トラスティベル ~ショパンの夢~

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<p><strong>トラスティベル ~ショパンの夢~</strong></p> <p>part30-563~564,577~578,581,584</p> <hr> <dl> <dt>563 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/14(木) 22:07:53 ID:EX6AP5Aw0</dt> <dd>トラスティベル~ショパンの夢~をお願いします<br> ラスボスはショパンと聞きましたが本当なんでしょうか<br> <br></dd> <dt>564 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/16(土) 01:44:00 ID:Ev83J4yK0</dt> <dd><a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/563" target="_blank">&gt;&gt;563</a><br> それは本当っぽい。<br> <br></dd> <dt>577 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/21(木) 22:18:09 ID:2yxoQjw50</dt> <dd><a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/563" target="_blank">&gt;&gt;563</a><br> A国領主の圧政に苦しむ市民→領主様に直訴だ→レジスタンスと間違われて捕らわれる<br> →脱出するも、散り散りに→二組に別れ、片方はレジスタンスを支援してるB国に拾われる<br> →無事合流→今後の事を相談する為、皆でB国へ→B国王子、A国に無条件降伏する為、<br> A国へ→後を追い、追いついたとこへA国領主現る→倒す→追い詰められた<br> 領主の金魚のフンが、特殊な薬使って大変身→時空に穴が開く→そこ入ってそいつ倒す<br> →んでラスボスとの対戦。<br> 細かい展開や説明は端折ってるが、大筋はこんなもん。<br> これに死にかけて眠っているショパンが絡んでくる。<br> <br></dd> <dt>578 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/21(木) 22:33:10 ID:2yxoQjw50</dt> <dd>ショパンから見たらの話。<br> これは夢だ→夢にしてはなんだかリアルだ→よし!私が仲間達に勝てば、<br> これは私の夢!でも負ければ夢じゃない→負けた→夢じゃなくて良かった→<br> (この世界はループしており、人間の欲望が高まって「海」の波がたってくると、<br> そこにトラスティの値が高い特殊な人間=ポルカが飛び込んで波をおさめる→<br> 世界がリセットされて、無限ループ)で、ポルカ「海」に身を投げる(理由は<br> 「運命だから」)→しかしそこに出てくるショパン。14歳の少女が死んではいけない→<br> ショパン、ポルカを助けて、無限ループも終わってめでたしめでたし。<br> <br></dd> <dt>581 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/22(金) 04:48:52 ID:vWBRZMcr0</dt> <dd><a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/577-578" target="_blank">&gt;&gt;577-578</a>をみても全然意味がわからない俺は負け組<br> <br></dd> <dt>584 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/22(金) 13:39:20 ID:RAdje3Qq0</dt> <dd><a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/581" target="_blank">&gt;&gt;581</a><br> 簡単にいうと、<a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/577" target="_blank">&gt;&gt;577</a>の流れ→ポルカが崖から身を投げる→世界リセット<br> →幼ポルカ、空から降ってくる→それをかーちゃんが育てる→<a href= "http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/577" target= "_blank">&gt;&gt;577</a>の流れへ。