ナムコ クロス カプコン

ナムコクロスカプコン


※キャラクタは公式サイト参照




222ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:00:07.47ID:Gd0vZS2+0
未解決にある「ナムコクロスカプコン」を投稿します
まずは重要語句から


有栖零児……特務機関『神羅』の構成員。24歳。10年前の事件で同じく構成員であった父・正護を亡くし本人も負傷した。
小牟…………同じく特務機関『神羅』の構成員で、年齢765歳の仙狐だが零児のパートナーであり師匠でもある。
沙夜…………世界に混沌を招く組織『逢魔』の妖狐。10年前の事件から姿を消していたが活動を再開し、幾度も一行の前に立ち塞がる。

時の狭間……魔王ゾウナやソウルエッジなど様々なものが封印されていたが、盗まれた『時の鍵』によって解き放たれた。
ソウルエッジ……次元の壁を切り裂くほどの力を持つ邪剣のため様々な勢力に狙われており、一行も度々その力に巻き込まれる。
豪鬼……一行の行く先々に現れては解り難いことを言い拳で語ろうとする。どうやって次元転移しているのかは説明がない。
ブラックワルキューレ……混沌を司る女神で『神の眼』を盗み出した他、ジューダス・ローズ・アーマーキングを蘇らせて従えている。

223ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:00:51.95ID:Gd0vZS2+0
物質界(現代)……よく人間界と言われる場所で、現代世界のこと。 
【超絶倫人ベラボーマン】……原作終了後の設定で、爆田博士は三島財閥に身を寄せているがブラックベラボーは後にザベルに降る。 
【ワンダーモモ】……原作は舞台劇という設定だが、神田桃はベラボーマンと同じく超変身物質によって変身して戦う。 
【ストリートファイター】シリーズ……設定は凡そ『ZERO3』に準拠しており、ベガはサイコパワーによって次元転移まで行う。 
【鉄拳】シリーズ…設定は凡そ『3』に準拠している。デビルカズヤが仁のデビル因子覚醒を狙って度々襲撃してくる。 
【ジャスティス学園】シリーズ……島津英雄&早乙女響子の二人以外は登場せず、ほぼ『いるだけ参戦』なので詳細は不明。 
【バイオハザード】シリーズ……『ガンサバイバー4』の原作終了後の設定で、T-ウイルスはベガが手に入れ恐竜を使い実験している。 
【ディノクライシス】シリーズ……おそらく無印原作終了後の設定で、一匹の感染したアロサウルスがレジーナを執拗に付け狙う。 
【ファイナルファイト】シリーズ……おそらく無印原作終了後の設定で、ハガーと凱が知り合いであるもののほぼ『いるだけ参戦』。 

物質界(近未来)……同じ物質界でもこちらは近未来の宇宙で、現代とは時間軸が異なっている。 
【ゼノサーガ】シリーズ……エピソード1の原作途中の設定で、グノーシスがDr.T・Wの技術によって『創造』されている。 
【キャプテンコマンドー】……原作終了後の設定で、シュトゥルムらジェノサイドの残党は冥王グランドマスターに仕えている。 
【ロストワールド】……原作途中から転移してきた設定で、超戦士1P&2Pが味方に加わるが本作でも名前は設定されていない。 
【ディグダグ】……原作終了後の設定でホリ・タイゾウが登場するが、引退してディグアウターとなっている。 
【バラデューク】……原作終了後の設定でトビ・マスヨが登場するが、本作の時点ではまだタイゾウと結婚していない。 
【バーニングフォース】……原作終了後の設定で、天現寺ひろみはトビ・マスヨの後輩としてペアとなる。 
【トロンにコブン】……おそらく原作途中の設定で、コブンは39体全員がいるためかゲゼルシャフト号の乗組員としても登場する。 
【ロックマンDASH】シリーズ……『鋼の冒険心』終了後の設定だが、ロックはトリッガーとしての記憶を取り戻してはいない。 
【ストライダー飛龍】……おそらく『2』原作途中の設定で、冥王グランドマスターはロックマン=ジュノも復活させ仕えさせている。 

幻想界……ファンタジー世界で、主に魔物や妖精などが暮らす 
【風のクロノア】シリーズ……『クロノアヒーローズ』原作開始前の設定で、ジョーカーら幻獣は最初ドルアーガに仕えている。 
【ドルアーガの塔】シリーズ……『ドルアーガの塔』原作終了後の設定で、ドルアーガは復活したが最初は力を取り戻していない。 
【テイルズ オブ デスティニー】シリーズ……原作途中の設定で、導入部で死ぬリオンはジューダスとして蘇り再登場する。 

魍魎界……和風世界で地獄や三途の川はここに属するが、魔界とは元々地続きである 
【源平討魔伝】……原作終了後の設定で、復活した源氏はオクティを従えている上に後にドルアーガと手を組む。 
【妖怪道中記】……原作終了後の設定で、閻魔大王もこの作品の当人のことで物語の中で重要な役割を示す。 
【ソウルキャリバー】シリーズ……設定は凡そ『Ⅱ』に準拠しており、邪剣ソウルエッジが物語の中で特に重要な役割を示す。 

魔界……ファンタジー世界で、主に魔物や怪物が暮らす。 
【ヴァンパイア】シリーズ……設定は凡そ『セイヴァー』に準拠し、ザベルは最初はドルアーガに仕えているが力を求めて転々とする。 
【魔界村】シリーズ……『超魔界村』原作開始前の設定で、塔が敷地にあるためドルアーガは最初は魔界村に伏している。 
【デモンズ・ブレイゾン】……原作終了後の設定で、主人公のレッドアリーマーは魔王アスタロトの配下であり敵としてのみ登場する。 

神界……ファンタジー世界で、文字どおり神の地 
【ワルキューレ】シリーズ……『ワルキューレの伝説』原作終了後の設定で、本作ではワルキューレは女神イシターに仕えている。 

224ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:02:55.95ID:Gd0vZS2+0
【序文】
10年前。東京・渋谷。
ある『組織』同士の戦いがあった。

一方の組織は“ゆらぎ”と呼ばれる空間の歪み……異世界とこの世界を繋ぐ門を開こうとした。
もう一方の組織は、世界を混沌に導くその『計画』を阻止しようとした。
完全封鎖された渋谷での戦いは熾烈を極め、やがて終結した。
片方の組織…政府直属の特務機関『森羅』側が“ゆらぎ”の出現を防いだ事によって。

特務機関『森羅』。
悪霊、鬼、天狗…古来より、人の世に害をなす異界の存在と戦い続けてきた組織。
その組織を知る者は少なく、その戦いもまた人知れぬ闇の中で連綿と続けられてきた。
現在に至るまで。

…人は信じない。
自分達が生きる、この“世界”の他に、異なる“世界”が存在する事を。
…人は感じない。
静かに、確実に…人あらざる者達がこの世界に足を踏み入れている事を。
…そして人は知らない。
決して交わる事のない“世界”が交わった時…何が起こるのかを。

10年前の『事件』から世界中で確認され始めた、異界との接点…“ゆらぎ”と呼ばれたそれは、ゆっくりと世界を蝕みつつあった。
戦いは…終わってはいなかったのである。
そして20XX年。東京・渋谷。
“ゆらぎ”の発生により完全封鎖され、『閉鎖指定都市』を受けた街。
10年前の“あの日”と同じく。

物語は再び、この街から始まろうとしていた。

225ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:07:48.85ID:Gd0vZS2+0
導入1・渋谷
俺は『神羅』の有栖零児だ。
俺と小牟はあの事件からちょうど10年後の同じ場所、連日の“ゆらぎ”で閉鎖指定都市となっている渋谷への調査に出た。
(零児&小牟のみで逢魔の下級妖物と戦闘開始)
その渋谷でいつも通り下級妖物を倒したと思ったら、今度は対霊体処理をした銃弾も効かない半透明の妙な奴らが出てきた。
どうしたものかと思っていたんだが、今度は明らかに人間のようではあるがいきなり変な三人が現れた。
だがその三人が何か仕掛けをすると霊体に攻撃が通じるようになった辺り、どうもいきなり現れたこの霊体と三人は関係があるらしい。
(グノーシスが出現し、エンセフェロン・ダイブした際に転移されてきたシオン&M.O.M.OとKOS-MOSが登場する)
戦っているうちに、今度は変な服を着た女達も現れた。
後を追うようにやって来た春麗とかいうICPOによると、三人は壊滅したはずのシャドルーの構成員で俺達の情報が目当てらしい。
(ユーリとユーニが出現し、春麗も登場するが二人を退却させると追跡して離脱する)
敵対する奴らを全員倒してなんとか事態は収拾したが、正体の知れないシオン達は仕方なく本部まで連れて帰ることにした。
(敵を全滅させると勝利し、シオン&M.O.M.OとKOS-MOSが加入する)

