FINAL FANTASY X

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あ <p><strong>FINAL FANTASY X</strong></p> <p>&gt;&gt;1-74・79~81、&gt;&gt;13-179~185・187~193・196~205</p> <hr /> <dl> <dt><a>74</a>名前:<b><a href="mailto:sage"><font>名無しさん@お腹いっぱい。</font></a></b>投稿日:03/11/17 02:17 ID:taUPa9cV</dt> <dd>ティーダは近代的な世界「ザナルカンド」に住むブリッツボールのエース。<br /> ブリッツの試合中、シンが現れパニックになるが知り合いのアーロンとピンチを<br /> 脱したものの、別の世界に飛ばされる事に。リュックやユウナと出会い、<br /> この世界は1000年後の世界で、自分の住むザナルカンドは遺跡なっている事を知る。<br /> ユウナはシンを倒すために召還士となった。ティーダの住むザナルカンドを襲ったのもシンだ。<br /> シンと遭遇すれば自分の世界に帰る事ができるかもしれないと彼は考えていた。<br /> そしてユウナのシンを倒す旅にガードという立場で、ワッカ、ルールー、キマリと共に旅に出る。<br /> 道中、最初に出会った少女リュック、そしてアーロンと出会う。<br /> 長い旅の末、ザナルカンドにたどり着いたティーダを待つのは過酷な事実だった。<br /> <br /> <br /> <hr /></dd> <dt><a>79</a>名前:<b><font>攻略さん</font>◆TMvq.rbHAM</b>投稿日:03/11/17 04:38 ID:UYEX9/p+</dt> <dd>スターオーシャン3の補完ありがとでした。今度は、<br /> FF10の全ストーリーです。<br /> <br /> 主人公ティーダは近代的な世界「ザナルカンド」に住むブリッツボールのエース<br />  ↓<br /> ブリッツの試合中シンが現れる、シンの手先を知人アーロンと撃退<br />  ↓<br /> 脱出を試みるもシンの力でワープさせられる、アーロンと離れ離れに<br />  ↓<br /> ワープした先でリュック一向に助けられる<br />  ↓<br /> リュック一味のお手伝いイベント、海底探索<br />  ↓<br /> シン登場、またしてもワープさせられる主人公<br />  ↓<br /> 主人公、ビサイド島の海岸で意識を取り戻す、ワッカ一向と出会う<br />  ↓<br /> ワッカの好意で村へ行く、休憩後ワッカが寺院へ<br />  ↓<br /> 寺院でユウナを待つワッカ・ルールー・キマリ一行<br />  ↓<br /> 主人公、待ちきれず中へ突入、ワッカ一行に会う<br />  ↓<br /> ふらふら姿で召喚師ユウナ登場、ユウナが召喚獣ヴァルファーレを入手<br />  ↓<br /> 村の広場でお祭り、ユウナはシンを倒すために究極召喚を手に入れる旅にでることが発覚<br />  ↓<br /> 翌日、ユウナが旅に出発、ガード(召喚師を守る人たち)としてワッカ・ルールーが同行<br />  ↓<br /> 主人公も同行、出発後道中でキマリと主人公タイマン戦闘<br />  ↓<br /> タイマン戦闘後、キマリもガードとして仲間に<br />  ↓<br /> 船に乗ってキーリカへ、到着後シン登場、キーリカ半壊<br />  ↓<br /> キーリカでユウナが異界送り実行(CMなどで有名なシーン、ユウナが海上で浮いてます)<br />  ↓<br /> 森を越えてキーリカ寺院へ、途中でボス戦、寺院到着、イフリート入手<br />  ↓<br /> 船でルカへ、ルカでブリッツボール大会に参加、大会中に魔物が乱入<br />  ↓<br /> シーモアが登場、アニマを召喚して魔物を全滅させる<br />  ↓<br /> 次の寺院へと出発、アーロンと再会、アーロンもユウナのガードに<br /> <br /> <a name="a80" id="a80"></a></dd> <dt><a>80</a>名前:<b><font>攻略さん</font>◆TMvq.rbHAM</b>投稿日:03/11/17 04:39 ID:UYEX9/p+</dt> <dd>FF10の全ストーリー(2)<br /> <br /> ミヘン街道、キノコ岩街道を通って次の寺院へ向かう<br />  ↓<br /> キノコ岩街道でイベント、討伐隊がシンをおびき出して倒そうとする、シーモアが協力してシンの手下退治<br />  ↓<br /> 討伐隊、禁じられた機械兵器を使ってシンを攻撃<br />  ↓<br /> しかしシンには効果なし、シンが大暴れ、討伐隊半壊<br />  ↓<br /> 一向、半壊した討伐隊キャンプを出発、ジョゼ街道を通ってジョゼ寺院到着<br />  ↓<br /> イクシオン入手、次の寺院へと移動、幻光河をシパール(ゾウ)で渡る途中でアルベド族と戦闘<br />  ↓<br /> リュックと再会、リュック達アルベド族の目的は召喚師によるシン退治を止めることと判明<br />  ↓<br /> リュックもユウナを守るガードに加わる<br />  ↓<br /> グアドサラム、雷平原、マカラーニャの森、マカラーニャ湖を通ってマカラーニャ寺院へ到着<br />  ↓<br /> シヴァ入手、イベントで湖の底へ、シン再登場、またしてもワープさせられる<br />  ↓<br /> サヌビア砂漠で意識を取り戻す主人公、仲間と合流、しかしユウナは発見できず<br />  ↓<br /> アルベド族のホームの中へ向かう、シーモア等グアド族の放った魔物がホームを襲う<br />  ↓<br /> シーモア等にユウナつれていかれる、主人公一向、飛空艇入手<br />  ↓<br /> 飛空艇でユウナを取り戻すべく聖ベベル宮へ、途中でベベル守護竜とイベント戦闘<br />  ↓<br /> ユウナはある決意を胸にシーモアとの結婚をイヤイヤ承諾<br />  ↓<br /> ベベルで結婚式中のシーモアとユウナ、そこへ主人公一向が乱入<br />  ↓<br /> 主人公一向の話を聞きユウナ気が変わる、ベベルから地上へと飛び降り自殺するユウナ<br />  ↓<br /> しかしヴェルファーレを空中で召喚してベベルから脱出するユウナ<br />  ↓<br /> ユウナと合流、ベベル宮内でバハムート入手<br />  ↓<br /> 主人公一行、グレートブリッジでシーモアと戦闘、シーモア死亡<br />  ↓<br /> 再び召喚獣集めの旅に出るユウナと主人公一行、ナギ平原到着<br /> <br /> <a name="a81" id="a81"></a></dd> <dt><a>81</a>名前:<b><font>攻略さん</font>◆TMvq.rbHAM</b>投稿日:03/11/17 04:40 ID:UYEX9/p+</dt> <dd>FF10の全ストーリー(3)<br /> <br /> 盗まれた祈り子の洞窟で「ようじんぼう」入手、ガガゼト山へと向かう<br />  ↓<br /> ガガゼト山入り口でイベント戦闘、キマリvsロンゾ族2名<br />  ↓<br /> その後、ガガゼト峠で死人となったシーモアと戦闘<br />  ↓<br /> ガガゼトを超えて、ついにザナルカンド遺跡到着、エボンドームへ<br />  ↓<br /> エボンドーム内でユウナレスカと会う、シンを倒す唯一の方法の究極召喚の秘密を知る<br />  (究極召喚は、ガード1名を祈り子にして召喚するものだった、祈り子になったガードと究極召喚した召喚師は死ぬ)<br />  (尚、ユウナの父ブラスカも究極召喚をして死んでいる、その時の祈り子は主人公の父ジェクト)<br />  ↓<br /> ユウナレスカが祈り子にするガードの選択を迫る、しかしユウナは拒否<br />  ↓<br /> シンを倒す別の方法を探すことを決意、ユウナレスカと戦闘<br />  ↓<br /> 飛空艇へ戻る帰り道にアーロンの秘密を知る<br />  (アーロンも実は死人)<br />  (ブラスカがシンを倒して死んだ後、納得がいかなかったためユウナレスカを殺しにいくも返り討ちにあい死亡)<br />  ↓<br /> シンを倒す方法を求め再びベベルへ、マイカと話すも方法見つからず<br />  ↓<br /> 主人公の前にたびたび現れた祈り子の少年からシンを倒す方法を聞く<br />  (シンの体内にあるエボン=ジュを破壊することでシンは復活しなくなる)<br />  ↓<br /> 一行、飛空艇でシンの元へ向かう<br />  ↓<br /> シンと戦闘、倒してシンの体内へ<br />  ↓<br /> 体内で死人シーモア、ブラスカの究極召喚(変わり果てたジェクト)と戦闘<br />  ↓<br /> さらにエボン=ジュと戦闘、倒すとエンディングへ<br />  ↓<br /> アーロン消える(死んだブラスカ・ジェクトとの約束を果たしたので異界へ行った)<br />  ↓<br /> 主人公とユウナ、飛空艇の上で別れを告げる<br />  ↓<br /> 主人公、飛空艇から飛び降りて海の中へ、そのまま消える<br />  (ちなみに主人公は、祈り子により1000年後のユウナ達の時代に召喚された人)<br />  (エボン=ジュが消え、全ての祈り子も消えたため、召喚された主人公も消えてしまう)<br />  ↓<br /> ゲーム終了、10-2へと続く<br /> <br /> <hr /></dd> <dt><a>179</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:19:48 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>FFX、うpしていいよと言われたので投下します。<br /> でもチャップやオオアカ屋に関する部分は端折ってあります。<br /> ジェクトに関する部分は物語の核心なので、入れてあります。<br /> モンスター訓練場はクリアしていないので書いていませんが、<br /> オメガ遺跡はクリアしてもアーロンのセリフが一つある程度なのでストーリー進行に問題は無いです。<br /> しいて言えばモンスター訓練場の親父が、X-2の隠しダンジョンのラスボスであるくらいで。<br /> <br />  近代的なビルが建ち並ぶ街ザナルカンド。<br /> プリッツボール(水中で行うサッカーのようなもの)のチーム「ザナルカンドエイブス」のエース、<br /> ティーダは試合中、突然巨大な波に襲われる。<br /> 波は光線を発してザナルカンドを破壊していき、ブリッツボールの試合場を脱出したティーダは、<br /> 幼い頃からの知り合いであるアーロンと合流して波から逃走。<br />  巨大な波を、シンと呼ぶアーロン。波から飛び出した怪物に襲われたティーダは、<br /> アーロンから『ジェクトの土産だ』と、剣を渡される。<br /> (ちなみにこの剣、スピラで売ってる土産物。ゲーム中買える)<br />  ジェクトとはティーダの父親の名前で、十年前に行方不明になっている元ブリッツボールの有名選手。<br />  崩れた道路から落ちかかっているティーダの側でアーロンは、<br /> 波を見上げながら『いいんだな?』と語りかける。<br /> アーロンはティーダの手を取り「これはお前の物語だ」と告げ、ともに吸い込まれていく。<br />  気が付くと、暗い海に浮かんだ廃墟の上に倒れていた。廃墟で魔物に襲われるティーダを、<br /> 武器を構えて乱入して来た正体不明の連中が救う。<br />  訳の分からない言葉で話し合う彼らは、そのうちの一人の少女に説得され<br /> (彼らの言葉は、辞書集めで読めるようになる)、<br /> ティーダは結局無理矢理彼女の船に連れて行かれてしまう。<br /> 少女はティーダに、世話する代わりに海底探索の手伝いをして欲しいと言い、<br /> ティーダは海中に潜って沈んだ遺跡の起動の手伝いをする事になる。<br /> <br /> <br /> <a name="a180" id="a180"></a></dd> <dt><a>180</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:22:16 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> 夜、船の甲板で腹を空かせているティーダに食べ物を差し出してくれた少女リュックに、<br /> ティーダは身の上をあかす。自分はザナルカンドのプリッツボールチームのエースである事。<br /> 訳の分からない、アーロンがシンと呼んだ波に襲われた事。<br /> それを聞いてリュックは、シンに近づいたんだ、と沈んだ表情をする。<br />  リュックが言うには、ザナルカンドという都市は千年も前にシンのせいで滅んだ遺跡で、<br /> いまは存在しない、ティーダはシンに襲われた為に記憶が混乱しているんだと言った。<br /> 自分の記憶とリュックの言葉の差にとまどうティーダに、リュックはルカに行こうと言う。<br /> ルカに行けば、誰か知った人が居るかもしれないと言うリュック。<br />  しかしシンが再び襲撃、ティーダは船から振り落とされ、海中に沈んでいった。<br /> <br />  ティーダが気が付くと、今度はどこかの島の海岸にたどり着いていた。<br /> 起きあがったティーダの目の前に、ブリッツボールが。<br /> 浜辺から人が手を振っているのに喜び、ティーダはようやく元の世界に戻ってきたのだと思って、<br /> 浜辺で練習をしていたプリッツの選手達に今までの話をした。<br /> だがその選手ワッカもまた、顔色を曇らせる。<br /> ティーダはここが元の世界ではない事を察し、ワッカにシンに襲われて混乱しているんだ、<br /> と自分の事を説明した。<br />  ザナルカンドは昔栄えた機械仕掛けの街で、千年前シンが世界を壊した事。<br /> シンは楽をして生きていた人間達への罰で、自分達はその罪を償っているのだ。<br />  シンにもう一度近づけば、ザナルカンドに戻れるかもしれないと考えるティーダ。<br />  ティーダはワッカから自分たちのチームに入って大会に出れば、知っている人に会えるかもしれないと言われ<br /> ワッカのチームに入る事を決めた(ワッカのチームは、万年敗退の弱小チーム)。<br />  ともかくワッカに連れられ、ビサイド村に到着する。<br />  ここでスピラの世界について村人から話しを聞ける。討伐隊のルッツとガッタからは、<br /> シンと戦う組織である討伐隊の話(後から出てくる『ミヘン・セッション』という討伐隊の、<br /> シン討伐作戦について少しだけ話を聞ける)。<br /> 寺院では、人々が召喚士の像に祈りを捧げている。<br /> 過去のリュック、ワッカ、村人の会話の端々に、エボンという、<br /> スピラの人々が信仰している教えについて語られる。<br />  腹を空かせているティーダに、飯はまだだから、それまで昼寝でもしていろ、<br /> とワッカに言われてうたた寝をするティーダ。<br /> 寝付いたティーダの側でワッカは寺院の神官と、誰かが戻ってこないという話をしている。<br /> そのワッカ達の会話と、ティーダの夢の中の言葉がシンクロ。<br />  ティーダは、父親が行方不明になった日の事を思い出していた。<br /> 父親が海に練習に出たまま戻って来ないから、探しに行って欲しいと頼んでいる母に、<br /> ティーダは「あんな奴、帰ってこなくていい」と叫ぶ。<br /> 「死んだら、嫌いだって事も伝えられないのよ」と言う母に、<br /> それでもかまわないと言うティーダを悲しむ母。<br /> <br /> <a name="a181" id="a181"></a></dd> <dt><a>181</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:23:35 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ティーダが目を覚ますと、ワッカは神官達と『従召喚士』が神殿の奥に行ったまま戻ってこない、<br /> という話をしている。<br /> 従召喚士は試練の間で祈りをささげ、祈りが通じれば正式な召喚士になれる。<br /> しかしその従召喚士が、試練の間から戻って来ない。<br /> ワッカは大丈夫だ、と言うが、ティーダは「死んでしまったらおしまいだろ」と、<br /> 制止を振り切って神殿に入っていく。<br />  神殿の奥に向かうティーダに合流したワッカはティーダを連れ、<br /> この奥には召喚士と従召喚士、カード(護衛)しか入れない掟で、自分がカードである事を説明する。<br /> 扉の前に待機しているルールー、キマリに合流。