Remember11 -the age of infinity-

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<p><strong>Remember11 -the age of infinity-</strong></p> <p>&gt;&gt;24-338~342</p> <hr> 338 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 1/5</b></a>:2006/08/25(金)01:22:49ID:AHd6IfY60 まだ未解決だったようなので・・・<br> <br> <br> 登場人物<br> 冬川こころ:女主人公。犯罪心理学を学ぶ大学生で、犬伏について調べている<br> 優希堂悟:男主人公。スフィアという施設にいる。時計台からの転落のショックで記憶喪失中<br> 楠田ゆに:こころが飛行機で知り合った少年<br> 黄泉木聖司:山をよく知る登山家。頼れる存在で、墜落現場から3人を助けた<br> 黛鈴(まゆずみ りん):きつい性格の国選弁護人。非協力的なトラブルメーカー<br> 内海カーリー:スフィアで皆の面倒を見る心優しき女性スタッフ。ハーフ<br> 犬伏景子:かつて病院に忍び込み大量殺人を働いた犯罪者。しかしDID(解離性同一性障害、つまり多重人格)であることが証明されたため、現在はとある施設に収容されている<br> 涼蔭穂鳥:スフィアにいる少女で言葉を話せない。犬伏の別人格?<br> <br> 2011年1月11日、こころは犬伏が収容された施設がある青鷺島(稚内の近く)に向かおうと乗った飛行機でゆにと知り合う。しかし二人は、原因不明のトラブルによる墜落事故に巻き込まれてしまった。<br> そしてスフィアにいた悟は、時計台の上から何者かに突き落とされて意識を失った。<br> <br> <こころ編><br> 目を覚ましたこころは自分がスフィアにいることを知る。<br> そこには介抱してくれたカーリー、同じく救助されたと思われるゆに、そしてあの犬伏がいた。<br> 殺人鬼を前に怯えるこころだが、何故か彼女は「涼蔭穂鳥」と名乗り、犬伏であることを否定する。<br> 非常に物静かな彼女はどうやら犬伏の別人格のようで、少し安心するこころ。<br> しかし再会したゆにには「お前はこころじゃない!」と非難されてしまう。<br> その時ようやく自分の姿を確認したこころは、自分が知らない男になっていることに気付いた。<br> 次の瞬間目を覚ましたこころは山小屋にいた。吹雪の雪山に墜落した飛行機から黄泉木たちに助け出されたという。そしてそこにはゆにの姿もあった。事故のショックで混乱し、変な夢を見たのだと結論付けたこころだったが、しばらくすると再びスフィアに「転移」していた。<br> <br> <br> 339 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 2/5</b></a>:2006/08/25(金)01:26:06ID:AHd6IfY60 その男の名前は優希堂悟。<br> 転落事故のショックでDIDになったのではないかというカーリーの言葉が信じられず取り乱すこころ。<br> 否定するがまわりは誰も信じようとはしない。そんな時、悟の部屋にあった週刊誌の記事に驚愕する。<br> 「2011年1月11日に墜落した飛行機に搭乗していたと思われる最後の行方不明者3人の腐乱死体を発見。<br> 天候悪化のため救助活動を行えたのは事故から1週間後だったが、<br> 発見された生存者は楠田ゆに君ただ一人であり、その他3名が行方不明となっていた。<br> しかし半年後、事故現場付近でその3名と思われる腐乱死体が発見された。<br> 死亡者は黄泉木聖司、黛鈴、冬川こころと見られ、死亡したのは事故から1週間後と見られている。<br> 唯一の生存者であるゆに君はかたくなに口を閉ざしている」とあった。<br> しかしラジオを聞いてもテレビを見ても、今日の日付は2011年1月11日であり、<br> その記事が存在しているはずがない。混乱するこころ。