俺の屍を越えてゆけ>>1-287・289~293、13-50~54・514・516・535
287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917:26 ID:DEVpC9sb鬱スレより転載、俺の屍を越えていけ166 :名無しさん@お腹いっぱい。(sage) :03/11/1407:35ID:lfrpDWUh京都に朱点童子(便宜上、以降、鬼朱点と呼びます)と言う鬼がいて京都で暴れまくっていました。当然、帝も放っておく訳も無く、何人もの武士が鬼朱点のすむ大江山に派遣されましたが人間が勝てるはずも無く、ことごとく返り打ちにあってしまいました。そんな中、子供が産んだばかりの夫婦、源太とお輪がついに鬼朱点の寝床にまで辿り着く事ができました。ところが鬼朱点の卑怯な罠で源太はあっさり死亡。京都においてきたはずの子供を人質に取られ、お輪もなすがままにどこかに連れ去られてしまいます。そこで鬼朱点はお輪との約束通り、その子供を殺さず、見のがしてくれます。(ただし、復讐を恐れて人と交わって子孫が残せない呪いと長くても2年しか生きられない呪いをかけられてしまいます。)それを哀れに思った天界の最高権力者、大照天昼子がその子供に力を貸し、神様と交わり子孫を残せるようにしてくれます。この子供が主人公です。寿命がすぐ来て呆気なく死にますが。そして神様と交わり、子孫がいつか仇の朱天童子を討つ、というのがOPです。289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917:28 ID:DEVpC9sb>>287167 :名無しさん@お腹いっぱい。(sage) :03/11/1408:17ID:lfrpDWUhここまでは上にも書いてある通り、単純な勧善懲悪物です。ただ、鬼朱点を倒す事で状況が一変します。また、このゲームには数多くのダンジョンが存在し、そこにいるボスにまで深い意味があります。とりあえず鬼朱点を倒すまでの状況は以下。主人公の回りの人お輪…主人公の母親。行方不明。黄川人…ダンジョンに入るごとに現れる案内役の少年。そのダンジョンの由来について説明してくれる。鬼朱天に呪いをかけられたらしく、この世に実体が無い。大照天昼子…一番偉い神様。善意で主人公を助けてくれた。実はつい最近、大照天夕子の力添えで天界のトップになった。ダンジョンの由来とボス相翼院…心無い人間に子供を奪われた天女が化けて出る場所。ボス…片羽のお業。子供を奪われ、見せ物小屋を引きずり回された天女が鬼になったもの。鳥居千万宮…子供のできない女がお百度参りの末、子供を拾った。その後、次々幸運が訪れたが旦那に捨てられ、その鳥居で首を吊った。ボス…九尾吊りお紺。首を吊った女が鬼になったもの。九重楼…天界に無断で人に風と火の使い方を教えた神様が幽閉されている塔。ボス…雷電五郎、太刀風五郎。人が風と火で戦争をしている事を憂い、今では人と関わるのを嫌っている。白骨城…大江山で朱点童子に殺され、成仏できない霊がさまよっている。ボス…大江ノ捨丸。自分達は見殺しにされたのに何故か神様に救われた主人公一族を逆恨みしている。大江山…朱点童子の住処。ボス…鬼朱点。主人公一族の仇。290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:03/11/1917:30ID:DEVpC9sb>>289170 :165(sage) :03/11/14 10:38 ID:rVMdv8ofそしてようやく鬼朱点を倒すと幾人かの神様が何故か解放され、同時に中から本物の朱点童子(黄川人)が出てきます。大まかな事の真相を言うと、昔、片羽ノお業が地上で人間との間に2人、子供を産みました。(神と人間の間に生まれた子供は何故か神をも超える素質を備えており、神と人の子を天界では「朱点童子」と呼ぶようになりました。)この事は天界でも問題になり、この子供二人をどうするかが協議され、天界の意見はまっぷたつに割れました。朱点童子は危険なので抹殺しようと言う保守派。逆に朱点童子を人間達の王にしようという革新派。長い議論の末、時の権力者の大照天夕子が革新派だった事で一応、天界としては、この二人の子供を人間達の新しい王様にする事に決まりました。そして色んな人間にこの二人の朱点童子を王として祭り上げるよう神託を与えました。神託を信じた人間はすぐさま朱点童子達の暮らす大江山へと集まり、一つの村を形成しはじめました。(大江山に行くと朽ちた家などそのなごりが多数あります)しかし、それを快く思わない保守派の神様は、当時、人間達の王だった時の帝に朱点童子達が幼いうちに討て、と神託を与えました。そして神託を信じた時の帝は大江山に向け挙兵。大江山にすむ信者ともども片羽のお業は捕まり、そして朱点童子のうちの一人である女の子も殺されてしまいます。もうひとりの朱点童子(黄川人)は信者達の手により逃げのび、鳥居千万宮に放置された所を九尾吊りお紺に保護されます。291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917:32 ID:DEVpC9sb>>290172 :165(sage) :03/11/14 11:03 ID:rVMdv8ofそしてこの事態に大照天夕子は一つの決断をくだします。強力な力を持つ、死んでしまった黄川人の姉の朱点童子を神として天界に上げ、「大照天昼子」と名付け、自らを後見人に天界のトップに置きました。そして大照天昼子は自らを快く思わない保守派の神様を天界から追放し、そのほとんどが鬼へと身を落としました。(書き忘れましたが色んなダンジョンには鬼になってしまった神がいますがこのほとんどが保守派の神様であると予測されます)そしてその頃、九尾吊りお紺に保護された黄川人は恩返しのつもりかお紺に富くじの当たり券など多くの幸運を授けますが、そのせいで旦那が他所に女を作り、金を全て持ち逃げしてしまい、悲観したお紺は鳥居で首を吊り死んでしまいます。途方にくれさまよう黄川人は天界を追放された最強の男神、氷の皇子に出会い、保護されます。しかし、乳を与えようにも男神である氷の皇子から乳が出るはずも無くやむなく氷の皇子は自分の血を与えてしまいます。そして氷の皇子の血で成長した黄川人は膨大な力を元に時の帝に復讐を始めます。292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917:34 ID:DEVpC9sb>>291173 :165(sage) :03/11/14 11:28 ID:rVMdv8of黄川人は大江山を根城に本格的に京都を焼き払いました。天界としても人間達に復讐を始めた黄川人を放置しておく訳にもいかず黄川人を抹殺すべく、総掛かりで黄川人に挑み、なんとか黄川人を手下の鬼の中に封じ込める事が出来ましたが、同時に幾人かの強力な神様も道連れにされ、黄川人と一緒に封印されてしまいました。(鬼朱点を倒した時に解放された神様がそうです。)それでも黄川人は幽体として世間に干渉する力を残しており、封印されてしまった神様ともどもこのままでは良くないと思った大照天昼子は一つの計画を立ち上げます。「計画的に朱点童子を作り、そいつらに黄川人を殺させる」そして白刃の矢が立ったのは片羽のお業の姉妹、「お輪」。お輪は地上に降り、源太という人間との間に子を作り、鬼朱点に挑みます。源太とお輪にとって鬼朱点にやられる事は計画的であったかどうかは定かではありませんが天界にとっては計画どおりだったようです。そして二人の子供(主人公)は計画通りに大照天昼子に助けられ、計画通り、親の仇として、鬼朱点を倒す事を目指します。この事は封印を解くチャンスなので黄川人にとっても都合が良く、主人公を見のがし、主人公一族の道先案内人をかって出たと言う訳です。(ただし主人公達があまり強くならないように短命の呪いをつけて)293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917:36 ID:DEVpC9sb>>292174 :165(sage) :03/11/14 11:47 ID:rVMdv8of軽くまとめると、主人公一族…黄川人を殺すために作られた朱点童子。源太…ただの強い人間。お輪…神の一人。片羽ノお業の為に計画に賛同。ちなみにラストダンジョンの最深部に行くと、今まで倒してきた雑魚敵が全て黄川人がお輪に産ませた怪物である事が判明する。つまり今まで倒してきた雑魚敵は全部、異父兄弟。黄川人…最強の朱点童子。片羽ノお業の息子で大照天昼子の弟。大照天昼子…片羽ノお業の娘で黄川人の姉。朱点童子で天界最高権力者。片羽ノお業…大照天昼子、黄川人の母親。九尾吊りお紺…黄川人の育ての親。自害。雷電五郎、太刀風五郎…大照天昼子に天界復帰を条件に主人公達を鍛えていた。大江ノ捨丸…大照天昼子に主人公一族を全滅させれば神にしてやる、と言われ、最後に結局自分が主人公一族を鍛えるために利用されていたと悟る。小説版では片羽ノお業を捕まえ、大照天昼子を殺害した張本人。氷の皇子…黄川人の育ての親。力を黄川人に奪われた。
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