みつめてナイトR

「みつめてナイトR」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

みつめてナイトR」(2011/10/10 (月) 23:05:30) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p> <strong>みつめてナイトR<br /></strong>&gt;&gt;9-92~94、&gt;&gt;13-351~358・396~404・409・420~424</p> <hr /><dl><dt><a><font color="#000000">92</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR</font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/08/0416:39ID:Br4bQork</font></dt> <dd>・同行キャラによって過程が少し変わるので大まかに。<br /><br /> オルカディア王国…強力な軍事力を持つ。十数年前に最後の対抗勢力を滅ぼし、ザルドス大陸を統一した。<br />          人類の始祖、聖始父と聖始母の直系の子孫を名乗っている。<br /> O2…反オルカディアのテロ組織。<br /><br /><a name="a93"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">93</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR</font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/08/0417:16ID:Br4bQork</font></dt> <dd>オルカディア近衛騎士団の副団長、クリストファー=マクラウド(主人公)は<br /> 王国の重鎮クルガン将軍に、騎士団長に任命される(前騎士団長がテロで負傷したため)。<br /> 前騎士団長の任務「ダイアデム作戦(斬皇剣という剣の探索)」を引き継ぐはずであったが、<br /> 王が血を吐いて倒れた、との知らせにより事態は急変。<br /> 王国のもう一人の重鎮マルキ神祇官の占いにより判明した、王を救うための薬剤「星の涙」を探す事に。<br /><br /> 「星の涙」探索のためには宝玉「刻の涙」が必要だと告げられ、マクラウドは「刻の涙」継承者の少女達に会いに行く。<br /> (五人の少女のうち、二人を連れて行ける。イベントを起こせば一度だけ交代可能)<br /><br /> 自室で無邪気先生(謎の生き物)と合流(スカウト前でもかまわない)、神祇官のもとへ。<br /> ここで王女であるプリシラが行方不明になっていたことが発覚。<br /> 神祇官は「斬皇剣は王族の血で真の力を発動する。犯人は誘拐した姫を切り、剣を発動させ、クルガン将軍を倒す気ではないのか」と推測をたてる。<br /> (クルガン将軍は「斬帝剣」という「斬皇剣」と対になる剣を持っている)<br /> 王族の血統が絶え、クルガン将軍を倒せて一石二鳥だという。<br /><br /> こうして、斬皇剣探索と星の涙探索、プリシラ姫の保護が統合された「オーバーロード作戦」が開始される。<br /> 最初の目的はミッドモネーという村にいる聖始母の再来といわれる女性に会うこと。<br /> 神祇官の占いによれば、彼女が「星の涙」にいたるまでの鍵を握っているらしい。<br /><br /> 一行は王都オルカディアを出発した。<br /><br /><a name="a94"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">94</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR</font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/08/0417:27ID:Br4bQork</font></dt> <dd>途中にある橋を渡ろうとするが、O2により橋を爆破される。<br /> (巻き込まれた場合は河原に転落、回避した場合は洞窟を進む事に)<br /><br /> ミッドモネーに着いたものの、肝心の女性の居場所が分からない。<br /> 村人に聞いてみたところ、「レストランにその子と仲のいい子がいる」という。<br /> 話の少女キャロルに会うためレストランに行くと、女性の家の場所を教えてもらえる。<br /> (ここで女性の名前が聖始母とまったく同じ「ノエル」であることが分かる)<br /><br /> 早速会いに行くが、彼女の家のドアには鍵がかかっていた。<br /> つまり留守だったのだ。<br /><br /></dd> <dt><a><font color="#000000">351</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1704:41:49ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>みつめてナイトR行きます。<br /><br /> まず最初に押さえておきたいのは、このゲームは周回数によって物語が変化するということです。<br /> 具体的には一周目と二周目で一つの物語が完成し、<br /> さらに三周目で一周目と二周目が合体したような話が展開されます。<br /> ようするに、大きく分けても三種類ストーリー展開があると言うことです。<br /> また、本作はギャルゲーなので、選ぶ仲間によっても微妙に物語が変化します。<br /> 今回は(多分)メインヒロインと思われるライズに焦点を当てて書き進めさせてもらいます。<br /> 基本的な設定はまとめサイトにある前任者の書かれた文を読んでください。<br /> 一周目はアレだけで十分です。二周目以降は少し付け足させてもらいます。<br /><br /> では、まずはプロローグから<br /><br /><br /> (赤ん坊を抱いた女性のCGを背景に)<br /><br /> ほ~らよしよし、坊や泣かないで・・・。<br /> あの玉が欲しいの・・・?<br /> そうね、子供達みんなにも一個ずつ、御守りとして分けようかしら・・・。<br /> 私の分も入れて、ちょうど6個・・・。<br /> あらあら、坊やは何をお願いしたの・・?<br /> お母さんはね、貴方のお父さんにもう一度会いたいわ・・・。<br /><br /><br /><a name="a352"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">352</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1704:46:57ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>一周目 ミッドモネーまでの道程はまとめサイトを参照してください。その続きからです。<br /><br /> 再びキャロルに話を聞きに行くと、ちょうど今は養父の一周忌に当たるため、<br /> 養父の生まれ故郷であるフローレ行っている事が判明する。<br /> フローレへと向かう道中、一向は吸血鬼の支配する村に立ち寄る。<br /> そこで神父の頼みを受けた一行は吸血鬼の弱点であるブルーサファイアを採りに鉱山へ向かうが、<br /> その鉱山内にて橋を爆破した男と出会う。男の名はカルノー。<br /> O2四天王の一人『冷たき炎熱』と呼ばれる存在だった。苦戦の末に主人公はこれを退けるが、<br /> カルノーはあっさりと逃げてしまう。<br /> ブルーサファイアを手にした一行は村へと戻り、見事吸血鬼を退治することに成功する。<br /> その夜、宿で休んでいる主人公の下にライズが尋ねてくる。安息日である明日は私に付きあってくれないか、と。<br /> 翌日のデートは恙無く進む。だが折りしも開かれていた博物館に並べられたオルカディア中興の祖と言われる<br /> 人物の遺品を見たライズは、国の権勢を誇示する為の物だと冷ややかに言う。<br /> 途中邪魔なサイクロプスを倒してフローレへ辿り着いた一行は港でノエルとの出会いを果たす。<br /> 事情を聞いたノエルは信託については聞いた気もするが、自分は記憶を失っているために良く分からないと答える。<br /> そして食い下がる主人公に、自分が拾われたときに持っていたキューブがあれば何か判るかもしれないと言い、<br /> 主人公達は一旦ミッドモネーにキューブを取りに戻ることになる<br /> ミッドモネーに戻る前、ライズと二回目のデートが発生するが、彼女はラブロマンスの演劇を見て、<br /> 王国のプロパガンダであり帝国主義の賛美で充満していたと批判する。<br /> ミッドモネーに戻った一行はノエルの家でキューブを発見する。何の変哲もない箱状の物質にしか見えないそれは、<br /> 主人公が手にした瞬間、眩い光を放つ。が、それ以降は何が起きるでもなく、<br /> 説明を聞くために再びノエルに会いに行くことになる。<br /> フローレへと戻る前、ライズと三回目のデート。ライズが味覚音痴だということが発覚する。彼女曰く<br /> 「一度何も食料を持たずに森に放り出されて一ヶ月生き残る訓練をしてから、<br />  味覚を気にせずなんでも食べられるようになったわ」とのこと。ちなみに、<br /> 「この訓練は最近のガールスカウトなら必須の教習」とは彼女の弁。<br /><br /><br /><br /><br /><a name="a353"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">353</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1704:52:43ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>フローレに付いた一行。とりあえず宿屋で休むと、翌日の朝、主人公の枕元に主人公そっくりの男が立っている。<br /> 混乱するもう一人の同行者とは対照的に、ライズはあっさりと本物を見抜く。ライズ曰く<br /> 「日々のたゆまぬ観察によって、主人公の身体の事なら隅から隅まで知り尽くしているの。<br />  それこそ、全てのほくろの位置までもね・・・」とのこと。<br /> 見破られた偽者は、怪しげな関西弁で負けを認め、窓から逃げていく。<br /><br /> 港へ行くと、ノエルがいなくなっている。話を聞くと養父の慰霊でカレニア環礁へ向かったとの事。<br /> 早速一行は船を借りてカレニアへと向かう。<br /> カレニアの浜で海を見ていたノエルにキューブを手渡すと、再び発光現象が起こり、ノエルの体が光に包まれる。<br /> 魔法少女も真っ青のムービーが挿入され、気が付くとノエルは小さな妖精に変身を遂げていた。<br /> 妖精の名前はピコ。妖精の世界マザーウェルから勇者様(主人公)を探しに来たのだと言う。<br /> 人間の姿をしていたのは、妖精族は人間世界に渡ってくると記憶を無くしてしまうため、<br /> それなら人間の姿の方が勇者様と出会いやすいと考えたため。ただしキューブの中に記憶を封じ込めておけば、<br /> それを使う事で記憶を取り戻すことができる。また、ノエルという名前は養父に拾われた際、<br /> 聖始母ノエルに似ていたため付けられたらしい。<br /><br /> ピコが言うには、マザーウェルに『悪魔』が現れ、仲間をモンスターに変えて人間世界に送り込んでいるため、<br /> 伝説にしたがって人間世界に生まれた勇者を探しに来たとの事。<br /> キューブは勇者が持つ『勇者の証』に反応するため、ピコは主人公が勇者だと判ったらしい。<br /> 話の後火山の噴火(後にモンスターの仕業と判明)が起こり、ピコが傷ついて倒れてしまう。<br /> 主人公達が採ってきた薬草によってピコは辛うじて意識を取り戻す。彼女の話を要約すると<br /><br /> 1.王様が倒れたのは『悪魔』がプリシラ姫を操ってさせたのだと思う。<br /> 2.星の涙はマザーウェルに咲く花の名前。<br /> 3.マザーウェルに行くにはマザーウェルの物質が必要。『勇者の証』もマザーウェルの物に近いが、<br />   力が弱くて使えない。<br /> 4.刻の涙もマザーウェルの物だが、力の方向が逆で、マザーウェルから人間世界に戻る際に必要となる。<br /> 5.聖父母のレリーフにはまっていた宝石(飛行石)なら使えるかもしれない。<br /> 6.飛行石は現在失われている。多分プリシラ姫に持ち出させたのだろう。<br /><br /> 話の後、一度オルカディアに戻ろうという事になるが、船は火山爆発の余波で失われていた。<br /> ピコは傷ついた体をおして妖精魔法で主人公達をオルカディアへと転送するが、直後に力尽きて倒れてしまう。<br /><br /><a name="a354"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">354</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1704:57:48ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>オルカディアに戻って報告をし、聖父母のレリーフを調べると残っていた飛行石のかけらが<br /> 本体に引かれて飛んでいく。東の大陸に飛んでいった飛行石を追うため、主人公達は船を借り上げようとするが、<br /> それにはケープリバーの市長の許可が必要だといわれる。<br /> オルカディアを出る前にライズとのデート。何かを占ってくれると言われ、<br /> ライズは『現在の王家のこれからの命運を聞きたい』と答える。<br /><br /> ケープリバーへ向かう途中、ドリフの森に入ったところで飛んできたグリフォンに仲間が一人さらわれる。<br /> 巣まで追って行って倒すと、そこにカルノーが現れる。グリフォンはカルノーに操られていたのだ。<br /> 再び対決し、倒すとやっぱり逃げられる。<br /> 仲間と合流し、途中で密猟者に捕まっていた巨鳥を助けると、お礼に森の出口まで連れて行ってもらえる。<br /><br /> 森を出る前に森の中の宿屋に止まるとライズとデート。バンジージャンプに失敗して怪我をした主人公に対して<br /> 情けないと言いながらも、肩を貸して歩くその顔には優しい笑みが浮かんでいた。<br /><br /> ケープリバーに着いた一行は、主人公の知り合いであるクレアに紹介状を書いてもらい、市長と面会する。<br /> そこで依頼された下水道のモンスター退治をこなし、その報酬として船を手に入れてソイレント大陸を目指す。<br /> ケープリバーを出る前にライズとデート。展望台で今までの冒険を振り返り、<br /> 「誰かが側にいることの頼もしさを何度も感じた」と漏らすライズ。その帰り道、<br /> もし自分達が敵同士になったら私を斬る事が出来るかと聞かれる。ライズは斬れるというが、<br /> 主人公はそれを知っても斬らないと答える(実際は選択肢)。その言葉にライズは動揺を隠せず<br /> 「そんなの卑怯だわ・・・。私は正々堂々と戦ってならあなたを斬れると思うのに・・・。<br />  なのにあなたは戦わないなんて・・・」走り去ろうとするライズを、主人公はとっさに引き止める。<br /> 抱きしめられ、息を呑むライズ。「ライズ・・・どうした・・・?」主人公の声に、しかしライズは応えられない。<br /> 「・・・言えないならいい・・・」声の無いライズを、主人公は優しく抱きしめ続けた・・。<br /><br /> 海を渡った一行が辿り着いた場所は砂漠だった。とりあえず近くの村で情報を集めると、ピラミッドが怪しい。<br /> ピラミッドで番人を倒して一行は赤の飛行石を手に入れる。飛行石は主人公が手にした瞬間光を放ち、<br /> 青の飛行石が南にあることを指し示す。一行も南を目指すが、途中には大きな川が行く手を遮っていた。<br /> 休憩もかねて水浴びをし(水着CGアリ。ただしライズだけは極悪な条件をクリアした場合のみ)一度村に戻る。<br /> 村に戻ると、ピラミッドの魔物を退治したとして村長から礼を言われ、<br /> ピラミッドの内部に眠っていると言われる巨神像を起動させるための鍵をもらえる。