Psychonauts

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<p><strong>Psychonauts</strong></p> <p> Part27-52~53・55~58・78~80・105~106・114・138~139・143・394~395・558~559、part28-101・424・554~555</p> <hr> <dl> <dt>52 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/03(日)22:01:51ID:O31Dgv2e0</dt> <dd> Psychonautsいきます。大体1ステージ1レスで行くつもりです。<br> <br> ・イントロ<br> <br> 人の精神に入り込み様々な問題を解決する超能力エージェントの<br> 花形サイコノート。彼等は子供達の憧れだ。<br> <br> かつてインディアンの聖地であったウィスパリングロック。ここで<br> 未来のサイコノートを育成するサイキックサマーキャンプがはじまった。<br> ヘッドコーチであるオリアンダーと、現役サイコノートであるミラと<br> サシャのコンビを教官に、個性豊かな子供達がこのキャンプで訓練を<br> 受けることになる。<br> <br> 主人公ラズプーチンは正規の参加者ではないが、自分の居場所を探しに<br> このキャンプに潜り込んだ。超能力を嫌うサーカスの父親から逃げてきた<br> のだ。<br> <br> ラズはすぐ教官たちに発見されたものの、同時に教官たちはラズの類稀な<br> 精神防御能力を知ることになった。ラズの潜在能力に興味を持った教官たちは<br> ひとまずラズのキャンプへの滞在を許すことにした。<br> <br></dd> <dt>53 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/03(日)22:03:35ID:O31Dgv2e0</dt> <dd>・ベーシックトレーニング<br> <br> 翌朝最初の訓練が行われ、ラズも参加することになった。<br> <br> 場所はコーチオリアンダーの頭の中。子供達はコーチの精神に<br> 自身を投影する。<br> <br> ミリタリー親父であるコーチの精神は戦場だった。コーチの<br> 記憶庫(各キャラの精神世界にある記憶の塊)にも軍隊での<br> 輝かしい活躍が詰まっていた。<br> <br> 爆撃を潜り抜け、飛行機から降下し、地雷原を抜け、戦場を<br> 突破するラズ。他の子供達は次々に脱落していく。(肉体的には<br> ダメージはなく精神の外に蹴り出されるだけ)<br> <br> ラズは最深部に到着する。まだ誰もいない。部屋の横に通路<br> を発見したラズは、奥に幕がかかった額を見つけ中を覗こう<br> とする…と、そこでコーチの力でラズは部屋に引き戻される。<br> <br> コーチは「このコースを最後まで、しかもこんなに早く到達<br> できるとは思わなかった」とラズを高く評価するのであった。<br> <br></dd> <dt>55 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/05(火)20:51:14ID:APAompPF0</dt> <dd>*人物紹介*<br> <br> ラズ(ラズプーチン)-主人公の少年。10歳。類稀な超能力潜在能力を<br> 持つ。大道芸人の父の元、サーカスのテントで育てられた。自分のサイ<br> キック能力を嫌い否定する父に嫌気が差しサーカスを脱走、サイキック<br> サマーキャンプに潜り込む。<br> <br> コーチオリアンダー-サマーキャンプの教官の1人。ミリタリー親父。<br> <br> ミラ-教官の1人。陽気で子供にとても優しいお姉さん。サシャと<br> コンビを組んで世界中で活躍している有名なサイコノート。<br> <br> サシャ-教官の1人。理知的でクールな大人の男。サイコノートと<br> して活躍するだけでなく、自身のラボを持ち超能力研究を行う科学者<br> でもある。<br> <br> フォード・クルーラー-あるときは掃除人、またあるときは売店の<br> おじさん、そしてまたあるときはボートの管理人。その正体は…<br> <br></dd> <dt>56 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/05(火)20:53:25ID:APAompPF0</dt> <dd>・秘密基地<br> <br> ラズの力に興味を持ったサシャは自身のラボへとラズを招待する。喜ぶラズ<br> だったが、場所を教えてもらえなかったためキャンプ中を探し回ることになる。<br> <br> その途中でラズはキャンプの各エリアに切り株に偽装した地下レイルの入り口<br> があることに気がつく。各エリア間の移動に便利で、しかもフォード・クルーラーの<br> 秘密基地に通じていた。<br> <br> 基地にたどりついたラズをフォード・クルーラーが歓迎する。彼は伝説のサイコ<br> ノートだったが今は引退して基地で過ごしている。時には様々に変装してキャンプ<br> 各地で子供達を見守っているのだ。フォードはラズにベーコンを与えた。この<br> ベーコン(フォードの大好物)を耳元で振ればいつでもフォードのアドバイスを<br> 聞くことができるのだ。<br> <br> ・ブレインタンブラー実験その1<br> <br> こうした寄り道もしながらラズはサシャのラボにたどり着いた。本がつみ<br> あがった研究室の中央には巨大なドライヤーのような機械がある。サシャは<br> ラズをこの機械ブレインタンブラーの前に立たせ、実験をはじめる。<br> <br> ラズがまずたどり着いたのは「集合無意識」、円環の道の周りに様々な扉が<br> 浮かんでいる。まだ開いてる扉は1つだけ…ラズの心だとサシャは言う。<br> <br> ラズの心は懐かしいサーカスのキャラバン馬車からはじまっていた。ラズは<br> ここから逃げ出してキャンプにやってきたのだ。<br> <br> だがキャラバンの中にはみしらぬ世界が広がっていた。肉の植物たちが蠢く。<br> これが本当に自分の心なのかと疑いつつラズは奥へと逃げていくうさぎの<br> ような生物を追いかける。しかし、そこでラズは怪物達に囲まれてしまった…<br> <br></dd> <dt>57 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/05(火)20:57:39ID:APAompPF0</dt> <dd>・サシャのトレーニング<br> サシャは危機に陥ったラズを現実世界に引き戻した。そして怪物と戦う力の<br> トレーニングのために、今度はラズをサシャ自身の心に呼び込む。<br> <br> サシャの精神世界…理知的な彼自身を象徴するような立方体の世界。サシャは<br> まず精神世界の働きの1つである「検閲者」について講義する。検閲者達は<br> 精神世界の異物を排除する防御機構で、精神に入ったサイコノートに攻撃を<br> 加えるのだ。<br> <br> そして、サシャはそうしたものに対抗する攻撃手段をラズに教える。怒り、<br> 嫌悪の気持ちを凝縮することでPSIブラストを撃てるのだ。練習として1000体の<br> 検閲者を倒したらPSIブラストの免許バッジをやる、とサシャは言い残して<br> キューブの中に去っていった。<br> <br> サシャが残した検閲者生成バルブ。ダイヤルを回すとより早く検閲者が生成<br> される。ダイヤルを1から6まで回しても1000体倒すのにはほど遠い。ラズは<br> ダイヤルを限界…ドクロマークまで回してしまった。<br> <br> とたんに暴走がはじまる。検閲者達が大量に現れ、整然とした立方体の世界の<br> 各面から押さえていたサシャの思い出、トラウマであるベッド、赤ちゃんの<br> おもちゃ、靴箱といったオブジェクトが飛び出し、整然とした世界は混沌と<br> 化した。暴走にあわてて戻ってきたサシャに怒られつつラズは一面一面検閲者を制圧していく。<br> <br> なんとか制圧したと思ったところで、サシャは心の健全な働き、つまり検閲者を<br> 抑圧しすぎると暴発することを指摘する…気がついた時には遅かった。巨大化<br> したメガ検閲者が現れ、サシャは踏みつけられてしまう。ラズはPSIブラスト<br> を駆使してこのメガ検閲者をなんとか撃退した。<br> <br> …サシャはこの大暴走の口止めとして、PSIブラストの免許バッジをラズに<br> 与えるのであった。<br> <br></dd> <dt>58 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/05(火)21:01:17ID:APAompPF0</dt> <dd>*サシャの思い出、トラウマ*<br> サシャの精神世界の記憶庫のデータ。<br> <br> まず、赤ん坊のサシャの記憶。食事を与え、遊んでくれた母の姿。だが彼女は<br> 病に倒れ、幼いサシャを残して死の床についてしまった。<br> <br> そして、青年になったサシャの旅立ち。サシャは靴職人である父を手伝って<br> いた。彼は目覚めつつあったサイキック能力を使い、おぼろげにしか知ら<br> ない母を求めて父の記憶をのぞく。そこで見えたのは2人の思い出、天上で<br> 天使になったであろう母の姿…だが力をまだ制御できないサシャは見よう<br> とは思わなかった父が母に抱いていた欲望の底まで見てしまった。…そして<br> 心に傷を負ったサシャは家を出ていった。<br> <br> 家を出たサシャはサイコノートになる前にランプ工場で働いた。ランプを<br> 見るだけで怒り、嫌悪の気持ちが浮かぶような経験をしたようだ。彼は<br> その気持ちを利用してPSIブラストを撃っている。<br> <br></dd> <dt>78 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/07(木)01:00:50ID:Tpa/3oGT0</dt> <dd>・ブレインタンブラー実験その2<br> <br> ラズは再びブレインタンブラーで自分の心(?)に戻る。PSIブラストを覚えた<br> 今では怪物もザコに過ぎない。ウサギをさらに追いかけると、そこには塔が<br> 建っていた。<br> <br> 頭に内部の情景が浮かぶ。そこではなぜかキャンプの仲間の1人の少年である<br> ドーガンが、悪い博士に捕まっていた。悪い子からは脳を取り出してしまうぞ、<br> と脅迫されている!<br> <br> ラズはドーガンを救出するために塔を昇ろうとするが、段差が高すぎてのぼる<br> ことができない。<br> <br> サシャのラボへと戻ったラズ。サシャはそうした段差を越えるにはレビテーション<br> の超能力が必要で、専門家であるミラから習うといいと助言した。彼はまた、<br> 実験の世界が変質しているのは妨害電波の可能性があると指摘する。誰が、<br> なぜ、そうした邪魔をしているのだろうか…<br> <br> ・脳泥棒<br> <br> ミラが子供達に授業をしているのは湖のほとり。そこに向かう途中ラズは<br> ドーガンの姿を見つける。博士に捕まっているのは夢で、無事だったんだ!<br> と声をかけるが、様子がおかしい。<br> <br> TV…TV…ドーガンはどんなに声をかけてもテレビとしか言わない。彼の耳の<br> 穴から向こう側が見える。そう、ドーガンの頭は空っぽ、本当に脳を盗まれて<br> しまっていたのだ。ゾンビのようになったドーガンの体はロッジに向かった。<br> テレビを見るために…<br> <br> この事件を気味悪く思うラズだったが、他の子供、大人達もまともにとり<br> あわない。塔を上がって謎を解くためにも今はレビテーションを覚える<br> しかないのだ。<br> <br></dd> <dt>79 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/07(木)01:04:02ID:Tpa/3oGT0</dt> <dd>・ミラのダンスパーティ<br> <br> ミラはラズを歓迎し、彼女の精神に招いてレビテーションの授業を行う。<br> そこは終わりのないダンスパーティ。極彩色にジュークボックス、ダンサーに<br> 舞い上がる泡。<br> <br> この世界の奥で待つミラの元までいけば合格だ。ラズはジャンプを駆使して<br> この楽しい世界をはずんで進んでいく。<br> <br> ミラの記憶の1つはサシャとのコンビの記憶。世界を駆け巡りスーパーエージェント<br> として大活躍!だが、もう1つのミラの記憶はパーティに似つかわしくない<br> ものだった。<br> <br> パーティ世界の片隅に隠された暗い子供部屋。