テイルズ オブ イノセンス
要約版:part35-252,259,261
詳細版:part43-66~74
- 252 :ゲーム好き名無しさん:2008/01/07(月) 01:21:30
ID:+s63aaMD0
- >>248
長文は面倒くさいので要約すると
かつて天界で内輪もめがあって、それを魔王が創世力という力で滅亡させた。
その後、天界にいた者達は転生してその一部の転生者が集い、創世力を使い悪巧みをしようとしている奴らを止める話。
少し内容を語ると
天界戦争時の英雄は信頼していた恋人や愛刀に裏切られ、それが切欠で魔王となった。
主人公はその英雄の転生者で、ラスボスはその魔王の転生者。
つまり一応元は同じ存在。
ラスボスは普段仮面を被っているが、その素顔は恋人の顔。
消して忘れないように刻まれたものらしい。
後は誰かが詳しく書くのを待ってくれ。
- 259 :ゲーム好き名無しさん:2008/01/08(火) 04:51:52
ID:0HDlY+kn0
- >>252
ゼノギアスとライブアライブを混ぜたみたいにしか見えんな。
- 261 :◆l1l6Ur354A:2008/01/08(火) 09:16:26
ID:K7mfwBY10
- 裏切られたから魔王になったわけではない。元から魔王。
創生力を使うには愛する人の魂を使うか2り一緒に同じ願いをするかしかないが
天と地上の合一をしようとした瞬間に恋人が魔王に聖剣を突きたて、魔王は腹を貫く剣をへし折って恋人殺害
魔王は天地合一を望み、恋人は天地分離を願った為、世界のバランスがおかしくなっていた。
パーティーには恋人と聖剣の転生もいるが彼らは過去を否定し、今の自分を確立している。
主人公だけが過去に囚われ、現在の世界は自分のせいで大変なことになっているとへこむ。
でも仲間との絆と言う魔王に欠けていた要素を主人公は持っていたので復帰。
自分を慕っていた副官の転生に自分を殺させて世界崩壊をさせようとするラスボスを止める。
(「世界から争いを失くす」が「誰も居なければ争いは起らない」と変節している)
天地合一を願い前世の力は消え、それぞれの人生を歩む。
プレイすればわかるが前世と裏切りというキーワードだけで>>259の作品を期待すると全然違う
- 66 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17:37:12
ID:kExDgbBW0
- 【オープニング】
センサスの将軍、アスラ。
その本陣に、ラティオの死神ヒュプノス率いる部隊が強襲する。
ヒュプノスは単身アスラのもとに乗り込むが、
アスラは聖剣デュランダルを手に、これを軽く一蹴。
死神は地上の魂を刈り天上を支える神、
それが失われた世界の行く末を案ずるヒュプノスに、
天地融合を果たせば良いと言うアスラ。
ヒュプノスは転生の後その成果を見せてもらうと言い残し、死亡。
アスラは言う。
間もなく叶う、始祖の巨人の悲願、そして我らの理想が。
これさえあれば。
そう、これさえあれば…
- 67 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17:42:22
ID:kExDgbBW0
- 物語は主人公ルカの家から始まる。
いつもの夢、いつもの朝。母さんのチーズスープの匂いがする。
名の知れた商家である彼の家は裕福で、何一つ不自由なく暮らしていた。
友達と遊びに行くルカ。そこでまた夢の続きを見る。
センサスを率いる武将、天下無双のアスラ…。
あんな風になれたら、どんなに良いだろうか?
