RIVEN THE SEQUEL TO MYST>>20-826~832
826 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/01/30(月)00:41:02ID:SLMk6H4lRIVEN、きちんと覚えているわけではないですが書いてみます。謎解きは端折りますが、その分少し丁寧に書いたつもりです。
827 RIVEN sage 2006/01/30(月) 00:41:39 ID:SLMk6H4lまずは単語集。
【記述書】世界の概要が書かれている本。特殊なインクと紙が使われている。これを書くと、数多く存在する世界のうち、その内容に合致した世界に行く事が出来るようになり、追記する事で干渉も可能となる。ただ、書いた事に矛盾が生じると、その世界は徐々に崩壊してしまう。
【接続書】記述書に書かれた世界に行く為の機能だけを持つ書。本を開いて触れることで発動する。一方通行なので、行き来する場合は2冊必要。
【牢獄の書】アトラスが作った、一見接続書に見えるけど、入ったら他の人が代わりに入るまで出られなくなる書。かつて、アトラスが自分の息子達を閉じ込めるのにも使っていた。
【ドニ】記述書の技術を持っていた世界。アトラスとゲーンはこの国の住人の子孫。ゲーンはこの国に通じる記述書を喉から手が出るほど欲しがっている。
【リヴン】ゲーンが書いた記述書により干渉できるようになった世界。ゲーンは第5世界と呼んでいる。
【アトラス】ドニ人の子孫。記述書書く技術はかなりのもの。リヴンの崩壊を少しでも先延ばしする為、リヴンの記述書に手を加え続けている。
【キャサリン】リヴン人で、アトラスの妻。
【ゲーン】アトラスの父。一言でいえばヒトラーみたいな人。記述書を書くのは上手くない。現在、記述書の材料切れ。それが、ドニに行きたい理由でもあるらしい。リヴンの木で代用できないかと、木を切り倒しまくったりしている。
【主人公】何かの拍子にミストという世界に落っこちてきてしまった不運な人。(前作)その後、ドニにいるアトラスと知り合いになり、今回のリヴン行きを頼まれる。
828 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/01/30(月)00:44:32ID:SLMk6H4lドニの世界。
アトラスは記述書に書き綴る手を休めず、こちらに話し掛けてくる。かつてアトラスは妻キャサリンと共に横暴な父ゲーンをリヴンに閉じ込めた。だが、事故によりキャサリンがリヴンに落ちてしまう。その後、キャサリンがゲーンの手でリヴンのどこかに囚われてしまったらしい。リヴンはゲーンがかつて書いた記述書が不完全であった為、アトラスがどれほど外から新たな記述を繰り返そうと、もはや近い未来に崩壊は避けられない。しかし、延命にしかならなくても、アトラスが記述を止めれば、リヴンは即崩壊するだろう。「私に代わってゲーンを牢獄の書に封じ、キャサリンを助けて欲しい。終わったら合図をしてくれ」彼の頼みを受け、私は牢獄の書を受け取り、リヴンの地に降り立った。
降り立った先は牢屋の中だった。リヴンは、私がかつて訪れてきた世界と違い、人が住んでいるようだ。やってきた牢屋番と思われる男は私から牢獄の書を奪ってしまった。と、そこに吹矢を持った人物が現れ、牢屋番を殺し、私を牢から解放してくれた。だが、その人物は牢獄の書を持って逃げてしまう。困った事になった。
ひとまず島を探検し、牢獄の書とキャサリンとゲーンの行方を探す。島民は警戒心が強い上、言葉も通じないので、話を聞くことも出来ない。1人で探すしか無さそうだ。あちこちに残された痕跡から、ゲーンはこの世界において神の如く振る舞っている事が判る。記述書に書き綴る事で多くの物を生み出してきたのだろう。そして、その無秩序な記述が、リヴンの崩壊を招いた。
829 RIVEN sage 2006/01/30(月) 00:46:03 ID:SLMk6H4l探索していくうちに、ゲーンの独裁に対抗するグループの存在が見えてくる。そのリーダーはキャサリンだった。リヴンに隠されるように置かれていた接続書から、レベルという世界に辿り着いた私は、何者かが放った吹矢により気を失ってしまう。意識を取り戻した時、私は小部屋に閉じ込められていた。その小部屋に入ってきた、おそらくキャサリンの知人であろうリヴン人が、奪われた牢獄の書とキャサリンの日記を私に手渡した。その日記から、キャサリンが、アトラスから教わった記述書の知識を使ってレベルを創造した事を知る。彼女を助け出せば、現在リヴンに残っている住人達をレベルに移住するよう説得してくれるだろう。
リヴンに戻り、処刑台、玉座のような観察台、ゲーンの心の歪みが伺える品々の謎を解いていき遂に、キャサリンがリヴンを成す5つの島の1つ、プリズンアイランドに幽閉されている事を突き止めた。しかし、この島は他の4島から完全に隔離されており、このままでは救出する事が出来ない。幽閉したからには行く方法は必ずどこかにあるはず。
苦労の末、見つけ出したもう1つの記述書は、ゲーンのアトリエである第233時代に通じていた。水も緑もろくに無い、生き物が生きるには厳しすぎる世界で、私はゲーンに対面する。ゲーンは私の持っている牢獄の書に大変な興味を示していた。一見すればこの書は、ゲーンが渇望していたドニの世界に通じる接続書に見えるからだ。開いて触れば、他の者が触らない限り二度と出られない牢獄の書。ゲーンはその存在を知らないはず。だが、ゲーンは私に向かって書を開き、差し出した。その思わぬ行動に私は一瞬怯むが、ゲーンはなおも私に先に書に触れるよう促す。覚悟を決め、私は牢獄の書に触れた。
830 RIVEN sage 2006/01/30(月) 00:47:40 ID:SLMk6H4l書の中は何も無く真っ暗だった。空には四角い窓があり、その窓からゲーンが私を、いや、書を覗き見ている。少しの逡巡の末、ゲーンは書に触れた。それと同時に私は書の外に戻される。書に映るドニの風景は、先ほどと何ら変わることが無かったが、これでゲーンは確かに書の中に閉じ込められたはずだ。
ゲーンのアトリエの中にはもう1つ接続書があった。その書に触れた先にあったのは、キャサリンが幽閉されているプリズンアイランド。キャサリンを解放し、事情を話すと、彼女はリヴンの住人達を一刻も早くレベルに避難させる為に駆けていった。
これで私の役目は終わった。あとは、アトラスに知らせるだけだ。私は、自身が最初に降り立った場所まで戻り、そこにある星の裂け目を観察するテレスコープのロックを解除する。星の裂け目を開く。これなら、ドニに居るアトラスにも判るはず。望遠鏡を限界まで下げ、裂け目を封じているガラスの蓋を破壊する。刹那、リヴンの崩壊が始まった。
察知したアトラスがリヴンにやってくる。「キャサリンは!?」私が口を開こうとすると「アトラス!!」リヴンの人々を避難させ終えたらしいキャサリンがこちらに向かって走ってくる。2人が抱擁し再会を喜びあうその瞬間にも、リヴンの崩壊は進んでいく。と、私の足元が不意に崩れた。星の裂け目になすすべもなく私は飲み込まれていく。だが、星の裂け目は数多くの世界に、私の世界にも繋がっているはずだ。これで、私も元の世界に戻れるだろう。いつか、またアトラス達に再会する事もあるかもしれない。
(終わり)
831 RIVEN sage 2006/01/30(月) 00:59:54 ID:SLMk6H4l裏設定が多すぎる話なので、知っている限りの事は書きましたが間違っている所があったら指摘してもらえると助かります。あとはエンディングですが、先に書いたものは最良のエンドで、あとは程度の差はあれ全てバッドです。
・ゲーンを捕らえたが、キャサリンを救出せず星の裂け目を開いた場合。キャサリン、リヴンの住人は助からず、アトラスが落胆する。
・ゲーンを捕らえない状態で、牢獄の書に自分が触れてしまった場合。触れた場所にもよりますが、最終的に主人公が永遠に閉じ込められたまま終了。もしくは、他の人間が触れ、入れ替わりに外に出るも殺されてしまう。
・ゲーンを捕らえたが、その後牢獄の書に自分が触れてしまい、ゲーンを開放してしまった場合。ゲーンは不思議そうな顔をし本を眺めるが、やがて本を閉じてしまい終了。
・いきなり星の裂け目を開く自分は助かるが、他の誰も助からず、ゲーンは野放し。
832 RIVEN sage 2006/01/30(月) 01:02:40 ID:SLMk6H4l・ゲーンが書に触れるよう促してきた時に拒否する。射殺されて終わり。
以上です。不手際お許し下さい。
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