「そんなものは忘れてもどって<br> パーティを楽しみましょう!」というミラの警告を無視したラズは悪夢の記憶<br> へと迷い込む。<br> <br> …孤児院で子供の世話をしていたミラ。彼女が買い物から戻ると孤児院は<br> 燃えていた。子供達が助けを呼ぶ声が聞こえる。なのにミラはなにも出来な<br> かった…<br> <br> 炎の悪魔となった悪夢がラズの周りに蠢く。「ミラ、熱いよ」「どうしてぼくらを<br> 見捨てたの?」「助けて!」だがそれらは檻によって危害を加えることはない。<br> そう、ミラはこの悪夢を乗り越え、制御下に置いていたのだ。<br> <br> ラズはパーティの世界に戻り、ミラからレビテーションの能力を受け取った…<br> <br></dd> <dt>80 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/07(木)01:14:40ID:Tpa/3oGT0</dt> <dd>*人物紹介*<br> <br> ドーガン-キャンプに参加してる心優しいけどグズの少年。いじめられっこで、<br> ラズに守ってもらっている。実は人間の頭を爆発させてしまうような凶悪な<br> 超能力の持ち主。自分では力を制御できず、特製の帽子でその力をおさえていた。<br> 何者かに脳を取られてしまって、テレビ大好きゾンビ状態に。<br> <br></dd> <dt>105 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/10(日)01:22:49ID:Ox/XnsrN0</dt> <dd> (1つエピソードを落としてたんで追加。時系列的にはミラのダンスパーティ<br> の直前)<br> <br> *人物紹介*<br> リリ-キャンプに何年も参加して既に全てのテストを通過してる超能力少女。<br> 何も事件がない退屈なキャンプに現れたラズに一目惚れ。でもそんなことは<br> 表に出さないツンデレ娘。<br> <br> (崖から落ちてきたラズをテレキネシスで助けて)「あんたを助けたんじゃないわ。<br> この植物を守っただけよ。」<br> <br> ・リリ、調査へ<br> リリもドーガンが脳を盗まれた話には半信半疑(「ドーガンっていつもああで<br> しょ」)だった。しかし、ラズの話す博士は自分が悪夢で見ていたものと同じ<br> だとわかったリリは興奮する。そして「夜、ボートハウスでおちあいましょう!」<br> と言い残してボートに乗ってリリは単身調査に出かけていった。<br> <br></dd> <dt>106 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/10(日)01:25:16ID:Ox/XnsrN0</dt> <dd>・ブレインタンブラー実験その3<br> レビテーションの能力を手に入れ再び実験に戻るラズ。塔を昇っていきなんとか<br> ドーガンのいる部屋の窓までたどりついた。しかし博士の魔の手がドーガンに迫る。<br> <br> おびえまくるドーガンの様子を楽しんだ博士は彼に特製くしゃみパウダーを<br> ふりかける。耐え切れずくしゃみをすると、脳が吐き出され、壁に当たって<br> 落ちた。<br> <br> 博士は取り出した脳をダストシュートに投げ入れ、次の部屋へ向かう…その<br> 診察椅子に捕らえられているのはリリだ!<br> <br> 急いでラズが部屋に入ると博士はいない。リリが捕らえられている部屋にも<br> 入れない。仕方ないのでラズはシュートからドーガンの脳を追いかけることにした。<br> <br> シュートから落ちた先は戦車らしき設計図が壁に浮かぶ部屋だった。目の前に<br> 落ちているドーガンの脳に手をのばすが、それより早くマニピュレータが<br> 脳を掴み、設計図へと取り込む。<br> <br> 設計図の戦車は脳を得て起動する。気がつくと目の前にその実物、ブレイン<br> タンクがいた。砲撃、混乱爆弾、レーザーといった猛攻をしかけてくる。<br> ラズは攻撃をかいくぐり戦車、そしてそのブレインコアを停止させる。<br> <br> ブレインタンクを倒したラズは、計画図の前に転送される。そこにはこのブレイン<br> タンクを量産して世界を制覇する計画が示されていた。そして、この場所には<br> 見覚えがあった…<br> <br></dd> <dt>114 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/13(水)01:37:25ID:ECP9zhvH0</dt> <dd>・ラボにて<br> と、そこでラズは現実のラボに引き戻される。見るとサシャが非常に重要な<br> サイコノート公式任務が入った、と出て行くところだった。彼はラズの話も<br> 聞かずに飛び出していった。<br> <br> 教官は留守、友達の脳は盗まれ…どうしたらよいのだろう?ラズはラボの床に<br> 慌てて出て行ったサシャの忘れ物を見つける。小さなドアの形をしたサイコ<br> ポータルだ。これを頭に取り付ければ他の人間の精神に入ることができる。<br> いつ使うことになるのかわからないが、ラズはひとまずこのポータルを<br> 荷物にしまいこんだ。<br> <br> それにしても気になるのは、あの場所、コーチの精神世界だ。サシャなし<br> でもラボにあるブレインタンブラーを使って、集合無意識、そしてそこから<br> 繋がる心へはアクセスできる。ラズは集合無意識から再びコーチの心へと<br> 飛び込んだ。<br> <br> コーチの精神では「今は留守にしているが、訓練コースは開放している」と<br> アナウンスが流れている。ラズはそこで最初の訓練では見落としていた隠された<br> 記憶庫を見つけだした。そこにはコーチオリアンダーの真実の過去が記録<br> されていた…<br> <br> オリアンダー青年は軍隊にあこがれていた。しかし、身長が足りないがゆえに、<br> 陸海空すべての軍で門前払い。おまけに軍属のコックの仕事でさえ門前払いで<br> 蹴り出される始末。そしてオリアンダーは世界への復讐を誓ったのだった…<br> <br></dd> <dt>138 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/16(土)22:31:20ID:jcLAu4o30</dt> <dd>・湖の怪物<br> <br> ラボから出ると外は夜。リリとの待ち合わせのために湖に向かうラズの目の前に<br> いじめっこのボビーが現れる。だが、彼もテレビとしか言わない…脳を盗まれて<br> いた。<br> <br> リリを心配してボート乗り場の近くまで急いだラズの耳にくしゃみが聞こえる。<br> リリは無事だった!リリは自分の調査結果をラズに伝える。<br> <br> 妨害電波の発信源はコーチが寝言を吹き込んでいたラジオ発信機だった。そして<br> サシャだけでなく、ミラも「公式任務」で慌てて出て行ったと。<br> <br> 教官もいない。そこにこんな陰謀。今こそ僕らの出番だ!と2人は冒険に心を<br> 躍らせる。と、盛り上がるリリの背後の茂みから突然湖の怪物ラングフィッシュ<br> が現れた。怪物はリリを口に飲みこんで湖に消えてしまった。<br> <br> …湖に消えたラングフィッシュをラズは追いかけられない。ラズの一族にはジプシーに<br> よって呪いがかけられ、水に近づくと呪いの手に引き込まれて溺死させられてしまうのだ。<br> <br> 途方にくれるラズにクルーラーがアドバイスをよこす。ボートハウスの奥にある潜水球を<br> 使えば安全だ、と。<br> <br> ラズは潜水球をつかって湖の底へ向かい、巨大な空気の泡の中に落ちた。<br> そこにはリリを飲み込んだラングフィッシュがいた。無論話しは通じず<br> 戦いになる。ラズもラングフィッシュに飲み込まれそうになったが、周りに<br> 落ちていた釘の箱を代わりに叩き込んで相手を気絶させることができた。<br> <br> しかし、リリの情報はない。ラズは仕方なくサイコポータルを使って<br> ラングフィッシュの頭の中へ入って手がかりを探すことにした…<br> <br></dd> <dt>139 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/16(土)22:36:01ID:jcLAu4o30</dt> <dd> ・巨大怪物ゴグラvsウルトラヒーロー-ラングフィッシュポリスの決戦<br> <br> 摩天楼が立ち並ぶ大都市、ラングフィッシュポリス。そこには平和を愛する<br> ラングフィッシュ達が楽しく暮らしていた。だがそこに恐ろしい影が迫る…<br> <br> 巨大怪獣ゴグラだ!!!!ゴグラはビルをなぎ倒し、車を吹き飛ばし、市民達を<br> 踏み潰し大暴れ。軍隊が出動してゴグラへの対策に乗り出した!<br> <br> …さて、ゴグラことラングフィッシュの精神におけるラズ(ゴーグルが目印)は<br> 困惑していた。体は巨大化してる。しかもこの都市でどこを探せばリリの居場所が<br> わかるのか検討もつかない。そこに数人のラングフィッシュのグループが近づく。<br> <br> 彼等はラングフィッシュポリスのレジスタンスだった。コーチャマラという謎の人物が<br> 怪しげな放送塔を建て、街をマインドコントロールの支配下に置いているらしい。<br> 軍隊たちはコーチャマラの指令によってラズを攻撃しているようだ。<br> <br> ラズは軍隊の抵抗にあいつつ、牢獄をぶち壊してレジスタンスを解放し、<br> その助けを借りて塔を目指す。途中で見つけたラングフィッシュの記憶を見ると、<br> どうやら普通の魚だったのにコーチと悪い博士に改造されて怪物にされて<br> しまった、ということもわかった。<br> <br> 塔に迫るラズにとうとうコーチャマラ自身が立ちふさがる。某ウルトラな<br> コスチュームを着たコーチとしかいいようのないコーチャマラがご丁寧にも<br> 例の登場ポーズをとって参上し、怪獣大決戦が始まる。…とはいっても、<br> わざわざ技名を叫んでからゆっくり攻撃を仕掛けるコーチャマラはラズの<br> 敵ではなかった。<br> <br> 邪魔するものがなくなった放送塔にラズは昇っていく。アンテナまでたどり<br> つき、どうやって壊そうか思案していると、そこにまだ生きていたコーチャマラが…<br> ラズはあっさり避け、コーチャマラは塔に激突。放送塔は崩壊した。<br> <br> 洗脳が解けた市民達が集まっている。ごく少数のレジスタンス達だけは大喜びだ!<br> その他大勢の市民はゴグラの破壊行為について抗議の視線を送っている…まあこれで<br> 洗脳もとけてラングフィッシュ本人とも交渉できるだろう、とラズはこの精神を後にした。<br> <br> <br> 142 :<a href= "mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2006/12/16(土)22:55:58ID:PsEY7Oy/O</dd> <dd>ジプシーの呪いって、やけに突然だな<br> <br> 143 :<a href= "mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2006/12/17(日)01:32:58ID:Nealy7QX0</dd> <dd><a href="http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1164788803/142" target= "_blank">&gt;&gt;142</a><br> ゲーム内では水エリアがでてくるとすぐ呪いの存在については説明が<br> あるんですが、今回はいれるタイミングを迷っていたので唐突になってます…<br> なお、なぜ呪いがかけられたのか、といったことは謎です。<br> <br></dd> <dt>394 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/04(木)19:41:26ID:Ai/oLXby0</dt> <dd>・精神病院へようこそ<br> <br> ラズは、正気に返ったラングフィッシュに感謝された。お礼としてラズを丸呑み<br> するラングフィッシュ。<br> <br> …ラングフィッシュそのまま湖を渡り、精神病院の建つ孤島の海岸にラズを吐き出した。<br> 話を聞くと、洗脳されていた時にリリもここに運んだそうだ。<br> <br> ラズは崖を上がって精神病院を目指す。途中にリリのブレスレットが落ちていた。<br> 確かにリリはここに捕らえられているのだ。<br> <br> たどり着いた精神病院の門は堅く閉ざされている。入り口の門番のボイドはミルクマンが<br> 来るまで誰も通すわけにはいかない、と繰り返し埒があかない。