ガデュリン

「ガデュリン」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ガデュリン」(2020/02/23 (日) 20:29:26) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p><strong>ガデュリン</strong></p> <p>part28-231・242~245・431~442・466~467</p> <hr> <dl> <dt>231 :<a href= "mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/08(木)03:14:30 ID:GLEqugQz0</dt> <dd> 乙……ってちょ、受験生ですかw息抜きも程ほどにね。<br> <br> 前菜代わりにガデュリンのOPだけ落としときます。<br> 当方説明書は持ってないのでネットで仕入れた情報の<br> 書き直しですが。いやまる写しは著作権もろもろがあるので。<br> <br> 大昔、高度な科学力を持ったガヴァナーという種族がいた。<br> 彼らは温和な性格で様々な星系の統治をしており、支配された<br> 種族もそれに不満を持つ事はなかった。<br> <br> 彼らには彼らの種族を餌とし、争い続ける敵がいた。<br> 敵はズールといい、銀河系の外からやってきた超能力を操る種族だった。<br> 高度な能力を持ち、魔法という新たな技能を生み出した彼らでも<br> ズールに勝つことはできず、とうとう統治している生き物を捨てて<br> はるか彼方へと逃げ出してしまった。<br> <br> 後には数多の指導者を失ったコロニー(巨大宇宙船、と表記されてました)<br> が残され、それらは当ても無く宇宙をさ迷うことになった。<br> その中の一つを、自航惑星ガデュリンと言う。<br> <br> それからしばらく。地球から一人の青年が移住の出来る星を探し<br> 宇宙に飛び立ったが、一つの惑星の側に来た所で<br> 宇宙船のコントロールを失い、その星に不時着してしまう。<br> 彼は脱出ポッドの中から惑星が非常に特徴的な形をしているのを目撃し<br> この星は何者かが人工的に作ったものではないかと推測する。<br> <br> 無事着陸できたものの、宇宙船は壊れてしまい<br> 青年は地球に帰る手段を失ってしまった。<br> だが、この星が人工のものであるならその科学力を持って<br> 地球に帰還することができるかもしれない。<br> 青年、リュウは故郷に帰り、そして移住可能の可能性を秘めた<br> この星の存在を地球の人々に伝える為に<br> 惑星=ガデュリンを探索することを決めたのだった。<br> <br></dd> <dt>242 :<a href= "mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/09(金)07:07:12 ID:Odaw2FRL0</dt> <dd>話がちょっと進んだので本編いきます。<br> ストーリー唐突なのでうまくまとめ上げれるかどうか不安ですが。<br> <br> 脱出ポッドの外に出たリュウ。そこは深い森の中だった。<br> ポッドから装備や道具を取り出して道なりに歩くと間もなく<br> 古びた建物を見つけた。ヘルメットに備え付けの翻訳機能に頼りに<br> そこにいた人達に話を聞くと、どうやらここは「すいぐうのはいきょ」と<br> 呼ばれる場所らしい。廃墟の割には人が多いが…。<br> <br> 最近は魔物が増え、なかでも巨大な蜘蛛の化け物が地下の連絡路に<br> 巣食っており、ここから別の場所へ移動するにはどうしても<br> その化け物を倒さなければいけないといわれて仕方なく移動がてら<br> 退治をすることに。途中で書物を見つけるが、リュウには<br> 読むことができなかった。すれ違った考古学者に尋ねると、書物は<br> エウラドーナという種族の言葉で書かれていて、彼らでないと<br> 本を読むことはできないだろうとのことだった。<br> <br> なんとか魔物を退け、廃墟を越えてしばらくいくと綺麗な泉に出た。<br> 泉の中心部に歩み寄っていくと、背中に御伽噺の妖精のような<br> 羽を生やした少女が水浴びをしているのが見える。彼女はこちらに気が付くと<br> 辛うじて胸は隠しているものの臆すことなく裸のままでこちらに話しかけ……<br> あれ?これなんてエロゲ?<br> <br> 内蔵された翻訳機でも彼女の言葉は分からず、困っていると<br> 少女に指輪を差し出された。促されるままにつけると少女の言葉が<br> 理解できるようになる。彼女はこの指輪を使うとどんな相手とも<br> 会話が通じるようになるのだと語った。<br> 改めて自己紹介をする。少女はファナと名乗った。<br> 相変わらず裸のままの彼女はリュウの持つ本を見て、自分に貸してくれと<br> 言うので渡してやる。すると、ファナはすらすらと本を朗読しだした。<br> どうやら彼女の種族こそがエウラドーナであったらしい。<br> <br> 本には遥か昔、ガヴァナーという神々が宇宙からやってきて世界を<br> 支配していたこと、いずれ訪れる旅人のためにこの星に<br> 星を渡る船(おそらく宇宙船)を用意したこと、旅人はガヴァナーに<br> 会うための資格を得るためにこの惑星を渡り歩かなくては<br> いけないことなどが書かれていた。ファナは本に書かれている旅人とは<br> リュウのことではないかと話す。彼女はリュウに興味を引かれたのか、唐突に<br> 彼の旅についてくると言い出した。否応なしに旅の道連れになったファナと共に<br> リュウは帰る方法を探す旅を続けるのだった。<br> <br></dd> <dt>243 :<a href= "mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/09(金)07:07:45 ID:Odaw2FRL0</dt> <dd> 道なりに移動していくと、間の悪いことに戦争の現場に出くわしてしまう。<br> 周囲の民間人の話を聞くに、マイヨールの軍勢とバヴァリスという種族が戦って<br> いるらしい。なるべく係わり合いにならないようひっそり通り抜けようと<br> したが……案の定、バヴァリスの兵に見咎められ、捕まってしまう。<br> 身包み剥がされ押し込められた部屋からなんとか脱出すると<br> どういうわけか武具一式が納められた箱があったのでありがたく拝借し<br> こっそり……ではなく白昼堂々二階からロープをつかって脱出。<br> しかしなぜか見回りの兵は自分達を捕まえようとはしないのだった。<br> <br> 出城の中を探り、奪われた道具を探す二人。なんとか見つけはしたものの<br> 銃器や宇宙服といった便利な道具はすでに壊されていて、使いようが<br> なかった。仕方なく諦めて陣地から抜け出そうとしていると<br> 一人の男に出会う。彼はカロン、マイヨールの軍師なのだとか。<br> 彼は何故か見ず知らずの二人にマイヨールの陣地に出入りできる<br> 通行手形を譲ってくれた。理由は不明だがどうも保護してもらえるようなので<br> 教わったとおりに拠点へ向けてバヴァリス陣地から立ち去った。<br> <br> マイヨール陣地に着き見張りに手形を見せると快く中に入れてもらえた。<br> そこでカロンと再会し、話をする。どうやら戦力不足なので<br> 二人に手伝ってほしいみたいだ。助けてもらった恩もあるので了承すると<br> 助っ人としてルードという魔術師が協力してくれることに。<br> <br> カロンは会話の際、丁寧に事の発端も説明してくれた。<br> この戦争はバヴァリス達がガヴァナーを祭る神殿を不法占拠したことが<br> 発端らしい。リュウが敵地で小耳に挟んだ話によると、今回の戦は<br> 一人の神官が神のお告げと称してバヴァリス達を先導しているのだとか。<br> なにやらきな臭い雰囲気だが……。<br> <br></dd> <dt>244 :<a href= "mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/09(金)07:09:55 ID:Odaw2FRL0</dt> <dd> 頼まれたとおりに神殿へ向かうと、建物の前で突如一人のバヴァリスの<br> 戦士が現れ、あっという間にファナを連れ去ってしまった。<br> 彼女を探しつつ神殿内部を探索しているとさ迷える魂たちと出会う。<br> 幽霊になって嘆いてはいるがおなかがへらないのと太らないのは嬉しいと<br> 妙にポジティブな幽霊や、死後の世界でガヴァナー神と会えると<br> 期待していたのに会えなかったと漏らす者など、色々な者と話を聞く。<br> その他にもガヴァナーの敵であるズールは死後の世界にもいるとか<br> ガヴァナーはすでに死んでいるとか様々な話を聞けるが<br> この星の歴史を知らないリュウには彼らの話の持つ意味は分からなかった。<br> <br> 逃げ延びていた神官曰く、今回の事件はズールの手先ゼゼシスが<br> ガヴァナーの名を騙り起こしたものとのことだった。<br> 非常に不親切で分かりにくい説明の後とっとととんずらする神官にほのかな<br> 殺意を抱きつつファナ探索を再開すると、噂のゼゼシスに出くわしてしまう。<br> リュウがガデュリンの人間ではないことを一目で見抜き、魔物を呼びつけ<br> 襲い掛かってくるのだが……。<br> <br> 敵Aは そっこうで にげだした! 敵Bは そっこうで にげだした!<br> <br> ……お前はいったい何がしたいのかと小一時間ry<br> <br> 今度はまともな魔物を呼び出して来たのでこれを退けると<br> ゼゼシスは一目散に逃げ出してしまった。改めてファナ探しを続ける。<br> 地下へ潜っていくと先ほどファナをさらった男、ドランが現れた。<br> だが彼は軍人として仕方なく上官の命令を聞いただけで<br> そもそも今回の争いの件には非常に消極的のようだ。<br> ファナはガヴァナーの生け贄としてこの先に閉じ込められているらしい。<br> リュウ達は慌てて奥の部屋に足を進めた。