玉繭物語2

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133 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:16:59 ID:Crs5f1Hb  前作の玉繭物語が伝説として語り継がれる時代、聖魔は世界の浄化で異次元にある 火と水、風、地の四つの森に封印されていた。レバントは世界を浄化した結果、 ケムエルを身体に宿すことによって永遠の命を与えられ、神殿にてエルリムを祭ると ともに聖魔対策の指導者として尽力していた。異次元の森にてエルリムによる人間に 対する戒めの種であり、聖魔の変異種であるカルマが発生し、地上を目指し始めたので レバントはカルマ対策に聖魔をゲヘナの業で使役する魔攻衆を組織した。  元気な少年カフーは魔攻衆になるための試験中に妖精の繭に触れてしまい、 体に闇の存在カルマを宿してしまう。カルマが成長すると体を乗っ取られてしまうので 各森の最深部にある四つのオーブを集め、カルマを追い出さなくてはならなくなった。 ちなみに、この繭にいた妖精ニコは以後カフーと行動をともにすることになる。  火の森でカフーは目先の強さに囚われる少年ナムに出会う。彼は今まで他の魔攻衆達に 連戦連勝だったが、老人ウーに負けてしまい再戦の条件である火のオーブをカフーと 奪い合うのだった。幾度も戦い、結果としてカフーが勝利してオーブを手に入れ、 ナムは本当の強さを知るためにウーに弟子入りする。  風の森では風のオーブの研究に燃える学者ジルと出会う。オーブ争奪戦をカフーが 制し、ジルは何かに納得すると去っていった。 134 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:18:08 ID:Crs5f1Hb  地の森ではスイーツナイツというアイドル魔攻衆と出会う。スイーツナイツとは 前作の後に商業に手をつけたキキナクによって魔攻衆集めのためにプロデュースされた 四人のグループだが、企画の一環でカフーとの地のオーブ争奪戦に負けたら即解散と キキナクに言い渡されていた。当初、最年長リーダーのココナ以外はグループに 未練も無く、解散しても構わないと考えていたが、争奪戦を通してグループに対して 愛着を持っていたことを各々が気付く。ココナは個性派メンバーをまとめるのに 苦労しながらグループを守るべく戦うが、カフーに負けてしまう。カフーは地のオーブを 手に入れ、スイーツナイツは解散するが、キキナクから一時休止後、新メンバーを加えて 復活することが伝えられる。(モー娘。やポケビの時代にできたゲームです)  水の森では獣人キュアと出会う。彼女は水竜の化身と噂され、魔攻衆に追われる身だが 相手を傷つけることを嫌い、逃げ続けながら、人間になるという願いを叶えるために 水のオーブを求めていた.カーフとキュアは親しくなっていったが、水のオーブは キュアの中のカルマである水竜とカーフの中のカルマを引き出し、二人を戦わせた. カフーは勝利し、オーブを手に入れるが、キュアは死んでしまった。カフーがオーブに 「願いを叶えてくれ!」と叫ぶと、光とともにキュアの体は消えてしまった。神殿に戻り レバントに事の顛末を説明するとレバントは「……エルリムのやりそうなことだ……。 生きてゆくことの方が死よりもツライときもあるさ……。お前は生きるために できる限りの力をつくしただけだ」とカフーを慰める。  四つのオーブが揃ったことにより、カフーはついに自分の闇と対峙することになる。 オーブとレバントが父親から受け継いだ闇の楽器の力によってカフーの中のカルマを 呼び出し、カフーはカルマに打ち勝った。カルマは「もっと深い闇の気配がする」と 言い残し消える。視界が光に包まれた直後、目の前に悪魔の様な姿に変貌したレバントが 現れ、カフーに実家へ帰るように告げると消え去ってしまう。  ニコに一時的にマーブが乗り移り「レバントを止めて」と頼むとともに消えてしまう。 キキナクにレバントのことを告げると、キキナクはレバントの狙いは闇の選ばれし者と なった自分を餌として滅びの蟲リリスとオニブブを復活させ、エルリムを抹殺すること だということと、阻止するためにはカフーも闇の森へ行き、四人の闇の使徒による 試練を乗り越えて光の選ばれし者になるしかないということを話す。 135 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:19:07 ID:Crs5f1Hb  この後、キキナクから様々な話が聞けるようになるので、このレスで紹介します。 ただし読まなくとも物語は理解できるので、このレス分は省略可能です。普段キキナクの 話し方は軽いながらも、人外の存在らしくドライな感じなのですが、この時は少し雰囲気 が違っています。 「レバントは世界を浄化し,マーブやナギ人を解放して普通の人間にしたが、 そのことによって、レバントとマーブは死による別れを迎えることになってしまった」 「レバントは不死を手に入れたんじゃない。死を奪われたんだ…。この差はあまりにも 大きい。」 「自分を置いて死んでゆく親しい人々…。薄れゆく思い出…」 「あいつは滅びの道に諦めかけていた死を見つけてしまったんだろうな。バカだよ…、 ホントに…」 「マーブ。ナギ人の言葉で希望。彼女はナギ人の呪われた定めを解き放つという運命を 持ち、ナギ人達の希望だった。けれど、実際は生まれながらにして運命を 決まられてしまった、かわいそうな普通の女の子だよ」 「闇に堕ちた今のレバントにマーブの声は届かない。思えば二人は不器用で すれ違ってばかりだった」  キキナクはレバントがカフーの中のカルマに目をつけていたことを知っていたので、 スイーツナイツにオーブ争奪戦をさせた本当の狙いはレバントが闇に堕ちることを 防ぐことだったっぽい 136 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:19:52 ID:Crs5f1Hb  闇の火の森で待ち受ける使徒はウーだった。彼は長年、聖魔やカルマと戦い続けていく うちに「人間がどんなに頑張ったとしても、大きな流れは変えられず、人は流れに従って 滅ぶしかないのではないか」という諦めを抱くようになったのだと言う。そんなウーを カフーとナムが励ますことによって、ウーは諦めず戦い続けることを決意し、カフーは 最初の試練を突破する。炎が象徴するのは「疑念・信頼」。  闇の風の森での使徒はジルだった。彼は風のオーブ争奪戦の結果から、 カフーが選ばれし者であることと、自分が選ばれなかったことに気付き、カフーに対して 嫉妬心を持っていた。そんなジルを説き伏せ、カフーは試練を突破する。 風が象徴するのは「嫉妬・愛情」。  闇の地の森での使徒はココナだった。彼女は「メンバーの中で自分は無個性でリーダー の資格も無く、皆の足を引っ張っているから自分はスイーツナイツに必要ない」と 自己嫌悪に陥っていた。そんなココナを説き伏せ、カフーは試練を突破する。 大地が象徴するのは「拒絶・受容」。  闇の水の森での使徒はキュアだった。彼女は一人では寂しいからカフーも一緒に いてほしいと頼むが、カフーはそれを断り、キュアを説き伏せて試練を突破する。 水が象徴するのは「孤独・共感」。  四つの試練を乗り越えたカフーは光の選ばれし者となり、レバントと再び対面する。 レバントは「もし自分達がカルマを滅ぼし、世界を浄化しても、次の試練が課せられる。 エルリムを倒さない限り、人には永遠と試練が付きまとうことになる。エルリムを倒し、 人を試練から解放することこそが真の浄化だ」と主張するが、カフーは「それはただの 逃げでしかない」と言い放ち、レバントを打ち倒す。  カルマから解放され正気に戻ったレバントは、リリスの繭を闇の森ごと封印するために 独りで闇の森に残り、森を封印する。このことによって、レバントの魂は永遠に ただ独りで闇の森を彷徨うことになる。レバントは最後にカフーに対して 「森にあるのは生きようとする純粋な意志だ。魔攻衆を率いて闘え。生きろ」と言い遺す 137 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/05/14(土) 02:20:48 ID:Crs5f1Hb 以上です。ちなみに細かい設定を書くと、 前作で繭使いの戦いは聖魔を繭に封印し、鎮魂するものだったが、魔攻衆の戦いは 聖魔を倒すだけ。 138 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:24:22 ID:Crs5f1Hb すいません。追加します。 エンディング後はひたすら聖魔を鍛えて、最強魔攻衆決定戦に出場することになります。 その時、キュアは聖魔時の記憶を失いながらも人間に転生し、スイーツナイツに ジルの教え子でもある新メンバーが加入します。