<br> 「転移」で山小屋に戻ると、そこにも3人の死亡を伝える新聞記事があった。<br> こんなの何かのいたずらだ、と結論付ける3人(ゆに除く)だが、<br> 山小屋でのギリギリの生活もあわせて精神的に追い詰められていく。<br> 度重なる転移で、こころはメモを残しあうことで悟とコンタクトをとることに成功する。<br> それによると二人は空間を越えて心が入れ替わっているらしいという。<br> 二人はなんとか転移という状況、そして山小屋での極限の生活から脱出しようと誓い合うのだった。<br> そうして落ち着きを取り戻した二人は転移を繰り返すうち、いくつかの疑問を持つようになる。<br> 何故心が入れ替わるのか。何故ゆにが山小屋とスフィア、二つに同時にいるのか。<br> そして悟はどうやら何者かに命を狙われているらしいことがわかる。<br> しかし悟が記憶を失っているため、詳しくはわからないままであった。<br> スフィアでは幾度と無く命を狙われ、山小屋では食料もほとんど底をつき、<br> 度々衝突が起こっていた。そんな中、スフィアに転移したこころは、<br> 血の付いたナイフを持つ犬伏と、側に倒れる見知らぬ黒髪の男の死体を見る。<br> 現場に居合わせたゆには「悟が殺した」と叫ぶ。<br> 山小屋では預かっていたみんなの分の最後の食料が無くなり、こころが食べたと非難される。<br> こころは混乱し、悟に不信感を抱く。<br> そうして新聞と雑誌に書かれていた「3人が死んだ」運命の日、<br> 吹雪が止んだのを見計らい山小屋の外を歩き回ったこころは、何故か海岸に出る。<br> 雪山にいたはずなのにどうして、と戸惑うこころの元に悟が走ってきた・・・。<br> <br> <br> 340 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 3/5</b></a>:2006/08/25(金)01:28:19ID:AHd6IfY60 <悟編><br> 目を覚ました悟は山小屋におり、自分がこころと呼ばれる女性になっていることに気付く。<br> そしてその山小屋にはかつての恋人、鈴がいた。<br> しかし鈴はこころの姿をしながら「悟」だと名乗る彼を信じるわけもなかった。<br> 度重なる転移のうちこころとコンタクトを取ることに成功した悟だが、<br> 記憶を失っている彼にとって、スフィアの状況は異様なものだった。<br> 優しさの中に時たま凶暴性を見せるカーリー、どうしてそこに存在するのかわからないゆに、<br> 明るく快活ながらねずみを平気で殺し、悟に怪しげに近づく穂鳥。幾度と無く命を狙ってくる「誰か」。<br> そして、今が2011年ではなく2012年であるという事実。転移は時間すら越えていたのだった。<br> 1年前に死んだはずのこころ、別れてはしまったが思い入れのある鈴、黄泉木の3人を助けようと心に誓う悟。<br> そんな中、彼は地下室にある隠し扉を発見し、その先で黒髪の榎本尚也と名乗る男と出会う。<br> 「記憶を無くしてしまうとは。せっかく二人でこの『計画』を実行していたのに」という榎本。<br> 彼によると二人はライプリヒの社員で、時間と空間を越えて転移させる装置を開発したのだという。<br> そして遭難者3人(+救出されたとされるゆに)を雪山から脱出させるため、<br> スフィアのある空間(周囲数キロも含む)と、山小屋のある空間を何度か入れ替えていたのだ<br> (だからこころがスフィアにいた時、場所は2011年の雪山だったのでラジオやテレビが2011年だった)。<br> つまり山小屋を遭難者4人ごと青鷺島に、スフィアを4人ごと雪山に入れ替えており、<br> 「転移」とは、体は移動したがなんらかの要因でこころと悟の二人の心だけがその場に残り、<br> 空いたそれぞれの体に一時的に入っていたのだという。<br> そこで再び山小屋に転移した悟。しかし次にスフィアに戻ったときにそこにあったのは、<br> 榎本の死体であった。悟が殺したと叫ぶゆに。悟はこころに不信感を抱く。<br> その後山小屋に転移した際、悟は山小屋から離れた場所で見知らぬ少女の遺体を発見していた。