立ったまま寝ていた罰でパシリに行かされるルカ。
雑貨屋の前でイリアとコーダに出会う。
一人と一匹は何者かに追われているらしい。
王都レグヌムではつい最近「異能者捕縛適応法」が可決され、
異質な力、天術を持つ人間「転生者」は連行されることになっていた。
貴族の子が捕まるのを見るルカとイリア。
そこへアルカ教団の教祖マティウスが現れる。
さらわれそうになるイリアに、ルカが転生者としての力に覚醒。
アスラの力をもって敵を一掃する。
イリアがアスラの恋人、豊穣の女神イナンナの転生者と判明。
二人は転生者らしき聖女がいるというナーオスを目指すことにする。
ナーオスを目前に捕らわれる二人。
異能者捕縛適応法により、転生者研究所へと連行される。
貴族の不良スパーダと、異国の少女チトセに出会う。
チトセはアルカ教団に入信するつもりだと言う。
アルカに入らないものは戦場送りとなり、能力テストをされるルカ、イリア、スパーダ。
その途中でスパーダが聖剣デュランダルとしての記憶を思い出す。
一行は転生者部隊として、
レグヌムと西の国ガラムが衝突している戦場に送られる。
西の戦場でチトセに出会う。
彼女はアルカに来ないかとルカを誘うが、雰囲気的にうんと言えないルカ。
チトセの前世がアスラの部下サクヤであることが判明する。
戦場を進んでガラムの兵を倒し、野営地に戻ると、
ガラム傭兵のヒットマンによって奇襲されている。
ルカはヒットマンが死神ヒュプノスの転生者と気づくが、
傭兵ハスタが乱入し、会話の機会のないまま一行は戦場から抜け出す。
- 68 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17:48:43
ID:kExDgbBW0
- 当初の予定であるナーオスに到着した三人。
聖女アンジュは、王都軍によってナーオス基地に連行されたという話を聞く。
ナーオス基地に潜入するルカ達。
そこで転生者がシリンダー詰めにされているのを見る。
レグヌムは、転生者の持つ天術の力を兵器の動力として開発していたのだ。
機械兵器ギガンテスに襲われるがこれを倒し、
動力源であるシリンダーからアンジュを救出する。
アンジュの前世がラティオの軍師オリフィエルであることが判明。
脱出する途中でヒットマンことリカルドが登場。
北の国テノスのアルベールの依頼でアンジュを連れて行くと言う。
アンジュは高価な装飾品を代償に、契約主を変えないかと提案。
リカルドはそれに乗り、一行にリカルドが加わる。
出口付近でレグヌム枢密院の刺客ガードルに襲われるが、退ける。
他の転生者を捜すために王都レグヌムに戻ることにする。
王都レグヌムで手分けして情報を集める五人。
マンホール下の下水道でエルマーナに出会う。
エルマーナはアスラの育て親ヴリトラの転生者。
彼女の仲間が情報収集をするのと引き換えに、鍾乳洞へキノコを探しに行く。
最深部で光の渦を発見する一行。
イリアが触れると、アスラが天上統一を果たし、快哉を叫ぶ場面が映し出される。
それは天上の記憶の場だった。
帰りにケルベロスの転生者シアンが襲撃。
アルカ信者の彼は、マティウスの命に従い、
エルマーナに世界を変える力「創世力」はどこにあるのかと問い詰める。
ヴリトラは天上崩壊後も唯一生き残っていたからだ。
しかしエルマーナは知らないと答える。
エルマーナはヴリトラの力に覚醒。
一行は彼女と共にナーオスへ向かう。
ナーオスの図書館で資料を調べる六人。
創世力をアルカ教団より先に手に入れるためには、前世の記憶を思い出さなければならない。
その手がかりとなる光の渦は、人間の信仰の深い場所にあると読んだのだ。
それらしい所は、アシハラ、ガラム、ガルポス、テノスにあるらしい。
ガラム、テノスはレグヌムと戦争中のため、とりあえずアシハラに向かう事にする。
天変地異によって海に沈み行くアシハラ。
何かを思い出せずイライラしているイリアに置いていかれたルカは、
故郷に帰ってきていたチトセと出会う。
チトセの前世サクヤはアスラに恋していたが、アスラはイナンナを選んだ。
サクヤはその思いを隠し、アスラを影から支える。
前世では積極的にはなれなかったが、今度こそ…。
再びアルカ教団に誘われるが、創世力を狙う教団は怪しいと断る。
チトセはイリアを信頼するなと忠告して去る。
- 69 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17:50:40
ID:kExDgbBW0
- アシハラ王墓の奥で2枚の壁画を発見する。
1枚は世界を創世した巨人と前世の神々が描かれている。
もう1枚にはアスラとイナンナ、そしてセンサスの「魔王」が描かれていた。
ルカは前世の記憶を思い出し、
アルカ教団のマティウスが魔王の転生者であると確信する。
魔王が創世力を使った。つまり、天上は魔王によって滅んだのだ。
