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<p><strong>異世界に生きる-死は絶対の掟-</strong></p>
<p>part70-98・99</p>
<hr /><p>98 :異世界に生きる-死は絶対の掟- 2016/07/29(金) 21:31:15.21 ID:vSux5mej0</p>
<p>アンドロイド用スマホアプリ、<br />
『異世界に生きる-死は絶対の掟-』行きます。<br />
ストーリーは終盤で世界観やラスボスについて触れられる以外は<br />
ほぼ無いような物なので２レスでさくっと。</p>
<p><br />
主人公は、『ドラゴンはいるが勇者はいない』と説明される<br />
シビアな世界観の異世界を旅し、<br />
途中で力尽きて死ぬか、または年月が経って老衰し限界を感じ、<br />
引退して町の発展のために余生を生きることになる。<br />
その後、新たな主人公がまた旅を始める事になる。</p>
<p><br />
最初は職業から旅人しか選べないが、<br />
以前の主人公たちによって魂というものを集める事で、<br />
戦闘能力が高い職業を選ぶ事ができるようになる。</p>
<p><br />
そして何人目かの主人公はとうとう最高難易度ダンジョンである<br />
竜王宮殿のボス、バハムート倒した。<br />
その帰り道、竜王宮殿の入り口を守っていた<br />
『選定する者』という天使のような存在に<br />
「あの町の町長は実は魔物なのです。この毒を盛ってやりなさい」<br />
と毒を渡される。町へ帰って町長に毒を盛ると、<br />
町長は上級な魔物の姿を現し、苦しんだ末に死んだ。<br />
すると、町長室の隅に隠されていた地下への階段が見つかる。</p>
<p><br />
降りていくと、大きな広場のような所の壁に、<br />
何人もの人間が埋め込まれているのを見つける。<br />
しかもそれらのうち数人は、町で引退したはずの<br />
以前の主人公ではないか！（なぜ今の主人公が知ってるかは謎）</p>
<p><br />
それに驚いていると、魔王ロキが現れ、この世界の仕組みを明かす。<br />
「異世界とは、自分住んでいた世界とは別の世界の事を指す言葉だ。<br />
それなのになぜお前達は今居る世界を『異世界』だと思うのか？<br />
そしてなぜ、お前達は覚えている最初の記憶が十数歳のものなのか？<br />
それは私がお前を元の世界からこの異世界へ連れて来たからだ。<br />
そう、お前達が苦しい旅をするのを見て楽しむために作った世界にな！<br />
元の世界は何処にあるかだと？それは私の後ろの扉の先だ。<br />
…つまり、お前にとっては無いも同然だ！」<br />
そう言って魔王ロキは襲い掛かってきた。<br />
そして主人公は必死に戦い、そして敗れた。</p>
<p><br />
99 :異世界に生きる-死は絶対の掟- 2016/07/29(金) 21:33:12.98 ID:vSux5mej0<br />
魔王ロキはあまりに強すぎる。<br />
人間として最高レベルの戦闘能力を持つ剣聖だろうと、<br />
無限の寿命を持ち人外の強さを誇る吸血鬼だろうと、<br />
限界（レベル５０）まで己を鍛え、<br />
この世界で手に入る最高の装備を揃え、<br />
もてる限りの回復薬を持って戦っても勝ち目は無いのだ。</p>
<p><br />
主人公は最後に、<br />
（この世界は、ドラゴンはいるが勇者はいない世界だ。だが、それでも…）<br />
「勇者を、願う！」<br />
そう思い残し、死んだ。</p>
<p><br />
以上です。<br />
こうして、救いの無い物語は一旦は終わりましたが、<br />
エンディング後に作者からのメッセージが出ます。<br />
幾多の主人公の願いが存在しないはずの勇者が出現する、<br />
という内容の続編が開発中とのこと。<br />
６月公表予定だったのが、７月に延期という事ですが、<br />
勇者があの絶望の異世界に現れるのはそう遠くないでしょう。<br />
…と思ったのですが、ツイッターを見ると、<br />
それは去年の６月７月の事で、<br />
それ以降１年近く作者さんのツイッターでの反応はありません。</p>
<p>お付き合いいただき、ありがとうございました。</p>