ゴッドメディスン

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<p><strong>ゴッドメディスン</strong></p> <p>Part19-78</p> <hr> <dl> <dt><a href="menu:78">78</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/21(金) 21:22:45 ID:vHJdGQX5</font></dt> <dd> 今日から夏休み。こくぶちょうに住むナオト、ケンスケ、ミキの3人は塾までの時間をみんなとすごしていた。<br> 「ファントム」という新作ゲームをすごく楽しみにしていたのに、開発会社にカミナリが落ちて発売延期になってしまい、みんなとてもがっかりしていた。<br> そんな時林の中から何か音が聞こえて来た。何だろう、と音の方へ向かう3人。林の中の小屋を覗くと、なんと魔王と勇者達が戦っていた!<br> 「うわーっ、ファンタジーだ!」と興奮するナオト達。しかし勇者達は敗れ、魔王は姿を消した。<br> <br> 急いで小屋に入った3人に勇者ミカ アルダンは「光の玉を持つ者にしか世界は救えない…」と英雄の魂を託す。<br> ナオトは勇者、ケンスケは僧侶、ミキは魔法使いの力を受け継いだ。小屋に開いた次元の通路を抜けるとそこは「あっちの世界」、ファントムの世界だった。<br> 地下を自由に移動出来るサンドマンに連れられ、3人はフィアモーヌの王様の元に赴く。<br> <br> ミカ達が魔王に敗れ、この3人が英雄の魂を受け継いだことを王様に説明するが、王様は「子供で大丈夫なのか」と心配のご様子。<br> <br> 何か仕事を引き受けて大丈夫だと認めてもらおう、と王様に申し出ると、ならば北にある見張り塔を取り戻してもらいたいという。闇魔と呼ばれるモンスターを見張る為のものだったが、闇魔に奪われてしまったのだ。<br> 大臣に貰ったお金で装備を整え、いざ塔に向かう。<br> 塔のボスバシリィコマンダはフィアモーヌのアネット姫の大ファンで、「なんで最近姫が外に出てこないんだーっ」と嘆いていた。<br> 「貴様が毎日見張ってるからだろーが!」とボスを倒し、塔に保管されていたこの国の最強の武器、せんしのけん、ろっかくぼう、いくさのゆみを手に入れた。<br> <br> <a name="a79"></a></dd> <dt><a href="menu:79">79</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/21(金) 21:29:10 ID:vHJdGQX5</font></dt> <dd> 城に帰ると隣の国シフグレイドの王子スピーカースが訪問していた。<br> 王子は剣の腕は立つが気が弱い。よかったら僕の国にも来てくれ、と誘われ港から<br> 船に乗りシフグレイドに出発した。<br> 途中で海賊に襲われる一行。王子も立ち向かおうとするがやはり勇気が出せず、<br> ナオト達だけで海賊を撃退。船は無事にシフグレイドに着いた。<br> <br> この国の近くにも闇魔の基地が出来たらしい。おまけに「強い王子になるため<br> 一人で旅に出る。まずはむおんの塔の闇魔を倒す!」と王子が先に向かったと聞き、<br> 3人も後を追うことにした。<br> 洞窟を抜け、しずけさの森の中にあるむおんの塔に向かう。そして王子と共に、<br> 魔力人形の開発をしていたドクトルを倒した。<br> ドクトルの部屋を見て「ちょっと調べたいことがある」という王子と別れ、<br> 魔力人形がいっぱい並んだ洞窟を進むと、そこには次元の通路があった。<br> <br> 通路の先は下水道の様で、地上にでるとそこはひだかちょうだった。<br> この町に「ファントム」の開発会社のビルがあったが、カミナリが落ちて以来<br> 廃墟の様になり、おばけビルとよばれているらしい。窓に怪物の影が見えたとか<br> いううわさだ。<br> 町に住んでいる開発者によると、カミナリ事故の時にモンスターデザインの<br> ヒラヤマさんが居なくなったという。<br> 何か手がかりがありそうだと、ナオト達はビルを調べることにした。<br> ビルの倉庫は魔力人形でいっぱいだった。<br> 瓦礫の山を抜け、開発室で「ファントム」の資料を見つけて3人は驚く。企画書に、<br> これまで戦って来たボスが載っている! しかし何故か魔王の顔が違っていた…。<br> <br> ビルを出ようとするとパペットマスターに行く手を塞がれた。魔力人形を<br> 「こっちの世界」に送り込む計画の邪魔はさせない、と襲い掛かってくるが撃退、<br> 長いロープを手に入れた。<br> <br> //とりあえず序盤まで<br></dd> <dt><a href="menu:88">88</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/24(月) 02:43:20 ID:60tbAcuN</font></dt> <dd> ナオト達は定期券を買って電車でこくぶちょうに戻ることにした。<br> 「このロープがあれば降りられるかも」と林の小屋に向かう。<br> 次元の通路を抜けた先でロープを使って崖の下にラペリングする3人。