サモンナイト エクステーゼ 夜明けの翼

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<p><strong>サモンナイト エクステーゼ 夜明けの翼</strong></p> <p> &gt;&gt;18-163・194~195・275・380・382~384・386・390・411~412・414~419・421・581~582</p> <hr> <dl> <dt><a href="menu:163">163</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/01(木) 21:59:28 ID:CtT4DvCE</font></dt> <dd>先ずは設定を<br> <br> 《世界観》<br> 基本的にサモンナイトシリーズ共通。リーンバウムという世界の周りを四つの世界(機・霊・鬼・獣)がとり囲んでおり、この世界の住人は五つの世界を輪廻転生という形で「循環」している(ただしリーンバウムへの転生はあくまで例外)。<br> また、五つの世界の他に「名もなき世界」という世界もあるが、ここでは関係ないので割愛。<br>  <br> エクステーゼの世界はこのどれにも属さないのだが、どういうところかは後述する。<br>  <br> ちなみに1~3とは直接的には関係していない。<br>  <br> 《用語》<br> ・放浪者<br> 表面上は物事の真理を追求する者のことを指す。逆の意味で「定着せし者」という言葉がある。<br>  <br> ・召喚<br> 他の世界の住人を呼び出す技術。還すのは送還。<br>  <br> ・導き手<br> 後述<br>  <br> ・白夜(びゃくや)<br> キサナを中心とするグループ。表向きはボランティアのような活動をしている。 <br> ・魂殻<br> 「シエル」と読む。魂は精神とそれを包む殻で構成されている。<br> 肉体が滅んでも魂には影響はないが、魂殻が滅ぶと中の精神は拡散し、魂は消滅する。これは「魂の死」と呼ばれ、転生できなくなる。<br> <br> <a name="a164"></a></dd> <dt><a href="menu:194">194</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/03(土) 12:21:33 ID:qSeP1l14</font></dt> <dd>《人物紹介》<br> ・レオン&エイナ<br> 主人公。一つの体に二つの魂を持つ存在。記憶を失っており、それを取り戻すために放浪者として旅立つ。人格が替わると体もその人のものへ変化する。<br> 記憶は共有されるが、互いに話ができるわけではない。二人の交流は「常夜の石」で行われる。<br>  <br> ・ノヴァ<br> レオン&エイナを導く存在。二人が同体になってしまった原因を作った張本人らしいが…。<br>  <br> ・ファイファー<br> 倒れていた「二人」を助け、進むべき道を示す者。見た目は炎を纏った獅子。ノヴァとは知己の間柄らしい。<br>  <br> ・キサナ<br> 白夜のリーダー。導き手。魔物の討伐から住人達のお手伝いまで手広くボランティア活動を行っている。<br> だが、白夜(正確にいうとキサナ)本来の目的は別の所にあり、徐々にその本性を現していく。<br>  <br> (白夜メンバー)<br> ユズキ…女性のサムライ。白夜の実態を知る。<br> リゼルド…機械兵士。<br> ピア…天使の少女。<br> オーレル…獣人。頭脳労働担当。<br>  <br> ・ベクサー&リニア<br> 白夜の活動を妨害する冒険者。その理由は白夜の目的と密接に関わっているようだ。<br> <br> <a name="a195"></a></dd> <dt><a href="menu:195">195</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/03(土) 13:02:21 ID:qSeP1l14</font></dt> <dd>《プロローグ~2話》<br> 何者かに呼ばれてふと目を覚ます主人公。だが、主人公は記憶を失っていた。そして介抱していたファイファーの姿を見て驚いた主人公は穴から転落してしまう。<br> 主人公は穴の底でノヴァと出会う。どうやら主人公を知っているらしい。そして記憶喪失であることも。<br> ノヴァを追うが穴の底は魔物の巣窟であり、苦戦する主人公。そこにもう一人の人格が現れる。主人公はもう一人の人格と協力しながら穴を脱出した。<br>  <br> ファイファーとの誤解も解け、今後の目的を模索する。ファイファーはノヴァを知っているが、動向までは知らないという。悩める二人にファイファーは「物事の真理は自分で見つけ出すもの」という教訓を与え、ツェーゼの村へ行くようにと助言を与えた。<br>  <br> 二人の放浪者としての冒険が始まった。<br>  <br> ツェーゼへの道中、エイナはレオンに話し掛ける。自分達の体のことを秘密にすべきではと。それに対し、レオンは自然体でいいだろ、隠しておくのはかえって不自然だと答える。<br>  <br> ツェーゼの村へ到着。ツェーゼはファイファーの居住する獅子王の門の麓にあり、普段からファイファーと交流がある。<br>  <br> 二人はここでリコという少女と出会う。<br> <br> <a name="a196"></a></dd> <dt><a href="menu:275">275</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/08(木) 22:55:35 ID:B++ZknHM</font></dt> <dd>《4話》<br> 「白夜」の一員であるユヅキの話を元に二人はアレスパへ向かうことにした。白夜はアレスパを拠点とする組織で人助けのような活動を主としている。ユヅキの魔物退治もその一環である。<br> 白夜ならノヴァに関する何らかの情報が得られるかもしれない。<br>  <br> アレスパへはリコが遭難した獣魔の森を抜け、更に進む必要がある。だがその先は難所である迷いの森があった。光が届かず、昼も夜も判らない森を突き進み、最深部へと辿り着くものの、突如入口へと引き戻されてしまう。<br> 途方に暮れる二人。だが、二人の進む意志は揺るがない。そんななか二人に語りかける声がする。彼女はピアという少女で森の出口側にいるそうだ。どうやら森にいる魔物が出口を塞いでいるらしい。<br> 当初ピアは機械兵士リゼルドに加護を与え、魔物を倒す予定であったが、リゼルドは反り討ちに遭う。そこで二人はリゼルドの代わりに魔物を退治した。<br>  <br> ようやく森を抜けた二人。だが、あくまで魔物は出口を塞いでいただけで、森から出られない者はこれからも後を絶たないだろうとのこと。<br>  <br> まるで試練を受けているみたいだった…。<br>  <br> レオンのふとした不安を振り払い、二人はアレスパへ向かった。<br> <br> <a name="a276"></a></dd> <dt><a href="menu:380">380</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 01:14:15 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《5話》<br> ピアもリゼルドも白夜の一員であった。リゼルドの治療のため、白夜の二人は挨拶もそこそこにアレスパへ戻る。<br> 残された二人は荒野を越えてアレスパに到着。そこで再会したピアとやはり白夜の一人であるオーレルとともに白夜のリーダー、キサナに謁見した。<br> 白夜は正確にいうと組織ではない。己の信念に基づいて行動する者、つまり放浪者の集団である。白夜の目的は人の自立、放浪者の育成にある。<br> キサナは二人の体と記憶のについての調査に協力すると約束してくれた。<br> さて、アレスパでは発砲事件が発生しており、犯人は逃走、ユヅキが追跡していた。だがユヅキは不覚をとる。<br> 犯人であるベクサーとリニアは度々白夜を妨害するならず者で機械遺跡へと逃げ込んでいた。遺跡の悪用を阻止するために二人は犯人を追う。<br> 遺跡の奥でベクサーらを追い詰める。白夜の活動を妨害する動機を詰問する二人に対し、ベクサーは「お節介は嫌いだ」と言い放つ。そして「自立という観点から見れば自分達も白夜の理念を実践している」と。二人は何とかベクサーを退けるものの、逃走を許してしまった。