遙かなる時空の中で3 十六夜記

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110 遙かなる時空の中で3・十六夜記 sage 2006/05/28(日) 21:13:04 ID:3aBYZ1IJ 新ルート+新キャラ追加のファンディスク。  物語前半、三草山戦で「平家が三草山に布陣している隙に手薄になった本拠地福原を急襲しよう」というヒノエの提案を容れると新ルート・平泉ルートへ。 九郎軍の本拠地急襲が大成功し、九郎が平家に「勝ちすぎた」為、壇ノ浦で頼朝による排斥が起こり、行き場を失くした九郎一行が平泉へ逃げ込む展開になる。 「還内府」将臣は壇ノ浦で合流。ただし、頼朝につく(母親が人質になっている為)景時が離脱する。 景時の代わりに銀が参入。このルートでは銀・九郎・景時のEDが追加、他の八葉は従来のルートからの派生でEDが追加されている。 【平泉ED】  攻めてきた源氏軍を退け、奥州の独立を確保。有川兄弟と共に元の世界に帰る。 【十六夜ED】  八葉との新ED。朔と白龍には追加EDなし。本編EDとは京・現代が逆になる。 【恋愛ED】  銀及び平知盛とのED。隠しEDである知盛EDは大団円前夜から分岐。 【新キャラ】(平泉の人たち)  ・藤原秀衡:幼い九郎を匿った豪放磊落な平泉当主。         落ち延びてきた九郎一行を喜んで迎え入れる。  ・藤原泰衡:九郎の幼馴染。ツンデレ過ぎて誰にも理解されない。         捨て犬や行き倒れを拾う癖がある。  ・銀 :泰衡の郎党。記憶を失いぼろぼろになって行き倒れていた所を泰衡に拾われた。      九郎と神子の護衛の従者を任じられる。平知盛に瓜二つ。      素性は清盛の五男・平重衡。 なお、清盛家は三人揃って金属性なので、神子の属性は火にしておくと楽です。特に知盛。 *171 遙か3十六夜リズルート sage 2006/04/25(火) 04:02:03 ID:??? 基本は蜜月をこなしながらノーマルルートと同じストーリー。 平家をどんどん倒していって、最終的に清盛を倒す。 その後、望美はリズヴァーンが好きだから一緒にいたい、と言うが、 リズは鬼である自分といてもしあわせになれない、と言って 望美の前から去ろうとする。 ここから選択肢によって恋愛EDとバッドEDに分岐。 恋愛EDは、それでも先生が好き!一緒にいたい!と言う望美にほだされて 結局は一緒に生きていくことを決める。ふたりでしあわせ。 バッドEDは、リズに捨てられた望美が 「平和な世界では先生が一緒にいてくれない。戦乱の世の中なら一緒にいてくれる」 「先生を迫害するこの京が許せない」と考えて、 はぐれ武士などを集めて神子軍を作り、戦を起こし、 せっかく平家を倒して平和になったはずの京に攻め込んでいく。 (九郎や景時らと敵対することになる) 京に攻め入る直前、望美の前にリズが現れ、 「こんな選択をさせてしまったのは自分のせいだ、だがそれなら共に堕ちよう」 みたいなこといって、ふたりで炎に包まれる京に攻めていく。 ただ好きな人と共にいるためだけに、仲間を裏切り、罪もない多くのものを殺し、 安息の未来などないけれど、一緒にいられるならそれでいい。 完 *175 遙か3十六夜景時ルート sage 2006/04/25(火) 13:54:53 ID:??? 遙か3十六夜景時ルート 遙か3無印基本設定は分かってる前提でいいのかな? (ここらへんは省略で) 最初の分岐は3章、三草山での戦闘。 無印では三草山を攻めるが、ヒノエの助言と望美の進言により、 一気に平家の本拠地福原を攻めることに。 ここで平家の戦力を大きく削ぐことに成功。源氏は大きな勝利を掴む。 しかしそれは一方、九郎を危うい立場に追い込むことになる。 兵の信頼を集め大きな力をつけていく九郎を疎ましく思い、 頼朝が九郎討伐の計画を練りはじめる。 飛んで5章。 源氏は福原攻めで追い詰めた平家を一気に壇ノ浦で叩く。 源氏の勝利にみなが沸き返る中、 突然頼朝が九郎に謀反の罪を着せ処刑しようとする。 驚き戸惑う一同。もちろん謀反など濡れ衣(頼朝のでっち上げ)。 そんな中、景時は望美たちから離れ、頼朝側に付き、九郎らを攻撃する。 このとき景時の身から、八葉の証である宝玉が離れ、八葉ではなくなる。 176 遙か3十六夜景時ルート sage 2006/04/25(火) 13:56:21 ID:??? 頼朝に追われ、京へも戻れない一行は、九郎が昔世話になった奥州・平泉へ向かうことに。 (このとき、平家から単身頼朝を狙ってきた将臣とも合流) 何とか平泉にたどり着いた九郎や望美たちを、 平泉を治める藤原秀衡はあたたかく迎え入れてくれる。 しかし、九郎たちが平泉にたどり着けたのも、実は頼朝の罠。 謀反人である九郎らを匿ったということで平泉を攻め、 一気に九郎も奥州藤原氏も潰そうという計画だった。 やがて平泉に頼朝軍が迫ってくる。頼朝軍を指揮しているのは景時。 自分たちを裏切り頼朝に付いた景時をみんなは責める。 しかし望美は景時を信じ、決戦前夜、朔と共に彼に会いに行く。 ここでは結局和解することは叶わず、最終決戦へ。 頼朝軍と平泉軍が戦う中、望美たちは北条政子に会い、景時の真意を聞かされる。 景時は「奥州平泉を落としたら、九郎らの命は助ける」と頼朝と約束していた。 つまり、景時は九郎らを助けるために頼朝側に残り、平泉を攻めていた。 それを知った望美たちは、急いで景時のいる大社へ向かう。 景時は藤原泰衡を倒すが、政子は約束を破り九郎らを殺そうとする。 そのため景時は望美を守るため政子に銃を向ける。 そのとき離れていた宝玉が再び景時の身に宿る。 景時も望美らと共に荼吉尼天と戦うことを決意。 177 遙か3十六夜景時ルート sage 2006/04/25(火) 13:57:02 ID:??? 景時が望美たちの側に付いたことで、北条政子(荼吉尼天)と最終決戦。 荼吉尼天が倒れ、頼朝軍はいったん平泉から撤退することに。 景時は軍奉行である自分の役目を果たすため、 また、誰かが頼朝軍を撤退させる指揮をしなくてはならないため、 頼朝に処刑されることも覚悟で軍を率いて鎌倉へ戻ることを決める。 必ず望美の元に帰ると約束を残して…。 ここでエンディング曲とスタッフロール。 歌が終わると突然エンディングスチル。 何故か景時は望美と共に現代にいて、ラブラブしあわせに暮らしましたとさ。 おわり 注)エンディング前と後の間に何があったのかなどの説明は一切なく、   本当に突然現代にいるスチルになる。 *179 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 02:55:02 ID:??? 