<br> <br></dd> <dt>245 :<a href= "mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/09(金)07:11:28 ID:Odaw2FRL0</dt> <dd> 神殿の奥にいたのは、人でも神でもなく機械だった。<br> 機械――ゼグマは自らをガヴァナー神であると言い、リュウ達を襲う。<br> どうにかゼグマを倒し、彼(?)にお前は機械だよと教えるリュウ。<br> そこでようやくゼグマは己の本来の姿を思い出すが、壊れかけた彼はもう<br> 機能停止寸前だった。僅かに残ったメモリから、ゼグマはリュウに<br> 「星の世界に帰りたければ、コルダーンへ行け」と言い残し動きを止める。<br> <br> 壊れたゼグマの奥にはファナがいた。助けに来たリュウに駆け寄り<br> 怖かったと震えるファナ。そんな彼女をリュウは優しく抱きとめて<br> キスを……あれ?いつのまにギャルゲーにすりかわったんだろう?<br> ガデュリンにはキスの文化が無いらしく、「今のは何?」と<br> 無邪気に聞き返すファナ。リュウは「相手を愛しいと思う気持ちを伝える<br> 素晴らしい方法なんだよ」と説明を――書いててむず痒くなってきたよママン<br> それを聞いたファナはそれならと今度は自分からリュウにキスをする。<br> ――昔のゲームはサービス精神豊富だったんですね。なにこのラブコメ。<br> <br> ひと段落して部屋を見回すと、巨大な扉が目に付く。聞きかじった話を<br> 総合するに、これは時の扉という名前で、空間と空間をつなげる<br> ワープゲートのようなものであるということだった。<br> 扉を調べようとするとまたもドランが現れる。彼は軍人故に自由にはなれないが<br> いつかこの争いが終わった暁にはお前達と……と言い残し去っていった。<br> どう見ても仲間になるフラグです。本当にry<br> <br> 今度こそ扉を調べると、随分と高度な科学力を持って作られただろうことが<br> 分かる。今のところ、コルダーンへの手がかりはこの扉しかなさそうだ。<br> 覚悟を決めたリュウは扉を起動させ、仲間達と一緒に中へと飛び込む。<br> 地球を目指すリュウの旅はまだまだ始まったばかりだ。<br> <br></dd> <dt>431 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)05:26:48 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> 戻ってきたらレスが数日の間に200近く進んでてびびったw<br> なんか皆さん乙でした。ではガデュリン続きいきたいと思います。<br> <br> 扉を抜けると、厳かな空気の神殿に出た。目の前には一人の神官が立っている。<br> 「ようこそエドナへ! カロン様からお話は伺っております」<br> 何の事かと尋ねる暇もなく奥に案内される三人。そこには<br> ヴァサンと名乗る司祭がいた。司祭はカロンの魔法による連絡で<br> リュウたちの事を聞いていたのだという。<br> <br> ヴァサンは言う。リュウが空へ帰るにはガヴァナー神に会わなくては<br> ならないと。しかしいくら事情があるといえども神であるガヴァナーには<br> そう簡単にあうことは出来ない。コルダーンに住む御使いを<br> 通さなくてはならないのだ。ところがその御使いですら<br> 会うためには資格が必要で、現在ここマイヨール一帯で資格を持つのは<br> タオ・ホーと呼ばれる魔道師ただ一人であるらしい。<br> <br> ルルア地方の神殿を解放した見返りとして、エドナでの行動の自由を<br> 約束された一行はタオ・ホーを探すことにする。情報を集めるべく<br> 街中をうろつくリュウたち。すると突然<br> <br> ならずものが あらわれた!<br> <br> ――街中って安全地帯じゃなかったんですね。初めてだよ、<br> 人里で何の説明も無く堂々と襲われるRPGは……<br> <br> 軽くショックを受けつつ作業再会。街の人によると<br> 彼はグランデの廃墟という場所にいるらしい。また、同時に<br> 街では一人の子供が行方不明になっているとかで騒ぎになっていた。<br> <br></dd> <dt>432 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)05:28:17 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> グランデの廃墟に着き、見張りにタオ・ホーへ用事があると告げると<br> あっさり通してくれた。最深部に到達すると巨大扉の前に一人の魔道師が<br> 陣取っている。声をかけてみると、予想通り彼がタオ・ホーだった。<br> 行方不明の子供が扉の向こうにいるが、一人では手出しできないようだ。<br> 犯人はまたもズールの手下らしい。<br> <br> 彼はリュウ達に一度街へと戻って東にある塔から呪文の書を取ってくるよう<br> 要請する。そこで一先ず帰還し、ヴァサンに事情を話すと<br> 塔の鍵を渡してくれた。内部を探索し書物を見つけてタオ・ホーの元へ<br> 戻る三人。書物を渡すと彼は記されていた呪文を読み上げ扉を開いた。<br> <br> プレイヤーがようやくお使いに行かされた意味を悟ると<br> 彼はルードを「ここから先はズールの支配する危険地帯なのでお前では<br> これからの旅には役不足(役不足は原文まま。ひょっとして誤用?)」<br> として代わりにパーティーインすることに。ワガママなじーさんに<br> しかし大人なルードは「カロン様の手伝いもありますから」と<br> にこやかに去っていった。あんたいい人だよ。<br> <br> 扉の奥には魔物が待ち構えていた。リュウを始末するために<br> 子供をさらいおびき寄せたという。ズールの手下達にとっては<br> ガヴァナーに近づこうとするもの全てが敵であるらしい。<br> そんな手下を手早く片付けると、敵は死に際に<br> エドナの秘法はすでに我々が手に入れた、お前達には<br> ガヴァナーの手助けはできないだろう、と言葉を残す。<br> <br> 人質を助け出し、エドナに戻ったリュウは心配する親元へ<br> 子供を届けると神殿を訪ねヴァサンに手下の言葉を伝える。<br> あわてて司祭が秘法の確認へ向かうと、入れ違いに<br> ファナの知人がやってきて、彼女の祖母が危篤であると告げた。<br> ところが彼女の祖国、エウラドーナはある事情の元鎖国をしており<br> 許可の無い人間は立ち入る事が出来ないらしい。<br> ヴァサン様に行き先を伝えてくれたら後から追いかけるから、と<br> ファナは迎えに来た知人と共に祖母の元に向かったのだった。<br> <br></dd> <dt>433 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)05:29:52 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> 戻ってきた司祭は神殿に保管していた宝が無くなっていたと語る。<br> 宝の名は天の舵。ガヴァナーが天空船(=宇宙船)なるものを操るのに<br> 必要不可欠な道具とのこと。このままではリュウがコルダーンに<br> 着いても地球には帰れない。ヴァサンはオロという国に<br> ガヴァナーの伝説に詳しい人物がいるので、彼を訪ね<br> 知恵を授けてもらうように進言する。<br> <br> オロのカーティアという町に着き、門番にヴァサンの紹介だと言って<br> 通してもらう。と、そこに先ほどファナを迎えに来た若者――チホリが<br> 駆けつけた。なんとズール教団がエウラドーナに攻め入り<br> ファナの祖母が住む町も襲撃を受けたのだという。おまけに彼女は<br> さらわれてしまい(お前はマ○オのピー○姫か)巫女のルーナなる<br> 人物が彼女を助けに来てほしいと言っているとか。門番にルーナ様の<br> 名を出せば通してくれるはず、と言った所で彼は倒れてしまった。<br> 傷だらけの身体で命からがらここまで辿り着いたようだ。<br> <br> リュウに全てを伝え終わると間もなくチホリは死んでしまった。<br> リュウ達はガヴァナーの話は後回しにしてファナを救出する事に決め<br> エウラドーナの首都エウレスへと向かう。街は破壊されてはいたものの<br> 復興が進んでおり、人も多い。まずは話を聞くため太陽の神殿と<br> 呼ばれる場所へ行きルーナと謁見する。どうやらさらわれたのは<br> ファナだけではないらしい。ルーナはリュウとファナが深い間柄<br> だと聞いて彼を呼びつけたのだとか。<br> <br> 徐々にRPGにはありがちの便利屋と化してくるリュウだが<br> ともかくファナを助ける為、集団が向かったという北の方角へ<br> 行ってみることにした。立ち寄った森の中の村で話を聞くと<br> 敵は北にある洞窟に行ったらしい。洞窟の入り口はルーナにより<br> 封印されていると聞いたので(その割には敵は自由に出入りしてますが)<br> 神殿へ戻り彼女の協力を仰ぎに行く。経緯の説明をすると<br> 彼女が封印を解除するために同行してくれることになった。<br> <br></dd> <dt>434 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)05:32:19 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> ルーナの力で洞窟の封印をとき、奥へと進む。突き当たりの怪しい<br> 空間に飛び込んだリュウ。そこではファナの他、幾人かの若い娘が<br> 生け贄にされそうになっていた。ズールの神官たちはリュウの目の前で<br> 彼女らをブレストラの場所へ送ってしまう。急いで神官をやつけて<br> 駆けつけると、一行の前に三つ首の龍が立ちふさがった。こいつが<br> ブレストラのようだ。リュウ達はなんとかこれを撃退することができた。<br> <br> 奥まった小部屋に彼女達はいた。リュウを見て駆け寄り抱きつく<br> ファナ。娘達が無事でルーナも安心したようだ。最高位の巫女である<br> ルーナはリュウに礼を言うととっとと街に帰って行った。いくら街が<br> 気がかりだとはいっても恩人を魔物の巣食う洞窟に放置して<br> 帰るってあんたそりゃあないんじゃないだろうか。