<br />  やがて扉が開き、よろよろとした足取りで少女が出てきた。少女を支えるキマリ。<br />  村は、少女ユウナが召喚士となれた事を喜び、祝っていた。<br /> 召喚士は祈り子様と心を通わせ、その力を借りる(召喚獣)事が出来る。<br /> また、あちこちで被害を出し続けるシンを倒せる唯一の存在。<br />  ビサイド村を真剣な目でいつまでも見ているユウナを乗せ、船は出港。<br /> ワッカから、次に停泊するキーリカの寺院でブリッツボールの必勝祈願をすると聞く。<br /> ユウナは、船に乗り合わせた人々に囲まれている。<br /> ユウナは10年前、シンを倒して大召喚士となったブラスカの娘であった。<br /> ユウナはティーダにザナルカンドの話をし、<br /> その話を父のガードをしてくれたジェクトという人から聞いた、と言った。<br /> 父とは別人だと言い張るティーダに、ユウナはジェクトが行方不明になった日にスピラに来たんだろうと言う。<br />  その時、シンが襲撃。何とかシンを撃退するがシンはキーリカを襲撃し、村を壊滅させる。<br /> キーリカで死んだ人々の『異界送り』をユウナが行う(死んだ人々の魂を異界に送る儀式。<br /> 恨みや悲しみにとらわれた魂は魔物になるから、<br /> 魔物にならない為に異界(あの世のようなもの)に送るという儀式)。<br />  それからユウナ達は、キーリカ寺院に向かう。<br /> 途中ユウナがティーダにガードになって欲しい、ガードでなければ側に居るだけでも、<br /> と言う。結局話しはうやむやになり、寺院に向かう。<br />  寺院で出会った召喚士のドナから嫌みを言われながら、ユウナは寺院の奥に行く。<br /> 一人残ったティーダだったが、ドナの嫌がらせで試練の間に無理矢理投げ込まれる。<br /> 祈り子の間の前でルールー達に合流したティーダは、祈り子についてワッカ達から話しを聞く。<br /> 祈り子とは、進んで命を捧げ、エボンの技で生きながらにして魂を祈り子像に封じられた者の事。<br /> 祈り子の魂は召喚士の祈りに応じて召喚獣としてこの世に姿を現す。<br /> 寺院の中で聞こえている歌声(祈り子が歌う歌)が、子供の頃に聞いた事のある歌だと気づいたティーダは、<br /> ザナルカンドへの想いにかられた。<br />  キーリカを立ったティーダ達は、ブリッツボールの試合が行われるルカに向かう。<br /> 船の中で、ワッカと話をしているルールー。<br /> ルカにつけば誰か知り合いが居るだろうとのんきに考える、ワッカの考えを非難するルー。<br /> しかしユウナは、かつて自分の父のガードをしていたジェクトの息子であるティーダを、<br /> ガードにしたがっていた。<br /> それとなく、ワッカからティーダにガードになるよう勧めてくれ、と言うルー。<br />  そんな会話を盗み聞きしながら、甲板に落ちたブリッツボールに近づくティーダ。<br /> 脳裏に、幼い頃の思い出が浮かぶ。<br /> ブリッツボールの練習をするティーダを見て、からかうジェクト。<br /> ジェクトはボールをティーダから奪うと、ジェクトシュート(正確にはジェクト様シュート3号)を見せる。<br /> 「おまえにゃ、出来ねぇよ。でも心配するこたあねえ。できないのはお前だけじゃない」と言うジェクト。<br /> それを思い出しながら、ジェクトシュートをするティーダ。<br />  見ていたユウナは、ティーダにそれがジェクトシュートじゃないか、と言う。<br /> ユウナの話を聞いて、ユウナの知っているジェクトが自分の父親だと確信するティーダ。<br /> しかしジェクトは、ブラスカがシンを倒した後行方不明になっていた。<br /> <br /> <a name="a182" id="a182"></a></dd> <dt><a>182</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:26:22 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ルカに到着したティーダ達。<br /> ルカには他の選手達の他、試合を見に来た総老師マイカ、グアド族の老師シーモアが来ていた。<br /> シーモアは故ジスカル老師の息子であり、父の死後老師となった。<br /> グアド族は他の種族とあまり仲が良くなく、シーモアの父ジスカルはグアド族にエボンの教えを広め、<br /> 人との友好を深める為に活動していた。<br />  シード権を獲得したワッカのチームだったが、<br /> 開会式前にユウナが、アーロンをカフェで見たという人が居た事をティーダに話す。<br />  アーロンがジェクトとともにブラスカのガードであった事を話し、<br /> ジェクトの消息がわかるのではないかと言うユウナ。<br />  ユウナとアーロンを探しに行くが、カフェにアーロンの姿は無い。<br />  そこでキマリは兄貴分であったロンゾ族の青年ビランとエンケに出会い、喧嘩となる。<br />  喧嘩に気を取られていた隙に、ユウナは居なくなっていた。<br />  カフェから出たティーダに、ルールーがユウナはアルベド族に誘拐された事、<br /> 返してほしければ試合に負けるように言った事を伝え、三人はユウナ奪還に向かった。<br />  アルベドの船からユウナを無事奪還したティーダ。<br />  アルベドの船が、リュック達のものでは無いか見ているティーダは、<br /> ユウナ達にリュックの事を話す。<br />  その船にシドという人が居なかったかと聞くユウナ。<br />  ユウナが言うには、シドは自分の叔父であり、母親はシドの妹であるという。<br />  ルールーは、アルベド族を嫌っているワッカには、<br /> その話はしないで欲しいとティーダに言った(ワッカはエボンの教えを堅く守っている。<br />  アルベド族は教えで禁じている『機械』を使う事や、<br /> ワッカの弟チャップは死んだ時アルベドの機械を持っていた事などの理由で、<br /> ワッカはアルベド族を嫌っている)。<br />  アルベド・サイクス戦で負傷したワッカは、決勝戦をティーダに託す。<br /> 後半半分をすぎると、会場からワッカコールが起こり、ティーダはワッカに交代。<br /> ワッカが参戦するもビサイドオーラカは敗退した(勝てる試合だが、負けても進むイベントなので)。<br /> <br /> <a name="a183" id="a183"></a></dd> <dt><a>183</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:29:00 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> 試合後、プールに入ってワッカを迎えるティーダ。<br />  そこにスフィアプール、会場にモンスターが現れ、会場はパニックになる。<br /> アーロンと合流して敵を倒していくティーダ。<br />  するとシーモアが自分の召喚獣をよび、<br /> 会場のモンスターを一掃した(この召喚獣は、隠し寺院の祈り子のもの)。<br />  騒動の後、ワッカはチームを引退。<br />  結局何故そんな騒ぎが起きたのかは、不明のまま。<br />  そのころティーダは、アーロンに「あんたのせいだ!」と怒鳴っていた。<br />  アーロンは十年前、ブラスカ、ジェクトとともにシンを倒した事。<br />  その後ジェクトの頼みでザナルカンドに渡り、<br /> ティーダをスピラに連れて行く為に成長を見守っていた事を話す。<br />  シンは父親ジェクトであり、真実を見せてやるから自分について来いとティーダに言う。<br />  アーロンはユウナに、ティーダとともにガードになる事を告げる。<br /> アーロンがガードになるのは、ユウナの父ブラスカの頼みだった。<br />  ジョゼ寺院に行く為にミヘン街道を行く一行。<br />  道中、ティーダの武器で倒しにくい敵を易々倒すアーロンに「腕自慢かよ‥‥」と文句垂れたり、<br /> 討伐隊の大規模作戦についての話を聞いたり、<br /> 「語ってもよいですかな?」というのが口癖の物知りじいさんメイチェン(X-2で正体判明)が出たり。<br />  チョコボ騎兵隊のルチルから大型の魔物が出没するから気を付けろと言われ、<br /> ティーダはみんなが困っているなら退治してやろうと言う。<br />  かつてジェクトもそう言っては、ブラスカやアーロンを面倒ごとに引き込んでいた。<br />  それを思い出し、笑うアーロン。<br />  道中の少女との会話から、ティーダはルールー達にナギ節とは何かを聞く。<br />  ナギ節はシンが死んで、次のシンが現れるまでの期間の事。<br />  短い期間だが、大切な時間だと言うユウナ。<br />  道中何かを運んでいるルッツとガッタに遭遇。<br />  ルッツとガッタは作戦に参加する為、作戦に反対している寺院から破門されている。<br /> 「出来るなら、このままビサイドに」というユウナを振り切り、二人は作戦に向かう。<br /> <br /> <a name="a184" id="a184"></a></dd> <dt><a>184</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:31:44 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> アルベド族のリンが経営する宿(兼アイテムショップ)まで来ると、<br /> 休んでいくかどうかでモメる。<br />  アルベド嫌いなワッカは反対するが、アーロンの強引な意見で一泊が決定。<br />  夕方ティーダが外に出ると、ユウナが崖の前に座って何かをしているのを見つける。<br />  ユウナはあわてて振り返る(後に判明)。<br />  こんな風におだやかに過ごせたらいいのに、シンを倒してもまたシンが生まれるけど、と言うユウナ。<br /> そうしたらまた(ユウナが)倒せばいい、とティーダは答える。<br />  シンは人間に与えられた罰だというユウナに、罪とは何なのか、<br /> どうやったら償えるのかと聞くティーダ。<br />  ユウナは口ごもる。小さい頃から、悪いから悪いんだと思っていたけど、本当は何なのか分からない。<br />  シンを倒せる『究極召喚』を身につける為の旅が、召喚士の旅の目的だった。<br />  究極召喚を持つ祈り子は最果ての地ザナルカンドで召喚士を待っているという。<br />  翌日出がけにリンと出会い、話をしている所に魔物出現(例の、みんな困っている魔物)。<br />  魔物を倒し、キノコ岩街道にさしかかると作戦中だから、といって通行を止められる。<br />  シンのこけら(シンからはがれ落ちた魔物)を使って討伐隊がシンをおびき寄せ、<br /> アルベド人が機械の兵器でシンを倒すというミヘンセッションの内容を聞くティーダ。<br />  引き返そうとしている所に、老師シーモアが登場。<br />  ユウナの通行を許可するように討伐隊に命じるシーモアに深く礼をするユウナに対し、<br /> 冷めた様子のルールーやティーダ達。<br />  討伐隊に言葉をかけるシーモアを見て、<br /> 何故エボンの老師が作戦を応援しているのかと信じられない様子のワッカ。<br />  「エボンの教えに反する作戦、止めないとマズくないっすか?」と聞くワッカに、<br /> シーモアは「双方スピラの平和を真剣に願っている」<br /> 「(ミヘンセッションの機械は)見なかったことに、聞かなかった事に」と答える。<br />  一方ガッタは司令部での任務、ルッツは前線での任務が与えられる。<br />  ルッツはワッカに、ワッカの弟を討伐隊に誘ったのは自分だと言い、ワッカに殴られる。<br />  ルッツが任務に向かうのを、止めようとするユウナに、<br /> アーロンは「通してやれ。お前が召喚士の道を選んだ覚悟と、この男の覚悟は同じだ」と言い、<br /> ユウナは通してしまう。<br /> <br /> <a name="a185" id="a185"></a></dd> <dt><a>185</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:37:38 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>長いのでひと休憩。<br /> <br /> <br /> [祈り子の歌。普段は横で歌っているが、縦読みにすると意味が分かる]<br /> い・え・ゆ・い<br /> の・ぼ・め・の<br /> れ・ん・み・り<br /> よ・じゅよ・ご<br />  <br /> は・さ<br /> て・か<br /> な・え<br /> く・た<br /> ・・ま<br /> ・・え<br /> <br /> <br /></dd> <dt><a>187</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:06:06 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>続き。<br /> <br />  シーモアのすすめで作戦司令部を訪れると、そこにはアーロンの旧友である老師キノックが居た。<br /> キノックから作戦はどうせ失敗するんだという話を聞くアーロン。<br /> (この後、「おまえはザナルカンドを見たのか?」という気になる事をキノックが言う。<br /> これは単純に遺跡のザナルカンドという意味じゃなく、ティーダのザナルカンドという意味なのか?<br /> この後のマイカ達のネタバレを考えると、ティーダのザナルカンドの事を知っていておかしくないが)<br />  作戦が開始され、シンは現れた。しかしシンはアルベドの兵器を跳ね返し、討伐隊もアルベドも壊滅。<br />  作戦は失敗した。あちこちで死に絶えた討伐隊とアルベド人。海岸で呆然と頭を抱えているガッタ。<br />  ティーダは何故か海に飛び込み、シンを追いかける。<br />  海の中でティーダは異界(?)を夢に見る。<br />  行き交う討伐隊の人々、その中にルッツの姿もあった。<br />  シーンが変わり、ザナルカンドの船の家に立っている幼いティーダ。<br /> 声を掛けるジェクトに、ティーダは「ジェクトは練習嫌いだから、もうすぐ引退なんだってさ」<br /> 「ジェクトは酒びたりだから、もう駄目だってさ」と後ろを向いたまま言う。<br /> 酒なんかいつでも止められるというジェクトに今止めろ、と言い返すティーダ。<br /> ジェクトが明日出来る事は、明日やればいいと怒鳴ると、ティーダは泣き出した。<br />  海岸で目覚めるティーダ。ユウナは海岸で、異界送りをしていた。<br />  帰ろうとしているキノックとアーロンが話をしている。<br /> 「教えに反した兵士達は死に、従順な僧士だけが残った」とアーロン。<br /> シンはジェクトで、ジェクトはティーダに姿を見せに来たのだとティーダにアーロンは言う。<br /> シンで居るかぎり人々を殺し続けなければならない。<br /> それをティーダに止めて欲しいのだと言うアーロン。<br />  ジョゼ寺院に着いたティーダ達は、作戦で生き残ったチョコボ騎兵隊のルチル達やガッタに会う。<br /> ルッツが体を引きちぎられて死んでいた事を、震えながら話すガッタ。<br />  祈り子の間でドナに嫌みを言われたり、<br /> ドナのガードのバルテロに筋肉見せつけられながら握手をせがまれるアーロンがあったりしながら、<br /> 無事召喚獣を手に入れる。翌朝、出発。<br /> <br /> <a name="a188" id="a188"></a></dd> <dt><a>188</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:09:03 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>ちなみに……<br /> 作戦前にガッタと話をし、ガッタに最前線に出て戦うように誘導すると、<br /> 作戦で死ぬのはガッタとなり、寺院に居るのはルッツとなる。<br /> <br /> <br /> 幻光河を渡る為にシパーフに乗る。<br /> 河の下には千年前の街が沈んでおり、ワッカ達は千年前戦争が起こり、<br /> その際にシンが現れて暴れて世界を破壊したと話した。<br />  話している時に、ユウナが河の中に引きずり込まれる。<br /> ワッカとティーダは河に潜ってユウナを救出。ユウナを襲ったのは、アルベドの機械だった。<br />  向こう岸に着くと、川岸にリュックが倒れている。さっき戦った機械の中に入っていたのは、<br /> リュックだったのだ。ユウナをさらったのは、深い理由があるというリュック。<br /> そこにワッカ達が現れ、ユウナとルールーとリュックと何やら女子3人で話し合い。