壁に神経質そうに<br> 落書きしているところをみると、どうやら門番自体も病院に似つかわしい人物である<br> らしいが…。<br> <br> 謎のミルクマンを探すために、ラズはこの門番のボイドの精神に入ることにした。<br> <br></dd> <dt>395 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/04(木)19:45:30ID:Ai/oLXby0</dt> <dd>・ミルクマンの陰謀<br> ボイドの精神は歪んだ室内からはじまっていた。キッチンに、テーブルに…普通の家だが、<br> パースもおかしいし、ブラインドからは覗いている何者かの視線を感じる。<br> 扉も開かない。ボイドは冷蔵庫に何かがあるとブツブツいっているだけだ。<br> <br> ラズは冷蔵庫の中に透視バッジを見つけた。この能力があればアイテムから<br> 関連したビジョンを得たり、相手の目から物をみることができる。ラズはボイド<br> の目から世界を見てみることにした。<br> <br> ボイドの精神は混乱している。ラズはなんとかミルクマンは死んだらしいということと、<br> この家の出口を知った。<br> <br> 家の外は空中に浮かぶご近所風景…道路はらせんのようにねじまがっている。<br> そこにあるのは見張られているという緊迫感。フラミンゴも生垣からも隠しカメラが<br> 顔を出す。黒い偵察ヘリ。車に詰まれたレーダー…<br> <br> 市民の姿はなく、ところどころにミルクマンを探すコート姿エージェントがにらみを<br> 効かせる。役目によって入ることができる領域が区切られているようだ。間違って侵入して<br> しまえば、逮捕されて尋問されてしまう。<br> <br> もう一方の住人はかわいいガールスカウトの女の子達。世界をよい場所にするために<br> がんばると主張し、ラズの周りをつきまとう。<br> <br> アイテムで変装してエージェントをあざむきながらラズは精神を進んでいく。なんとか<br> ラズはミルクマンの墓への潜入に成功したがその墓は空だった。<br> <br> ミルクマンが死んだというのは嘘らしい。だが、生きているとしたらどこに?<br> その鍵は以外なところにあった。エージェントを狙撃する邪魔者を追跡してみると、<br> なんとガールスカウトの女の子だった。ラズはリモコン飛行機の視点をかりて<br> 世界偵察し、発見したガールスカウトの隠れ家に乗り込む。<br> <br> なかなか扉を開けない用心深いガールスカウトをラズは透明化能力で騙して<br> ノックアウトし、家に乗り込む。ガールスカウト達とPTAなおばさんリーダーは<br> ミルクマンの秘密を守るというその真の目的を明かす。一方ラズの後をつけた<br> エージェント達は家を包囲する。<br> <br> おばさんリーダーは地下の部屋に逃げ込む。部屋の中央ではミルクマンが眠り<br> についている。襲い掛かるおばさんリーダーをノックアウトするラズ。そして、<br> ミルクマンが目覚める。ミルクマン…それはコーチによって植えつけられた<br> ボイドの別人格だった。<br> <br> かつてガードマンの仕事をしていたボイドはクビにされたことを怒り、自分の<br> 店を火炎瓶で襲撃した。襲撃後狂ってしまったボイドに近づいたのはコーチだ。<br> コーチはボイドに催眠をほどこし、精神病院の門番として採用した。その真の目的は<br> 事が終わったときの証拠隠滅だ。<br> <br> ガールスカウトの隠れ家の外では、エージェント&検閲者の群れがガールスカウトを<br> めためたにしていた。そこに現れたミルクマンは特別製火炎ミルク瓶でコートの男も<br> 検閲者達もガールスカウトも無差別にすべて吹き飛ばしていく。その衝撃で<br> ラズもボイドの精神から跳ね飛ばされた。<br> <br></dd> <dt>558 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/14(日)21:35:25ID:+DauWDEq0</dt> <dd>・精神病院の中へ…<br> <br> 現実の精神病院の門に戻ったラズ。その目の前で門番ボイドはミルクマン人格へと<br> 変貌する。ミルクマン=ボイドは門番の身分証を投げ捨て、門を開け放ち精神病院の<br> 中へと入っていった。その手にあるのは牛乳瓶爆弾が入ったバスケット…<br> <br> ミルクマンを追いかけてラズも中へ。ミルクマンは建物の前で牛乳瓶爆弾を<br> 投げようという姿勢で痙攣している。どうやらまだ最後の指令を実行する時では<br> ないらしい。<br> <br> どうしようもないミルクマンは放置して、ラズは見つけた透視能力をリリの<br> ブレスレットに試してみることにした。リリの場所がわかるかもしれない。<br> <br> …リリは精神病院の上のいばらの塔の実験室に捕まっていた。博士はお決まりの<br> スーパーくしゃみパウダーを振り掛けてくしゃみでリリの脳を奪おうとするが、<br> 鼻が詰まった(というか鼻の穴がない…)リリには効かない。仕方ないのでリリに<br> 風邪をひかせてくしゃみをさせる方針に変えたようだ…<br> <br> 透視で見た様子ではどうやらまだ手遅れではない。だが、このままではリリも脳を<br> 奪われてしまうだろう。ラズはいばらの塔へと到達する方法を探す。<br> <br> 道は直ぐに見つかった。精神病院の建物内のエレベーターを上がればいばらの塔に<br> 行けるのだ。問題はその前に立つ博士のしもべクリスピンだ。博士本人以外は通さない、<br> と見張りをしている。<br> <br> 観察する内にラズは彼の弱点に気がついた。クリスピンはド近眼なのだ。博士の特徴に<br> 似せて変装すればごまかせるかもしれない。博士の特徴は3つ。鉤爪、白衣、顔…なんとか<br> 似たものを探さないと…<br> <br></dd> <dt>559 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/14(日)21:40:53ID:+DauWDEq0</dt> <dd>・グロリアの劇場<br> ラズは精神病院の庭で、鉤爪に似たものを見つけ出した。何かのトロフィーだ。<br> 持ち主は患者のグロリア。彼女はかつては大女優だったらしいが…<br> <br> ラズがトロフィーを手に取ると、やさしそうだったグロリアは豹変してラズを<br> 罵りだす。彼女は双極性障害にさいなまれていた。彼女の精神の混乱を解き、<br> トロフィーを貸してもらうためにラズはグロリアの精神へと入り込む。<br> <br> そこは大劇場。舞台にあがるのはかわいいお花ちゃん達。批評家のジェスパーは<br> 辛辣な批判を加えている。そしてステージマネージャーのベッキーは困り果てていた。<br> 主役のボニタ・ソレリが舞台恐怖症になって楽屋に引きこもってしまっているという。<br> ボニタ・ソレリ、それはグロリアの内なる太陽、ミューズだ。<br> <br> ラズはすすり泣く声が聞こえてくる楽屋へと向かう。透明化能力で扉の中に忍び込み、<br> しくしくと泣き続けるボニタに声をかける。しゃべると意外にも野太い男声だった<br> ボニタ嬢(?)にびっくりしつつ、ラズはスポットライトを修理したら舞台に戻る、<br> と約束させる。<br> <br> ラズは倉庫から蝋燭を取り出し、スポットライトをつける。そして舞台が再びはじまる。<br> グロリアの子供時代の物語。お花ちゃんは、自分がグロリアの子供時代を演じます、とご挨拶し、<br> そしてグロリアの心の太陽ボニタがいよいよ現れる!だがそこで、舞台天井からライトが<br> 落ちて、お花ちゃんはぺしゃんこに。舞台は台無しになってしまった。<br> <br> 批評家のジェスパーはこうしてファントムがあらわれるのもボニタのせいだと<br> 批判する。そしてボニタはショックを受けてまた引きこもってしまった。ベッキーは<br> また「ファントム」の舞台妨害だとぼやいている。<br> <br> ラズは舞台の邪魔をするファントムの正体をつきとめることにした。天井裏に<br> 向かうために、台本を差し替え、ライトで喜劇と悲劇とムードをかえ、舞台装置を<br> 転換させていく。そのなかでラズはグロリアの過去を知った。<br> <br> グロリアは女優の才能を持った女の子。だが、母親は彼女の才能を妬み、家から<br> 追い出して地獄のようなスパルタ式演劇学校に入れてしまう。母親にこの過酷な<br> 世界から助け出して欲しい、せめて自分を認めてほしいというグロリアの望みが<br> 叶うことはなかった。そして学校を出たグロリアは母との繋がりを断ち切ってパリへと<br> 逃げ出す。…そこで成功した彼女にようやく届いた手紙は、母が自殺したという知らせ。<br> グロリアの心は自責の念から壊れてしまったのだ。<br> <br> ラズは舞台装置の風船とリフトを使って天井に上がり、ファントムを追いかける。<br> アクロバティックなチェイスの果てに見たものは、批評席に戻るファントムの姿だった。<br> <br> ラズはジェスパーに詰め寄るが私はファントムではない、と否定されてしまう。だが、<br> 確かにファントムはもっと痩せててかっこよかったからあんたじゃないな、とのラズの<br> 皮肉に激昂したジェスパーは自分こそがファントムと言い捨て正体を現す。ジェスパーは<br> 批評席自体をロケットエンジンのついた戦闘マシンに変形させ、ペン先ミサイルで<br> ラズに襲い掛かる。<br> <br> ラズはスポットライトを使い、目がくらみ朦朧としたジェスパーを殴り飛ばす。<br> そして、自責の念から暴走した批判者は倒され、劇場に平和が戻った。グロリアの<br> 才能の象徴、心の太陽であるボニタ・ソレリは再び舞台へと立ち、グロリアの心には<br> 光がもどった。<br> <br> …ジェスパーはまだ批判を続けていたが、ミニチュアサイズになってしまった彼の<br> 言葉を聴くものはもういなかった。<br> <br> 心の平安を得たグロリアは現実世界に戻ったラズに博士の鉤爪に似た形のトロフィーを<br> もっていくことを許した。<br> <br></dd> <dt>101 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/29(月)01:33:52ID:1V8GTTZN0</dt> <dd>・ウォータールーの戦い<br> 患者の1人フレッドは、ナポレオンの直系の子孫だ。彼の症状は二重人格…<br> フレッド自身の人格と、ナポレオンの人格が争っている。看守のクリスピンが<br> せせら笑う中、フレッドはぬいぐるみと人形相手に戦略ボードゲーム「ウォータールー」を<br> 遊び続けていた。<br> <br> ラズは彼の着ている拘束衣が博士の白衣の変装に使えるのでは、と気がついた。<br> だが、この二重人格で暴れるようでは拘束衣を取るのは危険だ。ラズは心の混乱を<br> 静めるためにフレッドの心へと入り込んだ…<br> <br> フレッドの心の中は、真ん中に巨大な盤面がある豪華な部屋だった。向かい<br> あってボードゲームを戦うのは、フレッドと、ナポレオンだ。フレッドは<br> ナポレオンにボードゲームに負け続け、自分はボナパルト家にふさわしくない人間<br> だと落ち込んでいる。<br> <br> このボードゲームがフレッドの狂気の原因だった。元々はフレッドが精神病院の<br> 職員で、クリスピンは患者の側だった。遊戯療法として始めたこのボードゲームで、<br> クリスピンに負け続けたフレッド。彼はやがて祖先に顔向けができないという強迫観念に<br> 囚われ、狂ってしまったのだ。<br> <br> 勝てっこないとあきらめているフレッドを横目に、ラズは盤面の中に入り込めることに<br> 気がついた。そこはへクスグリッドのウォータールーのボードゲームの世界。ラズは駒達を<br> 説得してフレッドの味方にしていく。わがままな駒のためにフレッドの手紙を渡し、金貨を渡し、<br> エスカルゴ(の駒)で食欲を満たして懐柔する。大工の駒に橋を直してもらい、農夫の駒を進め、<br> 最後には騎士を突撃させ敵の城を攻め落とす。<br> <br> ナポレオンにボードゲームに勝ったことで、フレッドの劣等感は癒された。二重人格が<br> 直って元気になったフレッドはもう必要ない、と拘束衣をラズに渡す。クリスピンも<br> なんとかするぞ、と意気込みつつまずは昼寝してしまうフレッドを残し、ラズは博士の<br> 変装に必要なもう一つのアイテムを探す…<br> <br></dd> <dt>424 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/02/11(日)15:24:45 ID:Z2lLmVju0</dt> <dd>・黒いベルベットの都<br> <br> 精神病院の2階の部屋には患者のエドガーがいた。