ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

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<p><strong>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</strong></p> <p>part30-394~399</p> <hr /><dl><dt>394 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:15:46 ID:MMWpxOqa0</dt><dd>テリウス大陸には2種類の人種が存在する。一つは鉄を加工し武器を作り戦うベオク。<br />もう一つはおのれの身体を獣や竜に変え戦うラグズ。ベオグとラグズはお互いを異端<br />視しラグズはベオクを敵視し、ベオクはラグズを差別する。そんな中クリミア王国は<br />ベオグとラグズの共存を掲げていた。<br /><br />アイクは剣の腕を父グレイルに認められて家業である傭兵団の仕事を手伝う事になる。<br />海賊や山賊相手に傭兵にやっと慣れ始めた頃、王都メリオルに勉強に出ていた傭兵団<br />の1人セネリオが急に帰ってくる。傭兵団が住むクリミアと隣国デイン間で戦争が<br />起きたのだと言う。それを知らせにセネリオは王都から逃げ出してきた。デインと<br />クリミアどちら側に付くかを話し合い、団長命令でアイクが偵察する事に。<br />メリオルへの道中でデイン兵と遭遇し有無も言わさずに襲われ、アイク達は応戦する。<br />結果デインと戦闘してしまったアイク達は急いでグレイルに報告しようと森の中の<br />抜け道を通るが、そこに娘が倒れているのを発見、保護し傭兵団の砦に引き返す。<br />彼女の名前はエリンシア・リテル・クリミアという名のクリミア王の娘だという。<br />王位継承云々で問題が起きないように世間から隠されて育った王女で、叔父レニング<br />の奨めでガリア王国に逃げる所をデイン兵に見つかってしまったという。話している間に<br />デイン兵が現れ傭兵団の砦を囲んでいた。王女を渡せと要求してくるデインの<br />猛攻を掻い潜り、傭兵団はエリンシアをガリアまで送る事を決める。<br /><br /><br /></dd><dt>395 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:17:43 ID:MMWpxOqa0</dt><dd>途中デインの将軍プラハに邪魔されるが、ガリアからの援軍もあり無事にガリア入りを果たす。<br />ガリアという国は獣牙族と呼ばれるラグズだった。<br />ガリアとクリミアは友好的だとは言えベオクであるアイク達を簡単に<br />国内に入れるわけには行かずエリンシアのみ先にガリアの王都に向かい、<br />護衛の傭兵団は国境に程近い砦で暫く過ごす事になる。<br />夜アイクが散歩していると父グレイルの姿が。何をしているのかと問えば<br />母を覚えているかと問われ、幼い頃に死別した母の記憶が残ってないと伝える。<br />グレイルはアイクに砦に入ってろと命令し自分は森の奥に入っていった。<br />アイクはじっとしてられずに父の後を追う。<br /><br />静かな森に激しい剣戟が響く。グレイルと弟子の漆黒の鎧を纏った男が戦っていた。<br />アイクはグレイルに駆け寄ろうとするがグレイルはそれを鋭く止める。対峙している<br />漆黒の騎士から剣を渡されるグレイルだが、「今の相棒は、こいつだ。」と<br />剣を取るのを拒否する。が、グレイルは漆黒の騎士の一撃によって身体を貫かれてしまう。<br />もはや虫の息状態のグレイルに漆黒の騎士は「アレを渡してもらいましょう。」と迫る。<br />捨てたとシラを切るグレイルに漆黒の騎士は剣をアイクに向ける。言わねば息子を斬ると<br />脅されるがあたりに響くガリア王の遠吠えを聞き、漆黒の騎士はその場を後にする。<br />重傷のグレイルを担ぎ砦の戻るアイクに<br />「&hellip;&hellip;仇を討とう&hellip;などと思うな&hellip;&hellip;。あの&hellip;騎士の事は忘れろ&hellip;。<br />ガリア王&hellip;を&hellip;&hellip;頼り&hellip;ここで&hellip;&hellip;平和に&hellip;暮らせ&hellip;。」<br />と父としての言葉と、妹ミストを頼むと残しグレイルは息を引きとった。