株トレーダー瞬
>>36-49~64
49 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 11:44:29 ID:lACaylu30
最初はアニメ版ミスター味っ子や麻雀アドベンチャーゲームみたいな
「株の世界を支配するなんて許せない!
株は誰のものでもない、自由なものであるべきだ!」
「だったら株で勝負よ!」
みたいな熱くてどこかヘンな世界観を描写したかったので
ゲームシステムの説明やゲーム内台詞も入れてみましたが、
長くなってしまったので大幅カットしてあっさり風味にしてみました。
あと暫定wikiで変な改行にならないようにこまめに改行してみたけど、
逆にうざかったらごめんなさい。

父親の一平が株の勝負で何者かに負けて失踪してから数年後、
父が株を始めた年と同じ18歳になったので、瞬も株を始める決心をする。
父の弟子だった奈良崎さんに弟子入りしようとして
軽くあしらわれそうになるが、
一平の息子だと言うと、とりあえず話を聞いてくれることに。
株取引で勝っている人は全体のたった10%だと
株の厳しさを語る奈良崎に、適当に売買すれば50%の確率なのに、
なぜ勝とうとしてがんばると勝率が10%まで落ちるのか、
そこに株の本質があるみたいだと、さらに興味を持つ瞬。
奈良崎はそんな彼を弟子入りしてやることにした。

分かりやすい値動きをする銘柄を使って株取引を実践していると、
奈良崎のもう一人の弟子、50年以上の歴史を誇る証券会社の令嬢、
桐神楽がつっかかってくる。
気に入らないから、私とバーサストレードをして、
負けたら二度と先生に近づくなというのだ。
バーサストレードとは30年前に二人の偉大なトレーダーが
己のプライドを賭けて勝負したのが始まり。
数多くルールにのっとって一対一で勝負するのだ。
賭けるものはプライド、金、今後の人生まで何でもあり。
奈良崎は、瞬に成長する時間を3ヶ月与えてから
勝負してみてはどうだと提案し、
両者とも了承。
3ヶ月の間に瞬は移動平均線、抵抗線などの
株の値動きに関わる要素を勉強し、上達していく。
そして3ヵ月後、桐神楽との勝負する時が来た。
桐神楽は専用トレーディングアーツ『華吹雪』によって
こちらのトレード画面上に桜の花びらを散らせてトレード不能にしてくるが、
瞬はタッチペンで冷静に除去して、冷静にトレードすることで勝利する。
桐神楽は奈良崎に、
全てにおいて勝っているお前が今回負けたのは慢心したからだ、
しばらく反省していろと言われ落ち込むのであった。

50 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 11:48:37 ID:lACaylu30
ある日、トレードセンターで相場師の山笛とその付き人囲後と出会う。
奈良崎は山笛には関わるなと言い、
瞬も特に用はないのでそのままスルーしていたが、
囲後の方が、男の勝負空売りで勝負イゴ!と突っかかってくる。
空売りとは、数億数兆の資金を持つ機関投資家が持つ、
長期保有するつもりで売るつもりがない株を借りて売り、
株価が下がったところで買い戻して返すことで、
株価が下がることで儲けることができるもの。
空売り限定ルールのバーサストレードで囲後は
囲後専用トレーディングアーツ『はたき込み』で
自分の空売りしている銘柄の価格を大幅に下げて儲けようとするが、
瞬はトレーディングアーツ売り煽りの他に、
囲後の持ってる株を上昇させて相手を損させるために
買い煽りも使うことで勝利する。

囲後に勝った瞬に、山笛はほぼ必ず儲かる株を教えてやるというが、
株は公平であるという正義感からそれをきっぱりと断る。
その後でトレードセンターで他の人と話すと、
山笛に騙された人が何人もいた。
奈良崎によると、山笛は政治家から多量の資金を借りて詐欺を働き
政治家に選挙資金を儲けさせ、その数割を報酬として受け取っているという。
瞬はそんな山笛とバーサストレードしたいと言うが、
奈良崎はそれは無理だ、理由はあいつに挑んでみれば分かると言う。
実際に山笛に勝負を挑むが、
一億円を賭けてでの勝負でなければやらないという。
そこで奈良崎は、負けたら8800万円肩代わりしてやる代わりに
勝ったら9200万円もらうという約束を瞬と取り付けてやることに。
こうして山笛と勝負することになった瞬は、
バーサスルームへ行く途中に元気のない囲後を発見する。
彼は瞬に負けたことで見切りをつけられ、
他の人と同じように騙されて損したという。
囲後は腹いせに山笛の戦法を教えてくれたので、それを参考に山笛と戦う。
山笛は専用トレーディングアーツ『仕手扇』によって
買い集めた山岡興業の株を暴騰させるが、
事前にその戦法を聞いていた瞬はその兆しが見えると
同じように買い集めて便乗することで勝利した。
悔しがり退場する山笛。
瞬は山笛にハメられた人から賞賛されてテレるのであった。

51 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 11:51:51 ID:lACaylu30
次の日トレードセンターに行くと桐神楽が待っていて、
桐神楽は素直に負けを認め謝り、
これからは互いに頑張りましょうと言ってきた。
こうして仲直りした二人。
ちなみに桐神楽の名前を聞いてみると本人はなぜか教えてくれないが、
奈良崎が教えてくれた。下の名前は花子。桐神楽花子がフルネームだという。
古臭い名前ゆえに恥ずかしがっていたが、
瞬は花ちゃんと可愛らしく呼んであげる事に。

ところで最近、ハーモニクスという株が話題らしい。
ナノマイザー無限コイルという新技術が話題のこの株は
株価が急上昇していた。
株初心者は興奮してハーモニクス株を買い集めるが、
株熟練者は冷めた態度でその様子を見ている。
翌日いきなりハーモニクスは破産。株価はゼロとなってしまった。
ハメられた株初心者の数人は種銭を失い相場から退場することに。
奈良崎いわく、
ハーモニクスは今まで3回もこんなことを繰り返してきたという。
今までより強引なやり口には
何かの大きな力が関与していると踏んだ奈良崎は、
そういった大きな動きを事前に察知できれば儲けられると考え、
大きな株の売買を行った場合は
財務局に報告書を提出する必要があるはずだから
そこで報告書を調べればいいと考え、
奈良崎、瞬、花ちゃんの三人で財務局へ行くことに。
ハーモニクス株の報告書をDSらしいタッチペン操作で
探して見つけた報告書には、
クインティ投信が以前までハーモニクスの全部の株のうち
20%をも保有していて、
しかも破産の三日前にその全てを売り払っていたとあった。
最後に破産するのを知った上で、
株価を吊り上げ、そして売り抜けていたのだ。
ずるいやり口に怒る瞬だが、
奈良崎はわざとそうした証拠が無いと諦めていた。
納得のいかないまま奈良崎の言うとおりに株の腕を磨いていた瞬。

52 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 11:54:11 ID:lACaylu30
そこへ蛭田という男が、
山笛を倒した瞬という男を探してトレードセンターへ訪れた。
蛭田は学生でありながら全国のトレード大会を総なめにするほどの
凄腕トレーターであり、
例のクインティ投信のトップでもあった。
蛭田は瞬を挑発してくるが、奈良崎に止められ一度は勝負を断る。
しかし二度目に、俺に勝ったらお前の父一平のことを教えてやるといわれ、
勝負してしまう。
蛭田は専用トレーディングアーツ『シャッフル』によって
瞬の持ち株の買い・売りの状態を逆転させ、
得している状態を逆の損している状態にしてしまう。
しかし大きな得は大損になってしまうが
小さな得は小さな損にしかできないという
シャッフルの弱点を見抜いた瞬は、
小さく売買して早めに清算することで対抗し、勝利する。

瞬の父一平を負かしたのはベネフィット様。
そう言い残すと、蛭田はバーサストレードで賭けたもうひとつもの、
ハーモニクス株の操作について自供するという約束を果たすために
警察へ向かった。
蛭田も金に執着するだけの卑劣な人間に見えたが、
実際は株相場を知的なゲームと見て
そこに善悪の概念を持ち込むのをよしとしなかっただけで、
株相場にかけるプライドは本物だったのだ。
こうして蛭田に勝利した瞬。
しかしそれを知った奈良崎は激怒し、瞬の元を去ってしまう。