<br> <br> <br> 341 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 4/5</b></a>:2006/08/25(金)01:30:27ID:AHd6IfY60次にスフィアに戻った際、カーリーは実はスフィアのスタッフではなく精神患者であり、<br> 精神を害した原因が犬伏に息子を殺されたためであることを知る。そして彼女は黄泉木の妻でもあった。<br> しかし1年前の飛行機事故で夫を亡くした彼女は更に追い詰められ、犬伏を殺すためにスフィアに来たのだった。<br> カーリーを思いとどまらせる悟。<br> その時にカーリーから聞いた話に、悟はある考えが思い浮かぶ。<br> 飛行機事故とスフィアでの「今」のちょうど中間地点である日の、ちょうど中間地点である場所にカーリーはいた。<br> そしてそのお腹には双子の子供がいたという。<br> つまり転移とはその場所を含む3点間で行われており、<br> かつ心もカーリーのお腹の中の子供一人を含む3人で入れ替わっていたのだと気付く。<br> 榎本を殺した犯人も残りの食料を食べたのもその子供だったのだ。<br> 悟は4人を助けるため、転移が起こる時間を10分後にセットし、スフィアから出て転移範囲から外れたところで待機した。<br> これにより転移の際に二人の心が入れ替わることもなく、<br> 山小屋メンバーを青鷺島に連れてくることが出来る。<br> こうして海岸に出てきたこころをまず救出することが出来た。<br> しかしこころが助かることは当初の運命通りの可能性があった。<br> 何故なら発見された3人の腐乱死体は人物の特定が出来ず、<br> こころだと判断された遺体が実は悟が発見した方の遺体だったのかもしれないからだ。<br> 運命を変えるにはまだ助け出すべき3人が残っていた。<br> 助けに走る悟だったが、ゆに(山小屋にいた方)の導きにより彼らも救出されたのであった。<br> <br> <br> 342 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 5/5</b></a>:2006/08/25(金)01:37:00ID:AHd6IfY60当初の運命においてゆにのみが助かった理由は、墜落事故直後に最初の転移が起こり、<br> ゆに一人が青鷺島についていたからだった。<br> そこでスフィアにかくまわれたゆには、この事件の最後の転移で偶然雪山に舞い戻ってしまっていた。<br> そこを救助されたのだった。<br> その後死んでしまった3人を助けるためスフィアにいた時に得た知識を参考に、<br> ちょうど1年後に青鷺島から最初の転移で雪山に行き、2011年のあの3人との山小屋生活を送ったのだ。<br> 最後の日に転移の起こる場所に3人を導くために。<br> <br> 犬伏がこころ編と悟編で人格が違うのは、彼女もやはり人格の転移を繰り返していたからだった。<br> 犬伏景子(悟編)、カーリーのお腹の子供ももう一方、<br> そして雪山にいた例の「遺体」であるもう一人の生存者「涼蔭穂鳥」(こころ編)である。<br> 実は穂鳥は悟による発見時まだ死んでおらず、転移が行えたのである。<br> <br> 最後に悟の姿で鈴に再会した悟は彼女に声をかける。<br> しかし鈴は「あなたは悟じゃない!」と言い放つのだった。<br> <br> バッドエンドの一つで、半年前にカーリーがいたもう一つの地点でのことが描かれている。<br> そこで「悟」の姿の男が「榎本」と呼ばれ、黒髪の「榎本」が「悟」と呼ばれていた。<br> <br> 更に、本編の最初に犬伏に良く似た女の子(誰かの回想シーン)が出てきます。<br> その子もまたDIDでした。<br> ただクリア後のおまけの人物紹介で、悟の妹「優希堂沙也香」とあり、<br> 彼女の11年前の死が今回の計画の実行理由だと書かれている。<br> つまり転移計画が先で、たまたま墜落事故で元カノの鈴が遭難してたから、<br> この事件にあわせて実行された?<br> <br> 本作品はすごくわかりにくいゲームです。しかも本編では謎があまり解決されていないので、<br> 公式ガイドや考察サイトを参考にされるとよいと思います。