この巨漢の芸術家は鎖に繋がれ、<br> 絵を描き続けている・・・そこにあったのは描きかけの博士の肖像画だった。<br> <br> これを使えばクリスピンを騙せると思ったラズの目の前で、エドガーは衝動的に<br> 絵を塗り替え、闘牛の絵にしていまう。彼はどんな絵を描こうとしても最後には<br> 突撃する牛の絵にするという強迫観念を抱え、それが直るまで鎖で監禁されているのだ。<br> <br> 仕方ないのでラズはエドガーの心へと入り込む。そこは黒いベルベットの都。黒と極彩色に<br> 彩られた芸術と闘牛の街だ。ラズの服装まで心なしか闘牛士の格好に変わっている。<br> <br> エドガーは広場で巨大なカードを組み上げていた。天井にいる薔薇の花びらの涙を流す美女を<br> 助け出すためだ。しかし、彼の試みが叶うことはない。憎しみの名を持つ暴れ牛、<br> エル・オディオが乱入してカードの塔を崩してしまうのだ。<br> <br> エル・オディオに負けないようなカードがほしい、と話しているうちにラズは<br> エル・オディオに跳ね飛ばされて街中に連れて行かれる。<br> <br> ラズは画商の犬達の協力を得ながら、暴走するエル・オディオを避けつつ街中の<br> クイーンの肖像をめぐっていく。絵の中はなぜかレスリングリング。虎、鷹、竜、<br> コブラといったレスラーを倒した報酬のトランプのクイーンをエドガーに渡していくラズ。<br> その途中で闘牛士のディンゴにも出会い、暴れ牛エル・オディオを倒す約束をしてもらった。<br> <br> そしてクイーンがそろい、エドガーのトランプの塔は完成する。トランプの塔を<br> 上がったラズは自分が闘牛場にいることに気がつく。そして目の前には暴れ牛<br> エル・オディオが…美女ランピータの応援のもと牛に槍を刺し弱らせていくラズ。<br> そして、そこに真打の闘牛士ディンゴが現れる。<br> <br> 弱ったエル・オディオはラズの目の前でエドガーへと姿を変える。ガールフレンド<br> を取られた憎しみが彼を猛牛へと変えていたのだ。<br> <br> 高校時代のエドガーはレスリング部の「ブル(猛牛)」として虎、鷹、竜、<br> コブラといった仲間と活躍していた。彼のガールフレンドはチアリーダーの<br> ラナ。だが、彼女は応援団のディーンと浮気して去り、ショックのエドガーは<br> 試合でボロ負け。仲間にも責められ心に傷を負った…そして、今精神世界で<br> ディーンは闘牛士、そしてラナはランピータという姿を取って今なおエドガーを<br> 苦しめているのだ。<br> <br> ランピータとディーンはエドガーを再び牛に変えて殺そうとするが、ラズは<br> 牛エドガーから槍を抜き去り、逆に闘牛士ディーンをやっつけてしまう。<br> <br> 倒れたディーンの前でしくしく泣いているランピータ。まだ怒りが収まらないエドガーを<br> ラズは「あんな負け犬のこと気にすること無いよ」となだめる。(二股だったけど)あなたの<br> ことの方が好きだったのよ、などと言い訳するランピータをディーンと共に、心の落とし穴<br> に葬り去り、エドガーの心は晴れた。<br> <br> 現実世界では、エドガーはもう闘牛に囚われてはいない。彼は博士の絵をあっと<br> いうまに完成させ、その絵を完治した証拠して届けるようにラズに頼んだ。<br> <br></dd> <dt>554 :<a href="mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/02/21(水) 01:42:30 ID:S741Hvaa0</dt> <dd>・いばらの塔<br> <br> エレベータを守るクリスピンの前に見覚えのある人物が現れる。見慣れた顔、白衣、<br> そして特徴的な鉤爪。博士だ。上の実験室からいつ降りてきたのか不思議に思いつつ<br> クリスピンはエレベータへの道を明ける。<br> <br> …ラズはエレベータに乗り込むことに成功した。エレベータは上昇していく。そして<br> 下では昼寝から目が覚めたフレッドがクリスピンへ襲い掛かってノックアウト。これで<br> もはや見張りを気にすることもない。<br> <br> ラズは変装を解き、朽ち果て、天井も床もねじまがったいばらの塔を登っていく。これ<br> 以上先に進むな、と甲高い声の女性の影が先回りして警告してくるが、気にせず博士の<br> 実験室までラズはたどりついた。<br> <br> 実験室を窓からのぞくと棚にサシャとミラとラベルがついた脳が見える。彼ら2人も<br> 偽指令でおびき出されて捕まってしまったらしい。実験室では博士が女助手をなじって<br> いる。心優しい彼女は愛するペット亀を「言うことを聞かないと亀スープにするぞ」と<br> 人質に取られ無理矢理脳泥棒をさせられていたようだ。(警告していたのも彼女)<br> <br> このまま実験室に乗り込めばすぐに見つかってしまうので、ひとまず実験室の裏の居室<br> へとラズは乗り込んだ。脳を取られたサシャとミラ、そしてリリが椅子に捕らえられて<br> いるがまだ助け出すことができない。そこに女助手もやってきた。亀を助ける代わりに<br> 彼女の協力を取り付けるラズ。<br> <br> 約束を守るためラズは博士に見つからないように実験室の隅に忍び込み、女助手にもらった<br> ケーキを仕掛けて亀を檻から外におびき出し、テレキネシスで拾い上げて救出した。居室へと<br> 亀を連れ帰り、涙の再会だ。<br> <br> そして、ただのペットではなかった亀は渋いダンディボイスで女助手に作戦を授ける。<br> <br> …女助手は亀の脳を実験室に特別な脳だといって持ち込んだ。ラズは博士が目を放した<br> 隙に脳をタンク模型にテレキネシスで投げ入れる。そして亀はタンク模型を<br> 操作して暴れまわり博士を外へと跳ね飛ばした。<br> <br></dd> <dt>555 :<a href="mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/02/21(水) 01:46:35 ID:S741Hvaa0</dt> <dd>・精神病院の最後<br> <br> 博士がいなくなった実験室からサシャとミラの脳をとりかえし、2人は正気に戻った。<br> その力でリリも助け出す。<br> <br> そこにオリアンダーが決着をつけに現れる。ラズも応戦しようとするが、「これは大人の仕事よ」<br> というミラによってリリと2人バリアにつつまれて地上へと降ろされる。<br> <br> 地上に降りたラズは悔しがるが、そんなこといってないでキスして!というテレパシーの<br> ツンデレリリに負けていい雰囲気に…<br> <br> いばらの塔ではサシャとミラ2人とオリアンダーの戦いが続いていた。互角で勝負が付かない<br> ところに、ジェットパックのクルーラーも加勢にやってきて、オリアンダーに例のくしゃみ<br> パウダーを振り掛ける…<br> <br> 一方そのころ、元気を取り戻したエドガーは病院を出て行こう!と自分を縛っていた鎖を<br> 引きちぎり、その勢いで床下のパイプを壊してしまった。ただガスは流れていないので<br> まあいいや、と思うエドガー。<br> <br> …そして、庭でご機嫌のグロリアはお花に水を上げようと思ってバルブを回した。それは<br> 水ではなくガスだった…病院にガスが充満していく。<br> <br> 精神病院入り口。出て行こうとするエドガーと、通りすがったグロリアに対して、元気に<br> なったフレッドは自分はもう大丈夫だし、みんなも頭がしっかりしてそうだから出て行けば<br> いいと宣言をする。<br> <br> その言葉がトリガーとなって痙攣していたミルクマン=ボイドは最後の指令として火炎瓶を<br> 建物に投げつけた。<br> <br> …そしてキス、くしゃみ、爆発が同時に起こった。<br> <br> ・オリアンダーの逆襲<br> キスをした2人の上にも爆発の瓦礫が降って来る。なんとかバリアで防ぐと、サシャ、<br> ミラ、クルーラーの三人が地上に降り立ってきた。脳をくしゃみで吐き出したオリアンダー<br> の体が横を通り過ぎる。これで一件落着…?いや、オリアンダーの脳はどこに?<br> <br> 彼らの背後に巨大なブレインタンクが現れる。オリアンダーその人の脳がコントロールする<br> 強力な兵器だ。その一撃でリリも、残りの大人たちも気絶してしまった。<br> <br> ラズとオリアンダーの一対一の戦い。砲撃をかいくぐり、防壁を破壊し、ラズは<br> オリアンダーの戦車を打ち負かす。動かなくなった戦車の脳が入ったコクピットを<br> 調べようとしたラズだったが、そこにくしゃみパウダーが襲い掛かる。<br> <br> ラズは脳をくしゃみで吐き出してしまった。そしてラズの体はテレビをもとめて<br> ふらふらとどこかにいってしまった。<br> <br> …体を失って脳だけになったラズは考える。自分に何ができるのか…<br> <br> ラズは自分の脳をテレキネシスで持ち上げ、オリアンダーの脳があるコクピットへと<br> 投げ込んだ。オリアンダーの悪夢を終わらせるために…<br> <br> …<br> <br> ようこそ、肉のサーカスへ!<br> <br></dd> </dl>
<p><strong>Psychonauts</strong></p> <p> Part27-52~53・55~58・78~80・105~106・114・138~139・143・394~395・558~559、part28-101・424・554~555・557・564~566</p> <hr> <dl> <dt>52 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/03(日)22:01:51ID:O31Dgv2e0</dt> <dd> Psychonautsいきます。大体1ステージ1レスで行くつもりです。<br> <br> ・イントロ<br> <br> 人の精神に入り込み様々な問題を解決する超能力エージェントの<br> 花形サイコノート。彼等は子供達の憧れだ。<br> <br> かつてインディアンの聖地であったウィスパリングロック。ここで<br> 未来のサイコノートを育成するサイキックサマーキャンプがはじまった。<br> ヘッドコーチであるオリアンダーと、現役サイコノートであるミラと<br> サシャのコンビを教官に、個性豊かな子供達がこのキャンプで訓練を<br> 受けることになる。<br> <br> 主人公ラズプーチンは正規の参加者ではないが、自分の居場所を探しに<br> このキャンプに潜り込んだ。超能力を嫌うサーカスの父親から逃げてきた<br> のだ。<br> <br> ラズはすぐ教官たちに発見されたものの、同時に教官たちはラズの類稀な<br> 精神防御能力を知ることになった。ラズの潜在能力に興味を持った教官たちは<br> ひとまずラズのキャンプへの滞在を許すことにした。<br> <br></dd> <dt>53 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/03(日)22:03:35ID:O31Dgv2e0</dt> <dd>・ベーシックトレーニング<br> <br> 翌朝最初の訓練が行われ、ラズも参加することになった。<br> <br> 場所はコーチオリアンダーの頭の中。子供達はコーチの精神に<br> 自身を投影する。<br> <br> ミリタリー親父であるコーチの精神は戦場だった。コーチの<br> 記憶庫(各キャラの精神世界にある記憶の塊)にも軍隊での<br> 輝かしい活躍が詰まっていた。<br> <br> 爆撃を潜り抜け、飛行機から降下し、地雷原を抜け、戦場を<br> 突破するラズ。他の子供達は次々に脱落していく。(肉体的には<br> ダメージはなく精神の外に蹴り出されるだけ)<br> <br> ラズは最深部に到着する。まだ誰もいない。部屋の横に通路<br> を発見したラズは、奥に幕がかかった額を見つけ中を覗こう<br> とする…と、そこでコーチの力でラズは部屋に引き戻される。<br> <br> コーチは「このコースを最後まで、しかもこんなに早く到達<br> できるとは思わなかった」とラズを高く評価するのであった。<br> <br></dd> <dt>55 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/05(火)20:51:14ID:APAompPF0</dt> <dd>*人物紹介*<br> <br> ラズ(ラズプーチン)-主人公の少年。10歳。類稀な超能力潜在能力を<br> 持つ。大道芸人の父の元、サーカスのテントで育てられた。自分のサイ<br> キック能力を嫌い否定する父に嫌気が差しサーカスを脱走、サイキック<br> サマーキャンプに潜り込む。<br> <br> コーチオリアンダー-サマーキャンプの教官の1人。ミリタリー親父。<br> <br> ミラ-教官の1人。陽気で子供にとても優しいお姉さん。サシャと<br> コンビを組んで世界中で活躍している有名なサイコノート。<br> <br> サシャ-教官の1人。理知的でクールな大人の男。サイコノートと<br> して活躍するだけでなく、自身のラボを持ち超能力研究を行う科学者<br> でもある。<br> <br> フォード・クルーラー-あるときは掃除人、またあるときは売店の<br> おじさん、そしてまたあるときはボートの管理人。その正体は…<br> <br></dd> <dt>56 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/05(火)20:53:25ID:APAompPF0</dt> <dd>・秘密基地<br> <br> ラズの力に興味を持ったサシャは自身のラボへとラズを招待する。喜ぶラズ<br> だったが、場所を教えてもらえなかったためキャンプ中を探し回ることになる。<br> <br> その途中でラズはキャンプの各エリアに切り株に偽装した地下レイルの入り口<br> があることに気がつく。各エリア間の移動に便利で、しかもフォード・クルーラーの<br> 秘密基地に通じていた。<br> <br> 基地にたどりついたラズをフォード・クルーラーが歓迎する。彼は伝説のサイコ<br> ノートだったが今は引退して基地で過ごしている。時には様々に変装してキャンプ<br> 各地で子供達を見守っているのだ。フォードはラズにベーコンを与えた。この<br> ベーコン(フォードの大好物)を耳元で振ればいつでもフォードのアドバイスを<br> 聞くことができるのだ。<br> <br> ・ブレインタンブラー実験その1<br> <br> こうした寄り道もしながらラズはサシャのラボにたどり着いた。本がつみ<br> あがった研究室の中央には巨大なドライヤーのような機械がある。サシャは<br> ラズをこの機械ブレインタンブラーの前に立たせ、実験をはじめる。<br> <br> ラズがまずたどり着いたのは「集合無意識」、円環の道の周りに様々な扉が<br> 浮かんでいる。まだ開いてる扉は1つだけ…ラズの心だとサシャは言う。<br> <br> ラズの心は懐かしいサーカスのキャラバン馬車からはじまっていた。ラズは<br> ここから逃げ出してキャンプにやってきたのだ。<br> <br> だがキャラバンの中にはみしらぬ世界が広がっていた。肉の植物たちが蠢く。<br> これが本当に自分の心なのかと疑いつつラズは奥へと逃げていくうさぎの<br> ような生物を追いかける。しかし、そこでラズは怪物達に囲まれてしまった…<br> <br></dd> <dt>57 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/05(火)20:57:39ID:APAompPF0</dt> <dd>・サシャのトレーニング<br> サシャは危機に陥ったラズを現実世界に引き戻した。そして怪物と戦う力の<br> トレーニングのために、今度はラズをサシャ自身の心に呼び込む。<br> <br> サシャの精神世界…理知的な彼自身を象徴するような立方体の世界。サシャは<br> まず精神世界の働きの1つである「検閲者」について講義する。検閲者達は<br> 精神世界の異物を排除する防御機構で、精神に入ったサイコノートに攻撃を<br> 加えるのだ。<br> <br> そして、サシャはそうしたものに対抗する攻撃手段をラズに教える。怒り、<br> 嫌悪の気持ちを凝縮することでPSIブラストを撃てるのだ。練習として1000体の<br> 検閲者を倒したらPSIブラストの免許バッジをやる、とサシャは言い残して<br> キューブの中に去っていった。<br> <br> サシャが残した検閲者生成バルブ。ダイヤルを回すとより早く検閲者が生成<br> される。ダイヤルを1から6まで回しても1000体倒すのにはほど遠い。ラズは<br> ダイヤルを限界…ドクロマークまで回してしまった。<br> <br> とたんに暴走がはじまる。検閲者達が大量に現れ、整然とした立方体の世界の<br> 各面から押さえていたサシャの思い出、トラウマであるベッド、赤ちゃんの<br> おもちゃ、靴箱といったオブジェクトが飛び出し、整然とした世界は混沌と<br> 化した。暴走にあわてて戻ってきたサシャに怒られつつラズは一面一面検閲者を制圧していく。<br> <br> なんとか制圧したと思ったところで、サシャは心の健全な働き、つまり検閲者を<br> 抑圧しすぎると暴発することを指摘する…気がついた時には遅かった。巨大化<br> したメガ検閲者が現れ、サシャは踏みつけられてしまう。ラズはPSIブラスト<br> を駆使してこのメガ検閲者をなんとか撃退した。<br> <br> …サシャはこの大暴走の口止めとして、PSIブラストの免許バッジをラズに<br> 与えるのであった。<br> <br></dd> <dt>58 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/05(火)21:01:17ID:APAompPF0</dt> <dd>*サシャの思い出、トラウマ*<br> サシャの精神世界の記憶庫のデータ。<br> <br> まず、赤ん坊のサシャの記憶。食事を与え、遊んでくれた母の姿。だが彼女は<br> 病に倒れ、幼いサシャを残して死の床についてしまった。<br> <br> そして、青年になったサシャの旅立ち。サシャは靴職人である父を手伝って<br> いた。彼は目覚めつつあったサイキック能力を使い、おぼろげにしか知ら<br> ない母を求めて父の記憶をのぞく。そこで見えたのは2人の思い出、天上で<br> 天使になったであろう母の姿…だが力をまだ制御できないサシャは見よう<br> とは思わなかった父が母に抱いていた欲望の底まで見てしまった。…そして<br> 心に傷を負ったサシャは家を出ていった。<br> <br> 家を出たサシャはサイコノートになる前にランプ工場で働いた。ランプを<br> 見るだけで怒り、嫌悪の気持ちが浮かぶような経験をしたようだ。彼は<br> その気持ちを利用してPSIブラストを撃っている。<br> <br></dd> <dt>78 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/07(木)01:00:50ID:Tpa/3oGT0</dt> <dd>・ブレインタンブラー実験その2<br> <br> ラズは再びブレインタンブラーで自分の心(?)に戻る。PSIブラストを覚えた<br> 今では怪物もザコに過ぎない。ウサギをさらに追いかけると、そこには塔が<br> 建っていた。<br> <br> 頭に内部の情景が浮かぶ。そこではなぜかキャンプの仲間の1人の少年である<br> ドーガンが、悪い博士に捕まっていた。悪い子からは脳を取り出してしまうぞ、<br> と脅迫されている!<br> <br> ラズはドーガンを救出するために塔を昇ろうとするが、段差が高すぎてのぼる<br> ことができない。<br> <br> サシャのラボへと戻ったラズ。サシャはそうした段差を越えるにはレビテーション<br> の超能力が必要で、専門家であるミラから習うといいと助言した。彼はまた、<br> 実験の世界が変質しているのは妨害電波の可能性があると指摘する。誰が、<br> なぜ、そうした邪魔をしているのだろうか…<br> <br> ・脳泥棒<br> <br> ミラが子供達に授業をしているのは湖のほとり。そこに向かう途中ラズは<br> ドーガンの姿を見つける。博士に捕まっているのは夢で、無事だったんだ!<br> と声をかけるが、様子がおかしい。<br> <br> TV…TV…ドーガンはどんなに声をかけてもテレビとしか言わない。彼の耳の<br> 穴から向こう側が見える。そう、ドーガンの頭は空っぽ、本当に脳を盗まれて<br> しまっていたのだ。ゾンビのようになったドーガンの体はロッジに向かった。<br> テレビを見るために…<br> <br> この事件を気味悪く思うラズだったが、他の子供、大人達もまともにとり<br> あわない。塔を上がって謎を解くためにも今はレビテーションを覚える<br> しかないのだ。<br> <br></dd> <dt>79 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/07(木)01:04:02ID:Tpa/3oGT0</dt> <dd>・ミラのダンスパーティ<br> <br> ミラはラズを歓迎し、彼女の精神に招いてレビテーションの授業を行う。<br> そこは終わりのないダンスパーティ。極彩色にジュークボックス、ダンサーに<br> 舞い上がる泡。<br> <br> この世界の奥で待つミラの元までいけば合格だ。ラズはジャンプを駆使して<br> この楽しい世界をはずんで進んでいく。<br> <br> ミラの記憶の1つはサシャとのコンビの記憶。世界を駆け巡りスーパーエージェント<br> として大活躍!だが、もう1つのミラの記憶はパーティに似つかわしくない<br> ものだった。<br> <br> パーティ世界の片隅に隠された暗い子供部屋。「そんなものは忘れてもどって<br> パーティを楽しみましょう!」というミラの警告を無視したラズは悪夢の記憶<br> へと迷い込む。<br> <br> …孤児院で子供の世話をしていたミラ。彼女が買い物から戻ると孤児院は<br> 燃えていた。子供達が助けを呼ぶ声が聞こえる。なのにミラはなにも出来な<br> かった…<br> <br> 炎の悪魔となった悪夢がラズの周りに蠢く。「ミラ、熱いよ」「どうしてぼくらを<br> 見捨てたの?」「助けて!」だがそれらは檻によって危害を加えることはない。<br> そう、ミラはこの悪夢を乗り越え、制御下に置いていたのだ。<br> <br> ラズはパーティの世界に戻り、ミラからレビテーションの能力を受け取った…<br> <br></dd> <dt>80 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/07(木)01:14:40ID:Tpa/3oGT0</dt> <dd>*人物紹介*<br> <br> ドーガン-キャンプに参加してる心優しいけどグズの少年。いじめられっこで、<br> ラズに守ってもらっている。実は人間の頭を爆発させてしまうような凶悪な<br> 超能力の持ち主。自分では力を制御できず、特製の帽子でその力をおさえていた。<br> 何者かに脳を取られてしまって、テレビ大好きゾンビ状態に。<br> <br></dd> <dt>105 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/10(日)01:22:49ID:Ox/XnsrN0</dt> <dd> (1つエピソードを落としてたんで追加。時系列的にはミラのダンスパーティ<br> の直前)<br> <br> *人物紹介*<br> リリ-キャンプに何年も参加して既に全てのテストを通過してる超能力少女。<br> 何も事件がない退屈なキャンプに現れたラズに一目惚れ。でもそんなことは<br> 表に出さないツンデレ娘。<br> <br> (崖から落ちてきたラズをテレキネシスで助けて)「あんたを助けたんじゃないわ。<br> この植物を守っただけよ。」<br> <br> ・リリ、調査へ<br> リリもドーガンが脳を盗まれた話には半信半疑(「ドーガンっていつもああで<br> しょ」)だった。しかし、ラズの話す博士は自分が悪夢で見ていたものと同じ<br> だとわかったリリは興奮する。そして「夜、ボートハウスでおちあいましょう!」<br> と言い残してボートに乗ってリリは単身調査に出かけていった。<br> <br></dd> <dt>106 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/10(日)01:25:16ID:Ox/XnsrN0</dt> <dd>・ブレインタンブラー実験その3<br> レビテーションの能力を手に入れ再び実験に戻るラズ。塔を昇っていきなんとか<br> ドーガンのいる部屋の窓までたどりついた。しかし博士の魔の手がドーガンに迫る。<br> <br> おびえまくるドーガンの様子を楽しんだ博士は彼に特製くしゃみパウダーを<br> ふりかける。耐え切れずくしゃみをすると、脳が吐き出され、壁に当たって<br> 落ちた。<br> <br> 博士は取り出した脳をダストシュートに投げ入れ、次の部屋へ向かう…その<br> 診察椅子に捕らえられているのはリリだ!<br> <br> 急いでラズが部屋に入ると博士はいない。リリが捕らえられている部屋にも<br> 入れない。仕方ないのでラズはシュートからドーガンの脳を追いかけることにした。<br> <br> シュートから落ちた先は戦車らしき設計図が壁に浮かぶ部屋だった。目の前に<br> 落ちているドーガンの脳に手をのばすが、それより早くマニピュレータが<br> 脳を掴み、設計図へと取り込む。<br> <br> 設計図の戦車は脳を得て起動する。気がつくと目の前にその実物、ブレイン<br> タンクがいた。砲撃、混乱爆弾、レーザーといった猛攻をしかけてくる。<br> ラズは攻撃をかいくぐり戦車、そしてそのブレインコアを停止させる。<br> <br> ブレインタンクを倒したラズは、計画図の前に転送される。そこにはこのブレイン<br> タンクを量産して世界を制覇する計画が示されていた。そして、この場所には<br> 見覚えがあった…<br> <br></dd> <dt>114 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/13(水)01:37:25ID:ECP9zhvH0</dt> <dd>・ラボにて<br> と、そこでラズは現実のラボに引き戻される。見るとサシャが非常に重要な<br> サイコノート公式任務が入った、と出て行くところだった。彼はラズの話も<br> 聞かずに飛び出していった。<br> <br> 教官は留守、友達の脳は盗まれ…どうしたらよいのだろう?ラズはラボの床に<br> 慌てて出て行ったサシャの忘れ物を見つける。小さなドアの形をしたサイコ<br> ポータルだ。これを頭に取り付ければ他の人間の精神に入ることができる。<br> いつ使うことになるのかわからないが、ラズはひとまずこのポータルを<br> 荷物にしまいこんだ。<br> <br> それにしても気になるのは、あの場所、コーチの精神世界だ。サシャなし<br> でもラボにあるブレインタンブラーを使って、集合無意識、そしてそこから<br> 繋がる心へはアクセスできる。ラズは集合無意識から再びコーチの心へと<br> 飛び込んだ。<br> <br> コーチの精神では「今は留守にしているが、訓練コースは開放している」と<br> アナウンスが流れている。ラズはそこで最初の訓練では見落としていた隠された<br> 記憶庫を見つけだした。そこにはコーチオリアンダーの真実の過去が記録<br> されていた…<br> <br> オリアンダー青年は軍隊にあこがれていた。しかし、身長が足りないがゆえに、<br> 陸海空すべての軍で門前払い。おまけに軍属のコックの仕事でさえ門前払いで<br> 蹴り出される始末。そしてオリアンダーは世界への復讐を誓ったのだった…<br> <br></dd> <dt>138 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/16(土)22:31:20ID:jcLAu4o30</dt> <dd>・湖の怪物<br> <br> ラボから出ると外は夜。リリとの待ち合わせのために湖に向かうラズの目の前に<br> いじめっこのボビーが現れる。だが、彼もテレビとしか言わない…脳を盗まれて<br> いた。<br> <br> リリを心配してボート乗り場の近くまで急いだラズの耳にくしゃみが聞こえる。<br> リリは無事だった!リリは自分の調査結果をラズに伝える。<br> <br> 妨害電波の発信源はコーチが寝言を吹き込んでいたラジオ発信機だった。そして<br> サシャだけでなく、ミラも「公式任務」で慌てて出て行ったと。<br> <br> 教官もいない。そこにこんな陰謀。今こそ僕らの出番だ!と2人は冒険に心を<br> 躍らせる。と、盛り上がるリリの背後の茂みから突然湖の怪物ラングフィッシュ<br> が現れた。怪物はリリを口に飲みこんで湖に消えてしまった。<br> <br> …湖に消えたラングフィッシュをラズは追いかけられない。ラズの一族にはジプシーに<br> よって呪いがかけられ、水に近づくと呪いの手に引き込まれて溺死させられてしまうのだ。<br> <br> 途方にくれるラズにクルーラーがアドバイスをよこす。ボートハウスの奥にある潜水球を<br> 使えば安全だ、と。<br> <br> ラズは潜水球をつかって湖の底へ向かい、巨大な空気の泡の中に落ちた。<br> そこにはリリを飲み込んだラングフィッシュがいた。無論話しは通じず<br> 戦いになる。ラズもラングフィッシュに飲み込まれそうになったが、周りに<br> 落ちていた釘の箱を代わりに叩き込んで相手を気絶させることができた。<br> <br> しかし、リリの情報はない。ラズは仕方なくサイコポータルを使って<br> ラングフィッシュの頭の中へ入って手がかりを探すことにした…<br> <br></dd> <dt>139 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2006/12/16(土)22:36:01ID:jcLAu4o30</dt> <dd> ・巨大怪物ゴグラvsウルトラヒーロー-ラングフィッシュポリスの決戦<br> <br> 摩天楼が立ち並ぶ大都市、ラングフィッシュポリス。そこには平和を愛する<br> ラングフィッシュ達が楽しく暮らしていた。だがそこに恐ろしい影が迫る…<br> <br> 巨大怪獣ゴグラだ!!!!ゴグラはビルをなぎ倒し、車を吹き飛ばし、市民達を<br> 踏み潰し大暴れ。軍隊が出動してゴグラへの対策に乗り出した!<br> <br> …さて、ゴグラことラングフィッシュの精神におけるラズ(ゴーグルが目印)は<br> 困惑していた。体は巨大化してる。しかもこの都市でどこを探せばリリの居場所が<br> わかるのか検討もつかない。そこに数人のラングフィッシュのグループが近づく。<br> <br> 彼等はラングフィッシュポリスのレジスタンスだった。コーチャマラという謎の人物が<br> 怪しげな放送塔を建て、街をマインドコントロールの支配下に置いているらしい。<br> 軍隊たちはコーチャマラの指令によってラズを攻撃しているようだ。<br> <br> ラズは軍隊の抵抗にあいつつ、牢獄をぶち壊してレジスタンスを解放し、<br> その助けを借りて塔を目指す。途中で見つけたラングフィッシュの記憶を見ると、<br> どうやら普通の魚だったのにコーチと悪い博士に改造されて怪物にされて<br> しまった、ということもわかった。<br> <br> 塔に迫るラズにとうとうコーチャマラ自身が立ちふさがる。某ウルトラな<br> コスチュームを着たコーチとしかいいようのないコーチャマラがご丁寧にも<br> 例の登場ポーズをとって参上し、怪獣大決戦が始まる。…とはいっても、<br> わざわざ技名を叫んでからゆっくり攻撃を仕掛けるコーチャマラはラズの<br> 敵ではなかった。<br> <br> 邪魔するものがなくなった放送塔にラズは昇っていく。アンテナまでたどり<br> つき、どうやって壊そうか思案していると、そこにまだ生きていたコーチャマラが…<br> ラズはあっさり避け、コーチャマラは塔に激突。放送塔は崩壊した。<br> <br> 洗脳が解けた市民達が集まっている。ごく少数のレジスタンス達だけは大喜びだ!<br> その他大勢の市民はゴグラの破壊行為について抗議の視線を送っている…まあこれで<br> 洗脳もとけてラングフィッシュ本人とも交渉できるだろう、とラズはこの精神を後にした。<br> <br> <br> 142 :<a href= "mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2006/12/16(土)22:55:58ID:PsEY7Oy/O</dd> <dd>ジプシーの呪いって、やけに突然だな<br> <br> 143 :<a href= "mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2006/12/17(日)01:32:58ID:Nealy7QX0</dd> <dd><a href="http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1164788803/142" target= "_blank">&gt;&gt;142</a><br> ゲーム内では水エリアがでてくるとすぐ呪いの存在については説明が<br> あるんですが、今回はいれるタイミングを迷っていたので唐突になってます…<br> なお、なぜ呪いがかけられたのか、といったことは謎です。<br> <br></dd> <dt>394 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/04(木)19:41:26ID:Ai/oLXby0</dt> <dd>・精神病院へようこそ<br> <br> ラズは、正気に返ったラングフィッシュに感謝された。お礼としてラズを丸呑み<br> するラングフィッシュ。<br> <br> …ラングフィッシュそのまま湖を渡り、精神病院の建つ孤島の海岸にラズを吐き出した。<br> 話を聞くと、洗脳されていた時にリリもここに運んだそうだ。<br> <br> ラズは崖を上がって精神病院を目指す。途中にリリのブレスレットが落ちていた。<br> 確かにリリはここに捕らえられているのだ。<br> <br> たどり着いた精神病院の門は堅く閉ざされている。入り口の門番のボイドはミルクマンが<br> 来るまで誰も通すわけにはいかない、と繰り返し埒があかない。壁に神経質そうに<br> 落書きしているところをみると、どうやら門番自体も病院に似つかわしい人物である<br> らしいが…。<br> <br> 謎のミルクマンを探すために、ラズはこの門番のボイドの精神に入ることにした。<br> <br></dd> <dt>395 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/04(木)19:45:30ID:Ai/oLXby0</dt> <dd>・ミルクマンの陰謀<br> ボイドの精神は歪んだ室内からはじまっていた。キッチンに、テーブルに…普通の家だが、<br> パースもおかしいし、ブラインドからは覗いている何者かの視線を感じる。<br> 扉も開かない。ボイドは冷蔵庫に何かがあるとブツブツいっているだけだ。<br> <br> ラズは冷蔵庫の中に透視バッジを見つけた。この能力があればアイテムから<br> 関連したビジョンを得たり、相手の目から物をみることができる。ラズはボイド<br> の目から世界を見てみることにした。<br> <br> ボイドの精神は混乱している。ラズはなんとかミルクマンは死んだらしいということと、<br> この家の出口を知った。<br> <br> 家の外は空中に浮かぶご近所風景…道路はらせんのようにねじまがっている。<br> そこにあるのは見張られているという緊迫感。フラミンゴも生垣からも隠しカメラが<br> 顔を出す。黒い偵察ヘリ。車に詰まれたレーダー…<br> <br> 市民の姿はなく、ところどころにミルクマンを探すコート姿エージェントがにらみを<br> 効かせる。役目によって入ることができる領域が区切られているようだ。間違って侵入して<br> しまえば、逮捕されて尋問されてしまう。<br> <br> もう一方の住人はかわいいガールスカウトの女の子達。世界をよい場所にするために<br> がんばると主張し、ラズの周りをつきまとう。<br> <br> アイテムで変装してエージェントをあざむきながらラズは精神を進んでいく。なんとか<br> ラズはミルクマンの墓への潜入に成功したがその墓は空だった。<br> <br> ミルクマンが死んだというのは嘘らしい。だが、生きているとしたらどこに?<br> その鍵は以外なところにあった。エージェントを狙撃する邪魔者を追跡してみると、<br> なんとガールスカウトの女の子だった。ラズはリモコン飛行機の視点をかりて<br> 世界偵察し、発見したガールスカウトの隠れ家に乗り込む。<br> <br> なかなか扉を開けない用心深いガールスカウトをラズは透明化能力で騙して<br> ノックアウトし、家に乗り込む。ガールスカウト達とPTAなおばさんリーダーは<br> ミルクマンの秘密を守るというその真の目的を明かす。一方ラズの後をつけた<br> エージェント達は家を包囲する。<br> <br> おばさんリーダーは地下の部屋に逃げ込む。部屋の中央ではミルクマンが眠り<br> についている。襲い掛かるおばさんリーダーをノックアウトするラズ。そして、<br> ミルクマンが目覚める。ミルクマン…それはコーチによって植えつけられた<br> ボイドの別人格だった。<br> <br> かつてガードマンの仕事をしていたボイドはクビにされたことを怒り、自分の<br> 店を火炎瓶で襲撃した。襲撃後狂ってしまったボイドに近づいたのはコーチだ。<br> コーチはボイドに催眠をほどこし、精神病院の門番として採用した。その真の目的は<br> 事が終わったときの証拠隠滅だ。<br> <br> ガールスカウトの隠れ家の外では、エージェント&検閲者の群れがガールスカウトを<br> めためたにしていた。そこに現れたミルクマンは特別製火炎ミルク瓶でコートの男も<br> 検閲者達もガールスカウトも無差別にすべて吹き飛ばしていく。その衝撃で<br> ラズもボイドの精神から跳ね飛ばされた。<br> <br></dd> <dt>558 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/14(日)21:35:25ID:+DauWDEq0</dt> <dd>・精神病院の中へ…<br> <br> 現実の精神病院の門に戻ったラズ。その目の前で門番ボイドはミルクマン人格へと<br> 変貌する。ミルクマン=ボイドは門番の身分証を投げ捨て、門を開け放ち精神病院の<br> 中へと入っていった。その手にあるのは牛乳瓶爆弾が入ったバスケット…<br> <br> ミルクマンを追いかけてラズも中へ。ミルクマンは建物の前で牛乳瓶爆弾を<br> 投げようという姿勢で痙攣している。どうやらまだ最後の指令を実行する時では<br> ないらしい。<br> <br> どうしようもないミルクマンは放置して、ラズは見つけた透視能力をリリの<br> ブレスレットに試してみることにした。リリの場所がわかるかもしれない。<br> <br> …リリは精神病院の上のいばらの塔の実験室に捕まっていた。博士はお決まりの<br> スーパーくしゃみパウダーを振り掛けてくしゃみでリリの脳を奪おうとするが、<br> 鼻が詰まった(というか鼻の穴がない…)リリには効かない。仕方ないのでリリに<br> 風邪をひかせてくしゃみをさせる方針に変えたようだ…<br> <br> 透視で見た様子ではどうやらまだ手遅れではない。だが、このままではリリも脳を<br> 奪われてしまうだろう。ラズはいばらの塔へと到達する方法を探す。<br> <br> 道は直ぐに見つかった。精神病院の建物内のエレベーターを上がればいばらの塔に<br> 行けるのだ。問題はその前に立つ博士のしもべクリスピンだ。博士本人以外は通さない、<br> と見張りをしている。<br> <br> 観察する内にラズは彼の弱点に気がついた。クリスピンはド近眼なのだ。博士の特徴に<br> 似せて変装すればごまかせるかもしれない。博士の特徴は3つ。鉤爪、白衣、顔…なんとか<br> 似たものを探さないと…<br> <br></dd> <dt>559 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/14(日)21:40:53ID:+DauWDEq0</dt> <dd>・グロリアの劇場<br> ラズは精神病院の庭で、鉤爪に似たものを見つけ出した。何かのトロフィーだ。<br> 持ち主は患者のグロリア。彼女はかつては大女優だったらしいが…<br> <br> ラズがトロフィーを手に取ると、やさしそうだったグロリアは豹変してラズを<br> 罵りだす。彼女は双極性障害にさいなまれていた。彼女の精神の混乱を解き、<br> トロフィーを貸してもらうためにラズはグロリアの精神へと入り込む。<br> <br> そこは大劇場。舞台にあがるのはかわいいお花ちゃん達。批評家のジェスパーは<br> 辛辣な批判を加えている。そしてステージマネージャーのベッキーは困り果てていた。<br> 主役のボニタ・ソレリが舞台恐怖症になって楽屋に引きこもってしまっているという。<br> ボニタ・ソレリ、それはグロリアの内なる太陽、ミューズだ。<br> <br> ラズはすすり泣く声が聞こえてくる楽屋へと向かう。透明化能力で扉の中に忍び込み、<br> しくしくと泣き続けるボニタに声をかける。しゃべると意外にも野太い男声だった<br> ボニタ嬢(?)にびっくりしつつ、ラズはスポットライトを修理したら舞台に戻る、<br> と約束させる。<br> <br> ラズは倉庫から蝋燭を取り出し、スポットライトをつける。そして舞台が再びはじまる。<br> グロリアの子供時代の物語。お花ちゃんは、自分がグロリアの子供時代を演じます、とご挨拶し、<br> そしてグロリアの心の太陽ボニタがいよいよ現れる!だがそこで、舞台天井からライトが<br> 落ちて、お花ちゃんはぺしゃんこに。舞台は台無しになってしまった。<br> <br> 批評家のジェスパーはこうしてファントムがあらわれるのもボニタのせいだと<br> 批判する。そしてボニタはショックを受けてまた引きこもってしまった。ベッキーは<br> また「ファントム」の舞台妨害だとぼやいている。<br> <br> ラズは舞台の邪魔をするファントムの正体をつきとめることにした。天井裏に<br> 向かうために、台本を差し替え、ライトで喜劇と悲劇とムードをかえ、舞台装置を<br> 転換させていく。そのなかでラズはグロリアの過去を知った。<br> <br> グロリアは女優の才能を持った女の子。だが、母親は彼女の才能を妬み、家から<br> 追い出して地獄のようなスパルタ式演劇学校に入れてしまう。母親にこの過酷な<br> 世界から助け出して欲しい、せめて自分を認めてほしいというグロリアの望みが<br> 叶うことはなかった。そして学校を出たグロリアは母との繋がりを断ち切ってパリへと<br> 逃げ出す。…そこで成功した彼女にようやく届いた手紙は、母が自殺したという知らせ。<br> グロリアの心は自責の念から壊れてしまったのだ。<br> <br> ラズは舞台装置の風船とリフトを使って天井に上がり、ファントムを追いかける。<br> アクロバティックなチェイスの果てに見たものは、批評席に戻るファントムの姿だった。<br> <br> ラズはジェスパーに詰め寄るが私はファントムではない、と否定されてしまう。だが、<br> 確かにファントムはもっと痩せててかっこよかったからあんたじゃないな、とのラズの<br> 皮肉に激昂したジェスパーは自分こそがファントムと言い捨て正体を現す。ジェスパーは<br> 批評席自体をロケットエンジンのついた戦闘マシンに変形させ、ペン先ミサイルで<br> ラズに襲い掛かる。<br> <br> ラズはスポットライトを使い、目がくらみ朦朧としたジェスパーを殴り飛ばす。<br> そして、自責の念から暴走した批判者は倒され、劇場に平和が戻った。グロリアの<br> 才能の象徴、心の太陽であるボニタ・ソレリは再び舞台へと立ち、グロリアの心には<br> 光がもどった。<br> <br> …ジェスパーはまだ批判を続けていたが、ミニチュアサイズになってしまった彼の<br> 言葉を聴くものはもういなかった。<br> <br> 心の平安を得たグロリアは現実世界に戻ったラズに博士の鉤爪に似た形のトロフィーを<br> もっていくことを許した。<br> <br></dd> <dt>101 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/01/29(月)01:33:52ID:1V8GTTZN0</dt> <dd>・ウォータールーの戦い<br> 患者の1人フレッドは、ナポレオンの直系の子孫だ。彼の症状は二重人格…<br> フレッド自身の人格と、ナポレオンの人格が争っている。看守のクリスピンが<br> せせら笑う中、フレッドはぬいぐるみと人形相手に戦略ボードゲーム「ウォータールー」を<br> 遊び続けていた。<br> <br> ラズは彼の着ている拘束衣が博士の白衣の変装に使えるのでは、と気がついた。<br> だが、この二重人格で暴れるようでは拘束衣を取るのは危険だ。ラズは心の混乱を<br> 静めるためにフレッドの心へと入り込んだ…<br> <br> フレッドの心の中は、真ん中に巨大な盤面がある豪華な部屋だった。向かい<br> あってボードゲームを戦うのは、フレッドと、ナポレオンだ。フレッドは<br> ナポレオンにボードゲームに負け続け、自分はボナパルト家にふさわしくない人間<br> だと落ち込んでいる。<br> <br> このボードゲームがフレッドの狂気の原因だった。元々はフレッドが精神病院の<br> 職員で、クリスピンは患者の側だった。遊戯療法として始めたこのボードゲームで、<br> クリスピンに負け続けたフレッド。彼はやがて祖先に顔向けができないという強迫観念に<br> 囚われ、狂ってしまったのだ。<br> <br> 勝てっこないとあきらめているフレッドを横目に、ラズは盤面の中に入り込めることに<br> 気がついた。そこはへクスグリッドのウォータールーのボードゲームの世界。ラズは駒達を<br> 説得してフレッドの味方にしていく。わがままな駒のためにフレッドの手紙を渡し、金貨を渡し、<br> エスカルゴ(の駒)で食欲を満たして懐柔する。大工の駒に橋を直してもらい、農夫の駒を進め、<br> 最後には騎士を突撃させ敵の城を攻め落とす。<br> <br> ナポレオンにボードゲームに勝ったことで、フレッドの劣等感は癒された。二重人格が<br> 直って元気になったフレッドはもう必要ない、と拘束衣をラズに渡す。クリスピンも<br> なんとかするぞ、と意気込みつつまずは昼寝してしまうフレッドを残し、ラズは博士の<br> 変装に必要なもう一つのアイテムを探す…<br> <br></dd> <dt>424 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/02/11(日)15:24:45ID:Z2lLmVju0</dt> <dd>・黒いベルベットの都<br> <br> 精神病院の2階の部屋には患者のエドガーがいた。この巨漢の芸術家は鎖に繋がれ、<br> 絵を描き続けている・・・そこにあったのは描きかけの博士の肖像画だった。<br> <br> これを使えばクリスピンを騙せると思ったラズの目の前で、エドガーは衝動的に<br> 絵を塗り替え、闘牛の絵にしていまう。彼はどんな絵を描こうとしても最後には<br> 突撃する牛の絵にするという強迫観念を抱え、それが直るまで鎖で監禁されているのだ。<br> <br> 仕方ないのでラズはエドガーの心へと入り込む。そこは黒いベルベットの都。黒と極彩色に<br> 彩られた芸術と闘牛の街だ。ラズの服装まで心なしか闘牛士の格好に変わっている。<br> <br> エドガーは広場で巨大なカードを組み上げていた。天井にいる薔薇の花びらの涙を流す美女を<br> 助け出すためだ。しかし、彼の試みが叶うことはない。憎しみの名を持つ暴れ牛、<br> エル・オディオが乱入してカードの塔を崩してしまうのだ。<br> <br> エル・オディオに負けないようなカードがほしい、と話しているうちにラズは<br> エル・オディオに跳ね飛ばされて街中に連れて行かれる。<br> <br> ラズは画商の犬達の協力を得ながら、暴走するエル・オディオを避けつつ街中の<br> クイーンの肖像をめぐっていく。絵の中はなぜかレスリングリング。虎、鷹、竜、<br> コブラといったレスラーを倒した報酬のトランプのクイーンをエドガーに渡していくラズ。<br> その途中で闘牛士のディンゴにも出会い、暴れ牛エル・オディオを倒す約束をしてもらった。<br> <br> そしてクイーンがそろい、エドガーのトランプの塔は完成する。トランプの塔を<br> 上がったラズは自分が闘牛場にいることに気がつく。そして目の前には暴れ牛<br> エル・オディオが…美女ランピータの応援のもと牛に槍を刺し弱らせていくラズ。<br> そして、そこに真打の闘牛士ディンゴが現れる。<br> <br> 弱ったエル・オディオはラズの目の前でエドガーへと姿を変える。ガールフレンド<br> を取られた憎しみが彼を猛牛へと変えていたのだ。<br> <br> 高校時代のエドガーはレスリング部の「ブル(猛牛)」として虎、鷹、竜、<br> コブラといった仲間と活躍していた。彼のガールフレンドはチアリーダーの<br> ラナ。だが、彼女は応援団のディーンと浮気して去り、ショックのエドガーは<br> 試合でボロ負け。仲間にも責められ心に傷を負った…そして、今精神世界で<br> ディーンは闘牛士、そしてラナはランピータという姿を取って今なおエドガーを<br> 苦しめているのだ。<br> <br> ランピータとディーンはエドガーを再び牛に変えて殺そうとするが、ラズは<br> 牛エドガーから槍を抜き去り、逆に闘牛士ディーンをやっつけてしまう。<br> <br> 倒れたディーンの前でしくしく泣いているランピータ。まだ怒りが収まらないエドガーを<br> ラズは「あんな負け犬のこと気にすること無いよ」となだめる。(二股だったけど)あなたの<br> ことの方が好きだったのよ、などと言い訳するランピータをディーンと共に、心の落とし穴<br> に葬り去り、エドガーの心は晴れた。<br> <br> 現実世界では、エドガーはもう闘牛に囚われてはいない。彼は博士の絵をあっと<br> いうまに完成させ、その絵を完治した証拠して届けるようにラズに頼んだ。<br> <br></dd> <dt>554 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/02/21(水)01:42:30 ID:S741Hvaa0</dt> <dd>・いばらの塔<br> <br> エレベータを守るクリスピンの前に見覚えのある人物が現れる。見慣れた顔、白衣、<br> そして特徴的な鉤爪。博士だ。上の実験室からいつ降りてきたのか不思議に思いつつ<br> クリスピンはエレベータへの道を明ける。<br> <br> …ラズはエレベータに乗り込むことに成功した。エレベータは上昇していく。そして<br> 下では昼寝から目が覚めたフレッドがクリスピンへ襲い掛かってノックアウト。これで<br> もはや見張りを気にすることもない。<br> <br> ラズは変装を解き、朽ち果て、天井も床もねじまがったいばらの塔を登っていく。これ<br> 以上先に進むな、と甲高い声の女性の影が先回りして警告してくるが、気にせず博士の<br> 実験室までラズはたどりついた。<br> <br> 実験室を窓からのぞくと棚にサシャとミラとラベルがついた脳が見える。彼ら2人も<br> 偽指令でおびき出されて捕まってしまったらしい。実験室では博士が女助手をなじって<br> いる。心優しい彼女は愛するペット亀を「言うことを聞かないと亀スープにするぞ」と<br> 人質に取られ無理矢理脳泥棒をさせられていたようだ。(警告していたのも彼女)<br> <br> このまま実験室に乗り込めばすぐに見つかってしまうので、ひとまず実験室の裏の居室<br> へとラズは乗り込んだ。脳を取られたサシャとミラ、そしてリリが椅子に捕らえられて<br> いるがまだ助け出すことができない。そこに女助手もやってきた。亀を助ける代わりに<br> 彼女の協力を取り付けるラズ。<br> <br> 約束を守るためラズは博士に見つからないように実験室の隅に忍び込み、女助手にもらった<br> ケーキを仕掛けて亀を檻から外におびき出し、テレキネシスで拾い上げて救出した。居室へと<br> 亀を連れ帰り、涙の再会だ。<br> <br> そして、ただのペットではなかった亀は渋いダンディボイスで女助手に作戦を授ける。<br> <br> …女助手は亀の脳を実験室に特別な脳だといって持ち込んだ。ラズは博士が目を放した<br> 隙に脳をタンク模型にテレキネシスで投げ入れる。そして亀はタンク模型を<br> 操作して暴れまわり博士を外へと跳ね飛ばした。<br> <br></dd> <dt>555 :<a href= "mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/02/21(水)01:46:35 ID:S741Hvaa0</dt> <dd>・精神病院の最後<br> <br> 博士がいなくなった実験室からサシャとミラの脳をとりかえし、2人は正気に戻った。<br> その力でリリも助け出す。<br> <br> そこにオリアンダーが決着をつけに現れる。ラズも応戦しようとするが、「これは大人の仕事よ」<br> というミラによってリリと2人バリアにつつまれて地上へと降ろされる。<br> <br> 地上に降りたラズは悔しがるが、そんなこといってないでキスして!というテレパシーの<br> ツンデレリリに負けていい雰囲気に…<br> <br> いばらの塔ではサシャとミラ2人とオリアンダーの戦いが続いていた。互角で勝負が付かない<br> ところに、ジェットパックのクルーラーも加勢にやってきて、オリアンダーに例のくしゃみ<br> パウダーを振り掛ける…<br> <br> 一方そのころ、元気を取り戻したエドガーは病院を出て行こう!と自分を縛っていた鎖を<br> 引きちぎり、その勢いで床下のパイプを壊してしまった。ただガスは流れていないので<br> まあいいや、と思うエドガー。<br> <br> …そして、庭でご機嫌のグロリアはお花に水を上げようと思ってバルブを回した。それは<br> 水ではなくガスだった…病院にガスが充満していく。<br> <br> 精神病院入り口。出て行こうとするエドガーと、通りすがったグロリアに対して、元気に<br> なったフレッドは自分はもう大丈夫だし、みんなも頭がしっかりしてそうだから出て行けば<br> いいと宣言をする。<br> <br> その言葉がトリガーとなって痙攣していたミルクマン=ボイドは最後の指令として火炎瓶を<br> 建物に投げつけた。<br> <br> …そしてキス、くしゃみ、爆発が同時に起こった。<br> <br> ・オリアンダーの逆襲<br> キスをした2人の上にも爆発の瓦礫が降って来る。なんとかバリアで防ぐと、サシャ、<br> ミラ、クルーラーの三人が地上に降り立ってきた。脳をくしゃみで吐き出したオリアンダー<br> の体が横を通り過ぎる。これで一件落着…?いや、オリアンダーの脳はどこに?<br> <br> 彼らの背後に巨大なブレインタンクが現れる。オリアンダーその人の脳がコントロールする<br> 強力な兵器だ。その一撃でリリも、残りの大人たちも気絶してしまった。<br> <br> ラズとオリアンダーの一対一の戦い。砲撃をかいくぐり、防壁を破壊し、ラズは<br> オリアンダーの戦車を打ち負かす。動かなくなった戦車の脳が入ったコクピットを<br> 調べようとしたラズだったが、そこにくしゃみパウダーが襲い掛かる。<br> <br> ラズは脳をくしゃみで吐き出してしまった。そしてラズの体はテレビをもとめて<br> ふらふらとどこかにいってしまった。<br> <br> …体を失って脳だけになったラズは考える。自分に何ができるのか…<br> <br> ラズは自分の脳をテレキネシスで持ち上げ、オリアンダーの脳があるコクピットへと<br> 投げ込んだ。オリアンダーの悪夢を終わらせるために…<br> <br> …<br> <br> ようこそ、肉のサーカスへ!<br> <br></dd> <dt>557 :<a href= "mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/02/21(水) 02:43:50 ID:V50KvUoZ0</dt> <dd>乙でした<br> <br> 主人公の脳みそも出るのか<br> <br></dd> <dt>564 :<a href="mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/02/21(水) 20:14:57 ID:KK/gWAgC0</dt> <dd>・肉のサーカス<br> <br> ラズは自分が肉のサーカスにいることに気がついた。サーカスのテント、トランポリン、<br> アクロバット、ナイフ投げ、異形の動物達、肉挽き機、そして肉、肉、肉…<br> <br> サーカスはラズのトラウマ。超能力を持つことで父に嫌われ、死にそうな訓練をさせら<br> れて脱走した。肉は肉屋を父に持ったオリアンダーのトラウマだ。そう、これは2人の<br> 悪夢が結びついた精神世界なのだ。<br> <br> ラズはテントの中で、オリアンダーを見つける。彼は大人の「コーチ」オリアンダーではなく、<br> 幼いちびオリーに退行していた。ラズはちびオリーのトラウマを記憶した心の金庫を見つけた…<br> <br> !!!動物好き(うさぎ好き)への鬱描写注意!!!<br> ちびオリーは動物が好きなやさしい子供だった。特に大好きなのはうさぎさん!ある日勇気を<br> 出してうさぎさんを家につれて帰ったちびオリー。だけど、ちびオリーにとっての友達は、<br> 肉屋の父親にはただの肉に過ぎなかった。<br> <br> うさぎなど肉としてしか役に立たないことを息子に教えるために、父はその目の前で巨大な<br> 出刃包丁を振り上げ、何度も何度も…<br> !!!動物好き(うさぎ好き)への鬱描写終わり!!!<br> <br> 肉のサーカスでちびオリーは大好きなうさぎさんを追いかけてテントの上へとどんどん<br> 上がっていく。しかし彼は悪夢のサーカス団員や異形の動物達に取り囲まれてしまう。<br> ラズはちびオリーを守りながら、オリアンダーの、そして自身の悪夢の中心へと向かっていく。<br> <br> 中央のテントではちびオリーがおびえていた。父親がやってきる、と…<br> <br></dd> <dt>565 :<a href="mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/02/21(水) 20:17:56 ID:KK/gWAgC0</dt> <dd>・父親との対峙<br> オリアンダーの父親は出刃包丁をもった巨人。ラズも切り刻もうとする。振り下ろした<br> 包丁が地面に刺さっている隙に顔を殴りつけ、なんとかノックアウトするが、そこに<br> もう1人の父親の影が現れ、ラズを連れ去る。<br> <br> もう1人、そうラズの父親だ。そこは水が下から上がってくる悪夢のアクロバットコース。<br> ナイフを避け、トランポリンで飛び、綱渡り…失敗すれば水の中、それはラズにとっての死だ。<br> 父親の妨害を交わしつつ、ラズはなんとかコースを突破する。<br> <br> 中央に巨大肉挽き機が回るステージで、今度は両方の父親が襲い掛かってくる。ジャグ<br> リングで援護射撃する自分の父親の攻撃を避けつつ、なんとかオリアンダーの父親を<br> 中央の肉挽き機に落としてミンチにする。残るは自分の父、と思ったところに思わぬ援護が<br> はいった。<br> <br> …なんと精神世界へ実物のラズの父親が現れた。本物の父親は、「あれがお前の心の中での俺なのか?<br> 現実より髪の毛少ないぞ?」と言いつつ悪夢の父親を撃ち落してミンチにする。<br> <br> 精神融合という危険なことをしたラズを助けにきたという父親にラズは困惑する。サイキック<br> の自分を嫌っているのではなかったのか、と。<br> <br> 父親はラズに告げる。ラズの一族には敵が多く、ラズを危険な目にさらしたくなかった。<br> そして厳しいサーカスの訓練もサイキックとしての力をコントロールするのに役立つと信じて<br> 行っていた、と。ラズは自分が父親に嫌われていたのではなく、愛されていたのだと<br> はじめて理解した…<br> <br> そこにミンチにされた2人の父親の悪夢が融合して立ちふさがる。ラズの父親は、これはお前の<br> 精神だからお前しか立ち向かうことができない、とラズに力を託す。父親の力を得て巨大化<br> したラズは悪夢を完全に打ち負かし、ラズ、そしてオリアンダーのトラウマは解放されたのだった。<br> <br> ・夏の終わり<br> <br> 誘拐騒ぎに脳泥棒騒動に世界征服の陰謀…いろいろあったサマーキャンプも終わりを迎えた。<br> <br> 子供達もみな脳を取り戻し、すっかり改心したオリアンダーが皆に謝っている。そして、<br> クルーラーは今回の件での功績を称え、ラズを正式なサイコノートに任命した。サーカスを<br> 脱走してきた少年はヒーローになったのだ。<br> <br> と、そこに緊急通信が入った。サイコノートの組織の長であるトゥルーマンが誘拐されたのだ!<br> サシャは「誘拐事件のスペシャリスト」であるラズにこのミッションへの参加を要請する。<br> <br> そしてラズはトゥルーマンの娘であるリリ、そしてサシャ、ミラ、コーチオリアンダー、クルーラーと<br> 共にサイコノート専用機に乗ってさらなる冒険へと旅立つのであった。<br> <br> おしまい。<br> <br></dd> <dt>566 :<a href="mailto:sage"><b>Psychonauts</b></a>:2007/02/21(水) 20:27:01 ID:KK/gWAgC0</dt> <dd>ようやく終わりました。<br> <br> 4本指問題もあって日本では発売できないのかもしれないけれど、ゲーム操作感もしっかりしてるし、<br> 字幕対応だし、親切設計(最後のステージだけ難易度がガチですが)なので機会があったら遊んで<br> みてほしいです。PC版はSteamで販売中。北米版Xbox360/XboxがあればXbox北米版おすすめです。<br> <br> 精神世界のビジュアルのすごさや、会話の妙は自分の筆力で伝えるのが難しいと<br> 反省しきり。今回の説明では流してしまった子供達もキャラが濃いです。<br> <br> 次はファーレンハイトをやろうかと思っていたんですが(<a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1169142148/544" target="_blank">&gt;&gt;544</a>)、561さんが<br> 書き始めたようなのでしばらくまた読み手に回ります。ではでは。<br> <br> <a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1169142148/557" target= "_blank">&gt;&gt;557</a><br> 脳みそ状態になると、普通に移動はまったく不可能で、テレキネシスで自分の脳を<br> 掴んで投げて動くしかできなくなります。非常にシュール。そもそもゲームのメニュー<br> 画面も3D脳みそなので、脳みその3Dモデルを見るだけで気持ち悪くなる人には<br> おすすめできません。<br> <br></dd> </dl>

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