奈良崎に見切りをつけられ落ち込む瞬だったが、
花ちゃんにそのうち許してくれると励まされる。
久しぶりにソロトレード(一人で行う普通のトレード)でもしたら?
と言われ、とりあえずそうしてみることに。
今までの経験を元に順調に稼いでいたが、
いきなりトレードセンターのサーバーがダウンし、
取引が停止されてしまう。そんなことが何度も起こり、
トレーダー達は狼狽する。
好きなときに売れない株なんて持っていられないと
株保有者が次々と投げ売ったために株価は暴落、
トレードセンターに訪れる人も激減してしまった。
しかしそのうちサーバーダウンも収まり、
トレードセンターにも人が戻ってきた。

53 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 11:55:02 ID:lACaylu30
しかし、花ちゃんは異変に気づく。
今回の事件で暴落した株をどこかの大口の投資家が買い集め、
多くの企業の株を数%~十数%も取得したというのだ。
しかも買い集めている大口投資家は、
いずれも団体名は違うものの同一人物で、
その正体は数兆円単位の資金を持つ謎の投資家だと噂されている。
確かに数兆円単位もの資産を持つ富豪は存在するが、
それらは例外なく確かな背景を持つ有名な人物のはず。
何者か分からない人間が数兆円など持てるはずがないと、
以前から噂で聞いて謎に思っていた人物だ。
それが蛭田の言っていたベネフィットではないかと考える瞬と花ちゃん。
その時、瞬の所へ電話が入る。
立花と名乗るその男は、蛭田を倒したお前は次に俺と勝負せねばならん、
勝負しないならお前の株口座を全てのトレードセンターで使えなくして
株の世界から締め出すこともできると一方的に勝負を挑んでくる。

翌日、中央トレードセンターへ呼び出された瞬の目の前に現れたのは、
いかつい筋肉質な男だった。
アフロヘアーにサングラス、上半身は裸の上にはんてんを着ている。
そして首輪、指輪、腕輪をいくつも身に着けているという異様な出で立ち。
彼の名は立花。
元格闘家の彼は肉体の勝負に飽きて精神の勝負を求め、
株の世界へたどり着いたという。
後で分かることだが、今回の事件を引き起こした組織、
ヴェルティルガンクの三人衆『三尊』の一人だ。
瞬は有り金全て、立花はそれと同額を賭けて勝負をする。

ルールは、株の利益を得ることで発生するプレッシャー玉を相手にぶつけたり
トレーディングアーツを使ったりで相手の精神にダメージを与えることで
先に相手をダウンさせた方が勝ちという、精神戦。
瞬はいつもどおりの勝負をしていたが、
立花の強力な精神攻撃によってあっというまにダウンしてしまった。
(いわゆる負け確定バトル。再戦時より相手の攻撃力が大幅に高い上、
攻略サイトによると相手の精神力は残り20から減らなくなるらしい)
敗北したことで株が怖くなってしまった瞬は絶望し、
有り金全てを失い、トレードルームから逃げ出してしまう。

瞬は夕暮れ時の川沿いの坂で体育座りでうずくまっていた。
そこへ現れる奈良崎。
奈良崎は立花が巨大な株組織ヴェルティルガンクの一員であることと、
組織に立ち向かって後一歩の所まで行き、そして敗れた一平の話をする。
瞬は再び株に挑む決心をし、
父が残してくれた生活資金を株に使うことにした。

54 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 11:55:47 ID:lACaylu30
株には儲けやすい銘柄も儲けにくい銘柄もあるが
どんな銘柄でも稼ぐことはできるはずだから
多くの銘柄で儲けてこい!というお題を出されてそれを無事こなした瞬は、
瞬専用トレーディングアーツ『開眼』を習得する。
株価をいかなる状態からも本来あるべき適正価格に
強制的に変えてしまうという、
使いどころを見極めれば絶大な威力を誇るものだ。

立花と再戦するために中央トレードセンターへ向かうと、
立花は不在だった。
そのかわりに、偶然そこにいた三尊の一人、
ディアボラック(悪魔的な)曜子と勝負することに。
冷徹なトレード方法からその名がついた彼女は、
爆発力は無いが勝率は立花より高いという。
彼女の専用トレーディングアーツは、氷の息を吹きかけることで
相手のトレード画面を凍りつかせトレード不能にしてしまうという、
花ちゃんの華吹雪の亜種とも言える『氷の吐息』。
氷の吐息に苦戦する瞬だったが、
バーサストレードのルールが『三本の矢』という、
3つの株式銘柄それぞれに対する利益の合計を比べて
2つ以上の銘柄で勝っていたら勝利と言う特殊なルールなのを利用して、
2つの銘柄に集中してトレードことで勝利を手にする。