<p><strong>Remember11 -the age of infinity-</strong></p> <p>&gt;&gt;24-338~342</p> <hr> 338 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 1/5</b></a>:2006/08/25(金)01:22:49ID:AHd6IfY60<br> まだ未解決だったようなので・・・<br> <br> <br> 登場人物<br> 冬川こころ:女主人公。犯罪心理学を学ぶ大学生で、犬伏について調べている<br> 優希堂悟:男主人公。スフィアという施設にいる。時計台からの転落のショックで記憶喪失中<br> 楠田ゆに:こころが飛行機で知り合った少年<br> 黄泉木聖司:山をよく知る登山家。頼れる存在で、墜落現場から3人を助けた<br> 黛鈴(まゆずみ りん):きつい性格の国選弁護人。非協力的なトラブルメーカー<br> 内海カーリー:スフィアで皆の面倒を見る心優しき女性スタッフ。ハーフ<br> 犬伏景子:かつて病院に忍び込み大量殺人を働いた犯罪者。しかしDID(解離性同一性障害、つまり多重人格)であることが証明されたため、現在はとある施設に収容されている<br> 涼蔭穂鳥:スフィアにいる少女で言葉を話せない。犬伏の別人格?<br> <br> 2011年1月11日、こころは犬伏が収容された施設がある青鷺島(稚内の近く)に向かおうと乗った飛行機でゆにと知り合う。しかし二人は、原因不明のトラブルによる墜落事故に巻き込まれてしまった。<br> そしてスフィアにいた悟は、時計台の上から何者かに突き落とされて意識を失った。<br> <br> <こころ編><br> 目を覚ましたこころは自分がスフィアにいることを知る。<br> そこには介抱してくれたカーリー、同じく救助されたと思われるゆに、そしてあの犬伏がいた。<br> 殺人鬼を前に怯えるこころだが、何故か彼女は「涼蔭穂鳥」と名乗り、犬伏であることを否定する。<br> 非常に物静かな彼女はどうやら犬伏の別人格のようで、少し安心するこころ。<br> しかし再会したゆにには「お前はこころじゃない!」と非難されてしまう。<br> その時ようやく自分の姿を確認したこころは、自分が知らない男になっていることに気付いた。<br> 次の瞬間目を覚ましたこころは山小屋にいた。吹雪の雪山に墜落した飛行機から黄泉木たちに助け出されたという。そしてそこにはゆにの姿もあった。事故のショックで混乱し、変な夢を見たのだと結論付けたこころだったが、しばらくすると再びスフィアに「転移」していた。<br> <br> <br> 339 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 2/5</b></a>:2006/08/25(金)01:26:06ID:AHd6IfY60<br> その男の名前は優希堂悟。<br> 転落事故のショックでDIDになったのではないかというカーリーの言葉が信じられず取り乱すこころ。<br> 否定するがまわりは誰も信じようとはしない。そんな時、悟の部屋にあった週刊誌の記事に驚愕する。<br> 「2011年1月11日に墜落した飛行機に搭乗していたと思われる最後の行方不明者3人の腐乱死体を発見。<br> 天候悪化のため救助活動を行えたのは事故から1週間後だったが、<br> 発見された生存者は楠田ゆに君ただ一人であり、その他3名が行方不明となっていた。<br> しかし半年後、事故現場付近でその3名と思われる腐乱死体が発見された。<br> 死亡者は黄泉木聖司、黛鈴、冬川こころと見られ、死亡したのは事故から1週間後と見られている。<br> 唯一の生存者であるゆに君はかたくなに口を閉ざしている」とあった。<br> しかしラジオを聞いてもテレビを見ても、今日の日付は2011年1月11日であり、<br> その記事が存在しているはずがない。混乱するこころ。<br> 「転移」で山小屋に戻ると、そこにも3人の死亡を伝える新聞記事があった。<br> こんなの何かのいたずらだ、と結論付ける3人(ゆに除く)だが、<br> 山小屋でのギリギリの生活もあわせて精神的に追い詰められていく。