<br> の無限ループの世界にショパンが紛れ込んで、無限ループを断ち切る話。</dd> </dl> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <dl> <dd> ポルカは生計を立てるためにリタルダントまで花封薬を売りに行ったものの、鉱封薬が安価で大量に出回っている今のリタルダントでは誰も花封薬を買ってくれなかった。さらに街の住人同士による喧嘩が発生。怪我人をポルカが魔法で治療した所、周囲の者だけでなく自分が怪我を治した者にさえも「病気が移る」と蔑みの目で見られてしまう。激しく落ち込み、テヌート村に戻るポルカ。母親のソルフェージュはポルカを優しく励ますが、ポルカの悲しみが癒える事は無かった。</dd> <dd> 同じ頃、アレグレットとビートはリタルダントの街でパンを盗み、地下水道で暮らす貧しい子供たちに盗んだパンを分け与えていた。今のリタルダントでは鉱封薬以外の生活必需品全てに高額の税金が課されており、貧しいアレグレットたちが生きていくためには、いけない事だと分かってはいても、盗みを働くしかなかったのである。だがアレグレットはこの状況を打破するために、フォルテの領主であるワルツに対して税金を安くしてもらうように頼みに行く事を決断。翌日の朝にビートと共にリタルダントの街を出る事になる。</dd> <dd> その日の夜、ポルカは花畑でリタルダントの夜景を眺めていた。だがそこへ突然現れたショパン。彼はこの世界が自分の夢の中の世界である事、そして自分もポルカと同様に死期が迫っている事を告げる。ショパンと意気投合したポルカは彼を鏡天花の森へと案内する。そのあまりの美しい光景に感動し、心を奪われるショパン。だがポルカはショパンに告げる。「別名、死灯花」であると。</dd> <dd> 翌日、アゴゴの森に出発するアレグレットとビート。それと同時にポルカとショパンもアゴゴの森へと向かう。アレグレットはワルツに税金を安くしてもらうため。ポルカはワルツに鉱封薬の生産量を減らしてもらうため。理由は違えど目指す相手もその目的も同じ。少しでも今の生活を良くしたいから。そして運命は4人を巡り合わせる事になる。「何となくむかついたから」という理不尽な理由でいきなり襲ってきたフーガに全く歯が立たずに、魔法の力さえも通用せずにフーガに敗北したポルカとショパンは、アゴゴの村でマーチという少女に介抱されていた。そこへ現れたアレグレットとビートは、毎日リタルダントまで花封薬を売りに来るポルカの事をいつも気にかけており、特に怪我人を助けた時の魔法の力は凄かったとポルカに語る。それを聞いて落ち込んでしまうポルカだったが、そこへオーガチャンプがポルカに襲い掛かる。そこへ間一髪の所で駆けつけたアレグレット、ビート、ショパンは急造コンビながらも絶妙なチームワークを発揮し、オーガチャンプを撃破し、ポルカを救出する事に成功する。その後、目的地が同じなので一緒にフォルテまで行く事になった4人。そこへマーチから、フォルテまで山の発掘をやめるようワルツに頼みに行ったまま戻らない、姉のサルサの様子を見てきて欲しいと頼まれる。アレグレットはそれを承諾し、フォルテに向けて旅立つのだった。</dd> <dd> <p> </p> <p> フォルテに向かうために、ザビ平原を進むアレグレットたち。そこへヤギに襲い掛かる魔物と戦っている女性に遭遇する。女性に加勢し、ヤギを救うアレグレットたちは女性に家に招待される。女性はビオラと名乗り、鉱封薬がアレグレットたちが言うような万能薬などではなく、確実に死に近づく薬であり、過度に服用すると魔物と化してしまう事を告げる。そしてその魔物たちがフェルマータの砦に住み着いているのだと。それを聞いてワルツに事情を話して、鉱封薬の生産を止めてもらう事を決意するアレグレットたちだったが、ビオラはワルツに借りがあるという理由から一緒についていくと言い出す。