<br />傭兵団の団長であったグレイルが死んでしまったことで団員に亀裂が入る。<br />アイクを新しい団長にするという決定に従えず出て行く者も居たがアイクは父の墓前で<br />団長になる決意を固める。<br /><br /></dd><dt>396 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:18:53 ID:MMWpxOqa0</dt><dd>ガリア国王と面会し、ガリアではベオクの子であるエリンシアを保護できないと断られる。<br />国王の奨めでクリミア再興の為に帝国ベグニオンに向かうことに。アイクはそのまま<br />エリンシアの護衛を受け、共にベグニオンまで行く事にする。国王にナーシルという男を<br />紹介してもらい船でベグニオンに向かった。<br />ベグニオンも間近と迫った時、ベグニオン帝国最高権力者である神使が乗った船が<br />デイン兵に襲われている。アイク達は神使と呼ばれる皇帝を助ける為デイン兵を追い払い、<br />尊大な少女を見つける。<br />彼女こそ齢8歳にしてベグニオン皇帝神使サナキその人であった。<br /><br />ベグニオン帝国は女神アスタルテを奉る宗教国家であり、神使を中心に有力貴族の7名が<br />元老院となり政を行うという仕組みで、いくら神使サナキが肯といっても元老院の賛同が<br />無ければ軍を動かせない。サナキはエリンシアを茶会やパーティに出席させ根回しする。<br />その間暇なアイクは神使サナキの命令で元老院に籍を置く貴族オリヴァーの調査に乗り出る。<br />ベグニオンでは昔ラグズを奴隷として扱っていたが、今は先代神使が奴隷解放令を<br />発表している為ラグズを奴隷として扱う事を禁止している。だが貴族間では未だに<br />奴隷制度が生きていた。<br />オリヴァーはラグズで絶滅したといわれていて、特別に美しい白鷺<br />(鷺の中でも白鷺は王家だけ)リュシオンを金で買い屋敷に監禁していた。<br />アイクが神使の名代でオリヴァーの屋敷を調べリュシオンを見つけるが、彼は助けにきた<br />アイクを睨み20年前に起こった事件を忘れるなと残し、窓から飛んで逃げてしまう。<br />アイクはその足でサナキの元に帰り、20年前の事を問い詰める。昔セリノスの森という<br />美しい森にラグズの鷺は住んでいた。鷺族は戦う力を持って無い為、慎ましく生活していた。<br />ベグニオンで先代神使が奴隷解放の令を発したすぐ後何者かに暗殺されてしまう。暴徒と化した<br />ベグニオン民は鷺族を暗殺犯だと思い込み鷺を虐殺し、セリノスの森を燃やしてしまう。<br />その際、鷺は絶滅したとされセリノスの、しかも王子が生き残っているという事にサナキ自身も<br />驚きを隠せなかった。<br /><br /></dd><dt>397 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:20:01 ID:MMWpxOqa0</dt><dd>オリヴァーはリュシオンを捕まえにセリノスの森に向かったとの情報を得て、アイクも<br />セリノスの森に急ぐ。森の中でもう一人の白鷺の生き残り、王女リアーネを見つける。<br />オリヴァーを捕まえ、サナキはリュシオンに20年前の出来事を謝罪し、リュシオンとリアーネを<br />再会させたアイクは鷺族に伝わる祭壇に案内され、そこで鷺族に伝わる歌「再生の歌」を聞く。<br />鷺族は戦う力を持たない代わりに不思議な歌を歌う事ができ、リアーネとリュシオンの力<br />で焼け焦げたセリノスが美しい森に戻る。<br />その歌はアイクの母が歌ってくれていた子守唄にそっくりだった。<br /><br />ベグニオンから軍を借りたエリンシアはアイクに臨時の将軍職を与え、アイクはクリミア軍を<br />率い、終にデインに抵抗するべく戦争を開始する。<br />アイクは父と旧知の密偵者と会い、父の過去を聞く。父グレイルは昔、ガウェインという名の<br />デインの将軍であった事、母とデインから逃げ出した事、アイクの母エルナを殺したのは<br />グレイルだった事、それはエルナの持つメダリオンによって負の感情を増幅させて暴走した<br />結果だという事。メダリオンは持ち主の負の感情を高ぶらせてしまう事。メダリオンは極端に<br />正の感情の強い鷺族か、ベオクではエルナとミストにしか持てないのだという。そして、<br />メダリオンの中にはかつての英雄が打ち倒した邪神が封じられている事。<br />順調に勝ち進んでいくクリミア軍だがある日アイクの妹ミストが母から貰った形見のメダリオンを<br />無くしてしまったのだと聞く。メダリオンは無くさないように身につけていたため、<br />誰かに盗まれたのだという。<br />ついにデイン王国王都ネヴァサに到着する。だがその王座には国王アシュナードの姿は無く、<br />変わりにラグズの竜鱗族である少女イナの姿があった。竜に変身したイナに止めを<br />刺そうとしたアイクの前にナーシルが立つ。ナーシルはイナを逃がし、アイクはナーシルが<br />メダリオンを奪ったのだと知る。アイクはナーシルの助言を得てバルメニー神殿へ向かった。<br />バルメニー神殿の一室の壁に古代文字が綴られているのをリュシオンが発見し、解読する。<br />その部屋には20年前セリノスの事件の時にどさくさに紛れ連れ去られてきたリュシオンと<br />リアーネの姉姫リーリアが囚われていた。リーリアは鷺族の宝を持ち、それに封じられて<br />いるものを目覚めさせる歌を歌えと強要されるがそれを拒み続けた。リーリアの世話係として<br />一人のベオクがやってくる。それがアイクとミストの母、エルナであった。エルナはリーリアと<br />心を通わせ、死の淵にいたリーリアの最後の願いとして一族の宝メダリオンと目覚めの歌を持ち<br />バルメニー神殿から逃げ出したのだった。<br /><br /></dd><dt>398 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:21:19 ID:MMWpxOqa0</dt><dd>メダリオンはナーシルによって奪われクリミアに居るアシュナード王の手中にあった。<br />クリミア軍はアシュナードの居る故郷クリミア王都メリオルに急ぐ。道中、白鷺を助けた<br />アイクに協力してくれるラグズの鳥翼族や、獣牙族。クリミア王宮騎士の生き残りなどと合流し、<br />強大な戦力になっていく。<br />クリミア国内のナドゥス城でアイクは漆黒の騎士と再会する。妹ミストの協力の元、<br />父の敵を討つべく漆黒の騎士と一騎打ちをし、見事彼を打ち破る。(倒せなくとも話は進む)<br />ナドゥス城に囚われていたイナを救出する。彼女はナーシルの孫(竜鱗族は長寿)で伴侶を盾にされ、デインに協力していたのだという。<br />王都メリオルで立派な黒竜に跨るアシュナードと激戦の末勝利したアイク達。アシュナードを<br />討ち、イナが彼の竜に近寄る。この竜こそがイナの伴侶で竜鱗族の国ゴルドアの王子だった。<br />彼は薬によって歪められていてもう元には戻らないという。リアーネとリュシオンは彼の為に<br />「再生の歌」を歌い彼の正気を死ぬ直前に取り戻させる。イナと最後の別れの言葉を交し、<br />眠るように瞳を閉じる。<br /><br /></dd><dt>399 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:22:26 ID:MMWpxOqa0</dt><dd>&lt;エンディング&gt;<br />ミストはメダリオンをリュシオンとリアーネに返す。仲間達が故郷に帰ったり新しい<br />目的をもったりいろいろな会話をして終わり。メダリオンから邪神を呼び起こすには決まった<br />歌い手が必要でその歌い手はベグニオン神使サナキだから安全だ、って言う会話があって<br />「暁の女神」への布石になってる。<br /><br />ムービー<br /><br />アイク「どうしたんだ?みんな待っているぞ。姿を見せなくていいのか?」<br />エリンシア「不安なんです。私は生まれてからずっと隠された存在でした。国を背負う者としての教育も受けていない&hellip;。そんな私が、王位に就いていいのでしょうか?国民は私を認めてくれるでしょうか?」<br />アイク「何を馬鹿なことを&hellip;。」<br />エリンシア「ですが、アイク様&hellip;!私は&hellip;!」<br />アイク「なら聞くが、俺達傭兵を雇う教育は受けていたのか?」<br />エリンシア「え?それは&hellip;。」<br />アイク「散り散りになっている臣下を集める教育は?失われた国を取り戻す教育は?」<br />エリンシア「&hellip;ですが、それとこれとは&hellip;。」<br />アイク「違わないさ。これまで立派にやってきたじゃないか。これからもやっていけるさ。」<br />エリンシア「はい。」<br />アイク「さあ、行こう。みんなが待っている。一人が嫌なら俺も一緒に行こう。」<br />エリンシア「ありがとう、アイク様。私あなたに出会えて本当によかった。」<br /><br />ナレーション「こうして、エリンシア・リデル・クリミアは祖国を再興した。<br />時にベグニオン暦646年、まだ春の浅い季節の出来事だった。この後、<br />中興の祖エリンシア女王と、救国の英雄アイクの物語は、<br />クリミア王国で最も人気のあるサーガとして、多くの吟遊詩人達に<br />日々の糧を与えることとなる。」<br /><br />終了<br /><br /></dd></dl>