<br /> 結局ワッカにはリュックがアルベド族だと告げず、<br /> リュックはユウナのガードになる事に(リュックを含め、アルベド族の瞳には特徴がある。<br /> ナルトに出てくる写輪眼のような渦巻き)。<br />  リュックを仲間に入れ、ティーダ達はグアドサラムに到着。<br /> グアドサラムには寺院が無いが、異界に行った人と会える(異界が覗ける)場所がある。<br /> グアドサラムについたユウナを、シーモアの親族だというトワメルが出迎え、<br /> シーモアの館に案内する。シーモアの館で待っている間、<br /> ルールーからシーモアが人間との間に出来た子供だと聞く。<br /> <br /> <a name="a189" id="a189"></a></dd> <dt><a>189</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:10:03 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  スフィアで不思議な光景を見る一行。宇宙、ザナルカンド。<br /> シーモアはユウナレスカの話をはじめる。<br />  歴史上最初にシンを倒したユウナレスカと、ユウナレスカを支えたゼイオンの話をするシーモア。<br /> そこでユウナはシーモアから何かを囁かれる。真っ赤にして驚くユウナ。<br />  ユウナは皆に、シーモアから結婚を申し込まれた事を話した。<br />  シーモアは、シンを倒す事だけでなく、民の心を晴れやかにするのもつとめだと言う。<br />  シーモアの館を出たユウナは、よけいなことに巻き込まれたというワッカに対して、<br /> 今までこういう事は考えた事がなかったけど、こんな風に役に立てたらと言う。<br />  結婚しても旅は続けたいと悩むユウナは、異界で父に会って相談する事にした。<br /> (異界には、リュックとアーロンは入りません。リュックはともかく、<br /> アーロンが何故入らないのかは、後半に判明します)<br />  異界でワッカはチャップと会い、ユウナは父と母に会っている。<br /> シンを倒すのが一番の明るい話題で、あれもこれも、なんてよくばっちゃ駄目だと、<br /> 結婚を断る決意をするユウナ。<br /> <br /> <a name="a190" id="a190"></a></dd> <dt><a>190</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:10:46 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  ユウナは、シーモアに返事を伝えに行く前にジェクトを呼んでみたらどうか、と言う。<br />  ティーダはジェクトの事を考えないようにしようとするが、ジェクトは出てこない。<br /> シンだから出てこないのか、もし本当にシンなら、<br /> 自分はスピラの人に何て謝ればいいのかと考え込むティーダ。<br /> 何故そんなにジェクトが嫌いなのか聞くユウナ。<br />  その2人の前に、ティーダの母が現れる。<br />  異界送りにされなかったティーダの母が異界に居るのは、<br /> 生きている時から死を受け入れていたからだ、とユウナ。<br />  ティーダの脳裏に、何故父が嫌いなのか、過去の事が思い浮かぶ。<br />  ベランダで話している父と母。母はジェクトに寄り添うようにして、ジェクトの話を聞いている。<br /> ティーダが母を呼んでも、母は振り向きもせずにちょっと待って、<br /> と言ってジェクトとの話に戻ろうとする。<br /> ジェクトが居なくなってから、母はどんどん具合が悪くなって、死んでしまった。<br /> しかし、ティーダはその思い出の続きを思い返す。<br /> ジェクトはそんな時ティーダの方を振り返り、<br /> 母に『行ってやれよ。また、ビースカ泣くぞ』とティーダの事を気にしてくれていた。<br />  異界を出てシーモアの所に戻ろうとしているユウナ達に、<br /> 後を追うようにして居界からジスカルが姿を現す。<br /> 異界を出ようとしているジスカルを、異界送りするユウナ。<br />  ジスカルは強い思いに縛られ、異界送りされながらもこの世に姿を現したのではないかと言うルールー。<br />  シーモアが既にマカラーニャ寺院に向かって出立した事を知り、<br />  結局返事が出来ないまま一行はマカラーニャ寺院に向かう。<br /> <br /> <br /> <a name="a191" id="a191"></a></dd> <dt><a>191</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:11:56 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  途中の雷平原の宿で休憩中、様子のおかしいユウナの部屋を覗いたティーダは、<br /> ユウナがジスカルの映ったスフィアを見ているのに気づく。<br /> そのスフィアはジスカルが異界から姿を現した時に落としたものだった。<br /> 雷平原も終わり間近、ユウナは皆に結婚する事を話す。<br /> ジスカルのスフィアに関連する何か理由があり、<br /> ユウナはシーモアと話をしなければならない、その覚悟だと言う。<br />  マカラーニャ寺院目前、トワメルがユウナを迎えに来る。<br /> ユウナを連れて行こうとした時、アルベドの機械がやってきてユウナを連れ去ろうとする。<br /> そこで言い合うアルベド人とリュックを見て、リュックがアルベド人である事に気づいたワッカ。<br /> ルールーやティーダに諭され、ワッカは一人先に行ってしまう。<br />  マカラーニャ寺院に着くと、ユウナはシーモアと試練の間に向かったという。<br /> 後を追おうとしたところ、ユウナの荷物からジスカルのスフィアが出てくる。<br />  ジスカルは、シーモアがエボンやグアド、召喚士を利用して、<br /> スピラに災いをもたらす者となってしまう、と言う。<br /> ジスカルはまもなく自分がシーモアに殺されると予言しており、<br /> シーモアを止めて欲しいと頼んでいた。<br />  ユウナの後を追っていくと、祈り子の間の前でシーモアが待っていた。<br />  そこにユウナが出てくる。<br />  シーモアを殺したのかと問いただすと、開き直るシーモア。<br />  話し合いは決裂しバトル突入。<br /> シーモアは死亡、現れたトワメルに反逆者の罪を着せられ、一行はその場から逃げ出す。<br />  マカラーニャ寺院から出て、凍った湖の上まで来た所で追っ手が追いついてバトル。<br />  氷が崩壊し、水面下に落ちていった。<br /> <br /> <a name="a192" id="a192"></a></dd> <dt><a>192</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:17:59 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  凍った湖の下に水は無かったが、運良く皆怪我もなく助かる。<br />  結局シーモアには何も答えてもらえなかった、<br /> もし最初から皆に相談していたらとユウナは後悔していた。<br />  ルールーとワッカは罪は罪だから裁きを受けなければならないと言い、<br /> アーロンは寺院なんて知った事か、という考え。<br />  ユウナは皆の話を聞いて、ベベルに行って話をしよう、と言う。<br />  暢気に歌を聴いている所に、ジェクト・シンが登場。<br />  ブリッツボールや、小さい頃のティーダの事を思い返すジェクトの思考を覗いているティーダ。<br />  シンにより今度は、ティーダ達はサヌビア砂漠に落とされていた。<br />  それぞれ合流するが、ユウナだけ見つからない。<br />  リュックはこの近くにアルベドのホームがあるから、そこに連れて行かれたんじゃないかと言い、<br /> そこに向かう。<br />  だが、ホームはグアド族に襲われていた。<br />  召喚士をかくまっている部屋に向かうと、そこには行方不明になった他の召喚士達が居た。<br /> 何故召喚士を隠すのかと問うティーダに、リュックは旅の終わりにはユウナが死んでしまうと叫ぶ。<br /> 究極召喚ならシンに勝てるが、それを使うと召喚士は死んでしまう。<br />  ユウナが死んでしまう事を口にしたくなかったリュックやワッカ達は、<br /> 皆それをティーダに伝える事が出来ずにいたのだ。<br />  それを知らず、ユウナにシンとの戦いが終わった後を色々と話してしまった事を後悔し、<br /> ティーダはユウナに謝る為にも、ユウナを助けに行こうと言った。<br /> <br /> <a name="a193" id="a193"></a></dd> <dt><a>193</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:22:15 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ユウナを助ける為シドの持つ飛空艇でベベルに向かうと、<br /> ベベルではユウナとシーモア(死人)の結婚式が行われていた。<br />  結婚式に乗り込み、ユウナとともに式場を脱出。<br />  ベベルの祈り子の元へと向かう。<br />  ユウナが居るか確認する為に祈り子の間に強引に入っていったティーダは、<br />  そこで祈り子の少年を見る。<br /> その少年は、幾度もティーダの夢や目の前に現れた少年だった。<br />  祈り子の間を出たティーダ達は、キノックと僧兵に囲まれ、裁判に掛けられる。<br />  ユウナは総老師マイカに、シーモアが前老師ジスカルを殺害した事や、<br />  シーモアが既に死んでいる事を訴えた。<br /> しかしマイカも既に死者であり、シーモアの父殺害を容認していた。<br />  優れた死者の支配は、愚かな生者に勝るという老師達。<br /> ユウナ達は反逆者として、それぞれ浄罪の路、浄罪の水路に落とされる。<br />  脱出後合流したティーダとユウナ達の前に、シーモアが現れた。<br />  キノックは殺されており、キマリがユウナを逃がそうとシーモアの前に立ちはだかる。<br /> しかしユウナはキマリを助ける為引き返し、シーモアとの戦いに突入した。<br />  シーモア戦後、マカラーニャの森まで引き返してくる。<br />  ユウナは一人になりたい、と湖の畔に立っていた。<br />  笑っていけると思っていたのに、と落ち込むユウナに、<br /> 色々言って嫌な思いさせたかな、と謝るティーダ。<br />  ユウナは「そんな事ない。楽しかった」と答える。<br />  いっそ旅をやめちゃおう、とティーダに言われていいかもね、と一度は答えるものの、<br /> ユウナは「出来ないよ」と泣き出す。<br />  泣いているユウナをティーダは抱き寄せ、キスをする。<br /> <br /> <br /> <br /></dd> <dt><a>196</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:51:48 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  翌朝、ザナルカンドに向けて出発。ナギ平原を抜けてガガセト山に到着する。 <br />  ガガセトでは、ロンゾ族とロンゾのケルク老師が待っていた。<br />  反逆者は立ち去れと言う老師に、自分はエボンを裏切っていない、と言い切るユウナ。<br /> スピラが好きだから、ナギ節を待つ人達へのたった一つの贈り物だというユウナに、<br /> ケルク老師は道をあける。<br />  ガガセト山頂付近でまたしてもシーモアが現れる。<br />  シーモアからロンゾ族がシーモアとの戦いの果てに全滅したと聞き、シーモアとのバトルに突入。<br /> シーモアが「私がシンになれば、お前の父は救われる」と言ったことから、<br /> ユウナ達は初めてシンがジェクトだと知る。<br />  ガガセト山の山頂で、壁にたくさんの人(祈り子)が埋まっているのを見つける。<br /> たくさんの祈り子は、召喚されているようだが、それが何かは分からない。<br />  その時ティーダは、夢の中に引きずり込まれた。<br /> 夢の中のザナルカンドで船の家に戻ったティーダを迎えたのは、ベベルの祈り子だった。<br />  祈り子はずっと昔からティーダを見てきたと言う。<br /> 「もしかして、夢だろう」と聞くティーダに「キミは夢を見ているんじゃない。キミが夢なんだ」<br />  と祈り子が告げる。<br />  このザナルカンドは、祈り子となったかつてのザナルカンドの人々が見ている夢<br /> (召喚されているザナルカンド)。<br /> しかし祈り子達は夢を見る事に疲れていた。<br />  ただの夢ではなくなっているジェクトやティーダなら、夢を終わらせられるかもしれない。<br />  しかし夢が終われば、自分も消えてしまう事にティーダは恐れを抱いていた。<br /> <br /> <br /> <a name="a197" id="a197"></a></dd> <dt><a>197</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:52:26 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ザナルカンドを一望する崖の下に、遺跡が広がっている。<br />  歩いていくユウナからスフィアが落ち、ティーダはそれを拾って見てみる。<br />  それは死にゆくユウナから皆へのメッセージだった<br /> (アルベドの宿に泊まった時にあわてて隠していたもの)。<br />  たき火を囲んで「最後かもしれないだろ?」とこれのまでの話をいろいろ語るティーダ(OPシーン)。<br />  ザナルカンドに向かうのが惜しく、いつまでも語ろうとするティーダにユウナは<br /> 「思い出話は、もうおしまい」と止め、寺院に向けて歩き出した。<br />  幻光虫が漂うエボン・ドームは、異界のような場所だった。<br />  そこには、死してなおこの世にとどまるユウナレスカが、召喚士を待っているという。<br /> 幻光虫のせいか、あちこちでジェクト達や幼いシーモアと母親の幻が現れては消えていく。<br />  そしてついに祈り子の間に着いたユウナ。しかしその祈り子は、すでに力を失ってしまっていた。<br />  驚くユウナ達の前にユウナレスカが現れる。<br /> 「あなたが選んだ勇士を一人、私の力で変えましょう。そう・・・あなたの究極召喚の祈り子に」<br />  究極召喚を行う為、誰か一人を犠牲にしなければならない。二人の絆の力が究極召喚となる。<br />  ユウナ達の前に現れる、かつてのブラスカ達の幻。<br /> まだ間に合う、帰りましょうというアーロンにブラスカは私が帰ったら、誰がシンを倒すと問う。<br /> そんなブラスカに、ジェクトは自分が祈り子となると言った。<br /> 「俺の夢は、ザナルカンドに居る。あのちびを一流の選手に育て上げて、<br /> てっぺんからの眺めってやつを見せてやりたくてよ。<br /> でもな、どうやら俺、ザナルカンドにゃ帰れねえらしい」<br /> 「ヤケになるな! 生きていれば・・・生きていれば、無限の可能性があんたを待っているんだ」<br />  短いナギ節の後でまたシンが復活すれば、二人は無駄死にだとアーロンは止めようとする。<br /> ブラスカは、今度こそ復活しないかもしれないとアーロンに言い、二人はユウナレスカの元へと向かう。<br /> 呆然とうずくまるアーロンの幻を、アーロン自身が剣で斬りつける。<br /> <br /> <a name="a198" id="a198"></a></dd> <dt><a>198</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:52:57 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ティーダ達はユウナレスカに話を聞く為、ユウナレスカの元へと向かった。<br />  シンは絶対に復活するのかと聞くユウナに、ユウナレスカが答える。<br /> シンを倒した究極召喚獣が新たなシンとなり、必ず復活する。<br /> 罪を償えばシンは消えるというエボンの教えはなぐさめであり、<br /> 悲しい定めも諦めて受け入れる為の力だ、と聞いて希望がうち砕かれる。<br /> 怒るティーダと重なり、<br /> 「ただの気休めではないか」と怒るアーロンの幻がユウナレスカに向かっていく。