導入2・ドルアーガの塔跡
おいらはワルキューレ様の従者、クリノ・サンドラだよ。
幻想界のあちこちで異変が起こっていたけど、ワルキューレ様はサンドラ族にそれに関わらないよう言いつけたんだ。
ワルキューレ様はおいら達を心配しているんだろうけど、やっぱりワルキューレ様を一人で行かせるわけにはいかない。
掟には反するけどおいらはワルキューレ様を追い掛けることにしたし、サビーヌも(勝手に)付いて来たよ。
でも道中でドルアーガの塔の跡地を通ると、滅びたはずのドルアーガの兵と戦っている人達がいたんだ。
(スタン&ルーティとクロノア&ガンツがドルアーガ兵と戦っており、やがてクリノ&サビーヌが登場する)
人間の二人は『神の眼』のことで黄金の騎士と落ち合うつもりだったけど、マーベルランドの二人は報酬と刺激が目当てみたいだった。
戦っているうちに、でかいピエロみたいな悪魔が出てきてあの黄金の騎士も駆け付けて来た。
「奴は『時の狭間』に追いやられたはずだ。やはり『時の狭間』は開放されたのか」
(ギルガメス&カイが登場しジョーカーらが出現するので、敵を全滅させると勝利)
みんなでドルアーガの魔物達を追い払ったんだけど、黄金の騎士達は天空寺院の大巫女様の所に行ったみたいだね。
後のことになるんだけど、おいら達も魔物の軍勢が向かっていると聞いて天空寺院に向かったんだ。

導入3・魍魎界上ノ伊城
おいらはたろすけ!
突然閻魔大王様に呼び出されたんで三途の川に行ったらさあ、安駄婆が景清っていうおっかない侍の道案内をしろって言ったんだ。
この兄ちゃんも蘇った源氏を一人で斬るって息巻いてたけど、閻魔大王様の勅命だしとにかく二人で上ノ伊城に行ったんだよ。
そしたらその上ノ伊城じゃ、三途の川を抜け出した源氏とタキねえちゃん達がそこにあった『ソウルエッジ』を巡って戦ってたんだ。
(御剣平四郎とタキが義経ら源氏と戦っている)
上ノ伊城にはさらにそれだけじゃなくて、からくりに乗った変な女の人達と見たこともない気持ち悪い化物もいたよ。
ひろみちゃんって呼ばれてるたまんない格好した人達の方は話がわかったから、そっちの味方をしたんだけどね。
(復活したパラデューク要塞からマスヨ&ひろみと二人に追われていたトロン&コブンが転移されてきて、オクティらも出現する)
おいらたちは源氏と化物を追い払ったんだけど、『ソウルエッジ』はどっかに消えちゃったよ。
「“空間転移”…それが答えよ。私達は、あの辺境惑星から…この世界に転移されてきた」
なんかよくわかんないけど『ひろみちゃん』みたいな格好した美女ならいくらでも来てほしいなぁ……ぐへへ。
(やがて景清&たろすけも登場するので、敵を全滅させると勝利)

226ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:13:53.93ID:Gd0vZS2+0
導入4~5・魔界村~スペンサーレイン号
(導入4は単身で事態を収束しようとしたワルキューレがデミトリとモリガンと出会うも、魔界村の守りの難さに突破を断念する)
よお、アメリカ統合戦略軍のブルース・マッギャバンだ。
俺は復活したシャドルーが日本まで『サードエナジー』を運搬してるってことで、あのスペンサーレイン号(の同型船)に乗ってた。
そしたら『感染者』の可能性があるおかしな娘がいるってんで、あの鳳鈴までが乗っていやがった。
まあそんな状況で何も起こらないはずがなくてな、いきなり警報が鳴り響いて甲板に化け物が現れやがった。
俺もまずは『サードエナジー』を押さえてから甲板に行こうかと思ったが、ディスクは特務機関のレジーナに持っていかれちまったよ。
(鳳鈴&レイレイのみでドルアーガの魔物達と戦闘開始し、やがてブルース&レジーナも登場する)
レジーナと甲板に出てみたら見たことねえ化物どもがうようよしてやがったが、頭はやたら威勢のいいゾンビ野郎だった。
そのうち船内にも入り込んだ化物たちを追い払いながら、全米格闘チャンプのケンとなんかボロボロのカラテマンが甲板に出てきた。
ゾンビ野郎はレイレイっていうおかしな娘にご執心だったみてえだが、この船に来た目的は風間仁とかいう日本人だったみたいだな。
(デビル因子を狙うザベルらも出現するが、やがてリュウ・ケン・風間仁も登場するので敵を全滅させると勝利)
なんとか化物どもを全滅させて事態は収拾したが、これじゃ日本国内はもっとヤバいことになってそうだな。
これから流出したっていうあのウイルスを追って、三島財閥とシャドルーのいる日本に行かないといけないんだが……


本来、交わる事のない様々な世界。
それぞれの世界で起きている事件……
その全てが、やがて来る大きな戦いの火種であるという事に……まだ誰も気付いていなかった。


1話・ナムコシアター前
“ワンダーモモ”を演じている、神田桃です。
ナムコシアターでの最終公演が終わった後…誰もいない劇場で感傷に浸っていると、そこに共演してるアマゾーナもいたんです。
「神田桃……ドルアーガ様に会ってもらう……おまえに拒否権はない……」
危険を感じた私の前に、いきなりあの“新田四丁目事件”の超絶倫人ベラボーマンが現れました。
「神田桃さん……いえ、“ワンダーモモ”。あなたは悪魔に狙われています。『超変身物質』の力を引き出せるほどの力を持つがゆえに」
ベラボーマンさんに連れられて外に出ると、そこでは私とのコラボ・ライブが閉鎖で中止になったフェリシアさんがいました。
一緒にいた豹の覆面の人のことはよくわかりませんでしたが、アマゾーナに味方する怪物と戦っていたんです。
(お忍びで来日したキング&フェリシアが登場し、ドルアーガ兵が出現して戦闘開始)
「神田桃さん……“ワンダーモモ”に変身してください。あなたの心にいるもう一人のあなた、それがワンダーモモなんです。
『超変身物質』は心の中のもう一人の自分を導いてくれる。かつての……そして今の私のように。あなたに、この力を」
悪魔に魅入られたアマゾーナを見て、私は決意を固めました。 
「……変身……!」
(ベラボーマン&ワンダーモモが登場し、戦っているうちにさらにジョーカーらドルアーガ兵の増援が出現する。
途中で零児&小牟ら一行とさくら&かりんが助けに入るが、さくら&かりんはジョーカーを退却させると追跡して離脱する)
アマゾーナは不利になると逃げてしまったので彼女を解放することはできませんでしたが、なんとか敵を追い払うことができました。
その後は、助けてくれた森羅っていう特務機関の人達と話を聞くためってことでその本部まで一緒に行くことになったんです。
なんだか長い戦いになる予感がしますが……ワンダーモモ、頑張ります!
(敵を全滅させると勝利し、キング&フェリシアとベラボーマン&ワンダーモモが加入する)

227ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:20:34.09ID:Gd0vZS2+0
2話・三島財閥ビル前
『神羅』の小牟じゃ。
わしらは六本木の本部に帰る前に、アメリカ統合戦略軍のエージェントと会うために三島財閥ビルに向かっておったんじゃ。
しかしそこに行くまでにも色々あって遅れたせいかのう…ビルの前では、何やら三島平八の孫も交えてドンパチが始まっとった。
(ブルース&レジーナとレイレイ&鳳鈴が再登場し、爆田軍団が出現する。しばらく経つと風間仁とブラックベラボーらも出現する)
向こうのロボット達を率いておった黒い奴はベラボーマンの知り合いだったようじゃが…敵だったようで、結局わしらも巻き添えじゃ。
それで戦っているうちになぜか妖物まで出てきおったが…それよりも妙なことに、零児の古傷が疼いておった。
(一行が現れさらにブラックベラボーを退却させると風間仁は追跡して離脱するが、さらに逢魔の妖怪が出現する)
ふらっと現れた妖怪どもを連れ戻したのは、10年前に破壊されたはずの身体を再生した沙夜じゃった。
「久しぶりじゃない、おチビちゃん。なるほど、その坊やが新しいパートナーってわけね?」
沙夜は零児が正護の子ということには気付いておらなんだようじゃが、零児にとっては忘れるはずのない親の仇じゃ。
わしらは捜査協力を後回しにして六本木まで沙夜を追うことにしたんじゃが、他の連中もみんな協力してくれることになったわ。
キョンシーまで加わって、いよいよ変な集団になってしまったがの。
(敵を全滅させると勝利し、ブルース&レジーナとレイレイ&鳳鈴が加入する)

