MOTHER2

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''MOTHER2'' >>5-10~12・54・57~59・470~473・492~495・542~551、>>要約スレ1-936 ---- 登場人物 ●ネス…この物語の主人公、超能力が使える男の子。母親と妹の3人暮らし。     父は電話で会話が出来るが物語り中には出てこない。野球少年であり、バットで戦う。 ●ポーキー…ネスの家の隣に住んでいる成金の息子で嫌な性格。       ネスの父がポーキーの父に借金をしているらしくネスに対していつも偉そうにしている。 ●ポーラ…超能力少女として有名な心優しい女の子で祈りにより不思議な力を発揮する。 ●ジェフ…天才科学者アンドーナッツ博士の息子。超能力はつかえないが機械を扱う腕に長けている。 ●プー…ランマ国の王子。予言に従いネスと共に行動する。超能力、体術を使いこなす。 ●どせいさん…謎の生き物。一族全員の名前が「どせいさん」で個人名はなし。宇宙人との説もある。頭がいい。 ---- オネットという田舎町の少し郊外にある丘にネスという少年が住んでいた。 ある日ネスが眠っていると轟音が響き渡り、近くの山に隕石が落下するという事件が発生する。 隕石を野次馬見物しようと隕石が落ちた山へネスは向かうが警察が隕石の周囲を閉鎖していて近寄れずネスは仕方なく帰路に着く。 再び眠ろうとしたネスの元にお隣のポーキーが助けを求めに来る。 隕石を見に行った弟のピッキーが帰ってこない、1人で迎えに行くのは心細いから一緒についてこい、とのこと。 2人は隕石が落下した山へ向かう。警察の封鎖は既に解かれていて隕石の間近まで調べると無事ピッキーを発見。 すると謎の羽音が聞こえ、隕石から謎のカブトムシが現れる。 カブトムシは「ブンブーン」と名乗り、未来の世界からやってきたとネス達に告げる。 ---- ブンブーン曰く、未来は銀河宇宙最大の破壊主ギーグによりまさに地獄のようなありさまだと言う。 その未来を救えるのは3人の少年と1人の少女、その1人がネスであると告げられる。 詳しい事情を聞くため一旦山を降りようとするが、未来からの使者「スターマンのむすこ」にネス達は襲われる。 何とかスターマンのむすこを倒したが、それは未来からネスを抹殺しようと刺客が次々に送り込まれているということを示していた。 ピッキーを家に送り届け一安心したのも束の間、ポーキーの母にブンブーンがハエと間違えられ叩き落とされる。そして、 「世界中に8つあるお前だけの場所へ向かえ、そこでこの地球から力を貰わなければギーグには勝てない」 という遺言と、お前だけの場所ことパワースポットの音(力)を記録する音の石をネスに残しブンブーンはその生涯を終える。 ブンブーンの遺言で、ネスの住む場所から一番近いパワースポットはオネットという町の外れの洞窟だという情報を得て、ネスは世界を救うべく旅立つこととなる。 ---- オネットの町でパワースポットの洞窟に向かうが、近頃動物が凶暴になり人間に襲い掛かるという事件が多発しており警察により洞窟へと続く小屋が閉鎖されている。 オネットの不良少年団「シャーク団」のフランクが小屋の合鍵を持っているという情報を手に入れネスはフランクと相対する。 無事フランクを倒したネスは最初のパワースポットへと向かい、地球の力と音を手に入れる。 次のパワースポットを探す為、ネスはオネットの町を後にしてツーソンという都市に向かう。 そこはTV等で有名な超能力少女、ポーラがいる街だが、彼女は行方不明になっている。 ツーソンの街の宿屋で一泊していると夢にポーラが現れる。 ポーラは自分が地球を救うと予言されたとネスに告げ、自分は今はギーグの手下に洗脳された人々により誘拐されてしまったので助けにきて欲しいとテレパシーで訴えてきたのだった。 ネスはポーラが最後に目撃された時に話していたという、青い服を着た人物と太った子供の行方を追う。 ツーソンの街から続く谷間を越えたところにある村で、何でも青い色に塗りつぶすという謎の宗教が流行っているという話を聞き、ポーラを救出しにネスは新興宗教、ハッピーハッピー教の教祖が住むハッピーハッピー村へと向かう。 ---- ハッピーハッピー教の教祖と激しい戦いの末、ネスはポーラを救出する。 ネスに倒されたことで教祖の洗脳は解け、信者も普通の生活へと戻っていく。 普通の村人に戻った元ハッピーハッピー教信者から、この村へ来る途中にあった谷間にもパワースポットらしき場所があるという情報を手に入れネスとポーラはそこへと向かい2つ目の力と音を手に入れる。 ポーラと共に旅を続けることになったネスはスリークという街に向かおうとするがツーソンからスリークに続くトンネルにお化けがでて、スリークに到達できないという事態が起こっていた。 成すすべなくツーソンを彷徨っていると、ポーラを誘拐した人物を教えてくれたトンチキがネスに話し掛けてくる。 トンチキは実は裏の世界に精通した人物でネスを弟子にしたがっているがネスにはネスの道があるのだと理解して弟子になれという説得を諦める。 代わりに札束をネスに手渡し、お化けが明るい音楽が苦手であることを告げて去っていく。 ネスはその札束を使い、借金で苦しんでいる自称人気バンド「トンズラブラザーズ」の借金を清算するとネスに感謝したトンズラブラザーズは、ネス達の役に立とうとスリークの街まで楽器を演奏しながら車を走らせるという。 そしてネス達は無事にスリークの街へと辿り着くことに成功したのであった。 ---- スリークの街でネス達は一旦トンズラブラザーズと別れ、トンズラブラザーズは次の街へと向かっていった。 ポーラの予知能力でこの街でもう1人、世界を救う仲間と出会うことになるということが分かる。 しかしスリークの街はゾンビが歩き回っているという非常事態に直面していた。 ネス達はゾンビを退治しようと墓場へと向かうが、最奥までは到達できずスリークへと帰ってくる。 するとゾンビと会話する謎の美女がネスの前に現れる。 ネス達が逃げていく美女を追いかけ、追い詰めるとなんとその美女もゾンビであった。 ゾンビの罠にかかったネス達は地下室へと閉じ込められる。このままでは飢え死にするやもという状況でポーラはまだ見ぬ3人目の仲間へ向けてテレパシーを発信する。 ポーラのテレパシーは遠い北国ウインターズの学校スノーウッドの寄宿舎で眠っているジェフの元へと届いていた。 ポーラの祈りに応じてジェフは寄宿舎を抜け出し、途中で風船ガムが好きな猿、バルーンモンキーを仲間にしてジェフはテレパシーに言われるまま南へと向かう。 途中タス湖という湖の幻の恐竜、タッシーの協力を得て、謎のダンジョンおじさんの作ったダンジョン迷路を突破し、そしてジェフの父親でもあるアンドーナッツ博士の研究施設に辿り着く。 事情を聞いたアンドーナッツ博士は試作品の飛行機械「スカイウォーカー」を発進させる。 ---- ポーラのテレパシーのままにスカイウォーカーで進むが燃料切れで墜落してしまう。だが落下したのは偶然にもスリークの墓場の地下、ネスとポーラが閉じ込められている地下室であった。 ジェフは無事、ネスとポーラに合流し3人でゾンビ退治へと向かう。 ---- 見事墓場から脱出した一向は、なんとか街に巣食うゾンビを一掃しようと、スリークゾンビ対策委員会に助力を仰ぐ。 すると、ツーソンに住むポーラと顔なじみの発明家見習のアップルキッドからゾンビホイホイたる発明を製作したという連絡が入る。これを使い見事スリークの街のゾンビを一箇所に集めて倒すことに成功したネスらはゾンビを操っている親玉の元へと向かう。 墓場の奥の道を進むと、グレープフルーツ渓谷に辿り着く。 謎の洞窟を発見し奥へと進んでいくとそこはサターンバレー。 