流星のロックマン

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<p><b>流星のロックマン</b></p> <p>part36-21~28</p> <p>part35-63~65,84,124~126 (途中まで)</p> <hr /><dl><dt>21 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:13:11 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【1話】VS. オックス・ファイア(牡牛座)<br />主人公・星河スバルは父親を失ったショックで引き篭もっている小学5年生。<br />好きなものは天体観測と機械弄りという、生粋のインドアニート。<br /><br />しかしそんな彼にも転機が訪れる。<br />偶然にも日課の天体観測をしている所に、宇宙で遭難し行方不明になった父を<br />知っているという宇宙人・FM星人ウォーロックが現れたのだ。<br />彼はFM星人の裏切り者として追われる身だった。<br />ウォーロックはいずれ父の情報を教えるという約束で星河家にパラサイトする事に成功した。<br />片やニート、片やパラサイト。今ここに最低最強の自宅警備員・ロックマンが誕生したのだった。<br /><br />ウォーロックと出会った後日、ツンデレ学級委員長の白金ルナが引き篭もりに社会復帰を勧めにきた。<br />ドロンジョ的ポジションのキャラである。<br />二人の下僕、巨漢の牛島ゴン太(トンズラー)、博士キャラの最小院キザマロ(ボヤッキー)を引き連れている所もそれっぽい。<br />もやしニート・スバルを舐めてかかり、ジャイアン牛島が少しだけ調子をくれた瞬間、容赦なくアゴを粉砕するウォーロック。<br /><br />一撃KOされたゴン太はルナに罵倒されまくりでマジヘコみしてしまい、FM星人オックス・ファイアに取り付かれてしまう。<br />FM星人は人間の心のスキマにとりつくのです。ホッホッホッ。<br />オックス・ファイアは破壊活動を繰り返し、ルナとキザマロを命の危険に晒すが、ロックマンにより無事倒される。<br />これだけ犯罪を犯してどうなる事かと思ったが、ルナが持ち前のツンデレぶりを発揮し、ゴン太は目出度く赦されたのだった。小学生の自分ルール怖ぇなぁ。<br />そんなこんなで、ルナは自分を助けてくれた青いヒーロー・ロックマンの事が気になり始めるのだった……。<br /><br />---------------------------------------------------------------------------------------------------------<br />【2話】VS. キグナス・ウィング(白鳥座)<br />ロックマンになった所で引き篭もりが治るわけでもなく、スバルは順調にニートライフを送っていた。<br />また失う辛さを味わうくらいなら、大切なものなんていらない。その思いが、スバルに他人との関わりを拒絶させているのだった。<br /><br />そこへ来訪したのが、父の後輩であるガチムチ科学者・天地。<br />スバルの母・アカネが女一人で何とかスバルを養っていけているのも、影に日向に天地くんが世話焼いてくれてるおかげなのです。<br /><br />ニートライフからスバルを立ち直らせようと骨を折る天地。そこへやってくるツンデレ三馬鹿トリオ。<br />色々あって、スバル+三馬鹿は天地の研究所に招待される。<br />そこで天地の人間不信の助手・宇田海(うたがい)さんがFM星人キグナス・ウィングに取り付かれて<br />色々問題を起こすのだが、主役に敵うはずもなく結局ニートに倒される。<br /><br />どこまでも宇田海を信じ続けた天地。その心に、宇田海の人間不信も氷解し、キグナス・ウィングを心から追い出す事に成功する。<br />そしてまたしてもロックマンに助けられたツンデレは、ロックマンに対して仄かな恋心を抱く事になるのだった……。<br /><br /></dd> <dt>22 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:14:11 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【3話】VS. ハープ・ノート(琴座)<br />ニート星河は悩んでいた。自分ももう一回人を信じてみようかと。学校に行こうかと。<br />しかし言う事だけはいっちょまえなのがニートの常。悩むだけで結局行動には移さずに、日課の展望台警備に勤しんでいた。<br />そこに待っていた運命の出会い。スバルは展望台で歌っていた美少女・響ミソラに一目惚れ?してしまう。<br />重病の母親を喜ばすために歌を始めたミソラ。その母親が亡くなった時、ミソラもまた歌う目的を失くしてしまったのだった。<br />ミソラに自分と同じ孤独の影を見たスバルは、無意識の内に少女に惹かれ始めていた……。<br /><br />コダマタウンの住人ではないミソラが展望台にいたのは、明日のコンサートのためだった。<br />ミソラは今をときめくトップシンガーだったのだ。<br />しかしミソラにとって、歌はもはや苦痛なものでしかなかった。コンサート直前に逃げ出したミソラに手を貸してしまうスバル。<br />天地研究所に逃げ込むも見つかってしまった二人。巨額の大損害に、クビのかかったマネージャーは怒り心頭でスバルを殴り飛ばす。<br />どれだけの金がかかっていると思ってるんだ!金!金!金!歌え!歌え!歌え!<br />ミソラの心は限界に達し、FM星人ハープ・ノートの誘惑に耳を貸してしまう。<br />音楽で無差別に人を傷付け始めたミソラ。ミソラに自分の姿を重ねたスバルは、傷つきながらもハープ・ノートを撃破する。<br /><br />スバルの真心に涙するミソラ。彼女はスバルに、本当に心を許した者とだけ結ぶ絆の証・ブラザーバンドを結んでくれと頼む。<br />スバルは快諾し、二人は心の友となった。FM星人ハープ・ノートも改心し、二人は戦う仲間にもなったのだった。ロールちゃんポジションである。<br />歌手を辞め、もう一度前に進み始めたミソラ。その姿に、スバルもまた人との関わりをもう一度持ってみようと、学校に行く事を決意するのだった。<br /><br /></dd> <dt>23 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:15:12 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【4話】VS. リブラ・バランス(天秤座)<br />数年ぶりに社会復帰した引き篭もりを心からいたわるクラスメートたち。<br />中でも渚カヲルこと双葉ツカサは不思議系美少年の魔力をこめた801ビームでスバル少年のハートを撃ち抜きメロメロにするのだった。<br />金八教師・アフロ育田の授業も個性的で面白く、スバルは学校が気にいりまくり。完全に勝ち組ニートである。<br />さらに間近に迫った学芸会、スバルのクラスの演劇はなんとルナ脚本によるロックマンの活躍ストーリー。<br />オックス・ファイアから助けられた時のエピソードを元にしており、ヒロインは勿論ルナ。対してスバル少年の役目は路傍の木であった。。。<br /><br />何もかもが上手くいくように見えたが、カリキュラム教育に反逆する育田は職員の中でも浮いていた。<br />クビになるか、カリキュラムに服するか、どちらかを選べ!クビになったら、お前の何人もの子供たちを養っていけるのかな……?<br />非情の決断を迫られた育田は、FM星人リブラ・バランスに取り付かれてしまう。<br />我が子同様に愛していた生徒たちの心を無視し、電波教育をほどこす育田。このままではクラスメート達の心が壊れてしまう!<br /><br />なぜかただ一人電波の影響を受けていないツカサに促され、育田の元へ向かうスバル。<br />しかしロックマンになって飛び出したスバルの前に謎の強敵が現れる。<br />一切の攻撃が通じないその力に、スバルの心は折れてしまった。痛い。怖い。死にたくない!どうして僕ばっかり傷つくんだ……。<br /><br />何もかもを諦め、定めを恨むスバル。そこに響いたのは世界を管理する三大サテライト管理者の声。<br />これまでもスバルを見守り続けていた声が語りかける。お前にはあの声が聞こえないのか?お前を信じるあの声が!<br />言われて気付くスバル。どこまでも一切疑わず、ロックマンを信じる声。それはルナのものだった。<br />あの娘は最期の瞬間までお前を信じ続けるだろう。お前はここで諦めるのか?あの娘を守りたくはないのか?星河スバル!<br /><br />…………たいよ。守りたいよ!あの娘の事を守りたいよ!!<br />傷つく事に怯え、他者との干渉を拒絶し続けていたスバル。そのスバルが、人のために傷つく事を選んだ。<br />スバルこそは地球と宇宙の架け橋となった運命の男、星河大吾の愛息子。<br />サテライト管理者はFM星人による地球侵略に対抗できる唯一の存在として、スバルの心が目覚める事を待っていたのだった。<br />新しい力「スターフォース」に目覚めるスバル。未知なる強敵を打ち倒したスバルは、ルナに誓った。<br />何があっても君だけは守るよ。絶対に……。記念すべきスバル・ミソラ・ルナ、三角関係成立の瞬間であった。<br /><br />スターフォースによりリブラは倒され、育田は救われた。そして迎えた学芸会の日。<br />ロックマン役だったツカサが欠席した事により、急遽スバルがロックマン役に抜擢されてしまう。<br />しっかりやりなさいよ、スバル!たかをくくるルナ。しかし。颯爽と現れたスバルに、ルナは確かにロックマンの面影を見た。<br />よく見れば、ちゃちいオモチャの仮面。それなのに。な、なんであんな奴に……。自分が好きなのはロックマン様よ!<br />歯牙にもかけていなかったスバルに、ときめきを感じるルナ。彼女は必死にその感情を否定するのだった……。<br /><br /></dd> <dt>24 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2008/02/11(月) 01:16:22 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【5話】VS. オヒュカス・クイーン(蛇つかい座)<br />すすスっバルきゅん、今度の週末、よかったらデ・デ・デートしない?突然のミソラからのお誘いに、童貞スバルは大慌て。<br />ぼぼぼ僕女の子と出かけるなんて初めてだし……。わわわ私だって男の子と出かけるなんて初めてなんだから……。<br />思わずDSを壁に投げつけたくなるようなキャッキャウフフワールドを展開する二人。畜生。<br /><br />所変わってツンデレ委員長・ルナ。彼女は超エリート家庭の娘だった。両親は世俗にまみれた現在のルナの環境を疎んじ、転校させようとしていた。<br />その事を知ってしまったルナは、最後の思い出作りとして下僕たちを遊びに誘う。しかしこんな時に限って下僕の予定は埋まっており、ルナはすっかりおかんむり。<br />そうだ、スバルくんでもからかいにいきましょう!ルンルン気分で訪れた癖に、星河家の前に立つなりドキがムネムネし始めてしまうルナ。畜生。<br /><br />そんな所に玄関からスバル登場、ルナはすっかりヒートアップ。しかし声をかけようとしたらミソラ登場、一気にクールダウン。<br />まさかデートじゃないでしょうね……。