ヘラクレスの栄光III~神々の沈黙part1-756~759・761~762、part40-393,398
756 名前:ヘラクレスの栄光3_1/5 投稿日:03/11/2702:10ID:iIfpJjQ6人間は神への祈りを忘れ、自らの欲望のままに繁栄していた。しかし天界と地上の支配者ゼウスは地上が徐々に破滅に向かっている事をみのがさなかった。そしてゼウスは決断した。「ガイアを救わねば」、と
それから地上には冥界へと続く穴が次々とでき、そこから魔物が這い出て地上は混沌とし、徐々に滅びに向かっていった。人々は神々に祈りをささげ、自分達を救ってくれるよう願ったが神々は沈黙するばかり。
そんな折、とある小島の村で、行き倒れていた主人公。彼は記憶を失っていたが不死身の体を持ち、不思議な夢を見た。夢の中の場所では見覚えのない場所でアトラスの子孫と名乗る老人と子供、他にも見たこともない人々がいるのだった。行き倒れの主人公を助けた妖精達はきっと貴方の夢の中に記憶を解く鍵があると言い、主人公は自分の記憶を求めて旅立つ事になった。
途中の村で不死身をウリにしていた彼と同じく不死身で、同じ夢を見るという人物レイオンと出会い、ともに記憶を求め小島を離れるため船に乗り旅立つが海の怪物‘まくろきもの‘に飲み込まれてしまう。なんとか‘まくろきもの‘の体内から脱出した主人公達だがレイオンと離れ離れになってしまう。
その後、魔物を打ち倒す冒険を経て、アテネでレイオンと再会し、力の大半をゼウスに奪われてしまったが人間を救いにきたという英雄ヘラクレスを仲間に加え失った記憶を求める旅を続ける主人公達。
地上が異様な熱波に襲われる中、旅の途中で同じ夢を見ると言う絵描きのテミシオスと従者のステイアと出会い、ともに旅をすることになるが山岳部を抜ける途中、落石に合い、テミシオスは死んでしまうのだった。同じ夢を見て不死身の体を持つのはステイアの方だった。
トロイの街にたどり着いた主人公達はトロイ王と謁見した。トロイ王の言う所によると地上の天変地異は全て海の魔物‘まくろきもの‘のせいだと言う。その‘まくろきもの‘を倒すために主人公に手伝ってほしいと頼み、主人公達はそれを引き受ける。一方異常な熱波をいぶかしんだヘラクレスが原因究明のためパーティを抜ける。
‘まくろきもの‘を倒せないまでも深手を負わせた主人公達はペルシアに渡り、魔物を滅ぼしていく。すると今度は一方では昼が、一方では夜がいつまでも終わらなくなってしまったのだ。原因究明のためにカイト(グライダーのようなもの)を作ってもらい、天空に赴く主人公達。
昼や夜が終わらなくなった原因は天空の神、ウラノスが自分の力を示すために行っていたらしい。ヘラクレスと再会し、ウラノスと会話していた主人公達だが、ゼウスの雷に打たれ地上に落とされてしまう。
事の真相を知るため天界へ登る主人公達。天界では人間に絶望しきったゼウスと神々がいた。そしてゼウスに逆らった罪で塔に幽閉されたプロメテウスと出会い全てを聞いた。彼は人間の可能性を信じ、3人の人間に不死を与えたが、ゼウスは不死を与えられた人間の記憶を消してしまった。記憶が無いほうが本当の人間の姿がわかる、と言う事らしい。
757 名前:ヘラクレスの栄光3_2/5 投稿日:03/11/2702:11ID:iIfpJjQ6そこでまたゼウスの雷に打たれ地上へ落とされる主人公達。
紆余曲折を経て、ヘラクレスと出会ったが大地震に襲われ冥界に落とされる主人公達。そこで同じ夢を見るもう一人の不死身の男と出会い、行動を共にする事になる。
なんとか冥界を脱出した主人公達がたどり着いたのは、冥界へ通じる巨大な大穴があるトランティアと言う国だった。トランティアの建物は夢の中のあの場所の建物と似ている、夢の場所は近いのかもしれない。
天空の神ウラノスを信奉する若いトランティア王、アルビオンと出会い、冥界へと続くの大穴全て埋めてしまえば魔物はいなくなる、そのためにアトラスを復活させ、穴を埋めてもらうためにアトラスの石化を解くゴルゴン3姉妹の血を集めてほしいと頼まれる。
またある時は英雄ある時は残忍な悪人としてトランティア地方では知られているバオールと言う人物のうわさを聞く。トランティアの発展に大きく貢献したが現在の行方は誰も知らないらしい。
途中トランティアの国土を大幅に広げた海峡を通る時‘まくろきもの‘の子供と親が現れた。ヘラクレスが言うには‘まくろきもの‘は怪物などではなくオケアノスと言う海の神だというのだ。彼らは常に親子3匹で海を泳いでいるのだが今は子供と片親しかいない、もう一匹はどうしたのだろう。
海峡を渡りきり、主人公達は夢に出てきた場所、アトラシアへやっとたどり着いた。が記憶が戻る事はなかった。村の住人に聞くところによると、この場所には老人と子供の石像や、多くの石像が放置されていたらしい。その放置された石像を見に行くと夢の中で見た老人と子供に間違いなかった。これは一体何を意味するのだろう。
ゴルゴン3姉妹の血を集めるためにラバトと言う船町に船を借りに行ったが、なぜか船を貸してくれない。どうやらバオールが船を使ってとんでもないことをしたせいらしいが、よくわからない。なんとか船を借り、ゴルゴン3姉妹の血を集める主人公達。
どうやらゴルゴン3姉妹の血をを各地へ散らばらせたのはアトラスの子孫らしい。なぜそんな事をしたのかわからないが。
ペガサスを手に入れ、心の清い、約束された者しか居られないエーウスの近くのオケアノス神殿でステイアの記憶とオケアノスの体内にあった最後の血を手に入れた主人公達。ステイアはオケアノス神殿にあった自分の影のようなものに重なるとその記憶を取り戻した。彼女はオケアノス神殿の巫女だったらしい。
その影がなくした記憶が形どったものではないか、とヘラクレスが言い、どこかで見た記憶があるので主人公、レイオン、謎の男の記憶の影を探してくる、とパーティを抜けるヘラクレス。
全ての血を集め、アトラスを復活させるためアトラス山へと向かう主人公一向に、全てを見届ける義務がある、とアルビオンが仲間になる。
アトラス山を登っている途中に物言わぬ巨人が立ちはだかる。天空の神、ウラノス曰く、冥界のハデスがつかわした怪物らしい。巨人を打ち倒した主人公達はアトラス山の頂上で復活の血を使い、徐々にアトラスが復活していく。
あと一つ血を使えばアトラスが完全復活する!と言う所で天界からプロメテウスが降りてきた。なぜか彼は激怒し、人間を信じた私が馬鹿だった、自分達の行った行為がどういう結果をもたらすか見るがいい、と言い放ち去って行った。
758 名前:ヘラクレスの栄光3_3/5 投稿日:03/11/2702:12ID:iIfpJjQ6唖然とする主人公達に、何があった?と失われた主人公達の記憶の影をともなってやってきたヘラクレスだったが突如大津波が押し寄せてきて主人公達の記憶とともに主人公達も飲み込まれてしまう。
地上で唯一大洪水の被害を免れた約束の地エーウスで目覚めた主人公達。この大洪水はゼウスが海神ポセイドンに命じて起こしたもので、地上の汚れた人間、主人公達の記憶、全てを押し流してしまった。
絶望に打ちひしがれた主人公達はペガサスに乗って地の果てを目指しどこまでも、どこまでも飛んでいった。
すると地の底から響くような声が聞こえてくる。バオールよ、戻って来い、と。気がつくと主人公達は冥界に居た。
そこにはかつて主人公達が出会った人たちが生前の頃のように街を形成し、その中にバオールの妻がいた。彼女は気が触れていて‘(謎の男の名前)よ、お父さんを、バオールを殺すのはやめておくれ・・・‘と呟くばかりだった。
事の真相を確かめるため、ハデスの城に向かった主人公達、門番を倒していざ城に入ろうとしたら主人公以外が金縛りに合い、動けなくなってしまった。やむをえなく一人でハデスの元へ向かう主人公。
ハデスの元へたどり着いた主人公。ハデスは主人公の事をバオールと呼ぶ。しかし、ハデスは激怒していた。人間を滅ぼすために地上で最も罪深かったバオールに不死身の若い肉体を与え、魔物とともに地上に送り込んだのに記憶を失ったその男は与えた魔物を滅ぼし、自分の意に沿わぬ行動を繰り返していた事に。ハデスは語る。なんと主人公の正体はバオールだったのだ!プロメテウスはレイオンとステイアの2人に不死を与え、ハデスは主人公に不死の肉体を与えたのだった。バオールによって深く傷つけられた母なるガイアを救ったものが次の神々の王になれると言うことを。ゼウスは大洪水を起こすことで、ハデスは魔物を送り込み人間を滅ぼす事で王の座を狙っていた。そしてその陰謀を邪魔した原因が目の前にあることに激怒していたのだった。
ハデスは主人公に襲いかかってきたが何とか撃退する主人公。しかし主人公は物言わぬ巨大な化け物に変えられ、最も罪深いものが落とされるタルタロスに落とされてしまう。
タルタロスでゼウス、ハデス、ポセイドンらの父親であるクロノスと出会う。彼は時間を自由に操るという偉大な力を持っているためゼウス達によってタルタロスに封印されていたのだった。
母なるガイアが傷つけられた事に怒るクロノスは主人公を無限地獄に送り込んだ。
時が逆流し、気がつくとアトラス山に主人公はいた。するとそこに自分達が山を登ってくるではないか。
このまま主人公が過去の自分達に倒されるとまた大洪水が起こってしまい、冥界でハデスに怪物に変えられ、クロノスと出会いまた・・・
そのとき主人公の頭にガイアの声が響く。争ってはいけません、たとえ喋れなくとも伝わる思いがあります。
守りに徹し、主人公達の攻撃を耐える主人公。すると不審に思った主人公達は剣を収めていく。そんな主人公達に魔物と心を通わせるものはいらん、とウラノスがアルビオンに力を与え、主人公達に襲いかかってくる。主人公達に敗れたアルビオンは主人公達に怨嗟の言葉を残して去ってゆく。
759 名前:ヘラクレスの栄光3_4/5 投稿日:03/11/2702:13ID:iIfpJjQ6物言わぬ巨人の姿が霞み、消えていく。どうすればいいか途方にくれる主人公達。何があった?と失われた主人公達の記憶の影をともなってヘラクレスがやってくる。レイオン、謎の男と記憶を取り戻していくが、どうやら急に記憶が戻り戸惑いを隠せないようだ。そして主人公の記憶が蘇っていく。
彼の名はバオール。
権力と野望を求めるがために約束の地エーウスを追われ、妻と(謎の男の名前)と離れ離れになってしまう。しかし彼は追放される際エーウスの宝、メデューサの首を持っていた。小島で魔物を倒し、英雄扱いされるがその程度では彼は満足しなかった。トランティアの国土を広げるために海峡をなんとかすれば彼は名声を得られると思った。
彼はラバトで小船を借り、オケアノスの子供に近づき、銛を刺した。オケアノスの子供の血が親を呼び出すだろう・・・・彼は子供が暴れるたびに何度も何度も銛をえぐった。
そして問題の海峡の対岸でオケアノスの親を待った。やがてやってきたオケアノスが海峡に差し掛かった瞬間!
海峡はつながり、新たな陸地ができていた。
トランティア王に功績を認められたバオールはトランティア城で丁重にもてなされていたがある日嫌な噂を耳にする。アトラスの子孫達がゴルゴン3姉妹の血を使ってオケアノスを復活させようとしているらしい。
馬鹿なことを!激怒した主人公はアトラシアに赴き、言う事を聞かないアトラスの子孫達を石にしていった。こんな奴らは石にされて当然だ!
復活の血を持って逃げてゆくアトラスの子孫達を執拗に追い詰めていくバオール。しかしゼウスの怒りに触れ雷を落とされバオールは死んでしまう。
冥界でむなしく日々を送っていたバオールだが、ある日冥界の王ハデスに呼び出される。ハデスは彼に若い肉体と不死を与える代わりに、地上の人間を滅ぼして来いと言った。バオールは喜んで引き受けた。
そして再び地上に降り立ったバオールに雷が落ち、彼は記憶を失った。
記憶を取り戻したレイオン、ステイア、謎の男、ヘラクレスは全て主人公の行動に一任するという。主人公達はかつてバオールがオケアノスを石にした海峡に赴く。
そこにはトランティア王アルビオンが待ち構えていた。魔物と心を通わせた者どもめ!アルビオンはウラノスの力を借り、三度変身しながら襲い掛かってくる。
761 名前:ヘラクレスの栄光3_5/5 投稿日:03/11/2702:18ID:iIfpJjQ6アルビオンを倒した主人公達にウラノスの声が響いてくる。「ガイアよ、なぜこの者達にここまで優しくなれるのだ・・・」復活の血を使ってオケアノスの石化を解く主人公。オケアノスの潮飛沫で空中に飛ばされた主人公達をペガサスが助ける。海を見るとオケアノスが仲良く親子3匹で泳いでいる。そして天界へ。
ゼウスが現れ主人公達に告げる。「お前達は私をひどいと思っているのだろう? それはかまわん。 しかしこの世界はお前達だけのものではないのだ。 この私でさえ忘れてしまうような小さな命もあるのだ。 忘れるな・・・ 」ゼウスが去り、プロメテウスがあらわれる。「よくやった、(主人公)、レイオン、ステイア、(謎の男)、ヘラクレス お前達は私の希望にこたえてくれた。」レイオン「俺達は正しい事をやったのですか?」プロメテウス「わからない・・・」ステイア「そんな!」プロメテウス「お前達のやった事はお前達が許された中で最善の事だった、それ以外はわからない」
眼下の地上の世界の形が変わっていく(現在の世界の形になる)
「お前達は自由だ」プロメテウスが去る。
ヘラクレス「ここでお別れのようだな。
それにしても世界のなんと難しきことよ。 誰が善で誰が悪であったのか、いや、 それ以前にそのようなわけ方ができるのか・・・ おぬし達とはもっとすっきりとした形で別れたかったのだがな
考えねばならぬ、時間は無限にあるのだしな」
ヘラクレスが去っていく。地上に降り立つ主人公達。こういうときはスパっと別れたほうがいい、と去ろうとするレイオンにステイアがレイオンの記憶の事をたずねる。レイオンはヘラクレスの子孫で、ヘラクレスの子孫は代々魔法が使えないからどうにか使えるようにならないか各地の神殿を回っている際にこの事件に巻き込まれたという。そしてこれからは今回の事件の真相をみなに教えて回るらしいのだ。それはとても大切な事だ、と。最後に主人公にお前無口でかっこよかったぜ!と声をかけて去っていくレイオン。
ステイアはオケアノス神殿に帰ろうと思っていたが、外の世界に触れたことが無かったので世界を見て回りたいらしい。というのは口実でレイオンのことが気になるらしい。謎の男が、ならば追いかけてみては?と声をかけ、主人公達に別れを告げ去っていくステイア。
762 名前:ヘラクレスの栄光3_ラスト 投稿日:03/11/2702:20ID:iIfpJjQ6二人っきりになる主人公と謎の男。謎の男は語りだす。彼の父はバオールと胸に恐ろしい野望を秘めた男であり、彼が追放された後も、謎の男と彼の母は迫害に合い、彼の母は死んでいったという。そして謎の男は誓った、必ず父に見つけ出し、殺してやる、と。
さらに彼は主人公に、あなたと出会ったことは父と出会ったとしか思えない、父上。どうして主人公がそんな若い姿をしているのかわからないが、私には貴方を殺せない。私はどうしたらいいのでしょう?貴方のそばに居てもよろしいでしょうか?
そのとき主人公の頭にガイアの声が響いてくる。「あなたはバオールとしての罪を償わなければなりません 冥界での長い長い日々が続くでしょう。 ・・・・恐れていますか? 海が大地を覆い、私を癒してくれるでしょう、沈む大地、新たに生まれる大地 新たに生まれ変わった貴方を迎えるために私は傷を癒します、また会うその時まで、 さようなら・・・・」
主人公の姿がぼやけ、消えていく。驚く謎の男。
冥界に落ちていく主人公、ハデスの前に立ち、冥界での拷問が続く。長い年月のあと重い罪が許され、再び新たな生命として地上に送り出される主人公。どこかの土地で仲間達と放牧をしている主人公、地面を緑が覆っていく。友達を追いかけ画面からフェードアウト
END
※へパイトスをプロメテウスに修正しました。
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