MOTHER

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ってきた後は何も語ろうとせず、 怪しげな地下室に篭切な家族を守る為、「曽祖父がPSIの研究をしていた、ラップ現象の手がかりになる」 と
''MOTHER'' 当サイト連絡掲示板内差し替え・追加スレッド-52~59 ---- ※このストーリーはNES(海外FC)版&GBA版(MOTHER1+2)のものです。 後半あたりがFC版と異なります 19××年。 一組の夫婦が行方不明になりました。 夫の名はジョージ。妻の名はマリア。 2年ほどしてジョージは戻ってきましたが、彼は戻ってきた後は何も語ろうとせず、 怪しげな地下室に篭もり不思議な研究に没頭するようになっていました。 しかし、マリアはついに戻っては来ませんでした…。 それから数十年後。 ある日、主人公の家をラップ現象が襲う。 襲い来る人形を撃退すると、人形の中のオルゴールが鳴り出した。 何処か不思議な感じのする、歌の欠片。主人公は大切に胸にしまった。 大切な家族を守る為、「曽祖父がPSIの研究をしていた、ラップ現象の手がかりになる」 という父の言葉を頼りに主人公は旅に出ることに。 まず自宅の地下室で見つけたのは曽祖父の古びた日記。 そこにはナゾの言葉が記されていただけで大した手がかりにはならなかった。 だが止まっていられない。情報を求めて隣町へ。  隣町では1人の女の子が行方不明になっていて大騒ぎ。 困った町長が主人公に助けを求める。それに応じた主人公は、最近怪しい声が聞こえるという墓地へ。 墓地には何故かゾンビが大量発生しており、行方不明の女の子も棺おけに閉じ込められていた。 女の子を助け出した主人公、お礼にフランクリンバッジを貰って次の町へ。  次の町では動物園の檻から動物が逃げ出して大騒ぎ。 何かおかしいと感じた主人公は動物園へ行ってみることにする。 道中立ち寄ったカナリア園で、別れ別れになったカナリアの親子を引き合わせてあげると、喜んだ母鳥が唄を歌ってくれた。 どこか不思議な感じのする歌の欠片。主人公は大切に胸にしまった。 さて、動物園では噂通り動物達が逃げ出して大変なことに。 何とか動物達を振り切って主人公は管理小屋にたどり着く。 ---- 誰も居ない管理小屋にプカプカと浮かんでいる怪しいUFO。 恐る恐る近づいてみると、中に潜んでいた異星人が襲い掛かってきた。 異星人が放つ凄まじい威力を持ったビーム。当たると命は無い。 だがしかし、偶然にもフランクリンバッジがビームを反射させ、異星人を撃退。 どうやら動物達はUFOから発せられる怪電波で狂っていたらしい。 UFOを破壊したことで皆元通り。動物園に平和が戻ったのだった。 管理小屋から帰る途中、主人公は動物園名物の「歌う猿」の檻の前で立ち止まる。 主人公に気づいた猿は歌いだした。どこか不思議な感じのする歌の欠片。主人公は大切に胸にしまい次の町へ。  次の町へ向かう洞窟の中、主人公は不思議なオブジェを目にする。 不思議に思い近づくと頭の中に妙な言葉が響いてきた。 覚えのある不思議な詩。そう、曽祖父の日記に記されていた詩だ。 主人公が曽祖父の日記を開くと空間は歪み、主人公は柔らかな光に包まれ意識を失った。  主人公が不思議な場所で目を覚ました。 マジカントと呼ばれるその場所に住む人々は皆純粋で優しく、何処か暖かい気持ちになれた。 だがしかし、いつまでも留まっているわけにはいかない。 元の世界に戻る手がかりを探しに女王クインマリーに面会。井戸を通れば出られるらしい。  井戸を抜けたその先でたどり着いた町。 大きな学校に立ち寄った主人公、屋上でゴミ箱に入って震えている臆病者のロイドと知り合う。 彼が欲しがっている「ペンシルロケット」を渡してあげると、ロイドは主人公の勇気に感動し仲間に。  山道を進むと大きな廃工場に辿り着いた。 最深部に安置されていたのは大きなロケット。感激したロイドが色々弄っているうちに誤発射。 偶然にも道を塞いでいた大岩を破壊し、先に進めることに。 ---- 次の町へは電車で行けるらしい。 駅で忘れ物の帽子を預かったので、それを届けに次の町へ。 雪が降りしきるその町の教会に帽子の持ち主は居た。 主人公と同じく、PSIの力を持った少女アナ。 両親が突然失踪し、教会にお世話になっているのだという。 彼女は主人公が夢で見た少年に似ているという。 貴方についていけば何か両親の手がかりをつかめるかもしれない。 そういって彼女もまた、主人公達の不思議な旅に加わるのだった。  3人で辿り着いた次の町。 町一番の大きな屋敷に幽霊が出て、町民が困り果てているらしい。 コレにも何か異星人が関係しているのかもしれない。 そう思った主人公達一行は幽霊屋敷へ。 広い屋敷の最深部で見つけたピアノ。 主人公達が近づくとピアノは勝手に演奏を始めた。どこか不思議な感じのする歌の欠片。 主人公達は大切に胸にしまった。 ピアノが止むと幽霊達は影をひそめた。感謝されつつ主人公達は次の町へ。  次の町へは砂漠を越えて。 延々と続く砂の丘の向こうにオアシスが。 ソコにいたのは1人の老人。どうやら飛行機に乗せてくれて、回数券が溜まれば戦車にも乗れるとのこと。 暫し、飛行機で遊覧飛行を楽しむ面々。ふと飛行機から妙な形をしたサボテンが見えた。 気になった主人公は飛行機から降り、引き寄せられるようにサボテンの元へ。 主人公が近づくとサボテンは歌い始めた。どこか不思議な感じのする歌の欠片。 主人公は大切に胸にしまった。  溜まった回数券で戦車に乗れることに。 滅多にできない体験なので喜ぶ一行。戦車で砂漠を進んでいると、目の前に朽ち果てた遺跡が広がった。 入り口を守っていた機械兵士を戦車を犠牲にして撃破し遺跡内部へ。 そこで見たのはいつかの洞窟でみたあの奇妙なオブジェ。 前回と同じように、主人公達はマジカントへと導かれるのだった。 ---- 再び訪れたマジカント。 やはりソコは何処か暖かくて優しい。 クインマリーと久々に対面した後、主人公達は前回と同じように井戸から地上へと戻る。 その途中、以前はピクリともしなかった眠るドラゴンが主人公に反応した。 襲い掛かってきたドラゴンを撃退すると、ドラゴンは古ぼけた楽譜を差し出した。 どこか不思議な感じのする歌の欠片。楽譜から導かれたメロディーを主人公は大切に胸にしまった。 井戸を抜けた先に見えたのは、前回とは違う町だった。 大人の居ない町、イースター。 残された子供達が言うには、数ヶ月前から大人達が次々と行方不明になっていったという。 事情を聞くうちに、主人公達はESP能力を持つ不思議な赤ん坊と出会う。 彼は言う。 「私はまだ小さすぎて君達とともに戦うことは出来ない。ならばせめて私の力を伝えよう。  君達に世界の命運がかかっているのだ。ソラからの敵に打ち勝つのは君達以外に無いのだから。」 彼から伝わる不思議な波動。気づいた時には、主人公達にはテレポートの力が備わっていたのだった。 子供達の寂しげな泣き声を背中に受け、主人公達は次の町へと進んでいった。 長い長い湿地帯を越えて辿り付いたのはバレンタイン。 極普通ののどかな港町で、主人公達はブラブラ団と名乗るゴロツキ達に絡まれる。 得意のESPで彼等を成敗すると、ボスらしき男が現れ、主人公に一騎打ちを挑む。 圧倒的な体格差を乗り越え、テディと名乗るその男に勝利する主人公。 聞けばテディは、突然現れた謎の怪物達に両親を殺されてしまったらしい。 それ以来、喧嘩に明け暮れ、気づけばブラブラ団のボスになっていた、と言うのだ。 テディは主人公の勇気、実力に惚れ込み、旅への同行を申し出る。 コレで旅の仲間は4人。意気込み新たに次の目的地へ向かおうとした時…ロイドがポツリと漏らしたのだった。  「僕みたいな弱虫じゃ…この先足手まといになっちゃうよ。やっぱり怖い。ゴメンよ…僕は行けないや。」 そういってロイドは旅人の小屋へ残ることになったのだった。 ---- ロイドへの思いを振り切り、主人公達はついに全ての元凶をつきとめる。 「ホーリーローリーマウンテン」 町に蔓延るモンスター達は全てこの山から現れているらしいのだ。 主人公達は全ての準備を整え、ホーリーローリマウンテンを登り始める。 これまでとは比べ物にならない程強力な敵。不気味な景観。 それらを乗り越え、やっと中腹の山小屋にたどり着く。 此処から先は更に辛い旅になるだろう…そう判断した主人公達はそこで一泊することにしたのだった。 夜。 アナの部屋を尋ねる主人公。 するとアナが言う。 「ねぇ、マイク…傍に居て?」 どことなく気恥ずかしさを感じつつも無言のまま時が流れていく。 「静かね…踊りましょ?」 アナの提案に賛成し、2人は静かに踊りだす。 今までの旅の思い出を噛み締めながら。 やがて曲が止まり、2人の時間も終わりを告げる。 「ねぇ…マイク、私のこと…好き?」 主人公がコクリと頷くとアナは嬉しそうに言った 「…そう、よかった。」 するとソコへテディがドアをけたたましく開け放ち、部屋に入ってくる。 「2人とも何赤くなってんだよ!早く行こうぜ?」 その時、外でドーンと凄まじい音がした。 何事かと飛び出した主人公達の前に立ちはだかったのは巨大ロボットだった。 あまりにも強大な力で主人公達を一蹴するロボ。 正に力尽きようとしたとき、聞きなれた声が聞こえたのだった。 「しまった、間に合わなかった!?」 ---- 気が付いた主人公の前には、旅人の小屋で旅を諦めた筈のロイドが居た。 旅を辞める、とは言ったものの、やはり心配でついてきていたのだった。 彼に助けられた主人公。アナも軽症で済んだのだが、問題はテディだった。 全身大怪我を負い、息も絶え絶え。 「力だけじゃ奴らに勝てねぇ。でもオレ達は必ず平和を取り戻せる。信じてるぜ。」 テディのこの言葉に、旅人の小屋の住人が言う。 「おい、ロイド君。君のなけなしの勇気を使う時が来たようだぞ…?」 「…今こそ弱虫の僕が戦う番だ!テディ、君は此処で休んでいてくれ!」 ロイドはもう一度その小さな身体を奮い立たせ、主人公の旅に同行することを決めたのだった。 再びホーリーローリーマウンテンを登る主人公。 山小屋を越え、辿り付いた湖に浮かべてあったボート。 ロイドが持ち前の知識でボートを動かすと、ボートは何かに導かれるように湖の中心へ。 渦に吸い込まれて辿り付いたのは研究所のような場所だった。 どうやら此処は主人公の祖父の研究所らしいのだ。 そこに安置されていた1体のロボ。主人公の存在を感じ取ると、ロボは勝手に動き出す。 「私ノ名ハ、イヴ。アナタヲ待ッテイタ。  私ノ父ハじょーじ。  宇宙ノ果テニ連レテ行カレ戻ッテキタ人。  アナタヲ守ル。私ノツトメ」 心強い味方を手に入れた主人公一向。 イヴを従え、更に山を登っていく。 頂上に差し掛かった時、突如としてあの巨大ロボが襲い掛かってきた。 主人に降りかかる危機に反応し、イヴがロボットに向かっていく。 激戦の末、イヴはロボ共々砕け散るのだった。 ---- 残されたイヴの残骸。 主人公が近づくと、そこから不思議なメロディーが聞こえてきた。どこか不思議な感じのする歌の欠片。 主人公は、イヴの残骸から回収したメモリーチップとともに大切に胸にしまった。 イヴとの別れを経て、ついに主人公達は山の頂上へとたどり着く。 そこにあったのは不思議な形の石。石が主人公に語りかけてくる。 いや、歌っている、という方が正しいのかもしれない。どこか不思議な感じのする歌の欠片。 主人公がその欠片を大切に胸にしまった時、一つの歌が完成した。 どこか不思議な感じのする優しい歌。 主人公達は歌とともに柔らかな光に包まれていった。 光に導かれた先はマジカント。 主人公達の目の前に居たのはクインマリーだった。 「私があなた達を呼んだのです。マイク!アナ!ロイド!テディ!  そして全ての勇気ある子供達。今がその時です!  あなた達の覚えてきた歌を私にきかせて…」   主人公達はクインマリーが探していた歌を彼女に聞かせる。 流れ出すメロディに彼女は記憶を取り戻していく。 「そう。そう…この歌だった…  ああ…ギーグ…。本当の子供のように可愛がったのに…  しっぽをふってた赤ちゃんだった…子守り歌を…でも…  ああ、ジョージ!あなたの妻のマリアです。  あなたの待つ天国に、私も今からむかいます…!!」 クイーンマリーはマイクに語り終わると風のなかに消えていった。 そしてマジカントの国もまた、あとかたもなく消え去った。 マジカントの国とは、マリーの意識が生み出した幻だったのだ。 ---- 気が付くと主人公達はホーリーローリーマウンテンの頂上の石の傍に居た。 全ての真実を知った主人公達は、洞窟の奥へと足を運ぶ。 そこで目にしたのは恐るべき光景だった。 培養カプセルの中に浸された無数の大人達。その中の1人がアナを見つけて呟く。 「暗くてよく見えないが、あんた達はもしかするとスノーマンの町の教会の娘さん達だな…  たしか、アナちゃん…とかいう。  お母さんはずっと奥の部屋に閉じ込められているはずだ。  しかし、私達を今助けるのは無理だ。兎に角、あのマザーシップをなんとかできなければ…」 絶対に彼等を助けると心に誓い、主人公達は最深部へと足を進める。 最深部で主人公達を待ち構えていたのは巨大な宇宙船だった。コレがマザーシップ。コレが全ての元凶。 感慨に浸る間も無く、中から何かが襲い掛かってきた。ギーグ。世界の全てを狂わせたその生き物はマイクに語りかける。 「マイク!あなたの一族には本当にお世話になっています」  「幼いわたしを育ててくれたジョージの妻…マリア」  「わたし達の星から大切な情報を盗み出し、わたし達にはむかおうとした…ジョージ」 「そしてその夫婦の子孫…またわたし達の計画をジャマしようとしている…マイク!あなたのことだ」  「もうお帰りなさい醜い地球人達と共に滅びてください」  「そのむしけらのような力ではどうすることもできない」 「マイク…あなただけ、1人だけなら助けてあげてもよい…。わたしと共にマザーシップに乗りなさい」 しかし、ギーグの提案にマイクが耳を貸す筈も無かった。 今コイツに立ち向かえるのは自分だけなのだ。諦めてたまるものか。 否定の意思をギーグに伝える。   「ならば…友達や醜い地球人と一緒にここに眠りなさい」   一層ギーグの攻撃が激しくなる中、マイクはふと思い出した。 クインマリーが育てていた赤ん坊の名もギーグ。そしてその赤ん坊に歌っていたメロディーがあることを。 マイクは一筋の望みをかけ、歌を歌った。 歌を拒絶するギーグ。しかし、マイク達は続けた。コレが最後の希望なのだ。コレにかけるしかない。 ---- マイクは歌った 「歌うのをやめなさい」   ロイドは歌った 「歌を…やめろ」   アナは歌った 「う、歌をやめろ!」   (最初のメロディー…古いオルゴールの歌を…) 「歌をやめるんだ!」  (カナリアの喜びの歌を…) 「地球のむしけらども!黙れ!歌うな」  (世界で一匹しかいないサルの歌を…) 「歌を…」 (お化け屋敷のピアノの歌を…) 「やめろ!」 (砂漠のサボテンの不思議な歌を…) 「!!!」 (地下大河の竜の熱い歌を…) 「や…」 (ジョージが残したイヴの歌を…) 「!!!!」 (クイーンマリーの最後の歌を!) 「…………」  「ナゼ、ワタシガコンナ歌ニヤブレタノダ…ワタシハカナラズオ前達ヲ………マタ…イツカ…」 「マイク!また会おう!」 歌を最後まで歌いきった時、ギーグはマザーシップと共に宇宙にきえていった… マイク達の冒険は終わったのだ。 FC版ではここでゲームが終了し、スタッフロールが流れて終る。 未発売の海外版ROM及びそれを基にしたGBA移植版では、以下のエピローグシーンが追加されている。 脅威は去った。大人達は開放され、弱虫だったロイドは英雄として人気者に。 テディは怪我もすっかり良くなり、ライブハウスでのスターになった。 アナは両親と再会し、平穏な暮らしを手に入れた。 マイクもまた、家族が待つ我が家へ戻り、 ベッドに眠りこけて旅の疲れを癒している。 そして、エピローグのラストでマイクに電話をかける父親の後姿が1枚絵で表示され、新たな冒険の始まりを示唆して物語は終了。 END

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