<br> 白夜の理念に同調できる部分もあるが、ベクサーの言葉にどこか引っ掛かりを感じる二人であった。<br> <br> <a name="a381"></a></dd> <dt><a href="menu:382">382</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 11:13:54 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《6話》<br> 白夜の協力を取り付けたが受身ではいけないと感じた二人。そこへ「光が南へと向かった」との情報が入る。<br> レオンはノヴァと出会ったことを思い出す。彼は光に包まれていた。二人はキサナと相談し、光が向かったというルガントへ行くことにする。<br> だが、気になることがあった。森の魔物(4話)を操っていたのはノヴァらしいというのだ。また、キサナもノヴァを知っているようだった。といっても二人は先に進むしかない。ノヴァの「追い付いたら全てを教える」という言葉を信じて。<br> はたしてノヴァはルガントにいた。しかし「事は深刻過ぎた。ファイファーの元へ戻り、静かに暮らせ。そして白夜とも関わるな」と言い、去ってしまう。<br> 納得できない二人はノヴァを追って更に奥へと進む。驚くノヴァ。二人は剣を抜く。もう振り回されるのは御免だ、力ずくでも真実を聞き出すと。だが、すんでのところで影の魔物に邪魔をされ、ノヴァを逃してしまう。<br> 二人は白夜に戻り、光がノヴァであることを告げたものの、ノヴァの不審な行動や影の魔物などについては黙っていた。白夜メンバーの動揺もさることながら、ノヴァの言葉が引っ掛かったからだ。<br> <br> 「白夜に関わるな」<br> <br> 自己嫌悪に陥る二人だった。<br> <br> <a name="a383"></a></dd> <dt><a href="menu:383">383</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 15:18:30 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《7話①》<br> 白夜、ノヴァ、ベクサー…。彼等の話を聞くうちに二人は迷ってしまう。だがこれらは所詮は他人の考えであって、自分達の考えではない。二人はもう一度自分達の目でこの世界を見つめ直そうという結論に達する。<br> ところで二人が訪れた村にはワープゲートが存在する。それは一度でも行っていれば村々の行き来が容易になるのだが、何らかの要因で不調となった。ファイファーも留守であったのでワープゲートの再起動も兼ねて旅することにする。<br> ゲート再起動の作業も順調に進みツェーゼへ至った時、ある異変に気付く。どうも話が噛み合わない。二人のことを覚えていないのだ。村人達の物忘れが激しい…だけでは説明がつかない。<br> そしてリコと再会した時、疑問は氷解する。彼女は祖母の家へ訪れたことも、そこで魔物に襲われたことも、そして二人に助けられたことも…初めからなかったように、また同じ行動をとろうとしていた。<br> まさに日常が途中でリセットされ、テープが巻き戻されて再び再生されたようなものである。その現象はツェーゼの村人のほとんどに見られることが判った。<br> <br> <a name="a384"></a></dd> <dt><a href="menu:384">384</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 15:51:46 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《7話②》<br> ツェーゼの奇妙な現象にただならぬものを感じた二人はキサナに問い掛ける。<br> キサナは二人がいつかはこの事態にあたると予測していた。放浪者とはひとつどころに留まらず、明確な目的と意志を持って行動する者。逆に「そのまま」であることを望み、日常に埋没し、時の流れに取り残される者を「定着せし者」という。<br> 定着せし者はある一定の期間、日常を過ごすと時間が「巻き戻され」、また同様の日常を閉じた時間の中で繰り返すのである。<br> しかし日常とは「同じ」ものではない。緩やかにではあるが変化するものだ。心が変わる事を拒否しても時間や取り巻く状況を止められるはずはない。<br>  <br> それではまるで…<br>  <br> と口にしかけて思い止まる。だが、残酷にもその後の言葉がこの世界の真実だった。<br> <br> 都合のいい、作り物の世界<br> <br> 確かなものは一つとして存在しない<br> <br> 実像を持たない魂だけの存在による世界<br> <br> そう、この世界の住人は全て魂だけの存在<br> <br> つまりは死人<br> <br> <a name="a385"></a></dd> <dt><a href="menu:386">386</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 20:17:40 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《8話①》<br> この世界は「界の狭間」と呼ばれ、輪廻の環から外れた者が最終的に辿り着く場所である。この世界の住人は二つの選択肢がある。<br> 一つは放浪者としてリィンバウムヘの転生を目指すこと。放浪者は「導き手」によって課された試練を乗り越え、転生の塔へと至る道を模索する。だがその試練は苛烈を極め、志半ばで倒れる者も少なくない。<br> もう一つは定着すること。それは安易ではあるが日常を「繰り返」し、次第に世界と同化していく運命にある。それは「魂の死」を意味する。この世界は世界と同化した者達のなれの果てが形になったモノである。この世界の住人の殆どはこちらの運命を辿る。<br> 導き手とは魂を選別し、転生に値するかを判別する者。キサナは導き手として放浪者を転生させ、定着せし者を出さないために白夜を創設したのだ。<br> だがこの世界の真実を知ったが、まだ二人の体の秘密が解明されていない。また記憶についても不自然なところがある。<br> ファイファーによるとこの世界に来た者は前世の記憶を失っても日常生活の知識はあるという。だが二人にはそれはなかった。<br> つまりこの世界に来てからファイファーとの出会いまでの記憶を無くしていることになる。無論カギを握るのはノヴァだ。<br> <br> <a name="a387"></a></dd> <dt><a href="menu:390">390</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 23:33:20 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《8話②》<br> 記憶の回復についてはファイファーの協力を得られたが、すぐに解決するわけではない。またノヴァの手掛かりもファイファーからは掴めなかった。<br> アレスパへ戻ると白夜本拠地では厳戒体制が敷かれていた。どうやらベクサーとリニアが動いているらしい。二人は南へ向かう。<br> そこで行き倒れの女性を見つける。そしてベクサーと再会。一触即発となるが女性は「ベクサーに助けられた」と言う。追手は白夜だった。訝る二人だったがベクサーは「自分の目で確かめろ」と言う。<br> 白夜本拠地。ベクサーの手引きで地下に潜入した二人。そこで見たものは事情の知らない一般市民を転生の塔へと送るキサナだった。しかも命令に従わない市民は説得の名の下に監禁していたのだ。ベクサーはリニアの陽動の隙に女性の恋人を解放した。<br> <br> 白夜の本性を知った二人。そこへ白夜から刺客ユヅキが送り込まれる。実は二人は監視されていた。あるときはユヅキに、またあるときはピアに。ベクサーとの関係を知られたのはピアに読心術の能力があったためだ。<br> 白夜の理念には賛同できない。二人は自分の意志で白夜に立ち向かう。<br> <br> <a name="a391"></a></dd> <dt><a href="menu:411">411</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 14:49:39 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《9話①》<br> 気付くと二人は機械遺跡へと飛ばされていた。