四次元の恋人part67-192~194
192 :四次元の恋人:2014/07/02(水) 18:24:36.66 ID:iUgJHjB70 ●四次元の恋人 フリーゲーム。上から見下ろしの探索型。フロアは全部で6つしかなく、ストーリーそのものは短い。 最初の彼女の立ち絵イラスト以外、任天堂のマザーの絵にどちらかと言えば似ている。 黒い長髪の和服姿の彼女。 彼女は主人公の男を、昔から愛している、だから知って欲しいと言う。 彼女の頭が二つに割れ、中から灰色の宇宙人のような人物が現れる。 愛しているから触れてほしい、自分の中に潜って欲しいと言う。 すると今度は灰色の宇宙人が二つに割れ、中から赤くトゲトゲした化け物が出てくる。 彼女は、この醜い存在を消さなければ一つになれないと、主人公にそれを消す様に頼む。 彼女の中に取り込まれる主人公。 彼女の中の世界は、全体的にジメっとしてキノコが生えている。 普通の家とキノコの家がある。どちらも鍵がかかって入れない。 世界には和服の彼女、私服の彼女、フードを着こんだ彼女、頭だけの彼女、花のように生えた彼女。 他にもセーブできるキノコ、黄色いトカゲや、太陽のような顔、紫色の四角などがいる。 彼女たちとの会話でカードを手に入れる。カードは全部で七種類。 「賛成」「拒絶」「アイツさえ、いなければ」「花」「鍵」「浄化」「愛」。 彼女達の言葉にカードを使用して返答し、進めて行く。 和服の彼女は、このジメジメした世界を、赤い化け物が来る前の蝶や花の世界に戻したい。 私服の彼女から、この世界の人物は分裂と融合を繰り返しバランスを保っていたと聞く。赤い化け物を排除したい。 フードの彼女から、私達を導いてほしいと「賛成」と「拒絶」のカードを貰える。 花の彼女から、私を愛しているか問われる。「賛成」のカードを使うともっと奥まで見てほしいと「鍵」のカードを貰える。 逆に花の彼女を「拒絶」すると燃え上がる、そしてトカゲのような者達が次々に現れ昔話を聞ける。 父は科学者で転送装置の実験をしていた。実験は失敗し四次元が生まれ、彼女は巻き込まれた。 醜い姿となった彼女を父も母も拒絶した、化け物めとナイフで襲いかかり、切り刻んで燃えるゴミの日に捨てた。 あなたも私を捨てないで、一人ぼっちは嫌。そうなるぐらいならと、赤い化け物が現れる。 炎が燃え広がり、主人公に襲い掛かり、そのままゲームオーバー。 「鍵」のカードでキノコの家を開くと、でっかい彼女の頭がある。 彼女はネガティブでどんなカードを使用しても、悪い風にしかとらえない。ちなみに彼女こそ主人格である。 和服の彼女に「アイツさえ、いなければ」のカードを使用すると「浄化」のカードを貰える。 普通の家に「鍵」のカードで入ると、中には彼女の死体がある。窓を調べると、赤い化け物が隠れており、逃げて行く。 追いかけると、和服の彼女を襲っている。「浄化」のカードを使用すると化け物が苦しみながら消える。 すると和服の彼女は「醜い物が全て消えれば、世界は美しくなる」と理解し、キノコの家に行き、主人格の彼女を殺す。 世界は花と蝶で溢れ、そして主人公の男は一生一緒にいるために、手足を切り落とされてゲームオーバー。193 :四次元の恋人:2014/07/02(水) 18:26:51.12 ID:iUgJHjB70 「鍵」のカードを和服か私服か花の彼女に使用する。すると彼女の内面の黒い世界へと入っていける。 愛するあなたと一緒にいたい、でも父や母のように捨てられるかもしれない。 ならばいっそ殺して、永遠に一緒にいよう。そう言って三人の彼女が主人公を取り囲む。 ここで「浄化」のカードを使用すると、苦しみながら三人の彼女は消滅する。 そこにフードの彼女が現れる。自分はやはり消えるしかなかった、自分の最後に付き合ってくれてありがとうと言った。 主人公は外の世界へと出される。しかし彼女は消滅する。ゲームオーバー。 彼女の黒い世界へと入り、主人公を殺して一生一緒にいようと言う、それを「賛成」する。 すると彼女たちは赤い化け物へと姿を変え、愛してるわと主人公に襲い掛かる。そこにフードの彼女が現れ助けてくれる。 フードの私は、皆、私の心だと言う。家族に捨てられた私はあなたにすがるしかなかった。 でもそれではいけない自立の心が必要。愛されるには愛する事を覚えないとならない。 彼女はバラバラになった私達を一つにしなければならないと言う。すると主人公は「愛」のカードを手に入れる。 普通の家へと行き、「鍵」で中に入り、彼女の姿態に話しかける。 赤い化け物は全てを消して、自分だけの世界を作ろうとしていると言われる。 窓を調べると赤い化け物がいて、逃げ出していく。追いかけると和服の彼女を襲っていた。 「愛」のカードを使用すると、さらに逃げて行く。そこら中に花のつぼみが生えて、蝶が飛んでいる。 赤い化け物を追いかけて話しかける。化物は「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝りさらに去って行く。 また追いかけて話しかける。 「こんなことをするつもりじゃなかった、私はただ寂しかっただけ」 化け物も彼女の一部であり、それなのに私達からも拒絶された。 世界が変わったのも、こんな姿になったのも自分のせいじゃないのに、どうして全部、私のせいにするの? だったらいっそ本当の化け物になろうと思った。でもますますみじめになるだけだった。 「ごめんなさい、私を許して、私を……ああああ」 そこに和服の彼女、さらに私服の彼女が現れる。彼女達は化け物に謝る。 彼女もまた自分の一部である事を思い出したと言う。花や蝶がまたさらに増える。 黒い画面になる。そこにフードの彼女がいた。 「私たちは、人間の心を、取り戻す事が出来たのよ」 「もう大丈夫。たとえ、この世界がどんな場所でも。私が何者であっても。生きていける」 「大切な事を、思い出す事ができたから。あなたももう、知っているはず」 「この世界で一番大事なもの。私達は、時々……忘れてしまうけれど、忘れてしまった人がいたら教えてあげて」 「何度でも、思い出す事ができるはずだから」 THE END この終わりの画面を歩き回れる、彼女の中の彼女達がすべて集まっており話しかけられる。 話しかけるとどんどん人が増えて行き、最後辺り出てくる人に話しかけると、主人公も彼女の一部である事を教えられる。 主人格が世の中に絶望し、引き籠ってしまい、それぞれの性格が一個の人格として役割を演じるようになった。 つまり主人公は彼女の別人格であり、脳内彼氏であった。希望は得たから、また一人の彼女に戻れるだろう。194 :ゲーム好き名無しさん:2014/07/02(水) 18:29:08.35 ID:iUgJHjB70 結論を言えば、多重人格の精神を病んだ娘が自分を好きになるための自問自答の物語 転送実験の事故は、本当か作り話だったのかはわからない
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