<br> 度重なる転移で、こころはメモを残しあうことで悟とコンタクトをとることに成功する。<br> それによると二人は空間を越えて心が入れ替わっているらしいという。<br> 二人はなんとか転移という状況、そして山小屋での極限の生活から脱出しようと誓い合うのだった。<br> そうして落ち着きを取り戻した二人は転移を繰り返すうち、いくつかの疑問を持つようになる。<br> 何故心が入れ替わるのか。何故ゆにが山小屋とスフィア、二つに同時にいるのか。<br> そして悟はどうやら何者かに命を狙われているらしいことがわかる。<br> しかし悟が記憶を失っているため、詳しくはわからないままであった。<br> スフィアでは幾度と無く命を狙われ、山小屋では食料もほとんど底をつき、<br> 度々衝突が起こっていた。そんな中、スフィアに転移したこころは、<br> 血の付いたナイフを持つ犬伏と、側に倒れる見知らぬ黒髪の男の死体を見る。<br> 現場に居合わせたゆには「悟が殺した」と叫ぶ。<br> 山小屋では預かっていたみんなの分の最後の食料が無くなり、こころが食べたと非難される。<br> こころは混乱し、悟に不信感を抱く。<br> そうして新聞と雑誌に書かれていた「3人が死んだ」運命の日、<br> 吹雪が止んだのを見計らい山小屋の外を歩き回ったこころは、何故か海岸に出る。<br> 雪山にいたはずなのにどうして、と戸惑うこころの元に悟が走ってきた・・・。<br> <br> <br> 340 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 3/5</b></a>:2006/08/25(金)01:28:19ID:AHd6IfY60<br> <悟編><br> 目を覚ました悟は山小屋におり、自分がこころと呼ばれる女性になっていることに気付く。<br> そしてその山小屋にはかつての恋人、鈴がいた。<br> しかし鈴はこころの姿をしながら「悟」だと名乗る彼を信じるわけもなかった。<br> 度重なる転移のうちこころとコンタクトを取ることに成功した悟だが、<br> 記憶を失っている彼にとって、スフィアの状況は異様なものだった。<br> 優しさの中に時たま凶暴性を見せるカーリー、どうしてそこに存在するのかわからないゆに、<br> 明るく快活ながらねずみを平気で殺し、悟に怪しげに近づく穂鳥。幾度と無く命を狙ってくる「誰か」。<br> そして、今が2011年ではなく2012年であるという事実。転移は時間すら越えていたのだった。<br> 1年前に死んだはずのこころ、別れてはしまったが思い入れのある鈴、黄泉木の3人を助けようと心に誓う悟。<br> そんな中、彼は地下室にある隠し扉を発見し、その先で黒髪の榎本尚也と名乗る男と出会う。<br> 「記憶を無くしてしまうとは。せっかく二人でこの『計画』を実行していたのに」という榎本。<br> 彼によると二人はライプリヒの社員で、時間と空間を越えて転移させる装置を開発したのだという。<br> そして遭難者3人(+救出されたとされるゆに)を雪山から脱出させるため、<br> スフィアのある空間(周囲数キロも含む)と、山小屋のある空間を何度か入れ替えていたのだ<br> (だからこころがスフィアにいた時、場所は2011年の雪山だったのでラジオやテレビが2011年だった)。<br> つまり山小屋を遭難者4人ごと青鷺島に、スフィアを4人ごと雪山に入れ替えており、<br> 「転移」とは、体は移動したがなんらかの要因でこころと悟の二人の心だけがその場に残り、<br> 空いたそれぞれの体に一時的に入っていたのだという。<br> そこで再び山小屋に転移した悟。しかし次にスフィアに戻ったときにそこにあったのは、<br> 榎本の死体であった。悟が殺したと叫ぶゆに。悟はこころに不信感を抱く。<br> その後山小屋に転移した際、悟は山小屋から離れた場所で見知らぬ少女の遺体を発見していた。