<br> 崖下の洞窟を抜けるとそこはサンドマン達の地底都市プラブルームだった。これは<br> 地底を自由に移動できる町で、ナオト達はサンドマン達の長、オーズに会う。<br> <br> サンドマンたちはファントムの世界の古代人だった。天の神の怒りをかい、<br> 空から降りてきた魔王に殆ど滅ぼされ、地底に逃げて生き延びてきた。非常に<br> 高度な文明を持っているが、地上のバランスを崩さない様地底に全てを隠して<br> 暮らしており、不幸が二度と起こらないように英雄の魂に力を貸しているという。<br> <br> 砂漠の大陸に「英雄の墓」と呼ばれる建造物があり、英雄の魂を持つ者だけが<br> わかる秘密が隠されている。だから君たちにそこへ行ってもらいたい。<br> オーズにそう言われナオト達は英雄の墓を訪ねることにした。<br> <br> 「英雄の墓」で3人はグレイブキーパーと戦い、まふうけん、まふうぼう、<br> まふうゆみ、の魔封武器を手に入れる。石像が語る。<br> 英雄の魂は魔王が空より降りる時英雄の墓より蘇り選ばれた人間のもとに宿る <br> 英雄の魂は初めにミカ アルダンたちを選んだ… だが運命…いや強く大きな力が<br> そなたたちを英雄として選んだ…<br> 魔封武器なくば破壊の王は倒せぬ… それがミカ アルダンの敗れた理由なり<br> <br> <a name="a89"></a></dd> <dt><a href="menu:89">89</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/24(月) 02:44:47 ID:60tbAcuN</font></dt> <dd> 英雄の墓からプラブルームに戻った3人にスピーカース王子からの伝言が届く。<br> 「空中要塞の情報を掴んだ。砂漠の山で待っている。君達の世界が危ない」<br> <br> 砂漠の北西、高い山の正体は空飛ぶ山、闇魔の空中要塞だった。<br> 山を飛行させる力を持つ浮遊宝石があれば空中戦艦が作れる…。浮遊宝石奪取を<br> 企てる王子と空中要塞へ乗り込むと、要塞が発進、地上を離れた。<br> <br> 要塞が発進したのはヒーラーの人間誘拐作戦の援護の為だった。浮遊宝石を求めて<br> 要塞内を探索する3人+王子。遂に浮遊宝石を発見、宝石を外そうと夢中な王子を置いて<br> 3人は誘拐作戦の阻止に向かった。<br> しかし闇魔に発見されてしまう。魔王の右腕、ラーの一撃でHP1に…。<br> ラーが止めを刺そうとしたその時要塞が揺れ、闇魔達は空中に投げ出された。<br> 王子が浮遊宝石を外したため空中要塞が落下したのだった。要塞にしがみつき、<br> なんとか無事だった3人。王子は宝石を持って空中戦艦の建造に向かい、ナオト達は<br> 人間誘拐に向かった闇魔を追うことにした。<br> <br> 次元の通路を抜けるとそこはかわだむらだった。近くに扉みたいな岩があるがびくともしない。<br> 村には名物の熱血和尚さんがいるらしい。それに最近子供達がいなくなっているという。<br> 例の誘拐作戦に違い無い、と闇魔を探す3人の前に仮面のヒーラーが現れる。<br> 「この仮面をつけるととってもいいことがあるのよ」と仮面を渡し姿を消した。<br> <br> この仮面に手がかりがあるに違いない、危なくなったら外せば大丈夫だよ、とミキが<br> 仮面をつける。と何かに導かれるように歩き出すミキ。<br> ナオト達が後を追ったが闇魔が現れてミキをさらい、岩の扉の向こうへと消えていった。<br> <br> <a name="a90"></a></dd> <dt><a href="menu:90">90</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/24(月) 03:04:52 ID:60tbAcuN</font></dt> <dd> 相変わらず岩はびくともしなかったが、岩に「こくりゅうじ」の文字があることに<br> 気づき、ナオト達は寺を訪ねた。噂の熱血和尚に事情を話すと、和尚は烈迫の気合いと<br> ともに「カーッ!!」と岩を開けてくれた。<br> 洞窟を抜けるとそこはゆたかちょうだった。<br> <br> 早速ゆたかちょうで情報を集める。町の北の廃工場の中から子供の声がしたと聞き、<br> 工場に乗り込む2人+和尚。鍵のかかった扉を「カーッ!!」と開ける和尚。<br> おぉーっ!!と感心していると「お前さんなら使えるぞ」と僧侶の力を受け継いだ<br> ケンスケに「カーッ!!」を教えてくれた。<br> <br> 工場の中では闇魔がコンベアで子供を運んでいた。闇魔を倒して先に進むとヒーラーと<br> スローターズ(人間改造担当) が待ち受けていた。仮面のヒーラーは人間の女性だった。<br> ミキと再会したナオト達は子供達を和尚にまかせ、ヒーラーの後を追った。<br> 「ここの裏に港がある。そこのタンカーまできてくださる? 」<br> そう言い残してヒーラーは姿を消した。<br> <br> タンカーに待ち受ける闇魔の殺し屋達を撃退しながら進む3人。再度ヒーラーと対峙し、<br> 秘技「カーッ!!」で仮面を弾きとばすと、それはカミナリの事故で行方不明になっていた<br> ヒラヤマさんだった。<br> 「あの夜会社にカミナリが落ちて…その後の事は覚えていない…」<br> しかし闇魔最強の殺し屋スティンガーにさらわれてしまうヒラヤマさん。必死に後を追うが、<br> 「この女を返してほしいなら闇魔城へ来い!」と言い残し闇魔達は海へ消えていった。<br> <br> つづく<br></dd> <dd><a name="a114"></a></dd> <dt><a href="menu:114">114</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/29(土) 12:51:30 ID:RPbz9o6v</font></dt> <dd> タンカーを後にし海底洞窟の次元通路を抜けた先は職人の村だった。村の近くに<br> メシスの森があるが、闇魔が毎日大騒ぎしていて、鉱石を採りにいけず困っていた。<br> 村人は闇魔に襲われないよう外に出る時には闇魔のぬいぐるみを着ていた。<br> <br> ナオト達もぬいぐるみを手に入れ、村の北西にあるメシスの森に向かった。<br> メシス鉱石を手に入れ、ボスの話を盗み聞きする3人。<br> 闇魔達は、なんとアネット姫誘拐を企てていた。人間共は美しさに弱い。<br> アネット姫を利用して人間共をホネ抜きにしてしまおうという作戦だ。<br> しかし見回りの闇魔に変装がばれ、3人はメシスの森から脱出した。<br> <br> 村に戻るとお土産のメシス鉱石で職人さんが武器を強化してくれた。<br> まふうけんはゆうしゃのけんに まふうぼうはえいゆうのぼうに まふうゆみは<br> きせきのゆみに。強力な防具も手に入れて、3人はフィアモーヌに急いだ。<br> <br> フィアモーヌの宿屋でスピーカース王子に再会した。<br> 残念ながら空中戦艦を作るのは無理だった。でも浮遊宝石で凄いことができる<br> らしいからサンドマンに預けていると。<br> 城に行くと晴れているというのに突然カミナリに襲われた。天の神々の怒りでは…<br> と怖れる人々。何かアネット姫の様子がおかしい…。<br> <br> 「世界のはるか天空には神々が住んでいると言われます。もしかすると魔王は<br> その神の使いかもしれません…」<br> そこに現れる魔王。虚ろなまま魔王についていくアネット姫。<br> 王に姫はあきらめろと伝えておけ、という魔王の前に、姫だけはわたせない!!と<br> 飛び出すスピーカース王子。<br> 魔王は強烈な攻撃を放ち「姫が欲しければ闇魔城まで来い」と立ち去った。<br> <br> <a name="a115"></a></dd> <dt><a href="menu:115">115</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/29(土) 12:53:19 ID:RPbz9o6v</font></dt> <dd> 3人は浮遊宝石で空中移動できるようになったプラブルームへ向かった。<br> これまで探していた魔王の城の場所をついに突き止めたという。<br> このプラブルームがあれば闇魔城へ行ける。<br> ナオト達は後を追って駆け付けた王子とともに闇魔城に乗り込むことにした。<br> <br> 闇魔城に入るとミカ アルダン、ブトゥール マーニャ、マージル ローレイの魂が<br> 語りかけてきた。「魔王に命を奪われた多くの人の魂が、救いを待っている…」<br> 気がつくと4人は廃墟の町にいた。<br> <br> 町にいる魂が言う。「魔王の破壊は我々の罪が源」「地底に逃げ延びた我々の<br> 生き残りはどうしているのだろう…」ここはサンドマンの祖先の町なのか…。<br> 廃墟の建物を進み、石像を守る闇魔を倒すナオト達。<br> 三つの石像を守る闇魔を倒し、魔王の封印を解いた時ナオト達は光に包まれた。<br> 「子供たち よくやった…これで魂たちは救われた。今思えば君たちに英雄の魂を<br> 託したのも偶然ではなかったのかもしれん…」<br> 「小さな勇者たち…必ず魔王を倒してくれ!」<br> 光が消えると闇魔城の入り口にいた。ミカたちはずっと自分達を見守ってくれている…。<br> <br> ナオト達は意を決し闇魔城に足を踏み入れた。<br> 岩場を上っていくと無気味な洞窟が口を開けていた。どうやらここが城への入り口らしい。<br> 王子は「ここに残ってモンスターを食い止める」と一人で残ることに。<br> すっかり勇敢になった王子と別れ、3人は奥へと進んだ。<br> <br> もうちょっとだけつづく</dd> <dt><a href="menu:128">128</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/11/01(火) 01:10:56 ID:wos6inlL</font></dt> <dd> 気の弱い闇魔から「魔王様に会いたければ地、水、火、天の玉が必要だ」と聞き出し、<br> 城内を探索する3人。さすがに闇魔も強力だ。城内を結ぶ次元の通路を越えた先には、<br> 空中要塞で一戦を交えたカーンとラーが待っていた。<br> あの時は一撃で倒されたが、今は違う。遂にカーンとラーを撃破し、ヒラヤマさんを<br> 救い出した。<br> <br> 4つの台座に玉を治めると、次元の通路に続く道が開かれた。<br> どこかから声がする。