ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー
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ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2006年DSで発売のロールプレインゲーム。モンスターズシリーズ4作目。
7つの島が集まったグランプール諸島。この地域はモンスターが豊富だった。最強のモンスターマスターを決める大会、バトルGPが開催されようとしていた。
人間の未来の為を掲げた、総主ギルツ率いる闇組織「ジェイル」。モンスターを捕獲し、研究をしている。側近以外の部下達は本当の目的も分からず、ただ言われるままモンスター達を捕獲していた。ギルツの息子である主人公の少年は、モンスターマスターのバトルGPに出場しようとした。(理由は最後までわからず。)ギルツの命令を無視して大会に向かおうとし、止められたので暴れ牢屋に入れられたが、10日後に牢から出される。任務としてギルツから大会に出る事を命令される、理由は知らされない。モンスターを仲間にするスカウトリングを貰う。主人公と父親であるギルツは仲が良いとは言えず、会話すら滅多にしない。ドラキー、ももんじゃ、いたずらもぐらから一体貰い、アルカポリス島へと水上バイクで向かった。
バトルGPの本会場であるアルカポリス島。しかし大会開催の準備が遅れており、マスター達が待たされていた。大会委員に話を聞くと、まだ時間があるので必勝祈願にノビス島の石碑を拝んできては?と提案される。
ノビス島は弱いモンスターが多い初心者向けの島。ま各島にはGピットと呼ばれる回復拠点がある。敵を倒したり避けながら登って行き、石碑にある場所に行く。女の子が犬のようなモンスターをスカウトしようとしていた。主人公に対し女の子が振り向いた時、「人が多いのは、ふざけた大会の為か」と文句を言ってモンスターは逃げて行った。主人公のせいで逃げられたと文句を言う少女。同じ大会出場者だと少女はアロマと名乗り、去って行った。石碑を読むと『七つの島の守り手をたたえ、我ここに石碑をたてん。いにしえより幾多の……しずめし、獣……』。途中から文字がかすれて読めない。そこに大会委員が現れ、もうすぐ開会式が始まると伝えてくれた。
アルカポリス島に戻り、広場に行くと老人のカルマッソ会長が第七回バトルGPの開催を宣言していた。カルマッソはとぼけた口調だが、スカウトリングを開発した発明家であり、過去の大会で優勝した強力なマスターでもある。今回の参加マスターは過去最大人数、優勝賞品は伝説の宝具だとカルマッソは言う。頑張ってくれよと言い、終了した。協会本部に行き主人公は選手登録する。そして予選でもあるマデュライト石集めの説明を受ける。マデュライト石は星の形をした石、島々にそれぞれあり、10個集めた上位五名が決勝戦に進める。マデュライトはダンジョン奥の宝箱の中や、格闘場の商品などのイベントで様々な場所で入手可能。人々に話を聞くと、町にモンスターが侵入したが、弱くすぐに撃退した。大会はこの地を救った神獣を称える祭りと聞ける。
水上バイクで主人公が最初に向かうは、砂漠の島サンドロ。島の中央に流砂があり、飲み込まれると洞窟へ行ける。洞窟を進むと以前、アロマにスカウトされていた犬の様なモンスターがオークと戦っており、敗北して倒れた。オークは主人公達に襲い掛かり戦闘になり倒す。そして倒れた犬のモンスターをGピットへと主人公は連れ戻る。Gピットに連れて帰ると、ケガがひどく、さらに見た事のないモンスターなので治療の仕方がわからないと受付が言う。そこにカルマッソ会長が現れる。珍しいモンスターがここで見かけられたと聞いて訪れていたらしい。カルマッソはモンスターの治療も出来る。犬のモンスターは以前アルカポリスの町にも出たのと同じだと聞けた。神獣を探していたカルマッソは違うようだと、がっかりして帰っていった。モンスターの名前はスペディオ、獣の姿をしているが人の言葉が喋れる。主人公に助けてもらった事を感謝し、あの洞窟の先にある祠に用があるとスペディオは言う。互いに何か使命があるようだと言い、一緒に行く事になった。
