幻想少女大戦
part71-102~132
102幻想少女大戦2017/05/06(土) 15:15:47.11ID:pt/+JbDZ0東方二次創作の幻想少女大戦シリーズを書きます。ただし作中のシナリオチャートのあらすじ丸写しです。「紅」 原作 東方紅魔郷「楽園の素敵な巫女」幻想郷に、人を害する紅い霧が立ちこめてから数日。危機感を募らせた人里の教師、上白沢慧音は東にある神社を訪れた。異変解決の専門家、博麗の巫女を尋ねて・・・「門出」幻想郷に、人を害する紅い霧が立ちこめてから数日。普通の魔法使い霧雨魔理沙は、異変調査に乗り出した。新たな門出を果たした魔理沙の前に、山の妖怪が姿を見せる。紅い霧の正体は?そして山の妖怪の話す「もう一人の巫女」とは?「人里への来訪者」紅い霧の調査に乗り出した霊夢と慧音。慧音の意見により、二人は幻想郷の歴史を紡ぐ少女、稗田阿求を訪ねる。そこでは冥界の庭師妖夢との出会いが待っていた。そして、招かれざる来訪者が・・・「魔法使いたちと嘘」魔理沙とにとりは異変解決の手がかりを求めて、魔法の森の人形遣いアリス・マーガトロイドを訪ねる。しかし、そこで待っていたのはアリスの容赦ない攻撃であった。不幸な二人は、いたずら妖精によって生まれた誤解を解くことができるのか!?
103幻想少女大戦2017/05/06(土) 15:44:32.59ID:pt/+JbDZ0「白銀の従者」霊夢たちと魔理沙たち、それぞれに異変を追う二人の道程が人間の里で交わる。情報交換をする一行の前に現れたのは、紅美鈴と十六夜咲夜。霧の異変の関係者を自称する彼女たちを捕らえることはできるのか。「霧中の戦い」咲夜を追撃戦で逃した翌日、紅霧の濃度は急速に濃くなっていた。阿求が体調を崩したと聞いた霊夢は、慧音と共に人間の里に急行する。阿求を博麗神社に避難させることに決めた霊夢たちであったが、その道程は危険に満ちたものであった。「魔砲!マスタースパーク」咲夜を追撃戦で逃した晩、魔理沙は夢で謎の声を聞く。その真偽について思いを馳せる暇もなく、新たな敵が魔理沙を襲う。香霖堂で出くわしたその相手は、かつて戦った妖怪エリー。秘密兵器「床弾幕」によって絶体絶命と思われたその時、霖之助から整備が完了したミニ八卦炉が渡される・・・!「疾風!旋風!射命丸」新たに妖夢とルーミアを仲間に加えた霊夢たちは、紅い霧の元凶を探して湖に向かう。どこか暢気な一行の前に現れた霊夢の旧敵エリーの狙いとは?そして、そんな霊夢たちを写真機で狙う天狗が一人・・・「大妖精SOS」魔理沙が夢の助言を受け湖に向かったころ。紅い霧によって自然が乱され、一部の妖精たちは強い影響を受け始めていた。森でかくれんぼをしている大妖精に忍び寄る黒い影。追い詰められた大妖精の危機を救うのは誰だ!
104ゲーム好き名無しさん2017/05/06(土) 16:03:01.11ID:pt/+JbDZ0「湖上の交錯(前・後)」湖を目指し歩を進めた霊夢たちと魔理沙たち。その前にたちはだかったのは、湖上の氷精チルノであった。魔理沙を誘拐犯と勘違いし襲い掛かるチルノ、その闘争心を押さえられるのは一人しかいない!