<br> <br> 病人は人前に出ないという謎のしきたりのせいで祖母には会えなかったが<br> ともかく再びファナもメンバーに加わり、改めてオロに行って<br> 話を聞く事に。ズールの連中を倒したとあり、リュウをこの星に迫る<br> 危機を打破することのできる人物と認めてくれた老人はさっそく<br> コルダーンについての情報を教えてくれた。<br> <br> 百聞は一見にしかず、ガヴァナーの話を長々語るより直接コルダーンに<br> 行くのが早いと言って、かの場所へ向かう方法を説明してくれる老人。<br> リゴルドにある時の門をくぐればいいらしいのだが、そこに辿り着くには<br> 聖者への試練の部屋、というものを通らなければならないという。<br> 試練の部屋を開けるには5つの天空の宝石を集める必要があり、その一つは<br> 村のはずれの宝の洞窟にあるというので三人はそこに行く事にした。<br> <br> 首尾良く天空の宝石の一つ、夕焼けの玉を手に入れ次なる宝石の<br> ありかを捜す。玉が隠されていた場所と同じ形の扉を各地で<br> 見てきたリュウは今まで立ち寄った遺跡や神殿を回ってみる<br> ことにする。予想通りそこにあったのは天空の宝石。<br> 太陽の玉、朝焼けの玉、青空の玉の三つを見つけて残す所は一つとなった。<br> <br></dd> <dt>435 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)05:34:03 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> 最後の一つを求めて新天地へ旅立った一行。砂漠を超えバヴァリスの国に<br> 辿り着いた三人は、しかし門番に追い返されてしまう。それでもしつこく<br> 街に入ろうとするとそこにあの職務放棄男、ドランがやってきたではないか。<br> 彼が門番にこいつらは知り合いだから通してやれ、というと<br> 「将軍のお知り合い!?」とびびった門番はすぐに立ち退いた。ドランは<br> 用事があるらしくまた後で会おう、というとどこかに去っていく。<br> <br> バヴァリスの街、リコルドを回るリュウ達。闘技場や神殿、博物館など<br> 様々な施設が並んでいる。中でも博物館には「とるねこのはらまき」という<br> 非常に気になるものが飾られていたりするが……DQ4?<br> 一番気になる玉があると思しき扉の前には人がいて入れない。どうした<br> ものかと街を歩いていたら子供が生まれそうな一人のバヴァリス人の<br> 家を見つけた。家の子供に頼まれ医者を呼びに行くと、医者は子供に父親を<br> 呼びに行くよう言いつける。父親は博物館で扉の前にいた人物だった。<br> <br> これはチャンスとばかりに博物館へ走り、扉の奥に入り込んで<br> 大切に保管されていた宝箱を開ける。中には宝石の一つ、星空の玉が<br> 入っていた。ガデュリンを救うという建て前のもと地球に戻る為に<br> 窃盗を働くリュウ。これでようやく全ての宝石が揃った。<br> 都合が良いと言おうか、試練の部屋はこの街の神殿の地下にあるらしい。<br> 彼らはコルダーンへ向かうべく足を進めた。<br> <br> あまりのきれいさにうっとりしながら(本当にそうメッセージが出る)<br> 扉のくぼみに全ての玉をはめると、今まで一度も開かれた事の無いとされる<br> 扉が初めて道を開けた。するとそこにドランがやって来る。曰く<br> やっと暇がとれたらしい。……まさか軍をクビにされたんじゃなかろうな。<br> 同じガヴァナーを振興する民であるバヴァリスとマイヨールの戦に<br> 疑問を感じ続けていた彼はこれでようやく神の真意を知ることができると<br> 随分嬉しそうだ。審判を下すべく待ち構えるガヴァナーの子、グラの神像に<br> 会うために心強い仲間を得た一行は先へ進む。<br> <br></dd> <dt>436 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)05:38:23 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> ここで一度街の人達から得られた惑星ガデュリンについての説明。<br> 大昔にガヴァナーと呼ばれる種族(ガデュリンの民は彼らを神と呼ぶ)が<br> ガデュリンを創り、そこに様々な生き物を移住させたり様々な施設を<br> 作ったりした。この星に生きる生物は人から魔物まで全てがガヴァナーにより<br> 作られたものであるらしい。各地には彼らの声を聞く神殿が設置されているが<br> 最近は何があったのかガヴァナーからの声は届いていない。<br> <br> 万能の力を持つと呼ばれるガヴァナーにもたった一つ存在する敵。それが<br> ズールと呼ばれる何か。ズール教団の人間はズールを神々と称し<br> 崇め奉っているらしい。が、何分謎の教団なので詳しい実態は不明。<br> 現段階ではどうもガヴァナーはズールにおされ気味のように感じる。<br> <br> ズールの目的もガヴァナーの意図も定かではないが、客観的にはズール側の<br> 方が生け贄と称して人攫いをしたり魔物に人を襲わせたりと野蛮。<br> 基本的にガデュリンの民はガヴァナー唯一信仰だが、彼らは個人には手を<br> 差し伸べないようで、ズールはそこを狙い甘言で人々を引き込んでいるようだ。<br> <br></dd> <dt>437 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)05:39:29 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> 無言で立ち塞がるグラの神像を倒し、時の扉を開こうとすると<br> 扉の横の機械が突如として喋りだした。用が無ければ扉を開けることは<br> 出来ないとするロボットにズールが天の舵を盗んだ話をすると<br> それは一大事、と時の扉を作動させてくれた。地球への重大な手がかりに<br> 近づけるとあってリュウは興奮しつつファナの手を握り(実は前の時もファナと<br> 手を取り合ってたり)扉に飛び込む。後ろの二人も大変だなあ……。<br> <br> 目を開けると、そこは機械が闊歩する場所だった。道行くアンドロイドに<br> 尋ねると、アンドロイドはここをコルダーン宇宙港だと言った。<br> しかし話に聞いたイメージとはかなり違う。どこか様子おかしい。<br> 機械に襲われつつ内部を探索する一行。そこにはズールの命令を受け<br> 機械兵器を作るアンドロイドの姿があった。まともなロボに話を聞くと<br> ズールの破壊工作により警備システムが暴走したのだと教えてくれた。<br> <br> 正常なロボット達の様子と話から、現在コルダーンはガヴァナーとの連絡が<br> 途絶えてしまったことが分かる。また、コルダーンとはガデュリンと宇宙を<br> 結ぶための場所であり、ここにいるロボット達は旅人に情報を提供するため<br> 配置されていることも聞けた。人間の姿を探して右往左往していると<br> 小部屋の一つにてとうとうコルダーン人に会える。<br> ここにいる唯一の人間であるらしい彼は、すでに全てを把握していた。<br> <br> コルダーン人とはガヴァナーに作られたクローン人間という秘密を暴露して<br> くれた彼は、続けて天の舵とはガヴァナーの高速宇宙船のコントロール装置で<br> 宇宙船を発信させるにはガヴァナーの許可が必要である事を教えてくれる。<br> 地球に戻るにはガヴァナーを救わなければいけないという<br> まあプレイヤーには今更な交換条件を出され、リュウは改めてズールに立ち向かう<br> ことになった。ズールと戦うのに必要な武具が封印されている扉を開く為の<br> 鍵を譲り受け、リュウは再びガデュリンに戻り装備を集める事に。<br> <br> ……ソフトバグってルーラ使えないのに、マジ勘弁してくださいorz<br> <br></dd> <dt>438 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)05:41:40 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> ここからちょっと個人的感想も交えてゲームの設定の裏側。<br> 惑星ガデュリンの正体。コルダーンの施設とロボットの言から察するに<br> それはどうやら実際の人間を使った一大テーマパークのようだ。<br> ガデュリンにいるのは真実を知らない人間と、外から来たガデュリンの<br> 人間になりきって遊んでいる人間、そしてその管理者の三種類に<br> 分けられるようで、正直必死で生きている人間の側でゲーム感覚で<br> 外から遊びに来ている奴がいるのかと思うと個人的には胸糞悪い。<br> つーかぶっちゃけSO3かよ、みたいな。<br> <br> しかし、だとしたらあのオープニングの説明や現在の異常はなんなのか。<br> そもそもガヴァナーはそんな一旅行者(リュウの場合は遭難者のようなものだが)<br> に助けを求めるなんてちょっと間違ってないかとか色々不可解な事だらけだ。<br> ひょっとしてこれはガヴァナーによる壮大な釣りではないかと疑心暗鬼に<br> 陥りながらそれでもプレイヤーはコントローラーを握り続けるのだった。<br> <br> <br> ……ということで徒歩でアイテム探しにいってきますので続きは少々<br> お待ち下さい。出来ればこの休みでクリアしたいのですが、どうなることやら。<br> <br></dd> <dt>439 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)08:14:19 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> 先ほど投下したのが事前に書き溜めたものだったのと<br> 思ったより短かったのとでかなり早く戻ってくることができました。<br> ではラストまで一気に投下いきます。寝てないので少々<br> テンションがハイな部分がありますがお許しください。