北の洞窟。間違った道を通ると最初に戻らされる。壁の石板に紋章が道を示すと書いてあり、地面に魔方陣が書かれた扉を潜って行く。奥まで行くと主人公は、スペディオに「我の言葉を真に受けるとは、よほどの馬鹿かそれとも大物か?」と呆れられた。洞窟の最奥にボスのゴーレム(他シリーズより小さい)が待ち受ける。力をためて攻撃を繰り返す。倒すとスペディオが祭壇へと上がる。「いにしえの約定にしたがい、我はここに聖変の儀をおこなう。大いなる災いを退けしチカラよ。我が身にやどりきたれ!」するとスペディオは犬のような姿から、鳥のようなモンスターの「ガルハート」へと変化した。約定はここまでだと別れようとするスペディオ、しかし主人公は何か言いたげ。まだ仲間でいてほしいと考えているようだが、愚かな事をとスペディオは言い放つ。しかしもし、バトルGPで優勝し伝説の宝具を手に入れ、それをくれるなら仲間でいてもよいとスペディオは言う。スペディオはかつての力を取り戻す為には伝説の宝具が必要だった。そしてスペディオは、主人公はバトルGPに目的があり、宝具に興味はないと見抜く。取引は成立した。これよりスペディオは主人公をマスターと認め、ここから我らのバトルGPの始まりだと言った。洞窟の外に出た主人公。スペディオが言うには他にも三つ、このような祠があり、行けばスペディオが力を得られると言った。
スペディオが自分の力を強くする祭壇があると言った島の一つ、デオドラン島。島一つまるまる、大富豪マダム・デオドラ(玉座に座った、ぐふぉふぉと笑う口が大きな女。肖像画は美人。)の所有物。時間制限内に庭内のスライムを倒す、マダム・ガーデンというゲームに挑戦。クリアすると庭を自由に移動できる。庭を通って島の北端に行くと、祭壇への洞窟があった。その入り口にアロマがいた。変身したスペディオが人語を喋ったのを見て、珍しいモンスターだとほしくなり交換を申し出る。それに黙る主人公に、じゃあ優勝したほうがそのレアモンスターを手に入れる事でとアロマが提案。愚かなというスペディオ、しかし主人公は黙ったまま、契約成立と勝手に言ってアロマは出ていった。いいのか?と聞くスペディオに、頷く主人公。汝は大物だなとスペディオは呆れた。4F建てのエレベーター式のダンジョン。最奥にはアンクルホーンが待ち受けていた、イオラなどを使う。倒して祭壇に上がるスペディオ。以前と同じ呪文を唱えると、今度はゴリラのような姿「グラブゾン」に変身した。そしてスペディオは主人公に語った。スペディオはある目的により遣わされた、神獣と呼ばれるもの。正体がバレると他人がこぞって訪ねてくるかもしれない、面倒なので隠れていた。
次はヨッドムア島を訪れた主人公。かつて大災厄が起きて、ほとんど人が住んでいない島。災厄の内容は誰も覚えていない。奥へ行く大扉は閉じられている。特に今は何もないので、ここにある桟橋でレガリス島へと渡る。