<br /> 罪を償えばいつかはシンが復活しないというエボンの教えを信じて命を捨てたブラスカと、<br /> 彼を信じて犠牲になったジェクト。斬りかかるアーロンを、ユウナレスカが跳ね返す。<br />  究極召喚は、何一つ変えられないまやかしだった事を知り、<br /> 悲しみを忘れる為に犠牲になったというユウナレスカに、<br /> ユウナは「父の望みは悲しみを消す事だった。<br /> 悲しくても生きて、今は変えられない運命でもいつかきっと変える」<br /> と、ユウナはユウナレスカを拒否する。そしてユウナレスカとの戦い。<br />  ユウナレスカは、永久に生きるエボン=ジュが新たにシンを生み出すだけだと言い残して、消える。<br />  エボンドームを出る前に、アーロンがティーダにちょっとした話をする。<br /> アーロンはブラスカがシンを倒して死んだ後納得出来ず、ユウナレスカにかたきを討つ為に来た。<br /> その際にユウナレスカにやられ、死んでいた。アーロンもまた、死人。<br /> <br /> 文章にしてみればあっという間だけど、ユウナレスカ戦は何度か全滅しかかった。<br /> あのユウナレスカの両手かざすモーションは、二度と見たくないぽ。<br /> <br /> <a name="a199" id="a199"></a></dd> <dt><a>199</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:54:07 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> シドの船で、これからどうすればいいか考えるティーダ。<br /> 悩むユウナとティーダに、キマリが「教えの中と外を知れば、答えは見つかる。<br /> キマリなら、マイカに聞く」と答える。<br /> 作戦はルールーやワッカ、リュックが考え、<br /> 「シン(ジェクト)は祈りの歌が好きで、聞くとおとなしくなる。だからその隙に叩く」<br /> 事になり、一行はマイカに聞く為にベベルに向った。<br />  ブリッツボールの会場への魔物は、<br /> シーモアの指示でグアド族が行っていた事などが明るみになり、<br /> エボン寺院は混乱していた。<br /> ユウナレスカを倒した事に驚く、マイカ。<br /> エボン=ジュは死せる魂を寄せ集め、鎧に替えてまとうもので、その鎧こそシンであるという。<br /> 鎧をうち砕く唯一の方法である究極召喚を消した為、<br /> もうシンは誰にも倒せないと言い残し、消えるマイカ。<br />  マイカが消えた後、ティーダとユウナの前にベベルの祈り子が現れ、<br /> 自分の元に来るように言う。<br /> 祈り子の元に行くと、エボン=ジュの事などを話してくれる。<br /> エボン=ジュがかつて優れた召喚士であった事、<br /> 今はただ召喚し続けるだけの存在となってしまっている事。<br /> 究極召喚でシンを倒してもエボン=ジュは倒せず、<br /> 究極召喚に乗り移って新たなシンに作り替える。<br /> エボン=ジュはシンの中に居るけど、ティーダ達の剣や魔法では倒せないから、<br /> エボン=ジュと戦う時は自分達召喚獣を呼んで欲しいと言う祈り子。<br /> 最後に祈り子はティーダに「すべてが終わったら、僕たちは夢を見る事をやめる」と言う。<br /> 夢を止める事は、ティーダが消える事でもある。<br /> <br /> <a name="a200" id="a200"></a></dd> <dt><a>200</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:56:15 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> シンに乗り込む為、飛空艇から祈りの歌が流れ、スピラ中の人々が歌いはじめる。<br /> シンのはなった一撃は地面に穴をあけ、火柱が立つ。<br />  ティーダ達と飛空艇の連携でシンの腕をもぎ取りシンの体に降り、<br /> シンのコア(アルティマバトルによれば、シンの力を司るらしい)を撃破。<br /> シンはベベルの側に墜ちた。<br />  これで終わった訳ではない。<br /> シドは先ほどの攻撃で壊れた主砲を修理に向かい(完全に壊れたので、修理は無理だそうだ)、<br /> ユウナもどこかに行ってしまう。<br />  ティーダはユウナの後を追い、飛空艇の上に出た。<br />  ユウナは、祈り子が『協力する』と言った事を気に掛けていた。<br />  ずっと一緒に戦ってきたのに、今になって、と心配するユウナ。<br />  シンが復活するのは、エボン=ジュが究極召喚獣に乗り移るからで、<br /> シンを倒しても召喚獣に乗り移るんじゃないか、<br /> それは小さなシンじゃないかと言うユウナ。<br /> それなら、究極召喚じゃなくても倒せる。<br /> 次々倒せば、エボン=ジュは行き場をなくすというティーダ。<br />  祈り子が見ている夢は何なのか、<br /> エボン=ジュがシンの中で召喚しつづけているものが何なのか、<br /> ティーダに問う。<br /> エボン=ジュが召喚しつづけているものが、<br /> あのザナルカンドの人々の祈り子のザナルカンドであると答えられないティーダ。<br /> ユウナは「きみは・・・消えないよね」と確かめるように聞く。<br />  そのとき、シンが起きあがり、羽を広げて寺院の屋根に止まった。<br /> <br /> <br /> <a name="a201" id="a201"></a></dd> <dt><a>201</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:59:05 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> シンの頭に攻撃すると、シンは光の玉となる。シンの光の中に飛び込んでいく、飛空艇。<br />  シンの体内で、シーモアとのラストバトル。<br />  究極召喚が無くなったおかげで、誰もシンを倒せなくなった。<br /> 時間は無限にあり、内部からシンを支配してやるというシーモア。<br /> ユウナはシーモアを異界送りする。<br /> 「私を消すのは、やはりあなたか。私を消しても、スピラの悲しみは消えはしない」<br />  やがてザナルカンドのブリッツボール会場に着く。そこには、ジェクトが待っていた。<br /> ジェクト「おせぇぞ、アーロン」<br /> アーロン「・・・すまん」<br />  振り返り、ティーダに軽く手をあげながら。<br /> ジェクト「よう」<br /> ティーダ「ああ」<br /> ジェクト「へっ! 背ばっかのびて、ヒョロヒョロじゃねえか! ちゃんと飯食ってんのか。ああん?」<br />  黙っているティーダ。<br /> ジェクト「でかくなったな」<br /> ティーダ「まだ、あんたの方がデカイ」<br /> ジェクト「はっはっは! なんつってもオレは、シンだからな」<br /> ティーダ「笑えないっつーの」<br /> ジェクト「ははは・・・。じゃあ、まあ、なんだ、その・・・。ケリつけっか」<br /> ティーダ「親父・・・」<br /> ジェクト「おお?」<br /> ティーダ「・・・ばか」<br /> ジェクト「はははは・・・それでいいさ。どうすりゃいいか、分かってんな?」<br /> ティーダ「ああ」<br /> ジェクト「もう・・・歌もあんまし聞こえねえんだ。<br />  もうちっとで、オレは・・・心の底からシンになっちまう。間に合って助かったぜ。<br />  んでよ・・・始まっちまったら・・・オレは壊れちまう。手加減とか、出来ねえからよ。すまねえな」<br /> ティーダ「もういいって! うだうだ言ってないでさあ!<br /> ジェクト「だな。じゃあ・・・いっちょやるか!」<br /> <br /> <a name="a202" id="a202"></a></dd> <dt><a>202</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 22:02:46 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ジェクトの体から何かが飛び出す。倒れるジェクトを抱きとめ、寝かせるティーダ。<br /> ジェクトはユウナに召喚獣を呼ぶように言うと、消えていった。<br /> 召喚獣を呼ぶと、それにエボン=ジュが乗り移る。<br /> 次々と召喚するユウナ。<br /> 倒されるたび、次々とエボン=ジュは乗り換える。<br />  行き場をなくしたエボン=ジュが姿を現す。<br /> 「みんな、一緒に戦えるのは、これが最後だ。何つっていいか、<br /> エボン=ジュを倒したらオレ・・・消えっから」<br />  ティーダの言った言葉に驚く、ルールーやワッカ達。ユウナとじっと見つめ合うティーダ。<br />  そしてエボン=ジュが消えると、各地で歓声が上がった。<br />  同時に、祈り子は石に変わっていく。<br />  異界送りをしているユウナの前で、アーロンが消えていく。<br /> 止めようとしたユウナに「続けろ。これていいさ」と言うアーロン。<br /> 皆を見回し、消える。<br />  シンは爆発し、召喚獣たちも消えていった。光の海の中にきえて沈む、シン。<br /> ザナルカンドの人々の祈り子も、石に変わる。<br /> と、ティーダも体が透けた。<br /> ティーダにユウナが飛びつくが、透けたティーダの体を越えてしまう。<br /> 「ありがとう」<br />  振り返るティーダ。<br />  ユウナの体を抱きしめるティーダ。飛空艇から飛び降りたティーダの体が消えていき、<br /> 待っていたジェクトと手を叩き合う。<br /> <br />  ブリッツボールの会場の外で、指笛を吹いていたユウナを呼ぶルールー。<br /> ユウナはブリッツの会場で、演説をする。<br /> 「これからは・・・私たちの時代・・・だよね」<br />  スタッフロールの後。<br />  海の中、目を覚ましたティーダが海面に浮かび上がる。<br /> <br /> END<br /> <br /> 一応これで終了。一気に投下しておきました。<br /> 後はメイチェンじじいの、エボンに関する長話と、<br /> ラスダン前後の祈り子のプチ話を後で投下します。<br /> ジェクトが実体化した理由とか、その後のティーダに関する話が分かる程度。<br /> <br /> <a name="a203" id="a203"></a></dd> <dt><a>203</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 22:06:53 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>長かったり面倒だったりして、見逃している人の多いメイチェンの長話と、<br /> 祈り子巡りをラスト前にやった時の祈り子達の台詞を投下しておきます。<br /> <br /> [ザナルカンド後のガガゼト山、メイチェンの言葉]<br /> シンが出現する少し前‥‥ザナルカンドとベベルが激しく争っていた時の事、<br /> ガガゼトを攻め上ったベベル軍は、<br /> 雪山に響く歌を聞いたんですわ。<br /> この世のものとも思われぬ歌声に、兵士はキモをつぶして逃げたとか。<br /> そして、退却する軍を追うように「シン」が現れたんですな。<br /> やがて、ベベルの偵察隊がガガゼトを上りザナルカンドの滅亡をその目で確かめたのです。<br /> 都市は破壊されつくし、住民は一人残らず消失。<br /> その代わり、ガガゼトにはおびただしい祈り子様が居て、歌っておったのですよ。<br /> そう、今日では祈りの歌と呼ばれている歌ですな。<br /> 突如現れたシンを巡り、ベベルの民は噂しました。<br /> ザナルカンドの民は祈り子となってシンをうんだのではないか。<br /> その術を行った者こそ‥‥ザナルカンドを支配していた召喚士エボンではないかと。<br /> そう、ユウナレスカ様の父君ですな。<br /> ザナルカンドが滅びた時、ユウナレスカ様は夫のゼイオン様と逃げて無事だったのです。<br /> その後、お二人は究極召喚でシンを倒しました。<br /> ところが、ベベルの民はまだ召喚士エボンを恐れた。<br /> そこで、エボンの怒りを静めようと、エボンをたたえる教えを広めたのです。<br /> これが、エボン寺院の始まりですわ。<br /> もしやユウナレスカ様は、それを狙っていたのかもしれませんな。<br /> 自分がシンを倒すかわりに、父エボンの名が残るようにと。<br /> もちろん、証拠も何もなく、すべては歴史の闇の中ですわ。<br /> エボンがベベルの敵であったと、公表出来るはずもない。<br /> ですから、寺院はこの歴史をひた隠しにしとるのです。<br /> <br /> <br /> <a name="a204" id="a204"></a></dd> <dt><a>204</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 22:09:40 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br /> では、祈りの歌について語るとしましょう。<br /> あれは元々、ベベルにはむかったザナルカンドの歌。<br /> 当然、エボン寺院は歌う事を禁じました。<br /> すると、寺院に従わない者達が好んで歌うようになったんですわ。<br /> たとえば、アルベドですな。<br /> 祈りの歌は、寺院への抵抗をあらわす歌となったのです。<br /> 手を焼いた寺院は、方針を変えました。<br /> 歌の禁止を取りやめ、その由来をねじ曲げて死者の魂をしずめる歌、<br /> という事にしたんですわ。<br /> そうやってあの歌を、寺院の教えの中に取り入れたと。<br /> おかげで、今や祈りの歌はスピラ中に広まっとります。<br /> つまり、地上から消えたザナルカンドは歌の中だけに生き残ったんですな。<br /> <br /> <br /> <a name="a205" id="a205"></a></dd> <dt><a>205</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 22:12:30 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>[マイカ消滅後のビサイドの祈り子]<br /> すべてのシンは呪い、願うの。<br /> 我が身を呪って、消えたいと願うの。<br /> 自らの滅びを夢見て、シンは私たちを見守っている。<br /> 荒ぶるシンに残された、人の時代のかすかな思い・・・。<br /> エボン=ジュから解放してあげて。シンとなった祈り子を。<br /> [キーリカの祈り子]<br /> 先のシンは、ザナルカンドの海を泳いだ。<br /> 夢の世界が、シンをいやしたのかもしれぬ。<br /> お前の父は、そのシンに触れたのだ。<br /> 一夜で真実となり、スピラの海に現れた。<br /> しかし、彼は今悲劇の螺旋にとらわれ、シンと化してさまよっている。<br /> [ジョゼの祈り子]<br /> 我らは長らく忘れていた・・・。前に進むということを・・・。<br /> そなたのおかげで、思い出した。<br /> そうだ、我らは前に進まねばならぬ。<br /> ゆこう、同じ夢を見る友よ・・・。そなたを乗せて、夢の終わりへと走ろう・・・。<br /> [マカラーニャの祈り子]<br /> 夢が終われば、お前も消える・・・。スピラの海に、とけていくだろう・・・。<br /> でも、嘆かないでおくれ・・・。<br /> でも、怒らないでおくれ・・・。<br /> 我らとて、元は人だから・・・夢を見ずにはいられない・・・。<br /> 新たなる夢の世界に、海を作ろう・・・。お前が泳ぐ、海を作ろう・・・。<br /> [隠された祈り子]<br /> そなたははかない夢なれど、<br /> スピラの真実に触れた夢・・・スピラは真実を忘れない。<br /> 真実を救った者を忘れない・・・。<br /> 走り続ける、ひたむきな夢よ・・・夢の終わりを越えて、真実となれ・・・。<br /> [レミアムの祈り子]<br /> あたし達は、何故気づかなかった・・・夢を終わらせる事・・・。<br /> 何故スピラにとどまろうとしたのだろう・・・長い時の中で、<br /> あたし達は忘れていた・・・前に進む事を忘れ・・・変わる事を忘れていた・・・。<br /> <br /> 一応これで、まとめ置きしているものが終了です。<br /> スノーバイクの個別イベントは、アイテム爆撃&ロードが面倒なので、<br /> 取っていません。<br /> <br /></dd> </dl>
<p><strong>FINAL FANTASY X</strong></p> <p>&gt;&gt;1-74・79~81、&gt;&gt;13-179~185・187~193・196~205</p> <hr /> <dl> <dt><a>74</a>名前:<b><a href="mailto:sage"><font>名無しさん@お腹いっぱい。</font></a></b>投稿日:03/11/17 02:17 ID:taUPa9cV</dt> <dd>ティーダは近代的な世界「ザナルカンド」に住むブリッツボールのエース。<br /> ブリッツの試合中、シンが現れパニックになるが知り合いのアーロンとピンチを<br /> 脱したものの、別の世界に飛ばされる事に。リュックやユウナと出会い、<br /> この世界は1000年後の世界で、自分の住むザナルカンドは遺跡なっている事を知る。<br /> ユウナはシンを倒すために召還士となった。ティーダの住むザナルカンドを襲ったのもシンだ。<br /> シンと遭遇すれば自分の世界に帰る事ができるかもしれないと彼は考えていた。<br /> そしてユウナのシンを倒す旅にガードという立場で、ワッカ、ルールー、キマリと共に旅に出る。<br /> 道中、最初に出会った少女リュック、そしてアーロンと出会う。<br /> 長い旅の末、ザナルカンドにたどり着いたティーダを待つのは過酷な事実だった。<br /> <br /> <br /> <hr /></dd> <dt><a>79</a>名前:<b><font>攻略さん</font>◆TMvq.rbHAM</b>投稿日:03/11/17 04:38 ID:UYEX9/p+</dt> <dd>スターオーシャン3の補完ありがとでした。今度は、<br /> FF10の全ストーリーです。<br /> <br /> 主人公ティーダは近代的な世界「ザナルカンド」に住むブリッツボールのエース<br />  ↓<br /> ブリッツの試合中シンが現れる、シンの手先を知人アーロンと撃退<br />  ↓<br /> 脱出を試みるもシンの力でワープさせられる、アーロンと離れ離れに<br />  ↓<br /> ワープした先でリュック一向に助けられる<br />  ↓<br /> リュック一味のお手伝いイベント、海底探索<br />  ↓<br /> シン登場、またしてもワープさせられる主人公<br />  ↓<br /> 主人公、ビサイド島の海岸で意識を取り戻す、ワッカ一向と出会う<br />  ↓<br /> ワッカの好意で村へ行く、休憩後ワッカが寺院へ<br />  ↓<br /> 寺院でユウナを待つワッカ・ルールー・キマリ一行<br />  ↓<br /> 主人公、待ちきれず中へ突入、ワッカ一行に会う<br />  ↓<br /> ふらふら姿で召喚師ユウナ登場、ユウナが召喚獣ヴァルファーレを入手<br />  ↓<br /> 村の広場でお祭り、ユウナはシンを倒すために究極召喚を手に入れる旅にでることが発覚<br />  ↓<br /> 翌日、ユウナが旅に出発、ガード(召喚師を守る人たち)としてワッカ・ルールーが同行<br />  ↓<br /> 主人公も同行、出発後道中でキマリと主人公タイマン戦闘<br />  ↓<br /> タイマン戦闘後、キマリもガードとして仲間に<br />  ↓<br /> 船に乗ってキーリカへ、到着後シン登場、キーリカ半壊<br />  ↓<br /> キーリカでユウナが異界送り実行(CMなどで有名なシーン、ユウナが海上で浮いてます)<br />  ↓<br /> 森を越えてキーリカ寺院へ、途中でボス戦、寺院到着、イフリート入手<br />  ↓<br /> 船でルカへ、ルカでブリッツボール大会に参加、大会中に魔物が乱入<br />  ↓<br /> シーモアが登場、アニマを召喚して魔物を全滅させる<br />  ↓<br /> 次の寺院へと出発、アーロンと再会、アーロンもユウナのガードに<br /> <br /> <a name="a80" id="a80"></a></dd> <dt><a>80</a>名前:<b><font>攻略さん</font>◆TMvq.rbHAM</b>投稿日:03/11/17 04:39 ID:UYEX9/p+</dt> <dd>FF10の全ストーリー(2)<br /> <br /> ミヘン街道、キノコ岩街道を通って次の寺院へ向かう<br />  ↓<br /> キノコ岩街道でイベント、討伐隊がシンをおびき出して倒そうとする、シーモアが協力してシンの手下退治<br />  ↓<br /> 討伐隊、禁じられた機械兵器を使ってシンを攻撃<br />  ↓<br /> しかしシンには効果なし、シンが大暴れ、討伐隊半壊<br />  ↓<br /> 一向、半壊した討伐隊キャンプを出発、ジョゼ街道を通ってジョゼ寺院到着<br />  ↓<br /> イクシオン入手、次の寺院へと移動、幻光河をシパール(ゾウ)で渡る途中でアルベド族と戦闘<br />  ↓<br /> リュックと再会、リュック達アルベド族の目的は召喚師によるシン退治を止めることと判明<br />  ↓<br /> リュックもユウナを守るガードに加わる<br />  ↓<br /> グアドサラム、雷平原、マカラーニャの森、マカラーニャ湖を通ってマカラーニャ寺院へ到着<br />  ↓<br /> シヴァ入手、イベントで湖の底へ、シン再登場、またしてもワープさせられる<br />  ↓<br /> サヌビア砂漠で意識を取り戻す主人公、仲間と合流、しかしユウナは発見できず<br />  ↓<br /> アルベド族のホームの中へ向かう、シーモア等グアド族の放った魔物がホームを襲う<br />  ↓<br /> シーモア等にユウナつれていかれる、主人公一向、飛空艇入手<br />  ↓<br /> 飛空艇でユウナを取り戻すべく聖ベベル宮へ、途中でベベル守護竜とイベント戦闘<br />  ↓<br /> ユウナはある決意を胸にシーモアとの結婚をイヤイヤ承諾<br />  ↓<br /> ベベルで結婚式中のシーモアとユウナ、そこへ主人公一向が乱入<br />  ↓<br /> 主人公一向の話を聞きユウナ気が変わる、ベベルから地上へと飛び降り自殺するユウナ<br />  ↓<br /> しかしヴェルファーレを空中で召喚してベベルから脱出するユウナ<br />  ↓<br /> ユウナと合流、ベベル宮内でバハムート入手<br />  ↓<br /> 主人公一行、グレートブリッジでシーモアと戦闘、シーモア死亡<br />  ↓<br /> 再び召喚獣集めの旅に出るユウナと主人公一行、ナギ平原到着<br /> <br /> <a name="a81" id="a81"></a></dd> <dt><a>81</a>名前:<b><font>攻略さん</font>◆TMvq.rbHAM</b>投稿日:03/11/17 04:40 ID:UYEX9/p+</dt> <dd>FF10の全ストーリー(3)<br /> <br /> 盗まれた祈り子の洞窟で「ようじんぼう」入手、ガガゼト山へと向かう<br />  ↓<br /> ガガゼト山入り口でイベント戦闘、キマリvsロンゾ族2名<br />  ↓<br /> その後、ガガゼト峠で死人となったシーモアと戦闘<br />  ↓<br /> ガガゼトを超えて、ついにザナルカンド遺跡到着、エボンドームへ<br />  ↓<br /> エボンドーム内でユウナレスカと会う、シンを倒す唯一の方法の究極召喚の秘密を知る<br />  (究極召喚は、ガード1名を祈り子にして召喚するものだった、祈り子になったガードと究極召喚した召喚師は死ぬ)<br />  (尚、ユウナの父ブラスカも究極召喚をして死んでいる、その時の祈り子は主人公の父ジェクト)<br />  ↓<br /> ユウナレスカが祈り子にするガードの選択を迫る、しかしユウナは拒否<br />  ↓<br /> シンを倒す別の方法を探すことを決意、ユウナレスカと戦闘<br />  ↓<br /> 飛空艇へ戻る帰り道にアーロンの秘密を知る<br />  (アーロンも実は死人)<br />  (ブラスカがシンを倒して死んだ後、納得がいかなかったためユウナレスカを殺しにいくも返り討ちにあい死亡)<br />  ↓<br /> シンを倒す方法を求め再びベベルへ、マイカと話すも方法見つからず<br />  ↓<br /> 主人公の前にたびたび現れた祈り子の少年からシンを倒す方法を聞く<br />  (シンの体内にあるエボン=ジュを破壊することでシンは復活しなくなる)<br />  ↓<br /> 一行、飛空艇でシンの元へ向かう<br />  ↓<br /> シンと戦闘、倒してシンの体内へ<br />  ↓<br /> 体内で死人シーモア、ブラスカの究極召喚(変わり果てたジェクト)と戦闘<br />  ↓<br /> さらにエボン=ジュと戦闘、倒すとエンディングへ<br />  ↓<br /> アーロン消える(死んだブラスカ・ジェクトとの約束を果たしたので異界へ行った)<br />  ↓<br /> 主人公とユウナ、飛空艇の上で別れを告げる<br />  ↓<br /> 主人公、飛空艇から飛び降りて海の中へ、そのまま消える<br />  (ちなみに主人公は、祈り子により1000年後のユウナ達の時代に召喚された人)<br />  (エボン=ジュが消え、全ての祈り子も消えたため、召喚された主人公も消えてしまう)<br />  ↓<br /> ゲーム終了、10-2へと続く<br /> <br /> <hr /></dd> <dt><a>179</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:19:48 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>FFX、うpしていいよと言われたので投下します。<br /> でもチャップやオオアカ屋に関する部分は端折ってあります。<br /> ジェクトに関する部分は物語の核心なので、入れてあります。<br /> モンスター訓練場はクリアしていないので書いていませんが、<br /> オメガ遺跡はクリアしてもアーロンのセリフが一つある程度なのでストーリー進行に問題は無いです。<br /> しいて言えばモンスター訓練場の親父が、X-2の隠しダンジョンのラスボスであるくらいで。<br /> <br />  近代的なビルが建ち並ぶ街ザナルカンド。<br /> プリッツボール(水中で行うサッカーのようなもの)のチーム「ザナルカンドエイブス」のエース、<br /> ティーダは試合中、突然巨大な波に襲われる。<br /> 波は光線を発してザナルカンドを破壊していき、ブリッツボールの試合場を脱出したティーダは、<br /> 幼い頃からの知り合いであるアーロンと合流して波から逃走。<br />  巨大な波を、シンと呼ぶアーロン。波から飛び出した怪物に襲われたティーダは、<br /> アーロンから『ジェクトの土産だ』と、剣を渡される。<br /> (ちなみにこの剣、スピラで売ってる土産物。ゲーム中買える)<br />  ジェクトとはティーダの父親の名前で、十年前に行方不明になっている元ブリッツボールの有名選手。<br />  崩れた道路から落ちかかっているティーダの側でアーロンは、<br /> 波を見上げながら『いいんだな?』と語りかける。<br /> アーロンはティーダの手を取り「これはお前の物語だ」と告げ、ともに吸い込まれていく。<br />  気が付くと、暗い海に浮かんだ廃墟の上に倒れていた。廃墟で魔物に襲われるティーダを、<br /> 武器を構えて乱入して来た正体不明の連中が救う。<br />  訳の分からない言葉で話し合う彼らは、そのうちの一人の少女に説得され<br /> (彼らの言葉は、辞書集めで読めるようになる)、<br /> ティーダは結局無理矢理彼女の船に連れて行かれてしまう。<br /> 少女はティーダに、世話する代わりに海底探索の手伝いをして欲しいと言い、<br /> ティーダは海中に潜って沈んだ遺跡の起動の手伝いをする事になる。<br /> <br /> <br /> <a name="a180" id="a180"></a></dd> <dt><a>180</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:22:16 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> 夜、船の甲板で腹を空かせているティーダに食べ物を差し出してくれた少女リュックに、<br /> ティーダは身の上をあかす。自分はザナルカンドのプリッツボールチームのエースである事。<br /> 訳の分からない、アーロンがシンと呼んだ波に襲われた事。<br /> それを聞いてリュックは、シンに近づいたんだ、と沈んだ表情をする。<br />  リュックが言うには、ザナルカンドという都市は千年も前にシンのせいで滅んだ遺跡で、<br /> いまは存在しない、ティーダはシンに襲われた為に記憶が混乱しているんだと言った。<br /> 自分の記憶とリュックの言葉の差にとまどうティーダに、リュックはルカに行こうと言う。<br /> ルカに行けば、誰か知った人が居るかもしれないと言うリュック。<br />  しかしシンが再び襲撃、ティーダは船から振り落とされ、海中に沈んでいった。<br /> <br />  ティーダが気が付くと、今度はどこかの島の海岸にたどり着いていた。<br /> 起きあがったティーダの目の前に、ブリッツボールが。<br /> 浜辺から人が手を振っているのに喜び、ティーダはようやく元の世界に戻ってきたのだと思って、<br /> 浜辺で練習をしていたプリッツの選手達に今までの話をした。<br /> だがその選手ワッカもまた、顔色を曇らせる。<br /> ティーダはここが元の世界ではない事を察し、ワッカにシンに襲われて混乱しているんだ、<br /> と自分の事を説明した。<br />  ザナルカンドは昔栄えた機械仕掛けの街で、千年前シンが世界を壊した事。<br /> シンは楽をして生きていた人間達への罰で、自分達はその罪を償っているのだ。<br />  シンにもう一度近づけば、ザナルカンドに戻れるかもしれないと考えるティーダ。<br />  ティーダはワッカから自分たちのチームに入って大会に出れば、知っている人に会えるかもしれないと言われ<br /> ワッカのチームに入る事を決めた(ワッカのチームは、万年敗退の弱小チーム)。<br />  ともかくワッカに連れられ、ビサイド村に到着する。<br />  ここでスピラの世界について村人から話しを聞ける。討伐隊のルッツとガッタからは、<br /> シンと戦う組織である討伐隊の話(後から出てくる『ミヘン・セッション』という討伐隊の、<br /> シン討伐作戦について少しだけ話を聞ける)。<br /> 寺院では、人々が召喚士の像に祈りを捧げている。<br /> 過去のリュック、ワッカ、村人の会話の端々に、エボンという、<br /> スピラの人々が信仰している教えについて語られる。<br />  腹を空かせているティーダに、飯はまだだから、それまで昼寝でもしていろ、<br /> とワッカに言われてうたた寝をするティーダ。<br /> 寝付いたティーダの側でワッカは寺院の神官と、誰かが戻ってこないという話をしている。<br /> そのワッカ達の会話と、ティーダの夢の中の言葉がシンクロ。<br />  ティーダは、父親が行方不明になった日の事を思い出していた。<br /> 父親が海に練習に出たまま戻って来ないから、探しに行って欲しいと頼んでいる母に、<br /> ティーダは「あんな奴、帰ってこなくていい」と叫ぶ。<br /> 「死んだら、嫌いだって事も伝えられないのよ」と言う母に、<br /> それでもかまわないと言うティーダを悲しむ母。<br /> <br /> <a name="a181" id="a181"></a></dd> <dt><a>181</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:23:35 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ティーダが目を覚ますと、ワッカは神官達と『従召喚士』が神殿の奥に行ったまま戻ってこない、<br /> という話をしている。<br /> 従召喚士は試練の間で祈りをささげ、祈りが通じれば正式な召喚士になれる。<br /> しかしその従召喚士が、試練の間から戻って来ない。<br /> ワッカは大丈夫だ、と言うが、ティーダは「死んでしまったらおしまいだろ」と、<br /> 制止を振り切って神殿に入っていく。<br />  神殿の奥に向かうティーダに合流したワッカはティーダを連れ、<br /> この奥には召喚士と従召喚士、カード(護衛)しか入れない掟で、自分がカードである事を説明する。<br /> 扉の前に待機しているルールー、キマリに合流。<br />  やがて扉が開き、よろよろとした足取りで少女が出てきた。少女を支えるキマリ。<br />  村は、少女ユウナが召喚士となれた事を喜び、祝っていた。