後日改めて中央トレードセンターへ行き、立花と再戦。
前回と同じくルールは先にダウンした方が負けの精神戦。
立花は、
利益を得たときに相手に与える精神ダメージが具現化したプレッシャー玉を、
光り輝く拳に溜め込んで打ち込むことでより強力にする
立花専用トレーディングアーツ『一撃』を持っているが、
チャージ時間の長いその技を発動させる前に、
瞬の『諸刃の揺さぶり』(自分にも相手にも強烈な精神ダメージを与える)と
『想定の範囲』(一定時間、一切精神ダメージを受けなくなる)の
コンボによって倒された。

55 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 11:56:35 ID:lACaylu30
俺の負けだ、約束どおり組織を抜ける。
これからは地方のトレードセンターでぼちぼちやってくさ、
と潔く負けを認めた立花に三尊の最後の一人はどこかと尋ねる瞬。
立花は、どこもなにも、そこにいる奈良崎だと答える。
狼狽する瞬だったが、
お前が憎む、相場を操り多くの人間をハメるやつがここにいるんだ、
それを知ってる人間だからと言って見逃すのか、
お前の覚悟はそんなものだったのかと激を入れる奈良崎。
瞬は奈良崎と勝負する決意をする。
奈良崎とのバーサストレードのルールは
買いのみで目標額を稼ぐ、空売りのみで目標額を稼ぐ、8回連続で利益を得る、
という3つのお題を次々とクリアしていく、トライアレアというもの。
奈良崎の専用トレーディングアーツは、
彼のたどり着いた株の極みを具現化させた『確信』。
理論でも直感でもなくただ株の値動きを確信するという
このトレーディングアーツは、
買っている株は値上がりし、売っている株は値下がりするという使いやすさと、
チャージ時間が短い故の連射性を併せ持つ強力なもの。
しかし瞬は奈良崎がトレーディングアーツを
確信の一種類のみしか装備してないのに目をつけ、
『相殺』(相手のアーツのうちランダムで一つのチャージをゼロにする)を使い、
確信の連射速度を半減させることで奈良崎に勝利する。

奈良崎は一平がベネフィットに負けたその日から
ベネフィットに勝つことのみを考えて己を鍛えた。
チャートを読む能力を極限まで研ぎ澄ませ、
トレードに対する自分の弱点を完全に潰し、
2年かけてこれ以上無いというくらいに己を高めてから
ベネフィットに挑み、そして敗れた。
そして一平と同じように、
組織の一員となり働けばこれからも株を続けさせてやると誘われ、
奈良崎はその誘いに屈したのだ。

ベネフィットに挑もうとする瞬を止める花ちゃん。
しかし瞬は株の世界の危機とか父の敵とかいう以前に、
純粋にそんなすごい相手と戦ってみたいという。
瞬を乗せた車を見送ることしかできない花ちゃんだった。

56 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 11:58:23 ID:lACaylu30
車の中で作戦会議をする瞬と奈良崎。
ベネフィットは世の中のあらゆるものを波として見ることができ、
ベネフィットにとっては過去がこうだから
未来がこうなると分かるのは当然らしいという。
奈良崎の時はワンショットという
たった一回の取引での儲けで勝負するという
一番運で左右されやすいルールで勝負したが、
ベネフィットは当たり前のように
最低の値段で買い最高の値段で売ったという。
人間に100%は無いが、それでもベネフィットは100%の男だ、
それにかつルールはひとつしかない!と奈良崎は言う。

豪華な洋館にたどり着き、執事に案内される二人。
そこにオールバックの髪型に、
社交パーティーに着ていくような高級なスーツという
貴族風な姿の男がいた。
この二十代にしか見えない若い男こそが
ヴェルティルガンクの総帥、ベネフィットだ。
好きなルールを選びたまえといわれ、エターナルで勝負を挑む瞬。
エターナルとは、一定期間に一定額稼ぐというお題を
どちらかが失敗するまで延々と繰り返すというルール。
何度も勝負を重ねれば100%たるベネフィットにも
隙ができるかもしれない、
そう考えたのだ。