<br> <br> ズールの分身であるゴルバスを倒さないとズールにはダメージを<br> 与えられないとか対ズール武器はディガンの魔石という動力源がないと<br> 効果を発揮しないとか超重要要項をイベント外部でこっそり教えてもらいつつ<br> 各地で徒歩にて装備回収をしていると、グランデの廃墟で噂のゴルバスに<br> 遭遇する。ドランは謎の力で叩きのめされてしまい、他の三人も金縛りに<br> あったように動けない。そこにアレイ・ブルーと名乗るアンドロイドが<br> コルダーンから助太刀に来てくれた。ボロボロになったドランをコルダーンへ<br> 転送すると、アレイ・ブルーは代わりにパーティーに参加する。<br> <br> 大層な事を言った割にはそんなに強くなかったゴルバスを倒すと、こいつは<br> 末期に「ズール様は今も中央制御室に攻撃をしかけておられるはずだ<br> ガヴァナーが倒れるのも時間の問題、お前達には中央制御室へ行く事すら<br> できまい」と言って絶命した。まあよくある負け惜しみだ。<br> <br> あちこちで迷ったり嫌になったりしながらようやく全ての装備がそろい<br> コルダーンへ戻り、中央制御室への時の扉の前に立つ。装備が揃ってないと<br> 門前払いだった扉も今の彼らをさえぎる事は無い。準備を万端に整え<br> リュウ達はいよいよ長い旅の終わりへ向けて足を踏み出す。<br> <br> 正直暴走した機械より弱いラスダンの敵を倒しつつ奥へ。地下三階、<br> 中央制御室の中枢に紫の髪の顔色の悪い男がいる。どう見てもズールな<br> この男の前に歩み出ると、どこからともなく声が聞こえてきた。<br> (プレイヤーにはどう考えても目の前の奴が喋ってるようにしか<br> 見えませんが何処からか分からないっていったら分からないんです)<br> <br> 言うまでもないがやはりそれはズールその人だった。ガヴァナーを消し去る<br> ところだったがまあいい、お前達から先に消してやる、とラスボスに<br> あるまじきあっさりとしたセリフと共にラストバトル突入。どうでもいいが<br> 最終ボスのはずなのに逃げるが可能なのはボスとしてどーよ?<br> <br></dd> <dt>440 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)08:14:54 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> 何段階もの変身の末に、とうとうズールは倒れる。断末魔の叫びを上げて<br> 消滅した後には、天の舵が落ちていた。それを拾い上げ、ズールがいた場所の<br> 後ろの扉を開くと、そこには今まで何度と無くその名が語られながら<br> 具体的な事は一切わからなかったこの星の神、ガヴァナーがいた。<br> <br> 巨大なスフィンクスのような機械の頭部の部分に顔が浮かび上がる。<br> 「私はガヴァナー。はるか昔ガデュリンを作り上げた者だ。<br> 今ではこのように存在だけのものになってしまったが……」<br> 存在だけのものってつまりどういうことですか。意味が分かりません。<br> つまり意識体としての存在になったということでおkですか、ガヴァナー先生。<br> <br> そしてガヴァナーから語られるこの星の存在理由。ガデュリンは本来<br> 星星を巡る移動遊園地であり、緊急時には種や生命の保存として<br> 宇宙を旅する巨大宇宙船であったこと。ここに住む全ての生き物は皆、<br> 将来銀河系を支配するであろう地球人を導く為の惑星であること。<br> <br> ズールとは銀河の破滅を求めるものであり、ガヴァナーの後継に位置する<br> 科学力を持つ地球人は、そのためズールと戦わなくてはならない。<br> そしてガデュリンとは地球人がズールに対抗できるようになるための<br> 訓練施設のような役割をも担っていたのである。なんて話だ。<br> <br> 先ほど倒したズールは、ズールの中でもほんの手先に過ぎず<br> 地球人が立ち向かうのはもっと強大な相手。ガデュリンはいずれ<br> 訓練の為に地球へと向かうが、一足先に地球に帰りたいのであれば<br> 既に許可は出してあるので天空船にのって帰ればよい。その前に、最後に<br> 言っておく事がある。ガヴァナーは存在だけのものだ、高度な科学力を<br> 自らを守るために行使する事は出来ない。私を守るのはズールと戦う<br> お前達自身なのだ……。<br> <br> いや、言いたいことはわかりますよ、わかりますけどね?<br> 何の説明も無く問答無用で魑魅魍魎の跋扈する星に送り込まれて<br> 最終的にはその扱いって、地球人はパシリですか?<br> なんていうかもう少し労わってくれてもいいんじゃないですか?<br> 協力して銀河を守らなきゃいけないってんならもっと気持ちよく<br> 協力できるような方法とれよ……。どうしてガデュリンその他の星の<br> 人間はこんな奴に気持ちよく支配されていたんだろう。自分にはわからん。<br> <br></dd> <dt>441 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)08:16:01 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> とりあえずコルダーンに送り帰してもらったリュウ達。いつの間にか<br> 先の戦いで負った傷も治っている。戻ってくるとコルダーン人と<br> 怪我の治ったドランが出迎えてくれた。彼らはズールの手下は宇宙に<br> 逃げていったと教えてくれ、早速天空船を動かしてあげようと<br> 船のドアを開いた。何故か皆でタラップから宇宙船へと乗り込むと<br> 今更のようにコルダーン人が「お前は本当に地球へ帰りたいのか」と<br> 問うてくる。何故かそこでリュウでなく仲間達に話をふるコルry。<br> <br> ドランもアレイ・ブルーも歯切れが悪い。それもそうだろう、<br> 違う星の人間とはいえこれまで苦楽を共にした仲間なのだ。何より<br> リュウとファナの二人は……。どうしても帰らなくてはならんのか、と<br> タオ・ホー。帰っちゃうの?と言外に帰らないでほしいと言っているファナ。<br> お前ら意地でもリュウを地球に帰さんつもりか。リュウの出した答えは――。<br> <br> ニア帰る<br> ファナは黙って見つめている…<br> ニア帰る<br> ファナは黙って見つめている…<br> ニア帰る<br> ファナは黙って見つめている…<br> <br> やっぱり帰してくれねーのかよ!フラグはびんびんだったけどな!<br> <br> <br> 地球に戻らず、愛するファナの元でガデュリンに生きることにしたリュウ。<br> こうしてリュウはガデュリンの一員となったのだった。<br> ――自航惑星ガデュリン・ep4 完――<br> <br></dd> <dt>442 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a> :2007/02/12(月)08:18:01 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd> 以上でガデュリンは終わりになります。……いやマジでこんだけです。<br> どうしてここでファナをさらって地球に帰っちゃいけないんだろうかと<br> 本気で悩みましたが。個人的な感想を言わしてもらうと、正直<br> リュウの扱われ方に腹が立ったんですが、まあゲームなのでいいか。<br> <br> ちなみにこのガデュリン、実はメディアミックス作品で、同じ世界観を元に<br> 小説やらアニメ作品やらになって展開してます。むしろしてましたかな。<br> そのためこのゲームだけだと話がちょっぴり分かりにくいです。<br> でもまあ昔のゲームってシステム重視みたいなので。システムもアレですが<br> これ以上は本気チラシ裏になりそうなので止めておきます。<br> <br> では、また何か未解決リストのゲームを見つけたら書き込みに来ます。<br> <br></dd> <dt>466 :<a href= "mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/02/13(火) 16:14:05 ID:HTLP+G8M0</dt> <dd>ガデュリンに補足。<br> まとめにも載ってるミネルバトンサーガは同一の世界設定のゲーム。<br> ガデュリンよりも昔(未来?)のビッグクランチ真っ最中の世界が”ミネルバトン”と呼ばれているらしい。<br> そこではビッグバン後の世界の覇権をかけてハーン(主人公にアイテムくれる神たちの親)とゾーン(ラスボスの親)が争っている設定だとか。<br> <br> 他にも「リグラス」「暗黒城」「バルバトゥスの魔女」「ディガンの魔石」「ダークレイス」「シルヴァサーガ」が同世界の設定。<br> <br></dd> <dt>467 :<a href= "mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/02/13(火) 23:24:02 ID:AURI0p8m0</dt> <dd> ガデュリンは、前作のディガンの魔石(のマニュアル)や小説では<br> 方々の星系から珍しい動物を集めた元移動遊園地で<br> 文明がズールに滅ぼされて、かろうじて残ったコロニーであるガデュリンを種の保存のための箱舟にしてるって設定<br> SFC版で現在のガデュリン内の文明がミニチュア化されてるのは、開発スタッフがその辺勘違いしたんだと思う<br> <br></dd> </dl>