「もう一人の巫女」こと東風谷早苗は、霊夢の力不足を指摘し弾幕戦で圧倒する。さらに早苗を追う天狗犬走椛も現れ、事態は混迷の度を増し始める。霧の異変と平行して起こる妖怪の山の動き、その正体はなんなのか?「紅色の境」遂に姿を見せた深紅の館、紅魔舘。意気揚々と攻勢をかける一行の前に二人の門番妖怪が立ちふさがる!「大図書館の罠」紅魔舘に攻め入った霊夢たちは、巨大な図書館に迷い込んでいた。慌てず図書館を物色する神経の太い一行を待ち受けていたのは、魔法使いパチュリーの仕掛けた罠だった。弾幕を放つ宝石から逃れるすべはあるのか。
105幻想少女大戦2017/05/06(土) 16:20:11.44ID:pt/+JbDZ0「人と妖と」快進撃を続ける霊夢たちの前に立つ次の刺客は、咲夜であった。人でありながら人を超越した能力を持つ咲夜の自負と驕りを突き崩すことはできるのか?そして、紅魔舘に潜むもう一人の大妖怪が姿を現す・・・「永遠に紅い幼き月」レミリア・スカーレット。紅魔舘の主にして、紅霧異変の首魁との戦いが始まろうとしていた。月は深紅をたたえて怪しく輝き、戦いの行方を見守る。果たして霊夢と魔理沙は幻想郷を覆う霧を払うことができるのか。「夏の別荘」霧の異変から一週間、幻想郷は平和を取り戻していた。紅魔舘で臨時パーティーが催される同日、いたずら妖精たちが紅魔舘に忍び込む。ろくでもない妖精たちの、ろくでもないいたずらから、新たな事件が始まろうとしていた。
106幻想少女大戦2017/05/06(土) 16:44:10.99ID:pt/+JbDZ0「鳴り響く、風神の鐘」博麗神社は、この日も人妖入り乱れて騒がしかった。差し入れの和菓子を食べては、トランプゲームに興じる・・・。そんな日常に唐突な来訪者、東風谷早苗が現れる。そして早苗の口から、衝撃的な言葉が告げられた。「シスター・オブ・スカーレット」紅魔舘大図書館。調べ物をするにはもってこいのこの場所を、魔理沙と妖夢が訪れていた。紅茶を淹れに図書館を出た魔理沙は、地下室に閉じ込められていた少女を助ける。不思議な少女は、魔理沙に無邪気に笑いかけ、一緒に遊ぼうと誘う。彼女の名前は・・・「狂える闇の底へ」フランを探すという目的の下、合流した霊夢たちと魔理沙たち。彼女が閉じ込められている地下室の前にはパチュリーがいた。フランの再封印をするというパチュリーと、それに納得のいかない一行。かみ合わない両者は、取っ手の無い扉の前で対峙する。「Scarlets」開いた扉の中にいたのは狂気と破壊の権化。全てを壊し尽くそうとするフランに、魔理沙たちの声は届かない。一行はフランを鎮めることができるのか!?そして、実妹を幽閉するレミリアの真意とは・・・!
107ゲーム好き名無しさん2017/05/06(土) 17:02:23.74ID:pt/+JbDZ0「月と太陽と従者」紅霧異変からしばらく後、十六夜咲夜は憂鬱な日々を過ごしていた。二人の大妖怪との出会いを想起する咲夜。彼女が思い悩む原因とは一体・・・?「揺れる月時計」紅魔舘の新たな日常は、爆音で彩られていた。問答無用の来訪者が咲夜の心を揺さぶる。自分の居場所を決めかねる咲夜にパチュリーが投げかけた言葉とは・・・「掌の上のナイフ」紅魔舘の新たな日常は、やはり爆音に彩られていた。暇をもてあましたフランドールの遊びに館は震え、率直な言葉は咲夜の心を抉った。咲夜を激励する美鈴の言葉は届くのか!?「完全で瀟洒なメイド」美鈴のアドバイスを受け、散歩に出た咲夜。気分転換するはずだった彼女を待ち受けていたのは、飄々とした死神との出会いと、それに続く怨霊との戦いだった。死神から怨霊の来歴を聞き、咲夜の胸に去来するものとは・・・
108幻想少女大戦2017/05/06(土) 17:44:56.02ID:pt/+JbDZ0「妖」 原作 東方風神録 東方萃夢想 東方妖々夢「再訪」紅霧異変から数ヵ月後、幻想郷は秋の盛りを迎えていた。人妖が集まって騒がしい博麗神社に、この日は思いもよらない人物が訪れる。その人物・・・守矢神社の風祝、東風谷早苗は霊夢たちを妖怪の山へと誘う。再戦の季節がやってきたのだ。「神の棲む山」早苗に呼び出された霊夢たちは、妖怪の山へと向かう。人跡もまばらな霊山に足を踏み入れた一行の前に秋を司る姉妹神、秋姉妹が現れる。神様との弾幕勝負の行方は?そして早苗の狙いとは・・・?「その人間に手を出すな」慧音が協力を求めようとした相手は迷いの竹林に隠れ住む人間、藤原妹紅であった。しかし、慧音の思いとは裏腹に、妹紅は協力を拒否する。帰路に就く霊夢たちだが、そこに折り悪く見張りの鴉天狗たちが姿を現す。一行は、好奇の目から妹紅の幽居を守ることができるのか。そして眠れる火の鳥は眼を覚ますのか!?「紅の館に手を出すことは」共に妖怪の山へ向かう仲間を求めて、魔理沙とアリスは紅魔舘へ向かった。幽香が去り、新たな日常を過ごす紅魔舘で二人は死神、小野塚小町に出会う。果たして二人は紅魔舘の協力を得ることができるのか?
110幻想少女大戦2017/05/06(土) 18:24:30.24ID:pt/+JbDZ0「突入!秋の霊山」屈辱の敗走から二日・・・。霊夢と慧音、魔理沙とアリス、そして彼らに誘われた仲間たちは、再び博麗神社に集った。全力の策を以て臨むのは、強大な力を持つ妖怪の山。反撃の狼煙代わりに、山の防衛戦を突破せよ!「厄神様の災難」霊夢たちが二手に分かれて進みはじめたころ、チルノと光の三妖精も山を訪れていた。妖精すら迷う妖怪の樹海を進み、彼女たちが足を踏み入れたのは厄神の住む沼地だった。人妖と神様の思いが、今壮絶にすれ違う!「友情の対岸」二手に分かれた魔理沙たちは意気揚々と山を進む。しかし、その先に待っていたのは友人、河城にとりだった。二人の友情を隔てる川を飛び越えることができるのか!?
111幻想少女大戦2017/05/06(土) 18:36:49.47ID:pt/+JbDZ0「見える道行き」チルノ、光の三妖精と合流した霊夢たちは三妖精の能力で九天の滝を通り抜けようと考える。しかし天狗の嗅覚は霊夢たちの気配を捉えていた!窮地に陥る霊夢魔理沙たちは間に合うのか・・・!「信仰は、はかなき人間のもとに」霊夢たちと戦うことが守矢神社にとっての刺激になると考えた文は一行に神社への道を教え、それに呼応した山の妖怪は霊夢たちから手を引く。阻む者なき山を進み、霊夢と魔理沙は仲間たちと共に守矢神社に辿り着いた。そこで霊夢たちを一人待ち受けていたのは、風祝東風谷早苗であった。
112幻想少女大戦2017/05/06(土) 18:47:22.11ID:pt/+JbDZ0「あ々天地よ人よ 神湖の地に」因縁の相手早苗を退けた霊夢たちは、遂に守矢神社の神と対面する。八坂神奈子、洩矢諏訪子、二柱神の語る信仰の姿に対して、霊夢たちは幻想郷の信仰の在り方を示すことができるのか!?「弾幕戦イッキコール」妖怪の山での壮絶な戦いから数日。博麗神社では山の神々や妖怪を集めた宴会が行われていた。その盛大な宴に呼び寄せられるように、一匹の忘れられた妖怪が幻想郷に姿を現そうとしていた・・・
113幻想少女大戦2017/05/06(土) 19:01:25.36ID:pt/+JbDZ0「少女たちの冬」初冬、幻想郷には既に雪が降り始めていた。人々の足が鈍くなるはずの季節だが、この日の香霖堂には幾人かの少女が買い物客として訪れていた。千客万来、しかし招かざる客も混ざっていたようで・・・「雪踏みのビジター」初冬、幻想郷には既に雪が降り始めていた。アリス邸を訪れた幽香は、同じく顔を見せた魔理沙に挑発を仕掛ける。魅魔の事を語られ激昂した魔理沙には、アリスやにとりの制止の声も届かない。一触即発と思われたとき、不可思議な少女が訪れる。雪の上に誰にも知られずに足跡だけを残して・・・「春雪」その年、幻想郷に春は訪れなかった。皐月を過ぎても雪に閉ざされた幻想郷の惨状に、博麗霊夢と霧雨魔理沙、そしてその仲間たちが再び出撃する・・・
114幻想少女大戦2017/05/06(土) 19:15:59.74ID:pt/+JbDZ0「昨日の敵と今日の敵」霊夢の勘に頼って進む一行は、風に乗って舞う桜の花を見つける。春の欠片に喜ぶ間もなく、一行の前にかつての仲間妖夢が姿を見せる。「四季交々」霊夢の勘に従い、桜の花が舞う方向で進む一行。果たしてその先に異変解決への答えはあるのか・・・?そして霊夢たちの前に現れたのは、春を探す春告精と一人で演奏する幽霊楽団だった。「幻想の風穴」妖夢を追って進む魔理沙たちだったが、早々に妖夢を見失ってしまう。それでも捜索を続ける魔理沙たちの前に、巨大な洞窟が姿を現す。異変解決の手がかりを探すため、そして好奇心のため、一行は洞窟の奥に足を進める。しかし、そこは足を踏み入れることを禁じられた禁忌の地、地底への入り口だったのだ。
115ゲーム好き名無しさん2017/05/06(土) 19:18:37.16ID:EIH2QJuX0幻想少女大戦支援10年ぐらい前に冗談が元でシリーズ開始して今年にようやく完結編が発売するんだよね
116幻想少女大戦2017/05/06(土) 19:28:51.60ID:pt/+JbDZ0「エンカウンター」廃寺に住む妖怪、寅丸星とナズーリン。彼女たちもまた異変の影響で苦しむ妖怪たちであった。食料を求める彼女たちは猫たちの隠れ里に辿り着くが、橙と藍が立ちはだかる。さらに霊夢たち一行も現れ、事態は混乱する。誰が敵で誰が味方か・・・!?「クローズド・ランナウェイ」地底の妖怪に捕らえられた魔理沙は牢獄に幽閉される。そんな魔理沙に再び夢の声が異変を解決するための糸口を示した。こいしの助けを得て脱出した魔理沙は、再度地底を訪れたアリスたちと合流することに成功した。しかし、喜ぶのもつかの間、地底の妖怪の追っ手はすぐそこまで迫っていた。そして魔理沙の危機に意外な人物が姿を現す・・・!
117幻想少女大戦2017/05/06(土) 20:05:34.12ID:pt/+JbDZ0「雲の上の桜花結界(前・後)」遥か天高き雲の上。それぞれの道を辿った霊夢たちと魔理沙たちはここで再び出会う。情報を交換した一行は、霊夢の勘と魔理沙の見た夢に従い、冥界を目指した。顕界と冥界を隔てる幽明結界に辿り着く一行だったが、そこで出会った騒霊たちは騒がしく道を阻んだ。雲の上に今、音が満ちる。
冥界に踏み込もうとした一行を呼び止めたのは、八雲紫の式神藍、そして藍の式神橙であった。二人は地底に踏み込んだ魔理沙たちを探し、捕らえようとしていたのである。聞く耳を持たない藍に対して、一行はその信念を示すことができるのか?「白玉楼階段の死線」春を集める妖夢とその主人の目的は、妖怪桜、西行妖の復活であった。幻想郷全体を巻き込みかねない危機に対して、決意を新たにした一行は冥界に踏み込む。立ちはだかった妖夢は西行妖の危険さを知らなかったが、その剣にまよいはなかった。互いに死力を尽くす戦いの末、立っているのはどちらなのか・・・
118幻想少女大戦2017/05/06(土) 20:17:43.94ID:pt/+JbDZ0「完全なる墨染の桜」白玉楼の庭園に足を踏み入れた一行を迎えたのは白玉楼の主にして亡霊姫、西行寺幽々子であった。妖夢の説得も聞き入れない幽々子の願いに呼応するように、西行妖が開花を始める。霊夢たちは西行妖の復活を阻止し、幻想郷に春を取り戻すことができるのか・・・!?「散りゆく花に捧ぐ」西行妖の復活は阻止された。異変は解決され幻想郷に春が訪れるだろう。散りゆく桜を眺め、互いを労う一行の前に現れた八雲紫は、彼女たちに弾幕戦を挑む。弾幕に拠る光と音の対話。紫が話したのは西行妖の下で眠る富士見の娘と、その娘に出会ったとある妖怪の物語であった・・・
119幻想少女大戦2017/05/06(土) 20:24:15.21ID:pt/+JbDZ0「永」 原作 東方永夜抄 東方儚月抄(小説または漫画) 東方地霊殿
120幻想少女大戦2017/05/06(土) 20:47:14.78ID:pt/+JbDZ0「浮上」春雪異変から数ヵ月の時が流れ、幻想郷は残暑のただ中にあった。紫に稽古をつけられる霊夢、ミニ八卦炉を霖之助に預ける魔理沙。その備えに応えるように、幻想郷に新たな事件が舞い込む。地底から掘り出され、そのまま不時着していた船、聖輦船が再び空を飛ぶと言うのだ・・・!「逃亡者」無事浮上した聖輦船で、夜の空を進む一行。快適な船旅の末に行きあったのは、いつものいたずら妖精と仲間たち。そして、霊夢たちに出会うなり逃げ去る謎の妖怪兎であった。彼女の正体は、そして彼女が出会うもう一匹の逃亡者とは・・・「夜闇に誘う歌声」その日、真実の月が幻想郷から失われた。最大級の異変に対して、八雲紫は夜を止めることで対抗し、霊夢たちは月を奪った何者かを探すため、夜闇の中に船出した。危機感を強める船の甲板に、怪しい歌声が聞こえてくる。「夜空を舞う地上の星」その日、夜が明けることはなかった。月は中天に釘付けとなり、その月も普段の満月とは異なっている。かつてない異変の気配を察して集まった魔理沙たちは、新たな仲間と共に調査に乗り出す。そして、蛍が舞い飛ぶ川辺で彼女たちが出会った者とは・・・
121幻想少女大戦2017/05/06(土) 21:04:15.09ID:pt/+JbDZ0「UNDEFINED」新たな仲間を加えて、異変調査を進める霊夢たち。人間の里の近くを通りかかった彼女たちの前に姿を現したのは、どこか様子のおかしい妖精や幽霊たちであった。不可思議な敵に戸惑う霊夢たち。しかし、村紗と一輪にはその相手に心当たりがあった。遂に姿を見せた、正体不明の正体とは・・・!「地上の兎、月の兎」心強い仲間を加えて、異変調査を進める一行。特に行方の知れなかった魅魔が合流したことは、魔理沙の心を浮き立たせていた。一方、異変の気配を感じさまよっていたリリーホワイトは、不審な兎に出会う。そこに現れた地上の兎の長、因幡てゐは同じ兎でありながら、二人を追い詰める。それを救ったのは、流しの幽霊楽団、そして遅れて通りがかった魔理沙たちであった。魅魔に活躍を見せようと息巻く魔理沙を、魅魔は別の思いで見つめていた。
122幻想少女大戦2017/05/06(土) 21:28:04.91ID:pt/+JbDZ0「博麗の結界」人間の里を越え、迷いの竹林に分け入る霊夢たち。黒幕の住居に近づきつつある一行に対して、月を隠した主犯永琳たちは新たな手を打つ。鈴仙の波長を操る能力を使っての不意打ちで、霊夢たちを一網打尽にしようというのである。予想外の攻撃に一行は危機に陥り、霊夢の退魔道具も破損してしまう。かつてなかった事態に対して、霊夢は紫に新しい装備を渡すよう求める。そして、針が風を切る音と共に仲間たちが見たのは、大結界を弾幕戦の力によって守る、博麗の巫女の姿だった。「霧雨の火炉」全てを捨てて自分について来いという魅魔の言葉は、魔理沙の心を動揺させた。しかし、答えを出す隙も与えず、てゐの配下の兎たちが一行に迫る。迷いのために力を引き出すことのできない魔理沙は、不意を突かれて地上に落ちてしまう。気を失った魔理沙は、かつての自分の幻影を見る。そこで魔理沙は気付いた、魔法の原点が今も自分の中に息づいていること。そして、その思い出こそが自分自身の在り方なのだということに。決意を新たにした魔理沙はミニ八卦炉を携えて再び空を駆け上がる。かつて見た流星のように、全ての思いでを引きずって尾に変えて。
123幻想少女大戦2017/05/06(土) 21:46:31.30ID:pt/+JbDZ0「対決!霊夢VS魔理沙(魔理沙VS霊夢)」霊夢たちと魔理沙たちが出会う。状況報告もそこそこに、両者は代表者を立てて弾幕戦に興じる。それこそが、新しい力、新しい仲間を相手に紹介する一番良い方法だとでも言うように・・・「刻む人の歴史」合流を果たした霊夢と魔理沙たちは一丸となって異変調査に向かう。そんな彼女たちは遂に、時の止まったような風情で佇む屋敷に辿り着いた。妖怪の賢者達ですら存在を知らなかった屋敷の前で霊夢たちを待っていたのは、幾多の戦いを共にした仲間、上白沢慧音だった。慧音はこの異変の黒幕は妹紅の宿敵で、妹紅が屋敷の中で戦っていると話す。自分自身で決着をつけることに拘る妹紅の意思を尊重し、慧音は霊夢たちの行く手を阻んだ。霊夢たちと慧音の信念のぶつかり合いの決着は。そして、命ある者と同じ時間を生きられないと頑なになる妹紅に、声は届くのか・・・
124幻想少女大戦2017/05/06(土) 22:02:47.01ID:pt/+JbDZ0「姫を隠す永の檻」永遠亭に聖輦船を乗り付ける霊夢たち。彼女たちが見たのは、変化を嫌うように形を歪める建物と八意永琳の作り出した異空間であった。月を隠した目的は月との往来を断つためだと語り、地上の民を見下す永琳。地上の妖怪たちはその矜持を掛けて、永琳と対峙する。月の民の驕りと妄執を、地上の民は打ち砕くことができるのか。「幻想を試す五つの難題」永琳を破り、霊夢たちは空間の奥へと進んだ。そんな彼女たちを待ち受けていたのは光り輝く真実の月と、永琳が隠そうとした姫、蓬莱山輝夜であった。地上の生き物に親しみを見せる輝夜であったが、その瞳には月の民の傲慢が潜んでいた。霊夢たちの持つ幻想の力は、かつて地上の民が敗れた五つの難題を破り、月を取り戻すことができるのか・・・!?
125幻想少女大戦2017/05/06(土) 22:20:39.19ID:pt/+JbDZ0「そして、誰もいなくなった」永夜異変が解決してから最初の満月の晩。永遠亭では月の都の物品に関する博覧会、月都万象展が催されていた。お祭り気分で楽しむ幻想郷の住人の中には、レミリアとフランドールの姿もあった。初めての外出にはしゃぐフランドールであったが、レミリアの顔は暗かった。外に連れ出すことはしたものの、その決意にはまだ迷いや伝えていない想いがあったのである。そのすれ違いが誤解を起こし、フランドールは激昂してしまう。想いは過去へとさかのぼり、地下室の情景が夜空の下に蘇る。再び閉じこもろうとするフランドールの心を、連れ出すことが出来るのは誰なのか・・・!「見上げた先の空」幻想郷は平和な実りの秋を迎えていた。のんびりと過ごしていた霊夢たちのところに、フランドールを連れたレミリアが訪れ、月への旅行を持ちかける。吸血鬼姉妹の行動力に牽引された暇な人妖たちは、それぞれに月にむかうためのヒントを探す。そんな彼女たちの前に不意に現れたのは、地底よりの招かれざる来訪者であった。地底の妖怪たちの狙いとはなんなのか、そして月へ行くための方法は見つかるのか。
126幻想少女大戦2017/05/06(土) 22:36:44.60ID:pt/+JbDZ0「星の海への船出」紫の許諾と永琳の助力の元、月旅行の準備は着々と整えられた。そして、月に帰るものと地上に残るものの名残を惜しみつつ、改修された聖輦船が飛び立つ日がやってきた。打ち上げが秒読みを迎えようという時、それに待ったをかけたのは、村紗たちが地底にいたころの友人ぬえであった。地上の人妖が聖輦船を利用していると考えたぬえは、打ち上げを失敗させようと使い魔をけしかける。果たして聖輦船は無事に星の海へと飛び立てるのか。「幻想少女・オン・ザ・ムーン」月までの長い船旅を楽しむ一行。退屈を感じ始めたころに辿り着いたのは、月の外れ、生物の棲まぬ海のほとりであった。そこで霊夢たちは、月の兎たちによる手厚い歓迎を受けることになる。言動はとぼけているが、月の兵器を携え隊列を組む兎たちとの弾幕勝負は、霊夢たちの運動不足を解消することができるのか。
128幻想少女大戦2017/05/06(土) 22:54:11.83ID:pt/+JbDZ0「綿月のスペルカード」霊夢たちの前に立ち塞がったのは、月の使者のリーダー綿月依姫。彼女には永琳なき月を守るという強い決意があった。敵意はないことを伝えようとする一行であったが、兎が永琳からの手紙を紛失し、更に永琳の名前を聞いた依姫は一行への敵意を強める。八百万の神を自在に降ろす依姫の力に、霊夢たちは対抗することができるのか。「無重力の巫女」辛くも月を脱出した霊夢たちであったが、依姫がそれを見逃すはずはなかった。暗く深い宇宙を進む聖輦船に、兎の大部隊が迫る。先陣を切る依姫に、光を放つ月の兵器。その過酷な追撃は一行に地上の光景を遠く見せた。もし捕まってしまえば、幻想郷に帰れるのはいつになるかわからない。かつてない種類の危機に際して、霊夢は自らの力を解放して戦う。しかし、それは幻想郷の秩序を脅かしかねない、危うい意味を持つ力であった。
129幻想少女大戦2017/05/06(土) 23:14:22.23ID:pt/+JbDZ0「地霊たちの起床」波乱に満ちた月旅行も終わり、幻想郷には平和な冬が訪れていた。折しも博麗神社の裏手には間欠泉が湧き、温泉として利用できるようになっていた。戦いの疲れを癒すように、自然の恵みを楽しむ人妖たち。しかし、その憩いのひとときは絹を裂くような悲鳴で終わりを迎える。間欠泉の中から湧き出す怨霊が、新たな異変の始まりを告げていたのである。「闇に沈む怨嗟の糸」間欠泉から吹き出す怨霊の謎を解明するため、地上の人妖は地底へと向かった。異変の重大さなどを考え、皆で調査を行うという紫の決断であったが、それは地底の妖怪との取り決めに反するものであった。一行と遭遇し、協定を破ったことを避難する黒谷ヤマメとキスメ。霊夢たちの持つ地底の妖怪への思い込みも根強く、戦いとなるのは必然であった。本当に地上と地底の住人はわかり合うことができないのか。久方ぶりの邂逅が互いの心に何をもたらすものとは・・・!
130幻想少女大戦2017/05/06(土) 23:34:13.59ID:pt/+JbDZ0「地上への架け橋」ヤマメたちを倒し、霊夢たちは地底の奥へと向かう。彼女たちとの戦いは、地上と地底の関係の新しい可用性を感じさせていた。そんな一行の前に現れたのは鮮やかな赤色の橋とその番人水橋パルスィ、そして地底の鬼星熊勇儀であった。地上の人妖を追い返そうとするパルスィとは対照的に、勇儀は戦いを楽しもうと明るく笑って見せる。地底に自ら留まる勇儀との戦いは、地上と地底の関係の違う側面を描き出す。かつて鬼が見限った地上の現在の姿は、勇儀の目にどう写るのか。「すれ違いの地霊殿」勇儀に教わった道を辿り、地霊殿に到着する一行。突然の来訪者に驚くさとりであったが、驚いてるのはさとりだけではなかった。怨霊を操っているお燐にとっても、霊夢たちが地霊殿を訪れるのは予想外だったのである。何も知らずお燐を信じるさとりと一行が衝突する中、お燐は自分の身を危うくしてでも霊夢たちを灼熱地獄に向かわせようと考える。地霊殿の住人たちのすれ違う想いの行方は・・・
131ゲーム好き名無しさん2017/05/06(土) 23:56:03.79ID:pt/+JbDZ0「地獄の人工太陽」お燐から異変の真相を聞いた霊夢たちは、空を止めるために灼熱地獄跡に進む。一方、灼熱地獄跡をかつての姿以上に蘇らせた空は地上への侵略に向かおうとしていた。それを阻止するため、一行は究極の力と対峙する。霊夢たちは空を倒すことができるのか、そして空が地上征服を企む理由とは・・・。一方で、この戦いを物陰から監視する小さな影があった。「歪められた明日」○○(本作オリキャラ)の攻撃により暴走した空は、地上へと飛び出してしまう。制御を失ったヤタガラスの力は瞬く間に地上を焼き、更に膨れあがろうとしていた。それはもはや、人に温もりを与えるものではなく、暴力的に全てを燃やし尽くそうとしていた。抵抗する空の意識を呑み込み、お燐たちの必死の呼びかけすら巻き込み崩壊に向かう太陽の火。ここに集った人妖たちは、全ての垣根を捨て去ってそれに立ち向かう。地上を救うため、そして何よりも空を救うため・・・。はたして人妖たちの想いは届くのか?誰も望まない、本来あるべきでない戦いの行方の先にあるものは・・・
132幻想少女大戦2017/05/07(日) 00:10:33.80ID:NdhJUeb+0これで「永」までの話は終わりです102~107「紅」108~118「妖」119~131「永」完結編「夢」は今日の同人イベントで出るそうですそれと「紅」の部分は他の人が書いたのがまとめに有るのでもう少し詳しく知りたい人はそっちを読んで見てください
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