「また一人増えるのかよ」と文句を言うアレグレットだったが、一流の弓の腕を持つビオラの存在は確かに心強くもあった。</p> <p> カバサ大橋、そしてフェルマータの砦、ハノンの丘を抜け、フォルテ城下町にたどり着くアレグレットたち。だが翌日、ワルツへの面会のために城に足を運んだ途端、突然チューバ率いる騎士団がいきなりアレグレットたちに襲い掛かってくる。「お前らの行動など全てお見通しだ。」たかが面会の手続きに来ただけなのに、いきなり意味不明な事を言われて襲われる状況に困惑しながらも、アレグレットたちはチューバを打ち倒す。だがそれも空しくアレグレットたちは牢獄に囚われてしまうのだった。だが牢獄の中でアレグレットたちは一人の少女に出会う。彼女こそ、マーチが心配していた双子の姉・サルサだったのだ。サルサは鉱封薬生産のために山の発掘が行われているせいで、アゴゴの生息地が激減しつつあるという今の現状をワルツの側近・レガートに伝え、これ以上鉱封薬を作るのはやめてほしいと頼み込むのだが、サルサがアゴゴの森の番人だと知るや、いきなり牢獄に囚われてしまったのだという。アレグレットは突然「脱出しよう」と言い出し、針金1本で器用に牢屋の鍵をこじ開けるが、あまりの手馴れた手つきにポルカは疑惑の目を向ける。そしてビオラはアレグレットがリタルダントで盗みを働いて生計を立ててきた事を、一目で見抜くのだった。</p> <p> ジルバ、クラベス、ファルセットは、ハノンの丘の隠し通路から城の内部へと侵入しようとしていた。だが隠し通路を開いた途端、そこから突然現れたアレグレットたちにジルバたちは驚く。そしてそこには救出対象だったサルサの姿も。「・・・任務完了だな。」ジルバは苦笑いしながらもそう呟き、アレグレットたちにサルサを助けてくれた礼を言う。彼らは反政府組織アンダンディーノと名乗り、鉱封薬によって人々を魔物に変えようとしているワルツを止めるために活動している組織なのだという。そう、ワルツは鉱封薬の危険な副作用を知らずに国民に提供していたのではなく、その副作用によって国民を魔物にし、兵力を無限に増殖しようとしていたのだ。そしてワルツはある目的のために、光るアゴゴの手掛かりを知っているであろうサルサを捕らえていたのである。光るアゴゴなんて存在しないと言うサルサだが、「詳しい話はあたしの家でしよう」というビオラの提案で、一行はザバ平原へと向かう。だがカバサ大橋に辿り着いた所へ、アレグレットたちを逃がした事をワルツに叱責され、最期通告まで受けたチューバが必死の形相で襲い掛かってきた。この戦いに自分の命が掛かっているチューバの凄まじい気迫の前に圧倒されるアレグレットたちだったが、どうにかチューバを撃破する。だがチューバの捨て身の一撃で橋は崩落し、チューバは転落死。アレグレットたちもまた、川の激流に飲み込まれてしまうのだった。</p> <p> </p> <p> どうにか一命を取り留めてアダージュ湿原まで流れ着いたアレグレットたちだったが、ポルカ、ショパン、ビート、サルサの4人は行方不明になってしまった。アレグレットを励ますビオラだったが、アレグレットの心は晴れなかった。</p> <p> 取り合えずアンダンテの街を目指す事になったアレグレットたちは、途中に立ち寄った宿屋カンタービレである疑問をジルバにぶつける。フォルテの街で、まるで自分達が最初からそこに来ることが分かっていたかのような手際の良さで、いきなり自分たちに襲い掛かってきたチューバ。そして「お前らの行動など全てお見通しだ」というチューバの言葉から、自分たちはアンダンティーノに間違えられたんじゃないかとジルバに語る。そのアレグレットの言葉を聞いたビオラもまた、「アンダンティーノに内通者がいるんじゃないのか?」と推理する。「あの作戦はクラベスとファルセットにしか話していない・・・。」仲間を信じたい気持ちがありながらも、疑心暗鬼になるジルバ。</p> <p> ウッドブロックの林を抜け、アレグレットたちはアンダンテの街まで辿り着く。そこで一旦ジルバ、クラベスと別れる事になり、アンダンテの街をファルセットに案内されるアレグレットとビオラだったが、そこである少女からシミーレの泉の水を汲んできてほしいと頼まれる。少女が世話をしている花は特殊な物で、シミーレの泉の水を与えないと枯れてしまうのだ。少女の依頼を引き受け、レント墓地までシミーレの泉の水を採取に行くアレグレットたち。泉を守る巨大な魔物・デスクロウに苦戦しながらも、どうにかアレグレットたちは泉の水を手に入れる事に成功する。