<p><strong>ガデュリン</strong></p> <p>part28-231・242~245・431~442・466~467</p> <hr /> <dl> <dt>231 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/08(木)03:14:30 ID:GLEqugQz0</dt> <dd>乙……ってちょ、受験生ですかw息抜きも程ほどにね。<br /> <br /> 前菜代わりにガデュリンのOPだけ落としときます。<br /> 当方説明書は持ってないのでネットで仕入れた情報の<br /> 書き直しですが。いやまる写しは著作権もろもろがあるので。<br /> <br /> 大昔、高度な科学力を持ったガヴァナーという種族がいた。<br /> 彼らは温和な性格で様々な星系の統治をしており、支配された<br /> 種族もそれに不満を持つ事はなかった。<br /> <br /> 彼らには彼らの種族を餌とし、争い続ける敵がいた。<br /> 敵はズールといい、銀河系の外からやってきた超能力を操る種族だった。<br /> 高度な能力を持ち、魔法という新たな技能を生み出した彼らでも<br /> ズールに勝つことはできず、とうとう統治している生き物を捨てて<br /> はるか彼方へと逃げ出してしまった。<br /> <br /> 後には数多の指導者を失ったコロニー(巨大宇宙船、と表記されてました)<br /> が残され、それらは当ても無く宇宙をさ迷うことになった。<br /> その中の一つを、自航惑星ガデュリンと言う。<br /> <br /> それからしばらく。地球から一人の青年が移住の出来る星を探し<br /> 宇宙に飛び立ったが、一つの惑星の側に来た所で<br /> 宇宙船のコントロールを失い、その星に不時着してしまう。<br /> 彼は脱出ポッドの中から惑星が非常に特徴的な形をしているのを目撃し<br /> この星は何者かが人工的に作ったものではないかと推測する。<br /> <br /> 無事着陸できたものの、宇宙船は壊れてしまい<br /> 青年は地球に帰る手段を失ってしまった。<br /> だが、この星が人工のものであるならその科学力を持って<br /> 地球に帰還することができるかもしれない。<br /> 青年、リュウは故郷に帰り、そして移住可能の可能性を秘めた<br /> この星の存在を地球の人々に伝える為に<br /> 惑星=ガデュリンを探索することを決めたのだった。<br />  </dd> <dt>242 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/09(金)07:07:12 ID:Odaw2FRL0</dt> <dd>話がちょっと進んだので本編いきます。<br /> ストーリー唐突なのでうまくまとめ上げれるかどうか不安ですが。<br /> <br /> 脱出ポッドの外に出たリュウ。そこは深い森の中だった。<br /> ポッドから装備や道具を取り出して道なりに歩くと間もなく<br /> 古びた建物を見つけた。ヘルメットに備え付けの翻訳機能に頼りに<br /> そこにいた人達に話を聞くと、どうやらここは「すいぐうのはいきょ」と<br /> 呼ばれる場所らしい。廃墟の割には人が多いが…。<br /> <br /> 最近は魔物が増え、なかでも巨大な蜘蛛の化け物が地下の連絡路に<br /> 巣食っており、ここから別の場所へ移動するにはどうしても<br /> その化け物を倒さなければいけないといわれて仕方なく移動がてら<br /> 退治をすることに。途中で書物を見つけるが、リュウには<br /> 読むことができなかった。すれ違った考古学者に尋ねると、書物は<br /> エウラドーナという種族の言葉で書かれていて、彼らでないと<br /> 本を読むことはできないだろうとのことだった。<br /> <br /> なんとか魔物を退け、廃墟を越えてしばらくいくと綺麗な泉に出た。<br /> 泉の中心部に歩み寄っていくと、背中に御伽噺の妖精のような<br /> 羽を生やした少女が水浴びをしているのが見える。彼女はこちらに気が付くと<br /> 辛うじて胸は隠しているものの臆すことなく裸のままでこちらに話しかけ……<br /> あれ?これなんてエロゲ?<br /> <br /> 内蔵された翻訳機でも彼女の言葉は分からず、困っていると<br /> 少女に指輪を差し出された。促されるままにつけると少女の言葉が<br /> 理解できるようになる。彼女はこの指輪を使うとどんな相手とも<br /> 会話が通じるようになるのだと語った。<br /> 改めて自己紹介をする。少女はファナと名乗った。<br /> 相変わらず裸のままの彼女はリュウの持つ本を見て、自分に貸してくれと<br /> 言うので渡してやる。すると、ファナはすらすらと本を朗読しだした。<br /> どうやら彼女の種族こそがエウラドーナであったらしい。<br /> <br /> 本には遥か昔、ガヴァナーという神々が宇宙からやってきて世界を<br /> 支配していたこと、いずれ訪れる旅人のためにこの星に<br /> 星を渡る船(おそらく宇宙船)を用意したこと、旅人はガヴァナーに<br /> 会うための資格を得るためにこの惑星を渡り歩かなくては<br /> いけないことなどが書かれていた。ファナは本に書かれている旅人とは<br /> リュウのことではないかと話す。彼女はリュウに興味を引かれたのか、唐突に<br /> 彼の旅についてくると言い出した。否応なしに旅の道連れになったファナと共に<br /> リュウは帰る方法を探す旅を続けるのだった。<br />  </dd> <dt>243 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/09(金)07:07:45 ID:Odaw2FRL0</dt> <dd>道なりに移動していくと、間の悪いことに戦争の現場に出くわしてしまう。<br /> 周囲の民間人の話を聞くに、マイヨールの軍勢とバヴァリスという種族が戦って<br /> いるらしい。なるべく係わり合いにならないようひっそり通り抜けようと<br /> したが……案の定、バヴァリスの兵に見咎められ、捕まってしまう。<br /> 身包み剥がされ押し込められた部屋からなんとか脱出すると<br /> どういうわけか武具一式が納められた箱があったのでありがたく拝借し<br /> こっそり……ではなく白昼堂々二階からロープをつかって脱出。<br /> しかしなぜか見回りの兵は自分達を捕まえようとはしないのだった。<br /> <br /> 出城の中を探り、奪われた道具を探す二人。なんとか見つけはしたものの<br /> 銃器や宇宙服といった便利な道具はすでに壊されていて、使いようが<br /> なかった。仕方なく諦めて陣地から抜け出そうとしていると<br /> 一人の男に出会う。彼はカロン、マイヨールの軍師なのだとか。<br /> 彼は何故か見ず知らずの二人にマイヨールの陣地に出入りできる<br /> 通行手形を譲ってくれた。理由は不明だがどうも保護してもらえるようなので<br /> 教わったとおりに拠点へ向けてバヴァリス陣地から立ち去った。<br /> <br /> マイヨール陣地に着き見張りに手形を見せると快く中に入れてもらえた。<br /> そこでカロンと再会し、話をする。どうやら戦力不足なので<br /> 二人に手伝ってほしいみたいだ。助けてもらった恩もあるので了承すると<br /> 助っ人としてルードという魔術師が協力してくれることに。<br /> <br /> カロンは会話の際、丁寧に事の発端も説明してくれた。<br /> この戦争はバヴァリス達がガヴァナーを祭る神殿を不法占拠したことが<br /> 発端らしい。リュウが敵地で小耳に挟んだ話によると、今回の戦は<br /> 一人の神官が神のお告げと称してバヴァリス達を先導しているのだとか。<br /> なにやらきな臭い雰囲気だが……。<br />  </dd> <dt>244 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/09(金)07:09:55 ID:Odaw2FRL0</dt> <dd>頼まれたとおりに神殿へ向かうと、建物の前で突如一人のバヴァリスの<br /> 戦士が現れ、あっという間にファナを連れ去ってしまった。<br /> 彼女を探しつつ神殿内部を探索しているとさ迷える魂たちと出会う。<br /> 幽霊になって嘆いてはいるがおなかがへらないのと太らないのは嬉しいと<br /> 妙にポジティブな幽霊や、死後の世界でガヴァナー神と会えると<br /> 期待していたのに会えなかったと漏らす者など、色々な者と話を聞く。<br /> その他にもガヴァナーの敵であるズールは死後の世界にもいるとか<br /> ガヴァナーはすでに死んでいるとか様々な話を聞けるが<br /> この星の歴史を知らないリュウには彼らの話の持つ意味は分からなかった。<br /> <br /> 逃げ延びていた神官曰く、今回の事件はズールの手先ゼゼシスが<br /> ガヴァナーの名を騙り起こしたものとのことだった。<br /> 非常に不親切で分かりにくい説明の後とっとととんずらする神官にほのかな<br /> 殺意を抱きつつファナ探索を再開すると、噂のゼゼシスに出くわしてしまう。<br /> リュウがガデュリンの人間ではないことを一目で見抜き、魔物を呼びつけ<br /> 襲い掛かってくるのだが……。<br /> <br /> 敵Aは そっこうで にげだした! 敵Bは そっこうで にげだした!<br /> <br /> ……お前はいったい何がしたいのかと小一時間ry<br /> <br /> 今度はまともな魔物を呼び出して来たのでこれを退けると<br /> ゼゼシスは一目散に逃げ出してしまった。改めてファナ探しを続ける。<br /> 地下へ潜っていくと先ほどファナをさらった男、ドランが現れた。<br /> だが彼は軍人として仕方なく上官の命令を聞いただけで<br /> そもそも今回の争いの件には非常に消極的のようだ。<br /> ファナはガヴァナーの生け贄としてこの先に閉じ込められているらしい。<br /> リュウ達は慌てて奥の部屋に足を進めた。<br />  </dd> <dt>245 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/09(金)07:11:28 ID:Odaw2FRL0</dt> <dd>神殿の奥にいたのは、人でも神でもなく機械だった。<br /> 機械――ゼグマは自らをガヴァナー神であると言い、リュウ達を襲う。<br /> どうにかゼグマを倒し、彼(?)にお前は機械だよと教えるリュウ。<br /> そこでようやくゼグマは己の本来の姿を思い出すが、壊れかけた彼はもう<br /> 機能停止寸前だった。僅かに残ったメモリから、ゼグマはリュウに<br /> 「星の世界に帰りたければ、コルダーンへ行け」と言い残し動きを止める。<br /> <br /> 壊れたゼグマの奥にはファナがいた。