p><strong>シャイニング・ハーツ<br /></strong>&gt;&gt;66-17~25</p> <hr /><p><br /> 17 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:48:11.96 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> シャイニング・ハーツ書きます</p> <p>・ストーリー前半<br /> 海に浮かぶ孤島「ウィンダリア島」に、ある日一人の青年リックが漂着します<br /> リックはとある少女(パートナー)に介抱されますが、目を覚ました彼は過去の記憶を失っていました<br /> ただ、彼は初対面のパートナーの名前だけはなぜか知っていたのでした<br /> (パートナーはアミル、ネリス、エアリィのいずれかを選択します。選ばなかったキャラは登場しません。まあ台詞は全員同じなんですが)<br /> とりあえず、身寄りの無いリックはパートナーの住む難破船に居候することになります<br /> しかもパートナーは働き口まで探してくれます。なんか手際いいな~と思ったら、この島では記憶喪失の人間が漂着するのは「よくある事」なんだそうです<br /> そんなこんなで、リックはパートナーの勤める「マデラのパン屋」で働くことになりました<br /> 魔女マデラが経営するマデラのパン屋は、人間が嬉しかったり悲しかったりした時に出す「ココロ」というエネルギーでパンを作る魔法のパン屋でした<br /> リックは島民に美味しいパンを届けてココロを分けてもらい、集めたココロでまた美味しいパンを作って絆を深めていきます</p> <p>島の生活にも慣れてきたリックは、ある日嵐の後の浜辺で倒れている少女を見つけます<br /> 彼女が漂着してから、穏やかだったウィンダリア島に少しずつ異変が起こり始めるのでした</p> <p><br /><br /> 18 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:50:56.58 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> 漂着した少女は例によって記憶喪失だったのですが、症状は今までの人より深刻なようで、ほとんど廃人同様でした<br /> そんな少女を心配したリックとパートナーは自分たちの作った魔法のパンを差し入れに行きます<br /> すると、無気力だった少女に生気が戻ると同時に、少女のペンダントから大きな鍵が現れ、どこからか「鍵を泉に捧げなさい」という女性の声が聞こえてきました<br /> リックたちが鍵を泉に沈めると、その晩大きな嵐が島を襲います<br /> 夜が明けると、なんとリックたちの住む難破船が立派な船に早変わりしていました。そして水平線の向こうには昨日までは存在しなかったはずの新しい島が…</p> <p> 少女の名前は「…クヤ」らしいのですが、パートナーが「カグヤ」と聞き間違えてしまい、本人もはっきり思い出せていないので、カグヤと呼ぶことになりました<br /> カグヤは魔法のパンが大変気に入ったらしいので、彼女を元気にするためにリックとパートナーは毎日パンを届けることにしたのでした<br /> ココロのこもったパンを食べる毎にカグヤは快方に向かっていきます。意外と腹ペコヤンチャ少女だったことが判明したりします<br /> 感情の乏しかったカグヤが様々な感情を取り戻す度にペンダントから鍵が現れ、その鍵を泉に沈めると嵐が起こります<br /> そして次の日になるとまた世界に新しい変化が起きるのです<br /> もちろん、良い感情ばかり取り戻すわけではなく、中には怒りや悲しみを思い出すこともあります<br /> そして度々リックの前に現れるカグヤに似た女性「サクヤ」は、全てを取り戻す事が必ずしも幸福ではないという趣旨の発言を繰り返します<br /> リックとパートナーは悩みながらもカグヤの心を解放していきます。一方その頃、カグヤを狙う何者かがウィンダリア島に近づいていたのでした…</p> <p>これで実質ストーリーの7割ぐらい進みました<br /> 発売前に大プッシュされていたミストラル(ミスティ)とクイーンはまだ出ません…</p> <p><br /><br /> 19 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:53:25.52 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> 後半に進む前に、本編で全く明かされない超重要設定を書いておきます</p> <p>・3つの世界<br /> このシリーズではエルデ、エンディアス、ウィンダリアの3つの世界が存在します<br /> エルデは現代の地球、エンディアスは剣と魔法のファンタジー世界です。