<br> 「お前達の運命が決まる時がせまっている… もう後戻りはできぬ…」<br> <br> 次元の通路の先はこくぶちょうだった。<br> 「僕たち人間は今まで自分勝手にやりすぎたんだ…」<br> 「人間なんて鳥かごの中の鳥にすぎなかったんだね…」<br> カミナリの時のアネット姫の様にみんなの様子がおかしい。<br> <br> ナオト達の前に魔王が姿を現す。<br> 「お前の目的はファントムの世界だろ、なんで僕らの世界も巻き込むんだ!」<br> 「それは私がファントムの世界の魔王ではないからだ…<br>  まだ気付かぬのか… 試練を受けているのはお前達なのだ…」<br> <br> 魔王の顔が違っていた理由。これは宇宙人による地球人のテストだった。<br> 今地球が危険な状態にある。このままではそう長くは無い… だから試そうとした。<br> 地球の未来を握る子供が大切なものを失っていないか? そして地球人は宇宙の<br> ガンなのかどうか…<br> <br> <br> <a name="a129"></a></dd> <dt><a href="menu:129">129</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/11/01(火) 01:11:46 ID:wos6inlL</font></dt> <dd> 魔王はナオト達の成果を認めていたが、「私をたおさねばこのテストは終わらない…」<br> と3人に襲い掛かってくる。呪文を操り強烈なインパクトで攻撃する魔王グロヴァー。<br> こちらも魔封武器や呪文を駆使して応戦する。<br> <br> 見事魔王グロヴァーを倒すとそこは闇魔城だった。<br> 今のこくぶちょうは魔王のつくった幻か…<br> <br> 「さすがだな……小僧… 今お前達はファントムの世界を救った… <br> さあ次はお前達の世界だ!」<br> 地球を守りたければ私を倒せと魔王グロヴァーが変身した。<br> 更に熾烈な攻撃を仕掛けてくる。死力を尽くして、今度もナオト達は魔王を打ち倒した。<br> <br> 「見事だ… 地球の未来は… まかせたぞ… こども…た…ち…」<br> <br> 魔王を倒したナオト達の元にアネット姫が駆け寄った。「外で王子が待っています」<br> <br> 闇魔城を後にし、フィアモーヌに向けて発進するプラブルーム。<br> アネット姫と王子、サンドマン達に別れを告げるナオト達。<br> そして、サンドマンの穴を通って高台の次元通路から林の小屋へ…。<br> <br> 「帰ってきちゃったね…」「おわっちゃったね… 冒険…」<br> みんなの前で次元の通路が消える。これでもうファントムの世界に行けない…。<br> 「みんなともう会えないのか…」「でもまたいつか会いたいね…」「うん、会いたい!」<br> <br> <a name="a130"></a></dd> <dt><a href="menu:130">130</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/11/01(火) 01:13:25 ID:wos6inlL</font></dt> <dd>エピローグ<br> ゲーム会社の開発室。ヒーラーの格好のまま仕事をするヒラヤマさん。<br> よしくん「ヒラヤマさんその格好なんとかならないの?」<br> ヒラヤマ「この格好だといろいろ思い出すことができるのよ!」<br> <br> かわだむら<br> おしょう「ウリャーッ!  イヤーッ! トォーッ! アチョーッ!  カーッ!」<br> 「和尚さん、お久しぶり」「おぉ、お前等か、ひさしぶりじゃのお」<br> <br> 例の格好のまますべり台で遊ぶヒラヤマさん。<br> よしくん「ヒラヤマさん」<br> ヒラヤマ「あっ! よしくん」 <br> よしくん「あっ! よしくん じゃないですよ! 忙しいのに何遊んでるんですか!」<br> ヒラヤマ「だって…」<br> よしくん「だってじゃないです。さあ 帰りますよ」<br> ……名残り惜しそうに引きずられていくヒラヤマさん。<br> <br> 半年後<br> 塾までの時間を一緒に過ごすナオト達。<br> そこにやってくるヒラヤマさん。 <br> 「どうしたんです? そんなに慌てて」<br> 「できたのよ! ついにで! き! た! の!」<br> 「できたって何が?」<br> 「あの幻のゲームと呼ばれたファントムよ!<br>  あなたたちにぜひプレイして欲しかったから発売前のを持ってきちゃった」<br> <br> さっそくゲームをスタートすると画面にはアネット姫とスピーカース王子、サンドマンの姿が。<br> <br> <br> <br>    また あえたね。<br> <br> <a name="a131"></a></dd> <dt><a href="menu:131">131</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2005/11/01(火) 01:16:37 ID:wos6inlL</font></dt> <dd>ゴッドメディスン終わり~。<br> <br> …猫侍売ってなかった……orz<br> <br></dd> </dl>