謎の人種?「どせいさん」が暮らしている村であった。 のんびりした口調のどせいさん達から、ゾンビを操っているのはゲップーという魔物でゲップーに何人もの仲間が誘拐されたので助けて欲しいと頼まれる。 どせいさんを救う為ネス一行はゲップーの秘密基地へと赴く。 秘密基地に潜入し、見事ゲップーを倒すと「フォーサイドの街に仕掛けたマニマニの悪魔が…」という言葉を残しゲップーは逃亡する。 秘密基地で労働を強いられているどせいさん達を救出すると、サターンバレーにあるどせいさん達だけの秘密の場所、3番目のパワースポットの情報を得られる。 新たなる地球の力を手にし、ネスはまた一つ強くなったのであった。 ---- スリークの街へ戻ると暗かった雰囲気が一掃され明るい活気で溢れていた。 ネス達は最後にゲップーが残した言葉を手がかりに次の街、フォーサイドへと急ぐ。 途中大渋滞に巻き込まれ歩いて街まで行くことを余儀なくされるネス一行。 フォーサイドへと通じる砂漠を歩き回っていると、埋蔵金発掘本部という小屋を発見する。 そこでお腹が空いているために発掘作業が出来ないというモッチーから「食べ物をくれたら、お礼にここから出た金は全部君達にあげよう」と提案される。 金が出る可能性は少ないものの、モッチーを見捨てることも出来ずネスは食料を渡す。 モッチーはネスに感謝し「必ず埋蔵金を見つける!」と意気込みも新たに発掘作業に力を注ぐのであった。 砂漠を無事に抜けると大都会、フォーサイドに到着。 そこでネス達は懐かしい顔に出会う。トンズラブラザーズだ。 彼らはある劇場のオーナーの口車に乗せられ、100万もの借金をしてしまいここで一生タダ働きをしなければならない、とネスに嘆くのであった。 駄目元ではあるが、埋蔵金が出ればトンズラブラザーズを解放できると考えたネス達は再び砂漠へと渡る。 すると埋蔵金発掘本部には黒山の人だかりができていた。 なんとモッチーは謎の迷路を発見し、埋蔵金の在り処も特定できたのだがそこには強い魔物が巣食っており更にモッチーも迷路に閉じ込められてしまったとのことだった。 ネス達は迷路に巣食う魔物を退治し、モッチーと埋蔵金を手に地上へと戻る。 ---- 埋蔵金と思われていた宝箱には巨大なダイヤモンドが入っていた。 約束どおりモッチーはそれをネスに手渡し、無事トンズラブラザーズは劇場から解放されたのだった。 一息ついたのも束の間、装備を整えようとデパートに向かうと何とポーラが誘拐されてしまう。 ポーラを攫ったデパートの怪人と対決するが、ポーラの姿は見当たらない。 怪人の最後の言葉から、モノトリーという人物がポーラを誘拐したということを知ったネスらはモノトリーを探す為裏路地のバーへと向かう。 バーで情報を集めようとするが、子供という事で門前払いされたネスとジェフ。 一旦バーを後にすると、裏路地にツーソンで出会ったトンチキさんが倒れていた。 バーの秘密を探っていたトンチキは、謎の組織の手により暴行を受け瀕死の重傷であった。 「バーのカウンターの中を調べろ…」 それがトンチキの最後の言葉であった。 おぼつかない足取りでネス達の傍を離れるトンチキ。それが彼の最後の姿となった… ---- ネス達はトンチキの命をかけた言葉に従い、バーのカウンターを調べると一瞬目の前が真っ白になった。 気が付くとそこは謎の「ムーンサイド」という街であった。 不気味なムーンサイドの街を探索しているとモノトリーを発見。 モノトリーは謎の黄金の像に話し掛けているようだった。ネスが黄金の像を調べると突然像が襲い掛かってくる。 この像こそがゲップーが言っていたマニマニの悪魔なのだった。 マニマニの悪魔を倒すと、まるで霧が晴れるようにムーンサイドの街が消えていく… ふと気が付くと、ネス達はバーの倉庫にいた。そこには砕けた黄金の像もあった。 倉庫のネズミ曰く、ネスらは何かにとりつかれたようにフラフラと虚ろな目で倉庫を歩き回っていたのだという……。 ムーンサイドはマニマニの悪魔が見せていた幻想の世界だったのだ。 バーの倉庫から脱出したネスらは、モノトリーが治めているモノトリービルへと向かうが、矢張りここでも門前払い。 しかし、モノトリーに仕えるメイド曰く、近頃流行している「イチゴ豆腐」なるものを持ってくればこっそりビルに入れてあげてもいいとのこと。 必死でネス達は街中を探すも流行のイチゴ豆腐は見つからないままに、アップルキッドから連絡が入る。 「あんまり役に立ちそうに無いけど、発明品が出来たので貰って欲しい」と。 その発明品とは「グルメ豆腐マシーン」、現在作れるのはイチゴ豆腐だけだそうだ。 その発明品は既に宅急便でネス宛に送るようにしたという。 ---- 豆腐を製造できる「グルメ豆腐マシーン」を手にモノトリービルのメイドを尋ね、ネス達はビルへと向かう。 無事メイドさんにマシーンを渡し…もとい強奪され、そのお礼にモノトリービルに侵入成功。 目指すは最上階にいるモノトリー氏。警備ロボを片っ端からポンコツにしていきながらネスらは最上階に辿り着く。 しかしモノトリーの部屋の前には最強の警備ロボ「油断ロボ」がネスらを待ち構えていた。 油断ロボは見た目は可愛らしいが、その反面最強の名にふさわしい反則なまでの無敵っぷりを発揮する。 苦戦を強いられるネス一行、体力も限界、もうだめだ!2人が諦めかけた時。 部屋に黒い影が飛び込み、なんと油断ロボのスイッチをOFFにして倒してしまった。 黒い影の正体はトンズラブラザーズ。借金のお礼に何か出来ないかとこっそりとネス達を尾行してきたのだった。 いよいよモノトリーと対決だ!勢いよくモノトリーの部屋の扉を開けるとそこには怯えるモノトリーと、ポーラがいた。モノトリーは、自分がマニマニの悪魔にではなくギーグの手先に操られていたことと、ネスらと敵対するつもりはなく、ポーラにも危害は加えていないと言い出した。 ポーラの説得でモノトリーさんは悪い人じゃないという結論に達したネスらは、これからどこに向かうかを話しあう。 そこでモノトリーからサマーズへ行ったらどうだと提案される。 しかしサマーズへは海を渡る為、飛行機でもない限り行くことは不可能。 ---- モノトリーは、自分が所有しているヘリコプターを使ってもいいとネス達に告げる。 それならお言葉に甘えて…とヘリポートに向かうと既にヘリは発進していた。 乗っているのはなんとポーキー。ポーラは、ポーキーを見て「私を誘拐した太った子供よ!」とネスに告げる。 ポーキーはギーグ側についていたのだった。 ポーキーは一足先にサマーズへと向かう。 ネスら一行はサマーズに向かう為、飛行機を探しに出る。ポーラの提案から再びスリークへと赴く。 そこで、壊れたスカイウォーカーをジェフが修復し、サマーズへと出発だ! ……と思ったのも束の間、スカイウォーカーは自動帰還装置がついていたらしくジェフの故郷ウィンターズのアンドーナッツ博士の研究所に戻っていった。 アンドーナッツ博士に事情を話すと、スカイウォーカーを改造し、好きな場所に行くように改良をしてくれるという。 改造までの時間、ネスらは研究所付近を探検し、そこで4つめのパワースポットを発見。 パワースポットを守る魔物を撃破し、研究所に戻るとスカイウォーカーは完成していた。 3人は意気揚揚とサマーズへ向かうのであった。 ---- しかし、またスカイウォーカーは墜落してしまう。 有名な観光地サマーズの浜辺に不時着、スカイウォーカーは粉々に砕けてしまう。 サマーズでポーキーらしき人物が、海を渡ったところにあるスカラビという国に行ったという情報を掴み、ネスらは漁師の家に船を出してくれと頼みに向かう。 しかし、海にはクラーケンという怪物が頻繁に船を襲うという事件が発生しており誰も船を出してくれないとのこと。 ここは漁師を説得するよりその家族の助力を得た方がいいと、漁師の奥さんに事情を話しに行く。 奥さんは、こんな子供がそんな苦労を…とネスらの行動にいたく感動して、手作りのケーキをご馳走してくれる。 そのケーキは不思議なトリップケーキであった。 一口食べた途端、ネスらは強い眩暈に襲われ、その中でネスは夢を見る。 それは自分がある国の王子になっているという夢であった。 ---- ランマの国の王子プー。ネスは夢でその人物になっていた。 プー王子は国中の女の子にモテモテ、しかしお年頃になってきた王子は王となる為に「ム」(無)の試練を受けなければいけなかった。 高い山の頂上で座禅を組み、心を無の境地に飛ばす、それがムの修行である。 だが取り巻きの女の子達の声で全く集中できない。王子だめじゃん。 しかしその日はなぜか王子の調子絶好調。心を無にしていると、プーの前に先祖の霊が現れる。 先祖の霊から、鬱になったゲームスレに上げられたりする鬱な試練を受ける。 (&color(#ffffff){手足、耳→千切られ 目→潰され 喉→潰され 心→消される}) 辛い先祖の試練に見事打ち勝つことに成功し、その修行の中で自分は世界を救う少年少女の1人であること、 そして自分以外の仲間が既に集結していることを知る。 ランマ国王にのみ伝えられる超能力、テレポートを伝授され、プーはネスらと合流するべくサマーズに向かう。 ---- 結局トリップケーキで酔っ払ってしまい、漁師の奥さんに事情を話す隙をなくして、ネス、ポーラ、ジェフは砂漠をトリップしたままふらふらと彷徨う。 そんな3人の前にプーが突然テレポートで登場。 名前を言う前に「俺はネスのしもべだ」と何だか自己陶酔っぷり。使命に目覚めた王子、ノリノリです。 とりあえず、現時点で不審者扱いなプーの身元を聞くと王子だと言うのでその権力と金に物を言わせ、ある博物館で重要な資料の公開に対して賄賂を要求しているオッサンの元へプーを連れて行く。 プーが王家から持ってきた大きなルビーと引き換えに特別な資料を見ることになったネス達。 その資料とはスカラビにあるピラミッドに関するヒエログリフだった。 ヒエログリフの内容をメモしていると、プーはその文字を読めると言い出す。 ヒエログリフには、スカラビにあるピラミッドに大きな秘密があると書かれていた。 そこにはギーグのことを予言した一説もあり、ネスらはスカラビへと行く手立てを考える。 (プーのテレポートは一度行っている場所しか行けない) 博物館を出ようとすると電話が鳴っている。誰も居ないので勝手に出ると相手はフォーサイドで口では言えない凄いものを発見したので見に来てほしいと告げる。 スカラビへ行く方法も見つからないので、一旦フォーサイドに行くことになる。 ---- フォーサイドに行き、電話の主に話を聞くと「下水道の中に光る場所がある!」と興奮気味。 光っている場所とは、地球のパワーが溢れている場所、パワースポットのことである。 4人は下水道を降りその場所の守護者を倒し5番目のパワースポットの力を手に入れる。 パワースポットでウサギの好みそうな人参を発見する。 「そういえばランマにウサギが道を塞いで通れない場所があるんだが…もしかしたらこの人参をあげれば退いてくれるかも」 プーの発言により一行はテレポートでランマに向かう。 ランマにて謎のウサギに人参を渡し、道を空けてもらい道を進んでいくと、ここでも発見パワースポット。 立ち塞がる敵をなぎ倒しながら6番目のパワースポットでも力を得ることに成功。 一気に2つのパワースポットを発見して絶好調な4人に更に嬉しい朗報が入る。 この頃は謎の怪物、クラーケンが出ないのでサマーズからスカラビ行きの船が出るとのこと。 こうして一行はスカラビを目指して船に乗り込む。 船を動かすのが久々で船乗りが船酔いをしてる間に、近頃姿を潜めていたクラーケンが船を襲う。 しかし、絶好調な世界を救う少年らの敵になるわけもなく、クラーケンは撃沈。 サマーズで高級食材としてスープにされてしまいましたとさ。 ---- 無事スカラビに到着した一行は、そこでポーキーの居た証拠……野グ○を見つける。 街で情報を集めていると、ポーキーはモノトリーから強奪したヘリコプターに乗ってスカラビ南部の未開の地、魔境へ向かったということが分かる。 しかし、魔境へ続く道は点在するピラミッドに遮られて徒歩では到底行くことは出来ない。 一向はまず、ヒエログリフに記されていたピラミッドへと赴き、閉ざされていた扉を開く。 ピラミッドの中で魔境の地図を発見。やはり魔境には何かあるらしい。 ピラミッドの奥へと進んでいくと、そこは魔境へと続く道を邪魔していたピラミッドの遥か南。 もう後戻りは出来ない、後は進むのみ…と決意を新たにしたのも束の間。 謎の修験者が現れ、プーに「星を落とす魔法」を伝授するから修行すっぞゴラァ!とプーを連れ去っていく。 仕方ないので3人で魔境へと向かっていくが、そこは毒の沼地。 泳いでいては毒に犯されてしまうので、潜水艦がない限り魔境には行けないということが判明する。 当てもなく来た道を戻ると謎の塔を発見。 塔だと思ったそれは、自分の体自体をダンジョンにしてしまったダンジョン男であった。 ダンジョン男に事情を話すと、自分の中のダンジョンに潜水艦があったはずだと言う。 ネスらはダンジョンの中の人の了承を得て潜水艦、黄色いサブマリンを手に入れる。 ---- 黄色いサブマリンを使い魔境に渡ったネスら、ピラミッドで得た地図を使って魔境の奥へと進んでいく。 すると、何とネスらを倒す為修行に出ていたゲップーが立ちはだかる。 魔境はヘドロ臭いわ、ゲップー自体も臭いわでネス達は窮地に陥る。 しかしそこにこちらも修行に出ていたプーが、星を落とすPSIを引っさげ帰って来る。 強くなったプーの力添えもあって、ゲップーを撃破。 更に魔境を奥へと進むとモノトリーのヘリコプターの残骸を見つける。ポーキーが来たという何よりの証拠である。 ヘリコプターの近くには謎の洞窟があった。まさかここに?と覗いてみるとそこは不思議な一族、グミ一族がいた。 何か情報を知ってるかと話し掛けるがグミ一族は皆無口で会話が不成立。 唯一会話が可能なグミ族に話し掛けると、どこかにある無口を治す本を読んだら自分は無口が治るのに…といわれる。 本を探しに一旦洞窟を後にすると、発明家見習のアップルキッドから電話が入る。 アップルキッドは今アンドーナッツ博士の研究所で住み込みで働いているらしい。 そちらの調子はどうかと聞くアップルキッドに本の行方を聞くと自分が所持していると言ったところで何者かにアップルキッドが襲われ電話が切れてしまう。 一向はアップルキッド救出の為、アンドーナッツ博士の研究所のあるウィンターズへ向かう。 ---- 現在ウィンターズでは行方不明者が多発し、ジェフの親友トニーもいなくなってしまったらしい。 研究所に向かうと、アップルキッドもアンドーナッツ博士も見当たらない。 研究所にいたネズミ曰く、近くにあるストーンヘッジに皆が連れていかれたことが判明する。 ストーンヘッジにあった謎の装置を使うとそこは未来から来た刺客達の秘密基地だった。 ネスを手助けする人物を誘拐し、ギーグを倒させまいと考えた刺客達がアップルキッド、アンドーナッツ博士、トニー、そして、どせいさんまでも誘拐していたのだった。 秘密基地のボスを倒し、誘拐されていた人々を解放し、ネスは無事無口を治す本を手に入れる。 魔境へと戻り、グミ族に無口を治す本を渡すと皆が回し読みし始め、一族全体がお喋りになる。 態々本を探してくれたお礼に、重要な情報を教えようとグミ族の長老から話を聞く。 この星には地上の他に地下にも大陸があり、昔グミ族のお喋りなものは地下に、無口なものは地上にと別れて住んでいたのだ また地底大陸にある岩も喋り、博識なので一度会いにいってはどうか?と提案される。 一行は地底大陸を目指し、地球のへそという穴を降りて地下を目指す。 途中輝く場所、パワースポットも発見し、7つ目の力も手に入れる。これで残る力はあと1つとなった。 パワースポットを通過すると、恐竜が闊歩する地底世界が目の前に広がっていた。 ---- 恐竜に襲われながらも、お喋りなグミ族の村へと辿り着いたネスらは、そこで最後のパワースポットの存在を知る。 地底大陸にある火山の中のパワースポットを目指して歩いていく。 最後のパワースポットの守護者も倒し、パワースポットの音を記録すると音の石が輝きだす。 今までに巡った場所で聞いた地球の音色が重なり合い、8つのメロディがネスの心の懐かしい情景を思い出させる。 ふと気が付くと、ネスは不思議な国に1人で立っていた。 そこはマジカント。ネスの心の中にある国である。8つのパワースポットに立つことはこの世界に来る為の条件だったのだとネスは悟る。 そこには今までに出会った色んな人々が居た…ポーキーの姿も。話し掛けると 「お前は運命に選ばれたりして、俺は冴えないまま…なんか…お前のことが羨ましいよ」 ネスがマジカントにやってきたのは宇宙の真理を知ることができる「エデンの海」に行く為である。 途中ネスの勇気の化身のフライングマンを仲間に加えながらネスはエデンの海を目指す。 エデンの海にはネスの悪意の現れであるネスの悪魔がいた。 ネスの悪魔を倒すと、どこかで聞いた声が聞こえてくる。 「サターンバレーに行こう……」それは他でもないネス自身の声だった。 自分の心の悪を倒したネスに、改めてパワースポットの8つの力が宿る…それと引き換えに音の石は砕けてしまった。 ---- 気が付くと、ネスはポーラ達に囲まれていた。最後のパワースポットでいきなり倒れてしまったらしい。 心配そうな3人を尻目にネスはサターンバレーを目指す。 サターンバレーに到着すると、そこにはストーンヘッジですっかり意気投合したアンドーナッツ博士とどせいさん達が製作したスペーストンネルがあった。 スペーストンネルを使えば、ギーグのいる場所に直接攻撃を仕掛けに行くことが可能なのだ。 しかし今あるのは2号機で完成には「隕石の欠片」が足りないという。 初期型は服を着た豚が作業中のどせいさんを脅して乗っていったらしい、あくまでもネスの邪魔をするポーキー。 ネスらは隕石の欠片を採取する為に、ゲーム序盤にオネットに降ってきた隕石へと向かう。 オネットの街に到着するとそこには、ギーグの手下が徘徊しているという有り様だった。 隕石の欠片を採取し、サターンバレーに戻り一泊すると、スペーストンネル2が完成している。 スペーストンネル2はギーグの波動を察知して地底大陸の洞窟へとワープした。 しかしどこを探してもギーグはおろか敵も見当たらず、あるのは破壊されたスペーストンネル初号機だけ しかたなく辺りを徘徊していると、あっという間に完成したスペーストンネル3に乗ってきたアンドーナッツ博士が現れる。 ---- 博士の話しでは、ギーグは過去の地底大陸から現在へ攻撃をしているらしい。 スペーストンネル3を使えば過去にも行けるが、過去に生身の体で行くことは不可能だと博士は言う。 ネスらは生身の体を捨てて、ロボットの体でギーグを倒すことを決意する。 アンドーナッツ博士に頭脳をプログラム化してロボットに移殖してもらい、ネスらは過去へ向かう。 道を塞ぐ強敵を倒しながら、4人は遂にギーグの元に辿り着く。 大きな球体のような姿のギーグはネスの顔を取り込んでいた。 (ギーグは予言装置により自分がネスに倒されることを知っていたので今より強くなろうと考え自分より強い者=ネスという考えに至りネスの顔を取り込んだと思われる。) ギーグと対峙するとポーキーが現れる。 ギーグはネスに倒されることに恐怖し、力を追い求めるばかりに自分の意志を無くしてしまったことが分かる。 今現在意志のなくなったギーグを影で操っているのはポーキーなのであった。 ポーキー&ギーグ連合軍VSネス達未来を救う少年少女の戦いがここに始まる。 ---- 激しい戦いの中、ポーキーが人間の体のまま過去に来れたのは乗っている最高の防御マシーンのお陰ということが判明しネスらは機械の方を集中攻撃する。 機械が破壊され、過去に止まることが出来なくなったポーキーは最後の手段でもあったギーグの悪魔のスイッチ(実体維持装置?)を切ってしまう。 するとギーグの実体がなくなり、ただの邪悪な精神体となってネス達に襲い掛かってくる。 何故自分が戦っているのかも分からず、不気味な姿で襲い来るギーグにネス達は倒れてしまいそうになる。 そんな中、ポーラは祈っていた。 ギーグが自分達の力では倒せないことを悟り、現在にいる、旅の中で知り合った人々に力を貸してくれるようにと祈っていたのだった。 ポーラの祈りは、サターンバレーでネスらの帰りを待つどせいさんや博士に届いた。 ポーラの家が経営している保育園で、ポーラを慕っている子供達にも届いた。 ジェフの帰りを待つクラスメート達も祈りを受け取った。 プーの帰りを待ちわびる女の子達にも祈りの声は届いた。 ネスの家族に、トンズラブラザーズ、モノトリーさん、グミ族のみんな。 世界中の人々がこの時ネスの為に祈っていたのだった。 ---- 様々な人からの祈りの力も後一歩ギーグに及ばない。 「誰かお願い……この声が届いたら……」ポーラの最後の祈りが闇に飲み込まれた… ある1人の人間がネス達の戦いを見守っていた。その人をネスは知らない。だが、ネスの冒険の一部始終を見届けていた彼(彼女)は祈った。テレビの前でコントローラーを握り締めて。 「Mother2」のプレイヤーの祈りが最後の一押しとなり、ギーグは遂に倒れた…。 過酷な戦いの末、ネス達のロボットの体は壊れてしまう。横たわるロボットから光が4つ溢れ出し、時空を越えてサターンバレーへと戻ってくる。 サターンバレーに横たえられた4人の肉体に光が宿り、無事にネスらは現代に帰還。 世界中の人々に、自分達のことを祈ってくれたお礼を言って回りながらそれぞれの帰路に着く。 ネスも1人、オネットにある自分の家に帰ってきた。 エンディングロールの流れる中、今まで経験したことを思い出していると唐突にドアをノックする激しい音が。 音の主はポーキーの弟のピッキー、今ポーキーからネス宛の手紙が届いたと持ってきたのだった。 ネスが手紙の封を開けるとそこには一言。 「あばよネス、またマザー3で会おう」と。 マザー2 完 本スレで訂正があったので、代表で訂正カキコさせてもらいます。 ゲーム中にプレイヤーの名前を入力する機会がある。 最後の「いのり」で声が届くのはそのプレーヤーの元。 プレイヤー名は最後のスタッフロールでも流れる。 ---- 936 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/15(土) 02:46:01 ID:s6m5p34+ 未来からの使者のメッセージを受けたネスはギーグを倒す勇者として世界を救う旅に出るが ことあるごとにライバルのポーキーが先行して邪魔をする。 そして過去に逃げたギーグを追いつめるが彼は既に自身の大きすぎる力に取り込まれ自我を失っていた。 一切の攻撃手段が通用しないギーグだがヒロインの祈りが現代で出会ってきた世界中の人々に届き 彼らの祈りがギーグにダメージを与える。しかしそれでもギーグを倒すには力が足りず、もう駄目かと思っていたところその祈りがプレイヤー自身に届きプレイヤー自身の力でギーグを倒す。 最後は現代に帰った主人公の下に逃げたポーキーからの挑戦状。
''MOTHER2'' >>5-10~12・54・57~59・470~473・492~495・542~551、>>要約スレ1-936 ---- 登場人物 ●ネス…この物語の主人公、超能力が使える男の子。母親と妹の3人暮らし。     父は電話で会話が出来るが物語り中には出てこない。野球少年であり、バットで戦う。 ●ポーキー…ネスの家の隣に住んでいる成金の息子で嫌な性格。       ネスの父がポーキーの父に借金をしているらしくネスに対していつも偉そうにしている。 ●ポーラ…超能力少女として有名な心優しい女の子で祈りにより不思議な力を発揮する。 ●ジェフ…天才科学者アンドーナッツ博士の息子。超能力はつかえないが機械を扱う腕に長けている。 ●プー…ランマ国の王子。予言に従いネスと共に行動する。超能力、体術を使いこなす。 ●どせいさん…謎の生き物。一族全員の名前が「どせいさん」で個人名はなし。宇宙人との説もある。頭がいい。 ---- オネットという田舎町の少し郊外にある丘にネスという少年が住んでいた。 ある日ネスが眠っていると轟音が響き渡り、近くの山に隕石が落下するという事件が発生する。 隕石を野次馬見物しようと隕石が落ちた山へネスは向かうが警察が隕石の周囲を閉鎖していて近寄れずネスは仕方なく帰路に着く。 再び眠ろうとしたネスの元にお隣のポーキーが助けを求めに来る。 隕石を見に行った弟のピッキーが帰ってこない、1人で迎えに行くのは心細いから一緒についてこい、とのこと。 2人は隕石が落下した山へ向かう。警察の封鎖は既に解かれていて隕石の間近まで調べると無事ピッキーを発見。 すると謎の羽音が聞こえ、隕石から謎のカブトムシが現れる。 カブトムシは「ブンブーン」と名乗り、未来の世界からやってきたとネス達に告げる。 ---- ブンブーン曰く、未来は銀河宇宙最大の破壊主ギーグによりまさに地獄のようなありさまだと言う。 その未来を救えるのは3人の少年と1人の少女、その1人がネスであると告げられる。 詳しい事情を聞くため一旦山を降りようとするが、未来からの使者「スターマンのむすこ」にネス達は襲われる。 何とかスターマンのむすこを倒したが、それは未来からネスを抹殺しようと刺客が次々に送り込まれているということを示していた。 ピッキーを家に送り届け一安心したのも束の間、ポーキーの母にブンブーンがハエと間違えられ叩き落とされる。そして、 「世界中に8つあるお前だけの場所へ向かえ、そこでこの地球から力を貰わなければギーグには勝てない」 という遺言と、お前だけの場所ことパワースポットの音(力)を記録する音の石をネスに残しブンブーンはその生涯を終える。 ブンブーンの遺言で、ネスの住む場所から一番近いパワースポットはオネットという町の外れの洞窟だという情報を得て、ネスは世界を救うべく旅立つこととなる。 ---- オネットの町でパワースポットの洞窟に向かうが、近頃動物が凶暴になり人間に襲い掛かるという事件が多発しており警察により洞窟へと続く小屋が閉鎖されている。 オネットの不良少年団「シャーク団」のフランクが小屋の合鍵を持っているという情報を手に入れネスはフランクと相対する。 無事フランクを倒したネスは最初のパワースポットへと向かい、地球の力と音を手に入れる。 次のパワースポットを探す為、ネスはオネットの町を後にしてツーソンという都市に向かう。 そこはTV等で有名な超能力少女、ポーラがいる街だが、彼女は行方不明になっている。 ツーソンの街の宿屋で一泊していると夢にポーラが現れる。 ポーラは自分が地球を救うと予言されたとネスに告げ、自分は今はギーグの手下に洗脳された人々により誘拐されてしまったので助けにきて欲しいとテレパシーで訴えてきたのだった。 ネスはポーラが最後に目撃された時に話していたという、青い服を着た人物と太った子供の行方を追う。 ツーソンの街から続く谷間を越えたところにある村で、何でも青い色に塗りつぶすという謎の宗教が流行っているという話を聞き、ポーラを救出しにネスは新興宗教、ハッピーハッピー教の教祖が住むハッピーハッピー村へと向かう。 ---- ハッピーハッピー教の教祖と激しい戦いの末、ネスはポーラを救出する。 ネスに倒されたことで教祖の洗脳は解け、信者も普通の生活へと戻っていく。 普通の村人に戻った元ハッピーハッピー教信者から、この村へ来る途中にあった谷間にもパワースポットらしき場所があるという情報を手に入れネスとポーラはそこへと向かい2つ目の力と音を手に入れる。 ポーラと共に旅を続けることになったネスはスリークという街に向かおうとするがツーソンからスリークに続くトンネルにお化けがでて、スリークに到達できないという事態が起こっていた。 成すすべなくツーソンを彷徨っていると、ポーラを誘拐した人物を教えてくれたトンチキがネスに話し掛けてくる。 トンチキは実は裏の世界に精通した人物でネスを弟子にしたがっているがネスにはネスの道があるのだと理解して弟子になれという説得を諦める。 代わりに札束をネスに手渡し、お化けが明るい音楽が苦手であることを告げて去っていく。 ネスはその札束を使い、借金で苦しんでいる自称人気バンド「トンズラブラザーズ」の借金を清算するとネスに感謝したトンズラブラザーズは、ネス達の役に立とうとスリークの街まで楽器を演奏しながら車を走らせるという。 そしてネス達は無事にスリークの街へと辿り着くことに成功したのであった。 ---- スリークの街でネス達は一旦トンズラブラザーズと別れ、トンズラブラザーズは次の街へと向かっていった。 ポーラの予知能力でこの街でもう1人、世界を救う仲間と出会うことになるということが分かる。 しかしスリークの街はゾンビが歩き回っているという非常事態に直面していた。 ネス達はゾンビを退治しようと墓場へと向かうが、最奥までは到達できずスリークへと帰ってくる。 するとゾンビと会話する謎の美女がネスの前に現れる。 ネス達が逃げていく美女を追いかけ、追い詰めるとなんとその美女もゾンビであった。 ゾンビの罠にかかったネス達は地下室へと閉じ込められる。このままでは飢え死にするやもという状況でポーラはまだ見ぬ3人目の仲間へ向けてテレパシーを発信する。 ポーラのテレパシーは遠い北国ウインターズの学校スノーウッドの寄宿舎で眠っているジェフの元へと届いていた。 ポーラの祈りに応じてジェフは寄宿舎を抜け出し、途中で風船ガムが好きな猿、バルーンモンキーを仲間にしてジェフはテレパシーに言われるまま南へと向かう。 途中タス湖という湖の幻の恐竜、タッシーの協力を得て、謎のダンジョンおじさんの作ったダンジョン迷路を突破し、そしてジェフの父親でもあるアンドーナッツ博士の研究施設に辿り着く。 事情を聞いたアンドーナッツ博士は試作品の飛行機械「スカイウォーカー」を発進させる。 ---- ポーラのテレパシーのままにスカイウォーカーで進むが燃料切れで墜落してしまう。だが落下したのは偶然にもスリークの墓場の地下、ネスとポーラが閉じ込められている地下室であった。 ジェフは無事、ネスとポーラに合流し3人でゾンビ退治へと向かう。 ---- 見事墓場から脱出した一向は、なんとか街に巣食うゾンビを一掃しようと、スリークゾンビ対策委員会に助力を仰ぐ。 すると、ツーソンに住むポーラと顔なじみの発明家見習のアップルキッドからゾンビホイホイたる発明を製作したという連絡が入る。これを使い見事スリークの街のゾンビを一箇所に集めて倒すことに成功したネスらはゾンビを操っている親玉の元へと向かう。 墓場の奥の道を進むと、グレープフルーツ渓谷に辿り着く。 謎の洞窟を発見し奥へと進んでいくとそこはサターンバレー。 謎の人種?「どせいさん」が暮らしている村であった。 のんびりした口調のどせいさん達から、ゾンビを操っているのはゲップーという魔物でゲップーに何人もの仲間が誘拐されたので助けて欲しいと頼まれる。 どせいさんを救う為ネス一行はゲップーの秘密基地へと赴く。 秘密基地に潜入し、見事ゲップーを倒すと「フォーサイドの街に仕掛けたマニマニの悪魔が…」という言葉を残しゲップーは逃亡する。 秘密基地で労働を強いられているどせいさん達を救出すると、サターンバレーにあるどせいさん達だけの秘密の場所、3番目のパワースポットの情報を得られる。 新たなる地球の力を手にし、ネスはまた一つ強くなったのであった。 ---- スリークの街へ戻ると暗かった雰囲気が一掃され明るい活気で溢れていた。 ネス達は最後にゲップーが残した言葉を手がかりに次の街、フォーサイドへと急ぐ。 途中大渋滞に巻き込まれ歩いて街まで行くことを余儀なくされるネス一行。 フォーサイドへと通じる砂漠を歩き回っていると、埋蔵金発掘本部という小屋を発見する。 そこでお腹が空いているために発掘作業が出来ないというモッチーから「食べ物をくれたら、お礼にここから出た金は全部君達にあげよう」と提案される。 金が出る可能性は少ないものの、モッチーを見捨てることも出来ずネスは食料を渡す。 モッチーはネスに感謝し「必ず埋蔵金を見つける!」と意気込みも新たに発掘作業に力を注ぐのであった。 砂漠を無事に抜けると大都会、フォーサイドに到着。 そこでネス達は懐かしい顔に出会う。トンズラブラザーズだ。 彼らはある劇場のオーナーの口車に乗せられ、100万もの借金をしてしまいここで一生タダ働きをしなければならない、とネスに嘆くのであった。 駄目元ではあるが、埋蔵金が出ればトンズラブラザーズを解放できると考えたネス達は再び砂漠へと渡る。 すると埋蔵金発掘本部には黒山の人だかりができていた。 なんとモッチーは謎の迷路を発見し、埋蔵金の在り処も特定できたのだがそこには強い魔物が巣食っており更にモッチーも迷路に閉じ込められてしまったとのことだった。 ネス達は迷路に巣食う魔物を退治し、モッチーと埋蔵金を手に地上へと戻る。 ---- 埋蔵金と思われていた宝箱には巨大なダイヤモンドが入っていた。 約束どおりモッチーはそれをネスに手渡し、無事トンズラブラザーズは劇場から解放されたのだった。 一息ついたのも束の間、装備を整えようとデパートに向かうと何とポーラが誘拐されてしまう。 ポーラを攫ったデパートの怪人と対決するが、ポーラの姿は見当たらない。 怪人の最後の言葉から、モノトリーという人物がポーラを誘拐したということを知ったネスらはモノトリーを探す為裏路地のバーへと向かう。 バーで情報を集めようとするが、子供という事で門前払いされたネスとジェフ。 一旦バーを後にすると、裏路地にツーソンで出会ったトンチキさんが倒れていた。 バーの秘密を探っていたトンチキは、謎の組織の手により暴行を受け瀕死の重傷であった。 「バーのカウンターの中を調べろ…」 それがトンチキの最後の言葉であった。 おぼつかない足取りでネス達の傍を離れるトンチキ。それが彼の最後の姿となった… ---- ネス達はトンチキの命をかけた言葉に従い、バーのカウンターを調べると一瞬目の前が真っ白になった。 気が付くとそこは謎の「ムーンサイド」という街であった。 不気味なムーンサイドの街を探索しているとモノトリーを発見。 モノトリーは謎の黄金の像に話し掛けているようだった。ネスが黄金の像を調べると突然像が襲い掛かってくる。 この像こそがゲップーが言っていたマニマニの悪魔なのだった。 マニマニの悪魔を倒すと、まるで霧が晴れるようにムーンサイドの街が消えていく… ふと気が付くと、ネス達はバーの倉庫にいた。そこには砕けた黄金の像もあった。 倉庫のネズミ曰く、ネスらは何かにとりつかれたようにフラフラと虚ろな目で倉庫を歩き回っていたのだという……。 ムーンサイドはマニマニの悪魔が見せていた幻想の世界だったのだ。 バーの倉庫から脱出したネスらは、モノトリーが治めているモノトリービルへと向かうが、矢張りここでも門前払い。 しかし、モノトリーに仕えるメイド曰く、近頃流行している「イチゴ豆腐」なるものを持ってくればこっそりビルに入れてあげてもいいとのこと。 必死でネス達は街中を探すも流行のイチゴ豆腐は見つからないままに、アップルキッドから連絡が入る。 「あんまり役に立ちそうに無いけど、発明品が出来たので貰って欲しい」と。 その発明品とは「グルメ豆腐マシーン」、現在作れるのはイチゴ豆腐だけだそうだ。 その発明品は既に宅急便でネス宛に送るようにしたという。 ---- 豆腐を製造できる「グルメ豆腐マシーン」を手にモノトリービルのメイドを尋ね、ネス達はビルへと向かう。 無事メイドさんにマシーンを渡し…もとい強奪され、そのお礼にモノトリービルに侵入成功。 目指すは最上階にいるモノトリー氏。警備ロボを片っ端からポンコツにしていきながらネスらは最上階に辿り着く。 しかしモノトリーの部屋の前には最強の警備ロボ「油断ロボ」がネスらを待ち構えていた。 油断ロボは見た目は可愛らしいが、その反面最強の名にふさわしい反則なまでの無敵っぷりを発揮する。 苦戦を強いられるネス一行、体力も限界、もうだめだ!2人が諦めかけた時。 部屋に黒い影が飛び込み、なんと油断ロボのスイッチをOFFにして倒してしまった。 黒い影の正体はトンズラブラザーズ。借金のお礼に何か出来ないかとこっそりとネス達を尾行してきたのだった。 いよいよモノトリーと対決だ!勢いよくモノトリーの部屋の扉を開けるとそこには怯えるモノトリーと、ポーラがいた。モノトリーは、自分がマニマニの悪魔にではなくギーグの手先に操られていたことと、ネスらと敵対するつもりはなく、ポーラにも危害は加えていないと言い出した。 ポーラの説得でモノトリーさんは悪い人じゃないという結論に達したネスらは、これからどこに向かうかを話しあう。 そこでモノトリーからサマーズへ行ったらどうだと提案される。 しかしサマーズへは海を渡る為、飛行機でもない限り行くことは不可能。 ---- モノトリーは、自分が所有しているヘリコプターを使ってもいいとネス達に告げる。 それならお言葉に甘えて…とヘリポートに向かうと既にヘリは発進していた。 乗っているのはなんとポーキー。ポーラは、ポーキーを見て「私を誘拐した太った子供よ!」とネスに告げる。 ポーキーはギーグ側についていたのだった。 ポーキーは一足先にサマーズへと向かう。 ネスら一行はサマーズに向かう為、飛行機を探しに出る。ポーラの提案から再びスリークへと赴く。 そこで、壊れたスカイウォーカーをジェフが修復し、サマーズへと出発だ! ……と思ったのも束の間、スカイウォーカーは自動帰還装置がついていたらしくジェフの故郷ウィンターズのアンドーナッツ博士の研究所に戻っていった。 アンドーナッツ博士に事情を話すと、スカイウォーカーを改造し、好きな場所に行くように改良をしてくれるという。 改造までの時間、ネスらは研究所付近を探検し、そこで4つめのパワースポットを発見。 パワースポットを守る魔物を撃破し、研究所に戻るとスカイウォーカーは完成していた。 3人は意気揚揚とサマーズへ向かうのであった。 ---- しかし、またスカイウォーカーは墜落してしまう。 有名な観光地サマーズの浜辺に不時着、スカイウォーカーは粉々に砕けてしまう。 サマーズでポーキーらしき人物が、海を渡ったところにあるスカラビという国に行ったという情報を掴み、ネスらは漁師の家に船を出してくれと頼みに向かう。 しかし、海にはクラーケンという怪物が頻繁に船を襲うという事件が発生しており誰も船を出してくれないとのこと。 ここは漁師を説得するよりその家族の助力を得た方がいいと、漁師の奥さんに事情を話しに行く。 奥さんは、こんな子供がそんな苦労を…とネスらの行動にいたく感動して、手作りのケーキをご馳走してくれる。 そのケーキは不思議なトリップケーキであった。 