助けに来たリュウに駆け寄り<br /> 怖かったと震えるファナ。そんな彼女をリュウは優しく抱きとめて<br /> キスを……あれ?いつのまにギャルゲーにすりかわったんだろう?<br /> ガデュリンにはキスの文化が無いらしく、「今のは何?」と<br /> 無邪気に聞き返すファナ。リュウは「相手を愛しいと思う気持ちを伝える<br /> 素晴らしい方法なんだよ」と説明を――書いててむず痒くなってきたよママン<br /> それを聞いたファナはそれならと今度は自分からリュウにキスをする。<br /> ――昔のゲームはサービス精神豊富だったんですね。なにこのラブコメ。<br /> <br /> ひと段落して部屋を見回すと、巨大な扉が目に付く。聞きかじった話を<br /> 総合するに、これは時の扉という名前で、空間と空間をつなげる<br /> ワープゲートのようなものであるということだった。<br /> 扉を調べようとするとまたもドランが現れる。彼は軍人故に自由にはなれないが<br /> いつかこの争いが終わった暁にはお前達と……と言い残し去っていった。<br /> どう見ても仲間になるフラグです。本当にry<br /> <br /> 今度こそ扉を調べると、随分と高度な科学力を持って作られただろうことが<br /> 分かる。今のところ、コルダーンへの手がかりはこの扉しかなさそうだ。<br /> 覚悟を決めたリュウは扉を起動させ、仲間達と一緒に中へと飛び込む。<br /> 地球を目指すリュウの旅はまだまだ始まったばかりだ。<br />  </dd> <dt>431 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)05:26:48 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>戻ってきたらレスが数日の間に200近く進んでてびびったw<br /> なんか皆さん乙でした。ではガデュリン続きいきたいと思います。<br /> <br /> 扉を抜けると、厳かな空気の神殿に出た。目の前には一人の神官が立っている。<br /> 「ようこそエドナへ! カロン様からお話は伺っております」<br /> 何の事かと尋ねる暇もなく奥に案内される三人。そこには<br /> ヴァサンと名乗る司祭がいた。司祭はカロンの魔法による連絡で<br /> リュウたちの事を聞いていたのだという。<br /> <br /> ヴァサンは言う。リュウが空へ帰るにはガヴァナー神に会わなくては<br /> ならないと。しかしいくら事情があるといえども神であるガヴァナーには<br /> そう簡単にあうことは出来ない。コルダーンに住む御使いを<br /> 通さなくてはならないのだ。ところがその御使いですら<br /> 会うためには資格が必要で、現在ここマイヨール一帯で資格を持つのは<br /> タオ・ホーと呼ばれる魔道師ただ一人であるらしい。<br /> <br /> ルルア地方の神殿を解放した見返りとして、エドナでの行動の自由を<br /> 約束された一行はタオ・ホーを探すことにする。情報を集めるべく<br /> 街中をうろつくリュウたち。すると突然<br /> <br /> ならずものが あらわれた!<br /> <br /> ――街中って安全地帯じゃなかったんですね。初めてだよ、<br /> 人里で何の説明も無く堂々と襲われるRPGは……<br /> <br /> 軽くショックを受けつつ作業再会。街の人によると<br /> 彼はグランデの廃墟という場所にいるらしい。また、同時に<br /> 街では一人の子供が行方不明になっているとかで騒ぎになっていた。<br />  </dd> <dt>432 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)05:28:17 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>グランデの廃墟に着き、見張りにタオ・ホーへ用事があると告げると<br /> あっさり通してくれた。最深部に到達すると巨大扉の前に一人の魔道師が<br /> 陣取っている。声をかけてみると、予想通り彼がタオ・ホーだった。<br /> 行方不明の子供が扉の向こうにいるが、一人では手出しできないようだ。<br /> 犯人はまたもズールの手下らしい。<br /> <br /> 彼はリュウ達に一度街へと戻って東にある塔から呪文の書を取ってくるよう<br /> 要請する。そこで一先ず帰還し、ヴァサンに事情を話すと<br /> 塔の鍵を渡してくれた。内部を探索し書物を見つけてタオ・ホーの元へ<br /> 戻る三人。書物を渡すと彼は記されていた呪文を読み上げ扉を開いた。<br /> <br /> プレイヤーがようやくお使いに行かされた意味を悟ると<br /> 彼はルードを「ここから先はズールの支配する危険地帯なのでお前では<br /> これからの旅には役不足(役不足は原文まま。ひょっとして誤用?)」<br /> として代わりにパーティーインすることに。ワガママなじーさんに<br /> しかし大人なルードは「カロン様の手伝いもありますから」と<br /> にこやかに去っていった。あんたいい人だよ。<br /> <br /> 扉の奥には魔物が待ち構えていた。リュウを始末するために<br /> 子供をさらいおびき寄せたという。ズールの手下達にとっては<br /> ガヴァナーに近づこうとするもの全てが敵であるらしい。<br /> そんな手下を手早く片付けると、敵は死に際に<br /> エドナの秘法はすでに我々が手に入れた、お前達には<br /> ガヴァナーの手助けはできないだろう、と言葉を残す。<br /> <br /> 人質を助け出し、エドナに戻ったリュウは心配する親元へ<br /> 子供を届けると神殿を訪ねヴァサンに手下の言葉を伝える。<br /> あわてて司祭が秘法の確認へ向かうと、入れ違いに<br /> ファナの知人がやってきて、彼女の祖母が危篤であると告げた。<br /> ところが彼女の祖国、エウラドーナはある事情の元鎖国をしており<br /> 許可の無い人間は立ち入る事が出来ないらしい。<br /> ヴァサン様に行き先を伝えてくれたら後から追いかけるから、と<br /> ファナは迎えに来た知人と共に祖母の元に向かったのだった。<br />  </dd> <dt>433 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)05:29:52 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>戻ってきた司祭は神殿に保管していた宝が無くなっていたと語る。<br /> 宝の名は天の舵。ガヴァナーが天空船(=宇宙船)なるものを操るのに<br /> 必要不可欠な道具とのこと。このままではリュウがコルダーンに<br /> 着いても地球には帰れない。ヴァサンはオロという国に<br /> ガヴァナーの伝説に詳しい人物がいるので、彼を訪ね<br /> 知恵を授けてもらうように進言する。<br /> <br /> オロのカーティアという町に着き、門番にヴァサンの紹介だと言って<br /> 通してもらう。と、そこに先ほどファナを迎えに来た若者――チホリが<br /> 駆けつけた。なんとズール教団がエウラドーナに攻め入り<br /> ファナの祖母が住む町も襲撃を受けたのだという。おまけに彼女は<br /> さらわれてしまい(お前はマ○オのピー○姫か)巫女のルーナなる<br /> 人物が彼女を助けに来てほしいと言っているとか。門番にルーナ様の<br /> 名を出せば通してくれるはず、と言った所で彼は倒れてしまった。<br /> 傷だらけの身体で命からがらここまで辿り着いたようだ。<br /> <br /> リュウに全てを伝え終わると間もなくチホリは死んでしまった。<br /> リュウ達はガヴァナーの話は後回しにしてファナを救出する事に決め<br /> エウラドーナの首都エウレスへと向かう。街は破壊されてはいたものの<br /> 復興が進んでおり、人も多い。まずは話を聞くため太陽の神殿と<br /> 呼ばれる場所へ行きルーナと謁見する。どうやらさらわれたのは<br /> ファナだけではないらしい。ルーナはリュウとファナが深い間柄<br /> だと聞いて彼を呼びつけたのだとか。<br /> <br /> 徐々にRPGにはありがちの便利屋と化してくるリュウだが<br /> ともかくファナを助ける為、集団が向かったという北の方角へ<br /> 行ってみることにした。立ち寄った森の中の村で話を聞くと<br /> 敵は北にある洞窟に行ったらしい。洞窟の入り口はルーナにより<br /> 封印されていると聞いたので(その割には敵は自由に出入りしてますが)<br /> 神殿へ戻り彼女の協力を仰ぎに行く。経緯の説明をすると<br /> 彼女が封印を解除するために同行してくれることになった。<br />  </dd> <dt>434 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)05:32:19 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>ルーナの力で洞窟の封印をとき、奥へと進む。突き当たりの怪しい<br /> 空間に飛び込んだリュウ。そこではファナの他、幾人かの若い娘が<br /> 生け贄にされそうになっていた。ズールの神官たちはリュウの目の前で<br /> 彼女らをブレストラの場所へ送ってしまう。急いで神官をやつけて<br /> 駆けつけると、一行の前に三つ首の龍が立ちふさがった。こいつが<br /> ブレストラのようだ。リュウ達はなんとかこれを撃退することができた。<br /> <br /> 奥まった小部屋に彼女達はいた。リュウを見て駆け寄り抱きつく<br /> ファナ。娘達が無事でルーナも安心したようだ。最高位の巫女である<br /> ルーナはリュウに礼を言うととっとと街に帰って行った。いくら街が<br /> 気がかりだとはいっても恩人を魔物の巣食う洞窟に放置して<br /> 帰るってあんたそりゃあないんじゃないだろうか。<br /> <br /> 病人は人前に出ないという謎のしきたりのせいで祖母には会えなかったが<br /> ともかく再びファナもメンバーに加わり、改めてオロに行って<br /> 話を聞く事に。