ベクサーが離脱させたのである。戦いはリゼルドや影の魔物も加わり、混迷としていた。当然リゼルドは白夜側であるが、影の魔物は逆にこちらの味方をした。どうやらベクサーも影の魔物を知っているようだ。<br> 傷を負い、ルガントに潜伏していたベクサーを治療し、行動を開始する二人。そこへピアの悲鳴がテレパシーで届く。<br> ピアはオーレルとともに白夜本拠地で拘束されていた。二人ともキサナに異論を唱えたため、処断されようとしていたのだ。ピア達からキサナの動向を伺うと影の魔物を追ったという。二人は目的地・白壁の霊峰へと向かう。<br> ユヅキとリゼルドはキサナの強引な手法に疑念を抱きつつも己の忠誠心で抑えている状態であった。だが結局リゼルドは二人の説得を受け入れ、道を開けてくれた。<br> 霊峰の頂上。そこではユヅキと影の魔物との戦いに決着がつこうとしていた。大した反撃もしない影。ユヅキは容赦無く斬りつける。そしてユヅキが刺止めを差そうとした瞬間、キサナはユヅキごと影の魔物を殺そうとする。<br> <br> 「何故だ!!」<br> <br> そう問い掛けるユヅキに対し、キサナは事もなげに答える<br> <br> 「その影の魔物が本物のキサナだからだ」<br> <br> <a name="a412"></a></dd> <dt><a href="menu:412">412</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 15:53:10 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《9話②》<br> 自分が敬愛する主人に剣を向けていた事実を知ったユヅキ。彼女は怒りに任せて「キサナ」に斬りかかる。だが、呆気なく弾かれる。<br> <br> 「人の心を何だと思っている!」<br> <br> 怒る二人。<br> <br> 「大切な栄養さ」<br> <br> 「キサナ」はより強大な存在となるために負の感情を求めていた。<br> <br> ユヅキは致命傷を負っていた。そこへ影の魔物=キサナは残された力でユヅキを治療。だが抵抗力を失ったキサナは「キサナ」=エグゼナに取り込まれてしまう。<br> エグゼナはこの世界に根を張り巡らせた悲しみと憎しみの果実。エグゼナは自らの種子を育む苗床としてキサナを支配していたのだ。そして栄養を得るために放浪者に限らず、住人を転生の塔へと送り込んでいた。転生の塔はエグゼナの支配下にあった。<br> キサナからエグゼナを引き剥がすことに成功したが、<br> 「苗床となる心弱き者がいる限り、我は不滅だ」<br> エグゼナはユヅキを苗床として支配し、転生の門のある白夜本拠地へ逃走する。<br> キサナは言う。導き手として放浪者を救えぬ自分に苛立ち、白夜を作ってもそれが変わらなかった。その心の隙をエグゼナに突かれ、苗床としてあそこまで成長させてしまった。そして最期にキサナは愛弟子ユヅキの助命を託し、死んだ。<br> <br> <a name="a413"></a></dd> <dt><a href="menu:414">414</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 18:03:17 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《10話①》<br> 転生の塔へ行くには転生の門を経る事が必須である。エグゼナは白夜本拠地の門を潜り、塔にいる本体と一つになろうとしていた。エグゼナの目的、それはこの世界を苗床とし、大輪の花を咲かせることにある。<br> 白夜本拠地、ユヅキの体を楯に転生の塔へと昇ろうとしていた。攻撃できず歯噛みする二人と白夜達。そこへノヴァが現れ、ユヅキごとエグゼナを攻撃。たまらずエグゼナはユヅキを放棄する。だがエグゼナは転生の門を抜け、門を破壊してしまった。<br> エグゼナを追う手段を失う二人。ノヴァも力を使い果たして消滅する。ただ消滅したノヴァは分身だったのが救いか。<br> <br> 「ファイファーさま…」<br> <br> ノヴァ(分身)の最後の言葉から二人はファイファーの下へと赴く。<br> ファイファーは言う。自分は敗北者であると。彼はかつては導き手であったがキサナと同じ壁にぶつかった。そしてノヴァという後継者にあとを託し、自らはこの世界の管理者となった。<br> 彼は自分が管理していた転生の門の位置を教えた。そこはかつてノヴァと再会した遺跡(6話)にあった。ノヴァは門の悪用を恐れて封印していたのである。<br> 起動の鍵を受け取った二人はノヴァが管理する門へ向かった。<br> <br> <a name="a415"></a></dd> <dt><a href="menu:415">415</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 20:23:26 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《10話②》<br> 門を潜り抜け、転生の塔へ至る。塔は魔物の巣窟であり、エグゼナの領域である。だが白夜の四人やベクサー&リニアのコンビの助けを得ながら上層を目指す。<br> そして上層ではノヴァの本体がエグゼナに捕われていた。分身は言う。追憶の間へ行き、どうするかを決めてほしいと。<br> 追憶の間とは獅子王の門にある精神統一の空間であり、魂に影響を及ぼし、奥底にある記憶を呼び起こす効果がある。二人は幾度かそこで記憶の回復を試みていた。<br> 獅子王の門に戻った二人は追憶の間で記憶を取り戻す。<br> <br> 導き手ノヴァの試練を乗り越えた二人。ノヴァは問う。転生したら二人は永遠に離れ離れになるかもしれない。それでもよいのかと。二人は頷いた。二人で考えて決めたことだと。<br> しかし塔にはエグゼナがいた。狼狽するノヴァ。二人は応戦するがパートナーがエグゼナに取り込まれてしまう。このままではパートナーの魂は消失してしまう。<br> そこでノヴァは一計を案じた。それは主人公の魂殻にパートナーの精神を移すことである。これによる影響は未知数ではあったが他に方法はなかった。<br> その結果、二人は一体となり、記憶を失う。そしてノヴァとパートナーの魂殻はエグゼナに捕われてしまう。<br> <br> <a name="a416"></a></dd> <dt><a href="menu:416">416</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 20:42:57 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《追記》<br> ・導き手<br> 魂を選別し、放浪者を転生させる存在。といっても彼等もまた「死人」であり、元は放浪者である。<br> <br> ・転生の門<br> 転生の塔へ行くためのゲート。導き手の数だけ存在し、導き手の管理がないと作動しない。<br> 本来なら転生に値する者だけしか門を潜れないのだが、白夜の四人はユヅキが資格を持っていたら、ベクサーとリニアはかつてキサナに導かれたため、門を通る事ができた。<br> ベクサーとリニアは最終的に転生を拒んだが、後にキサナの危機を知り、エグゼナの繰り人形と化した白夜を妨害するようになった。<br> ノヴァやキサナが迷いの森の魔物を作り出したり、ノヴァの門を止めたのは放浪者を転生の塔へ送らないようにするため。<br> <br> ・第三の選択<br> 転生を拒み、かつ定着を拒み、この世界で生きる事。ベクサーやリニアはその典型だが特に放浪者としての資格がなくても定着は拒めるため、一般市民の中にも結構いたりする。<br> <br> <a name="a417"></a></dd> <dt><a href="menu:417">417</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 21:44:41 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《11話》<br> ファイファーとノヴァは問う。勝ち目はないかもしれない。それでも行くのかと。「最善を尽くす」。二人の意志は固かった。<br> 転生の塔最上階への扉が開く。ここからはエグゼナそのもの。意を決して入った瞬間、パートナーの精神が引きずり出される。<br> エグゼナはパートナーの魂殻を辿っていたのだ。一人になってしまった主人公。刺し違える覚悟のノヴァを制し、最上階を目指す。<br> 最上階、エグゼナ本体と対峙する主人公。エグゼナの中にはパートナーの魂があった。主人公は本体を倒すもののエグゼナは既に次の苗床をパートナーと決めていた。先程の戦闘で消耗し、窮地に陥る主人公。<br> そのころ、エグゼナの内部ではパートナーが抵抗していた。その中でエグゼナの声を聞く。それは転生できなかった者達の無念、そして転生者に対する嫉妬と怨念の叫びだった。パートナーはファイファーの支援を得て、エグゼナからの支配を脱する。<br> 苗床を失ったエグゼナ。塔はノヴァが結界を張り、戻れない。苗床がなければ存在を維持できないエグゼナが逆に窮地に陥る。逃げ出そうとするエグゼナだったが、力を取り戻した二人によって滅ぼされた。<br> <br> <a name="a418"></a></dd> <dt><a href="menu:418">418</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 22:16:08 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《エンディング》<br> ファイファーはノヴァに聞く。エグゼナは苗床を精神と魂殻の隙間から支配をしていた。それを防ぐために隙間を埋めた存在を作り出したのだろうと。ノヴァは二人の絆がエグゼナを倒したとすれば素敵ではないですかとはぐらかした。<br> <br> 最後にノヴァとファイファーは二人に問い掛ける。<br> <br> 「転生するのか」<br> <br> 二人の考えはとうに決まっていた。<br> <br> [ED1.2]転生・結婚エンド<br> 教会の控え室で目を覚ますレオン(エイナ)。いつの間にか眠っていたようだ。<br> ふとエイナ(レオン)との馴れ初めを思い出す。思えば奇妙というか出来過ぎたものだった。<br> 家は隣で親どうし仲が良く、頻繁に交流もあり、気がつけば互いに意識しあっていた。<br> 二人は知らない。かつて界の狭間で転生を目指し、時にはひとつの体を共有して試練を受けたことを。だが二人の絆は間違いなく互いの魂に刻み込まれていた。<br> 二人の結婚式は皆の祝福のなか執り行われた。<br> <br> [ED3]転生・子供エンド<br> [ED4]導き手エンド<br> <br> この二つに関してはまたの機会に…<br> <br> <a name="a419"></a></dd> <dt><a href="menu:419">419</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">エクステーゼの人</a></b></font> <font color="#8080FF" size= "2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 22:22:19 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>とりあえずエクステーゼは終わります。だらだらとした長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。<br> <br> それにしても携帯カキコは面倒…<br> <br> 以上、エクステーゼの人ことサガフロ2の人でした(証明手段なし)<br> <br> <br> 追伸:サモンナイト名物カルマルートはエクステーゼにはありません。あしからず<br> <br> <a name="a420"></a></dd> <dt><a href="menu:421">421</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 23:55:42 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《おまけ》<br> エクステーゼにはルチルという悪魔の商人がいるが彼女は例外で、サプレス(霊界)から来ている。つまり彼女は生者。<br> 強欲の貴婦人にショバ代というかアガリを上納している。当然、支払うのは魂。エクステーゼの世界は魂のなれの果てなので、そこで商売をしてお金という形で魂の欠片を回収している。<br> また、酔っ払いの商売仲間がいるらしいが、それはメイメイだと推測される<br> <br> <a name="a422"></a></dd> <dt><a href="menu:581">581</a> <font color="forestgreen"><b><a href= "mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A </a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font> <font color="#808080" size="2">2005/10/08(土) 02:25:46 ID:KnSoheXq</font></dt> <dd>[ED3子供エンド]<br> 夕日に照らされて帰り道を歩く子供が二人。それは転生したレオンとエイナだった。<br> 二人の仲を冷やかした近所の悪ガキと喧嘩し、服はボロボロ。これでは親に怒られる。二人は互いの親を説得することで意見が一致する。<br> 二人はこれからどのような人生を辿るのか。それは二人を含め、誰も知らない。二人の子供は夜空に浮かぶ流れ星にこれからもずっと一緒にいれるようにと願っていた。<br> <br> [ED4導き手エンド]<br> 二人が選んだ道。それは転生する事を拒否し、この世界に留まることであった。その後、二人はノヴァとファイファーの元で修業し、いよいよ旅立ちの時を迎えた。その出発の日に遅刻してファイファーにドヤされる二人。そんな二人をノヴァと白夜の四人は温かく見守る。<br> ベクサーとリニアは二人の再会を予感しつつ相変わらずの根なし草の日々を送る。<br> 獅子王の門から下界を見渡す二人。二人の導き手としての旅は始まったばかりである。<br> <br></dd> </dl>
<p><strong>サモンナイト エクステーゼ 夜明けの翼</strong></p> <p>簡略版:要約スレpart2:137,139,140,142,143<br /> 詳細版:part18-163・194~195・275・380・382~384・386・390・411~412・414~419・421・581~582</p> <hr /><dl><dt>137 :<font color="#008000"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ</a></b></font>:2006/06/30(金) 21:46:29 ID:sNUxzL+N</dt> <dd>男女両主人公が選べるが差はほとんどない<br /><br /> 主人公が目覚めるといきなり記憶喪失になっている上一つの体に片方の主人公つまり男女両方の魂が宿っていた。<br /> 仕方ないので事情を知ってそうな謎の少年を追って旅へ、<br /> しばらくして最初に訪れた村へ戻ると住人は主人公達を忘れまったく同じ行動をしていた。<br /> 実はこの世界は死後の世界で転生の為の試験場だった<br /> (世界の異常に気付かなければ同じ行動を繰り返しやがて世界の一部へ)<br /> さらに導き手と呼ばれる試験官に当たる女性がラスボスに操られ暴走し主人公が止める<br /> (頑張っても世界に同化して消え去る者が減らない事実からの心の隙を付け込まれた)<br /> ラスボスの正体は試験に負け転生できなかった魂の怨念の集合体<br /> 主人公達は以前ラスボスに負け、一つの体を共有することで消滅を免れた<br /> 主人公達は奪われた体を取り戻し二人で立ち向かいラスボスに勝利する。<br /><br /> ED1<br /> 二人は導き手となる事でこの世界で生きていくことにする<br /> ED2<br /> とある村で結婚式が行われる。<br /> 新郎は結婚するのは幼なじみとかの理由じゃなく<br /> 生まれる前からこうなる事が決まっていた気がするのだった<br /> ED3<br /> 新婦視点<br /> ED4<br /> とある村で仲の良い子供達がいた<br /><br /></dd> <dt>139 :<font color="#008000"><b><a href="mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font>:2006/07/01(土) 02:15:58 ID:9xEUcAUI</dt> <dd>&gt;137<br /> 乙です。<br /> 謎の少年は結局何だったの?<br /><br /></dd> <dt>140 :<font color="#008000"><b><a href="mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font>:2006/07/01(土) 02:26:03 ID:JFyRJ7dn</dt> <dd><a href="http://mimizun.com/log/2ch/gamerpg/1145367885/139" target="_blank">&gt;&gt;139</a><br /> 謎の少年は、主人公たちの試練を担当した導き手(&gt;137の女性とは別人)。<br /> 以前ラスボスに負けた際に、主人公の片割れと導き手が捕まってた。<br /><br /></dd> <dt>142 :<font color="#008000"><b><a href="mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font>:2006/07/01(土) 03:34:37 ID:6cQjhreQ</dt> <dd>というか、一つ訂正入れると、<br /> あの世界は俗に言う死後の世界じゃない。<br />  <br /> あそこの世界観だと、魂ってのは五つだか六つだかの世界を転輪してるものなんだが、<br /> その輪廻の輪から外れて零れたものが集まる場所。<br /> だからこそ、本来の輪廻に戻らせるためにあれこれがある、と。<br /><br /></dd> <dt>143 :<font color="#008000"><b><a href="mailto:sage">名無しさん@お腹いっぱい。</a></b></font>:2006/07/01(土) 11:00:00 ID:bKaemoA1</dt> <dd>詳しく書くと<br /> 幻獣界メイトルパ、霊界サプレス、鬼妖界シルターン、機界ロレイラルの四つの世界<br /> を魂は転輪していて優れた魂が楽園リィンバウムへ転生<br /> (他シリーズの舞台、楽園は昔の呼び名で今は他の世界のほうが平和といえるかも)<br /> エクステーゼの世界はこの転生の輪から外れたものの救済処置<br /> ちなみに他にも名も無き世界(地球)がある<br /><br /></dd> <dd> <hr /></dd> <dt><a>163</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/01(木) 21:59:28 ID:CtT4DvCE</font></dt> <dd>先ずは設定を<br /><br /> 《世界観》<br /> 基本的にサモンナイトシリーズ共通。リーンバウムという世界の周りを四つの世界(機・霊・鬼・獣)がとり囲んでおり、この世界の住人は五つの世界を輪廻転生という形で「循環」している(ただしリーンバウムへの転生はあくまで例外)。<br /> また、五つの世界の他に「名もなき世界」という世界もあるが、ここでは関係ないので割愛。<br />  <br /> エクステーゼの世界はこのどれにも属さないのだが、どういうところかは後述する。<br />  <br /> ちなみに1~3とは直接的には関係していない。<br />  <br /> 《用語》<br /> ・放浪者<br /> 表面上は物事の真理を追求する者のことを指す。逆の意味で「定着せし者」という言葉がある。<br />  <br /> ・召喚<br /> 他の世界の住人を呼び出す技術。還すのは送還。<br />  <br /> ・導き手<br /> 後述<br />  <br /> ・白夜(びゃくや)<br /> キサナを中心とするグループ。表向きはボランティアのような活動をしている。 <br /> ・魂殻<br /> 「シエル」と読む。魂は精神とそれを包む殻で構成されている。<br /> 肉体が滅んでも魂には影響はないが、魂殻が滅ぶと中の精神は拡散し、魂は消滅する。これは「魂の死」と呼ばれ、転生できなくなる。<br /><br /><a name="a164"></a></dd> <dt><a>194</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/03(土) 12:21:33 ID:qSeP1l14</font></dt> <dd>《人物紹介》<br /> ・レオン&エイナ<br /> 主人公。一つの体に二つの魂を持つ存在。記憶を失っており、それを取り戻すために放浪者として旅立つ。人格が替わると体もその人のものへ変化する。<br /> 記憶は共有されるが、互いに話ができるわけではない。二人の交流は「常夜の石」で行われる。<br />  <br /> ・ノヴァ<br /> レオン&エイナを導く存在。二人が同体になってしまった原因を作った張本人らしいが…。<br />  <br /> ・ファイファー<br /> 倒れていた「二人」を助け、進むべき道を示す者。見た目は炎を纏った獅子。ノヴァとは知己の間柄らしい。<br />  <br /> ・キサナ<br /> 白夜のリーダー。導き手。魔物の討伐から住人達のお手伝いまで手広くボランティア活動を行っている。<br /> だが、白夜(正確にいうとキサナ)本来の目的は別の所にあり、徐々にその本性を現していく。<br />  <br /> (白夜メンバー)<br /> ユズキ…女性のサムライ。白夜の実態を知る。<br /> リゼルド…機械兵士。<br /> ピア…天使の少女。<br /> オーレル…獣人。頭脳労働担当。<br />  <br /> ・ベクサー&リニア<br /> 白夜の活動を妨害する冒険者。その理由は白夜の目的と密接に関わっているようだ。<br /><br /><a name="a195"></a></dd> <dt><a>195</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/03(土) 13:02:21 ID:qSeP1l14</font></dt> <dd>《プロローグ~2話》<br /> 何者かに呼ばれてふと目を覚ます主人公。だが、主人公は記憶を失っていた。そして介抱していたファイファーの姿を見て驚いた主人公は穴から転落してしまう。<br /> 主人公は穴の底でノヴァと出会う。どうやら主人公を知っているらしい。そして記憶喪失であることも。<br /> ノヴァを追うが穴の底は魔物の巣窟であり、苦戦する主人公。そこにもう一人の人格が現れる。主人公はもう一人の人格と協力しながら穴を脱出した。<br />  <br /> ファイファーとの誤解も解け、今後の目的を模索する。ファイファーはノヴァを知っているが、動向までは知らないという。悩める二人にファイファーは「物事の真理は自分で見つけ出すもの」という教訓を与え、ツェーゼの村へ行くようにと助言を与えた。<br />  <br /> 二人の放浪者としての冒険が始まった。<br />  <br /> ツェーゼへの道中、エイナはレオンに話し掛ける。自分達の体のことを秘密にすべきではと。それに対し、レオンは自然体でいいだろ、隠しておくのはかえって不自然だと答える。<br />  <br /> ツェーゼの村へ到着。ツェーゼはファイファーの居住する獅子王の門の麓にあり、普段からファイファーと交流がある。<br />  <br /> 二人はここでリコという少女と出会う。<br /><br /><a name="a196"></a></dd> <dt><a>275</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/08(木) 22:55:35 ID:B++ZknHM</font></dt> <dd>《4話》<br /> 「白夜」の一員であるユヅキの話を元に二人はアレスパへ向かうことにした。白夜はアレスパを拠点とする組織で人助けのような活動を主としている。ユヅキの魔物退治もその一環である。<br /> 白夜ならノヴァに関する何らかの情報が得られるかもしれない。<br />  <br /> アレスパへはリコが遭難した獣魔の森を抜け、更に進む必要がある。だがその先は難所である迷いの森があった。