<p><strong>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</strong></p> <p>part30-394~399</p> <hr /><dl><dt>394 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:15:46 ID:MMWpxOqa0</dt> <dd>テリウス大陸には2種類の人種が存在する。一つは鉄を加工し武器を作り戦うベオク。<br /> もう一つは己の身体を獣や竜に変え戦うラグズ。ベオグとラグズはお互いを異端視しラグズはベオクを敵視し、ベオクはラグズを差別する。そんな中クリミア王国はベオグとラグズの共存を掲げていた。<br /><br /> アイクは剣の腕を父グレイルに認められて家業である傭兵団の仕事を手伝う事になる。<br /> 海賊や山賊相手に傭兵にやっと慣れ始めた頃、王都メリオルに勉強に出ていた傭兵団の1人セネリオが急に帰ってくる。傭兵団が住むクリミアと隣国デイン間で戦争が起きたのだと言う。それを知らせにセネリオは王都から逃げ出してきた。デインとクリミアどちら側に付くかを話し合い、団長命令でアイクが偵察する事に。<br /> メリオルへの道中でデイン兵と遭遇し有無も言わさずに襲われ、アイク達は応戦する。<br /> 結果デインと戦闘してしまったアイク達は急いでグレイルに報告しようと森の中の抜け道を通るが、そこに娘が倒れているのを発見、保護し傭兵団の砦に引き返す。<br /> 彼女の名前はエリンシア・リテル・クリミアという名のクリミア王の娘だという。<br /> 王位継承云々で問題が起きないように世間から隠されて育った王女で、叔父レニングの奨めでガリア王国に逃げる所をデイン兵に見つかってしまったという。話している間にデイン兵が現れ傭兵団の砦を囲んでいた。王女を渡せと要求してくるデインの猛攻を掻い潜り、傭兵団はエリンシアをガリアまで送る事を決める。<br /><br />  </dd> <dt>395 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:17:43 ID:MMWpxOqa0</dt> <dd>途中デインの将軍プラハに邪魔されるが、ガリアからの援軍もあり無事にガリア入りを果たす。<br /> ガリアという国は獣牙族と呼ばれるラグズだった。<br /> ガリアとクリミアは友好的だとは言えベオクであるアイク達を簡単に国内に入れるわけには行かずエリンシアのみ先にガリアの王都に向かい、護衛の傭兵団は国境に程近い砦で暫く過ごす事になる。<br /> 夜アイクが散歩していると父グレイルの姿が。何をしているのかと問えば母を覚えているかと問われ、幼い頃に死別した母の記憶が残ってないと伝える。<br /> グレイルはアイクに砦に入ってろと命令し自分は森の奥に入っていった。<br /> アイクはじっとしてられずに父の後を追う。<br /><br /> 静かな森に激しい剣戟が響く。グレイルと弟子の漆黒の鎧を纏った男が戦っていた。<br /> アイクはグレイルに駆け寄ろうとするがグレイルはそれを鋭く止める。対峙している漆黒の騎士から剣を渡されるグレイルだが、「今の相棒は、こいつだ。」と剣を取るのを拒否する。が、グレイルは漆黒の騎士の一撃によって身体を貫かれてしまう。<br /> もはや虫の息状態のグレイルに漆黒の騎士は「アレを渡してもらいましょう。」と迫る。<br /> 捨てたとシラを切るグレイルに漆黒の騎士は剣をアイクに向ける。言わねば息子を斬ると脅されるがあたりに響くガリア王の遠吠えを聞き、漆黒の騎士はその場を後にする。<br /> 重傷のグレイルを担ぎ砦の戻るアイクに「……仇を討とう…などと思うな……。あの…騎士の事は忘れろ…。ガリア王…を……頼り…ここで……平和に…暮らせ…。」と父としての言葉と、妹ミストを頼むと残しグレイルは息を引きとった。<br /> 傭兵団の団長であったグレイルが死んでしまったことで団員に亀裂が入る。<br /> アイクを新しい団長にするという決定に従えず出て行く者も居たがアイクは父の墓前で団長になる決意を固める。<br />  </dd> <dt>396 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:18:53 ID:MMWpxOqa0</dt> <dd>ガリア国王と面会し、ガリアではベオクの子であるエリンシアを保護できないと断られる。<br /> 国王の奨めでクリミア再興の為に帝国ベグニオンに向かうことに。アイクはそのままエリンシアの護衛を受け、共にベグニオンまで行く事にする。国王にナーシルという男を紹介してもらい船でベグニオンに向かった。<br /> ベグニオンも間近と迫った時、ベグニオン帝国最高権力者である神使が乗った船がデイン兵に襲われている。アイク達は神使と呼ばれる皇帝を助ける為デイン兵を追い払い、尊大な少女を見つける。<br /> 彼女こそ齢8歳にしてベグニオン皇帝神使サナキその人であった。<br /><br /> ベグニオン帝国は女神アスタルテを奉る宗教国家であり、神使を中心に有力貴族の7名が元老院となり政を行うという仕組みで、いくら神使サナキが肯といっても元老院の賛同が無ければ軍を動かせない。サナキはエリンシアを茶会やパーティに出席させ根回しする。<br /> その間暇なアイクは神使サナキの命令で元老院に籍を置く貴族オリヴァーの調査に乗り出る。<br /> ベグニオンでは昔ラグズを奴隷として扱っていたが、今は先代神使が奴隷解放令を発表している為ラグズを奴隷として扱う事を禁止している。だが貴族間では未だに奴隷制度が生きていた。<br /> オリヴァーはラグズで絶滅したといわれていて、特別に美しい白鷺(鷺の中でも白鷺は王家だけ)リュシオンを金で買い屋敷に監禁していた。<br /> アイクが神使の名代でオリヴァーの屋敷を調べリュシオンを見つけるが、彼は助けにきたアイクを睨み20年前に起こった事件を忘れるなと残し、窓から飛んで逃げてしまう。<br /> アイクはその足でサナキの元に帰り、20年前の事を問い詰める。昔セリノスの森という美しい森にラグズの鷺は住んでいた。鷺族は戦う力を持って無い為、慎ましく生活していた。<br /> ベグニオンで先代神使が奴隷解放の令を発したすぐ後何者かに暗殺されてしまう。暴徒と化したベグニオン民は鷺族を暗殺犯だと思い込み鷺を虐殺し、セリノスの森を燃やしてしまう。<br /> その際、鷺は絶滅したとされセリノスの、しかも王子が生き残っているという事にサナキ自身も驚きを隠せなかった。<br />  </dd> <dt>397 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:20:01 ID:MMWpxOqa0</dt> <dd> オリヴァーはリュシオンを捕まえにセリノスの森に向かったとの情報を得て、アイクもセリノスの森に急ぐ。森の中でもう1人の白鷺の生き残り、王女リアーネを見つける。<br /> オリヴァーを捕まえ、サナキはリュシオンに20年前の出来事を謝罪し、リュシオンとリアーネを再会させたアイクは鷺族に伝わる祭壇に案内され、そこで鷺族に伝わる歌「再生の歌」を聞く。<br /> 鷺族は戦う力を持たない代わりに不思議な歌を歌う事ができ、リアーネとリュシオンの力で焼け焦げたセリノスが美しい森に戻る。<br /> その歌はアイクの母が歌ってくれていた子守唄にそっくりだった。<br /><br /> ベグニオンから軍を借りたエリンシアはアイクに臨時の将軍職を与え、アイクはクリミア軍を率い、終にデインに抵抗するべく戦争を開始する。<br /> アイクは父と旧知の密偵者と会い、父の過去を聞く。父グレイルは昔、ガウェインという名のデインの将軍であった事、母とデインから逃げ出した事、アイクの母エルナを殺したのはグレイルだった事、それはエルナの持つメダリオンによって負の感情を増幅させて暴走した結果だという事。メダリオンは持ち主の負の感情を高ぶらせてしまう事。メダリオンは極端に正の感情の強い鷺族か、ベオクではエルナとミストにしか持てないのだという。そして、メダリオンの中にはかつての英雄が打ち倒した邪神が封じられている事。<br /> 順調に勝ち進んでいくクリミア軍だがある日アイクの妹ミストが母から貰った形見のメダリオンを無くしてしまったのだと聞く。メダリオンは無くさないように身につけていた為、誰かに盗まれたのだという。<br /> ついにデイン王国王都ネヴァサに到着する。だがその王座には国王アシュナードの姿は無く、変わりにラグズの竜鱗族である少女イナの姿があった。