武勲の王者

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<p><strong>武勲の王者</strong></p> <p>part33-142~145</p> <hr> <dl> <dt>142 :<a href="mailto:sage"><b>武勲の王者</b></a>:2007/09/20(木) 21:29:35 ID:1C+q+1Jn0</dt> <dd>未解決からアスキーのPC-98ソフコン作品、武勲の王者を簡単に。<br> <br> <br> ある嵐の晩、棺に入った女とその息子が浜辺に打ち上げられ、とある漁師に救われた。<br> 寂しい生活を送っていた漁師は事情を詮索する事はせず、女と子供を迎え入れた。<br> <br> 3人は5年の月日を本当の家族のように過ごした。<br> いつしか漁師と女は愛し合い、遂に結婚式を挙げる事となった。<br> 少年は幸福を噛み締めていた。その晩までは……。<br> <br> 突然の闖入者。それは素人ではない、本物の暗殺者だった。<br> 漁師は成す術なく切り伏せられ、女はさらわれた。少年一人が残された。<br> 最期の時に漁師が告げる。闖入者は王家のアサシンだと。<br> 女が持っていたペンダントは王家の証。漁師はその事に気付いていた。<br> だがそれを言ってしまえば、3人の築いていた家庭は砂上の楼閣のように消えてしまう。<br> どうしても言い出せなかった。すまない……。息を引き取る漁師。<br> 「父さーん!」<br> <br> 少年の心には拭い去れない憎悪だけが残った。母を捜して当て所なく彷徨う少年。<br> 彼を拾ったのは王国最強のアサシン、ダガ。ダガの元で腕を磨く少年。<br> 殺せ!殺せ!殺せ!いつしか少年の心から優しさは消え、冷酷無残な暗殺者へと成長していった。<br> 少年は青年となり。憎悪とダガへの敬意、そして比類なき残酷さと殺人技術だけがその青年―ベルセスに残った。<br> <br> ある日。ベルセスはダガより初めての殺人任務を言い渡される。<br> それはアマゾネスの村を襲い、秘宝を奪うこと。<br> 途中アーギッシュという怪力だが知能は極端に低い大男を篭絡し、ベルセスはアマゾネスの村に辿り着く。<br> 村を守る美貌のアマゾネス・サイヤを軽く蹴散らし秘宝を奪うベルセス。<br> <br> 「ふ・・・男を知らずに死なせるには惜しい体だ。」<br> ヤリチンっぽいセリフを吐いているがベルセスは童貞である。知ったか乙。<br> <br></dd> <dt>143 :<a href="mailto:sage"><b>武勲の王者</b></a>:2007/09/20(木) 21:32:50 ID:1C+q+1Jn0</dt> <dd>ベルセスの強さに惚れたサイヤ、妹を殺された侍キリュウなどを仲間にしながら旅は続く。<br> <br> やがて明らかになる真相。漁師を殺すよう仕向けたのは、誰あろうベルセスの恩人・ダガだったのだ。<br> ダガはかつて魔界から現世に現れた人外の存在だった。<br> 彼は現世で訪れた王国の皇女に一目ぼれをした。<br> そして王国の脅威を取り除けば皇女と婚姻させてくれるよう、王に嘆願したのだった。<br> <br> 王は承諾しダガを利用したが、いざ王国の脅威が無くなるとダガの大きすぎる力が怖くなった。<br> 王はダガの求婚をはねつけたが、ダガは諦めなかった。<br> 雨に姿を変え皇女の寝所に押し入ったダガは、力づくで皇女を犯した。<br> その時に出来たのがベルクス。ベルクスはダガの息子だったのだ。<br> <br> 捜し求めた母は、ダガの力により永久に言いなりになる存在―アンデッドへと変えられていた。<br> 憎悪と悲しみに打ちひしがれるベルセス。そんな状況で、彼の心を支えたのは仲間たちの存在だった。<br> <br> 自らの命を省みずベルセスを助け、死んだと思われてもなおベルセスの危機に駆けつけたアーギッシュ。<br> ビビリのベルセスから逆レイプで無理やり童貞を奪い、愛という感情を見せつけたサイヤ。<br> キリュウの妹の婚約者であり、五体をバラバラにされながらもダガ腹心の悪魔と刺し違えた詩人・オルペオ。<br> 戦闘要員キリュウ。<br> <br> ベルセスの凍てついた心は少しずつ氷解し、人の心を取り戻した彼は、本当の強さを身に付けていった。<br> ダガは善心と悪心、二人の存在に分かれていた。善ダガの力を借り、悪ダガのとの最終決戦に望むベルセス。<br> 漁師の父、優しかった母、オルペオ。果てしない死闘の末、死んでいった者達への思いを込めた一撃がダガを貫いた。<br> 復讐は終わった……。<br> <br> アーギッシュは故郷に帰り、子供達に武勇伝を聞かせ過ごした。<br> サイヤもまた故郷に帰り、ベルセスと添い遂げる日を夢見て己を磨いた。<br> キリュウはオルペオと妹、二人の霊を弔ったのちに行き先知れずの旅に出た。<br> <br> そしてベルセスは二度と悲劇を生まないため、全ての災厄を根絶するために、ダガの故郷・魔界へと旅立っていった。<br> 彼こそが武勲の王者、後のバンパイアハンター・エドキィオなのだが、それはまた別の話……。<br> <br></dd> <dt>144 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/09/20(木) 21:44:38 ID:6IxdT+Yi0</dt> <dd>>その時に出来たのがベルクス。ベルクスはダガの息子だったのだ<br> ベルセスでいいんだよな?<br> <br></dd> <dt>145 :<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい。</b></a>:2007/09/20(木) 21:51:12 ID:1C+q+1Jn0</dt> <dd>そうだw<br> ベルクスだとディスカウントストアになっちゃうな<br> <br></dd> </dl>
<p><strong>武勲の王者</strong></p> <p>part33-142~145</p> <hr> <dl> <dt>142 :<a href="mailto:sage"><b>武勲の王者</b></a>:2007/09/20(木) 21:29:35 ID:1C+q+1Jn0</dt> <dd>未解決からアスキーのPC-98ソフコン作品、武勲の王者を簡単に。<br> <br> <br> ある嵐の晩、棺に入った女とその息子が浜辺に打ち上げられ、とある漁師に救われた。<br> 寂しい生活を送っていた漁師は事情を詮索する事はせず、女と子供を迎え入れた。<br> <br> 3人は5年の月日を本当の家族のように過ごした。<br> いつしか漁師と女は愛し合い、遂に結婚式を挙げる事となった。<br> 少年は幸福を噛み締めていた。その晩までは……。<br> <br> 突然の闖入者。それは素人ではない、本物の暗殺者だった。<br> 漁師は成す術なく切り伏せられ、女はさらわれた。少年一人が残された。<br> 最期の時に漁師が告げる。闖入者は王家のアサシンだと。<br> 女が持っていたペンダントは王家の証。漁師はその事に気付いていた。<br> だがそれを言ってしまえば、3人の築いていた家庭は砂上の楼閣のように消えてしまう。<br> どうしても言い出せなかった。すまない……。息を引き取る漁師。<br> 「父さーん!」<br> <br> 少年の心には拭い去れない憎悪だけが残った。母を捜して当て所なく彷徨う少年。<br> 彼を拾ったのは王国最強のアサシン、ダガ。ダガの元で腕を磨く少年。<br> 殺せ!殺せ!殺せ!いつしか少年の心から優しさは消え、冷酷無残な暗殺者へと成長していった。<br> 少年は青年となり。憎悪とダガへの敬意、そして比類なき残酷さと殺人技術だけがその青年―ベルセスに残った。<br> <br> ある日。ベルセスはダガより初めての殺人任務を言い渡される。<br> それはアマゾネスの村を襲い、秘宝を奪うこと。<br> 途中アーギッシュという怪力だが知能は極端に低い大男を篭絡し、ベルセスはアマゾネスの村に辿り着く。<br> 村を守る美貌のアマゾネス・サイヤを軽く蹴散らし秘宝を奪うベルセス。<br> <br> 「ふ・・・男を知らずに死なせるには惜しい体だ。」<br> ヤリチンっぽいセリフを吐いているがベルセスは童貞である。知ったか乙。<br> <br></dd> <dt>143 :<a href="mailto:sage"><b>武勲の王者</b></a>:2007/09/20(木) 21:32:50 ID:1C+q+1Jn0</dt> <dd>ベルセスの強さに惚れたサイヤ、妹を殺された侍キリュウなどを仲間にしながら旅は続く。<br> <br> やがて明らかになる真相。漁師を殺すよう仕向けたのは、誰あろうベルセスの恩人・ダガだったのだ。<br> ダガはかつて魔界から現世に現れた人外の存在だった。<br> 彼は現世で訪れた王国の皇女に一目ぼれをした。<br> そして王国の脅威を取り除けば皇女と婚姻させてくれるよう、王に嘆願したのだった。<br> <br> 王は承諾しダガを利用したが、いざ王国の脅威が無くなるとダガの大きすぎる力が怖くなった。<br> 王はダガの求婚をはねつけたが、ダガは諦めなかった。<br> 雨に姿を変え皇女の寝所に押し入ったダガは、力づくで皇女を犯した。<br> その時に出来たのがベルセス。ベルセスはダガの息子だったのだ。<br> <br> 捜し求めた母は、ダガの力により永久に言いなりになる存在―アンデッドへと変えられていた。<br> 憎悪と悲しみに打ちひしがれるベルセス。そんな状況で、彼の心を支えたのは仲間たちの存在だった。<br> <br> 自らの命を省みずベルセスを助け、死んだと思われてもなおベルセスの危機に駆けつけたアーギッシュ。<br> ビビリのベルセスから逆レイプで無理やり童貞を奪い、愛という感情を見せつけたサイヤ。<br> キリュウの妹の婚約者であり、五体をバラバラにされながらもダガ腹心の悪魔と刺し違えた詩人・オルペオ。<br> 戦闘要員キリュウ。<br> <br> ベルセスの凍てついた心は少しずつ氷解し、人の心を取り戻した彼は、本当の強さを身に付けていった。<br> ダガは善心と悪心、二人の存在に分かれていた。善ダガの力を借り、悪ダガのとの最終決戦に望むベルセス。<br> 漁師の父、優しかった母、オルペオ。果てしない死闘の末、死んでいった者達への思いを込めた一撃がダガを貫いた。<br> 復讐は終わった……。<br> <br> アーギッシュは故郷に帰り、子供達に武勇伝を聞かせ過ごした。<br> サイヤもまた故郷に帰り、ベルセスと添い遂げる日を夢見て己を磨いた。<br> キリュウはオルペオと妹、二人の霊を弔ったのちに行き先知れずの旅に出た。<br> <br> そしてベルセスは二度と悲劇を生まないため、全ての災厄を根絶するために、ダガの故郷・魔界へと旅立っていった。<br> 彼こそが武勲の王者、後のバンパイアハンター・エドキィオなのだが、それはまた別の話……。<br> <br></dd> <dt> </dt> </dl>

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