西の国ガラムを訪れる一行。
殺人鬼ハスタが聖地ケルム火山に入ったことで、街は大騒ぎしていた。
火山を進むにつれ、スパーダがハスタとの因縁を思い出す。
光の渦に映されたのは、魔槍ゲイボルグにトドメを刺すアスラとデュランダル。
ここでハスタがゲイボルグの転生者と分かる。
ゲイボルグはデュランダルと同じ火の神バルカンの作品。
しかしその魔性は使い手をも殺し、まさに殺人のための槍となってしまったのだ。
バルカンはこれを後悔し、戦争を終わらせる剣デュランダルを作り、
以降作品を作らなくなったという。
一行はハスタを退けるが、ルカが刺され重傷を負う。
ルカは夢を見ていた。
アスラが創世力の番人ケルベロスを訪ねる。
アスラはケルベロスから創世力を譲り受ける為に、天上統一という試練を課されていた。
統一を果たし、創世力を手にするアスラ。
しかし、ケルベロスは言う。創世力を使うには条件があるのだと。
「献身と信頼、その証を立てよ。さすれば我は振るわれん」
これで望んだ世界が作られると喜び勇むアスラ。
しかし、アスラの願いとは裏腹に、天上は滅んだ。
ルカの回復を待って、一行は南の国ガルポスへ向かう。
ジャングルの奥にあった光の渦に映し出されたのは、
創世力について語るアスラとオリフィエル。
センサスに下ったオリフィエルは、アスラの良き友人となった。
献身と信頼の解釈について悩むアスラ。
センサスでは「使用者の最も愛する者を犠牲にする」と言い伝えられていたからだ。
これではイナンナを犠牲にすることになってしまう。
オリフィエルはラティオの解釈を伝える。
「使用者の最も信頼する者と共に力を行使する」と。
アスラはこの解釈に喜んだ。
これで創世力が使える。イナンナと共に。
- 70 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17:53:25
ID:kExDgbBW0
- 一行はテノスへ向かうためにレグヌムに戻るが、
リカルドが裏切り、王都兵に取り囲まれてしまう。
突然の事に驚く一行。
リカルドはガードルが前世ヒュプノスの兄、タナトスだと明かす。
彼は兄を裏切れなかったのだ。
ルカ達は宗教裁判にかけられ、グリゴリの里に送られる。
神の血族、グリゴリ族の住む地。
絶海の孤島で、ルカ達は天術を封じられ幽閉される。
自身の将来について話し合う五人、それを聞いているリカルド。
しかし食事に薬が仕込んであり、五人は眠ってしまう。
ルカが目覚めるとそこは船の上だった。他の仲間も無事だ。
五人を人体実験にかけ記憶を取り出すと言ったガードルに、
かつての優しかった兄タナトスとは変わってしまったと感じ、
リカルドはルカ達を助けることにしたという。
ガードルが空を飛んで追ってくる。
自分は転生者ではなく死神タナトス本人だと言うガードル。
かつて人間の娘に恋し、人間の魂を刈る職に反抗して地上に降りたタナトスは、
天上崩壊に巻き込まれることなく生き永らえたのだ。
ルカ達はガードルを倒し、地上を救う目的は同じなのだから協力できるはずと手を差し伸べる。
しかしガードルは、転生者は地上にとって悪だと言い張る。
そこに一機のギガンテスが現れた。
それはグリゴリの乗った枢密院の刺客であり、ガードルを用無しと言って殺害。
一行はギガンテスを倒し、北の国テノスを目指す。
国境の町マムートからレムレース湿原に入る一行。
そこには戦争で死んだラティオの民の魂が捕らわれていた。
ここが天上だと言う魂たち。アンジュは祈り、彼らを開放した。
ふとアンジュはヒンメルの事を思い出す。
ラティオの王となるはずだった者、天空神ヒンメル…。
北の戦場で、イリアはイナンナの記憶を回想する。
ラティオを裏切り、アスラのと共に生きる決意をしたイナンナ。
アスラの天上統一、そして創世力の行使は目前。
しかし、イナンナは悩んでいた。
彼女はかつて地上に堕とされた罪人の末裔が、天上に還るということに抵抗があったのだ。
母を殺した地上の人間。それを許して良いものだろうか。
一行は北の国テノスに到着する。
軍師アルベールが調査に出たと聞き、先行して神待ちの園へ向かう。
アンジュはヒンメルの事を思い出す。
彼はラティオの者でありながら、アスラの理想に同調し、協力を試みた。
しかし、ラティオの最高権威、元老院はこの思想を危険視。
幽閉されたヒンメルを救うため、オリフィエルはラティオを裏切る。
しかし、アスラは間に合わなかった。
ヒンメルは処刑されてしまったのだ。
- 71 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17:54:07
ID:kExDgbBW0
- 最奥の光の渦に映し出されたのは、魔王だった。
ラティオに勝利した後、センサスの頂点に立った魔王。
彼が臣民に演説を行い、そして創世力が使われようとしている場面。
しかし、創世力を行使するのは二人と決まっている。
魔王と、もう一人は誰なのか。
そこにアルベールの軍が到着する。
アンジュとの再会を喜ぶアルベール。
初対面でのその反応にアンジュは不思議がるが、アルベールがヒンメルの転生者と気づく。
アルベールは今生でこそ約束を果たしてくれと言い、アンジュは頷く。
アンジュが自ら連れ去られたことに驚く一行。
彼女を奪還するため、テノス兵器工場へ侵入する。
アルベールは前世の記憶を頼りに、天空城へと向かう飛行船を完成させていた。
乗り込もうとするアンジュ、しかしルカ達が止めに入る。
アンジュは言った。オリフィエルは前世でヒンメルを救えなかった。
ヒンメルは待っていたのに。だからこれは今生での罰だと。
アルカ教団の手先かと問うルカ達に、
あくまで単独で創世力を狙っていたと答えるアルベール。
戦争を続ける地上の人間に、彼は絶望した。
だからアンジュを犠牲にして創世力を行使し、世界を変える。
アンジュはアルベールに言う。
ヒンメルより自由な貴方ならば、創世力に頼らずとも自分の力で変えられる、と。
アルベールはあっさり説得され、飛行船を貸してくれる。
しかし、マティウスに先行されてしまう。
天空城へ乗り込んだ一行。
その奥で、アスラとイナンナの像を発見する。
二人は刺し違えていた。
元々イナンナは、ラティオの枢密院により、
アスラ暗殺の命を受けていた。デュランダルと共に。
彼女は本気でアスラを愛したが、やはり地上の民を許せなかった。
創世力を行使する直前、彼女はデュランダルでアスラを刺した。
アスラは驚き、そして、恨んだ。
自らに刺さったデュランダルを折り、その刃でイナンナを刺した。
この時、「使用者の最も愛する者を犠牲にする」という
創世力発動の条件が両者にとって成立。
アスラの願い「天地の融合」と、
イナンナの願い「天地融合の阻止」が、同時に成立したことにより、
その歪みで天上は崩壊し、地上に天変地異が起こることとなった。
- 72 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17:55:13
ID:kExDgbBW0
- 真実を知り茫然自失となったルカは、
マティウスに誘われるままに創世力の元へ向かう。
天上統一を果たしたアスラは、
武力によって名を轟かせる「将軍アスラ」が
規律を重んじるラティオの支配者に相応しくないと考え、
魔王という別の人物像をラティオとセンサス両者の王に据えることにした。
魔王はアスラであり、彼が魔王として創世力を行使したのだ。
ルカとマティウスは両者ともアスラの転生者。
ケルベロスの転生者シアンは、同一人物の二人では創世力は行使できないと言う。
ルカがアスラの力を暴走させ、天空城は崩壊する。
シアンに助けられたルカは五人と合流し、
アルカ教団の本部、黎明の塔へ乗り込む。
途中ではハスタが待ち構えていた。一行は今度こそ彼を倒す。
ハスタは来世への恨みとしてスパーダの名を問うが、スパーダは名乗る義理はないと答えた。
上層へ進むと、枢密院のオズバルドがギガンテスオメガに乗って現れる。
動力は神だと言うオズバルド。そこにはガードルがシリンダーに収められていた。
リカルドは死者を愚弄するオズバルドを撃ち落とす。
そして、遂にルカ達は最上階へ辿り着いた。
最上階では、マティウスとチトセが創世力を前に言い争っていた。
マティウスは、自分を殺してチトセが行使せよと命令する。
しかし、アスラを愛するチトセにはできなかった。
マティウスの願いは、世界の破滅。
世界がなくなれば、悲しむ者はいなくなる。世界は救われる。
ルカ達は最後の戦いに挑む。
死闘の末、マティウスを打ち倒した。
残るは創世力。
ルカは、「自分の最も信頼する仲間」と共に創世力を行使する。
天地は真の融合を果たし、衰滅した世界が再生を始める。
- 73 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17:56:35
ID:kExDgbBW0
- 【エンディング】
ルカとイリアが最初に出会った街、レグヌムに集まる六人。
旅は終わり、別れの時がきた。
エルマーナは仲間の元に帰った。
リカルドはタナトスの子孫であるグリゴリを指導するという。
アンジュはアルベールと共にテノスへと旅立った。
スパーダは一旦、家に帰るらしい。
イリアもまた、サニア村へと帰っていった。
そしてルカは、自分の家の前に立つ。
母さんのチーズスープの匂いがする…。
- 74 :ゲーム好き名無しさん:2008/12/14(日) 18:10:57
ID:kExDgbBW0
- おしまい。
ルカ達の旅は短めで、二周目にスキットが追加されたりと周回前提の作り。
鬱ゲーではないが、前世の設定は色々と悲惨。
最終更新:2008年12月14日 20:56