<p> <strong>ゴッドメディスン<br></strong>&gt;&gt;19-78~79・88~90・114~115・128~131</p> <hr> <dl> <dt><a href="menu:78">78</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/21(金) 21:22:45ID:vHJdGQX5</font></dt> <dd> 今日から夏休み。こくぶちょうに住むナオト、ケンスケ、ミキの3人は塾までの時間をみんなとすごしていた。<br> 「ファントム」という新作ゲームをすごく楽しみにしていたのに、開発会社にカミナリが落ちて発売延期になってしまい、みんなとてもがっかりしていた。<br> そんな時林の中から何か音が聞こえて来た。何だろう、と音の方へ向かう3人。林の中の小屋を覗くと、なんと魔王と勇者達が戦っていた!<br> 「うわーっ、ファンタジーだ!」と興奮するナオト達。しかし勇者達は敗れ、魔王は姿を消した。<br> <br> 急いで小屋に入った3人に勇者ミカ アルダンは「光の玉を持つ者にしか世界は救えない…」と英雄の魂を託す。<br> ナオトは勇者、ケンスケは僧侶、ミキは魔法使いの力を受け継いだ。小屋に開いた次元の通路を抜けるとそこは「あっちの世界」、ファントムの世界だった。<br> 地下を自由に移動出来るサンドマンに連れられ、3人はフィアモーヌの王様の元に赴く。<br> <br> ミカ達が魔王に敗れ、この3人が英雄の魂を受け継いだことを王様に説明するが、王様は「子供で大丈夫なのか」と心配のご様子。<br> <br> 何か仕事を引き受けて大丈夫だと認めてもらおう、と王様に申し出ると、ならば北にある見張り塔を取り戻してもらいたいという。闇魔と呼ばれるモンスターを見張る為のものだったが、闇魔に奪われてしまったのだ。<br> 大臣に貰ったお金で装備を整え、いざ塔に向かう。<br> 塔のボスバシリィコマンダはフィアモーヌのアネット姫の大ファンで、「なんで最近姫が外に出てこないんだーっ」と嘆いていた。<br> 「貴様が毎日見張ってるからだろーが!」とボスを倒し、塔に保管されていたこの国の最強の武器、せんしのけん、ろっかくぼう、いくさのゆみを手に入れた。<br> <br> <a name="a79"></a></dd> <dt><a href="menu:79">79</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/21(金) 21:29:10ID:vHJdGQX5</font></dt> <dd> 城に帰ると隣の国シフグレイドの王子スピーカースが訪問していた。<br> 王子は剣の腕は立つが気が弱い。よかったら僕の国にも来てくれ、と誘われ港から<br> 船に乗りシフグレイドに出発した。<br> 途中で海賊に襲われる一行。王子も立ち向かおうとするがやはり勇気が出せず、<br> ナオト達だけで海賊を撃退。船は無事にシフグレイドに着いた。<br> <br> この国の近くにも闇魔の基地が出来たらしい。おまけに「強い王子になるため<br> 一人で旅に出る。まずはむおんの塔の闇魔を倒す!」と王子が先に向かったと聞き、<br> 3人も後を追うことにした。<br> 洞窟を抜け、しずけさの森の中にあるむおんの塔に向かう。そして王子と共に、<br> 魔力人形の開発をしていたドクトルを倒した。<br> ドクトルの部屋を見て「ちょっと調べたいことがある」という王子と別れ、<br> 魔力人形がいっぱい並んだ洞窟を進むと、そこには次元の通路があった。<br> <br> 通路の先は下水道の様で、地上にでるとそこはひだかちょうだった。<br> この町に「ファントム」の開発会社のビルがあったが、カミナリが落ちて以来<br> 廃墟の様になり、おばけビルとよばれているらしい。窓に怪物の影が見えたとか<br> いううわさだ。<br> 町に住んでいる開発者によると、カミナリ事故の時にモンスターデザインの<br> ヒラヤマさんが居なくなったという。<br> 何か手がかりがありそうだと、ナオト達はビルを調べることにした。<br> ビルの倉庫は魔力人形でいっぱいだった。<br> 瓦礫の山を抜け、開発室で「ファントム」の資料を見つけて3人は驚く。企画書に、<br> これまで戦って来たボスが載っている! しかし何故か魔王の顔が違っていた…。<br> <br> ビルを出ようとするとパペットマスターに行く手を塞がれた。魔力人形を<br> 「こっちの世界」に送り込む計画の邪魔はさせない、と襲い掛かってくるが撃退、<br> 長いロープを手に入れた。<br> <br> //とりあえず序盤まで<br></dd> <dt><a href="menu:88">88</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/24(月) 02:43:20ID:60tbAcuN</font></dt> <dd> ナオト達は定期券を買って電車でこくぶちょうに戻ることにした。<br> 「このロープがあれば降りられるかも」と林の小屋に向かう。<br> 次元の通路を抜けた先でロープを使って崖の下にラペリングする3人。<br> 崖下の洞窟を抜けるとそこはサンドマン達の地底都市プラブルームだった。これは<br> 地底を自由に移動できる町で、ナオト達はサンドマン達の長、オーズに会う。<br> <br> サンドマンたちはファントムの世界の古代人だった。天の神の怒りをかい、<br> 空から降りてきた魔王に殆ど滅ぼされ、地底に逃げて生き延びてきた。非常に<br> 高度な文明を持っているが、地上のバランスを崩さない様地底に全てを隠して<br> 暮らしており、不幸が二度と起こらないように英雄の魂に力を貸しているという。<br> <br> 砂漠の大陸に「英雄の墓」と呼ばれる建造物があり、英雄の魂を持つ者だけが<br> わかる秘密が隠されている。だから君たちにそこへ行ってもらいたい。<br> オーズにそう言われナオト達は英雄の墓を訪ねることにした。<br> <br> 「英雄の墓」で3人はグレイブキーパーと戦い、まふうけん、まふうぼう、<br> まふうゆみ、の魔封武器を手に入れる。石像が語る。<br> 英雄の魂は魔王が空より降りる時英雄の墓より蘇り選ばれた人間のもとに宿る <br> 英雄の魂は初めにミカアルダンたちを選んだ… だが運命…いや強く大きな力が<br> そなたたちを英雄として選んだ…<br> 魔封武器なくば破壊の王は倒せぬ… それがミカアルダンの敗れた理由なり<br> <br> <a name="a89"></a></dd> <dt><a href="menu:89">89</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/24(月) 02:44:47ID:60tbAcuN</font></dt> <dd> 英雄の墓からプラブルームに戻った3人にスピーカース王子からの伝言が届く。<br> 「空中要塞の情報を掴んだ。砂漠の山で待っている。君達の世界が危ない」<br> <br> 砂漠の北西、高い山の正体は空飛ぶ山、闇魔の空中要塞だった。<br> 山を飛行させる力を持つ浮遊宝石があれば空中戦艦が作れる…。浮遊宝石奪取を<br> 企てる王子と空中要塞へ乗り込むと、要塞が発進、地上を離れた。<br> <br> 要塞が発進したのはヒーラーの人間誘拐作戦の援護の為だった。浮遊宝石を求めて<br> 要塞内を探索する3人+王子。遂に浮遊宝石を発見、宝石を外そうと夢中な王子を置いて<br> 3人は誘拐作戦の阻止に向かった。<br> しかし闇魔に発見されてしまう。魔王の右腕、ラーの一撃でHP1に…。<br> ラーが止めを刺そうとしたその時要塞が揺れ、闇魔達は空中に投げ出された。<br> 王子が浮遊宝石を外したため空中要塞が落下したのだった。要塞にしがみつき、<br> なんとか無事だった3人。王子は宝石を持って空中戦艦の建造に向かい、ナオト達は<br> 人間誘拐に向かった闇魔を追うことにした。<br> <br> 次元の通路を抜けるとそこはかわだむらだった。近くに扉みたいな岩があるがびくともしない。<br> 村には名物の熱血和尚さんがいるらしい。それに最近子供達がいなくなっているという。<br> 例の誘拐作戦に違い無い、と闇魔を探す3人の前に仮面のヒーラーが現れる。<br> 「この仮面をつけるととってもいいことがあるのよ」と仮面を渡し姿を消した。<br> <br> この仮面に手がかりがあるに違いない、危なくなったら外せば大丈夫だよ、とミキが<br> 仮面をつける。と何かに導かれるように歩き出すミキ。<br> ナオト達が後を追ったが闇魔が現れてミキをさらい、岩の扉の向こうへと消えていった。<br> <br> <a name="a90"></a></dd> <dt><a href="menu:90">90</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/24(月) 03:04:52ID:60tbAcuN</font></dt> <dd> 相変わらず岩はびくともしなかったが、岩に「こくりゅうじ」の文字があることに<br> 気づき、ナオト達は寺を訪ねた。噂の熱血和尚に事情を話すと、和尚は烈迫の気合いと<br> ともに「カーッ!!」と岩を開けてくれた。<br> 洞窟を抜けるとそこはゆたかちょうだった。<br> <br> 早速ゆたかちょうで情報を集める。町の北の廃工場の中から子供の声がしたと聞き、<br> 工場に乗り込む2人+和尚。鍵のかかった扉を「カーッ!!」と開ける和尚。<br> おぉーっ!!と感心していると「お前さんなら使えるぞ」と僧侶の力を受け継いだ<br> ケンスケに「カーッ!!」を教えてくれた。<br> <br> 工場の中では闇魔がコンベアで子供を運んでいた。闇魔を倒して先に進むとヒーラーと<br> スローターズ(人間改造担当)が待ち受けていた。仮面のヒーラーは人間の女性だった。<br> ミキと再会したナオト達は子供達を和尚にまかせ、ヒーラーの後を追った。<br> 「ここの裏に港がある。そこのタンカーまできてくださる?」<br> そう言い残してヒーラーは姿を消した。<br> <br> タンカーに待ち受ける闇魔の殺し屋達を撃退しながら進む3人。再度ヒーラーと対峙し、<br> 秘技「カーッ!!」で仮面を弾きとばすと、それはカミナリの事故で行方不明になっていた<br> ヒラヤマさんだった。<br> 「あの夜会社にカミナリが落ちて…その後の事は覚えていない…」<br> しかし闇魔最強の殺し屋スティンガーにさらわれてしまうヒラヤマさん。必死に後を追うが、<br> 「この女を返してほしいなら闇魔城へ来い!」と言い残し闇魔達は海へ消えていった。<br> <br> つづく<br></dd> <dd><a name="a114"></a></dd> <dt><a href="menu:114">114</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/29(土) 12:51:30ID:RPbz9o6v</font></dt> <dd> タンカーを後にし海底洞窟の次元通路を抜けた先は職人の村だった。村の近くに<br> メシスの森があるが、闇魔が毎日大騒ぎしていて、鉱石を採りにいけず困っていた。<br> 村人は闇魔に襲われないよう外に出る時には闇魔のぬいぐるみを着ていた。<br> <br> ナオト達もぬいぐるみを手に入れ、村の北西にあるメシスの森に向かった。<br> メシス鉱石を手に入れ、ボスの話を盗み聞きする3人。<br> 闇魔達は、なんとアネット姫誘拐を企てていた。人間共は美しさに弱い。<br> アネット姫を利用して人間共をホネ抜きにしてしまおうという作戦だ。<br> しかし見回りの闇魔に変装がばれ、3人はメシスの森から脱出した。<br> <br> 村に戻るとお土産のメシス鉱石で職人さんが武器を強化してくれた。<br> まふうけんはゆうしゃのけんに まふうぼうはえいゆうのぼうに まふうゆみは<br> きせきのゆみに。強力な防具も手に入れて、3人はフィアモーヌに急いだ。<br> <br> フィアモーヌの宿屋でスピーカース王子に再会した。<br> 残念ながら空中戦艦を作るのは無理だった。でも浮遊宝石で凄いことができる<br> らしいからサンドマンに預けていると。<br> 城に行くと晴れているというのに突然カミナリに襲われた。天の神々の怒りでは…<br> と怖れる人々。何かアネット姫の様子がおかしい…。<br> <br> 「世界のはるか天空には神々が住んでいると言われます。もしかすると魔王は<br> その神の使いかもしれません…」<br> そこに現れる魔王。虚ろなまま魔王についていくアネット姫。<br> 王に姫はあきらめろと伝えておけ、という魔王の前に、姫だけはわたせない!!と<br> 飛び出すスピーカース王子。<br> 魔王は強烈な攻撃を放ち「姫が欲しければ闇魔城まで来い」と立ち去った。<br> <br> <a name="a115"></a></dd> <dt><a href="menu:115">115</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/29(土) 12:53:19ID:RPbz9o6v</font></dt> <dd> 3人は浮遊宝石で空中移動できるようになったプラブルームへ向かった。<br> これまで探していた魔王の城の場所をついに突き止めたという。<br> このプラブルームがあれば闇魔城へ行ける。<br> ナオト達は後を追って駆け付けた王子とともに闇魔城に乗り込むことにした。<br> <br> 闇魔城に入るとミカ アルダン、ブトゥールマーニャ、マージル ローレイの魂が<br> 語りかけてきた。「魔王に命を奪われた多くの人の魂が、救いを待っている…」<br> 気がつくと4人は廃墟の町にいた。<br> <br> 町にいる魂が言う。「魔王の破壊は我々の罪が源」「地底に逃げ延びた我々の<br> 生き残りはどうしているのだろう…」ここはサンドマンの祖先の町なのか…。<br> 廃墟の建物を進み、石像を守る闇魔を倒すナオト達。<br> 三つの石像を守る闇魔を倒し、魔王の封印を解いた時ナオト達は光に包まれた。<br> 「子供たち よくやった…これで魂たちは救われた。今思えば君たちに英雄の魂を<br> 託したのも偶然ではなかったのかもしれん…」<br> 「小さな勇者たち…必ず魔王を倒してくれ!」<br> 光が消えると闇魔城の入り口にいた。ミカたちはずっと自分達を見守ってくれている…。<br> <br> ナオト達は意を決し闇魔城に足を踏み入れた。<br> 岩場を上っていくと無気味な洞窟が口を開けていた。どうやらここが城への入り口らしい。<br> 王子は「ここに残ってモンスターを食い止める」と一人で残ることに。<br> すっかり勇敢になった王子と別れ、3人は奥へと進んだ。<br> <br> もうちょっとだけつづく</dd> <dt><a href="menu:128">128</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/11/01(火) 01:10:56ID:wos6inlL</font></dt> <dd> 気の弱い闇魔から「魔王様に会いたければ地、水、火、天の玉が必要だ」と聞き出し、<br> 城内を探索する3人。さすがに闇魔も強力だ。城内を結ぶ次元の通路を越えた先には、<br> 空中要塞で一戦を交えたカーンとラーが待っていた。<br> あの時は一撃で倒されたが、今は違う。遂にカーンとラーを撃破し、ヒラヤマさんを<br> 救い出した。<br> <br> 4つの台座に玉を治めると、次元の通路に続く道が開かれた。<br> どこかから声がする。<br> 「お前達の運命が決まる時がせまっている… もう後戻りはできぬ…」<br> <br> 次元の通路の先はこくぶちょうだった。<br> 「僕たち人間は今まで自分勝手にやりすぎたんだ…」<br> 「人間なんて鳥かごの中の鳥にすぎなかったんだね…」<br> カミナリの時のアネット姫の様にみんなの様子がおかしい。<br> <br> ナオト達の前に魔王が姿を現す。<br> 「お前の目的はファントムの世界だろ、なんで僕らの世界も巻き込むんだ!」<br> 「それは私がファントムの世界の魔王ではないからだ…<br>  まだ気付かぬのか… 試練を受けているのはお前達なのだ…」<br> <br> 魔王の顔が違っていた理由。これは宇宙人による地球人のテストだった。<br> 今地球が危険な状態にある。このままではそう長くは無い… だから試そうとした。<br> 地球の未来を握る子供が大切なものを失っていないか? そして地球人は宇宙の<br> ガンなのかどうか…<br> <br> <br> <a name="a129"></a></dd> <dt><a href="menu:129">129</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/11/01(火) 01:11:46ID:wos6inlL</font></dt> <dd> 魔王はナオト達の成果を認めていたが、「私をたおさねばこのテストは終わらない…」<br> と3人に襲い掛かってくる。呪文を操り強烈なインパクトで攻撃する魔王グロヴァー。<br> こちらも魔封武器や呪文を駆使して応戦する。<br> <br> 見事魔王グロヴァーを倒すとそこは闇魔城だった。<br> 今のこくぶちょうは魔王のつくった幻か…<br> <br> 「さすがだな……小僧… 今お前達はファントムの世界を救った… <br> さあ次はお前達の世界だ!」<br> 地球を守りたければ私を倒せと魔王グロヴァーが変身した。<br> 更に熾烈な攻撃を仕掛けてくる。死力を尽くして、今度もナオト達は魔王を打ち倒した。<br> <br> 「見事だ… 地球の未来は… まかせたぞ… こども…た…ち…」<br> <br> 魔王を倒したナオト達の元にアネット姫が駆け寄った。「外で王子が待っています」<br> <br> 闇魔城を後にし、フィアモーヌに向けて発進するプラブルーム。<br> アネット姫と王子、サンドマン達に別れを告げるナオト達。<br> そして、サンドマンの穴を通って高台の次元通路から林の小屋へ…。<br> <br> 「帰ってきちゃったね…」「おわっちゃったね… 冒険…」<br> みんなの前で次元の通路が消える。これでもうファントムの世界に行けない…。<br> 「みんなともう会えないのか…」「でもまたいつか会いたいね…」「うん、会いたい!」<br> <br> <a name="a130"></a></dd> <dt><a href="menu:130">130</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">ゴッドメディスン</a></b></font> <font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/11/01(火) 01:13:25ID:wos6inlL</font></dt> <dd>エピローグ<br> ゲーム会社の開発室。ヒーラーの格好のまま仕事をするヒラヤマさん。<br> よしくん「ヒラヤマさんその格好なんとかならないの?」<br> ヒラヤマ「この格好だといろいろ思い出すことができるのよ!」<br> <br> かわだむら<br> おしょう「ウリャーッ! イヤーッ! トォーッ! アチョーッ!  カーッ!」<br> 「和尚さん、お久しぶり」「おぉ、お前等か、ひさしぶりじゃのお」<br> <br> 例の格好のまますべり台で遊ぶヒラヤマさん。<br> よしくん「ヒラヤマさん」<br> ヒラヤマ「あっ! よしくん」 <br> よしくん「あっ! よしくん じゃないですよ! 忙しいのに何遊んでるんですか!」<br> ヒラヤマ「だって…」<br> よしくん「だってじゃないです。さあ 帰りますよ」<br> ……名残り惜しそうに引きずられていくヒラヤマさん。<br> <br> 半年後<br> 塾までの時間を一緒に過ごすナオト達。<br> そこにやってくるヒラヤマさん。 <br> 「どうしたんです? そんなに慌てて」<br> 「できたのよ! ついにで! き! た! の!」<br> 「できたって何が?」<br> 「あの幻のゲームと呼ばれたファントムよ!<br>  あなたたちにぜひプレイして欲しかったから発売前のを持ってきちゃった」<br> <br> さっそくゲームをスタートすると画面にはアネット姫とスピーカース王子、サンドマンの姿が。<br> <br> <br> <br>    また あえたね。<br> <br> <a name="a131"></a></dd> <dt><a href="menu:131">131</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/11/01(火) 01:16:37 ID:wos6inlL</font></dt> <dd>ゴッドメディスン終わり~。<br> <br> …猫侍売ってなかった……orz<br> <br></dd> </dl>

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