一口食べた途端、ネスらは強い眩暈に襲われ、その中でネスは夢を見る。 それは自分がある国の王子になっているという夢であった。 ---- ランマの国の王子プー。ネスは夢でその人物になっていた。 プー王子は国中の女の子にモテモテ、しかしお年頃になってきた王子は王となる為に「ム」(無)の試練を受けなければいけなかった。 高い山の頂上で座禅を組み、心を無の境地に飛ばす、それがムの修行である。 だが取り巻きの女の子達の声で全く集中できない。王子だめじゃん。 しかしその日はなぜか王子の調子絶好調。心を無にしていると、プーの前に先祖の霊が現れる。 先祖の霊から、鬱になったゲームスレに上げられたりする鬱な試練を受ける。 (&color(#ffffff){手足、耳→千切られ 目→潰され 喉→潰され 心→消される}) 辛い先祖の試練に見事打ち勝つことに成功し、その修行の中で自分は世界を救う少年少女の1人であること、 そして自分以外の仲間が既に集結していることを知る。 ランマ国王にのみ伝えられる超能力、テレポートを伝授され、プーはネスらと合流するべくサマーズに向かう。 ---- 結局トリップケーキで酔っ払ってしまい、漁師の奥さんに事情を話す隙をなくして、ネス、ポーラ、ジェフは砂漠をトリップしたままふらふらと彷徨う。 そんな3人の前にプーが突然テレポートで登場。 名前を言う前に「俺はネスのしもべだ」と何だか自己陶酔っぷり。使命に目覚めた王子、ノリノリです。 とりあえず、現時点で不審者扱いなプーの身元を聞くと王子だと言うのでその権力と金に物を言わせ、ある博物館で重要な資料の公開に対して賄賂を要求しているオッサンの元へプーを連れて行く。 プーが王家から持ってきた大きなルビーと引き換えに特別な資料を見ることになったネス達。 その資料とはスカラビにあるピラミッドに関するヒエログリフだった。 ヒエログリフの内容をメモしていると、プーはその文字を読めると言い出す。 ヒエログリフには、スカラビにあるピラミッドに大きな秘密があると書かれていた。 そこにはギーグのことを予言した一説もあり、ネスらはスカラビへと行く手立てを考える。 (プーのテレポートは一度行っている場所しか行けない) 博物館を出ようとすると電話が鳴っている。誰も居ないので勝手に出ると相手はフォーサイドで口では言えない凄いものを発見したので見に来てほしいと告げる。 スカラビへ行く方法も見つからないので、一旦フォーサイドに行くことになる。 ---- フォーサイドに行き、電話の主に話を聞くと「下水道の中に光る場所がある!」と興奮気味。 光っている場所とは、地球のパワーが溢れている場所、パワースポットのことである。 4人は下水道を降りその場所の守護者を倒し5番目のパワースポットの力を手に入れる。 パワースポットでウサギの好みそうな人参を発見する。 しかし、使い道が分からないままサマーズに向かうネス一向。 ネス達は漁師の家に戻ったが、やはり船を出す気になれないままだった。 ウサギの好みそうな人参を見た漁師はこう言った。 「ありゃ?そのにんじんはずいぶん珍しいねぇ。…どんなウサギがくうのやら。」 それを聞いたプーは… 「そういえばランマにウサギが道を塞いで通れない場所があるんだが…もしかしたらこの人参をあげれば退いてくれるかも」 プーの発言により一行はテレポートでランマに向かう。 ランマにて謎のウサギに人参を渡し、道を空けてもらい道を進んでいくと、ここでも発見パワースポット。 立ち塞がる敵をなぎ倒しながら6番目のパワースポットでも力を得ることに成功。 一気に2つのパワースポットを発見して絶好調な4人に更に嬉しい朗報が入る。 この頃は謎の怪物、クラーケンが出ないのでサマーズからスカラビ行きの船が出るとのこと。 こうして一行はスカラビを目指して船に乗り込む。 船を動かすのが久々で船乗りが船酔いをしてる間に、近頃姿を潜めていたクラーケンが船を襲う。 しかし、絶好調な世界を救う少年らの敵になるわけもなく、クラーケンは撃沈。 サマーズで高級食材としてスープにされてしまいましたとさ。 ---- 無事スカラビに到着した一行は、そこでポーキーの居た証拠……野グ○を見つける。 街で情報を集めていると、ポーキーはモノトリーから強奪したヘリコプターに乗ってスカラビ南部の未開の地、魔境へ向かったということが分かる。 しかし、魔境へ続く道は点在するピラミッドに遮られて徒歩では到底行くことは出来ない。 一向はまず、ヒエログリフに記されていたピラミッドへと赴き、閉ざされていた扉を開く。 ピラミッドの中で魔境の地図を発見。やはり魔境には何かあるらしい。 ピラミッドの奥へと進んでいくと、そこは魔境へと続く道を邪魔していたピラミッドの遥か南。 もう後戻りは出来ない、後は進むのみ…と決意を新たにしたのも束の間。 謎の修験者が現れ、プーに「星を落とす魔法」を伝授するから修行すっぞゴラァ!とプーを連れ去っていく。 仕方ないので3人で魔境へと向かっていくが、そこは毒の沼地。 泳いでいては毒に犯されてしまうので、潜水艦がない限り魔境には行けないということが判明する。 当てもなく来た道を戻ると謎の塔を発見。 塔だと思ったそれは、自分の体自体をダンジョンにしてしまったダンジョン男であった。 ダンジョン男に事情を話すと、自分の中のダンジョンに潜水艦があったはずだと言う。 ネスらはダンジョンの中の人の了承を得て潜水艦、黄色いサブマリンを手に入れる。 ---- 黄色いサブマリンを使い魔境に渡ったネスら、ピラミッドで得た地図を使って魔境の奥へと進んでいく。 すると、何とネスらを倒す為修行に出ていたゲップーが立ちはだかる。 魔境はヘドロ臭いわ、ゲップー自体も臭いわでネス達は窮地に陥る。 しかしそこにこちらも修行に出ていたプーが、星を落とすPSIを引っさげ帰って来る。 強くなったプーの力添えもあって、ゲップーを撃破。 更に魔境を奥へと進むとモノトリーのヘリコプターの残骸を見つける。ポーキーが来たという何よりの証拠である。 ヘリコプターの近くには謎の洞窟があった。まさかここに?と覗いてみるとそこは不思議な一族、グミ一族がいた。 何か情報を知ってるかと話し掛けるがグミ一族は皆無口で会話が不成立。 唯一会話が可能なグミ族に話し掛けると、どこかにある無口を治す本を読んだら自分は無口が治るのに…といわれる。 本を探しに一旦洞窟を後にすると、発明家見習のアップルキッドから電話が入る。 アップルキッドは今アンドーナッツ博士の研究所で住み込みで働いているらしい。 そちらの調子はどうかと聞くアップルキッドに本の行方を聞くと自分が所持していると言ったところで何者かにアップルキッドが襲われ電話が切れてしまう。 一向はアップルキッド救出の為、アンドーナッツ博士の研究所のあるウィンターズへ向かう。 ---- 現在ウィンターズでは行方不明者が多発し、ジェフの親友トニーもいなくなってしまったらしい。 研究所に向かうと、アップルキッドもアンドーナッツ博士も見当たらない。 研究所にいたネズミ曰く、近くにあるストーンヘッジに皆が連れていかれたことが判明する。 ストーンヘッジにあった謎の装置を使うとそこは未来から来た刺客達の秘密基地だった。 ネスを手助けする人物を誘拐し、ギーグを倒させまいと考えた刺客達がアップルキッド、アンドーナッツ博士、トニー、そして、どせいさんまでも誘拐していたのだった。 秘密基地のボスを倒し、誘拐されていた人々を解放し、ネスは無事無口を治す本を手に入れる。 魔境へと戻り、グミ族に無口を治す本を渡すと皆が回し読みし始め、一族全体がお喋りになる。 態々本を探してくれたお礼に、重要な情報を教えようとグミ族の長老から話を聞く。 この星には地上の他に地下にも大陸があり、昔グミ族のお喋りなものは地下に、無口なものは地上にと別れて住んでいたのだ また地底大陸にある岩も喋り、博識なので一度会いにいってはどうか?