3話~4話・ジャスティス学園前~六本木
(3話でさくら&かりんが生贄を集めるドルアーガ兵と戦うが、突如現れた豪鬼に促され島津英雄&水無月響子とともに六本木へ向かう)
有栖零児だ。
俺達は沙夜を追って未だに連絡の付かない六本木の本部まで歩いていったが、すでに戦いが始まっていた。
(さくら&かりん・島津英雄&水無月響子・春麗・リュウ・ケンがシャドルー親衛隊および逢魔の妖怪と戦っている)
「…この地域を中心に、空間歪曲が発生しています。指向性歪曲により、ある特定の方向からこの地域に進入できません」
沙夜が来るのも俺達と同時だったが…KOS-MOSの言葉によって、本部とここの状況が10年前の再現であると俺にはわかった。
(一定時間が経つと一行が到着し、沙夜らも出現する。時間稼ぎであったためしばらく経つとシャドルー親衛隊は退却)
しかし奴の狙いは六本木の本部ではなく俺達自身であり、やがて起きた大きな歪曲によって俺と小牟を除いた皆が転移されてしまった。
そして俺がこの歪曲の中でも動いて銃を突きつけたのを見て、奴もようやく俺が有栖正護の子であることに気付いたようだった。
「でも、いいの?坊や。ここで引き金を引いたら“次元封鎖”は中断……先に吹き飛ばされたお友達の運命もね」
仇を逃がしてしまうことを小牟にも叱責されたが、やはり俺には引けなかった。
「だが、それが最後にはおまえを一度滅ぼし……最も巨大な“ゆらぎ”を断ち切った。今度も同じだ。おまえは…やはり最後には
滅ぶ事になるのさ。その時、先に引き金を引くのは……俺だ」
「覚えておくわね、坊や。もしまたこうなる事があったら……あなたの言った通り、先に引き金を引かせてあげようかしらね」
(沙夜を倒すと勝利し、さくら&かりんと島津英雄&水無月響子は加入する)

228ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:25:52.69ID:Gd0vZS2+0
5話~7話・神界
(5話は一行が神界のイシター神殿に飛ばされ、そこで魔物に襲われる所から始まる)
風間仁だ。
俺は平八の居所を知っていそうな敵の黒覆面を渋谷まで追いかけたんだが……突然眩暈がして、気が付くと見たこともない場所にいた。
そこでさらに見たこともない怪物どもに追いかけられてやむなく逃げたんだが、俺は幸運だった。
なぜか三島財閥ビルで一緒に戦った奴らが近くにいたおかげで助かった上に、驚いたことにあの一八までそこに現れたからだ。
(風間仁が加入し、魔界村に力を狙われて捕まったものの脱走したデビルカズヤが追手とともに出現する)
「……我の邪魔をするな……我はこの力を試したい……そう……相応しい相手がいる……風間仁、来るがいい……」
別の悪魔に追いかけられていたせいか奴は途中で逃げていったが、いずれ必ず俺の手で倒してみせる……!
(ある程度攻撃するとデビルカズヤは退却し、敵を全滅させると勝利)
「“次元の壁”を隔てて、5つの世界は極めて近い次元に存在しているのです。『時空の壁』と『次元の壁』…性質は異なっていますが、
“ほころび”が一つできれば行き来することは可能です。時に次元の“ほころび”を通じ、物質界に入り込んでしまう魔物もいます」
戦いが終わって現れた女神の話によると、妖怪などと呼ばれる存在やフェリシアなどは物質界に最も近い魔界から来ているるらしい。
一方で俺がこの神界に転移されて来たのは俺自身のせいだと言われたが、それは俺があの一八の血を引いているからだろう。
ともかく俺達は行方知れずのリュウ達を探して元の世界に戻るために、各世界と通じているという天空寺院とやらに向かった。
(6話と7話はジョーカーらの襲撃を受けている天空寺院で戦い、クロノア&ガンツおよび駆けつけたクリノ&サビーヌが加入する)
天空寺院の大巫女は、今は魔界を経なければ物質界に帰れないと言い俺達を閻魔大王がいるという魔界へと送ってくれた。
生きて地獄の閻魔様に会うなど縁起でもない話だが、奴のいそうな所なら喜んで行ってやるさ。
(ここで一行を二隊に分割する)

8話~10話・魔界
(8話と9話はそれぞれデミトリの城と苦行の道で戦い、閻魔大王の居所を教えてもらった後に春麗・リュウ・ケンが加入する)
小牟じゃ。
ようやっと閻魔大王の館に着いても誰も出迎えんかったからの、来んでもいい客の相手をわしらがしとった。
(魔界村の軍や源氏が出現するが、やがて沙夜ら逢魔も出現する)
「あなた達は『時の狭間』に送られたはずよね?やはり“ゆらぎ”を完全に操るにはまだ研究が必要なようね」
沙夜の奴はわしらが揃ってここにいることに驚いておったが、奴自身も狙ってここに来たのではないようじゃったな。
その次は本当に閻魔大王の首を取って魔界の覇権を狙う物騒な奴が来よったが……ただのツンデレじゃった。
「ふん、私はエンマに用があって来たのだ……勘違いするな。たまたま目的が同じなだけだ」
(デミトリとモリガンが加入し、ある程度戦うと沙夜は退却するので敵を全滅させると勝利)
ようやく騒ぎも治まった頃に閻魔大王と安駄婆が姿を現しおったが、どうやらここからも物質界に戻ることはできんらしい。
龍宮にある『黄金の種』の力を使えば可能だと言ったが、その龍宮が魔界から魍魎界のどこかに転移してしまったんじゃと。
『ソウルエッジ』なる邪剣を使う方法もあるらしいが、そっちは危険だから止めておけとも言われたわ。
やれやれ、とんだ魔界地獄めぐりじゃな……
(また一行を二隊に分割する)

229ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:31:57.07ID:Gd0vZS2+0
11話~13話・魍魎界
リュウだ。
閻魔大王に魍魎界に送ってもらった俺達は、とりあえず二手に別れて辺りを調べることにした。
(11話では上ノ伊城で景清&たろすけが加入し、再びソウルエッジを追ってきた源氏と戦う。
12話では血の池で上ノ伊城から来たトロン&コブンとマスヨ&ひろみが加入し、転移されていたゲゼルシャフト号で全員が合流する)
戦艦の中に集まった俺達のところに、竜宮城はこの血の池の底に転移しているという安駄婆の声が聞こえてきた。
そこで潜水艇に乗って血の池の底の竜宮城に着いたんだが……俺達を出迎えたのは、乙姫どころか悪魔や鬼のような連中だったよ。
「うぬらが水底で現を抜かす間……現世と異界を結ぶ門が開かれた。人外の力を借りずとも“人の世が得た力”だけで、な」
「…面白い事を聞いた。人間の力でそれが可能なら…人外の力、そして新たな力を手にした俺ならば…」
豪鬼が言っているのはベガのサイコパワーや俺の中にある“殺意の波動”のようだったが、奴の狙いまではわからない。
(デビルカズヤと追手である魔物が出現するが、ある程度敵を倒すと豪鬼が出現し話を聞いたデビルカズヤは姿を消す)
魔物や豪鬼と戦っているうちに、今度はさらに幽霊のような怪物と小さな店が現れた。
「私は“ある方々”を捜して、空間転移を繰り返していただけですので…」
俺とケンの前に現れる神出鬼没の豪鬼のような者が他にもいたとは驚くが、豪鬼曰く『今はどうすることもできない』らしい。
「地獄の悪鬼、異界より遣われし者ども、人の世を乱す力と、人の世が得た力…考えるがいい、そして感じ取るがいいリュウよ」
結局はまた肝心の所を言わないまま、豪鬼は去って行ってしまった。
(ある程度豪鬼と戦うとグノーシスが出現しシルフィーが登場するが、さらに戦うと豪鬼は退却するので敵を全滅させる)
俺達はなんとか敵を追い払って乙姫と会うことができたが、『黄金の種』は三島一八に奪われていて手にすることはできなかった。
乙姫は奴が逃走した幻想界まで転移できるものをくれたんだが、景清も『勾玉』というものを借りているようだったな。

14話~15話・ジョイラント
中村等、またの名をベラボーマンです。
乙姫様は幻想界へ行く道具として玉手箱(!)をくださいましたが、開けて行き着いた先は幻想界のジョイラントなるテーマパーク!
竜宮城に空中艦に遊園地……いやあ、本当に子供達を連れてきてあげたかったですねえ。
(強大なエネルギーを感じたため、再び一行をお化け屋敷とジェットコースターの二つに分割する)
お化け屋敷の中には魍魎界にいたという武士と忍者、それにかつて閻魔大王が仰っていた邪剣『ソウルエッジ』がありました。
(御剣とタキが加入し、やがて一行も登場するので恐竜や幻獣を突破してソウルエッジに接触する)
私はなんとかソウルエッジを手にしたのですが、同時に空間に歪曲が起きて次々と招かれざる客が転移されて来ました。
なんと私の因縁の相手である爆田軍団まで……しかも妙島のみならず、あのわや姫が復活していたのです。
どうやら誰も彼もがここに転移してきたのはソウルエッジの影響のようでしたが、皆結局はソウルエッジを狙ってきましたね。
(沙夜率いる逢魔とキャミィが出現し、さらに戦ううちに爆田軍団も出現するので敵を全滅させると勝利)
敵を全て撃退してようやくソウルエッジを確保した……と思ったら、再び空間が歪曲しソウルエッジは消えてしまいました。
ソウルエッジは大きな力を持ちながらも不安定なようで、気まぐれなお得意といったところのようですね……
(15話ではギルガメス&カイが加入し、転移されてきたシャドルー親衛隊やソウルエッジを狙うジョーカーらなどと戦う)
合流したもう片方の班には『神の眼』を持ち出したブラックワルキューレなる女神を追う、『黄金の騎士』が加わっていました。
女神ワルキューレの影らしいですが、ブラックベラボーのような黒いライバルというのはどこの世界でも定番のようですね。
しかしギルガメスさんの仲間を待つ間に、まだ近くにあったソウルエッジの力によって私たちは異界に転移されてしまいました。
そこは我々の世界である物質界でありシャドルーが何か企んでいるという『アイビス島』だったのですが、そこにあったのは……
(巡洋艦ヴォークリンデの艦内を探索するため、一行を今度は三隊に分割する)

230ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:36:47.20ID:Gd0vZS2+0
16話~19話・巡洋艦ヴォークリンデ
(16話はレアリエン調整室でワルキューレが加入し、ブラックワルキューレと蘇ったローズおよびアーマーキングらと戦う)
アーンスランド家のモリガンよ。
私たちの班は気配を感じてkos-mos調整室ってところに入ったの。
そしたらなんと、あのザベルが赤ん坊をいじめているところに出くわしたわ。
あいつも堕ちたものね……と思ったけど、その赤ん坊達はコマンドーチームっていうすごい強者だったみたい。
それに彼らより気になったのは、ザベルの言うがままに“遊んでる”魔力も格好も私に似た女の子の方ね。
「会えた…リリスの本当の身体…」
(フーバー&ジェネティーと凱&翔がソウルエッジを探すザベルらと戦っているが、そこに突如リリスが出現しやがて一行も現れる)
あの子は不安定だったせいか、“遊んでる”うちに苦しんでどこかに消えてしまったの。
「だ、ダメ…この剣はすべてを断つ剣…切れちゃう…あなたとリリスのつながりも…」
同時に部屋の真ん中の調整漕から突然あのソウルエッジが現れて、それに引き寄せられるみたいに色々と集まってきたわ。
遊び相手が増えるのは結構だけど、私達がこの島に飛ばされてきたのもこのソウルエッジのせいみたいね。
(リリスを倒すと沙夜ら逢魔と爆田軍団が出現するので、敵を全滅させるとフーバー&ジェネティーと凱&翔が加入する)
“遊んでる”うちにソウルエッジはまた消えたんだけど、私にはやはりあの子の方が気になったわ。
(18話はキャプテンコマンドーが加入し、艦橋でベガ達シャドルーおよび手を組んでいるジェノサイドの残党と戦った後に合流する)
合流した私達が気配を感じて『ゾハル格納庫』に行ったらそこにソウルエッジがあって、やっぱり一緒にあの子もいたわ。
しかも黄金の騎士が一緒にいたっていう白銀の騎士達もここに飛ばされてたみたいで、あの子と“遊んでた”わね。
(アーサーとスタン&ルーティがリリスらと遊んでおり、そこに一行が到着し沙夜ら逢魔も出現する)
魔界村の悪魔までこれを狙ってくるだけあって、覚醒を始めていたソウルエッジはその力をさらに増大させていたわ。
おかげでまた私達は飛ばされて……あの子のことはわからないまま、楽しいパーティーも途中でお開き。
(さらに魔界村の軍勢も出現するが、そこから一定時間経過で勝利しアーサーとスタン&ルーティが加入する)
着いたところは反重力装置?とかいうやつで動く『第三の月の都』っていう所で、私達は蝙蝠みたいに天井に逆さま。
ま、デミトリにはお似合いの姿だったけどねぇ。
(『第三の月の都』に転移され、再び一行が三隊に分割される)

20話~22話・『第三の月の都』
(20話は『第三の月の都』の反重力通路でグランドマスターの配下らと戦い、時空転移されてきた超戦士1P&2Pが加入する)
ディグアウターのロール・キャスケットです。
私とロックとタイゾウさんが新しく発見された遺跡でディグアウトしていたら、急に辺りが光って大きな宇宙船に激突していたんです。
フラッター号は挟まって出られなくなってたんですけど、そこの守備隊だっていう怖い人たちは問答無用で襲ってきました。
多勢に無勢で絶体絶命だったんだけど…私達と同じような経緯でここに来たっていう人達が中から出てきて加勢してくれたの。
その中には宇宙軍のトビ・マスヨさんはともかく、なんとあの空賊トロン・ボーンまでいたのよ!
(ロック&ロールが加入してジェノサイドの残党らが戦っているところに、一行が到着する)
助けがあったおかげでどうにかなりそうだったけど、ジュノっていう敵のロボットを見た途端にロックの顔色が変わったの。
向こうはメモリーが一度消去されてるせいで覚えていないと言ってたけど、ロックは怖いくらい冷酷に破壊を決めたわ。
一体ジュノって何者なのかしら?
様子を見に行ってて戻ってきたタイゾウさんの方は、マスヨさんと皮肉を言い合うような親しい仲だったみたいなんですけどね。
(さらにロックマン・ジュノらが出現し、さらに戦う内にホリ・タイゾウが加入するので敵を全滅させると勝利)
マスヨさん達のおかげでなんとか切り抜けることができて、填まってたフラッター号もなんとか動かすことができるようになりました。
あのトロンに助けられる形になったのは、ちょっと気に入らないけどね!
(22話はストライダー飛龍が加入して『第三の月の都』が自爆放棄され、外殻で全員が合流してフラッター号で脱出する)

231ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:42:31.10ID:Gd0vZS2+0
23話・天空寺院
(外殻から間一髪フラッター号で宇宙に脱出した一行は、天空寺院が危機との女神イシターの呼び掛けを受け幻想界へと転移される)
三島財閥頭首・三島平八じゃ。
神殿らしき建物の壁をぶち破って鉄塊(ガイニートーレン)が突っ込んできたと思ったら、得体の知れんロボットどもが出てきおった。
さらに玉座にはなんとも禍々しい剣(ソウルエッジ)がいきなり出てきおって……どうもこやつに引き寄せられたようじゃのう。
(大巫女の間で三島平八がソウルエッジに引き寄せられたロックマン・ジュノらと戦っている所から始まる)
ロボットどもを倒しているうちに外からまた何人かが入ってきたが、その中にあの仁がおったのは驚いたわ。
さらにそれを待っていたかのように、ロボットどもの後ろからあのシャドルーのベガどもまで現れよった。
この突っ込んできた鉄塊もスペンサーレイン号も、こやつが呼び出した末に邪剣に引き寄せられたようじゃの。
「リュウよ、このベガが『ベガ』という名の支配者であり続けるために…貴様のその強靭なる身体と魂、もらい受ける!」
仁もリュウと呼ばれた男もやけに気を乱しておったが、者どもはわしよりベガを狙うことを優先しよった。
(零児ら一行が到着して平八と合流し、ベガらシャドルーも出現する)
乱戦になるうちに、なんとこの場に力を封じて捕えておいたはずのあの一八の奴までもが現れた。
しかしどうやらデビル因子が『黄金の種』なる物の力で抑え込んでおるらしく、あの馬鹿息子め身体を乗っ取られておったな。
わしも永遠に三島財閥頭首であり続けるためには、なんとしても一八と仁のデビル因子を解明せねば……
(さらにデビルカズヤと沙夜ら逢魔が出現し、キャミィを倒すとベガらシャドルーは退却する)
ベガの奴め、余裕はあるようじゃったが……不利を悟ると手下の一人を置き去りにして去ってしまいおったわ。
一八を乗っ取ったあのデビルも手傷を負って退きおったが、仁の仲間の小娘が『黄金の種』なる物を掠め取りおった。
侮れぬ者どもじゃわい、ここは一旦姿を隠すとしようか……
(敵を全滅させると勝利しベガから解放されたキャミィが加入するが、平八は隠れソウルエッジもまた消える)
やつらは大巫女の要請を受けて魔王ゾウナのピラミッドとやらに行ったようじゃが、わしには関係ないこと。
この大巫女の力でわしは元の世界に戻るとするか……と思ったのだが、大巫女のやつめ条件を付けてきおった。
さすがに力と地位のある大神官、あのベガに劣らず食えぬ奴よ。

232ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:48:41.78ID:Gd0vZS2+0
24話・えんえん砂漠
(魔王ゾウナのピラミッドに突入するにあたり、ここでまた一行を三隊に分割する)
武神流・凱にござる。
我らがピラミッドの外で魔王の軍団や船に積まれておったと思しき恐竜と戦っておったら、同時に懐かしい顔に出会うことができた。
「スペンサーレイン号でシャドルーが何かを企んでいると聞きつけ、乗り込んだまではよかったんだが…ようやく人に会えたわい」
拙者も今は同じ武神流の翔どのと組んでいるが、まさかこのような場所でまたハガー市長と共に戦うことになろうとは……
(ゾウナの軍団と戦っている内に、やがてアロサウルスら恐竜が出現しハガー市長も加入する)
市長との再会を懐かしむのもそこそこ、敵の将ども……かのローズ殿も姿を現してきおった。
自分の意志で動いているはずのローズ殿が何を考えて拙者やリュウ殿らに仇なすかは知れぬが、障害とあらば排除する他はなし。
だが程なく現れたカムーズなどという卑劣な化け物に至っては、なんとクリノ殿やサビーヌ殿の仲間を操って従えておった。
これには拙者らも躊躇ったが、リュウ殿はなにやら特に激しい怒りに囚われているように見えた。
(さらに戦っている内にブラックワルキューレとローズ、次いでカムーズと操られたサンドラ族らが出現する)
カムーズを追い詰めたその時……突如かの“拳を極めし者・豪鬼”が現れ、怒りに打ち震えるリュウ殿を何やら唆しおった。
「…時は満ちたようだ。リュウ、うぬの内に潜む鬼を解き放て…心のままに、その拳を振るえ」
「ぐおおお……我…は…拳を…極めし…者なり。すべてを…すべてを無に帰す…!俺の拳が血を求めている…!滅せよ…!」
黒い気に包まれたリュウ殿はカムーズを瞬殺して追い払ったが、すぐにその拳を我らにも向けてきたのでござる。
(カムーズを負傷させると、豪鬼が出現しリュウが殺意の波動に目覚めて敵になるとともにカムーズは退却する)
「リュウ殿!しっかりするのだ!破壊の力に身を委ねてはならぬッ!」
我らはなんとかリュウ殿を取り押さえようとしたが、呼び掛けも虚しくピラミッドの中へと消えてしまった。
「…“あれ”は全てを超えてもらわねばならぬ。我を、暗殺拳を、殺意の波動を」
ローズ殿は何やらこのことを予期していたようでござるが、“拳を極めし者・豪鬼”の狙いとは如何に……?
(殺意の波動に目覚めたリュウを倒すと豪鬼は退却するので敵を全滅させると勝利)

233ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:52:31.46ID:Gd0vZS2+0
25話~26話・ピラミッド内部
(25話は機械室でザベルらと戦い、敗北を悟ったわや姫の自爆プログラムをシオンが高圧電流で無理矢理作動停止させる)
俺は御剣平四郎だ。
俺たちの班が着いたピラミッドの最下層には、床に巨大な魔方陣が敷いてあった。
「次元を彷徨う『ソウルエッジ』は、より強い魔力を持つ地点に現れるのですよ。どの世界かは関係なく」
魔力を集中して『そうるえっじ』をわざわざ呼び寄せてくれるとは殊勝な奴らだが、一筋縄ではいかねえだろうな。
実際に奴らと戦っているうちたしかに『そうるえっじ』は現れたが、同時にこいつを狙う邪魔な奴らまで続々と現れやがった。
もちろん全員ぶった斬って俺が『そうるえっじ』を頂くのは変わらねえがな!
(ジョーカーとジャンガらドルアーガ兵が出現し、やがて沙夜ら逢魔と源氏も出現する)
この魔方陣が強力なせいか『そうるえっじ』が現れたせいか、やがてリリスとかいうモリガンそっくりの小娘も出てきやがった。
目的は『そうるえっじ』じゃなくてモリガンみてえだし、当のモリガンも任せてくれと言ってたから放っておいたがな。
しかしその後に出てきたワルキューレそっくりな女が連れてたのは、俺たちの誰もが初めて見る骨兜の男だった。
「僕はジューダス。貴様らの命を貰い受けるため、地獄から舞い戻った男だ。僕にはやらねばならんことがある」
景清の奴は俺たちの誰かと繋がりがあるはずだと言ってたし、スタンの奴も何やら心当たりがあるようだったが……
正体が誰だろうが俺らの命も『そうるえっじ』も渡すつもりはねえぜ!
(さらにリリスやブラックワルキューレとジューダスも出現するので、シルフィーが合流した後にリリス以外の敵を全て倒すと勝利)
「ひとりぼっちじゃないわ、リリス。ここにいるみんなは、あなたの友達よ。私の中にいらっしゃい…さあ…」
景清は二人が同じ存在とか言ってたが、二人が近付くと『そうるえっじ』がそれに反応しやがった。
「『ソウルエッジ』…あらゆる物を断つ剣…」
「切れちゃった…あなたと、リリスのつながりが…」
「…その娘、完全に貴様とは別の存在…リリスという個人になったようだな」
どうなったのかはよくわからねえが、まるで『そうるえっじ』にできねえことはねえみてえだな。
『そうるえっじ』……ますます欲しくなってきたぜ!

27話・ピラミッド最深部
(冒頭でリリスが加入し、さらに作動停止の影響で命令の消去されたわや姫が加入する)
ルーティ・カトレットよ。
敵を一掃して一息ついてたら、魔力が集まりすぎたせいで次元転移が起こって殆どの仲間がどっかいっちゃったの。
(再び味方が三分割され、前回と同じ戦場にグノーシスらが出現する)
そのうち私達の混乱を見計らうみたいに、魔方陣を狙ってあの黒いワルキューレと骨兜の騎士たちがまた姿を現したのよ。
三人とも死んだはずの人が生き返って『魂を縛られて』協力してるらしいんだけど、どうしたらいいのかしら?
(さらにブラックワルキューレがジューダス・アーマーキング・ローズを伴って出現)
厄介な敵が増えて困ってたら、こっちにもあの天空寺院にいたコングマンみたいなムキムキなおじいさんが加勢に来たわ。
なんでも元の世界に戻る条件として大巫女様からワルキューレに『黄金の種』を渡すよう頼まれて来たらしいけど、意外に感心ね。
私だったら持ち逃げしちゃうかもな~
(三島平八が加入し、さらにインクイジターらが出現)
「この者達の“魂”は我が握っている。正確には、この者達が残した生への執着…それに我が手を貸している」
「…僕は与えられたこのチャンスを逃すわけにはいかない。過ちは…自らの手で清算する」
やっとこの骨兜の男の正体がわかったけど、こいつを解放するにはあの黒いワルキューレをどうにかしないといけないのね。
(三人のうち一人でも倒すとブラックワルキューレと戦闘可能になるので倒す)
ワルキューレが『黄金の種』の力を使うとすごい光が起きて、あの黒いワルキューレ達は一瞬で消えてしまったわ。
彼らの魂への呪縛は解けたってワルキューレは言ってたけど、あの人たちがそんなに簡単に消えるとは思えないわね。
特にあいつは、このくらいで引き下がるような奴じゃないだろうし……
とにかく『黄金の種』の力で魔方陣も安定して他の仲間の所に飛んでいけるようになったみたいだし、すぐに行かないと。
あの抜け目なさそうなムキムキおじいさんも力を貸してくれることだし、『時は金なり』とも言うしね!
(途中で引き寄せられて出現するグランドマスターの配下らも含め、敵を全滅させると勝利)

234ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:56:16.52ID:Gd0vZS2+0
28話~30話・上ノ伊城~パラデューク要塞
(28話は上ノ伊城に飛ばされた班が頼朝らと戦うが、上ノ伊城には頼朝の呪術で駄洒落を言ってしまう呪いがかかっている)
島津英雄です。
私達は気が付いたら荒れ地のような見たこともない異空間にいて、その中心には『ソウルエッジ』がありました。
そしてほどなくして、あの『黄金の種』を失ったデビルが代わりに『ソウルエッジ』を狙って現れたのです。
「…この世界は、『ソウルエッジ』自身が創り出した異空間。この“意識の狭間”で力を蓄え真の覚醒を迎えるつもりなのだろう」
(シャレードらと、次いでデビルカズヤが出現する)
出口のわからぬまま戦う私達の前に、あのベガらがサイコパワーをさらに強化して自らこの異空間に転移してきたのです。
「リュウ…あやつは目覚めたはずだ。ここに来たのは、奴の持つ邪悪なる波動を感じたからよ」
同時に現れたローズさんの姿には皆が驚きましたが、彼女の『ソウルパワー』を持ってしてもベガを倒すことはできなかったのです。
ローズさんは『黄金の種』の力によって解放されたようですが、ベガを倒すにはあの“殺意の波動”の力を使うしかないのでしょうか?
(ローズが加入するが、ベガらシャドルーが出現しさらに沙夜らの逢魔も出現する)
やがてベガの予測通り、“殺意の波動”の力で次元の壁をも越えて豪鬼くんとリュウくんとが姿を現しました。
「殺意の波動にほんの少しでいい…亀裂を生じさせるの。後は彼の心の問題。殺意の波動に飲み込まれて死ぬか、それとも…」
彼は未だ迷いを持っているようでありましたが、ローズさん曰く闘うことでしかリュウくんを目覚めさせる方法はないようです。
リュウくんが殺意の波動に完全に飲まれ、ベガに体を乗っ取られてしまう前に……
(豪鬼と殺意の波動に目覚めたリュウが出現するので、豪鬼を倒すかリュウを弱らせる)
「へへ…効かねえな…リュウ…!今のお前じゃ打てやしねえ…!『真の龍の拳』はな…!」
次の瞬間、ケンくんの見たこともない技(真・昇龍拳)が炸裂してリュウくんは正気に戻りました。
リュウくんから殺意の波動が消えたことに驚いたベガは自らの一撃を与えようとしましたが、もはやリュウくんに迷いはありません。
先のケンくんと同じ技でベガを退けると、ベガのサイコパワーは大きく弱まりました。
(リュウが正気に戻り再加入して豪鬼は退却し、ベガに攻撃できるようになるので敵を全滅させると勝利)
「ベガ、俺は一度はこの力に身を委ねた。だが…ケンが、仲間達が教えてくれた!一人の格闘家として…人のまま闘えと!
そこに必要な物は…俺自身の、そして格闘家の心だ…!ベガ、おまえの持つような力では決してないッ!」
ソウルエッジを狙う敵を全て退けると次元転移が起こり、我々は全員が上ノ伊城に集まっていました。
最初にここに転移していた班によると、なんとここと魔界村はパラデューク要塞を介して地続きになっているそうです。
となれば、魔界村に“せんせい”攻撃をかけるには“きょうし”かありません。
(30話はシルフィーが加入し、パラデューク要塞で巨大オクティの死骸の中から景清が鏡を見付けて再び一行を三分割する。
 また、ここからリュウの真・昇龍拳とケンの神龍拳および英雄とのスリープラトンが使用可能になる)

235ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 14:59:44.61ID:Gd0vZS2+0
31話~34話・魔界村
(31話は魔界村の門でジョーカーらと戦い、『ソウルエッジ』がドルアーガの塔にあることがわかりアーマーキングが加入する。
32話は魔像の地で魔界村に来ている様々な敵と戦い、豪鬼の目的がベガであることとシャドルーらも魔界に来ていることを知る)
アーサーだ。
俺達が魔界村を進み地底湖に着くと、そこに中枢への門があってやはりあのレッドアリーマー・ジョーカーが守っていたよ。
さらにレッドアリーマー・ジョーカー自身も驚いていたのだが、なぜかそこに魔王アスタロト自身までが出向いてきた。
しかしこのアスタロトときたらどこか様子がおかしく、居上高ではあるが『ソウルエッジ』が何かすらも知らなかった。
やがて何か企んでいるらしい堕天の女神と魂の呪縛を解かれたはずの竜骨の騎士も来たのだが、この竜骨の騎士も本気でなかったな。
「僕は自分の過ちを…罪をあがなうためにここにいる。僕には成さねばならん事がある」
アスタロトも堕天の女神も竜骨の騎士も、一体何を考えているのだろうか?
(地底湖で魔界村の軍勢と戦いそこに魔王アスタロト本人やジューダスらも出現するので、敵を全滅させると勝利し34話へ)
俺達は他の皆の到着を待ってから玉座の間に突入したんだが、アスタロトもジョーカーも今更になって姿を隠していた。
先に現れたのは堕天の騎士と竜骨の騎士の方だったんだが、リオンといったこの竜骨の騎士にはやはり何か狙いがあるようだったな。
(玉座の間で魔界村の軍勢と戦う。やがてブラックワルキューレとジューダスらが出現するがジューダスは倒してはいけない)
やがてようやく姿を現したアスタロトはかつて戦った時と比べてもあまりに手応えがなかったが、その理由はすぐにわかった。
魔界村の主であるアスタロトが二人になったかと思うと、玉座からさらに強大な魔力を持つ者が現れたからだ。
「我が名は超魔王ネビロスだ。以前貴様に魔界村を陥とされた責任のため、アスタロトの魂は引き裂かれワシの人形に成り下がったのよ!」
「…俺が仕えるのは、魔王アスタロト様ただ一人。俺は退く…それから、幻想界にて『ダイクロフト』の浮上を確認しました」
「なぜ、あれが…!ブラックワルキューレよ、『神の眼』は貴様が持っているはずでは…!」
竜骨の騎士の狙いは堕天の騎士に奪われた『神の眼』を取り戻すことだったようだが、それはすでにゾウナの手に渡ってしまっていた。
様子を見ていたレッドアリーマー・Jは立ち去り、我々と戦う必要のなくなった竜骨の騎士もやっとこちらに付いてくれたよ。
「話は決まったな…超魔王ネビロス、新たな仲間を得て俺達はこの先に進む」
(超魔王ネビロスが出現し、同時にジューダスが加入しブラックワルキューレは退却する)
ネビロスの存在には驚いたが、魔王を倒すという俺の使命は変わらない。
「お前さんは、アスタロトの目を通してしか物を見なかった。今の俺の力、俺が得た仲間達の力を侮ったのが…敗因だ!」
俺達は主を失って崩壊する魔界村から脱出したが、ドルアーガの塔はすぐそこにあった。
ドルアーガよ、次はお前さんの番だ……!
(超魔王ネビロスを倒すと勝利し、一行を再び三分割する)

236ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 15:02:57.31ID:Gd0vZS2+0
35話~37話・ドルアーガの塔
(35話は塔の外庭で殿が様々な敵と戦い、サイコドライブによる次元転移が可能な空中戦艦バルログが魔界に来ていることを知る)
我は景清である。
上階のどるあうがを目指していた我らはぎるがめすらを先に行かせて中腹まで来たが、そこになんと頼朝自ら立ちはだかりおった。
おそらく我(われ)が三種の神器を揃えておらぬことを見越した余裕であろう……頼朝めはやはり不死身であった。
幸いにしてこの階に『そうるえっじ』があることがわかっておるが、もはやその力に賭けるより他はない。
(頼朝ら源氏が出現するが、この段階ではまだ頼朝は倒せない)
頼朝を斬らぬ限り滅びぬ源氏を相手にしては苦しい戦いであったが、やがて『そうるえっじ』が宝箱の一つから姿を現した。
同時に逢魔なる者どもも現れ源氏とともにかの剣を狙ってきたが、我はなんとか奴らめに先じて『そうるえっじ』を手にしたのだ。
(壊せなかった扉が開いて宝箱からソウルエッジが出現し、同時に沙夜ら逢魔も出現する)
我(われ)が手にすると『そうるえっじ』は突如としてその妖気を強めたが、やがて我の刀がそれを受けその姿を変えておった。
「こ、これは…草薙の…剣…!以前より、我が手にあったとは」
『そうるえっじ』はまた消えてしまったが、三種の神器がついに揃ったのだ……今こそ頼朝と雌雄を決する時!
(時間内にソウルエッジに隣接すると沙夜は退却するので、頼朝を倒して敵を全滅させると勝利)
我はついに神器を手にし確かに頼朝を斬ったのだが……奇妙なことに、この体がかつての戦いのように崩れ消え去ることがなかった。
たろすけらは我(われ)が本懐を遂げても最後まで力を貸すよう望んでおった故これで良いといえば良いのだが、よもや頼朝は……
(37話では復活したドルアーガを倒すが、ベガらの乗るグランドマスターの空中戦艦バルログが塔を爆撃してくる)
我らはさらにぎるがめすらを追って塔を登ったが、敵は遥か天空に浮かんだ船からこの塔もろとも我らを葬らんとしてきたのだ。
あの高さでは打つ手は無いと思っておったところ、わるきゅうれが呪術を使ってかの船まで橋を架けおった。
三途の川を渡って黄泉へ戻ると思っていた我が、よもや虹の橋を渡って天に昇るとはな。
(再び味方を三分割する)

237ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 15:07:51.81ID:Gd0vZS2+0
38話~40話・空中戦艦バルログ
(38話は甲板で陽動作戦を行いグランドマスターの配下達と戦うが、デビルカズヤとアロサウルスはここが最後の出番になる。
39話は艦内のラボで様々な敵と戦うが、アマゾーナの呪縛はなぜか未だ解けておらずザベルらはここが最後の出番になる)
よぉ、俺はガンツだ。
俺達の班は戦艦の動力部に着いたが、そこにドでかい球体が浮かんでて上にあのベガが乗っていやがった。
あの球体はベガのサイコパワーを増幅放出するサイコドライブとかいう反重力装置で、この戦艦はその力で飛んでるらしいぜ。
(戦艦の動力部でベガらが出現するので戦うが、ベガ本人とはまだ戦えない)
奴らと戦っているうちに、突然ジョーカーとジャンガが乱入してきやがった。
どうもこいつらはドルアーガが破れた後、魔王ゾウナに尻尾を振ってワルキューレを狙っているらしい。
あのベガもついにサイコドライブから降りてきて、直接リュウを狙ってきやがったぜ。
「リュウよ、やはり貴様の強靭な肉体と精神…手に入れねばならぬ。“殺意の波動”こそが我がサイコパワーに比肩し得るもの故にな!」
「…俺が証明してみせる。人間が持つ、“人間らしい心”…強さも弱さもすべてを受け入れて、おまえを倒す…!」
俺も同じ気持ちだな……ここでジャンガとケリを付けてやるぜ。
(魔王ゾウナに着いたジョーカーとジャンガらが出現し、さらにベガと戦えるようになる)
ジョーカーの野郎は物質界に逃げちまったが、俺はついにジャンガに止めを刺して親父の仇を討つことができたぜ。
「…終わったぜ、クロノア。とりあえず…俺の復讐だけは、な」
リュウとケンもついにベガに止めの一撃をくれてやったが、あの野郎は最後のサイコパワーで動力炉ごと自爆しようとしやがった。
さすがにもう駄目かと思ったんだが、その時だった。
「…待ったぞ、この時を…!」
突然現れたあの豪鬼のオッサンが、ベガを一瞬でブチのめしちまった。
「瞬刻、即ち数多の瞬きに地獄を垣間見る…拳にならず、己が罪業の重みで自らを殺める技…悪鬼ほど、苦難の中で死す…哀れよ…」
「豪鬼…あなたは“殺意の波動”ではベガを倒せないことを知っていた。だからリュウとケンを…」
「行け。現世は今、かつてない凶事に見舞われておる」
あのオッサンもまた、俺と同じように因縁の敵をずっと追っていたってことか……
(ジャンガを倒すとガンツが止めを刺し、ベガを倒すと豪鬼が現れ瞬獄殺で止めを刺すので敵を全滅させれば勝利)
俺達はこうして動力炉を制圧したんだが、結局サイコドライブは爆発して戦艦は沈み始めた。
全員で甲板に集まったところで商人ズールが飛行竜ってやつで飛んで助けにきやがったが、どうしても接舷できねえ。
もうだめかと思ってたら、なんと飛竜の奴が甲板のカタパルトを使って飛び移りやがった。
俺も皆も腹ぁ括って同じように飛んだけどよ、エアバイクに乗ってる俺やひろみと違って他の奴らは死ぬ思いだったな。
とにかくなんとか全員無事に艦から降りたんだが、そもそも飛行竜を差し向けたのは女神イシターだった。
「今の私にできる事は、あなた方を物質界に送り届ける事だけです。世界の命運…頼みましたよ」
俺達はシブヤっていう石造りの変な街に飛ばされたが、まさにその上空を魔王ゾウナの空中都市群が覆っていやがった。
乗り換えていたフラッター号で飛び越して、また三手に別れて突入したぜ。

238ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 15:13:08.43ID:Gd0vZS2+0
41話~44話・空中都市ダイクロフト~エデン
(41話は制御室でベルクラントの発射を阻止し、アーサーを追ってきたレッドアリーマー・ジョーカーと決着を付ける。
42話は外殻で沙夜や『時の鍵』に引き寄せられて蘇った源氏と戦い、転移に巻き込まれていたゲゼルシャフト号を確保する)
僕はギルガメスだ。
僕とカイの班は『神の眼』のある中枢ブロックへと辿り着いたんだが、怪しい光とともに不気味な部屋に飛ばされた。
しかしそこに待ち構えていたのはゾウナの兵だけじゃなくて、僕と同じ姿をしたあのドルアーガだったんだ。
「我が肉体…たしかに果てた。だがその時の無念が、恨みが…新しい体を創り出したのだ」
ワルキューレによると、ゾウナが持つ『時の鍵』と悪しき心の化身であるゾウナ自身の“情念”を引き寄せる力によるものらしい。
「…ドルアーガ、どんな力で蘇ったかは知らないが、おまえでは僕には勝てない…それはすぐにわかる」
(ゾウナの兵らが出現し、やがてソウル・オブ・ドルアーガらも出現する)
「世界の終点へようこそ、ワルキューレ。『時の鍵』は我が手に落ちた。世界を始まりの闇に戻すため…この力を今こそ開放しようぞ」
ほどなくあの魔王ゾウナ達も姿を現したけど、別の班で制御室に行ったはずのクリノとサビーヌが駆け付けてきてくれた。
ゾウナは自身と『神の眼』の力によって『時の鍵』の封印を解こうとしているようだけど、決してそうはさせない……
(さらにブラックワルキューレとカムーズおよび魔王ゾウナも出現するが、41話から続いてクリノ&サビーヌも来援する)
魂のみになって僕の姿を真似て出ようと……いや、だからこそ僕にはドルアーガに勝つ確信があり実際全てはその通りになった。
「奴は僕を倒すために、僕と同じ姿になった。僕にはカイが、そして仲間達がいる。ドルアーガには…いない」
その仲間達とワルキューレもついに魔王ゾウナ達を倒して、次元の壁も元通りにできる『時の鍵』を取り戻すことに成功したよ。
「これで全てが終わりではないぞ…全ての世界に生命輝く限り…我の存在も滅することはない…光あるところ…闇もまたあり…」
(敵を全滅させると勝利し、『時の鍵』の力で中枢ブロックへと戻る)
しかし僕達が中枢ブロックへと戻り『神の眼』を破壊しようとしても、それはあのジュノに既に持ち去られていた。
「成層圏の『エデン』より地上の様子を監視していましたが…拾い物でしたよ。あのエネルギー体を使えば、
『エデン』はさらに強力な攻撃を行えるようになります…私を再生してくれたお方が、その力を利用したいとのことで」
僕達は外殻から戦艦で飛び上がり、グランドマスターのいる『エデン』まで行って『神の眼』を取り戻すことにしたんだ。
(44話ではエデンで沙夜やグランドマスターらを倒し、配下であるジェノサイド残党やジュノとも決着を付ける)

239ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 15:17:12.82ID:Gd0vZS2+0
最終話・渋谷
有栖零児だ。
エデンは制圧したが『神の眼』は大きすぎて持ち出し切れなかったからな……航路設定を変更して、宇宙の彼方へ飛ばしてやった。
問題はまだ残っていたが倒すべき敵は全て始末したし、女神イシターの力もあってダイクロフトなども元に戻っていたようだ。
「世界があるべき姿に戻り始めているのでしょう。そしてそれは、次元の壁を乱していたあらゆる力が失われたことを意味します」
だがここでまたあの頭痛を感じた俺は、本当の決着を付けるために小牟とゲゼルシャフト号の甲板に出た。
「『九十九(つくも)計画』…それが我ら『逢魔』の切り札よ。付喪神のことは知っているでしょう?」
エデンの中で再起不能になり息も絶え絶えだった沙夜は銃を向けてきたが、もちろん俺も同時だった。
「…前にもあったわね。こんな事が」
「…もう忘れたさ。だが、一つだけ覚えている事がある。先に引き金を引くのは…俺だという事だ」
俺が引き金を引くと沙夜は吹き飛び、雲海に散り今度こそ本当に消えた。
「零児…ぬしに話さねばならん事があるのじゃ。正護が死んだのは…」
親父の仇は討ったのだから、これ以上何も聞くことはない。
(ゲゼルシャフト号で飛んでいる一行は次元の壁が修復され切る前に解散し、零児と小牟は始まりの地である渋谷へと下りる)
だが妖気が消えたはずの渋谷に下りた俺達の前に、確かに止めを刺したはずの沙夜がまた姿を現した。
「…はじまる。この時を待っていた。“世界が救われる”…この瞬間を。あとわずかばかり早ければ、我は完全体となっていた…
だが、それは言うまい…歪み、ねじれきった“次元の壁”…全てが元に戻る時、どれほどの“力”が放たれるのか理解できまい。
“神を降ろした”体…『時の狭間』に封じられた体を現世へ解き放つためには、それだけの力を必要としたのだ。見よ、計画は…成った…!」
(渋谷が五つの世界が混じり合った異界と化し、腹に沙夜を取り込んだ上半身だけの甲冑姿が現れる)
「ついに我は力を…自由を得た…有栖家の男よ…礼を言うぞ。我が名は九十九(きゅうじゅうきゅう)。『九十九計画』…最後の試験体。
閉ざされた次元の狭間を抜け出すために…我は半身を失わねばならなかった。“次元を断つ剣”を得る事ができなかったが故に」
「…その腹に抱えている女は…沙夜はなんだ!」
「この者もまた、必要な鍵の一つだった…かつて有栖家の者を傷付け…そして同じ有栖家の血を引く者の手にかかった…生贄よ。
それがこの者の最後の…本当の役目。こやつの体に埋まっている鉄片…そこから生じる有栖家の者の“気”が…
我を起動させる最後の鍵だったのだ。我はこうして現世に立った。これより、世界は融合し…『新世界』が生まれる」
奴を再び封印し次元の狭間に帰すには、危険だがもはや10年前のあれを使うしかなかった。
「世を司る全ての事象よ、我に味方せよ。有栖の名において、我が血と肉を天と地に分け与えん。“有栖流・鬼門封じの儀”を…」
だが俺の術は、突如飛んできたゲゼルシャフト号とそこから降りてきた皆に遮られた。
「イシター様のお導きです。あの方は、このような事態を予測しておられたのです。敵に警戒されぬよう、一度は離れましたが…」
(零児&小牟を必須として全員から出撃する仲間を選んで戦闘開始するが、九十九は最奥のビルの屋上にいてまだ戦えない)
皆と戦うことにした俺と小牟は、途中で『時の狭間』から復活しては道を阻む敵を倒して九十九の居所まで駆け抜いた。
「…ここまで来たか、有栖零児。我が力…最後に有栖家の血をもって完全なものとなる。さあ…我と一つになるのだ。この世界と…同じく」
「“すべての世界”は、おまえごときが好きにできるものじゃない…それを俺達が証明する…!」
「よかろう。世界の融合が終われば…『新世界』が生まれる…その世界こそ、我が望む世界。我が治めし世界となる」
「世界の融合は終わっていない。ならば、まだここは俺達の世界だ…おまえの力にはならない…これが最後だ。俺達が…勝つッ!」
(魔界・神界・魍魎界を通るたびにゾウナら今までの強敵が出現し、奥部まで辿り着くと降りてきた九十九らと戦えるようになる)

240ゲーム好き名無しさん2019/10/15(火) 15:21:55.38ID:Gd0vZS2+0
「我の…我の体が…崩れて…いく…なぜだ…力を手に入れた我が…」
「おまえは半身しかない。それで、俺達の全力を受け止められるとおもっていたのか」
九十九に止めを一撃を与えると、奴の体は崩壊し沙夜だけが残った。
「坊や…私を…もう一度撃ってくれる…?それで私は…ここから…解き放たれる…坊や…私の…最後の…お願い…」
撃つまでもなかったんだが…沙夜にも止めを刺すと、奴は礼を言いながら果てていった。
(九十九を倒すと勝利)
全てが終わると、そこに女神イシターと安駄婆が現れた。
「強大な力が、物質界へ通じる次元の扉を封じていたのです。全ての世界…そしてその世界に属する者達を正しき形に戻します。
世界が交わる事はもうないでしょう…次元の壁に“ほころび”は残ってしまうかもしれませんが」
この異常な空間が元に戻り全ての世界が再び分かたれる前に、皆とは今度こそ本当に別れることになった。
「リオン…帰ろう、俺達と一緒に!そしてまた、旅を…」
「…スタン、僕は一度死んだ男だ。戻る場所は…決まっている。裏切り者としてではなく、おまえ達の友として死ねる…悔いはない」
別れを惜しむ声もあったが、これで全ては元通りだ。
(以下ED)

この日を境に、世界各地で起きていた怪異は影を潜め平穏な日常が戻った。
突然起こった、あまりにも非現実的な現象の数々。
そして、跡形もなく消え失せた異世界の痕跡。
すべては夢のように消えた。
それは『世界』そのものが、その均衡を守ろうとした結果なのかもしれなかった。
…それから、三ヶ月の時が過ぎた。

(仲間全てにデミトリからの招待状が届きマキシモフの城で宴が行われるが、零児と小牟はバルコニーに消える)
「…零児、あの時…ぬしは自らの命を断つ事になる“術”を使おうとしたであろう?またこういう事が起こったら…ぬしは同じ事を
するつもりか?ぬしの…人間の命は短い。それなのに、なぜそれをもっと短くしようとする?わしの命は…わしの『刻』は…!」
「俺とおまえ、どちらが先に死ぬか…考える事自体に意味がないさ。まっとうな仕事じゃない。いつ死ぬかなんてわからん。
ただ、命を賭けねばならん『時』だけは…誤りたくないと思ってる。10年前、親父は…そうやって死んだ」
「そうじゃ、あやつは…わしが…」
「親父は…その時を誤らなかっただけだ。『逢魔』の企みを阻止し…おまえを生き残らせた。そしておまえは俺を組織の一員として
育て…俺は『逢魔』の計画を潰す事ができた。そう考えれば…親父の死は、約束されたものだったのかもしれない…」
「それが、ぬしらと異なる『刻』を生きる…わしの役目だと言うのか?」
「…そこまでは知らんさ。ただ…おまえが先に逝くなら、俺はそれを看取ってやる。俺達は、どちらかが死ぬまで…コンビなんだからな」
「…零児…!わしも約束するぞ…ぬしは死なさん。そしてわしも死なん。ぬしがこの仕事を引退するまで…わしが面倒を見てやる。
そして…最後にぬしが死んだら…毎日墓参りをしてやる…そのつもりでおれ、零児」
「フッ……そいつは重畳
(二人のキスの後にスタッフロールで終了)
最終更新:2019年10月30日 11:54