前作ティアーズとウィンドはエンディアスの話です<br /> エンディアスはEND-THE-EARTHなので未来の地球とかいう裏設定があるらしいですがこれはハーツにはたぶん関係ないと思います<br /> ウィンダリアは少々特殊で、異世界で死んだ者や絶望した者の魂が導かれる箱庭世界です<br /> 島民はほぼ全員が「記憶を失って漂着した異世界人」なので、純正ウィンダリア人はいないと思われます<br /> 云百年前の人間が王子を名乗ってたりするので時の流れがあるのかも怪しいところです<br /> リックは元の世界でパートナーと知り合いだったので名前を知っていたんですが、その辺りは後述</p> <p><br /><br /> 20 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:56:21.90 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> ・ストーリー後半<br /> ウィンダリア島に海賊団アークバッカニアがやってきます<br /> 船長のディランは豪快な男で、カタギには手を出さない良い海賊?らしいのですが、時を同じくしてリックとパートナーは「ペンダントを探す海賊」の噂を聞きます<br /> カグヤの持つペンダントがディランに狙われていると考えた二人は、自ら囮になって海賊を誘き出します<br /> ですが多勢に無勢でピンチになってしまい、駆けつけたディランに助けられます。どうやら誰かがディランに罪を着せようとしていたようです<br /> 本当の敵はどこにいるのだろうと二人が考えていると、今度は謎の海賊にカグヤが襲われます<br /> 彼らの正体はミストラル率いる海賊団セイレーンでした<br /> キャラグラ付きの幹部が何人か出てきますが、いかんせん出番が少ないので参謀ポジのバルダー卿だけ覚えていればいいと思います<br /> バルダー卿はリックとパートナーを人質にカグヤを連れていこうとしますが、謎の力に覚醒したカグヤに撃退されます<br /> しかし次の日、リックたちが目を離した隙にセイレーンがカグヤをさらってしまいました<br /> カグヤを助けるためディランに協力を求めに行くと、ディランの仇敵であるアイザックという男が現れ、なぜかセイレーンのアジトを教えてくれます<br /> セイレーンのアジトで幹部をボコりながらカグヤの元に行くと、首領であるミストラルが現れます<br /> 精霊使いである彼女は、カグヤのペンダントが強い精霊力を持つことを知り、我が物にしようと企んでいました<br /> 追い詰められたミストラルはペンダントの力を解放しようとしますが、ペンダントはウンともスンともいいません。ペンダントはカグヤ以外には使えないようです<br /> その時バルダー卿が現れ、リックたちもろともミストラルを攻撃しようとします<br /> なんと最初からバルダー卿は偽物にすり変わっていたのでした<br /> ポッと出のキャラが実は偽物だった!とか言われてもプレイヤー的には困りますが…</p> <p><br /><br /> 21 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:59:49.44 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> バルダー卿の正体はアイザック率いる海賊団ガイルバンカーの機械兵士でした<br /> アイザックはカグヤとペンダントを手に入れるためにリックたちとセイレーンを共倒れさせようとしていたのです<br /> 偽バルダー卿とアイザックに襲われて絶対絶命のリックたちでしたが、卑劣な手段にキレたカグヤによって撃退され、ペンダントから憎悪の感情である黒の鍵が現れます<br /> 憎しみの感情を取り戻したとはいえ、基本良い子なカグヤはミストラルを許し、リックたちとウィンダリア島に帰ります</p> <p>一方、正体を隠す必要がなくなったガイルバンカーは大船団を率いてウィンダリア島を包囲します<br /> こっちは帆船なのに向こうはネオアトランティス並みの近未来戦艦で乗員は自律機械兵士です<br /> なんとか撃退したリックたちですが、その頃カグヤは過去の記憶が戻り、これ以上島の人々に迷惑を掛けられないと思った彼女はクイーンという名の機械兵士に連れられてアイザックの元に向かいます<br /> リックとパートナーはカグヤを連れ戻しに向かいますが、カグヤに拒絶されます<br /> アイザックはカグヤの力を平和利用するとかなんとか言ってますがまあ明らかに嘘っぱちです<br /> それでも、カグヤが帰ることを拒んでいる以上どうすることもできず、二人は肩を落としながら帰っていきます<br /> 自分たちの言葉ではカグヤに届かない…と失意のままに島に戻ったリックたちですが、マデラや島の仲間たちに諭されて本来の役目を思い出します<br /> パン屋の役目はパンを焼く事。そして魔法のパンはココロを込めて作るもの。<br /> 基本に立ち返った二人は、カグヤのためにありったけの想いを込めたパンを作ります<br /> カグヤにパンを届けるためガイルバンカーを追うリック。今までの仲間も着いてきて、みんなでカグヤを迎えに行きます。この辺りのストーリーは修学旅行っぽくていい感じです。<br /> アイザックに借りを返すという名目でセイレーンも力を貸してくれます。彼らの援護を受けながらリックたちはガイルバンカーの旗艦に乗り込みます</p> <p><br /><br /> 22 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 20:04:07.26 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> 立ちはだかるクイーンを倒してリックとパートナーはカグヤと対面します<br /> ココロのこもったパンを食べて二人との絆を実感したカグヤはこちらに戻ってきます<br /> そしてここに来てようやくアイザックの目的が判明します<br /> アイザックはこの世界の海底に眠る「匣」とかいう古代の遺物をカグヤに起動させて世界を滅ぼすつもりらしいです<br /> クイーンなどの機械兵士も実は古代兵器で、プログラムを弄られてアイザックに従わされているとのこと<br /> 彼をこのまま放置すると危険なのでアイザックを倒しに行きます<br /> リックたちは加勢に来たサクヤと共に、匣の力を得てパワーアップしたアイザックと戦います<br /> キューブの形のキューブアイザック、そしてポリゴンを拡大しただけの巨大アイザックなどの手抜きボスを倒すと、アイザックはなぜか憑き物が落ちたように穏やかになって昇天します。<br /> これで一件落着と安堵するリックたちでしたが、別れの日はすぐそこまで近づいていたのでした…</p> <p> ウィンダリアに帰ってきたカグヤは、穏やかな日常を過ごしながら、これまでお世話になった(パン的な意味で)お礼に、マデラに手編みの靴下をプレゼントします<br /> その帰り道でペンダントから黄金の鍵(明言されてませんが愛の感情?)が現れ、カグヤはリックとパートナーに別れの時が来たことを告げます</p> <p>その夜、いつもの泉で待っていたのはカグヤとサクヤでした<br /> カグヤの本当の名前は「サクヤ」…つまり二人は同一人物だったのです<br /> カグヤ/サクヤは元の世界(エルデ、エンディアス)で重要な使命があったのですが、それに疲れ、ウィンダリアに逃げてきたのがカグヤだったらしいです<br /> リックたちとの交流でもう一度使命に向き合おうと決心したカグヤは、サクヤと共に元の世界に帰っていきます。<br /> 「最後の鍵はあなたの大切な人と一緒に沈めて」と言い残して…</p> <p>リックは今まで通りこの島で暮らし続けるのでしょうか。それとも大切な誰かと一歩踏み出すのでしょうか…</p> <p><br /><br /> 23 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 20:09:09.35 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> これでメインストーリーは終わりです<br /> 誰かと鍵を沈めるまでゲームは永遠に続きます<br /> 執筆者は「俺はカグヤが好きなんだよー!」と一人で鍵をぶちこんだら上からカグヤが落ちてきました。他のエンドはまだ見てません<br /> ここからはパーティメンバーの紹介と個別イベントです<br /> なんで後ろに書くのかというと、ほとんどの仲間は最後のカグヤ救出以外滅多にメインストーリーに絡まないからです</p> <p>・シャオメイ<br /> よろず屋店主の猫娘です。その正体は島を騒がせる怪盗ブラックテール<br /> 実はアークバッカニアの一員だとか元の世界ではサクヤのペットだとかよくわからない裏設定があるらしいです<br /> 個別イベント:怪盗稼業の手伝いをさせられます。といっても遺跡探索とか子供のぬいぐるみ奪還のような微笑ましいものばかり<br /> ・ローナ<br /> お城のメイドをしている狼の獣人です。なぜか刃物の達人<br /> 個別イベント:元の世界での記憶を失っていたローナですが、面識があるらしいハヤネという剣士や、里の頭領と出会うことで記憶を思い出していきます。<br /> ローナとハヤネは隠れ里の出身で「霊刀・雪姫」の継承候補でしたが、雪姫を狙うアイザックが里を滅ぼしてしまい、ローナだけが生き残ったようです<br /> アイザックを倒して仇を討った後、ローナはハヤネの姿を借りた雪姫の化身「裏雪姫」を倒して雪姫を継承します<br /> 裏雪姫がなぜハヤネの姿をしていたのかは不明です<br /> シャイニングブレイドでも雪姫は登場するみたいですが、性格外見記憶がまるで違うらしいです<br /> ・ディラン<br /> 海賊団アークバッカニアの船長。ウィンドの獣人王ロウエンと同一人物という設定らしいですが本編で気づいた人は天才だと思います。画像検索すれば意味がわかります<br /> 裏設定ではタイムマシンで過去未来を行き来しながらアイザックと戦っているらしいです。タイムマシン…?<br /> 個別イベント:〇〇海賊団が暴れてるからとっちめに行こうぜ!→倒す→やるじゃねえか!<br /> これだけです。本当にこれだけです</p> <p><br /><br /> 24 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 20:12:59.86 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> ・メルティ<br /> 吸血鬼の魔女っ子です。アイス研究が趣味<br /> 元の世界で友達がいなかったのでウィンダリアに引きこもっています。使い魔のソルベエを連れています<br /> 実は魔王の娘でソルベエの正体は父親だそうですが、本編に全く反映されていないので…<br /> 個別イベント:アイスの材料探しを口実にメルティの引きこもり解消+婿探しにソルベエが奮闘します。最後に婚約指輪まで渡されます<br /> ・アルヴィン<br /> 気難しいエルフの青年です。ティアーズに登場するエルウィンの兄です。ハーツにはエルウィンも登場しますが、彼女も何かに絶望してしまったんでしょうか…<br /> 彼はこの世界の精霊を守護する役目を負っているらしいので、ウィンダリアの真相は知っているようです<br /> 個別イベント:アルヴィンと一緒に各地を巡って傷ついた精霊を助けます<br /> ・ラグナス<br /> ウィンダリアの王子です。ゲームだけだとホモっぽいただの王子なんですが、ウィンダリアの真相を知ってから彼の発言を聞くと、彼がこの世界の守護者的存在であることに気付きます<br /> 何百年王子様名乗ってるんでしょうか…<br /> 個別イベント:幽霊船の夢を見たラグナスはこれを何かの啓示だと考え、ウィンダリア近海で幽霊船を探します<br /> 幽霊船の船長ゲルドはこの世界に来た人の例に漏れず、記憶を失いながら何かを探していました<br /> ゲルドの探していたのは妻と娘だったのですが、二人が既に死んでしまっていることを思いだし彼は絶望します<br /> ラグナスは世界の守護者としてゲルドを放っておくわけにはいかないと考え、リックたちに協力を求めます<br /> リックの焼いたゲルド家族の思い出のパンによってゲルドの魂は解放されたのでした<br /> ・ルフィーナ<br /> ラグナスの妹です。ウィンドのクララクランの遠い先祖だそうです。大人っぽいお姫様という感じですが設定通りだととんでもない実年齢に<br /> 個別イベント:パン屋稼業と海賊退治に疲れたリックたちをお茶会でもてなしてくれます。ただしお茶請けの材料は現地調達です</p> <p><br /><br /> 25 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 20:17:54.07 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> 最後にストーリーの補足です。あまり補足になっていませんが<br /> ・アイザックの正体<br /> 正直よくわかりません。次作のブレイドでも登場したんですが執筆者はブレイド未プレイなので詳しく知ってる方がいればお願いします<br /> ・リックとパートナーの過去<br /> ノベル版設定ではエンディアスの戦争でパートナーが死に、絶望したリックはウィンダリアに流れ着いた…ということらしいです<br /> ただ、時系列的に過去となるブレイドでは、パートナーは精霊的な存在になってピンピンしているそうです<br /> ・サクヤ/カグヤの使命<br /> ハーツでは明かされないまま終わってしまったのですが、シリーズ関連商品から類推すると<br /> 1、神器(シャイニング世界の超兵器または生物兵器)の化身で管理者<br /> 2、ウィンド主人公たちの通うエルデ(地球)の高校教師<br /> 3、闇の勢力に対抗する光の軍勢「シャイニングフォース」のリーダー<br /> 4、光と闇の勢力を拮抗させ、戦いを絶えず続けさせる調停者。灰色の魔女<br /> の4つを兼任していると思われます<br /> これだけ掛け持ちしていればカグヤがサボタージュするのも納得できます<br /> 3と4は完全に矛盾していますが、このシリーズはガンパレ並みに設定が錯綜しているので気にしたら負けです<br /> ・ウィンダリアとカグヤの関係<br /> これもゲーム中で語られませんが、ウィンダリアはサクヤ/カグヤの作り出した世界だと考えるのが妥当です</p> <p>あと、ミストラルとクイーンは仲間になりません<br /> 説明書にクイーンフィギュアの広告まで入ってたので、いつ登場するのかと執筆者はワクワクしていましたが、二人とも終盤でちょっと登場するだけでしたorz<br />  </p>