</p> <p> 同じ頃、アンダンティーノのアジトでジルバはクラベスに、ファルセットは内通者なのではないかという疑問をぶつける。ジルバはファルセットの最近のそわそわした態度、そしてクラベスに強く当たったりする事に疑問を持っており、幼馴染だからファルセットの事は何でも分かると言うのだ。しかしクラベスはそれを真っ向から否定した。ファルセットがスパイなんてありえないと。それを聞いたジルバはクラベスに礼を言い、そしてアレグレットたちの帰りが遅い事に疑問を抱き、アンダンテの街まで迎えに行くジルバ。だがそこへ突然現れたロンドが「裏切り者」という名目でクラベスに襲い掛かる。そう、内通者はファルセットではなくクラベスだったのだ。「もしもの時はクラベスを殺せ」とワルツに命令されたロンドは、クラベスがターゲットのジルバに本気で恋をしてしまった事で、裏切ったと判断してクラベスを始末したのである。ロンドの一撃で致命傷を負い、その場に倒れこむクラベス。クラベスはジルバとファルセットへの想いを語りながら、最期の力を振り絞ってバロックに伝書鳩を送る。そしてクラベスは死んだ…。「本当に・・・あなたが好きよ・・・」と言い残しながら。</p> <p> </p> </dd> <dd> ポルカ、ショパン、ビート、サルサの4人は、バロックの船によって救助されていた。船長のクレッシェンドに礼を言い、ただで泊めてもらうのは気が引けるから何か手伝える事は無いかと言うポルカだったが、クレッシェンドは「気にする事は無いよ」とポルカの申し出を断るのだった。</dd> <dd> その日の夜、船の甲板で星を眺めるポルカとショパン。そこでショパンはポルカに妹のエミリアの事を話す。結核によって僅か14歳でこの世を去った愛すべき妹・・・。ショパンはエミリアを見捨てた神が憎いと言うが、ポルカは「エミリアさんはショパンさんの心の中で生きている」と語る。その言葉を聞いて感銘に浸るショパンだったが、突然海賊船がバロックの船に激突してきた。クレッシェンドが言うにはこの海賊船によってフォルテ領とバロック領が荒らされているせいで、定期便が止まっている状態なのだという。バロックの船を守るため、クレッシェンドの制止を振り切り海賊船に突入するポルカたち。そして海賊たちを率いる女船長・ドルチェを打ち倒し、ポルカたちは見事バロックの船を守り切ったのだった。</dd> <dd> その後、船はバロックの城下町に到着し、ポルカたちは客人としてバロック城に招待される事になる。船長を務めていたクレッシェンドは、実はバロックの王子だったのである。そこで開かれた舞踏会で、一流のピアノの腕前を披露するショパン。クレッセンドは舞踏会を盛り上げてくれたショパンに礼を言うが、同時にショパンにある頼み事をする。バロックはこれまでアンダンティーノを支援してきたが、もうそれは出来なくなったとジルバに伝えてほしいというのだ。快く承諾するショパン。傍らにいたクレッセンドの婚約者・セレナーデは、戦争は無意味で愚かな物だとショパンに力説するのだが・・・。</dd> <dd> 取り合えずアレグレットが待っているであろうリタルダントに戻る事にしたポルカたち。極寒のシャープ大雪山を越えた先は、灼熱のワウ溶岩洞。ビートが「気候の差がありすぎる」と文句を言うが、ポルカたちはどうにか乗り越える。だがワウ溶岩洞を抜けた先は、何とアゴゴの村であった。まさかこんな所に繋がっていたとは・・・驚くポルカたちだったが、突然ポルカたちの周りに無数の光るアゴゴが現れ、さらに運が悪い事に光るアゴゴの捜索に来ていたフーガに遭遇してしまう。「光るアゴゴを見つけてくれたお礼」という、またしても理不尽な理由でいきなり襲い掛かってきたフーガだったが、ポルカもショパンも前回フーガと戦って敗れた時よりも遥かに腕を上げていた。そして激しい死闘の末にフーガはポルカたちに敗れ、絶命する。その様子を物陰からロンドが見つめていた。ワルツの元へ報告に向かうロンド。そしてポルカの周囲を無数の光るアゴゴが優しく包み込んでいた。</dd> <dd> その頃クレッシェンドの元に、死に際にクラベスが飛ばした伝書鳩が飛んできた。同封されていた手紙を読むクレッシェンドは驚愕の表情を見せる。「セレナーデはフォルテのスパイ」。手紙の内容も知らずに可愛らしい笑顔を見せるセレナーデの傍らで、クレッシェンドは困惑する。</dd> <dd> <p> </p> </dd> <dd> 一旦サルサ、ポルカと別れたショパンとビートは、リタルダントの街でアレグレットと再会する。互いの無事を知って胸をなでおろすアレグレットたちだったが、ショパンとビートはクラベスが殺された事、そのクラベスがフォルテのスパイだった事、さらにファルセットがクラベスの死にショックを受けて行方を眩ました事をアレグレットに聞かされる。クラベスの死を悲しむショパンとビートだったが、そこへ教会の地下から「妙な物音がする」「幽霊でもいるんじゃないのか」という騒ぎが起こる。そこに居合わせたパン屋のおばちゃんに、これまで盗みを働いてきた償いとして、教会の地下を捜索するように強要される。仕方なく教会の中に入るアレグレットたちだったが、そこへサルサ、マーチ、ビオラがアレグレットたちの元に訪れる。ポルカたちが海賊船を追い払ったおかげでバロックへの定期便が通るようになり、ジルバがクレッシェンドとの面会のためにバロックに向かったというのだ。そこでアレグレットは地下の捜索をショパンたちに任せ、自分はテヌート村までポルカを迎えに行く事にする。そして砂浜でアレグレットは、奇妙な形をした石を見つけるのだが・・・。</dd> <dd> 教会の地下から出ていた妙な物音は幽霊などではなく、地下に住みついた魔物・ルートラーカーの仕業だった。ショパンたちの活躍によってルートラーカーは退治され、リタルダントに再び平穏の時が戻る。そしてその日の夜、テヌート村でポルカはいきなり崖から飛び降りると言い出す。その瞬間、アレグレットの脳裏に突然ポルカが崖から飛び降りようとする映像が浮かび上がる。慌ててポルカを制止するアレグレット。ポルカは「冗談で言ったのに」と驚きを隠せなかったが、同時に本気で止めてくれたアレグレットに感謝するのだった。ポルカはアレグレットに、何故か昔から持っていたという奇妙な形をした石を見せ、「私の代わりにこの石に身代わりになってもらう」と言って石を崖から投げ飛ばすのだが、アレグレットは先程リタルダントで拾った、たった今捨てたのと全く同じ石をポルカに手渡す。「生まれて初めて女の子にあげたプレゼントだから絶対に無くすなよ」と念を押すアレグレットだったが、ポルカは困惑の表情を隠せなかった。</dd> <dd> 定期便に乗ってバロックへと向かうアレグレットたち。その頃ジルバとクレッシェンドはバロックが今後どう動くべきかについて激論を繰り広げていた。そして話の中でクレッシェンドは、自分の所にもとっくの昔にスパイが紛れ込んでいた事をジルバに打ち明ける。それは誰なのかを問い詰めるジルバだったが、クレッシェンドはそれに答えずに、少し時間がほしいとジルバに語った。クレッシェンドはクラベスの伝書鳩が届く前から、セレナーデがスパイである事を既に見抜いていたのだ。ジルバが部屋を出てからクレッシェンドは物陰に隠れていたセレナーデにそれを打ち明け、それを聞いたセレナーデは涙を流すのだった。</dd> <dd> ジルバの提案で暇潰しにバロックの周囲を散策する事になったアレグレットたちだったが、そこで立ち寄った氷の神殿アリアの最上階で、突然現れたロンドがポルカの身柄の引渡しをアレグレットたちに強要する。だがそこへ行方不明になっていたファルセットが駆けつける。ファルセットはクラベスを殺した犯人がロンドである事を突き止めたのだ。そんなファルセットに興味を持ったロンドは仲間にならないかと誘うが、ファルセットはこれを拒否。ロンドに戦いを挑むファルセット。激しい死闘の末にロンドはファルセットに敗れて絶命した。だがジルバは勝手な行動を起こして皆に心配をかけたファルセットを平手打ちする。そしてファルセットはジルバに抱きついて号泣する。</dd> <dd> <p> </p> </dd> <dd> バロック城に戻ってきたアレグレットたちは、城の宰相からクレッシェンドとセレナーデがいなくなってしまったと知らされる。彼らは自分たちの身柄をフォルテに引き渡す事で、バロックへの侵略をやめてもらうよう頼むつもりなのだ。アレグレットたちは2人を止めるために後を追いかける事にする。</dd> <dd> ワープ装置を使ってトゥコーダ地下遺跡に到着、そこを突破した先には一軒の神社と巨大な木があり、さらに一人の老婆が待ち構えていた。老婆はポルカがここに来たのは「今回も」滞りなく予定通りだった事、そして「前回も」ここでポルカと一度会っているなどと、意味不明な事を言い出す。そしてポルカにおみくじを引くよう要求し、必ず大凶を引くから「チェロの木」に結わえと言う老婆。そしてポルカの運命は、たとえ本人がそれを知ったとしても、もう変えられないのだと。ポルカはそんな老婆に対して不信感をあらわにする。「やる前から結果が分かっているなんて、そんなの絶対おかしい」と。老婆の要求通り、おみくじを引くポルカ。「これは・・・!?」おみくじの内容に驚くポルカだが、いつの間にか老婆はその場から消えていた。たかがおみくじなんだから気にしない方がいいというファルセットだが、ポルカは意を決した表情で先に進むよう皆に促すのだった。</dd> <dd> ロック山でジルバは、自分がかつてここの炭鉱で、鉱封薬の材料の採掘のために強制労働をさせられていた事、それに耐えかねて仲間と共にフォルテに反乱を起こした事、そしてそのせいで多くの仲間が殺されてしまった事をアレグレットたちに語る。ジルバは「今の俺の姿は死んでいった皆が納得出来る物だろうか」と自問自答する。だが今は感銘に浸っている場合ではない。頂上へと急ぐアレグレットたち。</dd> <dd> やがてたどり着いた頂上にはクレッシェンドとセレナーデがいた。「私の身柄を引き渡せば少なくともバロックには攻めてこない」というクレッシェンドに対し、「犬死にするだけだ。ワルツはそんなに甘くない」と反論するジルバ。セレナーデは「クレッシェンドはこの身に代えても私が絶対に死なせはしない」とジルバに熱く語るが、そこへワルツとレガートが大軍を率いてアレグレットたちの前に現れた。最早クレッシェンドにもセレナーデにも興味は無い、ポルカを引き渡せば他の者には危害を加えないと。ポルカを守ろうとするアレグレットだったが、ポルカは皆を守るために意を決して、自らワルツの元に歩み寄る。その瞬間、レガートの持つアゴゴが突然光り出し、それを鉱封薬に混ぜた途端にどす黒い煙が噴き出す。それを見たワルツは高笑いしてポルカを平手打ちし、さらに大軍と共にアレグレットたちに襲い掛かってきた。自分から持ちかけた約束を破ったワルツに激怒し、迎え撃つアレグレットたち。ワルツの巧みな剣術、そして魔物の大群の前に苦戦しながらも、壮絶な死闘の末にアレグレットたちはポルカを救出し、遂にワルツを討ち取った。</dd> <dd> 「後はあのじいさんだな・・・!!」レガートに歩み寄るアレグレットの表情は怒りに満ち溢れていた。ワルツの死で後ろ盾を失い、追い詰められたレガートは、やけになって先ほど光るアゴゴと混ぜたばかりの合成鉱封薬を飲み干した。その瞬間レガートは苦しみ出して精神が崩壊し、さらにその姿は巨大な魔物「ルインドボディ」と化してしまう。唖然とするアレグレットたちだったが、レガートは衝撃波をアレグレットたちに放つ。そのあまりの凄まじい威力にアレグレットたちは吹き飛ばされてしまう。</dd> <dd> <p> </p> </dd> <dd> よろめきながらも何とか立ち上がったアレグレットだったが、先程の衝撃波をまともに受けたクレッシェンドとセレナーデが負傷していた。クレッシェンドはアレグレットたちを巻き込んでしまった事を詫びながらも、この世界を守るためにレガートを止めてほしいとアレグレットたちに頼む。そして目の前にはレガートが空間を捻じ曲げてこじ開けた次元の穴があった。目の前の光景が信じられないアレグレットだったが、このままレガートを放置しておけば何が起こるか分からない。意を決してアレグレットたちは穴の中へと突入していった。</dd> <dd> 次元の穴を抜けて次元の狭間にたどり着いたアレグレットたち。さらに先に進むと、そこには月の都エレジーがあった。そしてそこで暮らしていたのは、鉱封薬によって魔法が使えるようになった代償として成仏出来なくなり、あの世にも行けず、この世にも留まれなくなってしまった人々の魂だった。さらにこの世界には「時間」が存在せず、永遠に何も変わる事の無い全てが停滞した世界なのだという。驚くアレグレットたちだったが、魂たちは何も動揺する事も無く幸せそうに静かに暮らしていた。そして皆が口を揃えてアレグレットたちに語る。「ここに来て本当の幸せを得る事が出来た」と。</dd> <dd> 先に進もうとするアレグレットたちだったが、夢幻砂丘へと続く道には強力な結界が張られていた。エレジーの長老が言うには、光る鍵盤の塔シロフォンの頂上に結界の制御装置があり、それを解除すれば先に進めるようになるのだという。アレグレットたちはシロフォンに向かい、そこで課された試練を乗り越えながら頂上に到達し、制御装置を守る巨大な魔物・オーガキングとウィックドシュラブを打ち倒し、結界の制御装置を解除する事に成功する。</dd> <dd> 結界を抜けた先の夢幻砂丘を抜け、アレグレットたちはエレジーの住民がレガートを見かけたと語る、砂の巨塔ダブルリードにたどり着いた。頂上への道を守る4体の守護者を次々と打ち倒していくアレグレットたちだったが、同時にショパンには以前から抱いていた疑問がより強くなっていた。ここは自分が創り出した夢の世界のはず。なのに人々は皆、自分の意思という物を持っており、さらにショパンは仲間との強い一体感や団結をも感じていた。「ここは本当に私が創り出した夢の中の世界なのか・・・?」</dd> <dd> ダブルリードの最上階には、かつてレガート「だった」「それ」・・・ルインドボディが待ち構えていた。アレグレットの号令と共にルインドボディとの激しい死闘が始まり・・・そして苦しみながらもアレグレットたちは遂にルインドボディを打ち倒した。レガートの魂が浄化された瞬間、レガートがロック山で開けたのと同じような穴が突然生まれる。驚くアレグレットたちだったが、ショパンは意を決した表情で穴の中へと向かう。「ショパンさんどこ行くの!?」ビートの言葉はショパンには届かなかった。</dd> <dd> <p> </p> </dd> <dd> ショパンはアレグレットたちを倒せなかった。つまりこの世界もアレグレットたちも偽りの存在では無かったという事であり、それを悟ったショパンは安堵し、その場に崩れ落ちた。だがポルカが突然意を決した表情でアレグレットに語る。今まで隠していた事を詫びながらポルカは崖まで足を運んだ。自らのトラスティの輝きで照らさなければならない場所がある事を。そう、チェロの木で老婆が言っていたポルカの使命とは、ポルカが自ら命を絶つ事で、崩壊しつつあるこの世界を10年前にリセットして救う事だったのだ。アレグレットの叫びも空しくポルカは崖から飛び降り・・・そして、ポルカは死んだ。アレグレットは激しく泣き叫び、傍らで倒れているショパンに「あんたの夢の中の世界なら何とかしろ」と絶叫する。泣き崩れるアレグレット。ショパンは目を覚まし、呟いた。「夢・・・?本当に夢・・・?」</dd> <dd>ポーランドのワルシャワで、医者がショパンの臨終を通告した。現実の世界のショパンは死んだ。泣き崩れるルドヴィカとポトツカ。</dd> <dd> テヌート村の花畑で、4歳のポルカはソルフェージュと共に花畑を歩いていた。だがそこへショパンの声が聞こえる。まだ14歳までしか生きていないのに、こんな所で死んではいけない、生きろと。ポルカはソルフェージュに突然別れを告げ。ソルフェージュは笑顔を見せながらも涙を流す。やがて無数の光るアゴゴに包まれてポルカは天空へと上っていく。ソルフェージュはポルカの幸せを祈りながらも、ポルカを失った悲しみで号泣する。</dd> <dd> ショパンはポルカの死で落ち込むアレグレットを悲しみの表情で見つめていた。だがそこへビートが驚きの声を上げた。「ポルカ姉ちゃんが咲いてる!!」アレグレットの目の前でポルカが、無数の光るアゴゴと共に宙に浮いていた。慌てて駆け寄るアレグレット。ポルカが着地した瞬間、荒廃した地表に一瞬にして沢山の花が咲き乱れた。ポルカのトラスティの輝きによってこの世界は救われ、そしてショパンの働きによってポルカは死の無限連鎖から解放されたのだ。ポルカとアレグレットは涙を流しながら互いの体を強く抱き締め、そして静かに口づけを交わす…。</dd> </dl>
<p><strong>トラスティベル ~ショパンの夢~</strong></p> <p>part30-563~564,577~578,581,584</p> <p>(<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%99%E3%83%AB_%E3%80%9C%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%A4%A2%E3%80%9C">ウィキペディアの同ゲームの記事</a>に詳細なストーリーが掲載されている)</p> <hr /><dl><dt>563 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/14(木) 22:07:53 ID:EX6AP5Aw0</dt> <dd>トラスティベル~ショパンの夢~をお願いします<br /> ラスボスはショパンと聞きましたが本当なんでしょうか<br /><br /></dd> <dt>564 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/16(土) 01:44:00 ID:Ev83J4yK0</dt> <dd><a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/563" target="_blank">&gt;&gt;563</a><br /> それは本当っぽい。