''玉繭物語2'' >>15-133~138 ---- 133 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:16:59 ID:Crs5f1Hb  前作の玉繭物語が伝説として語り継がれる時代、聖魔は世界の浄化で異次元にある 火と水、風、地の四つの森に封印されていた。レバントは世界を浄化した結果、 ケムエルを身体に宿すことによって永遠の命を与えられ、神殿にてエルリムを祭ると ともに聖魔対策の指導者として尽力していた。異次元の森にてエルリムによる人間に 対する戒めの種であり、聖魔の変異種であるカルマが発生し、地上を目指し始めたので レバントはカルマ対策に聖魔をゲヘナの業で使役する魔攻衆を組織した。  元気な少年カフーは魔攻衆になるための試験中に妖精の繭に触れてしまい、 体に闇の存在カルマを宿してしまう。カルマが成長すると体を乗っ取られてしまうので 各森の最深部にある四つのオーブを集め、カルマを追い出さなくてはならなくなった。 ちなみに、この繭にいた妖精ニコは以後カフーと行動をともにすることになる。  火の森でカフーは目先の強さに囚われる少年ナムに出会う。彼は今まで他の魔攻衆達に 連戦連勝だったが、老人ウーに負けてしまい再戦の条件である火のオーブをカフーと 奪い合うのだった。幾度も戦い、結果としてカフーが勝利してオーブを手に入れ、 ナムは本当の強さを知るためにウーに弟子入りする。  風の森では風のオーブの研究に燃える学者ジルと出会う。オーブ争奪戦をカフーが 制し、ジルは何かに納得すると去っていった。 134 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:18:08 ID:Crs5f1Hb  地の森ではスイーツナイツというアイドル魔攻衆と出会う。スイーツナイツとは 前作の後に商業に手をつけたキキナクによって魔攻衆集めのためにプロデュースされた 四人のグループだが、企画の一環でカフーとの地のオーブ争奪戦に負けたら即解散と キキナクに言い渡されていた。当初、最年長リーダーのココナ以外はグループに 未練も無く、解散しても構わないと考えていたが、争奪戦を通してグループに対して 愛着を持っていたことを各々が気付く。ココナは個性派メンバーをまとめるのに 苦労しながらグループを守るべく戦うが、カフーに負けてしまう。カフーは地のオーブを 手に入れ、スイーツナイツは解散するが、キキナクから一時休止後、新メンバーを加えて 復活することが伝えられる。(モー娘。やポケビの時代にできたゲームです)  水の森では獣人キュアと出会う。彼女は水竜の化身と噂され、魔攻衆に追われる身だが 相手を傷つけることを嫌い、逃げ続けながら、人間になるという願いを叶えるために 水のオーブを求めていた.カーフとキュアは親しくなっていったが、水のオーブは キュアの中のカルマである水竜とカーフの中のカルマを引き出し、二人を戦わせた. カフーは勝利し、オーブを手に入れるが、キュアは死んでしまった。カフーがオーブに 「願いを叶えてくれ!」と叫ぶと、光とともにキュアの体は消えてしまった。神殿に戻り レバントに事の顛末を説明するとレバントは「……エルリムのやりそうなことだ……。 生きてゆくことの方が死よりもツライときもあるさ……。お前は生きるために できる限りの力をつくしただけだ」とカフーを慰める。  四つのオーブが揃ったことにより、カフーはついに自分の闇と対峙することになる。 オーブとレバントが父親から受け継いだ闇の楽器の力によってカフーの中のカルマを 呼び出し、カフーはカルマに打ち勝った。カルマは「もっと深い闇の気配がする」と 言い残し消える。視界が光に包まれた直後、目の前に悪魔の様な姿に変貌したレバントが 現れ、カフーに実家へ帰るように告げると消え去ってしまう。  ニコに一時的にマーブが乗り移り「レバントを止めて」と頼むとともに消えてしまう。 キキナクにレバントのことを告げると、キキナクはレバントの狙いは闇の選ばれし者と なった自分を餌として滅びの蟲リリスとオニブブを復活させ、エルリムを抹殺すること だということと、阻止するためにはカフーも闇の森へ行き、四人の闇の使徒による 試練を乗り越えて光の選ばれし者になるしかないということを話す。 135 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:19:07 ID:Crs5f1Hb  この後、キキナクから様々な話が聞けるようになるので、このレスで紹介します。 ただし読まなくとも物語は理解できるので、このレス分は省略可能です。普段キキナクの 話し方は軽いながらも、人外の存在らしくドライな感じなのですが、この時は少し雰囲気 が違っています。 「レバントは世界を浄化し,マーブやナギ人を解放して普通の人間にしたが、 そのことによって、レバントとマーブは死による別れを迎えることになってしまった」 「レバントは不死を手に入れたんじゃない。死を奪われたんだ…。この差はあまりにも 大きい。」 「自分を置いて死んでゆく親しい人々…。薄れゆく思い出…」 「あいつは滅びの道に諦めかけていた死を見つけてしまったんだろうな。バカだよ…、 ホントに…」 「マーブ。ナギ人の言葉で希望。彼女はナギ人の呪われた定めを解き放つという運命を 持ち、ナギ人達の希望だった。けれど、実際は生まれながらにして運命を 決まられてしまった、かわいそうな普通の女の子だよ」 「闇に堕ちた今のレバントにマーブの声は届かない。思えば二人は不器用で すれ違ってばかりだった」  キキナクはレバントがカフーの中のカルマに目をつけていたことを知っていたので、 スイーツナイツにオーブ争奪戦をさせた本当の狙いはレバントが闇に堕ちることを 防ぐことだったっぽい 136 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:19:52 ID:Crs5f1Hb  闇の火の森で待ち受ける使徒はウーだった。彼は長年、聖魔やカルマと戦い続けていく うちに「人間がどんなに頑張ったとしても、大きな流れは変えられず、人は流れに従って 滅ぶしかないのではないか」という諦めを抱くようになったのだと言う。そんなウーを カフーとナムが励ますことによって、ウーは諦めず戦い続けることを決意し、カフーは 最初の試練を突破する。炎が象徴するのは「疑念・信頼」。  闇の風の森での使徒はジルだった。彼は風のオーブ争奪戦の結果から、 カフーが選ばれし者であることと、自分が選ばれなかったことに気付き、カフーに対して 嫉妬心を持っていた。そんなジルを説き伏せ、カフーは試練を突破する。 風が象徴するのは「嫉妬・愛情」。  闇の地の森での使徒はココナだった。彼女は「メンバーの中で自分は無個性でリーダー の資格も無く、皆の足を引っ張っているから自分はスイーツナイツに必要ない」と 自己嫌悪に陥っていた。そんなココナを説き伏せ、カフーは試練を突破する。 大地が象徴するのは「拒絶・受容」。  闇の水の森での使徒はキュアだった。彼女は一人では寂しいからカフーも一緒に いてほしいと頼むが、カフーはそれを断り、キュアを説き伏せて試練を突破する。 水が象徴するのは「孤独・共感」。  四つの試練を乗り越えたカフーは光の選ばれし者となり、レバントと再び対面する。 レバントは「もし自分達がカルマを滅ぼし、世界を浄化しても、次の試練が課せられる。 エルリムを倒さない限り、人には永遠と試練が付きまとうことになる。エルリムを倒し、 人を試練から解放することこそが真の浄化だ」と主張するが、カフーは「それはただの 逃げでしかない」と言い放ち、レバントを打ち倒す。  カルマから解放され正気に戻ったレバントは、リリスの繭を闇の森ごと封印するために 独りで闇の森に残り、森を封印する。このことによって、レバントの魂は永遠に ただ独りで闇の森を彷徨うことになる。レバントは最後にカフーに対して 「森にあるのは生きようとする純粋な意志だ。魔攻衆を率いて闘え。生きろ」と言い遺す 137 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2005/05/14(土) 02:20:48 ID:Crs5f1Hb 以上です。ちなみに細かい設定を書くと、 前作で繭使いの戦いは聖魔を繭に封印し、鎮魂するものだったが、魔攻衆の戦いは 聖魔を倒すだけ。 138 玉繭物語2 sage 2005/05/14(土) 02:24:22 ID:Crs5f1Hb すいません。追加します。 エンディング後はひたすら聖魔を鍛えて、最強魔攻衆決定戦に出場することになります。 その時、キュアは聖魔時の記憶を失いながらも人間に転生し、スイーツナイツに ジルの教え子でもある新メンバーが加入します。

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