と提案される。 一行は地底大陸を目指し、地球のへそという穴を降りて地下を目指す。 途中輝く場所、パワースポットも発見し、7つ目の力も手に入れる。これで残る力はあと1つとなった。 パワースポットを通過すると、恐竜が闊歩する地底世界が目の前に広がっていた。 ---- 恐竜に襲われながらも、お喋りなグミ族の村へと辿り着いたネスらは、そこで最後のパワースポットの存在を知る。 地底大陸にある火山の中のパワースポットを目指して歩いていく。 最後のパワースポットの守護者も倒し、パワースポットの音を記録すると音の石が輝きだす。 今までに巡った場所で聞いた地球の音色が重なり合い、8つのメロディがネスの心の懐かしい情景を思い出させる。 ふと気が付くと、ネスは不思議な国に1人で立っていた。 そこはマジカント。ネスの心の中にある国である。8つのパワースポットに立つことはこの世界に来る為の条件だったのだとネスは悟る。 そこには今までに出会った色んな人々が居た…ポーキーの姿も。話し掛けると 「お前は運命に選ばれたりして、俺は冴えないまま…なんか…お前のことが羨ましいよ」 ネスがマジカントにやってきたのは宇宙の真理を知ることができる「エデンの海」に行く為である。 途中ネスの勇気の化身のフライングマンを仲間に加えながらネスはエデンの海を目指す。 エデンの海にはネスの悪意の現れであるネスの悪魔がいた。 ネスの悪魔を倒すと、どこかで聞いた声が聞こえてくる。 「サターンバレーに行こう……」それは他でもないネス自身の声だった。 自分の心の悪を倒したネスに、改めてパワースポットの8つの力が宿る…それと引き換えに音の石は砕けてしまった。 ---- 気が付くと、ネスはポーラ達に囲まれていた。最後のパワースポットでいきなり倒れてしまったらしい。 心配そうな3人を尻目にネスはサターンバレーを目指す。 サターンバレーに到着すると、そこにはストーンヘッジですっかり意気投合したアンドーナッツ博士とどせいさん達が製作したスペーストンネルがあった。 スペーストンネルを使えば、ギーグのいる場所に直接攻撃を仕掛けに行くことが可能なのだ。 しかし今あるのは2号機で完成には「隕石の欠片」が足りないという。 初期型は服を着た豚が作業中のどせいさんを脅して乗っていったらしい、あくまでもネスの邪魔をするポーキー。 ネスらは隕石の欠片を採取する為に、ゲーム序盤にオネットに降ってきた隕石へと向かう。 オネットの街に到着するとそこには、ギーグの手下が徘徊しているという有り様だった。 隕石の欠片を採取し、サターンバレーに戻り一泊すると、スペーストンネル2が完成している。 スペーストンネル2はギーグの波動を察知して地底大陸の洞窟へとワープした。 しかしどこを探してもギーグはおろか敵も見当たらず、あるのは破壊されたスペーストンネル初号機だけ しかたなく辺りを徘徊していると、あっという間に完成したスペーストンネル3に乗ってきたアンドーナッツ博士が現れる。 ---- 博士の話しでは、ギーグは過去の地底大陸から現在へ攻撃をしているらしい。 スペーストンネル3を使えば過去にも行けるが、過去に生身の体で行くことは不可能だと博士は言う。 ネスらは生身の体を捨てて、ロボットの体でギーグを倒すことを決意する。 アンドーナッツ博士に頭脳をプログラム化してロボットに移殖してもらい、ネスらは過去へ向かう。 道を塞ぐ強敵を倒しながら、4人は遂にギーグの元に辿り着く。 大きな球体のような姿のギーグはネスの顔を取り込んでいた。 (ギーグは予言装置により自分がネスに倒されることを知っていたので今より強くなろうと考え自分より強い者=ネスという考えに至りネスの顔を取り込んだと思われる。) ギーグと対峙するとポーキーが現れる。 ギーグはネスに倒されることに恐怖し、力を追い求めるばかりに自分の意志を無くしてしまったことが分かる。 今現在意志のなくなったギーグを影で操っているのはポーキーなのであった。 ポーキー&ギーグ連合軍VSネス達未来を救う少年少女の戦いがここに始まる。 ---- 激しい戦いの中、ポーキーが人間の体のまま過去に来れたのは乗っている最高の防御マシーンのお陰ということが判明しネスらは機械の方を集中攻撃する。 機械が破壊され、過去に止まることが出来なくなったポーキーは最後の手段でもあったギーグの悪魔のスイッチ(実体維持装置?)を切ってしまう。 するとギーグの実体がなくなり、ただの邪悪な精神体となってネス達に襲い掛かってくる。 何故自分が戦っているのかも分からず、不気味な姿で襲い来るギーグにネス達は倒れてしまいそうになる。 そんな中、ポーラは祈っていた。 ギーグが自分達の力では倒せないことを悟り、現在にいる、旅の中で知り合った人々に力を貸してくれるようにと祈っていたのだった。 ポーラの祈りは、サターンバレーでネスらの帰りを待つどせいさんや博士に届いた。 ポーラの家が経営している保育園で、ポーラを慕っている子供達にも届いた。 ジェフの帰りを待つクラスメート達も祈りを受け取った。 プーの帰りを待ちわびる女の子達にも祈りの声は届いた。 ネスの家族に、トンズラブラザーズ、モノトリーさん、グミ族のみんな。 世界中の人々がこの時ネスの為に祈っていたのだった。 ---- 様々な人からの祈りの力も後一歩ギーグに及ばない。 「誰かお願い……この声が届いたら……」ポーラの最後の祈りが闇に飲み込まれた… ある1人の人間がネス達の戦いを見守っていた。その人をネスは知らない。だが、ネスの冒険の一部始終を見届けていた彼(彼女)は祈った。テレビの前でコントローラーを握り締めて。 「Mother2」のプレイヤーの祈りが最後の一押しとなり、ギーグは遂に倒れた…。 過酷な戦いの末、ネス達のロボットの体は壊れてしまう。横たわるロボットから光が4つ溢れ出し、時空を越えてサターンバレーへと戻ってくる。 サターンバレーに横たえられた4人の肉体に光が宿り、無事にネスらは現代に帰還。 世界中の人々に、自分達のことを祈ってくれたお礼を言って回りながらそれぞれの帰路に着く。 ネスも1人、オネットにある自分の家に帰ってきた。 エンディングロールの流れる中、今まで経験したことを思い出していると唐突にドアをノックする激しい音が。 音の主はポーキーの弟のピッキー、今ポーキーからネス宛の手紙が届いたと持ってきたのだった。 ネスが手紙の封を開けるとそこには一言。 「あばよネス、またマザー3で会おう」と。 マザー2 完 本スレで訂正があったので、代表で訂正カキコさせてもらいます。 ゲーム中にプレイヤーの名前を入力する機会がある。 最後の「いのり」で声が届くのはそのプレーヤーの元。 プレイヤー名は最後のスタッフロールでも流れる。 ---- 936 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/15(土) 02:46:01 ID:s6m5p34+ 未来からの使者のメッセージを受けたネスはギーグを倒す勇者として世界を救う旅に出るが ことあるごとにライバルのポーキーが先行して邪魔をする。 そして過去に逃げたギーグを追いつめるが彼は既に自身の大きすぎる力に取り込まれ自我を失っていた。 一切の攻撃手段が通用しないギーグだがヒロインの祈りが現代で出会ってきた世界中の人々に届き 彼らの祈りがギーグにダメージを与える。しかしそれでもギーグを倒すには力が足りず、もう駄目かと思っていたところその祈りがプレイヤー自身に届きプレイヤー自身の力でギーグを倒す。 最後は現代に帰った主人公の下に逃げたポーキーからの挑戦状。

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