古代遺跡の島レガリス。アロマがおり、すでにマデュライトを9つ集めたと言い、自慢してくる。中央に太陽の塔と月の塔があり、頂上で二つの塔が繋がり、そこに鏡の間がある。中には鏡のモンスターが何体かおり、神の獣であるスペディオに協力してくれる。鏡のモンスター同士でワープして先へ。ただ塔の最上階の鏡のモンスターは力を失っており、太陽と月の加護が必要だという。それがあれば祭壇への道を開けれる。太陽の塔をめぐり、太陽の石板を入手し鏡のモンスターに渡す。するとそこにジェイルのアジトにいた黒マントの男が現れる、そしてギルツ総主から命令書を持ってきたと渡される。「カルマッソ会長に戦いを挑め」命令は速やかに果たせと言われ、もし果たせば優勝に近づけさせると言い去る。スペディオが怪しむが、誰にでも事情があると主人公に無理に聞き出さなかった。
アルカポリス島に戻ると、今までと受付の人が変わったためカルマッソに会えるようになったとマスターが集まっていた。会いに行く主人公。以前とは別の女性の受付が、人語を話すモンスターは珍しいと会長に共に会いに行く。研究中のカルマッソだったが、受付の女性が説得し、会場でバトルできるようになった。なおカルマッソはこの時、スペディオが喋れることを知らない。受付もその事は話していない。会場での戦闘は四連戦、決勝戦の形式でアイテム使用不能。カルマッソはどんどん強力なモンスターを出してくる。勝敗に関係なく、勝負が終わると、カルマッソは主人公と共に夜空を見上げて語る。モンスターの故郷である魔界について、カルマッソは研究していた。そこに行く事がカルマッソの夢だった。
カルマッソと共に戻ると、会長室に泥棒が入ったと騒ぎになっていた。同時に受付をやっていた女性が消息不明に、どうやら受付は偽物で最初から盗みが目的だったようだ。驚いた会長が急いで戻る。宝具は無事だった。盗まれたのは研究資料と日記で、大した事は無いと会長が言った。本部から出るとスペディオが会長を気の毒に思っていた。そもそもなぜ主人公と会長を戦わせたのかとアジトを疑う。すると主人公のポケットに手紙がいつの間にか入っていた、褒美としてノビス島のつり橋への道を開くと書いてあった。ノビス島からレガリス島に別ルートから入る事が出来るようになる。留めていた柵が誰かに爆破されたと人伝に聞ける。レガリス島へと行き、月の塔から月の石板を入手。石板を鏡のモンスターの元に持っていく。そこで石板を嵌めると、塔の頂上の鏡の間から、祠へとワープした。
祠の先にはガーディアン、ボスのグレイトドラゴンが待つ。こごえるふぶきや焼け付く息などを吐く。倒すとスペディオは祠の中央に行き、小さな竜のような姿「ディアノーグ」へと変化した。スペディオはカルマッソがマデュライトを集める理由に疑問を持った。マデュライトはモンスターのエネルギーのマ素の塊のような物、そんなもの人間には何の効果もない。別に自分とは関係ないかと、スペディオは考えるのをやめる。マデュライトがすでに10個あって持って行っても、係員にしばらく待ってほしいと言われ、その間に祠を回る事になる。
レガリスから渡れるモルボンバ島。島の中で最も危険と言われたジャングルの島。一番奥に行くと祠があり、ボスとしてまおうのつかいと戦闘。二回攻撃などを行う。倒してスペディオが祭壇でいにしえの盟約の元と唱えると、大きな白オオカミのような姿「キングスペーディオ」に変貌。そしてそれを聖変と呼び、主人公にこれからの事を教える。スペディオはある災厄を退けるために呼び出された神獣。災厄とは300年に一度、この世と魔界を繋ぐ門が開かれる事。その門を閉じ生命を守る事が、大いなる存在によって呼び出されたスペディオの目的だった。まだ完全なる力を取り戻すには宝具が必要なため、優勝を目指す事となる。
ここまでで聞いた人々の話をまとめる。マ素はモンスターのエネルギーであり狂暴化させる。スカウトリングはマ素を弾き飛ばす。スカウトリングを開発したのはカルマッソとギルツ。完成させたのはカルマッソ。かつてアルカポリスにはカルマッソと共にギルツが研究を行っていた。しかしカルマッソがいた組織とギルツの組織が対立、二人は物別れとなった。
マデュライトを10個集めて本部に行くと、あと一人だけが決勝戦に行ける事を知れる。鐘付き堂へと行くと町中に鐘の音が響き、決勝戦行きの五人が発表された。もっとも最初にマデュライトを集めた一位は、何度も会った少女アロマ・ゲブズリン。実はお嬢様であり、また自分の名字が嫌いなようだ。第二位はトラおとこの着ぐるみを普段から着ている、トライガー。(実は本当にモンスター。)モンスターと間違われて、家主から家を追い出されている一連の話を町中で見れる。第三位は最年少の少女、カレン。普段から家でスライムを鍛えており、スライムから逃げ回られている。父親もかつてモンスターマスターだったが、娘が成るのは危険だと反対している。第四位はスライムマスターのライムス。旅の途中で何度か会っている。そして第五位は主人公。経歴不明の謎のマスターと扱われている。
参加したマスターのマデュライトはすべて回収され、また決勝まで準備期間があるので、自由行動となる。本部を出るとアロマが待っており、一位で決勝進出した事を自慢してくる。降参したらと言うアロマ、戦わねば真の実力は分からないぞゲブズリンとスペディオが代わりに返事。その名前で呼ぶなとアロマが怒る。そして決勝で待つと去っていくアロマ。よくわからない娘だとスペディオ。
桟橋に行くとギルツの配下の黒マントの男がおり、主人公は命令書を渡される。『バトルGPにおける、お前の任務を解く。』ごきげんようと去る配下。いぶかしむスペディオ。意味が分からないが、ともかく使命はこれで終わり、決勝戦に専念できるなとスペディオが言った。
本部でエントリーすると、空中闘技場で第七回GPが開催される。カルマッソ会長が宣誓する。戦いは誰かが四連勝するまで続く。戦闘中に道具は使用できない。最初は主人公対ライムス。相手はスライム、エンゼルスライム、ダークスライム。二回戦はカレン。使用モンスターはリザードファッツ、ギガンテス、うごくせきぞう。三回戦はトライガー。モンスターはガルーダ、ヘラクレイザー。後ろにトラおとこがいる様に見えてしまう。そして決勝戦、最後の相手はアロマ。自分の勝利を疑っていない自信満々のアロマ。御託は良いから戦おう、ゲブズリンとスペディオが主人公の代わりに返事。戦闘に入ると同時に、その名前で呼ぶなとアロマがブチ切れて、スペディオに飛び蹴りを食らわせた。その後もアロマは暴れまわり、スタッフ数人に取り押さえられ連れられて行く。ざわめく観客。カルマッソが登場し、大会においてマスターがモンスターを攻撃するのは反則だと宣言。主人公の優勝が決まり、歓声が起こった。変な決着だけど、チャンピオンは君だと主人公はカルマッソに讃えられる。カルマッソはスペディオを見て、僕とした事が気づかなかったよと呟いた。優勝賞品の宝具を渡そうとするが、部屋に忘れたとカルマッソ。後で取りに来てくれと主人公に頼む。
大会が終わり、約束通り会長室に来た主人公とスペディオ。そういう約束だからと、スペディオが会長の横にある宝箱の元に行き、開いた。宝箱の中に緑色の宝石のような物があった。ここまで長かったとスペディオが言う。「僕もキミを長く待っていたよ、伝説の神獣よ!」そう言って、カルマッソは黒い水晶を手に出した。それは魔砲珠というもので、参加マスターのマデュライトを集めて作りだしたもの。そこから黒い煙が噴き出す。煙に覆われたスペディオは苦しみだす。そしてマ素に染まり真っ黒に塗り替わっていた。「我ガ使命ハ、魔界ノ門ヲ、開クコト。我ニ宝具ヲ……」宝具を自らの頭に、角の様に装着するスペディオ。だがこれは偽物だと捨て去る。「そんな馬鹿な、ありえないよ!」と戸惑うカルマッソ。そして泥棒がすり替えたのだと気づく。宝具の存在を遠くに感じそこに向かおうとするスペディオに、自分も連れて行ってほしいとカルマッソ。何をたくらむとスペディオが言うと、君になら分かるはず協力させてほしいとカルマッソは答えた。良いだろうと、黒いスペディオはカルマッソを連れて部屋を出ようとする。主人公が扉の前に立ちふさがるが、スペディオが邪魔だ!と壁に叩きつけた。