ズールの連中を倒したとあり、リュウをこの星に迫る<br /> 危機を打破することのできる人物と認めてくれた老人はさっそく<br /> コルダーンについての情報を教えてくれた。<br /> <br /> 百聞は一見にしかず、ガヴァナーの話を長々語るより直接コルダーンに<br /> 行くのが早いと言って、かの場所へ向かう方法を説明してくれる老人。<br /> リゴルドにある時の門をくぐればいいらしいのだが、そこに辿り着くには<br /> 聖者への試練の部屋、というものを通らなければならないという。<br /> 試練の部屋を開けるには5つの天空の宝石を集める必要があり、その一つは<br /> 村のはずれの宝の洞窟にあるというので三人はそこに行く事にした。<br /> <br /> 首尾良く天空の宝石の一つ、夕焼けの玉を手に入れ次なる宝石の<br /> ありかを捜す。玉が隠されていた場所と同じ形の扉を各地で<br /> 見てきたリュウは今まで立ち寄った遺跡や神殿を回ってみる<br /> ことにする。予想通りそこにあったのは天空の宝石。<br /> 太陽の玉、朝焼けの玉、青空の玉の三つを見つけて残す所は一つとなった。<br />  </dd> <dt>435 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)05:34:03 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>最後の一つを求めて新天地へ旅立った一行。砂漠を超えバヴァリスの国に<br /> 辿り着いた三人は、しかし門番に追い返されてしまう。それでもしつこく<br /> 街に入ろうとするとそこにあの職務放棄男、ドランがやってきたではないか。<br /> 彼が門番にこいつらは知り合いだから通してやれ、というと<br /> 「将軍のお知り合い!?」とびびった門番はすぐに立ち退いた。ドランは<br /> 用事があるらしくまた後で会おう、というとどこかに去っていく。<br /> <br /> バヴァリスの街、リコルドを回るリュウ達。闘技場や神殿、博物館など<br /> 様々な施設が並んでいる。中でも博物館には「とるねこのはらまき」という<br /> 非常に気になるものが飾られていたりするが……DQ4?<br /> 一番気になる玉があると思しき扉の前には人がいて入れない。どうした<br /> ものかと街を歩いていたら子供が生まれそうな一人のバヴァリス人の<br /> 家を見つけた。家の子供に頼まれ医者を呼びに行くと、医者は子供に父親を<br /> 呼びに行くよう言いつける。父親は博物館で扉の前にいた人物だった。<br /> <br /> これはチャンスとばかりに博物館へ走り、扉の奥に入り込んで<br /> 大切に保管されていた宝箱を開ける。中には宝石の一つ、星空の玉が<br /> 入っていた。ガデュリンを救うという建て前のもと地球に戻る為に<br /> 窃盗を働くリュウ。これでようやく全ての宝石が揃った。<br /> 都合が良いと言おうか、試練の部屋はこの街の神殿の地下にあるらしい。<br /> 彼らはコルダーンへ向かうべく足を進めた。<br /> <br /> あまりのきれいさにうっとりしながら(本当にそうメッセージが出る)<br /> 扉のくぼみに全ての玉をはめると、今まで一度も開かれた事の無いとされる<br /> 扉が初めて道を開けた。するとそこにドランがやって来る。曰く<br /> やっと暇がとれたらしい。……まさか軍をクビにされたんじゃなかろうな。<br /> 同じガヴァナーを振興する民であるバヴァリスとマイヨールの戦に<br /> 疑問を感じ続けていた彼はこれでようやく神の真意を知ることができると<br /> 随分嬉しそうだ。審判を下すべく待ち構えるガヴァナーの子、グラの神像に<br /> 会うために心強い仲間を得た一行は先へ進む。<br />  </dd> <dt>436 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)05:38:23 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>ここで一度街の人達から得られた惑星ガデュリンについての説明。<br /> 大昔にガヴァナーと呼ばれる種族(ガデュリンの民は彼らを神と呼ぶ)が<br /> ガデュリンを創り、そこに様々な生き物を移住させたり様々な施設を<br /> 作ったりした。この星に生きる生物は人から魔物まで全てがガヴァナーにより<br /> 作られたものであるらしい。各地には彼らの声を聞く神殿が設置されているが<br /> 最近は何があったのかガヴァナーからの声は届いていない。<br /> <br /> 万能の力を持つと呼ばれるガヴァナーにもたった一つ存在する敵。それが<br /> ズールと呼ばれる何か。ズール教団の人間はズールを神々と称し<br /> 崇め奉っているらしい。が、何分謎の教団なので詳しい実態は不明。<br /> 現段階ではどうもガヴァナーはズールにおされ気味のように感じる。<br /> <br /> ズールの目的もガヴァナーの意図も定かではないが、客観的にはズール側の<br /> 方が生け贄と称して人攫いをしたり魔物に人を襲わせたりと野蛮。<br /> 基本的にガデュリンの民はガヴァナー唯一信仰だが、彼らは個人には手を<br /> 差し伸べないようで、ズールはそこを狙い甘言で人々を引き込んでいるようだ。<br />  </dd> <dt>437 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)05:39:29 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>無言で立ち塞がるグラの神像を倒し、時の扉を開こうとすると<br /> 扉の横の機械が突如として喋りだした。用が無ければ扉を開けることは<br /> 出来ないとするロボットにズールが天の舵を盗んだ話をすると<br /> それは一大事、と時の扉を作動させてくれた。地球への重大な手がかりに<br /> 近づけるとあってリュウは興奮しつつファナの手を握り(実は前の時もファナと<br /> 手を取り合ってたり)扉に飛び込む。後ろの二人も大変だなあ……。<br /> <br /> 目を開けると、そこは機械が闊歩する場所だった。道行くアンドロイドに<br /> 尋ねると、アンドロイドはここをコルダーン宇宙港だと言った。<br /> しかし話に聞いたイメージとはかなり違う。どこか様子おかしい。<br /> 機械に襲われつつ内部を探索する一行。そこにはズールの命令を受け<br /> 機械兵器を作るアンドロイドの姿があった。まともなロボに話を聞くと<br /> ズールの破壊工作により警備システムが暴走したのだと教えてくれた。<br /> <br /> 正常なロボット達の様子と話から、現在コルダーンはガヴァナーとの連絡が<br /> 途絶えてしまったことが分かる。また、コルダーンとはガデュリンと宇宙を<br /> 結ぶための場所であり、ここにいるロボット達は旅人に情報を提供するため<br /> 配置されていることも聞けた。人間の姿を探して右往左往していると<br /> 小部屋の一つにてとうとうコルダーン人に会える。<br /> ここにいる唯一の人間であるらしい彼は、すでに全てを把握していた。<br /> <br /> コルダーン人とはガヴァナーに作られたクローン人間という秘密を暴露して<br /> くれた彼は、続けて天の舵とはガヴァナーの高速宇宙船のコントロール装置で<br /> 宇宙船を発信させるにはガヴァナーの許可が必要である事を教えてくれる。<br /> 地球に戻るにはガヴァナーを救わなければいけないという<br /> まあプレイヤーには今更な交換条件を出され、リュウは改めてズールに立ち向かう<br /> ことになった。ズールと戦うのに必要な武具が封印されている扉を開く為の<br /> 鍵を譲り受け、リュウは再びガデュリンに戻り装備を集める事に。<br /> <br /> ……ソフトバグってルーラ使えないのに、マジ勘弁してくださいorz<br />  </dd> <dt>438 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)05:41:40 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>ここからちょっと個人的感想も交えてゲームの設定の裏側。<br /> 惑星ガデュリンの正体。コルダーンの施設とロボットの言から察するに<br /> それはどうやら実際の人間を使った一大テーマパークのようだ。<br /> ガデュリンにいるのは真実を知らない人間と、外から来たガデュリンの<br /> 人間になりきって遊んでいる人間、そしてその管理者の三種類に<br /> 分けられるようで、正直必死で生きている人間の側でゲーム感覚で<br /> 外から遊びに来ている奴がいるのかと思うと個人的には胸糞悪い。<br /> つーかぶっちゃけSO3かよ、みたいな。<br /> <br /> しかし、だとしたらあのオープニングの説明や現在の異常はなんなのか。<br /> そもそもガヴァナーはそんな一旅行者(リュウの場合は遭難者のようなものだが)<br /> に助けを求めるなんてちょっと間違ってないかとか色々不可解な事だらけだ。<br /> ひょっとしてこれはガヴァナーによる壮大な釣りではないかと疑心暗鬼に<br /> 陥りながらそれでもプレイヤーはコントローラーを握り続けるのだった。<br /> <br /> <br /> ……ということで徒歩でアイテム探しにいってきますので続きは少々<br /> お待ち下さい。出来ればこの休みでクリアしたいのですが、どうなることやら。<br />  </dd> <dt>439 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)08:14:19 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>先ほど投下したのが事前に書き溜めたものだったのと<br /> 思ったより短かったのとでかなり早く戻ってくることができました。