ベネフィットの専用トレーディングアーツは『レクイエム』。
ベネフィットは株の値動きを示したチャートを
両手の間に発生させ見つめることで未来を知ると、
一瞬で目標額を稼ぎ終えてしまう。
(ゲーム上では一瞬で目標額分所持金が増え、
即座に目標達成する。株取引というレベルではない)
一方瞬は今までの戦いの中で身につけたトレードと、
買い煽り、売り煽りといった基本的なトレーディングアーツによって、
地道に目標を達成していく。

ゴールの見えないトレードを延々と続けていく二人。
株の波を読むことで楽に目標をクリアするベネフィットに対し、
精神を削ってトレードに集中する瞬はだんだん疲労が溜まってくる。
さらにバーサストレードが続くうちに、
ついに瞬は疲労のあまり倒れてしまう。
それを見て勝ち誇り立ち去ろうとするベネフィットだが、
その背後で瞬はまた立ち上がり勝負の続行を望んでくる。
こんな状況になっても勝負を楽しんでいる瞬に
ベネフィットは恐怖すら覚える。

57 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 11:59:14 ID:lACaylu30
そしてとうとう、ベネフィットにも読めない株の動きが来たのか、
それとも瞬に精神的に押されて実力を発揮できなくなったのか、
一時的にレクイエムを発動できなくなった。
瞬は今までどおりにトレードをして、ベネフィットより先に目標を達成した。
その後ベネフィットもやっと発動に成功したレクイエムによって目標を達成し、
互いに目標達成に成功。
どちらかが失敗するまで続けるエターナルルールなので
このまま次の勝負に入るはずだった。

が、ベネフィットは私の負けだと言ってくる。
ベネフィットは、
もし今回の勝負が『先に目標額を稼いだ方が勝ち』だとしたら私は負けていた。
株のありとあらゆることで一度も負けたことが無い私は
それすら負けに等しいと言ってくる。

ベネフィットは過去を語った。
ベネフィットの父親はバブルがはじける寸前という
最悪のタイミングで株を買ってしまい、
その経済的・精神的な影響で家庭は崩壊してしまった。
母は蒸発し、父はベネフィットに毎日暴力を振るった。
ベネフィットは父の様子をうかがい殴られないようにしようと集中し、
どうすれば殴られなくてすむのか、
感情はどんなタイミングでどのように爆発するか、
それらを読み取れるようになり・・・
その能力はいつしか、世の中の全てを波として読み取る能力となった。
そしてベネフィットは株で儲けまくり、
その力と金で株に関わる全ての人間に罰を与えようとしたという。

ヴェルティルガンクは解散しよう。
これからは私も相場とは何なのか真剣に考えよう、
そう言うベネフィットに対し、瞬もあなたみたいな強者と戦えてよかったと、
互いに握手して称えあった。

こうして、株の世界に平和が訪れた。三尊の三人も一平も、
ヴェルティルガンクの呪縛から放たれ再び自由にトレードできるようになった。
後で分かることだが、蛭田も金の力で最高の弁護士を味方につけ、
裁判に勝って自由になっていた。
今頃父もどこかでトレードしてるかも知れないと話していると
奈良崎にかまってもらえない花ちゃんが怒って
ディアボラック曜子さんに教えてもらうかなーと言うと
俺は止めんぞとあしらわれさらに怒る花ちゃん。
そんな様子を見てニカッと笑う瞬であった。おしまい。

58 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 12:00:02 ID:lACaylu30
クリア後のおまけシナリオとして『株を始める人に』というものがある。
登場人物たちが、ゲームをクリアした人がもしかしたら
現実世界で本当に株を始めようとするかもしれないので、
一言ずつアドバイスするというもの。
奈良崎いわく、
「そっちの世界のチャートはローソク足といって、
このゲームの中とはずいぶん違うもののはずだ。詳しくは自分で調べてくれ。
あと、出来高が上がって人気化した株はとりあえず買ってみろ。
それと、株価の法則の中にはかなり的中度の高いものもある。
しかしいつ法則が変わり今までのものが通用しなくなるかも分からん。
それらの変化に適応し続けなくてはならないぞ」
花ちゃんいわく、
「株はとりあえず損しないと身につかないわね。
大損して、初めて身が入るってものよ」
山笛いわく、
「確実に上がる株を教えます、なんて話は絶対ウソだ。
本当だったら他人に教えないで自分で買って儲けるに決まってるからな。
おいしい話には裏があると思っておけ。
そんなこと言ってくる奴らは、みんな私と同じようなもんだ」
囲後いわく、
「買いだけじゃなくて空売りもできるようにしたほうがいいイゴ!
理由はうまく説明できないけど・・・」
蛭田いわく、
「凡人のお前らは努力で稼ぐしかない。
だから、損が出てきた株をすぐに清算する損切りを身につけろ!
損切りを抵抗なくできるようになった時、
お前は一段高いところへ行けるだろう」
ディアボラック曜子いわく、
「トレードスタイルにはいろいろあって、
投資法はいろいろ、投資に対する考え方もいろいろ。
世界のトップトレーダー同士ですら、真逆のことを言っていたりする。
だから自分の投資法を身に着けなさい。
それと、あなたは『相場に参加する』『相場に参加しない』という
株式相場に対する二つの付き合い方をいつでも自由に変更できる。
いつでも参加でき、いつでもやめられる。これは個人投資家の強みの一つよ」
立花いわく、
「とある銘柄の株をとある値段で買ったとき、売ったときは、
必ずその銘柄をその価格でお前の逆に勝負したやつがいるということ。
つまり株は一対一の戦いのリングだ!
そいつより少しでも上回ることを考えろ!
熱くなれ、しかし静かに熱くなれ!お前は青い炎だ!」
最後に瞬いわく、
「株はやはり怖い面もあります。失うときは一瞬です。
だから余剰資金でやりましょうね」
そんなことを今更言うかー!と花ちゃんにツッコまれる瞬であった。

59 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 12:00:59 ID:lACaylu30
ここから先は奈良崎が主人公のおまけシナリオ、
シナリオ中の会話で発生するサブシナリオを紹介。

『シナリオEX・奈良崎の仕事』
奈良崎は、花ちゃんの父親、
つまり桐神楽証券の社長に呼ばれて社長室にいた。
「最近桐神楽証券の株が多く買われていると思ってたが、
買い集めているのはLTAパートナーズだったのだ。
あいつらは自らをファンドと名乗っているが、その実態はグリーンメーラー。
経営などには興味の無い、金だけが目的の金融ゴロだ!」
グリーンメーラーとは、脅迫状という意味のブラックメールと
ドル紙幣の色グリーンを掛け合わせた造語。
目をつけた株式会社の株を大量に買って経営権を脅かした上で、
その株式会社を手に入れたがっている他の会社や、
他の会社に売られるのを恐れるその株の会社自身に、
市場価格より高い値段で株を売りつけようとする集団だ。
現実の最近の事件だと、ブルドックソースの株が
スティールパートナーズに大量に買われたのが記憶に新しい。
奈良崎は一億円と株価を高騰させる情報をリークする手段3回分を与えられ、
株価を高騰させればLTAパートナーズは売り払うはずだから
高騰させてくれと頼まれる。
奈良崎はその仕事を見事にこなし、桐神楽証券は救われた。

『山笛再び』
山笛が再び瞬の前に現れ、君に負けて地に落ちた名声を取り戻したいから
100万円でわざと負けてくれないかと八百長をもちかけてくる。
瞬は了承し100万円を受け取るが、そんなの関係ねぇとばかりに圧勝する。
約束が違うと怒る山笛に対して100万円を取り出して返し、
あなたにはトレーダーたる資格が無いと言われ
激怒した山笛は直接暴力を振るおうとするが、
山笛のかつての付き人囲後が瞬を守ってくれた。
囲後いわく、
昔は相場を操るにしても自らリスクを背負って音頭を取る
かっこいい人だったが、
数年前に負けて以来、卑怯なことをするのに慣れすぎてしまったのだという。