光が届かず、昼も夜も判らない森を突き進み、最深部へと辿り着くものの、突如入口へと引き戻されてしまう。<br /> 途方に暮れる二人。だが、二人の進む意志は揺るがない。そんななか二人に語りかける声がする。彼女はピアという少女で森の出口側にいるそうだ。どうやら森にいる魔物が出口を塞いでいるらしい。<br /> 当初ピアは機械兵士リゼルドに加護を与え、魔物を倒す予定であったが、リゼルドは反り討ちに遭う。そこで二人はリゼルドの代わりに魔物を退治した。<br />  <br /> ようやく森を抜けた二人。だが、あくまで魔物は出口を塞いでいただけで、森から出られない者はこれからも後を絶たないだろうとのこと。<br />  <br /> まるで試練を受けているみたいだった…。<br />  <br /> レオンのふとした不安を振り払い、二人はアレスパへ向かった。<br /><br /><a name="a276"></a></dd> <dt><a>380</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 01:14:15 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《5話》<br /> ピアもリゼルドも白夜の一員であった。リゼルドの治療のため、白夜の二人は挨拶もそこそこにアレスパへ戻る。<br /> 残された二人は荒野を越えてアレスパに到着。そこで再会したピアとやはり白夜の一人であるオーレルとともに白夜のリーダー、キサナに謁見した。<br /> 白夜は正確にいうと組織ではない。己の信念に基づいて行動する者、つまり放浪者の集団である。白夜の目的は人の自立、放浪者の育成にある。<br /> キサナは二人の体と記憶のについての調査に協力すると約束してくれた。<br /> さて、アレスパでは発砲事件が発生しており、犯人は逃走、ユヅキが追跡していた。だがユヅキは不覚をとる。<br /> 犯人であるベクサーとリニアは度々白夜を妨害するならず者で機械遺跡へと逃げ込んでいた。遺跡の悪用を阻止するために二人は犯人を追う。<br /> 遺跡の奥でベクサーらを追い詰める。白夜の活動を妨害する動機を詰問する二人に対し、ベクサーは「お節介は嫌いだ」と言い放つ。そして「自立という観点から見れば自分達も白夜の理念を実践している」と。二人は何とかベクサーを退けるものの、逃走を許してしまった。<br /> 白夜の理念に同調できる部分もあるが、ベクサーの言葉にどこか引っ掛かりを感じる二人であった。<br /><br /><a name="a381"></a></dd> <dt><a>382</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 11:13:54 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《6話》<br /> 白夜の協力を取り付けたが受身ではいけないと感じた二人。そこへ「光が南へと向かった」との情報が入る。<br /> レオンはノヴァと出会ったことを思い出す。彼は光に包まれていた。二人はキサナと相談し、光が向かったというルガントへ行くことにする。<br /> だが、気になることがあった。森の魔物(4話)を操っていたのはノヴァらしいというのだ。また、キサナもノヴァを知っているようだった。といっても二人は先に進むしかない。ノヴァの「追い付いたら全てを教える」という言葉を信じて。<br /> はたしてノヴァはルガントにいた。しかし「事は深刻過ぎた。ファイファーの元へ戻り、静かに暮らせ。そして白夜とも関わるな」と言い、去ってしまう。<br /> 納得できない二人はノヴァを追って更に奥へと進む。驚くノヴァ。二人は剣を抜く。もう振り回されるのは御免だ、力ずくでも真実を聞き出すと。だが、すんでのところで影の魔物に邪魔をされ、ノヴァを逃してしまう。<br /> 二人は白夜に戻り、光がノヴァであることを告げたものの、ノヴァの不審な行動や影の魔物などについては黙っていた。白夜メンバーの動揺もさることながら、ノヴァの言葉が引っ掛かったからだ。<br /><br /> 「白夜に関わるな」<br /><br /> 自己嫌悪に陥る二人だった。<br /><br /><a name="a383"></a></dd> <dt><a>383</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 15:18:30 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《7話①》<br /> 白夜、ノヴァ、ベクサー…。彼等の話を聞くうちに二人は迷ってしまう。だがこれらは所詮は他人の考えであって、自分達の考えではない。二人はもう一度自分達の目でこの世界を見つめ直そうという結論に達する。<br /> ところで二人が訪れた村にはワープゲートが存在する。それは一度でも行っていれば村々の行き来が容易になるのだが、何らかの要因で不調となった。ファイファーも留守であったのでワープゲートの再起動も兼ねて旅することにする。<br /> ゲート再起動の作業も順調に進みツェーゼへ至った時、ある異変に気付く。どうも話が噛み合わない。二人のことを覚えていないのだ。村人達の物忘れが激しい…だけでは説明がつかない。<br /> そしてリコと再会した時、疑問は氷解する。彼女は祖母の家へ訪れたことも、そこで魔物に襲われたことも、そして二人に助けられたことも…初めからなかったように、また同じ行動をとろうとしていた。<br /> まさに日常が途中でリセットされ、テープが巻き戻されて再び再生されたようなものである。その現象はツェーゼの村人のほとんどに見られることが判った。<br /><br /><a name="a384"></a></dd> <dt><a>384</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 15:51:46 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《7話②》<br /> ツェーゼの奇妙な現象にただならぬものを感じた二人はキサナに問い掛ける。<br /> キサナは二人がいつかはこの事態にあたると予測していた。放浪者とはひとつどころに留まらず、明確な目的と意志を持って行動する者。逆に「そのまま」であることを望み、日常に埋没し、時の流れに取り残される者を「定着せし者」という。<br /> 定着せし者はある一定の期間、日常を過ごすと時間が「巻き戻され」、また同様の日常を閉じた時間の中で繰り返すのである。<br /> しかし日常とは「同じ」ものではない。緩やかにではあるが変化するものだ。心が変わる事を拒否しても時間や取り巻く状況を止められるはずはない。<br />  <br /> それではまるで…<br />  <br /> と口にしかけて思い止まる。だが、残酷にもその後の言葉がこの世界の真実だった。<br /><br /> 都合のいい、作り物の世界<br /><br /> 確かなものは一つとして存在しない<br /><br /> 実像を持たない魂だけの存在による世界<br /><br /> そう、この世界の住人は全て魂だけの存在<br /><br /> つまりは死人<br /><br /><a name="a385"></a></dd> <dt><a>386</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 20:17:40 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《8話①》<br /> この世界は「界の狭間」と呼ばれ、輪廻の環から外れた者が最終的に辿り着く場所である。この世界の住人は二つの選択肢がある。<br /> 一つは放浪者としてリィンバウムヘの転生を目指すこと。放浪者は「導き手」によって課された試練を乗り越え、転生の塔へと至る道を模索する。だがその試練は苛烈を極め、志半ばで倒れる者も少なくない。<br /> もう一つは定着すること。それは安易ではあるが日常を「繰り返」し、次第に世界と同化していく運命にある。それは「魂の死」を意味する。この世界は世界と同化した者達のなれの果てが形になったモノである。この世界の住人の殆どはこちらの運命を辿る。<br /> 導き手とは魂を選別し、転生に値するかを判別する者。キサナは導き手として放浪者を転生させ、定着せし者を出さないために白夜を創設したのだ。<br /> だがこの世界の真実を知ったが、まだ二人の体の秘密が解明されていない。また記憶についても不自然なところがある。<br /> ファイファーによるとこの世界に来た者は前世の記憶を失っても日常生活の知識はあるという。だが二人にはそれはなかった。<br /> つまりこの世界に来てからファイファーとの出会いまでの記憶を無くしていることになる。無論カギを握るのはノヴァだ。<br /><br /><a name="a387"></a></dd> <dt><a>390</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/17(土) 23:33:20 ID:MR/wvOA2</font></dt> <dd>《8話②》<br /> 記憶の回復についてはファイファーの協力を得られたが、すぐに解決するわけではない。またノヴァの手掛かりもファイファーからは掴めなかった。<br /> アレスパへ戻ると白夜本拠地では厳戒体制が敷かれていた。どうやらベクサーとリニアが動いているらしい。二人は南へ向かう。<br /> そこで行き倒れの女性を見つける。そしてベクサーと再会。一触即発となるが女性は「ベクサーに助けられた」と言う。追手は白夜だった。訝る二人だったがベクサーは「自分の目で確かめろ」と言う。<br /> 白夜本拠地。ベクサーの手引きで地下に潜入した二人。そこで見たものは事情の知らない一般市民を転生の塔へと送るキサナだった。しかも命令に従わない市民は説得の名の下に監禁していたのだ。ベクサーはリニアの陽動の隙に女性の恋人を解放した。<br /><br /> 白夜の本性を知った二人。そこへ白夜から刺客ユヅキが送り込まれる。実は二人は監視されていた。あるときはユヅキに、またあるときはピアに。ベクサーとの関係を知られたのはピアに読心術の能力があったためだ。<br /> 白夜の理念には賛同できない。二人は自分の意志で白夜に立ち向かう。<br /><br /><a name="a391"></a></dd> <dt><a>411</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 14:49:39 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《9話①》<br /> 気付くと二人は機械遺跡へと飛ばされていた。ベクサーが離脱させたのである。戦いはリゼルドや影の魔物も加わり、混迷としていた。当然リゼルドは白夜側であるが、影の魔物は逆にこちらの味方をした。どうやらベクサーも影の魔物を知っているようだ。<br /> 傷を負い、ルガントに潜伏していたベクサーを治療し、行動を開始する二人。そこへピアの悲鳴がテレパシーで届く。<br /> ピアはオーレルとともに白夜本拠地で拘束されていた。二人ともキサナに異論を唱えたため、処断されようとしていたのだ。ピア達からキサナの動向を伺うと影の魔物を追ったという。二人は目的地・白壁の霊峰へと向かう。<br /> ユヅキとリゼルドはキサナの強引な手法に疑念を抱きつつも己の忠誠心で抑えている状態であった。だが結局リゼルドは二人の説得を受け入れ、道を開けてくれた。<br /> 霊峰の頂上。そこではユヅキと影の魔物との戦いに決着がつこうとしていた。大した反撃もしない影。ユヅキは容赦無く斬りつける。そしてユヅキが刺止めを差そうとした瞬間、キサナはユヅキごと影の魔物を殺そうとする。<br /><br /> 「何故だ!!」<br /><br /> そう問い掛けるユヅキに対し、キサナは事もなげに答える<br /><br /> 「その影の魔物が本物のキサナだからだ」<br /><br /><a name="a412"></a></dd> <dt><a>412</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 15:53:10 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《9話②》<br /> 自分が敬愛する主人に剣を向けていた事実を知ったユヅキ。彼女は怒りに任せて「キサナ」に斬りかかる。だが、呆気なく弾かれる。<br /><br /> 「人の心を何だと思っている!」<br /><br /> 怒る二人。<br /><br /> 「大切な栄養さ」<br /><br /> 「キサナ」はより強大な存在となるために負の感情を求めていた。<br /><br /> ユヅキは致命傷を負っていた。そこへ影の魔物=キサナは残された力でユヅキを治療。だが抵抗力を失ったキサナは「キサナ」=エグゼナに取り込まれてしまう。<br /> エグゼナはこの世界に根を張り巡らせた悲しみと憎しみの果実。エグゼナは自らの種子を育む苗床としてキサナを支配していたのだ。そして栄養を得るために放浪者に限らず、住人を転生の塔へと送り込んでいた。転生の塔はエグゼナの支配下にあった。<br /> キサナからエグゼナを引き剥がすことに成功したが、<br /> 「苗床となる心弱き者がいる限り、我は不滅だ」<br /> エグゼナはユヅキを苗床として支配し、転生の門のある白夜本拠地へ逃走する。<br /> キサナは言う。導き手として放浪者を救えぬ自分に苛立ち、白夜を作ってもそれが変わらなかった。その心の隙をエグゼナに突かれ、苗床としてあそこまで成長させてしまった。そして最期にキサナは愛弟子ユヅキの助命を託し、死んだ。<br /><br /><a name="a413"></a></dd> <dt><a>414</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 18:03:17 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《10話①》<br /> 転生の塔へ行くには転生の門を経る事が必須である。エグゼナは白夜本拠地の門を潜り、塔にいる本体と一つになろうとしていた。エグゼナの目的、それはこの世界を苗床とし、大輪の花を咲かせることにある。<br /> 白夜本拠地、ユヅキの体を楯に転生の塔へと昇ろうとしていた。攻撃できず歯噛みする二人と白夜達。そこへノヴァが現れ、ユヅキごとエグゼナを攻撃。たまらずエグゼナはユヅキを放棄する。だがエグゼナは転生の門を抜け、門を破壊してしまった。<br /> エグゼナを追う手段を失う二人。ノヴァも力を使い果たして消滅する。ただ消滅したノヴァは分身だったのが救いか。<br /><br /> 「ファイファーさま…」<br /><br /> ノヴァ(分身)の最後の言葉から二人はファイファーの下へと赴く。<br /> ファイファーは言う。自分は敗北者であると。彼はかつては導き手であったがキサナと同じ壁にぶつかった。そしてノヴァという後継者にあとを託し、自らはこの世界の管理者となった。<br /> 彼は自分が管理していた転生の門の位置を教えた。そこはかつてノヴァと再会した遺跡(6話)にあった。ノヴァは門の悪用を恐れて封印していたのである。<br /> 起動の鍵を受け取った二人はノヴァが管理する門へ向かった。<br /><br /><a name="a415"></a></dd> <dt><a>415</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 20:23:26 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《10話②》<br /> 門を潜り抜け、転生の塔へ至る。塔は魔物の巣窟であり、エグゼナの領域である。だが白夜の四人やベクサー&リニアのコンビの助けを得ながら上層を目指す。<br /> そして上層ではノヴァの本体がエグゼナに捕われていた。分身は言う。追憶の間へ行き、どうするかを決めてほしいと。<br /> 追憶の間とは獅子王の門にある精神統一の空間であり、魂に影響を及ぼし、奥底にある記憶を呼び起こす効果がある。二人は幾度かそこで記憶の回復を試みていた。<br /> 獅子王の門に戻った二人は追憶の間で記憶を取り戻す。<br /><br /> 導き手ノヴァの試練を乗り越えた二人。ノヴァは問う。転生したら二人は永遠に離れ離れになるかもしれない。それでもよいのかと。二人は頷いた。二人で考えて決めたことだと。<br /> しかし塔にはエグゼナがいた。狼狽するノヴァ。二人は応戦するがパートナーがエグゼナに取り込まれてしまう。このままではパートナーの魂は消失してしまう。<br /> そこでノヴァは一計を案じた。それは主人公の魂殻にパートナーの精神を移すことである。これによる影響は未知数ではあったが他に方法はなかった。<br /> その結果、二人は一体となり、記憶を失う。そしてノヴァとパートナーの魂殻はエグゼナに捕われてしまう。<br /><br /><a name="a416"></a></dd> <dt><a>416</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 20:42:57 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《追記》<br /> ・導き手<br /> 魂を選別し、放浪者を転生させる存在。といっても彼等もまた「死人」であり、元は放浪者である。<br /><br /> ・転生の門<br /> 転生の塔へ行くためのゲート。導き手の数だけ存在し、導き手の管理がないと作動しない。<br /> 本来なら転生に値する者だけしか門を潜れないのだが、白夜の四人はユヅキが資格を持っていたら、ベクサーとリニアはかつてキサナに導かれたため、門を通る事ができた。<br /> ベクサーとリニアは最終的に転生を拒んだが、後にキサナの危機を知り、エグゼナの繰り人形と化した白夜を妨害するようになった。<br /> ノヴァやキサナが迷いの森の魔物を作り出したり、ノヴァの門を止めたのは放浪者を転生の塔へ送らないようにするため。<br /><br /> ・第三の選択<br /> 転生を拒み、かつ定着を拒み、この世界で生きる事。ベクサーやリニアはその典型だが特に放浪者としての資格がなくても定着は拒めるため、一般市民の中にも結構いたりする。<br /><br /><a name="a417"></a></dd> <dt><a>417</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 21:44:41 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《11話》<br /> ファイファーとノヴァは問う。勝ち目はないかもしれない。それでも行くのかと。「最善を尽くす」。二人の意志は固かった。<br /> 転生の塔最上階への扉が開く。ここからはエグゼナそのもの。意を決して入った瞬間、パートナーの精神が引きずり出される。<br /> エグゼナはパートナーの魂殻を辿っていたのだ。一人になってしまった主人公。刺し違える覚悟のノヴァを制し、最上階を目指す。<br /> 最上階、エグゼナ本体と対峙する主人公。エグゼナの中にはパートナーの魂があった。主人公は本体を倒すもののエグゼナは既に次の苗床をパートナーと決めていた。先程の戦闘で消耗し、窮地に陥る主人公。<br /> そのころ、エグゼナの内部ではパートナーが抵抗していた。その中でエグゼナの声を聞く。それは転生できなかった者達の無念、そして転生者に対する嫉妬と怨念の叫びだった。パートナーはファイファーの支援を得て、エグゼナからの支配を脱する。<br /> 苗床を失ったエグゼナ。塔はノヴァが結界を張り、戻れない。苗床がなければ存在を維持できないエグゼナが逆に窮地に陥る。逃げ出そうとするエグゼナだったが、力を取り戻した二人によって滅ぼされた。<br /><br /><a name="a418"></a></dd> <dt><a>418</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 22:16:08 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《エンディング》<br /> ファイファーはノヴァに聞く。エグゼナは苗床を精神と魂殻の隙間から支配をしていた。それを防ぐために隙間を埋めた存在を作り出したのだろうと。ノヴァは二人の絆がエグゼナを倒したとすれば素敵ではないですかとはぐらかした。<br /><br /> 最後にノヴァとファイファーは二人に問い掛ける。<br /><br /> 「転生するのか」<br /><br /> 二人の考えはとうに決まっていた。<br /><br /> [ED1.2]転生・結婚エンド<br /> 教会の控え室で目を覚ますレオン(エイナ)。いつの間にか眠っていたようだ。<br /> ふとエイナ(レオン)との馴れ初めを思い出す。思えば奇妙というか出来過ぎたものだった。<br /> 家は隣で親どうし仲が良く、頻繁に交流もあり、気がつけば互いに意識しあっていた。<br /> 二人は知らない。かつて界の狭間で転生を目指し、時にはひとつの体を共有して試練を受けたことを。だが二人の絆は間違いなく互いの魂に刻み込まれていた。<br /> 二人の結婚式は皆の祝福のなか執り行われた。<br /><br /> [ED3]転生・子供エンド<br /> [ED4]導き手エンド<br /><br /> この二つに関してはまたの機会に…<br /><br /><a name="a419"></a></dd> <dt><a>419</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">エクステーゼの人</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 22:22:19 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>とりあえずエクステーゼは終わります。だらだらとした長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。<br /><br /> それにしても携帯カキコは面倒…<br /><br /> 以上、エクステーゼの人ことサガフロ2の人でした(証明手段なし)<br /><br /><br /> 追伸:サモンナイト名物カルマルートはエクステーゼにはありません。あしからず<br /><br /><a name="a420"></a></dd> <dt><a>421</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/09/19(月) 23:55:42 ID:+7PMOKiO</font></dt> <dd>《おまけ》<br /> エクステーゼにはルチルという悪魔の商人がいるが彼女は例外で、サプレス(霊界)から来ている。つまり彼女は生者。<br /> 強欲の貴婦人にショバ代というかアガリを上納している。当然、支払うのは魂。エクステーゼの世界は魂のなれの果てなので、そこで商売をしてお金という形で魂の欠片を回収している。<br /> また、酔っ払いの商売仲間がいるらしいが、それはメイメイだと推測される<br /><br /><a name="a422"></a></dd> <dt><a>581</a><font size="+0"><b><a href="mailto:sage">サモンナイトエクステーゼ ◆l1l6Ur354A</a></b></font><font color="#8080FF" size="2">sage</font><font color="#808080" size="2">2005/10/08(土) 02:25:46 ID:KnSoheXq</font></dt> <dd>[ED3子供エンド]<br /> 夕日に照らされて帰り道を歩く子供が二人。それは転生したレオンとエイナだった。<br /> 二人の仲を冷やかした近所の悪ガキと喧嘩し、服はボロボロ。これでは親に怒られる。二人は互いの親を説得することで意見が一致する。<br /> 二人はこれからどのような人生を辿るのか。それは二人を含め、誰も知らない。二人の子供は夜空に浮かぶ流れ星にこれからもずっと一緒にいれるようにと願っていた。<br /><br /> [ED4導き手エンド]<br /> 二人が選んだ道。それは転生する事を拒否し、この世界に留まることであった。その後、二人はノヴァとファイファーの元で修業し、いよいよ旅立ちの時を迎えた。その出発の日に遅刻してファイファーにドヤされる二人。そんな二人をノヴァと白夜の四人は温かく見守る。<br /> ベクサーとリニアは二人の再会を予感しつつ相変わらずの根なし草の日々を送る。<br /> 獅子王の門から下界を見渡す二人。二人の導き手としての旅は始まったばかりである。<br /><br /></dd> </dl>

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