<br /><br /><a name="a355"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">355</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1705:01:32ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>再びピラミッドに戻った一行を待っていたのは、カルノーだった。身構える主人公を前に、しかしカルノーは<br /> O2に入らないかと主人公に持ちかけてくる。主人公の地から惜しく思ったO2の作戦参謀総長『動かざる流水』、<br /> 最高指導者の『見えざる閃光』がカルノーに勧誘するように命じたのだ。しかし主人公はその提案を断り、<br /> 三度カルノーとの対決。敗れたカルノーは『暗黒』に後を頼むと言い残して力尽きる。<br /><br /> カルノーを倒した一行はピラミッドの奥に眠る巨神像を起動させるが、<br /> 川を渡ったあたりで謎の戦闘機による攻撃を受け、巨神像はあっさり大爆発。<br /> 次に主人公達が目を覚ますのは、とある民家のベッドの上でだった。<br /><br /> 主人公達が寝ていたのは山間にある村、アンダビの村長宅だった。主人公たちの話を聞いた村長は、<br /> それは暗黒都市ダイの飛空挺の仕業であるといい、ダイに狙われているアンダビを守るために<br /> 力を貸してくれと頼まれる。主人公達はこの申し出を快諾し、ダイに潜入することとなる。<br /><br /> ダイ向かう前にライズとデート。寺院書庫でライズは革命関連の本を読み漁る。<br /><br /> ダイに入り込んだ一行は、潜入工作員のアクアと落ち合う。彼女の話によれば、<br /> ダイは元々は『水の都』と呼ばれていたらしい。しかしある日街の執政官が豹変し、<br /> オルカディアが攻めてくると言って戒厳令を敷いたために専制国家状態になってしまったのだという。<br /> また、O2の援助などもしていたらしい。<br /><br /> その夜、秘密警察によって主人公達は捕らえられてしまうが、そこでレジスタンスのリーダーである<br /> セルリアンと出会う。彼は執政官の変わりようは、まるで憑依現象のようだと語り、詳しいことは娘のマリンに聞いてくれと言う。<br /> マリンに会った主人公は執政官及びその周囲の人間が豹変して行った事、執政官の部屋に怪物が集まっていて、<br /> その怪物達に執政官が命令していたことなどを聞き、執政官も『悪魔』に操られているのだと結論づける。<br /> また、飛行石も執政官が持っていると判明する。<br /> 決戦の朝、レジスタンスは大挙して執政官邸へ押し寄せるが、『悪魔』の力によってあっさりと吹き飛ばされてしまう。<br /> 皆の治療のをすると言うセルリアン達を残し、主人公達は執政官邸へと乗り込む。<br /><br /><br /><a name="a356"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">356</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1705:03:41ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>執政官はやはり『悪魔』に操られていた。同様に操られていたプリシラ姫も気を失って倒れている。<br /> 現れた『悪魔』はダークプリンセス(以下DP)と名乗る。主人公達と手合わせをしたDPは飛行石と<br /> 「妖精界で決着を着けよう」という言葉を残して消える。DPが消えた影響か、街からは兵器が姿を消し、<br /> 花々と光の溢れる『水の都』へと変貌した。<br /><br /> オルカディアへ戻る前、『水の都』でライズとデート。ボートで語らうライズはいつになく穏やかで、<br /> 二人の姿は普通の恋人達と何ら変わるものではなかった。その後展望台で今までのたびを振り返り、別れ際。<br /> ライズは主人公が自分と似ているような気がすると言う。今までずっと一人だと思っていた彼女は、<br /> 主人公なら本当の自分を受け入れてくれるかもしれないと感じ、側にいるだけで寂しさが消えたと言い、<br /> そして主人公に尋ねる。「貴方の気持ちが知りたい・・・。私を必要としてくれるかどうか・・・」<br /> ライズの言葉に主人公は一旦答えられないと言うが、直後ライズの「まるで普通の娘のような真似をして・・・馬鹿よね、本当に馬鹿よね・・・」という言葉に、その唇を奪う・・・寸前で無邪気先生に邪魔をされてしまう。<br /><br /> プリシラ姫をダイの治療施設に預けて、一向は飛行機でオルカディアに戻る。<br /><br /><a name="a357"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">357</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1705:05:31ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>マザーウェルへと旅立つ前夜、主人公の部屋にライズが尋ねてくる。<br /><br /> 「明日で最後なのね・・・。事件が解決したら、貴方とはまた別々の道を歩むことになるのね・・・」<br /> 「・・・珍しく感傷的だな・・・」<br /> 「たまには、こういう気分になる事もあるわ・・・。私らしくない・・・? 貴方の影響を受けたのかしら・・・」<br /> 「そうか・・・?」<br /> 「女の子は・・・、心の中に住まわせている人に似てくるものなのよ・・・」<br /> 「・・・・・・・・」<br /> 「・・・・・・・・」<br /> 「明日には、いつもの私がいるわ・・・」<br /> 「・・・・」<br /> 「今日だけは、私の弱さを受け止めて・・・」<br /> 「・・・・・」<br /> (画面暗転)<br /> 「バラがトゲの中に咲くように、恋は怒りの中に咲いて燃えるのよ・・・」<br /><br /><br /><br /> 城に戻って報告を済ませた一行は、飛行石を使って妖精世界へと赴く。<br /> 妖精世界で主人公達を待っていたのはノエルに良く似た(ぶっちゃけ色違い)女性、パコだった。<br /> 彼女はピコの姉で、この世界の元女王だったらしい。パコの話ではDPは妖精世界に戻ってきており、<br /> エルギン城にいるだろうとの事。また、星の涙もエルギン城で栽培していたため、DPに問い質すしかないと言う。<br /><br /> 「人の身にして、よくここまで辿り着いた・・・」<br /> 数々の仕掛けを突破し、エルギン城の最奥にてDPは主人公達を待ち構えていた。<br /> 星の涙を求める主人公に、自分に勝てたら差し上げようとDPは答える。<br /><br /><br /><a name="a358"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">358</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1705:11:10ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>いまどき珍しい変身しないラスボスを何とか倒すと、DPは勇者の「思い」の強さに負けたと認め、<br /> 星の涙を主人公に渡す。しかしDPは言う。<br /> 「余の存在が完全に消えるわけではない。余はオルカディアに虐げられた人々の怨念が実体化した存在なのだ。<br />  よって、オルカディアが滅ばぬ限り、第二、第三の余が現れることになるだろう。<br />  その時に、再び勇者殿に会えるのを楽しみにしているぞ・・・」<br /><br /> パコの元に戻った主人公は、この言葉をパコに伝える。パコは、『刻の涙』には人の願いや怨念など、<br /> 強い思念を具象化する力があり、マザーウェル自体も宝玉が誰かの願いを具象化させて作った物だという話も<br /> あると言う。つまり、人間世界の怨念が人間世界に残る宝玉を通してマザーウェルで具象化することも十分有り得る。<br /> それを防ぐためには、人間世界に残る宝玉を全て回収してマザーウェルに運び、人間世界と妖精世界を断絶するしかないと言う。<br /><br /> しかし飛行石はマザーウェルに来る際に壊れてしまったため、パコが魔法を使って主人公の固有時間を戻す。<br /> ただし、パコはマザーウェルの物質にしか魔法が掛けられないため、発動と効果に少し誤差が出るかもしれないと言う。また、知識も持ち越せないらしい。<br /><br /> そして主人公は魔法を掛けてもらい、刻の涙を使って人間界に帰還する。<br /><br /> 帰還後星の涙を使って王が回復。主人公は、恐ろしいほど性格が変わったライズとラブラブな日常を過ごしている。<br /> どこかで自分を待っている人がいるような思いを感じながら・・・。<br /><br /><br /><br /> これで一周目が終わりです。<br /> 取り立てて書くこともない王道的な周なのに、やたら長くなったような・・・</dd> <dd><br /></dd> <dt><a><font color="#000000">396</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:25:39ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>二周目行きます。<br /> まずは知っておきたい用語解説から。<br /><br /> 聖父母<br /> オルカディア王家は聖父母の直系の子孫を名乗っている。<br /> 聖父母は一万年前にこの世界の始まりを作った最初の夫婦といわれている。<br /> 聖始父は、彗星が太陽にぶつかって起きた天変地異から家族を護るために命を落とした。<br /> 近衛騎士団の鎧のデザインは、このレリーフの聖始父の姿を元にされている。<br /><br /> オルカディア軍<br />  完全実力主義の軍隊で、個人間での決闘が容認されている。そのためオルカディア人以外の人間も多く、<br /> 規律もあまり守られていない。強奪暴行事件が多発している。<br /><br /> パルメ王国<br />  現大陸で最後までオルカディアの侵略に抵抗し続けた王国。十六年前に征服される。<br /> その後『ジャコバイト蜂起』『フローレ戦役』等で必死に抵抗するが、いずれも鎮圧され、大虐殺を招いた。<br /><br /> ジャコバイト蜂起<br />  オルカディア北西にあるパルメ地方での暴動を発端にした大規模な争乱。<br /> その前年に征服したパルメ王国の残党が中心になって起こした。<br /><br /> O2<br />  オルカディアに反抗するゲリラ組織。オルカディアに征服された小国の残党勢力がその実態と言われる<br /> 。最高指導者『見えざる閃光』を頂点に、作戦参謀総長にして四天王でもある『動かざる流水』、<br /> 四天王『冷たき炎熱』、四天王『眩き暗黒』、四天王『静かなる雷鳴』<br /> 等がいる。特に『静かなる雷鳴』に関しては全てが謎とされ、<br /> O2内部の人間ですらその存在を確認している者はほとんどいない。<br /><br /> 無邪気先生<br />  八年前に主人公が拾った謎の生物。空を飛んで主人公達についてくる。外見は小さな魔女みたい。<br /><br /> メリンダ<br />  主人公の妹。今は留学中で離れて暮らしている。主人公は妹を喜ばせるために世界中の衣服を収集している。<br /><br /> ショーン=ラミレス<br /> かつてパルメ王国の将軍だった男。オルカディアとの戦いで驚異的な戦功を上げ、「スターリンの虎」と呼ばれる。<br /> 現在は流浪しているが、主人公が五年前まで師事していた剣の達人で、『斬皇剣』を所持しているようなそぶりを見せる。<br /> そのことについて問い質すと「知りたかったら、わしを剣で倒してみい」と言われ、戦うことになる。<br /> 勝つと主人公の剣をパワーアップしてくれるが、『斬皇剣』については何も教えてくれない。<br /> 主人公の行く先々に現れ、何度か戦うことになる。<br /><br /><br /><a name="a397"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">397</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:28:36ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>二周目 一周目と同じ展開の場所は省略しています。<br /><br /> 一周目のエンディングの後(経過時間は不明)主人公が一人で歩いていると、<br /> パコの魔法が発動して主人公の固有時間が巻き戻され、<br /> 一周目と同様にクルガン将軍に呼び出されるシーンに移行する。<br /> 前回と同様騎士団長への昇進、『斬皇剣』の捜索を命じられる。『斬皇剣』は、<br /> 十五年前のジャコバイト蜂起の際に行方不明になったらしい。<br /> その後は前回同様『刻の涙』継承者を勧誘し、自室に無邪気先生を迎えに行って城に戻る。<br /> 今回は自室で『非情のライセンス』が入手できる。<br /> またジーンに仕事を頼むと道中妹からの手紙を届けてもらえるようになります。<br /><br /> 城を出る前にちょっと寄り道。ネメシスに会うと無邪気先生について少し教えてもらえます。<br /> 無邪気先生の正式な名称はハーフスピリット。半分植物、半分動物の珍しい生物。<br /> 花が開く時に丁度その瞬間息絶えた子供の魂を取り込んで生まれる。<br /> 人間の魂が半分入っているからハーフスピリット。ネメシスが言うには<br /> 無邪気先生と主人公は魂がリンクしているらしいが・・・。<br /><br /> オルカディアを出てからノエルの家を訪ねるまでの展開は一周目と同じ。<br /> フローレへ旅立つ前に宿屋に泊まるとイベント発生。主人公が夢を見る。<br /><br /> (画面が暗転。声だけが聞こえる)<br /> 「ほれ、コナー・・・いや、クリス。今の内にあの子を助けてやれ」(老人の声)<br /> (剣戟の音がし、男達の断末魔が聞こえる)<br /> 「もう、大丈夫だよ・・・」<br /> 「あ・・・誰・・・?」(少女の声)<br /> (再び剣戟と悲鳴)<br /> 「腐ってもこのショーン=ラミレス。貴様等ごときに倒せる相手ではないわ<br />  ・・・・・・その子は大丈夫か?」(老人)<br /> 「ひどく衰弱しているが、かろうじて命だけは・・・」<br /> 「そうか・・・・・。姫も生きておられたら、これぐらいの歳かの・・・」(老人)<br /> 「師匠! 妹のことはもう言わない約束だろ・・・」<br /> 「いもうと・・・」(少女)<br /> 「すまん・・・。そうだったな・・・」(老人)<br /> 「妹って・・・・誰・・・」(少女)<br /> 「意識が戻り始めたようだの・・・」(老人)<br /> 「お兄ちゃん・・・・お兄ちゃんなの・・・・?」(少女)<br /> 「あ・・・・」<br /> 「お兄ちゃん・・・」(謎の少女の声)<br /> 「お兄ちゃん・・・助けに来てくれたのね・・・」(少女)<br /> 「お兄ちゃん・・・助けて・・・」(謎の少女)<br /> 「あああ・・・・」<br /> 「お兄ちゃん・・・ありがとう」(少女)<br /> 「お兄ちゃん・・・助けて・・・」(謎の少女)<br /> 「お兄ちゃん・・・嬉しい・・・」(少女)<br /> 「お兄ちゃん・・・助けて・・・」(謎の少女)<br /> 数度に渡り二人の声が交互に繰り返され・・・<br /> 「お兄ちゃん・・・助けてえ!!」<br /> 「うわああああああ!!」<br /><br /><a name="a398"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">398</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:29:38ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>目を覚ますと、無邪気先生が主人公の胸の上で眠っていた。<br /> 主人公は無邪気先生を女の子の胸の上に移動させ、トイレに立つ。<br /> 主人公がトイレから戻ると、部屋の中からライズの声がする。<br /> 「こんな身体じゃ色仕掛けも出来ないわ・・・。<br />  貴方個人には何の恨みもないけれど、これも任務だから・・・。<br />  私・・・・・・・・・あなたを殺します」<br /> ここで部屋に入ると、ライズが主人公のベッドの傍らに立っている。