まさにその通りなのだが、スバルの事が気になるルナは二人をついつい尾行するのだった。<br />109ならぬ103でショッピングを楽しむミソラ。女の買い物ペースを初めて体験するスバルは、もう乾いた笑いしか出ない。<br />しかしルナとしては二人がラブラブに見えて仕方なく、思わず嫉妬の炎を燃やしてしまう。<br /><br />109の屋上で開催されていた蛇展覧会。それはルナの両親が企画・運営するものだった。両親と鉢合わせてしまうルナ。<br />こんな所で何をしているの?あなたにこんな無駄な時間を過ごすヒマがあるの?やはり今の学校に行かせるのは間違いのようね……!<br />さらに運悪く馬鹿ップルにまで親子喧嘩を目撃されてしまう。私はあなたたちの操り人形じゃ、ない……!<br />普段必死に隠していた心の弱さを露呈してしまったルナは、FM星人・オヒュカス・クイーンに取り付かれてしまう。<br />毒蛇を操り両親を締め上げ、ミソラはスバルをかばって毒蛇に噛まれてしまう。<br /><br />血清でミソラを救ったスバルは、ロックマンとなりオヒュカス・クイーンを撃破する。しかしそこで思わぬハプニングがスバルを襲う。<br />あたしこれからどうしたら……!ルナが泣きすがったために、正常に電波世界から脱出できず、ルナと一緒の場所にウェーブアウトしてしまったのだ。<br />現実世界に戻る二人。ルナに抱きつかれたまま、やっちまった感に全身をプルプル奮わせるしかできないスバル。<br />体を離し、スバルを視認するルナ。ス、スバルくん?じゃ、じゃあ、あ、あなたが……?否定してもどうにもならないスバル。<br />必死に隠してきたにも関わらず、スバル=ロックマンという事実はモロバレになってしまった。<br />気恥ずかしいのはルナも同じ。これまで散々ロックマンへの憧憬を語ってきた相手が、よりによってロックマン本人だったのだ。<br /><br />わ、わ、私が好きなのはロックマン様であって、貴方じゃないんだからね!!!<br />でも、あ、あ、あ……。どもりながら恥ずかしそうに告げるルナ。ありがと。ツンデレが目出度くデレ期に突入した瞬間である。畜生。<br />夢の中でおまえが泣いていたんだ……。気絶から覚めた両親はルナの気持ちを考えていなかった事を悔やみ、家族は和解した。<br />毒蛇に噛まれたブラザーの事を忘れるなんて……。すっかり蚊帳の外だったおミソがスバルにチクリと皮肉を言う。<br />こうしてスバルはミソラに続く二人目の美少女ブラザー・ツンデレドリル委員長をゲットしたのだった。<br />畜生。畜生。<br /><br /></dd> <dt>25 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2008/02/11(月) 01:17:31 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【6話】VS. ジェミニ・スパーク(双子座)<br />女などにうつつを抜かしていたスバルに目覚めよとばかりに801大ラッシュをしかけるツカサ。<br />ツカサと一緒にお出かけしたスバルは、二人揃って黒歴史ノートに刻み込まれそうなくらい赤裸々に自分語りをしてしまうのだった。<br />スバルが父親の事を打ち明けたお返しに、自分の秘密を語るツカサ。<br />彼はゴミ処理場に捨てられた赤子だった。そして自分を捨てた親の事を、この世の誰よりも恨んでいる……。<br />いつも穏やかなツカサの凄絶な過去を知ったスバルは、ツカサにブラザーになってくれと申し込む。<br />考えさせてほしい。僕には、出生よりももっと重大な秘密がある。君がそれを受け入れてくれるなら……。<br /><br />ツカサの秘密。なんと彼は善悪の極端に分かれた二重人格者だったのだ。<br />自分の出生。生き抜くだけで精一杯だった日々。世の中全てを恨む気持ち。それが破滅的な人格・ヒカルを生んだのだった。<br />FM星人の中でも最も悪辣な存在・ジェミニ。ヒカルこそがそのジェミニの拠代だった。<br />スバルに心惹かれるツカサに、ヒカルが語りかける。思い出せツカサ!俺たちの人生を!この星を滅ぼして、俺たちの両親に復讐するんだ!<br /><br />学校でルナと二人、ジェミニの手先に襲われるスバル。君だけは絶対守るから……。出たよ。この野郎、もう完全に勝利モードである。<br />完全にデレモードに移行したルナが心配を隠したツンデレセリフを吐けば、ふふ、心配してくれるんだ、などと余裕のコメント。<br />最初は鬱陶しがってた癖に!ツンデレのデレにやたら敏感だからニートは嫌だよな!<br /><br />まあそんなこんなでツカサ=ジェミニだと知ってしまうスバル。こんなの、嘘だ……。違うよね、ツカサくん!<br />スバルとの友情、世の中への復讐。二つを天秤にかけたツカサは、自分の意思で復讐を選ぶ。<br />無二の親友だと思っていたツカサの決断に愕然とするスバル。<br /><br />ジェミニを倒したスバルだが、それは二人の壊れた関係を、何一つ変えてくれるものではなかった。<br />スバルの前から歩み去るツカサ。どうしてだよ、ツカサくん。君となら、親友になれると思っていたのに……。信じていたのに。<br />一瞬立ち止まって寂しそうに告げるツカサ。<br /><br />絆なんてこんなものかもしれないよスバルくん。どれだけ綺麗事を並べても、結局は……。<br />遠くなっていくツカサの背中を、スバルはただ眺めるしかできなかった……。<br /><br /></dd> <dt>26 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:18:44 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【最終話】VS. アンドロメダ(アンドロメダ座)地球編<br />ツカサに裏切られたショックで、スバルは完全に練炭モードに逆戻りしてしまった。<br />大切なものなんてあるからこんな悲しい思いをするんだ……!なんという南斗鳳凰拳\(^o^)/<br /><br />そんなスバルの事情などおかまいなく、地球は危機的状況に陥る。FM星の王・ケフェウスが地球を壊滅させると宣戦布告してきたのだ。<br />しかし完全に引き篭もりにジョグレス進化してしまったスバルに、もう戦う意思は無かった。<br />このヘナチンヤロー!テメーなんてこっちから願い下げだぜ!<br />吐き捨ててスバルの元からいなくなるウォーロック。生死を共にしてきた相棒からの決別は、スバルの孤独を決定的なものにした。<br /><br />悲しみの極地にいるスバルは、ミソラとルナ、二人とのブラザーバンドも一方的に切ってしまう。<br />いくじなし!悲しげに走り去るルナを追う間際、ミソラが優しく告げる。<br />スバルくん、ブラザーバンドを切ったって、心の絆は切れないんだよ。よく考えてみて……。<br /><br />傷つき打ちひしがれたスバルを諭したのは天地だった。悩むスバル。<br />そんな中、遂にFMプラネット接近の影響が地上に出始める。地球上の物体が電波になり始めたのだ。<br />母が買いものに出かけた先にも、その現象は起こる。<br /><br />母さん……!助けにいったスバルの前に、実体化した電波が襲い掛かる。<br />ウォーロックのいないスバルに戦う術はなく、リンチにあって倒れるスバル。<br />間一髪でサテライト管理者の助けが入る。<br /><br />スバルの戦う決意を確かめるサテライト管理者。でも、ロックだって僕に愛想を尽かして出ていったんだ……。<br />それは違うぞ、星河スバル。ウォーロックはお前を戦いに巻き込みたくなかったから出て行ったとは考えられぬか?<br />その言葉に目が覚めたように言葉を失うスバル。<br /><br />以前の乱暴なだけのウォーロックには考えられなかった。<br />だがお前と生活を共にする内に、奴は「優しさ」を得たのだ。相手を思いやる気持ち。人のために己を投げ出す気持ちを。<br />そして星河スバル。お前も以前のお前ではない。傷つく事を恐れていただけのお前はもういない!<br />お前もまた、ウォーロックから貰ったはずだ。「勇気」を!!!!!<br /><br />ウォーロックを探し駆け出すスバル。既に心に迷いは無かった。<br /><br />ジェミニ率いるFM王配下のFM星人に敗北したウォーロックとミソラ。<br />ウォーロックがこれまで必死に守り通していた最終殺戮兵器・アンドロメダの起動キーも奪われてしまった。<br />今まさに止めを刺されんとした時、遂にスバルが現れた。<br />ウォーロックとスバル。二人の絆は既に切っても切れない物となっていた。猛るウォーロック。<br />覚悟しろよ手前ら!俺たち二人が揃ったら……これまでのようにはいかねえぜ!!<br /><br />一触即発のその時、FM王の命によりFM星人たちが宇宙ステーションに引き上げた。最後の戦いが始まろうとしていた。<br /><br /></dd> <dt>27 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:19:35 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【最終話】VS. アンドロメダ(アンドロメダ座)宇宙ステーション編<br />最早こちらから攻め込んでアンドロメダを叩き潰すしかない!<br />どうやって?その鍵となるのは父・星河大吾の発信した電波にて、今も宇宙ステーションと繋がっている墜落船の残骸。<br />そしてそこからFM星人の元までいけるのは、電波となって何処までもとべるスバルだけなのだ。<br />私も行くと追いすがるミソラを、スバルは、自分が倒れた時にはもうミソラしかいないんだと言って思い留まらせるのだった。<br />ミソラ・ルナとブラザーバンドを結び直したスバルは、最後の戦いに向かおうとしていた。<br /><br />行って来ます。ごく自然に家を出ようとするスバル。しかし、事情を全く知らないにも関わらず、突然泣き出す母。<br />どうしてかしら。あなたがもう帰ってこないような気がして。大吾さんがいなくなったあの時もこうだった……。<br />母を優しく慰めるスバル。絶対に帰ってきます。既にスバルは一人の男の顔になっていた。<br /><br />FMプラネットまでの電波を繋ぐため、墜落船の残骸を修理する天地。<br />そうはさせまいとして現れる復活ジェミニ。その攻撃から身を挺したスバルを守ったのは、誰あろうツカサだった。<br />スバルくん……こんな僕だけど……今度こそ本当のブラザーに……。<br />ツカサの想いを受け、ロックマンは仇敵・ジェミニを完全撃破する。<br /><br />しかし天地たちを守るために電波変換したスバルは、天地にもその正体を知られてしまった。<br />地球の命運を、一人の小学5年生に賭ける。そしてそれ以外に何の方法も無い。<br />自分の無力さにむせびながら、スバルに尊敬する大吾の面影を見た天地は、生きて還ってこいと涙ながらにスバルを送り出すのだった。<br />宇宙ステーション。最後の決戦を前に、ウォーロックが遂に大吾がどうなったのかをスバルに告げた。<br /><br />宇宙ステーションが遭難したあの日。大吾はFM星人に捕らえられたのだった。<br />FM王・ケフェウスは何者をも信じない。<br />宇宙に友好の輪を広げるために飛び立った大吾も、ケフェウスにとっては疑わしい存在でしかなかった。<br />大吾たち宇宙船のクルーは裁判にかけられた。判決は……全員、死刑。<br />そして死刑の日が来るまでの世話役に抜擢されたのが、他ならぬウォーロックだった。<br /><br />大吾はおかしな奴だった。俺はそんな大吾に惹かれていた……。FM星を裏切るつもりだったウォーロック。<br />彼は、死刑を前にして大吾たちを逃がしたのだ。人の体を失った、電波体として。<br />それを選んだのは大吾自身。このまま待っていてもどうせ死ぬ。<br />なら、1パーセントでも可能性がある方に賭ける。1パーセントでも可能性がある限り、絶対に諦めない!<br />大吾たちを逃がし、自身も遁走したウォーロック。しかしその途中でオックス・ファイアの追撃にあい、大吾たちとはぐれてしまった。<br />あいつは今でもこの宇宙のどこかを彷徨ってるだろう。ひょっとしたら、もう二度と何処へも辿り着けないかもしれない……。<br /><br />苦しげに語るウォーロックに、優しく告げるスバル。そうか……父さんらしいや。<br />1パーセントでも可能性がある限り。僕も父さんが生きているって信じるよ。それが父さんの口癖だったから。<br />許し、信頼しあった二人。二人の絆は、今ここに完全なものとなった。<br /><br />ケフェウスの元へ辿り着く二人。余は何者をも信じない。FM星の王位継承者として、幼い頃から肉親にさえ裏切られ命を狙われ続けたケフェウス。<br />褒めてやろう、余がかつて滅ぼしたAM星人の中に、ここまで辿り着けた奴はいなかった。<br /><br />そうかい……なら俺が一人目だ。<br />突然のウォーロックの言葉に驚くスバル。ウォーロックはFM星人ではなく、かつてFM星人に滅ぼされたAM星の生き残りだったのだ。<br />だからこそ、俺はお前の気持ちが分かったんだ。大切なものを失う気持ちって奴が……。<br />最後の戦いだ!ウェーブバトル・ライド・オン!<br /><br /></dd> <dt>28 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:20:20 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【最終話】VS. アンドロメダ(アンドロメダ座)エピローグ<br />アンドロメダとの戦いは熾烈を極めた。力尽きるロックマン。勝ち誇るケフェウス。しかし、そこに現れた力。<br />それは絆。ミソラが、ルナが、ツカサが、天地が。そして何よりもスバルとロックが。<br />全員が築いてきた絆がロックマンに力を与えているのだった。誰も信じない、一人ぼっちのケフェウス。そんな奴に負けるものか!<br /><br />遂にアンドロメダを破壊したロックマン。余の負けだ。殺すがいい……。<br />うなだれるケフェウスを許すスバル。驚愕するケフェウス。何故だ!?余は地球を滅ぼそうとしたのだぞ!<br />穏やかに返すスバル。父さんは絆の力を信じて宇宙へ旅立ったんだ。僕が君を殺すなら、その気持ちを裏切る事になる。<br />ケフェウス。君に必要なのは信じる事だ。僕が……君の最初の、友達になってあげるよ。<br /><br />ケフェウスは、なおも言い募る。ウォーロックよ。お前は余が憎いだろう!お前の全てを奪い去った余が!!<br />フン、と鼻を鳴らすロック。俺の相棒が許すって言ってんだ!文句を言うわけねぇだろうが!!<br /><br />友達になろうよ、ケフェウス。その言葉に落涙するケフェウス。誓おう。FM星を平和に治める事を。<br />ありがとう、スバル。<br /><br />生まれたばかりの友情。宇宙ステーションの崩壊を前に、すぐに別れの時は来る。しかしスバルとケフェウスは、永久の友情を誓い合うのだった。<br /><br /><br />崩壊する宇宙ステーション。地球からのウェーブホールも閉ざされてしまった。<br />しかしそこは天才機械少年、スバル。脱出ポッドを切り離し、地球への自動操縦モードに切り替える事に成功する。<br />全ては成功したかに思われた。しかし、不慮の事態により、脱出ポッドは地球へのルートを外れてしまう。<br /><br />終わりか?自分はもう帰れないのだろうか……。万策尽き果て、脱出ポッドの中で眠りこけるスバル。<br />そこに暖かい光が満ちる。これは……。<br /><br />それは、地球から発信されたブラザーバンドの光だった。<br />あらゆる科学でも、あらゆる人知を尽くしても見つけられないほどに漂流したスバルの脱出ポッド。<br />それを、ミソラが、ルナが、ゴン太が、キザマロが、ツカサが。<br />何の力も持たない小学生たちが、スバルを思う気持ちだけで成し遂げたのだった。<br />あぁ、父さん。僕は帰れるんだ。みんなの所に……。<br /><br /><br />地球に帰ってからしばらくして。ようやくスバルが復学する時が来た。みんなが迎えに来てくれている。<br />なんであなたがいるのかしら?学校違うでしょ!<br />だって今日はスバルくんが戻ってくる記念の日だもん!<br />……それもそうね。<br />ルナとミソラが少しだけ火花を散らして、微笑み合う。<br /><br />頭上ではウォーロックとハープ・ノートが喋り合っている。<br />これからどうするの?私たちは人の心のスキマに取り付くもの。<br />でももう、あの子にもミソラにも、心のスキマなんて何処にも無いわよ。<br /><br />へん、と鼻で笑うウォーロック。まだまだ俺はあいつといるぜ。この先も退屈しないで済みそうだしな!<br />ハープ・ノートはその答えに満足そうに笑う。<br />子供たちの笑い声が響く中、空はどこまでも青く澄み渡っていた。<br /><br /></dd> <dt><br /></dt> <dt></dt> <dt> </dt> <dt> </dt> <dt> </dt> <dt>63 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その1</font></b></a>:2007/12/11(火) 15:24:55 ID:wOHU67Z80</dt> <dd>需要があったようなので流星のロックマンかきます。<br />現在進行形でプレイ中なのでゆっくりお楽しみください。<br />あとこういうの書くの始めてなんで文章おかしいかも・・・<br /><br />ネタバレにならない程度の登場人物紹介<br />・星河 スバル<br /> 主人公。小学5年生。3年前に父親を失ったショックで引き篭もっている。将来の夢は宇宙飛行士<br /> らしく、星や宇宙の知識が豊富である。ウォーロックと合体することにより、「ロックマン」になる<br /> (ゲームの最初に名前の変更が可能であるが、ここでは初期設定名で話をかきます)<br />・白金 ルナ<br /> スバルのクラスの学級委員長。高飛車なお嬢様である。スバルをあの手この手で学校へ行かせようとする。<br /> ロックマンに助けられて以来、ロックマンにメロメロである<br />・牛島 ゴン太<br /> 委員長の取り巻きである。体が大きく乱暴物でガサツな性格だが自分の居場所を失うのが怖い。<br />・最小院(さいしょういん) キザマロ<br /> 物知りで頭の切れる委員長のご意見番。背が低いことを気にしている<br />・響 ミソラ<br /> 天才少女シンガー。かつては母親のために歌を作っていたのだが、母親の他界後、無理矢理歌わせる<br /> マネージャーに嫌気がさしたため、歌手を辞めようとしている。<br />・双葉 ツカサ<br /> スバルのクラスメイト。穏やかな性格の少年だが何か秘密が・・・?<br />・星河 大吾<br /> スバルの父親。3年前の宇宙ステーションの事故で行方不明になる。<br />・星河 あかね<br /> スバルの母親。女手一つでスバルを育ててきた。<br />・天地 守(あまち まもる)<br /> 大吾の後輩の元NAXA職員。大吾を慕っており、現在も大吾を捜索している。<br />・宇田海 深祐(うたがい しんすけ)<br /> 大吾の部下の元NAXA職員。NAXA職員時代に上司に裏切られたことが原因で疑心暗鬼に陥っている。<br /> フライングジャケットという空を飛ぶ機械を発明している。<br />・育田 道徳(いくた みちのり)<br /> スバルの担任の教師。生徒からの人気は高いが、学校の教育方針に反対しているので、教師達の間では孤立している。<br /><br /></dd> <dt>64 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その1</font></b></a>:2007/12/11(火) 15:26:21 ID:wOHU67Z80</dt> <dd>FM星人・・・FMプラネットに住む宇宙人。電波体であり、地球上では本来の力を出せないが、人間と電波変換すると、<br />     本来の力を発揮できる。それぞれのFM星人にはモチーフになる星座が存在する。<br />     孤独の周波数を発しており、人間の心の隙間に入り込み、操ってしまう。アンドロメダの鍵を探している。<br />・ウォーロック<br /> 地球へ逃げてきたFM星人。アンドロメダの鍵を持っているため、他のFM星人から狙われている。<br /> スバルの事が気に入り、勝手にトランサーに住み着いてしまう。大吾のことを知っているらしい・・・。モチーフは不明。<br />・オックス<br /> ウォーロックを追うFM星人。力は強いが頭は良くない。モチーフはおうし座<br />・キグナス<br /> ウォーロックを追うFM星人。モチーフははくちょう座<br />・ハープ<br /> こと座のFM星人。ウォーロックを追っているが・・・?<br />・リブラ<br /> 左手に炎、右手に水を持つFM星人。モチーフはてんびん座<br />・ジェミニ<br /> 白と黒の二体で一つのFM星人。FM王の右腕的存在。モチーフはふたご座<br />・FM王<br /> すべてが謎に包まれているFMプラネットの王<br /><br /></dd> <dt>65 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その1</font></b></a>:2007/12/11(火) 15:27:14 ID:wOHU67Z80</dt> <dd>ロックマンエグゼから約200年後の世界・・・。今やほとんどの電子機器が電波で繋がっている。<br />人々はPETの進化系である携帯端末「トランサー」を所持するようになった。<br />この機械は腕に装着し、携帯電話、メール機能はもちろんカードフォースと呼ばれている<br />カードプログラムを通すことにより、ナビ(擬似人格プログラム。ロックマンエグゼでは基本的に一人<br />一体だったが、この時代では専門のナビがそれぞれいて、複数のナビを同時に扱えるようになっている)<br />や武器プログラムを呼び出すことができる優れものである。ほとんどのトランサーは3つのサテライト<br />「ペガサス」「レオ」「ドラゴン」のいずれかに所属し、管理されている。<br />この時代は絆がとても大切にされており、親友同士でブラザーバンドと呼ばれている物を結ぶことができる。<br />ブラザーバンドとは秘密を交換し、契約する友情の証である。これをすると自分のナビの能力値があがる。<br />相手の持っているカードなどを使用できるなど様々な恩恵がある。<br /><br />そんな中、宇宙に地球外生命体を発見した「ニホン科学宇宙局NAXA」は、宇宙人とブラザーバンドを結ぼうとし、<br />宇宙ステーション「きずな」を打ち上げた。<br />しかし、このステーションは原因不明の事故で行方不明になってしまう。<br />数ヵ月後、ニホン海にステーションの一部と思われる破片を発見。これを機にNAXAは行方不明の「きずな」の捜索を中止、<br />この計画を永久凍結に凍結させた。<br /><br />それから3年後、コダマタウンに住む、三年前の事故で行方不明になった「きずな」の乗組員である星河大吾の息子、<br />星河スバルは父親を失ったショックで不登校になり、毎日街の展望台で空を眺める日々を送っていた。<br />ある日彼の自宅に大吾の後輩であった天地守がやって来た。彼は大吾が使ってたという不思議なメガネ「ビジライザー」<br />を渡していった。<br />その後いつものように展望台へ行こうとする途中、白金ルナ、牛島ゴン太、最小院キザマロに出会い、学校へ来るように<br />仕向けられるが、避けるようにして展望台へ向かうスバル。<br /><br />展望台でビジライザーを掛け、星を眺めていると突然謎の光がスバルを直撃。その衝撃でビジライザーが本来の機能を<br />取り戻す。なんとビジライザーには電波の世界を見る能力があったのだ。<br />謎の光の正体は電波宇宙人であるウォーロックという名の怪物であった。ウォーロックの話によると、自分はFMプラネット<br />という星から来たということ、そしてなんとスバルの父親大吾のことを知っていると言う。スバルが大吾のことを<br />聞こうとした瞬間、電波ウィルス(3年前の事故以来急増)の襲撃を受けてしまう。このウィルスはFMプラネットから<br />来たらしく、機関車を暴走させて街を襲おうとしていた。<br />なんとかとめようとしたスバルは言われるがままウォーロックと融合、電波変換し、電波人間となり機関車の電脳へと<br />入る。最初は戦いを怖がっていたスバルだったが、戦わないと父親のことを教えないとウォーロックに脅され、<br />仕方なく戦う。<br /><br />機関車の暴走を止めたスバルは元の人間にもどったが、ウォーロックはスバルのことを「気に入った」と言い、<br />トランサーの中へ住み着いてしまう。ここから二人の戦いが始まるのであった。<br /><br />その2へつづく・・・<br /><br /></dd> <dt>84 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その2</font></b></a>:2007/12/14(金) 20:46:30 ID:WWqWsvsT0</dt> <dd>次の日、スバルはウォーロックに父親のことについて聞いたが、適当にはぐらかされて全然教えてくれない。<br />そんな中、スバルはウォーロックに「街を案内してくれ」と頼まれる。めんどくさがるスバルだったが、ウォーロックに<br />無理矢理引っ張られ外へ出ることにした。<br />一通り街を案内し、家に帰ろうとするスバル、そこに昨日の三人組がやってくる。学校に来るように勧める三人だったが、<br />スバルは「僕にかかわらないで」といい家の中へ入ろうとする。そのことに苛立ったゴン太がスバルに掴みかかるが、<br />ウォーロックがスバルの腕を勝手に動かし、ゴン太を殴り倒してしまう。おどろいたスバルはそのままゴメンと謝ると<br />家の中へ入っていった。スバルはウォーロックに「なんてことをするんだ」ど詰め寄ったが、ウォーロックは「降りかかる<br />火の粉を払っただけだ。自分の身は自分で守らないとFMプラネットでは生きていけなかった。」と言う。<br />その頃、ルナはゴン太に対して怒っていた。お前の体はただ大きいだけなのかと、もし次にこんなヘマをしたら<br />ブラザーの縁を切ると脅し、去っていった。ゴン太はルナにブラザーの縁を切られたらもう自分の居場所が無くなる<br />と一人悩んでいた。そこへやってきたのはFM星人であるオックスであった。彼はゴン太の発する孤独の周波数を<br />キャッチしてここまで来たという。もし、自分を受け入れるならもう自分の居場所を失わないようにしてやるとゴン太に<br />話す・・・。そしてゴン太は・・・。<br /><br />数日後、街では奇妙な事件が起きていた。夜、次々と街にある赤い物が壊されているという事件だ。<br />気になるスバルとウォーロックだが、いちものように展望台へ星を見に行く。<br />その帰りに車に乗っている三人組に会った。(この時代は車も専用のカードがあれば小学生でも運転できるらしい)<br />どうやら例の事件について自分達なりにパトロールをしているようだ。スバルはゴン太にこの間のことを謝るが、<br />どうも様子がおかしい・・・。スバルが去った後、オックスが「なぜ今復讐しなかった?」と怒る。そしてゴン太の体が・・・<br /><br />家に帰ろうと横断歩道を渡ろうとするスバル。しかしそこに猛スピードで突っ込んでくる車。<br />どうやらオックスがゴン太と電波変換し、オックス・ファイアとなり、車を暴走させているようだ。<br />電波変換された人間は自我を失い、FM星人の思い通りになってしまう。<br />スバルは何とか車から逃げ切り、自分も電波変換、トラックの電脳へ入り込み、オックス・ファイアを止めようとする。<br />様々なトラップを乗り越え、オックス・ファイアのところへたどり着くスバル。そこには何故かオックスの他に、<br />ルナとキザマロの姿が・・・。ウォーロックが言うにはFM星人に近づきすぎていると、周りにいる人間も電波化して<br />しまうらしい。オックスはアンドロメダの鍵をよこせと迫るがウォーロックはこれを拒否。オックスにバトルを挑む。<br />オックスは力は強いが、攻撃は直線的で避け易い。オックスを倒すとゴン太も元に戻った。安心したスバルは電脳から<br />出ようとするが、ルナに呼び止められる。「あなたの名前は・・・?」と聞かれ、とっさに「僕は・・・ロックマンだ」と答え、<br />電脳を後にする。<br /><br />その後、元に戻った三人。ゴン太はルナとキザマロに「今回の事件の犯人は俺かもしれない・・・。赤い物を見ると急に<br />頭が真っ白になって・・・。」と打ち明ける。その後ゴン太はルナと仲直りし、(ルナはツンデレなので直接謝ってないが)<br />街の壊された物を修理していくのだった・・・。<br /><br /><br /><br />その3へ続く・・・。あと最初に書いておくべきことだったのですが、書くにあたってwikipediaを参考にさせていただきました。<br /><br /></dd> <dt>124 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その3</font></b></a>:2007/12/20(木) 18:43:54 ID:dJmSjRxM0</dt> <dd>いつものように空を眺めていたスバル。しかしそこに変な機械を背負った男が飛んできた。<br />どうやら男は空を飛ぶ機械を発明しているところのようだ。スバルが見せてくれと頼むが男、「宇田海 深介」は<br />発明を人に見せるのは嫌だと断る。<br />あきらめたスバルは街の方へ戻っていくと、ヘルプシグナルを受信した。ヘルプシグナルとは近くに困っている人が<br />いることを知らせるサインだ。<br />嫌々だったがほっとけないスバルはその人の所まで行くと、木に物が引っかかったので取って欲しいとのことだった。<br />そこでスバルは宇田海に空を飛ぶ機械、フライングジャケットで取ってもらうように頼みに行くが、彼はそれを拒否<br />し、自分の発明を人目に晒そうとしない。困ったスバルだったが、街の人から古いラジコンを貰い受け、それを<br />使いなんとか取ることに成功する。<br /><br />役目を終えて家に帰ろうとするスバルだったが、帰る途中で天地とさっきの男に会う。彼は天地の助手だったのだ。<br />スバルは天地に「明日うちの研究所へ来ないか?」と誘われる。断ろうとするスバルだったが流されるがままに<br />研究所へ行く約束をしてしまう。 それを影で見ていたキザマロが・・・<br /><br />その日の夜・・・天地研究所では宇田海が夜遅くまでフライングジャケットを開発していた。<br />宇田海はかつてNAXAの天才研究員だった。しかしそのことを妬まれていたので友人と呼べる人は居なく、<br />唯一ブラザーバンドを結んでいた上司には裏切られ、自分の開発していた物を横取りされてしまい人間不信に陥った。<br />それであまり人に発明品を見せたがらなかったのである。<br />そんな宇田海に天地は「ブラザーバンドを結ばないか?」と持ちかける。驚く宇田海だったが、「天地はいい人だ<br />絶対に裏切らない。でも・・・」と葛藤するが、最後は結んでしまった。裏切らないかどうか不安な宇田海の前に<br />FM星人のキグナスが・・・<br /><br /></dd> <dt>125 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その3</font></b></a>:2007/12/20(木) 18:44:58 ID:dJmSjRxM0</dt> <dd>次の日、バスで「天地研究所」通称「アマケン」まで辿り着いたスバルだったが、何故か委員長たちも付いてきた。<br />天地は見学者は歓迎だと言い、中に招待する。アマケンの敷地内には巨大なアンテナがある。天地はこのアンテナで<br />今も大吾を探し続けているのだ。<br />一通り見終わった一行は天地の研究室へ招待される。宇田海の発明品「フライングジャケット」も研究室にある。<br />まさかと思い影でこっそり付いてきた宇田海がとんでもないことを聞いてしまう。<br />天地「・・・ケットは僕の発明したものだよ!もうすぐ完成するんだ!」<br />そのことを聞いた宇田海はショックで屋上へ飛び出してしまう。本当はロケットだと言ったのも気付かずに・・・。<br /><br />裏切られたと思い込んでいる宇田海はショックだった。そこへまたキグナスが現れ、「裏切りこそこの世の本質」だと言う。<br />「もし自分を受け入れれば復讐してやる」と宇田海に迫り・・・<br /><br />そんなことを知らない一行は擬似宇宙体験コーナーへ来ていた。擬似宇宙とはアマケンの目玉で、実際に酸素、重力の<br />無い擬似的な宇宙空間を浮遊体験できる物である。宇宙服を着た一行は浮遊体験を楽しんでいたが、そこに生身の<br />宇田海が入ってくる。宇田海はキグナスと合体し、キグナス・ウィングになり、皆を操って酸素が切れて死ぬまで<br />踊り続けるようにしてしまう。間一髪で避けたスバルは擬似宇宙を一旦脱出し、ロックマンになり擬似宇宙の電脳へと<br />乗り込んでゆく。<br /><br />擬似宇宙の電脳にはキグナスの手下の白鳥(ただし見た目はどう見てもアヒル)をミサイルでぶっ飛ばし、<br />キグナスの元へたどり着き倒す。宇田海は「裏切りこそ世の中の本質」だと言い張り、説得にも応じない。<br />天地はどうすれば信じてくれるかと宇田海に聞く。すると「ではこの中で宇宙服を外せ。擬似宇宙内を酸素で満たした」<br />と言う。普通に考えたら外すはずは無い。しかし天地はためらうことなく宇宙服を外す。<br />確かに薄いが酸素はあったのだ。それがきっかけで宇田海はキグナスを体の外へ追い出し、人を信じる心を覚えた。<br /><br />その後宇田海は天地の助言あってフライングジャケットを完成させた。天地は「完成祝いに飲みに行こう!」と誘うと<br />宇田海は「それ以上飲んだら太っちゃいますよ?」と冗談を言う。こうして二人は仲良く飲みに行くのであった・・・。<br /><br />その4へ続く・・・<br /></dd></dl>
<p><b>流星のロックマン</b></p> <p>part36-21~28</p> <p>part35-63~65,84,124~126</p> <hr /><dl><dt>21 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:13:11 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【1話】VS. オックス・ファイア(牡牛座)<br />主人公・星河スバルは父親を失ったショックで引き篭もっている小学5年生。<br />好きなものは天体観測と機械弄りという、生粋のインドアニート。<br /><br />しかしそんな彼にも転機が訪れる。<br />偶然にも日課の天体観測をしている所に、宇宙で遭難し行方不明になった父を<br />知っているという宇宙人・FM星人ウォーロックが現れたのだ。<br />彼はFM星人の裏切り者として追われる身だった。<br />ウォーロックはいずれ父の情報を教えるという約束で星河家にパラサイトする事に成功した。<br />片やニート、片やパラサイト。今ここに最低最強の自宅警備員・ロックマンが誕生したのだった。<br /><br />ウォーロックと出会った後日、ツンデレ学級委員長の白金ルナが引き篭もりに社会復帰を勧めにきた。<br />ドロンジョ的ポジションのキャラである。<br />二人の下僕、巨漢の牛島ゴン太(トンズラー)、博士キャラの最小院キザマロ(ボヤッキー)を引き連れている所もそれっぽい。<br />もやしニート・スバルを舐めてかかり、ジャイアン牛島が少しだけ調子をくれた瞬間、容赦なくアゴを粉砕するウォーロック。<br /><br />一撃KOされたゴン太はルナに罵倒されまくりでマジヘコみしてしまい、FM星人オックス・ファイアに取り付かれてしまう。<br />FM星人は人間の心のスキマにとりつくのです。ホッホッホッ。<br />オックス・ファイアは破壊活動を繰り返し、ルナとキザマロを命の危険に晒すが、ロックマンにより無事倒される。<br />これだけ犯罪を犯してどうなる事かと思ったが、ルナが持ち前のツンデレぶりを発揮し、ゴン太は目出度く赦されたのだった。小学生の自分ルール怖ぇなぁ。<br />そんなこんなで、ルナは自分を助けてくれた青いヒーロー・ロックマンの事が気になり始めるのだった……。<br /><br />---------------------------------------------------------------------------------------------------------<br />【2話】VS. キグナス・ウィング(白鳥座)<br />ロックマンになった所で引き篭もりが治るわけでもなく、スバルは順調にニートライフを送っていた。<br />また失う辛さを味わうくらいなら、大切なものなんていらない。その思いが、スバルに他人との関わりを拒絶させているのだった。<br /><br />そこへ来訪したのが、父の後輩であるガチムチ科学者・天地。<br />スバルの母・アカネが女一人で何とかスバルを養っていけているのも、影に日向に天地くんが世話焼いてくれてるおかげなのです。<br /><br />ニートライフからスバルを立ち直らせようと骨を折る天地。そこへやってくるツンデレ三馬鹿トリオ。<br />色々あって、スバル+三馬鹿は天地の研究所に招待される。<br />そこで天地の人間不信の助手・宇田海(うたがい)さんがFM星人キグナス・ウィングに取り付かれて<br />色々問題を起こすのだが、主役に敵うはずもなく結局ニートに倒される。<br /><br />どこまでも宇田海を信じ続けた天地。その心に、宇田海の人間不信も氷解し、キグナス・ウィングを心から追い出す事に成功する。<br />そしてまたしてもロックマンに助けられたツンデレは、ロックマンに対して仄かな恋心を抱く事になるのだった……。<br /><br /></dd> <dt>22 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:14:11 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【3話】VS. ハープ・ノート(琴座)<br />ニート星河は悩んでいた。自分ももう一回人を信じてみようかと。学校に行こうかと。<br />しかし言う事だけはいっちょまえなのがニートの常。悩むだけで結局行動には移さずに、日課の展望台警備に勤しんでいた。<br />そこに待っていた運命の出会い。スバルは展望台で歌っていた美少女・響ミソラに一目惚れ?してしまう。<br />重病の母親を喜ばすために歌を始めたミソラ。その母親が亡くなった時、ミソラもまた歌う目的を失くしてしまったのだった。<br />ミソラに自分と同じ孤独の影を見たスバルは、無意識の内に少女に惹かれ始めていた……。<br /><br />コダマタウンの住人ではないミソラが展望台にいたのは、明日のコンサートのためだった。<br />ミソラは今をときめくトップシンガーだったのだ。<br />しかしミソラにとって、歌はもはや苦痛なものでしかなかった。コンサート直前に逃げ出したミソラに手を貸してしまうスバル。<br />天地研究所に逃げ込むも見つかってしまった二人。巨額の大損害に、クビのかかったマネージャーは怒り心頭でスバルを殴り飛ばす。<br />どれだけの金がかかっていると思ってるんだ!金!金!金!歌え!歌え!歌え!<br />ミソラの心は限界に達し、FM星人ハープ・ノートの誘惑に耳を貸してしまう。<br />音楽で無差別に人を傷付け始めたミソラ。ミソラに自分の姿を重ねたスバルは、傷つきながらもハープ・ノートを撃破する。<br /><br />スバルの真心に涙するミソラ。彼女はスバルに、本当に心を許した者とだけ結ぶ絆の証・ブラザーバンドを結んでくれと頼む。<br />スバルは快諾し、二人は心の友となった。FM星人ハープ・ノートも改心し、二人は戦う仲間にもなったのだった。ロールちゃんポジションである。<br />歌手を辞め、もう一度前に進み始めたミソラ。その姿に、スバルもまた人との関わりをもう一度持ってみようと、学校に行く事を決意するのだった。<br /><br /></dd> <dt>23 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:15:12 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【4話】VS. リブラ・バランス(天秤座)<br />数年ぶりに社会復帰した引き篭もりを心からいたわるクラスメートたち。<br />中でも渚カヲルこと双葉ツカサは不思議系美少年の魔力をこめた801ビームでスバル少年のハートを撃ち抜きメロメロにするのだった。<br />金八教師・アフロ育田の授業も個性的で面白く、スバルは学校が気にいりまくり。完全に勝ち組ニートである。<br />さらに間近に迫った学芸会、スバルのクラスの演劇はなんとルナ脚本によるロックマンの活躍ストーリー。<br />オックス・ファイアから助けられた時のエピソードを元にしており、ヒロインは勿論ルナ。対してスバル少年の役目は路傍の木であった。。。<br /><br />何もかもが上手くいくように見えたが、カリキュラム教育に反逆する育田は職員の中でも浮いていた。<br />クビになるか、カリキュラムに服するか、どちらかを選べ!クビになったら、お前の何人もの子供たちを養っていけるのかな……?<br />非情の決断を迫られた育田は、FM星人リブラ・バランスに取り付かれてしまう。<br />我が子同様に愛していた生徒たちの心を無視し、電波教育をほどこす育田。このままではクラスメート達の心が壊れてしまう!<br /><br />なぜかただ一人電波の影響を受けていないツカサに促され、育田の元へ向かうスバル。<br />しかしロックマンになって飛び出したスバルの前に謎の強敵が現れる。<br />一切の攻撃が通じないその力に、スバルの心は折れてしまった。痛い。怖い。死にたくない!どうして僕ばっかり傷つくんだ……。<br /><br />何もかもを諦め、定めを恨むスバル。そこに響いたのは世界を管理する三大サテライト管理者の声。<br />これまでもスバルを見守り続けていた声が語りかける。お前にはあの声が聞こえないのか?お前を信じるあの声が!<br />言われて気付くスバル。どこまでも一切疑わず、ロックマンを信じる声。それはルナのものだった。<br />あの娘は最期の瞬間までお前を信じ続けるだろう。お前はここで諦めるのか?あの娘を守りたくはないのか?星河スバル!<br /><br />…………たいよ。守りたいよ!あの娘の事を守りたいよ!!<br />傷つく事に怯え、他者との干渉を拒絶し続けていたスバル。そのスバルが、人のために傷つく事を選んだ。<br />スバルこそは地球と宇宙の架け橋となった運命の男、星河大吾の愛息子。<br />サテライト管理者はFM星人による地球侵略に対抗できる唯一の存在として、スバルの心が目覚める事を待っていたのだった。<br />新しい力「スターフォース」に目覚めるスバル。未知なる強敵を打ち倒したスバルは、ルナに誓った。<br />何があっても君だけは守るよ。絶対に……。記念すべきスバル・ミソラ・ルナ、三角関係成立の瞬間であった。<br /><br />スターフォースによりリブラは倒され、育田は救われた。そして迎えた学芸会の日。<br />ロックマン役だったツカサが欠席した事により、急遽スバルがロックマン役に抜擢されてしまう。<br />しっかりやりなさいよ、スバル!たかをくくるルナ。しかし。颯爽と現れたスバルに、ルナは確かにロックマンの面影を見た。<br />よく見れば、ちゃちいオモチャの仮面。それなのに。な、なんであんな奴に……。自分が好きなのはロックマン様よ!<br />歯牙にもかけていなかったスバルに、ときめきを感じるルナ。彼女は必死にその感情を否定するのだった……。<br /><br /></dd> <dt>24 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2008/02/11(月) 01:16:22 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【5話】VS. オヒュカス・クイーン(蛇つかい座)<br />すすスっバルきゅん、今度の週末、よかったらデ・デ・デートしない?突然のミソラからのお誘いに、童貞スバルは大慌て。<br />ぼぼぼ僕女の子と出かけるなんて初めてだし……。わわわ私だって男の子と出かけるなんて初めてなんだから……。<br />思わずDSを壁に投げつけたくなるようなキャッキャウフフワールドを展開する二人。畜生。<br /><br />所変わってツンデレ委員長・ルナ。彼女は超エリート家庭の娘だった。両親は世俗にまみれた現在のルナの環境を疎んじ、転校させようとしていた。<br />その事を知ってしまったルナは、最後の思い出作りとして下僕たちを遊びに誘う。しかしこんな時に限って下僕の予定は埋まっており、ルナはすっかりおかんむり。<br />そうだ、スバルくんでもからかいにいきましょう!ルンルン気分で訪れた癖に、星河家の前に立つなりドキがムネムネし始めてしまうルナ。畜生。<br /><br />そんな所に玄関からスバル登場、ルナはすっかりヒートアップ。しかし声をかけようとしたらミソラ登場、一気にクールダウン。<br />まさかデートじゃないでしょうね……。まさにその通りなのだが、スバルの事が気になるルナは二人をついつい尾行するのだった。