バトルネットワーク ロックマン エグゼ

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<p><strong>バトルネットワーク ロックマン エグゼ</strong></p> <p>part32-371~374</p> <hr> <dl> <dt>371 :<a href="mailto:sage"><b>ロックマンエグゼ</b></a>:2007/09/01(土) 13:24:16 ID:blovI7uv0</dt> <dd>未解決の中に幾つか分かるのがあるので、まずはロックマンエグゼから。<br> <br> --前提--<br> 舞台は高度に電子化された近未来の日本。<br> それに伴いスケジュール管理やウイルス駆除などの生活ユーティリティとして<br> 人々はネットナビと呼ばれる擬似人格プログラムを所有している。<br> <br> 主人公「光熱斗(ねっと)」のナビが「ロックマン」。二人は親友感覚で付き合っている。(のび太とドラえもんくらい仲がいい)<br> 熱斗は熱血バカだが天才的なウイルス駆除の才能を持ち、ロックマンは非常に心優しい優等生タイプ。<br> <br> WWW(ワールドスリー)と呼ばれる秘密結社がウイルスで世界を牛耳ろうとするのに対し、<br> 天才科学者でありネットナビの発案者でもある「光雄一郎」の息子・熱斗が立ち向かうというのがメインストーリー。<br> <br> --ラスト--<br> 通常のネットナビでは有り得ないほどの高性能を見せ付けながら連戦連勝してきたロックマン。<br> しかし彼の体は次第に次第に不具合を見せていく。心配しないでと笑うロックマンだが、熱斗は不安を拭い去れない。<br> そしてWWW最強のナビ・マジックマンを撃破した時、ロックマンもまた破壊されてしまうのだった。<br> <br> 悲しむ熱斗に修復プログラムを渡す父親。だが、その前にある一つの告白をしたいと言う。<br> それを聞いてしまえば熱斗はもうロックマンを手足のように使えなくなるかもしれない・・・・・。<br> 熱斗はロックマンを失うくらいならば、と覚悟を決め、父親の話に耳を傾けた。<br> <br></dd> <dt>372 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/09/01(土) 13:25:46 ID:blovI7uv0</dt> <dd>10年前。若かりし雄一郎は擬似人格プログラムの作成に苦心していた。所詮はプログラム。<br> 決まったインプットには決まったアウトプット。人間のような自然な思考や反応がどうしても生み出せない。<br> <br> 苦悩の中で雄一郎が目を付けたのは、プログラムに人間のDNA構造を投影する事だった。<br> 仮にオペレータとネットナビが同じDNA構造を持っていたとしたら、心の動きもまた似てくるのではないか?<br> 自然な反応や共感を生み出し、心を通わせる事ができるのではないか・・・?<br> <br> 理論は正しかった。ネットナビの技術は飛躍的に進歩し、人間らしいネットナビの作成が可能となった。<br> しかし。95%の壁。最大の壁が雄一郎の前に立ち塞がった。<br> 95%まではいい。95%までは人間のDNAとプログラムを完全に似せる事ができる。<br> なのに、最後の5%がどうしても実現できない。雄一郎は挫折しかかっていた・・・・・。<br> <br> 苦しみの日々の中で、優しい妻と生まれたばかりの可愛い子供だけが彼の心の支えだった。<br> だが、神は残酷だった。雄一郎の息子・彩斗(さいと)は生まれつき心臓が弱かった。<br> いつしか闘病の日々を繰り返す事となり、両親の祈りも空しく息を引き取ったのだ。<br> <br> <br> 嘆き悲しむ雄一郎。深い悲嘆の中で、ある一つの着想が閃いた。<br> 彩斗には熱斗という双子の弟がいた。ならば彩斗と熱斗のDNA構造は・・・?<br> 苦悩の末に、雄一郎は彩斗をネットナビとして電脳の世界に蘇らせる事を選択した。<br> 「ロックマン.EXE(エグゼ)」という擬似人格プログラムとして・・・・・。<br> <br> 研究の最後の1ピースは埋まった。ロックマン.EXEの性能は旧来のナビを遥かに凌駕するものだった。<br> ロックマンをベースに新世代ナビの研究も躍進し、ネットワーク世界は今日の発展を得たのだった。<br> <br></dd> <dt>373 :<a href="mailto:sage"><b>ロックマンエグゼ</b></a>:2007/09/01(土) 13:27:35 ID:blovI7uv0</dt> <dd>電脳世界に生きる彩斗は、熱斗が自分の双子の弟である事を知っていた。<br> しかし、熱斗がその事実を知れば、自分をウイルス駆除などの危険な目に合わせる事をためらってしまうだろう。<br> それではネットナビである意味が無い。<br> <br> 熱斗には知らせないでほしい。自分は老いる事も無い、ただのプログラム。<br> それでも現実世界に生きられなかった自分が、弟と同じ時を歩めている。思い出を共有できている。<br> これ以上の幸せがあるだろうか。<br> だから、兄としてではなくても、熱斗の側にいられればそれでいい。<br> <br> それが彩斗の意思だった。雄一郎もまた、それを受け入れた。<br> こうして彩斗は10年もの間、ロックマン.EXEとして熱斗の手足として生きてきたのだった・・・・・・。<br> <br> 雄一郎から兄の思いを知らされ、愕然とする熱斗。<br> わがままを言ってもどんなに危険な目に合わせても平気だったのは、どこかでプログラムと思っていたから。<br> 実の兄と知ってしまった今、前と同じように危険な目に合わせる事が、自分にできるだろうか?<br> いつも困らせる事ばかりしていたのに、笑顔で自分の面倒を見てくれていたロックマン。<br> そして電脳世界で再び命を落としたロックマン。熱斗は涙を抑えられなかった。<br> <br> 雄一郎が告げる。<br> ロックマンの修復プログラムを使えば、ロックマンと熱斗は完全に同じ構造を持つ存在となる。<br> 電脳世界と現実世界で完全に存在がシンクロする事による危険性。<br> 最悪、ロックマンが受けたダメージが熱斗にもフィードバックし、死亡する事も有り得るのだと。<br> だからこそ、最後の選択はお前に任せる、と。<br> <br></dd> <dt>374 :<a href="mailto:sage"><b>ロックマンエグゼ</b></a>:2007/09/01(土) 13:32:02 ID:blovI7uv0</dt> <dd>熱斗の答えは決まっていた。<br> 「にいさん!」<br> <br> 熱北の呼びかけに目を覚ますロックマン。<br> 兄弟は10年の時を越えて出会い、これまで以上の絆で結ばれたのだった。<br> 例え、衝撃の事実だったとしても、これまで通りの関係でやっていける。<br> なぜなら、これからは二人で戦うのだから。<br> 事実を知る前も知った後も、元から二人は最高の兄弟だったのだから・・・・・。<br> <br> そしてWWW最強最悪のウイルス・ドリームウイルスを撃破する二人。<br> WWWの首領・Dr.ワイリーは崩壊する研究所の中に消えていった。<br> <br> 平和になった秋原町。雄一郎と奥さんはラブラブ。ロックマンとロールちゃんもラブラブ。<br> 私たちも・・・・・と水を向ける幼馴染に、なんで?と答える鈍感男・熱斗。<br> 笑い声の響く中、ロックマンと熱斗は今日もウイルス退治に乗り出すのだった。<br> <br> おわり<br> <br> <br> ----<br> と、ここまでがエグゼ1のストーリー。<br> エグゼは6で完結していて、最後は20年も次代がすっ飛び、熱斗は父親と同じく天才科学者に。<br> 幼馴染はめでたく熱斗と結婚、男児を出産。<br> そしてその子の操るネットナビはもちろん・・・・・・という感慨深いエンディングになっている。<br> <br></dd> </dl>

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