<br /> 主人公に声を掛けられると驚いたようにベッドと主人公を交互に見比べる。<br /> 主人公がライズに「一人じゃ眠れないのか?」とからかい気味に声を掛け、イベント終了。<br /><br /> フローレへ向かう途中、吸血鬼の村で泊まるとまた夢を見る。<br /> 内容は主人公がラミレスの元から旅立つ時のもの。<br /> ラミレスは主人公を止めようとするが、主人公は<br /> 「メリンダの件は、必ずオルカディアの奴等に落とし前をつけさせる」<br /> と言って、メリンダを連れて旅立つ(メリンダは純粋に街にいけることを喜んでいる)。<br /> ラミレスは自分には止められる資格がないが、必ず後悔することになるぞと主人公に告げる。<br /> 主人公は無言で立ち去り、その背中にラミレスの声が投げ掛けられる。<br /> 「いいか、覚えておけ! 怨念は怨念しか生まぬ事をな!!」<br /><br /> その後は一周目と同様にフローレへ。<br /> ノエルと話した後、街にいるジーンに話しかけると妹からの手紙が手に入る。<br /> 内容は自分がいなくても主人公がちゃんと生活(洗濯など)をしているか心配していること、<br /> 新しいクラスで皆と仲良くやっていることなどが書かれている。<br /> ミッドモネーに戻る前に宿に泊まると三度夢を見る。<br /><br /> (画面が暗転。声だけが聞こえる)<br /> 「お兄ちゃん・・・・」<br /> 「・・・・・・」<br /> 「お兄ちゃん・・・助けて・・・・」<br /> 「はっ・・・・。夢・・・・・」<br /> 「こいつ目が覚めたようだぜ・・・」<br /> 「妹と違ってタフだな」<br /> 「妹は・・・メリンダは・・・どこ・・・?」<br /> 「お前といつも一緒にいるぜ」<br /> 「ははは、そいつは、ちげえねえや」<br /> 「・・・・・・・?」<br /> 「そんなに妹に会いたいのか? だったら、そこの部屋にいるぜ」<br /> 「ほら、入んな」<br /> 「メリンダ・・・・<br /> ・・・・・・・・・・・。<br />  うわああああああああああああああああああああ!!!」<br /><br /> 目を覚ますと、また無邪気先生が胸の上で寝ている。<br /> 女の子の胸の上に無邪気先生を移し、主人公は再び眠りに着く。<br /><br /><br /><a name="a399"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">399</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:31:34ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>ミッドモネーに戻ると、老人が警備兵に暴行を受けている。<br /> 警備兵と言ってもゴロツキのようなヤツラで、ライズが止めに入る。<br /> が、ライズはあっさり敗北。お持ち帰りされそうになった所で主人公が止めに入る。<br /> 三人組を相手に勝利すると、相手は命乞いをしてくる。<br /> 主人公は始末しようとするが、抵抗する気はないのだから憲兵に突き出すべきとライズが止める。<br /> そのライズに主人公は「甘いな」と言い、「血には血でもって、償わせなければならない」と答える。<br /> 驚くライズを尻目に、主人公は三人組に向き直り、<br /> 「苦しませずに楽に死なせるのは本意ではないが、あいにく時間がなくてな・・・」<br /> と言い、表情一つ変えずに止めを刺す。<br /> そのことを指摘された主人公は「斬ることはただの作業に過ぎない」と答え、さらに<br /> 「キミも近衛騎士団長の命を狙う刺客にしては、随分甘いことを言うんだな・・・」と返す。<br /> バレていたことに驚くライズに、近衛騎士団長ならそれぐらい察することは出来ると話す。<br /> そして何故自分を狙っている人間を助けたのかと聞くライズに、「任務の仲間に違いはない」と答える。<br /> 続けて「どうして平気な顔をして一緒に旅が出来るの・・・?」と尋ねられ、<br /> 「はっきりとした理由は解らない。多分、自分と似たような匂いがするからかもな・・・」<br /> と答え、さらに「殺したいのなら何度でも来ればいい」とだけ言い残して立ち去る。<br /> その後ライズは助けた老人と会話をし、7~8年前村に迷い込んだ兄弟が似たような連中に暴行を受けていた<br /> と言う話を聞く。その兄弟の妹はショック死、兄も旅の剣士に助けられた時には一年に及ぶ監禁生活で足腰が立たない状態になっていたらしい。<br /><br /> ミッドモネーからケープリバーまでは一周目と同じ。<br /> ケープリバーで宿屋に泊まると、ライズが怪しい男たちと話しているのを見る事が出来る。<br /><br /><a name="a400"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">400</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:33:08ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>ケーフリバーから二回目のピラミッドまでは一周目と同じ。<br /> ピラミッドでカルノーに勧誘される。それに対して主人公は一編の詩を以って答える。<br /> 「天の光は全て星」<br /> 「・・・・!」<br />  主人公の口から紡がれる言葉に、カルノーが息を呑む。<br /> 「今まで私は見てきた」<br /> 「その詩は確か・・・」<br /> 「人々の信じられそうもない夢が・・・」<br /> 「バッティの詩『雷鳴』か!!」<br /> 驚愕に目を見開(誇張)カルノーと対照的に、主人公は淡々と語り続ける。<br /> 「皆の胸に降りてくる所を」<br /> 「その詩を四天王の僕に向かって詠誦するという事は・・・」<br /> 「天空の門に踊る雷光と雷鳴・・・」<br /> 「天翔ける星から立ち上る火柱」<br /> 引き込まれるように、カルノーが主人公の言葉を継ぎ、主人公がカルノーの言葉を継いで行く。<br /> 「虚構が夢ならば・・・」<br /> 「現実は幻に過ぎない」<br /> 「全ての夢の追憶は・・・」<br /> 「雨中の涙滴の如く・・・」<br /> 「時の流れに…」<br /> 「消えていく・・・・」<br /> 静かに詠誦が終わる。そして主人公が懐から取り出した一枚のライセンスを見たカルノーは、<br /> 主人公を抱きしめて叫ぶ。<br /> 「同士よ! お前が最後の四天王『静かなる雷鳴』だったのか!!」<br /><br /> 主人公は自分が最後の切り札として最後の最後まで伏せられる予定だったこと、<br /> 正体を知っていたのは最高指導者の『見えざる閃光』だけであったこと、<br /> 今回は『閃光』の指示があったから正体を明かしたことなどをカルノーに告げ、<br /> さらに『第二次ジャコバイト蜂起計画』を延期するように伝えてくれと頼む。<br /> 『斬皇剣』がなければ『斬帝剣』には勝てず、前回の二の舞になるからだ。<br /> カルノーは主人公に協力を約束して姿を消す。<br /> カルノーが去った後、ライズもまたO2の人間であり、『流水』の命によって主人公を狙っていたことを告白する。<br /> ライズは主人公の偽装工作を褒め、しかし作戦中止の指示は来ていないとして主人公の命は狙い続けると宣言する。<br /> 主人公はそれを承諾し、ライズは何故O2に入ったのかと尋ねる。<br /> ある機会に自分の家の血統を調べたライズは、そこで自分がパルメ王国の氏族であったことを知り、<br /> 現体制に疑問を持ち始めたのだと言う。<br /> そしてライズが聞き返す。「そういう貴方は?」<br /> そこで主人公は自分の本名がコナー=ウォレスであり、パルメ王国の皇子であったことを告げる。<br /> 二人は打倒オルカディアのための協力を誓い、旅を続けることになる。<br /><br /><a name="a401"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">401</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:34:15ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>アンダビの村ではジーンから妹の手紙を受け取る事が出来る。<br /> 手紙には、お兄ちゃんに会えなくて寂しい気持ち、早く会いたいと言う願いが切に込められている。<br /><br /> ダイの執政官邸の会話で、前近衛騎士団長のテロ事件は主人公が起こした物だった事が判明する。<br /><br /> オルカディアに戻り、マザーウェルに渡る前夜。ライズが主人公の部屋を訪ねてくる。<br /> 「何だライズか・・・。どうしたんだ・・・?」<br /> 「約束を果たしに来たの・・・」<br /> 「約束・・・?」<br /> 「あなたを殺すと言う・・・約束よ・・・。<br />  私、今まで何度もあなたを殺そうとしたわ。でも・・・出来なかった・・・。<br />  それなのに変な『悪魔』風情に途中で割り込まれてあなたを殺されては、たまったもんじゃないわ。<br />  今までの苦労が水の泡・・・。そうなる前に、私の腕の中で死なせてあげたいの・・・」<br /> 「そうか・・・。そうだったな・・・」<br /> (画面が暗転)<br /> 「人を殺すのに、剣を抜かないのか・・・?」<br /> 「剣を抜くのは、あなただけでいいのよ・・・・」<br /> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br /> 「ダメね・・・。失敗だわ・・・。<br />  また今度殺しに来るわ・・・。これも約束よ・・・」<br /><br /><br /><a name="a402"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">402</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:35:39ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>マザーウェルに行き、パコと話す事で主人公は前回の記憶を取り戻す。<br /> パコと親しげに話したせいでライズに背中を剣で突付かれたりもしたが、<br /> ともかく再びエルギン城へ行き、DPと対決することとなる。<br /> 無数の魔物を斬り払い、たどり着いたエルギン城最奥で、やはりDPは待っていた。<br /> 「星の涙はどこだ?」<br /> 尋ねる主人公に、DPは笑ってみせる。<br /> 「余は、そなたの目的が余と同じであることを知っておるぞ。コナー=ウォレス皇子」<br /> DPは全てを知っていた。主人公の父(前パルメ王)が極刑に処されたこと、<br /> そして主人公たち兄妹がオルカディア軍の連中にされたことも。<br /> 「ともに『正義』のためにオルカディアを滅ぼそうではないか」<br /> DPの申し出に、しかし主人公は首を振る。<br /> 何度も時の流れを渡って、主人公は悟っていた。<br /> 復習は新たな悲しみを生み出してしまうことを。<br /> そして何より、主人公は共に冒険してきたパートナー達の夢を、未来を壊したくないと願っていた。<br /> 「自分の目の前で、二度と愛するものを失いたくはない」<br /> それが主人公の出した答えだった。<br /> 一方で主人公はDPの言にも一理あると認めていた。<br /> 現在のオルカディアの姿は間違っている。修正されなければならないと。<br /> しかしそれは人の手によって成されるべき事で、人を超えた力で修正されては人は反省せず、同じ事が繰り返されるだけだ。<br /> 主人公は自分の手の届く範囲、パートナー達の夢と未来と幸せを守ると誓う。<br /> そうすれば彼女達がオルカディアの未来を変えてくれると信じて。<br /> こうして主人公とDPの交渉は決裂。力での勝負となる。<br /><br /> DPを倒し、刻の涙も全て揃っている。これで妖精世界と人間世界を完全に断絶させれば、<br /> 『悪魔』は二度と蘇ることはない。だが、そこで一つ問題が発生した。<br /> 刻の涙が足りないのだ。手元にある刻の涙は2つ。主人公達は3人。<br /> 誰か一人はマザーウェルに残らなければならない。<br /> 「私が残るわ・・・」<br /> 悩む主人公に、ライズが静かに名乗り出る。<br /> 主人公には革命を起こす使命がある。オルカディアを変える為には自分ではなく主人公が必要なのだと。<br /> そしてまた、自分はこんな所で果てるつもりはない。必ず戻る方法を見つけて、あなたを殺しに行くと。<br /> 震える声で気丈に話すライズに、主人公はゆっくりと首を振る。<br /> 自分は彼女達の未来のために戦ったのだと、DPに言った言葉を繰り返して語り、<br /> これからは君達のが主役の時代なのだと説得する。<br /> 最後に一度だけライズを抱きしめて、主人公はライズを転送円に送り出す。<br /> 光に身体を包まれながら、ライズは主人公に向かって叫ぶ。<br /> 「私、待っている・・・・いや、待たない!<br /> 探してみせるわ!<br /> きっと、この世界へ再び来る方法を探してみせる。<br /> それまで・・・それまで・・・きっと・・・・・・」<br /> 薄れていく光と声。やがて完全に全てが消えたことを見届け、主人公はポツリと漏らす。<br /> 「さらばだ・・・・愛する・・・・・三人目の妹よ・・・・」<br /><br /><br /><a name="a403"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">403</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:37:28ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>「これで・・・本当によろしかったのですか・・・勇者様?」<br /> パコの言葉に主人公は頷き、自分にはライズの気持ちにこたえる資格がないのだと言う。<br /> 主人公は語る。自分の出自のこと。妹と二人で傭兵に嬲りものにされ続けたこと。<br /> その復習のために剣の腕を磨いてきたこと。<br /> 似たような境遇の少女を救い、記憶の欠落していた彼女に妹と同じ名を付けたこと。<br /> 彼女との生活に少しずつ心が穏やかになり、しかしO2の噂によって再び復習の念が蘇ったこと。<br /> その後はアルカディア王を殺すために全てを注いできたこと。<br /> 彼女達を目的のための部品として扱ってきた自分には、彼女の気持ちに応える資格はないのだと。<br /> そしてまた、主人公はどんなに愛しく思えても、一人の女性としては見られなかったと話す。<br /> あの事件以来、女性を愛せなくなってしまっていたのだと。<br /> 全てを聞き終え、パコが静かに口を開く。<br /> 「私ではダメですか?」<br /> パコは幼い頃からずっと勇者伝説を聞かされ続け、勇者のことを想い続けてきたのだ。<br /> 出来るなら勇者の心を癒してさし上げたいと彼女は言う。<br /> そしてまた、『愛する資格』なんて言わないで欲しい。自分も『愛する資格』のない女なのだからと語る。<br /> パコはピコを送り出すときに、その運命を薄々予感していた。<br /> 自分は女王と言う立場上動く事が出来なかったとは言え、死ぬだろうと解っていながら、<br /> 『一緒に勇者様のお嫁さんになろう』と約束した妹を送り出してしまったのだ。<br /> パコの話を聞き、主人公は自分がピコからキューブを預かっていたことを思い出す。<br /> パコに手渡されたそれは光を放ち、ピコのメッセージが流れ出てくる。<br /> ピコは自分が死ぬだろうと解っていたこと、けれど幸せだったこと、これからは姉様が幸せになって欲しいと願っている事などをキューブに込めていた。<br /> パコはピコの想いに涙し、次の瞬間。妖精世界が激震に襲われる。<br /><br /> 激震はDPの復活によるものだった。<br /> 妖精世界と人間世界は断絶され、人間世界の邪念はもう刻の涙には届かなくなっていた。<br /> しかし、妖精世界にはまだ邪念が残っていたのだ。<br /> 主人公の心の底に残っていた怨念の欠片が。<br /> 主人公は三度エルギン城へと駆け出す。<br /><br /><a name="a404"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">404</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:39:12ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>DPは、主人公の怨念は恐ろしい程の力を有していた。<br /> 繰り返される猛攻撃の前に、主人公は幾度となく倒れそうになる。<br /> しかし、それでも主人公の剣はDPを切り裂いた。<br /> その直後。マザーウェルが崩壊を始める。<br /><br /> パコの元に戻った主人公は、そこでDPの爆発が原因でマザーウェルが暴走を始めてしまったこと。<br /> このままでは過去の人間世界(時間の流れ方が異なるためらしい)に激突してマザーウェルは粉々になってしまうだろうということを聞く。<br /> 食い止める方法はない。運が良ければ過去の人間世界に投げ出されるだけで助かるかもしれないというパコの言葉に、<br /> 「命があって、そこで君と暮らせれば十分だ・・・」<br /> と答え、パコもその言葉に応える。<br /> そして二人が世界を作った方に祈りを捧げる中、マザーウェルは人間世界に激突して砕け散る。<br /><br /> どれ程の時が経ったのか、主人公は見知らぬ地で一人目覚める。<br /> どこかで頭を打ったのか、マザーウェルへ旅立つ直前までの記憶しかなくなっている。<br /> あたりを探索した主人公はそこが見知らぬ未開の地であることを悟り、同時に倒れている女性(パコ)を発見する。<br /> 彼女もまた記憶を失っていた。それも主人公とは違い、自分の名前さえ解らないほどだった。<br /> 「私は・・・・誰・・・・?」<br /> たずねるノエル。その姿が伝説の聖始母の姿に重なる。<br /><br /> 「君の・・・・・君の名前は・・・・・・ノエル・・・。<br />  そう、君の名前はノエルだ」<br /> 二人の姿が聖父母のレリーフと重なり、終幕。<br /><br /><br /><br /> これで二周目が終わりです。<br /> 少し補足しておくと、パコが記憶を失ったのは御都合主義ではなく、ピコと同じで妖精族が人間世界に来てしまった影響だと思われます。<br /> また、エンディング後に主人公とパコが6人の子供達に囲まれている一枚絵が挿入されます。<br /> というワケで、残りは三周目だけです。<br /> 基本的な流れは二周目と同じなので、もう少し短くまとめられるかな?<br /><br /></dd> <dt><a><font color="#000000">409</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてR書いた人</font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1811:46:48ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>しまった、二周目で最重要のイベントを書き忘れてた!<br /><br /> え~っと、場所は<a href="http://jumpres/399"><font color="#000000">&gt;&gt;399</font></a>にある、ライズが無法者に負けた後です。<br /> 主人公が3人組に勝つと書きましたが、負けることも出来ます。<br /> 負けると主人公は死亡。ライズ+もう一人の仲間は連れ去られてしまいます。<br /> 別にCGは出ないんですが、ライズ以外は全員に専用セリフがあります(短いけど)。<br /> あ、もちろんGAME OVERですよ?</dd> <dd><br /></dd> <dt><a><font color="#000000">420</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:37:28ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd><a href="http://jumpres/418"><font color="#000000">&gt;&gt;418</font></a><br /> 了解しました。<br /> ただ、あまり期待はしないでおいて下さい。<br /> 本当に短い(一行程度)のセリフですし、<br /> それに少し面倒なイベントなんです。<br /> 直前でメンバーの変更がきかないと<br /> 一時間半×4の作業になってしまい、さすがにそれはちょっと辛いので・・・<br /><br /><br /> とりあえず先に三周目の方を書かせてもらいます。<br /> 前にも書きましたが、三周目は一周目と二周目を会わせたような話になります。<br /> 具体的には、O2の仲間でありながら、一周目の状態で始められると言うことです。<br /> ちょっと解り難いと思いますが、つまり途中までは二周目と同じ展開でありながら、<br /> 最後は全員で人間世界に帰還できるようになっているということです。<br /> 帰還してからの展開はいくつか分岐があるのですが、ここでは最も王道的(ベストエンド)<br /> と思われるパターンを書かせてもらいます。<br /> では、まずは用語解説(世界観説明)から、<br /><br /> オルカディア王室<br />  聖父母の直系の子孫であると言われる一族。<br /> 現在は現オルカディア王とプリシラ姫しか存在しておらず、平時から女帝の可能性について論議されていた。<br /><br /> クルガン将軍<br />  正式な役職は国家元帥であり太政官をも兼任する男だが、<br /> 政治権力に興味を持たない生粋の武人であるために皆に将軍と呼ばれている。<br /> 『斬帝剣』を持ち、剣の腕は王国一と言われる。<br /><br /> マルキ神祇官<br />  全神官を束ねる長であり、幻視能力(予知能力みたいなものかと)を持つ男。<br /> 気さくな物腰だが、陰では政敵を次々に粛清してきたキレ者。<br /> 現在のオルカディアは将軍、神祇官、王の三頭政治で成り立っている。<br /><br /> 保安局<br />  マルキ神祇官直属の情報機関。様々な情報を収集すると共に、神祇官の敵となる人物の粛清なども担当する。<br /><br /> 斬皇剣<br />  斬帝剣と対を成す神剣。二本の剣を合わせて『不死の剣』とも称される。<br /> 持つ者に無限の活力を与えると言われているが、その力を引き出すためには王家の人間を斬り殺さなければならないと言う。<br /><br /><br /><a name="a421"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">421</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:38:36ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>始まり~エルギン城でのDP戦直前までは二周目と同じ展開です。<br /><br /> 『正義』のために協力しようと言うDPに対して主人公は首を振る。<br /> 「俺の中に『正義』はない。あるのは砕かれた魂と拾い集めた執念だけだ」<br /> 「・・・・」<br /> 「『何故、王を助ける?』と訊いたな・・・・」<br /> 「ああ・・・」<br /> 「簡単なことだ・・・。オルカディア王が死んでもオルカディアは無くならない。<br />  クルガン将軍とマルキ神祇官が傀儡の新王を立てるだけだ」<br /> 「しかし・・・」<br /> 「それに、王に死んでもらっては俺が困る。<br />  俺にはまだやる事があるんだ」<br /> 「・・・・・・?」<br /> 「俺の真の望みはな・・・・・・<br />  俺自らの手で王とプリシラ姫に止めを刺して王家の血統を絶つ事だ」<br /> 「・・・・!」<br /> 「俺が受けた、血を分けた者を目の前で殺される苦しみを、そのまま奴らにもキッチリ返してやる。<br />  だから他人の手は借りない。ましてや他人に王を殺されては困る」<br /> 「・・・・・・」<br /> 「俺の目的の障害になる者は何人たりとも許さない。誰であろうと斬るだけだ」<br /> 「・・・・・・」<br /> 「人も法も戦いも、ましてや『正義』や『悪』でも、もはや俺を止めることは出来ない。<br />  残念だが、俺にはお前を殺すことしか出来ない。死出への旅路は一人で出ろ」<br /> オルカディアへの怨念から生み出されたDPをも上回る主人公の憎悪。<br /> ここに『正義』対『復讐』の戦いが始まる。<br /><br /><br /> DPは主人公に敵し得なかった。<br /> 星の涙を手にした主人公達は人間世界へと帰還する。<br /> 王を助け、そして殺すために。<br /><br /><br /><a name="a422"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">422</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:39:42ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>人間世界に帰還した数日後、主人公は全ての決着を着けるために城へと向かう。<br /> 一人歩く主人公の前に、ライズが現れる。彼女もまたオルカディアを倒すために、主人公と共に戦うために待っていたのだ。<br /> 城への道中、ジーンが二人の前に立ちふさがる。彼女は保安局の人間だったのだ。<br /> 薄々そのことに気付いていた主人公は抗弁する事もなく、彼女との戦いに臨む。<br /><br /> ジーンは主人公達に『頑張れよ』とだけ残して散った。<br /> さらに進む二人の前に今度はラミレス師匠が現れる。<br /> 彼は復讐に生きる主人公を哀しみ、説得しようとするが主人公の心には届かない。<br /> 説得が不可能だと悟ったラミレスは、一振りの剣を主人公の前に示す。<br /> それは『斬皇剣』。クルガン将軍の持つ『斬帝剣』に唯一対抗できる剣だ。<br /> しかしラミレスは、これを渡すことは出来ないと言う。<br /> 「手に入れれば必ず後悔するぞ・・・」<br /> 師の言葉に主人公は<br /> 「手に入れずに後悔するより、手に入れて後悔した方がよっぽどいい」<br /> と答え、ラミレスに剣を向ける。<br /> そしてラミレスもまた、避けることの出来ない戦いを感じ剣を抜く。<br /><br /><br /><a name="a423"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">423</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:40:56ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>『スターリングの虎』。そう呼ばれた男の腕はいささかも鈍ってはいなかった。<br /> しかし主人公は勝利した。怨嗟の想いと共に積み重ねられた主人公の時間は、ラミレスの力をも上回ったのだ。<br /> 敗れたラミレスは語る。<br /> 「わしは、心の底ではお前が羨ましかったのかもしれん」<br /> 不正義であっても平和は平和。<br /> 『ジャコバイトの蜂起』で人の死を見すぎたラミレスは、そうして自分を誤魔化していたのかもしれない。<br /> 負けを認め、ラミレスは『斬皇剣』を主人公に差し出す。<br /> 剣の力を引き出すためプリシラ姫を斬ろうと考える主人公に、ラミレスが言う。<br /> プリシラ姫を斬っても剣の力は引き出せない、と。<br /> 理由は2つ。一つはプリシラ姫が王の娘ではないため。彼女はパルメ王族の傍流の娘であり、<br /> パルメ占領の際に王が気まぐれで養女にしたのだという。<br /> もう一つの理由。それは『斬皇剣』が王族の血で発動すると言う情報自体が間違いだと言う。<br /> それはマルキ神祇官が敵をおびき寄せるために流した情報だったのだ。<br /> ラミレスはかつてウィリアム王(主人公の父)が『斬皇剣』を発動させる現場を見ていたので、<br /> 真の発動条件を知っているのだと言う。ラミレスの言う条件。それは―<br /><br /> 「自分の愛する者を斬る」というものだった。<br /> 愛する者を自らの手で斬る。その時に流される血の涙が剣の力を引き出すのだ。<br /> ウィリアム王は国を護るために王妃を斬り、剣の力を引き出した。<br /> しかしそれでもクルガン将軍には勝てなかった。<br /> クルガン将軍は『斬帝剣』を持っている。純粋な剣の腕では将軍の方が上だったためだ。<br /><br /><br /> 全てを知り、戸惑う主人公にライズが言う。<br /> 「私を斬りなさい」<br /> O2に参加した時から命は捨てている。私はあなたを殺そうとした女よ。<br /> 淡々と語る彼女に、しかし主人公は決断を下せない。<br /> その背中を押すように、彼女は言う。<br /> 「この道は自分の信じた道でしょう。<br /> 自分の選んだ道でしょう。<br /> なら、迷わず、くじけず、歩き続けなさい。<br /> ・・・・・・さあ、斬りなさい」<br /> 妹の復讐をするために生きてきた。しかし自分に彼女が斬れるのか。<br /> ライズの言葉、そして妹の声が脳裏に木霊し、そして・・・・・・<br /><br /> 「俺は君を斬らない」<br /> 主人公の決断に、ライズは驚き、そして悲しむ。<br /> 「あなたは私の事を、何とも思っていないのね・・・」<br /> ライズの言葉に、主人公は首を振る。<br /> 「君を愛していないから、斬らないのではない。<br /> これから、君との未来を切り開くために、斬らないんだ」<br /> 復讐の為に生きてきた主人公は、今、未来のために歩き出す決意をしたのだ。<br /> 「でも、それじゃあ・・・」<br /> 『斬帝剣』の力案じるライズに、主人公は力強く宣言する。<br /> 「『斬皇剣』には頼らない。俺自身の剣の腕で、クルガン将軍を倒してみせる」<br /> 弟子の出した答えに師は安堵し、そして逝った。<br /><br /><br /><a name="a424"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">424</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:42:40ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>謁見の間。クルガン将軍は一人で主人公達を待ち構えていた。<br /> マルキ神祇官は予知能力で主人公が来ることを知り、非難したらしい。<br /> 将軍は言う。<br /> 「俺はこの時を楽しみにしていたのだ」<br /> 『斬帝剣』を携えたクルガン将軍。その力はあまりにも強大であり、<br /> 既に大陸中に敵と成り得る存在がいなくなってしまっていたのだ。<br /> 一人の剣士として、主人公が挑んでくることを待ち望んでいたのだと言う。<br /> 戦いの歓喜に打ち震える将軍。今、最後の戦いの幕が上がる。<br /><br /> 戦いを終え、将軍は満ち足りた顔で『斬帝剣』と国を主人公に譲る。<br /> 全て好きにしてくれと言い。<br /> 最後に敵である自分を剣の道で死なせてくれた礼を言い、ついにオルカディアの巨星は落ちた。<br /><br /> 一年後。<br /> 主人公はコナー王と呼ばれていた。パルメ王国の生き残りの人々に請われ、主人公はパルメ王国を復興し、その王になっていたのだ。<br /> 『食うのに困らないだろう』という程度の軽い気持ちで主人公は引き受けていた。<br /> 権力を望んだわけではない。別に何でもよかったのだ。ただ彼女と共に生きる事が出来れば。<br /> 弱冠16歳の王妃。ライズが彼の隣では微笑んでいた・・・。<br /><br /><br /> これで三周全てが終了です。<br /> 長々とお付き合い頂きありがとうございました。</dd> </dl><p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>※補足</p> <p>『斬帝剣』入手後のイベントで、ヒロインを斬る選択も出来ます。</p> <p>この場合は『斬帝剣』の力で大幅にパワーアップ(ゲーム的には相手がパワーダウン)した</p> <p>主人公が一人で将軍を倒し、復讐を完遂させます。</p>
<p> <strong>みつめてナイトR<br /></strong>&gt;&gt;9-92~94、&gt;&gt;13-351~358・396~404・409・420~424</p> <hr /><dl><dt><a><font color="#000000">92</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR</font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/08/0416:39ID:Br4bQork</font></dt> <dd>・同行キャラによって過程が少し変わるので大まかに。<br /><br /> オルカディア王国…強力な軍事力を持つ。十数年前に最後の対抗勢力を滅ぼし、ザルドス大陸を統一した。<br />          人類の始祖、聖始父と聖始母の直系の子孫を名乗っている。<br /> O2…反オルカディアのテロ組織。<br /><br /><a name="a93"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">93</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR</font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/08/0417:16ID:Br4bQork</font></dt> <dd>オルカディア近衛騎士団の副団長、クリストファー=マクラウド(主人公)は<br /> 王国の重鎮クルガン将軍に、騎士団長に任命される(前騎士団長がテロで負傷したため)。<br /> 前騎士団長の任務「ダイアデム作戦(斬皇剣という剣の探索)」を引き継ぐはずであったが、<br /> 王が血を吐いて倒れた、との知らせにより事態は急変。<br /> 王国のもう一人の重鎮マルキ神祇官の占いにより判明した、王を救うための薬剤「星の涙」を探す事に。<br /><br /> 「星の涙」探索のためには宝玉「刻の涙」が必要だと告げられ、マクラウドは「刻の涙」継承者の少女達に会いに行く。<br /> (五人の少女のうち、二人を連れて行ける。イベントを起こせば一度だけ交代可能)<br /><br /> 自室で無邪気先生(謎の生き物)と合流(スカウト前でもかまわない)、神祇官のもとへ。<br /> ここで王女であるプリシラが行方不明になっていたことが発覚。<br /> 神祇官は「斬皇剣は王族の血で真の力を発動する。犯人は誘拐した姫を切り、剣を発動させ、クルガン将軍を倒す気ではないのか」と推測をたてる。<br /> (クルガン将軍は「斬帝剣」という「斬皇剣」と対になる剣を持っている)<br /> 王族の血統が絶え、クルガン将軍を倒せて一石二鳥だという。<br /><br /> こうして、斬皇剣探索と星の涙探索、プリシラ姫の保護が統合された「オーバーロード作戦」が開始される。<br /> 最初の目的はミッドモネーという村にいる聖始母の再来といわれる女性に会うこと。<br /> 神祇官の占いによれば、彼女が「星の涙」にいたるまでの鍵を握っているらしい。<br /><br /> 一行は王都オルカディアを出発した。<br /><br /><a name="a94"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">94</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR</font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">04/08/0417:27ID:Br4bQork</font></dt> <dd>途中にある橋を渡ろうとするが、O2により橋を爆破される。<br /> (巻き込まれた場合は河原に転落、回避した場合は洞窟を進む事に)<br /><br /> ミッドモネーに着いたものの、肝心の女性の居場所が分からない。<br /> 村人に聞いてみたところ、「レストランにその子と仲のいい子がいる」という。<br /> 話の少女キャロルに会うためレストランに行くと、女性の家の場所を教えてもらえる。<br /> (ここで女性の名前が聖始母とまったく同じ「ノエル」であることが分かる)<br /><br /> 早速会いに行くが、彼女の家のドアには鍵がかかっていた。<br /> つまり留守だったのだ。<br /><br /></dd> <dt><a><font color="#000000">351</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1704:41:49ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>みつめてナイトR行きます。<br /><br /> まず最初に押さえておきたいのは、このゲームは周回数によって物語が変化するということです。<br /> 具体的には一周目と二周目で一つの物語が完成し、<br /> さらに三周目で一周目と二周目が合体したような話が展開されます。<br /> ようするに、大きく分けても三種類ストーリー展開があると言うことです。<br /> また、本作はギャルゲーなので、選ぶ仲間によっても微妙に物語が変化します。<br /> 今回は(多分)メインヒロインと思われるライズに焦点を当てて書き進めさせてもらいます。<br /> 基本的な設定はまとめサイトにある前任者の書かれた文を読んでください。<br /> 一周目はアレだけで十分です。二周目以降は少し付け足させてもらいます。<br /><br /> では、まずはプロローグから<br /><br /><br /> (赤ん坊を抱いた女性のCGを背景に)<br /><br /> ほ~らよしよし、坊や泣かないで・・・。<br /> あの玉が欲しいの・・・?<br /> そうね、子供達みんなにも一個ずつ、御守りとして分けようかしら・・・。<br /> 私の分も入れて、ちょうど6個・・・。<br /> あらあら、坊やは何をお願いしたの・・?<br /> お母さんはね、貴方のお父さんにもう一度会いたいわ・・・。<br /><br /><br /><a name="a352"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">352</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1704:46:57ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>一周目 ミッドモネーまでの道程はまとめサイトを参照してください。その続きからです。<br /><br /> 再びキャロルに話を聞きに行くと、ちょうど今は養父の一周忌に当たるため、<br /> 養父の生まれ故郷であるフローレ行っている事が判明する。<br /> フローレへと向かう道中、一向は吸血鬼の支配する村に立ち寄る。<br /> そこで神父の頼みを受けた一行は吸血鬼の弱点であるブルーサファイアを採りに鉱山へ向かうが、<br /> その鉱山内にて橋を爆破した男と出会う。男の名はカルノー。<br /> O2四天王の一人『冷たき炎熱』と呼ばれる存在だった。苦戦の末に主人公はこれを退けるが、<br /> カルノーはあっさりと逃げてしまう。<br /> ブルーサファイアを手にした一行は村へと戻り、見事吸血鬼を退治することに成功する。<br /> その夜、宿で休んでいる主人公の下にライズが尋ねてくる。安息日である明日は私に付きあってくれないか、と。<br /> 翌日のデートは恙無く進む。だが折りしも開かれていた博物館に並べられたオルカディア中興の祖と言われる<br /> 人物の遺品を見たライズは、国の権勢を誇示する為の物だと冷ややかに言う。<br /> 途中邪魔なサイクロプスを倒してフローレへ辿り着いた一行は港でノエルとの出会いを果たす。<br /> 事情を聞いたノエルは信託については聞いた気もするが、自分は記憶を失っているために良く分からないと答える。<br /> そして食い下がる主人公に、自分が拾われたときに持っていたキューブがあれば何か判るかもしれないと言い、<br /> 主人公達は一旦ミッドモネーにキューブを取りに戻ることになる<br /> ミッドモネーに戻る前、ライズと二回目のデートが発生するが、彼女はラブロマンスの演劇を見て、<br /> 王国のプロパガンダであり帝国主義の賛美で充満していたと批判する。<br /> ミッドモネーに戻った一行はノエルの家でキューブを発見する。何の変哲もない箱状の物質にしか見えないそれは、<br /> 主人公が手にした瞬間、眩い光を放つ。が、それ以降は何が起きるでもなく、<br /> 説明を聞くために再びノエルに会いに行くことになる。<br /> フローレへと戻る前、ライズと三回目のデート。ライズが味覚音痴だということが発覚する。彼女曰く<br /> 「一度何も食料を持たずに森に放り出されて一ヶ月生き残る訓練をしてから、<br />  味覚を気にせずなんでも食べられるようになったわ」とのこと。ちなみに、<br /> 「この訓練は最近のガールスカウトなら必須の教習」とは彼女の弁。<br /><br /><br /><br /><br /><a name="a353"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">353</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1704:52:43ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>フローレに付いた一行。とりあえず宿屋で休むと、翌日の朝、主人公の枕元に主人公そっくりの男が立っている。<br /> 混乱するもう一人の同行者とは対照的に、ライズはあっさりと本物を見抜く。ライズ曰く<br /> 「日々のたゆまぬ観察によって、主人公の身体の事なら隅から隅まで知り尽くしているの。<br />  それこそ、全てのほくろの位置までもね・・・」とのこと。<br /> 見破られた偽者は、怪しげな関西弁で負けを認め、窓から逃げていく。<br /><br /> 港へ行くと、ノエルがいなくなっている。話を聞くと養父の慰霊でカレニア環礁へ向かったとの事。<br /> 早速一行は船を借りてカレニアへと向かう。<br /> カレニアの浜で海を見ていたノエルにキューブを手渡すと、再び発光現象が起こり、ノエルの体が光に包まれる。<br /> 魔法少女も真っ青のムービーが挿入され、気が付くとノエルは小さな妖精に変身を遂げていた。<br /> 妖精の名前はピコ。妖精の世界マザーウェルから勇者様(主人公)を探しに来たのだと言う。<br /> 人間の姿をしていたのは、妖精族は人間世界に渡ってくると記憶を無くしてしまうため、<br /> それなら人間の姿の方が勇者様と出会いやすいと考えたため。ただしキューブの中に記憶を封じ込めておけば、<br /> それを使う事で記憶を取り戻すことができる。また、ノエルという名前は養父に拾われた際、<br /> 聖始母ノエルに似ていたため付けられたらしい。<br /><br /> ピコが言うには、マザーウェルに『悪魔』が現れ、仲間をモンスターに変えて人間世界に送り込んでいるため、<br /> 伝説にしたがって人間世界に生まれた勇者を探しに来たとの事。<br /> キューブは勇者が持つ『勇者の証』に反応するため、ピコは主人公が勇者だと判ったらしい。<br /> 話の後火山の噴火(後にモンスターの仕業と判明)が起こり、ピコが傷ついて倒れてしまう。<br /> 主人公達が採ってきた薬草によってピコは辛うじて意識を取り戻す。彼女の話を要約すると<br /><br /> 1.王様が倒れたのは『悪魔』がプリシラ姫を操ってさせたのだと思う。<br /> 2.星の涙はマザーウェルに咲く花の名前。<br /> 3.マザーウェルに行くにはマザーウェルの物質が必要。『勇者の証』もマザーウェルの物に近いが、<br />   力が弱くて使えない。<br /> 4.刻の涙もマザーウェルの物だが、力の方向が逆で、マザーウェルから人間世界に戻る際に必要となる。<br /> 5.聖父母のレリーフにはまっていた宝石(飛行石)なら使えるかもしれない。<br /> 6.飛行石は現在失われている。多分プリシラ姫に持ち出させたのだろう。<br /><br /> 話の後、一度オルカディアに戻ろうという事になるが、船は火山爆発の余波で失われていた。<br /> ピコは傷ついた体をおして妖精魔法で主人公達をオルカディアへと転送するが、直後に力尽きて倒れてしまう。<br /><br /><a name="a354"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">354</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1704:57:48ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>オルカディアに戻って報告をし、聖父母のレリーフを調べると残っていた飛行石のかけらが<br /> 本体に引かれて飛んでいく。東の大陸に飛んでいった飛行石を追うため、主人公達は船を借り上げようとするが、<br /> それにはケープリバーの市長の許可が必要だといわれる。<br /> オルカディアを出る前にライズとのデート。何かを占ってくれると言われ、<br /> ライズは『現在の王家のこれからの命運を聞きたい』と答える。<br /><br /> ケープリバーへ向かう途中、ドリフの森に入ったところで飛んできたグリフォンに仲間が一人さらわれる。<br /> 巣まで追って行って倒すと、そこにカルノーが現れる。グリフォンはカルノーに操られていたのだ。<br /> 再び対決し、倒すとやっぱり逃げられる。<br /> 仲間と合流し、途中で密猟者に捕まっていた巨鳥を助けると、お礼に森の出口まで連れて行ってもらえる。<br /><br /> 森を出る前に森の中の宿屋に止まるとライズとデート。バンジージャンプに失敗して怪我をした主人公に対して<br /> 情けないと言いながらも、肩を貸して歩くその顔には優しい笑みが浮かんでいた。<br /><br /> ケープリバーに着いた一行は、主人公の知り合いであるクレアに紹介状を書いてもらい、市長と面会する。<br /> そこで依頼された下水道のモンスター退治をこなし、その報酬として船を手に入れてソイレント大陸を目指す。<br /> ケープリバーを出る前にライズとデート。展望台で今までの冒険を振り返り、<br /> 「誰かが側にいることの頼もしさを何度も感じた」と漏らすライズ。その帰り道、<br /> もし自分達が敵同士になったら私を斬る事が出来るかと聞かれる。ライズは斬れるというが、<br /> 主人公はそれを知っても斬らないと答える(実際は選択肢)。その言葉にライズは動揺を隠せず<br /> 「そんなの卑怯だわ・・・。私は正々堂々と戦ってならあなたを斬れると思うのに・・・。<br />  なのにあなたは戦わないなんて・・・」走り去ろうとするライズを、主人公はとっさに引き止める。<br /> 抱きしめられ、息を呑むライズ。「ライズ・・・どうした・・・?」主人公の声に、しかしライズは応えられない。<br /> 「・・・言えないならいい・・・」声の無いライズを、主人公は優しく抱きしめ続けた・・。<br /><br /> 海を渡った一行が辿り着いた場所は砂漠だった。とりあえず近くの村で情報を集めると、ピラミッドが怪しい。<br /> ピラミッドで番人を倒して一行は赤の飛行石を手に入れる。飛行石は主人公が手にした瞬間光を放ち、<br /> 青の飛行石が南にあることを指し示す。一行も南を目指すが、途中には大きな川が行く手を遮っていた。<br /> 休憩もかねて水浴びをし(水着CGアリ。ただしライズだけは極悪な条件をクリアした場合のみ)一度村に戻る。<br /> 村に戻ると、ピラミッドの魔物を退治したとして村長から礼を言われ、<br /> ピラミッドの内部に眠っていると言われる巨神像を起動させるための鍵をもらえる。<br /><br /><a name="a355"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">355</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1705:01:32ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>再びピラミッドに戻った一行を待っていたのは、カルノーだった。身構える主人公を前に、しかしカルノーは<br /> O2に入らないかと主人公に持ちかけてくる。主人公の地から惜しく思ったO2の作戦参謀総長『動かざる流水』、<br /> 最高指導者の『見えざる閃光』がカルノーに勧誘するように命じたのだ。しかし主人公はその提案を断り、<br /> 三度カルノーとの対決。敗れたカルノーは『暗黒』に後を頼むと言い残して力尽きる。<br /><br /> カルノーを倒した一行はピラミッドの奥に眠る巨神像を起動させるが、<br /> 川を渡ったあたりで謎の戦闘機による攻撃を受け、巨神像はあっさり大爆発。<br /> 次に主人公達が目を覚ますのは、とある民家のベッドの上でだった。<br /><br /> 主人公達が寝ていたのは山間にある村、アンダビの村長宅だった。主人公たちの話を聞いた村長は、<br /> それは暗黒都市ダイの飛空挺の仕業であるといい、ダイに狙われているアンダビを守るために<br /> 力を貸してくれと頼まれる。主人公達はこの申し出を快諾し、ダイに潜入することとなる。<br /><br /> ダイ向かう前にライズとデート。寺院書庫でライズは革命関連の本を読み漁る。<br /><br /> ダイに入り込んだ一行は、潜入工作員のアクアと落ち合う。彼女の話によれば、<br /> ダイは元々は『水の都』と呼ばれていたらしい。しかしある日街の執政官が豹変し、<br /> オルカディアが攻めてくると言って戒厳令を敷いたために専制国家状態になってしまったのだという。<br /> また、O2の援助などもしていたらしい。<br /><br /> その夜、秘密警察によって主人公達は捕らえられてしまうが、そこでレジスタンスのリーダーである<br /> セルリアンと出会う。彼は執政官の変わりようは、まるで憑依現象のようだと語り、詳しいことは娘のマリンに聞いてくれと言う。<br /> マリンに会った主人公は執政官及びその周囲の人間が豹変して行った事、執政官の部屋に怪物が集まっていて、<br /> その怪物達に執政官が命令していたことなどを聞き、執政官も『悪魔』に操られているのだと結論づける。<br /> また、飛行石も執政官が持っていると判明する。<br /> 決戦の朝、レジスタンスは大挙して執政官邸へ押し寄せるが、『悪魔』の力によってあっさりと吹き飛ばされてしまう。<br /> 皆の治療のをすると言うセルリアン達を残し、主人公達は執政官邸へと乗り込む。<br /><br /><br /><a name="a356"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">356</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1705:03:41ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>執政官はやはり『悪魔』に操られていた。同様に操られていたプリシラ姫も気を失って倒れている。<br /> 現れた『悪魔』はダークプリンセス(以下DP)と名乗る。主人公達と手合わせをしたDPは飛行石と<br /> 「妖精界で決着を着けよう」という言葉を残して消える。DPが消えた影響か、街からは兵器が姿を消し、<br /> 花々と光の溢れる『水の都』へと変貌した。<br /><br /> オルカディアへ戻る前、『水の都』でライズとデート。ボートで語らうライズはいつになく穏やかで、<br /> 二人の姿は普通の恋人達と何ら変わるものではなかった。その後展望台で今までのたびを振り返り、別れ際。<br /> ライズは主人公が自分と似ているような気がすると言う。今までずっと一人だと思っていた彼女は、<br /> 主人公なら本当の自分を受け入れてくれるかもしれないと感じ、側にいるだけで寂しさが消えたと言い、<br /> そして主人公に尋ねる。「貴方の気持ちが知りたい・・・。私を必要としてくれるかどうか・・・」<br /> ライズの言葉に主人公は一旦答えられないと言うが、直後ライズの「まるで普通の娘のような真似をして・・・馬鹿よね、本当に馬鹿よね・・・」という言葉に、その唇を奪う・・・寸前で無邪気先生に邪魔をされてしまう。<br /><br /> プリシラ姫をダイの治療施設に預けて、一向は飛行機でオルカディアに戻る。<br /><br /><a name="a357"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">357</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1705:05:31ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>マザーウェルへと旅立つ前夜、主人公の部屋にライズが尋ねてくる。<br /><br /> 「明日で最後なのね・・・。事件が解決したら、貴方とはまた別々の道を歩むことになるのね・・・」<br /> 「・・・珍しく感傷的だな・・・」<br /> 「たまには、こういう気分になる事もあるわ・・・。私らしくない・・・? 貴方の影響を受けたのかしら・・・」<br /> 「そうか・・・?」<br /> 「女の子は・・・、心の中に住まわせている人に似てくるものなのよ・・・」<br /> 「・・・・・・・・」<br /> 「・・・・・・・・」<br /> 「明日には、いつもの私がいるわ・・・」<br /> 「・・・・」<br /> 「今日だけは、私の弱さを受け止めて・・・」<br /> 「・・・・・」<br /> (画面暗転)<br /> 「バラがトゲの中に咲くように、恋は怒りの中に咲いて燃えるのよ・・・」<br /><br /><br /><br /> 城に戻って報告を済ませた一行は、飛行石を使って妖精世界へと赴く。<br /> 妖精世界で主人公達を待っていたのはノエルに良く似た(ぶっちゃけ色違い)女性、パコだった。<br /> 彼女はピコの姉で、この世界の元女王だったらしい。パコの話ではDPは妖精世界に戻ってきており、<br /> エルギン城にいるだろうとの事。また、星の涙もエルギン城で栽培していたため、DPに問い質すしかないと言う。<br /><br /> 「人の身にして、よくここまで辿り着いた・・・」<br /> 数々の仕掛けを突破し、エルギン城の最奥にてDPは主人公達を待ち構えていた。<br /> 星の涙を求める主人公に、自分に勝てたら差し上げようとDPは答える。<br /><br /><br /><a name="a358"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">358</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1705:11:10ID:JQBqERDg</font></dt> <dd>いまどき珍しい変身しないラスボスを何とか倒すと、DPは勇者の「思い」の強さに負けたと認め、<br /> 星の涙を主人公に渡す。しかしDPは言う。<br /> 「余の存在が完全に消えるわけではない。余はオルカディアに虐げられた人々の怨念が実体化した存在なのだ。<br />  よって、オルカディアが滅ばぬ限り、第二、第三の余が現れることになるだろう。<br />  その時に、再び勇者殿に会えるのを楽しみにしているぞ・・・」<br /><br /> パコの元に戻った主人公は、この言葉をパコに伝える。パコは、『刻の涙』には人の願いや怨念など、<br /> 強い思念を具象化する力があり、マザーウェル自体も宝玉が誰かの願いを具象化させて作った物だという話も<br /> あると言う。つまり、人間世界の怨念が人間世界に残る宝玉を通してマザーウェルで具象化することも十分有り得る。<br /> それを防ぐためには、人間世界に残る宝玉を全て回収してマザーウェルに運び、人間世界と妖精世界を断絶するしかないと言う。<br /><br /> しかし飛行石はマザーウェルに来る際に壊れてしまったため、パコが魔法を使って主人公の固有時間を戻す。<br /> ただし、パコはマザーウェルの物質にしか魔法が掛けられないため、発動と効果に少し誤差が出るかもしれないと言う。また、知識も持ち越せないらしい。<br /><br /> そして主人公は魔法を掛けてもらい、刻の涙を使って人間界に帰還する。<br /><br /> 帰還後星の涙を使って王が回復。主人公は、恐ろしいほど性格が変わったライズとラブラブな日常を過ごしている。<br /> どこかで自分を待っている人がいるような思いを感じながら・・・。<br /><br /><br /><br /> これで一周目が終わりです。<br /> 取り立てて書くこともない王道的な周なのに、やたら長くなったような・・・</dd> <dd><br /></dd> <dt><a><font color="#000000">396</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:25:39ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>二周目行きます。<br /> まずは知っておきたい用語解説から。<br /><br /> 聖父母<br /> オルカディア王家は聖父母の直系の子孫を名乗っている。<br /> 聖父母は一万年前にこの世界の始まりを作った最初の夫婦といわれている。<br /> 聖始父は、彗星が太陽にぶつかって起きた天変地異から家族を護るために命を落とした。<br /> 近衛騎士団の鎧のデザインは、このレリーフの聖始父の姿を元にされている。<br /><br /> オルカディア軍<br />  完全実力主義の軍隊で、個人間での決闘が容認されている。そのためオルカディア人以外の人間も多く、<br /> 規律もあまり守られていない。強奪暴行事件が多発している。<br /><br /> パルメ王国<br />  現大陸で最後までオルカディアの侵略に抵抗し続けた王国。十六年前に征服される。<br /> その後『ジャコバイト蜂起』『フローレ戦役』等で必死に抵抗するが、いずれも鎮圧され、大虐殺を招いた。<br /><br /> ジャコバイト蜂起<br />  オルカディア北西にあるパルメ地方での暴動を発端にした大規模な争乱。<br /> その前年に征服したパルメ王国の残党が中心になって起こした。<br /><br /> O2<br />  オルカディアに反抗するゲリラ組織。オルカディアに征服された小国の残党勢力がその実態と言われる<br /> 。最高指導者『見えざる閃光』を頂点に、作戦参謀総長にして四天王でもある『動かざる流水』、<br /> 四天王『冷たき炎熱』、四天王『眩き暗黒』、四天王『静かなる雷鳴』<br /> 等がいる。特に『静かなる雷鳴』に関しては全てが謎とされ、<br /> O2内部の人間ですらその存在を確認している者はほとんどいない。<br /><br /> 無邪気先生<br />  八年前に主人公が拾った謎の生物。空を飛んで主人公達についてくる。外見は小さな魔女みたい。<br /><br /> メリンダ<br />  主人公の妹。今は留学中で離れて暮らしている。主人公は妹を喜ばせるために世界中の衣服を収集している。<br /><br /> ショーン=ラミレス<br /> かつてパルメ王国の将軍だった男。オルカディアとの戦いで驚異的な戦功を上げ、「スターリンの虎」と呼ばれる。<br /> 現在は流浪しているが、主人公が五年前まで師事していた剣の達人で、『斬皇剣』を所持しているようなそぶりを見せる。<br /> そのことについて問い質すと「知りたかったら、わしを剣で倒してみい」と言われ、戦うことになる。<br /> 勝つと主人公の剣をパワーアップしてくれるが、『斬皇剣』については何も教えてくれない。<br /> 主人公の行く先々に現れ、何度か戦うことになる。<br /><br /><br /><a name="a397"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">397</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:28:36ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>二周目 一周目と同じ展開の場所は省略しています。<br /><br /> 一周目のエンディングの後(経過時間は不明)主人公が一人で歩いていると、<br /> パコの魔法が発動して主人公の固有時間が巻き戻され、<br /> 一周目と同様にクルガン将軍に呼び出されるシーンに移行する。<br /> 前回と同様騎士団長への昇進、『斬皇剣』の捜索を命じられる。『斬皇剣』は、<br /> 十五年前のジャコバイト蜂起の際に行方不明になったらしい。<br /> その後は前回同様『刻の涙』継承者を勧誘し、自室に無邪気先生を迎えに行って城に戻る。<br /> 今回は自室で『非情のライセンス』が入手できる。<br /> またジーンに仕事を頼むと道中妹からの手紙を届けてもらえるようになります。<br /><br /> 城を出る前にちょっと寄り道。ネメシスに会うと無邪気先生について少し教えてもらえます。<br /> 無邪気先生の正式な名称はハーフスピリット。半分植物、半分動物の珍しい生物。<br /> 花が開く時に丁度その瞬間息絶えた子供の魂を取り込んで生まれる。<br /> 人間の魂が半分入っているからハーフスピリット。ネメシスが言うには<br /> 無邪気先生と主人公は魂がリンクしているらしいが・・・。<br /><br /> オルカディアを出てからノエルの家を訪ねるまでの展開は一周目と同じ。<br /> フローレへ旅立つ前に宿屋に泊まるとイベント発生。主人公が夢を見る。<br /><br /> (画面が暗転。声だけが聞こえる)<br /> 「ほれ、コナー・・・いや、クリス。今の内にあの子を助けてやれ」(老人の声)<br /> (剣戟の音がし、男達の断末魔が聞こえる)<br /> 「もう、大丈夫だよ・・・」<br /> 「あ・・・誰・・・?」(少女の声)<br /> (再び剣戟と悲鳴)<br /> 「腐ってもこのショーン=ラミレス。貴様等ごときに倒せる相手ではないわ<br />  ・・・・・・その子は大丈夫か?」(老人)<br /> 「ひどく衰弱しているが、かろうじて命だけは・・・」<br /> 「そうか・・・・・。姫も生きておられたら、これぐらいの歳かの・・・」(老人)<br /> 「師匠! 妹のことはもう言わない約束だろ・・・」<br /> 「いもうと・・・」(少女)<br /> 「すまん・・・。そうだったな・・・」(老人)<br /> 「妹って・・・・誰・・・」(少女)<br /> 「意識が戻り始めたようだの・・・」(老人)<br /> 「お兄ちゃん・・・・お兄ちゃんなの・・・・?」(少女)<br /> 「あ・・・・」<br /> 「お兄ちゃん・・・」(謎の少女の声)<br /> 「お兄ちゃん・・・助けに来てくれたのね・・・」(少女)<br /> 「お兄ちゃん・・・助けて・・・」(謎の少女)<br /> 「あああ・・・・」<br /> 「お兄ちゃん・・・ありがとう」(少女)<br /> 「お兄ちゃん・・・助けて・・・」(謎の少女)<br /> 「お兄ちゃん・・・嬉しい・・・」(少女)<br /> 「お兄ちゃん・・・助けて・・・」(謎の少女)<br /> 数度に渡り二人の声が交互に繰り返され・・・<br /> 「お兄ちゃん・・・助けてえ!!」<br /> 「うわああああああ!!」<br /><br /><a name="a398"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">398</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:29:38ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>目を覚ますと、無邪気先生が主人公の胸の上で眠っていた。<br /> 主人公は無邪気先生を女の子の胸の上に移動させ、トイレに立つ。<br /> 主人公がトイレから戻ると、部屋の中からライズの声がする。<br /> 「こんな身体じゃ色仕掛けも出来ないわ・・・。<br />  貴方個人には何の恨みもないけれど、これも任務だから・・・。<br />  私・・・・・・・・・あなたを殺します」<br /> ここで部屋に入ると、ライズが主人公のベッドの傍らに立っている。<br /> 主人公に声を掛けられると驚いたようにベッドと主人公を交互に見比べる。<br /> 主人公がライズに「一人じゃ眠れないのか?」とからかい気味に声を掛け、イベント終了。<br /><br /> フローレへ向かう途中、吸血鬼の村で泊まるとまた夢を見る。<br /> 内容は主人公がラミレスの元から旅立つ時のもの。<br /> ラミレスは主人公を止めようとするが、主人公は<br /> 「メリンダの件は、必ずオルカディアの奴等に落とし前をつけさせる」<br /> と言って、メリンダを連れて旅立つ(メリンダは純粋に街にいけることを喜んでいる)。<br /> ラミレスは自分には止められる資格がないが、必ず後悔することになるぞと主人公に告げる。<br /> 主人公は無言で立ち去り、その背中にラミレスの声が投げ掛けられる。<br /> 「いいか、覚えておけ! 怨念は怨念しか生まぬ事をな!!」<br /><br /> その後は一周目と同様にフローレへ。<br /> ノエルと話した後、街にいるジーンに話しかけると妹からの手紙が手に入る。<br /> 内容は自分がいなくても主人公がちゃんと生活(洗濯など)をしているか心配していること、<br /> 新しいクラスで皆と仲良くやっていることなどが書かれている。<br /> ミッドモネーに戻る前に宿に泊まると三度夢を見る。<br /><br /> (画面が暗転。声だけが聞こえる)<br /> 「お兄ちゃん・・・・」<br /> 「・・・・・・」<br /> 「お兄ちゃん・・・助けて・・・・」<br /> 「はっ・・・・。夢・・・・・」<br /> 「こいつ目が覚めたようだぜ・・・」<br /> 「妹と違ってタフだな」<br /> 「妹は・・・メリンダは・・・どこ・・・?」<br /> 「お前といつも一緒にいるぜ」<br /> 「ははは、そいつは、ちげえねえや」<br /> 「・・・・・・・?」<br /> 「そんなに妹に会いたいのか? だったら、そこの部屋にいるぜ」<br /> 「ほら、入んな」<br /> 「メリンダ・・・・<br /> ・・・・・・・・・・・。<br />  うわああああああああああああああああああああ!!!」<br /><br /> 目を覚ますと、また無邪気先生が胸の上で寝ている。<br /> 女の子の胸の上に無邪気先生を移し、主人公は再び眠りに着く。<br /><br /><br /><a name="a399"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">399</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:31:34ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>ミッドモネーに戻ると、老人が警備兵に暴行を受けている。<br /> 警備兵と言ってもゴロツキのようなヤツラで、ライズが止めに入る。<br /> が、ライズはあっさり敗北。お持ち帰りされそうになった所で主人公が止めに入る。<br /> 三人組を相手に勝利すると、相手は命乞いをしてくる。<br /> 主人公は始末しようとするが、抵抗する気はないのだから憲兵に突き出すべきとライズが止める。<br /> そのライズに主人公は「甘いな」と言い、「血には血でもって、償わせなければならない」と答える。<br /> 驚くライズを尻目に、主人公は三人組に向き直り、<br /> 「苦しませずに楽に死なせるのは本意ではないが、あいにく時間がなくてな・・・」<br /> と言い、表情一つ変えずに止めを刺す。<br /> そのことを指摘された主人公は「斬ることはただの作業に過ぎない」と答え、さらに<br /> 「キミも近衛騎士団長の命を狙う刺客にしては、随分甘いことを言うんだな・・・」と返す。<br /> バレていたことに驚くライズに、近衛騎士団長ならそれぐらい察することは出来ると話す。<br /> そして何故自分を狙っている人間を助けたのかと聞くライズに、「任務の仲間に違いはない」と答える。<br /> 続けて「どうして平気な顔をして一緒に旅が出来るの・・・?」と尋ねられ、<br /> 「はっきりとした理由は解らない。多分、自分と似たような匂いがするからかもな・・・」<br /> と答え、さらに「殺したいのなら何度でも来ればいい」とだけ言い残して立ち去る。<br /> その後ライズは助けた老人と会話をし、7~8年前村に迷い込んだ兄弟が似たような連中に暴行を受けていた<br /> と言う話を聞く。その兄弟の妹はショック死、兄も旅の剣士に助けられた時には一年に及ぶ監禁生活で足腰が立たない状態になっていたらしい。<br /><br /> ミッドモネーからケープリバーまでは一周目と同じ。<br /> ケープリバーで宿屋に泊まると、ライズが怪しい男たちと話しているのを見る事が出来る。<br /><br /><a name="a400"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">400</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:33:08ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>ケーフリバーから二回目のピラミッドまでは一周目と同じ。<br /> ピラミッドでカルノーに勧誘される。それに対して主人公は一編の詩を以って答える。<br /> 「天の光は全て星」<br /> 「・・・・!」<br />  主人公の口から紡がれる言葉に、カルノーが息を呑む。<br /> 「今まで私は見てきた」<br /> 「その詩は確か・・・」<br /> 「人々の信じられそうもない夢が・・・」<br /> 「バッティの詩『雷鳴』か!!」<br /> 驚愕に目を見開(誇張)カルノーと対照的に、主人公は淡々と語り続ける。<br /> 「皆の胸に降りてくる所を」<br /> 「その詩を四天王の僕に向かって詠誦するという事は・・・」<br /> 「天空の門に踊る雷光と雷鳴・・・」<br /> 「天翔ける星から立ち上る火柱」<br /> 引き込まれるように、カルノーが主人公の言葉を継ぎ、主人公がカルノーの言葉を継いで行く。<br /> 「虚構が夢ならば・・・」<br /> 「現実は幻に過ぎない」<br /> 「全ての夢の追憶は・・・」<br /> 「雨中の涙滴の如く・・・」<br /> 「時の流れに…」<br /> 「消えていく・・・・」<br /> 静かに詠誦が終わる。そして主人公が懐から取り出した一枚のライセンスを見たカルノーは、<br /> 主人公を抱きしめて叫ぶ。<br /> 「同士よ! お前が最後の四天王『静かなる雷鳴』だったのか!!」<br /><br /> 主人公は自分が最後の切り札として最後の最後まで伏せられる予定だったこと、<br /> 正体を知っていたのは最高指導者の『見えざる閃光』だけであったこと、<br /> 今回は『閃光』の指示があったから正体を明かしたことなどをカルノーに告げ、<br /> さらに『第二次ジャコバイト蜂起計画』を延期するように伝えてくれと頼む。<br /> 『斬皇剣』がなければ『斬帝剣』には勝てず、前回の二の舞になるからだ。<br /> カルノーは主人公に協力を約束して姿を消す。<br /> カルノーが去った後、ライズもまたO2の人間であり、『流水』の命によって主人公を狙っていたことを告白する。<br /> ライズは主人公の偽装工作を褒め、しかし作戦中止の指示は来ていないとして主人公の命は狙い続けると宣言する。<br /> 主人公はそれを承諾し、ライズは何故O2に入ったのかと尋ねる。<br /> ある機会に自分の家の血統を調べたライズは、そこで自分がパルメ王国の氏族であったことを知り、<br /> 現体制に疑問を持ち始めたのだと言う。<br /> そしてライズが聞き返す。「そういう貴方は?」<br /> そこで主人公は自分の本名がコナー=ウォレスであり、パルメ王国の皇子であったことを告げる。<br /> 二人は打倒オルカディアのための協力を誓い、旅を続けることになる。<br /><br /><a name="a401"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">401</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:34:15ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>アンダビの村ではジーンから妹の手紙を受け取る事が出来る。<br /> 手紙には、お兄ちゃんに会えなくて寂しい気持ち、早く会いたいと言う願いが切に込められている。<br /><br /> ダイの執政官邸の会話で、前近衛騎士団長のテロ事件は主人公が起こした物だった事が判明する。<br /><br /> オルカディアに戻り、マザーウェルに渡る前夜。ライズが主人公の部屋を訪ねてくる。<br /> 「何だライズか・・・。どうしたんだ・・・?」<br /> 「約束を果たしに来たの・・・」<br /> 「約束・・・?」<br /> 「あなたを殺すと言う・・・約束よ・・・。<br />  私、今まで何度もあなたを殺そうとしたわ。でも・・・出来なかった・・・。<br />  それなのに変な『悪魔』風情に途中で割り込まれてあなたを殺されては、たまったもんじゃないわ。<br />  今までの苦労が水の泡・・・。そうなる前に、私の腕の中で死なせてあげたいの・・・」<br /> 「そうか・・・。そうだったな・・・」<br /> (画面が暗転)<br /> 「人を殺すのに、剣を抜かないのか・・・?」<br /> 「剣を抜くのは、あなただけでいいのよ・・・・」<br /> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br /> 「ダメね・・・。失敗だわ・・・。<br />  また今度殺しに来るわ・・・。これも約束よ・・・」<br /><br /><br /><a name="a402"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">402</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:35:39ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>マザーウェルに行き、パコと話す事で主人公は前回の記憶を取り戻す。<br /> パコと親しげに話したせいでライズに背中を剣で突付かれたりもしたが、<br /> ともかく再びエルギン城へ行き、DPと対決することとなる。<br /> 無数の魔物を斬り払い、たどり着いたエルギン城最奥で、やはりDPは待っていた。<br /> 「星の涙はどこだ?」<br /> 尋ねる主人公に、DPは笑ってみせる。<br /> 「余は、そなたの目的が余と同じであることを知っておるぞ。コナー=ウォレス皇子」<br /> DPは全てを知っていた。主人公の父(前パルメ王)が極刑に処されたこと、<br /> そして主人公たち兄妹がオルカディア軍の連中にされたことも。<br /> 「ともに『正義』のためにオルカディアを滅ぼそうではないか」<br /> DPの申し出に、しかし主人公は首を振る。<br /> 何度も時の流れを渡って、主人公は悟っていた。<br /> 復習は新たな悲しみを生み出してしまうことを。<br /> そして何より、主人公は共に冒険してきたパートナー達の夢を、未来を壊したくないと願っていた。<br /> 「自分の目の前で、二度と愛するものを失いたくはない」<br /> それが主人公の出した答えだった。<br /> 一方で主人公はDPの言にも一理あると認めていた。<br /> 現在のオルカディアの姿は間違っている。修正されなければならないと。<br /> しかしそれは人の手によって成されるべき事で、人を超えた力で修正されては人は反省せず、同じ事が繰り返されるだけだ。<br /> 主人公は自分の手の届く範囲、パートナー達の夢と未来と幸せを守ると誓う。<br /> そうすれば彼女達がオルカディアの未来を変えてくれると信じて。<br /> こうして主人公とDPの交渉は決裂。力での勝負となる。<br /><br /> DPを倒し、刻の涙も全て揃っている。これで妖精世界と人間世界を完全に断絶させれば、<br /> 『悪魔』は二度と蘇ることはない。だが、そこで一つ問題が発生した。<br /> 刻の涙が足りないのだ。手元にある刻の涙は2つ。主人公達は3人。<br /> 誰か一人はマザーウェルに残らなければならない。<br /> 「私が残るわ・・・」<br /> 悩む主人公に、ライズが静かに名乗り出る。<br /> 主人公には革命を起こす使命がある。オルカディアを変える為には自分ではなく主人公が必要なのだと。<br /> そしてまた、自分はこんな所で果てるつもりはない。必ず戻る方法を見つけて、あなたを殺しに行くと。<br /> 震える声で気丈に話すライズに、主人公はゆっくりと首を振る。<br /> 自分は彼女達の未来のために戦ったのだと、DPに言った言葉を繰り返して語り、<br /> これからは君達のが主役の時代なのだと説得する。<br /> 最後に一度だけライズを抱きしめて、主人公はライズを転送円に送り出す。<br /> 光に身体を包まれながら、ライズは主人公に向かって叫ぶ。<br /> 「私、待っている・・・・いや、待たない!<br /> 探してみせるわ!<br /> きっと、この世界へ再び来る方法を探してみせる。<br /> それまで・・・それまで・・・きっと・・・・・・」<br /> 薄れていく光と声。やがて完全に全てが消えたことを見届け、主人公はポツリと漏らす。<br /> 「さらばだ・・・・愛する・・・・・三人目の妹よ・・・・」<br /><br /><br /><a name="a403"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">403</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:37:28ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>「これで・・・本当によろしかったのですか・・・勇者様?」<br /> パコの言葉に主人公は頷き、自分にはライズの気持ちにこたえる資格がないのだと言う。<br /> 主人公は語る。自分の出自のこと。妹と二人で傭兵に嬲りものにされ続けたこと。<br /> その復習のために剣の腕を磨いてきたこと。<br /> 似たような境遇の少女を救い、記憶の欠落していた彼女に妹と同じ名を付けたこと。<br /> 彼女との生活に少しずつ心が穏やかになり、しかしO2の噂によって再び復習の念が蘇ったこと。<br /> その後はアルカディア王を殺すために全てを注いできたこと。<br /> 彼女達を目的のための部品として扱ってきた自分には、彼女の気持ちに応える資格はないのだと。<br /> そしてまた、主人公はどんなに愛しく思えても、一人の女性としては見られなかったと話す。<br /> あの事件以来、女性を愛せなくなってしまっていたのだと。<br /> 全てを聞き終え、パコが静かに口を開く。<br /> 「私ではダメですか?」<br /> パコは幼い頃からずっと勇者伝説を聞かされ続け、勇者のことを想い続けてきたのだ。<br /> 出来るなら勇者の心を癒してさし上げたいと彼女は言う。<br /> そしてまた、『愛する資格』なんて言わないで欲しい。自分も『愛する資格』のない女なのだからと語る。<br /> パコはピコを送り出すときに、その運命を薄々予感していた。<br /> 自分は女王と言う立場上動く事が出来なかったとは言え、死ぬだろうと解っていながら、<br /> 『一緒に勇者様のお嫁さんになろう』と約束した妹を送り出してしまったのだ。<br /> パコの話を聞き、主人公は自分がピコからキューブを預かっていたことを思い出す。<br /> パコに手渡されたそれは光を放ち、ピコのメッセージが流れ出てくる。<br /> ピコは自分が死ぬだろうと解っていたこと、けれど幸せだったこと、これからは姉様が幸せになって欲しいと願っている事などをキューブに込めていた。<br /> パコはピコの想いに涙し、次の瞬間。妖精世界が激震に襲われる。<br /><br /> 激震はDPの復活によるものだった。<br /> 妖精世界と人間世界は断絶され、人間世界の邪念はもう刻の涙には届かなくなっていた。<br /> しかし、妖精世界にはまだ邪念が残っていたのだ。<br /> 主人公の心の底に残っていた怨念の欠片が。<br /> 主人公は三度エルギン城へと駆け出す。<br /><br /><a name="a404"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">404</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1806:39:12ID:8Gzc+QyM</font></dt> <dd>DPは、主人公の怨念は恐ろしい程の力を有していた。<br /> 繰り返される猛攻撃の前に、主人公は幾度となく倒れそうになる。<br /> しかし、それでも主人公の剣はDPを切り裂いた。<br /> その直後。マザーウェルが崩壊を始める。<br /><br /> パコの元に戻った主人公は、そこでDPの爆発が原因でマザーウェルが暴走を始めてしまったこと。<br /> このままでは過去の人間世界(時間の流れ方が異なるためらしい)に激突してマザーウェルは粉々になってしまうだろうということを聞く。<br /> 食い止める方法はない。運が良ければ過去の人間世界に投げ出されるだけで助かるかもしれないというパコの言葉に、<br /> 「命があって、そこで君と暮らせれば十分だ・・・」<br /> と答え、パコもその言葉に応える。<br /> そして二人が世界を作った方に祈りを捧げる中、マザーウェルは人間世界に激突して砕け散る。<br /><br /> どれ程の時が経ったのか、主人公は見知らぬ地で一人目覚める。<br /> どこかで頭を打ったのか、マザーウェルへ旅立つ直前までの記憶しかなくなっている。<br /> あたりを探索した主人公はそこが見知らぬ未開の地であることを悟り、同時に倒れている女性(パコ)を発見する。<br /> 彼女もまた記憶を失っていた。それも主人公とは違い、自分の名前さえ解らないほどだった。<br /> 「私は・・・・誰・・・・?」<br /> たずねるノエル。その姿が伝説の聖始母の姿に重なる。<br /><br /> 「君の・・・・・君の名前は・・・・・・ノエル・・・。<br />  そう、君の名前はノエルだ」<br /> 二人の姿が聖父母のレリーフと重なり、終幕。<br /><br /><br /><br /> これで二周目が終わりです。<br /> 少し補足しておくと、パコが記憶を失ったのは御都合主義ではなく、ピコと同じで妖精族が人間世界に来てしまった影響だと思われます。<br /> また、エンディング後に主人公とパコが6人の子供達に囲まれている一枚絵が挿入されます。<br /> というワケで、残りは三周目だけです。<br /> 基本的な流れは二周目と同じなので、もう少し短くまとめられるかな?<br /><br /></dd> <dt><a><font color="#000000">409</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてR書いた人</font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1811:46:48ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>しまった、二周目で最重要のイベントを書き忘れてた!<br /><br /> え~っと、場所は<a href="http://jumpres/399"><font color="#000000">&gt;&gt;399</font></a>にある、ライズが無法者に負けた後です。<br /> 主人公が3人組に勝つと書きましたが、負けることも出来ます。<br /> 負けると主人公は死亡。ライズ+もう一人の仲間は連れ去られてしまいます。<br /> 別にCGは出ないんですが、ライズ以外は全員に専用セリフがあります(短いけど)。<br /> あ、もちろんGAME OVERですよ?</dd> <dd><br /></dd> <dt><a><font color="#000000">420</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:37:28ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd><a href="http://jumpres/418"><font color="#000000">&gt;&gt;418</font></a><br /> 了解しました。<br /> ただ、あまり期待はしないでおいて下さい。<br /> 本当に短い(一行程度)のセリフですし、<br /> それに少し面倒なイベントなんです。<br /> 直前でメンバーの変更がきかないと<br /> 一時間半×4の作業になってしまい、さすがにそれはちょっと辛いので・・・<br /><br /><br /> とりあえず先に三周目の方を書かせてもらいます。<br /> 前にも書きましたが、三周目は一周目と二周目を会わせたような話になります。<br /> 具体的には、O2の仲間でありながら、一周目の状態で始められると言うことです。<br /> ちょっと解り難いと思いますが、つまり途中までは二周目と同じ展開でありながら、<br /> 最後は全員で人間世界に帰還できるようになっているということです。<br /> 帰還してからの展開はいくつか分岐があるのですが、ここでは最も王道的(ベストエンド)<br /> と思われるパターンを書かせてもらいます。<br /> では、まずは用語解説(世界観説明)から、<br /><br /> オルカディア王室<br />  聖父母の直系の子孫であると言われる一族。<br /> 現在は現オルカディア王とプリシラ姫しか存在しておらず、平時から女帝の可能性について論議されていた。<br /><br /> クルガン将軍<br />  正式な役職は国家元帥であり太政官をも兼任する男だが、<br /> 政治権力に興味を持たない生粋の武人であるために皆に将軍と呼ばれている。<br /> 『斬帝剣』を持ち、剣の腕は王国一と言われる。<br /><br /> マルキ神祇官<br />  全神官を束ねる長であり、幻視能力(予知能力みたいなものかと)を持つ男。<br /> 気さくな物腰だが、陰では政敵を次々に粛清してきたキレ者。<br /> 現在のオルカディアは将軍、神祇官、王の三頭政治で成り立っている。<br /><br /> 保安局<br />  マルキ神祇官直属の情報機関。様々な情報を収集すると共に、神祇官の敵となる人物の粛清なども担当する。<br /><br /> 斬皇剣<br />  斬帝剣と対を成す神剣。二本の剣を合わせて『不死の剣』とも称される。<br /> 持つ者に無限の活力を与えると言われているが、その力を引き出すためには王家の人間を斬り殺さなければならないと言う。<br /><br /><br /><a name="a421"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">421</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:38:36ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>始まり~エルギン城でのDP戦直前までは二周目と同じ展開です。<br /><br /> 『正義』のために協力しようと言うDPに対して主人公は首を振る。<br /> 「俺の中に『正義』はない。あるのは砕かれた魂と拾い集めた執念だけだ」<br /> 「・・・・」<br /> 「『何故、王を助ける?』と訊いたな・・・・」<br /> 「ああ・・・」<br /> 「簡単なことだ・・・。オルカディア王が死んでもオルカディアは無くならない。<br />  クルガン将軍とマルキ神祇官が傀儡の新王を立てるだけだ」<br /> 「しかし・・・」<br /> 「それに、王に死んでもらっては俺が困る。<br />  俺にはまだやる事があるんだ」<br /> 「・・・・・・?」<br /> 「俺の真の望みはな・・・・・・<br />  俺自らの手で王とプリシラ姫に止めを刺して王家の血統を絶つ事だ」<br /> 「・・・・!」<br /> 「俺が受けた、血を分けた者を目の前で殺される苦しみを、そのまま奴らにもキッチリ返してやる。<br />  だから他人の手は借りない。ましてや他人に王を殺されては困る」<br /> 「・・・・・・」<br /> 「俺の目的の障害になる者は何人たりとも許さない。誰であろうと斬るだけだ」<br /> 「・・・・・・」<br /> 「人も法も戦いも、ましてや『正義』や『悪』でも、もはや俺を止めることは出来ない。<br />  残念だが、俺にはお前を殺すことしか出来ない。死出への旅路は一人で出ろ」<br /> オルカディアへの怨念から生み出されたDPをも上回る主人公の憎悪。<br /> ここに『正義』対『復讐』の戦いが始まる。<br /><br /><br /> DPは主人公に敵し得なかった。<br /> 星の涙を手にした主人公達は人間世界へと帰還する。<br /> 王を助け、そして殺すために。<br /><br /><br /><a name="a422"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">422</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:39:42ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>人間世界に帰還した数日後、主人公は全ての決着を着けるために城へと向かう。<br /> 一人歩く主人公の前に、ライズが現れる。彼女もまたオルカディアを倒すために、主人公と共に戦うために待っていたのだ。<br /> 城への道中、ジーンが二人の前に立ちふさがる。彼女は保安局の人間だったのだ。<br /> 薄々そのことに気付いていた主人公は抗弁する事もなく、彼女との戦いに臨む。<br /><br /> ジーンは主人公達に『頑張れよ』とだけ残して散った。<br /> さらに進む二人の前に今度はラミレス師匠が現れる。<br /> 彼は復讐に生きる主人公を哀しみ、説得しようとするが主人公の心には届かない。<br /> 説得が不可能だと悟ったラミレスは、一振りの剣を主人公の前に示す。<br /> それは『斬皇剣』。クルガン将軍の持つ『斬帝剣』に唯一対抗できる剣だ。<br /> しかしラミレスは、これを渡すことは出来ないと言う。<br /> 「手に入れれば必ず後悔するぞ・・・」<br /> 師の言葉に主人公は<br /> 「手に入れずに後悔するより、手に入れて後悔した方がよっぽどいい」<br /> と答え、ラミレスに剣を向ける。<br /> そしてラミレスもまた、避けることの出来ない戦いを感じ剣を抜く。<br /><br /><br /><a name="a423"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">423</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:40:56ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>『スターリングの虎』。そう呼ばれた男の腕はいささかも鈍ってはいなかった。<br /> しかし主人公は勝利した。怨嗟の想いと共に積み重ねられた主人公の時間は、ラミレスの力をも上回ったのだ。<br /> 敗れたラミレスは語る。<br /> 「わしは、心の底ではお前が羨ましかったのかもしれん」<br /> 不正義であっても平和は平和。<br /> 『ジャコバイトの蜂起』で人の死を見すぎたラミレスは、そうして自分を誤魔化していたのかもしれない。<br /> 負けを認め、ラミレスは『斬皇剣』を主人公に差し出す。<br /> 剣の力を引き出すためプリシラ姫を斬ろうと考える主人公に、ラミレスが言う。<br /> プリシラ姫を斬っても剣の力は引き出せない、と。<br /> 理由は2つ。一つはプリシラ姫が王の娘ではないため。彼女はパルメ王族の傍流の娘であり、<br /> パルメ占領の際に王が気まぐれで養女にしたのだという。<br /> もう一つの理由。それは『斬皇剣』が王族の血で発動すると言う情報自体が間違いだと言う。<br /> それはマルキ神祇官が敵をおびき寄せるために流した情報だったのだ。<br /> ラミレスはかつてウィリアム王(主人公の父)が『斬皇剣』を発動させる現場を見ていたので、<br /> 真の発動条件を知っているのだと言う。ラミレスの言う条件。それは―<br /><br /> 「自分の愛する者を斬る」というものだった。<br /> 愛する者を自らの手で斬る。その時に流される血の涙が剣の力を引き出すのだ。<br /> ウィリアム王は国を護るために王妃を斬り、剣の力を引き出した。<br /> しかしそれでもクルガン将軍には勝てなかった。<br /> クルガン将軍は『斬帝剣』を持っている。純粋な剣の腕では将軍の方が上だったためだ。<br /><br /><br /> 全てを知り、戸惑う主人公にライズが言う。<br /> 「私を斬りなさい」<br /> O2に参加した時から命は捨てている。私はあなたを殺そうとした女よ。<br /> 淡々と語る彼女に、しかし主人公は決断を下せない。<br /> その背中を押すように、彼女は言う。<br /> 「この道は自分の信じた道でしょう。<br /> 自分の選んだ道でしょう。<br /> なら、迷わず、くじけず、歩き続けなさい。<br /> ・・・・・・さあ、斬りなさい」<br /> 妹の復讐をするために生きてきた。しかし自分に彼女が斬れるのか。<br /> ライズの言葉、そして妹の声が脳裏に木霊し、そして・・・・・・<br /><br /> 「俺は君を斬らない」<br /> 主人公の決断に、ライズは驚き、そして悲しむ。<br /> 「あなたは私の事を、何とも思っていないのね・・・」<br /> ライズの言葉に、主人公は首を振る。<br /> 「君を愛していないから、斬らないのではない。<br /> これから、君との未来を切り開くために、斬らないんだ」<br /> 復讐の為に生きてきた主人公は、今、未来のために歩き出す決意をしたのだ。<br /> 「でも、それじゃあ・・・」<br /> 『斬帝剣』の力案じるライズに、主人公は力強く宣言する。<br /> 「『斬皇剣』には頼らない。俺自身の剣の腕で、クルガン将軍を倒してみせる」<br /> 弟子の出した答えに師は安堵し、そして逝った。<br /><br /><br /><a name="a424"></a></dd> <dt><a><font color="#000000">424</font></a><b><a href="mailto:sage"><font color="#000000">みつめてナイトR </font></a></b><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/1818:42:40ID:kdPp91rZ</font></dt> <dd>謁見の間。クルガン将軍は一人で主人公達を待ち構えていた。<br /> マルキ神祇官は予知能力で主人公が来ることを知り、非難したらしい。<br /> 将軍は言う。<br /> 「俺はこの時を楽しみにしていたのだ」<br /> 『斬帝剣』を携えたクルガン将軍。その力はあまりにも強大であり、<br /> 既に大陸中に敵と成り得る存在がいなくなってしまっていたのだ。<br /> 一人の剣士として、主人公が挑んでくることを待ち望んでいたのだと言う。<br /> 戦いの歓喜に打ち震える将軍。今、最後の戦いの幕が上がる。<br /><br /> 戦いを終え、将軍は満ち足りた顔で『斬帝剣』と国を主人公に譲る。<br /> 全て好きにしてくれと言い。<br /> 最後に敵である自分を剣の道で死なせてくれた礼を言い、ついにオルカディアの巨星は落ちた。<br /><br /> 一年後。<br /> 主人公はコナー王と呼ばれていた。パルメ王国の生き残りの人々に請われ、主人公はパルメ王国を復興し、その王になっていたのだ。<br /> 『食うのに困らないだろう』という程度の軽い気持ちで主人公は引き受けていた。<br /> 権力を望んだわけではない。別に何でもよかったのだ。ただ彼女と共に生きる事が出来れば。<br /> 弱冠16歳の王妃。ライズが彼の隣では微笑んでいた・・・。<br /><br /><br /> これで三周全てが終了です。<br /> 長々とお付き合い頂きありがとうございました。</dd> </dl><p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>※補足</p> <p>『斬皇剣』入手後のイベントで、ヒロインを斬る選択も出来ます。</p> <p>この場合は『斬皇剣』の力で大幅にパワーアップ(ゲーム的には相手がパワーダウン)した</p> <p>主人公が一人で将軍を倒し、復讐を完遂させます。</p> <p>また、主人公がラミレスや将軍に負けた場合のイベントもあります。</p>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: