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<dl class="thread"><dt><strong>ペルソナ3、ペルソナ３フェス</strong></dt>
</dl><p>・ざっとしたあらすじ：part43-174～180</p>
<p>・後日談：part37-303,330,339,377,391,396,403,438,439,458～462</p>
<p>・ペルソナ3ポータブルで追加された女主人公編の変更点：part49-173,174,204,207</p>
<p>part23-472（途中まで）</p>
<p>part31-86~96（途中まで）</p>
<p>・各コミュニティの詳細：part54-92～96</p>
<hr size="2" width="100%" /><dl><dt>174 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:19:03 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>途中で止まってるっぽいのでペルソナ3FESのあらすじ投下します<br />
wikiにあるやつほど細かくないけど、ざっとしたあらすじってことで<br />
4月／魔術師<br />
月光館学園に転校してきた主人公。寮でシャドウと呼ばれる巨大な化け物に襲われた<br />
際、ペルソナ能力に目覚めます。しかもそれは、「ワイルド」という特殊なモノのよう<br />
でした。これにより、同じ寮内に住む生徒たちで構成された「特別課外活動部<br />
（SEES)」に入部するよう強制されます。（どの選択肢を選んでも入部確定）<br />
その後は徐々にメンバーも増え、「タルタロス」と呼ばれる巨大な自動生成<br />
ダンジョンへ挑むことになります。高校生として学校に通い普通の部活に参加し<br />
クラスメイトや街の人たちと交流を深めつつ、深夜にはシャドウをしばきながら<br />
不思議なダンジョンを駆け上がる生活がスタートします。<br /><br />
5月／女教皇<br />
モノレールに巨大なシャドウが現れます。先輩（女帝）のサポートのもと、<br />
主人公は仲間達とモノレールに乗り込み、これを撃破します。<br /><br />
6月／女帝・皇帝<br />
行方不明の女生徒を探します。タルタロス内に閉じこめられているので助けます。<br />
その時、またあの大きなシャドウが襲ってきました。助けた女生徒の力を借りて<br />
撃破します。女生徒はサポート役として仲間になります。<br /><br />
7月／教皇・恋愛<br />
これまでのことから、大きなシャドウは満月になると現れるようです。そしてその<br />
大きなシャドウを倒して数日すると、タルタロスの上部階層へいけるようになる<br />
ようです。<br />
しかし、なぜこんなことになっているのでしょう？すべての原因は、10年前の事故<br />
にあるといいます。10年前にシャドウを大量に集めて何かの研究をしていたという<br />
先輩（女帝）の祖父。実験は失敗し、シャドウは12に分かれて散っていったそうです。<br />
つまり、その12のシャドウすべてを撃破すれば万事解決する、と。<br />
……個人的には微妙にうさんくさいんですがさっくり信じる高校生。ラブホテルに<br />
出現したシャドウを倒します。このあたりから、「復讐代行サイト」なるものの存在<br />
がちらほらと顔見せします。<br /><br />
8月／戦車・正義<br />
自分の父親が10年前の事故を引き起こしたと知らされ、ショックで逆ギレするクラス<br />
メイト（回復役）をなだめたり、クラスメイト（物理馬鹿）が現場でのリーダーを<br />
務める主人公に嫉妬丸出しで刺々しくあたるのを適当にいなしたりしつつ次の<br />
シャドウを倒します。廃棄された地下施設の奥でシャドウを倒して戻ろうとすると、<br />
ストレガと名乗る主人公達とは別のペルソナ使い達に閉じこめられてしまいます。<br />
まあそれは先輩（女帝）の財力でどうにでもなるんですがね！<br />
あ、忘れてましたが7月下旬ごろにヒロインのロボ子さんが仲間になってます。<br />
ロボ子さんはシャドウを倒すために作られた汎用人型決戦兵器であります。<br />
何故か主人公についてまわります。<br /><br /></dd>
<dt>175 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:19:53 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>9月／隠者<br />
8月下旬に仲間になった小学生（暗黒ショタ）のことを以前から知っているらしい<br />
先輩（タルンダ）。ずっと誘いを掛けていたのに断られていた別の先輩（不良番長）<br />
に話すと、彼が仲間になります。小学生（暗黒ショタ）は何か別の目的がある<br />
らしく、なかなか他の仲間と馴染んでくれません。<br />
それはそれとしてクラブの地下に現れたシャドウを滅します。<br />
しかしこの時、クラスメイト（物理馬鹿）が例のペルソナ使い達の一人に<br />
とっつかまっていました。<br />
クラスメイト（物理馬鹿）は、相手がストレガの一人だとは知らず自分たちのこと<br />
をあれこれしゃべり倒していたのです。彼女（ストレガのサポート役）はこの<br />
うっかり馬鹿（クラスメイト）を利用して主人公達の行動を阻害しようとしますが、<br />
逆にとっ捕まって病院送りになります。<br />
ストレガの目的は何か、タルタロスや影時間をなくすために動いている主人公達を<br />
阻害しようとする理由は？必要なことを聞き出そうにも、もともとメンヘラ入ってる<br />
彼女（サポート役）からは有用な証言は得られません。責任を感じた、つーより<br />
単純に彼女に惚れたうっかり馬鹿（クラスメイト）は、そんな彼女の元へ毎日の<br />
ようにお見舞いに行くことになります。<br /><br />
10月／運命・剛毅<br />
文化祭が台風で流れたりやっとペルソナの3身合体以上の合体が解禁されたり<br />
クラスメイト（物理馬鹿）とストレガの彼女（サポート役）とのフラグを立てたり<br />
へし折ったり（FES限定？）しつつ駅前商店街に現れたシャドウをブッ潰します。<br />
すると今度は小学生（暗黒ショタ）と先輩（不良番長）の姿が見えません。<br />
同じ頃、ショタは先輩（不良番長）に武器を突きつけていました。<br />
「母さんのかたき！あんたが母さんを殺したんだ！」<br />
話は数年前に遡ります。何年前かは忘れました。その当時、特別課外活動部（SEES)<br />
は先輩達（女帝・タルンダ・不良番長）の3人だけでした。あるとき、不良番長の<br />
ペルソナが暴走、暗黒ショタの母親を殺害してしまいます。現場を目撃していた<br />
ショタは、自分にペルソナ能力が目覚めたことで、母親を殺された復讐をしようと<br />
考えていたのでした。不良番長はすべて悟った上で、彼の手にかかることを望みます。<br />
ところがここで、空気読まないストレガのリーダー（半裸）が何の脈略もなく現れて、<br />
二人を殺そうとします。不良番長はショタをかばい、凶弾に斃れました。<br />
思いも寄らぬ仲間の死に動揺する一同。悲しみを乗り越えて、最後の大型シャドウ<br />
に臨みます。<br /><br /></dd>
<dt>176 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:20:45 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>11月／刑死者<br />
ストレガの全力の妨害をはねのけ、最後のシャドウを打ち倒します。これで12の<br />
シャドウすべてが倒されました。これですべてが終わったかに見えました。<br />
が、当たり前ですがそうは問屋が卸さない。影時間はなくならないどころか、<br />
タルタロスからは不気味な鐘の音が響いてきます。タルタロスと寮のある場所は<br />
大マップでも端と端にあるのによく聞こえるよなとか考えてはいけません。<br />
慌ててタルタロスに駆けつけると、かつての研究者であり学園の理事長をしている<br />
駄洒落スキーが、ロボ子のリモコン片手に高笑いしています。どうやら12の<br />
シャドウを倒せばいいというのは駄洒落スキーの嘘だったようで、これで予言に<br />
ある王が現れる、自分は闇の王子になるのだとかなんとか寝言は寝て言え的電波を<br />
吐かれます。主人公達は生け贄として殺されそうになるものの、あわやという<br />
ところで正気を取り戻したロボ子その他（犬とか）に助けられ、追いつめられた<br />
駄洒落スキーは先輩（女帝）の父親を銃で撃ち撃たれて相打ちとなります。<br />
どいつもこいつも銃刀法違反にもほどがある。<br />
信頼していた大人に裏切られ、途方に暮れる一同。これからどうすればいいのか、<br />
どうすれば影時間やタルタロスを無くすことができるのか。<br />
さらには他の仲間に見つかったストレガのサポート役が病院を抜け出し、再び<br />
主人公達に襲い掛かります。しかし倒すことはできず、やっぱり空気読んでない<br />
ストレガリーダー（未だに半裸）に撃たれたクラスメイト（物理馬鹿）を蘇生<br />
させて死亡します。<br />
まあそれはさておいて、主人公のクラスに転校生がやってきます。<br />
あっという間にクラスにとけ込み、主人公達とも仲良くなります。<br />
しかし一人だけ、ロボ子は彼に激しい敵意を向けます。<br />
対シャドウ戦闘用に造られた彼女がこうも激しい敵意を見せる理由とは……<br /><br /></dd>
<dt>177 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:22:26 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>12月／死神<br />
すべての記憶を取り戻したロボ子は、一人転校生の前に立ちふさがります。<br />
彼女が語る10年前の事故、そこに隠されたもう一つの真実とは。<br />
10年前、実験の最中に生まれた13番目にして最強のシャドウ。彼女はそれに<br />
戦いを挑みますが、勝てないことを察して現場に居合わせた少年の身のうち深くに<br />
封じます。この少年こそ、幼い日の主人公です。彼はいままで主人公とともにあり、<br />
これまで倒した12のシャドウすべてと融合し、肉体を得て主人公から分離したのです。<br />
それが、転校生の正体でした。再び戦いを挑むも、返り討ちにされるロボ子。<br />
彼女の所持スキルは物理攻撃と補助ばかりですので、相手は物理反射持ち<br />
なのでしょうね。<br />
さらに自分の正体を知った転校生から、自分が現れたことで、世界が滅びると<br />
聞かされる一同。すべてのシャドウの母であり、この星の生き物たちに「死」<br />
をもたらした存在が降臨するというのです。「来年の春が訪れることはない。<br />
その前に、世界は滅ぶ」もはや避けられないことだと断言する転校生。<br />
予想だにしなかった驚愕の事実に、取り乱すSEESメンバー。<br />
ここで、転校生は一同に二つの道を示します。<br />
一つは、自分を殺すこと。死をもたらす存在「ニュクス」の分身であり呼び子である<br />
自分が消えれば、滅びまでの時間を僅か延ばすことができる。そうすれば影時間に<br />
関するすべての記憶を失い、心安良かに最後の時を迎えられる。<br />
一つは、自分を殺さず、降臨する「死」を倒すこと。<br />
だが勝てる見込みは万に一つもない。苦しみ抜いて死ぬだけだ、と。<br />
どちらの道をとるかで、エンディングが分岐します（といっても二つだけ）<br />
転校生を殺すとバッドエンド。卒業式の日まで日付が飛び、式の途中で自分たちの<br />
将来についてクラスメイト達と話し、その後カラオケに行ったらしい彼らの<br />
ムービーが表示されてスタッフロール。動画サイトで一度見たっきりなのでよく<br />
覚えてないです。<br />
転校生を殺さず、今のままを続けるとグッドエンド。タイムリミットは1月末だと<br />
告げて、転校生は消滅します。<br /><br /></dd>
<dt>178 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:23:18 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>1月／宇宙<br />
タルタロスの最上階層が解放され、屋上付近まで登るとやっぱり生きていたストレガ<br />
二人がまたしても妨害しにくるので今度こそ倒します。ちなみにストレガのリーダー<br />
は真冬でも半裸です。さらにペルソナの弱点を補う装備をしていると、ストレガの<br />
爆弾係に「弱点の一つくらい背負わんかい！」と逆ギレされます。だが断る。<br />
最上階ではついにニュクスを迎え撃ちます。しかしHPを0にしても倒すことは<br />
できず、一同の顔に絶望が浮かびます。<br />
打つ手なしかと思われたとき、主人公の心に語りかける声が聞こえます。<br />
ベルベットルームのあるじ、イゴールです。主人公がこれまで築いてきた人々との<br />
絆、コミュニティの力を結集することで「ユニバース」のペルソナを得た主人公。<br />
単身、ニュクスとの最終決戦にいどみます。<br />
仲間達の声援をうけ、HPすべてを消費して「大いなる封印」を実行する主人公。<br />
「奇跡は為った」という転校生の言葉とともに、いずこかへ消えるニュクス。<br />
タルタロスも消滅し、影時間は消えました。それは、影時間で起きたことすべてを<br />
忘れることでもありました……<br />
あと全くの蛇足ですが、FESでは条件を満たしているとストレガサポート役が<br />
ペルソナ能力を失った全くの一般人として蘇生します。<br /><br />
3月／‐<br />
体調のすぐれない主人公は、卒業式の日だというのにロボ子と学校の屋上にいました。<br />
それは最後の戦いの前、「すべてが終わったら街が見渡せる場所に集まろう」という<br />
みんなとの約束を果たすためでした。そして式の最中に、すべてを思い出す先輩達と<br />
クラスメイト達。全員で（いつの間にかショタと犬も合流済）屋上に向かうと、<br />
ロボ子とその膝の上で静かに眠りについた主人公がいました。<br />
すべてを思い出した一同に、ロボ子がほほえみかけます。<br />
おわり。<br /><br /></dd>
<dt>179 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:24:09 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>以下ネタバレ込みキャラ説明。<br />
キャラクター名：文中の表記<br />
主人公（デフォルト名なし）：主人公<br />
10年前に両親をなくし、ついでにその身のうちに13番目のシャドウを封じられた。<br />
ワイルドの能力を得たのはその影響だと思われる。ED後に死亡。<br />
※本編中ではその生死ははっきりしないが（一応それを匂わす描写はいくつか<br />
散見できる）後日談でははっきりきっぱりくっきり死んだと断言されている。不憫。<br />
岳羽ゆかり：クラスメイト（回復役）<br />
10年前の事故で父を亡くし、母と離別。父の死の真相を知るため学園に転入。<br />
命をかけて実験を止めようとしていた父の真実を知る。<br />
一応学園アイドル的存在、らしい……<br />
伊織順平：クラスメイト（物理馬鹿）うっかり馬鹿<br />
普段はお調子者のムードメーカー。「空気詠み人知らず」「お手上げ侍」などなど<br />
数々の名（迷）言を放つ。序盤は主人公に嫉妬心全開で絡んでくるためプレイヤーの<br />
心証は良くないが、FESでは恋人のチドリが復活し、後日談では株を上げるなど、<br />
わりと勝ち組。<br />
山岸風花：女生徒（サポート役）<br />
気弱な性格ゆえ同じクラスの女生徒たちからいじめられていたが、SEESメンバー加入<br />
のきっかけとなった事件を経て逆に親友になる。その後、親友は家の事情で転校する<br />
ことになるが、離れていても心で繋がっていると信じる。<br />
アイギス：ロボ子<br />
シャドウを滅するために造られた機械乙女にしてヒロイン。<br />
シャドウはペルソナ使いでなければ倒せないため、人工的に心を植え付けられた兵器。<br />
しかし13番目のシャドウを倒すことができず、彼女は自分の存在意義を見失う。<br />
それでも「生きたい」と願い、主人公の側にいたいと想う彼女の心は、<br />
人のそれと何ら変わらないものなのだろう。<br />
桐条美鶴：先輩（女帝）<br />
桐条グループの後継にして一人娘。<br />
月光館学園も桐条グループによって運営されている。<br />
特別課外活動部部長。10年前の事故によってもたらされた事態の収拾にあたる父の<br />
助けに為らんとペルソナ能力に目覚めた。父の死によってその意義を見失うも、<br />
ゆかりの励ましによって立ち直る。<br />
真田明彦：先輩（タルンダ）<br />
ボクシング部エースでありSEES初期メンバーの一人。過去に妹を火事でなくした<br />
経験から、強くなりたいと願う。かなり天然。荒垣とは幼なじみ。タルンダばっか<br />
使ってんじゃねぇ。<br />
荒垣真次郎：先輩（不良番長）<br />
過去にペルソナの暴走で人を殺めて以来、クスリでペルソナ能力を無理矢理<br />
抑えている。そのため余命幾ばくもない。見た目は怖いが動物やかわいいものが<br />
大好きでしかも料理上手。天田の目的を察しつつ、彼を守るために一度は去った特別<br />
課外活動部へ復帰する。だが、彼は天田をかばいストレガの半裸に射殺される。不憫。<br /><br /></dd>
<dt>180 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:24:41 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>天田乾：小学生（暗黒ショタ）<br />
まだ小さい頃に両親が離婚し母が死亡したためか、妙に大人びた言動をとる背伸び<br />
したがりな子供。荒垣が自分を庇って死んだ後は、彼や母親の分まで生きることを<br />
決意する。<br />
コロマル：犬<br />
飼い主だった神社の神主がシャドウに殺され、そのかたきを討った忠犬。<br />
ストーリーにはあんま絡まないッスね。<br />
タカヤ：ストレガリーダー（半裸）<br />
年中半裸。空気読まない。この人ほんとにカリスマ持ちなのか。<br />
ジン：ストレガ爆弾係<br />
額の後退度合いが危険な眼鏡。「復讐代行サイト」管理人。<br />
チドリ：ストレガサポート役<br />
風花を上回るサーチ能力を誇り、さらに戦闘時にはオートリジュネがかかるが<br />
精神面はかなり不安定。ゴスロリな衣装は派手だが性格は地味。<br />
※ストレガはシャドウやペルソナ研究の中で人工的にペルソナ能力を与えられた<br />
子供たちであり、彼等はその生き残り。人為的に目覚めさせられたゆえか、<br />
彼等は常にクスリで能力を制御させなくてはすぐにペルソナが暴走してしまう。<br />
幾月修司：駄洒落スキー<br />
月光館学園理事長であり特別課外活動部顧問。駄洒落好きでたびたび場を凍らせる。<br />
どうみてもまるでダメなオッサンだが、かつてはシャドウ研究の主任研究員の1人で<br />
あり、「預言書」にある「王」とやらを呼び出して「闇の王子」になることを<br />
目論んでいた、らしい。<br />
望月綾時：転校生<br />
人なつっこい性格で即座に周囲に馴染むが正直そのマフラーはどうだろう。金持ちの<br />
坊ちゃんというふれこみで学園中の女子の人気を集めるが、その正体は実体化した<br />
「死」であり、主人公の中に封じられていた13番目のシャドウ。ゲーム内で<br />
はっきりと明示されることはないが、彼の前身は時折主人公の前に現れては謎の言葉<br />
を残して消える囚人服姿の少年「ファルロス」だと思われる。その名の意味を<br />
ググってはならない。<br /><br />
主要なイベントはだいたいこれで全部かな……これでもコミュイベント全部<br />
ばっさりカットしてるし本筋のイベント自体かなり省略してるんだけど<br />
（伊織順平アワーとか屋久島ナンパ作戦とか露天風呂で処刑とか寿司ネタを確保する<br />
アイギスとか理事長の華麗なる音声編集能力とか）<br />
※便宜上イベントを各月ごとにわけて書き出してみましたが、<br />
実際には前の月の下旬頃に発生するイベントだったりと、<br />
ゲーム内での日付とは異なる場合がありますのであしからずご了承ください。<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
<dt>303 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/19(水)
18:23:57 ID:WI1uJlZB0</dt>
<dd>3月31日。<br />
巌戸台分寮に風花、美鶴、天田、伊織、コロマルとアイギスが集まっていた。<br />
巌戸台分寮はSEES（特別課外活動部という部活動の体裁をとっていて、その略称）のためにあった寮であり、<br />
戦いが終わった今となっては不必要なので閉鎖するから最後を惜しんでのことだ。<br />
そんな日なのにゆかりや真田のように来ないものがいたりと、SEESはどこかぎくしゃくしていた。<br />
原因は明らかに主人公（ペルソナ3の主人公：デフォルト名がないのでこう表記します）のことであり、<br />
卒業式の日に死因不明で死んでしまったのだが、そのことを気にしすぎて湿っぽくなりそうなのをそれぞれが<br />
空元気で避けていた。<br />
夕食を共にとっていつしか日付変わる頃になり、今はもう影時間はなくなっているのにどうしても影時間を<br />
意識してしまうSEES一同。<br />
やはり何もなかったのだが、しかし変な感じはした。<br />
外を見ても影時間ではないのだが、テレビのニュースキャスターは「日付が変わって3月31日」などと言ったり<br />
携帯の表示も3月31日だったりで何かがおかしい。<br />
ともあれ翌日からラボに戻ることにしているアイギスは自室に戻ったのだが、主人公が死んでしばらくしてから<br />
眠れなくなっていた。<br />
その日もやはり眠れず、ふと見上げてみれば部屋の中に青い蝶が飛んでいる。<br />
蝶がアイギスの手元にとまった瞬間、大きな揺れがあり、風花が部屋に飛び込んできてみんなを助けてと言った。<br />
ラウンジに戻ってみれば、ダイニングテーブルの下からアイギスと同系のような姿があり、SEESのみんなを<br />
襲っている。<br />
謎の侵入者は自分はメティスだと名乗り、アイギスを守るために来たといい、SEESのみんながアイギスを危険に<br />
さらす存在だから排除するといって襲おうとした。<br />
そんなことはさせられないからアイギスが応戦すれば、どこかアイギスを倒すのにためらっていたもののメティスは<br />
オルギアモードを発動させてアイギスを圧倒した。<br />
ショートしかけている視界で天田が襲われているのを見たアイギスは主人公を守れなかったことがオーバーラップして、<br />
ペルソナを発動してさらにペルソナをオルフェウスに変化させた。<br />
そのままアイギスは倒れて意識を失う。<br />
夢（眠れていないはずなので無意識というべきかもしれん）の中でアイギスは、ベルベットルームにたどり着き<br />
そこでイゴールと会った。<br />
イゴールはアイギスがワイルドの力に目覚めたこと、ワイルドの力を主人公も持っていたこと、主人公は<br />
いのちの答えにたどり着いたのだと言う。<br />
それから全員の力を一つにすれば扉は開くみたいなことを言い、最後に契約者の鍵を渡した。<br />
目を覚ましたアイギスは従順になったメティスの口から時間が空回りしていることや、その原因がラウンジの<br />
地下に突如として出現した時の狭間という謎の空間だと教えられる。<br />
時の狭間は、寮に繋がったことやSEESのみんなだけが時間の空回りを自覚していることから、どう見ても<br />
SEESのみんなに関係があるらしい。<br />
時間のみならず空間にもゆがみが生じて寮の外にも出られなくなっている。<br />
助かるためにも時の狭間を探索し、それを消すしかなかった。<br />
アイギスの後継機は作られなかったはずなのに妹だと言ったり、謎の空間である時の狭間に最初からいたような<br />
口ぶりだったりとなにかと不審であるものの、アイギスにだけはひたすら従順なメティスを加えて時の狭間を<br />
探索することになる。<br /><br /></dd>
<dt>330 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/20(木)
15:31:34 ID:djszchsb0</dt>
<dd><古の路マルボルゼ><br /><br />
ラウンジの下は扉の間という、扉がいくつも並んだ空間になっている。<br />
探索のために改めて時の狭間に足を踏み入れると、<br />
その中の扉の一つの前に見覚えのある人影があった。<br />
すぐに扉の中に消えてしまったためにはっきりとわからなかったが<br />
どう見てもそれはもう死んでいるはずの主人公の姿だった。<br />
扉の中は普通の建物のようになっており、さながらタルタロスのように<br />
シャドウが多数いた。<br />
奥まで探索していくと、再び主人公のような人影を見つけ、その後を<br />
追っていくとシャドウに待ち伏せされていた。<br />
さらに奥を探索していき、一番奥までたどり着くとそこには大きな扉が<br />
そびえたっていた。<br />
時の狭間の迷宮は構造的にも、そしてシャドウがいることもやはり<br />
タルタロスに似ている。<br />
まるで過去に戻ったようだというのにゆかりがいら立ったところへ、<br />
メティスがここは時の流れが普通でないところであり、過去に<br />
触れるものはいくつもあるのだと言いながら大きな扉に触れた。<br />
扉の向こうはポロニアンモールに繋がっていたのだが、ここも<br />
やはり何かがおかしい。<br />
すぐにこのポロニアンモールは2009年6月、つまり過去なのだとわかる。<br />
補給を求めるみんなの意思が反映されたのだろうとメティスは言う。<br />
時の狭間にはこんな場所がいくつもあるようだ。<br />
再び扉を抜けると今度は直接寮内に繋がっている。<br />
これもまた、みんなが補給に使えると意識した結果の意思反映らしかった。<br /><br />
続く<br /><br /></dd>
<dt>339 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/20(木)
18:43:43 ID:djszchsb0</dt>
<dd><罪の路コキュトス><br /><br />
ここでもやはり、奥へと探索していくと途中で主人公のものらしき姿があり、<br />
シャドウが待ち構えていた。<br />
一番奥にも同じように扉があったが、今度は他の場所へ移動はせずに、<br />
過去の情景が見えた。<br />
それは天田の母が亡くなった直後のようで、母親がかばってくれたおかげで<br />
助かった天田が事情聴取を受けていた。<br />
影時間に起こったシャドウがらみの事故はすべて現実に起こり得るものに<br />
補正されてしまう。<br />
だから本当は荒垣のペルソナの暴走で家が潰れてしまったのに、<br />
暴走車が突っ込んだことにされてしまっていた。<br />
母親は殺されたのだと訴えて、夜中に目を覚まして苦しむ高校生くらい<br />
の人を見たのだといっても、家一軒が潰れるほどのことだったのだから<br />
たかが人間一人に出来るわけがないと取り合ってもらえない。<br />
光る馬のような怪物を出していたと説明しても、あまりに非現実的なので<br />
警官に信じてもらえない。<br />
大人への不信を深め、天田は一人で犯人を探す決意をした、という出来事だった。<br />
天田が言うには、なぜ犯人には特別な力があるのか、自分にも力があればと<br />
思い、そのせいか、その日から影時間を時々体験するようになったらしい。<br />
そんなものを見させられて、過去の傷を抉るようなことであり、真田が<br />
メティスに詰めよる。<br />
メティスは責められるのは心外だとばかりに、扉は通ったものの意思を<br />
反映するものであり、みんなの願いが時の狭間を消すことである以上は<br />
何かしら関係があるはずだと返した。<br />
自分の過去を見た天田は過去を、戦っていた頃のことを懐かしむような<br />
ことを言い、真田もそうなのではないかと問う。<br />
苛立たしげにゆかりが戻ろうと言い出し、結局どういう事かよくわからないまま<br />
それきりにしてラウンジに戻った<br /><br />
続く<br /></dd>
<dt>377 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/23(日)
15:49:11 ID:rT9cVDXX0</dt>
<dd><力の路カイーナ><br /><br />
時の狭間の迷宮にはあたりを徘徊しているのとは別に<br />
時々シャドウが待ち構えている。<br />
そしてその奥には例の主人公のような姿が垣間見える。<br />
まるで、主人公のような黒い影がシャドウを呼び出しているようだ。<br />
だがそうだという確証もないし、シャドウを打倒して探索を優先させた。<br />
ここでも一番奥で階層が途切れている場所に扉があった。<br />
今度見えたのは真田の過去だ。<br />
三年前、中等部三年だった真田は既にボクシングで大会に優勝して<br />
有名になっており、他校のスカウトや同じ学校の女子生徒に<br />
追いかけ回されて辟易していた。<br />
力を鍛えたいという真田にとって、そういうものは煩わしいものだったからだ。<br />
そんな彼の前に美鶴が現れ、頼みがあると切り出す。<br />
美鶴の頼みとは倒したい相手がいるということ。<br />
それは真田がここのところ体験し始めた影時間とおそらくは関係があるもの<br />
であり、強くなりたいと思っている真田に美鶴は戦いにより大きなものを<br />
かければ強くなれるといいながら召喚器を手渡した。<br />
そんな過去の出来事を真田と美鶴は懐かしく見たようで、初対面でいきなり<br />
ピストル（召喚器は銃型）を渡した美鶴は、実際にペルソナを召喚するまで<br />
頭がおかしいのかと思ったなどと軽口を叩く。<br />
真田の過去を見たメティスは学校というものが珍しかったらしく、<br />
ポロニアンモールの噴水をとても珍しそうに眺めていたことといい<br />
外に出たことは一度もないようだったが、アイギスにそう問われてメティスは<br />
口ごもった。<br />
ラウンジに戻ってきて、メティスが二階奥の部屋は特別な感じがする、<br />
もしかして、といいかけたものの、その部屋は主人公のものだった場所で<br />
あり、ゆかりに勝手に詮索するなときつくとがめられた。<br /><br />
続く</dd>
<dt>391 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/24(月)
18:53:34 ID:akKPXjty0</dt>
<dd><夜の路アンテノラ><br /><br />
時の狭間の迷宮で時折見かける人影は、どうやら襲ってくるつもりはないようだ。<br />
いまだにその正体はわからないが、ここでも待ち構えていたシャドウを倒して<br />
一番奥にたどり着く。<br />
ここにあった扉で見えたものは、伊織とコロマルの過去だった。<br />
2009年の4月、新学期に入ってすぐの頃、夜のポロニアンモールに伊織はいた。<br />
伊織の父はアルコール中毒で、料理酒を飲んで飲んだくれてしまうような<br />
体たらくであり、それを見ていられなくて伊織は家を飛び出してきていた。<br />
だがそうしたところで行くあてがあるはずもなく、ポロニアンモールの<br />
ベンチに座っていると白い犬が傍によってきた。<br />
そこへ伊織の去年のクラスメートたちが通りかかる。<br />
寮生の彼らは寮を抜け出してきたようだ。<br />
ゆかりに振られた失恋オフってことでクラブに行こうと伊織を誘う。<br />
ゆかりは転校生（＝主人公のこと）に持っていかれたと去年の<br />
クラスメートは言う。<br />
転校生の影のあるところに惹かれたのではないかと去年のクラスメートは<br />
さらに話し、伊織は主人公が既に実の両親を亡くしていると知った。<br />
家を飛び出してきた原因である父親のことがあって、酒を飲みに<br />
クラブに行くという誘いを断った伊織は、まだ自分は幸せなんだろうかと<br />
自問する。<br />
そしてずっとそばにいたコロマルにこんな状況をスパっと変えられる<br />
ようなすごい力があればいいのになと笑いながら声をかけた。<br />
そんな過去の出来事に、伊織は恥ずかしいところを見られたと苦笑交じりに<br />
言い、この日に初めて影時間を体験したものだから、驚き怯えて<br />
コンビニでビビっていたところを真田に見つけてもらったのだとさらに話した。<br />
4月の夜に望んだように、伊織はタルタロスでシャドウと戦うのは<br />
光り輝いて見えた懐かしそうに言った。<br />
今回で三回目となる過去の回想に、メティスは自分やアイギスのように<br />
最初から力があったのではないから目覚めるきっかけがそれぞれに<br />
あったんだと納得する。<br />
そんなメティスに、アイギスは自分は先に力があって、<br />
それから心を手に入れたのだと話した。<br />
そしてアイギスは思う。<br />
メティスは最初とは比べ物にならないくらい表情豊かに<br />
なって、再起動した頃の自分とは比べ物にならない。<br />
彼女にもなにか心を手に入れたきっかけがあったのだろうか？と。<br />
ラウンジに戻って、風花がみんなに例の人影について訊ねる。<br />
風花はペルソナの能力で認識しているから直接見ているわけではないのだが、<br />
どう見てもあれは人影にしか、と言いかける。<br />
しかしメティスは時の狭間に自分たち以外の誰かがいるなんてありえないと<br />
断言する。<br />
いずれにしても、時の狭間の迷宮をすべて探索し、人影を捕まえて<br />
問い詰めればわかることだと真田が言ったことがとりあえずの結論だった。<br /><br />
続く<br /><br /></dd>
<dt>396 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/25(火)
17:35:41 ID:PCDFOZc50</dt>
<dd><哀の路トロメイア><br /><br />
ここの一番奥で見えたものは美鶴の過去だった。<br />
おそらくは10年前のタルタロスに美鶴と父の武治と護衛や研究者が<br />
立ち入っている。<br />
特殊装備なしで足を踏み入れていることに不安を口にした護衛に、<br />
研究者がシャドウには通常武器など通用しないといい、喰われたなら<br />
それはそれでデータがとれると愉快そうに話す。<br />
そんな研究優先すぎる返事に護衛は毒づき、幼い美鶴を伴っているが<br />
いいのかと武治に問う。<br />
しかし美鶴の同行は自分自身が望んだことだと、年に似合わない<br />
くらいの聡明さで美鶴は答える。<br />
その時、護衛の一人が苦しみ始めて突然シャドウへと変貌を遂げた。<br />
影時間への適性をまだ途上であった研究によって得たからのようだ。<br />
シャドウにはピストルによる銃撃など通用しない。<br />
武治の身に危険が及びそうになり、父をかばってその前に<br />
立ちふさがった美鶴はペルソナを発現させてシャドウを倒した。<br />
ペルソナが存在したこと、ペルソナを扱える人間がいたことに研究者は<br />
歓喜する。<br />
しかし武治は苦々しげに、美鶴がペルソナを扱えるのだと証明されたことで、<br />
負の遺産に縛られて生きてくことになるという。<br />
タルタロスは桐条が行っていた実験によってできてしまったものであり、<br />
ペルソナ能力はその探索にどうしても必要だからだ。<br />
そんな武治に美鶴は心配なさらないでと父を気遣うのだった。<br /><br />
自分の過去を見た美鶴はしばらく無言だった。<br />
ゆかりや風花が声をかけると我に返ったようにはっとする。<br />
美鶴の父・武治はすでに亡くなっていて、だから生きているように<br />
目の前で見るとどうしても平静ではいられないのだ。<br />
しかし美鶴はすでにそのことから立ち直っており、昔の美鶴は<br />
かわいかったなんて言う伊織に今はそうじゃないのか？などと<br />
からかう余裕をみせた。<br />
ここで扉も5つめ、最初の一つは戦いの準備というべきものだったが<br />
それ以降は必ず何か意味がある。<br />
そこへ風花が伝えることがあったと思いだして声を上げた。<br />
時の狭間のことを少しでも調べるべく、寮に残されていた資料を<br />
調べていたところ、それらは生前の理事長が残したものであったようだと<br />
わかった。<br />
どうやら10年前の事故前後のもののようで、処分を避けるために隠されて<br />
いたらしい。<br />
その中に時の狭間について書かれた手記もあった。<br />
そこからさらに何かがわかるかもしれない。<br />
残された扉は二つ。いよいよ最後が近づいてきていた。<br /><br /><br />
続く<br /><br /></dd>
<dt>403 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/26(水)
17:59:02 ID:4aBK7mnh0</dt>
<dd><業の路ジュデッカ><br /><br />
ここの一番奥で見えたものはゆかりの過去だった。<br />
1年生の終わりごろのことのようだ。<br />
ゆかりが寮の椅子にぼんやりと座りこんでいたところへクラスメートが<br />
通りかかる。<br />
食堂が閉まる30分前にもなっているというのに、部屋へ一回も戻らずに<br />
こんなところで座り込んでいたゆかりをクラスメートは気遣う。<br />
ゆかりが妙に元気がないのを五月病的なものだとクラスメートは思ったようだ。<br />
ゆかりは再び一人になって溜息をつく。<br />
元々ゆかりが月光館学園(ペルソナ3の主要キャラが通っている高校。<br />
経営母体は美鶴の実家の桐条グループ）へとやって来たのは10年前の<br />
事故のことを調べるためだった。<br />
だが10年前の事故はシャドウがらみのことであり、隠蔽されていて<br />
警察や新聞だって調べられていないのに一介の高校生には<br />
どうしようもない。<br />
中等部から4年もいても何もわからず、もう諦めた方がいいんだろうかと<br />
ゆかりが思いかけたところへ、寮の管理人が届いた手紙を渡しに来る。<br />
差出人は岳羽詠一朗。10年前の事故で亡くなったゆかりの父だった。<br />
ゆかりはその手紙がまさに10年前の事故の直前に投函されたと<br />
消印から知って、荷物も放り出して慌てて部屋へ戻ったのだった。<br /><br />
そんな自らの過去を見て、ゆかりは今まで見てきたものの共通点が<br />
わかったという。<br />
どうやら伊織以外の全員が気づいていたようだ。<br />
共通点とは、ペルソナに目覚めたきっかけの日だったということ。<br />
つまり過去を見せていたのはペルソナについて何かを示そうと<br />
しているようだが、それ以上はまだわからない。<br />
これはどういう意味なのかとみんなが話し合う中で、メティスだけが<br />
一人輪に加われずにぽつんと孤立していた。<br />
一緒に話し合おうと誘われても、自分だけが過去のことを知らないし<br />
浮いてしまうからと妙に頑ななことを言う。<br />
拗ねているような態度であり、実際にさびしいんだろうと指摘されると<br />
普段は上げているバイザーを下ろして顔を隠してしまった。<br />
美鶴がそんなメティスに、自分たちの過去はなにも輝いているばかりの<br />
ものではない、辛いことだって多かったというのだが、メティスは思わぬ<br />
反論をした。<br />
みんなが笑って話すのは過去のことばかりだと。<br />
そんな言葉に、それぞれに思い当たる節があった。<br />
もしかしたら本当に時が停滞しているのは自分たちが原因かもしれない。<br />
アイギスはその時初めてそう思ったのだった。<br /><br /><br />
続く<br /><br /><br />
それと、後日談はペルソナ3本編やってるの前提だからこれだけ読むと何かとわかりづらいと<br />
思うんだけど、補足とかしたほうがいいんですかね？<br /><br /></dd>
<dt>438 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/31(月)
16:51:24 ID:vpVV+eeJ0</dt>
<dd><王居エンピレオ><br /><br />
ここでもやはり主人公のような人影は時折姿を見せた。<br />
まるで奥へと誘うようだ。<br />
ここが最後の扉だということもあり、一番奥に行けば追い詰められる。<br />
そう考えて奥までたどり着いて、そこにはこれまでずっとそうだったように扉が<br />
あるばかりだった。<br />
たどってきた道のりからしてここが時の狭間の一番奥に間違いない。<br />
風花が、発見された資料を調べて時の狭間とは何なのかがわかったことを<br />
思い出して話し出した。<br />
時の狭間はタルタロスが発生した時の反作用でできたものらしい。<br />
巨大な塔ができたから巨大な穴ができた。<br />
しかし時の狭間は単なる地形であり、本来ならばシャドウなどいるはずもなく、<br />
タルタロスが消えれば同時に消えるはずだったから放置されていたようだ。<br />
だが、タルタロスが消えた今となっても時の狭間はこうして残っている。<br />
その原因を知るために最後の扉に触れる。<br />
見えたものは、アイギスの記憶だった。<br />
暗闇の中、主人公を追いかけて追いかけて、しかし追いつけないままで終わる。<br />
アイギスはこんな夢ばかりを主人公を亡くしてから見ていたらしい。<br />
アイギスにとっては生きる証は主人公を守るということだった。<br />
けれども主人公が死んでしまってそれが叶わなくなった。<br />
こんなことならば機械に戻れたらいいのに。<br />
そう考えて毎日部屋にうずくまっていたアイギスは、ふとある日悲しみが<br />
抜け落ちてしまったと言う。<br />
今見えたものはアイギスの記憶だったものの、しかしこうしたもの、<br />
つまり大切な人を亡くした今を認めたくないという思いは全員にある。<br />
そうした未練こそが、時の狭間がこんな形で出てきた原因だった。<br />
シャドウは時間にも空間にも影響を及ぼすことができる。<br />
未練がペルソナ能力を通じて、こんな事態を引き起こしていたのだ。<br />
全員の未練から生じた怪物が、主人公の姿をとって襲ってきた。<br />
なんとか倒せたものの、姿もペルソナを使ってくるという能力も<br />
特別だったものの、しかしどう見てもあれはシャドウだ。<br />
どうしてか、と疑問に思えばメティスが信じられないとばかりに<br />
あっさりとペルソナとシャドウは同じものだと明かした。<br />
ペルソナとシャドウは同じものだからこそ倒せる。<br />
シャドウは意識下に抑圧された下半分であり、それを制御しきれなく<br />
なったときに生じるものらしい。<br />
そしてそんなシャドウを意識的に使える適性を持つ存在がペルソナ使いだった。<br />
そうしたシャドウやペルソナについてのことはメティスが知っていて<br />
当然だと思う通りに、本来ならばわかっていたことだったのだが<br />
そうした知識を持つものはほとんどが10年前の事故で亡くなっていた。<br />
ともあれ、時の狭間ができた原因を倒したのだからこれで問題は解決したはずだった。<br /><br /><br /></dd>
<dt>439 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/31(月)
16:51:51 ID:vpVV+eeJ0</dt>
<dd>その時、メティスを除いた8人の手に「時の鍵」が現れる。<br />
この鍵があれば謎の力で閉ざされていた寮の扉も開くらしい。<br />
だがそのためには、全員がこんな事態の原因だったのだから8個の鍵すべてが必要だ。<br />
「心の力が一つに集う時 いかなる扉も開かれる」<br />
イゴールの言葉をアイギスは思い出していた。<br />
メティスが、時の鍵で開くことのできる扉は寮の扉だけではないと言いだす。<br />
主人公の部屋の扉は、これまで時の狭間の奥にあった過去へと<br />
通じる扉を同じ感じがするとメティスは言う。<br />
これまでと違って今度は扉を通った瞬間に時の狭間は消えるから、<br />
垣間見るだけではなく、過去へと本当に戻れるのだ。<br />
過去へ戻るか、今を選ぶか、問題が解決したとたんに次の難問が持ち上がった。<br /><br />
ラウンジに戻ると、時の狭間の不安定化が始まったようで<br />
そこかしこに亀裂が走っていた。<br />
あまり長くは持たない。<br />
どうするか、と話し合ってはみるもののとても全員が納得できる<br />
結論などでなかった。<br />
天田と真田は、主人公が命をかけて救ってくれた結果の今を<br />
簡単に帳消しにしてはならないと思う「今」派。<br />
ゆかりは、主人公を助けられるものなら助けたい「過去」派。<br />
美鶴は心に決めたことがあり、それに順じてゆかりに味方すると言う。<br />
伊織とコロマルは、みんなが頭に血が昇っているから、頭を冷やすまで<br />
鍵は預かるという考えらしい。<br />
そんな中で、アイギスは自分がどうしたいのか、決めることができなかった。<br /><br />
続く<br /><br /><br /></dd>
<dt>458 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:18:18 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd><コロッセオ・ブルガトリオ><br />
結局話し合いで決まるようなことではなく、ならば実力行使で奪い合うということに<br />
なり、それならちょうどいい場所があるとメティスが言い出す。<br />
時の狭間の、闘技場のようになっている場所へと続くところへとアイギスを案内した<br />
メティスは、ここで自分は目を覚ましたのだといい、こうすることが自分のやるべき<br />
ことだと少しわけのわからないことを言った。<br />
アイギスとメティス、そして風花以外の6人はそれぞれ違う場所で控えているから<br />
もうラウンジからいなくなっている。<br />
戦うしかないのだろうか。<br />
闘技場に足を踏み入れると、違う扉から真田と天田が入ってきた。<br />
ペルソナ能力がサポート専門なために戦うにはハンデがありすぎる風花へ、<br />
真田がだったらアイギスの側へついてやれ、それで丁度いいハンデだと言う。<br />
アイギスはワイルドの力を使っている以上、主人公と同じように理由も<br />
よくわからないまま死ぬかもしれない。<br />
時の鍵は心の力そのものであり、そんなものを奪われたら死ぬ危険が<br />
なおさら高い、かもしれないからだ。<br />
そうして戦いが始まり、辛くも二人を倒したものの、敗れた真田と天田が膝を<br />
ついたとたんに二人の体が消えて闘技場にそびえたつ柱に火が灯った。<br />
死ぬようなことにはならないが、真剣勝負である以上は代償が伴う。<br />
8個の鍵が真の鍵となるまでは体は元には戻らず、火が燃え尽きてしまえば<br />
やはり元には戻れなくなる。<br />
こうなると知っていてここへと案内したメティスにアイギスは不信をあらわにして、<br />
もう指図は受けない、姉さんと呼ばないでと告げた。<br /><br />
次に闘技場で対峙したのは伊織とコロマルだった。<br />
既に敗れるとどうなるかは知っていると伊織は言い、やはり話し合いなどでは<br />
決着がつかないのだから戦闘になる。<br />
今回もなんとか勝てたものの、メティスを置いて立ち去ろうとしたアイギスへ<br />
メティスは必死なくらいに行かないでと呼びとめて、ずっと話そうとしなかった<br />
自分のことをようやく明かした。<br />
メティスは何も隠していたのではなく、自分のことを何も知らないのだという。<br />
一ヶ月くらい前に、メティスは闘技場で目を覚ました。<br />
その時知っていたことは二つ。<br />
たった一人自分とわかりあえる姉妹がいること、その姉妹が何もしなければ<br />
死んでしまうという強い予感、それだけだった。<br />
最初は時の狭間があるからアイギスは死んでしまうのだろうと思ったものの、<br />
それは違っていた。<br />
メティスが会いに行ったことでアイギスは結果的にワイルドの力へ目覚めてしまった。<br />
自分が引き金を引いてしまったからこそ、メティスはアイギスに嫌われようとも<br />
アイギスを守ろうと必死になっていたのだ。<br />
その場に跪いて泣きじゃくるメティスに、アイギスは置いていかれることの辛さを思い出す。<br />
大切なことを思い出させてもらったと、アイギスはメティスと仲直りした。<br />
そして、たとえここで戦いをやめてゆかりと美鶴に鍵を差し出しても、それは自分が<br />
痛くないだけなのだと気がついて、時の鍵を集めてどうするかとようやく考えも<br />
定まったようで、風花とメティスにそれを話した。<br /><br /></dd>
<dt>459 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:20:53 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd>3戦目のゆかりと美鶴もなんとか倒し、彼女らの鍵とこれまで倒した<br />
真田と天田、伊織とコロマル、そして風花から手渡されたものと<br />
アイギス自身の分を合わせて8個の鍵がそろった。<br />
鍵が合わさって真の鍵が出来上がる。<br />
真の鍵ができたことで、灯火となっていた6人も無事に元の姿へと戻った。<br />
アイギスが鍵を完成させたのを見たゆかりが、それでも過去に戻って<br />
主人公に会いたいと鍵を奪おうとするものの、もう鍵はアイギスにしか使えないと<br />
知って崩れ落ちる。<br />
ゆかりが主人公と交わした約束というのは、冷たくなった主人公と一方的に<br />
交わした約束であり、それだから過去なんて見ないで無理やり前を向いて<br />
いようとしていたのだ。<br />
そんなゆかりの傍らに美鶴が膝をついて、そういう辛さは無理に堪えることは<br />
ないのだと、そういう時のために自分たちがいるのだという。<br />
美鶴がゆかりに味方したのは、去年の11月に美鶴の父が亡くなった時にゆかりが<br />
支えとなってくれたからだった。<br />
そんなことがあったから、主人公に礼の一つも言えずに亡くなった時に美鶴は、<br />
もしゆかりが苦しむようなことがあれば身を投げ出してでも味方しようと決めたのだと話した。<br />
アイギスはそんなゆかりに、「あの時」何があったか見に行ってみないかと提案する。<br />
主人公が死ぬきっかけになっただろう、ニュクスとの決戦のあの時、ワイルドの力を<br />
持つ主人公以外は押さえつけられたように動けなかったから、どうして主人公が<br />
死んだのかはだれも正確には知らないのだ。<br />
けれども残された扉は寮の入り口の扉、すなわち「今」の扉と主人公の部屋の扉、<br />
「過去」の扉しかない。<br />
だがもう一つ、最初にポロニアンモールへと繋がった扉がある。<br />
やたらと都合よく扉が残っていたのも、考えてみればおかしなことだった。<br />
戦いの準備のためだというならばこんな事態の原因だっただろう主人公の姿のような<br />
シャドウを倒した時点で、その扉も消えるはずだった。<br />
しかし今もその扉は残っている。<br />
ならば、まだ倒すべき敵が残っているのではないか。<br />
そんな可能性が充分あり得た。<br /><br /><br /></dd>
<dt>460 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:27:06 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd><最後の試練への扉><br /><br />
ポロニアンモールの扉を抜けてみると扉の間に出た。<br />
扉の間には、前まではなかったひときわ巨大な扉が中央に現れている。<br />
あの時なにがあったのか、それを知るために扉を開けてみるとその向こうは<br />
宇宙空間のようになっていた。<br />
けれども決戦の時と違って今は動ける。<br />
全員が共有する過去だからだ。<br />
それなのに、唯一そうではないはずのメティスも普通に動けるのが不審だったが、<br />
見上げてみれば今まさに主人公がニュクスを封印するところだったからそれどころでは<br />
なかった。<br />
主人公がニュクスを巨大な扉の前に追いやり、自らの命を使って封印した。<br />
体から命が離れることは人間にとっては死を意味することであるけれども、<br />
しかし主人公は後悔などしていないとメティスはいう。<br />
意識が残っていた間にみんなと交わした、卒業式の日の約束を果たせたからだ。<br />
それもやはりメティスが知る由もないことであり、それをなぜ知っているかと<br />
問われたメティスは「自分もニュクスやあの彼と同じでこちら側の存在だから」と<br />
わけのわからないことを言った。<br />
そんな言葉の意味を問おうとしたところで、主人公が施した体を張った封印に<br />
触れようとする化け物が現れる。<br />
そんな光景はまるで、主人公が怪物からニュクスを守っているようですらある。<br />
どういうことかと混乱するみんなにメティスが、本当は封印など必要ないのだと言いだした。<br />
主人公がやったのが無駄なことなのだというのではなく、本来ならばニュクスは敵意など<br />
持たない存在であること、そして主人公が封印する前のこと（主人公の前に誰かが封印して<br />