竜に変身したイナに止めを刺そうとしたアイクの前にナーシルが立つ。ナーシルはイナを逃がし、アイクはナーシルがメダリオンを奪ったのだと知る。アイクはナーシルの助言を得てバルメニー神殿へ向かった。<br /> バルメニー神殿の一室の壁に古代文字が綴られているのをリュシオンが発見し、解読する。<br /> その部屋には20年前セリノスの事件の時にどさくさに紛れ連れ去られてきたリュシオンとリアーネの姉姫リーリアが囚われていた。リーリアは鷺族の宝を持ち、それに封じられているものを目覚めさせる歌を歌えと強要されるがそれを拒み続けた。リーリアの世話係として1人のベオクがやってくる。それがアイクとミストの母、エルナであった。エルナはリーリアと心を通わせ、死の淵にいたリーリアの最後の願いとして一族の宝メダリオンと目覚めの歌を持ちバルメニー神殿から逃げ出したのだった。<br />  </dd> <dt>398 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:21:19 ID:MMWpxOqa0</dt> <dd>メダリオンはナーシルによって奪われクリミアに居るアシュナード王の手中にあった。<br /> クリミア軍はアシュナードの居る故郷クリミア王都メリオルに急ぐ。道中、白鷺を助けたアイクに協力してくれるラグズの鳥翼族や、獣牙族。クリミア王宮騎士の生き残り等と合流し、強大な戦力になっていく。<br /> クリミア国内のナドゥス城でアイクは漆黒の騎士と再会する。妹ミストの協力の元、父の敵を討つべく漆黒の騎士と一騎打ちをし、見事彼を打ち破る。(倒せなくとも話は進む)<br /> ナドゥス城に囚われていたイナを救出する。彼女はナーシルの孫(竜鱗族は長寿)で伴侶を盾にされ、デインに協力していたのだという。<br /> 王都メリオルで立派な黒竜に跨るアシュナードと激戦の末勝利したアイク達。アシュナードを討ち、イナが彼の竜に近寄る。この竜こそがイナの伴侶で竜鱗族の国ゴルドアの王子だった。<br /> 彼は薬によって歪められていてもう元には戻らないという。リアーネとリュシオンは彼の為に「再生の歌」を歌い彼の正気を死ぬ直前に取り戻させる。イナと最後の別れの言葉を交し、眠るように瞳を閉じる。<br />  </dd> <dt>399 :<a href="mailto:sage"><b>ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡</b></a>:2007/05/10(木) 14:22:26 ID:MMWpxOqa0</dt> <dd>&lt;エンディング&gt;<br /> ミストはメダリオンをリュシオンとリアーネに返す。仲間達が故郷に帰ったり新しい目的を持ったり色々な会話をして終わり。メダリオンから邪神を呼び起こすには決まった歌い手が必要でその歌い手はベグニオン神使サナキだから安全だ、って言う会話があって「暁の女神」への布石になってる。<br /><br /> ムービー<br /><br /> アイク「どうしたんだ?みんな待っているぞ。姿を見せなくていいのか?」<br /> エリンシア「不安なんです。私は生まれてからずっと隠された存在でした。国を背負う者としての教育も受けていない…。そんな私が、王位に就いていいのでしょうか?国民は私を認めてくれるでしょうか?」<br /> アイク「何を馬鹿なことを…。」<br /> エリンシア「ですが、アイク様…!私は…!」<br /> アイク「なら聞くが、俺達傭兵を雇う教育は受けていたのか?」<br /> エリンシア「え?それは…。」<br /> アイク「散り散りになっている臣下を集める教育は?失われた国を取り戻す教育は?」<br /> エリンシア「…ですが、それとこれとは…。」<br /> アイク「違わないさ。これまで立派にやってきたじゃないか。これからもやっていけるさ。」<br /> エリンシア「はい。」<br /> アイク「さあ、行こう。みんなが待っている。一人が嫌なら俺も一緒に行こう。」<br /> エリンシア「ありがとう、アイク様。私あなたに出会えて本当によかった。」<br /><br /> ナレーション「こうして、エリンシア・リデル・クリミアは祖国を再興した。時にベグニオン暦646年、まだ春の浅い季節の出来事だった。この後、中興の祖エリンシア女王と、救国の英雄アイクの物語は、クリミア王国で最も人気のあるサーガとして、多くの吟遊詩人達に日々の糧を与えることとなる。」<br /><br /> 終了</dd> </dl>

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