エストポリス伝記

「エストポリス伝記」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

エストポリス伝記」(2006/12/26 (火) 00:29:05) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p>エストポリス伝記<br> &gt;&gt;3-67・120~121・238・485~486・516~518、要約スレ2^97<br></p> <hr width="100%" size="2"> <b>67 エストポリス伝記1 03/12/29 22:45 ID:+l3xwzbH</b><br> 間があくかもしれないけど、最後までぼちぼち書いていきます。<br> <br> 100年くらい昔、恐怖・殺戮・混沌・破壊を司る「四狂神」という悪い神々が<br> 突然世界に現れ、空に浮かぶ島「虚空島」を建てて世界を恐怖のどん底に<br> 陥れた。<br> そんなとき、勇者マキシムは恋人のセレナ、仲間のガイ、アーティを伴って<br> 四狂神を倒す旅に出る。苦戦の末、マキシム一行は四狂神を全員倒すことに<br> 成功するが、セレナとマキシムは帰らぬ人となってしまったのだった。<br> <br> それから現在。マキシムの血を引く少年は、幼い頃青い髪の少女と出会う。<br> 少女は「ルフィア」という名前以外、どこから来たのか、親はいるのか、などといった<br> 過去を何も話さなかった。が、二人はなし崩し的に仲良くなり、10代も後半に<br> なった今ではいっちょまえに恋人としてお付き合いをしているのだった。<br> <br> 少年は勇者の血を引く者として、アレキア国の騎士団に入っている。<br> しかし約100年の平和な時代は、すっかり騎士団は名ばかりのものとなっていた。<br> 隣国シェランが何者かに壊滅させられたらしい、という知らせが来ても、騎士団は<br> 動くことができず、少年は一人シェラン王国の調査に向かうのだった。<br> <br> 少年がたどり着いた時には既に、シェランの街は廃墟と化していた。<br> シェランを壊滅させた犯人は自らを「ガデス」と名乗る。虚空島の戦いでの、<br> 破壊神と同じ名だった。<br> 少年はガデスに戦いを挑むが、1,2ターンでやられてしまう。<br> そこへ少年を追ってきたルフィアがかけつけてきた。ガデスは「その女を大事にしろ」<br> と冷やかしともとれる台詞を残し、姿を消すのだった。<br> <br> <b>120 エストポリス伝記1 その2 04/01/0418:45ID:Ms0qVlgG</b><br> 続きです<br> <br> 四狂神が復活している――!?<br> 少年は「マキシムの子孫として」四狂神を追う旅に出ることを決意する。<br> ルフィアもついていくと言って聞かなかった。少年は危険だと最初は断るが、<br> 微笑ましいケンカになってしまい、結局二人旅になった。<br> 少年もまんざらではなかったのだ。<br> <br> 途中立ち寄ったトレックの街で、二人は曰くありげな老人から「アイネア」という<br> 女性を紹介される。二人はアイネアに「ある人物」のもとに連れてこられる。<br> それは、100年前虚空島でマキシムと共に戦った、戦士ガイであった。<br> ガイは四狂神の復活を聞いて驚くが、老衰した身体に戦う力は無かった。<br> そして「アーティに会え」と言い残し、息絶えてしまう。寿命の長いエルフであれば、<br> 力になってくれるだろう、と。<br> <br> 戦士アグロスと、ハーフエルフのジュリナを仲間にし、少年はアーティのいる<br> エルフレアにたどりついた。<br> しかし、アーティもまた戦える身体ではなかった。100年前の戦いで盲目に<br> なり、身体も満足に動かせないのだという。<br> そのかわり、アーティはジュリナに100年前の戦いで使っていた弓を与え、<br> 少年には四狂神を倒すことのできる「デュアルブレード」について教えた。<br> マキシムとよく似た精神波動の少年なら、使いこなせると見込んでのことだった。<br> そして、虚空島と共に海に沈んだであろうデュアルブレードを探す為に、<br> 「ライール・シャイア」博士の力を借りろ、と最後に教えてくれた。<br> <br> <br> <b>121 エストポリス伝記1 その3 sage 04/01/0419:02ID:Ms0qVlgG</b><br> ライール教授のもとを目指す途中、一行は「アルス」という村に立ち寄る。<br> 広場いっぱいに咲いたプリフィアの花に、ルフィアは感激するのだった。