いたとしても、人間が存在する前からニュクスはいたから）を思えば確かにそうなる。<br />
ニュクスの目覚めは死を意味する。<br />
そんなニュクスを明確な悪意はなくても求めてしまう大勢の人間の悪意が、あの怪物の正体だった。<br />
その化け物＝エレボスが主人公と同じ力を持つアイギスを狙って襲ってくる。<br />
徒に過去へと憧れ戦いを望んだ、自分自身との戦いでもあったから倒さなければならないものだった。<br /><br /></dd>
<dt>461 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:33:39 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd>エレボスを倒して、気がつけばまた寮へと戻っていた。<br />
今度こそ真の鍵で明日を迎えるために寮の扉を開ける。<br />
扉の向こうは、なぜかベルベットルームだった。<br />
いつもはアイギスなり主人公なり、ワイルドの力に目覚めたものしか入れないのだが<br />
今回はみんなもなぜかベルベットルームに来ている。<br />
アイギスを呼びたてたイゴールとしても驚きのことらしいが、アイギスの<br />
ワイルドの力の影響ということらしい。<br />
メティスがイゴールやエリザベスの側に自然に立っていて、改めてメティスの正体を問う。<br />
それにアイギスが答えた。<br />
メティスはもう一人の自分だと。<br />
主人公との別れがあんまりにも悲しくて辛くて、捨ててしまった自分の半身だと。<br />
（王居エンピレオでのアイギスの夢のシーンで、アイギスの影から人影が立ちあがっていたのが多分伏線）<br />
けれどもようやく主人公に何があったのかを知って、それを受け止められるようになった。<br />
部屋に閉じこもっていないで主人公とお別れをすればよかったとアイギスは泣く。<br />
自分の涙に、メティスが泣いていたことを思い出し、涙さえ捨てようとしていたのかと<br />
改めて思い知った。<br />
アイギスがようやくメティスのことをわかったことで、メティスは、心の奥には海があって<br />
みんなそこでつながっている。アイギスもつながっている。姉さんはほんとのいのちだと、<br />
ずっと一緒だと言い残して消えた。<br />
メティスが消えたことでアイギスも眠りが戻ったように眠気に襲われて椅子に崩れ落ちる。<br />
いのちの答えとはやはり「死」であるかのようだった。<br /><br />
テレビから流れる4月1日に日付が変わったことを告げる音声で目覚めればラウンジに戻っていた。<br />
寮の扉は普通に開くし、携帯に表示される日付も4月1日になっている。<br />
やっと終わったんだと安心しかけたのもつかの間、アイギスだけが目を覚まさない。<br />
ゆかりが焦ってアイギスを起こそうとする一方で、天田がベルベットルームのことを口にした。<br />
まさか、と思いながらもアイギスを彼女の部屋へと運ぶ。<br />
機材に繋いでコンディションをチェックしてみれば、思考系がすべて焼き切れてしまっていた。<br />
想定をはるかに上回る負荷が一度にかかったことが原因じゃないかと風花が言う。<br />
ワイルドの力に目覚めて、複数のペルソナを扱っていたせいではないかと。<br />
部品は交換できるものの、しかし目覚めたアイギスはもう自分たちの知っているアイギスではない。<br />
ゆかりが愕然として「アイギス」と名を呼ぶ。<br />
それに応じて、アイギスが目を覚ました。<br />
人騒がせだと呆れるやらほっとするやらなのだが、アイギスの思考系はもう電源すら入って<br />
いないのだから、まるで機械ではなく一個のいのちのようだった。<br />
無事に一件落着したところで、美鶴が、やはり召喚器は回収しないとみんなに告げる。<br />
美鶴は召喚器を回収することで、力を見えないところに追いやってしまいたかったのだと<br />
自分の気持ちを話す。<br />
けれども今回のことで、たとえシャドウはいなくても滅びを求めない世の中にするために戦うべきものも<br />
いるかもしれない、その時のために持っておくべきだと考えなおしたようだ。<br /><br /></dd>
<dt>462 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:35:51 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd>翌朝、改めて寮を閉めるために全員がラウンジへと集まる。<br />
美鶴が呼んだラボへアイギスを送る車に同乗していくのだ。<br />
車が到着して、いざ出発というところでアイギスが美鶴にお願いがあると言いだした。<br />
アイギスは主人公を守れなかったことで生きる意味を見失い、それでラボに戻ることを選んだ。<br />
けれども今回のことで、主人公を守りたいというのはまだ叶えられるのだとわかったから、<br />
4月からもゆかりたちと学校に通いたいと思ったのだ。<br />
既に卒業してしまって学校関係者ではないから、と少し困ったようだったが美鶴はそれを<br />
受け入れてくれた。<br />
巌戸台分寮から最後に出たアイギスに、ゆかりが寮に入るならいろいろとフォローすることも<br />
あるしルームメイトは自分なんてどうかと持ちかける。<br />
喜んで頷いたアイギスに、友達だから敬語はなしねとゆかりは言うのだった。<br /><br />
おしまい。<br /><br /><br />
補足すると、アイギスのたどり着いたいのちの答えはたぶん「絆」じゃないかと思われ<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
</dl><dl><dt>173 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/01/22(金)
23:30:05 ID:oD+XIt560</dt>
<dd>未解決に、PSPのペルソナ３の女性主人公版ってのがあるけど、<br />
ストーリーは男性主人公とほとんど同じだったはず。<br />
違うのは、ラブホテルイベントでの相手が男になるってのと、<br />
夏休みの別荘旅行でのナンパイベントがないのと、<br />
修学旅行での風呂のぞきイベントがのぞかれる方になるぐらいかな。<br /><br />
ガッキー先輩は恋人になると生き残るけど、<br />
イベント後は病院でずっと意識不明のままなため、ストーリーには影響を与えない。<br /><br /></dd>
<dt>174 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/01/23(土)
15:00:14 ID:54VRRGGA0</dt>
<dd><a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1261736604/173">
>>173</a><br />
女だと夏休みに４の天城旅館に行けるんだよなｗ<br /><br />
あと、テレッテがやけにいい奴になったり、ガッキー先輩が風花に料理教えたりと、<br />
男仲間と積極的に関わらなかったキタローじゃ見られなかった<br />
一面を掘り下げて見られる感じになる。<br />
そして一番大事なのは結子の代わりにコロマルモフモフということ。<br /><br /></dd>
<dt>204 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/01/26(火)
14:20:30 ID:Q/kG8w9q0</dt>
<dd><a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1261736604/173-174">
>>173-174</a><br />
で？結局死ぬの？どうなの？<br />
てかラストがどんな感じなのか詳しく教えてくれ<br /><br /></dd>
<dt>207 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/01/27(水)
00:14:33 ID:vzRKABI50</dt>
<dd><a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1261736604/204">
>>204</a><br />
ハム子もキタローもほぼ一緒。<br />
３月５日に皆が主人公のことを思い出して、恋人状態のキャラから個別EDが選べる。<br />
恋人が主人公を忘れてたことを謝って、もう一度想いを告げてくる。<br />
３Ｄポリゴンキャラは無く立ち絵だけなので不確定だが、<br />
膝枕ではなくて、座りながら抱きかかえられてるっぽい。<br /><br />
うららかな日差しの中、大好きな人の暖かい腕の中で、まどろんだ主人公に<br />
目を閉じるかという選択肢が出る。<br /><br />
どちらにしろ目を閉じ、耳元で恋人が<br />
今度は俺がお前を守るとか、ずっと一緒だとか囁いて暗転で終わり。<br />
死んだ描写はないけど、本筋はキタローと全く同じだから、多分死んでる。<br />
俺達のハム子にはフェス後日談がない！という論拠で今日もご飯がうまい人たちもいる。<br /><br />
余談だが、同じく余命の短いガキさんにハム子を嫁にやった人が多い。(本スレ調べ)<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
<dt>472 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3</strong></a>：2006/07/16(日)
21:45:41 ID:DM1F+ZuC</dt>
<dd>んじゃやってみる<br />
気になるところや変なところがあったらツッコんでくれ<br /><br />
2009年4月7日<br />
喧騒に包まれる街を一人ウォークマンを聞きつつ転校先の寮に向かう主人公。時たま少女が拳銃自殺しそうな場面も挿入される<br />
電車が遅れ真夜中に寮近くの駅に着くが、そこで主人公はいきなり人が消え、棺桶が立ち並び、血がそこかしこ飛び散る異空間に入ってしまう。ウォークマンの音も消える<br />
なのに動揺一つせず溜息ついてスタスタ歩き始める主人公<br />
棺桶が立ち並ぶ道をまったく動じず地図を見ながら寮に向かう。肝が据わりすぎです<br />
寮に着くとそこは普通の状態でした。<br />
見渡しているといきなり受付から少年が声をかけてくる<br />
いつの間にか受付から主人公の前に立った少年は契約だからとノートを渡しサインを求めてくる<br />
名前入力<br />
サインすると何か不吉な事を言いながらノートを消すと「さ、始まるよ」そう言って消えていく少年、途端にまた雰囲気が異界のものに変わっていく<br />
その時いきなり物影からさっき拳銃自殺しようとしてた少女が「誰！」と叫んだかと思うと銃を構えられます<br />
しかし別の少女が物影から声をかけ、拳銃少女は安堵したのか銃を降ろし、同時に雰囲気が元に戻りウォークマンも起動し始めました<br />
二人から自己紹介される主人公、後から来た少女は桐条美鶴、拳銃少女は岳羽ゆかり<br />
どうやらゆかりは転入生が来るとは知らなかった様子<br />
急な事で男子寮が開かなかったので一時この寮に置く事になったと語る美鶴<br />
部屋に案内される主人公、その日はとっとと寝ます<br />
次の日、ゆかりに学校まで案内される主人公<br />
玄関にて別れ、職員室に行きＦ組へ<br />
放課後にクラスメイトの伊織順平と知り合ったりしながら寮に戻ります<br /><br /><br />
・・・・……<br />
それは寮の壁を伝ってここまで上ってきた。<br />
手とも足ともつかない多脚で這うようにして進んでくる。<br />
顔といえるものはその中の一本が持ち上げた薄笑いを浮かべた青白い仮面だけ。<br />
怜悧な攻撃性を表すかのように飾り気のない針のような短剣を何本も持っている。<br />
生き物でもない。影のような暗い存在。<br />
そいつが何体も屋上にやってきたのだ。<br />
ゆかり「あれがここを襲ってきたバケモノ、『シャドウ』よ！」<br />
ゆかりは冒頭で頭に押し当てていたあの銃を今また額に当てた。<br />
荒い呼吸をして自分を落ち着かせると意を決して引鉄を引いた。<br />
何らかの力が引き起こされてシャドウを払っていく。<br />
しかし何度とそれを繰り返すうち、シャドウの攻撃を受けてゆかりは吹き飛ばされ、銃は弾き飛ばされてしまう。<br />
銃は少年の足元の赤い水溜りへと転がった。<br />
少年はそれをしばらく見つめ、顔を上げた。<br />
シャドウがもつ青く薄っぺらな仮面。かつて自分に署名をさせたあの少年の顔が思い浮かび「さあ」と促す。<br />
モニターで屋上を確認した明彦達。明彦と美鶴は顔を合わせて頷くと屋上へ向かおうとするが、それを幾月が止めた。<br />
少年が銃を拾った。脳裏にその銃を額に押し当てたゆかりの姿が浮かぶ。<br />
少年は震える手でその銃を持ち上げていく。<br />
銃を額に押し当てるゆかりの姿、変色した空、血の色をした水溜り、謎の少年、シャドウ、赤い月...様々なものが浮かんでは消える。動悸が大きい。<br />
やがて銃を頭に押し付けた。<br />
腕は震え呼吸が落ち着かない。<br />
だが、やがて少年は意を決し薄く笑うとその名を口で紡ぐ。<br /><br />
ペ ル ソ<br /><br />
最後の音は銃声にかき消された。<br />
力の奔流が起こり、その先にオルフェウスが現れた。オルフェウスが喚声をあげる。<br />
モニターでそれを見ていた美鶴達。「やはりか…」<br />
オルフェウスの高い叫び声。笑う少年。<br />
しかし彼は突然頭を抱え苦しみだした。<br />
オルフェウスにも異変が。苦しんだペルソナの頭が潰れ、オルフェウスは壊れた人形のように身体を振るわせる。<br />
やがて頭のところからは腕が現れ、その手はオルフェウスの身体を掴む。<br />
オルフェウスは押し広げられるようにして粉微塵に砕かれ、その下から別のペルソナが現れた。<br />
翼竜のような頭と人型の身体をもった別の姿をしたペルソナは喚声をあげ剣を振るう。<br />
少年はいまだ苦しんでいた。<br />
ペルソナは月を背景に闇夜に跳び、シャドウに襲い掛かった。<br />
掌で押しつぶし、握りつぶし、剣を振るう。<br />
唖然とするゆかりの前でそのペルソナは荒い呼吸をしていた。<br />
その手の中のシャドウの脚が蒸発し最後のシャドウが消滅するとペルソナは高らかに奇声をあげる。<br />
ノイズが走ったような一瞬の合間でその姿はオルフェウスのものへと戻っていた。<br /><br /></dd>
<dd>
<hr />
86 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火)
23:15:20 ID:16ZZt34z0
<dl class="thread"><dd>ペルソナ３フェスいきます。要望があったので本編もトリップつきで。<br /><br />
〈登場人物〉<br />
主人公：デフォルト名無し。10年前に事故で両親を亡くしている。高校2年の春、<br />
私立月光館学園に転入してくる。<br />
伊織順平：2年生。陽気な性格で、お調子者。<br />
岳羽ゆかり：2年生。弓道部所属で、容姿と明るい性格のおかげで学内では結構人気があるらしい。<br />
真田明彦：3年生。ボクシング部主将にして大会で16戦無敗のチャンピオン。熱血天然おバカな人。<br />
桐条美鶴：3年生。生徒会会長。世界有数の大企業である「桐条グループ」総裁の一人娘。<br />
山岸風花：2年生。病弱らしく、学校を休みがち。<br />
アイギス：桐条グループが開発した人型兵器。なぜか主人公の事を知っており、守ろうとする。<br />
コロマルの言葉を唯一理解できる。<br />
コロマル：主人公達が暮らす寮の近くにある神社で飼われていた犬。事故で主人を亡くしている。<br />
荒垣真次郎：3年生（休学中）。真田の知り合い。<br />
天田乾：初等科5年生。2年前に母親をある事故によって亡くしている。<br /><br /></dd>
<dt>87 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:16:36
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>2009年4月6日。私立月光館学園に転入することになった主人公は、これから自分が住まう寮、<br />
「厳戸台分寮」に向かっていた。最寄り駅の改札を出た時、時計は0時を指す。その瞬間、<br />
電灯、券売機、主人公のMP3プレーヤー等、あらゆる機械が止まってしまう。駅の外には棺桶のような<br />
不気味なオブジェが立ち並び、地面には血の様な赤い液体が一面に広がっている。<br />
そんな異常な状況の中、何故か全く動揺しない主人公は、寮に向かって歩き出す。<br />
寮に着き、中に入ると、いきなり囚人服を着た子供に声をかけられる。<br /><br />
「この先に進むのなら、そこに署名を」子供が示す先には名簿がおいてあった。<br />
名簿に名前を書く主人公（ここで名前を入力）。<br />
「時はすべての物に結末を運んでくる。たとえ目と耳を塞いでいてもね。<br />
さぁ、はじまるよ」<br /><br />
そう言い残すと少年は姿を消す。<br />
その直後、1人の少女が現れる。何故か酷く怯えている少女。太腿のホルスターには拳銃が入っている。<br />
拳銃に手を伸ばしたその時、もう1人少女が現れてそれを制する。<br />
少女は桐条美鶴と名乗る。先に現れた少女は岳羽ゆかり。本来主人公が入る予定だった男子寮は<br />
空きが無いため、一時的にこの寮に住むことになったのだと説明を受け、落ち着いたゆかりに<br />
部屋まで案内してもらう。何故拳銃を持っているのか聞くと、<br />
「えっ、なんていうか…趣味っていうか…ええと･･･」とイマイチ納得いかない返事が返ってくる。<br />
分からないことばかりだけども、とりあえず休む。<br /><br />
次の日、学校に初登校。ゆかりと同じ2年Ｆ組に編入した主人公は、早速クラスメイトの<br />
伊織順平と仲良くなる。<br />
その夜、夢の中で主人公は、不思議な部屋を訪れる。そこは夢と現実、精神と物質の狭間に<br />
存在する場所、「ベルベットルーム」。そこの主である老人イゴールとその従者エリザベスから、<br />
ベルベットルームに入るための鍵である「契約者の鍵」をもらう。<br />
いずれ自分達の力が必要になる、またお会いしましょうと言うイゴール、そこで夢は覚める。<br /><br />
4月9日。夜、部屋の外が騒がしくなって目を覚ますと、突然ゆかりが部屋に飛び込んでくる。<br />
「説明してる暇無いの。今すぐここから出るから！」<br />
ゆかりに連れられて屋上へと逃げるがそこに見たことも無い化け物が現れる。<br />
2人に迫ってくる化け物。ゆかりは拳銃を取り出すと自分の額に当てて引き金を引こうとするが、<br />
化け物の攻撃を受けて吹き飛ばされてしまう。弾き飛ばされた拳銃を拾った主人公は、<br />
ゆかりが行ったように、拳銃を自分の頭に当てる。その瞬間、主人公の脳裏に囚人服の<br />
少年の姿が浮かぶ。「さあ」主人公を促す少年。<br /><br />
少しのためらいの後、引き金を引く主人公。その瞬間、主人公の背後に不思議な人影が現れる。<br />
「オルフェウス」と名乗る人影。次の瞬間、オルフェウスの体を引き裂き、中からさらに<br />
別の人影が現れる。無数の棺桶を翼のように背負うその人影は、手にした剣で化け物を<br />
一閃するとオルフェウスの姿に戻るが、主人公は倒れてしまう。<br /><br /></dd>
<dt>88 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:18:57
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>主人公が目を覚ますとそこは病室。ベッドの傍らにはゆかりがいた。ゆかり曰く、<br />
何日も意識を失っていたらしい。<br />
ゆかりはいきなり主人公に謝る。主人公が意識を失っている間に、主人公の経歴を勝手に見てしまったらしい。<br />
幼い頃に両親を失い、居場所を転々と変えて生きてきた主人公。<br />
「私もね･･･同じなんだ」<br />
ゆかりも父親がいなかった。10年前にこの近くで大規模な爆発事故が発生し、それに巻き込まれて<br />
ゆかりの父親は死んでしまったらしい。<br /><br />
退院して寮に戻ると、美鶴とゆかり、さらに主人公は初めて顔を合わせる寮生、真田明彦と、<br />
学校の理事長である幾月修司の4人が待っていた。<br />
幾月は主人公に唐突に質問する。<br />
「もし1日が24時間じゃない、って言ったら、君は信じるかい？」<br /><br />
質問の意味が良く分からない主人公に幾月は説明する。<br />
この世界には「影時間」と呼ばれる時間が存在しており、影時間中は適正を持った人間しか行動できない。<br />
普通の人間は棺桶のようなオブジェへと変化する「象徴化」と呼ばれる現象を起こし、<br />
影時間中に起こったことは何一つ知らない。<br />
また、影時間には「シャドウ」と呼ばれる異形の化け物が出現し、適正者を襲って精神を喰らう。<br />
シャドウに精神を喰われた人は「影人間」と呼ばれる生気を失った廃人同然の存在になってしまう。<br /><br />
最近巷では「無気力症」と呼ばれる原因不明の病気が流行しているが、それらは全て影人間なのだという。<br />
シャドウを倒せるのは、適正者の中にまれに現れる、心の中に潜むもう1人の自分<br />
「ペルソナ」の力を扱えるペルソナ使いだけ。<br />
ゆかりが持っていた拳銃は「召喚器」と呼ばれているペルソナの召喚を助ける道具。召喚器で<br />
頭を撃ち抜くことで、ペルソナを安定して呼び出すことが出来るらしい。<br />
厳戸台分寮はペルソナ使いを集めるために造られた寮で、美鶴達はシャドウに対抗するペルソナ使いの部隊、<br />
「特別課外活動部」を結成して日々シャドウと戦っている。主人公がこの寮に入れられたのは、<br />
ペルソナ使いの素質があったからだった。力を貸してほしい、と言う美鶴の願いを承諾する主人公。<br />
こうして主人公は特別課外活動部の一員として戦うことになった。<br /><br /></dd>
<dt>89 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:20:16
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>4月19日、部屋で休んでいると、真田に呼ばれる。呼ばれるまま玄関に向かうと、そこには順平がいた。<br />
ペルソナ使いの適正が見つかり、入寮することになったらしい。<br />
ゆかり、主人公とは顔見知りであるのと、元々の明るい性格から順平はすぐに寮になじむ。<br />
20日の夜、幾月から「タルタロス」と呼ばれる場所の説明を受ける。タルタロスは<br />
シャドウの巣であるらしく、早速その場所に行くことに。<br /><br />
辿り着いたのは学校の校門前。そこで待っていると、影時間が始まる。<br />
その瞬間、校舎は激しく形を変え、いくつものビルがくっついたような、いびつで巨大な塔に変貌する。<br />
これがタルタロスなのだという。影時間が終われば校舎は元に戻る。何故学校がこのように変貌するのか、<br />
何故ここにシャドウが巣食っているのかは分からないらしいが、美鶴は<br />
何か隠しているような素振りを見せる。<br /><br />
「分からなきゃ調べればいい。それにここを本格的に探索するのは<br />
俺や美鶴にとっても初めてなんだ。どうだ、ワクワクするだろ？」<br />
と楽しげな真田だが、美鶴にたしなめられる。<br />
「明彦。意気込むのは勝手だが、探索はさせないぞ。」<br /><br />
真田は寮がシャドウに襲撃された際にアバラを折ってしまい、しばらく戦えないらしい。<br />
（実はシャドウが寮を襲ってきたのは、1人で町をウロウロしてた真田が襲われて、<br />
逃げたのを追ってきたからだったりする）<br /><br />
不満気な真田と、外から通信で必要な情報を伝えると言う美鶴を残し、3人で戦うことに。<br />
とりあえず、皆を指揮するリーダーが必要と言われ、主人公が抜擢される。<br />
自分がリーダーに選ばれなかったことに若干不満を口にする順平。<br />
さあ突入、というところで、主人公はタルタロスのエントランス脇に青い扉があるのを見つける。<br />
扉を開いて中に入ると、そこはベルベットルームだった。イゴールから<br />
ペルソナについての説明を受ける主人公。<br />
主人公はペルソナを付け替える能力を持っており（他のペルソナ使いは1種類のペルソナしか使えない）、<br />
イゴールの力でペルソナ同士を合体させれば、様々なペルソナを作り出すことが出来るらしい。<br />
外に出ると、ボーっとしてどうしたのか？と仲間達に問われる。扉は主人公にしか見えず、<br />
ベルベットルームの中にいる間は、仲間達には主人公はただぼんやりしているようにしか見えない。<br />
タルタロスに突入した主人公達は、シャドウを撃破しつつ内部を探索するが、あまりにも広大なのと<br />
初めてということもあり、早々に脱出する。<br />
この日以降、好きな日にタルタロスに挑戦できるようになるので、日中は学校、<br />
夜はタルタロスでシャドウと戦闘という、かなりハードな生活を送ることになる。<br /><br /></dd>
<dt>90 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:21:32
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>5月1日、真田が怪我の経過を診るため、1日だけ検査入院することになったので、2年生3人でお見舞いに行く。<br />
病室に入るとそこに居たのは真田ではなく、ニット帽を目深にかぶった恐そうな雰囲気の男だった。<br />
病室間違えたっけ、と思っていると真田が入ってくる。<br />
「…アキ、もういいか？ったく…いちいちテメェの遊びに付き合ってられっか」<br />
そう言い残すと男は病室から出て行く。<br />
真田曰く、今の男には知り合いに無気力症にかかった人間がいるから、詳しい話を聞くために<br />
呼び出したらしい。<br />
ゆかりはふと思いついたように真田に尋ねる。<br />
「そういえば先輩って、なんでボクシングを？」<br /><br />
その問いかけに対して真田は、別にボクシングに思い入れがあるわけではなく、素手の格闘技なら<br />
何でも良かったと答える。<br />
「昔、自分の無力さを思い知ったことがあってな…もう、ああいう後悔はしたくないんだ」<br />
そう言う真田の目はどこか悲しそうだった。<br /><br />
5月2日、眠っている主人公の元に囚人服の少年が現れる。<br />
少年は1週間後が満月であり、満月の時に試練がやってくると警告すると消えていく。<br />
5月9日、少年に言われた満月の日。影時間中、タルタロスの外部で、巨大なシャドウの反応が見つかる。<br />
反応があった場所は線路上に停車しているモノレールの中（影時間中は特殊な改良をしたもの以外<br />
全ての機械が止まる）。<br />
現場に急行した3人がモノレールに乗り込むと、ドアが閉まり、閉じ込められてしまう。<br />
シャドウが現れるが、3人には襲い掛からず、まるで誘うかのように先頭車両のほうに向かっていく。<br />
追うかどうか躊躇していると、順平が1人で追いかけていってしまう。慌てて追いかける主人公とゆかり。<br />
何両か先の車両で追いついたときには、順平はシャドウに取り囲まれていた。<br />
「くそっ…オレ1人だって！」<br /><br />
がむしゃらに戦う順平を援護しシャドウを倒すと、いきなりモノレールが動き出す。<br />
モノレール全体がシャドウに乗っ取られているらしい。このままでは前方に停車している他のモノレールに<br />
衝突してしまう。停車させるために先頭車両に行くと、そこには巨大なシャドウ「プリーステス」が待ち構えていた。<br />
普通のシャドウよりも遥かに強いプリーステスをなんとか撃破するも、モノレールの暴走は止まらない。<br />
もうだめか、とおもったその時、主人公は運転室に飛び込んでブレーキを作動させ、見事停車させる。<br />
シャドウの反応も全て消え、安堵した3人は寮へと帰る。<br /><br /><br /></dd>
<dt>91 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:23:06
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>5月23日、ようやく戦線に復帰することになった真田から、新たに見つかったペルソナ使いの話を聞かされる。<br />
2年Ｅ組の山岸風花。彼女に入部してもらおうと、既に召喚器も用意してみたものの、体が弱く学校も休みがちで、<br />
入部は無理、という結論に至ったらしい。<br /><br />
その数日後、学校内で奇妙な事件が起こる。<br />
生徒の1人が行方不明になり、次の日に意識不明の状態で校門前に倒れていたらしい。<br />
幽霊の仕業だと言う話で校内は持ちきりになる。<br />
幽霊とかそういった類の話が苦手なゆかりだったが、その事を順平にからかわれて怒り心頭に。<br />
幽霊なんて存在しないことを証明するため、調査を行うことになり、主人公もそれに巻き込まれてしまう。<br />
調査の結果、意識不明の状態で見つかったのは1人ではなく、全部で3人であったこと、<br />
その3人は皆素行が悪く、学校の最寄り駅であるポートアイランド駅のそばの不良の溜まり場に<br />
良く出入りしていたことが明らかになる。<br />
情報を得るために溜まり場に行く3人、しかし不良たちに囲まれてしまう。<br /><br />
ピンチの3人を助けたのは、以前真田のお見舞いに行ったときに病院で会ったニット帽の男だった。<br />
男の名は荒垣真次郎。溜まり場ではかなり有名な存在らしく、不良たちは逃げていく。<br />
3人のことを覚えていた荒垣は、色々と情報をくれる。<br />
溜まり場の不良たちの間では今回の騒ぎは風花の怨霊の仕業だと思われているらしい。<br />
風花は病気で休んでいるのではなく、1週間前から家に帰っておらず、行方がわからないのだと言う。<br /><br />
次の日、Ｅ組の担任である江古田に詳しい話を聞くために職員室に行くと、江古田の他に<br />
Ｅ組の生徒である森山夏紀がいた。<br />
「こんな事になるなんて…風花･･･」<br />
取り乱している夏紀に話を聞く。<br /><br />
夏紀は仲間と共に風花をいじめていた。ある日、夏紀たちは風花を体育館の倉庫に閉じ込めて帰ってしまった。<br />
気になった仲間の1人が深夜様子を見に行ったまま行方不明になり、次の日意識不明になって発見された。<br />
風花の姿は倉庫には無かった。<br />
その後探しに行った仲間達も皆意識不明で発見されたらしい。<br />
風花が病気で休んでいる、という話になっていたのは、教師としての評価が落ちることを恐れた江古田が<br />
事実を隠蔽していたからだった。<br /><br /></dd>
<dt>92 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:24:10
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>風花は学校内で影時間を迎えたため、そのままタルタロスに飲み込まれてしまったに違いない。<br />
夏紀の仲間たちは夜の学校に居た為にシャドウに目をつけられ、適性は無いものの影時間に引きずり込まれて<br />
精神を喰われてしまったようだ。<br />
仲間達同様シャドウに目を付けられている可能性がある夏紀は寮で保護し、救出するための策を先輩達と考える。<br />
風花が閉じ込められていた体育館倉庫に0時前に行き、そのまま影時間を迎えれば、<br />
風花が迷い込んだ場所の近くに行くことが出来るのではないか、という真田の提案に乗って、夜の学校に侵入する。<br />
何が起こるかわからないため、主人公、順平、真田の3人だけがタルタロスに入り、ゆかりと美鶴は入り口で待機することに。<br /><br /><br />
倉庫で影時間を迎える3人。気が付くと、主人公は1人で倒れていた。無理な方法でタルタロスに入ったせいか、<br />
気を失っていたらしい。<br />
2人を探そうとする主人公の前に、囚人服の少年がまた現れる。<br />
「急いだ方がいいよ…彼女が待ってる。今の君たちには、必要な人だ」<br />
少年は主人公に一方的に話すと、いつものように消えてしまう。<br /><br />
タルタロス内をさまよい、なんとか順平、真田と合流する主人公。すると3人の前に1人の少女が現れる。風花だった。<br />
なんとなくシャドウの位置がわかって逃げることが出来たので、今まで一度も襲われたことはなかったらしい。<br />
無事であったことを喜ぶ主人公達。何かあった時のために召喚器を風花に渡して、美鶴達の所に戻ることにする。<br />
道中、ふと空を見るとそこには不気味に輝く巨大な満月。<br />
モノレールにシャドウが現れたときも、寮が襲われた時も満月だった。嫌な予感がして急いで戻ると、<br />
美鶴達は2体の巨大なシャドウ「エンペラー」と「エンプレス」に襲われていた。<br /><br /></dd>
<dt>93 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:25:23
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>美鶴が捕らえられ、手を出せないでいると、そこに寮に置いて来た筈の夏紀が現れる。<br />
既にシャドウに目を付けられていた彼女は、半ば操られる形でここまで来てしまったらしい。<br />
夏紀に襲いかかろうとするシャドウ、風花は夏紀の側に駆け寄ると、召喚器を取り出して<br />
自分のこめかみに当て、引き金を引いた。その瞬間、風花のペルソナ「ルキア」が覚醒する。<br />
ルキアは戦う力は持たないものの、シャドウの性質や弱点を探知する力を持っており、<br />
その力で弱点を見抜いてエンペラーとエンプレスを倒す。<br />
ペルソナ能力を使うのが初めてだったせいか、倒れてしまう風花。<br />
夏紀は風花に向かって、ごめんね、ごめんねと泣きながら何度も謝り続ける。<br />
元々適正者ではないため、影時間が終われば夏紀の記憶の中から今夜の事は全て消えてしまう。<br />
風花に助けられたことも、全て。<br /><br />
4日後、意識を取り戻した風花を寮に呼び、改めて仲間に誘うと、風花は是非やらせてほしいと快諾する。<br />
今まで後方支援にあたっていた美鶴は、その役目を風花に継いでもらい、戦線に復帰する。<br />
仲間が増えたことを皆喜ぶが、ゆかりだけが複雑な表情を見せる。<br />
寮に入り、再び学校に通い始めた風花。クラスメイトから「ユーレイの子」と後ろ指をさされる風花に<br />
優しく声をかけたのは夏紀だった。<br />
今までの関係とはうって変わって、2人は親友になる。<br /><br /><br /></dd>
<dt>94 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:27:19
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>7月に入り、次の満月が近づくにつれ、影人間が増加していく。今までも満月が近づくにつれ影人間は増加し、<br />
満月を過ぎると減少していた。<br />
今回の影人間はさらに何故か男女2人組で発見されるらしい。<br />
7月7日。再び満月の日に巨大なシャドウの反応が現れる。<br />
風花がシャドウの位置を特定すると、そこは「白河通り」と呼ばれる場所だった。<br />
実はこの場所、ラブホテル街として有名な場所。<br />
影人間がカップルで見つかる理由が何となく判明する。<br /><br />
嫌な予感がするから今回は行くのをやめようとするゆかり、しかし順平に子供だとからかわれてカチンときたのか、<br />
無理矢理に出撃メンバーに加わってしまう。<br />
反応のあったラブホテルに侵入し、最上階の部屋に巣食っていたシャドウ「ハイエロファント」を倒す。<br />
しかしシャドウの反応は消えない。<br />
部屋の中を探索し、大きな鏡を見つける。鏡を覗き込んだ瞬間、主人公の視界は真っ白になり、意識が遠のいていく。<br /><br />
気付いた時、主人公はホテルの一室でベッドに腰掛けていた。<br />
シャワー室からは水音が聞こえる。<br />
ぼんやりとした頭の中に何者かの声が響いてくる。<br /><br />
享楽せよ･･･<br />
欲するまま束縛から解き放たれよ･･･<br />
今を享楽せよ･･･<br /><br />
謎の声の誘惑をひたすら拒絶し続けていると、だんだん意識がはっきりしてくる。<br />
その時、シャワー室のドアが開く。中から出てきたのは、タオルを一枚巻いただけの、<br />
あられもない姿のゆかりだった。<br />
「え？ちょ、いやぁーーーーーーーー！」<br /><br /></dd>
<dt>95 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:29:57
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>主人公の姿を見たゆかりは悲鳴をあげ、強烈なビンタをかます。<br />
どうやらシャドウの精神攻撃を受けて、2人とも理性を失っていたらしい。<br />
再び探索を開始し、残りの仲間と合流する。主人公達と同様に精神攻撃を受けていたらしい。<br /><br /><br />
※余談ですが、このラブホ侵入作戦、ゆかり以外のメンバーは自由に選択できます。<br />
残りのメンバーを美鶴と、順平か真田のどちらかにした場合、合流した時にそっちは大丈夫だったかと聞くと、<br />
「な、何も無い！」と動揺する美鶴の姿が見れます。<br />
一方、メンバーを順平と真田にして大丈夫だったかどうか聞くと、普段は温厚な真田が<br />
「あ？何もあるわけ無いだろ！」とものすごい勢いでキレます。<br />
･･･一体何があったんですか。<br /><br /><br />
とにかく気を取り直し、姿を見せないシャドウを探す。風花曰く、シャドウは結界を張って<br />
姿を隠しているらしい。探索していると、部屋に備え付けてある鏡の中に<br />
主人公達の姿が映らない鏡があるのを見つける。その鏡を割ると結界の力が薄れていく。<br />
ベッドの上に象徴化した棺桶が2つ並ぶシュールな光景を横目に見つつ鏡を割りまくっていく。<br />
全ての鏡を割ると、精神攻撃の元凶のシャドウ、「ラヴァーズ」が現れるので、これを撃破。<br />
シャドウの反応がようやく全て消滅する。<br /><br />
今回もよくやった、的なことを言って主人公をねぎらう先輩達。<br />
主人公ばかりが認められ、活躍することに嫉妬した順平はすっかり機嫌を損ねてしまい、<br />
1人でさっさと帰ってしまう。<br /><br /></dd>
<dt>96 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:30:46
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>とりあえず今日はここまで。</dd>
<dt><br />
</dt>
<dd>
<hr /></dd>
</dl></dd>
</dl><dl><dt>92 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/10/15(金)
16:59:51 ID:JlNmSWIN0</dt>
<dd>PS2のペルソナ3・ペルソナ3フェスの、各コミュニティの内容を教えてください！<br /><br /></dd>
<dt>93 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ３ コミュ詳細</strong></a>：2010/10/16(土)
20:40:26 ID:G9+3//Y90</dt>
<dd>0 愚者 特別課外活動部<br />
（ゲーム本編と連動）<br /><br />
I 魔術師 クラスメイト 友近健二<br />
年上が好きだと公言してはばからない健二。<br />
健二は主人公に、叶エミリという女教師が好きだと打ち明けられる。<br />
健二はついにエミリに告白、付き合うことになったが、<br />
実はエミリには婚約者がいたことが発覚。健二とは遊びだったらしい…。<br />
いつかエミリのような女性につり合うような男になると誓う健二だった。<br /><br />
II 女教皇 山岸風花<br />
風花から差し出された弁当は食すのにとても勇気が要るモノだった。<br />
意を決してそれを口に入れた主人公。見た目に違わぬすさまじい味だった。<br />
それから風花は料理修行をすることに。それを主人公は手伝った。<br />
ついに風花は普通の味のおにぎりを作ることに成功。主人公は風花を褒めた。<br />
そして風花は主人公に好きだと告白、恋人同士に。<br /><br />
III 女帝 桐条美鶴<br />
美鶴は図書室で主人公に身の上話をする。<br />
今、桐条グループは後継者問題で揉めているという。<br />
美鶴の父が死んだので、一人娘の美鶴が跡を継がなくてはならないらしい。<br />
実は美鶴には、二周りも年上の婚約者がいて、学園を卒業したらそいつと結婚するのだという。<br />
ある日の放課後、楽しくデートしている美鶴と主人公の前に、その婚約者の男が現れる。<br />
美鶴の意思もお構いなしに、美鶴を強引に連れて行こうとする男。<br />
美鶴はそれを拒絶し、自分は主人公と一緒にいたいと言った。<br />
婚約は破談になり、主人公と美鶴は恋人同士になった。<br /><br />
IV 皇帝 生徒会 小田桐秀利<br />
美鶴に頼まれて生徒会の手伝いをすることになった主人公は小田桐に出会う。<br />
生徒会副会長にして風紀委員の小田桐は、次期生徒会長の座を狙っていた。<br />
権力志向の小田桐は、校内で喫煙した犯人を見つけるべく奔走する。<br />
強引なやり方で犯人を挙げようとする小田桐は生徒たちに嫌われていった。<br />
だが主人公と話し合ううちに、自分のやり方が間違っていると気付いた小田桐は、<br />
態度を軟化させ、だんだんと生徒たちに好かれるようになっていった。<br /><br />
V 法王 古本屋の老夫婦 文吉爺さん・光子婆さん<br />
古本屋の老夫婦と仲良くなった主人公。<br />
２人には学園で教師を務めていた息子がいたが、死んでしまったとのこと。<br />
そして、学園の中庭に植わっている柿の木には、息子の思い出が詰まっているらしい。<br />
ある日、新校舎を建てるため、柿の木を切り倒すという話が持ち上がる。<br />
老夫婦は悩んだ末、柿の木を切って欲しいとの手紙を学園に送った。<br />
新校舎が出来れば、新しい思い出が生まれるだろう。それなら、柿の木を切ってもよい、と。<br />
柿の木がなくなっても、息子の思い出は消えはしないのだ。<br /><br /><br /></dd>
<dt>94 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ３ コミュ詳細</strong></a>：2010/10/16(土)
20:41:15 ID:G9+3//Y90</dt>
<dd>VI 恋人 岳羽ゆかり<br />
幼い頃に父親を亡くしたゆかり。<br />
ゆかりの母親は、父親の死後、男をとっかえひっかえしていた。<br />
そんな男に依存した母親の生き方にゆかりは否定的。ゆかりと母親の間には深い溝が出来ていた。<br />
主人公とのデートのとき、ゆかりは自分は男に頼らずに生きていくと突っ張った態度を取る。<br />
だが主人公と付き合ううちに、ゆかりの心境は変化していく。<br />
主人公と恋人同士になった後、ゆかりは母親と和解した。<br /><br />
VII 戦車 運動部 宮本一志<br />
運動部(陸上or水泳or剣道)に入部した主人公は、宮本にライバルとして認められるようになる。<br />
ある日、主人公は、宮本が膝を壊していることを知るが、<br />
宮本から皆に言わないようにと口止めされる。<br />
宮本は、病弱の甥を元気付けるため、無理をして練習するのだった。<br />
だがついに限界が来た。甥の励ましもあり、宮本は膝を治すためリハビリに通うことになった。<br /><br />
VIII 剛毅 女子マネージャー 西脇結子 <br />
運動部で活動するうちに、結子と仲良くなった主人公。<br />
ある日、下校途中で結子の知り合いの子供たちに出会う。<br />
子供たちは、今度徒競走で勝負するので、コーチになってほしいと結子に依頼する。<br />
コーチを引き受けた結子は、子供たちを特訓し、勝利に導いた。<br />
将来はトレーナーなるという夢を持った結子だった。<br /><br />
IX 隠者 インターネット Ｙ子<br />
順平がくれたネットゲームのソフトを、休日に主人公は起動し、アクセスしてみる。<br />
と、Ｙ子というハンドルの女性が気さくに話しかけてくる。<br />
ハンドルの無い主人公に、勝手に「Ｎ島」というハンドルをつけるＹ子。<br />
（初代（旧約）女神転生の主人公＆ヒロイン、中島＆弓子にちなんでいる）<br />
顔が見えないからか、Ｙ子は自分のことをどんどん主人公に話してしまう。<br />
Ｙ子はどうやら学園の教師で、しかも主人公が気になるらしい。<br />
時は過ぎ、過疎っていたそのネトゲはついにサービス停止になってしまう。<br />
最後の日、Ｙ子は「すき」という絵文字を残して去って行った。<br />
（後日談にて、Ｙ子の正体は主人公の担任教師、鳥海いさ子だと判明。<br />
また、Ｎ島の正体が主人公だと知った鳥海は大いに焦るのだった）<br /><br />
X 運命 文化部 平賀慶介<br />
文化部（写真or吹奏楽or美術）に入部した主人公を歓迎する平賀。<br />
ある日、主人公は進路のことで悩んでいる平賀の相談に乗ることに。<br />
平賀の家は代々医者の家系で、平賀の親は跡を継ぐことを望んでいるらしい。<br />
だが、平賀は芸術の道に進みたいと思っていた。<br />
平賀は自分の作品をコンクールに応募し、優勝は逃したが、審査員特別賞を受賞する。<br />
精一杯やって満足した平賀は部活を辞めて医者になることを決意した。<br /><br /><br /></dd>
<dt>95 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ３ コミュ詳細</strong></a>：2010/10/16(土)
20:43:56 ID:G9+3//Y90</dt>
<dd>XI 正義 生徒会会計 伏見千尋<br />
主人公は生徒会の手伝いをすることになり、千尋と出会う。<br />
１年生の千尋は薄幸である。<br />
夢見がちな文学少女だが、母子家庭のため欲しい本もろくに買えないらしい。<br />
そんなある日、千尋は教材費横領の疑いをかけられてしまう。<br />
だが、主人公や美鶴の助けもあり、千尋の疑いは晴れた。<br /><br />
XII 刑死者 神社の女の子 舞子<br />
神社で１人寂しく遊んでいた小学生の女の子、舞子と出会った主人公。<br />
舞子は離婚するという両親のことについて悩んでいた。<br />
ろくでもない父親について行き転校を免れるか、<br />
それとも、転校してでも母親について行くべきか。<br />
散々悩んだ挙句、舞子は母親について行くことに決め、引っ越していった。<br /><br />
XIII 死神 謎の少年 ファルロス（ゲーム本編と連動）<br />
６月の影時間、主人公の部屋に突然現れるファルロス。<br />
友達になって欲しいと言うファルロスに、主人公はうなずく。<br />
ファルロスはまた来ると言って去っていった。<br />
それから度々ファルロスは主人公の元を訪れ、謎めいたことを言っては去っていく。<br />
ついに最後の夜。１１月、さよならと言ってファルロスは消えた。<br />
そして、主人公のクラスに望月綾時が転校してくる――。<br /><br />
XIV 節制 同好会の留学生 ベベ<br />
フランスからの留学生で、大の日本好きなベベ。<br />
主人公はベベが会長を務めるファッション同好会に参加することになる。<br />
ある日のこと。ベベの叔父がらフランスに帰れとの厳命が下ったという話を聞く。<br />
だが、自分はまだ日本にいたいとベベは嘆く。<br />
ベベは、叔父に日本の良さをわかってもらおうと、着物を作ることになった。<br />
主人公も協力し、着物が完成。ベベは着物を持ってフランスに帰った。<br /><br />
XV 悪魔 テレビ通販社長 たなか<br />
休日にやっている、人気のテレビショッピング番組「時価ネットたなか」でおなじみのたなか社長。<br />
彼は何故かアーケード街or駅前に出没し、主人公に自慢話をしては去って行く。<br />
ある日のこと、たなか社長は募金の勧誘をされたことを主人公に話す。<br />
そして数日後。結局彼は、身寄りの無い子供たちのために募金をすることに決めたらしい。<br />
若い頃に苦労した人は、自分のように大成するだろうから、先行投資のつもりで募金するのだという。<br />
こんな考えに至ったのも、主人公に出会ったからだ、と彼は言う。<br /><br />
XVI 塔 型破りな僧侶 無達<br />
主人公はクラブで夜遊びをしている無達と知り合う。飲んだくれた無達は主人公に説法をする。<br />
ある日、泥酔した無達は主人公を息子だと勘違いし、叱ってしまう。<br />
実は無達には妻と息子がいたが、家を出て行ったらしい。<br />
１人で寂しいのでクラブに通っているという。<br />
それは逃げではないのかと指摘する主人公。無達は現実と向き合う決意をする。<br />
無達は妻子を探し、会いに行くことになった。<br /><br /><br /></dd>
<dt>96 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ３ コミュ詳細</strong></a>：2010/10/16(土)
20:47:06 ID:G9+3//Y90</dt>
<dd>XVII 星 他校のエース 早瀬護<br />
主人公が参加した運動部の夏の大会でぶっちぎりで優勝した早瀬。<br />
そして秋、駅前でランニングをしている早瀬と知り合いになった主人公。<br />
早瀬は主人公をラーメン屋へと誘う。実は、駅前商店街では、早瀬の飲み食いはタダなのだという。<br />
それだけ多くの人々から、早瀬の将来は期待されているのだ。<br />
だが、早瀬は父親を亡くし、母親も病気で、競技を辞めて働かなければならないという。<br />
そんな自分の運命を呪う早瀬だったが、主人公と話すうちに恨みは消え、前向きになった。<br /><br />
XVIII 月 グルメキング 末光望美<br />
アーケード街に出没するデブの学園生徒、末光。彼は人々からグルメキングと呼ばれている。<br />
主人公はどこぞで入手した珍しい食べ物を末光に献上し、彼にグルメフレンドと認められた。<br />
ある日、主人公は末光には死に別れた双子の弟がいたことを知る。<br />
弟はスリムでカッコ良く、両親は弟の方をより可愛がっていたという。<br />
末光は弟にコンプレックスを持っていて、そのストレスで食べ過ぎてしまうらしい。<br />
主人公に説得され、末光は変わった。<br />
どんなに努力しても自分は弟にはなれない。だから自分なりに得意分野で頑張ろう、と。<br />
末光は、将来はフードライターになることを決意した。<br />
（後日談にて、フードライターとして成功していることがわかる）<br /><br />
XIX 太陽 余命いくばくも無い青年 神木秋成<br />
神木が落とした万年筆を拾って届けたのがきっかけで、主人公は神木と話をするようになる。<br />
神木は高度に詩的な（悪く言えば電波な）ことを言う青年だった。<br />
病気でもうすぐ死んでしまうという神木は、自分が生きた意味を探しているらしい。<br />
主人公と話すうちに、神木はそれを見つける。生きた意味とは、死んだ後に明かされる、ということを。<br />
ある日、神木は、主人公にお祝いして欲しいと嬉しそうに言う。<br />
形見のノートを主人公に渡すと、突然神木の姿は消えた。<br />
（このとき既に死んでいたらしいことが後日談で語られる）<br /><br />
XX 審判 ニュクス討伐隊<br />
（ゲーム本編と連動。１月～ラスボス攻略直前まで）<br /><br />
XX 永劫 アイギス （フェスのみ）<br />
１月以降、人間味の増したアイギスと主人公は一緒に下校するようになる。<br />
ある日、飼い猫がいなくなって困っているお婆ちゃんと出会う。<br />
主人公とアイギスは猫を探してお婆ちゃんの元へ連れて行った。<br />
一人ぼっちのお婆ちゃんは、猫がいない間寂しかったと言う。<br />
それを聞いたアイギスは、生きる喜びとは誰かと触れ合えることだと悟った。<br />
だが、機械の身体である自分は人間にはなれない。触れ合いなど許されない。<br />
それでもいいと割り切ったアイギスは、主人公に好きだと告白し、主人公はそれを受け入れた。<br /><br />
XXI 世界（ユニバース）<br />
（コミュではないがアルカナの一つとして入れておく。ラスボスを倒す直前にイベントで入手する）<br /><br /><br /></dd>
</dl>
<dl class="thread"><dt><strong>ペルソナ3、ペルソナ３フェス</strong></dt>
</dl><p>・1レス要約版(ペルソナ3)：要約スレpart2-219</p>
<p>・ざっとしたあらすじ(ペルソナ3、ペルソナ３フェス)：part43-174～180</p>
<p>・後日談(ペルソナ３フェス)：part37-303,330,339,377,391,396,403,438,439,458～462</p>
<p>・ペルソナ3ポータブルで追加された女主人公編の変更点：part49-173,174,204,207</p>
<p>part23-472（途中まで）</p>
<p>part31-86~96（途中まで）</p>
<p>・各コミュニティの詳細：part54-92～96</p>
<hr width="100%" size="2" /><dl><dt>219 ：<font color="#008000"><b><a href="mailto:sage">ペルソナ3</a></b></font>：2006/07/27(木) 03:53:14 ID:uJ27qJri</dt>
<dd>なんか眠れないので専門用語わからなくても理解できるようにストーリーをまとめてみた<br /><br />
一日と一日の間にあるという「影時間」。<br />
通常人々の記憶には残らないこの時間に適応した主人公達「特別課外活動部」の面々は<br />
影時間にのみ現れ人を襲う「シャドウ」という怪物を討伐し人々を守ろうとする。<br />
そんな中、満月の夜に出没する大型シャドウが影時間の元凶であり、<br />
この大型シャドウをすべて倒せば影時間はなくなるという情報を入手する。<br />
以後主人公達は満月の夜が来る度に大型シャドウを退治していくことになる。<br />
しかしこの情報は特別課外活動部の顧問である幾月の嘘。<br />
倒されていった大型シャドウ達は主人公の中に封じられていたシャドウ「デス」に吸収され<br />
最後にはデスを復活させてしまう。<br />
デスの復活＝世界滅亡の確約であり今さらデスを倒しても滅びは止められない。<br />
それでも諦めず世界に滅びをもたらすという「ニュクス」という存在と戦うことを決意する。<br />
（もう全部忘れて滅びまでの時間を平和に過ごそう的なエンドも有り）<br />
デス＝望月の情報からニュクスの出現する時間と場所を教えられていた面々は<br />
そこでニュクスの一部となったデスと戦い倒すが後から巨大なニュクス本体が出現し窮地に。<br />
しかしデスを宿していたことで特殊な能力を得ていた主人公は今まで築いてきた人々との絆から<br />
ニュクスを封印する力を授かり逆転勝ち。ついでに影時間もなくなる。<br />
しかし影時間消滅＝影時間にまつわる記憶消滅なのでみんな全てを忘れて日常へと帰って行く。<br />
そして迎える卒業式、元特別課外活動部員達は唐突にすべての記憶を思い出して終わり。<br /><br />
ちなみにラストで主人公が死んだみたいな表現があるが（ニュクス封印時に全HP消費、<br />
エンディングの数日前から体調不良で最後に目を閉じる、エンディング曲の歌詞など）<br />
ぶっちゃけどちらとも取れる終わり方。<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
<dt>174 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:19:03 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>途中で止まってるっぽいのでペルソナ3FESのあらすじ投下します<br />
wikiにあるやつほど細かくないけど、ざっとしたあらすじってことで<br />
4月／魔術師<br />
月光館学園に転校してきた主人公。寮でシャドウと呼ばれる巨大な化け物に襲われた<br />
際、ペルソナ能力に目覚めます。しかもそれは、「ワイルド」という特殊なモノのよう<br />
でした。これにより、同じ寮内に住む生徒たちで構成された「特別課外活動部<br />
（SEES)」に入部するよう強制されます。（どの選択肢を選んでも入部確定）<br />
その後は徐々にメンバーも増え、「タルタロス」と呼ばれる巨大な自動生成<br />
ダンジョンへ挑むことになります。高校生として学校に通い普通の部活に参加し<br />
クラスメイトや街の人たちと交流を深めつつ、深夜にはシャドウをしばきながら<br />
不思議なダンジョンを駆け上がる生活がスタートします。<br /><br />
5月／女教皇<br />
モノレールに巨大なシャドウが現れます。先輩（女帝）のサポートのもと、<br />
主人公は仲間達とモノレールに乗り込み、これを撃破します。<br /><br />
6月／女帝・皇帝<br />
行方不明の女生徒を探します。タルタロス内に閉じこめられているので助けます。<br />
その時、またあの大きなシャドウが襲ってきました。助けた女生徒の力を借りて<br />
撃破します。女生徒はサポート役として仲間になります。<br /><br />
7月／教皇・恋愛<br />
これまでのことから、大きなシャドウは満月になると現れるようです。そしてその<br />
大きなシャドウを倒して数日すると、タルタロスの上部階層へいけるようになる<br />
ようです。<br />
しかし、なぜこんなことになっているのでしょう？すべての原因は、10年前の事故<br />
にあるといいます。10年前にシャドウを大量に集めて何かの研究をしていたという<br />
先輩（女帝）の祖父。実験は失敗し、シャドウは12に分かれて散っていったそうです。<br />
つまり、その12のシャドウすべてを撃破すれば万事解決する、と。<br />
……個人的には微妙にうさんくさいんですがさっくり信じる高校生。ラブホテルに<br />
出現したシャドウを倒します。このあたりから、「復讐代行サイト」なるものの存在<br />
がちらほらと顔見せします。<br /><br />
8月／戦車・正義<br />
自分の父親が10年前の事故を引き起こしたと知らされ、ショックで逆ギレするクラス<br />
メイト（回復役）をなだめたり、クラスメイト（物理馬鹿）が現場でのリーダーを<br />
務める主人公に嫉妬丸出しで刺々しくあたるのを適当にいなしたりしつつ次の<br />
シャドウを倒します。廃棄された地下施設の奥でシャドウを倒して戻ろうとすると、<br />
ストレガと名乗る主人公達とは別のペルソナ使い達に閉じこめられてしまいます。<br />
まあそれは先輩（女帝）の財力でどうにでもなるんですがね！<br />
あ、忘れてましたが7月下旬ごろにヒロインのロボ子さんが仲間になってます。<br />
ロボ子さんはシャドウを倒すために作られた汎用人型決戦兵器であります。<br />
何故か主人公についてまわります。<br /><br /></dd>
<dt>175 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:19:53 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>9月／隠者<br />
8月下旬に仲間になった小学生（暗黒ショタ）のことを以前から知っているらしい<br />
先輩（タルンダ）。ずっと誘いを掛けていたのに断られていた別の先輩（不良番長）<br />
に話すと、彼が仲間になります。小学生（暗黒ショタ）は何か別の目的がある<br />
らしく、なかなか他の仲間と馴染んでくれません。<br />
それはそれとしてクラブの地下に現れたシャドウを滅します。<br />
しかしこの時、クラスメイト（物理馬鹿）が例のペルソナ使い達の一人に<br />
とっつかまっていました。<br />
クラスメイト（物理馬鹿）は、相手がストレガの一人だとは知らず自分たちのこと<br />
をあれこれしゃべり倒していたのです。彼女（ストレガのサポート役）はこの<br />
うっかり馬鹿（クラスメイト）を利用して主人公達の行動を阻害しようとしますが、<br />
逆にとっ捕まって病院送りになります。<br />
ストレガの目的は何か、タルタロスや影時間をなくすために動いている主人公達を<br />
阻害しようとする理由は？必要なことを聞き出そうにも、もともとメンヘラ入ってる<br />
彼女（サポート役）からは有用な証言は得られません。責任を感じた、つーより<br />
単純に彼女に惚れたうっかり馬鹿（クラスメイト）は、そんな彼女の元へ毎日の<br />
ようにお見舞いに行くことになります。<br /><br />
10月／運命・剛毅<br />
文化祭が台風で流れたりやっとペルソナの3身合体以上の合体が解禁されたり<br />
クラスメイト（物理馬鹿）とストレガの彼女（サポート役）とのフラグを立てたり<br />
へし折ったり（FES限定？）しつつ駅前商店街に現れたシャドウをブッ潰します。<br />
すると今度は小学生（暗黒ショタ）と先輩（不良番長）の姿が見えません。<br />
同じ頃、ショタは先輩（不良番長）に武器を突きつけていました。<br />
「母さんのかたき！あんたが母さんを殺したんだ！」<br />
話は数年前に遡ります。何年前かは忘れました。その当時、特別課外活動部（SEES)<br />
は先輩達（女帝・タルンダ・不良番長）の3人だけでした。あるとき、不良番長の<br />
ペルソナが暴走、暗黒ショタの母親を殺害してしまいます。現場を目撃していた<br />
ショタは、自分にペルソナ能力が目覚めたことで、母親を殺された復讐をしようと<br />
考えていたのでした。不良番長はすべて悟った上で、彼の手にかかることを望みます。<br />
ところがここで、空気読まないストレガのリーダー（半裸）が何の脈略もなく現れて、<br />
二人を殺そうとします。不良番長はショタをかばい、凶弾に斃れました。<br />
思いも寄らぬ仲間の死に動揺する一同。悲しみを乗り越えて、最後の大型シャドウ<br />
に臨みます。<br /><br /></dd>
<dt>176 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:20:45 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>11月／刑死者<br />
ストレガの全力の妨害をはねのけ、最後のシャドウを打ち倒します。これで12の<br />
シャドウすべてが倒されました。これですべてが終わったかに見えました。<br />
が、当たり前ですがそうは問屋が卸さない。影時間はなくならないどころか、<br />
タルタロスからは不気味な鐘の音が響いてきます。タルタロスと寮のある場所は<br />
大マップでも端と端にあるのによく聞こえるよなとか考えてはいけません。<br />
慌ててタルタロスに駆けつけると、かつての研究者であり学園の理事長をしている<br />
駄洒落スキーが、ロボ子のリモコン片手に高笑いしています。どうやら12の<br />
シャドウを倒せばいいというのは駄洒落スキーの嘘だったようで、これで予言に<br />
ある王が現れる、自分は闇の王子になるのだとかなんとか寝言は寝て言え的電波を<br />
吐かれます。主人公達は生け贄として殺されそうになるものの、あわやという<br />
ところで正気を取り戻したロボ子その他（犬とか）に助けられ、追いつめられた<br />
駄洒落スキーは先輩（女帝）の父親を銃で撃ち撃たれて相打ちとなります。<br />
どいつもこいつも銃刀法違反にもほどがある。<br />
信頼していた大人に裏切られ、途方に暮れる一同。これからどうすればいいのか、<br />
どうすれば影時間やタルタロスを無くすことができるのか。<br />
さらには他の仲間に見つかったストレガのサポート役が病院を抜け出し、再び<br />
主人公達に襲い掛かります。しかし倒すことはできず、やっぱり空気読んでない<br />
ストレガリーダー（未だに半裸）に撃たれたクラスメイト（物理馬鹿）を蘇生<br />
させて死亡します。<br />
まあそれはさておいて、主人公のクラスに転校生がやってきます。<br />
あっという間にクラスにとけ込み、主人公達とも仲良くなります。<br />
しかし一人だけ、ロボ子は彼に激しい敵意を向けます。<br />
対シャドウ戦闘用に造られた彼女がこうも激しい敵意を見せる理由とは……<br /><br /></dd>
<dt>177 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:22:26 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>12月／死神<br />
すべての記憶を取り戻したロボ子は、一人転校生の前に立ちふさがります。<br />
彼女が語る10年前の事故、そこに隠されたもう一つの真実とは。<br />
10年前、実験の最中に生まれた13番目にして最強のシャドウ。彼女はそれに<br />
戦いを挑みますが、勝てないことを察して現場に居合わせた少年の身のうち深くに<br />
封じます。この少年こそ、幼い日の主人公です。彼はいままで主人公とともにあり、<br />
これまで倒した12のシャドウすべてと融合し、肉体を得て主人公から分離したのです。<br />
それが、転校生の正体でした。再び戦いを挑むも、返り討ちにされるロボ子。<br />
彼女の所持スキルは物理攻撃と補助ばかりですので、相手は物理反射持ち<br />
なのでしょうね。<br />
さらに自分の正体を知った転校生から、自分が現れたことで、世界が滅びると<br />
聞かされる一同。すべてのシャドウの母であり、この星の生き物たちに「死」<br />
をもたらした存在が降臨するというのです。「来年の春が訪れることはない。<br />
その前に、世界は滅ぶ」もはや避けられないことだと断言する転校生。<br />
予想だにしなかった驚愕の事実に、取り乱すSEESメンバー。<br />
ここで、転校生は一同に二つの道を示します。<br />
一つは、自分を殺すこと。死をもたらす存在「ニュクス」の分身であり呼び子である<br />
自分が消えれば、滅びまでの時間を僅か延ばすことができる。そうすれば影時間に<br />
関するすべての記憶を失い、心安良かに最後の時を迎えられる。<br />
一つは、自分を殺さず、降臨する「死」を倒すこと。<br />
だが勝てる見込みは万に一つもない。苦しみ抜いて死ぬだけだ、と。<br />
どちらの道をとるかで、エンディングが分岐します（といっても二つだけ）<br />
転校生を殺すとバッドエンド。卒業式の日まで日付が飛び、式の途中で自分たちの<br />
将来についてクラスメイト達と話し、その後カラオケに行ったらしい彼らの<br />
ムービーが表示されてスタッフロール。動画サイトで一度見たっきりなのでよく<br />
覚えてないです。<br />
転校生を殺さず、今のままを続けるとグッドエンド。タイムリミットは1月末だと<br />
告げて、転校生は消滅します。<br /><br /></dd>
<dt>178 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:23:18 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>1月／宇宙<br />
タルタロスの最上階層が解放され、屋上付近まで登るとやっぱり生きていたストレガ<br />
二人がまたしても妨害しにくるので今度こそ倒します。ちなみにストレガのリーダー<br />
は真冬でも半裸です。さらにペルソナの弱点を補う装備をしていると、ストレガの<br />
爆弾係に「弱点の一つくらい背負わんかい！」と逆ギレされます。だが断る。<br />
最上階ではついにニュクスを迎え撃ちます。しかしHPを0にしても倒すことは<br />
できず、一同の顔に絶望が浮かびます。<br />
打つ手なしかと思われたとき、主人公の心に語りかける声が聞こえます。<br />
ベルベットルームのあるじ、イゴールです。主人公がこれまで築いてきた人々との<br />
絆、コミュニティの力を結集することで「ユニバース」のペルソナを得た主人公。<br />
単身、ニュクスとの最終決戦にいどみます。<br />
仲間達の声援をうけ、HPすべてを消費して「大いなる封印」を実行する主人公。<br />
「奇跡は為った」という転校生の言葉とともに、いずこかへ消えるニュクス。<br />
タルタロスも消滅し、影時間は消えました。それは、影時間で起きたことすべてを<br />
忘れることでもありました……<br />
あと全くの蛇足ですが、FESでは条件を満たしているとストレガサポート役が<br />
ペルソナ能力を失った全くの一般人として蘇生します。<br /><br />
3月／‐<br />
体調のすぐれない主人公は、卒業式の日だというのにロボ子と学校の屋上にいました。<br />
それは最後の戦いの前、「すべてが終わったら街が見渡せる場所に集まろう」という<br />
みんなとの約束を果たすためでした。そして式の最中に、すべてを思い出す先輩達と<br />
クラスメイト達。全員で（いつの間にかショタと犬も合流済）屋上に向かうと、<br />
ロボ子とその膝の上で静かに眠りについた主人公がいました。<br />
すべてを思い出した一同に、ロボ子がほほえみかけます。<br />
おわり。<br /><br /></dd>
<dt>179 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:24:09 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>以下ネタバレ込みキャラ説明。<br />
キャラクター名：文中の表記<br />
主人公（デフォルト名なし）：主人公<br />
10年前に両親をなくし、ついでにその身のうちに13番目のシャドウを封じられた。<br />
ワイルドの能力を得たのはその影響だと思われる。ED後に死亡。<br />
※本編中ではその生死ははっきりしないが（一応それを匂わす描写はいくつか<br />
散見できる）後日談でははっきりきっぱりくっきり死んだと断言されている。不憫。<br />
岳羽ゆかり：クラスメイト（回復役）<br />
10年前の事故で父を亡くし、母と離別。父の死の真相を知るため学園に転入。<br />
命をかけて実験を止めようとしていた父の真実を知る。<br />
一応学園アイドル的存在、らしい……<br />
伊織順平：クラスメイト（物理馬鹿）うっかり馬鹿<br />
普段はお調子者のムードメーカー。「空気詠み人知らず」「お手上げ侍」などなど<br />
数々の名（迷）言を放つ。序盤は主人公に嫉妬心全開で絡んでくるためプレイヤーの<br />
心証は良くないが、FESでは恋人のチドリが復活し、後日談では株を上げるなど、<br />
わりと勝ち組。<br />
山岸風花：女生徒（サポート役）<br />
気弱な性格ゆえ同じクラスの女生徒たちからいじめられていたが、SEESメンバー加入<br />
のきっかけとなった事件を経て逆に親友になる。その後、親友は家の事情で転校する<br />
ことになるが、離れていても心で繋がっていると信じる。<br />
アイギス：ロボ子<br />
シャドウを滅するために造られた機械乙女にしてヒロイン。<br />
シャドウはペルソナ使いでなければ倒せないため、人工的に心を植え付けられた兵器。<br />
しかし13番目のシャドウを倒すことができず、彼女は自分の存在意義を見失う。<br />
それでも「生きたい」と願い、主人公の側にいたいと想う彼女の心は、<br />
人のそれと何ら変わらないものなのだろう。<br />
桐条美鶴：先輩（女帝）<br />
桐条グループの後継にして一人娘。<br />
月光館学園も桐条グループによって運営されている。<br />
特別課外活動部部長。10年前の事故によってもたらされた事態の収拾にあたる父の<br />
助けに為らんとペルソナ能力に目覚めた。父の死によってその意義を見失うも、<br />
ゆかりの励ましによって立ち直る。<br />
真田明彦：先輩（タルンダ）<br />
ボクシング部エースでありSEES初期メンバーの一人。過去に妹を火事でなくした<br />
経験から、強くなりたいと願う。かなり天然。荒垣とは幼なじみ。タルンダばっか<br />
使ってんじゃねぇ。<br />
荒垣真次郎：先輩（不良番長）<br />
過去にペルソナの暴走で人を殺めて以来、クスリでペルソナ能力を無理矢理<br />
抑えている。そのため余命幾ばくもない。見た目は怖いが動物やかわいいものが<br />
大好きでしかも料理上手。天田の目的を察しつつ、彼を守るために一度は去った特別<br />
課外活動部へ復帰する。だが、彼は天田をかばいストレガの半裸に射殺される。不憫。<br /><br /></dd>
<dt>180 ：<a href="mailto:sage"><strong>PERSONA3FES</strong></a>：2008/12/26(金)
01:24:41 ID:xFi/9vLb0</dt>
<dd>天田乾：小学生（暗黒ショタ）<br />
まだ小さい頃に両親が離婚し母が死亡したためか、妙に大人びた言動をとる背伸び<br />
したがりな子供。荒垣が自分を庇って死んだ後は、彼や母親の分まで生きることを<br />
決意する。<br />
コロマル：犬<br />
飼い主だった神社の神主がシャドウに殺され、そのかたきを討った忠犬。<br />
ストーリーにはあんま絡まないッスね。<br />
タカヤ：ストレガリーダー（半裸）<br />
年中半裸。空気読まない。この人ほんとにカリスマ持ちなのか。<br />
ジン：ストレガ爆弾係<br />
額の後退度合いが危険な眼鏡。「復讐代行サイト」管理人。<br />
チドリ：ストレガサポート役<br />
風花を上回るサーチ能力を誇り、さらに戦闘時にはオートリジュネがかかるが<br />
精神面はかなり不安定。ゴスロリな衣装は派手だが性格は地味。<br />
※ストレガはシャドウやペルソナ研究の中で人工的にペルソナ能力を与えられた<br />
子供たちであり、彼等はその生き残り。人為的に目覚めさせられたゆえか、<br />
彼等は常にクスリで能力を制御させなくてはすぐにペルソナが暴走してしまう。<br />
幾月修司：駄洒落スキー<br />
月光館学園理事長であり特別課外活動部顧問。駄洒落好きでたびたび場を凍らせる。<br />
どうみてもまるでダメなオッサンだが、かつてはシャドウ研究の主任研究員の1人で<br />
あり、「預言書」にある「王」とやらを呼び出して「闇の王子」になることを<br />
目論んでいた、らしい。<br />
望月綾時：転校生<br />
人なつっこい性格で即座に周囲に馴染むが正直そのマフラーはどうだろう。金持ちの<br />
坊ちゃんというふれこみで学園中の女子の人気を集めるが、その正体は実体化した<br />
「死」であり、主人公の中に封じられていた13番目のシャドウ。ゲーム内で<br />
はっきりと明示されることはないが、彼の前身は時折主人公の前に現れては謎の言葉<br />
を残して消える囚人服姿の少年「ファルロス」だと思われる。その名の意味を<br />
ググってはならない。<br /><br />
主要なイベントはだいたいこれで全部かな……これでもコミュイベント全部<br />
ばっさりカットしてるし本筋のイベント自体かなり省略してるんだけど<br />
（伊織順平アワーとか屋久島ナンパ作戦とか露天風呂で処刑とか寿司ネタを確保する<br />
アイギスとか理事長の華麗なる音声編集能力とか）<br />
※便宜上イベントを各月ごとにわけて書き出してみましたが、<br />
実際には前の月の下旬頃に発生するイベントだったりと、<br />
ゲーム内での日付とは異なる場合がありますのであしからずご了承ください。<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
<dt>303 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/19(水)
18:23:57 ID:WI1uJlZB0</dt>
<dd>3月31日。<br />
巌戸台分寮に風花、美鶴、天田、伊織、コロマルとアイギスが集まっていた。<br />
巌戸台分寮はSEES（特別課外活動部という部活動の体裁をとっていて、その略称）のためにあった寮であり、<br />
戦いが終わった今となっては不必要なので閉鎖するから最後を惜しんでのことだ。<br />
そんな日なのにゆかりや真田のように来ないものがいたりと、SEESはどこかぎくしゃくしていた。<br />
原因は明らかに主人公（ペルソナ3の主人公：デフォルト名がないのでこう表記します）のことであり、<br />
卒業式の日に死因不明で死んでしまったのだが、そのことを気にしすぎて湿っぽくなりそうなのをそれぞれが<br />
空元気で避けていた。<br />
夕食を共にとっていつしか日付変わる頃になり、今はもう影時間はなくなっているのにどうしても影時間を<br />
意識してしまうSEES一同。<br />
やはり何もなかったのだが、しかし変な感じはした。<br />
外を見ても影時間ではないのだが、テレビのニュースキャスターは「日付が変わって3月31日」などと言ったり<br />
携帯の表示も3月31日だったりで何かがおかしい。<br />
ともあれ翌日からラボに戻ることにしているアイギスは自室に戻ったのだが、主人公が死んでしばらくしてから<br />
眠れなくなっていた。<br />
その日もやはり眠れず、ふと見上げてみれば部屋の中に青い蝶が飛んでいる。<br />
蝶がアイギスの手元にとまった瞬間、大きな揺れがあり、風花が部屋に飛び込んできてみんなを助けてと言った。<br />
ラウンジに戻ってみれば、ダイニングテーブルの下からアイギスと同系のような姿があり、SEESのみんなを<br />
襲っている。<br />
謎の侵入者は自分はメティスだと名乗り、アイギスを守るために来たといい、SEESのみんながアイギスを危険に<br />
さらす存在だから排除するといって襲おうとした。<br />
そんなことはさせられないからアイギスが応戦すれば、どこかアイギスを倒すのにためらっていたもののメティスは<br />
オルギアモードを発動させてアイギスを圧倒した。<br />
ショートしかけている視界で天田が襲われているのを見たアイギスは主人公を守れなかったことがオーバーラップして、<br />
ペルソナを発動してさらにペルソナをオルフェウスに変化させた。<br />
そのままアイギスは倒れて意識を失う。<br />
夢（眠れていないはずなので無意識というべきかもしれん）の中でアイギスは、ベルベットルームにたどり着き<br />
そこでイゴールと会った。<br />
イゴールはアイギスがワイルドの力に目覚めたこと、ワイルドの力を主人公も持っていたこと、主人公は<br />
いのちの答えにたどり着いたのだと言う。<br />
それから全員の力を一つにすれば扉は開くみたいなことを言い、最後に契約者の鍵を渡した。<br />
目を覚ましたアイギスは従順になったメティスの口から時間が空回りしていることや、その原因がラウンジの<br />
地下に突如として出現した時の狭間という謎の空間だと教えられる。<br />
時の狭間は、寮に繋がったことやSEESのみんなだけが時間の空回りを自覚していることから、どう見ても<br />
SEESのみんなに関係があるらしい。<br />
時間のみならず空間にもゆがみが生じて寮の外にも出られなくなっている。<br />
助かるためにも時の狭間を探索し、それを消すしかなかった。<br />
アイギスの後継機は作られなかったはずなのに妹だと言ったり、謎の空間である時の狭間に最初からいたような<br />
口ぶりだったりとなにかと不審であるものの、アイギスにだけはひたすら従順なメティスを加えて時の狭間を<br />
探索することになる。<br /><br /></dd>
<dt>330 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/20(木)
15:31:34 ID:djszchsb0</dt>
<dd><古の路マルボルゼ><br /><br />
ラウンジの下は扉の間という、扉がいくつも並んだ空間になっている。<br />
探索のために改めて時の狭間に足を踏み入れると、<br />
その中の扉の一つの前に見覚えのある人影があった。<br />
すぐに扉の中に消えてしまったためにはっきりとわからなかったが<br />
どう見てもそれはもう死んでいるはずの主人公の姿だった。<br />
扉の中は普通の建物のようになっており、さながらタルタロスのように<br />
シャドウが多数いた。<br />
奥まで探索していくと、再び主人公のような人影を見つけ、その後を<br />
追っていくとシャドウに待ち伏せされていた。<br />
さらに奥を探索していき、一番奥までたどり着くとそこには大きな扉が<br />
そびえたっていた。<br />
時の狭間の迷宮は構造的にも、そしてシャドウがいることもやはり<br />
タルタロスに似ている。<br />
まるで過去に戻ったようだというのにゆかりがいら立ったところへ、<br />
メティスがここは時の流れが普通でないところであり、過去に<br />
触れるものはいくつもあるのだと言いながら大きな扉に触れた。<br />
扉の向こうはポロニアンモールに繋がっていたのだが、ここも<br />
やはり何かがおかしい。<br />
すぐにこのポロニアンモールは2009年6月、つまり過去なのだとわかる。<br />
補給を求めるみんなの意思が反映されたのだろうとメティスは言う。<br />
時の狭間にはこんな場所がいくつもあるようだ。<br />
再び扉を抜けると今度は直接寮内に繋がっている。<br />
これもまた、みんなが補給に使えると意識した結果の意思反映らしかった。<br /><br />
続く<br /><br /></dd>
<dt>339 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/20(木)
18:43:43 ID:djszchsb0</dt>
<dd><罪の路コキュトス><br /><br />
ここでもやはり、奥へと探索していくと途中で主人公のものらしき姿があり、<br />
シャドウが待ち構えていた。<br />
一番奥にも同じように扉があったが、今度は他の場所へ移動はせずに、<br />
過去の情景が見えた。<br />
それは天田の母が亡くなった直後のようで、母親がかばってくれたおかげで<br />
助かった天田が事情聴取を受けていた。<br />
影時間に起こったシャドウがらみの事故はすべて現実に起こり得るものに<br />
補正されてしまう。<br />
だから本当は荒垣のペルソナの暴走で家が潰れてしまったのに、<br />
暴走車が突っ込んだことにされてしまっていた。<br />
母親は殺されたのだと訴えて、夜中に目を覚まして苦しむ高校生くらい<br />
の人を見たのだといっても、家一軒が潰れるほどのことだったのだから<br />
たかが人間一人に出来るわけがないと取り合ってもらえない。<br />
光る馬のような怪物を出していたと説明しても、あまりに非現実的なので<br />
警官に信じてもらえない。<br />
大人への不信を深め、天田は一人で犯人を探す決意をした、という出来事だった。<br />
天田が言うには、なぜ犯人には特別な力があるのか、自分にも力があればと<br />
思い、そのせいか、その日から影時間を時々体験するようになったらしい。<br />
そんなものを見させられて、過去の傷を抉るようなことであり、真田が<br />
メティスに詰めよる。<br />
メティスは責められるのは心外だとばかりに、扉は通ったものの意思を<br />
反映するものであり、みんなの願いが時の狭間を消すことである以上は<br />
何かしら関係があるはずだと返した。<br />
自分の過去を見た天田は過去を、戦っていた頃のことを懐かしむような<br />
ことを言い、真田もそうなのではないかと問う。<br />
苛立たしげにゆかりが戻ろうと言い出し、結局どういう事かよくわからないまま<br />
それきりにしてラウンジに戻った<br /><br />
続く<br /></dd>
<dt>377 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/23(日)
15:49:11 ID:rT9cVDXX0</dt>
<dd><力の路カイーナ><br /><br />
時の狭間の迷宮にはあたりを徘徊しているのとは別に<br />
時々シャドウが待ち構えている。<br />
そしてその奥には例の主人公のような姿が垣間見える。<br />
まるで、主人公のような黒い影がシャドウを呼び出しているようだ。<br />
だがそうだという確証もないし、シャドウを打倒して探索を優先させた。<br />
ここでも一番奥で階層が途切れている場所に扉があった。<br />
今度見えたのは真田の過去だ。<br />
三年前、中等部三年だった真田は既にボクシングで大会に優勝して<br />
有名になっており、他校のスカウトや同じ学校の女子生徒に<br />
追いかけ回されて辟易していた。<br />
力を鍛えたいという真田にとって、そういうものは煩わしいものだったからだ。<br />
そんな彼の前に美鶴が現れ、頼みがあると切り出す。<br />
美鶴の頼みとは倒したい相手がいるということ。<br />
それは真田がここのところ体験し始めた影時間とおそらくは関係があるもの<br />
であり、強くなりたいと思っている真田に美鶴は戦いにより大きなものを<br />
かければ強くなれるといいながら召喚器を手渡した。<br />
そんな過去の出来事を真田と美鶴は懐かしく見たようで、初対面でいきなり<br />
ピストル（召喚器は銃型）を渡した美鶴は、実際にペルソナを召喚するまで<br />
頭がおかしいのかと思ったなどと軽口を叩く。<br />
真田の過去を見たメティスは学校というものが珍しかったらしく、<br />
ポロニアンモールの噴水をとても珍しそうに眺めていたことといい<br />
外に出たことは一度もないようだったが、アイギスにそう問われてメティスは<br />
口ごもった。<br />
ラウンジに戻ってきて、メティスが二階奥の部屋は特別な感じがする、<br />
もしかして、といいかけたものの、その部屋は主人公のものだった場所で<br />
あり、ゆかりに勝手に詮索するなときつくとがめられた。<br /><br />
続く</dd>
<dt>391 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/24(月)
18:53:34 ID:akKPXjty0</dt>
<dd><夜の路アンテノラ><br /><br />
時の狭間の迷宮で時折見かける人影は、どうやら襲ってくるつもりはないようだ。<br />
いまだにその正体はわからないが、ここでも待ち構えていたシャドウを倒して<br />
一番奥にたどり着く。<br />
ここにあった扉で見えたものは、伊織とコロマルの過去だった。<br />
2009年の4月、新学期に入ってすぐの頃、夜のポロニアンモールに伊織はいた。<br />
伊織の父はアルコール中毒で、料理酒を飲んで飲んだくれてしまうような<br />
体たらくであり、それを見ていられなくて伊織は家を飛び出してきていた。<br />
だがそうしたところで行くあてがあるはずもなく、ポロニアンモールの<br />
ベンチに座っていると白い犬が傍によってきた。<br />
そこへ伊織の去年のクラスメートたちが通りかかる。<br />
寮生の彼らは寮を抜け出してきたようだ。<br />
ゆかりに振られた失恋オフってことでクラブに行こうと伊織を誘う。<br />
ゆかりは転校生（＝主人公のこと）に持っていかれたと去年の<br />
クラスメートは言う。<br />
転校生の影のあるところに惹かれたのではないかと去年のクラスメートは<br />
さらに話し、伊織は主人公が既に実の両親を亡くしていると知った。<br />
家を飛び出してきた原因である父親のことがあって、酒を飲みに<br />
クラブに行くという誘いを断った伊織は、まだ自分は幸せなんだろうかと<br />
自問する。<br />
そしてずっとそばにいたコロマルにこんな状況をスパっと変えられる<br />
ようなすごい力があればいいのになと笑いながら声をかけた。<br />
そんな過去の出来事に、伊織は恥ずかしいところを見られたと苦笑交じりに<br />
言い、この日に初めて影時間を体験したものだから、驚き怯えて<br />
コンビニでビビっていたところを真田に見つけてもらったのだとさらに話した。<br />
4月の夜に望んだように、伊織はタルタロスでシャドウと戦うのは<br />
光り輝いて見えた懐かしそうに言った。<br />
今回で三回目となる過去の回想に、メティスは自分やアイギスのように<br />
最初から力があったのではないから目覚めるきっかけがそれぞれに<br />
あったんだと納得する。<br />
そんなメティスに、アイギスは自分は先に力があって、<br />
それから心を手に入れたのだと話した。<br />
そしてアイギスは思う。<br />
メティスは最初とは比べ物にならないくらい表情豊かに<br />
なって、再起動した頃の自分とは比べ物にならない。<br />
彼女にもなにか心を手に入れたきっかけがあったのだろうか？と。<br />
ラウンジに戻って、風花がみんなに例の人影について訊ねる。<br />
風花はペルソナの能力で認識しているから直接見ているわけではないのだが、<br />
どう見てもあれは人影にしか、と言いかける。<br />
しかしメティスは時の狭間に自分たち以外の誰かがいるなんてありえないと<br />
断言する。<br />
いずれにしても、時の狭間の迷宮をすべて探索し、人影を捕まえて<br />
問い詰めればわかることだと真田が言ったことがとりあえずの結論だった。<br /><br />
続く<br /><br /></dd>
<dt>396 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/25(火)
17:35:41 ID:PCDFOZc50</dt>
<dd><哀の路トロメイア><br /><br />
ここの一番奥で見えたものは美鶴の過去だった。<br />
おそらくは10年前のタルタロスに美鶴と父の武治と護衛や研究者が<br />
立ち入っている。<br />
特殊装備なしで足を踏み入れていることに不安を口にした護衛に、<br />
研究者がシャドウには通常武器など通用しないといい、喰われたなら<br />
それはそれでデータがとれると愉快そうに話す。<br />
そんな研究優先すぎる返事に護衛は毒づき、幼い美鶴を伴っているが<br />
いいのかと武治に問う。<br />
しかし美鶴の同行は自分自身が望んだことだと、年に似合わない<br />
くらいの聡明さで美鶴は答える。<br />
その時、護衛の一人が苦しみ始めて突然シャドウへと変貌を遂げた。<br />
影時間への適性をまだ途上であった研究によって得たからのようだ。<br />
シャドウにはピストルによる銃撃など通用しない。<br />
武治の身に危険が及びそうになり、父をかばってその前に<br />
立ちふさがった美鶴はペルソナを発現させてシャドウを倒した。<br />
ペルソナが存在したこと、ペルソナを扱える人間がいたことに研究者は<br />
歓喜する。<br />
しかし武治は苦々しげに、美鶴がペルソナを扱えるのだと証明されたことで、<br />
負の遺産に縛られて生きてくことになるという。<br />
タルタロスは桐条が行っていた実験によってできてしまったものであり、<br />
ペルソナ能力はその探索にどうしても必要だからだ。<br />
そんな武治に美鶴は心配なさらないでと父を気遣うのだった。<br /><br />
自分の過去を見た美鶴はしばらく無言だった。<br />
ゆかりや風花が声をかけると我に返ったようにはっとする。<br />
美鶴の父・武治はすでに亡くなっていて、だから生きているように<br />
目の前で見るとどうしても平静ではいられないのだ。<br />
しかし美鶴はすでにそのことから立ち直っており、昔の美鶴は<br />
かわいかったなんて言う伊織に今はそうじゃないのか？などと<br />
からかう余裕をみせた。<br />
ここで扉も5つめ、最初の一つは戦いの準備というべきものだったが<br />
それ以降は必ず何か意味がある。<br />
そこへ風花が伝えることがあったと思いだして声を上げた。<br />
時の狭間のことを少しでも調べるべく、寮に残されていた資料を<br />
調べていたところ、それらは生前の理事長が残したものであったようだと<br />
わかった。<br />
どうやら10年前の事故前後のもののようで、処分を避けるために隠されて<br />
いたらしい。<br />
その中に時の狭間について書かれた手記もあった。<br />
そこからさらに何かがわかるかもしれない。<br />
残された扉は二つ。いよいよ最後が近づいてきていた。<br /><br /><br />
続く<br /><br /></dd>
<dt>403 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/26(水)
17:59:02 ID:4aBK7mnh0</dt>
<dd><業の路ジュデッカ><br /><br />
ここの一番奥で見えたものはゆかりの過去だった。<br />
1年生の終わりごろのことのようだ。<br />
ゆかりが寮の椅子にぼんやりと座りこんでいたところへクラスメートが<br />
通りかかる。<br />
食堂が閉まる30分前にもなっているというのに、部屋へ一回も戻らずに<br />
こんなところで座り込んでいたゆかりをクラスメートは気遣う。<br />
ゆかりが妙に元気がないのを五月病的なものだとクラスメートは思ったようだ。<br />
ゆかりは再び一人になって溜息をつく。<br />
元々ゆかりが月光館学園(ペルソナ3の主要キャラが通っている高校。<br />
経営母体は美鶴の実家の桐条グループ）へとやって来たのは10年前の<br />
事故のことを調べるためだった。<br />
だが10年前の事故はシャドウがらみのことであり、隠蔽されていて<br />
警察や新聞だって調べられていないのに一介の高校生には<br />
どうしようもない。<br />
中等部から4年もいても何もわからず、もう諦めた方がいいんだろうかと<br />
ゆかりが思いかけたところへ、寮の管理人が届いた手紙を渡しに来る。<br />
差出人は岳羽詠一朗。10年前の事故で亡くなったゆかりの父だった。<br />
ゆかりはその手紙がまさに10年前の事故の直前に投函されたと<br />
消印から知って、荷物も放り出して慌てて部屋へ戻ったのだった。<br /><br />
そんな自らの過去を見て、ゆかりは今まで見てきたものの共通点が<br />
わかったという。<br />
どうやら伊織以外の全員が気づいていたようだ。<br />
共通点とは、ペルソナに目覚めたきっかけの日だったということ。<br />
つまり過去を見せていたのはペルソナについて何かを示そうと<br />
しているようだが、それ以上はまだわからない。<br />
これはどういう意味なのかとみんなが話し合う中で、メティスだけが<br />
一人輪に加われずにぽつんと孤立していた。<br />
一緒に話し合おうと誘われても、自分だけが過去のことを知らないし<br />
浮いてしまうからと妙に頑ななことを言う。<br />
拗ねているような態度であり、実際にさびしいんだろうと指摘されると<br />
普段は上げているバイザーを下ろして顔を隠してしまった。<br />
美鶴がそんなメティスに、自分たちの過去はなにも輝いているばかりの<br />
ものではない、辛いことだって多かったというのだが、メティスは思わぬ<br />
反論をした。<br />
みんなが笑って話すのは過去のことばかりだと。<br />
そんな言葉に、それぞれに思い当たる節があった。<br />
もしかしたら本当に時が停滞しているのは自分たちが原因かもしれない。<br />
アイギスはその時初めてそう思ったのだった。<br /><br /><br />
続く<br /><br /><br />
それと、後日談はペルソナ3本編やってるの前提だからこれだけ読むと何かとわかりづらいと<br />
思うんだけど、補足とかしたほうがいいんですかね？<br /><br /></dd>
<dt>438 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/31(月)
16:51:24 ID:vpVV+eeJ0</dt>
<dd><王居エンピレオ><br /><br />
ここでもやはり主人公のような人影は時折姿を見せた。<br />
まるで奥へと誘うようだ。<br />
ここが最後の扉だということもあり、一番奥に行けば追い詰められる。<br />
そう考えて奥までたどり着いて、そこにはこれまでずっとそうだったように扉が<br />
あるばかりだった。<br />
たどってきた道のりからしてここが時の狭間の一番奥に間違いない。<br />
風花が、発見された資料を調べて時の狭間とは何なのかがわかったことを<br />
思い出して話し出した。<br />
時の狭間はタルタロスが発生した時の反作用でできたものらしい。<br />
巨大な塔ができたから巨大な穴ができた。<br />
しかし時の狭間は単なる地形であり、本来ならばシャドウなどいるはずもなく、<br />
タルタロスが消えれば同時に消えるはずだったから放置されていたようだ。<br />
だが、タルタロスが消えた今となっても時の狭間はこうして残っている。<br />
その原因を知るために最後の扉に触れる。<br />
見えたものは、アイギスの記憶だった。<br />
暗闇の中、主人公を追いかけて追いかけて、しかし追いつけないままで終わる。<br />
アイギスはこんな夢ばかりを主人公を亡くしてから見ていたらしい。<br />
アイギスにとっては生きる証は主人公を守るということだった。<br />
けれども主人公が死んでしまってそれが叶わなくなった。<br />
こんなことならば機械に戻れたらいいのに。<br />
そう考えて毎日部屋にうずくまっていたアイギスは、ふとある日悲しみが<br />
抜け落ちてしまったと言う。<br />
今見えたものはアイギスの記憶だったものの、しかしこうしたもの、<br />
つまり大切な人を亡くした今を認めたくないという思いは全員にある。<br />
そうした未練こそが、時の狭間がこんな形で出てきた原因だった。<br />
シャドウは時間にも空間にも影響を及ぼすことができる。<br />
未練がペルソナ能力を通じて、こんな事態を引き起こしていたのだ。<br />
全員の未練から生じた怪物が、主人公の姿をとって襲ってきた。<br />
なんとか倒せたものの、姿もペルソナを使ってくるという能力も<br />
特別だったものの、しかしどう見てもあれはシャドウだ。<br />
どうしてか、と疑問に思えばメティスが信じられないとばかりに<br />
あっさりとペルソナとシャドウは同じものだと明かした。<br />
ペルソナとシャドウは同じものだからこそ倒せる。<br />
シャドウは意識下に抑圧された下半分であり、それを制御しきれなく<br />
なったときに生じるものらしい。<br />
そしてそんなシャドウを意識的に使える適性を持つ存在がペルソナ使いだった。<br />
そうしたシャドウやペルソナについてのことはメティスが知っていて<br />
当然だと思う通りに、本来ならばわかっていたことだったのだが<br />
そうした知識を持つものはほとんどが10年前の事故で亡くなっていた。<br />
ともあれ、時の狭間ができた原因を倒したのだからこれで問題は解決したはずだった。<br /><br /><br /></dd>
<dt>439 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/03/31(月)
16:51:51 ID:vpVV+eeJ0</dt>
<dd>その時、メティスを除いた8人の手に「時の鍵」が現れる。<br />
この鍵があれば謎の力で閉ざされていた寮の扉も開くらしい。<br />
だがそのためには、全員がこんな事態の原因だったのだから8個の鍵すべてが必要だ。<br />
「心の力が一つに集う時 いかなる扉も開かれる」<br />
イゴールの言葉をアイギスは思い出していた。<br />
メティスが、時の鍵で開くことのできる扉は寮の扉だけではないと言いだす。<br />
主人公の部屋の扉は、これまで時の狭間の奥にあった過去へと<br />
通じる扉を同じ感じがするとメティスは言う。<br />
これまでと違って今度は扉を通った瞬間に時の狭間は消えるから、<br />
垣間見るだけではなく、過去へと本当に戻れるのだ。<br />
過去へ戻るか、今を選ぶか、問題が解決したとたんに次の難問が持ち上がった。<br /><br />
ラウンジに戻ると、時の狭間の不安定化が始まったようで<br />
そこかしこに亀裂が走っていた。<br />
あまり長くは持たない。<br />
どうするか、と話し合ってはみるもののとても全員が納得できる<br />
結論などでなかった。<br />
天田と真田は、主人公が命をかけて救ってくれた結果の今を<br />
簡単に帳消しにしてはならないと思う「今」派。<br />
ゆかりは、主人公を助けられるものなら助けたい「過去」派。<br />
美鶴は心に決めたことがあり、それに順じてゆかりに味方すると言う。<br />
伊織とコロマルは、みんなが頭に血が昇っているから、頭を冷やすまで<br />
鍵は預かるという考えらしい。<br />
そんな中で、アイギスは自分がどうしたいのか、決めることができなかった。<br /><br />
続く<br /><br /><br /></dd>
<dt>458 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:18:18 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd><コロッセオ・ブルガトリオ><br />
結局話し合いで決まるようなことではなく、ならば実力行使で奪い合うということに<br />
なり、それならちょうどいい場所があるとメティスが言い出す。<br />
時の狭間の、闘技場のようになっている場所へと続くところへとアイギスを案内した<br />
メティスは、ここで自分は目を覚ましたのだといい、こうすることが自分のやるべき<br />
ことだと少しわけのわからないことを言った。<br />
アイギスとメティス、そして風花以外の6人はそれぞれ違う場所で控えているから<br />
もうラウンジからいなくなっている。<br />
戦うしかないのだろうか。<br />
闘技場に足を踏み入れると、違う扉から真田と天田が入ってきた。<br />
ペルソナ能力がサポート専門なために戦うにはハンデがありすぎる風花へ、<br />
真田がだったらアイギスの側へついてやれ、それで丁度いいハンデだと言う。<br />
アイギスはワイルドの力を使っている以上、主人公と同じように理由も<br />
よくわからないまま死ぬかもしれない。<br />
時の鍵は心の力そのものであり、そんなものを奪われたら死ぬ危険が<br />
なおさら高い、かもしれないからだ。<br />
そうして戦いが始まり、辛くも二人を倒したものの、敗れた真田と天田が膝を<br />
ついたとたんに二人の体が消えて闘技場にそびえたつ柱に火が灯った。<br />
死ぬようなことにはならないが、真剣勝負である以上は代償が伴う。<br />
8個の鍵が真の鍵となるまでは体は元には戻らず、火が燃え尽きてしまえば<br />
やはり元には戻れなくなる。<br />
こうなると知っていてここへと案内したメティスにアイギスは不信をあらわにして、<br />
もう指図は受けない、姉さんと呼ばないでと告げた。<br /><br />
次に闘技場で対峙したのは伊織とコロマルだった。<br />
既に敗れるとどうなるかは知っていると伊織は言い、やはり話し合いなどでは<br />
決着がつかないのだから戦闘になる。<br />
今回もなんとか勝てたものの、メティスを置いて立ち去ろうとしたアイギスへ<br />
メティスは必死なくらいに行かないでと呼びとめて、ずっと話そうとしなかった<br />
自分のことをようやく明かした。<br />
メティスは何も隠していたのではなく、自分のことを何も知らないのだという。<br />
一ヶ月くらい前に、メティスは闘技場で目を覚ました。<br />
その時知っていたことは二つ。<br />
たった一人自分とわかりあえる姉妹がいること、その姉妹が何もしなければ<br />
死んでしまうという強い予感、それだけだった。<br />
最初は時の狭間があるからアイギスは死んでしまうのだろうと思ったものの、<br />
それは違っていた。<br />
メティスが会いに行ったことでアイギスは結果的にワイルドの力へ目覚めてしまった。<br />
自分が引き金を引いてしまったからこそ、メティスはアイギスに嫌われようとも<br />
アイギスを守ろうと必死になっていたのだ。<br />
その場に跪いて泣きじゃくるメティスに、アイギスは置いていかれることの辛さを思い出す。<br />
大切なことを思い出させてもらったと、アイギスはメティスと仲直りした。<br />
そして、たとえここで戦いをやめてゆかりと美鶴に鍵を差し出しても、それは自分が<br />
痛くないだけなのだと気がついて、時の鍵を集めてどうするかとようやく考えも<br />
定まったようで、風花とメティスにそれを話した。<br /><br /></dd>
<dt>459 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:20:53 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd>3戦目のゆかりと美鶴もなんとか倒し、彼女らの鍵とこれまで倒した<br />
真田と天田、伊織とコロマル、そして風花から手渡されたものと<br />
アイギス自身の分を合わせて8個の鍵がそろった。<br />
鍵が合わさって真の鍵が出来上がる。<br />
真の鍵ができたことで、灯火となっていた6人も無事に元の姿へと戻った。<br />
アイギスが鍵を完成させたのを見たゆかりが、それでも過去に戻って<br />
主人公に会いたいと鍵を奪おうとするものの、もう鍵はアイギスにしか使えないと<br />
知って崩れ落ちる。<br />
ゆかりが主人公と交わした約束というのは、冷たくなった主人公と一方的に<br />
交わした約束であり、それだから過去なんて見ないで無理やり前を向いて<br />
いようとしていたのだ。<br />
そんなゆかりの傍らに美鶴が膝をついて、そういう辛さは無理に堪えることは<br />
ないのだと、そういう時のために自分たちがいるのだという。<br />
美鶴がゆかりに味方したのは、去年の11月に美鶴の父が亡くなった時にゆかりが<br />
支えとなってくれたからだった。<br />
そんなことがあったから、主人公に礼の一つも言えずに亡くなった時に美鶴は、<br />
もしゆかりが苦しむようなことがあれば身を投げ出してでも味方しようと決めたのだと話した。<br />
アイギスはそんなゆかりに、「あの時」何があったか見に行ってみないかと提案する。<br />
主人公が死ぬきっかけになっただろう、ニュクスとの決戦のあの時、ワイルドの力を<br />
持つ主人公以外は押さえつけられたように動けなかったから、どうして主人公が<br />
死んだのかはだれも正確には知らないのだ。<br />
けれども残された扉は寮の入り口の扉、すなわち「今」の扉と主人公の部屋の扉、<br />
「過去」の扉しかない。<br />
だがもう一つ、最初にポロニアンモールへと繋がった扉がある。<br />
やたらと都合よく扉が残っていたのも、考えてみればおかしなことだった。<br />
戦いの準備のためだというならばこんな事態の原因だっただろう主人公の姿のような<br />
シャドウを倒した時点で、その扉も消えるはずだった。<br />
しかし今もその扉は残っている。<br />
ならば、まだ倒すべき敵が残っているのではないか。<br />
そんな可能性が充分あり得た。<br /><br /><br /></dd>
<dt>460 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:27:06 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd><最後の試練への扉><br /><br />
ポロニアンモールの扉を抜けてみると扉の間に出た。<br />
扉の間には、前まではなかったひときわ巨大な扉が中央に現れている。<br />
あの時なにがあったのか、それを知るために扉を開けてみるとその向こうは<br />
宇宙空間のようになっていた。<br />
けれども決戦の時と違って今は動ける。<br />
全員が共有する過去だからだ。<br />
それなのに、唯一そうではないはずのメティスも普通に動けるのが不審だったが、<br />
見上げてみれば今まさに主人公がニュクスを封印するところだったからそれどころでは<br />
なかった。<br />
主人公がニュクスを巨大な扉の前に追いやり、自らの命を使って封印した。<br />
体から命が離れることは人間にとっては死を意味することであるけれども、<br />
しかし主人公は後悔などしていないとメティスはいう。<br />
意識が残っていた間にみんなと交わした、卒業式の日の約束を果たせたからだ。<br />
それもやはりメティスが知る由もないことであり、それをなぜ知っているかと<br />
問われたメティスは「自分もニュクスやあの彼と同じでこちら側の存在だから」と<br />
わけのわからないことを言った。<br />
そんな言葉の意味を問おうとしたところで、主人公が施した体を張った封印に<br />
触れようとする化け物が現れる。<br />
そんな光景はまるで、主人公が怪物からニュクスを守っているようですらある。<br />
どういうことかと混乱するみんなにメティスが、本当は封印など必要ないのだと言いだした。<br />
主人公がやったのが無駄なことなのだというのではなく、本来ならばニュクスは敵意など<br />
持たない存在であること、そして主人公が封印する前のこと（主人公の前に誰かが封印して<br />
いたとしても、人間が存在する前からニュクスはいたから）を思えば確かにそうなる。<br />
ニュクスの目覚めは死を意味する。<br />
そんなニュクスを明確な悪意はなくても求めてしまう大勢の人間の悪意が、あの怪物の正体だった。<br />
その化け物＝エレボスが主人公と同じ力を持つアイギスを狙って襲ってくる。<br />
徒に過去へと憧れ戦いを望んだ、自分自身との戦いでもあったから倒さなければならないものだった。<br /><br /></dd>
<dt>461 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:33:39 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd>エレボスを倒して、気がつけばまた寮へと戻っていた。<br />
今度こそ真の鍵で明日を迎えるために寮の扉を開ける。<br />
扉の向こうは、なぜかベルベットルームだった。<br />
いつもはアイギスなり主人公なり、ワイルドの力に目覚めたものしか入れないのだが<br />
今回はみんなもなぜかベルベットルームに来ている。<br />
アイギスを呼びたてたイゴールとしても驚きのことらしいが、アイギスの<br />
ワイルドの力の影響ということらしい。<br />
メティスがイゴールやエリザベスの側に自然に立っていて、改めてメティスの正体を問う。<br />
それにアイギスが答えた。<br />
メティスはもう一人の自分だと。<br />
主人公との別れがあんまりにも悲しくて辛くて、捨ててしまった自分の半身だと。<br />
（王居エンピレオでのアイギスの夢のシーンで、アイギスの影から人影が立ちあがっていたのが多分伏線）<br />
けれどもようやく主人公に何があったのかを知って、それを受け止められるようになった。<br />
部屋に閉じこもっていないで主人公とお別れをすればよかったとアイギスは泣く。<br />
自分の涙に、メティスが泣いていたことを思い出し、涙さえ捨てようとしていたのかと<br />
改めて思い知った。<br />
アイギスがようやくメティスのことをわかったことで、メティスは、心の奥には海があって<br />
みんなそこでつながっている。アイギスもつながっている。姉さんはほんとのいのちだと、<br />
ずっと一緒だと言い残して消えた。<br />
メティスが消えたことでアイギスも眠りが戻ったように眠気に襲われて椅子に崩れ落ちる。<br />
いのちの答えとはやはり「死」であるかのようだった。<br /><br />
テレビから流れる4月1日に日付が変わったことを告げる音声で目覚めればラウンジに戻っていた。<br />
寮の扉は普通に開くし、携帯に表示される日付も4月1日になっている。<br />
やっと終わったんだと安心しかけたのもつかの間、アイギスだけが目を覚まさない。<br />
ゆかりが焦ってアイギスを起こそうとする一方で、天田がベルベットルームのことを口にした。<br />
まさか、と思いながらもアイギスを彼女の部屋へと運ぶ。<br />
機材に繋いでコンディションをチェックしてみれば、思考系がすべて焼き切れてしまっていた。<br />
想定をはるかに上回る負荷が一度にかかったことが原因じゃないかと風花が言う。<br />
ワイルドの力に目覚めて、複数のペルソナを扱っていたせいではないかと。<br />
部品は交換できるものの、しかし目覚めたアイギスはもう自分たちの知っているアイギスではない。<br />
ゆかりが愕然として「アイギス」と名を呼ぶ。<br />
それに応じて、アイギスが目を覚ました。<br />
人騒がせだと呆れるやらほっとするやらなのだが、アイギスの思考系はもう電源すら入って<br />
いないのだから、まるで機械ではなく一個のいのちのようだった。<br />
無事に一件落着したところで、美鶴が、やはり召喚器は回収しないとみんなに告げる。<br />
美鶴は召喚器を回収することで、力を見えないところに追いやってしまいたかったのだと<br />
自分の気持ちを話す。<br />
けれども今回のことで、たとえシャドウはいなくても滅びを求めない世の中にするために戦うべきものも<br />
いるかもしれない、その時のために持っておくべきだと考えなおしたようだ。<br /><br /></dd>
<dt>462 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3フェス後日談</strong></a>：2008/04/02(水)
15:35:51 ID:mXUg0bCD0</dt>
<dd>翌朝、改めて寮を閉めるために全員がラウンジへと集まる。<br />
美鶴が呼んだラボへアイギスを送る車に同乗していくのだ。<br />
車が到着して、いざ出発というところでアイギスが美鶴にお願いがあると言いだした。<br />
アイギスは主人公を守れなかったことで生きる意味を見失い、それでラボに戻ることを選んだ。<br />
けれども今回のことで、主人公を守りたいというのはまだ叶えられるのだとわかったから、<br />
4月からもゆかりたちと学校に通いたいと思ったのだ。<br />
既に卒業してしまって学校関係者ではないから、と少し困ったようだったが美鶴はそれを<br />
受け入れてくれた。<br />
巌戸台分寮から最後に出たアイギスに、ゆかりが寮に入るならいろいろとフォローすることも<br />
あるしルームメイトは自分なんてどうかと持ちかける。<br />
喜んで頷いたアイギスに、友達だから敬語はなしねとゆかりは言うのだった。<br /><br />
おしまい。<br /><br /><br />
補足すると、アイギスのたどり着いたいのちの答えはたぶん「絆」じゃないかと思われ<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
</dl><dl><dt>173 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/01/22(金)
23:30:05 ID:oD+XIt560</dt>
<dd>未解決に、PSPのペルソナ３の女性主人公版ってのがあるけど、<br />
ストーリーは男性主人公とほとんど同じだったはず。<br />
違うのは、ラブホテルイベントでの相手が男になるってのと、<br />
夏休みの別荘旅行でのナンパイベントがないのと、<br />
修学旅行での風呂のぞきイベントがのぞかれる方になるぐらいかな。<br /><br />
ガッキー先輩は恋人になると生き残るけど、<br />
イベント後は病院でずっと意識不明のままなため、ストーリーには影響を与えない。<br /><br /></dd>
<dt>174 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/01/23(土)
15:00:14 ID:54VRRGGA0</dt>
<dd><a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1261736604/173">
>>173</a><br />
女だと夏休みに４の天城旅館に行けるんだよなｗ<br /><br />
あと、テレッテがやけにいい奴になったり、ガッキー先輩が風花に料理教えたりと、<br />
男仲間と積極的に関わらなかったキタローじゃ見られなかった<br />
一面を掘り下げて見られる感じになる。<br />
そして一番大事なのは結子の代わりにコロマルモフモフということ。<br /><br /></dd>
<dt>204 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/01/26(火)
14:20:30 ID:Q/kG8w9q0</dt>
<dd><a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1261736604/173-174">
>>173-174</a><br />
で？結局死ぬの？どうなの？<br />
てかラストがどんな感じなのか詳しく教えてくれ<br /><br /></dd>
<dt>207 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/01/27(水)
00:14:33 ID:vzRKABI50</dt>
<dd><a target="_blank" href="http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/test/read.cgi/gsaloon/1261736604/204">
>>204</a><br />
ハム子もキタローもほぼ一緒。<br />
３月５日に皆が主人公のことを思い出して、恋人状態のキャラから個別EDが選べる。<br />
恋人が主人公を忘れてたことを謝って、もう一度想いを告げてくる。<br />
３Ｄポリゴンキャラは無く立ち絵だけなので不確定だが、<br />
膝枕ではなくて、座りながら抱きかかえられてるっぽい。<br /><br />
うららかな日差しの中、大好きな人の暖かい腕の中で、まどろんだ主人公に<br />
目を閉じるかという選択肢が出る。<br /><br />
どちらにしろ目を閉じ、耳元で恋人が<br />
今度は俺がお前を守るとか、ずっと一緒だとか囁いて暗転で終わり。<br />
死んだ描写はないけど、本筋はキタローと全く同じだから、多分死んでる。<br />
俺達のハム子にはフェス後日談がない！という論拠で今日もご飯がうまい人たちもいる。<br /><br />
余談だが、同じく余命の短いガキさんにハム子を嫁にやった人が多い。(本スレ調べ)<br /><br /></dd>
<dd>
<hr /></dd>
<dt>472 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ3</strong></a>：2006/07/16(日)
21:45:41 ID:DM1F+ZuC</dt>
<dd>んじゃやってみる<br />
気になるところや変なところがあったらツッコんでくれ<br /><br />
2009年4月7日<br />
喧騒に包まれる街を一人ウォークマンを聞きつつ転校先の寮に向かう主人公。時たま少女が拳銃自殺しそうな場面も挿入される<br />
電車が遅れ真夜中に寮近くの駅に着くが、そこで主人公はいきなり人が消え、棺桶が立ち並び、血がそこかしこ飛び散る異空間に入ってしまう。ウォークマンの音も消える<br />
なのに動揺一つせず溜息ついてスタスタ歩き始める主人公<br />
棺桶が立ち並ぶ道をまったく動じず地図を見ながら寮に向かう。肝が据わりすぎです<br />
寮に着くとそこは普通の状態でした。<br />
見渡しているといきなり受付から少年が声をかけてくる<br />
いつの間にか受付から主人公の前に立った少年は契約だからとノートを渡しサインを求めてくる<br />
名前入力<br />
サインすると何か不吉な事を言いながらノートを消すと「さ、始まるよ」そう言って消えていく少年、途端にまた雰囲気が異界のものに変わっていく<br />
その時いきなり物影からさっき拳銃自殺しようとしてた少女が「誰！」と叫んだかと思うと銃を構えられます<br />
しかし別の少女が物影から声をかけ、拳銃少女は安堵したのか銃を降ろし、同時に雰囲気が元に戻りウォークマンも起動し始めました<br />
二人から自己紹介される主人公、後から来た少女は桐条美鶴、拳銃少女は岳羽ゆかり<br />
どうやらゆかりは転入生が来るとは知らなかった様子<br />
急な事で男子寮が開かなかったので一時この寮に置く事になったと語る美鶴<br />
部屋に案内される主人公、その日はとっとと寝ます<br />
次の日、ゆかりに学校まで案内される主人公<br />
玄関にて別れ、職員室に行きＦ組へ<br />
放課後にクラスメイトの伊織順平と知り合ったりしながら寮に戻ります<br /><br /><br />
・・・・……<br />
それは寮の壁を伝ってここまで上ってきた。<br />
手とも足ともつかない多脚で這うようにして進んでくる。<br />
顔といえるものはその中の一本が持ち上げた薄笑いを浮かべた青白い仮面だけ。<br />
怜悧な攻撃性を表すかのように飾り気のない針のような短剣を何本も持っている。<br />
生き物でもない。影のような暗い存在。<br />
そいつが何体も屋上にやってきたのだ。<br />
ゆかり「あれがここを襲ってきたバケモノ、『シャドウ』よ！」<br />
ゆかりは冒頭で頭に押し当てていたあの銃を今また額に当てた。<br />
荒い呼吸をして自分を落ち着かせると意を決して引鉄を引いた。<br />
何らかの力が引き起こされてシャドウを払っていく。<br />
しかし何度とそれを繰り返すうち、シャドウの攻撃を受けてゆかりは吹き飛ばされ、銃は弾き飛ばされてしまう。<br />
銃は少年の足元の赤い水溜りへと転がった。<br />
少年はそれをしばらく見つめ、顔を上げた。<br />
シャドウがもつ青く薄っぺらな仮面。かつて自分に署名をさせたあの少年の顔が思い浮かび「さあ」と促す。<br />
モニターで屋上を確認した明彦達。明彦と美鶴は顔を合わせて頷くと屋上へ向かおうとするが、それを幾月が止めた。<br />
少年が銃を拾った。脳裏にその銃を額に押し当てたゆかりの姿が浮かぶ。<br />
少年は震える手でその銃を持ち上げていく。<br />
銃を額に押し当てるゆかりの姿、変色した空、血の色をした水溜り、謎の少年、シャドウ、赤い月...様々なものが浮かんでは消える。動悸が大きい。<br />
やがて銃を頭に押し付けた。<br />
腕は震え呼吸が落ち着かない。<br />
だが、やがて少年は意を決し薄く笑うとその名を口で紡ぐ。<br /><br />
ペ ル ソ<br /><br />
最後の音は銃声にかき消された。<br />
力の奔流が起こり、その先にオルフェウスが現れた。オルフェウスが喚声をあげる。<br />
モニターでそれを見ていた美鶴達。「やはりか…」<br />
オルフェウスの高い叫び声。笑う少年。<br />
しかし彼は突然頭を抱え苦しみだした。<br />
オルフェウスにも異変が。苦しんだペルソナの頭が潰れ、オルフェウスは壊れた人形のように身体を振るわせる。<br />
やがて頭のところからは腕が現れ、その手はオルフェウスの身体を掴む。<br />
オルフェウスは押し広げられるようにして粉微塵に砕かれ、その下から別のペルソナが現れた。<br />
翼竜のような頭と人型の身体をもった別の姿をしたペルソナは喚声をあげ剣を振るう。<br />
少年はいまだ苦しんでいた。<br />
ペルソナは月を背景に闇夜に跳び、シャドウに襲い掛かった。<br />
掌で押しつぶし、握りつぶし、剣を振るう。<br />
唖然とするゆかりの前でそのペルソナは荒い呼吸をしていた。<br />
その手の中のシャドウの脚が蒸発し最後のシャドウが消滅するとペルソナは高らかに奇声をあげる。<br />
ノイズが走ったような一瞬の合間でその姿はオルフェウスのものへと戻っていた。<br /><br /></dd>
<dd>
<hr />
86 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火)
23:15:20 ID:16ZZt34z0
<dl class="thread"><dd>ペルソナ３フェスいきます。要望があったので本編もトリップつきで。<br /><br />
〈登場人物〉<br />
主人公：デフォルト名無し。10年前に事故で両親を亡くしている。高校2年の春、<br />
私立月光館学園に転入してくる。<br />
伊織順平：2年生。陽気な性格で、お調子者。<br />
岳羽ゆかり：2年生。弓道部所属で、容姿と明るい性格のおかげで学内では結構人気があるらしい。<br />
真田明彦：3年生。ボクシング部主将にして大会で16戦無敗のチャンピオン。熱血天然おバカな人。<br />
桐条美鶴：3年生。生徒会会長。世界有数の大企業である「桐条グループ」総裁の一人娘。<br />
山岸風花：2年生。病弱らしく、学校を休みがち。<br />
アイギス：桐条グループが開発した人型兵器。なぜか主人公の事を知っており、守ろうとする。<br />
コロマルの言葉を唯一理解できる。<br />
コロマル：主人公達が暮らす寮の近くにある神社で飼われていた犬。事故で主人を亡くしている。<br />
荒垣真次郎：3年生（休学中）。真田の知り合い。<br />
天田乾：初等科5年生。2年前に母親をある事故によって亡くしている。<br /><br /></dd>
<dt>87 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:16:36
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>2009年4月6日。私立月光館学園に転入することになった主人公は、これから自分が住まう寮、<br />
「厳戸台分寮」に向かっていた。最寄り駅の改札を出た時、時計は0時を指す。その瞬間、<br />
電灯、券売機、主人公のMP3プレーヤー等、あらゆる機械が止まってしまう。駅の外には棺桶のような<br />
不気味なオブジェが立ち並び、地面には血の様な赤い液体が一面に広がっている。<br />
そんな異常な状況の中、何故か全く動揺しない主人公は、寮に向かって歩き出す。<br />
寮に着き、中に入ると、いきなり囚人服を着た子供に声をかけられる。<br /><br />
「この先に進むのなら、そこに署名を」子供が示す先には名簿がおいてあった。<br />
名簿に名前を書く主人公（ここで名前を入力）。<br />
「時はすべての物に結末を運んでくる。たとえ目と耳を塞いでいてもね。<br />
さぁ、はじまるよ」<br /><br />
そう言い残すと少年は姿を消す。<br />
その直後、1人の少女が現れる。何故か酷く怯えている少女。太腿のホルスターには拳銃が入っている。<br />
拳銃に手を伸ばしたその時、もう1人少女が現れてそれを制する。<br />
少女は桐条美鶴と名乗る。先に現れた少女は岳羽ゆかり。本来主人公が入る予定だった男子寮は<br />
空きが無いため、一時的にこの寮に住むことになったのだと説明を受け、落ち着いたゆかりに<br />
部屋まで案内してもらう。何故拳銃を持っているのか聞くと、<br />
「えっ、なんていうか…趣味っていうか…ええと･･･」とイマイチ納得いかない返事が返ってくる。<br />
分からないことばかりだけども、とりあえず休む。<br /><br />
次の日、学校に初登校。ゆかりと同じ2年Ｆ組に編入した主人公は、早速クラスメイトの<br />
伊織順平と仲良くなる。<br />
その夜、夢の中で主人公は、不思議な部屋を訪れる。そこは夢と現実、精神と物質の狭間に<br />
存在する場所、「ベルベットルーム」。そこの主である老人イゴールとその従者エリザベスから、<br />
ベルベットルームに入るための鍵である「契約者の鍵」をもらう。<br />
いずれ自分達の力が必要になる、またお会いしましょうと言うイゴール、そこで夢は覚める。<br /><br />
4月9日。夜、部屋の外が騒がしくなって目を覚ますと、突然ゆかりが部屋に飛び込んでくる。<br />
「説明してる暇無いの。今すぐここから出るから！」<br />
ゆかりに連れられて屋上へと逃げるがそこに見たことも無い化け物が現れる。<br />
2人に迫ってくる化け物。ゆかりは拳銃を取り出すと自分の額に当てて引き金を引こうとするが、<br />
化け物の攻撃を受けて吹き飛ばされてしまう。弾き飛ばされた拳銃を拾った主人公は、<br />
ゆかりが行ったように、拳銃を自分の頭に当てる。その瞬間、主人公の脳裏に囚人服の<br />
少年の姿が浮かぶ。「さあ」主人公を促す少年。<br /><br />
少しのためらいの後、引き金を引く主人公。その瞬間、主人公の背後に不思議な人影が現れる。<br />
「オルフェウス」と名乗る人影。次の瞬間、オルフェウスの体を引き裂き、中からさらに<br />
別の人影が現れる。無数の棺桶を翼のように背負うその人影は、手にした剣で化け物を<br />
一閃するとオルフェウスの姿に戻るが、主人公は倒れてしまう。<br /><br /></dd>
<dt>88 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:18:57
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>主人公が目を覚ますとそこは病室。ベッドの傍らにはゆかりがいた。ゆかり曰く、<br />
何日も意識を失っていたらしい。<br />
ゆかりはいきなり主人公に謝る。主人公が意識を失っている間に、主人公の経歴を勝手に見てしまったらしい。<br />
幼い頃に両親を失い、居場所を転々と変えて生きてきた主人公。<br />
「私もね･･･同じなんだ」<br />
ゆかりも父親がいなかった。10年前にこの近くで大規模な爆発事故が発生し、それに巻き込まれて<br />
ゆかりの父親は死んでしまったらしい。<br /><br />
退院して寮に戻ると、美鶴とゆかり、さらに主人公は初めて顔を合わせる寮生、真田明彦と、<br />
学校の理事長である幾月修司の4人が待っていた。<br />
幾月は主人公に唐突に質問する。<br />
「もし1日が24時間じゃない、って言ったら、君は信じるかい？」<br /><br />
質問の意味が良く分からない主人公に幾月は説明する。<br />
この世界には「影時間」と呼ばれる時間が存在しており、影時間中は適正を持った人間しか行動できない。<br />
普通の人間は棺桶のようなオブジェへと変化する「象徴化」と呼ばれる現象を起こし、<br />
影時間中に起こったことは何一つ知らない。<br />
また、影時間には「シャドウ」と呼ばれる異形の化け物が出現し、適正者を襲って精神を喰らう。<br />
シャドウに精神を喰われた人は「影人間」と呼ばれる生気を失った廃人同然の存在になってしまう。<br /><br />
最近巷では「無気力症」と呼ばれる原因不明の病気が流行しているが、それらは全て影人間なのだという。<br />
シャドウを倒せるのは、適正者の中にまれに現れる、心の中に潜むもう1人の自分<br />
「ペルソナ」の力を扱えるペルソナ使いだけ。<br />
ゆかりが持っていた拳銃は「召喚器」と呼ばれているペルソナの召喚を助ける道具。召喚器で<br />
頭を撃ち抜くことで、ペルソナを安定して呼び出すことが出来るらしい。<br />
厳戸台分寮はペルソナ使いを集めるために造られた寮で、美鶴達はシャドウに対抗するペルソナ使いの部隊、<br />
「特別課外活動部」を結成して日々シャドウと戦っている。主人公がこの寮に入れられたのは、<br />
ペルソナ使いの素質があったからだった。力を貸してほしい、と言う美鶴の願いを承諾する主人公。<br />
こうして主人公は特別課外活動部の一員として戦うことになった。<br /><br /></dd>
<dt>89 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:20:16
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>4月19日、部屋で休んでいると、真田に呼ばれる。呼ばれるまま玄関に向かうと、そこには順平がいた。<br />
ペルソナ使いの適正が見つかり、入寮することになったらしい。<br />
ゆかり、主人公とは顔見知りであるのと、元々の明るい性格から順平はすぐに寮になじむ。<br />
20日の夜、幾月から「タルタロス」と呼ばれる場所の説明を受ける。タルタロスは<br />
シャドウの巣であるらしく、早速その場所に行くことに。<br /><br />
辿り着いたのは学校の校門前。そこで待っていると、影時間が始まる。<br />
その瞬間、校舎は激しく形を変え、いくつものビルがくっついたような、いびつで巨大な塔に変貌する。<br />
これがタルタロスなのだという。影時間が終われば校舎は元に戻る。何故学校がこのように変貌するのか、<br />
何故ここにシャドウが巣食っているのかは分からないらしいが、美鶴は<br />
何か隠しているような素振りを見せる。<br /><br />
「分からなきゃ調べればいい。それにここを本格的に探索するのは<br />
俺や美鶴にとっても初めてなんだ。どうだ、ワクワクするだろ？」<br />
と楽しげな真田だが、美鶴にたしなめられる。<br />
「明彦。意気込むのは勝手だが、探索はさせないぞ。」<br /><br />
真田は寮がシャドウに襲撃された際にアバラを折ってしまい、しばらく戦えないらしい。<br />
（実はシャドウが寮を襲ってきたのは、1人で町をウロウロしてた真田が襲われて、<br />
逃げたのを追ってきたからだったりする）<br /><br />
不満気な真田と、外から通信で必要な情報を伝えると言う美鶴を残し、3人で戦うことに。<br />
とりあえず、皆を指揮するリーダーが必要と言われ、主人公が抜擢される。<br />
自分がリーダーに選ばれなかったことに若干不満を口にする順平。<br />
さあ突入、というところで、主人公はタルタロスのエントランス脇に青い扉があるのを見つける。<br />
扉を開いて中に入ると、そこはベルベットルームだった。イゴールから<br />
ペルソナについての説明を受ける主人公。<br />
主人公はペルソナを付け替える能力を持っており（他のペルソナ使いは1種類のペルソナしか使えない）、<br />
イゴールの力でペルソナ同士を合体させれば、様々なペルソナを作り出すことが出来るらしい。<br />
外に出ると、ボーっとしてどうしたのか？と仲間達に問われる。扉は主人公にしか見えず、<br />
ベルベットルームの中にいる間は、仲間達には主人公はただぼんやりしているようにしか見えない。<br />
タルタロスに突入した主人公達は、シャドウを撃破しつつ内部を探索するが、あまりにも広大なのと<br />
初めてということもあり、早々に脱出する。<br />
この日以降、好きな日にタルタロスに挑戦できるようになるので、日中は学校、<br />
夜はタルタロスでシャドウと戦闘という、かなりハードな生活を送ることになる。<br /><br /></dd>
<dt>90 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:21:32
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>5月1日、真田が怪我の経過を診るため、1日だけ検査入院することになったので、2年生3人でお見舞いに行く。<br />
病室に入るとそこに居たのは真田ではなく、ニット帽を目深にかぶった恐そうな雰囲気の男だった。<br />
病室間違えたっけ、と思っていると真田が入ってくる。<br />
「…アキ、もういいか？ったく…いちいちテメェの遊びに付き合ってられっか」<br />
そう言い残すと男は病室から出て行く。<br />
真田曰く、今の男には知り合いに無気力症にかかった人間がいるから、詳しい話を聞くために<br />
呼び出したらしい。<br />
ゆかりはふと思いついたように真田に尋ねる。<br />
「そういえば先輩って、なんでボクシングを？」<br /><br />
その問いかけに対して真田は、別にボクシングに思い入れがあるわけではなく、素手の格闘技なら<br />
何でも良かったと答える。<br />
「昔、自分の無力さを思い知ったことがあってな…もう、ああいう後悔はしたくないんだ」<br />
そう言う真田の目はどこか悲しそうだった。<br /><br />
5月2日、眠っている主人公の元に囚人服の少年が現れる。<br />
少年は1週間後が満月であり、満月の時に試練がやってくると警告すると消えていく。<br />
5月9日、少年に言われた満月の日。影時間中、タルタロスの外部で、巨大なシャドウの反応が見つかる。<br />
反応があった場所は線路上に停車しているモノレールの中（影時間中は特殊な改良をしたもの以外<br />
全ての機械が止まる）。<br />
現場に急行した3人がモノレールに乗り込むと、ドアが閉まり、閉じ込められてしまう。<br />
シャドウが現れるが、3人には襲い掛からず、まるで誘うかのように先頭車両のほうに向かっていく。<br />
追うかどうか躊躇していると、順平が1人で追いかけていってしまう。慌てて追いかける主人公とゆかり。<br />
何両か先の車両で追いついたときには、順平はシャドウに取り囲まれていた。<br />
「くそっ…オレ1人だって！」<br /><br />
がむしゃらに戦う順平を援護しシャドウを倒すと、いきなりモノレールが動き出す。<br />
モノレール全体がシャドウに乗っ取られているらしい。このままでは前方に停車している他のモノレールに<br />
衝突してしまう。停車させるために先頭車両に行くと、そこには巨大なシャドウ「プリーステス」が待ち構えていた。<br />
普通のシャドウよりも遥かに強いプリーステスをなんとか撃破するも、モノレールの暴走は止まらない。<br />
もうだめか、とおもったその時、主人公は運転室に飛び込んでブレーキを作動させ、見事停車させる。<br />
シャドウの反応も全て消え、安堵した3人は寮へと帰る。<br /><br /><br /></dd>
<dt>91 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:23:06
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>5月23日、ようやく戦線に復帰することになった真田から、新たに見つかったペルソナ使いの話を聞かされる。<br />
2年Ｅ組の山岸風花。彼女に入部してもらおうと、既に召喚器も用意してみたものの、体が弱く学校も休みがちで、<br />
入部は無理、という結論に至ったらしい。<br /><br />
その数日後、学校内で奇妙な事件が起こる。<br />
生徒の1人が行方不明になり、次の日に意識不明の状態で校門前に倒れていたらしい。<br />
幽霊の仕業だと言う話で校内は持ちきりになる。<br />
幽霊とかそういった類の話が苦手なゆかりだったが、その事を順平にからかわれて怒り心頭に。<br />
幽霊なんて存在しないことを証明するため、調査を行うことになり、主人公もそれに巻き込まれてしまう。<br />
調査の結果、意識不明の状態で見つかったのは1人ではなく、全部で3人であったこと、<br />
その3人は皆素行が悪く、学校の最寄り駅であるポートアイランド駅のそばの不良の溜まり場に<br />
良く出入りしていたことが明らかになる。<br />
情報を得るために溜まり場に行く3人、しかし不良たちに囲まれてしまう。<br /><br />
ピンチの3人を助けたのは、以前真田のお見舞いに行ったときに病院で会ったニット帽の男だった。<br />
男の名は荒垣真次郎。溜まり場ではかなり有名な存在らしく、不良たちは逃げていく。<br />
3人のことを覚えていた荒垣は、色々と情報をくれる。<br />
溜まり場の不良たちの間では今回の騒ぎは風花の怨霊の仕業だと思われているらしい。<br />
風花は病気で休んでいるのではなく、1週間前から家に帰っておらず、行方がわからないのだと言う。<br /><br />
次の日、Ｅ組の担任である江古田に詳しい話を聞くために職員室に行くと、江古田の他に<br />
Ｅ組の生徒である森山夏紀がいた。<br />
「こんな事になるなんて…風花･･･」<br />
取り乱している夏紀に話を聞く。<br /><br />
夏紀は仲間と共に風花をいじめていた。ある日、夏紀たちは風花を体育館の倉庫に閉じ込めて帰ってしまった。<br />
気になった仲間の1人が深夜様子を見に行ったまま行方不明になり、次の日意識不明になって発見された。<br />
風花の姿は倉庫には無かった。<br />
その後探しに行った仲間達も皆意識不明で発見されたらしい。<br />
風花が病気で休んでいる、という話になっていたのは、教師としての評価が落ちることを恐れた江古田が<br />
事実を隠蔽していたからだった。<br /><br /></dd>
<dt>92 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:24:10
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>風花は学校内で影時間を迎えたため、そのままタルタロスに飲み込まれてしまったに違いない。<br />
夏紀の仲間たちは夜の学校に居た為にシャドウに目をつけられ、適性は無いものの影時間に引きずり込まれて<br />
精神を喰われてしまったようだ。<br />
仲間達同様シャドウに目を付けられている可能性がある夏紀は寮で保護し、救出するための策を先輩達と考える。<br />
風花が閉じ込められていた体育館倉庫に0時前に行き、そのまま影時間を迎えれば、<br />
風花が迷い込んだ場所の近くに行くことが出来るのではないか、という真田の提案に乗って、夜の学校に侵入する。<br />
何が起こるかわからないため、主人公、順平、真田の3人だけがタルタロスに入り、ゆかりと美鶴は入り口で待機することに。<br /><br /><br />
倉庫で影時間を迎える3人。気が付くと、主人公は1人で倒れていた。無理な方法でタルタロスに入ったせいか、<br />
気を失っていたらしい。<br />
2人を探そうとする主人公の前に、囚人服の少年がまた現れる。<br />
「急いだ方がいいよ…彼女が待ってる。今の君たちには、必要な人だ」<br />
少年は主人公に一方的に話すと、いつものように消えてしまう。<br /><br />
タルタロス内をさまよい、なんとか順平、真田と合流する主人公。すると3人の前に1人の少女が現れる。風花だった。<br />
なんとなくシャドウの位置がわかって逃げることが出来たので、今まで一度も襲われたことはなかったらしい。<br />
無事であったことを喜ぶ主人公達。何かあった時のために召喚器を風花に渡して、美鶴達の所に戻ることにする。<br />
道中、ふと空を見るとそこには不気味に輝く巨大な満月。<br />
モノレールにシャドウが現れたときも、寮が襲われた時も満月だった。嫌な予感がして急いで戻ると、<br />
美鶴達は2体の巨大なシャドウ「エンペラー」と「エンプレス」に襲われていた。<br /><br /></dd>
<dt>93 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:25:23
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>美鶴が捕らえられ、手を出せないでいると、そこに寮に置いて来た筈の夏紀が現れる。<br />
既にシャドウに目を付けられていた彼女は、半ば操られる形でここまで来てしまったらしい。<br />
夏紀に襲いかかろうとするシャドウ、風花は夏紀の側に駆け寄ると、召喚器を取り出して<br />
自分のこめかみに当て、引き金を引いた。その瞬間、風花のペルソナ「ルキア」が覚醒する。<br />
ルキアは戦う力は持たないものの、シャドウの性質や弱点を探知する力を持っており、<br />
その力で弱点を見抜いてエンペラーとエンプレスを倒す。<br />
ペルソナ能力を使うのが初めてだったせいか、倒れてしまう風花。<br />
夏紀は風花に向かって、ごめんね、ごめんねと泣きながら何度も謝り続ける。<br />
元々適正者ではないため、影時間が終われば夏紀の記憶の中から今夜の事は全て消えてしまう。<br />
風花に助けられたことも、全て。<br /><br />
4日後、意識を取り戻した風花を寮に呼び、改めて仲間に誘うと、風花は是非やらせてほしいと快諾する。<br />
今まで後方支援にあたっていた美鶴は、その役目を風花に継いでもらい、戦線に復帰する。<br />
仲間が増えたことを皆喜ぶが、ゆかりだけが複雑な表情を見せる。<br />
寮に入り、再び学校に通い始めた風花。クラスメイトから「ユーレイの子」と後ろ指をさされる風花に<br />
優しく声をかけたのは夏紀だった。<br />
今までの関係とはうって変わって、2人は親友になる。<br /><br /><br /></dd>
<dt>94 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:27:19
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>7月に入り、次の満月が近づくにつれ、影人間が増加していく。今までも満月が近づくにつれ影人間は増加し、<br />
満月を過ぎると減少していた。<br />
今回の影人間はさらに何故か男女2人組で発見されるらしい。<br />
7月7日。再び満月の日に巨大なシャドウの反応が現れる。<br />
風花がシャドウの位置を特定すると、そこは「白河通り」と呼ばれる場所だった。<br />
実はこの場所、ラブホテル街として有名な場所。<br />
影人間がカップルで見つかる理由が何となく判明する。<br /><br />
嫌な予感がするから今回は行くのをやめようとするゆかり、しかし順平に子供だとからかわれてカチンときたのか、<br />
無理矢理に出撃メンバーに加わってしまう。<br />
反応のあったラブホテルに侵入し、最上階の部屋に巣食っていたシャドウ「ハイエロファント」を倒す。<br />
しかしシャドウの反応は消えない。<br />
部屋の中を探索し、大きな鏡を見つける。鏡を覗き込んだ瞬間、主人公の視界は真っ白になり、意識が遠のいていく。<br /><br />
気付いた時、主人公はホテルの一室でベッドに腰掛けていた。<br />
シャワー室からは水音が聞こえる。<br />
ぼんやりとした頭の中に何者かの声が響いてくる。<br /><br />
享楽せよ･･･<br />
欲するまま束縛から解き放たれよ･･･<br />
今を享楽せよ･･･<br /><br />
謎の声の誘惑をひたすら拒絶し続けていると、だんだん意識がはっきりしてくる。<br />
その時、シャワー室のドアが開く。中から出てきたのは、タオルを一枚巻いただけの、<br />
あられもない姿のゆかりだった。<br />
「え？ちょ、いやぁーーーーーーーー！」<br /><br /></dd>
<dt>95 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:29:57
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>主人公の姿を見たゆかりは悲鳴をあげ、強烈なビンタをかます。<br />
どうやらシャドウの精神攻撃を受けて、2人とも理性を失っていたらしい。<br />
再び探索を開始し、残りの仲間と合流する。主人公達と同様に精神攻撃を受けていたらしい。<br /><br /><br />
※余談ですが、このラブホ侵入作戦、ゆかり以外のメンバーは自由に選択できます。<br />
残りのメンバーを美鶴と、順平か真田のどちらかにした場合、合流した時にそっちは大丈夫だったかと聞くと、<br />
「な、何も無い！」と動揺する美鶴の姿が見れます。<br />
一方、メンバーを順平と真田にして大丈夫だったかどうか聞くと、普段は温厚な真田が<br />
「あ？何もあるわけ無いだろ！」とものすごい勢いでキレます。<br />
･･･一体何があったんですか。<br /><br /><br />
とにかく気を取り直し、姿を見せないシャドウを探す。風花曰く、シャドウは結界を張って<br />
姿を隠しているらしい。探索していると、部屋に備え付けてある鏡の中に<br />
主人公達の姿が映らない鏡があるのを見つける。その鏡を割ると結界の力が薄れていく。<br />
ベッドの上に象徴化した棺桶が2つ並ぶシュールな光景を横目に見つつ鏡を割りまくっていく。<br />
全ての鏡を割ると、精神攻撃の元凶のシャドウ、「ラヴァーズ」が現れるので、これを撃破。<br />
シャドウの反応がようやく全て消滅する。<br /><br />
今回もよくやった、的なことを言って主人公をねぎらう先輩達。<br />
主人公ばかりが認められ、活躍することに嫉妬した順平はすっかり機嫌を損ねてしまい、<br />
1人でさっさと帰ってしまう。<br /><br /></dd>
<dt>96 ：<a href="mailto:/"><strong>ペルソナ３フェス</strong>◆l1l6Ur354A</a>：2007/06/05(火) 23:30:46
ID:16ZZt34z0</dt>
<dd>とりあえず今日はここまで。</dd>
<dt><br />
</dt>
<dd>
<hr /></dd>
</dl></dd>
</dl><dl><dt>92 ：<a href="mailto:sage"><strong>ゲーム好き名無しさん</strong></a>：2010/10/15(金)
16:59:51 ID:JlNmSWIN0</dt>
<dd>PS2のペルソナ3・ペルソナ3フェスの、各コミュニティの内容を教えてください！<br /><br /></dd>
<dt>93 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ３ コミュ詳細</strong></a>：2010/10/16(土)
20:40:26 ID:G9+3//Y90</dt>
<dd>0 愚者 特別課外活動部<br />
（ゲーム本編と連動）<br /><br />
I 魔術師 クラスメイト 友近健二<br />
年上が好きだと公言してはばからない健二。<br />
健二は主人公に、叶エミリという女教師が好きだと打ち明けられる。<br />
健二はついにエミリに告白、付き合うことになったが、<br />
実はエミリには婚約者がいたことが発覚。健二とは遊びだったらしい…。<br />
いつかエミリのような女性につり合うような男になると誓う健二だった。<br /><br />
II 女教皇 山岸風花<br />
風花から差し出された弁当は食すのにとても勇気が要るモノだった。<br />
意を決してそれを口に入れた主人公。見た目に違わぬすさまじい味だった。<br />
それから風花は料理修行をすることに。それを主人公は手伝った。<br />
ついに風花は普通の味のおにぎりを作ることに成功。主人公は風花を褒めた。<br />
そして風花は主人公に好きだと告白、恋人同士に。<br /><br />
III 女帝 桐条美鶴<br />
美鶴は図書室で主人公に身の上話をする。<br />
今、桐条グループは後継者問題で揉めているという。<br />
美鶴の父が死んだので、一人娘の美鶴が跡を継がなくてはならないらしい。<br />
実は美鶴には、二周りも年上の婚約者がいて、学園を卒業したらそいつと結婚するのだという。<br />
ある日の放課後、楽しくデートしている美鶴と主人公の前に、その婚約者の男が現れる。<br />
美鶴の意思もお構いなしに、美鶴を強引に連れて行こうとする男。<br />
美鶴はそれを拒絶し、自分は主人公と一緒にいたいと言った。<br />
婚約は破談になり、主人公と美鶴は恋人同士になった。<br /><br />
IV 皇帝 生徒会 小田桐秀利<br />
美鶴に頼まれて生徒会の手伝いをすることになった主人公は小田桐に出会う。<br />
生徒会副会長にして風紀委員の小田桐は、次期生徒会長の座を狙っていた。<br />
権力志向の小田桐は、校内で喫煙した犯人を見つけるべく奔走する。<br />
強引なやり方で犯人を挙げようとする小田桐は生徒たちに嫌われていった。<br />
だが主人公と話し合ううちに、自分のやり方が間違っていると気付いた小田桐は、<br />
態度を軟化させ、だんだんと生徒たちに好かれるようになっていった。<br /><br />
V 法王 古本屋の老夫婦 文吉爺さん・光子婆さん<br />
古本屋の老夫婦と仲良くなった主人公。<br />
２人には学園で教師を務めていた息子がいたが、死んでしまったとのこと。<br />
そして、学園の中庭に植わっている柿の木には、息子の思い出が詰まっているらしい。<br />
ある日、新校舎を建てるため、柿の木を切り倒すという話が持ち上がる。<br />
老夫婦は悩んだ末、柿の木を切って欲しいとの手紙を学園に送った。<br />
新校舎が出来れば、新しい思い出が生まれるだろう。それなら、柿の木を切ってもよい、と。<br />
柿の木がなくなっても、息子の思い出は消えはしないのだ。<br /><br /><br /></dd>
<dt>94 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ３ コミュ詳細</strong></a>：2010/10/16(土)
20:41:15 ID:G9+3//Y90</dt>
<dd>VI 恋人 岳羽ゆかり<br />
幼い頃に父親を亡くしたゆかり。<br />
ゆかりの母親は、父親の死後、男をとっかえひっかえしていた。<br />
そんな男に依存した母親の生き方にゆかりは否定的。ゆかりと母親の間には深い溝が出来ていた。<br />
主人公とのデートのとき、ゆかりは自分は男に頼らずに生きていくと突っ張った態度を取る。<br />
だが主人公と付き合ううちに、ゆかりの心境は変化していく。<br />
主人公と恋人同士になった後、ゆかりは母親と和解した。<br /><br />
VII 戦車 運動部 宮本一志<br />
運動部(陸上or水泳or剣道)に入部した主人公は、宮本にライバルとして認められるようになる。<br />
ある日、主人公は、宮本が膝を壊していることを知るが、<br />
宮本から皆に言わないようにと口止めされる。<br />
宮本は、病弱の甥を元気付けるため、無理をして練習するのだった。<br />
だがついに限界が来た。甥の励ましもあり、宮本は膝を治すためリハビリに通うことになった。<br /><br />
VIII 剛毅 女子マネージャー 西脇結子 <br />
運動部で活動するうちに、結子と仲良くなった主人公。<br />
ある日、下校途中で結子の知り合いの子供たちに出会う。<br />
子供たちは、今度徒競走で勝負するので、コーチになってほしいと結子に依頼する。<br />
コーチを引き受けた結子は、子供たちを特訓し、勝利に導いた。<br />
将来はトレーナーなるという夢を持った結子だった。<br /><br />
IX 隠者 インターネット Ｙ子<br />
順平がくれたネットゲームのソフトを、休日に主人公は起動し、アクセスしてみる。<br />
と、Ｙ子というハンドルの女性が気さくに話しかけてくる。<br />
ハンドルの無い主人公に、勝手に「Ｎ島」というハンドルをつけるＹ子。<br />
（初代（旧約）女神転生の主人公＆ヒロイン、中島＆弓子にちなんでいる）<br />
顔が見えないからか、Ｙ子は自分のことをどんどん主人公に話してしまう。<br />
Ｙ子はどうやら学園の教師で、しかも主人公が気になるらしい。<br />
時は過ぎ、過疎っていたそのネトゲはついにサービス停止になってしまう。<br />
最後の日、Ｙ子は「すき」という絵文字を残して去って行った。<br />
（後日談にて、Ｙ子の正体は主人公の担任教師、鳥海いさ子だと判明。<br />
また、Ｎ島の正体が主人公だと知った鳥海は大いに焦るのだった）<br /><br />
X 運命 文化部 平賀慶介<br />
文化部（写真or吹奏楽or美術）に入部した主人公を歓迎する平賀。<br />
ある日、主人公は進路のことで悩んでいる平賀の相談に乗ることに。<br />
平賀の家は代々医者の家系で、平賀の親は跡を継ぐことを望んでいるらしい。<br />
だが、平賀は芸術の道に進みたいと思っていた。<br />
平賀は自分の作品をコンクールに応募し、優勝は逃したが、審査員特別賞を受賞する。<br />
精一杯やって満足した平賀は部活を辞めて医者になることを決意した。<br /><br /><br /></dd>
<dt>95 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ３ コミュ詳細</strong></a>：2010/10/16(土)
20:43:56 ID:G9+3//Y90</dt>
<dd>XI 正義 生徒会会計 伏見千尋<br />
主人公は生徒会の手伝いをすることになり、千尋と出会う。<br />
１年生の千尋は薄幸である。<br />
夢見がちな文学少女だが、母子家庭のため欲しい本もろくに買えないらしい。<br />
そんなある日、千尋は教材費横領の疑いをかけられてしまう。<br />
だが、主人公や美鶴の助けもあり、千尋の疑いは晴れた。<br /><br />
XII 刑死者 神社の女の子 舞子<br />
神社で１人寂しく遊んでいた小学生の女の子、舞子と出会った主人公。<br />
舞子は離婚するという両親のことについて悩んでいた。<br />
ろくでもない父親について行き転校を免れるか、<br />
それとも、転校してでも母親について行くべきか。<br />
散々悩んだ挙句、舞子は母親について行くことに決め、引っ越していった。<br /><br />
XIII 死神 謎の少年 ファルロス（ゲーム本編と連動）<br />
６月の影時間、主人公の部屋に突然現れるファルロス。<br />
友達になって欲しいと言うファルロスに、主人公はうなずく。<br />
ファルロスはまた来ると言って去っていった。<br />
それから度々ファルロスは主人公の元を訪れ、謎めいたことを言っては去っていく。<br />
ついに最後の夜。１１月、さよならと言ってファルロスは消えた。<br />
そして、主人公のクラスに望月綾時が転校してくる――。<br /><br />
XIV 節制 同好会の留学生 ベベ<br />
フランスからの留学生で、大の日本好きなベベ。<br />
主人公はベベが会長を務めるファッション同好会に参加することになる。<br />
ある日のこと。ベベの叔父がらフランスに帰れとの厳命が下ったという話を聞く。<br />
だが、自分はまだ日本にいたいとベベは嘆く。<br />
ベベは、叔父に日本の良さをわかってもらおうと、着物を作ることになった。<br />
主人公も協力し、着物が完成。ベベは着物を持ってフランスに帰った。<br /><br />
XV 悪魔 テレビ通販社長 たなか<br />
休日にやっている、人気のテレビショッピング番組「時価ネットたなか」でおなじみのたなか社長。<br />
彼は何故かアーケード街or駅前に出没し、主人公に自慢話をしては去って行く。<br />
ある日のこと、たなか社長は募金の勧誘をされたことを主人公に話す。<br />
そして数日後。結局彼は、身寄りの無い子供たちのために募金をすることに決めたらしい。<br />
若い頃に苦労した人は、自分のように大成するだろうから、先行投資のつもりで募金するのだという。<br />
こんな考えに至ったのも、主人公に出会ったからだ、と彼は言う。<br /><br />
XVI 塔 型破りな僧侶 無達<br />
主人公はクラブで夜遊びをしている無達と知り合う。飲んだくれた無達は主人公に説法をする。<br />
ある日、泥酔した無達は主人公を息子だと勘違いし、叱ってしまう。<br />
実は無達には妻と息子がいたが、家を出て行ったらしい。<br />
１人で寂しいのでクラブに通っているという。<br />
それは逃げではないのかと指摘する主人公。無達は現実と向き合う決意をする。<br />
無達は妻子を探し、会いに行くことになった。<br /><br /><br /></dd>
<dt>96 ：<a href="mailto:sage"><strong>ペルソナ３ コミュ詳細</strong></a>：2010/10/16(土)
20:47:06 ID:G9+3//Y90</dt>
<dd>XVII 星 他校のエース 早瀬護<br />
主人公が参加した運動部の夏の大会でぶっちぎりで優勝した早瀬。<br />
そして秋、駅前でランニングをしている早瀬と知り合いになった主人公。<br />
早瀬は主人公をラーメン屋へと誘う。実は、駅前商店街では、早瀬の飲み食いはタダなのだという。<br />
それだけ多くの人々から、早瀬の将来は期待されているのだ。<br />
だが、早瀬は父親を亡くし、母親も病気で、競技を辞めて働かなければならないという。<br />
そんな自分の運命を呪う早瀬だったが、主人公と話すうちに恨みは消え、前向きになった。<br /><br />
XVIII 月 グルメキング 末光望美<br />
アーケード街に出没するデブの学園生徒、末光。彼は人々からグルメキングと呼ばれている。<br />
主人公はどこぞで入手した珍しい食べ物を末光に献上し、彼にグルメフレンドと認められた。<br />
ある日、主人公は末光には死に別れた双子の弟がいたことを知る。<br />
弟はスリムでカッコ良く、両親は弟の方をより可愛がっていたという。<br />
末光は弟にコンプレックスを持っていて、そのストレスで食べ過ぎてしまうらしい。<br />
主人公に説得され、末光は変わった。<br />
どんなに努力しても自分は弟にはなれない。だから自分なりに得意分野で頑張ろう、と。<br />
末光は、将来はフードライターになることを決意した。<br />
（後日談にて、フードライターとして成功していることがわかる）<br /><br />
XIX 太陽 余命いくばくも無い青年 神木秋成<br />
神木が落とした万年筆を拾って届けたのがきっかけで、主人公は神木と話をするようになる。<br />
神木は高度に詩的な（悪く言えば電波な）ことを言う青年だった。<br />
病気でもうすぐ死んでしまうという神木は、自分が生きた意味を探しているらしい。<br />
主人公と話すうちに、神木はそれを見つける。生きた意味とは、死んだ後に明かされる、ということを。<br />
ある日、神木は、主人公にお祝いして欲しいと嬉しそうに言う。<br />
形見のノートを主人公に渡すと、突然神木の姿は消えた。<br />
（このとき既に死んでいたらしいことが後日談で語られる）<br /><br />
XX 審判 ニュクス討伐隊<br />
（ゲーム本編と連動。１月～ラスボス攻略直前まで）<br /><br />
XX 永劫 アイギス （フェスのみ）<br />
１月以降、人間味の増したアイギスと主人公は一緒に下校するようになる。<br />
ある日、飼い猫がいなくなって困っているお婆ちゃんと出会う。<br />
主人公とアイギスは猫を探してお婆ちゃんの元へ連れて行った。<br />
一人ぼっちのお婆ちゃんは、猫がいない間寂しかったと言う。<br />
それを聞いたアイギスは、生きる喜びとは誰かと触れ合えることだと悟った。<br />
だが、機械の身体である自分は人間にはなれない。触れ合いなど許されない。<br />
それでもいいと割り切ったアイギスは、主人公に好きだと告白し、主人公はそれを受け入れた。<br /><br />
XXI 世界（ユニバース）<br />
（コミュではないがアルカナの一つとして入れておく。ラスボスを倒す直前にイベントで入手する）<br /><br /><br /></dd>
</dl>