<br /> 召喚士は祈り子様と心を通わせ、その力を借りる(召喚獣)事が出来る。<br /> また、あちこちで被害を出し続けるシンを倒せる唯一の存在。<br />  ビサイド村を真剣な目でいつまでも見ているユウナを乗せ、船は出港。<br /> ワッカから、次に停泊するキーリカの寺院でブリッツボールの必勝祈願をすると聞く。<br /> ユウナは、船に乗り合わせた人々に囲まれている。<br /> ユウナは10年前、シンを倒して大召喚士となったブラスカの娘であった。<br /> ユウナはティーダにザナルカンドの話をし、<br /> その話を父のガードをしてくれたジェクトという人から聞いた、と言った。<br /> 父とは別人だと言い張るティーダに、ユウナはジェクトが行方不明になった日にスピラに来たんだろうと言う。<br />  その時、シンが襲撃。何とかシンを撃退するがシンはキーリカを襲撃し、村を壊滅させる。<br /> キーリカで死んだ人々の『異界送り』をユウナが行う(死んだ人々の魂を異界に送る儀式。<br /> 恨みや悲しみにとらわれた魂は魔物になるから、<br /> 魔物にならない為に異界(あの世のようなもの)に送るという儀式)。<br />  それからユウナ達は、キーリカ寺院に向かう。<br /> 途中ユウナがティーダにガードになって欲しい、ガードでなければ側に居るだけでも、<br /> と言う。結局話しはうやむやになり、寺院に向かう。<br />  寺院で出会った召喚士のドナから嫌みを言われながら、ユウナは寺院の奥に行く。<br /> 一人残ったティーダだったが、ドナの嫌がらせで試練の間に無理矢理投げ込まれる。<br /> 祈り子の間の前でルールー達に合流したティーダは、祈り子についてワッカ達から話しを聞く。<br /> 祈り子とは、進んで命を捧げ、エボンの技で生きながらにして魂を祈り子像に封じられた者の事。<br /> 祈り子の魂は召喚士の祈りに応じて召喚獣としてこの世に姿を現す。<br /> 寺院の中で聞こえている歌声(祈り子が歌う歌)が、子供の頃に聞いた事のある歌だと気づいたティーダは、<br /> ザナルカンドへの想いにかられた。<br />  キーリカを立ったティーダ達は、ブリッツボールの試合が行われるルカに向かう。<br /> 船の中で、ワッカと話をしているルールー。<br /> ルカにつけば誰か知り合いが居るだろうとのんきに考える、ワッカの考えを非難するルー。<br /> しかしユウナは、かつて自分の父のガードをしていたジェクトの息子であるティーダを、<br /> ガードにしたがっていた。<br /> それとなく、ワッカからティーダにガードになるよう勧めてくれ、と言うルー。<br />  そんな会話を盗み聞きしながら、甲板に落ちたブリッツボールに近づくティーダ。<br /> 脳裏に、幼い頃の思い出が浮かぶ。<br /> ブリッツボールの練習をするティーダを見て、からかうジェクト。<br /> ジェクトはボールをティーダから奪うと、ジェクトシュート(正確にはジェクト様シュート3号)を見せる。<br /> 「おまえにゃ、出来ねぇよ。でも心配するこたあねえ。できないのはお前だけじゃない」と言うジェクト。<br /> それを思い出しながら、ジェクトシュートをするティーダ。<br />  見ていたユウナは、ティーダにそれがジェクトシュートじゃないか、と言う。<br /> ユウナの話を聞いて、ユウナの知っているジェクトが自分の父親だと確信するティーダ。<br /> しかしジェクトは、ブラスカがシンを倒した後行方不明になっていた。<br /> <br /> <a name="a182" id="a182"></a></dd> <dt><a>182</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:26:22 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ルカに到着したティーダ達。<br /> ルカには他の選手達の他、試合を見に来た総老師マイカ、グアド族の老師シーモアが来ていた。<br /> シーモアは故ジスカル老師の息子であり、父の死後老師となった。<br /> グアド族は他の種族とあまり仲が良くなく、シーモアの父ジスカルはグアド族にエボンの教えを広め、<br /> 人との友好を深める為に活動していた。<br />  シード権を獲得したワッカのチームだったが、<br /> 開会式前にユウナが、アーロンをカフェで見たという人が居た事をティーダに話す。<br />  アーロンがジェクトとともにブラスカのガードであった事を話し、<br /> ジェクトの消息がわかるのではないかと言うユウナ。<br />  ユウナとアーロンを探しに行くが、カフェにアーロンの姿は無い。<br />  そこでキマリは兄貴分であったロンゾ族の青年ビランとエンケに出会い、喧嘩となる。<br />  喧嘩に気を取られていた隙に、ユウナは居なくなっていた。<br />  カフェから出たティーダに、ルールーがユウナはアルベド族に誘拐された事、<br /> 返してほしければ試合に負けるように言った事を伝え、三人はユウナ奪還に向かった。<br />  アルベドの船からユウナを無事奪還したティーダ。<br />  アルベドの船が、リュック達のものでは無いか見ているティーダは、<br /> ユウナ達にリュックの事を話す。<br />  その船にシドという人が居なかったかと聞くユウナ。<br />  ユウナが言うには、シドは自分の叔父であり、母親はシドの妹であるという。<br />  ルールーは、アルベド族を嫌っているワッカには、<br /> その話はしないで欲しいとティーダに言った(ワッカはエボンの教えを堅く守っている。<br />  アルベド族は教えで禁じている『機械』を使う事や、<br /> ワッカの弟チャップは死んだ時アルベドの機械を持っていた事などの理由で、<br /> ワッカはアルベド族を嫌っている)。<br />  アルベド・サイクス戦で負傷したワッカは、決勝戦をティーダに託す。<br /> 後半半分をすぎると、会場からワッカコールが起こり、ティーダはワッカに交代。<br /> ワッカが参戦するもビサイドオーラカは敗退した(勝てる試合だが、負けても進むイベントなので)。<br /> <br /> <a name="a183" id="a183"></a></dd> <dt><a>183</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:29:00 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> 試合後、プールに入ってワッカを迎えるティーダ。<br />  そこにスフィアプール、会場にモンスターが現れ、会場はパニックになる。<br /> アーロンと合流して敵を倒していくティーダ。<br />  するとシーモアが自分の召喚獣をよび、<br /> 会場のモンスターを一掃した(この召喚獣は、隠し寺院の祈り子のもの)。<br />  騒動の後、ワッカはチームを引退。<br />  結局何故そんな騒ぎが起きたのかは、不明のまま。<br />  そのころティーダは、アーロンに「あんたのせいだ!」と怒鳴っていた。<br />  アーロンは十年前、ブラスカ、ジェクトとともにシンを倒した事。<br />  その後ジェクトの頼みでザナルカンドに渡り、<br /> ティーダをスピラに連れて行く為に成長を見守っていた事を話す。<br />  シンは父親ジェクトであり、真実を見せてやるから自分について来いとティーダに言う。<br />  アーロンはユウナに、ティーダとともにガードになる事を告げる。<br /> アーロンがガードになるのは、ユウナの父ブラスカの頼みだった。<br />  ジョゼ寺院に行く為にミヘン街道を行く一行。<br />  道中、ティーダの武器で倒しにくい敵を易々倒すアーロンに「腕自慢かよ‥‥」と文句垂れたり、<br /> 討伐隊の大規模作戦についての話を聞いたり、<br /> 「語ってもよいですかな?」というのが口癖の物知りじいさんメイチェン(X-2で正体判明)が出たり。<br />  チョコボ騎兵隊のルチルから大型の魔物が出没するから気を付けろと言われ、<br /> ティーダはみんなが困っているなら退治してやろうと言う。<br />  かつてジェクトもそう言っては、ブラスカやアーロンを面倒ごとに引き込んでいた。<br />  それを思い出し、笑うアーロン。<br />  道中の少女との会話から、ティーダはルールー達にナギ節とは何かを聞く。<br />  ナギ節はシンが死んで、次のシンが現れるまでの期間の事。<br />  短い期間だが、大切な時間だと言うユウナ。<br />  道中何かを運んでいるルッツとガッタに遭遇。<br />  ルッツとガッタは作戦に参加する為、作戦に反対している寺院から破門されている。<br /> 「出来るなら、このままビサイドに」というユウナを振り切り、二人は作戦に向かう。<br /> <br /> <a name="a184" id="a184"></a></dd> <dt><a>184</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:31:44 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> アルベド族のリンが経営する宿(兼アイテムショップ)まで来ると、<br /> 休んでいくかどうかでモメる。<br />  アルベド嫌いなワッカは反対するが、アーロンの強引な意見で一泊が決定。<br />  夕方ティーダが外に出ると、ユウナが崖の前に座って何かをしているのを見つける。<br />  ユウナはあわてて振り返る(後に判明)。<br />  こんな風におだやかに過ごせたらいいのに、シンを倒してもまたシンが生まれるけど、と言うユウナ。<br /> そうしたらまた(ユウナが)倒せばいい、とティーダは答える。<br />  シンは人間に与えられた罰だというユウナに、罪とは何なのか、<br /> どうやったら償えるのかと聞くティーダ。<br />  ユウナは口ごもる。小さい頃から、悪いから悪いんだと思っていたけど、本当は何なのか分からない。<br />  シンを倒せる『究極召喚』を身につける為の旅が、召喚士の旅の目的だった。<br />  究極召喚を持つ祈り子は最果ての地ザナルカンドで召喚士を待っているという。<br />  翌日出がけにリンと出会い、話をしている所に魔物出現(例の、みんな困っている魔物)。<br />  魔物を倒し、キノコ岩街道にさしかかると作戦中だから、といって通行を止められる。<br />  シンのこけら(シンからはがれ落ちた魔物)を使って討伐隊がシンをおびき寄せ、<br /> アルベド人が機械の兵器でシンを倒すというミヘンセッションの内容を聞くティーダ。<br />  引き返そうとしている所に、老師シーモアが登場。<br />  ユウナの通行を許可するように討伐隊に命じるシーモアに深く礼をするユウナに対し、<br /> 冷めた様子のルールーやティーダ達。<br />  討伐隊に言葉をかけるシーモアを見て、<br /> 何故エボンの老師が作戦を応援しているのかと信じられない様子のワッカ。<br />  「エボンの教えに反する作戦、止めないとマズくないっすか?」と聞くワッカに、<br /> シーモアは「双方スピラの平和を真剣に願っている」<br /> 「(ミヘンセッションの機械は)見なかったことに、聞かなかった事に」と答える。<br />  一方ガッタは司令部での任務、ルッツは前線での任務が与えられる。<br />  ルッツはワッカに、ワッカの弟を討伐隊に誘ったのは自分だと言い、ワッカに殴られる。<br />  ルッツが任務に向かうのを、止めようとするユウナに、<br /> アーロンは「通してやれ。お前が召喚士の道を選んだ覚悟と、この男の覚悟は同じだ」と言い、<br /> ユウナは通してしまう。<br /> <br /> <a name="a185" id="a185"></a></dd> <dt><a>185</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 18:37:38 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>長いのでひと休憩。<br /> <br /> <br /> [祈り子の歌。普段は横で歌っているが、縦読みにすると意味が分かる]<br /> い・え・ゆ・い<br /> の・ぼ・め・の<br /> れ・ん・み・り<br /> よ・じゅよ・ご<br />  <br /> は・さ<br /> て・か<br /> な・え<br /> く・た<br /> ・・ま<br /> ・・え<br /> <br /> <br /></dd> <dt><a>187</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:06:06 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>続き。<br /> <br />  シーモアのすすめで作戦司令部を訪れると、そこにはアーロンの旧友である老師キノックが居た。<br /> キノックから作戦はどうせ失敗するんだという話を聞くアーロン。<br /> (この後、「おまえはザナルカンドを見たのか?」という気になる事をキノックが言う。<br /> これは単純に遺跡のザナルカンドという意味じゃなく、ティーダのザナルカンドという意味なのか?<br /> この後のマイカ達のネタバレを考えると、ティーダのザナルカンドの事を知っていておかしくないが)<br />  作戦が開始され、シンは現れた。しかしシンはアルベドの兵器を跳ね返し、討伐隊もアルベドも壊滅。<br />  作戦は失敗した。あちこちで死に絶えた討伐隊とアルベド人。海岸で呆然と頭を抱えているガッタ。<br />  ティーダは何故か海に飛び込み、シンを追いかける。<br />  海の中でティーダは異界(?)を夢に見る。<br />  行き交う討伐隊の人々、その中にルッツの姿もあった。<br />  シーンが変わり、ザナルカンドの船の家に立っている幼いティーダ。<br /> 声を掛けるジェクトに、ティーダは「ジェクトは練習嫌いだから、もうすぐ引退なんだってさ」<br /> 「ジェクトは酒びたりだから、もう駄目だってさ」と後ろを向いたまま言う。<br /> 酒なんかいつでも止められるというジェクトに今止めろ、と言い返すティーダ。<br /> ジェクトが明日出来る事は、明日やればいいと怒鳴ると、ティーダは泣き出した。<br />  海岸で目覚めるティーダ。ユウナは海岸で、異界送りをしていた。<br />  帰ろうとしているキノックとアーロンが話をしている。<br /> 「教えに反した兵士達は死に、従順な僧士だけが残った」とアーロン。<br /> シンはジェクトで、ジェクトはティーダに姿を見せに来たのだとティーダにアーロンは言う。<br /> シンで居るかぎり人々を殺し続けなければならない。<br /> それをティーダに止めて欲しいのだと言うアーロン。<br />  ジョゼ寺院に着いたティーダ達は、作戦で生き残ったチョコボ騎兵隊のルチル達やガッタに会う。<br /> ルッツが体を引きちぎられて死んでいた事を、震えながら話すガッタ。<br />  祈り子の間でドナに嫌みを言われたり、<br /> ドナのガードのバルテロに筋肉見せつけられながら握手をせがまれるアーロンがあったりしながら、<br /> 無事召喚獣を手に入れる。翌朝、出発。<br /> <br /> <a name="a188" id="a188"></a></dd> <dt><a>188</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:09:03 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>ちなみに……<br /> 作戦前にガッタと話をし、ガッタに最前線に出て戦うように誘導すると、<br /> 作戦で死ぬのはガッタとなり、寺院に居るのはルッツとなる。<br /> <br /> <br /> 幻光河を渡る為にシパーフに乗る。<br /> 河の下には千年前の街が沈んでおり、ワッカ達は千年前戦争が起こり、<br /> その際にシンが現れて暴れて世界を破壊したと話した。<br />  話している時に、ユウナが河の中に引きずり込まれる。<br /> ワッカとティーダは河に潜ってユウナを救出。ユウナを襲ったのは、アルベドの機械だった。<br />  向こう岸に着くと、川岸にリュックが倒れている。さっき戦った機械の中に入っていたのは、<br /> リュックだったのだ。ユウナをさらったのは、深い理由があるというリュック。<br /> そこにワッカ達が現れ、ユウナとルールーとリュックと何やら女子3人で話し合い。<br /> 結局ワッカにはリュックがアルベド族だと告げず、<br /> リュックはユウナのガードになる事に(リュックを含め、アルベド族の瞳には特徴がある。<br /> ナルトに出てくる写輪眼のような渦巻き)。<br />  リュックを仲間に入れ、ティーダ達はグアドサラムに到着。<br /> グアドサラムには寺院が無いが、異界に行った人と会える(異界が覗ける)場所がある。<br /> グアドサラムについたユウナを、シーモアの親族だというトワメルが出迎え、<br /> シーモアの館に案内する。シーモアの館で待っている間、<br /> ルールーからシーモアが人間との間に出来た子供だと聞く。<br /> <br /> <a name="a189" id="a189"></a></dd> <dt><a>189</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:10:03 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  スフィアで不思議な光景を見る一行。宇宙、ザナルカンド。<br /> シーモアはユウナレスカの話をはじめる。<br />  歴史上最初にシンを倒したユウナレスカと、ユウナレスカを支えたゼイオンの話をするシーモア。<br /> そこでユウナはシーモアから何かを囁かれる。真っ赤にして驚くユウナ。<br />  ユウナは皆に、シーモアから結婚を申し込まれた事を話した。<br />  シーモアは、シンを倒す事だけでなく、民の心を晴れやかにするのもつとめだと言う。<br />  シーモアの館を出たユウナは、よけいなことに巻き込まれたというワッカに対して、<br /> 今までこういう事は考えた事がなかったけど、こんな風に役に立てたらと言う。<br />  結婚しても旅は続けたいと悩むユウナは、異界で父に会って相談する事にした。<br /> (異界には、リュックとアーロンは入りません。リュックはともかく、<br /> アーロンが何故入らないのかは、後半に判明します)<br />  異界でワッカはチャップと会い、ユウナは父と母に会っている。<br /> シンを倒すのが一番の明るい話題で、あれもこれも、なんてよくばっちゃ駄目だと、<br /> 結婚を断る決意をするユウナ。<br /> <br /> <a name="a190" id="a190"></a></dd> <dt><a>190</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:10:46 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  ユウナは、シーモアに返事を伝えに行く前にジェクトを呼んでみたらどうか、と言う。<br />  ティーダはジェクトの事を考えないようにしようとするが、ジェクトは出てこない。<br /> シンだから出てこないのか、もし本当にシンなら、<br /> 自分はスピラの人に何て謝ればいいのかと考え込むティーダ。<br /> 何故そんなにジェクトが嫌いなのか聞くユウナ。<br />  その2人の前に、ティーダの母が現れる。<br />  異界送りにされなかったティーダの母が異界に居るのは、<br /> 生きている時から死を受け入れていたからだ、とユウナ。<br />  ティーダの脳裏に、何故父が嫌いなのか、過去の事が思い浮かぶ。<br />  ベランダで話している父と母。母はジェクトに寄り添うようにして、ジェクトの話を聞いている。<br /> ティーダが母を呼んでも、母は振り向きもせずにちょっと待って、<br /> と言ってジェクトとの話に戻ろうとする。<br /> ジェクトが居なくなってから、母はどんどん具合が悪くなって、死んでしまった。<br /> しかし、ティーダはその思い出の続きを思い返す。<br /> ジェクトはそんな時ティーダの方を振り返り、<br /> 母に『行ってやれよ。また、ビースカ泣くぞ』とティーダの事を気にしてくれていた。<br />  異界を出てシーモアの所に戻ろうとしているユウナ達に、<br /> 後を追うようにして居界からジスカルが姿を現す。<br /> 異界を出ようとしているジスカルを、異界送りするユウナ。<br />  ジスカルは強い思いに縛られ、異界送りされながらもこの世に姿を現したのではないかと言うルールー。<br />  シーモアが既にマカラーニャ寺院に向かって出立した事を知り、<br />  結局返事が出来ないまま一行はマカラーニャ寺院に向かう。<br /> <br /> <br /> <a name="a191" id="a191"></a></dd> <dt><a>191</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:11:56 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  途中の雷平原の宿で休憩中、様子のおかしいユウナの部屋を覗いたティーダは、<br /> ユウナがジスカルの映ったスフィアを見ているのに気づく。<br /> そのスフィアはジスカルが異界から姿を現した時に落としたものだった。<br /> 雷平原も終わり間近、ユウナは皆に結婚する事を話す。<br /> ジスカルのスフィアに関連する何か理由があり、<br /> ユウナはシーモアと話をしなければならない、その覚悟だと言う。<br />  マカラーニャ寺院目前、トワメルがユウナを迎えに来る。<br /> ユウナを連れて行こうとした時、アルベドの機械がやってきてユウナを連れ去ろうとする。<br /> そこで言い合うアルベド人とリュックを見て、リュックがアルベド人である事に気づいたワッカ。<br /> ルールーやティーダに諭され、ワッカは一人先に行ってしまう。<br />  マカラーニャ寺院に着くと、ユウナはシーモアと試練の間に向かったという。<br /> 後を追おうとしたところ、ユウナの荷物からジスカルのスフィアが出てくる。<br />  ジスカルは、シーモアがエボンやグアド、召喚士を利用して、<br /> スピラに災いをもたらす者となってしまう、と言う。<br /> ジスカルはまもなく自分がシーモアに殺されると予言しており、<br /> シーモアを止めて欲しいと頼んでいた。<br />  ユウナの後を追っていくと、祈り子の間の前でシーモアが待っていた。<br />  そこにユウナが出てくる。<br />  シーモアを殺したのかと問いただすと、開き直るシーモア。<br />  話し合いは決裂しバトル突入。<br /> シーモアは死亡、現れたトワメルに反逆者の罪を着せられ、一行はその場から逃げ出す。<br />  マカラーニャ寺院から出て、凍った湖の上まで来た所で追っ手が追いついてバトル。<br />  氷が崩壊し、水面下に落ちていった。<br /> <br /> <a name="a192" id="a192"></a></dd> <dt><a>192</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:17:59 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  凍った湖の下に水は無かったが、運良く皆怪我もなく助かる。<br />  結局シーモアには何も答えてもらえなかった、<br /> もし最初から皆に相談していたらとユウナは後悔していた。<br />  ルールーとワッカは罪は罪だから裁きを受けなければならないと言い、<br /> アーロンは寺院なんて知った事か、という考え。<br />  ユウナは皆の話を聞いて、ベベルに行って話をしよう、と言う。<br />  暢気に歌を聴いている所に、ジェクト・シンが登場。<br />  ブリッツボールや、小さい頃のティーダの事を思い返すジェクトの思考を覗いているティーダ。<br />  シンにより今度は、ティーダ達はサヌビア砂漠に落とされていた。<br />  それぞれ合流するが、ユウナだけ見つからない。<br />  リュックはこの近くにアルベドのホームがあるから、そこに連れて行かれたんじゃないかと言い、<br /> そこに向かう。<br />  だが、ホームはグアド族に襲われていた。<br />  召喚士をかくまっている部屋に向かうと、そこには行方不明になった他の召喚士達が居た。<br /> 何故召喚士を隠すのかと問うティーダに、リュックは旅の終わりにはユウナが死んでしまうと叫ぶ。<br /> 究極召喚ならシンに勝てるが、それを使うと召喚士は死んでしまう。<br />  ユウナが死んでしまう事を口にしたくなかったリュックやワッカ達は、<br /> 皆それをティーダに伝える事が出来ずにいたのだ。<br />  それを知らず、ユウナにシンとの戦いが終わった後を色々と話してしまった事を後悔し、<br /> ティーダはユウナに謝る為にも、ユウナを助けに行こうと言った。<br /> <br /> <a name="a193" id="a193"></a></dd> <dt><a>193</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:22:15 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ユウナを助ける為シドの持つ飛空艇でベベルに向かうと、<br /> ベベルではユウナとシーモア(死人)の結婚式が行われていた。<br />  結婚式に乗り込み、ユウナとともに式場を脱出。<br />  ベベルの祈り子の元へと向かう。<br />  ユウナが居るか確認する為に祈り子の間に強引に入っていったティーダは、<br />  そこで祈り子の少年を見る。<br /> その少年は、幾度もティーダの夢や目の前に現れた少年だった。<br />  祈り子の間を出たティーダ達は、キノックと僧兵に囲まれ、裁判に掛けられる。<br />  ユウナは総老師マイカに、シーモアが前老師ジスカルを殺害した事や、<br />  シーモアが既に死んでいる事を訴えた。<br /> しかしマイカも既に死者であり、シーモアの父殺害を容認していた。<br />  優れた死者の支配は、愚かな生者に勝るという老師達。<br /> ユウナ達は反逆者として、それぞれ浄罪の路、浄罪の水路に落とされる。<br />  脱出後合流したティーダとユウナ達の前に、シーモアが現れた。<br />  キノックは殺されており、キマリがユウナを逃がそうとシーモアの前に立ちはだかる。<br /> しかしユウナはキマリを助ける為引き返し、シーモアとの戦いに突入した。<br />  シーモア戦後、マカラーニャの森まで引き返してくる。<br />  ユウナは一人になりたい、と湖の畔に立っていた。<br />  笑っていけると思っていたのに、と落ち込むユウナに、<br /> 色々言って嫌な思いさせたかな、と謝るティーダ。<br />  ユウナは「そんな事ない。楽しかった」と答える。<br />  いっそ旅をやめちゃおう、とティーダに言われていいかもね、と一度は答えるものの、<br /> ユウナは「出来ないよ」と泣き出す。<br />  泣いているユウナをティーダは抱き寄せ、キスをする。<br /> <br /> <br /> <br /></dd> <dt><a>196</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:51:48 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br />  翌朝、ザナルカンドに向けて出発。ナギ平原を抜けてガガセト山に到着する。 <br />  ガガセトでは、ロンゾ族とロンゾのケルク老師が待っていた。<br />  反逆者は立ち去れと言う老師に、自分はエボンを裏切っていない、と言い切るユウナ。<br /> スピラが好きだから、ナギ節を待つ人達へのたった一つの贈り物だというユウナに、<br /> ケルク老師は道をあける。<br />  ガガセト山頂付近でまたしてもシーモアが現れる。<br />  シーモアからロンゾ族がシーモアとの戦いの果てに全滅したと聞き、シーモアとのバトルに突入。<br /> シーモアが「私がシンになれば、お前の父は救われる」と言ったことから、<br /> ユウナ達は初めてシンがジェクトだと知る。<br />  ガガセト山の山頂で、壁にたくさんの人(祈り子)が埋まっているのを見つける。<br /> たくさんの祈り子は、召喚されているようだが、それが何かは分からない。<br />  その時ティーダは、夢の中に引きずり込まれた。<br /> 夢の中のザナルカンドで船の家に戻ったティーダを迎えたのは、ベベルの祈り子だった。<br />  祈り子はずっと昔からティーダを見てきたと言う。<br /> 「もしかして、夢だろう」と聞くティーダに「キミは夢を見ているんじゃない。キミが夢なんだ」<br />  と祈り子が告げる。<br />  このザナルカンドは、祈り子となったかつてのザナルカンドの人々が見ている夢<br /> (召喚されているザナルカンド)。<br /> しかし祈り子達は夢を見る事に疲れていた。<br />  ただの夢ではなくなっているジェクトやティーダなら、夢を終わらせられるかもしれない。<br />  しかし夢が終われば、自分も消えてしまう事にティーダは恐れを抱いていた。<br /> <br /> <br /> <a name="a197" id="a197"></a></dd> <dt><a>197</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:52:26 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ザナルカンドを一望する崖の下に、遺跡が広がっている。<br />  歩いていくユウナからスフィアが落ち、ティーダはそれを拾って見てみる。<br />  それは死にゆくユウナから皆へのメッセージだった<br /> (アルベドの宿に泊まった時にあわてて隠していたもの)。<br />  たき火を囲んで「最後かもしれないだろ?」とこれのまでの話をいろいろ語るティーダ(OPシーン)。<br />  ザナルカンドに向かうのが惜しく、いつまでも語ろうとするティーダにユウナは<br /> 「思い出話は、もうおしまい」と止め、寺院に向けて歩き出した。<br />  幻光虫が漂うエボン・ドームは、異界のような場所だった。<br />  そこには、死してなおこの世にとどまるユウナレスカが、召喚士を待っているという。<br /> 幻光虫のせいか、あちこちでジェクト達や幼いシーモアと母親の幻が現れては消えていく。<br />  そしてついに祈り子の間に着いたユウナ。しかしその祈り子は、すでに力を失ってしまっていた。<br />  驚くユウナ達の前にユウナレスカが現れる。<br /> 「あなたが選んだ勇士を一人、私の力で変えましょう。そう・・・あなたの究極召喚の祈り子に」<br />  究極召喚を行う為、誰か一人を犠牲にしなければならない。二人の絆の力が究極召喚となる。<br />  ユウナ達の前に現れる、かつてのブラスカ達の幻。<br /> まだ間に合う、帰りましょうというアーロンにブラスカは私が帰ったら、誰がシンを倒すと問う。<br /> そんなブラスカに、ジェクトは自分が祈り子となると言った。<br /> 「俺の夢は、ザナルカンドに居る。あのちびを一流の選手に育て上げて、<br /> てっぺんからの眺めってやつを見せてやりたくてよ。<br /> でもな、どうやら俺、ザナルカンドにゃ帰れねえらしい」<br /> 「ヤケになるな! 生きていれば・・・生きていれば、無限の可能性があんたを待っているんだ」<br />  短いナギ節の後でまたシンが復活すれば、二人は無駄死にだとアーロンは止めようとする。<br /> ブラスカは、今度こそ復活しないかもしれないとアーロンに言い、二人はユウナレスカの元へと向かう。<br /> 呆然とうずくまるアーロンの幻を、アーロン自身が剣で斬りつける。<br /> <br /> <a name="a198" id="a198"></a></dd> <dt><a>198</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:52:57 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ティーダ達はユウナレスカに話を聞く為、ユウナレスカの元へと向かった。<br />  シンは絶対に復活するのかと聞くユウナに、ユウナレスカが答える。<br /> シンを倒した究極召喚獣が新たなシンとなり、必ず復活する。<br /> 罪を償えばシンは消えるというエボンの教えはなぐさめであり、<br /> 悲しい定めも諦めて受け入れる為の力だ、と聞いて希望がうち砕かれる。<br /> 怒るティーダと重なり、<br /> 「ただの気休めではないか」と怒るアーロンの幻がユウナレスカに向かっていく。<br /> 罪を償えばいつかはシンが復活しないというエボンの教えを信じて命を捨てたブラスカと、<br /> 彼を信じて犠牲になったジェクト。斬りかかるアーロンを、ユウナレスカが跳ね返す。<br />  究極召喚は、何一つ変えられないまやかしだった事を知り、<br /> 悲しみを忘れる為に犠牲になったというユウナレスカに、<br /> ユウナは「父の望みは悲しみを消す事だった。<br /> 悲しくても生きて、今は変えられない運命でもいつかきっと変える」<br /> と、ユウナはユウナレスカを拒否する。そしてユウナレスカとの戦い。<br />  ユウナレスカは、永久に生きるエボン=ジュが新たにシンを生み出すだけだと言い残して、消える。<br />  エボンドームを出る前に、アーロンがティーダにちょっとした話をする。<br /> アーロンはブラスカがシンを倒して死んだ後納得出来ず、ユウナレスカにかたきを討つ為に来た。<br /> その際にユウナレスカにやられ、死んでいた。アーロンもまた、死人。<br /> <br /> 文章にしてみればあっという間だけど、ユウナレスカ戦は何度か全滅しかかった。<br /> あのユウナレスカの両手かざすモーションは、二度と見たくないぽ。<br /> <br /> <a name="a199" id="a199"></a></dd> <dt><a>199</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:54:07 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> シドの船で、これからどうすればいいか考えるティーダ。<br /> 悩むユウナとティーダに、キマリが「教えの中と外を知れば、答えは見つかる。<br /> キマリなら、マイカに聞く」と答える。<br /> 作戦はルールーやワッカ、リュックが考え、<br /> 「シン(ジェクト)は祈りの歌が好きで、聞くとおとなしくなる。だからその隙に叩く」<br /> 事になり、一行はマイカに聞く為にベベルに向った。<br />  ブリッツボールの会場への魔物は、<br /> シーモアの指示でグアド族が行っていた事などが明るみになり、<br /> エボン寺院は混乱していた。<br /> ユウナレスカを倒した事に驚く、マイカ。<br /> エボン=ジュは死せる魂を寄せ集め、鎧に替えてまとうもので、その鎧こそシンであるという。<br /> 鎧をうち砕く唯一の方法である究極召喚を消した為、<br /> もうシンは誰にも倒せないと言い残し、消えるマイカ。<br />  マイカが消えた後、ティーダとユウナの前にベベルの祈り子が現れ、<br /> 自分の元に来るように言う。<br /> 祈り子の元に行くと、エボン=ジュの事などを話してくれる。<br /> エボン=ジュがかつて優れた召喚士であった事、<br /> 今はただ召喚し続けるだけの存在となってしまっている事。<br /> 究極召喚でシンを倒してもエボン=ジュは倒せず、<br /> 究極召喚に乗り移って新たなシンに作り替える。<br /> エボン=ジュはシンの中に居るけど、ティーダ達の剣や魔法では倒せないから、<br /> エボン=ジュと戦う時は自分達召喚獣を呼んで欲しいと言う祈り子。<br /> 最後に祈り子はティーダに「すべてが終わったら、僕たちは夢を見る事をやめる」と言う。<br /> 夢を止める事は、ティーダが消える事でもある。<br /> <br /> <a name="a200" id="a200"></a></dd> <dt><a>200</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:56:15 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> シンに乗り込む為、飛空艇から祈りの歌が流れ、スピラ中の人々が歌いはじめる。<br /> シンのはなった一撃は地面に穴をあけ、火柱が立つ。<br />  ティーダ達と飛空艇の連携でシンの腕をもぎ取りシンの体に降り、<br /> シンのコア(アルティマバトルによれば、シンの力を司るらしい)を撃破。<br /> シンはベベルの側に墜ちた。<br />  これで終わった訳ではない。<br /> シドは先ほどの攻撃で壊れた主砲を修理に向かい(完全に壊れたので、修理は無理だそうだ)、<br /> ユウナもどこかに行ってしまう。<br />  ティーダはユウナの後を追い、飛空艇の上に出た。<br />  ユウナは、祈り子が『協力する』と言った事を気に掛けていた。<br />  ずっと一緒に戦ってきたのに、今になって、と心配するユウナ。<br />  シンが復活するのは、エボン=ジュが究極召喚獣に乗り移るからで、<br /> シンを倒しても召喚獣に乗り移るんじゃないか、<br /> それは小さなシンじゃないかと言うユウナ。<br /> それなら、究極召喚じゃなくても倒せる。<br /> 次々倒せば、エボン=ジュは行き場をなくすというティーダ。<br />  祈り子が見ている夢は何なのか、<br /> エボン=ジュがシンの中で召喚しつづけているものが何なのか、<br /> ティーダに問う。<br /> エボン=ジュが召喚しつづけているものが、<br /> あのザナルカンドの人々の祈り子のザナルカンドであると答えられないティーダ。<br /> ユウナは「きみは・・・消えないよね」と確かめるように聞く。<br />  そのとき、シンが起きあがり、羽を広げて寺院の屋根に止まった。<br /> <br /> <br /> <a name="a201" id="a201"></a></dd> <dt><a>201</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 21:59:05 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> シンの頭に攻撃すると、シンは光の玉となる。シンの光の中に飛び込んでいく、飛空艇。<br />  シンの体内で、シーモアとのラストバトル。<br />  究極召喚が無くなったおかげで、誰もシンを倒せなくなった。<br /> 時間は無限にあり、内部からシンを支配してやるというシーモア。<br /> ユウナはシーモアを異界送りする。<br /> 「私を消すのは、やはりあなたか。私を消しても、スピラの悲しみは消えはしない」<br />  やがてザナルカンドのブリッツボール会場に着く。そこには、ジェクトが待っていた。<br /> ジェクト「おせぇぞ、アーロン」<br /> アーロン「・・・すまん」<br />  振り返り、ティーダに軽く手をあげながら。<br /> ジェクト「よう」<br /> ティーダ「ああ」<br /> ジェクト「へっ! 背ばっかのびて、ヒョロヒョロじゃねえか! ちゃんと飯食ってんのか。ああん?」<br />  黙っているティーダ。<br /> ジェクト「でかくなったな」<br /> ティーダ「まだ、あんたの方がデカイ」<br /> ジェクト「はっはっは! なんつってもオレは、シンだからな」<br /> ティーダ「笑えないっつーの」<br /> ジェクト「ははは・・・。じゃあ、まあ、なんだ、その・・・。ケリつけっか」<br /> ティーダ「親父・・・」<br /> ジェクト「おお?」<br /> ティーダ「・・・ばか」<br /> ジェクト「はははは・・・それでいいさ。どうすりゃいいか、分かってんな?」<br /> ティーダ「ああ」<br /> ジェクト「もう・・・歌もあんまし聞こえねえんだ。<br />  もうちっとで、オレは・・・心の底からシンになっちまう。間に合って助かったぜ。<br />  んでよ・・・始まっちまったら・・・オレは壊れちまう。手加減とか、出来ねえからよ。すまねえな」<br /> ティーダ「もういいって! うだうだ言ってないでさあ!<br /> ジェクト「だな。じゃあ・・・いっちょやるか!」<br /> <br /> <a name="a202" id="a202"></a></dd> <dt><a>202</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 22:02:46 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd> ジェクトの体から何かが飛び出す。倒れるジェクトを抱きとめ、寝かせるティーダ。<br /> ジェクトはユウナに召喚獣を呼ぶように言うと、消えていった。<br /> 召喚獣を呼ぶと、それにエボン=ジュが乗り移る。<br /> 次々と召喚するユウナ。<br /> 倒されるたび、次々とエボン=ジュは乗り換える。<br />  行き場をなくしたエボン=ジュが姿を現す。<br /> 「みんな、一緒に戦えるのは、これが最後だ。何つっていいか、<br /> エボン=ジュを倒したらオレ・・・消えっから」<br />  ティーダの言った言葉に驚く、ルールーやワッカ達。ユウナとじっと見つめ合うティーダ。<br />  そしてエボン=ジュが消えると、各地で歓声が上がった。<br />  同時に、祈り子は石に変わっていく。<br />  異界送りをしているユウナの前で、アーロンが消えていく。<br /> 止めようとしたユウナに「続けろ。これていいさ」と言うアーロン。<br /> 皆を見回し、消える。<br />  シンは爆発し、召喚獣たちも消えていった。光の海の中にきえて沈む、シン。<br /> ザナルカンドの人々の祈り子も、石に変わる。<br /> と、ティーダも体が透けた。<br /> ティーダにユウナが飛びつくが、透けたティーダの体を越えてしまう。<br /> 「ありがとう」<br />  振り返るティーダ。<br />  ユウナの体を抱きしめるティーダ。飛空艇から飛び降りたティーダの体が消えていき、<br /> 待っていたジェクトと手を叩き合う。<br /> <br />  ブリッツボールの会場の外で、指笛を吹いていたユウナを呼ぶルールー。<br /> ユウナはブリッツの会場で、演説をする。<br /> 「これからは・・・私たちの時代・・・だよね」<br />  スタッフロールの後。<br />  海の中、目を覚ましたティーダが海面に浮かび上がる。<br /> <br /> END<br /> <br /> 一応これで終了。一気に投下しておきました。<br /> 後はメイチェンじじいの、エボンに関する長話と、<br /> ラスダン前後の祈り子のプチ話を後で投下します。<br /> ジェクトが実体化した理由とか、その後のティーダに関する話が分かる程度。<br /> <br /> <a name="a203" id="a203"></a></dd> <dt><a>203</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 22:06:53 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>長かったり面倒だったりして、見逃している人の多いメイチェンの長話と、<br /> 祈り子巡りをラスト前にやった時の祈り子達の台詞を投下しておきます。<br /> <br /> [ザナルカンド後のガガゼト山、メイチェンの言葉]<br /> シンが出現する少し前‥‥ザナルカンドとベベルが激しく争っていた時の事、<br /> ガガゼトを攻め上ったベベル軍は、<br /> 雪山に響く歌を聞いたんですわ。<br /> この世のものとも思われぬ歌声に、兵士はキモをつぶして逃げたとか。<br /> そして、退却する軍を追うように「シン」が現れたんですな。<br /> やがて、ベベルの偵察隊がガガゼトを上りザナルカンドの滅亡をその目で確かめたのです。<br /> 都市は破壊されつくし、住民は一人残らず消失。<br /> その代わり、ガガゼトにはおびただしい祈り子様が居て、歌っておったのですよ。<br /> そう、今日では祈りの歌と呼ばれている歌ですな。<br /> 突如現れたシンを巡り、ベベルの民は噂しました。<br /> ザナルカンドの民は祈り子となってシンをうんだのではないか。<br /> その術を行った者こそ‥‥ザナルカンドを支配していた召喚士エボンではないかと。<br /> そう、ユウナレスカ様の父君ですな。<br /> ザナルカンドが滅びた時、ユウナレスカ様は夫のゼイオン様と逃げて無事だったのです。<br /> その後、お二人は究極召喚でシンを倒しました。<br /> ところが、ベベルの民はまだ召喚士エボンを恐れた。<br /> そこで、エボンの怒りを静めようと、エボンをたたえる教えを広めたのです。<br /> これが、エボン寺院の始まりですわ。<br /> もしやユウナレスカ様は、それを狙っていたのかもしれませんな。<br /> 自分がシンを倒すかわりに、父エボンの名が残るようにと。<br /> もちろん、証拠も何もなく、すべては歴史の闇の中ですわ。<br /> エボンがベベルの敵であったと、公表出来るはずもない。<br /> ですから、寺院はこの歴史をひた隠しにしとるのです。<br /> <br /> <br /> <a name="a204" id="a204"></a></dd> <dt><a>204</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 22:09:40 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd><br /> では、祈りの歌について語るとしましょう。<br /> あれは元々、ベベルにはむかったザナルカンドの歌。<br /> 当然、エボン寺院は歌う事を禁じました。<br /> すると、寺院に従わない者達が好んで歌うようになったんですわ。<br /> たとえば、アルベドですな。<br /> 祈りの歌は、寺院への抵抗をあらわす歌となったのです。<br /> 手を焼いた寺院は、方針を変えました。<br /> 歌の禁止を取りやめ、その由来をねじ曲げて死者の魂をしずめる歌、<br /> という事にしたんですわ。<br /> そうやってあの歌を、寺院の教えの中に取り入れたと。<br /> おかげで、今や祈りの歌はスピラ中に広まっとります。<br /> つまり、地上から消えたザナルカンドは歌の中だけに生き残ったんですな。<br /> <br /> <br /> <a name="a205" id="a205"></a></dd> <dt><a>205</a><font><b><a href="mailto:sage">FFX</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">05/03/10 22:12:30 ID:DSiJ6YoG</font></dt> <dd>[マイカ消滅後のビサイドの祈り子]<br /> すべてのシンは呪い、願うの。<br /> 我が身を呪って、消えたいと願うの。<br /> 自らの滅びを夢見て、シンは私たちを見守っている。<br /> 荒ぶるシンに残された、人の時代のかすかな思い・・・。<br /> エボン=ジュから解放してあげて。シンとなった祈り子を。<br /> [キーリカの祈り子]<br /> 先のシンは、ザナルカンドの海を泳いだ。<br /> 夢の世界が、シンをいやしたのかもしれぬ。<br /> お前の父は、そのシンに触れたのだ。<br /> 一夜で真実となり、スピラの海に現れた。<br /> しかし、彼は今悲劇の螺旋にとらわれ、シンと化してさまよっている。<br /> [ジョゼの祈り子]<br /> 我らは長らく忘れていた・・・。前に進むということを・・・。<br /> そなたのおかげで、思い出した。<br /> そうだ、我らは前に進まねばならぬ。<br /> ゆこう、同じ夢を見る友よ・・・。そなたを乗せて、夢の終わりへと走ろう・・・。<br /> [マカラーニャの祈り子]<br /> 夢が終われば、お前も消える・・・。スピラの海に、とけていくだろう・・・。<br /> でも、嘆かないでおくれ・・・。<br /> でも、怒らないでおくれ・・・。<br /> 我らとて、元は人だから・・・夢を見ずにはいられない・・・。<br /> 新たなる夢の世界に、海を作ろう・・・。お前が泳ぐ、海を作ろう・・・。<br /> [隠された祈り子]<br /> そなたははかない夢なれど、<br /> スピラの真実に触れた夢・・・スピラは真実を忘れない。<br /> 真実を救った者を忘れない・・・。<br /> 走り続ける、ひたむきな夢よ・・・夢の終わりを越えて、真実となれ・・・。<br /> [レミアムの祈り子]<br /> あたし達は、何故気づかなかった・・・夢を終わらせる事・・・。<br /> 何故スピラにとどまろうとしたのだろう・・・長い時の中で、<br /> あたし達は忘れていた・・・前に進む事を忘れ・・・変わる事を忘れていた・・・。<br /> <br /> 一応これで、まとめ置きしているものが終了です。<br /> スノーバイクの個別イベントは、アイテム爆撃&ロードが面倒なので、<br /> 取っていません。<br /> <br /></dd> </dl>

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