<br> ルフィアは昔から花が好きだったな、という少年にジュリナは<br> ちょっと妬けます、と答えた。<br> アルスの長老曰く、ルフィアは強い魔力の持ち主らしい。<br> そして悪い情報も手に入った。四狂神のリーダー、「ディオス」の復活が近いらしい。<br> <br> ライール教授の研究室にたどりついた一行だが、すぐに海底に行ける<br> わけではなかった。教授が自信満々で披露してくれた飛行機能と潜水機能を<br> 備えた船「ファルシオン」はところどころ穴が開いていたり、羽が欠けていた<br> シロモノだったのだ。修理の為に、アルミナという材料を集めることになった。<br> <br> アルミナを集めている最中、またも四狂神の復活に出くわしてしまう。<br> 混沌神アモンもまた、ルフィアについて何か知っているそぶりで、<br> 少年の前から去っていくのだった。<br> <br> 遂に潜水機能は修復できたファルシオンで、一行は海底の虚空島に着いた。<br> デュアルブレードはその奥にあった。少年がデュアルブレードを手にすると、<br> 四狂神をかたどったものらしい像が4つ現れた。<br> そのうちの一つは、ルフィアそっくりだった。<br> こんな像は知らない、私は普通の女よ、と混乱するルフィア。その前に、ディオスも<br> 含めた四狂神の3人が現れる。<br> ディオスはこれで四狂神が全て揃った、と言う。最後の一人、エリーヌは16年前に<br> 復活していた、という。<br> そして、お前達はルフィアと呼んでいるがな、と付け加えた。<br> <br> <b>238 エストポリス伝記1 その4 04/01/1623:00ID:tWHHr4Nu</b><br> ディオスはさらに続けた。<br> エリーヌにはバラバラになった神の精神波動(魂みたいなもの)を復活させる<br> 力があり、そのお陰で3人ともよみがえることができたのだ、と。<br> そして混乱するルフィアに波動でショックを与え、「エリーヌ」の記憶を蘇らせようと<br> した。しかし、16年も「普通の人間の女の子」として生きてきたせいか、ルフィアは<br> 気絶しただけで、すぐに殺戮神エリーヌに変わることはなかった。<br> <br> 神であるディオスたちには時間は無限にある。<br> ルフィアをさらうことも、デュアルブレードを奪うこともせず、ディオスは虚空島を<br> 空に上げるだけにとどめた。<br> 身の危険を感じた少年は、ジュリナの脱出呪文でなんとか帰還する。<br> <br> 次の日。<br> 宿屋で一人目を覚ましたルフィアは、少年とアグロスが自分と四狂神について<br> 話しているのを立ち聞きしてしまった。<br> 四狂神は絶対に倒さなければならない敵だ!と少年は叫ぶ。<br> ルフィアがその一人だとは信じられない。<br> だがディオスの言うことがウソだと言い切れるだろうか。<br> 先に3人だけ倒しても、ルフィアがいる限りは蘇る。<br> 「ルフィアは、俺に剣を向けることが出来るか?」と少年はつぶやく。<br> アグロスは、俺に聞くまでもないだろう、としか答えられなかった。<br> <br> ルフィアは急いで寝室に戻った。<br> 起こしにきた少年に、自分の正体について、記憶について、知りたくないのか、と<br> 激しく問い詰める。<br> 少年は、何も思い出さなかったのなら、お前はルフィアだ、と返した。<br> そして、自分を信じられるな?とも。<br> ルフィアは「ありがとう、もう大丈夫よ」とひとまず安心するのだった。<br> <br> <b>485 エストポリス伝記1 その5 sage 04/02/0620:10ID:mXWf6Sgn</b><br> 大分空いてしまいましたが…<br> <br> 虚空島はグラスダールの塔の上空に移動してしまった。<br> グラスダール地方は気流の乱れが激しく、飛行機能が蘇ったファルシオンでも<br> 操縦が狂ってしまうのだ。<br> 仕方なく近くの洞窟から徒歩でグラスダールの塔を登ることになった。<br> グラスダールの塔の最上階では、ナザビーと名乗る死神のような刺客が<br> 待っていた。普通に戦闘して倒すも、最期の悪あがきで少年達もろとも、<br> ナザビーは自爆しようとする。<br> <br> しかし、それはルフィアによって阻止された。<br> 少年を救いたい一身で発動したルフィアの波動が、ナザビーと少年達を<br> 吹き飛ばしてしまったのだ。<br> ふと、われに返り、少年を見るルフィア。その表情を見て、思わず<br> 「マキシム…?」<br> とつぶやいてしまう。<br> そこへ、待っていたように「記憶が戻ったようだな」とディオスの声が響いた。<br> ルフィアにはもうエリーヌとしての記憶がよみがえりつつあるのだという。<br> 何より、マキシムとよく似た波動の持ち主である少年を「マキシム」と呼んでしまった<br> のが証拠なのだ、と。デュアルブレードをあえて海底で奪わなかったのも、記憶が<br> よみがえるのを促進することを期待してのことだったのだ。<br> 完全にエリーヌの記憶が戻れば少年のことなどきれいに忘れてしまうだろう。<br> さあ、デュアルブレードを持ってわが元へ来い、とディオスは最後通告のように<br> 言った。<br> 「忘れる、私が<主人公の名前>のことを」<br> そうルフィアは呟くと、少年の手の中のデュアルブレードを持ち去ってしまうのだった。<br> <br> <br> <b>486 エストポリス伝記1 その6 sage 04/02/0620:15ID:mXWf6Sgn</b><br> 気がついた少年は、デュアルブレードが無くなっていることに気づく。<br> そして、ルフィアの姿がないことにも。<br> 「まさか」とルフィアを疑うアグロスに、「それだけは言うな!」と言葉を<br> 続けさせなかった。<br> 少年にとって、それだけは認めてはならないことだったのだ。<br> <br> その頃。<br> ルフィアによって虚空島に持ち去られたデュアルブレードを、<br> ディオスは粉々に破壊するのだった。<br> <br> 虚空島は、ようやくファルシオンで直接乗り込める場所に移動した。<br> 早速虚空島に少年達は向かう。<br> モンスターをけちらし、丁度マキシムの戦いのときのように最深部にたどりつく<br> 少年達。その前に、ガデス、アモン、ディオス……<br> そして、ルフィアが現れた。<br> 何故、我々に戦いをいどむのだ、とディオスは少年に問う。<br> 少年は、答えた。<br> 「ルフィアをとりもどしにきた」と。<br> <br> <b>516 エストポリス伝記1 その7 sage 04/02/1020:44ID:uFE92GFs</b><br> 今日はエンディングまで<br> <br> ルフィアを取り戻しに来た、と言う少年にディオスは彼女はそれを<br> 望んでいるかな、と不敵に答えた。<br> ルフィアはもうエリーヌになってしまったのか、ディオスの側につく。<br> それでも少年はルフィアの名を呼んだ。いや、絶叫した。<br> <br> すると、粉々になったはずのデュアルブレードが少年の手の中に甦った。<br> (ちなみに、このとき主人公のアイテム欄をいっぱいにしておくと、攻撃力が増える)<br> <br> 勢いづいてガデス、アモン、ディオスの三神をさっくりたおす少年達。<br> しかし、エリーヌの力によるものなのか完全に滅ぼすことはできない。<br> ディオスは奥の手とばかりに「四狂神が合体した姿」で襲いかかろうとした。<br> ルフィアもその中に巻き込まれそうになる。<br> 少年はなおもルフィアの名を叫んだ。それに応えたのか、デュアルブレードから<br> 波動が放たれ、ルフィアは少年のもとに弾き飛ばされた。<br> <br> 少年を見て何か言おうとするルフィアに、少年は<br> 「ルフィアなんだな、良かった」と安心させた。<br> そこへ、不完全ながらもガデス、アモン、ディオスの合体した化け物<br> 「ガルディオス」が出現する。神の融合した姿とは思えないほどに、グロい。<br> <br> <br> <b>517 エストポリス伝記1 その8 sage 04/02/1021:00ID:uFE92GFs</b><br> ルフィアが戻った4人で、ガルディオスに立ち向かう少年達。<br> (ラスボス戦だが、ミラールの呪文を使えば結構楽に勝てる)<br> やっとガルディオスを倒すと、ルフィアは少年に対峙する位置まで移動した。<br> そして「剣をかまえて。決着を、つけましょう」と告げた。<br> <br> 少年はどうあってもルフィアとだけは戦いたくなかった。<br> ルフィアは、四狂神である自分を少年に倒してもらいたかった。<br> ルフィアがいる限りは四狂神は何度でもよみがえる。<br> でも俺にルフィアと戦うことなんかできない。<br> このままではどこまでも話は平行線になってしまう。業をにやしたのか<br> ルフィアが波動をはなつ準備に入る。が、それよりもまえにデュアルブレードが<br> 勝手に力を解放してしまった。<br> <br> 満身創痍になったルフィアと、少年はようやくそこでお互いの気持ちを確かめ合った。<br> ルフィアは、怖くなったのだという。エリーヌの記憶がよみがえるにつれ、少年のこと<br> をどんどん忘れていってしまった。だから、少年の前から去った。<br> しかし、自分の名前を呼んでくれたときにまだ少年のことを覚えていた自分に気が<br> ついたのだ、と。でももう安心して。四狂神はこれで二度とよみがえらないから。<br> そして、もっと一緒にいたいという気持ちは、お互いに同じだった。<br> <br> そのとき、虚空島が崩れ始め、ルフィアは海に落下していってしまった。<br> 後を追おうとする少年を引きとめ、アグロスとジュリナはファルシオンで脱出する。<br> 無事に脱出するも、少年はアグロスとジュリナに背を向けどこかに去ってしまう。<br> とても追える雰囲気ではなかった。<br> <br> <br> <b>518 エストポリス伝記1 エンディング sage 04/02/1021:10ID:uFE92GFs</b><br> 一年後<br> <br> アグロスは軍の訓練を途中で抜け出してジュリナに会いにいっていた。<br> 顔をあわせればケンカばかりだが、これでも一緒に暮らしているのだ。<br> そして、いつか少年にまた会いたいといったことを話していた。<br> <br> 少年は、当ても無い放浪の旅をつづけていた。<br> ある日、アルスの村に立ち寄る。そういえばここにはルフィアの好きなプリフィアの<br> 花が咲いていたな――といったことをつぶやいていると、プリフィアの花畑に<br> 青い髪の少女がいるのを見つけた。<br> 少女は、長老の孫娘で名をルフィアというらしい。<br> 幼い頃から心臓が弱く、村から出たことがないそうだが、少年には興味を持ったようだ。<br> <br> 長老に「ルフィア」のことを問い詰めると、あの少女は間違いなく少年の幼なじみの<br> ルフィアなのだと応えた。<br> 虚空島から落ちるところを村の者が魔法で引き寄せ、命を助けたのだという。<br> しかしルフィアは魔法の力を失っており、言葉も話せなくなるほど記憶も無くしていた。<br> そこで最低限の記憶だけを魔法で植え付け、村で暮らすことになった。<br> ルフィアが力を失ったのは、きっとデュアルブレードがルフィアの力を消し去ったせいなのだろう。<br> <br> 明るく笑うルフィアを見て、少年はこの子はやはりルフィアだと確信した。<br> おぬしとの思い出はもうないのだぞ、という長老に、少年は答えた。<br> 「思い出は、また作ればいいんですから」<br> <br> エストポリス伝記1 おわり。<br> <br> ※実際のゲームはお使いがかなり多いです。余計なイベントは端折りました。<br> 2も書きます。今のうちに予約をば。<br> <br> <hr> <dl> <dt><a href="menu:97">97</a> <b><a href="mailto:sage"><font color= "#008080">名無しさん@お腹いっぱい。</font></a></b> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2006/05/25(木)21:41:04 ID:wk/5IN05</font></dt> <dd>エストポリス伝記<br> <br> 4人の悪神を倒した勇者の子供が、実は記憶を失った悪神の1人の少女(オサナナジーミ)と復活した悪神を倒しに行くんだけど。<br> 聖剣GET!とか言ってたら少女も悪神の1人って事ネタバレされた挙句、「その子いると私ら復活するから」とか言われます。<br> 色々あって記憶戻りかけちゃった少女が、聖剣パクッて悪神の元にいっちゃって剣粉々にしちゃったけど<br> 主人公頑張って悪神の元に辿り着きます。<br> 魂の叫び「ヒロイーン!」で聖剣復活、少女以外の悪神を倒したけど少女いるから素敵に大復活。<br> ボスの奥義合体変身で少年倒そうとするけど、少女イヤンして3神合体と半端な結果に終わる(グロイしね)<br> 頑張って倒したら、今度は少女が「決着をつけよう」とか言い出します。<br> 主人公ゴネまくるから少女がハッパかけたら、聖剣勝手に大暴走。<br> 少女瀕死になっちゃって「タガイノキモチヲタシカーメ」とかしつつ、戦場は天空の城なもんでお約束に崩れて少女落下。<br> 追いかけようとした少年は、空気読まない仲間に止められてションボリ、傷心のままどっかいっちゃう。<br> 一年後に力も記憶もさっぱり無くなった少女と再会して・・・<br> 「思い出は、また作ればいいんですから」<br> <br> Fin<br> <br> 纏めるの難しいな orz<br></dd> </dl>
<p><strong>エストポリス伝記</strong><br> &gt;&gt;3-67・120~121・238・485~486・516~518、要約スレ2-97<br></p> <hr width="100%" size="2"> <b>67 エストポリス伝記1 03/12/29 22:45 ID:+l3xwzbH</b><br> 間があくかもしれないけど、最後までぼちぼち書いていきます。<br> <br> 100年くらい昔、恐怖・殺戮・混沌・破壊を司る「四狂神」という悪い神々が<br> 突然世界に現れ、空に浮かぶ島「虚空島」を建てて世界を恐怖のどん底に<br> 陥れた。<br> そんなとき、勇者マキシムは恋人のセレナ、仲間のガイ、アーティを伴って<br> 四狂神を倒す旅に出る。苦戦の末、マキシム一行は四狂神を全員倒すことに<br> 成功するが、セレナとマキシムは帰らぬ人となってしまったのだった。<br> <br> それから現在。マキシムの血を引く少年は、幼い頃青い髪の少女と出会う。<br> 少女は「ルフィア」という名前以外、どこから来たのか、親はいるのか、などといった<br> 過去を何も話さなかった。が、二人はなし崩し的に仲良くなり、10代も後半に<br> なった今ではいっちょまえに恋人としてお付き合いをしているのだった。<br> <br> 少年は勇者の血を引く者として、アレキア国の騎士団に入っている。<br> しかし約100年の平和な時代は、すっかり騎士団は名ばかりのものとなっていた。<br> 隣国シェランが何者かに壊滅させられたらしい、という知らせが来ても、騎士団は<br> 動くことができず、少年は一人シェラン王国の調査に向かうのだった。<br> <br> 少年がたどり着いた時には既に、シェランの街は廃墟と化していた。<br> シェランを壊滅させた犯人は自らを「ガデス」と名乗る。虚空島の戦いでの、<br> 破壊神と同じ名だった。<br> 少年はガデスに戦いを挑むが、1,2ターンでやられてしまう。<br> そこへ少年を追ってきたルフィアがかけつけてきた。ガデスは「その女を大事にしろ」<br> と冷やかしともとれる台詞を残し、姿を消すのだった。<br> <br> <b>120 エストポリス伝記1 その2 04/01/0418:45ID:Ms0qVlgG</b><br> 続きです<br> <br> 四狂神が復活している――!?<br> 少年は「マキシムの子孫として」四狂神を追う旅に出ることを決意する。<br> ルフィアもついていくと言って聞かなかった。少年は危険だと最初は断るが、<br> 微笑ましいケンカになってしまい、結局二人旅になった。<br> 少年もまんざらではなかったのだ。<br> <br> 途中立ち寄ったトレックの街で、二人は曰くありげな老人から「アイネア」という<br> 女性を紹介される。二人はアイネアに「ある人物」のもとに連れてこられる。<br> それは、100年前虚空島でマキシムと共に戦った、戦士ガイであった。<br> ガイは四狂神の復活を聞いて驚くが、老衰した身体に戦う力は無かった。<br> そして「アーティに会え」と言い残し、息絶えてしまう。寿命の長いエルフであれば、<br> 力になってくれるだろう、と。<br> <br> 戦士アグロスと、ハーフエルフのジュリナを仲間にし、少年はアーティのいる<br> エルフレアにたどりついた。<br> しかし、アーティもまた戦える身体ではなかった。100年前の戦いで盲目に<br> なり、身体も満足に動かせないのだという。<br> そのかわり、アーティはジュリナに100年前の戦いで使っていた弓を与え、<br> 少年には四狂神を倒すことのできる「デュアルブレード」について教えた。<br> マキシムとよく似た精神波動の少年なら、使いこなせると見込んでのことだった。<br> そして、虚空島と共に海に沈んだであろうデュアルブレードを探す為に、<br> 「ライール・シャイア」博士の力を借りろ、と最後に教えてくれた。<br> <br> <br> <b>121 エストポリス伝記1 その3 sage04/01/0419:02ID:Ms0qVlgG</b><br> ライール教授のもとを目指す途中、一行は「アルス」という村に立ち寄る。<br> 広場いっぱいに咲いたプリフィアの花に、ルフィアは感激するのだった。<br> ルフィアは昔から花が好きだったな、という少年にジュリナは<br> ちょっと妬けます、と答えた。<br> アルスの長老曰く、ルフィアは強い魔力の持ち主らしい。<br> そして悪い情報も手に入った。四狂神のリーダー、「ディオス」の復活が近いらしい。<br> <br> ライール教授の研究室にたどりついた一行だが、すぐに海底に行ける<br> わけではなかった。教授が自信満々で披露してくれた飛行機能と潜水機能を<br> 備えた船「ファルシオン」はところどころ穴が開いていたり、羽が欠けていた<br> シロモノだったのだ。修理の為に、アルミナという材料を集めることになった。<br> <br> アルミナを集めている最中、またも四狂神の復活に出くわしてしまう。<br> 混沌神アモンもまた、ルフィアについて何か知っているそぶりで、<br> 少年の前から去っていくのだった。<br> <br> 遂に潜水機能は修復できたファルシオンで、一行は海底の虚空島に着いた。<br> デュアルブレードはその奥にあった。少年がデュアルブレードを手にすると、<br> 四狂神をかたどったものらしい像が4つ現れた。<br> そのうちの一つは、ルフィアそっくりだった。<br> こんな像は知らない、私は普通の女よ、と混乱するルフィア。その前に、ディオスも<br> 含めた四狂神の3人が現れる。<br> ディオスはこれで四狂神が全て揃った、と言う。最後の一人、エリーヌは16年前に<br> 復活していた、という。<br> そして、お前達はルフィアと呼んでいるがな、と付け加えた。<br> <br> <b>238 エストポリス伝記1 その4 04/01/1623:00ID:tWHHr4Nu</b><br> ディオスはさらに続けた。<br> エリーヌにはバラバラになった神の精神波動(魂みたいなもの)を復活させる<br> 力があり、そのお陰で3人ともよみがえることができたのだ、と。<br> そして混乱するルフィアに波動でショックを与え、「エリーヌ」の記憶を蘇らせようと<br> した。しかし、16年も「普通の人間の女の子」として生きてきたせいか、ルフィアは<br> 気絶しただけで、すぐに殺戮神エリーヌに変わることはなかった。<br> <br> 神であるディオスたちには時間は無限にある。<br> ルフィアをさらうことも、デュアルブレードを奪うこともせず、ディオスは虚空島を<br> 空に上げるだけにとどめた。<br> 身の危険を感じた少年は、ジュリナの脱出呪文でなんとか帰還する。<br> <br> 次の日。<br> 宿屋で一人目を覚ましたルフィアは、少年とアグロスが自分と四狂神について<br> 話しているのを立ち聞きしてしまった。<br> 四狂神は絶対に倒さなければならない敵だ!と少年は叫ぶ。<br> ルフィアがその一人だとは信じられない。<br> だがディオスの言うことがウソだと言い切れるだろうか。<br> 先に3人だけ倒しても、ルフィアがいる限りは蘇る。<br> 「ルフィアは、俺に剣を向けることが出来るか?」と少年はつぶやく。<br> アグロスは、俺に聞くまでもないだろう、としか答えられなかった。<br> <br> ルフィアは急いで寝室に戻った。<br> 起こしにきた少年に、自分の正体について、記憶について、知りたくないのか、と<br> 激しく問い詰める。<br> 少年は、何も思い出さなかったのなら、お前はルフィアだ、と返した。<br> そして、自分を信じられるな?とも。<br> ルフィアは「ありがとう、もう大丈夫よ」とひとまず安心するのだった。<br> <br> <b>485 エストポリス伝記1 その5 sage04/02/0620:10ID:mXWf6Sgn</b><br> 大分空いてしまいましたが…<br> <br> 虚空島はグラスダールの塔の上空に移動してしまった。<br> グラスダール地方は気流の乱れが激しく、飛行機能が蘇ったファルシオンでも<br> 操縦が狂ってしまうのだ。<br> 仕方なく近くの洞窟から徒歩でグラスダールの塔を登ることになった。<br> グラスダールの塔の最上階では、ナザビーと名乗る死神のような刺客が<br> 待っていた。普通に戦闘して倒すも、最期の悪あがきで少年達もろとも、<br> ナザビーは自爆しようとする。<br> <br> しかし、それはルフィアによって阻止された。<br> 少年を救いたい一身で発動したルフィアの波動が、ナザビーと少年達を<br> 吹き飛ばしてしまったのだ。<br> ふと、われに返り、少年を見るルフィア。その表情を見て、思わず<br> 「マキシム…?」<br> とつぶやいてしまう。<br> そこへ、待っていたように「記憶が戻ったようだな」とディオスの声が響いた。<br> ルフィアにはもうエリーヌとしての記憶がよみがえりつつあるのだという。<br> 何より、マキシムとよく似た波動の持ち主である少年を「マキシム」と呼んでしまった<br> のが証拠なのだ、と。デュアルブレードをあえて海底で奪わなかったのも、記憶が<br> よみがえるのを促進することを期待してのことだったのだ。<br> 完全にエリーヌの記憶が戻れば少年のことなどきれいに忘れてしまうだろう。<br> さあ、デュアルブレードを持ってわが元へ来い、とディオスは最後通告のように<br> 言った。<br> 「忘れる、私が<主人公の名前>のことを」<br> そうルフィアは呟くと、少年の手の中のデュアルブレードを持ち去ってしまうのだった。<br> <br> <br> <b>486 エストポリス伝記1 その6 sage04/02/0620:15ID:mXWf6Sgn</b><br> 気がついた少年は、デュアルブレードが無くなっていることに気づく。<br> そして、ルフィアの姿がないことにも。<br> 「まさか」とルフィアを疑うアグロスに、「それだけは言うな!」と言葉を<br> 続けさせなかった。<br> 少年にとって、それだけは認めてはならないことだったのだ。<br> <br> その頃。<br> ルフィアによって虚空島に持ち去られたデュアルブレードを、<br> ディオスは粉々に破壊するのだった。<br> <br> 虚空島は、ようやくファルシオンで直接乗り込める場所に移動した。<br> 早速虚空島に少年達は向かう。<br> モンスターをけちらし、丁度マキシムの戦いのときのように最深部にたどりつく<br> 少年達。その前に、ガデス、アモン、ディオス……<br> そして、ルフィアが現れた。<br> 何故、我々に戦いをいどむのだ、とディオスは少年に問う。<br> 少年は、答えた。<br> 「ルフィアをとりもどしにきた」と。<br> <br> <b>516 エストポリス伝記1 その7 sage04/02/1020:44ID:uFE92GFs</b><br> 今日はエンディングまで<br> <br> ルフィアを取り戻しに来た、と言う少年にディオスは彼女はそれを<br> 望んでいるかな、と不敵に答えた。<br> ルフィアはもうエリーヌになってしまったのか、ディオスの側につく。<br> それでも少年はルフィアの名を呼んだ。いや、絶叫した。<br> <br> すると、粉々になったはずのデュアルブレードが少年の手の中に甦った。<br> (ちなみに、このとき主人公のアイテム欄をいっぱいにしておくと、攻撃力が増える)<br> <br> 勢いづいてガデス、アモン、ディオスの三神をさっくりたおす少年達。<br> しかし、エリーヌの力によるものなのか完全に滅ぼすことはできない。<br> ディオスは奥の手とばかりに「四狂神が合体した姿」で襲いかかろうとした。<br> ルフィアもその中に巻き込まれそうになる。<br> 少年はなおもルフィアの名を叫んだ。それに応えたのか、デュアルブレードから<br> 波動が放たれ、ルフィアは少年のもとに弾き飛ばされた。<br> <br> 少年を見て何か言おうとするルフィアに、少年は<br> 「ルフィアなんだな、良かった」と安心させた。<br> そこへ、不完全ながらもガデス、アモン、ディオスの合体した化け物<br> 「ガルディオス」が出現する。神の融合した姿とは思えないほどに、グロい。<br> <br> <br> <b>517 エストポリス伝記1 その8 sage04/02/1021:00ID:uFE92GFs</b><br> ルフィアが戻った4人で、ガルディオスに立ち向かう少年達。<br> (ラスボス戦だが、ミラールの呪文を使えば結構楽に勝てる)<br> やっとガルディオスを倒すと、ルフィアは少年に対峙する位置まで移動した。<br> そして「剣をかまえて。決着を、つけましょう」と告げた。<br> <br> 少年はどうあってもルフィアとだけは戦いたくなかった。<br> ルフィアは、四狂神である自分を少年に倒してもらいたかった。<br> ルフィアがいる限りは四狂神は何度でもよみがえる。<br> でも俺にルフィアと戦うことなんかできない。<br> このままではどこまでも話は平行線になってしまう。業をにやしたのか<br> ルフィアが波動をはなつ準備に入る。が、それよりもまえにデュアルブレードが<br> 勝手に力を解放してしまった。<br> <br> 満身創痍になったルフィアと、少年はようやくそこでお互いの気持ちを確かめ合った。<br> ルフィアは、怖くなったのだという。エリーヌの記憶がよみがえるにつれ、少年のこと<br> をどんどん忘れていってしまった。だから、少年の前から去った。<br> しかし、自分の名前を呼んでくれたときにまだ少年のことを覚えていた自分に気が<br> ついたのだ、と。でももう安心して。四狂神はこれで二度とよみがえらないから。<br> そして、もっと一緒にいたいという気持ちは、お互いに同じだった。<br> <br> そのとき、虚空島が崩れ始め、ルフィアは海に落下していってしまった。<br> 後を追おうとする少年を引きとめ、アグロスとジュリナはファルシオンで脱出する。<br> 無事に脱出するも、少年はアグロスとジュリナに背を向けどこかに去ってしまう。<br> とても追える雰囲気ではなかった。<br> <br> <br> <b>518 エストポリス伝記1 エンディング sage04/02/1021:10ID:uFE92GFs</b><br> 一年後<br> <br> アグロスは軍の訓練を途中で抜け出してジュリナに会いにいっていた。<br> 顔をあわせればケンカばかりだが、これでも一緒に暮らしているのだ。<br> そして、いつか少年にまた会いたいといったことを話していた。<br> <br> 少年は、当ても無い放浪の旅をつづけていた。<br> ある日、アルスの村に立ち寄る。そういえばここにはルフィアの好きなプリフィアの<br> 花が咲いていたな――といったことをつぶやいていると、プリフィアの花畑に<br> 青い髪の少女がいるのを見つけた。<br> 少女は、長老の孫娘で名をルフィアというらしい。<br> 幼い頃から心臓が弱く、村から出たことがないそうだが、少年には興味を持ったようだ。<br> <br> 長老に「ルフィア」のことを問い詰めると、あの少女は間違いなく少年の幼なじみの<br> ルフィアなのだと応えた。<br> 虚空島から落ちるところを村の者が魔法で引き寄せ、命を助けたのだという。<br> しかしルフィアは魔法の力を失っており、言葉も話せなくなるほど記憶も無くしていた。<br> そこで最低限の記憶だけを魔法で植え付け、村で暮らすことになった。<br> ルフィアが力を失ったのは、きっとデュアルブレードがルフィアの力を消し去ったせいなのだろう。<br> <br> 明るく笑うルフィアを見て、少年はこの子はやはりルフィアだと確信した。<br> おぬしとの思い出はもうないのだぞ、という長老に、少年は答えた。<br> 「思い出は、また作ればいいんですから」<br> <br> エストポリス伝記1 おわり。<br> <br> ※実際のゲームはお使いがかなり多いです。余計なイベントは端折りました。<br> 2も書きます。今のうちに予約をば。<br> <br> <hr> <dl> <dt><a href="menu:97">97</a> <b><a href="mailto:sage"><font color= "#008080">名無しさん@お腹いっぱい。</font></a></b> <font color= "#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size= "2">2006/05/25(木)21:41:04 ID:wk/5IN05</font></dt> <dd>エストポリス伝記<br> <br> 4人の悪神を倒した勇者の子供が、実は記憶を失った悪神の1人の少女(オサナナジーミ)と復活した悪神を倒しに行くんだけど。<br> 聖剣GET!とか言ってたら少女も悪神の1人って事ネタバレされた挙句、「その子いると私ら復活するから」とか言われます。<br> 色々あって記憶戻りかけちゃった少女が、聖剣パクッて悪神の元にいっちゃって剣粉々にしちゃったけど<br> 主人公頑張って悪神の元に辿り着きます。<br> 魂の叫び「ヒロイーン!」で聖剣復活、少女以外の悪神を倒したけど少女いるから素敵に大復活。<br> ボスの奥義合体変身で少年倒そうとするけど、少女イヤンして3神合体と半端な結果に終わる(グロイしね)<br> 頑張って倒したら、今度は少女が「決着をつけよう」とか言い出します。<br> 主人公ゴネまくるから少女がハッパかけたら、聖剣勝手に大暴走。<br> 少女瀕死になっちゃって「タガイノキモチヲタシカーメ」とかしつつ、戦場は天空の城なもんでお約束に崩れて少女落下。<br> 追いかけようとした少年は、空気読まない仲間に止められてションボリ、傷心のままどっかいっちゃう。<br> 一年後に力も記憶もさっぱり無くなった少女と再会して・・・<br> 「思い出は、また作ればいいんですから」<br> <br> Fin<br> <br> 纏めるの難しいな orz<br></dd> </dl>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: