極限脱出 9時間9人9の扉
part55-77~80,84~87,89~93,96,97,100~102,105,109~117
施設「Q棟」へ送られた。【9年前のノナリ―ゲーム】ルールは、今進行中のゲームとほぼ同じだが、・ネヴァダのチームは、もちろん水没はしない。ギガントは9時間後に沈没する。・ギガント号のチームには、ヒントが与えられず自力で謎を解いて進むことが出来ない。ネヴァダチームがヒントから謎を解いて形成場に答えを書きこみ、ギガントチームがそれを読みとって進んでいかなければならない。胸糞の悪くなるような実験だ。しかし四葉とニルスが生還している以上、形態形成場仮説は立証されたことになる。「私は、ネヴァダのチームだったから、ギガントのことはお兄ちゃんに聞いただけなんだけど…。」9年前、ギガント号で皆が仲間割れしそうになった時、ニルスが四葉のクローバーでみんなを励ましたそうだ。四葉の9歳の誕生日の為に、ニルスは1年かけて四葉のクローバーを9本集めていた。それを全員に配り、リーフワードを教えて、愛する兄妹と再会することを誓いあった。ギガント号の子供達にとって、四葉のクローバーが結束の証になり、お守りになったのだ。それでも、ノナリ―ゲームは1人の死者を出してしまった。「亡くなった子は、ギガント号の子だったから、私は直接会ったことはないの。女の子だったって。」
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