<br /><br /></dd> <dt>577 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/21(木) 22:18:09 ID:2yxoQjw50</dt> <dd><a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/563" target="_blank">&gt;&gt;563</a><br /> A国領主の圧政に苦しむ市民→領主様に直訴だ→レジスタンスと間違われて捕らわれる<br /> →脱出するも、散り散りに→二組に別れ、片方はレジスタンスを支援してるB国に拾われる<br /> →無事合流→今後の事を相談する為、皆でB国へ→B国王子、A国に無条件降伏する為、<br /> A国へ→後を追い、追いついたとこへA国領主現る→倒す→追い詰められた<br /> 領主の金魚のフンが、特殊な薬使って大変身→時空に穴が開く→そこ入ってそいつ倒す<br /> →んでラスボスとの対戦。<br /> 細かい展開や説明は端折ってるが、大筋はこんなもん。<br /> これに死にかけて眠っているショパンが絡んでくる。<br /><br /></dd> <dt>578 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/21(木) 22:33:10 ID:2yxoQjw50</dt> <dd>ショパンから見たらの話。<br /> これは夢だ→夢にしてはなんだかリアルだ→よし!私が仲間達に勝てば、<br /> これは私の夢!でも負ければ夢じゃない→負けた→夢じゃなくて良かった→<br /> (この世界はループしており、人間の欲望が高まって「海」の波がたってくると、<br /> そこにトラスティの値が高い特殊な人間=ポルカが飛び込んで波をおさめる→<br /> 世界がリセットされて、無限ループ)で、ポルカ「海」に身を投げる(理由は<br /> 「運命だから」)→しかしそこに出てくるショパン。14歳の少女が死んではいけない→<br /> ショパン、ポルカを助けて、無限ループも終わってめでたしめでたし。<br /><br /></dd> <dt>581 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/22(金) 04:48:52 ID:vWBRZMcr0</dt> <dd><a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/577-578" target="_blank">&gt;&gt;577-578</a>をみても全然意味がわからない俺は負け組<br /><br /></dd> <dt>584 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/06/22(金) 13:39:20 ID:RAdje3Qq0</dt> <dd><a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/581" target="_blank">&gt;&gt;581</a><br /> 簡単にいうと、<a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/577" target="_blank">&gt;&gt;577</a>の流れ→ポルカが崖から身を投げる→世界リセット<br /> →幼ポルカ、空から降ってくる→それをかーちゃんが育てる→<a href="http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1175359277/577" target="_blank">&gt;&gt;577</a>の流れへ。<br /> の無限ループの世界にショパンが紛れ込んで、無限ループを断ち切る話。</dd> </dl>

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