幻世虚構 精霊機導弾

「幻世虚構 精霊機導弾」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

幻世虚構 精霊機導弾」(2009/03/16 (月) 22:16:16) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p><strong>幻世虚構 精霊機動弾</strong></p> <p>&gt;&gt;13-49</p> <hr> <dl> <dt><a href="menu:49">49</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">幻世虚構 精霊機動弾</a></b></font> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">05/03/04 07:07:25 ID:hq3+lwYV</font></dt> <dd>「王国」に暮らす3つの民族。<br> 先住民族スルナカンと、侵略者オード、そして混血のスキカ。<br> かつて魔法帝国を築いたスルナカンに対し、その魔力に畏怖したオードは<br> スルナカンと混血であるスキカの2つを迫害し、支配していた。<br> <br> 王国の王子ベルカインは、実はスルナカンの母とオードの父・国王ジャブグールⅡ世との間に<br> 生まれたスキカの子である。後にスルナカンの母は父に迫害され死に至らしめられ、<br> ベルカインは実父への復讐を胸に、オードの王子として生きていくことを誓った。<br> <br> 幼い頃、ベルカインは城を抜け出してスキカの生活区域に潜り込み<br> そこでネルという少女と出会う。二人は友情、そして愛情で結ばれ<br> ベルカインはネルに母の形見であるペンダントの半分を贈る。そして再会と約束をする。<br> だが、ネルはベルカインが身分を偽っていた事を誤解し、約束を反故にする。<br> 一方、ネルを待っていたベルカインは、何かトラブルがあったのかと心配をするが<br> 刻限が来てしまい、王宮へ帰っていく。<br> 「オードもスキカもスルナカンもない、新しい世界を作ったら、必ず迎えにいく」と誓って。<br> <br> そして時は流れ、現在。<br> あらゆる国政問題に対し正しい<解>を導出するために開発された<br> 人間の脳を利用した議論形式の問題解決型コンピュータシステム「ネットワーク」。<br> システムといえども人間の脳である。残された「心」は、戦にあっては他人を殺し<br> 政にあっては民草を殺すという自己の存在に絶望していた。<br> <br> そんな時、何者かがネットに2丁の聖銃を与える。<br> 戦闘手段を手に入れたネットは、<聖銃による自己破壊>という自殺に等しい<解>を導き出す。<br> ネットは、2丁の聖銃を二人のスキカに寄生させる。<br> そう、自分たちと同様ネットの一部品となるべく、下層階級であるというただそれだけのために殺された<br> スキカの姉妹、ネルとシーナの死体に。<br> <br> 培養液に浸され、街道を引き回されながら運ばれるネルとシーナの死体。<br> そこに聖銃が飛来し、爆発。二人は全身を戦闘兵器に改造され、48時間という短い生を与えられた。<br> 限りある命を、目的の遂行ただ一つに費やすため、二人は王都へと進攻する。<br> <br> 軍警察や生物兵器、巨大戦艦が立ちはだかるが、聖銃は恐るべき破壊力を持ってこれを退け<br> 戦闘生物プラント、遺跡発掘現場などを攻略し、着実に王都へと接近する。<br> 時を同じくして、ベルカインはクーデターを起こし、ジャブグールⅡ世を射殺。<br> その場で王位を宣言すると、積年の念願「アルスマグナ計画」の発動と共に聖銃を迎え撃つ。<br> <br> ついに王都・浮遊都市に侵入した聖銃。都一つを犠牲にした作戦で浮遊都市もろとも墜落させられるが<br> ダメージをものともせず、空間転移によって脱出したベルカインを猛追する。<br> 王都を失い、兄を失い、全てを失ったベルカインは、太古の遺産を用いて<br> 自らを聖銃に近しい存在に変え、決戦に臨む。<br> <br> 全ての決着がついた。もはや視力も失ったベルカインに静かに近づく聖銃。<br> その時、ベルカインの頬に聖銃(ネル)が持っていたペンダントが触れる。<br> かつて短い逢瀬を交わした少女を思い出し、ベルカインは「ああ、君か」と穏やかに微笑んで力尽きる。<br> 聖銃(ネル)の頬の精霊回路が一筋の光を流す。ベルカインの死に涙するように。<br> そして、ベルカインの亡骸を抱いた聖銃はネットを破壊。<br> 目的の達成、そして活動限界に到達した聖銃の肉体は光を放ち、崩壊する。<br> <br> 事件後、嘆きの平原に、雪のように降り注ぐ精霊たち。<br> 精霊に触れたものたちはオードもスルナカンも皆一様に、スキカへと変貌する。<br> これこそがベルカインのアルスマグナ計画の真実だったのだ。<br> <br> 「オードもスキカもスルナカンもない、新しい世界を作るんだ……!」<br> 幼い頃のベルカインの言葉が、大地に木霊する。<br> <br> ※不要と思われるアルファシステム作品群のリンク部は省略。『精霊機動弾』のストーリーに焦点。</dd> </dl>
<p><strong>幻世虚構 精霊機導弾</strong></p> <p>&gt;&gt;13-49</p> <hr /><dl><dt><a>49</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">幻世虚構 精霊機動弾</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/04 07:07:25 ID:hq3+lwYV</font></dt> <dd>「王国」に暮らす3つの民族。<br /> 先住民族スルナカンと、侵略者オード、そして混血のスキカ。<br /> かつて魔法帝国を築いたスルナカンに対し、その魔力に畏怖したオードは<br /> スルナカンと混血であるスキカの2つを迫害し、支配していた。<br /><br /> 王国の王子ベルカインは、実はスルナカンの母とオードの父・国王ジャブグールⅡ世との間に<br /> 生まれたスキカの子である。後にスルナカンの母は父に迫害され死に至らしめられ、<br /> ベルカインは実父への復讐を胸に、オードの王子として生きていくことを誓った。<br /><br /> 幼い頃、ベルカインは城を抜け出してスキカの生活区域に潜り込み<br /> そこでネルという少女と出会う。二人は友情、そして愛情で結ばれ<br /> ベルカインはネルに母の形見であるペンダントの半分を贈る。そして再会と約束をする。<br /> だが、ネルはベルカインが身分を偽っていた事を誤解し、約束を反故にする。<br /> 一方、ネルを待っていたベルカインは、何かトラブルがあったのかと心配をするが<br /> 刻限が来てしまい、王宮へ帰っていく。<br /> 「オードもスキカもスルナカンもない、新しい世界を作ったら、必ず迎えにいく」と誓って。<br /><br /> そして時は流れ、現在。<br /> あらゆる国政問題に対し正しい<解>を導出するために開発された<br /> 人間の脳を利用した議論形式の問題解決型コンピュータシステム「ネットワーク」。<br /> システムといえども人間の脳である。残された「心」は、戦にあっては他人を殺し<br /> 政にあっては民草を殺すという自己の存在に絶望していた。<br /><br /> そんな時、何者かがネットに2丁の聖銃を与える。<br /> 戦闘手段を手に入れたネットは、<聖銃による自己破壊>という自殺に等しい<解>を導き出す。<br /> ネットは、2丁の聖銃を二人のスキカに寄生させる。<br /> そう、自分たちと同様ネットの一部品となるべく、下層階級であるというただそれだけのために殺された<br /> スキカの姉妹、ネルとシーナの死体に。<br /><br /> 培養液に浸され、街道を引き回されながら運ばれるネルとシーナの死体。<br /> そこに聖銃が飛来し、爆発。二人は全身を戦闘兵器に改造され、48時間という短い生を与えられた。<br /> 限りある命を、目的の遂行ただ一つに費やすため、二人は王都へと進攻する。<br /><br /> 軍警察や生物兵器、巨大戦艦が立ちはだかるが、聖銃は恐るべき破壊力を持ってこれを退け<br /> 戦闘生物プラント、遺跡発掘現場などを攻略し、着実に王都へと接近する。<br /> 時を同じくして、ベルカインはクーデターを起こし、ジャブグールⅡ世を射殺。<br /> その場で王位を宣言すると、積年の念願「アルスマグナ計画」の発動と共に聖銃を迎え撃つ。<br /><br /> ついに王都・浮遊都市に侵入した聖銃。都一つを犠牲にした作戦で浮遊都市もろとも墜落させられるが<br /> ダメージをものともせず、空間転移によって脱出したベルカインを猛追する。<br /> 王都を失い、兄を失い、全てを失ったベルカインは、太古の遺産を用いて<br /> 自らを聖銃に近しい存在に変え、決戦に臨む。<br /><br /> 全ての決着がついた。もはや視力も失ったベルカインに静かに近づく聖銃。<br /> その時、ベルカインの頬に聖銃(ネル)が持っていたペンダントが触れる。<br /> かつて短い逢瀬を交わした少女を思い出し、ベルカインは「ああ、君か」と穏やかに微笑んで力尽きる。<br /> 聖銃(ネル)の頬の精霊回路が一筋の光を流す。ベルカインの死に涙するように。<br /> そして、ベルカインの亡骸を抱いた聖銃はネットを破壊。<br /> 目的の達成、そして活動限界に到達した聖銃の肉体は光を放ち、崩壊する。<br /><br /> 事件後、嘆きの平原に、雪のように降り注ぐ精霊たち。<br /> 精霊に触れたものたちはオードもスルナカンも皆一様に、スキカへと変貌する。<br /> これこそがベルカインのアルスマグナ計画の真実だったのだ。<br /><br /> 「オードもスキカもスルナカンもない、新しい世界を作るんだ……!」<br /> 幼い頃のベルカインの言葉が、大地に木霊する。<br /><br /> ※不要と思われるアルファシステム作品群のリンク部は省略。『精霊機動弾』のストーリーに焦点。</dd> </dl>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: