ONI V 隠忍を継ぐ者

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''ONI''   ''V''   ''隠忍を継ぐ者'' >>23-504~512 ---- 504 名前:ONI V 隠忍を継ぐ者[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 17:41:32 ID:P1TBC7do ――メインキャラ 琥金丸(こがねまる): 主人公。静那の道場の門下生。16歳。行動派で微妙に自制心に欠ける。 歴代の主人公とは違って段階を経て最後に本当の鬼神へと転身が可能となる。 飛天君子(ひてんくんし)→武峰天子(ぶほうてんし)→雷皇童子(らいおうどうじ)へと転身する。 常葉丸(ときわまる): IIIの主人公だった。24歳。 羅紅童子(らこうどうじ)へと転身する。 ちなみに好きなものは静那で苦手なものは静那の料理(笑) 高野丸(たかやまる): IIの主人公だった。32歳。 黄牙太子(おうがたいし)へと転身する。 音鬼丸(おとぎまる): IVの主人公だった。15歳。 毘刹童子(びさつどうじ)へと転身する。 天地丸(てんちまる): Iの主人公だった。シリーズ御馴染みで最強と言われる男。35歳。 魔封童子(まふうどうじ)へと転身する。 伽羅(きゃら): 琥金丸の幼馴染。16歳。 リカルド: 西洋人宣教師。43歳。 いかにもなあやしい日本語で話す。 御琴(みこと): 音鬼丸の双子の妹。15歳。 吉翔媛子(きっしょうえんし)へと転身する。 ――サブキャラ 静那(しずな): IIIのメインキャラだった。今は道場の主で琥金丸の剣の師。 常葉丸の恋人。25歳。 秘女乃(ひめの): IIとIVのメインキャラだった。28歳。高野丸の妻。 弥生(やよい): 琥金丸の母。37歳。 ――他サブキャラ 砦角、妖奇老、心衛門、弥衛門、望忘仙人、茨鬼童子、雁木丸とか彩蔵とかetc. 505 名前:ONI V 隠忍を継ぐ者[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 17:42:21 ID:P1TBC7do  「東の地にて魂が長い眠りから目覚めるので復活の儀式のため生贄を捧げよ」 という何者かの家臣達に向けての呼びかけがテロップとして流れる。  静那が門下生の子供達に健全な精神の重要さを説いている。そこへ常葉丸がやってきた。 前もって連絡くらいしてほしいという静那に常葉丸は顔が見たくなったから寄ったと言う。 そこで静那は門下生を置き去りにしていることに気付き解散する。 琥金丸も帰ろうとして常葉丸とすれ違った時、互いに何かの呼びかけのような力の共鳴を感じる。 琥金丸はたいして気にせずに去っていくが常葉丸は琥金丸が例の力を持っていることを疑っていた。  伽羅が琥金丸を迎えに来て一緒に家に向かう。明日は彼の誕生日であり母が好物のおしるこを作っていた。 明日を待ちわびていると外から女の子の悲鳴が。駆けつけると何者かに襲われ気絶している女の子が。 琥金丸が誰何の声を上げると妖怪が襲い掛かってきた。撃退すると騒ぎを聞きつけて母と伽羅もやってくる。 そこへ妖怪の仲間がやってきて魔王の生贄にするといって母を連れ去ってしまう。 母は消えざまに三日月山に行け、そこに琥金丸の人生を変えるものがあると言った。  母を取り返すために出かけようとすると伽羅も付いてきた。 村人や連れ去られそうだった女の話では妖怪達は"宿毛洞(すくもどう)"に向かおうとしていたみたいだが、 宿毛洞がどこにあるかはわからない。まずは母の言いつけどおり三日月山に向かうことにする。  三日月山の頂上にある祠にて巻物を発見。中には鬼神の力を持つ一族が子孫へと残した巻物があった。 その巻物を読み終えた時、琥金丸の体が異形の者に変化する。 彼は鬼神の力をもつ一族の子孫だったのだ。この力が母を取り戻すのに役立つかもしれない。 とりあえず村に戻ることに。  村に戻ると長老に呼ばれる。行ってみると宿毛洞の場所を思い出したとのこと。  宿毛洞の奥で銘珠玉という宝と弥生も発見。助けに来たのだが弥生は逃げろという。 そこへすいこという妖怪が襲いかかってくる。 撃退して弥生を連れ出そうとするが妖怪が弥生にとり憑いていた。 ここは退くしかない。逃げ出す琥金丸と伽羅。弥生はどこかへ消えてしまう。  物知りの粂元城の殿様に知恵を借りにいくと先の銘珠玉を盗まれていたらしく琥金丸達は拝謁がかなう。 これは先祖の真之介が残した宝だそうで願い事が一つだけ叶うらしい。 褒美にこれを使わせてくれるということなので早速母の行方を聞くと五名洞にいるそうだ。  城を出ると常葉丸がやってきた。同じ力をもつ琥金丸の力になってくれるとのこと。  四国に行きたいが近くの村が天狗の被害を防ぐためにと関所も設けていた。 村長は天狗退治を条件に関所を通す許可を与える。  森の奥には天狗ではなくリカルドという異国の宣教師がいた。 見慣れない風貌であるために天狗と勘違いされたらしい。 禍々しさを感じる五名洞に行きたいらしく一行に着いてくることに。  五名洞の入口にバリアが張られていたがリカルドがそれを消し去った。 奥には大穴がありその上に城が浮いていた。 その穴の周りには支配された生贄達と彼らを飛び込ませようとする妖怪がいる。 琥金丸達は今度こそと妖怪を倒した。 正気を取り戻した母に蜘蛛の糸(ダンジョンから脱出できるアイテム)を渡し皆を脱出させる。 そこへ別の妖怪が現れ一行を暗黒に引きずり込んでしまう。 506 名前:ONI V 隠忍を継ぐ者[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 17:43:36 ID:P1TBC7do  琥金丸が目を覚ますとどこかの山の頂にいた。しかも伽羅はおらずリカルドは記憶喪失になっていた。 とりあえず山を下っていくと妖奇老と高野丸に出会う。 妖怪によって飛ばされてきたことを話すと妖奇老は一行を占い始めた。秘女乃に習ったらしい。 その結果、一行は未来からきた人間だと出た。 さすがにそんな結果をほいほいと信じるものは占った当人しかいない。 高野丸の好意で秘女乃というちゃんとした占いの出来る人物に引き合わせてもらえることになった。  秘女乃のところに行くが今は占えないので岩国村の巫女を紹介してくれるという。 何故か問うと彼女の一族は跡継ぎが出来ると占いが出来なくなるとのこと。高野丸との子供ができたのだ。 ひ孫が出来たのを喜び喧伝してまわるためにと飛び出していく妖奇老。 その巫女は人見知りが激しいので秘女乃が紹介状を書いてくれた。  巫女に紹介状を見せると3つのことに対する答えをくれた。 伽羅は元の世界に取り残されていること、ここは300年前の世界であること、 リカルドの記憶を取り戻すには望忘仙人が作る解憶丹が必要であることがわかる。  京に戻って高野丸とこれからのことを相談する。 仙人に会いに異次元に行くにはどうすればいいのかという問題には 秘女乃がえとの殿様がもつ浄瑠璃鏡の力を借りればいいという助言をくれた。 ここで記憶がなくなって白魔法が仕えないリカルドに代わり高野丸が仲間に入る。  えとの城下町で高野丸の知り合いである心衛門に会う。 彼は殿に仕える大目付役だが彼が言うには殿は機嫌が悪く会ってはくれないだろうとのこと。 どうしても必要だと言うと何と密かに浄瑠璃鏡を持ち出してきてくれた。すぐに返せばわからないだろうと。 浄瑠璃鏡を使うと東北の森が見えた。鏡を返して東北に向かう。  東北の森に入ると香薔薇という高野丸の知り合いが飛び出してきて一行の歩みを止めた。 弟の蛇薔薇が怪我をしたので近くの岩木山に妙薬草を採りに行ってほしいと言われる。 高野丸からも協力して欲しいと言われ引き受けることにした。  妙薬草を手に入れた後、ついでに頂上で羅刹を叩きのめして召喚できるようにする。  妙薬草で蛇薔薇を治すとお礼にと命の杖をもらった。高野丸は秘女乃が心配なので残ることに。 もし薬がもらえないようなら隠れ里の音鬼丸を訪ねろと助言をもらい異次元への入口へ。  異次元へ入り仙人がいる反桐山へ。頂上の小屋で仙人と会えたがそれどころではないと解憶丹の件は断られる。  仕方が無いので音鬼丸の力を借りようと隠れ里に向かうと妖怪が子供を襲っている場面に出くわす。 そこに御琴が現れ妖怪と戦おうとするが琥金丸が引き受ける。 妖怪を撃退するも子供はひどい怪我を負っており御琴は琥金丸の持っていた命の杖を借りて子供を癒す。 が、その際に杖は壊れてしまった。御琴は申し訳なさそうにするがそれは仕方が無いことなので別にいい。 それはさておいて音鬼丸という人物のことを尋ねるとその人物は御琴の兄であるので 家に連れて行って紹介してくれることに。 事情を聞いた音鬼丸は自ら説得すれば協力してくれるだろうと一行に同行してくれる。 更に御琴も同行を申し出る。何やら琥金丸に気がある様子。  音鬼丸が仙人を説得すると薬を作るのに必要なしゃもじがなくなっており作れないとのこと。 どうやら雁木丸が持ち出したらしい。  雁木丸を探して目撃情報のあった彼廊の洞窟へ。奥へ行くと音鬼丸がかつてはなかったという宝箱を発見。 その下には階段が隠してあった。地下奥へ進むと魔龍にとらわれた雁木丸が。 寝起きで機嫌が悪いという魔龍と戦闘になる。倒すと魔龍は己の負けを認めた。 雁木丸は解憶丹を作ろうとしていたが仙人がうるさいので一人になれる場所を探していたとのこと。 その際に魔龍の鼻先で作っていたために怒りに触れたらしい。 雁木丸は自分が作った薬を礼にとくれ魔龍は己の力を貸してくれることを約束する。  樹海から日本に戻ろうとすると御琴が琥金丸達に着いていくと言い出した。 自分達には異次元の平和を守る使命があると音鬼丸はいうが 御琴が熱心に頼むので音鬼丸も折れ妹を見送り出した。 507 名前:ONI V 隠忍を継ぐ者[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 17:45:00 ID:P1TBC7do  リカルドは薬を飲むと記憶を取り戻し復帰する。ちなみに記憶がなかった間のことは覚えていなかった。 元の世界に戻る方法を弥衛門に相談することに。彼は西の桶山に引っ越したそうだ。 秘女乃が言うには以前の引越しの時は爆発を起こしたからだそうだが 今度はいったい何をやらかしたのだろうか。  桶山の屋敷に行くと女に追い返される。どうしたものかと思っていると御琴の知り合いの砦角を発見する。 また妖怪達が暴れだしたのを知り旅から戻ってきていたとのこと。 てっきり追い返しに現れたあの女が弥衛門だと思っていたのだが砦角に否定される。 おかしいと思い再び会って問い詰めると鬼女くれはが正体を現して襲い掛かってきた。 強大な敵だから気をつけろという常葉丸だが琥金丸はいつも通りに突撃する。 結果、今の一行では歯が立たず敗れてしまう。そこに砦角が現れ一行を連れて逃げだした。  逃げた先で皆が目を覚ますも常葉丸は先の戦いで毒気を喰らった影響で容態が悪い。 地張りの里にいる砦角の知り合いが治療法を知っているかもしれないとのことで会いに行く。 ~~ちなみにくれはに負けた影響からこの時点で3人ともHPが1になっています。 のでこのまま出かけようとすると雑魚敵に遭遇してもあっさり死ねます~~  地張りの里にて彩蔵と出会いその知り合いとは天地丸だということを聞かされる。 天地丸は石槌山にいるとのこと。  天地丸が言うには常葉丸に秘伝酒を飲ませるしかない。 材料の神泉草はこの石槌山に生えているのでとって彼に渡すと彼は先に戻れと言ってどこかへ出かけていった。 里に戻ると彩蔵が天地丸は明日知り合いを連れて戻るだろうと言いここへ一泊させてもらうことに。 翌日、天地丸が高野丸と音鬼丸と一緒に常葉丸を運んできた。 早速秘伝酒を飲ませると常葉丸の容態が回復してくる。 くれはを倒す方法を考えようとすると 天地丸が琥金丸はまだ力を発揮できていないので修行をつけさせようということになる。 4人の歴代主人公の中から一人を選んでその相手の課した修行に一人で挑む。  天地丸…3つの鍵を集めて宝箱を開け中の鬼雷石を天地丸の元へ届ける。火の属性を手に入れる。  音鬼丸…森にて長さの変わるという3本の道の一本を選んで抜ける運だめし。風の属性。  常葉丸…分身した常葉丸5人が全員嘘を言うのでその中から本物を見つける。土の属性を入手。  高野丸…迷路を式神を倒しながら進んでいく。水の属性を手に入れる。 課題をクリアすると琥金丸は新たな鬼神へと転身できるようになった。 そんな彼に誰もが言う。感情に流されるな、それは己の敵だと。 更に修行をクリアした際に最初に装備していた竹光を今でも持っていると それぞれの属性をもった武器に変えてもらえる。 戻ると皆からたくましくなったと言われ常葉丸を含む3人が仲間に復帰。 それとえと城に続く道が塞がれたという情報が入り くじゃくの羽(一度行った町村にワープ出来る)でも行けなくなっていた。 ~~ちなみに常葉丸はHP1の状態です~~  今度こそと弥衛門の屋敷でくれはを倒すと弥衛門はえとに連れて行かれたとのこと。  えとに行くと人間に化けた妖怪や鬼が守る関所が出来ており中に入るには 彼らを撃破して通り抜けなければならない。 おおたけまる、温羅、いぶきどうじ、夜叉を倒し通り抜けると 入口で茶店の主人が心衛門が城に連れて行かれ帰ってこないことを教えに来る。  門番に心衛門を返してもらいにきたことを告げると鬼に変身して襲い掛かってきた。 倒して先に進もうとするとサキュバスというリカルドの国の悪魔までもが襲い掛かってきた。 倒した一行は悪い予感を抱きながら城に入る。 508 名前:ONI V 隠忍を継ぐ者[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 17:46:21 ID:P1TBC7do  城の中では心衛門が牢に囚われていた。今の殿が本物と入れ替わった偽者だと気付いてしまったからだ。 奥に行くと弥衛門を発見。そこに偽殿が戻ってきて酒天童子の本性を現し襲い掛かってくる。 酒天童子は倒れ際にえと城の財宝と弥衛門の頭脳を使って時を越えることを画策していたと吐露する。 問い詰めると300年後の世界から魔王の使いがきて魔王が復活し暗黒の世界が来ることを教えてくれたとのこと。自分達の世界が危ないので帰りたいと弥衛門に相談すると、 時を越える機能のあるうつろ船を譲ってくれることになった。 心衛門を救出し本物の殿が閉じ込められているだろう隠し部屋があることを聞く。 掛け軸の裏から声がするので覗いてみると殿様らしき人物を発見。心衛門に引き合わせる。 心衛門は本物かどうか確認するためにと駄洒落を。 布団が吹っ飛んだ、こんにゃくを今夜食うという阿呆な幼児のようなギャグに殿様はくだらんと大激怒。 その怒り方は本物だった。 もしかして先の偽殿に気付いたのも駄洒落がきっかけだったのだろうか。  うつろ船に乗り込んで帰るという段階で御琴が同行を申し出てきた。 さすがに未来にまで連れて行くわけにはいかないと皆が押しとどめる。 しかしワープした瞬間御琴は飛び込んでしまい一緒に琥金丸の村に来てしまう。 琥金丸が御琴に何故こんなまねをしたのか問うている時、常葉丸が倒れてしまった。 時を越えるには怪我がきつかったらしい。 とりあえず琥金丸の家に運び込む。そこで無事に帰っていた弥生との再会を喜ぶ。 例の巻物のことは死んだ夫に聞かされていたらしい。 それはそれとして常葉丸の治療を頼む。ここで常葉丸がメンバーから抜けた。 伽羅の行方を尋ねるとそれらしい少女が魔王の生贄にされそうだとのこと。 妖怪は本州に移住したらしいので本州までいく方法を長老に聞きに行くと 見地村に本州から変な人間がきたので聞いてみたらどうかと言われる。  出発しようと村を出る時、西洋妖怪が襲ってきた。何故だろうか。  見地村に行くと何と自らを機械化し300年生き続けた弥衛門に出会う。 しかし向こうにすれば遥か昔のことらしくこちらのことをよく覚えてはいなかった。 本州から来た手段を訊ねると発明品でワープしてきたとのこと。 かつて同じ機械で知り合いを大陸にワープさせたこともあるとか(IIIで常葉丸一行を大陸に飛ばした件)。 頭巾山に飛ばしてほしいと頼むと機械にダイヤをはめ込んで起動させる。 ダイヤはからくりの動力になるらしい。そこへ飛び込んだ一行。  着いた先はちょっとずれて桶山の城近く。 頭巾山は南東にあるとの情報を手に入れた一行は南東に向けて進むも関所で止められてしまう。 殿様に許可をもらいに行くが道楽者の殿様は芸がみたいとしか言わない。何か芸を身に着けるしかなさそうだ。  近くにある芸がうまくなるという神社に行くと 関西弁(というか漫才弁)で話すこの神社の神様を名乗る人物の声が聞こえてきた。 桶山の殿様に芸を見せたいので芸を授けてくれと言うと 本来なら芸は盗むものだがかつて自分も苦労させられたのでまあいいだろうと不思議な壺をくれる。 この壺はかつて芸の神様が使っていたもので3つの芸が入っているとのこと。 芸は呪文を言うと壺から蛇が出てくるというもので、 その呪文とは「イエロースネークカモン」「ブルゥスネークカモン」「レッドスネークカモン」の3つだそうだ。  殿様に見せると似たような芸を見せた奴がいたがと言うが気に入ってくれ 仏の御玉という通行証ともなるアイテムをくれた。 509 名前:ONI V 隠忍を継ぐ者[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 17:47:36 ID:P1TBC7do  頭巾山に行くとかつて五名洞で見た空に浮く城があった。  浮遊城に入ると伽羅が妖怪に囲まれ倒れていた。 そっと近づき伽羅を連れ出そうとするも伽羅は琥金丸を突き飛ばし妖怪に一行を包囲するよう指示を出す 気を動転させる琥金丸。そこへ吸血鬼が現れ伽羅を同士と呼び褒め称える。 魔王を復活させる最後の生贄は鬼神の血をひく16歳の少年であり 伽羅は人間のふりをして隙を見ていた連中の仲間で自らを囮として琥金丸をおびき寄せたのだという。 琥金丸は伽羅に自分達は友だろうと呼びかけるも彼女はわずかな動揺を見せただけで琥金丸を否定する。 妖怪が襲ってきた。琥金丸は心が乱れ転身することができない。 それでも次々と妖怪は襲いかかってきた。追い詰められてきた一行。 三度襲い掛かってくる妖怪。奮戦するもかなり苦しめられる。 そこへ止めとばかりに吸血鬼がしかけてきたが伽羅が琥金丸をかばった。 気を悪くした吸血鬼は皆殺しを宣言するがそこへ天地丸の声が響き辺りを煙幕が包む。 一行はその隙に伽羅を連れて脱出する。  城の外に脱出した一行の前に天地丸が現れる。 御琴がこの世界に来たことを聞き弥衛門に新たにうつろ船を作ってもらったとのこと。 伽羅は致命傷を負っていた。 何故かばったのか問う琥金丸。それに対し伽羅は助けに来てくれたからと答える。 それにやはり友達は裏切れないと。そして最後に琥金丸へ好意を抱いていたことを告げ伽羅はなくなった。 絶叫する琥金丸。それを天地丸が突き飛ばした。 感情的になるなと教えたはずだ、 転身できなくなったのは感情的になったからで伽羅は力のなくなった琥金丸をかばったのだと言う。 言いすぎだという御琴に天地丸は、琥金丸は自分の弱さを知らなくてはならないのだと諭す。 琥金丸は自分が我を忘れなければ伽羅は死なずにすんだのかと自問する。 そこへ一行を探し出した妖怪が襲い掛かってくる。 天地丸は琥金丸に悲しみを乗り越え闘気を燃やせと説く。 琥金丸が雷にうたれた。そこには本当の力に目覚め雷皇童子へと転身した琥金丸の姿があった。 その強大な力で妖怪をはねのけ続けていると浮遊城が天高く飛び上がる。 助けを求める妖怪を吸血鬼は鼻であしらい彼らを捨石としてこの場を離脱していく。 自棄になった妖怪と戦闘になり、勝利すると連中を倒すためにと天地丸が仲間に加わった。  城を追っていく途中で神南村に向かうと布を巻いた変な妖怪の話が聞ける。 目撃された地底寺院に向かう。ミイラ男は琥金丸が鬼神であることを認めると襲い掛かってきた。 倒すと浮遊城の現在地点を連絡する装置を発見する。 通信が入りこれで東北の戸来村に手がかりがあることがわかった。 また、そこにあったブラックダイヤを入手する。  戸来村にて怪しげな女にブラックダイヤを見せるとカミラという妖怪の本性を見せて襲ってくる。 倒すとカミラは吸血鬼に助けを求めるが吸血鬼は命と引き換えに一行を倒せと命令する。 カミラはホワイトダイヤを動力に自爆したが一行はぎりぎりのところで難を逃れる。 手に入れたダイヤを使えばうつろ舟を動かして浮遊城に乗り込めるかもしれない。 天地丸の乗ってきた船がある頭巾山に向かう。 510 名前:ONI V 隠忍を継ぐ者[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 17:48:14 ID:P1TBC7do  二つのダイヤをはめ込んだ船に乗って浮遊城に。奥で禍々しい穴の周りに妖怪が集っている場を発見。 魔王を復活させようとしている吸血鬼と再会する。 伽羅や人々の仇をとるためにと意気込む琥金丸を見て吸血鬼は伽羅は愚かだったと罵倒する。 琥金丸は伽羅は仲間だと言って憤った。愚かな人間にこの国は過ぎたものだと言う吸血鬼と戦闘になる。  魔王を復活させて魔物の王国を作ろうとしていた吸血鬼。 彼は散り際にこの国を滅ぼすためにと自らの命を捧げて魔王を復活させようとした。 それに続いて他の魔物も穴に飛び込んでいく。  魔物の血を糧に復活した魔王"サナト・クマラ"が穴の底から昇ってきた。 遠い昔に金星からこの星に降り立った魔王だという。 油断がもとで封印された魔王だが今こそその恨みをもってこの国、世界を滅ぼそうとすることを宣言した。  その時の各地。 先生が風が騒いでいるのを感じる。 常葉丸の家で留守を預かっていたさぶが嫌な予感がしたのでどこぞへと逃げ出そうとする。 清志郎が邪悪な意思を感じ一行を心配する。 常葉丸が琥金丸達の危機を感じ、常葉丸の看病をしていた静那も巨大な悪の存在を感じる。 琥金丸の身を案じる弥生。  琥金丸達は魔王に挑みかかった。  そして激闘の末に魔王は敗れた。 いつか復活するだろうと言う魔王に対し何度復活しようがそれを阻止してみせるという一行。 人間に敗れることを悪夢と呼びながら魔王は消えていった。 御琴は魔王が完全に復活していたら勝てたかはわからなかったと不安を覚えるが、 琥金丸はそれでも勝たなければいけなかったのだと強い意志を見せる。 主を失って崩れる浮遊城から逃げ出した。 511 名前:ONI V 隠忍を継ぐ者[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 17:50:19 ID:P1TBC7do  先生が逃げ出すさぶとぶつかりそうになる。 先生は風がやさしくなったのでもう大丈夫だろうと諭しさぶもそれに気付いて慌てるのをやめた。  清志郎は邪悪な意思が消えたのを感じ平和が戻ることを予感する。 目を覚ました常葉丸が一行が帰ってくることを感じ取る。外に飛び出していく3人。 そこに突然現れた船で一行が帰還した。現れた天地丸を見て弥生は近寄っていきその顔を思い出深そうに眺める。 天地丸は戸惑いながら挨拶をしその訳を問うとかつての夫に似ていたからと答えが返ってきた。 天地丸はやはり自分達は同じ血をもつ一族かもしれないのだなと感心する。 浮遊城の件を訊ねる常葉丸に琥金丸はもう既に終わったことであり自分達の敵ではなかったと大見得を切る。 それを見て琥金丸の大きな態度には慣れたと呆れたリカルドは琥金丸に追い回されることに。 御琴は天地丸に勝手なことをしたと詫びこの世界の人間達に別れのあいさつを始めた。 天地丸と御琴はこの世界の人間ではないから帰らなくてはならないのだ。 あと少し残っているダイヤのエネルギーでうつろ船を起動させて帰るつもりだという。 寂しくなるという琥金丸を常葉丸は明るく見送ってやろうと励ました。 別れの挨拶をすませて帰ろうとするとき、御琴は琥金丸に告白しかけるが踏み切ることはできなかった。 天地丸にそれでいいのかと言われるがこれでいいと肯定する。 いよいよ二人が船に乗り込んだ。 琥金丸は二人の力があったからこそ魔王に勝てたと感謝し、二人のことを忘れないと続けた。 御琴は船から飛び出し自分も一生忘れないと返す。 時間がないので天地丸に急かされてしまい再び船に乗り込む。 最後に御琴の礼の言葉を残して船は消えていった。 弥生はもしかして御琴は琥金丸に好意を抱いていたのではないかと言いかけた。 後を続けない言葉に疑問を抱いた琥金丸が問うと、なんでもない、いつかわかる日がくると答える。  音鬼丸が音がしたので外に出ると天地丸と御琴が船から出てきた。 何故異次元ではなく日本にいるのか問われる音鬼丸。 彼は秘女乃の子供が生まれそうなので駆けつけてきていたのだ。 それを聞いて天地丸は自分も行こうとする。 音鬼丸は御琴も続くように促そうとして彼女が泣いていたことに気付く。御琴は何でもないと兄に答えた。 そこへ妖奇老が現れる。やっと皆に知らせ終わったらしい。そこで赤ん坊の泣き声が聞こえた。 妖気老はひ孫が生まれたと突撃しようとして家の入口で高野丸とぶつかりそうになる。 男か女か問う妖気老に高野丸は元気な男の子だと答える。 妖気老はそれを聞いて皆に知らせてくるとまた飛び出していった。  村に帰り着いた音鬼丸と御琴は帰還を告げ、迎えに出てきた二人に秘女乃の赤子のことを知らせた。 おはぎを持って見舞いに行こうかと言う琴音。 茨鬼と音鬼丸が家に入っていった後母娘の話を始める二人。 琴音は御琴に想いを打ち明けられたのかを聞く。 すると御琴は命がけで琥金丸を守った伽羅のことを考えるととてもできなかった、 しかし後悔はしていないと答える。 琴音は御琴が綺麗になったのだからきっと素敵な恋をしたのだろうと微笑んだ。 琴音が家に入っていった後、御琴は琥金丸のことを想い浮かべ、いつまでも忘れない、好きだからと述懐する。 512 名前:ONI V 隠忍を継ぐ者[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 17:52:39 ID:P1TBC7do  それから一ヵ月後。秘女乃は高野丸に何をしているのかを問う。 高野丸は子供に鬼の血を引くものとしての心得を書き残しておこうと思い巻物を作っていた。 これを子孫に受け継いでいってもらおうとも考えているようだ。 秘女乃もそれを覗き込む。それは琥金丸が三日月山で読み上げた内容と同じものだった。 秘女乃はいつか世が乱れたときに子孫がこれを読んで使命に目覚めることを祈り、高野丸もそれに同意する。  弥生はその巻物を手にしていた。これは死んだ夫がその父から受け継いだものだという。 300年前に出会った人の中に自分の先祖がいたのだろうかと考える琥金丸。 その時静那がリカルドが出発の準備を終えたことを告げに来た。外に出る3人。 長い旅になるので母と別れのあいさつを交わす琥金丸。 彼は武者修行も兼ねてリカルドと共に残っている邪悪な妖怪を倒す旅に出るつもりだった。 先ほどから常葉丸がうつろ船を調べていたが船はもう動かないとの結論に達した。要はエネルギー切れだ。 常葉丸は琥金丸に強くなれとエールを送る。 それに対し琥金丸は常葉丸ももっと精進しないと結婚しても静那に頭が上がらないだろうと返す。 常葉丸は自分が弱いからではなく静那が強すぎるのだと弁明。琥金丸はそれに同意して大笑いをする。 聞きつけた静那に何かと言われ常葉丸は何でもないとあわてて誤魔化した。 皆に見送られて琥金丸とリカルドは旅立っていく。  テロップ――琥金丸は真の鬼たる資格をもったりりしき勇者へと成長を遂げた。 そして今新たなる冒険が始まろうとしている。 琥金丸の行く手に何が待つのか。その物語はまたいずれ別の機会に語られることがあるかもしれない。 今わかっていることは唯一つ。  いつの日にか熱い正義の血を引く"鬼神"の末裔としての使命を果たすときまで琥金丸の旅が終わることはない ・・・・・・・・―― スタッフロールで終了。 ~~ もちろん琥金丸の新しい冒険が語られることはありません。 御琴も琥金丸の(二重の意味で)遠い親戚だったんですねぇ。 現行の遠縁で歳が近いのならともかく、 祖先をカップルの相手として考えるのはちょっと、というかかなり…嫌。 >>503の他に意見がなかったので細かに改行して書き込みをしました。

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