<br> <br> <br> 341 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 4/5</b></a>:2006/08/25(金)01:30:27ID:AHd6IfY60<br> 次にスフィアに戻った際、カーリーは実はスフィアのスタッフではなく精神患者であり、<br> 精神を害した原因が犬伏に息子を殺されたためであることを知る。そして彼女は黄泉木の妻でもあった。<br> しかし1年前の飛行機事故で夫を亡くした彼女は更に追い詰められ、犬伏を殺すためにスフィアに来たのだった。<br> カーリーを思いとどまらせる悟。<br> その時にカーリーから聞いた話に、悟はある考えが思い浮かぶ。<br> 飛行機事故とスフィアでの「今」のちょうど中間地点である日の、ちょうど中間地点である場所にカーリーはいた。<br> そしてそのお腹には双子の子供がいたという。<br> つまり転移とはその場所を含む3点間で行われており、<br> かつ心もカーリーのお腹の中の子供一人を含む3人で入れ替わっていたのだと気付く。<br> 榎本を殺した犯人も残りの食料を食べたのもその子供だったのだ。<br> 悟は4人を助けるため、転移が起こる時間を10分後にセットし、スフィアから出て転移範囲から外れたところで待機した。<br> これにより転移の際に二人の心が入れ替わることもなく、<br> 山小屋メンバーを青鷺島に連れてくることが出来る。<br> こうして海岸に出てきたこころをまず救出することが出来た。<br> しかしこころが助かることは当初の運命通りの可能性があった。<br> 何故なら発見された3人の腐乱死体は人物の特定が出来ず、<br> こころだと判断された遺体が実は悟が発見した方の遺体だったのかもしれないからだ。<br> 運命を変えるにはまだ助け出すべき3人が残っていた。<br> 助けに走る悟だったが、ゆに(山小屋にいた方)の導きにより彼らも救出されたのであった。<br> <br> <br> 342 :<a href= "mailto:sage"><b>Remember11 5/5</b></a>:2006/08/25(金)01:37:00ID:AHd6IfY60<br> 当初の運命においてゆにのみが助かった理由は、墜落事故直後に最初の転移が起こり、<br> ゆに一人が青鷺島についていたからだった。<br> そこでスフィアにかくまわれたゆには、この事件の最後の転移で偶然雪山に舞い戻ってしまっていた。<br> そこを救助されたのだった。<br> その後死んでしまった3人を助けるためスフィアにいた時に得た知識を参考に、<br> ちょうど1年後に青鷺島から最初の転移で雪山に行き、2011年のあの3人との山小屋生活を送ったのだ。<br> 最後の日に転移の起こる場所に3人を導くために。<br> <br> 犬伏がこころ編と悟編で人格が違うのは、彼女もやはり人格の転移を繰り返していたからだった。<br> 犬伏景子(悟編)、カーリーのお腹の子供ももう一方、<br> そして雪山にいた例の「遺体」であるもう一人の生存者「涼蔭穂鳥」(こころ編)である。<br> 実は穂鳥は悟による発見時まだ死んでおらず、転移が行えたのである。<br> <br> 最後に悟の姿で鈴に再会した悟は彼女に声をかける。<br> しかし鈴は「あなたは悟じゃない!」と言い放つのだった。<br> <br> バッドエンドの一つで、半年前にカーリーがいたもう一つの地点でのことが描かれている。<br> そこで「悟」の姿の男が「榎本」と呼ばれ、黒髪の「榎本」が「悟」と呼ばれていた。<br> <br> 更に、本編の最初に犬伏に良く似た女の子(誰かの回想シーン)が出てきます。<br> その子もまたDIDでした。<br> ただクリア後のおまけの人物紹介で、悟の妹「優希堂沙也香」とあり、<br> 彼女の11年前の死が今回の計画の実行理由だと書かれている。<br> つまり転移計画が先で、たまたま墜落事故で元カノの鈴が遭難してたから、<br> この事件にあわせて実行された?<br> <br> 本作品はすごくわかりにくいゲームです。しかも本編では謎があまり解決されていないので、<br> 公式ガイドや考察サイトを参考にされるとよいと思います。

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