銀ルートは時空跳躍で2周しないとクリアできないから ちょっと長いですよ。 一度望美は知盛と壇ノ浦で戦って、知盛を殺したあと、 時空跳躍で春の京(冬の宇治川でも可)に戻ってきた、というところから。 2章春の京、六波羅。 かつては平家の邸が建ち並んでいたが、都落ちするときに平家が自ら火を放ち、 今は焼け跡に人々が市を開いていたりする。 そこにある焼け落ちた桜を見ていると、 望美の意志ではなく、勝手に時空跳躍が起こってしまう。 たどり着いたのは数年前(2年前?)の、平家が栄えていた頃の六波羅。 どうやら当時の平家の誰かの邸に飛ばされたらしい。 そこで望美は御簾越しに一人の公達に出会う。 御簾越しなので姿ははっきり見えないが、声は知盛にそっくり。 それは知盛なのか、それとも別人なのか。 確かめる前にまた時空跳躍が勝手に起こり、 望美はもとの春の京の六波羅に戻ってくる。 3章から平泉にたどり着くまでは景時ルート>>175-176と一緒。 その平泉へ向かう途中、九郎を助けるために藤原泰衡に派遣されたという 「銀(しろがね)」と名乗る男に出会う。 この銀という男は知盛にそっくりで、望美は驚きを隠せない。 見た目はそっくりなものの、性格は正反対。 好戦的な知盛と違い、銀は物腰柔らかでやさしい。 話を聞くと、銀は以前の記憶を失っており、 怪我をして倒れているところを泰衡に助けられ、 それ以後泰衡に仕える様になったという。 壇ノ浦に沈んだ知盛の死体は上がっていない。 もしかして知盛は生きていたのか、銀は知盛なのか…? 180 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 02:58:08 ID:??? 平泉に到着した望美たちは、藤原秀衡にあたたかく迎えられ、 久々に穏やかな日々をすごす。 銀は、泰衡より神子の世話をするよう命じられ、望美たちと行動を共にする。 はじめは「知盛なのではないか」と、知盛の姿を重ねて銀を見ていた望美だが、 共に過ごすうちに「銀は銀。知盛ではない。 たとえ知盛だとしても、今ここにいるのは銀だ」と思うようになる。 そしてだんだんと惹かれあう望美と銀。 一方、平泉のあちこちで異変が起こり始める。 「呪詛の種」と呼ばれるものが平泉のあちこちにばら撒かれ、 平泉の龍脈を穢すようになる。どうやら鎌倉方(頼朝)の仕業らしい。 神子の力で呪詛を消していくが、そのすべてを見つけることができない。 龍脈を穢されたことにより白龍は力を失い子供の姿に。 神子である望美にも影響が現れ、具合が悪くなる。 望美のことを心配する銀。 銀が望美に惹かれるたび、人形のように虚ろだった銀の心に感情が戻っていき、 同時に失っていた記憶もだんだんとよみがえってくる。 自分が一体何者なのか、何故ここにいるのか…。 すべてを思い出した銀は、愛する望美を救うため、 望美に「あなたを愛しています」と告げて、心を完全に閉ざしてしまう。 それにより龍脈も元に戻り、望美も元気を取り戻すが、 その代償に、銀はまるでロボットのように 「はい、神子様、ご命令を」と繰り返すばかりになってしまった。 もう望美がいくら呼びかけても抱きしめても、 心を閉ざしてしまった銀は応えてくれない…。 呪詛と銀の関係や、銀の正体はまだここでは明かされないまま。 銀を助けるために望美は時空跳躍をする。 もう一度春の京(2周目)へ。 181 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 03:02:14 ID:??? 再び春の京、六波羅。 かつてここで時空跳躍をして出会った人は銀なのではないかと思い、 もう一度あの平家の邸へ行きたいと望美は強く願う。 すると時空跳躍が起こり、再び数年前の六波羅へ。 御簾越しに出会うその公達は、知盛ではなく銀だと確信する。 しかしここは過去の時空なので、銀は当然望美のことを知らない。 ろくに話をする間もなく、再び時空跳躍で望美は元の時空に飛ばされそうになる。 飛ばされる間際、望美は銀に 「あなたと私はいつか未来で出会う、そのときには必ずあなたを助ける」と告げる。 また、そのときに偶然銀を呼ぶ声が聞こえ、 銀の本当の名前が「平重衡」であると分かる。(ちなみに重衡は知盛の弟) 銀とつかの間の逢瀬を果たし、望美はまた春の京へ戻ってくる。 そこから先はまた1周目と同じストーリーで平泉へ。 銀とも再び出会う。 呪詛の種が撒かれ、望美が具合が悪くなるあたりまで同じ。 頼朝は着々と平泉を攻める準備をしている。 対する平泉もそれを迎え撃つ準備をしている。 そんな中、藤原泰衡が、荼吉尼天に対抗する力として白龍の神子の力を手に入れるため、 具合の悪い望美を柳の御所に軟禁する。 呪詛のせいで具合の悪い望美は逃げることも出来ない。 九郎らも望美を助けようとするが、望美を人質に、高館に軟禁されてしまう。 銀は、主である泰衡の命令には背けないと、 望美の世話は焼くものの、軟禁から逃がしてはくれない。 けれどその中でさらに惹かれあい、銀は心と記憶を取り戻していく。 心を取り戻した銀は、望美を柳の御所から逃がそうとする。 しかしその途中、泰衡に追いつかれ、追い詰められる。 そこで、泰衡から、まだ見つかっていない最後の「呪詛の種」は 銀自身なのだと知らされる。 182 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 03:06:13 ID:??? かつて、銀=重衡は、源氏との戦で頼朝に捕まってしまう。 そこで平泉を攻めるための道具として、 荼吉尼天に記憶を奪われ、魂に呪詛を刻まれていたのだった。 呪詛は魂に刻まれているので、銀が心をなくしたままなら呪詛は発動しない。 けれど、望美に惹かれ心を取り戻すたびに呪詛も強くなるという仕組み。 (1周目で銀が心を閉ざしたのは、心を閉ざせば呪詛も閉ざされるから) 呪詛の元である銀を殺そうとする泰衡。 銀も、自分の存在が望美を苦しめているため、おとなしく泰衡に殺されようとする。 泰衡に斬られ、銀は急な崖下へ落ちてゆく。 銀がいなくなったことで、龍脈も元に戻り、望美も元気を取り戻すものの、 銀を殺した泰衡を許すことが出来ない。 だが言い争う間もないまま、平泉に頼朝軍が攻めてくる。 平泉にとって脅威なのは、頼朝軍そのものではなく、 頼朝に与している荼吉尼天(北条政子)。 それに対抗する力として、泰衡は大社に政子を封じ込め、 望美から奪った白龍の逆鱗で頼朝軍を焼き滅ぼそうとする。 敵とはいえ、白龍の力で人々を殺そうとすることに望美は抗うが、泰衡の力に敵わない。 そんなとき、大社に死んだと思っていた銀が現れる。 本来なら死んでしまうような崖だったが、 皮肉にも呪詛が、魂が肉体から離れる(=死ぬ)のを防いでくれた。 泰衡の攻撃を受け、ぼろぼろになりながらも望美の元にたどり着く銀。 そのときふたりの魂がふれあい、神子の浄化の力で銀の呪詛が消える。 白龍の逆鱗を泰衡から奪い返し、鎌倉と停戦し和議を結ぶよう説得する。 春が来る頃、平泉と鎌倉の和議が成立。平和が訪れる。 望美も元の世界に帰ることになるが、銀も共に来てくれることに。 みんなに見送られ、望美と銀、将臣と譲は現代に帰ってゆきました。 このあとエンディング曲とスタッフロール。 エンディングスチルは現代でラブラブなふたりなんだけど、 結婚式なのか、タキシードとドレス姿なのでした。 おわり 183 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 03:07:38 ID:??? 追記。 犬萌えの人が萌える、というのは、 泰衡に仕えている銀や、神子に従っている銀が、従順で犬っぽい感じだからかと。 あと、本物の犬で「金(くがね)」ってのがいて それと対比した名前で「銀」だったり、 話の中で泰衡に駄犬呼ばわりされたりと、いろいろ犬関連のネタがあったりする。 184 147 sage 2006/04/26(水) 06:49:49 ID:??? >>179-183 トンクスです。 そうか…銀ルートだと知盛は完全死んだことになってるんですね。 (兄弟が再会するのかも…なんて思っていたんですけど) それにしても時空跳躍しまくりで混乱しそうですねw 気になっていたのでありがとうございました。 185 名無しって呼んでいいか? sage 2006/04/26(水) 14:30:51 ID:??? >>184 再会とはちょっと違うけど、 十六夜知盛ルートで 知盛と重衡が一緒にいる場面がほんのちょっとだけどあるよ。 和議前日の夜、望美が気になる相手に会いにいけるんだけど、 そこで知盛を選び、かつ絆が足りなくて失敗の場合、 知盛と重衡が一緒に出てくる。 本当にほんのちょこっとなんだけどね。 ルート失敗だし。 *320 遙か3十六夜記・譲ルート sage New! 2006/07/11(火) 13:58:17 ID:??? 十六夜記の個別(蜜月)ルートは三段階のイベントと終章・EDだけ。 全体の流れは終章までノーマルEDと全く同じです。 1.二章・春の京にて 譲の姿が見当たらなかったので、弓の稽古先まで迎えに行くことにした神子。 実は現代でも、教室を覗くと忙しそうで声を掛けられなかったりしていた。 折角こちらでは昔のように一緒に居られるので、遊びに誘うつもりだった。 行ってみると稽古は終わったところで、市を見に行くことに。 そこで団子っぽいお菓子を美味しそう、という神子に譲が買ってあげると お店のおばさんに「いいねえ若いってのは 新婚さんかい?」と言われる。 動揺する二人。というか神子もだけど主に譲。 帰ってきて「色々(神子的には市が)面白かった」と言うと 譲が(新婚さんのことか?!)と焦って肩透かしを食らったりする。 2.四章・夏の熊野にて 睡眠不足で顔色の悪い譲を神子と将臣が心配し、昼寝するように言う。 しばらくして譲の夢見が悪かったことを思い出し、様子を見に行くことに。 やはりうなされている譲に声を掛けて励ますと、少し落ち着いたようだった。 夕方になり、よく眠れた、ありがとうと礼を言いにくる譲。 ひょっとしてあの時起きてた?と寝顔を覗いていたので少し照れるが、お礼は 昼寝するようにと言ったことに対してだった。よく眠れたならよかった、で終わり。 3.六章・秋の京にて 庭に譲が植えた花が咲いたことを教えてあげようと譲を探す神子。 声が聞こえたので覗いてみると、弁慶に怪我の手当てをしてもらっていた。 話の内容が自分のことだったので、その怪我は前に庇われた時のものだと気付く。 何かを必死に成し遂げようとしている神子を支えたいと譲は言う。 弁慶は神子に気付いており、譲が無茶をしないように言ってやれと去る。 何度も譲に庇ってもらい、怪我を負わせていた。神子は自分の無力さを謝る。 みんなが傷ついたりいなくなるのは嫌だ。もっと力があればいいのに。 そう思ったとき、白龍の鈴の音が聞こえた。 そのときは一瞬だったけれど、夜、皆を守る力があればと思うとまた鈴の音。 周りの景色が見えなくなり、真っ白な空間に飛ばされる。 訪ねてきた譲の声がして、気がつくと元の部屋に戻っていたが 何故八葉は神子を守るんだろう。龍神の神子にも大したことはできない。 もっと強い力が欲しいと願うと、また真っ白な空間に飛び、白龍の声がした。 ここは白龍と神子とが溶け合う場所で、神子が白龍を喚んだからここに来たのだと。 神子が力を求めるなら叶える。しかし誰も失わずに済む力というのは神の域の力。 人の身でそれを望んではならない。それは人には痛みになるから。 神子の意識はそちらにあるまま、身体がふらふら何処かへ歩き出す。 (この辺りは遙か1や2の最後の物忌みを思い浮かべるとわかり易いかと) 譲が必死に呼ぶので、白龍は帰るように促す。 神子が人として幸せである為、不完全な自分に、神子自身を捧げてはいけない。 「私」を喚んではいけない。そう言われたところで身体の方に意識が戻る。 今のは何だったんだろう?よくわからず、神子であることを不安を感じる二人。 やせ我慢をして笑う神子に何もしてやれることはないのかと、譲は悔しく思う。 つづく 321 遙か3十六夜記・譲ルート sage New! 2006/07/11(火) 13:59:22 ID:??? 4.終章・壇ノ浦決戦前夜 白龍の神子の力が何なのか、今更ながら不安に思い、考えようと小島に上陸する神子。 時空を超えるのは逆鱗の力。呪詛を祓う、怨霊を封印する、それとは全く違う 自分が自分でなくなるようなあの感覚は何だったのだろう。 あの時譲が止めてくれなかったら、自分を失っていたのかもしれない。 自分の力のことすらわからないなんて、と思っているところに譲が心配して来る。 不安だと言う神子に、皆がいるし、白龍の五行の力が戻れば帰れる筈と譲は励ます。 何とか神子の不安をなくそう話すうち、龍神の神子には強い力があると口を滑らせる。 それは神子には初耳で、口ごもる譲に、丁度そのことを考えていたからと強く話を促す。 譲が星の一族に聞いたところによると、龍神の神子には龍脈の五行の力を具現化する力があり 一部ではなく、龍脈の力そのもの、龍神を具現化、つまり召喚することができるらしい。 でも白龍は仲間として居るから、望美の場合はそれには当てはまらないだろうと。 もし龍神を召喚して、それだけ大きな力が使えれば安心だという神子を、譲は強く止める。 書物には身を捧げる、その身を供物とする、とあり、どんな危険があるかわからない。 神子はそれは確かに怖いけれど、大切な人を守る為なら、召喚するかもしれない、と言う。 譲は食い下がり、神子も、自分が譲を心配するように譲も自分を心配していると理解するが 力のことを思うと白龍の鈴の音が聞こえてきて、龍神を召喚できるのだろうかと思う。 5.終章・ラスボス戦後 封印される直前、清盛は自分の身を捧げ、黒龍の逆鱗に呪詛を残した。 白龍の力でも、皆の力を合わせても、穢れの嵐を鎮めることができない。 そこで神子は白龍に確認する。自分を捧げれば貴方を召喚することができるかと。 譲はただの言い伝えだと言うが、そうまで怖れることで、真実だと神子にはわかった。 このままでは穢れが治まらないと言う神子に、譲は断固として反対する。 絶叫に興味がおありのようなので、そこは抜粋します。 「あなたが犠牲になっていいはずない!」でもこの世界が、という神子に大絶叫。 「世界なんて――っ そんなものどうなったってかまわない!   あなたと引き換えにできるものなんて、ない!!」 それでも世界を、譲を守りたいという自分の願いの為、神子は龍神を召喚する。 白い龍が現れて穢れは祓われ、嵐は治まったけれど、神子と白龍は戻らなかった。 半年後。譲は元の世界に戻る方法も探さず、京の景時の邸にいた。 神子が守った世界はとても美しいけれど、そこに神子はいない。 景時や朔は心配して気遣うが、譲は何をする気力も湧かなかった。 最後まで神子に守られるばかりで、不安が現実になったことを悔いるばかり。 神子を守りたいと願っていたのに、何も出来なかった。 自分が消えればよかった。世界が平和になったって、なんの意味もない。 微笑んで欲しい。声が聞きたい。会えるのなら、世界の果てにだって行くのに。 譲の手元に残されたのは、白龍の逆鱗のペンダントだけだった。 6.スタッフロール後・ED部分 何もない、真っ白な虚ろな空間の中を彷徨う神子。いつかこの中に溶けていくのだろうか。 それでも、譲を守れたのだから後悔はない。辛い思いをさせてしまったけれど。 そう思っていたところに、譲が呼ぶ声がする。記憶の中の声ではなくて、本物の譲の声。 どうしてここに、と尋ねる神子に、譲はただ会いたかった、と答える。 理屈はわからないけど来られたからいい。一度身を捧げた神子を取り返すことで 何か問題が起こったとしても、神子を取り戻せるならどうだっていい。 神子が守り通した、神子が幸せでいられる世界に帰ろう。と譲が言って終わり。 恐らく京EDと言われています。因みにEDタイトルは『世界の果て』です。 逆鱗の音がしたから逆鱗パワーで連れてってもらえたのではないかと。 実際そこ何処よとか、いや何で半年後?とか、気にしちゃいけません説明なんてないし。 譲の先輩への執念は両手でも足りない年数かかってますので、何処だって行けるんです、多分。 長くなってごめんなさい。貧乏性なので詳細削れなかったorz *451 遙か3十六夜 弁慶 sage New! 2006/10/16(月) 23:36:23 ID:??? 十六夜イベント1 梶原邸にて弁慶の部屋を見せてもらう。 物が多くて足の踏み場もない。 十六夜イベント2 熊野にて宿の子に誘われ、かくれんぼ。 二人で塗り籠の中に隠れる。 弁慶と九郎は小さい頃こういう遊びとは無縁だったらしい。 穏やかな日々とは本来こういうものなのだと弁慶は言い、そしてなにやら考え込む。 十六夜イベント3 御家人が戦が勝った後のことを弁慶に相談しにくる。 ふと、これからのことを考えるが今の戦が終わったとしても戦いはまだ続くことに気付く望美。 弁慶は「僕でなかったなら君に穏やかな日々をあげられたのに…」と一人呟く。 終戦前夜 明日で白龍の神子としての戦いは終わる。 弁慶は望美に元の世界に帰ることを勧めた。 「帰りたくない」という望美に では、もし一緒に望美の世界に行けたなら、という話をして望美と別れる。 その後弁慶は鎌倉殿の戦力を確認し、まだまだ戦は終わらないことを確信す 452 遙か3十六夜 弁慶 sage New! 2006/10/16(月) 23:39:29 ID:??? 最終戦後 清盛を倒した八葉と神子。 清盛は弁慶に「お前も我と同じ、戦を求めずにいられない」という言葉を残し消える。 戦いは終わり、五行は満ちた。今なら元の世界に帰れる。 弁慶は「君は君の世界に帰りなさい。」と告げる。 望美は別れを拒むが、これ以上一緒にいて君を傷付け続けることはできない、 自分はここでやらねばいけないことがある、と。 弁慶の意思は固く、結局望美は一人で元の世界へ戻ることに同意する。 「最後に見る君が笑顔であって欲しい。だから笑っていて」 二人の住む世界は分かたれた。 仲間に責められながらも、弁慶は「これでよかったんだ」と自分に言い聞かせる。 その後、史実通りに九郎は鎌倉殿に追われ平泉に逃げる。が、とうとう追っ手がやってきた。 「とうとうここまでか…」と観念する九郎に弁慶は「まだ策はある」と言う。 「君は北へ逃げなさい。そして決して振り返ってはいけない。そうしたら策は成らない」 弁慶を信じ、逃げる九郎。だが策などなかった。弁慶は命を賭して九郎を逃がそうとしたのだった。 雪が降る中、鎌倉殿の追っ手と対峙する。 矢が何本も体に刺さり意識が薄れる中、弁慶は望美の幻を見る。 思い出したかったのは笑顔なのに幻は泣き顔だった。 しかし望美は幻ではなかった。時空を超えて再び弁慶を追いかけてきたのだ。 追っ手が「龍神の神子だ」と騒ぐが、 自分はもう神子ではない一人の人間として弁慶を助けに来たのだと剣を構える。 追っ手を倒し、二人は望美の世界で共に暮らすこととなった。 453 遙か3十六夜 弁慶 sage New! 2006/10/16(月) 23:50:46 ID:??? 最後の部分が重要かと思ってそれ以外は結構あっさりめに書いた 薄すぎたらごめん ちなみに終戦前夜と最終戦後に「帰りなさい」と言われるが ここで選択肢間違えると一人で帰ることとなりそのまま完(BADEND) 454 450 sage New! 2006/10/17(火) 19:30:30 ID:??? >>451-453 いえ、よくわかりました。有難うございました! 面白そうなのでやってみようと思います。 BADENDもちょっと気になるw 455 名無しって呼んでいいか? sage New! 2006/10/19(木) 00:08:55 ID:??? >>454 弁慶ED投下さんではないけど、「元の世界へ帰りなさい」と言われ しつこく「嫌だ一緒に居たい」を選ぶ→BADED 弁慶の「それでは君の嫌がる事をしましょうか。まずは…そうだな」と 脅すような台詞にしぶしぶ現代へ帰る神子、だったと思う。
---- 110 遙かなる時空の中で3・十六夜記 sage 2006/05/28(日) 21:13:04 ID:3aBYZ1IJ 新ルート+新キャラ追加のファンディスク。  物語前半、三草山戦で「平家が三草山に布陣している隙に手薄になった本拠地福原を急襲しよう」というヒノエの提案を容れると新ルート・平泉ルートへ。 九郎軍の本拠地急襲が大成功し、九郎が平家に「勝ちすぎた」為、壇ノ浦で頼朝による排斥が起こり、行き場を失くした九郎一行が平泉へ逃げ込む展開になる。 「還内府」将臣は壇ノ浦で合流。ただし、頼朝につく(母親が人質になっている為)景時が離脱する。 景時の代わりに銀が参入。このルートでは銀・九郎・景時のEDが追加、他の八葉は従来のルートからの派生でEDが追加されている。 【平泉ED】  攻めてきた源氏軍を退け、奥州の独立を確保。有川兄弟と共に元の世界に帰る。 【十六夜ED】  八葉との新ED。朔と白龍には追加EDなし。本編EDとは京・現代が逆になる。 【恋愛ED】  銀及び平知盛とのED。隠しEDである知盛EDは大団円前夜から分岐。 【新キャラ】(平泉の人たち)  ・藤原秀衡:幼い九郎を匿った豪放磊落な平泉当主。         落ち延びてきた九郎一行を喜んで迎え入れる。  ・藤原泰衡:九郎の幼馴染。ツンデレ過ぎて誰にも理解されない。         捨て犬や行き倒れを拾う癖がある。  ・銀 :泰衡の郎党。記憶を失いぼろぼろになって行き倒れていた所を泰衡に拾われた。      九郎と神子の護衛の従者を任じられる。平知盛に瓜二つ。      素性は清盛の五男・平重衡。 なお、清盛家は三人揃って金属性なので、神子の属性は火にしておくと楽です。特に知盛。 *171 遙か3十六夜リズルート sage 2006/04/25(火) 04:02:03 ID:??? 基本は蜜月をこなしながらノーマルルートと同じストーリー。 平家をどんどん倒していって、最終的に清盛を倒す。 その後、望美はリズヴァーンが好きだから一緒にいたい、と言うが、 リズは鬼である自分といてもしあわせになれない、と言って 望美の前から去ろうとする。 ここから選択肢によって恋愛EDとバッドEDに分岐。 恋愛EDは、それでも先生が好き!一緒にいたい!と言う望美にほだされて 結局は一緒に生きていくことを決める。ふたりでしあわせ。 バッドEDは、リズに捨てられた望美が 「平和な世界では先生が一緒にいてくれない。戦乱の世の中なら一緒にいてくれる」 「先生を迫害するこの京が許せない」と考えて、 はぐれ武士などを集めて神子軍を作り、戦を起こし、 せっかく平家を倒して平和になったはずの京に攻め込んでいく。 (九郎や景時らと敵対することになる) 京に攻め入る直前、望美の前にリズが現れ、 「こんな選択をさせてしまったのは自分のせいだ、だがそれなら共に堕ちよう」 みたいなこといって、ふたりで炎に包まれる京に攻めていく。 ただ好きな人と共にいるためだけに、仲間を裏切り、罪もない多くのものを殺し、 安息の未来などないけれど、一緒にいられるならそれでいい。 完 *175 遙か3十六夜景時ルート sage 2006/04/25(火) 13:54:53 ID:??? 遙か3十六夜景時ルート 遙か3無印基本設定は分かってる前提でいいのかな? (ここらへんは省略で) 最初の分岐は3章、三草山での戦闘。 無印では三草山を攻めるが、ヒノエの助言と望美の進言により、 一気に平家の本拠地福原を攻めることに。 ここで平家の戦力を大きく削ぐことに成功。源氏は大きな勝利を掴む。 しかしそれは一方、九郎を危うい立場に追い込むことになる。 兵の信頼を集め大きな力をつけていく九郎を疎ましく思い、 頼朝が九郎討伐の計画を練りはじめる。 飛んで5章。 源氏は福原攻めで追い詰めた平家を一気に壇ノ浦で叩く。 源氏の勝利にみなが沸き返る中、 突然頼朝が九郎に謀反の罪を着せ処刑しようとする。 驚き戸惑う一同。もちろん謀反など濡れ衣(頼朝のでっち上げ)。 そんな中、景時は望美たちから離れ、頼朝側に付き、九郎らを攻撃する。 このとき景時の身から、八葉の証である宝玉が離れ、八葉ではなくなる。 176 遙か3十六夜景時ルート sage 2006/04/25(火) 13:56:21 ID:??? 頼朝に追われ、京へも戻れない一行は、九郎が昔世話になった奥州・平泉へ向かうことに。 (このとき、平家から単身頼朝を狙ってきた将臣とも合流) 何とか平泉にたどり着いた九郎や望美たちを、 平泉を治める藤原秀衡はあたたかく迎え入れてくれる。 しかし、九郎たちが平泉にたどり着けたのも、実は頼朝の罠。 謀反人である九郎らを匿ったということで平泉を攻め、 一気に九郎も奥州藤原氏も潰そうという計画だった。 やがて平泉に頼朝軍が迫ってくる。頼朝軍を指揮しているのは景時。 自分たちを裏切り頼朝に付いた景時をみんなは責める。 しかし望美は景時を信じ、決戦前夜、朔と共に彼に会いに行く。 ここでは結局和解することは叶わず、最終決戦へ。 頼朝軍と平泉軍が戦う中、望美たちは北条政子に会い、景時の真意を聞かされる。 景時は「奥州平泉を落としたら、九郎らの命は助ける」と頼朝と約束していた。 つまり、景時は九郎らを助けるために頼朝側に残り、平泉を攻めていた。 それを知った望美たちは、急いで景時のいる大社へ向かう。 景時は藤原泰衡を倒すが、政子は約束を破り九郎らを殺そうとする。 そのため景時は望美を守るため政子に銃を向ける。 そのとき離れていた宝玉が再び景時の身に宿る。 景時も望美らと共に荼吉尼天と戦うことを決意。 177 遙か3十六夜景時ルート sage 2006/04/25(火) 13:57:02 ID:??? 景時が望美たちの側に付いたことで、北条政子(荼吉尼天)と最終決戦。 荼吉尼天が倒れ、頼朝軍はいったん平泉から撤退することに。 景時は軍奉行である自分の役目を果たすため、 また、誰かが頼朝軍を撤退させる指揮をしなくてはならないため、 頼朝に処刑されることも覚悟で軍を率いて鎌倉へ戻ることを決める。 必ず望美の元に帰ると約束を残して…。 ここでエンディング曲とスタッフロール。 歌が終わると突然エンディングスチル。 何故か景時は望美と共に現代にいて、ラブラブしあわせに暮らしましたとさ。 おわり 注)エンディング前と後の間に何があったのかなどの説明は一切なく、   本当に突然現代にいるスチルになる。 *179 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 02:55:02 ID:??? 銀ルートは時空跳躍で2周しないとクリアできないから ちょっと長いですよ。 一度望美は知盛と壇ノ浦で戦って、知盛を殺したあと、 時空跳躍で春の京(冬の宇治川でも可)に戻ってきた、というところから。 2章春の京、六波羅。 かつては平家の邸が建ち並んでいたが、都落ちするときに平家が自ら火を放ち、 今は焼け跡に人々が市を開いていたりする。 そこにある焼け落ちた桜を見ていると、 望美の意志ではなく、勝手に時空跳躍が起こってしまう。 たどり着いたのは数年前(2年前?)の、平家が栄えていた頃の六波羅。 どうやら当時の平家の誰かの邸に飛ばされたらしい。 そこで望美は御簾越しに一人の公達に出会う。 御簾越しなので姿ははっきり見えないが、声は知盛にそっくり。 それは知盛なのか、それとも別人なのか。 確かめる前にまた時空跳躍が勝手に起こり、 望美はもとの春の京の六波羅に戻ってくる。 3章から平泉にたどり着くまでは景時ルート>>175-176と一緒。 その平泉へ向かう途中、九郎を助けるために藤原泰衡に派遣されたという 「銀(しろがね)」と名乗る男に出会う。 この銀という男は知盛にそっくりで、望美は驚きを隠せない。 見た目はそっくりなものの、性格は正反対。 好戦的な知盛と違い、銀は物腰柔らかでやさしい。 話を聞くと、銀は以前の記憶を失っており、 怪我をして倒れているところを泰衡に助けられ、 それ以後泰衡に仕える様になったという。 壇ノ浦に沈んだ知盛の死体は上がっていない。 もしかして知盛は生きていたのか、銀は知盛なのか…? 180 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 02:58:08 ID:??? 平泉に到着した望美たちは、藤原秀衡にあたたかく迎えられ、 久々に穏やかな日々をすごす。 銀は、泰衡より神子の世話をするよう命じられ、望美たちと行動を共にする。 はじめは「知盛なのではないか」と、知盛の姿を重ねて銀を見ていた望美だが、 共に過ごすうちに「銀は銀。知盛ではない。 たとえ知盛だとしても、今ここにいるのは銀だ」と思うようになる。 そしてだんだんと惹かれあう望美と銀。 一方、平泉のあちこちで異変が起こり始める。 「呪詛の種」と呼ばれるものが平泉のあちこちにばら撒かれ、 平泉の龍脈を穢すようになる。どうやら鎌倉方(頼朝)の仕業らしい。 神子の力で呪詛を消していくが、そのすべてを見つけることができない。 龍脈を穢されたことにより白龍は力を失い子供の姿に。 神子である望美にも影響が現れ、具合が悪くなる。 望美のことを心配する銀。 銀が望美に惹かれるたび、人形のように虚ろだった銀の心に感情が戻っていき、 同時に失っていた記憶もだんだんとよみがえってくる。 自分が一体何者なのか、何故ここにいるのか…。 すべてを思い出した銀は、愛する望美を救うため、 望美に「あなたを愛しています」と告げて、心を完全に閉ざしてしまう。 それにより龍脈も元に戻り、望美も元気を取り戻すが、 その代償に、銀はまるでロボットのように 「はい、神子様、ご命令を」と繰り返すばかりになってしまった。 もう望美がいくら呼びかけても抱きしめても、 心を閉ざしてしまった銀は応えてくれない…。 呪詛と銀の関係や、銀の正体はまだここでは明かされないまま。 銀を助けるために望美は時空跳躍をする。 もう一度春の京(2周目)へ。 181 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 03:02:14 ID:??? 再び春の京、六波羅。 かつてここで時空跳躍をして出会った人は銀なのではないかと思い、 もう一度あの平家の邸へ行きたいと望美は強く願う。 すると時空跳躍が起こり、再び数年前の六波羅へ。 御簾越しに出会うその公達は、知盛ではなく銀だと確信する。 しかしここは過去の時空なので、銀は当然望美のことを知らない。 ろくに話をする間もなく、再び時空跳躍で望美は元の時空に飛ばされそうになる。 飛ばされる間際、望美は銀に 「あなたと私はいつか未来で出会う、そのときには必ずあなたを助ける」と告げる。 また、そのときに偶然銀を呼ぶ声が聞こえ、 銀の本当の名前が「平重衡」であると分かる。(ちなみに重衡は知盛の弟) 銀とつかの間の逢瀬を果たし、望美はまた春の京へ戻ってくる。 そこから先はまた1周目と同じストーリーで平泉へ。 銀とも再び出会う。 呪詛の種が撒かれ、望美が具合が悪くなるあたりまで同じ。 頼朝は着々と平泉を攻める準備をしている。 対する平泉もそれを迎え撃つ準備をしている。 そんな中、藤原泰衡が、荼吉尼天に対抗する力として白龍の神子の力を手に入れるため、 具合の悪い望美を柳の御所に軟禁する。 呪詛のせいで具合の悪い望美は逃げることも出来ない。 九郎らも望美を助けようとするが、望美を人質に、高館に軟禁されてしまう。 銀は、主である泰衡の命令には背けないと、 望美の世話は焼くものの、軟禁から逃がしてはくれない。 けれどその中でさらに惹かれあい、銀は心と記憶を取り戻していく。 心を取り戻した銀は、望美を柳の御所から逃がそうとする。 しかしその途中、泰衡に追いつかれ、追い詰められる。 そこで、泰衡から、まだ見つかっていない最後の「呪詛の種」は 銀自身なのだと知らされる。 182 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 03:06:13 ID:??? かつて、銀=重衡は、源氏との戦で頼朝に捕まってしまう。 そこで平泉を攻めるための道具として、 荼吉尼天に記憶を奪われ、魂に呪詛を刻まれていたのだった。 呪詛は魂に刻まれているので、銀が心をなくしたままなら呪詛は発動しない。 けれど、望美に惹かれ心を取り戻すたびに呪詛も強くなるという仕組み。 (1周目で銀が心を閉ざしたのは、心を閉ざせば呪詛も閉ざされるから) 呪詛の元である銀を殺そうとする泰衡。 銀も、自分の存在が望美を苦しめているため、おとなしく泰衡に殺されようとする。 泰衡に斬られ、銀は急な崖下へ落ちてゆく。 銀がいなくなったことで、龍脈も元に戻り、望美も元気を取り戻すものの、 銀を殺した泰衡を許すことが出来ない。 だが言い争う間もないまま、平泉に頼朝軍が攻めてくる。 平泉にとって脅威なのは、頼朝軍そのものではなく、 頼朝に与している荼吉尼天(北条政子)。 それに対抗する力として、泰衡は大社に政子を封じ込め、 望美から奪った白龍の逆鱗で頼朝軍を焼き滅ぼそうとする。 敵とはいえ、白龍の力で人々を殺そうとすることに望美は抗うが、泰衡の力に敵わない。 そんなとき、大社に死んだと思っていた銀が現れる。 本来なら死んでしまうような崖だったが、 皮肉にも呪詛が、魂が肉体から離れる(=死ぬ)のを防いでくれた。 泰衡の攻撃を受け、ぼろぼろになりながらも望美の元にたどり着く銀。 そのときふたりの魂がふれあい、神子の浄化の力で銀の呪詛が消える。 白龍の逆鱗を泰衡から奪い返し、鎌倉と停戦し和議を結ぶよう説得する。 春が来る頃、平泉と鎌倉の和議が成立。平和が訪れる。 望美も元の世界に帰ることになるが、銀も共に来てくれることに。 みんなに見送られ、望美と銀、将臣と譲は現代に帰ってゆきました。 このあとエンディング曲とスタッフロール。 エンディングスチルは現代でラブラブなふたりなんだけど、 結婚式なのか、タキシードとドレス姿なのでした。 おわり 183 遙か3十六夜銀ルート sage 2006/04/26(水) 03:07:38 ID:??? 追記。 犬萌えの人が萌える、というのは、 泰衡に仕えている銀や、神子に従っている銀が、従順で犬っぽい感じだからかと。 あと、本物の犬で「金(くがね)」ってのがいて それと対比した名前で「銀」だったり、 話の中で泰衡に駄犬呼ばわりされたりと、いろいろ犬関連のネタがあったりする。 184 147 sage 2006/04/26(水) 06:49:49 ID:??? >>179-183 トンクスです。 そうか…銀ルートだと知盛は完全死んだことになってるんですね。 (兄弟が再会するのかも…なんて思っていたんですけど) それにしても時空跳躍しまくりで混乱しそうですねw 気になっていたのでありがとうございました。 185 名無しって呼んでいいか? sage 2006/04/26(水) 14:30:51 ID:??? >>184 再会とはちょっと違うけど、 十六夜知盛ルートで 知盛と重衡が一緒にいる場面がほんのちょっとだけどあるよ。 和議前日の夜、望美が気になる相手に会いにいけるんだけど、 そこで知盛を選び、かつ絆が足りなくて失敗の場合、 知盛と重衡が一緒に出てくる。 本当にほんのちょこっとなんだけどね。 ルート失敗だし。 *320 遙か3十六夜記・譲ルート sage New! 2006/07/11(火) 13:58:17 ID:??? 十六夜記の個別(蜜月)ルートは三段階のイベントと終章・EDだけ。 全体の流れは終章までノーマルEDと全く同じです。 1.二章・春の京にて 譲の姿が見当たらなかったので、弓の稽古先まで迎えに行くことにした神子。 実は現代でも、教室を覗くと忙しそうで声を掛けられなかったりしていた。 折角こちらでは昔のように一緒に居られるので、遊びに誘うつもりだった。 行ってみると稽古は終わったところで、市を見に行くことに。 そこで団子っぽいお菓子を美味しそう、という神子に譲が買ってあげると お店のおばさんに「いいねえ若いってのは 新婚さんかい?」と言われる。 動揺する二人。というか神子もだけど主に譲。 帰ってきて「色々(神子的には市が)面白かった」と言うと 譲が(新婚さんのことか?!)と焦って肩透かしを食らったりする。 2.四章・夏の熊野にて 睡眠不足で顔色の悪い譲を神子と将臣が心配し、昼寝するように言う。 しばらくして譲の夢見が悪かったことを思い出し、様子を見に行くことに。 やはりうなされている譲に声を掛けて励ますと、少し落ち着いたようだった。 夕方になり、よく眠れた、ありがとうと礼を言いにくる譲。 ひょっとしてあの時起きてた?と寝顔を覗いていたので少し照れるが、お礼は 昼寝するようにと言ったことに対してだった。よく眠れたならよかった、で終わり。 3.六章・秋の京にて 庭に譲が植えた花が咲いたことを教えてあげようと譲を探す神子。 声が聞こえたので覗いてみると、弁慶に怪我の手当てをしてもらっていた。 話の内容が自分のことだったので、その怪我は前に庇われた時のものだと気付く。 何かを必死に成し遂げようとしている神子を支えたいと譲は言う。 弁慶は神子に気付いており、譲が無茶をしないように言ってやれと去る。 何度も譲に庇ってもらい、怪我を負わせていた。神子は自分の無力さを謝る。 みんなが傷ついたりいなくなるのは嫌だ。もっと力があればいいのに。 そう思ったとき、白龍の鈴の音が聞こえた。 そのときは一瞬だったけれど、夜、皆を守る力があればと思うとまた鈴の音。 周りの景色が見えなくなり、真っ白な空間に飛ばされる。 訪ねてきた譲の声がして、気がつくと元の部屋に戻っていたが 何故八葉は神子を守るんだろう。龍神の神子にも大したことはできない。 もっと強い力が欲しいと願うと、また真っ白な空間に飛び、白龍の声がした。 ここは白龍と神子とが溶け合う場所で、神子が白龍を喚んだからここに来たのだと。 神子が力を求めるなら叶える。しかし誰も失わずに済む力というのは神の域の力。 人の身でそれを望んではならない。それは人には痛みになるから。 神子の意識はそちらにあるまま、身体がふらふら何処かへ歩き出す。 (この辺りは遙か1や2の最後の物忌みを思い浮かべるとわかり易いかと) 譲が必死に呼ぶので、白龍は帰るように促す。 神子が人として幸せである為、不完全な自分に、神子自身を捧げてはいけない。 「私」を喚んではいけない。そう言われたところで身体の方に意識が戻る。 今のは何だったんだろう?よくわからず、神子であることを不安を感じる二人。 やせ我慢をして笑う神子に何もしてやれることはないのかと、譲は悔しく思う。 つづく 321 遙か3十六夜記・譲ルート sage New! 2006/07/11(火) 13:59:22 ID:??? 4.終章・壇ノ浦決戦前夜 白龍の神子の力が何なのか、今更ながら不安に思い、考えようと小島に上陸する神子。 時空を超えるのは逆鱗の力。呪詛を祓う、怨霊を封印する、それとは全く違う 自分が自分でなくなるようなあの感覚は何だったのだろう。 あの時譲が止めてくれなかったら、自分を失っていたのかもしれない。 自分の力のことすらわからないなんて、と思っているところに譲が心配して来る。 不安だと言う神子に、皆がいるし、白龍の五行の力が戻れば帰れる筈と譲は励ます。 何とか神子の不安をなくそう話すうち、龍神の神子には強い力があると口を滑らせる。 それは神子には初耳で、口ごもる譲に、丁度そのことを考えていたからと強く話を促す。 譲が星の一族に聞いたところによると、龍神の神子には龍脈の五行の力を具現化する力があり 一部ではなく、龍脈の力そのもの、龍神を具現化、つまり召喚することができるらしい。 でも白龍は仲間として居るから、望美の場合はそれには当てはまらないだろうと。 もし龍神を召喚して、それだけ大きな力が使えれば安心だという神子を、譲は強く止める。 書物には身を捧げる、その身を供物とする、とあり、どんな危険があるかわからない。 神子はそれは確かに怖いけれど、大切な人を守る為なら、召喚するかもしれない、と言う。 譲は食い下がり、神子も、自分が譲を心配するように譲も自分を心配していると理解するが 力のことを思うと白龍の鈴の音が聞こえてきて、龍神を召喚できるのだろうかと思う。 5.終章・ラスボス戦後 封印される直前、清盛は自分の身を捧げ、黒龍の逆鱗に呪詛を残した。 白龍の力でも、皆の力を合わせても、穢れの嵐を鎮めることができない。 そこで神子は白龍に確認する。自分を捧げれば貴方を召喚することができるかと。 譲はただの言い伝えだと言うが、そうまで怖れることで、真実だと神子にはわかった。 このままでは穢れが治まらないと言う神子に、譲は断固として反対する。 絶叫に興味がおありのようなので、そこは抜粋します。 「あなたが犠牲になっていいはずない!」でもこの世界が、という神子に大絶叫。 「世界なんて――っ そんなものどうなったってかまわない!   あなたと引き換えにできるものなんて、ない!!」 それでも世界を、譲を守りたいという自分の願いの為、神子は龍神を召喚する。 白い龍が現れて穢れは祓われ、嵐は治まったけれど、神子と白龍は戻らなかった。 半年後。譲は元の世界に戻る方法も探さず、京の景時の邸にいた。 神子が守った世界はとても美しいけれど、そこに神子はいない。 景時や朔は心配して気遣うが、譲は何をする気力も湧かなかった。 最後まで神子に守られるばかりで、不安が現実になったことを悔いるばかり。 神子を守りたいと願っていたのに、何も出来なかった。 自分が消えればよかった。世界が平和になったって、なんの意味もない。 微笑んで欲しい。声が聞きたい。会えるのなら、世界の果てにだって行くのに。 譲の手元に残されたのは、白龍の逆鱗のペンダントだけだった。 6.スタッフロール後・ED部分 何もない、真っ白な虚ろな空間の中を彷徨う神子。いつかこの中に溶けていくのだろうか。 それでも、譲を守れたのだから後悔はない。辛い思いをさせてしまったけれど。 そう思っていたところに、譲が呼ぶ声がする。記憶の中の声ではなくて、本物の譲の声。 どうしてここに、と尋ねる神子に、譲はただ会いたかった、と答える。 理屈はわからないけど来られたからいい。一度身を捧げた神子を取り返すことで 何か問題が起こったとしても、神子を取り戻せるならどうだっていい。 神子が守り通した、神子が幸せでいられる世界に帰ろう。と譲が言って終わり。 恐らく京EDと言われています。因みにEDタイトルは『世界の果て』です。 逆鱗の音がしたから逆鱗パワーで連れてってもらえたのではないかと。 実際そこ何処よとか、いや何で半年後?とか、気にしちゃいけません説明なんてないし。 譲の先輩への執念は両手でも足りない年数かかってますので、何処だって行けるんです、多分。 長くなってごめんなさい。貧乏性なので詳細削れなかったorz *451 遙か3十六夜 弁慶 sage New! 2006/10/16(月) 23:36:23 ID:??? 十六夜イベント1 梶原邸にて弁慶の部屋を見せてもらう。 物が多くて足の踏み場もない。 十六夜イベント2 熊野にて宿の子に誘われ、かくれんぼ。 二人で塗り籠の中に隠れる。 弁慶と九郎は小さい頃こういう遊びとは無縁だったらしい。 穏やかな日々とは本来こういうものなのだと弁慶は言い、そしてなにやら考え込む。 十六夜イベント3 御家人が戦が勝った後のことを弁慶に相談しにくる。 ふと、これからのことを考えるが今の戦が終わったとしても戦いはまだ続くことに気付く望美。 弁慶は「僕でなかったなら君に穏やかな日々をあげられたのに…」と一人呟く。 終戦前夜 明日で白龍の神子としての戦いは終わる。 弁慶は望美に元の世界に帰ることを勧めた。 「帰りたくない」という望美に では、もし一緒に望美の世界に行けたなら、という話をして望美と別れる。 その後弁慶は鎌倉殿の戦力を確認し、まだまだ戦は終わらないことを確信す 452 遙か3十六夜 弁慶 sage New! 2006/10/16(月) 23:39:29 ID:??? 最終戦後 清盛を倒した八葉と神子。 清盛は弁慶に「お前も我と同じ、戦を求めずにいられない」という言葉を残し消える。 戦いは終わり、五行は満ちた。今なら元の世界に帰れる。 弁慶は「君は君の世界に帰りなさい。」と告げる。 望美は別れを拒むが、これ以上一緒にいて君を傷付け続けることはできない、 自分はここでやらねばいけないことがある、と。 弁慶の意思は固く、結局望美は一人で元の世界へ戻ることに同意する。 「最後に見る君が笑顔であって欲しい。だから笑っていて」 二人の住む世界は分かたれた。 仲間に責められながらも、弁慶は「これでよかったんだ」と自分に言い聞かせる。 その後、史実通りに九郎は鎌倉殿に追われ平泉に逃げる。が、とうとう追っ手がやってきた。 「とうとうここまでか…」と観念する九郎に弁慶は「まだ策はある」と言う。 「君は北へ逃げなさい。そして決して振り返ってはいけない。そうしたら策は成らない」 弁慶を信じ、逃げる九郎。だが策などなかった。弁慶は命を賭して九郎を逃がそうとしたのだった。 雪が降る中、鎌倉殿の追っ手と対峙する。 矢が何本も体に刺さり意識が薄れる中、弁慶は望美の幻を見る。 思い出したかったのは笑顔なのに幻は泣き顔だった。 しかし望美は幻ではなかった。時空を超えて再び弁慶を追いかけてきたのだ。 追っ手が「龍神の神子だ」と騒ぐが、 自分はもう神子ではない一人の人間として弁慶を助けに来たのだと剣を構える。 追っ手を倒し、二人は望美の世界で共に暮らすこととなった。 453 遙か3十六夜 弁慶 sage New! 2006/10/16(月) 23:50:46 ID:??? 最後の部分が重要かと思ってそれ以外は結構あっさりめに書いた 薄すぎたらごめん ちなみに終戦前夜と最終戦後に「帰りなさい」と言われるが ここで選択肢間違えると一人で帰ることとなりそのまま完(BADEND) 454 450 sage New! 2006/10/17(火) 19:30:30 ID:??? >>451-453 いえ、よくわかりました。有難うございました! 面白そうなのでやってみようと思います。 BADENDもちょっと気になるw 455 名無しって呼んでいいか? sage New! 2006/10/19(木) 00:08:55 ID:??? >>454 弁慶ED投下さんではないけど、「元の世界へ帰りなさい」と言われ しつこく「嫌だ一緒に居たい」を選ぶ→BADED 弁慶の「それでは君の嫌がる事をしましょうか。まずは…そうだな」と 脅すような台詞にしぶしぶ現代へ帰る神子、だったと思う。

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