60 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 12:02:17 ID:lACaylu30
『マユちゃん株をはじめる』
株喫茶ゴールデンクロスの内気なウェイトレスのマユちゃんは
瞬の株に対する熱い思いを聞くうちに、株に興味を持って始めてみたが、
損してばっかりなので瞬に隣で見ながらアドバイスして欲しいという。
そこで瞬は、マユのトレードを見守りながら
こっそりトレーディングアーツで助けてあげることを思いつく。
マユは株を買うのみで空売りはやらないようなので、
買い煽り(ネット上で煽って株価を上げる)、
お祭り(ネット上で話題にして株の取引高を増やし株価が上がりやすくする)、
神の見えざる手(現在の株価のすぐ下に抵抗線を発生させ、
そこより下落させにくくする)
といったトレーディングアーツを使ってマユが買った株を高くしていく。
こうして、1円でもいいから稼ぐ・20万円以上稼ぐ・30万円以上稼ぐという
3つのお題をクリアしたマユは、
お礼として新しい株銘柄を売買する権利を瞬にくれるのであった。

『往年のトレーダー芦屋金ノ助』
花ちゃんに連れられて町内のボロい家の前に来た瞬。
なんでも、ここには独自のトレーディングアーツを持っている昔のトレーダー、
芦屋金ノ助が住んでいるという。
しかしインターホンを鳴らしても出てこないので
花ちゃんは諦めて帰ってしまった。
しかし瞬は何度もインターホンをしつこく鳴らす。
すると一人の老人が出てきた。
話を聞いてみると、今でもトレードの腕は落ちてないが、体を壊したために
バーサストレードが誕生するより前から株の世界から身を引いていたという。
トレーディングアーツを教えてほしいと言うと、
そのバーサストレードとやらで、
ワシに納得のいく負け方をさせてみろと言ってくる。
かくして芦屋とバーサストレードで勝負することになる。
「久しぶりのトレード、腕がなるのう!」
上半身の服を脱ぎ老人とは思えないムキムキの肉体をさらけ出し
気合を入れる芦屋。
彼の持つトレーディングアーツ『千円の極み』は
必ず株価を千円上昇させるというもの。
しかし勝負に使う銘柄はたった一つなので、
山笛の時同様に千円の極みのチャージがたまりそうになった時に全力で買って
千円の極みの効果に便乗することで瞬は対抗した。
倍以上の差をつけて勝利した瞬に納得した芦屋は、千円の極みを伝授した。
「これからは二代目芦屋金ノ助を名乗り、
千円の極みを使って相場を荒らしまわるがいいぞ!」

61 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 12:02:48 ID:lACaylu30
『ニコニコ証券のグリーンシート』
ショップの店員の三瀬さんはニコニコ証券の大家に
(アパートの所有者とかではなく、そういう苗字)
グリーンシート、つまりまだ上場されていない(株式市場売買できない)株を
勧められて購入、しかしその会社はその後倒産してしまう。
大家は前回のお詫びにと同じくグリーンシートの、
ホライゾンという来月には上場が決定し株価が跳ね上がるという株を勧めてくる。
三瀬さんはちゃんと財務諸表などを見たうえで買うつもりでいた。
そこへ瞬たちが来て怪しい男だから止めた方がいいと言うが、
三瀬さんは人を見かけで判断するのは良くないと、
よく吟味した上でホライゾン株を購入。
しかし財務諸表を見て大丈夫と判断したはずのホライゾンは
いきなり多額の負債が発生し倒産。
これは怪しいと思っている瞬の所に花ちゃんが来たので
これまでのいきさつを説明すると、
ニコニコ証券は以前から強引なやり口で個人投資家をハメてきたようで、
花ちゃんの父親が会長を務める証券会社協会からも
自主的に協会を脱退してもらうよう要請されていると教えてくれた。
ニコニコ証券は歩合制でこういった詐欺を働き、
騙し取った金額の数割が社員の報酬になるらしい。
後日、瞬と花ちゃんはショップに、
ニコニコ証券がホライゾン株をわざわざ買い集めて
倒産の前月に個人投資家たちに売り払っていたという証拠を持ってきた。
そこへ大家が現れ、ホライゾンのことは本当にすまなかった、
だから今度こそ確実に儲かる株を探してきたと、
またまた三瀬さんをハメようとする。そこへ瞬が割って入った。
三瀬さんに金を返すように迫る瞬と、それを拒否する大家。
そこで花ちゃんはバーサストレードで白黒つけることを提案する。
瞬は承諾し、
大家は私が私人ではなく
ニコニコ証券の一員という公人として戦うことを条件に承諾。
バーサストレードルームへ行くと、
スーツにサングラスに帽子という姿の見慣れない男がいた。
男の名は哀川。最低でも三百万という高額でバーサストレードの代打ちをする
代打ち専門のプロで、哀川の名を聞いただけで逃げ出す者もいるほどだ。
公人としての大家が勝負するということはニコニコ証券が勝負するということ、
嫌なら代打ちキャンセル料を払ってもらうと言う大家だが、
瞬は勝負することを選ぶ。
哀川はどんな勝負でもこなすハイレベルなトレーダーだが、
ヴェルティルガンクの刺客との激戦を勝ち抜いてきた瞬にとって
勝てない相手ではなかった。
負けてしまっても涼しい顔をしている哀川に怒る大家だったが、
ニコニコ証券との代打ちの取り決めを決める契約書には、
必ず勝てるとも、負けた場合に損害を補填するとも書いてはいないと言う。
こうして大家はグリーンシート株の代金全額と代打ち料金の両方を
支払うはめになり、
三瀬さんは騙し取られた金を取り返したのだった。

62 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 12:05:27 ID:lACaylu30
メインやサブのシナリオ以外で特筆するなら、ゲーム内の会話で気になったのが
油目というオッサンとの会話。
太っててハゲの典型的おやじだが、元ファンドマネージャーで金の知識に強く、
既に生涯賃金を稼ぎ終えてるので
今では自由になる金で好きにトレードをしているという。
そんな油目との会話の一部をどうぞ。

「瞬、金っていうのは、あればあるほど増やすのは簡単なんだ。
例えば本当に良いファンドは一部の金持ちしか買えないしな」
「それって不公平ですよね、ずるいです」
「そんなこといってるうちは貧乏人のままだ。
金持ちになりたかったら金持ちと同じ考え方、同じ行動をしないとな」

「瞬、投資に使っていい金って、どんな金か分かるか?」
「あぶく銭ですか?」
「ちょっと違うな。いいか、使ってはいけないのは、自分の力で稼いだ金。
使っていいのは、そういう金から発生した利子だ。それなら使っていい」
「利子ですか?」
「利子といってもバカにはできんぞ。
何らかの方法で5000万円に年間5%の利子が発生するようにしてみろ。
年間250万円にもなる。
5000万円あれば何もしなくても
元本そのままでずっと食っていけるようになるんだぞ」

「瞬、金持ちになるための一番の障害って何か分かるか?」
「自分の心ですか?」
「それならまだいい、克服できるからな。一番の障害、それは女だ。
女とかかわってみろ。恋愛、結婚、育児、マイホームや車の購入、近所付き合い。
どれも金と時間がかかるものばっかりだ。
・・・だから俺は別れたよ。随分ふんだくられたがな」
「ええっ!?」
「まあ、お前はまだ若い。人生で何を重視するのか良く考えるんだな」

63 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 12:06:34 ID:lACaylu30
ちなみにこのゲームには実在人物をモデルとした人物が二人登場している。
一人目は南濱。
北浜流一郎さんという株評論家をモデルとしたこの人物は実在人物同様
言うことが外れまくる『曲がり屋』として登場。
実際、イベントとして南濱がとある株を推奨するととたんに暴落する。
プロぶっていながらへんなことを言うへんな人っぽいキャラで、
顔もこの人だけギャグ漫画の世界から来たような顔。
二人目は面堂。
BNF、ジェイコム男等の呼び名を持つ小手川さんがモデルで、
実在人物同様、数百万を百億以上にしたという天才トレーダ。
トレーダーのトレードスタイルをコレクションするために
強者とのバーサストレードを行うという目的で瞬に勝負を挑んできます。
専用トレーディングアーツを持つわけではないものの
素早い売買と適格なトレーディングアーツの使用をしてくる面堂は、
イベントバトルに過ぎないベネフィットよりも数段強い。

64 :株トレーダー瞬:2008/02/13(水) 12:09:08 ID:lACaylu30
以上です。
章単位で区切ってはりつけようとしたら
改行が多すぎるとか言われてあせりましたが、
無事終わってなによりです。
暫定wikiの一通り読んで参加したいと思っていたので、
今回参加できてよかった。





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