<p><strong>シャイニング・ハーツ<br /></strong>part66-17~25</p> <hr /><p><br /> 17 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:48:11.96 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> シャイニング・ハーツ書きます</p> <p>・ストーリー前半<br /> 海に浮かぶ孤島「ウィンダリア島」に、ある日一人の青年リックが漂着します<br /> リックはとある少女(パートナー)に介抱されますが、目を覚ました彼は過去の記憶を失っていました<br /> ただ、彼は初対面のパートナーの名前だけはなぜか知っていたのでした<br /> (パートナーはアミル、ネリス、エアリィのいずれかを選択します。選ばなかったキャラは登場しません。まあ台詞は全員同じなんですが)<br /> とりあえず、身寄りの無いリックはパートナーの住む難破船に居候することになります<br /> しかもパートナーは働き口まで探してくれます。なんか手際いいな~と思ったら、この島では記憶喪失の人間が漂着するのは「よくある事」なんだそうです<br /> そんなこんなで、リックはパートナーの勤める「マデラのパン屋」で働くことになりました<br /> 魔女マデラが経営するマデラのパン屋は、人間が嬉しかったり悲しかったりした時に出す「ココロ」というエネルギーでパンを作る魔法のパン屋でした<br /> リックは島民に美味しいパンを届けてココロを分けてもらい、集めたココロでまた美味しいパンを作って絆を深めていきます</p> <p>島の生活にも慣れてきたリックは、ある日嵐の後の浜辺で倒れている少女を見つけます<br /> 彼女が漂着してから、穏やかだったウィンダリア島に少しずつ異変が起こり始めるのでした</p> <p><br /><br /> 18 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:50:56.58 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> 漂着した少女は例によって記憶喪失だったのですが、症状は今までの人より深刻なようで、ほとんど廃人同様でした<br /> そんな少女を心配したリックとパートナーは自分たちの作った魔法のパンを差し入れに行きます<br /> すると、無気力だった少女に生気が戻ると同時に、少女のペンダントから大きな鍵が現れ、どこからか「鍵を泉に捧げなさい」という女性の声が聞こえてきました<br /> リックたちが鍵を泉に沈めると、その晩大きな嵐が島を襲います<br /> 夜が明けると、なんとリックたちの住む難破船が立派な船に早変わりしていました。そして水平線の向こうには昨日までは存在しなかったはずの新しい島が…</p> <p> 少女の名前は「…クヤ」らしいのですが、パートナーが「カグヤ」と聞き間違えてしまい、本人もはっきり思い出せていないので、カグヤと呼ぶことになりました<br /> カグヤは魔法のパンが大変気に入ったらしいので、彼女を元気にするためにリックとパートナーは毎日パンを届けることにしたのでした<br /> ココロのこもったパンを食べる毎にカグヤは快方に向かっていきます。意外と腹ペコヤンチャ少女だったことが判明したりします<br /> 感情の乏しかったカグヤが様々な感情を取り戻す度にペンダントから鍵が現れ、その鍵を泉に沈めると嵐が起こります<br /> そして次の日になるとまた世界に新しい変化が起きるのです<br /> もちろん、良い感情ばかり取り戻すわけではなく、中には怒りや悲しみを思い出すこともあります<br /> そして度々リックの前に現れるカグヤに似た女性「サクヤ」は、全てを取り戻す事が必ずしも幸福ではないという趣旨の発言を繰り返します<br /> リックとパートナーは悩みながらもカグヤの心を解放していきます。一方その頃、カグヤを狙う何者かがウィンダリア島に近づいていたのでした…</p> <p>これで実質ストーリーの7割ぐらい進みました<br /> 発売前に大プッシュされていたミストラル(ミスティ)とクイーンはまだ出ません…</p> <p><br /><br /> 19 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:53:25.52 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> 後半に進む前に、本編で全く明かされない超重要設定を書いておきます</p> <p>・3つの世界<br /> このシリーズではエルデ、エンディアス、ウィンダリアの3つの世界が存在します<br /> エルデは現代の地球、エンディアスは剣と魔法のファンタジー世界です。