<br /> ではラストまで一気に投下いきます。寝てないので少々<br /> テンションがハイな部分がありますがお許しください。<br /> <br /> ズールの分身であるゴルバスを倒さないとズールにはダメージを<br /> 与えられないとか対ズール武器はディガンの魔石という動力源がないと<br /> 効果を発揮しないとか超重要要項をイベント外部でこっそり教えてもらいつつ<br /> 各地で徒歩にて装備回収をしていると、グランデの廃墟で噂のゴルバスに<br /> 遭遇する。ドランは謎の力で叩きのめされてしまい、他の三人も金縛りに<br /> あったように動けない。そこにアレイ・ブルーと名乗るアンドロイドが<br /> コルダーンから助太刀に来てくれた。ボロボロになったドランをコルダーンへ<br /> 転送すると、アレイ・ブルーは代わりにパーティーに参加する。<br /> <br /> 大層な事を言った割にはそんなに強くなかったゴルバスを倒すと、こいつは<br /> 末期に「ズール様は今も中央制御室に攻撃をしかけておられるはずだ<br /> ガヴァナーが倒れるのも時間の問題、お前達には中央制御室へ行く事すら<br /> できまい」と言って絶命した。まあよくある負け惜しみだ。<br /> <br /> あちこちで迷ったり嫌になったりしながらようやく全ての装備がそろい<br /> コルダーンへ戻り、中央制御室への時の扉の前に立つ。装備が揃ってないと<br /> 門前払いだった扉も今の彼らをさえぎる事は無い。準備を万端に整え<br /> リュウ達はいよいよ長い旅の終わりへ向けて足を踏み出す。<br /> <br /> 正直暴走した機械より弱いラスダンの敵を倒しつつ奥へ。地下三階、<br /> 中央制御室の中枢に紫の髪の顔色の悪い男がいる。どう見てもズールな<br /> この男の前に歩み出ると、どこからともなく声が聞こえてきた。<br /> (プレイヤーにはどう考えても目の前の奴が喋ってるようにしか<br /> 見えませんが何処からか分からないっていったら分からないんです)<br /> <br /> 言うまでもないがやはりそれはズールその人だった。ガヴァナーを消し去る<br /> ところだったがまあいい、お前達から先に消してやる、とラスボスに<br /> あるまじきあっさりとしたセリフと共にラストバトル突入。どうでもいいが<br /> 最終ボスのはずなのに逃げるが可能なのはボスとしてどーよ?<br />  </dd> <dt>440 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)08:14:54 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>何段階もの変身の末に、とうとうズールは倒れる。断末魔の叫びを上げて<br /> 消滅した後には、天の舵が落ちていた。それを拾い上げ、ズールがいた場所の<br /> 後ろの扉を開くと、そこには今まで何度と無くその名が語られながら<br /> 具体的な事は一切わからなかったこの星の神、ガヴァナーがいた。<br /> <br /> 巨大なスフィンクスのような機械の頭部の部分に顔が浮かび上がる。<br /> 「私はガヴァナー。はるか昔ガデュリンを作り上げた者だ。<br /> 今ではこのように存在だけのものになってしまったが……」<br /> 存在だけのものってつまりどういうことですか。意味が分かりません。<br /> つまり意識体としての存在になったということでおkですか、ガヴァナー先生。<br /> <br /> そしてガヴァナーから語られるこの星の存在理由。ガデュリンは本来<br /> 星星を巡る移動遊園地であり、緊急時には種や生命の保存として<br /> 宇宙を旅する巨大宇宙船であったこと。ここに住む全ての生き物は皆、<br /> 将来銀河系を支配するであろう地球人を導く為の惑星であること。<br /> <br /> ズールとは銀河の破滅を求めるものであり、ガヴァナーの後継に位置する<br /> 科学力を持つ地球人は、そのためズールと戦わなくてはならない。<br /> そしてガデュリンとは地球人がズールに対抗できるようになるための<br /> 訓練施設のような役割をも担っていたのである。なんて話だ。<br /> <br /> 先ほど倒したズールは、ズールの中でもほんの手先に過ぎず<br /> 地球人が立ち向かうのはもっと強大な相手。ガデュリンはいずれ<br /> 訓練の為に地球へと向かうが、一足先に地球に帰りたいのであれば<br /> 既に許可は出してあるので天空船にのって帰ればよい。その前に、最後に<br /> 言っておく事がある。ガヴァナーは存在だけのものだ、高度な科学力を<br /> 自らを守るために行使する事は出来ない。私を守るのはズールと戦う<br /> お前達自身なのだ……。<br /> <br /> いや、言いたいことはわかりますよ、わかりますけどね?<br /> 何の説明も無く問答無用で魑魅魍魎の跋扈する星に送り込まれて<br /> 最終的にはその扱いって、地球人はパシリですか?<br /> なんていうかもう少し労わってくれてもいいんじゃないですか?<br /> 協力して銀河を守らなきゃいけないってんならもっと気持ちよく<br /> 協力できるような方法とれよ……。どうしてガデュリンその他の星の<br /> 人間はこんな奴に気持ちよく支配されていたんだろう。自分にはわからん。<br />  </dd> <dt>441 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)08:16:01 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>とりあえずコルダーンに送り帰してもらったリュウ達。いつの間にか<br /> 先の戦いで負った傷も治っている。戻ってくるとコルダーン人と<br /> 怪我の治ったドランが出迎えてくれた。彼らはズールの手下は宇宙に<br /> 逃げていったと教えてくれ、早速天空船を動かしてあげようと<br /> 船のドアを開いた。何故か皆でタラップから宇宙船へと乗り込むと<br /> 今更のようにコルダーン人が「お前は本当に地球へ帰りたいのか」と<br /> 問うてくる。何故かそこでリュウでなく仲間達に話をふるコルry。<br /> <br /> ドランもアレイ・ブルーも歯切れが悪い。それもそうだろう、<br /> 違う星の人間とはいえこれまで苦楽を共にした仲間なのだ。何より<br /> リュウとファナの二人は……。どうしても帰らなくてはならんのか、と<br /> タオ・ホー。帰っちゃうの?と言外に帰らないでほしいと言っているファナ。<br /> お前ら意地でもリュウを地球に帰さんつもりか。リュウの出した答えは――。<br /> <br /> ニア帰る<br /> ファナは黙って見つめている…<br /> ニア帰る<br /> ファナは黙って見つめている…<br /> ニア帰る<br /> ファナは黙って見つめている…<br /> <br /> やっぱり帰してくれねーのかよ!フラグはびんびんだったけどな!<br /> <br /> <br /> 地球に戻らず、愛するファナの元でガデュリンに生きることにしたリュウ。<br /> こうしてリュウはガデュリンの一員となったのだった。<br /> ――自航惑星ガデュリン・ep4 完――<br />  </dd> <dt>442 :<a href="mailto:sage"><b>ガデュリン</b></a>:2007/02/12(月)08:18:01 ID:w+SNfdyF0</dt> <dd>以上でガデュリンは終わりになります。……いやマジでこんだけです。<br /> どうしてここでファナをさらって地球に帰っちゃいけないんだろうかと<br /> 本気で悩みましたが。個人的な感想を言わしてもらうと、正直<br /> リュウの扱われ方に腹が立ったんですが、まあゲームなのでいいか。<br /> <br /> ちなみにこのガデュリン、実はメディアミックス作品で、同じ世界観を元に<br /> 小説やらアニメ作品やらになって展開してます。むしろしてましたかな。<br /> そのためこのゲームだけだと話がちょっぴり分かりにくいです。<br /> でもまあ昔のゲームってシステム重視みたいなので。システムもアレですが<br /> これ以上は本気チラシ裏になりそうなので止めておきます。<br /> <br /> では、また何か未解決リストのゲームを見つけたら書き込みに来ます。<br />  </dd> <dt>466 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/02/13(火) 16:14:05 ID:HTLP+G8M0</dt> <dd>ガデュリンに補足。<br /> まとめにも載ってるミネルバトンサーガは同一の世界設定のゲーム。<br /> ガデュリンよりも昔(未来?)のビッグクランチ真っ最中の世界が”ミネルバトン”と呼ばれているらしい。<br /> そこではビッグバン後の世界の覇権をかけてハーン(主人公にアイテムくれる神たちの親)とゾーン(ラスボスの親)が争っている設定だとか。<br /> <br /> 他にも「リグラス」「暗黒城」「バルバトゥスの魔女」「ディガンの魔石」「ダークレイス」「シルヴァサーガ」が同世界の設定。<br />  </dd> <dt>467 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/02/13(火) 23:24:02 ID:AURI0p8m0</dt> <dd>ガデュリンは、前作のディガンの魔石(のマニュアル)や小説では<br /> 方々の星系から珍しい動物を集めた元移動遊園地で<br /> 文明がズールに滅ぼされて、かろうじて残ったコロニーであるガデュリンを種の保存のための箱舟にしてるって設定<br /> SFC版で現在のガデュリン内の文明がミニチュア化されてるのは、開発スタッフがその辺勘違いしたんだと思う<br />  </dd> </dl>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: