クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル

クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル

part37-324~329,331~338,340~341


324 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 1:2008/03/20(木) 14:38:09 ID:DszxjtLH0
ステージ1 ブリーガル

春曇りの日が続いた後の久々の晴れた日の朝。
クロノアと彼の友人チップルは、村はずれに「ヒカリサクラ」という花のつぼみを取りに来ていた。
この花のつぼみは何故か咲かないという。
でも、もしもこのつぼみが咲くことがあれば、大切な人に幸運が訪れるという言い伝えがあるそうな。
つぼみを手に入れた直後、もう1人の友人ポプカが、突然村にちっちゃい怪物(幻獣のことらしい)が
現れて危ないから早く帰ろう、と言う。
しかしクロノアは面白そうだからという理由で、祖父から貰った風のリングを使って幻獣退治をすることに。

手に入れたヒカリサクラのつぼみを渡す為に、幼馴染で巫女見習いの少女・ロロのところへ。
彼女は今日の夕方、天空寺院へ留学しに行くことが決まっていた。
街道沿いにある『鐘の丘』に寺院からの迎えが来ることになっていたが、その丘は他のものより
巨大な幻獣に陣取られてしまっているらしい。
そこで、クロノアはロロを無事送り出すために、その幻獣を退治することに決める。

325 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 2:2008/03/20(木) 14:46:57 ID:DszxjtLH0
鐘の丘に出発する直前、クロノアはロロにヒカリサクラを贈ろうとするが、彼女は
クロノアが帰って来た時に受け取ると言い、無事に帰ってきて欲しいと約束する。

鐘の丘に到着したクロノアだったが、数に押されて幻獣に追い回されてピンチに陥る。
そんなクロノアを助けてくれたのが、突然赤いバイクに乗って現れた『金色(こんじき)の死神』の異名を持つ
賞金稼ぎ・ガンツだった。
彼の胸には、子供たちが憧れるヒーローの証・ヒーローメダルが輝いていた。
どこでどうやって手に入れたの?と尋ねるも、ガキが何言ってんだ、と馬鹿にされる。
そして、助けてやった報酬として、幻獣との戦いの最中に落としていたヒカリサクラをガンツに奪われてしまう。

ヒカリサクラを取り返すためにガンツに戦いを挑むもののあっさり返り討ち。
絶対強くなって戻ってくると誓い、チップルにどうすれば即効で強くなれるか相談する。
彼いわく、ガンストン石切り場の親分・バルーが、『来たれ若者、最強特訓!』との名目で
人を集めているらしい。
でも、適当なこと言ってただ働きさせる気だろうと村人たちはあんまり興味ない様子。
でも、今のところ強くなれる方法はそれしかないので、クロノアはバルーのところへ行くことに。

326 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 3:2008/03/20(木) 14:54:12 ID:DszxjtLH0
バルーの特訓を受け、必殺技・トルネードアタックを習得。
ガンツに追いついて勝負を挑むと、ガンツは「どうせならロマンチックに」みたいなこと言って、
マグナ牧場での決闘を申し込む。

無事ガンツに勝利しヒカリサクラを取り返したクロノア。夕暮れの鐘の音を聞いて大急ぎで鐘の丘に
戻って、ヒカリサクラをロロに贈る。
ヒカリサクラの花びらの影には金色に輝く綺麗な蝶がいて、ガンツが花を大事に扱って
くれていたことに感謝するクロノア。
両親やクロノアたちに見送られて、ロロは旅立って行った。

しんみりするクロノアに、ガンツがヒーローになりたいなら一緒に来ないか、と誘う。
祖父に相談できず、夜中にこっそり抜け出そうとするが、祖父は全てお見通し。旅に必要な
荷物をまとめておいてくれていた。

こうして、クロノアはガンツと共にブリーガルをあとにするのでした。

327 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 4:2008/03/20(木) 15:01:20 ID:DszxjtLH0
ステージ2 ジャグケトル

初めて海を見てはしゃぐクロノアに、ガンツはヒーローメダルが欲しければヒーローらしい活躍を
見せろ、と、町を荒らす化け物退治をしようと持ちかける。賞金は独り占めする気らしい。w

相手は沖のほうに出る海の化け物。
実は泳げないクロノアと船酔いしてしまうらしいガンツだったが、情報を集めるために港町へ。
そこで魚の子供・カラルと出会う。
カラルはガンツのヒーローメダルを見て、ママを助けて欲しいとお願いする。
カラルの母・パメラこそが、ジャグケトルの町を荒らしていた『化け物』。
満月の夜だけ、悪夢にうなされて暴れだすらしい。
困ってる人は放っておけないクロノアと海に沈んだ宝物につられたガンツは、町の住人から
潜水スーツ・ディープワンを借りて、海へ。

328 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 5:2008/03/20(木) 15:09:43 ID:DszxjtLH0
海に沈んでいた宝物は、人々が、大昔に海を守っていたカラルたち一族へのお供え物として
沈めたものだとか。
その中には物凄いレアものらしい銃もあってガンツは大喜び。w

そうしているうちに夜に。今夜は満月。
苦しむパメラはカラルを吹っ飛ばして、怪物に変身。
戦うのを渋るクロノアを叱り飛ばすガンツ。
容赦なくパメラを撃とうとするガンツの前に、カラルが立ちふさがってパメラを守ろうとする。
その姿を見て、銃をおろすガンツ。
暴れだしたパメラも元に戻り、クロノアもほっとひと安心するのでした。

329 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 6:2008/03/20(木) 15:20:55 ID:DszxjtLH0
ステージ3 ムゥンズ遺跡

旅商人ディグロによると、ここ最近仲間たちが遺跡に入ったきり行方不明になる事件が
続いているらしい。
クロノアはガンツと二手に別れて遺跡を調べることに。
途中ガンツから貰った無線機を使ってガンツと連絡を取ろうとするが、実はこの無線機
ただ大きな音を発するだけのもの。
音につられてやってきた幻獣に捕まる。w

一方ガンツ。襟元(首周りのふさふさ)に嫌なざわつきを感じつつも奥へ。
奥で、『毒の爪のジャンガ』と名乗る謎の男と出会う。
彼とガンツは何か深い因縁があるよう。
戦いを挑むもののジャンガに落とし穴を空けられる。

結局同じ牢屋に捕まる2人。
何だか気まずい2人のところに、突然壁を爆弾でぶち破って、1人の男が現れる。
男はパンゴと名乗り、急いでいるからとその場を立ち去る。
ガンツはパンゴを引き止めてジャンガについて尋ねるが、彼はジャンガのことは知らない様子。
早速ジャンガを追いかけて1人突っ走るガンツ。別れる前とは何だか雰囲気の違うガンツを見て、
クロノアは戸惑う。

331 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 7:2008/03/20(木) 15:31:54 ID:DszxjtLH0
牢屋に捕まっている人を助けるか助けないかで意見が割れて対立するクロノアとガンツ。

途中、誰かと通信しているジャンガに出くわす。質のいい悪夢がどうとか、天空寺院がどうとか。
そこにガンツが飛び込んできて、ジャンガを裏切り者、と呼ぶ。
ガンツにとって、ジャンガは父親・バッツを殺した憎むべき仇だったのだ。
ジャンガはクロノアを盾にして逃走。頭に血が上ったガンツは、『お前とはもう沢山だ』と
クロノアに言い捨て、ジャンガを追って姿を消してしまう。

クロノアはガンツを追いかけようとしたが、捕まっている人々の為に断念。自分達を助けてくれた時のように
牢屋を爆弾で壊せるパンゴを探して、一人で遺跡内を探索することにする。
遺跡の奥地で、箱型ロボット・ボックスメアンに襲われる。
窮地を救ったのは、ロボットを操るコンピューターを破壊したパンゴの爆弾だった。

パンゴのおかげで無事捕まっていた人々を救い出すことに成功。
ジャンガが行っていた実験とは、眠っている人々に無理やり悪夢を見せることだったらしい。

パンゴは、眠り病にかかった息子を助けるために遺跡を調べていたらしい。
結局ここにはめぼしいものは何も無かったため、天空寺院にある古い本を調べるそう。
ジャンガと通信していた相手が天空寺院へ行くことが気になるクロノアは、パンゴを
手伝うために天空寺院へ同行することになる。

332 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 8:2008/03/20(木) 15:47:49 ID:DszxjtLH0
ステージ4 天空寺院

ヒーローメダルを欲しがるクロノアの言葉を聞いて、パンゴは自分が持っていたヒーローメダルを見せ、
ヒーローメダルはメダルを持つ者の紹介があれば誰でも天空寺院で貰えるものだと教えてくれる。
そうして、クロノアの為に自分が紹介してあげることに。

天空寺院内でロロと再会。自分も無事メダルを手に入れて大喜び。
メダルには4段階のランクがあり、持ち主がヒーローらしいかどうかでランクが変わるらしい。
クロノアが貰ったのは一番下のブランク。ガンツはブランクの上に値するブロンズで、パンゴのは
ブロンズの更に上に値するシルバーらしい。
クロノアはガンツが自分より上に位置することに何だか納得行かない様子。w

そこに、パンゴの目的の調べ物を引き受けていたロロが戻ってくる。
自分がいたところには何も無かったが、奥の院にある図書館に『月と夢の伝承』という本が
あることを教えてくれる。
その本なら眠り病の治療法が載ってるかも!と意気込むパンゴ。

そこでまたしても事件発生。
ロロがクロノアたちを追いかけようとしてつまづき、パンゴにぴったりだと思って持ってきた
『火薬の全て』という本と一緒に、水路に落ちてしまったのだ。
ディープワンを着用して追いかけるクロノアたち。
結局ロロは水路では見つからず、本だけが落ちていた。

333 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 9:2008/03/20(木) 16:00:07 ID:DszxjtLH0
寺院の巫女の情報で、ピエロのような奴が月と夢の伝承を持っていった事を知ったとき、
二人のもとにロロの悲鳴が聞こえてくる。
ジョーカーと名乗るピエロのような男は、1番とろくて捕まえやすそうだからという理由で、
ロロを攫って行く。
ロロを助けようと必死に追いかけるが追いつけず、せっかくヒーローメダルを手に入れたのに何にもならない、と
焦るクロノア。
そんな彼を、パンゴは「焦って足元を見失っちゃどうにもならない」と諭す。
ロロが旅立つ前交わした約束を思い出して、クロノアは絶対無事で帰るんだと、決意も新たに
天空寺院の聖域へ向かう。

寺院の奥で、ジョーカーが乗っているボルクのマークが入った気球を見て、パンゴは
ボルクで宇宙軍が月ロケットの実験をしていることを思い出す。
クロノアがムゥンズ遺跡で目撃した、ジャンガが行っていた悪夢の実験とも妙に繋がるため、
パンゴはジョーカーに「月ロケットの具合はいかがかね?」とハッタリをかます。
その結果、「巫女の魂を触媒に悪夢を集め、伝説のスターメダルを……」というところまで
聞き出すことに成功。
誘導尋問されたことにブチキレたジョーカーが巨大化して襲ってくる。

倒せた!と思っていたら、先程まで戦っていたのはジョーカーの分身だった。
新たな姿・フラワージョーカーに変身したジョーカーに返り討ちにあい、ロロと「月と夢の伝承」は
奪われてしまったのだった。

334 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 10:2008/03/20(木) 16:08:19 ID:DszxjtLH0
ステージ5 ボルクシティ

ロロとジョーカーを追ってやって来たボルクで、バルーと再会。
クロノアがバルーに強くなるための特訓を受けている間、パンゴは情報収集へ。

各々満足の行く結果を得てやって来たロケット基地で、ジャンガを追って単独で行動していた
ガンツと再会。
目的は違えど目指す場所は同じ。一緒に戦おうと誘うも渋るガンツ。
そんな彼に、クロノアがかけた言葉「負けちゃあ、勝てない」。
その言葉に反応するかのように、ブランクだったクロノアのヒーローメダルは、ガンツと同じブロンズに
ランクアップしていた。
彼の言葉に心を打たれたガンツは、再び一緒に戦うことを決める。

ジョーカーの障害のせいで、ロロとジャンガはロケットで月へと飛び去ってしまう。
フラワージョーカーに変身したジョーカーを倒すと、
ジョーカーはただ一つ、自分達の目的「ナハトの闇を蘇らせる」ということだけを明かして散る。

翌日、基地にあったもう一つのロケットを盗んで……いや、黙って借り受けて(笑)、
3人はジャンガ達を追って月へ向かうのだった。

335 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 11:2008/03/20(木) 16:20:21 ID:DszxjtLH0
ステージ6 月の世界

月面に建設された敵の基地からの対空砲火を受け、仕方なく基地から少し離れた場所にロケットは着陸。
そこには、月面人たちの町があった。
地球に光のもやのようなものがかかっているのが気になると言うパンゴ。
その時、地球の周りに巨大なスクリーンが浮かび上がる。
スクリーンに映っている男はガーレンと名乗り、「ナハトの闇」を蘇らせスターメダルを
手に入れるために、眠りについて自分に悪夢を提供しろと地球人たちを脅す。
映像が終わった直後、3人のもとにガーレンからの伝言ロボ・ンガポコが届く。
地球人やパンゴの息子を盾にし、命が惜しければ引き返せと言う伝言が吹き込まれていた。
ガンツが「クソくらえ!」と一蹴し、3人は警戒装置が設置された危険エリアを駆け抜ける。



ちょっと中断します。

336 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 12:2008/03/20(木) 18:11:51 ID:DszxjtLH0
警戒装置の先に、もう一つの月面人の町があった。
そこに住んでいた月面人の長老(地球の事は『母なる星』と呼ぶ)が、ガーレンが自分達を
こき使うためにこの土地に縛り付けていること、そして彼らに伝わる英雄ナハトゥムの伝説を
教えてくれた。

遠い昔、彼らの先祖とナハトゥムはムゥンズで共に暮らしていた。
しかし、周りの国の民から疎んじられた人々は、地球をおわれた。
傷ついたナハトゥムは月ではるかな眠りにつき、先祖たちはナハトゥムを守るためにここに町を築いた。

そして今、忘れられかけていた伝説を、ガーレンが蘇らせようとしているとの事。
ガンツが、ナハトゥムもガーレンと同じなのではないかと言う。長老はその可能性は否定できないが、
ナハトゥムを救ってくれとは言わない、せめて自分達をこき使うガーレンだけでも倒して欲しいと言った。

月面基地・ルナベースを覆う月面ドームの中で、ジャンガと対峙。
バッツと組んで名コンビと呼ばれていたお前が何故裏切ったのかと尋ねるガンツ。
ジャンガは裏切ったのではなく最初から利用していただけ、ムゥンズ遺跡でナハトの闇を呼び起こす方法を見つけ、
呼び起こすのに反対したから自分は彼を殺したのだとジャンガは答えた。

戦いはガンツの勝利で終わる。ガンツがとどめをさそうとしたとき、突然命乞いを始めるジャンガ。
最初からガーレンを裏切るつもりだった、見逃してくれれば協力する、と。
ガンツは銃でジャンガの帽子を跳ね飛ばして、ジャンガを逃がした。

ガンツのメダルがブロンズからシルバーに変わって一件落着……と思いきや。
逃げたはずのジャンガが、不意打ちを仕掛けてきたのだ。
それにいち早く気がついたクロノアが、ガンツをかばってジャンガの毒の爪を受け、
倒れてしまう。

月のクレバスに高笑いしながら落ちていく。それがジャンガの最期だった。

337 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 13:2008/03/20(木) 18:22:52 ID:DszxjtLH0
ステージ7 ルナベース

ルナベースの奥で退治するガーレンとロロ。
ガーレンは自分の側にお前がいる限り彼らに勝ち目は無いといい、巫女の祈りで世界の悪夢を束ね、
その力でナハトの闇を復活させるよう命令する。
ロロはこれ以上絶対誰も傷つけないことを約束させ、クロノアから貰ったヒカリサクラを胸に眠りにつく。
眠り始めたロロに、ガーレンは語る。
誰も傷つけないというのは、自分に抵抗しない限り、と言う条件のもとに。
そして、その約束の中にロロ自身は含まれていない……と。

幸いジャンガの毒は遅効性だった。
眠るクロノアを背負い、医務室を探して走るガンツとパンゴ。

夢の中で、クロノアは悩んでいた。
どうして自分はヒーローになりたいんだろう、と。
カッコつけなんかじゃなく、誰かのために役に立ちたいからでもなく、どうして……。

苦しむクロノアの元に届く、「強がって見せろ」「先へ進め」と言う仲間達の声。
それを聞いて、理解する。
自分がヒーローになりたいのは、前に進みたいから。
強くなって、誰かを守るための最初の一歩が欲しいから、自分はヒーローになりたい。
その答えが出たとき……彼は、目覚めた。
シルバーにランクアップしたヒーローメダルと共に。

338 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 14:2008/03/20(木) 18:43:42 ID:DszxjtLH0
建物の中に、今の地球の様子が中継されていた。悪夢で苦しむチップルの姿に怒りを覚えるクロノア。

奥で眠るロロを発見。クロノアがいくら呼びかけても反応は無い。
そこにガーレンが現れ、お前たちがやっていることは無駄だ、と、自分が持つゴールドメダルを見せる。
それでもクロノアたちの決意は変わらなかった。
ガンツがガーレンめがけて発砲すると、それが立体映像だったことがわかる。

ルナベース奥で、ガーレンが操るメカ・バグポットに勝利。
しかし、戦いのどさくさにまぎれてガーレンは逃走していた。
ロロの側でナハトゥムの名を叫び、ついにナハトの闇が出現する。
ガーレンを止めるために、そして前へ進むために。
クロノアたちは、ゴールドへと変わったメダルを胸に、決戦の地へ。

340 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 15:2008/03/20(木) 19:02:06 ID:DszxjtLH0
ステージ8・ナハトの闇

ナハトの闇の奥地で、ナハトゥムに取り込まれかけているガーレンを発見。
ナハトゥムを操るだけの器量が無かったガーレンは、結局ナハトゥムに負けて彼に取り込まれる。

ナハトゥムは悪夢におぼれ、悪夢なしでは生きられなくなっていた(この辺うろ覚え……orz)。
だから、メダルでヒーローとヒーローでないものをより分け、ヒーローでないものの見る夢を
ヒーローに集めさせて、最後は自分がその夢を食らう、という。
ヒーローとはそんなんじゃない!と反発するクロノアたち。

1度はナハトゥムに吸収された3人だが、待ち受けていた『ナハトゥムの心臓』を倒して戻ってくる。
またしても変身したナハトゥムの核の部分に、ロロがいた。
クロノアが彼女を助けようと走り出すが、お前まで取り込まれる!とパンゴたちに止められる。

ピンチの3人のもとに、眠っている地球人たちの声が届く。
天空寺院の大巫女が、人々の夢をたばねてロロを守ってくれているのだ。
人々の、声援を受け、最後の一撃を与えるクロノアたち。

ほんの一瞬だけ、3人のメダルが星の輝きを放った……。

341 :クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル 16:2008/03/20(木) 19:09:22 ID:DszxjtLH0
ナハトゥムを倒しても、目を覚まさないロロ。
パンゴが、取り返した『月と夢の伝承』を読み上げる。

「眠りの病にとらわれし者、あるいはその夢に惑いし者。
 風渡る地ブリーガルに唯一その光を宿す花の息吹にその身をさらせ。
 しかしその花は硬く、地上にて開くことは無い。
 されど星のくびきから放たれた時、豊穣なる輝きで夢を癒す」

その時、ロロが持っていたヒカリサクラのつぼみが輝きだし、……花が、咲いた。
それに呼応するかのように、彼女は目を覚ました。
星のくびき、それはつまり重力。
地上を離れて月に来たことで、月面の小さい重力で花びらの負担が軽くなって花開いた、らしい。

ロケットに乗って、地上へ帰る一同。

パンゴは、1人息子・ボリスを治す方法を手に入れ、愛する家族のもとへ。
ガンツは、いつもどおり賞金稼ぎとして放浪の旅へ。

クロノアのメダルは、チップルたちの前で浮かれすぎていたからか、元のブランクへ戻っていた。
でも、いつか冒険に出ればいいだけだ、と、いつもどおり友人達と遊ぶのだった。

一歩前に進む力さえあれば、いつでもヒーローになれると信じて。



おしまい。

最終更新:2008年03月21日 02:13