<br />109ならぬ103でショッピングを楽しむミソラ。女の買い物ペースを初めて体験するスバルは、もう乾いた笑いしか出ない。<br />しかしルナとしては二人がラブラブに見えて仕方なく、思わず嫉妬の炎を燃やしてしまう。<br /><br />109の屋上で開催されていた蛇展覧会。それはルナの両親が企画・運営するものだった。両親と鉢合わせてしまうルナ。<br />こんな所で何をしているの?あなたにこんな無駄な時間を過ごすヒマがあるの?やはり今の学校に行かせるのは間違いのようね……!<br />さらに運悪く馬鹿ップルにまで親子喧嘩を目撃されてしまう。私はあなたたちの操り人形じゃ、ない……!<br />普段必死に隠していた心の弱さを露呈してしまったルナは、FM星人・オヒュカス・クイーンに取り付かれてしまう。<br />毒蛇を操り両親を締め上げ、ミソラはスバルをかばって毒蛇に噛まれてしまう。<br /><br />血清でミソラを救ったスバルは、ロックマンとなりオヒュカス・クイーンを撃破する。しかしそこで思わぬハプニングがスバルを襲う。<br />あたしこれからどうしたら……!ルナが泣きすがったために、正常に電波世界から脱出できず、ルナと一緒の場所にウェーブアウトしてしまったのだ。<br />現実世界に戻る二人。ルナに抱きつかれたまま、やっちまった感に全身をプルプル奮わせるしかできないスバル。<br />体を離し、スバルを視認するルナ。ス、スバルくん?じゃ、じゃあ、あ、あなたが……?否定してもどうにもならないスバル。<br />必死に隠してきたにも関わらず、スバル=ロックマンという事実はモロバレになってしまった。<br />気恥ずかしいのはルナも同じ。これまで散々ロックマンへの憧憬を語ってきた相手が、よりによってロックマン本人だったのだ。<br /><br />わ、わ、私が好きなのはロックマン様であって、貴方じゃないんだからね!!!<br />でも、あ、あ、あ……。どもりながら恥ずかしそうに告げるルナ。ありがと。ツンデレが目出度くデレ期に突入した瞬間である。畜生。<br />夢の中でおまえが泣いていたんだ……。気絶から覚めた両親はルナの気持ちを考えていなかった事を悔やみ、家族は和解した。<br />毒蛇に噛まれたブラザーの事を忘れるなんて……。すっかり蚊帳の外だったおミソがスバルにチクリと皮肉を言う。<br />こうしてスバルはミソラに続く二人目の美少女ブラザー・ツンデレドリル委員長をゲットしたのだった。<br />畜生。畜生。<br /><br /></dd> <dt>25 :<a href="mailto:sage"><b>ゲーム好き名無しさん</b></a>:2008/02/11(月) 01:17:31 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【6話】VS. ジェミニ・スパーク(双子座)<br />女などにうつつを抜かしていたスバルに目覚めよとばかりに801大ラッシュをしかけるツカサ。<br />ツカサと一緒にお出かけしたスバルは、二人揃って黒歴史ノートに刻み込まれそうなくらい赤裸々に自分語りをしてしまうのだった。<br />スバルが父親の事を打ち明けたお返しに、自分の秘密を語るツカサ。<br />彼はゴミ処理場に捨てられた赤子だった。そして自分を捨てた親の事を、この世の誰よりも恨んでいる……。<br />いつも穏やかなツカサの凄絶な過去を知ったスバルは、ツカサにブラザーになってくれと申し込む。<br />考えさせてほしい。僕には、出生よりももっと重大な秘密がある。君がそれを受け入れてくれるなら……。<br /><br />ツカサの秘密。なんと彼は善悪の極端に分かれた二重人格者だったのだ。<br />自分の出生。生き抜くだけで精一杯だった日々。世の中全てを恨む気持ち。それが破滅的な人格・ヒカルを生んだのだった。<br />FM星人の中でも最も悪辣な存在・ジェミニ。ヒカルこそがそのジェミニの拠代だった。<br />スバルに心惹かれるツカサに、ヒカルが語りかける。思い出せツカサ!俺たちの人生を!この星を滅ぼして、俺たちの両親に復讐するんだ!<br /><br />学校でルナと二人、ジェミニの手先に襲われるスバル。君だけは絶対守るから……。出たよ。この野郎、もう完全に勝利モードである。<br />完全にデレモードに移行したルナが心配を隠したツンデレセリフを吐けば、ふふ、心配してくれるんだ、などと余裕のコメント。<br />最初は鬱陶しがってた癖に!ツンデレのデレにやたら敏感だからニートは嫌だよな!<br /><br />まあそんなこんなでツカサ=ジェミニだと知ってしまうスバル。こんなの、嘘だ……。違うよね、ツカサくん!<br />スバルとの友情、世の中への復讐。二つを天秤にかけたツカサは、自分の意思で復讐を選ぶ。<br />無二の親友だと思っていたツカサの決断に愕然とするスバル。<br /><br />ジェミニを倒したスバルだが、それは二人の壊れた関係を、何一つ変えてくれるものではなかった。<br />スバルの前から歩み去るツカサ。どうしてだよ、ツカサくん。君となら、親友になれると思っていたのに……。信じていたのに。<br />一瞬立ち止まって寂しそうに告げるツカサ。<br /><br />絆なんてこんなものかもしれないよスバルくん。どれだけ綺麗事を並べても、結局は……。<br />遠くなっていくツカサの背中を、スバルはただ眺めるしかできなかった……。<br /><br /></dd> <dt>26 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:18:44 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【最終話】VS. アンドロメダ(アンドロメダ座)地球編<br />ツカサに裏切られたショックで、スバルは完全に練炭モードに逆戻りしてしまった。<br />大切なものなんてあるからこんな悲しい思いをするんだ……!なんという南斗鳳凰拳\(^o^)/<br /><br />そんなスバルの事情などおかまいなく、地球は危機的状況に陥る。FM星の王・ケフェウスが地球を壊滅させると宣戦布告してきたのだ。<br />しかし完全に引き篭もりにジョグレス進化してしまったスバルに、もう戦う意思は無かった。<br />このヘナチンヤロー!テメーなんてこっちから願い下げだぜ!<br />吐き捨ててスバルの元からいなくなるウォーロック。生死を共にしてきた相棒からの決別は、スバルの孤独を決定的なものにした。<br /><br />悲しみの極地にいるスバルは、ミソラとルナ、二人とのブラザーバンドも一方的に切ってしまう。<br />いくじなし!悲しげに走り去るルナを追う間際、ミソラが優しく告げる。<br />スバルくん、ブラザーバンドを切ったって、心の絆は切れないんだよ。よく考えてみて……。<br /><br />傷つき打ちひしがれたスバルを諭したのは天地だった。悩むスバル。<br />そんな中、遂にFMプラネット接近の影響が地上に出始める。地球上の物体が電波になり始めたのだ。<br />母が買いものに出かけた先にも、その現象は起こる。<br /><br />母さん……!助けにいったスバルの前に、実体化した電波が襲い掛かる。<br />ウォーロックのいないスバルに戦う術はなく、リンチにあって倒れるスバル。<br />間一髪でサテライト管理者の助けが入る。<br /><br />スバルの戦う決意を確かめるサテライト管理者。でも、ロックだって僕に愛想を尽かして出ていったんだ……。<br />それは違うぞ、星河スバル。ウォーロックはお前を戦いに巻き込みたくなかったから出て行ったとは考えられぬか?<br />その言葉に目が覚めたように言葉を失うスバル。<br /><br />以前の乱暴なだけのウォーロックには考えられなかった。<br />だがお前と生活を共にする内に、奴は「優しさ」を得たのだ。相手を思いやる気持ち。人のために己を投げ出す気持ちを。<br />そして星河スバル。お前も以前のお前ではない。傷つく事を恐れていただけのお前はもういない!<br />お前もまた、ウォーロックから貰ったはずだ。「勇気」を!!!!!<br /><br />ウォーロックを探し駆け出すスバル。既に心に迷いは無かった。<br /><br />ジェミニ率いるFM王配下のFM星人に敗北したウォーロックとミソラ。<br />ウォーロックがこれまで必死に守り通していた最終殺戮兵器・アンドロメダの起動キーも奪われてしまった。<br />今まさに止めを刺されんとした時、遂にスバルが現れた。<br />ウォーロックとスバル。二人の絆は既に切っても切れない物となっていた。猛るウォーロック。<br />覚悟しろよ手前ら!俺たち二人が揃ったら……これまでのようにはいかねえぜ!!<br /><br />一触即発のその時、FM王の命によりFM星人たちが宇宙ステーションに引き上げた。最後の戦いが始まろうとしていた。<br /><br /></dd> <dt>27 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:19:35 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【最終話】VS. アンドロメダ(アンドロメダ座)宇宙ステーション編<br />最早こちらから攻め込んでアンドロメダを叩き潰すしかない!<br />どうやって?その鍵となるのは父・星河大吾の発信した電波にて、今も宇宙ステーションと繋がっている墜落船の残骸。<br />そしてそこからFM星人の元までいけるのは、電波となって何処までもとべるスバルだけなのだ。<br />私も行くと追いすがるミソラを、スバルは、自分が倒れた時にはもうミソラしかいないんだと言って思い留まらせるのだった。<br />ミソラ・ルナとブラザーバンドを結び直したスバルは、最後の戦いに向かおうとしていた。<br /><br />行って来ます。ごく自然に家を出ようとするスバル。しかし、事情を全く知らないにも関わらず、突然泣き出す母。<br />どうしてかしら。あなたがもう帰ってこないような気がして。大吾さんがいなくなったあの時もこうだった……。<br />母を優しく慰めるスバル。絶対に帰ってきます。既にスバルは一人の男の顔になっていた。<br /><br />FMプラネットまでの電波を繋ぐため、墜落船の残骸を修理する天地。<br />そうはさせまいとして現れる復活ジェミニ。その攻撃から身を挺したスバルを守ったのは、誰あろうツカサだった。<br />スバルくん……こんな僕だけど……今度こそ本当のブラザーに……。<br />ツカサの想いを受け、ロックマンは仇敵・ジェミニを完全撃破する。<br /><br />しかし天地たちを守るために電波変換したスバルは、天地にもその正体を知られてしまった。<br />地球の命運を、一人の小学5年生に賭ける。そしてそれ以外に何の方法も無い。<br />自分の無力さにむせびながら、スバルに尊敬する大吾の面影を見た天地は、生きて還ってこいと涙ながらにスバルを送り出すのだった。<br />宇宙ステーション。最後の決戦を前に、ウォーロックが遂に大吾がどうなったのかをスバルに告げた。<br /><br />宇宙ステーションが遭難したあの日。大吾はFM星人に捕らえられたのだった。<br />FM王・ケフェウスは何者をも信じない。<br />宇宙に友好の輪を広げるために飛び立った大吾も、ケフェウスにとっては疑わしい存在でしかなかった。<br />大吾たち宇宙船のクルーは裁判にかけられた。判決は……全員、死刑。<br />そして死刑の日が来るまでの世話役に抜擢されたのが、他ならぬウォーロックだった。<br /><br />大吾はおかしな奴だった。俺はそんな大吾に惹かれていた……。FM星を裏切るつもりだったウォーロック。<br />彼は、死刑を前にして大吾たちを逃がしたのだ。人の体を失った、電波体として。<br />それを選んだのは大吾自身。このまま待っていてもどうせ死ぬ。<br />なら、1パーセントでも可能性がある方に賭ける。1パーセントでも可能性がある限り、絶対に諦めない!<br />大吾たちを逃がし、自身も遁走したウォーロック。しかしその途中でオックス・ファイアの追撃にあい、大吾たちとはぐれてしまった。<br />あいつは今でもこの宇宙のどこかを彷徨ってるだろう。ひょっとしたら、もう二度と何処へも辿り着けないかもしれない……。<br /><br />苦しげに語るウォーロックに、優しく告げるスバル。そうか……父さんらしいや。<br />1パーセントでも可能性がある限り。僕も父さんが生きているって信じるよ。それが父さんの口癖だったから。<br />許し、信頼しあった二人。二人の絆は、今ここに完全なものとなった。<br /><br />ケフェウスの元へ辿り着く二人。余は何者をも信じない。FM星の王位継承者として、幼い頃から肉親にさえ裏切られ命を狙われ続けたケフェウス。<br />褒めてやろう、余がかつて滅ぼしたAM星人の中に、ここまで辿り着けた奴はいなかった。<br /><br />そうかい……なら俺が一人目だ。<br />突然のウォーロックの言葉に驚くスバル。ウォーロックはFM星人ではなく、かつてFM星人に滅ぼされたAM星の生き残りだったのだ。<br />だからこそ、俺はお前の気持ちが分かったんだ。大切なものを失う気持ちって奴が……。<br />最後の戦いだ!ウェーブバトル・ライド・オン!<br /><br /></dd> <dt>28 :<a href="mailto:sage"><b>流星のロックマン</b></a>:2008/02/11(月) 01:20:20 ID:G76AaPal0</dt> <dd>【最終話】VS. アンドロメダ(アンドロメダ座)エピローグ<br />アンドロメダとの戦いは熾烈を極めた。力尽きるロックマン。勝ち誇るケフェウス。しかし、そこに現れた力。<br />それは絆。ミソラが、ルナが、ツカサが、天地が。そして何よりもスバルとロックが。<br />全員が築いてきた絆がロックマンに力を与えているのだった。誰も信じない、一人ぼっちのケフェウス。そんな奴に負けるものか!<br /><br />遂にアンドロメダを破壊したロックマン。余の負けだ。殺すがいい……。<br />うなだれるケフェウスを許すスバル。驚愕するケフェウス。何故だ!?余は地球を滅ぼそうとしたのだぞ!<br />穏やかに返すスバル。父さんは絆の力を信じて宇宙へ旅立ったんだ。僕が君を殺すなら、その気持ちを裏切る事になる。<br />ケフェウス。君に必要なのは信じる事だ。僕が……君の最初の、友達になってあげるよ。<br /><br />ケフェウスは、なおも言い募る。ウォーロックよ。お前は余が憎いだろう!お前の全てを奪い去った余が!!<br />フン、と鼻を鳴らすロック。俺の相棒が許すって言ってんだ!文句を言うわけねぇだろうが!!<br /><br />友達になろうよ、ケフェウス。その言葉に落涙するケフェウス。誓おう。FM星を平和に治める事を。<br />ありがとう、スバル。<br /><br />生まれたばかりの友情。宇宙ステーションの崩壊を前に、すぐに別れの時は来る。しかしスバルとケフェウスは、永久の友情を誓い合うのだった。<br /><br /><br />崩壊する宇宙ステーション。地球からのウェーブホールも閉ざされてしまった。<br />しかしそこは天才機械少年、スバル。脱出ポッドを切り離し、地球への自動操縦モードに切り替える事に成功する。<br />全ては成功したかに思われた。しかし、不慮の事態により、脱出ポッドは地球へのルートを外れてしまう。<br /><br />終わりか?自分はもう帰れないのだろうか……。万策尽き果て、脱出ポッドの中で眠りこけるスバル。<br />そこに暖かい光が満ちる。これは……。<br /><br />それは、地球から発信されたブラザーバンドの光だった。<br />あらゆる科学でも、あらゆる人知を尽くしても見つけられないほどに漂流したスバルの脱出ポッド。<br />それを、ミソラが、ルナが、ゴン太が、キザマロが、ツカサが。<br />何の力も持たない小学生たちが、スバルを思う気持ちだけで成し遂げたのだった。<br />あぁ、父さん。僕は帰れるんだ。みんなの所に……。<br /><br /><br />地球に帰ってからしばらくして。ようやくスバルが復学する時が来た。みんなが迎えに来てくれている。<br />なんであなたがいるのかしら?学校違うでしょ!<br />だって今日はスバルくんが戻ってくる記念の日だもん!<br />……それもそうね。<br />ルナとミソラが少しだけ火花を散らして、微笑み合う。<br /><br />頭上ではウォーロックとハープ・ノートが喋り合っている。<br />これからどうするの?私たちは人の心のスキマに取り付くもの。<br />でももう、あの子にもミソラにも、心のスキマなんて何処にも無いわよ。<br /><br />へん、と鼻で笑うウォーロック。まだまだ俺はあいつといるぜ。この先も退屈しないで済みそうだしな!<br />ハープ・ノートはその答えに満足そうに笑う。<br />子供たちの笑い声が響く中、空はどこまでも青く澄み渡っていた。<br /><br /></dd> <dt><br /></dt> <dt></dt> <dt> </dt> <dt> </dt> <dt> </dt> <dt>63 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その1</font></b></a>:2007/12/11(火) 15:24:55 ID:wOHU67Z80</dt> <dd>需要があったようなので流星のロックマンかきます。<br />現在進行形でプレイ中なのでゆっくりお楽しみください。<br />あとこういうの書くの始めてなんで文章おかしいかも・・・<br /><br />ネタバレにならない程度の登場人物紹介<br />・星河 スバル<br /> 主人公。小学5年生。3年前に父親を失ったショックで引き篭もっている。将来の夢は宇宙飛行士<br /> らしく、星や宇宙の知識が豊富である。ウォーロックと合体することにより、「ロックマン」になる<br /> (ゲームの最初に名前の変更が可能であるが、ここでは初期設定名で話をかきます)<br />・白金 ルナ<br /> スバルのクラスの学級委員長。高飛車なお嬢様である。スバルをあの手この手で学校へ行かせようとする。<br /> ロックマンに助けられて以来、ロックマンにメロメロである<br />・牛島 ゴン太<br /> 委員長の取り巻きである。体が大きく乱暴物でガサツな性格だが自分の居場所を失うのが怖い。<br />・最小院(さいしょういん) キザマロ<br /> 物知りで頭の切れる委員長のご意見番。背が低いことを気にしている<br />・響 ミソラ<br /> 天才少女シンガー。かつては母親のために歌を作っていたのだが、母親の他界後、無理矢理歌わせる<br /> マネージャーに嫌気がさしたため、歌手を辞めようとしている。<br />・双葉 ツカサ<br /> スバルのクラスメイト。穏やかな性格の少年だが何か秘密が・・・?<br />・星河 大吾<br /> スバルの父親。3年前の宇宙ステーションの事故で行方不明になる。<br />・星河 あかね<br /> スバルの母親。女手一つでスバルを育ててきた。<br />・天地 守(あまち まもる)<br /> 大吾の後輩の元NAXA職員。大吾を慕っており、現在も大吾を捜索している。<br />・宇田海 深祐(うたがい しんすけ)<br /> 大吾の部下の元NAXA職員。NAXA職員時代に上司に裏切られたことが原因で疑心暗鬼に陥っている。<br /> フライングジャケットという空を飛ぶ機械を発明している。<br />・育田 道徳(いくた みちのり)<br /> スバルの担任の教師。生徒からの人気は高いが、学校の教育方針に反対しているので、教師達の間では孤立している。<br /><br /></dd> <dt>64 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その1</font></b></a>:2007/12/11(火) 15:26:21 ID:wOHU67Z80</dt> <dd>FM星人・・・FMプラネットに住む宇宙人。電波体であり、地球上では本来の力を出せないが、人間と電波変換すると、<br />     本来の力を発揮できる。それぞれのFM星人にはモチーフになる星座が存在する。<br />     孤独の周波数を発しており、人間の心の隙間に入り込み、操ってしまう。アンドロメダの鍵を探している。<br />・ウォーロック<br /> 地球へ逃げてきたFM星人。アンドロメダの鍵を持っているため、他のFM星人から狙われている。<br /> スバルの事が気に入り、勝手にトランサーに住み着いてしまう。大吾のことを知っているらしい・・・。モチーフは不明。<br />・オックス<br /> ウォーロックを追うFM星人。力は強いが頭は良くない。モチーフはおうし座<br />・キグナス<br /> ウォーロックを追うFM星人。モチーフははくちょう座<br />・ハープ<br /> こと座のFM星人。ウォーロックを追っているが・・・?<br />・リブラ<br /> 左手に炎、右手に水を持つFM星人。モチーフはてんびん座<br />・ジェミニ<br /> 白と黒の二体で一つのFM星人。FM王の右腕的存在。モチーフはふたご座<br />・FM王<br /> すべてが謎に包まれているFMプラネットの王<br /><br /></dd> <dt>65 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その1</font></b></a>:2007/12/11(火) 15:27:14 ID:wOHU67Z80</dt> <dd>ロックマンエグゼから約200年後の世界・・・。今やほとんどの電子機器が電波で繋がっている。<br />人々はPETの進化系である携帯端末「トランサー」を所持するようになった。<br />この機械は腕に装着し、携帯電話、メール機能はもちろんカードフォースと呼ばれている<br />カードプログラムを通すことにより、ナビ(擬似人格プログラム。ロックマンエグゼでは基本的に一人<br />一体だったが、この時代では専門のナビがそれぞれいて、複数のナビを同時に扱えるようになっている)<br />や武器プログラムを呼び出すことができる優れものである。ほとんどのトランサーは3つのサテライト<br />「ペガサス」「レオ」「ドラゴン」のいずれかに所属し、管理されている。<br />この時代は絆がとても大切にされており、親友同士でブラザーバンドと呼ばれている物を結ぶことができる。<br />ブラザーバンドとは秘密を交換し、契約する友情の証である。これをすると自分のナビの能力値があがる。<br />相手の持っているカードなどを使用できるなど様々な恩恵がある。<br /><br />そんな中、宇宙に地球外生命体を発見した「ニホン科学宇宙局NAXA」は、宇宙人とブラザーバンドを結ぼうとし、<br />宇宙ステーション「きずな」を打ち上げた。<br />しかし、このステーションは原因不明の事故で行方不明になってしまう。<br />数ヵ月後、ニホン海にステーションの一部と思われる破片を発見。これを機にNAXAは行方不明の「きずな」の捜索を中止、<br />この計画を永久凍結に凍結させた。<br /><br />それから3年後、コダマタウンに住む、三年前の事故で行方不明になった「きずな」の乗組員である星河大吾の息子、<br />星河スバルは父親を失ったショックで不登校になり、毎日街の展望台で空を眺める日々を送っていた。<br />ある日彼の自宅に大吾の後輩であった天地守がやって来た。彼は大吾が使ってたという不思議なメガネ「ビジライザー」<br />を渡していった。<br />その後いつものように展望台へ行こうとする途中、白金ルナ、牛島ゴン太、最小院キザマロに出会い、学校へ来るように<br />仕向けられるが、避けるようにして展望台へ向かうスバル。<br /><br />展望台でビジライザーを掛け、星を眺めていると突然謎の光がスバルを直撃。その衝撃でビジライザーが本来の機能を<br />取り戻す。なんとビジライザーには電波の世界を見る能力があったのだ。<br />謎の光の正体は電波宇宙人であるウォーロックという名の怪物であった。ウォーロックの話によると、自分はFMプラネット<br />という星から来たということ、そしてなんとスバルの父親大吾のことを知っていると言う。スバルが大吾のことを<br />聞こうとした瞬間、電波ウィルス(3年前の事故以来急増)の襲撃を受けてしまう。このウィルスはFMプラネットから<br />来たらしく、機関車を暴走させて街を襲おうとしていた。<br />なんとかとめようとしたスバルは言われるがままウォーロックと融合、電波変換し、電波人間となり機関車の電脳へと<br />入る。最初は戦いを怖がっていたスバルだったが、戦わないと父親のことを教えないとウォーロックに脅され、<br />仕方なく戦う。<br /><br />機関車の暴走を止めたスバルは元の人間にもどったが、ウォーロックはスバルのことを「気に入った」と言い、<br />トランサーの中へ住み着いてしまう。ここから二人の戦いが始まるのであった。<br /><br />その2へつづく・・・<br /><br /></dd> <dt>84 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その2</font></b></a>:2007/12/14(金) 20:46:30 ID:WWqWsvsT0</dt> <dd>次の日、スバルはウォーロックに父親のことについて聞いたが、適当にはぐらかされて全然教えてくれない。<br />そんな中、スバルはウォーロックに「街を案内してくれ」と頼まれる。めんどくさがるスバルだったが、ウォーロックに<br />無理矢理引っ張られ外へ出ることにした。<br />一通り街を案内し、家に帰ろうとするスバル、そこに昨日の三人組がやってくる。学校に来るように勧める三人だったが、<br />スバルは「僕にかかわらないで」といい家の中へ入ろうとする。そのことに苛立ったゴン太がスバルに掴みかかるが、<br />ウォーロックがスバルの腕を勝手に動かし、ゴン太を殴り倒してしまう。おどろいたスバルはそのままゴメンと謝ると<br />家の中へ入っていった。スバルはウォーロックに「なんてことをするんだ」ど詰め寄ったが、ウォーロックは「降りかかる<br />火の粉を払っただけだ。自分の身は自分で守らないとFMプラネットでは生きていけなかった。」と言う。<br />その頃、ルナはゴン太に対して怒っていた。お前の体はただ大きいだけなのかと、もし次にこんなヘマをしたら<br />ブラザーの縁を切ると脅し、去っていった。ゴン太はルナにブラザーの縁を切られたらもう自分の居場所が無くなる<br />と一人悩んでいた。そこへやってきたのはFM星人であるオックスであった。彼はゴン太の発する孤独の周波数を<br />キャッチしてここまで来たという。もし、自分を受け入れるならもう自分の居場所を失わないようにしてやるとゴン太に<br />話す・・・。そしてゴン太は・・・。<br /><br />数日後、街では奇妙な事件が起きていた。夜、次々と街にある赤い物が壊されているという事件だ。<br />気になるスバルとウォーロックだが、いちものように展望台へ星を見に行く。<br />その帰りに車に乗っている三人組に会った。(この時代は車も専用のカードがあれば小学生でも運転できるらしい)<br />どうやら例の事件について自分達なりにパトロールをしているようだ。スバルはゴン太にこの間のことを謝るが、<br />どうも様子がおかしい・・・。スバルが去った後、オックスが「なぜ今復讐しなかった?」と怒る。そしてゴン太の体が・・・<br /><br />家に帰ろうと横断歩道を渡ろうとするスバル。しかしそこに猛スピードで突っ込んでくる車。<br />どうやらオックスがゴン太と電波変換し、オックス・ファイアとなり、車を暴走させているようだ。<br />電波変換された人間は自我を失い、FM星人の思い通りになってしまう。<br />スバルは何とか車から逃げ切り、自分も電波変換、トラックの電脳へ入り込み、オックス・ファイアを止めようとする。<br />様々なトラップを乗り越え、オックス・ファイアのところへたどり着くスバル。そこには何故かオックスの他に、<br />ルナとキザマロの姿が・・・。ウォーロックが言うにはFM星人に近づきすぎていると、周りにいる人間も電波化して<br />しまうらしい。オックスはアンドロメダの鍵をよこせと迫るがウォーロックはこれを拒否。オックスにバトルを挑む。<br />オックスは力は強いが、攻撃は直線的で避け易い。オックスを倒すとゴン太も元に戻った。安心したスバルは電脳から<br />出ようとするが、ルナに呼び止められる。「あなたの名前は・・・?」と聞かれ、とっさに「僕は・・・ロックマンだ」と答え、<br />電脳を後にする。<br /><br />その後、元に戻った三人。ゴン太はルナとキザマロに「今回の事件の犯人は俺かもしれない・・・。赤い物を見ると急に<br />頭が真っ白になって・・・。」と打ち明ける。その後ゴン太はルナと仲直りし、(ルナはツンデレなので直接謝ってないが)<br />街の壊された物を修理していくのだった・・・。<br /><br /><br /><br />その3へ続く・・・。あと最初に書いておくべきことだったのですが、書くにあたってwikipediaを参考にさせていただきました。<br /><br /></dd> <dt>124 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その3</font></b></a>:2007/12/20(木) 18:43:54 ID:dJmSjRxM0</dt> <dd>いつものように空を眺めていたスバル。しかしそこに変な機械を背負った男が飛んできた。<br />どうやら男は空を飛ぶ機械を発明しているところのようだ。スバルが見せてくれと頼むが男、「宇田海 深介」は<br />発明を人に見せるのは嫌だと断る。<br />あきらめたスバルは街の方へ戻っていくと、ヘルプシグナルを受信した。ヘルプシグナルとは近くに困っている人が<br />いることを知らせるサインだ。<br />嫌々だったがほっとけないスバルはその人の所まで行くと、木に物が引っかかったので取って欲しいとのことだった。<br />そこでスバルは宇田海に空を飛ぶ機械、フライングジャケットで取ってもらうように頼みに行くが、彼はそれを拒否<br />し、自分の発明を人目に晒そうとしない。困ったスバルだったが、街の人から古いラジコンを貰い受け、それを<br />使いなんとか取ることに成功する。<br /><br />役目を終えて家に帰ろうとするスバルだったが、帰る途中で天地とさっきの男に会う。彼は天地の助手だったのだ。<br />スバルは天地に「明日うちの研究所へ来ないか?」と誘われる。断ろうとするスバルだったが流されるがままに<br />研究所へ行く約束をしてしまう。 それを影で見ていたキザマロが・・・<br /><br />その日の夜・・・天地研究所では宇田海が夜遅くまでフライングジャケットを開発していた。<br />宇田海はかつてNAXAの天才研究員だった。しかしそのことを妬まれていたので友人と呼べる人は居なく、<br />唯一ブラザーバンドを結んでいた上司には裏切られ、自分の開発していた物を横取りされてしまい人間不信に陥った。<br />それであまり人に発明品を見せたがらなかったのである。<br />そんな宇田海に天地は「ブラザーバンドを結ばないか?」と持ちかける。驚く宇田海だったが、「天地はいい人だ<br />絶対に裏切らない。でも・・・」と葛藤するが、最後は結んでしまった。裏切らないかどうか不安な宇田海の前に<br />FM星人のキグナスが・・・<br /><br /></dd> <dt>125 :<a href="mailto:sage"><b><font color="#000000">流星のロックマン その3</font></b></a>:2007/12/20(木) 18:44:58 ID:dJmSjRxM0</dt> <dd>次の日、バスで「天地研究所」通称「アマケン」まで辿り着いたスバルだったが、何故か委員長たちも付いてきた。<br />天地は見学者は歓迎だと言い、中に招待する。アマケンの敷地内には巨大なアンテナがある。天地はこのアンテナで<br />今も大吾を探し続けているのだ。<br />一通り見終わった一行は天地の研究室へ招待される。宇田海の発明品「フライングジャケット」も研究室にある。<br />まさかと思い影でこっそり付いてきた宇田海がとんでもないことを聞いてしまう。<br />天地「・・・ケットは僕の発明したものだよ!もうすぐ完成するんだ!」<br />そのことを聞いた宇田海はショックで屋上へ飛び出してしまう。本当はロケットだと言ったのも気付かずに・・・。<br /><br />裏切られたと思い込んでいる宇田海はショックだった。そこへまたキグナスが現れ、「裏切りこそこの世の本質」だと言う。<br />「もし自分を受け入れれば復讐してやる」と宇田海に迫り・・・<br /><br />そんなことを知らない一行は擬似宇宙体験コーナーへ来ていた。擬似宇宙とはアマケンの目玉で、実際に酸素、重力の<br />無い擬似的な宇宙空間を浮遊体験できる物である。宇宙服を着た一行は浮遊体験を楽しんでいたが、そこに生身の<br />宇田海が入ってくる。宇田海はキグナスと合体し、キグナス・ウィングになり、皆を操って酸素が切れて死ぬまで<br />踊り続けるようにしてしまう。間一髪で避けたスバルは擬似宇宙を一旦脱出し、ロックマンになり擬似宇宙の電脳へと<br />乗り込んでゆく。<br /><br />擬似宇宙の電脳にはキグナスの手下の白鳥(ただし見た目はどう見てもアヒル)をミサイルでぶっ飛ばし、<br />キグナスの元へたどり着き倒す。宇田海は「裏切りこそ世の中の本質」だと言い張り、説得にも応じない。<br />天地はどうすれば信じてくれるかと宇田海に聞く。すると「ではこの中で宇宙服を外せ。擬似宇宙内を酸素で満たした」<br />と言う。普通に考えたら外すはずは無い。しかし天地はためらうことなく宇宙服を外す。<br />確かに薄いが酸素はあったのだ。それがきっかけで宇田海はキグナスを体の外へ追い出し、人を信じる心を覚えた。<br /><br />その後宇田海は天地の助言あってフライングジャケットを完成させた。天地は「完成祝いに飲みに行こう!」と誘うと<br />宇田海は「それ以上飲んだら太っちゃいますよ?」と冗談を言う。こうして二人は仲良く飲みに行くのであった・・・。<br /><br />その4へ続く・・・<br /></dd></dl>

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