気絶していた主人公、起こしたのはチョップしたアロマだった。宝具を見に来たと言うアロマ、それを無視して主人公はカルマッソとスペディオを探しに行く。町の人々に話を聞くと、カルマッソはノビス島へと向かったと聞けるので追いかける。ノビス島のGピットでレガリス島に黒いモンスターが向かったと聞き桟橋からレガリス島へ。レガリス島にいた人に情報を聞いてモルボンバ島へ。モルボンバ島のGピットに行くと、以前、指令をくれた組織の黒マントの男が怪我をして休んでいた。アジトで保管していたモンスターが暴れだし、アジトは大混乱で、命からがら逃げだしたと言う。アジトに通じる秘密の桟橋があると言うので、場所を教えてもらい、主人公は向かう。
ジェイルのアジトに戻った主人公。アジト内はモンスターがうろついており、辺りが破壊され人の死体が地面に倒れている。隠れていたりするアジトの者達から話を聞くと、突然モンスターが暴れだしたと聞ける。ギルツ総主の部屋へと行くと、ボスのベリアルがおり、戦闘して倒す。怪我をして倒れたギルツに主人公は話しかける。すると今までの事情を聞けた。ギルツが主人公に命令したのは宝具を盗み取るための陽動。宝具から離れないカルマッソを連れ出す為に、主人公を使った。宝具を用いて神獣を呼び出す予定だったが、黒いモンスターによって奪われた。さらにカルマッソはモンスターがいた檻に、マ素を放ち狂暴化させた。その黒いモンスターが神獣だと主人公は伝える。カルマッソは神獣を操り、自分の野望を果たすつもりだとギルツは言う。大会で優勝したお前なら神獣も止められると、主人公はギルツから浄魔球を渡される。浄魔球はカルマッソから盗んだ資料をもとに作り出した物で、魔砲球に対抗できる唯一の物。「人間とモンスターは決して共存できない、お前の母さんもモンスターに……。」そう言ってギルツは気を失った。側近に話を聞くと、ジェイルの目的はこの世からマ素を消し、モンスターも消し、世界を平和にする事だと聞ける。宝具と神獣の力を利用する予定だったようだ。
ギルツの部屋にはカルマッソの研究資料と手記があるので読む。クランプール諸島では300年に一度、魔界の門が開く。ヨッドムア島にその門があり、開くとモンスターが狂暴化する。それを閉じるのが神獣であり、この時期になると現れて門を閉じ、マ素を鎮める。モンスターが好きなカルマッソは神獣を利用して、門を開く事が出来ないか考えていた。マ素はモンスターを生み出す。これを集め神獣を染められれば可能だと最後に書かれていた。
アルカポリス島に戻ると、黒い影がヨッドムア島に向かったと聞ける。ヨッドムア島に行くと、暗色の雲が空を覆い、以前より強力なモンスターが跋扈している。住んでいる人々に聞けば、封印の扉が開かれたらしい。空には黒い大穴が開き、モンスターが何匹も飛んで地上に降りる。開かれた封印の扉の向こうに行き、火山を登っていくと、頂上に洞窟があり、その前にスペディオが待ち受けていた。「我ノ邪魔ヲスルナ」と言うスペディオに主人公は浄魔球を掲げる。マ素が抜けると苦しむスペディオ。しかし抜け切る前に葬ってくれると戦闘になる。ボスのデモンスペーディオ戦、闇属性の攻撃を多用する。戦闘に勝ち、主人公は倒れたスペディオに浄魔球を使いマ素を吸収した。正気を取り戻したスペディオ。神獣である我が魔界の門を開くとはと嘆き、カルマッソに怒る。魔界の門を通して大量のマ素が地上に降り注いでいる、このままではこの世界も魔界と化してしまうとの事。門を閉じる力のある宝具も、門を開けた後にカルマッソに持っていかれた。門を閉じるが我が使命、付き合ってくれるなと主人公に頼む。ついで、ここまで来てくれた事、嬉しく思うぞと礼を言った。
洞窟の中は溶岩が溢れる石の橋。先に進むと内臓の様な壁、うごめく岩に人の顔のような模様が流れていく。ボスとしてボストロール、ブラックドラゴン、アトラスがそれぞれの階で出現。倒して進んでいく。
ダンジョンを進み、山の頂上まで行くと、カルマッソがいた。門番を頼んでいた神獣からマ素が抜けている事に驚くカルマッソ。宝具を念のため、取っておいてよかったと言う。このままではこの世界も魔界になると言うスペディオに、ひょうきんな口調でそれが自分の願いだとカルマッソ。カルマッソの願いはモンスターの楽園を作る事。空の穴からマ素が降り注ぎ、にゃはははと子供のように喜ぶ。もう一度スペディオにマ素の塊をぶつけようとするカルマッソ、だが主人公の手にした浄魔球に吸い込まれ防がれる。それがギルツの作ったものだと見抜き、もっと大量のマ素をカルマッソは放つ。浄魔球が限界を超え、砕け散った。カルマッソの手にした魔砲珠のマ素も空っぽになる。しかし、すぐに満タンになると気にした様子もない。時間稼ぎの為に、ボスのバッファロンとモヒカントをぶつけてくる。倒したがその間に、マ素を集め終えるカルマッソ。ところがそんなカルマッソに滝のようにマ素が降り注いだ。
巨大な掌に、顔と大きな口をつけたモンスターへと変貌したカルマッソ。(ドラクエシリーズでもトップクラスで不気味。)しかし口調は変わらずひょうきん。マ素は人間をモンスターに変貌させるのかと、その発見にカルマッソは喜ぶ。「この喜びを皆に分けてあげたい! みんなでなかよくモンスターになろう!」魔界の門は閉じさせてもらうと言うスペディオに、それならシマツしちゃうよ~んとカルマッソが襲い掛かってくる。ボス:ガルマッゾ、さらに配下のなげきのぼうれい、まおうのつかい。ガルマッゾは二回攻撃で高レベルの攻撃魔法を使用。
倒すと、門を閉じないで、300年に一度のチャンスなんだよおとガルマッゾは懇願してくる。。モンスターという優れた肉体を人間が得られるというガルマッゾに、人間ではない貴様に人の理を語るなとスペディオ。わからずや!と言い放ち、体内にある宝具と共に滅びてやると言ってガルマッゾは崩れていった。宝具が滅びるわけないだろうと呆れるスペディ、ガルマッゾの跡に宝具だけがそこに残っていた。宝具を頭に角の様に付けると、スペディオは青白くなり最終形態「JOKER」となった。「これも貴様のおかげだ、感謝する。ともに戦い続けた日々……わすれはせん。……。…………もう一度。バトルGPに出てみたいものだな。これが我が使命……。さよならは言わんぞ。」スペディオは輝きながら、空の大穴へと飛んで行った。
魔界の門が閉じ、夜の闇がなくなり、青空が戻った。それから数日、主人公が待ち続けてもスペディオは帰ってこなかった。
10日後。アルカポリス島に戻った主人公に、GP本部の職員が来て会長が呼んでいると伝えてきた。人々はカルマッソ会長が、その身をかけて災厄を止めたと話している。帰ってこないカルマッソの代わりに、アロマが権力と金で新会長の座に就いていた。「世の中、カネとコネだよね!」アロマの母親はGP協会の有力スポンサーであり、もともと、次の会長はアロマという話はあったようだ。ちなみにアロマの母とギルツも知り合い。レアモンスターはどうしたのとアロマが聞いてくるので、主人公はヨッドムア島であった事を話した。主人公に同情するアロマ。アロマはこれから新会長として次のバトルGPを企画するので、主人公にノビス島の石碑のお参りに行くように提案する。
主人公はノビス島を進みながら、スペディオとの今までの会話を思い出していた。最初に会って逃げていった事。治療が終わり互いに名乗り会った事。バトルGPで優勝し、汝と組んでよかったと言われた事。
石碑の前で、目を閉じお参りする主人公。その後ろにスペディオが現れる。「やれやれここだったのか。さがしたぞ……。あそこで待っていてくれると思ったのに、薄情なヤツめ。お参りがすんだのなら行くぞ。次のバトルGPがあるのだろう? ん……どうした?さよならは言わなかったはずだ。ともに戦いの日々を生きよう。汝が……我のマスターなのだから!」ともに神殿からかけて出ていく。ドラクエのいつものの音楽とスタッフロール。Fin
GP協会に帰りアロマと会話。アロマGPを開催するとの事。主人公は強制参加。ジェイルに戻るとそこの側近に、ギルツはモンスターを一掃する別の方法を探しに他国へと渡ったと伝言を受ける。
アロマGPではそれぞれ別の島でやっている二つの条件をクリアしなければならない。提示されたヒントから特定のモンスターを連れてくる、スカウトQファイナル。敵マスターと連戦で戦う闘技場のSSランク。それぞれクリアするとアロマに挑戦できる。闘技場での戦い。アロマはメタルカイザー、アトラス、バベルボブルを使用。倒すと主人公を最強のバトラーだと称える司会者。今日はサービスで負けただけだとアロマは強がった。その後、会長室でアロマから賞品として、前会長の荷物を整理した時に手に入ったと言うしんちゅうのカギを貰える。
街で序盤から会える、ジェットじーさんことJ・Jという老人がいる。自称、カルマッソのライバル研究者であるが、町の人はだれも信用していない。カルマッソを超える物を作ると豪語しているが、会いに行っても毒消し草などしかくれない。ガルマッゾ撃破後に会いに行くと、カルマッソがいなくなってJ・Jはやる気をなくしてしまう。町の人が言うには、J・Jは夜な夜なアルカポリス島の地下にある、スラム街へと向かっていた。
スラム街の奥には開かずの扉がある。しんちゅうの鍵を使用して主人公は中に入る。そこは研究室であり、たくさんの本が並び、モンスターが水槽の中を浮いている。本を読んでいくとカルマッソの手記が見つかる。研究仲間であるJ・Jが偶然、宝具を見つけた事。奪うために研究から追い出した事。伝説では宝具が輝きだした時、神獣が現れると言うが現れないとの事。もしかしたら神獣が宝具の存在に気付いていないのではと、世に知らしめるために大会の商品とした事が書かれている。奥の壊れた檻の中に、エスタークがいる。エスタークは最強となるべく生まれた存在であり、我より強ければ従おうと戦闘になる。テンションアップと高威力の二回攻撃、HPもかなり高い。倒すと仲間になる。戦闘が終わるとJ・Jが入ってくる。エスタークを仲間にした事を知るとJ・Jは驚く。エスタークはカルマッソが作り出したモンスターだが、あまりにも強すぎて手を焼いていた。戦って勝たなければ言う事を聞かないと言うエスタークを、カルマッソは勝てずそのまま放置していた。つまり主人公はカルマッソを超えるマスター。ならば自分は研究者としてカルマッソを超えようとJ・Jは言った。「おおっ、ひさしぶりに全身にやる気がみなぎってきたぞおっ!!」かつて共にモンスター研究をしていたが、とつぜん追い出されそれ以来リベンジに燃えていたJ・J。カルマッソは死んだゆえにこれ以上、研究はできない。そしてカルマッソの発明品は消えず残り続ける。つまり今までカルマッソが作り出した物よりも、優れた物を作り出せば自分の勝ちだとJ・J。負けて悔しがる奴の姿を見れないのが残念だがなと、J・Jは言った。
2007年に配信されたモンスターの再配信が絶望的なので、図鑑を埋めるのは現在不可能に近い。ちなみにカルマッソが願ったモンスターの世界は、ジョーカー3で叶う事になる。
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