天使の詩>>3-610
ロスコモン村のケアルとクレアはエウリカの花を摘み、結婚の「祝福の洗礼」を受けるために旅立ちました。しかし、旅の途中で魔物に襲われクレアはさらわれてしまいました。クレアを取り戻そうとケアルの新たな旅が始まりました。ケアルは魔術師ブゼン、剣士ジト、少女エンヤと仲間になり、ようやくクレアを取り戻しました。そして「祝福の洗礼」を受けて晴れて二人は夫婦となったのです。しかしクレア自身も知らなかった「天上界」の存在、さらにクレアがその王家の王女であるということも知り、相反する魔王ルキフェルを倒す旅を続けることになったのです。
最終決戦を間近に控えたある時、ジトが塔の崩壊に巻き込まれ死んでしまいます。ジトを欠き、戦士×1魔法使い×3という恐ろしくバランスの悪いパーティーで魔王ルキフェルに立ち向かう一行。
しかし、ルキフェルを封じ、人間界と地底界との回廊を封印するにはクレアの命を懸けなければなりませんでした。そのことを仲間に告げずにいたクレアはケアルにキスをした後に力を解放し、回廊へと飛び込んでいったのでした。ルキフェルは封じられ、回廊も閉じられ、人間界は救われました。多大な代償を払って…。
そこに天上界からクレアの母、天上界の女王が舞い降り、クレアを抱きかかえ、「悲しむことはありません。娘は地上での使命を終え、天上界に帰るのです」と言うとクレアは目を再び開き、天上界へと帰っていったのでした。そしてケアルは、心配そうに見ているブゼンとエンヤを背に何かを決意したように歩き出しました。
天使の詩 終わり。
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