前作ティアーズとウィンドはエンディアスの話です<br /> エンディアスはEND-THE-EARTHなので未来の地球とかいう裏設定があるらしいですがこれはハーツにはたぶん関係ないと思います<br /> ウィンダリアは少々特殊で、異世界で死んだ者や絶望した者の魂が導かれる箱庭世界です<br /> 島民はほぼ全員が「記憶を失って漂着した異世界人」なので、純正ウィンダリア人はいないと思われます<br /> 云百年前の人間が王子を名乗ってたりするので時の流れがあるのかも怪しいところです<br /> リックは元の世界でパートナーと知り合いだったので名前を知っていたんですが、その辺りは後述</p> <p><br /><br /> 20 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:56:21.90 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> ・ストーリー後半<br /> ウィンダリア島に海賊団アークバッカニアがやってきます<br /> 船長のディランは豪快な男で、カタギには手を出さない良い海賊?らしいのですが、時を同じくしてリックとパートナーは「ペンダントを探す海賊」の噂を聞きます<br /> カグヤの持つペンダントがディランに狙われていると考えた二人は、自ら囮になって海賊を誘き出します<br /> ですが多勢に無勢でピンチになってしまい、駆けつけたディランに助けられます。どうやら誰かがディランに罪を着せようとしていたようです<br /> 本当の敵はどこにいるのだろうと二人が考えていると、今度は謎の海賊にカグヤが襲われます<br /> 彼らの正体はミストラル率いる海賊団セイレーンでした<br /> キャラグラ付きの幹部が何人か出てきますが、いかんせん出番が少ないので参謀ポジのバルダー卿だけ覚えていればいいと思います<br /> バルダー卿はリックとパートナーを人質にカグヤを連れていこうとしますが、謎の力に覚醒したカグヤに撃退されます<br /> しかし次の日、リックたちが目を離した隙にセイレーンがカグヤをさらってしまいました<br /> カグヤを助けるためディランに協力を求めに行くと、ディランの仇敵であるアイザックという男が現れ、なぜかセイレーンのアジトを教えてくれます<br /> セイレーンのアジトで幹部をボコりながらカグヤの元に行くと、首領であるミストラルが現れます<br /> 精霊使いである彼女は、カグヤのペンダントが強い精霊力を持つことを知り、我が物にしようと企んでいました<br /> 追い詰められたミストラルはペンダントの力を解放しようとしますが、ペンダントはウンともスンともいいません。ペンダントはカグヤ以外には使えないようです<br /> その時バルダー卿が現れ、リックたちもろともミストラルを攻撃しようとします<br /> なんと最初からバルダー卿は偽物にすり変わっていたのでした<br /> ポッと出のキャラが実は偽物だった!とか言われてもプレイヤー的には困りますが…</p> <p><br /><br /> 21 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 19:59:49.44 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> バルダー卿の正体はアイザック率いる海賊団ガイルバンカーの機械兵士でした<br /> アイザックはカグヤとペンダントを手に入れるためにリックたちとセイレーンを共倒れさせようとしていたのです<br /> 偽バルダー卿とアイザックに襲われて絶対絶命のリックたちでしたが、卑劣な手段にキレたカグヤによって撃退され、ペンダントから憎悪の感情である黒の鍵が現れます<br /> 憎しみの感情を取り戻したとはいえ、基本良い子なカグヤはミストラルを許し、リックたちとウィンダリア島に帰ります</p> <p>一方、正体を隠す必要がなくなったガイルバンカーは大船団を率いてウィンダリア島を包囲します<br /> こっちは帆船なのに向こうはネオアトランティス並みの近未来戦艦で乗員は自律機械兵士です<br /> なんとか撃退したリックたちですが、その頃カグヤは過去の記憶が戻り、これ以上島の人々に迷惑を掛けられないと思った彼女はクイーンという名の機械兵士に連れられてアイザックの元に向かいます<br /> リックとパートナーはカグヤを連れ戻しに向かいますが、カグヤに拒絶されます<br /> アイザックはカグヤの力を平和利用するとかなんとか言ってますがまあ明らかに嘘っぱちです<br /> それでも、カグヤが帰ることを拒んでいる以上どうすることもできず、二人は肩を落としながら帰っていきます<br /> 自分たちの言葉ではカグヤに届かない…と失意のままに島に戻ったリックたちですが、マデラや島の仲間たちに諭されて本来の役目を思い出します<br /> パン屋の役目はパンを焼く事。そして魔法のパンはココロを込めて作るもの。<br /> 基本に立ち返った二人は、カグヤのためにありったけの想いを込めたパンを作ります<br /> カグヤにパンを届けるためガイルバンカーを追うリック。今までの仲間も着いてきて、みんなでカグヤを迎えに行きます。この辺りのストーリーは修学旅行っぽくていい感じです。<br /> アイザックに借りを返すという名目でセイレーンも力を貸してくれます。彼らの援護を受けながらリックたちはガイルバンカーの旗艦に乗り込みます</p> <p><br /><br /> 22 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 20:04:07.26 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> 立ちはだかるクイーンを倒してリックとパートナーはカグヤと対面します<br /> ココロのこもったパンを食べて二人との絆を実感したカグヤはこちらに戻ってきます<br /> そしてここに来てようやくアイザックの目的が判明します<br /> アイザックはこの世界の海底に眠る「匣」とかいう古代の遺物をカグヤに起動させて世界を滅ぼすつもりらしいです<br /> クイーンなどの機械兵士も実は古代兵器で、プログラムを弄られてアイザックに従わされているとのこと<br /> 彼をこのまま放置すると危険なのでアイザックを倒しに行きます<br /> リックたちは加勢に来たサクヤと共に、匣の力を得てパワーアップしたアイザックと戦います<br /> キューブの形のキューブアイザック、そしてポリゴンを拡大しただけの巨大アイザックなどの手抜きボスを倒すと、アイザックはなぜか憑き物が落ちたように穏やかになって昇天します。<br /> これで一件落着と安堵するリックたちでしたが、別れの日はすぐそこまで近づいていたのでした…</p> <p> ウィンダリアに帰ってきたカグヤは、穏やかな日常を過ごしながら、これまでお世話になった(パン的な意味で)お礼に、マデラに手編みの靴下をプレゼントします<br /> その帰り道でペンダントから黄金の鍵(明言されてませんが愛の感情?)が現れ、カグヤはリックとパートナーに別れの時が来たことを告げます</p> <p>その夜、いつもの泉で待っていたのはカグヤとサクヤでした<br /> カグヤの本当の名前は「サクヤ」…つまり二人は同一人物だったのです<br /> カグヤ/サクヤは元の世界(エルデ、エンディアス)で重要な使命があったのですが、それに疲れ、ウィンダリアに逃げてきたのがカグヤだったらしいです<br /> リックたちとの交流でもう一度使命に向き合おうと決心したカグヤは、サクヤと共に元の世界に帰っていきます。<br /> 「最後の鍵はあなたの大切な人と一緒に沈めて」と言い残して…</p> <p>リックは今まで通りこの島で暮らし続けるのでしょうか。それとも大切な誰かと一歩踏み出すのでしょうか…</p> <p><br /><br /> 23 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 20:09:09.35 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> これでメインストーリーは終わりです<br /> 誰かと鍵を沈めるまでゲームは永遠に続きます<br /> 執筆者は「俺はカグヤが好きなんだよー!」と一人で鍵をぶちこんだら上からカグヤが落ちてきました。他のエンドはまだ見てません<br /> ここからはパーティメンバーの紹介と個別イベントです<br /> なんで後ろに書くのかというと、ほとんどの仲間は最後のカグヤ救出以外滅多にメインストーリーに絡まないからです</p> <p>・シャオメイ<br /> よろず屋店主の猫娘です。その正体は島を騒がせる怪盗ブラックテール<br /> 実はアークバッカニアの一員だとか元の世界ではサクヤのペットだとかよくわからない裏設定があるらしいです<br /> 個別イベント:怪盗稼業の手伝いをさせられます。といっても遺跡探索とか子供のぬいぐるみ奪還のような微笑ましいものばかり<br /> ・ローナ<br /> お城のメイドをしている狼の獣人です。なぜか刃物の達人<br /> 個別イベント:元の世界での記憶を失っていたローナですが、面識があるらしいハヤネという剣士や、里の頭領と出会うことで記憶を思い出していきます。<br /> ローナとハヤネは隠れ里の出身で「霊刀・雪姫」の継承候補でしたが、雪姫を狙うアイザックが里を滅ぼしてしまい、ローナだけが生き残ったようです<br /> アイザックを倒して仇を討った後、ローナはハヤネの姿を借りた雪姫の化身「裏雪姫」を倒して雪姫を継承します<br /> 裏雪姫がなぜハヤネの姿をしていたのかは不明です<br /> シャイニングブレイドでも雪姫は登場するみたいですが、性格外見記憶がまるで違うらしいです<br /> ・ディラン<br /> 海賊団アークバッカニアの船長。ウィンドの獣人王ロウエンと同一人物という設定らしいですが本編で気づいた人は天才だと思います。画像検索すれば意味がわかります<br /> 裏設定ではタイムマシンで過去未来を行き来しながらアイザックと戦っているらしいです。タイムマシン…?<br /> 個別イベント:〇〇海賊団が暴れてるからとっちめに行こうぜ!→倒す→やるじゃねえか!<br /> これだけです。本当にこれだけです</p> <p><br /><br /> 24 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 20:12:59.86 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> ・メルティ<br /> 吸血鬼の魔女っ子です。アイス研究が趣味<br /> 元の世界で友達がいなかったのでウィンダリアに引きこもっています。使い魔のソルベエを連れています<br /> 実は魔王の娘でソルベエの正体は父親だそうですが、本編に全く反映されていないので…<br /> 個別イベント:アイスの材料探しを口実にメルティの引きこもり解消+婿探しにソルベエが奮闘します。最後に婚約指輪まで渡されます<br /> ・アルヴィン<br /> 気難しいエルフの青年です。ティアーズに登場するエルウィンの兄です。ハーツにはエルウィンも登場しますが、彼女も何かに絶望してしまったんでしょうか…<br /> 彼はこの世界の精霊を守護する役目を負っているらしいので、ウィンダリアの真相は知っているようです<br /> 個別イベント:アルヴィンと一緒に各地を巡って傷ついた精霊を助けます<br /> ・ラグナス<br /> ウィンダリアの王子です。ゲームだけだとホモっぽいただの王子なんですが、ウィンダリアの真相を知ってから彼の発言を聞くと、彼がこの世界の守護者的存在であることに気付きます<br /> 何百年王子様名乗ってるんでしょうか…<br /> 個別イベント:幽霊船の夢を見たラグナスはこれを何かの啓示だと考え、ウィンダリア近海で幽霊船を探します<br /> 幽霊船の船長ゲルドはこの世界に来た人の例に漏れず、記憶を失いながら何かを探していました<br /> ゲルドの探していたのは妻と娘だったのですが、二人が既に死んでしまっていることを思いだし彼は絶望します<br /> ラグナスは世界の守護者としてゲルドを放っておくわけにはいかないと考え、リックたちに協力を求めます<br /> リックの焼いたゲルド家族の思い出のパンによってゲルドの魂は解放されたのでした<br /> ・ルフィーナ<br /> ラグナスの妹です。ウィンドのクララクランの遠い先祖だそうです。大人っぽいお姫様という感じですが設定通りだととんでもない実年齢に<br /> 個別イベント:パン屋稼業と海賊退治に疲れたリックたちをお茶会でもてなしてくれます。ただしお茶請けの材料は現地調達です</p> <p><br /><br /> 25 :シャイニング・ハーツ:2013/08/22(木) 20:17:54.07 ID:tUTk4IZEO<br /><br /> 最後にストーリーの補足です。あまり補足になっていませんが<br /> ・アイザックの正体<br /> 正直よくわかりません。次作のブレイドでも登場したんですが執筆者はブレイド未プレイなので詳しく知ってる方がいればお願いします<br /> ・リックとパートナーの過去<br /> ノベル版設定ではエンディアスの戦争でパートナーが死に、絶望したリックはウィンダリアに流れ着いた…ということらしいです<br /> ただ、時系列的に過去となるブレイドでは、パートナーは精霊的な存在になってピンピンしているそうです<br /> ・サクヤ/カグヤの使命<br /> ハーツでは明かされないまま終わってしまったのですが、シリーズ関連商品から類推すると<br /> 1、神器(シャイニング世界の超兵器または生物兵器)の化身で管理者<br /> 2、ウィンド主人公たちの通うエルデ(地球)の高校教師<br /> 3、闇の勢力に対抗する光の軍勢「シャイニングフォース」のリーダー<br /> 4、光と闇の勢力を拮抗させ、戦いを絶えず続けさせる調停者。灰色の魔女<br /> の4つを兼任していると思われます<br /> これだけ掛け持ちしていればカグヤがサボタージュするのも納得できます<br /> 3と4は完全に矛盾していますが、このシリーズはガンパレ並みに設定が錯綜しているので気にしたら負けです<br /> ・ウィンダリアとカグヤの関係<br /> これもゲーム中で語られませんが、ウィンダリアはサクヤ/カグヤの作り出した世界だと考えるのが妥当です</p> <p>あと、ミストラルとクイーンは仲間になりません<br /> 説明書にクイーンフィギュアの広告まで入ってたので、いつ登場するのかと執筆者はワクワクしていましたが、二人とも終盤でちょっと登場するだけでしたorz<br />  </p>

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